JP2016024650A - 携帯機 - Google Patents

携帯機 Download PDF

Info

Publication number
JP2016024650A
JP2016024650A JP2014148706A JP2014148706A JP2016024650A JP 2016024650 A JP2016024650 A JP 2016024650A JP 2014148706 A JP2014148706 A JP 2014148706A JP 2014148706 A JP2014148706 A JP 2014148706A JP 2016024650 A JP2016024650 A JP 2016024650A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
touch
touch operation
switch
detection area
operated
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2014148706A
Other languages
English (en)
Inventor
誠也 村瀬
Seiya Murase
誠也 村瀬
竜太 渥美
Ryuta Atsumi
竜太 渥美
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Tokai Rika Co Ltd
Toyota Motor Corp
Original Assignee
Tokai Rika Co Ltd
Toyota Motor Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Tokai Rika Co Ltd, Toyota Motor Corp filed Critical Tokai Rika Co Ltd
Priority to JP2014148706A priority Critical patent/JP2016024650A/ja
Publication of JP2016024650A publication Critical patent/JP2016024650A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • User Interface Of Digital Computer (AREA)

Abstract

【課題】タッチ操作の誤判定を防止できる他、タッチ操作できるようになるまでの待機時間を短縮することが可能な携帯機を提供すること。【解決手段】筐体2の操作面3を手前に向けて右手の親指で起動スイッチ7を操作し、且つ、右手の人差し指で起動スイッチ9を操作したとき、筐体2の操作面3のうちタッチ操作の検出エリア5と親指と人差し指との間には空間ができる。つまり、片手で筐体2を握りそれぞれの起動スイッチ7、9を共に操作したとき、タッチ操作の検出エリア5への接触のない状況が担保される。かかる前提のもと、それぞれの起動スイッチ7、9が共に操作されたときのタッチスイッチ4による検出容量から即座に基準値が生成され、その基準値に対する変化分を基にタッチ操作の判定が行われる。【選択図】図1

Description

本発明は、ユーザが所持する携帯機に関する。
特許文献1には、タッチスイッチを備えた携帯機が開示されている。静電容量式のタッチスイッチを備えたものでは、センサ電極の寄生容量又はセンサ感度の温度変化又は製造上のばらつき等により、センサ検出容量値がばらつく。このため、非タッチ時の検出容量から基準値を生成し、その基準値に対する変化分を基にタッチ操作の判定を行う。
特開2014−49027号公報
使用上、非タッチ状態にあるか否かを規定し難い携帯機では、意図しないタッチ時にも基準値が生成され得るため、タッチ操作を誤判定してしまう。また、誤判定を防ぐために、起動後一定時間容量をモニタして最小値或いは平均値から基準値を生成する場合には、起動後タッチ操作できない時間が生じて煩わしい。
本発明は、このような問題点に着目してなされたものであって、その目的は、タッチ操作の誤判定を防止できる他、タッチ操作できるようになるまでの待機時間を短縮することが可能な携帯機を提供することにある。
上記課題を解決する携帯機は、ユーザが所持する携帯機において、静電容量式のタッチスイッチによるタッチ操作の検出エリアが設定された操作面を有する筐体を備え、前記タッチ操作の検出エリアを跨ぐ前記筐体の両側面に起動スイッチを設け、それぞれの起動スイッチが共に操作されたときの前記タッチスイッチによる検出容量から基準値を生成し、その基準値に対する変化分を基にタッチ操作の判定を行うタッチ操作判定手段を備えることをその要旨としている。
この構成によれば、タッチ操作の検出エリアを跨ぐ筐体の両側面に設けられた2つの起動スイッチが共に操作された状況を想定すると、例えば、筐体を握る右手の親指と人差し指とで2つの起動スイッチが操作され、このとき、筐体の操作面のうちタッチ操作の検出エリアと親指と人差し指との間には空間ができる。つまり、タッチ操作の検出エリアへの接触のない状況が担保され、このときの検出容量から即座に基準値を生成できるとともに、その基準値に対する変化分を基にタッチ操作の判定を行える。したがって、タッチ操作の誤判定を防止できる他、タッチ操作できるようになるまでの待機時間を短縮することができる。
上記携帯機について、前記タッチ操作の検出エリアが設定された前記筐体の操作面を正面から見て、一方の起動スイッチと他方の起動スイッチとを結ぶ線分の中央が前記タッチ操作の検出エリアの中心に一致することとしてもよい。
この構成によれば、2つの起動スイッチとタッチ操作の検出エリアが一直線上に配置されるので、それぞれの起動スイッチを親指と人差し指とで操作した際、その中間位置にあるタッチ操作の検出エリアと親指と人差し指との間には自ずと空間ができる。したがって、タッチ操作の検出エリアへの接触のない状況が担保され易い。尚、本構成とは異なり、2つの起動スイッチを結ぶ線分とは一致せず且つ当該線分に平行な直線上に中心を持つタッチ操作の検出エリアが筐体の操作面に設定された構成では、それぞれの起動スイッチを親指と人差し指とで操作した際、手のひらがタッチ操作の検出エリアに触れる可能性が高まる。
上記携帯機について、少なくとも一方の起動スイッチは押圧操作式のメカスイッチであることとしてもよい。
この構成によれば、少なくとも一方の起動スイッチを押圧操作し、且つ、他方の起動スイッチを操作しない限り、基準値は生成されない。したがって、意図せず両方の起動スイッチが共に操作される誤操作が起こり難い。
上記携帯機について、それぞれの起動スイッチは操作方向が異なることとしてもよい。
この構成によれば、それぞれの起動スイッチを異なる方向から操作しない限り、基準値は生成されない。したがって、意図せず両方の起動スイッチが共に操作される誤操作が起こり難い。
上記携帯機について、それぞれの起動スイッチは操作方向が互いに逆の方向であることとしてもよい。
この構成によれば、それぞれの起動スイッチを互いに逆の方向から操作しない限り、基準値は生成されない。したがって、意図せず両方の起動スイッチが共に操作される誤操作が起こり難い。
本発明によれば、タッチ操作の誤判定を防止できる他、タッチ操作できるようになるまでの待機時間を短縮することができる。
携帯機の外観を示す図。 携帯機の構成を示すブロック図。 携帯機の使用状態を示す斜視図。 携帯機の動作を示すフローチャート。 比較例1の動作を示す図。 比較例2の動作を示す図。 比較例3の携帯機を示す正面図。 比較例3の携帯機の使用状態を示す斜視図。
以下、携帯機の一実施の形態について説明する。
図1に示すように、携帯機1は、略直方体をなす箱形の筐体2を備え、その筐体2が有する6つの面のうち操作面3には、静電容量式のタッチスイッチ4によるタッチ操作の検出エリア5が設定されている。タッチ操作の検出エリア5を跨ぐ筐体2の両側面には、一側面6に起動スイッチ7が設けられるとともに、他側面8に起動スイッチ9が設けられている。筐体2の操作面3を正面から見て、起動スイッチ7は左側から右側に向かって操作される押圧操作式のメカスイッチであり、一方、起動スイッチ9は右側から左側に向かって操作される押圧操作式のメカスイッチである。つまり、各起動スイッチ7、9は共に筐体2の外側から内側に向かって互いに逆の方向から操作される。起動スイッチ7と起動スイッチ9とを結ぶ線分Lの中央がタッチ操作の検出エリア5の中心Oに一致している。
図2に示すように、携帯機1は、タッチ操作の判定を行う制御回路10を備え、この制御回路10に上記タッチスイッチ4及び上記各起動スイッチ7、9が電気的に接続されている。制御回路10は、2つの起動スイッチ7、9が共に操作されたときのタッチスイッチ4による検出容量から基準値を生成し、その基準値に対する変化分を基にタッチ操作の判定を行う。制御回路10はタッチ操作判定手段に相当する。
次に、携帯機1の作用について説明する。
図3に示すように、筐体2の操作面3を手前に向けて右手の親指で起動スイッチ7を操作し、且つ、右手の人差し指で起動スイッチ9を操作したとき、筐体2の操作面3のうちタッチ操作の検出エリア5と親指と人差し指との間には空間ができる。つまり、片手で筐体2を握りそれぞれの起動スイッチ7、9を共に操作したとき、タッチ操作の検出エリア5への接触のない状況が担保される。
図4に示すように、かかる前提のもと、それぞれの起動スイッチ7、9が共に操作されたときのタッチスイッチ4による検出容量から即座に基準値が生成され、その基準値に対する変化分を基にタッチ操作の判定が行われる。
図5に示すように、比較例1では、意図しないタッチ時の検出容量から基準値が生成され得るため、後にタッチしても、基準値に対する変化分が無く、タッチ操作を検出できない。これに対し本例では、それぞれの起動スイッチ7、9が共に操作されたことにより、タッチ操作の検出エリア5への接触のない状況が担保され、このときの検出容量から基準値が生成されるため、後にタッチした場合、基準値に対する変化分が有り、タッチ操作を検出できる。
図6に示すように、別の比較例2では、起動後一定時間容量をモニタして検出容量の最小値から基準値を生成するため、タッチ操作できない待機時間が生じる。これは、意図しないタッチは一時的なことに過ぎず、やがて非タッチの状態となったときの低い検出容量から基準値を生成すれば、意図しないタッチの影響を最小限にできることを狙っている。これに対し本例では、それぞれの起動スイッチ7、9が共に操作されたことにより、タッチ操作の検出エリア5への接触のない状況が担保されるので、このときの検出容量から即座に基準値を生成できる。
図7に示すように、さらに別の比較例3では、2つの起動スイッチ17、19を結ぶ線分Mとは一致せず且つ当該線分Mに平行な直線N上に中心Pを持つタッチ操作の検出エリア15が筐体12の操作面13に設定された携帯機11が想定される。
図8に示すように、この場合、それぞれの起動スイッチ17、19を親指と人差し指とで操作した際、手のひらがタッチ操作の検出エリア15に触れる可能性が高まる。これに対し本例では、2つの起動スイッチ7、9とタッチ操作の検出エリア5が一直線上に配置されるので、それぞれの起動スイッチ7、9を親指と人差し指とで操作した際、その中間位置にあるタッチ操作の検出エリア5と親指と人差し指との間には自ずと空間ができる。
以上説明したように、本実施の形態によれば、以下の効果を奏することができる。
(1)タッチ操作の検出エリア5を跨ぐ筐体2の両側面に設けられた2つの起動スイッチ7、9が共に操作された状況を想定すると、例えば、筐体2を握る右手の親指と人差し指とで2つの起動スイッチ7、9が操作され、このとき、筐体2の操作面3のうちタッチ操作の検出エリア5と親指と人差し指との間には空間ができる。つまり、タッチ操作の検出エリア5への接触のない状況が担保され、このときの検出容量から即座に基準値を生成できるとともに、その基準値に対する変化分を基にタッチ操作の判定を行える。したがって、タッチ操作の誤判定を防止できる他、タッチ操作できるようになるまでの待機時間を短縮することができる。
(2)2つの起動スイッチ7、9とタッチ操作の検出エリア5が一直線上に配置されるので、それぞれの起動スイッチ7、9を親指と人差し指とで操作した際、その中間位置にあるタッチ操作の検出エリア5と親指と人差し指との間には自ずと空間ができる。したがって、タッチ操作の検出エリア5への接触のない状況が担保され易い。
(3)2つの起動スイッチ7、9を共に押圧操作しない限り、基準値は生成されない。したがって、意図せず両方の起動スイッチ7、9が共に操作される誤操作が起こり難い。つまり、単なるタッチ操作等とは異なる押圧操作を求めることで、しかも双方の起動スイッチ7、9にそれを求めることで、意識的にそれらを行う必要があるので、誤操作が起こり難い。尚、スライドスイッチ等と比べると押圧操作は簡単であり、操作性に優れる。
(4)それぞれの起動スイッチ7、9を異なる方向から操作しない限り、基準値は生成されない。したがって、意図せず両方の起動スイッチ7、9が共に操作される誤操作が起こり難い。
(5)それぞれの起動スイッチ7、9を互いに逆の方向から操作しない限り、基準値は生成されない。したがって、意図せず両方の起動スイッチ7、9が共に操作される誤操作が起こり難い。
尚、上記実施の形態は、次のように変更して具体化することも可能である。
・筐体2の操作面3を正面から見て、起動スイッチ7と起動スイッチ9とを結ぶ線分Lの中央が必ずしもタッチ操作の検出エリア5の中心Oに一致していなくてもよい。つまり、それらが若干ずれていても、2つの起動スイッチ7、9が共に操作されたときにタッチ操作の検出エリア5への接触のない状況が担保されていればよい。
・2つの起動スイッチ7、9が共に押圧操作式のメカスイッチである構成に限らず、少なくとも一方が押圧操作式のメカスイッチであってもよい。尚、2つの起動スイッチが共に押圧操作式のメカスイッチでなく、例えばタッチスイッチであったとしても、2つの起動スイッチを共に操作する必要がある限り、1つの起動スイッチによる構成に比べて誤操作が起こり難い。つまり、起動スイッチは押圧操作式のメカスイッチに限定されず、タッチスイッチ或いはスライドスイッチ等であってもよい。
・2つの起動スイッチ7、9は必ずしも操作方向が異なっていなくてもよい。
・2つの起動スイッチ7、9の操作方向の異なる態様は必ずしも操作方向が互いに逆の方向であることに限定されない。
・タッチ操作の検出エリア5への接触のない状況が担保される位置に3つ以上の起動スイッチを設けてもよい。
・ユーザが所持する携帯機1は車両又は建物の鍵として使われるもの或いはスマートフォン等の情報端末であってもよい。尚、比較的小型のものであれば片手で握って起動スイッチを操作した際にタッチ操作の検出エリアへの接触のない状況が担保され易く、つまり空間ができ易く好適である。
1…携帯機、2…筐体、3…操作面、4…タッチスイッチ、5…検出エリア、6…一側面、7…起動スイッチ、8…他側面、9…起動スイッチ、10…制御回路(タッチ操作判定手段)。

Claims (5)

  1. ユーザが所持する携帯機において、
    静電容量式のタッチスイッチによるタッチ操作の検出エリアが設定された操作面を有する筐体を備え、
    前記タッチ操作の検出エリアを跨ぐ前記筐体の両側面に起動スイッチを設け、それぞれの起動スイッチが共に操作されたときの前記タッチスイッチによる検出容量から基準値を生成し、その基準値に対する変化分を基にタッチ操作の判定を行うタッチ操作判定手段を備える
    ことを特徴とする携帯機。
  2. 前記タッチ操作の検出エリアが設定された前記筐体の操作面を正面から見て、一方の起動スイッチと他方の起動スイッチとを結ぶ線分の中央が前記タッチ操作の検出エリアの中心に一致する
    請求項1に記載の携帯機。
  3. 少なくとも一方の起動スイッチは押圧操作式のメカスイッチである
    請求項1又は2に記載の携帯機。
  4. それぞれの起動スイッチは操作方向が異なる
    請求項1〜3のいずれか一項に記載の携帯機。
  5. それぞれの起動スイッチは操作方向が互いに逆の方向である
    請求項1〜4のいずれか一項に記載の携帯機。
JP2014148706A 2014-07-22 2014-07-22 携帯機 Pending JP2016024650A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2014148706A JP2016024650A (ja) 2014-07-22 2014-07-22 携帯機

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2014148706A JP2016024650A (ja) 2014-07-22 2014-07-22 携帯機

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2016024650A true JP2016024650A (ja) 2016-02-08

Family

ID=55271356

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2014148706A Pending JP2016024650A (ja) 2014-07-22 2014-07-22 携帯機

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2016024650A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2018115871A (ja) * 2017-01-16 2018-07-26 株式会社東海理化電機製作所 タッチ検出装置及びタッチ検出方法

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2018115871A (ja) * 2017-01-16 2018-07-26 株式会社東海理化電機製作所 タッチ検出装置及びタッチ検出方法

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5616557B1 (ja) 電子機器および座標検出方法
JP5656307B1 (ja) 電子機器
JP6109788B2 (ja) 電子機器及び電子機器の作動方法
JP2012003404A (ja) 情報表示装置
JP6245641B2 (ja) タッチパッド入力装置およびタッチパッド制御プログラム
US10592023B2 (en) Touch display assembly, touch input unit and touch input method
WO2012111227A1 (ja) タッチ式入力装置、電子機器および入力方法
JP5736551B1 (ja) 電子機器及び制御方法
JP6122192B2 (ja) 電子機器
CN104076962A (zh) 一种触摸输入装置的状态控制方法及装置
JPWO2015174316A1 (ja) 端末、及び端末制御方法
JPWO2015011902A1 (ja) 静電容量式センサを用いた検出方法と電子機器
JP2016024650A (ja) 携帯機
TWI544353B (zh) 使用者介面的輸入控制系統及方法
US9377911B2 (en) Input device
CN201622954U (zh) 面板触控式按钮
JP2014153956A (ja) 電子機器
JP4698397B2 (ja) スイッチ装置
JP2013156694A (ja) 情報処理装置、情報処理方法およびプログラム
US10768715B2 (en) Line control device and line control method for user terminal
CN203606820U (zh) 一种带电容触摸板的投影仪
TW201535242A (zh) 手持式觸控裝置
KR20150031509A (ko) 리시버 일체형 지문센서 모듈
JP2014120953A (ja) 携帯型端末
JP6230119B2 (ja) 入力装置