JP2016019192A - 無線通信装置および無線通信方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】無線通信を迅速に開始することができる無線通信装置および無線通信方法を提供する。
【解決手段】第1、第2の無線部、チャンネル切換部、検出部及び制御部を備える。第1の無線部には、第1の無線通信システムの使用帯域のうちの第2の無線通信システムの使用帯域外の帯域に属する第1のチャンネルが設定される。第2の無線部には、第1の無線通信システムの使用帯域のうちの第2の無線通信システムの使用帯域内の第2の帯域に属するチャンネルが設定される。検出部は、前記通信信号の検出処理を実行する。制御部は、第1無線部を用いた第1のチャンネルでの無線通信を開始し、かつ、検出部に検出処理を実行させる。その後、制御部は、チャンネル切換部に、第2無線部のチャンネルを検出処理の結果に応じたチャンネルに切換えさせ、第1及び第2無線部を用いた無線通信に移行する。
【選択図】図1

Description

本発明の実施形態は、無線通信装置および無線通信方法に関する。
無線LANで使用可能な周波数帯域には、無線LAN以外の無線通信システムによって使用される周波数帯域がある。例えば、5GHz帯は、レーダ通信にも使用される。
無線LANによる無線通信では、レーダとの干渉を回避することが義務付けられている。このため、無線LAN通信装置には、DFS(Dynamic Frequency Selection)と称される機能が搭載されている。DFSは、無線LANによる無線通信がレーダに影響を与えないように、無線LANで使用するチャンネルを動的に変更する機能である。
DFSでは、レーダの使用帯域に属するチャンネルの使用開始前に、そのチャンネルに対するレーダ波のモニタリングを少なくとも60秒間行う。
しかし、このようなレーダ波のモニタリングにより、無線LANによる無線通信の開始が遅延していた。
このため、無線通信装置では、無線通信を迅速に開始することが望まれている。
特開2012−120033号公報
本実施形態は、無線通信を迅速に開始することができる無線通信装置および無線通信方法を提供する。
本実施形態の無線通信装置は、第1の無線部と、第2の無線部と、チャンネル切換部と、検出部と、制御部とを備える。第1の無線部には、第1の無線通信システムの使用帯域のうちの第2の無線通信システムの使用帯域外の第1の帯域に属する第1のチャンネルが設定される。第2の無線部には、第1の無線通信システムの使用帯域のうちの第2の無線通信システムの使用帯域内の第2の帯域に属するチャンネルが設定される。チャンネル切換部は、第2無線部に設定されたチャンネルの切換えを行う。検出部は、第2無線部による第2の帯域に属するチャンネルにおける受信結果に基づいて、第2の無線通信システムによる通信信号の検出処理を実行する。制御部は、第1、第2無線部、チャンネル切換部及び検出部を制御して、第1の無線通信システムによる無線通信を実行する。制御部は、第1無線部を用いた第1のチャンネルでの無線通信を開始し、かつ、検出部に検出処理を実行させる。その後、制御部は、チャンネル切換部に、第2無線部に設定されたチャンネルを検出処理の結果に応じたチャンネルに切換えさせる。そして、制御部は、第1及び第2無線部を用いた無線通信に移行する。
第1の実施形態の無線通信装置10の構成の一例を示すブロック図である。 無線LANの使用帯域を例示する模式図である。 無線LANで使用可能なチャンネル幅を例示する模式図である。Aは20MHz、Bは40MHz、Cは80MHz、D〜Hは160MHzを示す模式図である。 図3E〜Hのチャンネル幅での無線通信についての概念図である。 第1の実施形態の無線通信装置10の動作の一例を示すフローチャートである。 第2の実施形態の無線通信装置10の動作の一例を示すフローチャートである。 第3の実施形態の無線通信装置10の動作の一例を示すフローチャートである。 第4の実施形態の無線通信装置10の動作の一例を示すフローチャートである。
以下、図面を参照して実施形態を説明する。以下の実施形態は、あくまで一例であって本発明を限定するものではない。
(第1の実施形態)
図1は、第1の実施形態の無線通信装置10の構成の一例を示すブロック図である。
図1に示すように、無線通信装置10は、第1無線部11、第2無線部12、チャンネル切換部13、レーダ検出部14および制御部15を備える。なお、レーダ検出部14は、検出部の一例である。
また、図1に示すように、無線通信装置10は、第1変復調部16、第2変復調部17、チャンネル選択部18、レーダ検出要否判定部19およびチャンネル情報格納部20を備える。
以上のような各構成部を備える本実施形態の無線通信装置10は、第1の無線通信システムの一例としての無線LANによる無線通信すなわちIEEE802.11規格に基づく無線通信を行う。
次に、第1無線部11について詳述する。
図1に示すように、第1無線部11には、第1アンテナ11aが接続されている。
第1無線部11には、無線LANの使用帯域のうちのレーダシステムの使用帯域外の第1の帯域に属する第1のチャンネルが設定される。なお、レーダシステムは、第2の無線通信システムの一例である。
ここで、無線LANの使用帯域について説明する。
図2は、無線LANの使用帯域を例示する模式図である。図2には、無線LANの使用帯域として、5GHz帯が示されている。
図2に示す5GHz帯は、図示しない2.4GHz帯に比べて無線LANの利用者が少なく、無線LAN同士の電波干渉が生じ難い帯域である。一方で、後述のように、5GHz帯の中には、レーダシステムの使用帯域が存在する。
図2に示すように、5GHz帯は、W52、W53およびW56の3つの帯域に区分される。
W52は、5.15GHz〜5.25GHzにわたる帯域である。図2に示すように、W52には、36ch、40ch、44chおよび48chの4つのチャンネルが属している。
W53は、5.25GHz〜5.35GHzにわたる帯域である。図2に示すように、W53には、52ch、56ch、60chおよび64chが属している。
W56は、5.47GHz〜5.725GHzにわたる帯域である。図2に示すように、W56には、100ch、104ch、108ch、112ch、116ch、120ch、124ch、128ch、132ch、136chおよび140chが属している。
以上の3つの帯域W52、W53、W56のうち、W52は、レーダシステムの使用帯域外の帯域である。
すなわち、W52は、第1の帯域の一例である。前述した第1のチャンネルは、W52に属するいずれのチャンネルであってもよく、または、2.4GHz帯に属するチャンネルであってもよい。
無線通信装置10は、無線LANをW52に属するチャンネルで使用する場合には、DFSやTPC(Transmit Power Control)を動作させる必要がない。
一方、W53およびW56は、レーダシステムの使用帯域内の帯域である。
なお、W53は、無線LANを屋内限定で使用可能な帯域である。また、W56は、無線LANを屋外でも使用可能な帯域である。
無線通信装置10は、無線LANをW53またはW56に属するチャンネルで使用する場合には、DFSやTPCを動作させる必要がある。
図1に示される第1無線部11は、第1アンテナ11aを介して、無線LANによる通信信号を、第1のチャンネルで送受信する。
第1無線部11は、マルチキャリア無線伝送を行う構成であってもよい。このマルチキャリア無線伝送は、OFDM(Orthogonal Frequency Division Multiplexing)などであってもよい。
第1無線部11がOFDMによる無線伝送を行う場合、第1の無線部11において送受信される信号は、プリアンブル、ガードインターバルおよびデータシンボルを含んだフォーマットを有していてもよい。
ここで、プリアンブルは、信号の先頭位置を検出して同期を取るための信号である。データシンボルは、伝送したい情報を含んだ信号である。ガードインターバルは隣のシンボルとの間で発生する可能性のあるシンボル間干渉を抑制するための信号である。
また、第1無線部11への第1のチャンネルの設定は、第1無線部11が、チャンネル切換部13などから第1のチャンネルに対応する発振信号を受信することで行ってもよい。
なお、第1無線部11は、上記機能を有するのであれば、具体的な構造は限定されない。例えば、第1無線部11は、送信系統および受信系統のそれぞれの電子部品群を備えてもよい。
第1無線部11を、送信系統および受信系統のそれぞれの電子部品群によって構成する場合、送信系統の電子部品群は、図示しないデジタル/アナログ変換器、フィルタ、ミキサ、電力増幅器および送受信切換スイッチなどを含んでもよい。
ここで、デジタル/アナログ変換器は、第1変復調部16から出力されたデジタルの送信信号をアナログ信号へと変換し、変換後の送信信号をフィルタに出力する。
このフィルタは、デジタル/アナログ変換器から出力された送信信号の不要周波数成分を除去し、不要周波数成分除去後の送信信号をミキサに出力する。
このミキサには、第1のチャンネルに対応する周波数の発振信号と、フィルタから出力された送信信号とが入力される。そして、ミキサは、入力された発振信号と送信信号とを混合して送信信号のアップコンバートを行い、アップコンバート後の送信信号を電力増幅器に出力する。
この電力増幅器は、ミキサによるアップコンバート後の送信信号を増幅し、増幅後の送信信号を、送受信切換スイッチを介して第1アンテナ11aから送出する。
一方、受信系統の電子部品群は、図示しない送受信切換スイッチ、低雑音増幅器、ミキサ、フィルタおよびアナログ/デジタル変換器などを含んでもよい。
ここで、低雑音増幅器には、第1アンテナ11aが受信した受信信号が、送受信切換スイッチを介して入力される。
低雑音増幅器は、入力された受信信号を増幅し、増幅後の受信信号をミキサに出力する。
このミキサには、低雑音増幅器から出力された受信信号と、第1のチャンネルに対応する周波数の発振信号とが入力される。そして、ミキサは、入力された受信信号と発振信号とを混合して受信信号のダウンコンバートを行い、ダウンコンバート後の受信信号をフィルタに出力する。
このフィルタは、ミキサから出力された受信信号の不要周波数成分を除去し、不要周波数成分の除去後の受信信号を第1変復調部16に出力する。
次に、図1に示される第2無線部12について詳述する。
図1に示すように、第2無線部12には、第2アンテナ12aが接続されている。
第2無線部12には、無線LANの使用帯域のうちのレーダシステムの使用帯域内の第2の帯域に属するチャンネルが設定される。前述したW53およびW56は、第2の帯域の一例である。
第2無線部12は、第2アンテナ12aを介して、レーダシステムの通信信号を、第2無線部12に設定された第2の帯域に属するチャンネルで受信する。
第2無線部12へのチャンネルの設定や第2無線部12の具体的な構造は、第1無線部11と同様である。
次に、図1に示されるチャンネル切換部13について詳述する。
チャンネル切換部13は、第2無線部12に設定されたチャンネルを切換える。
なお、チャンネル切換部13は、第1無線部11に設定されたチャンネルを、第1の帯域の中において切り替えてもよい。
チャンネル切換部13は、上記機能を有するのであれば、具体的な構造は限定されない。例えば、チャンネル切換部13は、無線部11、12に設定すべきチャンネルに対応する発振信号を無線部11、12に出力する図示しない発振回路を含んでもよい。
この発振回路は、制御部15からの制御信号にしたがった発振信号を出力してもよい。具体的には、発振回路は、基準発振信号を生成し、生成した基準発振信号を制御部15からの制御信号にしたがった逓倍率で逓倍して無線部11、12に出力してもよい。
また、上記の発振回路は、PLL(phase locked loop)などを備えてもよい。
次に、図1に示されるレーダ検出部14について詳述する。
レーダ検出部14には、第2無線部12による第2の帯域に属するチャンネルにおける受信結果が入力される。レーダ検出部14は、入力された受信結果に基づいて、レーダシステムによる通信信号の検出処理を実行する。
なお、レーダ検出部14による検出処理の対象信号は、レーダシステムによる通信信号のうち、閾値以上の信号強度を有する信号であってもよい。このように、検出処理の対象信号について信号強度の閾値を設ける場合、第2無線部12によって閾値未満の通信信号が受信されても、レーダ検出部14による検出処理の結果は不検出となる。
レーダ検出部14は、上記機能を有するのであれば、具体的な構造は限定されない。例えば、レーダ検出部14は、半導体集積回路であってもよい。
この半導体集積回路は、MAC(Media Access Control)部およびBBP(Baseband Processor)部を備えた信号処理回路によって具現化してもよい。
この信号処理回路は、通信信号の送受信の機能を兼ねてもよい。具体的には、信号処理回路は、無線部11、12との間での通信信号の送受信や、通信信号の誤り検出などを行ってもよい。
次に、図1に示される制御部15について詳述する。
制御部15は、第1無線部11、第2無線部12、チャンネル切換部13およびレーダ検出部14を制御する。
具体的には、制御部15は、第1無線部11を用いた第1のチャンネルでの無線通信を開始し、かつ、レーダ検出部14に検出処理を実行させる。
ここで、第1無線部11を用いた第1のチャンネルでの無線通信は、SISO(single-input and single-output)モードでの無線通信であってもよい。
SISOモードを採用することで、無線通信装置10に少なくとも2つの無線部すなわちアンテナを備えれば済むので、部品点数を抑えることができる。
一方、第1無線部11を複数設ける場合、第1無線部11を用いた第1のチャンネルでの無線通信は、MIMO(multiple-input and multiple-output)モードでの無線通信であってもよい。MIMOモードは、マルチユーザMIMOモードであってもよい。
MIMOモードを採用することで、伝送速度を上げることができる。
制御部15は、レーダ検出部14による検出処理の際に、チャンネル切換部13に、第2無線部12に設定されたチャンネルを、第2の帯域の中で切換えさせてもよい。この第2の帯域の中でのチャンネル切換えにあたり、制御部15は、チャンネル切換部13に、チャンネルの切換えを第2の帯域内の全チャンネルにわたって順次に行わせてもよい。
この全チャンネルにわたる順次のチャンネル切換えにより、レーダ検出部14は、検出処理を、第2の帯域内の全チャンネルに対して順次に実行する。
あるいは、制御部15は、チャンネル切換部13に、第2無線部12に設定されたチャンネルの切換えを、後述の第2のチャンネルが最初に検知されるまで順次に実行させてもよい。この第2のチャンネルが最初に検知されるまでの順次のチャンネル切換えにより、レーダ検出部14は、検出処理を、第2のチャンネルが最初に検知されるまで実行する。
また、制御部15は、第1無線部11を用いた第1のチャンネルでの無線通信およびレーダ検出部14による検出処理の開始後、チャンネル切換部13に、第2無線部12に設定されたチャンネルを、検出処理の結果に応じたチャンネルに切換えさせる。
この検出処理の結果に応じたチャンネル切換えにより、制御部15は、第1無線部11を用いた第1のチャンネルでの無線通信から、第1無線部11および第2無線部12を用いた無線通信に移行する。
具体的には、検出処理によって、検出処理の対象チャンネルの全てすなわち第2の帯域に属する全チャンネルについて、レーダシステムによる通信信号が検出される場合がある。
このように、第2の帯域に属する全チャンネルについてレーダシステムによる通信信号が検出される場合、制御部15は、チャンネル切換部13に、第2無線部12に設定されたチャンネルを、第1のチャンネルに切換えさせる。
この第1のチャンネルへのチャンネル切換えにより、制御部15は、第1無線部11および第2無線部12を用いた第1のチャンネルでの無線通信に移行する。
この第1及び第2無線部11、12を用いた第1のチャンネルでの無線通信は、MIMOモードでの無線通信であってもよい。
一方、検出処理によって、第2の帯域内に、レーダシステムによる通信信号が不検出の第2のチャンネルが検知される場合がある。
このように、第2の帯域内に第2のチャンネルが検知される場合、制御部15は、チャンネル切換部13に、第2無線部12に設定されたチャンネルを第2のチャンネルに切換えさせる。
この第2のチャンネルへのチャンネル切換えにより、制御部15は、第1無線部11および第2無線部12を用いた第1のチャンネルおよび第2のチャンネルでの無線通信に移行する。
この第1及び第2無線部11、12を用いた第1及び第2のチャンネルでの無線通信は、以下で説明する、80+80MHz Non−contiguousモード(図3E〜H参照)での無線通信であってもよい。
図3は、無線LANで使用可能なチャンネル幅を例示する模式図である。Aは20MHz、Bは40MHz、Cは80MHz、D〜Hは160MHzを示す模式図である。
図3E〜Hに示すように、80+80MHz Non−contiguousモードでは、160MHzの伝送として、不連続な2つの80MHz帯を用いた並列伝送を行うことができる。すなわち、80+80MHz Non−contiguousモードでは、連続した160MHz帯が確保できない場合においも、160MHzと同等の伝送速度を実現することができる。
図4は、図3E〜Hのチャンネル幅での無線通信についての概念図である。図4に示すように、チャンネル(図4に示す例では、U-NII Worldwideのチャンネル)の中程がレーダ通信に使用されていることで、連続した160MHz帯が確保できない場合がある。
しかし、連続した160MHz帯が確保できない場合でも、80+80MHz Non−contiguousモードによって2つの80MHz(図4に示す例では、U-NII WorldwideおよびU-NII 3のそれぞれのチャンネル)を併用することで、160MHzの伝送を実現することができる。
制御部15は、上記機能を有するのであれば、具体的な構造は限定されない。例えば、制御部15は、演算処理装置および記憶装置を備えてもよい。
制御部15が演算処理装置を備える場合、この演算処理装置は、CPUやMPUなどであってもよい。また、制御部15が記憶装置を備える場合、この記憶装置は、ROMおよびRAMを含んでもよい。
この記憶装置は、上記の演算処理装置が実行すべきプログラムが記憶されている。また、この記憶装置には、上記の演算処理装置の演算結果が一時的に保存される。
次に、図1に示される第1変復調部16および第2変復調部17について詳述する。
第1変復調部16は、第1無線部11が受信した無線LANによる通信信号を復調する。また、第1変復調部16は、第1無線部11が送信しようとしている無線LANによる通信信号を変調する。
第2変復調部17は、第2無線部12が受信した無線LANによる通信信号を復調する。また、第2変復調部17は、第2無線部12が送信しようとしている無線LANによる通信信号を変調する。
変復調部16、17は、上記機能を有するのであれば、具体的な構造は限定されない。例えば、変復調部16、17は、前述したMAC/BBP部を備えた信号処理回路などによって具現化してもよい。
次に、図1に示されるチャンネル選択部18について詳述する。
チャンネル選択部18は、無線LANの無線通信に用いられるチャンネルが特定のチャンネルに偏らないように、無線部11、12に設定されるチャンネルを満遍なく選択する。チャンネル選択部18の選択結果は、制御部15を介してチャンネル切換部13によるチャンネルの切換え動作に反映される。
チャンネル選択部18は、例えば、乱数を用いることで、第1無線部11のチャンネルを第1の帯域の全チャンネルからランダムに選択し、第2無線部12のチャンネルを第2の帯域の全チャンネルからランダムに選択してもよい。
また、チャンネル選択部18は、これまでに使用したチャンネルについて統計データを蓄積してこの統計データに基づいて、全てのチャンネルの使用率が平均化されるようにチャンネルを選択してもよい。
チャンネル選択部18は、上記機能を有するのであれば、具体的な構造は限定されない。例えば、チャンネル選択部18は、演算処理装置によって具現化してもよい。
この演算処理装置は、制御部15を兼ねてもよい。
次に、図1に示されるレーダ検出要否判定部19について詳述する。
レーダ検出要否判定部19は、チャンネル選択部18が選択したチャンネルがレーダ検出を要するか否かを判定する。レーダ検出要否判定部19は、チャンネル選択部18が第2の帯域に属するチャンネルを選択した場合には、レーダ検出が必要であると判定する。
レーダ検出要否判定部19の判定結果は、レーダ検出部14による検出処理の有無に反映される。
レーダ検出要否判定部19は、上記機能を有するのであれば、具体的な構造は限定されない。例えば、レーダ検出要否判定部19は、演算処理装置によって具現化してもよい。
この演算処理装置は、制御部15を兼ねてもよい。
次に、図1に示されるチャンネル情報格納部20について詳述する。
チャンネル情報格納部20には、チャンネルが属する周波数帯域、周波数帯域に含まれるチャンネルの種類、および、周波数帯域ごとのDFSの要否などを示すチャンネル情報が格納されている。チャンネル情報は、チャンネル選択部18によるチャンネル選択や、レーダ検出部19による検出処理などに利用される。
チャンネル情報格納部20は、ROMなどの記憶装置によって具現化してもよい。
次に、本実施形態の無線通信装置10の動作の一例を、図5を参照して説明する。以下の動作の一例は、無線通信方法の一実施形態である。
図5は、第1の実施形態の無線通信装置10の動作の一例を示すフローチャートである。
本実施形態では、まず、第1aのステップ(S1a)において、制御部15による第1無線部11の制御により、第1無線部11を用いた第1のチャンネルでの無線通信を開始する。このとき、第1bのステップ(S1b)において、制御部15によるレーダ検出部14の制御により、第2の帯域に属するチャンネルに対して、レーダ検出部14による検出処理を行う。
次いで、第2のステップ(S2)において、制御部15により、第1bのステップ(S1b)の検出処理によって、レーダシステムによる通信信号が不検出の第2のチャンネルが検出されたか否かを判定する。
そして、第2のステップ(S2)において肯定的な判定結果が得られた場合には、第4aのステップ(S4a)に進む。一方、第2のステップ(S2)において否定的な判定結果が得られた場合には、第3のステップ(S3)に進む。
ここで、第4aのステップ(S4a)に進んだ場合には、制御部15により、スイッチ切換部13に、第2無線部12に設定されたチャンネルを第2のチャンネルに切換えさせる。この第2のチャンネルへの切換えにより、第1の無線部11および第2の無線部12を用いた第1のチャンネルおよび第2のチャンネルでの無線通信に移行する。
一方、第3のステップ(S3)に進んだ場合には、制御部15により、第2の帯域に属する全チャンネルについての検出処理が済んだか否かを判定する。
そして、第3のステップ(S3)において肯定的な判定結果が得られた場合には、第5のステップ(S5)に進む。一方、第3のステップ(S3)において否定的な判定結果が得られた場合には、第1bのステップ(S1b)に戻る。
次いで、第5のステップ(S5)において、制御部15により、スイッチ切換部13に、第2無線部12に設定されたチャンネルを第1のチャンネルに切換えさせる。この第1のチャンネルへの切換えにより、第1の無線部11および第2の無線部12を用いた第1のチャンネルでの無線通信に移行する。
以上のように、本実施形態の無線通信装置10によれば、DFSを動作させることが不要な第1のチャンネルを用いて、第1無線部11を用いた無線通信を速やかに開始させることができる。
また、本実施形態によれば、第1無線部11を用いた第1のチャンネルでの無線通信の開始後に、第2の帯域の検出処理に応じたチャンネル切換を行うことで、レーダ波との干渉を回避しつつ伝送速度を上げることができる。
例えば、第1及び第2無線部11、12を用いた第1のチャンネルでの無線通信に移行することで、第2の帯域が全てレーダ通信に使用されている場合でも、伝送速度を上げることができる。また、第1及び第2無線部11、12を用いた第1及び第2のチャンネルでの無線通信に移行することで、第2の帯域内にレーダ通信の使用チャンネルがある場合でも、160MHz伝送を実現することができる。
(第2の実施形態)
次に、第2の実施形態を説明する。本実施形態の説明にあたり、第1の実施形態に対応する構成部については第1の実施形態と同一の符号を用いて重複した説明は省略する。
本実施形態の無線通信装置10では、第1及び第2無線部11、12を用いた無線通信への移行の際に、第1無線部11に設定されたチャンネルが切換えられる場合がある。
具体的には、レーダ検出部14による検出処理によって、第2の帯域内に、上述の第2のチャンネルすなわちレーダシステムによる通信信号が不検出のチャンネルが検知される場合がある。
このように、第2の帯域内に第2のチャンネルが検知された場合、制御部15は、チャンネル切換部13に、第1無線部11に設定されたチャンネルを第2のチャンネルに切換えさせる。この第2のチャンネルへの切換えにより、制御部15は、第1無線部11および第2無線部12を用いた第2のチャンネルでの無線通信に移行する。
この第1及び第2無線部11、12を用いた第2のチャンネルでの無線通信は、MIMOモードでの無線通信であってもよい。
次に、本実施形態の無線通信装置10の動作の一例を、図6を参照して説明する。以下の動作の一例は、無線通信方法の一実施形態である。
図6は、第2の実施形態の無線通信装置10の動作の一例を示すフローチャートである。
図6に示すように、本実施形態では、図5で説明した第4aのステップ(S4a)に替わり、第4bのステップ(S4b)を実行する。第4bのステップ(S4b)では、制御部15により、スイッチ切換部13に、第1無線部11に設定されたチャンネルを第2のチャンネルに切換えさせる。
この第2のチャンネルへの切換えにより、第1の無線部11および第2の無線部12を用いた第2のチャンネルでの無線通信に移行する。
本実施形態の無線通信装置10によれば、無線通信をすみやかに開始した後に、レーダ波が不検出のチャンネルを用いて伝送速度を上げることができる。
第2の実施形態のその他の動作は、第1の実施形態と同様である。したがって、第2の実施形態は、さらに第1の実施形態の効果をも得ることができる。
(第3の実施形態)
次に、第3の実施形態を説明する。本実施形態の説明にあたり、第1の実施形態に対応する構成部については第1の実施形態と同一の符号を用いて重複した説明は省略する。
本実施形態の無線通信装置10は、第1及び第2無線部11、12を用いた第1及び第2のチャンネルでの無線通信への移行後に、レーダ検出部14が当該第2のチャンネルに対する検出処理を行う。検出処理は、制御部15がレーダ検出部14を制御することによって行う。
この第2のチャンネルに対する検出処理によって、第2のチャンネルについてレーダシステムによる通信信号が検出される場合がある。
このように、第2のチャンネルについてレーダシステムによる通信信号が検出された場合、制御部15は、レーダ検出部14に、第2のチャンネル以外の第2の帯域内のチャンネルを対象とした検出処理を実行させる。この検出処理は、レーダシステムによる通信信号が不検出の第3のチャンネルを探索することを目的とした検出処理である。
制御部15は、レーダ検出部14に、第3のチャンネルの探索を目的とした検出処理を、第2のチャンネルに近い周波数のチャンネルから優先的に実行させてもよい。この第2のチャンネルに近い周波数のチャンネルからの優先的な検出処理により、第3のチャンネルをいちはやく検知することができる。
あるいは、制御部15は、レーダシステムによる通信信号が不検出のチャンネルを複数検知し、検知された複数のチャンネルの中から、最も受信状態(例えば、受信強度など)が良好なチャンネルを第3のチャンネルに決定してもよい。この第3のチャンネルの決定により、無線通信の通信品質を可及的に良好にすることができる。
第3のチャンネルの探索を目的とした検出処理によって第3のチャンネルが検知された場合に、制御部15は、チャンネル切換部13に、第2無線部12に設定されたチャンネルを第3のチャンネルに切換えさせる。
この第3のチャンネルへの切換えにより、制御部15は、第1及び第2無線部11、12を用いた第1及び第3のチャンネルでの無線通信に移行する。
一方、第3のチャンネルの探索を目的とした検出処理によって第3のチャンネルが検知されない場合もある。第3のチャンネルが検知されない場合、制御部15は、チャンネル切換部13に、第2無線部12に設定されたチャンネルを第1のチャンネルに切換えさせる。
この第1のチャンネルへの切換えにより、制御部15は、第1及び第2無線部11、12を用いた第1のチャンネルでの無線通信に移行する。
次に、本実施形態の無線通信装置10の動作の一例を、図7を参照して説明する。以下の動作の一例は、無線通信方法の一実施形態である。
図7は、第3の実施形態の無線通信装置10の動作の一例を示すフローチャートである。
図7に示すように、本実施形態では、図5の第4aのステップ(S4a)の後、第6のステップ(S6)を実行する。第6のステップ(S6)では、制御部15により、レーダ検出部14に、第2のチャンネルに対する検出処理を実行させる。
次いで、第7のステップ(S7)において、制御部15により、第6のステップ(S6)の検出処理によって第2のチャンネル内にレーダシステムによる通信信号が検出されたか否かを判定する。
そして、第7のステップ(S7)において肯定的な判定結果が得られた場合には、第8のステップ(S8)に進む。一方、第7のステップ(S7)において否定的な判定結果が得られた場合には、第6のステップ(S6)に戻る。
次いで、第8のステップ(S8)において、制御部15により、レーダ検出部14に、第3のチャンネルすなわちレーダシステムによる通信信号が不検出のチャンネルの探索を目的とした第2の帯域に対する検出処理を実行させる。
次いで、第9のステップ(S9)において、制御部15により、第8のステップ(S8)の検出処理によって第3のチャンネルが検出されたか否かを判定する。
そして、第9のステップ(S9)において肯定的な判定結果が得られた場合には、第10aのステップ(S10a)に進む。一方、第9のステップ(S9)において否定的な判定結果が得られた場合には、第10bのステップ(S10b)に進む。
ここで、第10aのステップ(S10a)に進んだ場合には、制御部15により、スイッチ切換部13に、第2無線部12に設定されたチャンネルを第3のチャンネルに切換えさせる。
この第3のチャンネルへの切換えにより、第1及び第2の無線部11、12を用いた第1及び第3のチャンネルでの無線通信に移行する。
一方、第10bのステップ(S10b)に進んだ場合には、制御部15により、スイッチ切換部13に、第2無線部12に設定されたチャンネルを第1のチャンネルに切換えさせる。
この第1のチャンネルへの切換えにより、第1及び第2の無線部11、12を用いた第1のチャンネルでの無線通信に移行する。
本実施形態によれば、第2のチャンネルを用いた無線通信への移行後に、第2のチャンネルにレーダが検知された場合においても、MIMOまたは80+80MHz Non−contiguousモードに移行して伝送速度を確保することができる。
第3の実施形態のその他の動作は、第1の実施形態と同様である。したがって、第3の実施形態は、さらに第1の実施形態の効果をも得ることができる。
(第4の実施形態)
次に、第4の実施形態を説明する。本実施形態の説明にあたり、第1の実施形態に対応する構成部については第1の実施形態と同一の符号を用いて重複した説明は省略する。
本実施形態の無線通信装置10は、第2の実施形態の無線通信装置10に対して、第1及び第2無線部11、12を用いた第2のチャンネルでの無線通信への移行後における処理を実行する構成が追加されている。
すなわち、本実施形態の無線通信装置10は、第1及び第2無線部11、12を用いた第2のチャンネルでの無線通信への移行後に、制御部15が、レーダ検出部14に、当該第2のチャンネルに対する検出処理を実行させる。
この第2のチャンネルに対する検出処理によって、第2のチャンネルについてレーダシステムによる通信信号が検出された場合、レーダ検出部14は、第3の実施形態と同様に、第3のチャンネルの探索を目的とした検出処理を行う。
この第3のチャンネルの探索を目的とした検出処理によって第3のチャンネルが検知された場合に、制御部15は、チャンネル切換部13に、第1無線部11および第2無線部12に設定されたチャンネルを第3のチャンネルに切換えさせる。
この第3のチャンネルへの切換えにより、制御部15は、第1及び第2無線部11、12を用いた第3のチャンネルでの無線通信に移行する。
一方、第3のチャンネルの探索を目的とした検出処理によって第3のチャンネルが検知されない場合、制御部15は、チャンネル切換部13に、第1無線部11および第2無線部12に設定されたチャンネルを第1のチャンネルに切換えさせる。
この第1のチャンネルへの切換えにより、制御部15は、第1及び第2無線部11、12を用いた第1のチャンネルでの無線通信に移行する。
次に、本実施形態の無線通信装置10の動作の一例を、図8を参照して説明する。以下の動作の一例は、無線通信方法の一実施形態である。
図8は、第4の実施形態の無線通信装置10の動作の一例を示すフローチャートである。
図8に示すように、本実施形態では、図7で説明した第10aのステップ(S10a)に替わり、第11のステップ(S11)を実行する。第11のステップ(S11)では、制御部15により、スイッチ切換部13に、第1無線部11および第2の無線部12に設定されたチャンネルを第3のチャンネルに切換えさせる。
この第3のチャンネルへの切換えにより、第1の無線部11および第2の無線部12を用いた第3のチャンネルでの無線通信に移行する。
本実施形態によれば、第2のチャンネルを用いた無線通信への移行後に、第2のチャンネルにレーダが検知された場合においても、MIMOモードに移行して伝送速度を確保することができる。
第4の実施形態のその他の動作は、第2の実施形態と同様である。したがって、第3の実施形態は、さらに第2の実施形態の効果をも得ることができる。
本発明のいくつかの実施形態を説明したが、これらの実施形態は、例として提示したものであり、発明の範囲を限定することは意図していない。これら実施形態は、その他の様々な形態で実施されることが可能であり、発明の趣旨を逸脱しない範囲で、種々の省略、置き換え、変更を行うことができる。これら実施形態やその変形は、発明の範囲や趣旨に含まれると同様に、特許請求の範囲に記載された発明とその均等の範囲に含まれるものである。
10 無線通信装置
11 第1無線部
12 第2無線部
13 チャンネル切換部
14 レーダ検出部
15 制御部

Claims (9)

  1. 第1の無線通信システムの使用帯域のうちの第2の無線通信システムの使用帯域外の第1の帯域に属する第1のチャンネルが設定される第1無線部と、
    前記第1の無線通信システムの使用帯域のうちの前記第2の無線通信システムの使用帯域内の第2の帯域に属するチャンネルが設定される第2無線部と、
    前記第2無線部に設定されたチャンネルの切換えを行うチャンネル切換部と、
    前記第2無線部による前記第2の帯域に属するチャンネルにおける受信結果に基づいて、前記第2の無線通信システムによる通信信号の検出処理を実行する検出部と、
    前記第1、第2無線部、前記チャンネル切換部及び前記検出部を制御して、前記第1の無線通信システムによる無線通信を実行する制御部と、を備え、
    前記制御部は、前記第1無線部を用いた前記第1のチャンネルでの無線通信を開始し、かつ、前記検出部に前記検出処理を実行させ、その後、前記チャンネル切換部に、前記第2無線部に設定されたチャンネルを前記検出処理の結果に応じたチャンネルに切換えさせて、前記第1及び第2無線部を用いた無線通信に移行する、無線通信装置。
  2. 前記制御部は、前記検出処理の対象チャンネルの全てについて前記第2の無線通信システムによる通信信号が検出された場合には、前記チャンネル切換部に、前記第2無線部に設定されたチャンネルを前記第1のチャンネルに切換えさせて、前記第1及び第2無線部を用いた前記第1のチャンネルでの無線通信に移行する、請求項1に記載の無線通信装置。
  3. 前記制御部は、前記検出処理によって前記第2の帯域内に前記第2の無線通信システムによる通信信号が不検出の第2のチャンネルが検知された場合には、前記チャンネル切換部に、前記第2無線部に設定されたチャンネルを前記第2のチャンネルに切換えさせて、前記第1及び第2無線部を用いた前記第1及び第2のチャンネルでの無線通信に移行する、請求項1に記載の無線通信装置。
  4. 前記チャンネル切換部は、前記第1無線部に設定されたチャンネルの切換えも実行し、
    前記制御部は、前記検出処理によって前記第2の帯域内に前記第2の無線通信システムによる通信信号が不検出の第2のチャンネルが検知された場合には、前記チャンネル切換部に、前記第1及び第2無線部に設定されたチャンネルを前記第2のチャンネルに切換えさせて、前記第1及び第2無線部を用いた前記第2のチャンネルでの無線通信に移行する、請求項1に記載の無線通信装置。
  5. 前記制御部は、前記第1及び第2無線部を用いた第1及び第2のチャンネルでの無線通信への移行後に、前記検出部に前記検出処理を実行させ、
    前記制御部は、当該検出処理によって、前記第2のチャンネルについて前記第2の無線通信システムによる通信信号が検出され、かつ、前記第2の帯域内に前記第2の無線通信システムによる通信信号が不検出の第3のチャンネルが検知された場合には、前記チャンネル切換部に、前記第2無線部に設定されたチャンネルを前記第3のチャンネルに切換えさせて、前記第1及び第2無線部を用いた前記第1及び第3のチャンネルでの無線通信に移行する、請求項3に記載の無線通信装置。
  6. 前記制御部は、前記第1及び第2無線部を用いた第2のチャンネルでの無線通信への移行後に、前記検出部に前記検出処理を実行させ、
    前記制御部は、当該検出処理によって、前記第2のチャンネルについて前記第2の無線通信システムによる通信信号が検出され、かつ、前記第2の帯域内に前記第2の無線通信システムによる通信信号が不検出の第3のチャンネルが検知された場合には、前記チャンネル切換部に、前記第1及び第2無線部に設定されたチャンネルを前記第3のチャンネルに切換えさせて、前記第1及び第2無線部を用いた前記第3のチャンネルでの無線通信に移行する、請求項4に記載の無線通信装置。
  7. 前記制御部は、前記第1及び第2無線部を用いた第1及び第2のチャンネルでの無線通信への移行後に、前記検出部に前記検出処理を実行させ、
    前記制御部は、当該検出処理によって前記第2のチャンネルについて前記第2の無線通信システムによる通信信号が検出された場合には、前記第1無線部を用いた前記第1のチャンネルでの無線通信に移行する、請求項3に記載の無線通信装置。
  8. 前記制御部は、前記第1及び第2無線部を用いた第2のチャンネルでの無線通信への移行後に、前記検出部に前記検出処理を実行させ、
    前記制御部は、当該検出処理によって前記第2のチャンネルについて前記第2の無線通信システムによる通信信号が検出された場合には、前記第1無線部を用いた前記第1のチャンネルでの無線通信に移行する、請求項4に記載の無線通信装置。
  9. 第1の無線通信システムの使用帯域のうちの第2の無線通信システムの使用帯域外の第1の帯域に属する第1のチャンネルが設定される第1無線部と、前記第1の無線通信システムの使用帯域のうちの前記第2の無線通信システムの使用帯域内の第2の帯域に属するチャンネルが設定される第2無線部と、前記第2無線部に設定されたチャンネルの切換えを行うチャンネル切換部と、前記第2無線部による前記第2の帯域に属するチャンネルにおける受信結果に基づき前記第2の無線通信システムによる通信信号の検出処理を実行する検出部と、を含む無線通信装置によって、前記第1の無線通信システムによる無線通信を行う際に、
    前記第1無線部を用いた前記第1のチャンネルでの無線通信を開始し、かつ、前記検出部に前記検出処理を実行させ、その後、前記チャンネル切換部に、前記第2無線部に設定されたチャンネルを前記検出処理の結果に応じたチャンネルに切換えさせて、前記第1及び第2無線部を用いた無線通信に移行する、無線通信方法。
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