JP2016018910A - 部品回収装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】部品装着機を停止させることなく廃棄部品の回収を可能にした部品回収装置を提供すること。【解決手段】部品の装着作業を実行する作業部18を備えた部品装着装置4と、複数の部品を収容する部品供給装置3と、所定位置に基板8を搬送する搬送装置2とを有する部品装着機1に設けられ、部品装着装置4により基板8へ装着する部品のうち不適合と判定された不適合部品を回収するための部品回収容器32と、不適合部品が部品装着装置4から部品回収容器32へと廃棄投入される部品廃棄位置と部品廃棄位置から離れた部品回収位置との間で部品回収容器32を移動させる移動機構34と、移動機構34に対する部品回収容器32の移動を制御する制御手段とを有する部品回収装置5。【選択図】図1

Description

本発明は、部品装着機を停止させることなく廃棄部品の回収を可能にした部品回収装置に関する。
電子部品装着機は、回路基板に対して電子部品を装着するための装着ヘッドを有し、部品供給部から取り出された電子部品が回路基板に対して装着される。その際、電子部品に破損が生じていたり、装着ヘッドに電子部品が適切な状態で保持されていないような場合には、その電子部品が不適合部品と判定され、回路基板に装着されることなく廃棄処分となる。電子部品装着機などにはそのための廃棄ボックスが設置されている。下記特許文献1は、本出願人によって出願されたものであり、そこには廃棄ボックスを備えた構成が開示されている。
具体的には、電子部品を収容した複数のフィーダをデバイステーブルに対して着脱可能にした部品供給部が構成され、そのデバイステーブルに不適合部品を廃棄するための廃棄ボックスが取り付けられている。そして、装着ヘッドによってフィーダから取り出された電子部品は、画像判定により不適合と判定されると、不適合部品として装着ヘッドが廃棄ボックスへと移動し、吸着解除によって廃棄ボックスへと廃棄投入される。不適合部品は、こうした装着ヘッドの廃棄処理によって廃棄ボックスへと廃棄されるため、その廃棄ボックスは、電子部品装着機の内部に設置されることになる。
特開2012−104565号公報
ところで、不適合部品の中には破損したものばかりではなく、単に装着ヘッドへの吸着姿勢が悪いものや、異物が付着しているものなど、廃棄されたとしても利用可能な電子部品が含まれている。そうした電子部品のうち価格の高いものについては、廃棄処分するのではなく回収して再利用することが行われている。しかし、廃棄ボックスが機内の奥に設置されているので、電子部品装着機の稼働中は作業者が廃棄ボックスを取り出して電子部品を回収することができなかった。従って、廃棄ボックス内の電子部品を回収するには、電子部品装着機の稼働を一旦停止させて生産を中断しなければならず、生産効率を著しく低下させてしまっていた。その一方で、生産途中の部品回収を行わないとすれば、電子部品に不足が生じないように、価格の高いものでも多めに用意しなければならないといった問題もあった。
そこで、本発明は、かかる課題を解決すべく、部品装着機を停止させることなく廃棄部品の回収を可能にした部品回収装置を提供することを目的とする。
本発明に係る部品回収装置は、部品の装着作業を実行する作業部を備えた部品装着装置と、複数の部品を収容する部品供給装置と、所定位置に基板を搬送する搬送装置とを有する部品装着機に設けられたものであり、前記部品装着装置により基板へ装着する前記部品のうち不適合と判定された不適合部品を回収するための部品回収容器と、前記不適合部品が前記部品装着装置から前記部品回収容器へと廃棄投入される部品廃棄位置と前記部品廃棄位置から離れた部品回収位置との間で前記部品回収容器を移動させる移動機構と、前記移動機構に対する前記部品回収容器の移動を制御する制御手段とを有する。
また、本発明に係る部品回収装置は、前記部品廃棄位置が前記作業部の移動する可動範囲内にあり、前記部品回収位置は前記作業部の可動範囲外にあることが好ましい。
また、本発明に係る部品回収装置は、前記部品供給装置が部品を収容した複数の部品供給手段の着脱を可能した支持台を有するものであり、前記移動機構は、当該部品供給装置の支持台に対して着脱可能なものであることが好ましい。
また、本発明に係る部品回収装置は、前記部品回収容器および移動機構が複数設けられたものであることが好ましい。
また、本発明に係る部品回収装置は、前記部品回収容器は複数の部品回収部分を有するものであることが好ましい。
また、本発明に係る部品回収装置は、前記部品回収容器に廃棄投入された前記不適合部品の廃棄状態を検出するための検出手段を有し、前記制御手段は、前記検出手段からの検出信号に基づいて所定の廃棄状態を判定し、前記移動機構を駆動させるものであることが好ましい。
また、本発明に係る部品回収装置は、前記移動機構に対して前記部品回収容器を前記部品廃棄位置と部品回収位置との間で移動させるための駆動スイッチを有し、前記制御手段は、前記駆動スイッチからの信号に基づいて前記移動機構を駆動させるものであることが好ましい。
また、本発明に係る部品回収装置は、前記部品回収容器に廃棄投入された前記不適合部品の廃棄状態を検出するための検出手段と、前記移動機構に対して前記部品回収容器を前記部品廃棄位置と部品回収位置との間で移動させるための駆動スイッチと、視覚的及び/又は聴覚的に作業者へ回収情報を発信する報知手段とを有し、前記制御手段は、前記検出手段からの検出信号に基づき所定の廃棄状態を判定して前記報知手段を作動させ、前記駆動スイッチからの信号に基づき前記移動機構を駆動させるものであることが好ましい。
また、本発明に係る部品回収装置は、前記制御手段が前記移動機構を駆動させる場合には、前記部品装着装置による廃棄投入処理を禁止させるものであることが好ましい。
本発明の部品回収装置によれば、部品装着機が稼働中であっても、制御手段によって移動機構を所定のタイミングで移動させ、部品回収容器を部品廃棄位置から部品回収位置へと移動させることにより、廃棄処理された不適合部品を作業者が回収することができる。
電子部品装着機の内部構造を簡略化して示した平面図である。 デバイステーブルの一例を示した斜視図である。 電子部品装着機の制御装置を示したブロック図である。 電子部品装着機による生産工程の概略を示したフローチャート図である。 電子部品装着機による部品回収工程を示したフローチャート図である。 部品回収装置の第2実施形態を示した斜視図である。 部品回収装置の第3実施形態を示した斜視図である。
次に、本発明に係る部品回収装置の一実施形態について、図面を参照しながら以下に説明する。本実施形態では、電子部品装着機の一部として構成された部品回収装置を例に挙げて説明することとするが、図1はその電子部品装着機の内部構造を簡略化して示した平面図である。ここで挙げた電子部品装着機1は、機内に投入された回路基板8に対して所定の電子部品を装着するものであり、基板搬送装置2によって回路基板8が機内を移動し、所定の作業位置に位置決めされた回路基板8に対して電子部品を装着するように構成されたものである。具体的には次に説明するとおりである。
電子部品装着機1は、回路基板8を移動させる基板搬送装置2が機体中央部にあり、基板搬送装置2を両側から挟むようにして部品供給装置3が2箇所に配置されている。更に、その部品供給装置3から取り出した電子部品を回路基板8に装着する部品装着装置4が設けられている。ここで、基板搬送装置2が回路基板8を移動させる方向である図面横方向をX軸方向とし、そのX軸方向に直交する方向をY軸方向とする。従って、基板搬送装置2を挟んだ一対の部品供給装置3はY軸方向に配置され、部品装着装置4はX軸方向に移動可能である。
基板搬送装置2は、回路基板8を載置可能な幅で一対のコンベアベルト11が配置されている。一対のコンベアベルト11は、一つのコンベア用サーボモータによって同時に回転するものであり、その駆動制御によってコンベアベルト11の送り量が調整され、X軸方向に移動する回転基板8の搬送位置を特定できるよう構成されている。また、基板搬送装置2には基板保持装置12が設けられ、X軸方向に搬送された回路基板8を、図示する部品装着位置において位置決めできるようになっている。
この基板搬送装置2を挟んだY軸方向の2箇所には部品供給装置3が配置されているが、両方の部品供給装置3は同じ構成を有している。部品供給装置3は、支持台であるデバイステーブル15が装着機本体10に対して組み付けられ、そのデバイステーブル15に対して複数のテープフィーダ16が着脱可能に取り付けられている。ここで図2は、そのデバイステーブル15の一例を示した斜視図である。
デバイステーブル15は、図示するように略L字形をし、その水平部分に複数のスロット151が形成され、テープフィーダ16などのデバイスを挿入させて着脱できるようにしたものである。スロット151は、デバイステーブル15を装着機本体10へと装着した場合にY軸方向に沿うように形成され、複数のテープフィーダ16がX軸方向に並ぶように等間隔に配置されている。そして、デバイステーブル15の起立部分には、複数あるスロット151の各々に対応して位置決穴152と通信コネクタ153とが形成されている。
一方、テープフィーダ16は、リールに巻回されたテープに多数の電子部品が間隔をあけて収容されたものであり、駆動モータの回転により部品間隔に合わせて1ピッチずつテープを巻き出すように構成されたものである。デバイステーブル15には、テープフィーダ16以外にもトレイ装置など他のデバイスも取り付け可能である。そうしたデバイスには、位置決ピンや通信コネクタが設けられている。そのため、デバイステーブル15の位置決穴152や通信コネクタ153に対して、デバイス側の位置決突起や通信コネクタがそれぞれ嵌合し、デバイステーブル15に装着されたデバイスが位置決め固定されるとともに、デバイステーブル15を介して装着機本体10側からデバイス側への電源供給や装着機本体10側制御部とデバイス側との間の信号のやり取りが可能になる。
部品供給装置3では、テープフィーダ16に収容された電子部品が電子部品装着機1の中央部側へと送り出され、そこで部品装着装置4により取り出されて回路基板8へと装着される。その部品装着装置4は、移動可能な装着ヘッド18を有しており、装着ヘッド18には電子部品を吸着保持することが可能な吸着ノズル181が設けられている。吸着ノズル181には不図示のエア圧調整装置との間でエア配管が接続され、吸着ノズル181に負圧や正圧を生じさせる構成となっている。そのため、負圧にすることで吸着ノズル181に電子部品を吸着保持させるほか、正圧にすることで吸着保持した電子部品を吸着ノズル181から積極的に離脱させることができるようになっている。
部品装着装置4には、吸着ノズル181によって吸着保持した電子部品を任意の位置に移動させるための駆動機構が設けられている。その移動はX軸及びY軸によって特定されるXY平面上の移動のみならず、これに直交するZ軸方向である昇降移動も含まれている。X軸方向とY軸方向の移動は装着ヘッド18が移動し、Z軸方向は装着ヘッド18に設けられた不図示の昇降機構によって吸着ノズル181が上下動するように構成されている。なお、装着ヘッド18には、昇降機構のほかに回転機構も組み込まれており、吸着ノズル181が装着ヘッド18に対して昇降と回転が可能な構成となっている。
装着ヘッド18をXY平面上で移動させるための構成は、X軸スライド機構21とY軸スライド機構22である。X軸スライド機構21は、装着機本体10側に設けられたX軸方向のガイドレールに対してX軸スライダ210が摺動可能に取り付けられ、Y軸スライド機構22は、X軸スライダ210に設けられたY軸方向のガイドレール222に対してY軸スライダ220が摺動可能に装着されている。そして、X軸スライダ210及びY軸スライダ220は、いずれもサーボモータの回転出力を直進運動に変換するボールネジ駆動機構が採用されている。
X軸スライド機構21では、Y軸方向に沿って配置されたネジ軸215がコンベアベルト11の外側に2本配置されており、いずれのネジ軸215も軸受を介して回転支持され、サーボモータ216の回転軸が連結されている。そして、X軸スライダ210には不図示のナットが固定され、そのナットを貫いてネジ軸215が螺合している。一方、Y軸スライド機構22は、X軸スライダ210の内部に構成されている。それは、ガイドレール222と平行に配置されたネジ軸にサーボモータ226の回転が伝達可能に連結され、そのネジ軸がY軸スライダ220に固定されたナットを貫いて螺合している。装着ヘッド18は、こうしたY軸スライダ220と一体になって構成されている。
ところで、X軸スライダ210には、Y軸スライダ220や装着ヘッド18の他にもパーツカメラ23が取り付けられている。パーツカメラ23は、吸着ノズル181が吸着保持した電子部品を下から撮像するものであり、上方を装着ヘッド18がY軸方向に移動するため、干渉しない高さに固定されている。そして、このパーツカメラ23は、2箇所の部品供給装置3に対応させて2つ設けられている。パーツカメラ23で撮像された画像データからは電子部品の破損や、吸着ノズル181への吸着姿勢(電子部品の保持位置誤差等)などが確認でき、回路基板8への装着が不適合と判定された電子部品(不適合部品)は廃棄されることとなる。電子部品装着機1には、こうして廃棄対象となる電子部品を回収し、再利用するための部品回収装置5が設けられている。
先ず、一般的に、不適合部品の廃棄個所は電子部品装着機の内部にあり、特に機内奥に位置している。それは不適合部品の廃棄処理に伴う作業ロスを小さくするため、例えばパーツカメラの設置位置やテープフィーダ16の部品供給位置の近くにあることが好ましいからである。そして、機内では装着ヘッド18など各駆動手段が作動しているため、これまでは電子部品装着機1の稼働を一旦停止させなければ不適合部品を回収することができないでいた。本実施形態ではそうした課題に着目し、廃棄された不適合部品を移動させる構成を採用し、電子部品装着機1を稼働させながらでも回収を可能にするようにした。
部品回収装置5は、図示するように部品供給装置3のX軸方向に隣接して配置され、ベース31が装着機本体10に対して着脱可能に取り付けられている。そして、この部品回収装置5と装着機本体10との間には通信コネクタが接続され、電源供給や信号のやり取りが可能な構成となっている。部品回収装置5は、部品回収容器である廃棄ボックス32がベース31上を移動するように構成されている。具体的には、装着機本体10に取り付けられたベース31はY軸方向に長く、そのベース31上には同じくY軸方向に延びるようにして2本の平行なガイドレール33が固定されている。廃棄ボックス32は、このガイドレール33に対して摺動可能な状態で取り付けられている。
電子部品装着機1に部品回収装置5が搭載された状態では、廃棄ボックス32はY軸方向の移動が可能であり、特に、実線で示す部品廃棄位置と破線で示す部品回収位置との間を移動することとなる。部品廃棄位置は、部品装着装置4の作業手段である装着ヘッド18の可動範囲内にあり、しかも部品廃棄処理に伴う装着ヘッド18の移動距離が短くなるように基盤搬送装置2から近い位置に設定されている。一方、部品回収位置は、作業者が回収作業を行えるように装着ヘッド18の可動範囲外に設定されている。電子部品装着機1は装着機本体10が不図示の本体カバーによって覆われているため、部品回収位置は、作業者による回収作業が行い易いように、本体カバーの外であったり、或いは本体カバー付近内部などに設定されている。
ガイドレール33を摺動する廃棄ボックス32は、何らかの押し引き手段を使用して作業者自身の力で移動させることも可能であるが、本実施形態では動力を使用して機械的に移動させる移動機構が設けられている。この移動機構は、サーボモータの回転出力を直進運動に変換するボールネジ機構34が採用されている。ボールネジ機構34は、Y軸方向に沿って配置されたネジ軸が軸受を介してベース31に回転支持され、そのボールネジに対してサーボモータの回転が伝達されるように構成されている。一方、廃棄ボックス32にはナットが固定され、そのナットを貫いてネジ軸が螺合している。なお、移動機構は、直進運動を発生させるものであればよいため、ボールネジ機構の他にも電動シリンダやエアシリンダなどによって構成されたものであってもよい。
次に、電子部品装着機1には各装置の駆動を制御するための制御装置が設けられている。図3は、その制御装置の概略を示したブロック図である。制御装置6は、CPUのほかにROMやRAM、不揮発性メモリといった記憶装置などを備えたコンピュータを主体とするコントローラ41を有し、基板搬送装置2、部品供給装置3、部品装着装置4および部品回収装置5を構成するサーボモータなどの駆動手段を駆動させる各々の駆動回路42が設けられている。コントローラ41は、そうした駆動回路42を介して各装置の駆動手段に接続されている。
コントローラ41では、CPUによって様々なデータ処理が行われ、記憶装置であるROMにはシステムプログラムが格納されている。システムプログラムがCPUによって読み出されることにより、電子部品装着機1の駆動部全体について制御管理が行われる。RAMは、計算データや表示データが一時的に記憶されるものであり、また同じ記憶装置である不揮発性メモリには、生産対象となる電子回路基板を作成するための部品装着プログラムや各種パラメータなどのほか、部品回収装置5による部品回収を実行するための部品回収プログラムが格納されている。
ところで、各装置のサーボモータには角位置センサであるエンコーダが内蔵され、対応する駆動回路を介してコントローラ41に接続されている。そのため、例えば部品装着装置4における装着ヘッド18の移動を制御する場合は、エンコーダからの信号を受けたコントローラ41によるフィードバック制御が行われる。電子部品装着機1には、こうしたエンコーダの他にも各駆動部を制御するために必要なセンサなどの各種機器がコントローラ41に接続されている。本実施形態では、部品の回収処理を実行するために次のような構成がとられている。
本実施形態の部品回収処理は、作業者が自由なタイミングで不適合部品の回収を行うことができるように、部品回収装置5のベース31に駆動スイッチ35(図1参照)が設けられ、コントローラ41に接続されている。駆動スイッチ35の操作信号によってボールネジ機構34の駆動が制御され、廃棄ボックス32が部品廃棄位置と部品回収位置との間を移動するようになっている。このほか廃棄ボックス32内の不適合部品が一定量を超えるなど、所定の条件を満たした場合に作業者に廃棄処理を促すための構成がとられている。すなわち、作業者が視覚的や聴覚的に状況を確認できるように、アラームやランプなどの報知器45が電子部品装着機1に設置されコントローラ41に接続されている。
不適合部品がどれだけの数廃棄されたかは、コントローラ41によって不適合部品の判定結果や装着ヘッド18の廃棄処理を監視することによって算出することができる。ただ、専用の廃棄センサ(例えば重量センサなど)を設けて検出することも可能であり、そうした場合には廃棄センサ36がコントローラ41に接続される。また、電子部品装着機1には表示装置7が設けられ、コントローラ41に接続されている。表示装置7は、液晶表示部を備える表示手段と、タッチパネル式やボタン式の入力手段を有し、作業情報や操作画面などを表示したり、作業者によってプログラムなどの各種情報入力が可能なものである。この表示装置7を報知器として機能させるようにしてもよい。更に、部品回収装置5には廃棄ボックス32が廃棄位置にあるか否かを検出する位置センサ37が設けられコントローラ41に接続されている。
続いて、本実施形態の電子部品装着機1の作用について説明する。ここで図4は、部品装着の生産工程について概略を示したフローチャート図である。先ず、電子部品装着機1に投入された回路基板8は、基板搬送装置2によって図1に示す作業位置まで搬送され(S101)、基板保持装置12によって位置決めされる。そして、装着ヘッド18がX軸スライド機構21とY軸スライド機構22の駆動により所定の位置に移動するとともに、装着ヘッド18に取り付けられた不図示のマークカメラによって回路基板8が撮像され、その撮像データから回路基板8の種類や停止位置が確認される(S102)。このとき回路基板8の停止位置が予定されている位置からずれている場合には、その誤差を算出した補正処理が行われ、回路基板8の適切な位置に電子部品が装着される。
電子部品の装着は、対象とする回路基板8に応じて電子部品の種類が異なっている。そこで部品供給装置3では、複数あるテープフィーダ16のうち該当する電子部品を収容したテープフィーダ16が駆動制御され、部品供給が行われる。部品装着装置4では、装着ヘッド18が対応するテープフィーダ16の部品供給位置に移動し、そこで吸着ノズル181の昇降とともに負圧による吸着によって電子部品を取り出して保持する(S103)。そして、装着ヘッド18がパーツカメラ23上を通過することにより電子部品が撮像される(S104)。
ここで得られた撮像データは予め入力されている部品情報との比較判定が行われる(S105)。すなわち、電子部品が破損していたり、吸着姿勢のズレや電子部品に異物が付着しているような場合は、部品情報との誤差が生じるため不適合部品と判定されることとなる。そこで、撮像データに基づく判定によって適合部品と判定された場合には(S105:YES)、電子部品はそのまま回路基板8へと送られて装着される(S106)。そして、更に回路基板8への装着作業が必要か否かの確認が行われ(S107)、装着作業が必要な場合には(S107:YES)、ステップS103に戻って同様の処理が繰り返される。
一方で、装着ヘッド18によって保持された電子部品が不適合部品と判定された場合には(S105:NO)、その電子部品は廃棄ボックス32へと廃棄投入される(S108)。こうして廃棄される電子部品の廃棄数は、例えば不適合判定の数をカウントすることによって確認できるため、コントローラ41では廃棄ボックス32に入っている電子部品の数量が算出される。一方、重量センサなどの廃棄センサ36が設けられている場合には、その廃棄センサ36からコントローラ41に検出信号が発信され、不適合部品が廃棄ボックス32内に設定量だけ収容されたことが確認される。
廃棄ボックス32内の不適合部品が設定量に達したか否かの判定が行われ(S109)、達していなければ(S109:NO)ステップS103に戻って同じ工程が繰り返される。不適合判定によって未装着になった電子部品などが部品供給装置3から新たに取り出され、回路基板8へと装着される。一方、不適合部品の廃棄数が設定量に達している場合には(S109:YES)、回収処理が実行される(S110)。ここで図5は、部品回収工程を示したフローチャート図である。
回収処理では先ずコントローラ41から報知器45へ駆動信号が発信され、アラームやランプ等の発動により作業者に状況が知らされる(S201)。そこで作業者が駆動スイッチ35を操作することにより(S202:YES)部品回収装置5が駆動し、廃棄ボックス32が廃棄位置から回収位置へと移動することとなる。従って、駆動スイッチ35が作業者によって操作されなければ(S202:NO)、図1に示すステップS103に戻って部品装着処理が継続される。
ところで、本実施形態では廃棄処理の実行を作業者の操作に起因させているが、これとは別に廃棄状態の確認によって自動的に廃棄ボックス32を回収位置へ移動させるようにしてもよい。しかし、そのような方法を採用すると、作業者が直ちに回収作業に取り掛かることができなければ、回収処理が終了して廃棄ボックス32が廃棄位置に戻るまでの間、装着ヘッド18の廃棄処理を停止させなければならず、タイムロスが大きくなってしまうことが考えられる。そのため、本実施形態では作業者が回収作業を行うタイミングで廃棄ボックス32を移動させることとした。
そこで、作業者が駆動スイッチ35を操作することにより(S202:YES)、廃棄ボックス32が移動することとなるが、コントローラ41では駆動スイッチ35の信号を受けた時点で廃棄処理を中止させる(S203)。すなわち、装着ヘッド18による廃棄処理の実行を禁止させる。装着ヘッド18と廃棄ボックス32とが同時に移動することで、両者が衝突してしまうことを防止するためである。また、廃棄位置に廃棄ボックス32が存在しない状態で廃棄処理が行われないようにする必要もあるからである。なお、廃棄ボックス32の移動は、部品回収装置5に設けられた位置センサ37の信号によっても確認される。
部品回収装置5は、ボールネジ機構34が駆動することにより、廃棄ボックス32が電子部品装着機1内部の廃棄位置から本体カバー外部の回収位置へと移動する(S204)。そのため作業者は、廃棄ボックス32から電子部品を回収することができる。このとき廃棄ボックス32自体を交換可能な構成とし、予め用意した空の廃棄ボックス32を付け替えるようにしてもよい。その後、不適合部品の回収を終えた作業者が再び駆動スイッチ35を操作することにより、廃棄ボックス32は回収位置から機内の廃棄位置へと戻る。廃棄ボックス32が廃棄位置へ戻ったか否かは、位置センサ37からの検出信号によって確認され(S205)、廃棄位置に戻ったところで装着ヘッド18の廃棄処理を再開させる(S205:YES,S206)。
よって、以上説明した本実施形態によれば、廃棄ボックス32が機内の廃棄位置から機外或いはその付近の回収位置にまで移動するため、電子部品装着機1を停止させることなく作業者が安全かつ迅速に不適合部品を回収することができる。特に、駆動スイッチ35の操作によって作業者が自身のタイミングで廃棄ボックス32を移動させるようにしたため、廃棄ボックス32が回収位置に移っている時間を短くすることができ、装着ヘッド18の停止状態を短時間に抑えることができる。ただ、作業者が直ぐに対応できるのであれば、報知器45によって部品回収を作業者に知らせ、同時に廃棄ボックス32を自動で回収位置に移動させるようにしてもよい。また、駆動スイッチ35によって作業者が廃棄ボックス32を移動させる構成であるため、廃棄数が設定量に達していなくても自らの判断で不適合部品の回収を行うことができて利便性が高い。例えば、定期的に不適合部品を回収することも可能であり、また作業者が部品供給装置3にある電子部品の残量を確認しながら回収することもできる。
ところで、使用される電子部品には、回収が必要なものとそうでないものとがある。そこで、コントローラ41では回収が必要な電子部品に対応した不適合部品の数のみをカウントし、その数が設定量に達した場合に報知器45を作動させるようにしてもよい。或いは、電子部品の種類ごとに廃棄数をカウントし、その数値を表示装置7に表示するようにしてもよい。これによれば、回収作業が必要な場合にのみ廃棄ボックス32を移動させるため、作業者による回収作業や装着ヘッド18の停止時間を減らすことができる。なお、こうした廃棄数のカウント値は廃棄ボックス32が回収位置に移動することによりリセットされるものとする。
[第2実施形態]
次に、回収した電子部品を必要なものとそうでないものとに仕分けることが必要な場合には、前記第1実施形態のように廃棄場所を一つにするのではなく複数にすることが望ましい。そこで、複数の廃棄場所を有する実施形態について以下に説明する。廃棄場所を複数にするには、第1実施形態の部品回収装置5を複数設置することでも実施可能であるが、ここではデバイステーブル15に着脱可能なものについて説明する。図6は、デバイステーブルに取り付け可能な部品回収装置を示した斜視図である。なお、前記第1実施形態と同じ構成については同じ符号を付して説明する。
本実施形態の電子部品装着機は、図1に示す部品回収装置5が取り外され、デバイステーブル15がそのスペースまで拡大した幅広のものである点で相違する。ただし、構造が同じであるため、図2に示すデバイステーブル15と同一のものとして説明する。本実施形態の部品回収装置50は、そうしたデバイステーブル15にベース51を着脱可能にしたものであり、そのベース51上にガイドレール53が設けられ、そこを摺動可能な廃棄ボックス53がボールネジ機構54によって直進運動するように構成されている。ベース51の先端部には、デバイステーブル15の位置決穴152や通信コネクタ153に対応して、不図示の位置決突起や通信コネクタが形成されている。そのため、矢印で示す方向に向けてベース51がデバイステーブル15のスロット151に嵌め込まれることで、位置決突起や通信コネクタが嵌合し、装着機本体10側から部品回収装置50側への電源供給や信号のやり取りが可能になる。
デバイステーブル15には、図示するように2台或いはそれ以上の部品回収装置50を装着することができ、コントローラ41には、各々の部品回収装置50から識別信号が送られて搭載装置の確認が行われる。そして、コントローラ41には、複数ある部品回収装置50に対して種類別に電子部品を廃棄させるように、部品装着装置4の選択的な廃棄処理を実行させるための廃棄選択プログラムが格納されている。廃棄選択プログラムでは、表示装置7に各部品回収装置50に対して、廃棄する電子部品の種類を指定するための部品選択画面が表示され、作業者の入力操作により部品指定が行われる。例えば、2台の部品回収装置50を装着した場合には、一方の装置に回収要求の高い電子部品を選択し、もう一方の装置にはそのまま廃棄してもよい回収要求の低い電子部品を選択する。
部品回収装置50は識別記号を有しており、デバイステーブル15に搭載されることによりその識別記号が表示装置7に表示される。識別記号は、例えば「A」「B」などの記号であり、それが各部品回収装置50のベース51に記されており、作業者が間違うことのないようになっている。廃棄選択プログラムの部品選択画面でも、作業者はこの識別記号を確認した入力操作により、「A」「B」各々の部品回収装置50へ廃棄する電子部品の種類を入力する。
そして、部品装着作業の開始により、回路基板8に対する電子部品の装着が前記第1実施形態と同様に行われる。不適合部品と判定された場合には、電子部品の種類に応じて「A」又は「B」の部品回収装置50が選択され、その廃棄ボックス52へと廃棄投入される。コントローラ41では、各々の部品回収装置50について廃棄された数をカウントし、設定量に達した場合には報知器45を作動させる。このとき、対象となっている部品回収装置50が分かるように、表示装置7に「A」又は「B」のいずれかを表示するなど区別できる報知方法がとられる。そこで作業者が該当する部品回収装置50の駆動スイッチ55を操作することにより、廃棄ボックス52が廃棄位置から回収位置へと移動することとなる。こうして作業者の回収作業が可能になるが、回収のタイミングは第1実施形態と同様に、作業者自らの判断で行うことができる。
よって、本実施形態によれば、前記第1実施形態の効果に加えて次のような効果を奏する。すなわち、複数の廃棄ボックス52に電子部品を分けて廃棄することとしたため、その不適合部品から必要な電子部品を仕分けする手間が省けて作業効率が向上することとなる。また、部品回収装置50をデバイステーブル15に着脱可能にしたため、廃棄場所の数を自由に設定できるほか、部品回収装置50を設置する特別な構造が必要ないので、従来の電子部品装着機に対してそのまま本実施形態を適用することができる。
[第3実施形態]
続いて、電子部品を種類毎に回収する別の実施形態を説明する。図7は、第3実施形態の部品回収装置を示した斜視図である。本実施形態では、1台の部品回収装置60に対して複数の廃棄スペースが設けられている。具体的には、第2実施形態の部品回収装置50の廃棄ボックス52を廃棄トレイ62に変更したものである。その他の構成は共通であり、ベース61がデバイステーブル15のスロット151に嵌め込まれることにより、位置決突起や通信コネクタが嵌合し、装着機本体10側から部品回収装置60側への電源供給や信号のやり取りが可能になる。
また、部品回収装置60は、部品回収装置50と構成を共通にするため、廃棄ボックス52と廃棄トレイ62とが交換可能な構造であることが望ましい。そこで、図示するようにガイドレール63には可動プレート66が摺動可能に取り付けられ、その可動プレート66に対して廃棄ボックス52や廃棄トレイ62(62A,62B,62C)が着脱可能な構造とする。なお、可動プレート66はボールネジ機構64によって直進運動するように構成されている。
廃棄トレイ62は仕切りトレイであり、複数の廃棄スペースが形成されている。各廃棄スペースは様々な大きさの小型ボックス621,622,623によって構成されており、例えば図示するように2個、3個、6個の廃棄スペースに仕切られている。ただし、廃棄スペースの種類は図示した3パターンだけではなく、各小型ボックス621,622,623などの組み合わせにより4個や5個或いはそれ以外であってもよい。その場合、各パターンの廃棄トレイ62は、一枚のプレート620に対して小型ボックス621,622,623が一体に形成されたものである他、小型ボックス621,622,623の着脱を可能にして作業者が自由に組み立てられるようにしたものであってもよい。
コントローラ41には、廃棄トレイ62の廃棄スペース(小型ボックス621,622,623)に対して種類別に電子部品を廃棄させるように、部品装着装置4の選択的な廃棄処理を実行させるための廃棄選択プログラムが格納されている。この廃棄選択プログラムでは、表示装置7に先ず第2実施形態の廃棄ボックス52か、本実施形態の廃棄トレイ62を選択する選択画面が表示され、廃棄トレイ62を選択することにより、次に廃棄スペースのパターンを選択する選択画面が表示される。そして、選択した廃棄トレイに対し、複数ある廃棄スペースの各々に該当する電子部品の種類を入力する。
そして、部品装着作業の開始により、回路基板に対する電子部品の装着が前記第1実施形態と同様に行われる。不適合部品と判定された場合には、電子部品の種類に応じて所定の廃棄スペースが選択されてその小型ボックス621,622,623に廃棄投入される。コントローラ41では、各々の廃棄スペースに廃棄された数をカウントし、設定量に達した場合には報知器45を作動させる。このとき、対象となっている電子部品が分かるように、表示装置7に部品名を表示するなどの報知方法がとられる。電子部品によっては回収が不要な場合もあるため、作業者が対応を判断できるようにするためである。そこで、回収が必要な電子部品の場合には、作業者が駆動スイッチ65を操作することにより廃棄トレイ62が廃棄位置から回収位置へと移動することとなる。こうして作業者の回収作業が可能になるが、回収のタイミングは第1実施形態と同様に、作業者自らの判断で行うこともできる。
よって、本実施形態によれば、前記第1実施形態の効果に加えて次のような効果を奏する。すなわち、第2実施形態と同様に、複数の廃棄スペースに電子部品を分けて廃棄することとしたため、不適合部品から必要な電子部品を仕分けする手間が省けて作業効率が向上する。また、デバイステーブル15に着脱可能であるため、部品回収装置60を設置する特別な構造が必要なく、従来の電子部品装着機に対してそのまま本実施形態を適用することができる。しかも部品回収装置60を1台取り付けるだけでよいため、テープフィーダ16の取り付け場所を広く確保することができる。そして、廃棄トレイ62を変更することにより、電子部品に対応して廃棄スペースの数や大きさを自由に設定できる。更に、廃棄トレイ62の小型ボックス621,622,623を着脱可能にすれば、必要な部品のみを回収する際に便利である。
以上、本発明の部品回収装置の実施形態について説明したが、本発明はこれに限定されることなく、その趣旨を逸脱しない範囲で様々な変更が可能である。
例えば、部品装着装置は前記実施形態の電子部品装着機に限定されるわけではなく、その他の部品装着機であっても適応可能である。
1…電子部品装着機 2…基板搬送装置 3…部品供給装置 4…部品装着装置 5…部品回収装置 6…制御装置 7…表示装置 8…回路基板 15…デバイステーブル 18…装着ヘッド 32…廃棄ボックス 34…ボールネジ機構 35…駆動スイッチ






Claims (9)

  1. 部品の装着作業を実行する作業部を備えた部品装着装置と、複数の部品を収容する部品供給装置と、所定位置に基板を搬送する搬送装置とを有する部品装着機に設けられた部品回収装置において、
    前記部品装着装置により基板へ装着する前記部品のうち不適合と判定された不適合部品を回収するための部品回収容器と、
    前記不適合部品が前記部品装着装置から前記部品回収容器へと廃棄投入される部品廃棄位置と前記部品廃棄位置から離れた部品回収位置との間で前記部品回収容器を移動させる移動機構と、
    前記移動機構に対する前記部品回収容器の移動を制御する制御手段と
    を有するものであることを特徴とする部品回収装置。
  2. 前記部品廃棄位置は前記作業部が移動する可動範囲内にあり、前記部品回収位置は前記作業部の可動範囲外にあることを特徴とする請求項1に記載の部品回収装置。
  3. 前記部品供給装置が部品を収容した複数の部品供給手段の着脱を可能した支持台を有するものであり、前記移動機構は、当該部品供給装置の支持台に対して着脱可能なものであることを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の部品回収装置。
  4. 前記部品回収容器および移動機構が複数設けられたものであることを特徴とする請求項1乃至請求項3のいずれかに記載の部品回収装置。
  5. 前記部品回収容器は複数の部品回収部分を有するものであることを特徴とする請求項1乃至請求項4のいずれかに記載の部品回収装置。
  6. 前記部品回収容器に廃棄投入された前記不適合部品の廃棄状態を検出するための検出手段を有し、
    前記制御手段は、前記検出手段からの検出信号に基づいて所定の廃棄状態を判定し、前記移動機構を駆動させるものであることを特徴とする請求項1乃至請求項5のいずれかに記載の部品回収装置。
  7. 前記移動機構に対して前記部品回収容器を前記部品廃棄位置と部品回収位置との間で移動させるための駆動スイッチを有し、
    前記制御手段は、前記駆動スイッチからの信号に基づいて前記移動機構を駆動させるものであることを特徴とする請求項1乃至請求項6のいずれかに記載の部品回収装置。
  8. 前記部品回収容器に廃棄投入された前記不適合部品の廃棄状態を検出するための検出手段と、前記移動機構に対して前記部品回収容器を前記部品廃棄位置と部品回収位置との間で移動させるための駆動スイッチと、視覚的及び/又は聴覚的に作業者へ回収情報を発信する報知手段とを有し、
    前記制御手段は、前記検出手段からの検出信号に基づき所定の廃棄状態を判定して前記報知手段を作動させ、前記駆動スイッチからの信号に基づき前記移動機構を駆動させるものであることを特徴とする請求項1乃至請求項5のいずれかに記載の部品回収装置。
  9. 前記制御手段は、前記移動機構を駆動させる場合には、前記部品装着装置による廃棄投入処理を禁止させるものであることを特徴とする請求項1乃至請求項8に記載の部品回収装置。

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