JP2016018845A - 配線板、電動機、電気機器及び空気調和機 - Google Patents

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隼一郎 尾屋
坂廼邊 和憲
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和憲 坂廼邊
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峰雄 山本
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博幸 石井
洋樹 麻生
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洋樹 麻生
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Abstract

【課題】半田強度を損なうことなく、リフロー炉加熱時の実装の位置ズレを高い位置精度で抑制することができる配線板を得ること。【解決手段】複数のピンを有する電子部品(IC本体)が実装される配線板であって、複数のピンがリフローにより半田付けされる複数のフットプリントと、表面に複数のフットプリントが形成されるベース基板と、を備え、フットプリント22は、矩形の一部が欠けた欠落部を含む形状であり、欠落部の一部が、ピン21の底面を実装位置精度よりも小さい範囲で配線板面上の全方向に均しく拡大した位置ズレ許容領域内に存在することで、ピン21の底面が位置ズレ許容領域内に収まる配線板とする。【選択図】図7

Description

本発明は、配線板、電動機、電気機器及び空気調和機に関する。
従来、IC(Integrated Circuit)が備えるピンをプリント基板(配線板)に形成された配線に半田等により接続する際には、位置ズレが生じないようにすることが肝要である。
例えば、特許文献1には、「紫外光を含む短波長の光を可視光に変換するタイプの発光装置において、基体と枠体とを接着する樹脂接着材の劣化を抑えて基体と枠体との接合が剥がれて発光素子の発光特性が低下するのを長期にわたって防ぐことができる発光素子収納用パッケージおよび発光装置を提供すること」を目的として、「上面の中央部に紫外光を含む光を発光する発光素子5の搭載部2aを有するセラミックスから成る基体2と、基体2の上面の外周部に搭載部2aを取り囲むように接着された金属製の枠体4とを具備しており、枠体4は、下面の外周側がアクリル樹脂系接着剤を介して接着され、内周側がシリコーン樹脂系接着剤を介して接着されている」発光素子収納用パッケージが開示されている。
特開2005−183897号公報
しかしながら、上記従来の技術によれば、半田による接続不良を起こすほどの位置ズレを抑制することは可能であるが、半田不良を起こさない程度の位置ズレを抑制することはできない。そのため、電動機のロータ磁極位置を検出するホールIC(または、ホール素子)のように高い位置精度(例えば、0.2mm以下)を要求されるICの接続には適用することができない、という問題があった。
本発明は、上記に鑑みてなされたものであって、半田強度を損なうことなく、リフロー炉加熱時の実装の位置ズレを高い位置精度で抑制することができる配線板を得ることを目的とする。
上述した課題を解決し、目的を達成するために、本発明は、複数のピンを有する電子部品が実装される配線板であって、前記ピンがリフローにより半田付けされる複数のフットプリントと、表面に前記フットプリントが形成されるベース基板と、を備え、前記フットプリントは矩形の一部が欠けた欠落部を含む形状であり、前記欠落部の一部が、前記ピンの底面を実装位置精度よりも小さい範囲で前記配線板面上の全方向に均しく拡大した位置ズレ許容領域内に存在することで、前記ピンの底面が前記位置ズレ許容領域内に収まる。
本発明によれば、半田強度を損なうことなく、リフロー炉加熱時の実装の位置ズレを高い位置精度で抑制することができる配線板を得ることができる、という効果を奏する。
図1は、実施の形態1にかかる配線板の構成を示す図である。 図2は、実施の形態1にかかる配線板上に半田付け等により実装されるICチップを示す図である。 図3は、実施の形態1にかかる配線板上にICチップが実装された状態の上面を示す図である。 図4は、比較例である、配線板上にICチップが実装された状態の上面を示す図である。 図5は、比較例において実装位置ズレが生じる場合のICピンの底面とフットプリントの位置関係を示す図である。 図6は、実施の形態1にかかる配線板におけるICピンとフットプリントとの接続状態を示す図である。 図7は、実施の形態1にかかる配線板に形成されるフットプリントとICピンの配置位置を示す図である。 図8は、実施の形態2にかかる配線板上にICチップが実装された状態の上面を示す図である。 図9は、実施の形態3にかかる電動機を示す図である。 図10は、実施の形態4にかかる電気機器の一例である空気調和機を示す図である。
以下に、本発明にかかる配線板、電動機、電気機器及び空気調和機の実施の形態を図面に基づいて詳細に説明する。なお、この実施の形態によりこの発明が限定されるものではない。
実施の形態1.
図1は、本発明にかかる配線板の実施の形態1の構成を示す図である。図1(A)には、部品が実装された基板面が示され、図1(B)には、部品が実装されていない基板面が示されている。
円形の配線板10は、中心に穴11を有し、コネクタ12、面実装のインバータIC13及びホールIC14a〜14cを備える(図1(A))。なお、図示していないが、部品が実装されたベース基板の基板面には、配線が形成され、さらにはチップ抵抗またはチップコンデンサ等が設けられていてもよいし、コネクタ12及びインバータIC13が設けられていなくてもよい。配線板10の穴11には例えば回転軸が貫通し、部品が実装された基板面はステータ側に配され、部品が実装されていない基板面は反ステータ側に配される。
図2は、図1に示す配線板10上に半田付け等により実装されるICチップを示す図である。図2に示すICチップは、IC本体20と、ICピン21a〜21cとを備える。IC本体20は図1(A)に示すホールIC14a〜14cに相当し、ICピン21a〜21cは配線板10に半田付け等により接続される。ここで、半田付けは、リフローにて行われる(リフロー実装)。リフロー実装では、フロー実装のように接着剤でIC等の実装部品を固定しないので、リフロー炉における加熱時に、融解した半田の表面張力により実装位置ズレが発生する。
なお、本実施の形態においては、説明の便宜上、ICチップが備えるICピンを3つにしているが、本発明はこれに限定されるものではなく、ICピンの数は適宜変更することができる。
図3は、本実施の形態にかかる配線板上にICチップが実装された状態の上面を示す図である。図3においては、IC本体20に設けられたICピン21a〜21cが、配線板10上のフットプリント22a〜22cに接続される。
図4は、比較例であり、配線板上にICチップが実装された状態の上面を示す図である。図4においては、IC本体20に設けられたICピン21a〜21cが、フットプリント23a〜23cに接続されている。図4に示す構成では、リフロー炉における加熱時に、融解した半田の表面張力により実装位置ズレが生じる。
図5は、図4に示す構成における実装位置ズレが生じる場合のICピン21(以下、ICピン21a〜21cを総称してICピン21と記載する。)の底面とフットプリント23(以下、フットプリント23a〜23cを総称してフットプリント23と記載する。)の位置関係を示す図である。図5に示すように、実装位置ズレは、ICピン21の底面の端面とフットプリント23の端面とが重なる状態のときに特に大きいものとなる。したがって、フットプリントを小さくすると実装位置ズレを抑制することができるが、フットプリントを単純に縮小(図4のフットプリント25a〜25cを参照。以下、フットプリント25a〜25cを総称してフットプリント25と記載する。)すると半田フィレットが形成される領域を十分に確保することができず、半田強度(接合強度)が低下してしまうという問題がある。
図6は、ICピン21とフットプリント22,25とを接続したときの接続状態を示す断面図である。図6(A)にはICピン21とフットプリント22(以下、フットプリント22a〜22cを総称してフットプリント22と記載する。)との接続状態が示され、図6(B)にはICピン21とフットプリント25との接続状態が示されている。
図6(B)に示されるように、フットプリント23が単純に縮小されたフットプリント25では半田フィレットも縮小してしまい、半田フィレット26が形成される。そのため、フットプリントの縮小に伴って半田強度が低下してしまうことになる。半田フィレットの縮小は、縮小されたフットプリント25の端面からICピン21の端面までの距離がICピン21の厚さよりも短い場合に顕著である。そこで、図3に示すように、フットプリント22a〜22cの形状を、図4に示すフットプリント23a〜23cの角部を削った形状とすると、ICピンの底面角部とフットプリントの端面の距離が短くなることで実装位置ズレが抑制され、さらには、図6(A)に示されるように、ICピン21底面の辺とフットプリント22の端面との距離が、ICピン21底面の辺と垂直方向において確保されるため、半田フィレット24は良好に形成され、半田強度を低下させることもない。なお、半田フィレット24は、被形成面であるフットプリント23となす角度が15°以上45°以下であることが好ましい。
図7は、本実施の形態にかかる配線板に形成されるフットプリントとICピンの配置位置を示す図である。図7(A)は、図3に示すフットプリントとICピンの配置位置を示す図である。図7(B)は、図4に示す形状にくさび状の切り込みが形成されたフットプリントとICピンの配置位置を示す図である。図7(C)は、十字形状のフットプリントとICピンの配置位置を示す図である。図7(A)〜(C)において、ICピン21の配置位置を実装位置精度よりも小さい範囲で配線板10面上の全方向に均しく拡大すると、実装位置ズレが許容される領域(位置ズレ許容領域)が形成される。なお、図7(A)〜(C)に示されるICピン21の配置位置の角部と位置ズレ許容領域の角部の間の距離Aは、実装位置精度よりも小さい。
図7(A)においては、ICピン21の配置位置の4つの角部と、該配置位置を実装位置精度よりも小さい範囲で配線板10面上の全方向に均しく拡大した矩形の4つの角部と、の間にフットプリント22の端面の一部が形成される。図7(B)においては、ICピン21の配置位置の4つの辺と、該配置位置を実装位置精度よりも小さい範囲で配線板10面上の全方向に均しく拡大した矩形の4つの辺と、の間にフットプリント221の角部の一部が形成される。図7(C)においては、ICピン21の配置位置の4つの角部と、該配置位置を実装位置精度よりも小さい範囲で配線板10面上の全方向に均しく拡大した矩形の4つの角部と、の間にフットプリント222の角部の一部が形成される。
すなわち、本発明の一態様は、複数のピンを有する電子部品が実装される配線板であって、前記ピンがリフローにより半田付けされる複数のフットプリントと、表面に前記フットプリントが形成されるベース基板と、を備え、前記フットプリントは、矩形の前記ピンの底面の4つの角部と、前記ピンの底面を実装位置精度よりも小さい範囲で前記配線板面上の全方向に均しく拡大した矩形の形状の4つの角部と、の間に配される端面の一部と、前記ピンの底面が配置される部分から連なり、前記ピンの底面を格納できない大きさの(前記ピンの底面よりも小さい)半田フィレット形成領域と、を有する配線板である。
または、本発明の一態様は、複数のピンを有する電子部品が実装される配線板であって、前記ピンがリフローにより半田付けされる複数のフットプリントと、表面に前記フットプリントが形成されるベース基板と、を備え、前記フットプリントは、矩形の前記ピンの底面の4つの辺と、前記ピンの底面を実装位置精度よりも小さい範囲で前記配線板面上の全方向に均しく拡大した矩形の形状の4つの辺と、の間に配される角部と、前記ピンの底面が配置される部分から連なり、前記ピンの底面を格納できない大きさの(前記ピンの底面よりも小さい)半田フィレット形成領域と、を有する配線板である。
または、本発明の一態様は、複数のピンを有する電子部品が実装される配線板であって、前記ピンがリフローにより半田付けされる複数のフットプリントと、表面に前記フットプリントが形成されるベース基板と、を備え、前記フットプリントは、矩形の前記ピンの底面の4つの角部と、前記ピンの底面を実装位置精度よりも小さい範囲で前記配線板面上の全方向に均しく拡大した矩形の形状の4つの角部と、の間に配される角部と、前記ピンの底面が配置される部分から連なり、前記ピンの底面を格納できない大きさの(前記ピンの底面よりも小さい)半田フィレット形成領域と、を有する配線板である。
上記を総括すると、本発明の一態様は、複数のピンを有する電子部品が実装される配線板であって、前記ピンがリフローにより半田付けされる複数のフットプリントと、表面に前記フットプリントが形成されるベース基板と、を備え、前記フットプリントは、前記ピンの底面を実装位置精度よりも小さい範囲で前記配線板面上の全方向に均しく拡大した形状を格納することはできないものの、前記ピンの底面を格納することは可能な1つのピン配置領域と、前記ピン配置領域から連なり、前記ピンの底面を格納できない大きさの(前記ピンの底面よりも小さい)半田フィレット形成領域と、を有する配線板である。
または、本発明の一態様は、複数のピンを有する電子部品が実装される配線板であって、前記ピンがリフローにより半田付けされる複数のフットプリントと、表面に前記フットプリントが形成されるベース基板と、を備え、前記フットプリントは矩形の一部が欠けた欠落部を含む形状であり、前記欠落部の一部が、前記ピンの底面を実装位置精度よりも小さい範囲で前記配線板面上の全方向に均しく拡大した位置ズレ許容領域内に存在することで、前記ピンの底面が前記位置ズレ許容領域内に収まる配線板である(特に、図7を参照)。
以上説明したように、本実施の形態によれば、半田強度を低下させることなく、リフロー炉における加熱時の実装位置ズレを高精度に抑制することができる。実装位置ズレを高精度に抑制することができるため、歩留りの低下を抑制することができる。
なお、本実施の形態においては、1つのピンと1つのフットプリントとの接続に着目して説明したため、回転方向の位置ズレについては説明していないが、IC本体20には複数のピンが設けられているため、回転方向の位置ズレも抑制することができる。
なお、本実施の形態においては、ICチップとしてホールICを例示して説明したが、本発明はこれに限定されるものではなく、ICチップはリフロー炉加熱時の実装の位置ズレを高い位置精度で抑制すべきICであればよい。また、本実施の形態においては、配線板に接続されるICピンを有するICチップについて説明したが、本発明はこれに限定されるものではなく、配線板に接続されるピン(端子)を有する電子部品であればよい。
実施の形態2.
実施の形態1では、フットプリントを図3に示す形状としたが、本発明はこれに限定されるものではない。図8は、本実施の形態にかかる配線板上にICチップが実装された状態の上面を示す図である。図8においては、IC本体20に設けられたICピン21a〜21cが、配線板上のフットプリント27a〜27cに接続されている。
図8に示すように、フットプリント27a〜27cの形状を、図4に示すフットプリント23a〜23cの角部が丸くえぐられた形状(匙面)とすることによって、ICピン21a〜21cの底面角部とフットプリント27a〜27cの端面の距離が短くなり、実装位置ズレが抑制される。また、図8に示す形状とすると、ICピン21底面の角部とフットプリント端面との距離を図4の形状と同じにした場合には、図4に示す形状に比べて半田フィレットの形成面積が大きくなり、半田強度を高く維持することができる。また、図8に示す形状とすると、フットプリントにエッジ部分がなくなるため、フットプリントにおけるクラックの発生を抑制することもできる。
実施の形態3.
実施の形態1または実施の形態2にて説明した配線板は、電動機の内蔵基板として用いることができる。図9は、本実施の形態にかかる電動機の構成を示す断面図である。図9に示す電動機は、配線板10と、回転軸30と、出力側軸受31と、反出力側軸受32と、回転子センサマグネット33と、回転子34、回転子マグネット35と、巻線端子36と、インシュレータ37と、固定子鉄心38と、巻線39と、ブラケット40と、モールド樹脂41と、モールド固定子42とを備えるブラシレスDCモータである。
配線板10は、コネクタ12と、インバータIC13と、ホールIC14とを備える。ホールIC14は、回転子34の位置を検知する。配線板10は、出力側軸受31と固定子との間にて回転軸30の軸線方向に対して垂直に配置され、インシュレータ37に固定されている。インシュレータ37は、固定子鉄心38と巻線39とを電気的に絶縁している。固定子鉄心38は、積層された電磁鋼板により形成されている。巻線39は、インシュレータ37を介して固定子鉄心38の各スロットに巻き付けられており、巻線端子36を介して配線板10のインバータIC13に接続されている。配線板10には、制御回路と接続するリード線を有するコネクタ12が配置されている。モールド固定子42は、固定子と配線板10がモールド樹脂41により一体として成型された構成であり、内部に回転子34を収容可能に形成された凹部が設けられている。このように固定子と配線板10がモールド樹脂41により一体として成型される場合、モールド樹脂41と半田の熱膨張係数が異なり半田に大きな熱応力がかかるため、半田強度が特に要求される。回転子34は、モールド固定子42の内側に配置され固定子鉄心38と対向して回転軸30の外周側に配置された回転子マグネット35を有する。ホールIC14の近傍に配置される回転子センサマグネット33は、回転軸30を円中心として回転子34内に配置されている。なお、回転子マグネット35は永久磁石であり、例えばフェライト磁石または希土類磁石である。回転軸30の一端には、回転軸30を回転自在に支持する出力側軸受31を有し、他端には回転軸30を回転自在に支持する反出力側軸受32を有する。ブラケット40は導電性であり、モールド固定子42の内周部に嵌め込まれてモールド固定子42の凹部の開口部を塞いでおり、ブラケット40の内側に反出力側軸受32の外輪が嵌め込まれている。
図9に示す電動機においては、放熱性及び安全性を向上させるために固定子と配線板10が一体として成型されており、配線板10とホールIC14を接続する半田強度は高くすることを要する。実施の形態1にて説明したように半田強度を高く維持することで、ホールICが外れてしまうことによる電動機の故障を防止し、信頼性の低下を防ぐことができる。なお、本実施の形態の電動機においてはホールICの実装位置ズレが高精度に抑制されることで、ホールICの実装位置バラツキが抑制される。これによりモータの効率に大きく影響を及ぼす進角のバラツキが抑制され、消費電力が低減される。
実施の形態4.
実施の形態3にて説明した電動機は、様々な電気機器に適用することができ、このような電気機器として、空気調和機を例示することができる。図10は、本発明にかかる電気機器の一例である空気調和機の構成を示す外観図である。図10に示す空気調和機50は、室内機51と、室外機52と、ファン53とを備える。室外機52は室内機51に接続されている。なお、図示していないが、室内機51は室内機用送風機を備え、室外機52は室外機用送風機を備え、室内機用送風機及び室外機用送風機は、駆動源である実施の形態3にて説明した電動機を備える。
本実施の形態の室内機用送風機及び室外機用送風機に実施の形態3の電動機が適用されることで、電動機の故障を防止し、信頼性の低下を防ぐことができ、室内機用送風機及び室外機用送風機の故障を防止し、信頼性の低下を防ぐことができる。
なお、実施の形態3にて説明した電動機は、室内機用送風機及び室外機用送風機に限定されず、例えば換気扇、家電機器、工作機等に搭載されてもよく、換気扇、家電機器、工作機等に実施の形態3の電動機が適用されることで、電動機の故障を防止し、信頼性の低下を防ぐことができ、換気扇、家電機器、工作機等の故障を防止し、信頼性の低下を防ぐことができる。
以上のように、本発明にかかる配線板は、電動機に有用であり、特に、室内機用送風機及び室外機用送風機に適している。
10 配線板、11 穴、12 コネクタ、13 インバータIC、14a,14b,14c ホールIC、20 IC本体、21,21a〜21c ICピン、22,22a〜22c,221,222 フットプリント(本発明)、23,23a〜23c フットプリント(比較例)、24 半田フィレット(本発明)、25 フットプリント(比較例)、26 半田フィレット(比較例)、27a〜27c フットプリント(本発明)、30 回転軸、31 出力側軸受、32 反出力側軸受、33 回転子センサマグネット、34 回転子、35 回転子マグネット、36 巻線端子、37 インシュレータ、38 固定子鉄心、39 巻線、40 ブラケット、41 モールド樹脂、42 モールド固定子、50 空気調和機、51 室内機、52 室外機、53 ファン。

Claims (10)

  1. 複数のピンを有する電子部品が実装される配線板であって、
    前記ピンがリフローにより半田付けされる複数のフットプリントと、
    表面に前記フットプリントが形成されるベース基板と、を備え、
    前記フットプリントは矩形の一部が欠けた欠落部を含む形状であり、
    前記欠落部の一部が、前記ピンの底面を実装位置精度よりも小さい範囲で前記配線板面上の全方向に均しく拡大した位置ズレ許容領域内に存在することで、前記ピンの底面が前記位置ズレ許容領域内に収まる配線板。
  2. 複数のピンを有する電子部品が実装される配線板であって、
    前記ピンがリフローにより半田付けされる複数のフットプリントと、
    表面に前記フットプリントが形成されるベース基板と、を備え、
    前記フットプリントは、
    前記ピンの底面を実装位置精度よりも小さい範囲で前記配線板面上の全方向に均しく拡大した形状を格納することはできないものの、前記ピンの底面を格納することは可能な1つのピン配置領域と、
    前記ピン配置領域から連なり、前記ピンの底面を格納できない大きさの半田フィレット形成領域と、を有する配線板。
  3. 複数のピンを有する電子部品が実装される配線板であって、
    前記ピンがリフローにより半田付けされる複数のフットプリントと、
    表面に前記フットプリントが形成されるベース基板と、を備え、
    前記フットプリントは、
    矩形の前記ピンの底面の4つの角部と、前記ピンの底面を実装位置精度よりも小さい範囲で前記配線板面上の全方向に均しく拡大した矩形の形状の4つの角部と、の間に配される端面の一部と、
    前記ピンの底面が配置される部分から連なり、前記ピンの底面を格納できない大きさの半田フィレット形成領域と、を有する配線板。
  4. 複数のピンを有する電子部品が実装される配線板であって、
    前記ピンがリフローにより半田付けされる複数のフットプリントと、
    表面に前記フットプリントが形成されるベース基板と、を備え、
    前記フットプリントは、
    矩形の前記ピンの底面の4つの辺と、前記ピンの底面を実装位置精度よりも小さい範囲で前記配線板面上の全方向に均しく拡大した矩形の形状の4つの辺と、の間に配される角部と、
    前記ピンの底面が配置される部分から連なり、前記ピンの底面を格納できない大きさの半田フィレット形成領域と、を有する配線板。
  5. 複数のピンを有する電子部品が実装される配線板であって、
    前記ピンがリフローにより半田付けされる複数のフットプリントと、
    表面に前記フットプリントが形成されるベース基板と、を備え、
    前記フットプリントは、
    矩形の前記ピンの底面の4つの角部と、前記ピンの底面を実装位置精度よりも小さい範囲で前記配線板面上の全方向に均しく拡大した矩形の形状の4つの角部と、の間に配される角部と、
    前記ピンの底面が配置される部分から連なり、前記ピンの底面を格納できない大きさの半田フィレット形成領域と、を有する配線板。
  6. 前記端面の前記一部が匙面である請求項3に記載の配線板。
  7. 請求項1から請求項6のいずれか一項に記載の配線板と、
    前記配線板に実装された前記電子部品と、を有する電動機。
  8. 固定子と前記配線板が、樹脂によって一体成型されていることを特徴とする請求項7に記載の電動機。
  9. 請求項7または請求項8に記載の電動機を備える電気機器。
  10. 請求項9に記載の電気機器である空気調和機。
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