JP2016018496A - 電子機器 - Google Patents

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【課題】タッチパネル画面上のボタンを押下する際にユーザにとって本意でない処理が行われることを未然に防ぐことのできる電子機器を提供する。【解決手段】本発明の電子機器は、指等の接触物の接触を検出する接触検出部10と、接触検出部10に対する押圧荷重を検出する荷重検出部30と、音楽ファイルを記憶する記憶部40と、音楽ファイルを受信する受信部60と、受信部60により受信しようとする音楽ファイルが、記憶部40に記憶された音楽ファイルと対応する場合、荷重検出部30により検出される押圧荷重が第1の荷重基準を満たすと、所定の警告を行い、荷重検出部30が第1の荷重基準より高い第2の荷重基準を満たすと、音楽ファイルを受信し、受信された音楽ファイルを記憶部40に記憶するように制御する制御部70を備える。【選択図】図1

Description

本発明は、タッチパネルを備える電子機器に関するものである。
表示部を構成する液晶表示画面の前面に透明な入力部を重ねて配設することにより構成したタッチパネルを備える電子機器が開示されている(例えば、特許文献1参照)。このようなタッチパネルを有する電子機器は、一般的に、タッチパネルの表示画面上に、操作キーやボタンなどの画像ならびに入力を促す文字または文字列(以下、「オブジェクト」と記す)を表示する。表示画面上に表示されたオブジェクトをユーザが押圧すると、その位置に対応するタッチパネルの入力部が入力を受け付けるようになっている。
特開2006−311224号公報
ところで、タッチパネルを備える電子機器の中には、音楽再生機能を有するものがあり、このような音楽再生機能を有する電子機器では、音楽ファイルをインターネット上から購入して機器本体にダウンロードして再生する仕組みが構築されている。また、電子機器の記憶容量も増大しており、1つの電子機器に数千曲〜数万曲の音楽ファイルを保存しておくことが可能となっている。このような状況下において、沢山の音楽ファイルを購入、保存すると、どの音楽ファイルが既に購入済みなのか分からなくなり、ネット閲覧時にブラウザ画面上に表示されるボタンの押下によって、誤って同じ音楽ファイルを再購入してしまうことがある。
また、ネット閲覧時にブラウザ画面上に表示されるボタンの押下によって、誤った課金やセキュリティ上の問題が発生する可能性のある、ユーザにとって不本意なサイトに至ることがある。
また、タッチパネルの画面上でファイル操作を行う場合に、画面上に表示されるボタンの押下によって、誤って重要なファイルを削除してしまうことがある。
本発明は、このような問題点に鑑みてなされたものであり、本発明の目的は、タッチパネル画面上のボタンを押下する際にユーザにとって本意でない処理が行われることを未然に防ぐことのできる電子機器を提供することにある。
上記目的を達成するため、本発明の電子機器は、接触物の接触を検出する接触検出部と、前記接触検出部に対する押圧荷重を検出する荷重検出部と、データを記憶する記憶部と、データを受信する受信部と、前記受信部により受信しようとするデータが、前記記憶部に記憶されたデータと対応する場合、前記荷重検出部により検出される押圧荷重が第1の荷重基準を満たすと、所定の報知を行い、前記荷重検出部が前記第1の荷重基準より高い第2の荷重基準を満たすと、前記データを受信し、前記受信されたデータを前記記憶部に記憶するように制御する制御部とを備える。
前記制御部は、前記所定の報知として、所定の画像を表示し、当該画像が表示されている状態において、前記第2の基準を満たすと、前記受信されたデータを記憶するように制御することが好ましい。
また、本発明の電子機器は、接触物の接触を検出する接触検出部と、前記接触検出部に対する押圧荷重を検出する荷重検出部と、所定のウェブサイトに関する処理を行うにあたっては、前記荷重検出部により検出される押圧荷重が第1の荷重基準を満たすと、所定の報知を行い、前記荷重検出部が前記第1の荷重基準より高い第2の荷重基準を満たすと、当該所定のウェブサイトに関する処理を行うように制御する制御部とを備える。
前記制御部は、前記所定の報知として、所定の画像を表示し、当該画像が表示されている状態において、前記第2の基準を満たすと、前記ウェブサイトに関する処理を行うように制御することが好ましい。
また、本発明の電子機器は、接触物の接触を検出する接触検出部と、前記接触検出部に対する押圧荷重を検出する荷重検出部と、データを記憶する記憶部と、前記記憶部に記憶されたデータを削除するにあたっては、前記荷重検出部により検出される押圧荷重が第1の荷重基準を満たすと、所定の報知を行い、前記荷重検出部が前記第1の荷重基準より高い第2の荷重基準を満たすと、当該記憶されたデータの削除を行うように制御する制御部とを備える。
前記制御部は、前記所定の報知として、所定の画像を表示し、当該画像が表示されている状態において、前記第2の基準を満たすと、前記記憶されたデータの削除を行うように制御することが好ましい。
本発明は、タッチパネル画面上のボタンを押下する際に、所定の報知を行うとともに、多段押下を実行しないと処理が行えないようにしているので、ユーザにとって本意でない処理が行われることを未然に防ぐことができる。
本発明の第1の実施形態に係る電子機器の概略構成を示すブロック図である。 本発明の第1の実施形態に係る電子機器の実装構造の一例を示す図である。 本発明の第1の実施形態に係る電子機器の動作を示すフローチャートである。 本発明の第1の実施形態に係る電子機器の動作を模式的に示す図である。 本発明の第2の実施形態に係る電子機器の動作を示すフローチャートである。 本発明の第2の実施形態に係る電子機器の動作を模式的に示す図である。 本発明の第3の実施形態に係る電子機器の動作を示すフローチャートである。 表示部にデータフォルダのファイルアイコンが表示された状態を示す図である。 本発明の第3の実施形態に係る電子機器の動作を模式的に示す図である。 本発明の第3の実施形態に係る電子機器の動作を模式的に示す図である。
本発明の実施の形態について図面を参照して説明する。
(第1の実施形態)
図1は、本発明の第1の実施形態に係る電子機器の概略構成を示すブロック図である。図1に示すように、電子機器1は、接触検出部(タッチパネル)10と、表示部20と、荷重検出部30と、記憶部40と、触感呈示部50と、受信部60と、制御部70とを備える。
表示部20は、押しボタンスイッチ(プッシュ式ボタンスイッチ)のようなオブジェクトを画像表示する。押しボタンスイッチとは、操作者が入力の操作に用いるボタンやキー等である。表示部20は、例えば、液晶表示パネル(LCD)や有機EL表示パネル等を用いて構成される。
接触検出部(タッチパネル)10は、通常は表示部20の前面に配置され、表示部20に表示されたオブジェクトに対する操作者の指やスタイラスペン等の接触物(押圧物)による接触、または接触の解除を、対応する接触検出部10の入力面10aにおいて検出する。また、接触検出部10は、入力面10aに対する接触位置を検出し、検出した接触位置を制御部70に通知する。この接触検出部10は、例えば抵抗膜方式、静電容量方式等の公知の方式のもので構成される。なお、接触検出部10が接触物による接触を検出する上で、接触物が接触検出部10に物理的に触れることは必須ではない。例えば、接触検出部10が光学式である場合は、接触検出部10は当該接触検出部10上の赤外線等が接触物で遮られた位置を検出するため、接触物が接触検出部10に触れることは不要である。
荷重検出部30は、接触検出部10の入力面10aに対する押圧荷重を検出するものであり、例えば、歪みゲージセンサや圧電素子等の素子を用いて構成される。また、荷重検出部30は、検出した入力面10aに対する押圧荷重を、制御部70に通知する。
受信部60は、インターネット経由で音楽ファイルデータやコンテンツデータを受信する。
記憶部40は、公知技術によるメモリで構成することができ、受信部60で受信した各種データや、入力された各種情報や、電子機器1を動作させるためのプログラムなどを記憶するとともに、ワークメモリとしても機能する。特に、本実施形態においては、制御部70が、荷重検出部30から取得した押圧荷重に応じて種々の処理を開始するときに用いる荷重基準の値と、各オブジェクトに対応する表示領域とを記憶する。
触感呈示部50は、例えば圧電振動子等を用いて構成され、所定の振動パターンによる振動等を発生させることにより、入力面10aに接触している接触物に対して、所定の触感を呈示する。触感呈示部50により、押圧荷重が荷重基準を満たしたか否かを操作者に報知することができる。
制御部70は、表示部20に表示されたオブジェクトの表示領域に対応する接触検出部10の領域における接触物の接触位置と、荷重検出部30が検出する押圧荷重とに基づいて、オブジェクトに対応付けられた所定の処理を開始する。また、荷重検出部30から取得した押圧荷重が記憶部40に記憶されている所定の荷重基準を満たす場合には、触感呈示部50に対して触感呈示動作を行うように指示する。
図2は、図1に示した電子機器1の実装構造の一例を示すもので、図2(a)は要部断面図、図2(b)は要部平面図である。表示部20は、筐体11内に収納保持する。表示部20上には、弾性部材からなるインシュレータ12を介して、接触検出部10を保持する。なお、本実施の形態に係る電子機器1は、表示部20および接触検出部10を、平面視で矩形状としてある。本実施の形態において、接触検出部10は、図2(b)に仮想線で示す表示部20の表示領域Aから外れた4隅に配設したインシュレータ12を介して表示部20上に保持する。
また、筐体11には、表示部20の表示領域から外れた接触検出部10の表面領域を覆うようにアッパカバー13を設け、このアッパカバー13と接触検出部10との間に、弾性部材からなるインシュレータ14を配設する。
なお、図2に示す接触検出部10は、入力面10aを有する表面部材を、例えば透明フィルムやガラスで構成し、裏面部材をガラスやアクリルで構成している。接触検出部10は、入力面10aが押圧されると、押圧部分が押圧力に応じて微少量撓む(歪む)、または構造体そのものが微少量撓む構造のものを用いる。
接触検出部10の表面上には、アッパカバー13で覆われる各辺の近傍に、接触検出部10に加わる荷重(押圧力)を検出するための歪みゲージセンサ31をそれぞれ接着等により設ける。また、接触検出部10の裏面上には、対向する2つの辺の近傍に、接触検出部10を振動させるための圧電振動子51をそれぞれ接着等により設ける。すなわち、図2に示す電子機器1は、図1に示した荷重検出部30を4つの歪みゲージセンサ31を用いて構成し、触感呈示部50を2つの圧電振動子51を用いて構成している。そして、触感呈示部50により接触検出部10を振動させることにより、入力面10aを振動させるようにしている。なお、図2(b)は、図2(a)に示した筐体11、アッパカバー13およびインシュレータ14の図示を省略している。
次に、このように構成される本実施形態に係る電子機器の動作を説明する。図3は、本実施形態に係る電子機器の動作を示すフローチャートであり、図4は、本実施形態に係る電子機器の動作を模式的に示す図である。
まず、電子機器1の動作が開始され、ウェブ(Web)ブラウザが起動されて、インターネットに接続され、受信部60からコンテンツデータを受信して、図4(a)に示すように、表示部20に、例えば音楽ファイル購入サイト(ウェブサイト)のコンテンツが表示されると(S101)、制御部70は、表示されたコンテンツ上に「購入」ボタンがあるか否かを判定し(S102)、「購入」ボタンがない場合(Noの場合)は、他の処理を行い、「購入」ボタンがある場合(Yesの場合)は、接触検出部10を監視して、操作者の指等の接触物が「購入」ボタンをタップ(接触)したか「キャンセル」ボタンをタップ(接触)したかを判定する(S103)。
制御部70は、「購入」ボタンがタップされず、「キャンセル」ボタンがタップされた場合(S103でNoの場合)は、購入を中止し、他の処理を行う。制御部70は、「購入」ボタンがタップされた場合(S103でYesの場合、図4(b))は、「購入」ボタンの1段階押下が行われたか否か、すなわち、荷重検出部30により検出された押圧荷重が、第1の荷重基準を満たすか否かを判定する(S104)。1段階押下が行われない場合(Noの場合)、制御部70は、接触検出部10を監視して、操作者の指等の接触物が「購入」ボタンからリリース(非接触)されたか否かを判定する(S105)。リリースされた場合(Yesの場合)は、S103に戻り、リリースされない場合(Noの場合)は、S104に戻る。
制御部70は、「購入」ボタンの1段階押下が行われた場合、すなわち、第1の荷重基準を満たす場合(S104でYesの場合、図4(c))は、触感呈示部50に対して触感呈示動作を行うように指示した後、購入しようとする音楽ファイルを電子機器1内で検索し(S106)、購入しようとする音楽ファイルのデータが既にダウンロード済みであるか否かを判定する(S107)。
音楽ファイルのデータを購入して既に電子機器1内に存在する場合(S107でYesの場合)は、制御部70は、表示部20に「同じファイルが見つかりました。購入する場合はボタンを押し込んでください。」等の所定の警告メッセージの表示(報知)を行い(S108、図4(d))、次に、「購入」ボタンの2段階押下が行われたか否か、すなわち、荷重検出部30により検出された押圧荷重が、第1の荷重基準より大きい(高い)第2の荷重基準を満たすか否かを判定する(S109)。
制御部70は、2段階押下が行われた場合、すなわち、第2の荷重基準を満たす場合(S109でYesの場合、図4(e))、およびS107において購入しようとする音楽ファイルが電子機器1内に存在しなかった場合(Noの場合)は、触感呈示部50に対して触感呈示動作を行うように指示した後、音楽ファイル購入のための決済処理を行い(S110)、購入しようとする音楽ファイルをダウンロードして保存する(S111、図4(f))。S109において、「購入」ボタンの2段階押下が行われない場合(Noの場合)、制御部70は、接触検出部10を監視して、操作者の指等の接触物がリリースされたか否かを判定する(S112)。リリースされた場合(Yesの場合)は、S103に戻り、リリースされない場合(Noの場合)は、S109に戻る。
なお、図4において、操作者の指が1段階押下、2段階押下している状態は、操作者の指の感覚を表現したものであり、実際には平坦であり、窪むものではない。
また、第1の実施形態において、クレジットカードでの購入では、「購入」ボタンがタップされた時点でクレジットカードの利用明細情報を取得して、これを表示するようにしてもよい。
また、S106の検索は、別の機器内の情報を対象にしても良い。その場合、同一機器と同一でない機器とで触感を変更しても良い。
また、音楽ファイルの音質に応じて、押下段階を設定しておき、同一ファイルでも音質で区別しても良い。例えば、図3のS107で「該当データあり」と判定された場合に、購入済みの楽曲の音質に対応するボタンの押下段階で、触感呈示部50が触感呈示動作を行うようにしても良い。この場合、例えばボタンが最下段まで押下されたときにS109の「2段階押下検出」がなされたものとして処理を行っても良い。
(第2の実施形態)
次に、本発明による第2の実施形態に係る電子機器について説明する。第2の実施形態に係る電子機器は、第1の実施形態に係る電子機器と構成要素が同一であり、制御部70による処理のみが相違する。したがって、以下では、第2の実施形態に係る電子機器の構成の説明は省略し、動作について説明する。図5は、本実施形態に係る電子機器の動作を示すフローチャートであり、図6は、本実施形態に係る電子機器の動作を模式的に示す図である。
まず、電子機器1の動作が開始され、ウェブブラウザが起動されて、インターネットに接続され、受信部60からコンテンツデータを受信して、図6(a)に示すように、表示部20に、例えば閲覧制限サイト(ウェブサイト)のコンテンツが表示されると(S201)、制御部70は、表示されたコンテンツ上に「次へ」ボタンがあるか否かを判定し(S202)、「次へ」ボタンがない場合(Noの場合)は、他の処理を行い、「次へ」ボタンがある場合(Yesの場合)は、ウイルスチェックソフト等のセキュリティソフトから危険度情報データを取得する(S203)。次に、制御部70は、接触検出部10を監視して、操作者の指等の接触物が「次へ」ボタンをタップ(接触)したか「戻る」ボタンをタップ(接触)したかを判定する(S204)。
制御部70は、「次へ」ボタンがタップされず、「戻る」ボタンがタップされた場合(Noの場合)は、他の処理を行う。制御部70は、「次へ」ボタンがタップされた場合(S204でYesの場合、図6(b))は、「次へ」ボタンの1段階押下が行われたか否か、すなわち、荷重検出部30により検出された押圧荷重が、第1の荷重基準を満たすか否かを判定する(S205)。1段階押下が行われない場合(Noの場合)、制御部70は、接触検出部10を監視して、操作者の指等の接触物がリリースされたか否かを判定する(S206)。リリースされた場合(Yesの場合)は、S204に戻り、リリースされない場合(Noの場合)は、S205に戻る。
制御部70は、「次へ」ボタンの1段階押下が行われた場合、すなわち、第1の荷重基準を満たす場合(S205でYesの場合、図6(c))、触感呈示部50に対して触感呈示動作を行うように指示した後、S203で取得した危険度情報に基づいて表示部20に「18歳未満閲覧不可の情報が含まれている可能性があります。次へ行く場合はさらにキーを押してください。」等の所定の警告メッセージの表示(報知)を行い(S207、図6(d))、次に、「次へ」ボタンの2段階押下が行われたか否か、すなわち、荷重検出部30により検出された押圧荷重が、第2の荷重基準を満たすか否かを判定する(S208)。2段階押下が行われない場合(Noの場合)、制御部70は、接触検出部10を監視して、操作者の指等の接触物がリリースされたか否かを判定する(S208)。リリースされた場合(Yesの場合)は、S204に戻り、リリースされない場合(Noの場合)は、S208に戻る。
制御部70は、「次へ」ボタンの2段階押下が行われた場合、すなわち、第1の荷重基準より大きい(高い)第2の荷重基準を満たす場合(S208でYesの場合、図6(e))は、触感呈示部50に対して触感呈示動作を行うように指示した後、S203で取得した危険度情報に基づいて表示部20に「このサイトは課金が発生する可能性があります。次に行く場合はさらにキーを押してください。」等の所定の警告メッセージの表示(報知)を行い(S210、図6(f))、次に、「次へ」ボタンの3段階押下が行われたか否か、すなわち、荷重検出部30により検出された押圧荷重が、第3の荷重基準を満たすか否かを判定する(S211)。3段階押下が行われない場合(Noの場合)、制御部70は、接触検出部10を監視して、操作者の指等の接触物がリリースされたか否かを判定する(S212)。リリースされた場合(Yesの場合)は、S204に戻り、リリースされない場合(Noの場合)は、S211に戻る。
制御部70は、「次へ」ボタンの3段階押下が行われた場合、すなわち、第2の荷重基準より大きい(高い)第3の荷重基準を満たす場合(S311でYesの場合)は、触感呈示部50に対して触感呈示動作を行うように指示した後、ブラウザデータのダウンロードを行い(S213)、表示部20に表示されるコンテンツの更新を行う(S214)。
なお、図6において、操作者の指が1段階押下、2段階押下している状態は、操作者の指の感覚を表現したものであり、実際には平坦であり、窪むものではない。
また、第2の実施形態に係る電子機器では、「次へ」ボタンの3段階押下の場合について説明したが、3段階押下に限らず、1段階押下する毎にそれぞれ所定の表示(報知)を行うようにして複数段階押下をするようにしてもよい。
(第3の実施形態)
次に、本発明による第3の実施形態に係る電子機器について説明する。第3の実施形態に係る電子機器は、第1の実施形態に係る電子機器と構成要素が同一であり、制御部70による処理のみが相違する。したがって、以下では、第3の実施形態に係る電子機器の構成の説明は省略し、動作について説明する。図7は、本実施形態に係る電子機器の動作を示すフローチャートであり、図8は、表示部にデータフォルダのファイルアイコンが表示された状態を示す図であり、図9および図10は、本実施形態に係る電子機器の動作を模式的に示す図である。
図8(a)は、表示部20にデータフォルダのファイルアイコンが表示された状態を示している。なお、各ファイルは、作成されるときに重要度を意味するフラグが添付されているものとする。図8(b)は、各ファイルに添付されているフラグを示している。数値が大きいほどファイルの重要度が大きいことを示している。
制御部70は、接触検出部10を監視して、操作者の指等の接触物が、削除しようとするファイルのアイコンにタップ(接触)し(S301)、サブメニューの中の「削除」ボタンにタップ(接触)したことを検出して、削除操作が行われたことを検出すると(S302)、ファイルに添付されているフラグからファイルの重要度を読み出す(S303)。次に、制御部70は、読み出した重要度が0か否かを判定する(S304)。制御部70は、重要度が0の場合(Yesの場合)は、ファイル削除処理を行う(S312)。図9は、重要度0のファイルの削除操作を示している。重要度0のファイルは、操作者の指等の接触物がサブメニューの中の「削除」ボタンにタップ(接触)しただけで削除される。
制御部70は、重要度が0でない場合(S304でNoの場合)は、「このファイルは重要ファイルです。削除しますか?」等の警告メッセージを表示し(S305)、ファイルの重要度nの情報から押下階層n段を決定する(S306)。制御部70は、k(初期値k=1)段目の押下を検出した場合、すなわち、第kの荷重基準を満たす場合(S307でYesの場合)、触感呈示部50に対して触感呈示動作を行うように指示した後、k段階目の所定の警告メッセージの表示(報知)を行い(S309)、最下段、すなわちk=nか否かを判定し(S310)、最下段(現在の段階=n段)の場合(Yesの場合)は、ファイル削除処理を行う(S312)。
S307において、k段目の押下を検出しない場合(Noの場合)は、操作者の指等の接触物がリリースされたか否かを判定する(S308)。リリースされない場合(Noの場合)は、S307に戻り、リリースされた場合(Yesの場合)は、他の処理を行う。S310において、最下段でない場合(Noの場合)は、kをインクリメントし(S311)、S307に戻る。
なお、第kの荷重基準は、kの値が大きくなるほど荷重基準の値が大きく(高く)なるものとする。
図10は、重要度2のファイルの削除操作を示す図である。図10は、操作者の指がサブメニューの中の「削除」ボタンにタップ(接触)すると、画面上に「このファイルは重要ファイルです。削除しますか?」の警告メッセージを表示し、1段階押下が検出されると、画面上に「削除すると復旧できません。削除しますか?」の警告メッセージを表示し、さらに2段階押下が検出されると、画面上に「削除しました。」と表示されることを示している。なお、操作者の指が1段階押下、2段階押下している状態は、操作者の指の感覚を表現したものであり、実際には平坦であり、窪むものではない。
上述したように、本実施形態に係る電子機器は、タッチパネル画面上のボタンを押下する際に、危険や懸念の度合いに応じて警告を報知するとともに、多段押下を実行しないと処理が行えないようにしているので、ユーザにとって本意でない処理が行われることを未然に防ぐことができる。
なお、上述した本発明の実施形態において、記憶部40に記憶されている荷重基準の値は、操作者によって適宜変更されるものであってもよい。
また、上述した本発明の実施形態おいては、表示部20の画面上に警告メッセージを表示する際に、バイブレーション振動、報知音などを出力するようにしてもよい。
また、上述した本発明の実施形態おいては、接触検出部10を用いて入力面10aに対する接触を検出したが、荷重センサ(荷重検出部)を用いて、所定の押圧荷重の基準を満たした場合に、接触がなされたものと判定することもできる。このような荷重検出部は、上述した実施の形態の荷重検出部30と同様に、任意の個数の歪みゲージセンサ31等を用いて構成することができる。
また、触感呈示部50は、振動モータ(偏心モータ)に基づいて電子機器1を振動させることにより、接触検出部10の入力面10aを間接的に振動させるように構成することもできる。さらに、荷重検出部30および触感呈示部50は、圧電素子を用いて構成する場合は、圧電素子を共用して荷重検出部30および触感呈示部50を構成することもできる。圧電素子は、圧力が加わると電力(電圧)を発生し、電力(電圧)が加えられると変形するためである。
上述した本発明の実施形態においては、接触検出部10を表示部20の上面に重ねて配置した構成を想定して説明したが、必ずしもこのような構成にする必要はなく、接触検出部10と表示部20とを離間した構成にしてもよい。
また、上述した本発明の実施形態において、触感呈示部50が入力面10aに接触している接触対象に対して触感を呈示する態様として、触感呈示部50が入力面10aに振動を発生させることにより、入力面10aに接触している接触対象に対して触感を呈示する態様を挙げて説明したが、本発明はこれに限定されず、接触検出部10上に貼ったフィルムの電荷を制御する等により、機械的な振動を使わずに、入力面10aに接触している接触対象に対して触感を呈示してもよい。
また、上述の本発明の実施形態において、接触検出部10および表示部20は、接触検出部10および表示部20の両機能を共通の基板に持たせる等により、一体化した装置によって構成されてもよい。このような接触検出部10および表示部20の両機能を一体化した装置の構成の一例としては、液晶パネルが有するマトリクス状配列の画素電極群に、フォトダイオード等の複数の光電変換素子を規則的に混在させたものがある。この装置は、液晶パネル構造によって画像を表示する一方で、パネル表面の所望位置をタッチ入力するペンの先端で液晶表示用のバックライトの光を反射し、この反射光を周辺の光電変換素子が受光することにより、タッチ位置を検出することができる。
また、上述した本発明の実施態様においては、荷重検出部について詳述したが、荷重検出部が圧電素子として構成される場合、本発明の「接触検出部に対する押圧荷重を検出する」には、「接触検出部に対する押圧荷重に基づき電圧を出力(発生)する」ことが含まれるものである。また、同様に、本発明の「荷重基準」には、「電圧による基準である電圧基準」が含まれるものである。また、同様に、「荷重検出部により検出する押圧荷重」には、「圧電素子により出力(発生)する電圧」が含まれるものである。このように、荷重検出部として圧電素子を用いて、圧電素子が接触検出部に対する押圧荷重に基づき電圧を出力(発生)する場合などには、制御部は、圧電素子が出力する電圧から接触検出部に対する押圧荷重を算出などすることなく、圧電素子が出力する電圧に基づき、所定の処理を行うか否かの判断を行ってもよい。
また、上述した本発明の実施態様において、所定の荷重基準を満たすこととは、例えば、接触検出部に対する押圧荷重が所定の荷重閾値以上になることや、接触検出部に対する押圧荷重が所定の荷重閾値を超えること、接触検出部に対する押圧荷重が一定時間荷重閾値以上であることなどである。
1 電子機器
10 接触検出部
10a 入力面
11 筐体
12 インシュレータ
13 アッパカバー
14 インシュレータ
20 表示部
30 荷重検出部
31 歪みゲージセンサ
40 記憶部
50 触感呈示部
60 受信部
51 圧電振動子
70 制御部

Claims (6)

  1. 接触物の接触を検出する接触検出部と、
    前記接触検出部に対する押圧荷重を検出する荷重検出部と、
    データを記憶する記憶部と、
    データを受信する受信部と、
    前記受信部により受信しようとするデータが、前記記憶部に記憶されたデータと対応する場合、前記荷重検出部により検出される押圧荷重が第1の荷重基準を満たすと、所定の報知を行い、前記荷重検出部が前記第1の荷重基準より高い第2の荷重基準を満たすと、前記データを受信し、前記受信されたデータを前記記憶部に記憶するように制御する制御部と、
    を備える電子機器。
  2. 前記制御部は、前記所定の報知として、所定の画像を表示し、当該画像が表示されている状態において、前記第2の基準を満たすと、前記受信されたデータを記憶するように制御することを特徴とする請求項1に記載の電子機器。
  3. 接触物の接触を検出する接触検出部と、
    前記接触検出部に対する押圧荷重を検出する荷重検出部と、
    所定のウェブサイトに関する処理を行うにあたっては、前記荷重検出部により検出される押圧荷重が第1の荷重基準を満たすと、所定の報知を行い、前記荷重検出部が前記第1の荷重基準より高い第2の荷重基準を満たすと、当該所定のウェブサイトに関する処理を行うように制御する制御部と、
    を備える電子機器。
  4. 前記制御部は、前記所定の報知として、所定の画像を表示し、当該画像が表示されている状態において、前記第2の基準を満たすと、前記ウェブサイトに関する処理を行うように制御することを特徴とする請求項3に記載の電子機器。
  5. 接触物の接触を検出する接触検出部と、
    前記接触検出部に対する押圧荷重を検出する荷重検出部と、
    データを記憶する記憶部と、
    前記記憶部に記憶されたデータを削除するにあたっては、前記荷重検出部により検出される押圧荷重が第1の荷重基準を満たすと、所定の報知を行い、前記荷重検出部が前記第1の荷重基準より高い第2の荷重基準を満たすと、当該記憶されたデータの削除を行うように制御する制御部と、
    を備える電子機器。
  6. 前記制御部は、前記所定の報知として、所定の画像を表示し、当該画像が表示されている状態において、前記第2の基準を満たすと、前記記憶されたデータの削除を行うように制御することを特徴とする請求項5に記載の電子機器。
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