JP2016018420A - 触覚型デバイス - Google Patents

触覚型デバイス Download PDF

Info

Publication number
JP2016018420A
JP2016018420A JP2014141264A JP2014141264A JP2016018420A JP 2016018420 A JP2016018420 A JP 2016018420A JP 2014141264 A JP2014141264 A JP 2014141264A JP 2014141264 A JP2014141264 A JP 2014141264A JP 2016018420 A JP2016018420 A JP 2016018420A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
overlay
deformable
transducer
substance
vibrotactile
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2014141264A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2016018420A5 (ja
Inventor
グレゴリ・エフレイノフ
Evreinov Grigori
アーメド・ファルーク
Farooq Ahmed
ロオペ・ライサモ
Raisamo Roope
アアト・ヒップア
Hippula Arto
大介 高畠
Daisuke Takahata
大介 高畠
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Of Tampere, University of
Tampere, University of
Fukoku Co Ltd
Fukoku KK
Original Assignee
Of Tampere, University of
Tampere, University of
Fukoku Co Ltd
Fukoku KK
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Of Tampere, University of, Tampere, University of, Fukoku Co Ltd, Fukoku KK filed Critical Of Tampere, University of
Priority to JP2014141264A priority Critical patent/JP2016018420A/ja
Priority to US14/794,278 priority patent/US20160011666A1/en
Publication of JP2016018420A publication Critical patent/JP2016018420A/ja
Publication of JP2016018420A5 publication Critical patent/JP2016018420A5/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • GPHYSICS
    • G06COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
    • G06FELECTRIC DIGITAL DATA PROCESSING
    • G06F3/00Input arrangements for transferring data to be processed into a form capable of being handled by the computer; Output arrangements for transferring data from processing unit to output unit, e.g. interface arrangements
    • G06F3/01Input arrangements or combined input and output arrangements for interaction between user and computer
    • G06F3/016Input arrangements with force or tactile feedback as computer generated output to the user
    • GPHYSICS
    • G06COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
    • G06FELECTRIC DIGITAL DATA PROCESSING
    • G06F3/00Input arrangements for transferring data to be processed into a form capable of being handled by the computer; Output arrangements for transferring data from processing unit to output unit, e.g. interface arrangements
    • G06F3/01Input arrangements or combined input and output arrangements for interaction between user and computer
    • G06F3/03Arrangements for converting the position or the displacement of a member into a coded form
    • G06F3/041Digitisers, e.g. for touch screens or touch pads, characterised by the transducing means

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • General Engineering & Computer Science (AREA)
  • Theoretical Computer Science (AREA)
  • Human Computer Interaction (AREA)
  • Physics & Mathematics (AREA)
  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • User Interface Of Digital Computer (AREA)

Abstract

【課題】振動刺激に対する人間の皮膚の応答を増強できる触覚型デバイスを提供する。【解決手段】ユーザから圧力操作を受け取るための操作面上に重ねられる触覚型デバイスは、パウチ、液体又はゲル類似物質108及びトランスデューサ110を含む。パウチは、操作面及び間隙を伴ってその上に重ねられる透明シート106から形成される。液体又はゲル類似物質はパウチ内に密封され、それを通じて圧力及び/又は圧力振動を伝達する。トランスデューサは、透明シート内及び/又は物質内に、触覚信号を、ユーザに伝達されるように生成する。【選択図】図1

Description

本発明は概して触覚型デバイスに関し、より詳細に述べれば、接触感知表面、スクリーン、またはその類とのインタラクションのための順応型オーバーレイ、および振動刺激に対する人間の皮膚の応答を増強するための方法に関する。
人間の機械的刺激は、振動源からの機械的エネルギーがある種の周期的な圧縮および微小変位の形で人間の身体、通常は皮膚または身体部分に影響を与えるプロセスである。刺激の機械的エネルギーは、続いて感覚受容器によって、接触表面の物理的性質と関連付けされる触知情報として翻訳される感覚に変換される。触知情報チャンネルおよび触知感覚の刺激の使用の必要性は触知トランスデューサの開発を導いた。しかし、アクチュエータから皮膚内の特定の受容器への機械的エネルギーの伝播の特徴およびそれらの機能を無視することが触知信号を弱めることによって触知信号の大きさを減衰させ、期待されるより情報価値を下げている。それについて言えば、鍵となる要因の1つが、密度および機械的インピーダンス等の刺激のエネルギーを変調する異なる物理的性質を有する異なる物質を通じたメカノトランスダクション・プロセスに関わる各構成要素の機械的インピーダンスである。さらにまた、指の皮膚の機械的インピーダンスの研究が、約3mmの最大皮膚圧痕まで接触表面に対する圧力が生成されるときの硬直度における非線形増加を明らかにした(例えば、非特許文献12)。
皮膚は、筋肉、血管、および脂肪といった軟らかい変形可能な結合組織のシステムの上に支持された多層の、幾何学的かつ構造的に複雑な機械的システムである。指先の皮膚は、3つの一般的な層、すなわち表皮、真皮、および角皮下層の皮下組織からなる。表皮の基層は、真皮または皮下組織より有意に硬い。表皮および真皮は、中間隆条を伴って物理的に互いに固定されている。2つの層と中間隆条の間に硬直度の差を両方ともに伴って構成されていることから、表皮‐真皮接合は、接触ポイントからメルケル細胞複合体への力および応力を分散させるフィルタリング・メカニズムを生み出す。
これらの機械的受容器は、静的変形に対してもっとも敏感であり、中間隆条の先端に存在する。乳頭状の中間隆条を導入することによって、プレート変形時に、法線力、接線力、および歪みエネルギー密度が中間隆条の先端近傍に集中することが明らかになった(例えば、非特許文献13)。指先マイクロ構造の中間隆条および表皮‐真皮の硬直度の差は、隆条の先端に高い局所的応力集中を生み出し、それにおいて受容器は指向された集中応力を最適に収集するべく配置される(例えば、非特許文献4、非特許文献5)。
しかし、この穏やかで洗練された触知メカニズムは、化学的に強化されたアルミノケイ酸塩アルカリガラスのタッチスクリーンの平らな剛体表面に対して指先が作用するときに役立たなくなる。形式的に言えば、表示システムを通じて広い周波数範囲の機械的信号を伝達することによって有効かつ効率的な皮膚受容器の刺激を提供することは不可能である。従って、皮膚受容器に対する刺激の機械的エネルギーの伝播のための条件を改善し、かつ触知信号の伝達媒体となるスクリーン・オーバーレイを開発することが求められる。
変形可能な透明の表示器オーバーレイは、当初、CRT表示器上においてユーザの指先の圧力および位置を検出するべく設計された(例えば、特許文献1、特許文献2)。しかし、これらの解決策は、触知チャンネルを通じて提示されるあらゆる種類の信号の機械的伝播のための条件を改善するべく実装されてこなかった。
比較的硬質の透明基板、および絶縁流体によって離隔された導電性の透明電極を含む比較的柔軟な透明の膜からなる透明のキーボード・スイッチであって、透明スイッチ構造を押すときおよび離すときの異なる反力およびキーストローク長の増加を可能にするものが開示されている(例えば、特許文献3、特許文献4)。透明スイッチ・メカニズムが、増強された反力の触感を提供するべく改善された(例えば、特許文献5、非特許文献2)。しかし、これらの実施態様は、特定の設計を有するスイッチまたはボタンのトグルに随伴する触知信号の限られた範囲の機械的伝播のための条件を改善する。
人間の皮膚の応答を改善するもう1つの方法は、触知受容器の感度を増強することにある。触れる感覚のパラメータが、特に皮膚受容器のスレッショルドを下げるべく改善された(例えば、特許文献6、特許文献7)。この方法は、受容器の機能が増強されるべき受容性エリアを突きとめること、および情報価値のある(触知)信号が現われて、知覚され、かつ識別されることが期待される前にこの(皮膚)エリアにバイアス信号を印加することからなる。それについて言えば、バイアス信号が、情報価値のある触知信号とは異なる、非特異性の電気的または機械的(気体/空気流)刺激といった性質を有することができる。その種のアプローチは、前もって較正されなければならないバイアス信号の最適パラメータを伴って効率的となり得る。しかし、皮膚のパラメータは、物理的、生理学的(体液性)、および心理的性質の多くの異なる要因によって有意に変化し、かつ影響を受ける。従って、予測される時間間隔内において感度の変化が生じることもあれば生じないこともあり、移動体機器との不規則的なタッチによるインタラクションのためにその種のテクニックを容易に実現することは可能でない。
振動触知刺激の始まりに先行して振動検出のスレッショルドを一時的に変更し得る(例えば、特許文献8)。これは、振動触知システムが、刺激の振動性変位の振幅の必然的な増加を伴うことなく振動触知アラートまたは伝達刺激の改善された検出を達成することを可能にする。しかし、その種のアプローチは、あらかじめ定義済みの時間間隔内に作動されるべく皮膚の感度を変更しなければならないという下位感覚の振動性ノイズ刺激についての触知受容器への信号伝播とリンクされる問題を取り除かない。感度の変化が生じるかまたは生じないかは、物理的、生理学的(体液性)、および心理的性質の異なる要因にも依存する。言い換えると、このアプローチもまた、インタラクションの表面との比較的連続する接触の条件および振動の固有パラメータのために適用されることから制約を受ける。
機械的信号の触知感覚を増強するもう1つのアプローチは、それらの信号を接触野内の指先の直下において生成することである(例えば、特許文献9)。その発明は、タッチスクリーンのガラス等の非圧電材料表面上の表面音響波の励振に頼る。しかし、メカノトランスダクションの効率を増加することは、指先がタッチスクリーンのガラス等の平らな硬質の表面に対して作用するときに触知感度を低下させるという問題を取り除かない。
触知インターフェースは、高い張力が掛けられたシリコン・ゴム、ポリブタジエン、ニトリル・ゴムといったゴムやエラストマ等のゴム弾性材料の周縁に配置された複数の個別にコントロール可能な圧電ドライバを含むことができる(例えば、特許文献10)。ドライバ回路は、複数の個別にコントロール可能なドライバのそれぞれにコントロール情報を適用して、張力が掛けられたゴム弾性材料内に波パターンを生成できる。しかし、ゴム弾性材料と空気の間には反射率の相違がある。空気中に懸架される薄い弾性ダイアフラムは、視差または表面粗度を有することになり、タッチスクリーン上に表示される画像が歪んだ見え方になる(例えば、特許文献5、非特許文献1)。また空気中に懸架されている薄い弾性ダイアフラムは、容易に破れる可能性もある。これに対して、硬直なダイアフラムは、しばしば触知情報に随伴する負の副作用として考えられている大きな音を生成することになる。
米国特許第4542375号明細書 米国特許第4816811号明細書 米国特許第4017848号明細書 米国特許第4786767号明細書 日本国特開2005‐234704号公報 米国特許第5782873号明細書 米国特許第6032074号明細書 米国特許第8040223号明細書 米国特許第7375454号明細書 米国特許第8253703号明細書
Arai F. 他、「Transparent tactile feeling device for touch‐screen interface」、Proc. of the 2004 IEEE Int. Workshop on Robot and Human Interactive Communication、2004年、p.527‐532 Weissman A.W.、「Modeling of Micro‐scale Touch Sensations for use with Haptically Augmented Reality」、MSc. Thesis,Rochester Inst. of Technology,Rochester,NY,USA,2010年 Wu J.Z. 他、「A structural fingertip model for simulating of the biomechanics of tactile sensation」、Medical Engineering & Physics、2004年、第26巻、p.165-175 Gerling G.J. 他、「SA‐I mechanoreceptor position in fingertip skin may impact sensitivity to edge stimuli」、Applied Bionics and Biomechanics、2010年、第7巻、第1号、p.19‐29 Gerling G.J. 他、「The effect of fingertip microstructures on tactile edge perception」、Eurohaptics Conference,and Symposium on Haptic Interfaces for Virtual Environment and Teleoperator Systems、World Haptics、2005年、p.63-72 Hidaka Y. 他、「Development of An Elastic Tactile Sensor Emulating Human Fingers for Tele‐Presentation Systems」」、Proc. of IEEE Sensors 2009 Conference、2009年、p.1919‐1922 Kern T.A. 他、「Studies of the Mechanical Impedance of the Index Finger in Multiple Dimensions」、EuroHaptics 2008、LNCS 5024、p.175‐180 Johnson K.O.、「The roles and functions of cutaneous mechanoreceptors」、Sensory Systems.Current Opinion in Neurobiology 2001、2001年、第11巻、p.455−461 Petrie H. 他、""「Investigations into Sensation of "Softness" and Perception of the Tactile Properties of "Soft Touch" Thermoplastic Elastomers」、NPL Report DEPC‐MPR 017、2004年、ISSN 1744‐0270 Srinivasan M.A. 他、「An investigation of the mechanics of tactile sense using two‐dimensional models of the primate fingertip」」、Trans. of ASME、1996年、第118巻、p.48‐55 Vega−Bermudez F. 他、「Surround Suppression in the Responses of Primate SA1 and RA Mechanoreceptive Afferents Mapped with a Probe Array」、J. Neurophysiol、1999年、第81巻、p.2711‐2719 Mortimer B.J.P. 他、「Vibrotactile transduction and transducers」、J.Acoust.Soc.Am.、2007年、第121巻、第5号、p.2970-2977 Maeno T. 他、「Relationship between the structure of human finger tissue and the location of tactile receptors」、JSME Int. J.、1998年、第41巻、第1号C、p.94‐100 Keplinger C. 他、「Stretchable,Transparent,Ionic Conductors」、Science、2013年、第341巻、第6149号、P.984‐987、DOI:10.1126/science.1240228 Kim U. 他、「A transparent and stretchable graphene‐based actuator for tactile display」、Nanotechnology、2013年、24 145501、doi:10.1088/0957‐4484/24/14/145501 Gennisson,J.‐L. 他、「Assessment of Elastic Parameters of Human Skin Using Dynamic Elastography」、IEEE Trans. on Ultrasonics,Ferroelectrics,and Freq. Control、2004年、第51巻、第8号、P.980‐989 Hilsing S.、「Impress:a flexible display」、Project Presentation、2009年 Evreinov G. 他、「Information Kiosks for All: Issues of Tactile Access」、Proc. of Conf. WWDU 2002 World Wide Work、ERGONOMIC Institute fur Arbeits‐ und Sozialforschung,Forschungsgesellschaft mbH、2012年、p.399‐401
前述したとおり、背景技術は問題を有する。
上で論じた問題点の観点から、本発明は、ユーザから圧力操作を受け取るための操作面上に重ねられることになる触覚型デバイスを提供する。この触覚型デバイスは、パウチ、液体またはゲル類似物質、およびアクチュエータを含む。パウチは、操作面および間隙を伴ってその上に重ねられる透明シートから形成される。液体またはゲル類似物質はパウチ内に密封され、それを通じて圧力および/または圧力振動を伝達するべく構成される。アクチュエータは、透明シート内および/または物質内に触覚信号を、ユーザに伝達されるように生成するべく構成される。
上記の構成によれば、振動刺激に対する人間の皮膚の応答を増強できる触覚型デバイスを提供することが可能になる。
実施態様に従ったタッチスクリーンの耐久性表面を覆う可変形オーバーレイ・アッセンブリの断面図である。 可変形オーバーレイ・アッセンブリの例示的な構成を図解した断面図である。 可変形オーバーレイ・アッセンブリの多様な応用例を図解した断面図であり、(a)は投影型スクリーンの耐久性表面に適用される場合を図解し、(b)は反射型スクリーンの可撓性の変形可能な表面に適用される場合を図解し、(c)はタッチスクリーンの耐久性表面に適用される場合を図解する。 いくつかのトランスデューサのアレンジメント例を図解した断面図である。 変形可能な透明のオーバーレイ・アッセンブリおよび剪断および曲げ波トランスデューサのアレンジメント例を図解した平面図である。 携帯電話またはその類等の携帯型電子機器に関して剪断および曲げ波トランスデューサのアレンジメント例を図解した断面図である。 別の実施態様による携帯型電子機器のための拡張ケーシングを図解した図である。 拡張ケーシングを図解した概略図である。
以下、添付図面を参照して実施態様を説明する。図面および説明においては、同一もしくは類似の部分の参照に同一参照番号が用いられる。
これらの実施態様は、指先がタッチスクリーンの平らな硬質の表面に対して作用するときに呈される問題を回避する。
特に、液体物質(例えば、蒸留水、シリコン・ゲル、鉱物油、またはその他の類似した機械的および光学的性質を有する物質)の層を覆う弾力性のある可変形オーバーレイ(例えば、100mkmのポリアミド膜)が、受容野に対する接触表面の適合性および接触エリアから皮膚受容器までの力および応力の非一様分布を改善する必要な沈み/窪み(約0‐3mm)を提供する。
図1を参照する。図1に示されているとおり、順応性オーバーレイ106がタッチスクリーン102の耐久性表面に取り付けられており、間隙には、液体またはゲル類似物質108が満たされている。トランスデューサ110(圧電、電磁気、またはその他の性質のもの)によって生成された剪断および曲げ波112が、振動触知信号に対する皮膚受容器の応答を容易にする窪みのエッジ近傍で隣接してサンプリングされるポイントの間に、非一様な応力分布を伴って接触ポイント104に接近する。空気‐流体遷移ゾーンが、オーバーレイ・アッセンブリ内に生成される振動信号に随伴する寄生音響成分の減衰器/反射器としても作用することになる。
振動トランスデューサ110の設計が、順応性オーバーレイの上(図2(a))にそれを取り付けることだけでなく、膜の下側(図2(b))、絶縁液体物質108が満たされたパウチの内側にトランスデューサを配置することを可能にするとき、異なる効率を伴って剪断および曲げ波の励振を行なうことが可能である。振動トランスデューサ110は、タッチスクリーン102の耐久性表面の上(図2(c))、タッチスクリーンの下側の電子デバイスの内側(図2(f))、または外側表面に近接して配置されるタッチスクリーン・アッセンブリ内に埋め込まれる形(図2(d))で取り付けることが可能である。その場合の液体物質108は、振動トランスデューサの一方の側から接触すること(図2(b)または図2(c))、または図2(g)に示されるとおり両側からそれを覆うことが可能である。いくつかの実施態様においては、振動トランスデューサ110が、1つの側面だけに沿って液体物質108との限定的な接触を有することができる(図2(e))。その種の場合においては、異なるタイプのトランスデューサ(例えば、磁歪または多層圧電アクチュエータ、液圧または空気圧、またはその他の性質のもの)を用いて剪断および曲げ波の励振をもたらすことが可能である。
順応性オーバーレイ・アッセンブリが、それ自体で振動トランスデューサ110として振る舞うことも可能である(図2(h))。それにおいては、トランスデューサ110が2つの柔軟な透明シート106からなるとすることが可能であり、それぞれの一方の側が、層114および116として図解されている透明な導電性材料によって覆われる。それに代えて、図3(b)および図3(c)に図解されているとおり、ケースに適するように、トランスデューサ110を不透明材料とすることができる。2つのシートは、外側シートの内部導電層が液体物質108と電気接触を有し、他方のシートがシートの絶縁材料によって液体物質108から分離された導電層を有するという形でパウチに組み立てられる。この実施態様においては、液体物質108が導電性のイオン性液体またはゲルになる。その種のトランスデューサ110の実施態様は、ゲルによるオーディオ・スピーカとして広い周波数範囲の剪断および曲げ波を生成することができる(例えば、非特許文献14)。
図2(a)から図2(j)を参照する。いくつかの実施態様においては、順応性オーバーレイ106自体(図2(g))が、層114および116として図解されている透明な導電性材料で覆われるか、またはそれの埋め込み構成要素を有する圧電ポリマ材料の使用を伴って実装され、剪断および曲げ波を生成する振動トランスデューサ110として振る舞うことが可能である(例えば、非特許文献15)。振動トランスデューサ110は、順応性オーバーレイ・アッセンブリの外側に配置することも可能であり、それにおいてはそれが、アクチュエータ110からゲル類似物質108に効率的に伝播されてオーバーレイ表面106にわたって剪断および曲げ波112を作り出す機械的振動を伝えることが可能な同一のゲル類似または別の液体物質が満たされる延長部118を用いて機械的に結合される。延長部118は、トランスデューサの振動に対して最小のインピーダンスを提供し、それらの減衰を最小化する垂直断面のサイズを伴って任意の適切な柔軟性ポリマ材料から実装され得る。延長部118は、タッチスクリーンを覆うパウチへの密封接続を有する。トランスデューサ110は、図2(a)から図2(i)に図解されているとおりの任意の方法で延長部118と結合することも可能である。それにおいてはトランスデューサを、図6(b)に示されているとおり、タッチスクリーンを介してコントロールされる電子デバイスの外側または内側に配置することができる。
図3(a)から図3(c)に図解されているとおり、順応性オーバーレイ106は、接触感知入力デバイスまたは投影型表示スクリーン102の耐久性または可撓性の変形可能な接触表面120(例えば、非特許文献17)に取り付け可能であり、オーバーレイの上面(図3(b))または底面(図3(a))に画像が投影され得る。その種の実施態様においては、オーバーレイが可撓性かつ変形可能(シリコンまたは発泡材料等のように)であり、透明または不透明/反射性である必要がある。接触表面上に投影されるビデオ画像がないところで表面とのインタラクションが生じるときには、任意のインタラクション接触表面120に順応性オーバーレイ106を取り付けることが可能である(図3(c))。その場合には、指先の接触ポイントを、任意の適切な周知のテクニック(光学、熱、圧電音響、および電磁気)を用いて検出できる。視覚的フィードバックがなければ、特別な触知パターン(例えば、非特許文献18)をオーバーレイ106に適用して、指の下の特定の場所を容易に特定できる。
図4(a)から図4(h)は、携帯型電子機器の接触表面の上にわたり、また液体またはゲル類似物質108、および表示器102にわたって拡散する異なる振動信号112を生成できるいくつかのトランスデューサ110のアレンジメント例を図解した断面図である。特に、内部トランスデューサ110からの接触表面にわたって拡散する曲げ波112、および液体またはゲル類似物質108および表示器102にわたって拡散する第2の振動信号が示されているが、トランスデューサの位置は、もっとも効率的な形でユーザの指先を摸する干渉振動信号の最適空間的パターンを、例えば『先取り』信号(例えば、特許文献8)を生成することによって作り出すべく多様化し得る(図4(a)から図4(h))。しかし、本発明は、情報信号を生成するために異なる作動原理およびテクノロジを使用できる、特定のタイプのオーバーレイ用振動トランスデューサ110、および先取り信号を生成するその他のトランスデューサに限定されない。
図5(a)から図5(f)は、順応型オーバーレイ・アッセンブリおよび剪断および曲げ波トランスデューサのアレンジメント例を図解している。図5(a)は、オーバーレイが移動/携帯電話114またはその類といった携帯型電子機器に取り付けられ、タッチスクリーンの4つの辺のうちのいずれかに沿って、そのベゼルの近くに配置できる単一の振動トランスデューサ110が備えられる実例を示している。図5(b)は、2つのトランスデューサがタッチスクリーンの任意の対辺に取り付けられる実例を図解している。この構成は、剪断および曲げ波の伝播エネルギーの方向性分布を使用して振動パターンの機能を拡張できる。同様にして、6つのトランスデューサのアレンジメントを図5(c)に示す。
しかし、本発明は、インタラクションの接触表面の周囲、例えば上または下に特定数の振動トランスデューサが配置されることに限定されない。さらにまた、別々のトランスデューサをそれぞれ、または各ペアの対向するトランスデューサを互いに独立してコントロールすることは可能である。順応性オーバーレイ106が、図5(a)から図5(c)に示されているように携帯型機器114のタッチスクリーン102の外側表面を完全に覆うこと、または振動トランスデューサの適切なアレンジメントを伴って完成された全体のタッチスクリーンの部分を覆うこと(図5(d))は可能である。携帯型電子機器から先取り信号を生成するためのトランスデューサの数、およびそれらの位置もまた多様化し得る。
図2(h)および図2(i)に図解されていたとおり、剪断および曲げ波を生成する順応性オーバーレイ106および/または埋め込み作動構成要素がタッチスクリーンを完全に覆うこと(図5(e))または別々に作動されるいくつかのセグメントに分割すること(図5(f))が可能である。これにおいて、作動されるセグメントのオーバーレイのアレイが、相応じてコントロールされる行および列でアレンジされるマトリクスを呈することができる。
図6(a)は、順応性オーバーレイが携帯型電子機器114に取り付けられる実例を図解している。
図6(b)は、振動トランスデューサ110が携帯型電子機器114の内側に配置され、タッチスクリーンを覆うパウチとの延長部118を通じた機械的な接続を有する別の実例を図解している。
図7(a)および図7(b)は、本発明の別の実施態様による移動/携帯電話、ゲーム・タブレット、またはその類といった携帯型電子機器のための拡張ケーシングを図解している。拡張ケーシングは、ケーシング120、順応性オーバーレイ106、ケーシング120内に配置されるプリント回路基板148、ケーシング120内に配置される再充電可能バッテリ122、および限定ではないがタッチスクリーン上の指先の位置の接触ポイント104の座標に少なくとも関係する携帯型電子機器からの信号を適応させるコネクタ(例えば、DCオス/メス電気コネクタ、光、赤外線、または無線による接続をサポート)、バッテリ122を充電する外部電源とのコネクタ、および取り付けられている携帯型電子機器とバッテリ122のエネルギーを共有するための接続を含む。再充電可能バッテリ122は、任意の再使用可能バッテリ(例えば、ニッケル‐カドミウム電池、NiMHバッテリ、リチウム電池、またはこれらの類)とすることが可能である。プリント回路基板の構成要素は、図8に概略図としてより詳細に示されている。
図8に示されているとおり、ケーシング120内に配置されたプリント回路基板148は、マイクロプロセッサ(MP)ホスト・コントローラ・インターフェース140、メモリ142、トランスデューサ(1つまたは複数)のコントローラ144、および多数のコネクタを含む。
メモリ142は、データのストアのために使用されるRAM等の半持続性メモリ、および/または1つまたは複数の異なるタイプのメモリを含むことが可能である。すなわちメモリ142は、トランスデューサのコントローラとともに動作するための任意タイプのデータ(振動信号のパラメータ、振動触知効果またはパターンのライブラリまたはデータベース)をストアするために使用される。
携帯型電子機器114のPCB充電器電源プラグ130は、電源プラグ134を通じて拡張ケーシング120と接続される。携帯型電子機器114の伝達インターフェース128は、伝達インターフェース132を通じて拡張ケーシング120と接続される。従って、MPホスト・コントローラ・インターフェース140および携帯型電子機器114からの信号は、いずれも、さらに伝達インターフェース136を通じて任意の外部デバイスに伝達することが可能である。再充電可能バッテリ122の充電のために、拡張ケーシング120にはPCB充電器電源プラグ138が備えられている。トランスデューサ(1つまたは複数)コントローラからの信号は、コネクタ146を通じて振動トランスデューサ110に渡される。
拡張ケーシング120のバッテリ122は、それの主要な機能に加えて、メイン・バッテリ124の低下時に携帯型電子機器114の予備電源として使用することが可能である。
以上、いくつかの実施態様に関して方法を説明してきたが、これらの設計および方法は記述された実施態様に限定されることなく、むしろそれが付随する特許請求の範囲の精神ならびに範囲内における修正および変更を伴って実施可能であることは当業者に認識されるであろう。従って、この説明は、限定ではなく例証であると考えられるべきである。本質においてこの設計は、スクリーンのオーバーレイが、いかなる形においても携帯型電子機器の表示を歪ませるかあるいは劣化させることがないというものである。
皮膚の微細構造の中間隆条モデルを用いて例証している周知のレンズ効果(例えば、非特許文献4、非特許文献5)によれば、弾力性のある変形可能な透明オーバーレイは、剪断および曲げ波の励振およびインタラクションの耐久性表面との接触ポイントまでの伝播を改善する。可変形オーバーレイの窪み内への指先の沈みは、皮膚受容器までの動的応力の機械的伝播のためのより良好な条件を提供し、接触感知キーボード、キーパッド、タッチスクリーン、またはこれらの類といった入力デバイスとともに/入力デバイスを介してインタラクションするときの振動触知信号に対する人間の皮膚の応答の増強を可能にする。
可変形オーバーレイは、タッチスクリーンを覆う透明パウチとして、または液体またはゲル類似物質を伴ってタッチスクリーンから分離される変形可能な外側インタラクション表面として実装される。オーバーレイ励振、トランスデューサ、または複数のトランスデューサが、パウチ内に剪断および曲げ波を誘導するべく構成される。異なる密度を有する媒体の境界におけるサウンドの吸収および歪みに起因して、このアレンジメントは、振動刺激の音響成分も最小化できる。さらにオーバーレイは、接触事象および接触表面に関するそれの位置を検出可能な検出器、振動触知信号を生成するための能動回路、ホスト・コントローラとのインターフェース、および電源を含むケースと結合することができる。
以上、特定の実施態様を説明してきたが、これらの実施態様が本発明を限定するべきではない。これらの実施態様は、本発明の精神および範囲内において、省略、置き換え、および/または変更および/または修正を伴って多様な形で実装されることがあり得る。例えば、上記の実施態様においてはタッチスクリーンが例証されているが、本発明は任意種類のデバイスに適用できる。

Claims (37)

  1. ユーザから圧力操作を受け取るための操作面上に重ねられる触覚型デバイスであって、
    前記操作面および間隙を伴ってその上に重ねられる透明シートから形成されるパウチと、
    前記パウチ内に密封され、圧力および/または圧力振動を伝達するべく構成される液体またはゲル類似物質と、
    前記透明シート内および/または前記物質内に触覚信号を、前記ユーザに伝達されるように生成するべく構成されるアクチュエータと、
    を含む触覚型デバイス。
  2. ユーザから圧力操作を受け取るための操作面上に重ねられる触覚型デバイスであって、
    間に間隙を伴うペアの透明シートから形成されるパウチであって、前記操作面上に重ねられ、前記透明シートのうちの少なくとも1つが前記ユーザから前記圧力操作を受けて変形可能であるパウチと、
    前記パウチ内に密封され、圧力および/または圧力振動を伝達するべく構成される液体またはゲル類似物質と、
    前記透明シート内および/または前記物質内に触覚信号を、前記ユーザに伝達されるように生成するべく構成されるアクチュエータと、
    を含む触覚型デバイス。
  3. さらに、
    前記パウチへの前記ユーザからの前記圧力操作に応答して生成された前記圧力および/または圧力振動を検出するべく構成されたセンサと、
    前記センサによる検出結果に基づいて前記アクチュエータのための駆動信号を生成するべく構成されたコントローラと、
    を含む請求項1または2に記載の触覚型デバイス。
  4. 前記アクチュエータおよび前記センサは、セルフセンシング・トランスデューサとして提供される、
    請求項3に記載の触覚型デバイス。
  5. 前記操作面はタッチスクリーンの面である、
    請求項1または2に記載の触覚型デバイス。
  6. 耐久性接触表面の面に重ねられる可変形オーバーレイであって、
    弾性両面接着テープを介してタッチスクリーンの周囲のそれの面に取り付けられる可撓性シートと、
    前記可撓性シートおよび前記耐久性接触表面の前記面によって形成されるパウチと、
    前記パウチ内に密封される物質と、
    前記可撓性シートの外側上面に少なくともわたって伝播する剪断および曲げ波を生成するべく構成されたオーバーレイ用振動触知トランスデューサと、
    前記耐久性接触表面に関して接触事象およびそれの位置を検出するべく構成された検出器と、
    を含む可変形オーバーレイ。
  7. 前記可撓性シートは、透明な弾性材料から形成される、
    請求項6に記載の可変形オーバーレイ。
  8. 前記可撓性シートは、不透明または半透明な弾性材料から形成される、
    請求項6に記載の可変形オーバーレイ。
  9. 前記物質は、透明な液体またはゲル類似物質である、
    請求項6または7に記載の可変形オーバーレイ。
  10. 前記物質は、人間の皮膚の角皮下層の密度と類似の密度を有する天然または合成の液体またはゲル類似物質である、
    請求項6または9に記載の可変形オーバーレイ。
  11. 前記物質は、人間の皮膚の角皮下層の密度と類似の密度を有する不透明の弾性物質、発泡材料、またはその類である、
    請求項6に記載の可変形オーバーレイ。
  12. 前記物質は、人間の皮膚の角皮下層の密度と類似の密度を有する天然または合成の液体またはゲル類似物質であり、
    前記人間の皮膚の角皮下層の前記密度は、約1100kg/mである、
    請求項6に記載の可変形オーバーレイ。
  13. 前記可撓性シートはペアで提供され、
    前記ペアの可撓性シートの1つが前記弾性両面接着テープを介して前記耐久性接触表面の前記面に取り付けられ、
    前記パウチが前記ペアの可撓性シートの間に形成される、
    請求項6に記載の可変形オーバーレイ。
  14. 前記耐久性接触表面とは反対側の上面の上の前記ペアの可撓性シートの少なくとも他方は、ユーザによる接触ポイントと前記オーバーレイ用振動触知トランスデューサの位置の間を剪断および曲げ波が伝播するように、透明で、可撓性および弾性を有するべく形成される、
    請求項13に記載の可変形オーバーレイ。
  15. 前記ペアの可撓性シートの両方が不透明な可撓性シートであり、
    前記物質は、人間の皮膚の角皮下層の密度と類似の密度を有する不透明の弾性物質、発泡材料、またはその類である、
    請求項13に記載の可変形オーバーレイ。
  16. 前記オーバーレイ用振動触知トランスデューサは、アクチュエータを含む、
    請求項6に記載の可変形オーバーレイ。
  17. 前記オーバーレイ用振動触知トランスデューサのうちの1つまたは複数は、前記耐久性接触表面のベゼルの近くに提供され、
    前記オーバーレイ用振動触知トランスデューサのそれぞれは、前記可撓性シートの外側表面上、前記可撓性シートの内側表面上、または前記タッチスクリーンの前記面上に配置され、
    前記オーバーレイ用振動触知トランスデューサのそれぞれが、ユーザによる接触ポイントに向かって伝播する剪断および曲げ波を生成する、
    請求項16に記載の可変形オーバーレイ。
  18. 前記物質はイオン性ゲルであり、ボトム側の前記可撓性シートは前記物質との電気接触を有し、トップ側の前記可撓性シートは前記物質との電気接触を持たず、それによってゲルによるオーディオ・スピーカを形成する、
    請求項13または14に記載の可変形オーバーレイ。
  19. 前記可撓性シートおよび前記オーバーレイ用振動触知トランスデューサは、圧電高分子材料が電極としての透明な導電性の層に覆われるように、または導体および/または圧電作動構成要素が埋め込まれるように一体的に実装される、
    請求項6に記載の可変形オーバーレイ。
  20. 前記可撓性シートのペアから形成される前記パウチは、前記耐久性接触表面から外に向かって提供される延長部を有し、
    前記オーバーレイ用振動触知トランスデューサは、前記耐久性接触表面の外側の前記延長部に配置される、
    請求項13に記載の可変形オーバーレイ。
  21. 前記オーバーレイ用振動触知トランスデューサは、前記可撓性シートの内側表面上、かつ前記物質の内側に配置される、
    請求項6に記載の可変形オーバーレイ。
  22. 前記オーバーレイ用振動触知トランスデューサは、前記耐久性接触表面の前記面の上、かつ前記物質の内側に配置される、
    請求項6に記載の可変形オーバーレイ。
  23. 前記オーバーレイ用振動触知トランスデューサは前記ペアの可撓性シートの間、かつ前記物質の内側に配置される、
    請求項13に記載の可変形オーバーレイ。
  24. 前記オーバーレイ用振動触知トランスデューサは、前記オーバーレイ用振動触知トランスデューサがそれの周縁においてのみ前記物質との接触を有するように前記ペアの可撓性シートの間に挟み込まれる、
    請求項23に記載の可変形オーバーレイ。
  25. 前記オーバーレイ用振動触知トランスデューサは、前記可撓性シートのボトム側またはトップ側の可撓性シートの内側表面に配置されるか、または前記ペアのシートの間に、間隙を伴って/伴わずに挟み込まれる、
    請求項20に記載の可変形オーバーレイ。
  26. 前記オーバーレイは、前記耐久性接触表面の前記面を全体的に、または部分的に覆うべく提供される、
    請求項6に記載の可変形オーバーレイ。
  27. 前記オーバーレイは、前記耐久性接触表面の前記面のそれぞれの部分を覆うべく複数で提供される、
    請求項6に記載の可変形オーバーレイ。
  28. 前記オーバーレイ用振動触知トランスデューサに加えて、振動触知トランスデューサが、対となる他方の振動触知トランスデューサとして提供される、
    請求項6に記載の可変形オーバーレイ。
  29. 前記オーバーレイ用振動触知トランスデューサおよび前記対の他方の振動触知トランスデューサは、異なる振動信号を生成するべく構成される、
    請求項28に記載の可変形オーバーレイ。
  30. 請求項6に記載の可変形オーバーレイと、
    前記オーバーレイの前記可撓性シートを支持するべく提供されるケーシングと、
    を含むアタッチメント・ユニット。
  31. タッチスクリーンを有する移動体機器に、可撓性シートが直接、または間接的に前記タッチスクリーンに接触するように取り付けられる、
    請求項30に記載のアタッチメント・ユニット。
  32. 携帯型電子機器に取り付けられる、
    請求項30に記載のアタッチメント・ユニット。
  33. さらに、
    プリント回路基板と、
    再充電可能バッテリと、
    DC外部電力を受電するべく構成された外部電源コネクタと、
    前記再充電可能バッテリ内に蓄電されている電力を、前記取り付けられている携帯型電子機器に供給するべく構成された内部電源コネクタと、
    前記携帯型電子機器および別のデバイスと、前記タッチスクリーン上のユーザによる接触ポイントの座標、または振動信号のための変調されたパラメータを含む情報を交換するべく構成された情報交換コネクタと、
    を含む請求項32に記載のアタッチメント・ユニット。
  34. 前記再充電可能バッテリは、ニッケル‐カドミウム電池、NiMHバッテリ、またはリチウム電池である、
    請求項30に記載のアタッチメント・ユニット。
  35. 前記再充電可能バッテリ内に蓄電される前記電力は、前記携帯型電子機器に、それのメイン・バッテリの残量が低くなったときに供給される、
    請求項34に記載のアタッチメント・ユニット。
  36. 前記プリント回路基板は、マイクロプロセッサ・ホスト・コントローラ・インターフェース、メモリ、およびトランスデューサ・コントローラを含み、
    前記トランスデューサ・コントローラは、前記オーバーレイ用振動触知トランスデューサだけでなく、対となる他方のトランスデューサもコントロールする、
    請求項33に記載のアタッチメント・ユニット。
  37. 前記メモリは不揮発性メモリである、
    請求項36に記載のアタッチメント・ユニット。
JP2014141264A 2014-07-09 2014-07-09 触覚型デバイス Pending JP2016018420A (ja)

Priority Applications (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2014141264A JP2016018420A (ja) 2014-07-09 2014-07-09 触覚型デバイス
US14/794,278 US20160011666A1 (en) 2014-07-09 2015-07-08 Haptic device

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2014141264A JP2016018420A (ja) 2014-07-09 2014-07-09 触覚型デバイス

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2016018420A true JP2016018420A (ja) 2016-02-01
JP2016018420A5 JP2016018420A5 (ja) 2018-02-15

Family

ID=55067546

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2014141264A Pending JP2016018420A (ja) 2014-07-09 2014-07-09 触覚型デバイス

Country Status (2)

Country Link
US (1) US20160011666A1 (ja)
JP (1) JP2016018420A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2018181160A1 (ja) 2017-03-29 2018-10-04 住友理工株式会社 振動提示装置
WO2023027303A1 (ko) * 2021-08-25 2023-03-02 서울대학교산학협력단 정전저항식 터치 센서

Families Citing this family (9)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP6712597B2 (ja) * 2014-12-23 2020-06-24 ケンブリッジ タッチ テクノロジーズ リミテッドCambridge Touch Technologies Limited 感圧式タッチパネル
US10282046B2 (en) 2015-12-23 2019-05-07 Cambridge Touch Technologies Ltd. Pressure-sensitive touch panel
US11073912B2 (en) * 2016-07-07 2021-07-27 Sekisui Polymatech Co., Ltd. Magnetic deformable member
GB2561883A (en) 2017-04-27 2018-10-31 Cambridge Touch Tech Ltd Touchscreen panel haptics
US11093088B2 (en) 2017-08-08 2021-08-17 Cambridge Touch Technologies Ltd. Device for processing signals from a pressure-sensing touch panel
GB2565305A (en) 2017-08-08 2019-02-13 Cambridge Touch Tech Ltd Device for processing signals from a pressure-sensing touch panel
CN109656408B (zh) * 2018-12-11 2022-01-28 深圳市德明利光电有限公司 基于区域镜像的触控坐标计算方法、触控装置及移动终端
GB2580700B (en) 2019-01-25 2021-06-09 Cambridge Touch Tech Ltd Touch panel for combined capacitive touch and force sensing
GB2581495A (en) 2019-02-19 2020-08-26 Cambridge Touch Tech Ltd Force sensing touch panel

Citations (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP3073712B2 (ja) * 1997-09-08 2000-08-07 株式会社エイ・ティ・アール知能映像通信研究所 触感覚提示装置
JP2001054891A (ja) * 1999-08-18 2001-02-27 Sony Corp 伸縮性膜とその制御方法、伸縮性膜を用いた触覚呈示装置、人工皮膚装置、マニピュレータ並びにこれらの制御方法
JP2003029898A (ja) * 2001-07-16 2003-01-31 Japan Science & Technology Corp 触覚装置
JP2011107879A (ja) * 2009-11-16 2011-06-02 Nec Corp 力覚提示装置、携帯端末機器
US20110140870A1 (en) * 2009-12-15 2011-06-16 Immersion Corporation Haptic Feedback Device Using Standing Waves
US20120139850A1 (en) * 2010-12-07 2012-06-07 Samsung Electro-Mechanics Co., Ltd. Haptic driving assembly and electronic device using the same
US20120250928A1 (en) * 2011-03-31 2012-10-04 Apple Inc. Audio transducer
JP2014112413A (ja) * 2007-06-26 2014-06-19 Immersion Corp マルチタッチの触知タッチパネルアクチュエータ機構のための方法および装置

Family Cites Families (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005115462A (ja) * 2003-10-03 2005-04-28 Canon Inc 情報システム
US8154527B2 (en) * 2008-01-04 2012-04-10 Tactus Technology User interface system
CN102483675B (zh) * 2009-07-03 2015-09-09 泰克图斯科技公司 用户界面增强系统
KR20120025684A (ko) * 2010-09-08 2012-03-16 삼성전자주식회사 터치스크린패널 표시장치
US20120268386A1 (en) * 2011-04-19 2012-10-25 Karamath James Robert Touch-screen device including tactile feedback actuator
JP2013246650A (ja) * 2012-05-25 2013-12-09 Fujitsu Component Ltd タッチパネル及びその製造方法
US9046949B2 (en) * 2012-10-12 2015-06-02 Panasonic Intellectual Property Management Co., Ltd. Electronic device

Patent Citations (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP3073712B2 (ja) * 1997-09-08 2000-08-07 株式会社エイ・ティ・アール知能映像通信研究所 触感覚提示装置
JP2001054891A (ja) * 1999-08-18 2001-02-27 Sony Corp 伸縮性膜とその制御方法、伸縮性膜を用いた触覚呈示装置、人工皮膚装置、マニピュレータ並びにこれらの制御方法
JP2003029898A (ja) * 2001-07-16 2003-01-31 Japan Science & Technology Corp 触覚装置
JP2014112413A (ja) * 2007-06-26 2014-06-19 Immersion Corp マルチタッチの触知タッチパネルアクチュエータ機構のための方法および装置
JP2011107879A (ja) * 2009-11-16 2011-06-02 Nec Corp 力覚提示装置、携帯端末機器
US20110140870A1 (en) * 2009-12-15 2011-06-16 Immersion Corporation Haptic Feedback Device Using Standing Waves
US20120139850A1 (en) * 2010-12-07 2012-06-07 Samsung Electro-Mechanics Co., Ltd. Haptic driving assembly and electronic device using the same
US20120250928A1 (en) * 2011-03-31 2012-10-04 Apple Inc. Audio transducer

Non-Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Title
CHRISTOPH KEPLINGERE, ET AL.: "Stretchable,Transparent,Ionic Conductors", SCIENCE VOL 341, vol. 341, JPN6018005211, 30 August 2013 (2013-08-30), US, pages 984 - 987, ISSN: 0003888028 *

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2018181160A1 (ja) 2017-03-29 2018-10-04 住友理工株式会社 振動提示装置
US11247233B2 (en) 2017-03-29 2022-02-15 Sumitomo Riko Company Limited Vibration presentation device
WO2023027303A1 (ko) * 2021-08-25 2023-03-02 서울대학교산학협력단 정전저항식 터치 센서

Also Published As

Publication number Publication date
US20160011666A1 (en) 2016-01-14

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2016018420A (ja) 触覚型デバイス
EP2818976B1 (en) Low-frequency effects haptic conversion system
JP5635633B2 (ja) 電子機器
US9785239B2 (en) Display device and electronic apparatus
JP4697095B2 (ja) タッチパネルディスプレイ装置、電子機器および遊技機器
US9058728B2 (en) Haptic systems, devices, and methods using transmission of pressure through a flexible medium
WO2012114754A1 (ja) 電子機器
WO2012117738A1 (ja) 電子機器及び電子機器の製造方法
JP2013508913A (ja) 屈曲アセンブリおよび触覚フィードバックのための固定具
JP2012508421A (ja) 触覚フィードバック装置のための電場応答性高分子変換器
KR20150114899A (ko) 연성 장착 햅틱 출력 디바이스를 갖는 웨어러블 디바이스
CN110209303B (zh) 电子设备和控制方法
JP2016018420A5 (ja)
JP5563106B2 (ja) 電子機器
JP2013243604A (ja) 電子機器
WO2012114763A1 (ja) 電子機器
US20160012689A1 (en) Tactile imaging system
Frediani et al. A soft touch: wearable tactile display of softness made of electroactive elastomers
WO2012137440A1 (ja) 電子機器
WO2012137443A1 (ja) 電子機器
KR101466226B1 (ko) 플렉시블 복합 촉감 생성 모듈
Giraud et al. Using an ultrasonic transducer to produce tactile rendering on a touchscreen
Farooq et al. Evaluating different types of actuators for Liquid Screen Overlays (LSO)
Farooq et al. Haptic user interface enhancement system for touchscreen based interaction
Farooq et al. Evaluating transparent liquid screen overlay as a haptic conductor: Method of enhancing touchscreen based user interaction by a transparent deformable liquid screen overlay

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20170615

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20171228

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20180220

A601 Written request for extension of time

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A601

Effective date: 20180521

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20181002