JP2016024295A - 撮像装置およびカメラシステム - Google Patents

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Abstract

【課題】簡易構成であり、かつ効果的なミラーバウンド抑制が可能な撮像装置を提供すること。
【解決手段】撮像装置は、撮像光路内に位置する第1の状態と、撮像光路外に位置する第2の状態との間で回動可能なミラー部材と、ミラー部材が第1の状態のときに、ミラー部材と当接する当接部材と、ミラー部材に対して所定の間隔が形成されるようにミラー部材に取り付けられ、ミラー部材が当接部材と衝突した際に、ミラー部材の振動を抑制するバウンド抑制部材と、を有する。
【選択図】図8

Description

本発明は、例えば一眼レフカメラ等の撮像装置に関し、特に回動するミラーのバウンド現象を抑制する機構を備えた撮像装置に関する。
従来、一眼レフカメラ等のクイックリターンミラー機構では、メインミラーおよびサブミラーを撮影光学系からの光路の内外に高速で回動させる。撮影光路内において、各ミラーは、ミラーボックスに設けられたストッパに当接することで所定の停止位置に位置決めされ、ファインダ光学系や焦点検出ユニットに光を導く。
クイックリターンミラー機構においては、ミラーを撮影光路外から撮影光路内に高速回動させたときにストッパに衝突することでミラーがバウンドする現象(以下、ミラーバウンドという)が発生する。ミラーバウンドは、ファインダ像が安定するまでの時間を増加させ、焦点検出を遅らせる。
ミラーバウンドを抑制する手段として、例えば特許文献1では、可動の慣性体にミラーを接触させることで、ミラーのバウンドを減少させる構成が開示されている。また、特許文献2では、振動抑制部材がミラーバウンド時にミラーに当接し、バウンドを抑制する構成が開示されている。
特開平09−274249号公報 特開2010−160211号公報
しかしながら、特許文献1に開示された従来技術は複雑な構成のため、装置のコストアップや大型化の原因となる。また、特許文献2に開示された従来技術は簡易な構成でミラーの弾性変形振動が抑制されるが、ミラーバウンドのエネルギー消費に関する考慮がなく、バウンド抑制効果が不十分である。
このような課題を鑑みて、本発明は、簡易な構成であり、かつ効果的なミラーバウンド抑制が可能な撮像装置を提供することを目的とする。
本発明の一側面としての撮像装置は、撮像光路内に位置する第1の状態と、前記撮像光路外に位置する第2の状態との間で回動可能なミラー部材と、前記ミラー部材が前記第1の状態のときに、前記ミラー部材と当接する当接部材と、前記ミラー部材に対して所定の間隔が形成されるように前記ミラー部材に取り付けられ、前記ミラー部材が前記当接部材と衝突した際に、前記ミラー部材の振動を抑制するバウンド抑制部材と、を有することを特徴とする。
本発明によれば、簡易な構成であり、かつ効果的なミラーバウンド抑制が可能な撮像装置が提供できる。
本発明の実施形態に係るデジタル一眼レフカメラの外観斜視図である。 カメラの概略構成図である。 ミラーボックスの概略構成図である。 バウンド抑制部材を説明する図である。 サブミラー保持部材に取り付けられたバウンド抑制部材を説明する図である。 サブミラー保持部材に取り付けられたバウンド抑制部材を説明する図である。 ミラーボックスに保持されているメインミラーおよびサブミラーを説明する図である。 メインミラーおよびサブミラーがミラーダウン動作を行う様子を説明する図である。
以下、本発明の実施例について、図面を参照しながら詳細に説明する。各図において、同一の部材については同一の参照番号を付し、重複する説明は省略する。
図1は、本発明の実施形態に係るデジタル一眼レフカメラ(撮像装置、以下カメラという)の外観斜視図である。デジタル一眼レフカメラに、撮影光学系を内蔵した不図示の撮影レンズ(交換レンズ)撮影レンズユニット外観斜視図である。図1(a),(b)は、それぞれ前面側、後面側から見た図である。
カメラ本体1には、撮影時に使用者が安定して握り易いように前方に突出したグリップ部1aが設けられている。カメラ本体1と、カメラ本体1に着脱可能であり、撮影光学系を内蔵した撮影レンズユニット(交換レンズユニット)によりカメラシステムが構成される。マウント部2は、撮影レンズユニットをカメラ本体1に固定させる。マウント接点2aは、カメラ本体1と撮影レンズユニットとの間で制御信号、状態信号、データ信号などを介在するとともに、撮影レンズユニット側に電力を供給する機能を有する。また、マウント接点2aは、電気通信のみならず、光通信、音声通信などを可能なように構成してもよい。レンズロック解除ボタン3は、撮影レンズユニットをカメラ本体1から取り外す際に押し込む。
カメラ本体1の上部のグリップ部1a側には、シャッタボタン4、メイン操作ダイヤル5、上面動作モード設定ボタン6、LCD表示パネル7が配置されている。シャッタボタン4は、第1ストロークでスイッチSW1がONし、第2ストロークでスイッチSW2がONする構成となっており、撮影開始の起動スイッチとして機能する。メイン操作ダイヤル5は、撮影時の動作モードに応じてシャッタスピードやレンズ絞り値を設定する。上面動作モード設定ボタン6は、シャッタボタン4の1回の押込みで連写になるか1コマのみの撮影となるかの設定や、セルフ撮影モードの設定などを行う。LCD表示パネル7は、これらの操作部材の操作結果の一部を表示する。また、カメラ本体1に対してポップアップするストロボユニット8、フラッシュ取付け用のシュー溝9、フラッシュ接点10、撮影モード設定ダイヤル11が配置されている。
カメラ本体1のグリップ部1aに対して反対側の側面には、開閉可能な外部端子蓋12が設けられている。外部端子蓋12を開けた内部には、外部インタフェースとしてビデオ信号出力用ジャックとUSB出力用コネクタが納められている。
カメラ本体1の背面側には、上方にファインダ接眼窓13が設けられ、中央付近に画像表示可能なカラー液晶モニタ14が設けられている。カラー液晶モニタ14の横に配置されたサブ操作ダイヤル15は、メイン操作ダイヤル5の機能の補助的役割を担い、例えばカメラのAEモードでは自動露出装置により算出された適正露出値に対する露出補正量を設定するために使用される。あるいは、シャッタスピードとレンズ絞り値の各々を使用者の意志によって設定するマニュアルモードにおいて、メイン操作ダイヤル5でシャッタスピードを設定し、サブ操作ダイヤル15でレンズ絞り値を設定するように使用される。また、サブ操作ダイヤル15は、カラー液晶モニタ14に表示される撮影済み画像の表示選択にも用いられる。メインスイッチ16は、カメラの動作を起動もしくは停止する。
図2は、カメラの概略構成図である。ミラーボックス500は、メインミラー501およびサブミラー503を有する。図2(a)は、撮影レンズ200から撮像素子24に向かう撮像光路内にメインミラー501およびサブミラー503が位置するミラーダウン状態(第1の状態)を示している。メインミラー501およびサブミラー503がミラーダウン状態となるとき、メインミラー501は撮影光束を透過および反射する。メインミラー501で反射した撮影光束は、ファインダ光学系35のペンタプリズム18に導かれる。メインミラー501を透過した撮影光束は、サブミラー503で反射し、焦点検出センサユニット17に入射する。図2(b)は、メインミラー501およびサブミラー503が撮像光路外に位置するミラーアップ状態(第2の状態)を示している。メインミラー501およびサブミラー503がミラーアップ状態となるとき、撮影光束は撮像素子24に入射する。メインミラー501およびサブミラー503は、ミラーダウン状態とミラーアップ状態との間で回動可能である。
図3は、ミラーボックス500の概略構成図である。メインミラー501は、メインミラー保持部材502に保持されている。メインミラー保持部材502に設けられた軸502aは、ミラーボックス500に回動可能に軸支されている。メインミラー501とメインミラー保持部材502によって、本実施形態のメインミラー部材を構成する。
サブミラー503は、サブミラー保持部材504に保持されている。サブミラー保持部材504に形成された穴504aは、メインミラー保持部材502の軸502bにより、回動可能に軸支されている。サブミラー503とサブミラー保持部材504によって、本実施形態のサブミラー部材を構成する。
メインミラー角度決め部材508、サブミラー角度決め部材(当接部材)507は、ミラーボックス500に固定されている。
図4は、バウンド抑制部材509を説明する図である。図4(a)は、バウンド抑制部材509を正面から見た図である。図4(b)は、バウンド抑制部材509を側面から見た図である。図4に示すように、バウンド抑制部材509は、弾性変形可能な板バネ部(弾性変形部)509a、おもり部509bおよび取り付け部509cを備えている。バウンド抑制部材509の取り付け部509cは、サブミラー保持部材504の腕部504bに取り付けられる。
図4(a)に示すように、板バネ部509aは、取り付け部509cから延出して形成されている。板バネ部509aには、折り曲げ部509a1が形成されている。おもり部509bは、板バネ部509aの先端に固定されている。取り付け部509cには、第1の取り付け面509c1、第2の取り付け面509c2および第3の取り付け面509c3が形成されている。第1の取り付け面509c1と第2の取り付け面509c2とが互いに向かい、第3の取り付け面509c3が、第1の取り付け面509c1および第2の取り付け面509c2と直交するように、形成されている。第2の取り付け面509c2には、第1の穴部509c4が形成されている。第2の穴部509c5は、第1の取り付け面509c1および第3の取り付け面509c3にまたがるように形成されている。
バウンド抑制部材509がサブミラー保持部材504に取り付けられると、バウンド抑制部材509は2種類の運動をすることで、サブミラー保持部材504のバウンドを低減させる。バウンド抑制部材509の2種類の運動の1つが、図4(c)に示す搖動運動である。板バネ部509aの前端にはおもり部509bが固定されているので、図4(c)に示すように、板バネ部509aは、折り曲げ部509a1を中心として矢印R方向に搖動運動する。
バウンド抑制部材509の2種類の運動のもう1つが、図4(d)に示すスライド運動である。後述すように、バウンド抑制部材509は、腕部504bに対してわずかにスライドするように、サブミラー保持部材504の腕部504bに取り付けられている。これによって、バウンド抑制部材509は、バウンド抑制部材509全体が腕部504bに対して、図4(d)に示す矢印Xおよび矢印Y方向にわずかにスライド運動することができる。
図5は、サブミラー保持部材504に取り付けられたバウンド抑制部材509を説明する図である。図5(a)は、腕部504bにバウンド抑制部材509が取り付けられたサブミラー保持部材504を正面から見た図である。図5(b)は、バウンド抑制部材509が取り付けられたサブミラー保持部材504の腕部504bを図5(a)のVIEW_Aから見た断面図である。図5(c)は、図5(b)の一点鎖線円で示すA部を拡大した図である。図5(d)は、バウンド抑制部材509が取り付けられたサブミラー保持部材504の腕部504bを図5(a)のVIEW_Bから見た図である。
図5(a)〜(d)に示すように、バウンド抑制部材509は、第1の取り付け面509c1および第2の取り付け面509c2によって、腕部504bを挟み込むように、サブミラー保持部材504の腕部504bに取り付けられている。また、このとき、腕部504bは、板バネ部509aの基端と第3の取り付け面509c3によっても挟み込まれる。
バウンド抑制部材509がサブミラー保持部材504の腕部504bに取り付けられると、第1の取り付け面509c1が腕部504bの外側面に係合し、第2の取り付け面509c2が腕部504bの内側面に係合する。このとき、バウンド抑制部材509の第1の穴部509c4の内側に、サブミラー保持部材504の第1の突起部504b1が露出する。図5(c)に示すように、第1の穴部509c4と第1の突起部504b1との間には、わずかな隙間1001〜1003が形成される。図5(d)に示すように、サブミラー保持部材504の腕部504bには、バウンド抑制部材509の搖動運動を規制する規制突起504b3が形成されている。バウンド抑制部材509が搖動運動をするとき、板バネ部509aが規制突起504b3に当接することで、バウンド抑制部材509の搖動運動を規制することができる。バウンド抑制部材509が搖動運動をしていないとき、板バネ部509aは規制突起504b3に接触しない。
図6は、サブミラー保持部材504に取り付けられたバウンド抑制部材509を説明する図である。図6(a)は、腕部504bにバウンド抑制部材509が取り付けられたサブミラー保持部材504を背面から見た図である。図6(b)は、図6(a)の一点鎖線円で示すB部を拡大した図である。図6(c)は、サブミラー保持部材504の背面に減衰部材(固定部材)505を取り付ける様子を説明する図である。
図6(a)に示すように、サブミラー保持部材504の背面には、サブミラー保持部材504がミラーダウン状態となるとき、サブミラー角度決め部材507が当接する当接部504cが形成されている。
本実施形態では、サブミラー保持部材504のバウンド抑制部材509が取り付けられていない側に、サブミラー角度決め部材507が当接する当接部504cを形成している。これは、サブミラー保持部材504がミラーダウン状態となるとき、サブミラー保持部材504のうち、当接部504cが形成されていない側の方が、当接部504cが形成されている側よりも、バウンドが収まるまでの時間が長くなるからである。
図6(a)〜(c)に示すように、第3の取り付け面509c3がサブミラー保持部材504の背面に係合する。このとき、バウンド抑制部材509の第2の穴部509c5の内側に、サブミラー保持部材504の第2の突起部504b2が露出する。図6(b)に示すように、第2の穴部509c5と第2の突起部504b2との間には、わずかな隙間1004〜1006が形成される。
図6(c)に示すように、バウンド抑制部材509がサブミラー保持部材504の腕部504bに取り付けられた後、粘着性を有する減衰部材505が、サブミラー保持部材504の背面に接着されている。減衰部材505は、サブミラー保持部材504の撮影光束の入射面とは反対側の面(裏面)に取り付けられている。減衰部材505は、サブミラー保持部材504の裏面の反射を防止する。
前述したように、バウンド抑制部材509は、サブミラー保持部材504に対して、隙間1001〜1006を持って取り付けられている。すなわち、バウンド抑制部材509は、サブミラー保持部材504に対して所定の間隔が形成されるようにサブミラー保持部材504に取り付けられている。これによって、バウンド抑制部材509は、サブミラー保持部材504に対して、隙間1001〜1006の分だけわずかにスライド運動することができる。
なお、サブミラー保持部材504の背面には、減衰部材505が貼着されているが、減衰部材505によって、バウンド抑制部材509のスライド運動が阻害されることはない。
図7は、ミラーボックス500に保持されているメインミラー501およびサブミラー503を説明する図である。図7(b)は、メインミラー501およびサブミラー503を正面から見た図、図7(a)は図7(b)のVIEW_Cから見た図、図7(c)は図7(b)のVIEW_Dから見た図である。
図7(c)に示すように、メインミラー保持部材502は、メインミラー保持部材502のメインミラー角度決め部502dとメインミラー角度決め部材508が当接してミラーダウン状態で停止する。
また、図7(a)に示すように、サブミラー保持部材504の当接部504cとサブミラー角度決め部材507が当接してミラーダウン状態で停止する。図7(a),(b)に示すように、メインミラー角度決め部材508は、サブミラー角度決め部材507が配置されている側とは反対側に、配置されている。図7(c)に示すように、メインミラー角度決め部材508が配置されている側と、バウンド抑制部材509が取り付けられている側は、同じ側となっている。
図8は、メインミラー501およびサブミラー503がミラーダウン動作を行う様子を説明する図である。図8(a)は、メインミラー501およびサブミラー503のミラーアップ状態を示している。図8(b)は、メインミラー501およびサブミラー503がミラーダウン動作を開始した状態を示している。図8(c)は、メインミラー501およびサブミラー503がミラーダウン状態となり、サブミラー保持部材504がバウンドし、バウンド抑制部材509が搖動運動とスライド運動をしている状態を示している。図8(d)は、バウンド抑制部材509が搖動運動とスライド運動が終わり、サブミラー保持部材504のバウンドが収束した状態を示している。
図8(c)に示すように、サブミラー保持部材504の当接部504cがサブミラー角度決め部材507に衝突すると、サブミラー保持部材504がサブミラー保持部材504の回転中心である軸502bを中心として往復回動を繰り返す。すなわち、ミラーバウンド現象が発生する。
このとき、バウンド抑制部材509は、板バネ部509aがR方向に搖動運動するとともに、バウンド抑制部材509全体が腕部504bに対して、矢印Xおよび矢印Y方向にわずかにスライド運動する。このとき、板バネ部509aの搖動運動は、規制突起504b3によって振幅が規制される。
バウンド抑制部材509の搖動運動およびスライド運動によって、ミラーバウンド現象で発生した運動エネルギーを消費できる。これによって、サブミラー503を迅速にミラーダウン位置に静止させることが可能となる。
さらに、本実施形態では、減衰部材505がバウンド抑制部材509を挟むようにしてサブミラー保持部材504に固着されているため、減衰部材505がバウンド抑制部材509の運動エネルギーを減衰させることが可能となっている。その結果、ミラーバウンド現象の減衰をさらに早めることを可能にしている。また、減衰部材505は、サブミラー保持部材504の背面およびバウンド抑制部材509の裏面の反射を防止する機能を果たす。
板バネ部509aの搖動運動の振動位相と、ミラーバウンド現象の振動位相が逆位相であり、振動周期が等しければ、運動エネルギーの消費は効率良く行われるため、ミラーバウンド現象をより早く収束させることができる。板バネ部509aの振動位相が、ミラーバウンド現象の振動位相が逆位相で、かつ振動周期が等しくなるように、板バネ部509aのばね定数およびおもり509bの質量などを設定している。
以上、本発明の好ましい実施形態について説明したが、本発明はこれらの実施形態に限定されず、その要旨の範囲内で種々の変形及び変更が可能である。
1 デジタル一眼レフカメラ(撮像装置)
200 撮像レンズ(撮像光学系)
503 サブミラー(ミラー部材)
504 サブミラー保持部材(ミラー部材)
507 サブミラー角度決め部材(当接部材)
509 バウンド抑制部材

Claims (10)

  1. 撮像光路内に位置する第1の状態と、前記撮像光路外に位置する第2の状態との間で回動可能なミラー部材と、
    前記ミラー部材が前記第1の状態のときに、前記ミラー部材と当接する当接部材と、
    前記ミラー部材に対して所定の間隔が形成されるように前記ミラー部材に取り付けられ、前記ミラー部材が前記当接部材と衝突した際に、前記ミラー部材の振動を抑制するバウンド抑制部材と、を有することを特徴とする撮像装置。
  2. 前記バウンド抑制部材を挟むように、前記ミラー部材に固着された固定部材を更に有することを特徴とする請求項1に記載の撮像装置。
  3. 前記固定部材は、前記ミラー部材の入射面とは反対側の面に固着されていることを特徴とする請求項2に記載の撮像装置。
  4. 前記固定部材は、前記反対側の面の反射を防止することを特徴とする請求項3に記載の撮像装置。
  5. 前記バウンド抑制部材は、前記ミラー部材の前記当接部材と当接する位置に対して、前記光路を挟んで反対側に取り付けられていることを特徴とする請求項1から4のいずれか1項に記載の撮像装置。
  6. 前記バウンド抑制部材は、前記ミラー部材が前記当接部材と衝突した際に弾性変形可能な弾性変形部と、前記ミラー部材の振動を抑制するためのおもりと、を有することを特徴とする請求項1から5のいずれか1項に記載の撮像装置。
  7. 前記ミラー部材が前記当接部材と衝突した際に、前記バウンド抑制部材が前記ミラー部材のバウンドの振動位相と逆位相であって、振動周期が等しくなるように振動するために、前記おもりは所定の質量を有し、前記弾性変形部は所定のばね定数を有することを特徴とする請求項6に記載の撮像装置。
  8. 前記弾性変形部は、板ばねであることを特徴とする請求項6または7に記載の撮像装置。
  9. 前記ミラー部材は、前記第1の状態のときに撮影光束を透過および反射するメインミラー部材と、前記メインミラー部材からの透過した撮影光束を反射するサブミラー部材と、を有し、
    前記バウンド抑制部材は、前記サブミラー部材に取り付けられていることを特徴とする請求項1から8のいずれか1項に記載の撮像装置。
  10. 請求項1から9のいずれか1項に記載の撮像装置と、
    前記撮像装置に着脱可能に交換される撮影レンズユニットと、を有することを特徴とするカメラシステム。
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