JP2016018186A - 画像形成装置及びプロセスカートリッジ - Google Patents

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Abstract

【課題】記録媒体に形成される画像の品質を安定させることができるとともに、構造を簡素化することができる画像形成装置を提供する。
【解決手段】筐体6と、筐体6の内部に着脱自在に配置されたプロセスカートリッジ12と、を備え、プロセスカートリッジ12は、静電潜像が形成される感光体20を有する第1のユニット46と、感光体20に静電潜像を形成するために感光体20を露光する露光部22を有し、且つ、第1のユニット46に着脱自在に取り付けられる第2のユニット48と、を有する。
【選択図】図4

Description

本発明は、記録媒体に画像を形成するための画像形成装置及びこれに用いられるプロセスカートリッジに関する。
例えばコピー機、プリンタ及びファクシミリ等のように、記録媒体に画像を形成するための画像形成装置が知られている(例えば、特許文献1参照)。この画像形成装置は、開口部を有する筐体と、開口部に開閉自在に配置された蓋部とを備えている。筐体の内部には、感光体、現像剤カートリッジ及びLED(Light Emitting Diode)アレイ等が配置されている。現像剤カートリッジは、感光体に供給するための現像剤が収容された現像剤容器を有しており、筐体の内部に着脱自在に配置されている。LEDアレイは、感光体に静電潜像を形成するために、感光体にレーザ光を照射することにより感光体を露光する。
筐体の内部には、さらに、蓋部の開閉動作と連動してLEDアレイを所定方向に移動させるための連動機構が配置されている。LEDアレイは、この連動機構によって、現像剤カートリッジ及び感光体に近接する第1の位置と、現像剤カートリッジ及び感光体から離れる第2の位置との間を移動する。蓋部が閉じている状態では、LEDアレイは第1の位置に位置している。蓋部が開いた際には、LEDアレイは、連動機構によって第1の位置から第2の位置まで移動する。これにより、LEDアレイと現像剤カートリッジ及び感光体との間に十分な空間が形成されるので、現像剤カートリッジ及び感光体を筐体の外部に取り出す際にLEDアレイが邪魔になることがなく、現像剤カートリッジ及び感光体の交換作業を容易に行うことができる。
特開平9−160333号公報
しかしながら、上述した従来の画像形成装置では、蓋部を開閉させる毎にLEDアレイが第1の位置と第2の位置との間を移動するので、LEDアレイの現像剤カートリッジ及び感光体に対する位置精度が安定しない。そのため、記録媒体に形成される画像の品質が安定しないという課題が生じる。さらに、上述した連動機構に関連して、筐体の内部には多くの可動部品が配置されるようになるので、画像形成装置の構造が複雑になるという課題も生じる。
本発明は、上述した課題を解決しようとするものであり、その目的は、記録媒体に形成される画像の品質を安定させることができるとともに、構造を簡素化することができる画像形成装置及びプロセスカートリッジを提供することである。
上記目的を達成するために、本発明の一態様に係る画像形成装置は、記録媒体に画像を形成するための画像形成装置であって、筐体と、前記筐体の内部に着脱自在に配置されたプロセスカートリッジと、を備え、前記プロセスカートリッジは、静電潜像が形成される感光体を有する第1のユニットと、前記感光体に前記静電潜像を形成するために前記感光体を露光する露光部を有し、且つ、前記第1のユニットに着脱自在に取り付けられる第2のユニットと、を有する。
本態様によれば、プロセスカートリッジは、第1のユニット及び第2のユニットを有している。第1のユニットは感光体を有し、第2のユニットは露光部を有している。第2のユニットは第1のユニットに取り付けられているので、露光部の感光体に対する位置精度を安定させることができ、記録媒体に形成される画像の品質を安定させることができる。さらに、例えば感光体を交換する際には、プロセスカートリッジ全体を筐体の外部に取り出せばよいので、背景技術の欄で説明したような連動機構を省略することができ、画像形成装置の構造を簡素化することができる。
例えば、本発明の一態様に係る画像形成装置において、前記プロセスカートリッジは、さらに、前記静電潜像を現像するための現像剤が収容された容器を有し、且つ、前記第1のユニットに着脱自在に取り付けられる第3のユニットを有するように構成してもよい。
本態様によれば、プロセスカートリッジは、さらに、現像剤が収容された容器を有する第3のユニットを有している。これにより、例えば容器内の現像剤の残量が少なくなった場合には、プロセスカートリッジ全体を筐体の外部に取り出すことにより、第3のユニットのみを交換することができる。
例えば、本発明の一態様に係る画像形成装置において、前記露光部は、前記感光体に向けて光を発する発光部を有し、前記第2のユニットは、さらに、前記発光部を覆う第1の位置と前記発光部を露出させる第2の位置との間を移動可能なカバー部と、前記カバー部を前記第2の位置から前記第1の位置に向けて弾性的に偏倚させる弾性部材と、を有し、前記第1のユニットは、さらに、前記第2のユニットが前記第1のユニットに取り付けられた際に、前記カバー部を前記第1の位置から前記第2の位置に移動させる移動機構を有するように構成してもよい。
本態様によれば、プロセスカートリッジが筐体の内部に配置されている状態では、第2のユニットが第1のユニットに取り付けられている。このとき、カバー部は、移動機構により第1の位置から第2の位置まで移動しているので、露光部の発光部から発した光により感光体を露光することができる。さらに、例えばプロセスカートリッジの交換時に第2のユニットが第1のユニットから取り外された際には、カバー部は、弾性部材により第2の位置から第1の位置に向けて弾性的に偏倚する。これにより、露光部の発光部がカバー部により覆われるので、ユーザが露光部の発光部に触れるのを抑制することができ、安全性を高めることができる。
例えば、本発明の一態様に係る画像形成装置において、前記第1のユニットは、さらに、凸部及び凹部の一方を有し、前記第2のユニットは、さらに、前記凸部及び前記凹部の一方と着脱自在に嵌め合わされる前記凸部及び前記凹部の他方を有し、前記露光部は、前記凸部及び前記凹部の一方が前記凸部及び前記凹部の他方と嵌め合わされることにより、前記感光体に対して前記感光体に向かう第1の方向に位置決めされるように構成してもよい。
本態様によれば、露光部は、凸部及び凹部の一方が凸部及び凹部の他方と嵌め合わされることにより、感光体に対して感光体に向かう第1の方向に位置決めされる。これにより、露光部の発光部と感光体との距離を一定に保つことができる。
例えば、本発明の一態様に係る画像形成装置において、前記第1のユニットは、さらに、前記露光部を支持するフレームと、前記フレームと前記露光部との間に配置され、且つ、前記露光部を前記感光体に向かう第1の方向に弾性的に偏倚させる第1の弾性部材と、を有するように構成してもよい。
本態様によれば、第1の弾性部材は露光部を第1の方向に弾性的に偏倚させるので、露光部を感光体に対して第1の方向に位置決めすることができ、露光部の発光部と感光体との距離を一定に保つことができる。
例えば、本発明の一態様に係る画像形成装置において、前記第1のユニットは、さらに、前記フレームと前記露光部との間に配置され、且つ、前記露光部を前記第1の方向に対して略垂直な第2の方向に弾性的に偏倚させる第2の弾性部材を有するように構成してもよい。
本態様によれば、第2の弾性部材は露光部を第2の方向に弾性的に偏倚させるので、露光部を感光体に対して第2の方向に位置決めすることができる。
例えば、本発明の一態様に係る画像形成装置において、前記筐体は開口部を有し、前記画像形成装置は、さらに、前記開口部に開閉自在に配置された蓋部と、前記露光部に電力を供給する電源と、前記蓋部が開いた際に、前記電源から前記露光部への電力の供給を遮断する切替部と、を備えるように構成してもよい。
本態様によれば、切替部は、蓋部が開いた際に電源から露光部への電力の供給を遮断するので、安全性を高めることができる。
さらに、本発明の一態様に係るプロセスカートリッジは、画像形成装置に搭載されるプロセスカートリッジであって、静電潜像が形成される感光体を有する第1のユニットと、前記感光体に前記静電潜像を形成するために前記感光体を露光する露光部を有し、且つ、前記第1のユニットに着脱自在に取り付けられる第2のユニットと、を備える。
本態様によれば、プロセスカートリッジは、第1のユニット及び第2のユニットを有している。第1のユニットは感光体を有し、第2のユニットは露光部を有している。第2のユニットは第1のユニットに取り付けられているので、露光部の感光体に対する位置精度を安定させることができ、記録媒体に形成される画像の品質を安定させることができる。さらに、例えば感光体を交換する際には、プロセスカートリッジ全体を画像形成装置の外部に取り出せばよいので、背景技術の欄で説明したような連動機構を省略することができ、画像形成装置の構造を簡素化することができる。
本発明の一態様に係る画像形成装置によれば、記録媒体に形成される画像の品質を安定させることができるとともに、構造を簡素化することができる。
実施の形態に係る画像形成装置の外観を示す斜視図である。 実施の形態に係る画像形成装置の概略構成を示す図である。 プロセスカートリッジの外観を示す斜視図である。 プロセスカートリッジを分解した状態を示す斜視図である。 第1のユニットのカバープレートを取り外した状態を示す斜視図である。 図5A中の枠線Pで囲まれた部分を拡大して示す斜視図である。 第1のユニットのカバープレートを取り外すとともに、第2のユニットを第1のユニットから取り外した状態を示す斜視図である。 図6A中の枠線Qで囲まれた部分を拡大して示す斜視図である。 カバー部が第2の位置に位置している状態での第2のユニットを示す斜視図である。 カバー部が第1の位置に位置している状態での第2のユニットを示す斜視図である。 図7A中のA−A線による第2のユニットの断面図である。 図7B中のB−B線による第2のユニットの断面図である。 図8A中のC−C線による第2のユニットの断面図である。 図8B中のD−D線による第2のユニットの断面図である。 第2のユニットを第1のユニットに取り付ける際におけるカバー部の移動を説明するための斜視図である。 第2のユニットを第1のユニットに取り付ける際におけるカバー部の移動を説明するための斜視図である。 第2のユニットを第1のユニットに取り付ける際におけるカバー部の移動を説明するための斜視図である。 第2のユニットを第1のユニットに取り付ける際におけるカバー部の移動を説明するための斜視図である。
以下、本発明の実施の形態について、図面を用いて詳細に説明する。なお、以下で説明する実施の形態は、いずれも本発明の好ましい一具体例を示すものである。以下の実施の形態で示される数値、形状、材料、構成要素、構成要素の配置位置及び接続形態等は、一例であり、本発明を限定する主旨ではない。本発明は、特許請求の範囲によって特定される。よって、以下の実施の形態における構成要素のうち、独立請求項に記載されていない構成要素については、本発明の課題を達成するのに必ずしも必要ではないが、より好ましい形態を構成するものとして説明される。
(実施の形態)
[画像形成装置の全体構成]
まず、図1及び図2を参照しながら、実施の形態に係る画像形成装置2の全体構成について説明する。図1は、実施の形態に係る画像形成装置の外観を示す斜視図である。図2は、実施の形態に係る画像形成装置の概略構成を示す図である。
図1及び図2に示すように、画像形成装置2は、例えば記録媒体4に画像を形成するためのレーザプリンタである。なお、記録媒体4は、例えば普通紙又はOHP(Overhead projector)用紙等である。
画像形成装置2は、筐体6を備えている。筐体6の前面には開口部8が設けられており、この開口部8には蓋部10が開閉自在に配置されている。蓋部10を開けることにより、例えば筐体6の内部に着脱自在に配置されたプロセスカートリッジ12(後述する)の交換作業を行うことができる。なお、図2に示すように、筐体6の内部には、蓋部10の開閉を検知する開閉検知部14が配置されている。
筐体6の前面には、さらに、画像を形成すべき記録媒体4を筐体6の内部に供給するための供給トレイ16が引き出し自在に設けられている。筐体6の上面には、画像が形成された記録媒体4を筐体6の外部に排出するための排出トレイ18が設けられている。
図2に示すように、筐体6の内部には、プロセスカートリッジ12が着脱自在に配置されている。プロセスカートリッジ12は、感光体20、露光部22、現像容器24(容器)及び現像ローラ26を含んでいる。プロセスカートリッジ12の構造については後述する。筐体6の内部には、さらに、帯電部28、転写ローラ30、クリーニング装置32及び定着部34が配置されている。なお、筐体6の内部には、供給トレイ16内の記録媒体4を排出トレイ18に向けて搬送するための搬送路36が形成されている。供給トレイ16内の記録媒体4は、一対のレジストローラ38により搬送路36に沿って搬送される。
感光体20は、その表面に静電潜像を形成するためのものである。感光体20は、アルミニウム等で形成されたドラムと、ドラムの表面に形成された感光層とで構成されている。なお、感光層は、例えば、アモルファスシリコン(a−Si)又は有機感光層(OPC:Organic Photoconductor)等で形成されている。
帯電部28は、感光体20の表面を帯電させる。帯電部28として、例えば、細いワイヤ等を電極として高電圧を印加することにより放電するコロナ放電装置が用いられる。なお、コロナ放電装置に代えて、帯電部28として、例えば帯電ローラに代表される帯電部材を感光体20の表面に接触させた状態で電圧を印加する帯電装置を用いてもよい。
露光部22は、例えばレーザ光(光)を発するLEDアレイで構成されている。露光部22は、外部のパーソナルコンピュータ等(図示せず)から送信された画像データに基づいてレーザ光を感光体20の表面に照射することにより、感光体20の表面を露光する。これにより、感光体20の表面に静電潜像が形成される。
なお、露光部22に関連して、筐体6の内部には、電源40及び切替部42が配置されている。電源40は、露光部22に供給するための電力を発生させる。切替部42は、上述した開閉検知部14からの検知信号に基づいて、電源40からの電力の供給及び遮断を切り替える。具体的には、切替部42は、蓋部10が閉じている状態では電源40から露光部22に電力を供給し、蓋部10が開いた際には電源40から露光部22への電力の供給を遮断する。
現像容器24の内部には、現像剤が収容されている。現像剤は、例えば磁性を有するトナーのみで構成される一成分現像剤である。なお、現像剤は、トナー及びキャリアで構成される二成分現像剤であってもよい。現像容器24内の現像剤は、現像ローラ26に向けて供給される。
現像ローラ26は、その表面に担持された現像剤を感光体20の静電潜像に付着させることにより、静電潜像を現像する。これにより、感光体20の表面には可視像が形成される。現像ローラ26の内部には、永久磁石で構成されたマグネット体が固定されている。このマグネット体の磁力によって、現像容器24内の現像剤を現像ローラ26の表面に担持させて、現像ローラ26の表面に現像剤の薄層を形成することができる。
転写ローラ30は、感光体20の表面に形成された可視像を、供給トレイ16から搬送路36に沿って搬送されてくる記録媒体4に転写する。
クリーニング装置32は、可視像が記録媒体4に転写された後に、感光体20の表面に残った現像剤を除去する。
定着部34は、可視像が転写された記録媒体4を加熱及び加圧することにより、記録媒体4に可視像を定着させる。なお、定着部34を通過した記録媒体4は、一対の排出ローラ44により排出トレイ18に排出される。
[プロセスカートリッジの構造]
次に、図3〜図10Dを参照しながら、上述したプロセスカートリッジ12の構造について説明する。図3は、プロセスカートリッジの外観を示す斜視図である。図4は、プロセスカートリッジを分解した状態を示す斜視図である。図5Aは、第1のユニットのカバープレートを取り外した状態を示す斜視図である。図5Bは、図5A中の枠線Pで囲まれた部分を拡大して示す斜視図である。図6Aは、第1のユニットのカバープレートを取り外すとともに、第2のユニットを第1のユニットから取り外した状態を示す斜視図である。図6Bは、図6A中の枠線Qで囲まれた部分を拡大して示す斜視図である。図7Aは、カバー部が第2の位置に位置している状態での第2のユニットを示す斜視図である。図7Bは、カバー部が第1の位置に位置している状態での第2のユニットを示す斜視図である。図8Aは、図7A中のA−A線による第2のユニットの断面図である。図8Bは、図7B中のB−B線による第2のユニットの断面図である。図9Aは、図8A中のC−C線による第2のユニットの断面図である。図9Bは、図8B中のD−D線による第2のユニットの断面図である。図10A〜図10Dはそれぞれ、第2のユニットを第1のユニットに取り付ける際におけるカバー部の移動を説明するための斜視図である。
図3及び図4に示すように、プロセスカートリッジ12は、第1のユニット46、第2のユニット48及び第3のユニット50を有している。これらの第1のユニット46、第2のユニット48及び第3のユニット50は、相互に着脱自在に組み合わされている。
図3〜図5A及び図6Aに示すように、第1のユニット46は、上述した感光体20を有している。感光体20の回転軸線は、X軸方向に延びている。図5A及び図6Aに示すように、第1のユニット46は、さらに、一対の支持プレート52を有している。一対の支持プレート52の各々は、例えばアルミニウム等で形成されている。一対の支持プレート52は、X軸方向に間隔を置いて、相互に対向するようにして配置されている。感光体20の両端部20aはそれぞれ、一対の支持プレート52に設けられた軸受け部54に回転自在に支持されている。これにより、感光体20は、モータ(図示せず)の駆動力によって、回転軸線を中心に所定方向に回転する。さらに、図5B〜図6Bに示すように、一対の支持プレート52の各々の第2のユニット48に対向する側面には、凹部56(後述する)が設けられている。
図3及び図4に示すように、第1のユニット46は、さらに、上述した一対の支持プレート52をそれぞれ覆う一対のカバープレート58を有している。一対のカバープレート58はそれぞれ、一対の支持プレート52にネジ止めにより固定されている。一対のカバープレート58の各々には、第2のユニット48のカバー部84(後述する)を移動させるための移動機構60が設けられている。後述する図10Aに示すように、一対の移動機構60の各々は、変換プレート62を有している。変換プレート62には、Z軸方向に延びる溝部64が設けられている。さらに、変換プレート62には、YZ平面内で円弧状に延びるガイド部66が設けられている。移動機構60によるカバー部84の移動については後述する。
図3〜図5A及び図6Aに示すように、第2のユニット48は、上述した露光部22を有している。第2のユニット48の構造については後述する。
図3〜図5A及び図6Aに示すように、第3のユニット50は、上述した現像容器24及び現像ローラ26を有している。現像ローラ26の回転軸線は、X軸方向に延びている。図6Aに示すように、現像ローラ26の両端部26aはそれぞれ、一対の支持プレート52に設けられた軸受け部68に回転自在に支持されている。これにより、現像ローラ26は、モータ(図示せず)の駆動力によって、回転軸線を中心に上記所定方向と反対方向に回転する。なお、図6Aに示すように、一対の支持プレート52の各々は、ネジ70により現像容器24の側面に固定されている。すなわち、第3のユニット50は、第1のユニット46の一対の支持プレート52にそれぞれ着脱自在に取り付けられている。
ここで、第2のユニット48の構造について改めて説明する。図7A〜図9Bに示すように、露光部22は、X軸方向に長尺状に延びている。露光部22の下端部22aには、レーザ光を発する発光部72が形成されている。第2のユニット48は、さらに、露光部22を支持するためのフレーム74を有している。フレーム74は、下端部に開口部74aを有するボックス状に構成されており、X軸方向に長尺状に延びている。フレーム74は、露光部22の上端部22b(すなわち、発光部72が形成された下端部22aとは反対側の端部)を覆うようにして配置されている。すなわち、露光部22の発光部72は、フレーム74の開口部74aを通して外部に露出されている。
図8A〜図9Bに示すように、フレーム74と露光部22の上端部22bとの間には、一対のコイルバネ76(第1の弾性部材)が配置されている。一対のコイルバネ76は、露光部22を感光体20に向かう第1の方向(Z軸マイナス方向)に弾性的に偏倚させる。さらに、図8A及び図8Bに示すように、フレーム74と露光部22の長手方向(X軸方向)における端部22cとの間には、コイルバネ78(第2の弾性部材)が配置されている。コイルバネ78は、露光部22を上記第1の方向に対して略垂直な第2の方向(X軸マイナス方向)に弾性的に偏倚させる。露光部22は、これらの一対のコイルバネ76及びコイルバネ78を介してフレーム74に支持されている。
図8A及び図8Bに示すように、フレーム74の外側面のうち、フレーム74の長手方向(X軸方向)における両端部に対応する部位にはそれぞれ一対の支持軸部80が設けられている。さらに、図5B〜図6B及び図7B〜図8Bに示すように、フレーム74の開口部74aの周縁部のうち、フレーム74の長手方向における両端部に対応する部位にはそれぞれ一対の凸部82が設けられている。
図7A〜図8A、図9A及び図9Bに示すように、第2のユニット48は、さらに、カバー部84を有している。カバー部84は、X軸方向に長尺状に延びている。カバー部84の長手方向(X軸方向)における両端部にはそれぞれ、一対の軸受け部86が設けられている。一対の軸受け部86にはそれぞれ、上述した一対の支持軸部80が回転自在に支持されている。これにより、カバー部84は、露光部22の発光部72を覆う第1の位置(図7A、図8A及び図9A参照)と、発光部72を露出させる第2の位置(図7B、図8B及び図9B参照)との間を、回転軸線Cを中心に回転(移動)することができる。なお、後述するように、カバー部84は、上述した移動機構60によって、第2のユニット48を第1のユニット46に取り付ける動作と連動して、第1の位置から第2の位置まで回転する。さらに、図8A及び図8Bに示すように、支持軸部80と軸受け部86との間にはトーションバネ88(弾性部材)が配置されている。トーションバネ88は、カバー部84を第2の位置から第1の位置に向けて弾性的に偏倚させる。さらに、カバー部84の長手方向における両端部にはそれぞれ、一対のガイド軸部90が設けられている。
次に、図10A〜図10Dを参照しながら、第2のユニット48を第1のユニット46に着脱自在に取り付ける際におけるカバー部84の移動について説明する。図10Aに示すように、第2のユニット48を第1のユニット46に取り付ける前の状態では、カバー部84は、トーションバネ88により第1の位置に保持されている。この状態から、図10B及び図10Cに示すように、カバー部84の一対の軸受け部86をそれぞれ対応する変換プレート62の溝部64に挿入させながら、第2のユニット48を第1のユニット46に近付く方向(Z軸マイナス方向)に移動させる。このとき、図10C及び図10Dに示すように、一対のガイド軸部90はそれぞれ、対応する変換プレート62のガイド部66に沿ってガイドされるようになる。これにより、カバー部84は、トーションバネ88の弾性力に抗しながら、第1の位置から第2の位置に向けて回転軸線Cを中心に回転する。図10Dに示すように、第2のユニット48の第1のユニット46への取り付けが完了した状態では、カバー部84は、トーションバネ88の弾性力に抗して第2の位置に保持される。
なお、図10Aに示すように、第2のユニット48を第1のユニット46から取り外した際には、カバー部84は、トーションバネ88の弾性力により第2の位置から第1の位置に回転するようになる。
第2のユニット48が第1のユニット46に取り付けられた状態では、露光部22の発光部72は、感光体20の表面に対向するようにして配置される。このとき、図5A及び図5Bに示すように、一対の凸部82がそれぞれ一対の凹部56に嵌め合わされるとともに、露光部22が一対のコイルバネ76により感光体20に向かう第1の方向に弾性的に偏倚されることにより、露光部22は、感光体20に対して第1の方向に位置決めされる。これにより、露光部22の発光部72と感光体20の表面との距離を一定に保つことができる。さらに、露光部22がコイルバネ78により第2の方向に弾性的に偏倚されるので、露光部22が感光体20に対して第2の方向に位置決めされる。
[効果]
次に、本実施の形態の画像形成装置2により得られる効果について説明する。上述したように、プロセスカートリッジ12は、第1のユニット46、第2のユニット48及び第3のユニット50を有している。これらのうち、第1のユニット46は感光体20を有し、第2のユニット48は露光部22を有し、第3のユニット50は現像容器24及び現像ローラ26を有している。第2のユニット48が第1のユニット46に取り付けられているので、露光部22の感光体20に対する位置精度を安定させることができる。一方、第3のユニット50が第1のユニット46に取り付けられているので、露光部22の現像容器24及び現像ローラ26に対する位置精度を安定させることができる。その結果、記録媒体4に形成される画像の品質を安定させることができる。
さらに、例えば感光体20及び現像容器24等を交換する際には、プロセスカートリッジ12全体を筐体6の外部に取り出せばよいので、背景技術の欄で説明したような連動機構を省略することができ、画像形成装置2の構造を簡素化することができる。
(変形例)
以上、本発明の実施の形態に係る画像形成装置2及びプロセスカートリッジ12について説明したが、本発明は、上記実施の形態に限定されるものではない。
上記実施の形態では、画像形成装置2をレーザプリンタで構成したが、これに限定されず、例えばコピー機又はファクシミリ等で構成することもできる。
上記実施の形態では、第1のユニット46の支持プレート52に凹部56を設け、第2のユニット48のフレーム74に凸部82を設けたが、これとは反対に、第1のユニット46の支持プレート52に凸部82を設け、第2のユニット48のフレーム74に凹部56を設けてもよい。
上記実施の形態では、第3のユニット50が現像容器24及び現像ローラ26を有するように構成したが、これに限定されず、第3のユニット50から現像ローラ26を省略することもできる。
上記実施の形態では、プロセスカートリッジ12が第1のユニット46、第2のユニット48及び第3のユニット50を有するように構成したが、これに限定されず、プロセスカートリッジ12から第3のユニット50を省略することもできる。
本発明の画像形成装置は、例えばレーザプリンタ等に適用することができる。
2 画像形成装置
4 記録媒体
6 筐体
8 開口部
10 蓋部
12 プロセスカートリッジ
14 開閉検知部
16 供給トレイ
18 排出トレイ
20 感光体
20a,22c,26a 端部
22 露光部
22a 下端部
22b 上端部
24 現像容器
26 現像ローラ
28 帯電部
30 転写ローラ
32 クリーニング装置
34 定着部
36 搬送路
38 レジストローラ
40 電源
42 切替部
44 排出ローラ
46 第1のユニット
48 第2のユニット
50 第3のユニット
52 支持プレート
54,68,86 軸受け部
56 凹部
58 カバープレート
60 移動機構
62 変換プレート
64 溝部
66 ガイド部
70 ネジ
72 発光部
74 フレーム
76,78 コイルバネ
80 支持軸部
82 凸部
84 カバー部
88 トーションバネ
90 ガイド軸部

Claims (8)

  1. 記録媒体に画像を形成するための画像形成装置であって、
    筐体と、
    前記筐体の内部に着脱自在に配置されたプロセスカートリッジと、を備え、
    前記プロセスカートリッジは、
    静電潜像が形成される感光体を有する第1のユニットと、
    前記感光体に前記静電潜像を形成するために前記感光体を露光する露光部を有し、且つ、前記第1のユニットに着脱自在に取り付けられる第2のユニットと、を有する
    画像形成装置。
  2. 前記プロセスカートリッジは、さらに、
    前記静電潜像を現像するための現像剤が収容された容器を有し、且つ、前記第1のユニットに着脱自在に取り付けられる第3のユニットを有する
    請求項1に記載の画像形成装置。
  3. 前記露光部は、前記感光体に向けて光を発する発光部を有し、
    前記第2のユニットは、さらに、
    前記発光部を覆う第1の位置と前記発光部を露出させる第2の位置との間を移動可能なカバー部と、
    前記カバー部を前記第2の位置から前記第1の位置に向けて弾性的に偏倚させる弾性部材と、を有し、
    前記第1のユニットは、さらに、
    前記第2のユニットが前記第1のユニットに取り付けられた際に、前記カバー部を前記第1の位置から前記第2の位置に移動させる移動機構を有する
    請求項1又は2に記載の画像形成装置。
  4. 前記第1のユニットは、さらに、凸部及び凹部の一方を有し、
    前記第2のユニットは、さらに、前記凸部及び前記凹部の一方と着脱自在に嵌め合わされる前記凸部及び前記凹部の他方を有し、
    前記露光部は、前記凸部及び前記凹部の一方が前記凸部及び前記凹部の他方と嵌め合わされることにより、前記感光体に対して前記感光体に向かう第1の方向に位置決めされる
    請求項1〜3のいずれか1項に記載の画像形成装置。
  5. 前記第1のユニットは、さらに、
    前記露光部を支持するフレームと、
    前記フレームと前記露光部との間に配置され、且つ、前記露光部を前記感光体に向かう第1の方向に弾性的に偏倚させる第1の弾性部材と、を有する
    請求項1〜4のいずれか1項に記載の画像形成装置。
  6. 前記第1のユニットは、さらに、
    前記フレームと前記露光部との間に配置され、且つ、前記露光部を前記第1の方向に対して略垂直な第2の方向に弾性的に偏倚させる第2の弾性部材を有する
    請求項5に記載の画像形成装置。
  7. 前記筐体は開口部を有し、
    前記画像形成装置は、さらに、
    前記開口部に開閉自在に配置された蓋部と、
    前記露光部に電力を供給する電源と、
    前記蓋部が開いた際に、前記電源から前記露光部への電力の供給を遮断する切替部と、を備える
    請求項1〜6のいずれか1項に記載の画像形成装置。
  8. 画像形成装置に搭載されるプロセスカートリッジであって、
    静電潜像が形成される感光体を有する第1のユニットと、
    前記感光体に前記静電潜像を形成するために前記感光体を露光する露光部を有し、且つ、前記第1のユニットに着脱自在に取り付けられる第2のユニットと、を備える
    プロセスカートリッジ。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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