JP2016025047A - 誘導加熱調理器 - Google Patents

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Abstract

【課題】プレートの亀裂や隙間からプレート下方に水や煮汁入っても、直接加熱コイルの端子接続部に掛からない構造とする事で、信頼性の向上を図る。
【解決手段】本体2と、本体2の上面に設けられ被加熱物12を載置するプレート3と、プレート3の下方に配置され端子接続部30を有し被加熱物12を加熱する加熱コイル13と、プレート3の下方に設けられ端子接続部30の上方を覆う保持部材29とを備えた誘導加熱調理器において、保持部材29には、プレート3より漏れてきた水を受け止める凹部形状の水受部29aと、前記水を本体2の外側に排出するための水排出穴29bと、前記水を排出穴29bに導くための凹部状の水流路29cと、プレート3と接着するためのフランジ部29dとを設けたものである。
【選択図】 図4

Description

本発明は、安全性を更に向上させた誘導加熱調理器に関するものである。
特許文献1には、箱体に制御回路部と接続端子台を備え、箱体の上部に設けた加熱コイルと遮蔽体の下方に設けた接続端子台とを接続するために、遮蔽体に貫通穴を設け、この貫通穴に加熱コイル端子の接続部を通して接続端子台に接続し、この貫通穴には上部から滴下する液体が接続端子台へ侵入しないように防水カバーで覆った誘導加熱調理器が開示されている。
また、同文献では、前記貫通穴を通した加熱コイル端子の接続部(リード線)を、一度、接続端子台より下方へ導いた後に、上向きに折り曲げ、下から上向きの状態で接続端子台に接続し(同文献の図2)、加熱コイル端子の接続部(リード線)を伝わって流れてきた水滴が接続端子台へ流れないようにしている。
特開平11−339944号公報
特許文献1の誘導加熱調理器では、貫通穴を通した加熱コイル端子の接続部(リード線)を伝わって水が接続端子台へと流れないように、熱コイル端子の接続部(リード線)を一度、接続端子台より下方へ導いた後に、上向きに折り曲げ、下から上向きの状態で接続端子台に接続するように、作業者による複雑な後加工が必要となり、組立作業効率が悪化するという課題があった。
本発明は、上述の課題を解決するためになされたもので、本体と、該本体の上面に設けられ被加熱物を載置するプレートと、該プレートの下方に配置され端子接続部を有し前記被加熱物を加熱する加熱コイルと、前記プレートの下方に設けられ前記端子接続部の上方を覆う保持部材とを備えた誘導加熱調理器において、前記保持部材には、前記プレートより漏れてきた水を受け止める凹部形状の水受部と、前記水を前記本体の外側に排出するための水排出穴と、前記水を前記排出穴に導くための凹部状の水流路と、前記プレートと接着するためのフランジ部とを設けたものである。
本発明の加熱調理器によれば、プレートの下面に水や煮汁が入っても、加熱コイルの端子接続部に水が掛からないようにできる。
一実施例のビルトイン型の誘導加熱調理器をシステムキッチンに収納した斜視図である。 同誘導加熱調理器の上面を示す説明図である。 一実施例の誘導加熱調理器の側面から見た内部構造を示す断面図である。 一実施例の誘導加熱調理器のプレートを枠体から外した状態において、端子接続部を覆う保持部材に水受部を設けた上面図である。 従来の導加熱調理器のプレートを枠体から外し、加熱コイルが見える状態を示した説明図である。
以下、一実施例の誘導加熱調理器を添付図面に従い説明する。
図1〜図4において、誘導加熱調理器の本体2は、システムキッチン1の上面から落とし込んで設置することで組み込まれる。調理を行う際の調理鍋12(被加熱物)は、本体2の上面に配置された耐熱ガラス等からなるプレート3上に載置される。調理鍋12は、プレート3に描かれた載置部6に載置されることで、載置部6の下方に設けられた加熱コイル13によって加熱可能となる。載置部6は、本体2上面のプレート3の上面手前に載置部右6aと載置部左6bが配置され、これら両載置部6a,6bの間の奥(中央後部)に載置部中央6cが配置されている。載置部中央6cは、位置的に手の届きにくい場所である。このため、載置部中央6cで行う調理の種類は調理者があまり手を動かさなくてもよい調理等、主に煮込みや保温などの調理に適している。載置部中央6cに設置する加熱コイル中央13cの火力を、載置部右6a、および載置部左6bに対応して設置されている加熱コイル右13a、および加熱コイル左13bより弱くし、消費電力が小さくなるように設定されている。プレート3の周囲端面を保護するために枠体14が設けられている。枠体14はプレート3の外周を保護するためのものである。
加熱コイル13の電力の制御は、プレート3の手前側に設けられ、操作部のひとつでありメニューや火力を設定する上面操作部9によって行われる。調理鍋12を置く載置部右6a、載置部中央6c、載置部左6bに対応して、右から上面操作部右9a、上面操作部中央9c、上面操作部9bが配置されている。さらに上面操作部9の後方には、上面操作部9に連動して、右から上面表示部右10a、上面表示部中央10c、上面表示部左20bが配置されている。これは、操作者が直感的に調理鍋12と上面操作部9との関係を理解できるような配置である。
本体2内部には、発熱部材である加熱コイルユニット25や各電子部品が設けられており、これらを冷却するために本体2の外部から空気を吸い込むための吸気口7が設けられている。この吸気口7は、図1、2等では本体2上面の枠体14後方の左側に位置する排気口8に向かって風が流れるようになっているが、本体前側や底面側でもよい。この吸気口7から吸入した空気は、本体2内部で発熱する後述する加熱コイルユニット25や各電子部品を冷却した後に、排気口8から本体2外に排出される。また、この排気口8からは、ロースター4の廃熱も同時に排出される。
ロースター4は魚やピザを焼くためのもので、本体2前面部の左側に配置されている。ロースター4の電力の制御は、ロースター4の右側に設けられ、操作部のひとつでありメニューや火力を設定するロースター操作部15によって行われる。それと連動し、ロースター操作部15の前方にはロースター表示部15aが配置されている。本実施例ではロースター4は本体2前面に向かって左側に配置されているが、右側でも良い。また魚焼き専用ではないので、このロースター4をグリルもしくはオーブンと呼ぶこともある。
図3は同誘導加熱調理器の側面から見た内部構造を示す断面図である。16と17は加熱コイル13を励磁するインバータ基板であり、基板の発熱素子には、冷却を効率良く行うための放熱フィン22,23が載置され、冷却ファン20の送風によって冷やされる。基板ケース15の最下部には、左右の加熱コイル13a,13bを駆動するインバータを搭載した左右インバータ基板16が配置され、その上段には、加熱コイル中央13cを駆動する中央インバータ基板17が配置されている。また左右インバータ基板16には、加熱コイル右13aと加熱コイル左13bを駆動するための電子部品が搭載されている。
また、極端に発熱しない回路の一部品、大電流を通電しない部品、加熱調理器のシステム全体を取りまとめる制御回路、およびインバータ回路の制御部を搭載した制御基板19が基板ケース15の上方に設置される。制御基板19は前記上面操作部9から火力設定に応じて、前記インバータ基板に搭載されたインバータを制御して加熱コイル13に供給する電力を制御している。
次に、図4と図5を用いて、本実施例の構成と従来の構成の違いを詳細に説明する。
図5に示すように、調理鍋12を加熱する加熱コイルユニット25は、加熱コイル13とコイルベース24と端子接続部30、および加熱コイル13の裏面に配置されるフェライト(図示せず)から構成されている。加熱コイルユニット25は、各載置部6のプレート3の下方にあって、プレート3と加熱コイル13との間に一定の隙間が開くように設置されている。この隙間は、後述する送風ファン20による冷却風が流れるようにするためである。なお、載置部右6aの下方には加熱コイルユニット右25aが、載置部左の下方には加熱コイルユニット左25bが、載置部中央6cの下方には加熱コイル中央25cが設けられており、以下ではこれらを総称して加熱コイルユニット25と称する。
加熱コイル13の巻き線は、表皮効果を抑制するためリッツ線を採用している。リッツ線は、コイルベース24に設けた端子接続部30に巻き始めと巻き終わりを接続して巻回し、端子接続部30と後述する左右インバータ基板16、中央インバータ基板17との間に電力を供給するリード線で結ばれている。加熱コイル13には端子接続部30を介して数十kHz、数百Vの交流電力が供給される。
コイルベース24は、加熱コイル13を下から固定すると共に、コイルベース24にはフェライト(図示せず)が埋設されている。
鍋の温度検知は、加熱コイル13に埋設された温度検知素子21によっておこなわれる。調理鍋12の温度はプレート3を介して間接的な温度が検出される。
次に、従来の保持部材100(図5)について説明する。枠体14は、プレート3の外周を保護し、枠体14の下部に設けた固定金具29a(図3)にて本体2上部と嵌着させるものである。従来の保持部材100は、枠体14の変形を防止しプレート3の下面を保持するために、特にプレート3の左右両側と後ろ側の略コの字形状に設けられ、また、ねじれ防止用に各角部の内側に補強部100aが設けられ、プレート3の略中央部にはプレート3を保持する保持部材が設けられていない。そのため、プレート3の中央付近でプレート3が割れると、その割れはプレート3全体に広がりやすく、またプレート3の中央付近が割れるとコイルベース24の端子接続部30が露出するため、水が漏れた場合は被害が大きくなる。
これに対し、図4に示す本実施例では、保持部材29の設ける位置は、本体2の上下方向に対して、端子接続部30の上部に位置するように設け、また形状は、プレート3と略同じ大きさの面積から各加熱コイルユニット25が収まる領域を略取り除いた形状に、端子接続部30覆う位置に、漏れてきた水を受け止める凹部形状の水受部29aと、水を本体2の外側に排出するための水排出穴29bと、水を排出穴29bに導くための凹部状の水流路29cと、プレート3とシリコーン接着剤などで固定するためのフランジ部29dを設けている。
フランジ部29dを加熱コイル13近傍に設けたことで、載置部6の近傍を鍋などによって衝撃を与えた場合でもプレート3は割れにくく、また、載置部6近傍でプレート3が割れた場合でも、フランジ部29dで割れの進行を防止でき、また割れたプレート3を保持できる。さらに、プレート3の割れ部分から水が浸入した場合でも、大きく設けた水受部29aが端子接続部30を覆っているので、端子接続部30や制御基板19に侵入した水が掛からないようにすることができる。
1 システムキッチン
2 本体
3 プレート
12 調理鍋
13 加熱コイル
14 枠体
19 制御基板
21 温度検知素子
25 加熱コイルユニット
29 保持部材
29a 水受部
29b 水排出穴
29c 水流路
29d フランジ部
30 端子接続部

Claims (1)

  1. 本体と、該本体の上面に設けられ被加熱物を載置するプレートと、該プレートの下方に配置され端子接続部を有し前記被加熱物を加熱する加熱コイルと、前記プレートの下方に設けられ前記端子接続部の上方を覆う保持部材とを備えた誘導加熱調理器において、前記保持部材には、前記プレートより漏れてきた水を受け止める凹部形状の水受部29aと、前記水を前記本体の外側に排出するための水排出穴29bと、前記水を前記排出穴29bに導くための凹部状の水流路29cと、前記プレートと接着するためのフランジ部とを設けたことを特徴とする誘導加熱調理器。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN109099464A (zh) * 2018-07-26 2018-12-28 芜湖凌梦电子商务有限公司 燃气灶

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