JP2016017763A - 電流検出装置および電流検出方法 - Google Patents

電流検出装置および電流検出方法 Download PDF

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Abstract

【課題】エイリアシングで発生した直流電流を被測定電流として誤検出する可能性を低くすることができる電流検出装置を提供する。【解決手段】導線40に流れる被測定電流を検出する電流検出装置10は、検出部11と判定部12とを備える。検出部11は、複数の周波数のそれぞれについて、当該周波数の励磁電流を用いて導線40に流れる電流を検出する。判定部12は、複数の周波数のそれぞれに対して検出部11が検出した各検出結果に基づいて、導線40に流れる電流が検出対象の電流であるか否かの判定を行う。【選択図】図1

Description

本発明は、一般に電流検出装置および電流検出方法、より詳細には導線を流れる被測定電流を検出する電流検出装置および電流検出方法に関する発明である。
近年、電子機器には、漏電電流を検出するフラックスゲート型の電流検出装置(以下、電流検出装置)が用いられている(例えば、特許文献1参照)。
従来の電流検出装置では、所定の周波数で表される周期の電圧を用いて、この周波数の2倍の周波数成分の電流を検出することで、導線に流れる被測定電流を検出している。
特開2013−61322号公報
従来の電流検出装置で被測定電流を検出する際において、被測定電流の周波数が所定の周波数の偶数倍近傍である時、エイリアシングが発生する場合がある。この場合、従来の電流検出装置は、エイリアシングで発生した直流電流を被測定電流として誤検出する可能性がある。
そこで、本発明は、上記問題に鑑みてなされており、その目的は、エイリアシングで発生した直流電流を被測定電流として誤検出する可能性を低くすることができる電流検出装置および電流検出方法を提供することにある。
本発明の電流検出装置は、導線に流れる電流を検出する電流検出装置であって、複数の周波数のそれぞれについて、当該周波数の励磁電流を用いて前記導線に流れる電流を検出する検出部と、前記複数の周波数のすべてについて前記検出部が検出した検出結果に基づいて、導線に流れる前記電流が検出対象の電流であるか否かの判定を行う判定部とを備えることを特徴とする。
また、本発明の電流検出方法は、導線に流れる被測定電流を検出する電流検出方法であって、複数の周波数のそれぞれについて、当該周波数の励磁電流を用いて前記導線に流れる電流を検出する検出処理と、前記複数の周波数のすべてについて前記検出処理が検出した検出結果に基づいて、導線に流れる前記電流が検出対象の電流であるか否かの判定を行う判定処理とを含むことを特徴とする。
以上説明したように、電流検出装置および電流検出方法では、エイリアシングで発生した直流電流を被測定電流として誤検出する可能性を低くすることができる。
実施形態1における電流検出装置の構成を説明する図である。 実施形態1における電流検出装置の利用形態の一例を示す図である。 実施形態1における電流検出装置の動作を説明する流れ図である。 実施形態2における電流検出装置の構成を説明する図である。 実施形態2における電流検出装置の周波数の切り替えに係る動作を説明する流れ図である。 実施形態3における電流検出装置の構成を説明する図である。 実施形態3における電流検出装置の動作を説明する流れ図である。 実施形態3におけるフィルタ部から出力される電圧信号の出力レベルを説明する図である。 実施形態4における電流検出装置の動作を説明する流れ図である。 実施形態5における電流検出装置の構成を説明する図である。 実施形態5における別の電流検出装置の構成を説明する図である。
1.実施形態1
以下、本実施形態の電流検出装置10について説明する。
1.1 構成
本実施形態に係る電流検出装置10は、図1に示すように、検出部11および判定部12を備えている。
電流検出装置10は、導線40に流れる被測定電流(不平衡な直流電流)を検出することで、導線40の漏電を検出する装置であり、図2に示すように、電動車両30が備える充電器の充電を行う充電システムで用いられる。電動車両30として、例えば電気自動車やプラグインハイブリッド車などがある。具体的には、充電システムでは、商用電源を供給する商用系統20と、電動車両30とが、変換装置50を介して接続される。そして、電流検出装置10は、商用系統20と変換装置50との間に介在し、商用系統20と変換装置50を接続する導線40に対する漏電を検出する。なお、変換装置50は、交流電源を直流電源に変換、および直流電源を交流電源に変換する機能を備える。ここで、導線40は、商用系統20から電動車両30の方向へと電流が流れる第1の導線(図示せず)と、電動車両30から商用系統20の方向へと電流が流れる第2の導線(図示せず)とを有している。導線40で漏電が発生していない場合には第1の導線に流れる電流の量と第2の導線に流れる電流の量とは同一であるため被測定電流は発生しない。しかしながら、漏電が発生している場合には、第1の導線に流れる電流の量と第2の導線に流れる電流の量とは異なるため被測定電流が発生する。電流検出装置10が、この被測定電流を検出することで導線40の漏電を検出することができる。
これにより、電流検出装置10は、商用系統20と変換装置50との間で流れる交流電流、変換装置50に流れる高周波電流、および変換装置50と電動車両30との間で流れる直流電流についての漏電を検出することができる。
以下、各構成要素について説明する。
(1)検出部11
検出部11は、図1に示すように、2つのクロック生成部13、2つの変換回路14、および2つの検出回路15を備えている。なお、以降において、2つのクロック生成部13を区別する必要がある場合には、クロック生成部13a、クロック生成部13bと称す。また、2つの変換回路14、および2つの検出回路15についても同様に、区別する必要がある場合には、変換回路14a、変換回路14bと、検出回路15a、検出回路15bと、それぞれ称す。
また、クロック生成部13aと変換回路14aと検出回路15aとの組み合わせが検出処理部11aを構成し、クロック生成部13bと変換回路14bと検出回路15bとの組み合わせが検出処理部11bを構成している。
クロック生成部13は、予め定められた周波数で発振される励磁クロックを生成する。なお、クロック生成部13aとクロック生成部13bでは、異なる周波数で発振される励磁クロックを生成する。つまり、検出処理部11a,11bは、2つの周波数に1対1に対応していることが分かる。
変換回路14は、クロック生成部13で発振された励磁クロックを基に、励磁電流を発生し、発生した励磁電流を検出電圧へと変換する。
具体的には、変換回路14は、図1に示すように、導線40が挿通される開口部を有する環状の磁性体コア100と、アンプ101と、磁性体コア100に巻回された励磁コイル102と、検出抵抗Rsとを備えている。
アンプ101は、励磁クロックを増幅し、所定の電圧振幅を有する方形波信号(励磁電圧)を生成し、方形波信号を励磁コイル102へ出力する。これにより、励磁電圧が励磁コイル102に印加されることとなる。
検出抵抗Rsは、励磁コイル102から出力される励磁電流を、検出電圧に変換する。
検出回路15は、変換回路14から出力される検出電圧(電圧信号)を検出する。検出回路15は、検出した検出電圧を基に、導線40に流れる電流を検出する。例えば、検出回路15は、検出電圧をPWM信号に変換し、変換したPWM信号の平均値に基づいて導線40に流れる電流を検出する。なお、PWM信号を用いた検出方法は、既知の技術であるため、ここでの説明は省略する。
(2)判定部12
判定部12は、2つの検出回路15のそれぞれの検出結果に基づいて、検出対象の電流、つまり被測定電流が検出されたかの判定を行う。具体的には、判定部12は、2つの検出回路15の双方が、導線40に流れる電流を検出した場合には、被測定電流が検出されたと判定する。2つの検出回路15のうち少なくとも一方の検出回路15で導線40に流れる電流を検出しない場合には、被測定電流は検出されていないと判定する。
1.2 動作
ここでは、本実施形態の電流検出装置10の動作について、図3に示す流れ図を用いて説明する。
電流検出装置10の検出部11は、検出処理を行う(ステップS5)。検出処理が終了すると、判定部12は、判定処理を行う(ステップS10)。
以下、検出処理について具体的に説明する。
変換回路14aは、クロック生成部13aで発振された周波数(以下、第1周波数)の励磁クロックの周期と同一周期の励磁電圧(以下、第1励磁電圧)を励磁コイル102に印加して、励磁電流を生成する。変換回路14aは、生成した励磁電流を検出電圧(以下、第1検出電圧)に変換する。検出回路15aは、変換回路14aから出力された第1検出電圧を用いて導線40に流れる電流を検出する。
一方、変換回路14bは、クロック生成部13bで発振された周波数(以下、第2周波数)の励磁クロックの周期と同一周期の励磁電圧(以下、第2励磁電圧)を励磁コイル102に印加して、励磁電流を生成する。変換回路14bは、生成した励磁電流を検出電圧(以下、第2検出電圧)に変換する。検出回路15bは、変換回路14bから出力された第2検出電圧を用いて導線40に流れる電流を検出する。
ここで、上述したように、第1周波数と第2周波数とは異なっている。そのため、第1励磁電圧の周期と、第2励磁電圧の周期とは、異なることになる。また、第1検出電圧と第2検出電圧とについても、これらの周期は異なることになる。
次に、判定処理について具体的に説明する。
検出回路15aで導線40に流れる電流が検出され、かつ検出回路15bでも導線40に流れる電流が検出された場合には、判定部12は、導線40で被測定電流が検出されたと判定する。検出回路15aおよび検出回路15bの少なくとも一方で導線40に流れる電流が検出されない場合には、判定部12は、導線40で被測定電流が検出されないと判定する。
1.3 まとめ
本実施形態では、励磁クロックを生成する周波数は2つとして説明したが、3つ以上であってもよい。この場合、電流検出装置10の検出部11は、複数の周波数に1対1に対応する複数の検出処理部を備える。判定部12では、全ての検出処理部が導線40に流れる電流を検出した場合に、被測定電流を検出したと判定する。
以上説明したように、本実施形態の電流検出装置10は、検出部11と、判定部12とを備える。検出部11は、複数の周波数のそれぞれについて、当該周波数の励磁電流を用いて導線40に流れる電流を検出する。判定部12は、複数の周波数のすべてについて検出部11が検出した検出結果に基づいて、導線40に流れる電流が検出対象の電流であるか否かの判定を行う。
この構成によると、本実施形態の電流検出装置10は、エイリアシングで発生した直流電流を被測定電流として誤検出する可能性を低くすることができる。通常、エイリアシングが発生する周波数は、励磁クロックを生成する周波数(励磁周波数)に依存している。具体的には、エイリアシングが発生する周波数は、励磁周波数の偶数倍近傍となっている。励磁周波数が異なる場合には、同時にエイリアシングは発生しない。例えば、エイリアシングが検出回路15aで検出されると、検出回路15bでは検出されない。一方で、被測定電流は、検出回路15a,15bの双方で検出される。そのため、本実施形態の電流検出装置10では、検出回路15a,15bの双方の検出結果を組み合わせることで、エイリアシングが発生したことによる誤検出を低減することができる。
ここで、検出部11は、複数の周波数に1対1に対応する複数の検出処理部11a,11bを備え、検出処理部11a,11bのそれぞれは、対応する周波数の前記励磁電流を用いて前記電流の検出を行うことが好ましい。
この構成によると、電流検出装置10は、異なる周波数ごとに被測定電流の検出を並列で行うことができる。これにより、電流検出装置10は、被測定電流の検出の高速化と、エイリアシングが発生したことによる誤検出の低減とを両立することができる。
また、本実施形態の電流検出方法は、検出処理と判定処理とを含む。検出処理は、複数の周波数のそれぞれについて、当該周波数の励磁電流を用いて導線40に流れる電流を検出する。判定処理は、複数の周波数のすべてについて検出処理が検出した検出結果に基づいて、導線40に流れる電流が検出対象の電流であるか否かの判定を行う。
この電流検出方法は、エイリアシングで発生した直流電流を被測定電流として誤検出する可能性を低くすることができる。
2.実施形態2
本実施形態における電流検出装置10について、実施形態1とは異なる点を中心に説明する。本実施形態の電流検出装置10の基本構成は、実施形態1と同じであり、実施形態1と同様の構成要素には同一の符号を付して説明を適宜省略する。
本実施形態の電流検出装置10では、検出部11の構成が、実施形態1とは異なっている。
本実施形態の検出部11は、図4に示すように、クロック生成部16と、変換回路17と、検出回路18とを備えている。
クロック生成部16は、複数の周波数に対して、当該周波数で発振される励磁クロックを生成する。
変換回路17は、クロック生成部13で発振された励磁クロックを基に、励磁電流を発生し、発生した励磁電流を検出電圧へと変換する。具体的な構成は、実施形態1と同様であるので、ここでの説明は省略する。
検出回路18は、変換回路17から出力される検出電圧を検出する。検出回路15は、検出した検出電圧を基に、導線40に流れる電流を検出する。検出回路18は、検出した電流の値が所定値以上である場合には、一の周波数で発振される一の励磁クロックを他の周波数で発振される他の励磁クロックへと切り替えるように、クロック生成部16を制御する。なお、具体的な検出方法は、実施形態1と同様であるので、ここでの説明は省略する。
次に、周波数の切り替えに係る動作について、図5に示す流れ図を用いて説明する。なお、ここでは、2つの周波数fa、fbに対する切替処理について説明する。
クロック生成部16は、励磁クロックの周期の基準となる周波数として周波数faを設定する(ステップS100)。
変換回路17は、周波数faで表される励磁クロックを基に、励磁電流を発生し、発生した励磁電流を検出電圧に変換する。検出回路18は、検出電圧に基づいて、導線40に流れる電流を検出する(ステップS105)。
検出回路18は、検出した電流の電流量が所定値以上であるか否かを判断する(ステップS110)。
検出した電流の電流量が所定値以上でないと判断する場合(ステップS110における「No」)、処理は、ステップS105へ戻る。つまり検出回路18は、周波数faの検出電圧を基に、電流の検出を継続する。
検出した電流の電流量が所定値以上であると判断する場合(ステップS110における「Yes」)、検出回路18は、周波数faを周波数fbに切り替えるよう、クロック生成部16を制御する。クロック生成部16は、検出回路18の制御により、励磁クロックの周期の基準となる周波数を周波数fbに設定する(ステップS115)。
変換回路17は、周波数fbの励磁クロックを基に、励磁電流を発生し、発生した励磁電流を検出電圧に変換する。検出回路18は、検出電圧に基づいて、導線40に流れる電流を検出する(ステップS120)。
検出回路18は、検出した電流の電流量が所定値以上であるか否かを判断する(ステップS125)。
検出した電流の電流量が所定値以上でないと判断する場合(ステップS125における「No」)、処理は、ステップS100へ戻る。つまりクロック生成部16は、励磁クロックの周波数を周波数fbから周波数faに切り替えて、処理を継続する。
検出した電流の電流量が所定値以上であると検出回路18が判断する場合(ステップS125における「Yes」)、判定部12は、導線40で被測定電流が検出されたと判定する(ステップS130)。
なお、本実施形態の電流検出装置10は、2つの周波数を切り替えて被測定電流を検出するとしたが、3つ以上の周波数を切り替えて被測定電流を検出してもよい。
この場合、電流検出装置10のクロック生成部16は、一の周波数に発生した電流の電流量が所定値以上である場合には、他の周波数へと順次切り替える。判定部12は、各周波数で発生した電流のすべてが所定値以上となった場合に、被測定電流が検出されたと判定する。
以上説明したように、本実施形態の電流検出装置10の検出部11は、複数の周波数を順次切り替えながら、電流の検出を行うことが好ましい。
この構成によると、本実施形態の電流検出装置10は、励磁クロックの生成に用いられる周波数ごとに、クロック生成部13、変換回路14および検出回路15の組み合わせを用意する必要がない。つまり、本実施形態の電流検出装置10は、最小の構成要素で、エイリアシングで発生した直流電流を被測定電流として誤検出する可能性を低くすることができる。
ここで、検出部11は、複数の周波数のうち一の周波数に対して検出された前記電流の電流量が所定値以上である場合には、一の周波数とは別の周波数に切り替えることが好ましい。判定部12は、複数の周波数すべてに対して電流の検出が行われ、かつ複数の周波数ごとに検出した各電流の電流量が所定値以上である場合に判定を行うことが好ましい。
この構成によると、本実施形態の電流検出装置10は、周波数の切り替えを必要最小限に抑えることができる。
3.実施形態3
本実施形態における電流検出装置10について、実施形態2とは異なる点を中心に説明する。本実施形態の電流検出装置10の基本構成は、実施形態2と同じであり、実施形態2と同様の構成要素には同一の符号を付して説明を適宜省略する。
本実施形態の電流検出装置10では、検出部11の構成が、実施形態2とは異なっている。
本実施形態の検出部11は、図6に示すように、クロック生成部16と、変換回路17と、検出回路18と、フィルタ部19とを備えている。
クロック生成部16および変換回路17は実施形態2と同様であるので、ここでの説明は省略する。
検出回路18は、一の周波数で発振される一の励磁クロックを他の周波数で発振される他の励磁クロックへと切り替えるように、クロック生成部16を制御する。
フィルタ部19は、判定部12へ入力すべき検出電圧(電圧信号)の周波数帯域を制限するフィルタであり、例えばローパスフィルタである。
判定部12は、フィルタ部19を通過した複数の周波数のそれぞれに応じた検出電圧について、フィルタ部19を通過した後の電圧レベル(出力レベル)が、同一であるか否かを判断する。判定部12は、各検出電圧の出力レベルが同一であれば、被測定電流は検出されないと判定し、同一でなければ被測定電流が検出されたと判定する。ここで、同一とは、検出回路18で検出される検出電圧の誤差を考慮した値が一致することをいう。
次に、本実施形態の電流検出装置10の動作について、図7に示す流れ図を用いて説明する。なお、ここでは、2つの周波数fa、fbを用いて説明する。また、周波数fbは周波数faよりも大きい値とする。
クロック生成部16は、励磁クロックの周期の基準となる周波数として周波数faを設定する(ステップS200)。
変換回路17は、周波数faで表される励磁クロックを基に、励磁電流を発生し、発生した励磁電流を検出電圧に変換する。検出回路18は、検出電圧に基づいて、導線40に流れる電流を検出する(ステップS205)。
フィルタ部19は、検出回路18から出力された周波数faの電圧信号を通過させる(ステップS210)。
検出回路18は、周波数faを周波数fbに切り替えるよう、クロック生成部16を制御する。クロック生成部16は、検出回路18の制御により、励磁クロックの周期の基準となる周波数を周波数fbに設定する(ステップS215)。
変換回路17は、周波数fbで表される励磁クロックを基に、励磁電流を発生し、発生した励磁電流を検出電圧に変換する。検出回路18は、検出電圧に基づいて、導線40に流れる電流を検出する(ステップS220)。
フィルタ部19は、検出回路18から出力された周波数fbの電圧信号を通過させる(ステップS225)。
判定部12は、判定処理を行う(ステップS230)。具体的には、判定部12は、周波数faの電圧信号に対するフィルタ部19を通過した後の出力レベルと、周波数fbの電圧信号に対するフィルタ部19を通過した後の出力レベルとを比較する。判定部12は、比較結果に基づいて、導線40で被測定電流の検出を判定する。
ここで、フィルタ部19による出力レベルの違いについて説明する。
図8Aは、被測定電流の周波数成分がフィルタ部19を通過した場合の出力レベルについて説明する図である。
図8Aに示す台形形状の領域D1は、周波数faで表される周期の励磁クロックが与えられた場合に、フィルタ部19で通過される入力電流周波数の範囲と、出力レベルとの関係を表している。
また、図8Aに示す台形形状の領域D2は、周波数fbで表される周期の励磁クロックが与えられた場合に、フィルタ部19で通過される入力電流周波数の範囲と、出力レベルとの関係を表している。
周波数faで表される周期の励磁クロックが与えられた場合に被測定電流の周波数は2faとなり、周波数fbで表される周期の励磁クロックが与えられた場合に被測定電流の周波数は2fbとなる。このとき、周波数2faの電圧信号の出力レベルV1と、周波数2fbの電圧信号の出力レベルV2とは、同一の値vaとなっている。
次に、図8Bは、エイリアシングの周波数成分がフィルタ部19を通過した場合の出力レベルについて説明する図である。
周波数faで表される周期の励磁クロックが与えられた場合には、エイリアシングの周波数成分は周波数2faの近傍に出現する。また、周波数fbで表される周期の励磁クロックが与えられた場合には、エイリアシングの周波数成分は周波数2fbの近傍に出現する。周波数2faの近傍で発生するエイリアシングに対する出力レベルV3と、周波数2fbの近傍で発生するエイリアシングに対する出力レベルV4とは、図8Bに示すように、異なる値となっている。
これにより、本実施形態の電流検出装置10は、異なる入力電流周波数(2fa、2fb)のそれぞれの出力レベルが、同一であるか否かにより、被測定電流が検出されたか否かを判定することができる。
なお、本実施形態では、2つの周波数(fa、fb)を用いた被測定電流の検出について説明したが、被測定電流の検出に用いる周波数は3つ以上であってもよい。
この場合、判定部12は、全ての出力レベルが一致する場合に、被測定電流を検出したと判定する。
以上説明したように、本実施形態の電流検出装置10の検出部11は、フィルタ部19を備えることが好ましい。フィルタ部19は、複数の周波数ごとに検出された電流を電圧信号として判定部12へ入力する際に、電圧信号のそれぞれに対して、判定部12へ入力すべき周波数帯域を制限する。判定部12は、フィルタ部19を通過した後の電圧信号のそれぞれの電圧レベルが同一である場合に判定を行うことが好ましい。
この構成によると、本実施形態の電流検出装置10は、フィルタ部を用いて、エイリアシングで発生した直流電流を被測定電流として誤検出する可能性を低くすることができる。
4.実施形態4
本実施形態における電流検出装置10について、実施形態2とは異なる点を中心に説明する。本実施形態の電流検出装置10の基本構成は、実施形態2と同じであり、実施形態2と同様の構成要素には同一の符号を付して説明を適宜省略する。
本実施形態の電流検出装置10では、検出部11の機能動作が、実施形態2とは異なっている。
本実施形態の検出部11の構成は、実施形態2と同様であり、クロック生成部16と、変換回路17と、検出回路18とを備えている。本実施形態では、検出回路18の機能動作が、実施形態2とは異なっている。
本実施形態の検出部11は、交流の1周期内において、一の周波数に応じて検出した電流の2乗の累積値(2乗和積算)を算出し、その結果が基準値を超えた場合に、他の周波数に切り替えるように、クロック生成部16を制御する。
判定部12は、複数の周波数のそれぞれについて、交流の1周期内に、2乗和積算が基準値以上となった場合に、被測定電流を検出したと判定する。
以下、本実施形態の電流検出装置10の動作、特に周波数の切り替えに係る動作について、図9に示す流れ図を用いて説明する。なお、ここでは、2つの周波数fa、fbを用いた電流検出処理について説明する。
クロック生成部16は、励磁クロックの周期の基準となる周波数として周波数faを設定する(ステップS300)。
検出回路18は、周波数faに対する2乗和積算の値(第1積算値)を初期化する(ステップS305)。検出回路18は、例えば、第1積算値を値0に初期化する。
変換回路17は、周波数faで表される励磁クロックを基に、励磁電流を発生し、発生した励磁電流を検出電圧に変換する。検出回路18は、検出電圧に基づいて、導線40に流れる電流を検出する(ステップS310)。
検出回路18は、周波数faに対して検出された電流について2乗和積算により第1積算値を算出する(ステップS315)。
検出回路18は、算出した第1積算値が基準値以上であるか否かを判断する(ステップS320)。ここで、基準値は、数式“閾値×閾値×交流1周期内での検出回数”で定められる。なお、閾値は予め定められた値である。
第1積算値が基準値以上でないと判断する場合(ステップS320における「No」)、検出回路18は、交流の1周期が経過したか否かを判断する(ステップS325)。
経過したと判断される場合(ステップS325における「Yes」)、処理はステップS305へ戻る。経過していないと判断される場合(ステップS325における「No」)、処理はステップS310へ戻る。
第1積算値が基準値以上であると判断する場合(ステップS320における「Yes」)、検出回路18は、周波数faを周波数fbに切り替えるよう、クロック生成部16を制御する。クロック生成部16は、検出回路18の制御により、励磁クロックの周期の基準となる周波数を周波数fbに設定する(ステップS330)。
検出回路18は、周波数fbに対する2乗和積算の値(第2積算値)を初期化する(ステップS335)。検出回路18は、例えば、第2積算値を値0に初期化する。
変換回路17は、周波数fbで表される励磁クロックを基に、励磁電流を発生し、発生した励磁電流を検出電圧に変換する。検出回路18は、検出電圧に基づいて、導線40に流れる電流を検出する(ステップS340)。
検出回路18は、周波数fbに対して検出された電流について2乗和積算により第2積算値を算出する(ステップS345)。
検出回路18は、算出した第2積算値が基準値以上であるか否かを判断する(ステップS350)。
第2積算値が基準値以上でないと判断する場合(ステップS350における「No」)、検出回路18は、交流の1周期が経過したか否かを判断する(ステップS355)。
経過したと判断される場合(ステップS355における「Yes」)、処理はステップS300へ戻る。経過していないと判断される場合(ステップS355における「No」)、処理はステップS340へ戻る。
検出回路18が第1積算値が基準値以上であると判断する場合(ステップS320における「Yes」)、判定部12は、被測定電流の検出つまり漏電検出の判定を行う(ステップS360)。具体的には、第1積算値および第2積算値の双方が基準値以上である場合に、判定部12は、検出対象の電流(被測定電流)が検出された、つまり漏電が検出されたと判断する。
漏電を検出したと判断する場合(ステップS360における「Yes」)、判定部12は、図2に示す商用系統20と電動車両30との接続を遮断する(ステップS365)。例えば、判定部12は、接続を遮断する指示を電動車両30へ通知する。
判定部12が漏電を検出したと判断する場合(ステップS360における「Yes」)、処理はステップS300へ戻る。
以上説明したように、本実施形態の電流検出装置10の検出部11および判定部12は、以下のように動作することが好ましい。検出部11は、複数の周波数のうち一の周波数に対して検出された電流の2乗の積算値が、交流の周期が経過するまでに基準値以上となった場合には、一の周波数とは別の周波数に切り替える。判定部12は、複数の周波数すべてに対して電流の検出が行われ、かつ複数の周波数ごとに検出した各電流の2乗の積算値のそれぞれが交流の周期が経過するまでに基準値以上となった場合に判定を行う。
この構成によると、本実施形態の電流検出装置10は、交流を含めた電流を検出する場合に、電流検出を高速化することができる。
5.実施形態5
本実施形態における電流検出装置10について、実施形態2とは異なる点を中心に説明する。本実施形態の電流検出装置10の基本構成は、実施形態2と同じであり、実施形態2と同様の構成要素には同一の符号を付して説明を適宜省略する。
本実施形態の電流検出装置10では、検出部11の構成が、実施形態2とは異なっている。
本実施形態の検出部11は、図6に示すように、クロック生成部16と、変換回路17と、検出回路18と、フィルタ部60とを備えている。
クロック生成部16および変換回路17は実施形態2と同様であるので、ここでの説明は省略する。
フィルタ部60は、電圧信号の周波数帯域を制限するフィルタであり、例えばローパスフィルタである。具体的には、フィルタ部60は、クロック生成部16で励磁クロックを生成する際に利用する複数の周波数のそれぞれについて、2倍した値の最小公倍数以上の高周波成分の高周波電流を変換回路17から出力された電圧信号から除去する。フィルタ部60は、高周波電流が除去された電圧信号を検出回路18へ出力する。
検出回路18は、フィルタ部60から出力された電圧信号で表される検出電圧を検出する。
なお、本実施形態では、実施形態2と比較して、本実施形態の検出回路18で検出される検出電圧で高周波成分の高周波電流が除去される点が異なるのみであり、周波数の切り替え処理は実施形態2と同様である。そのため、本実施形態の電流検出装置10における周波数の切り替え動作については、説明を省略する。
なお、フィルタ部60は実施形態1の電流検出装置10に適用されてもよい。この場合の電流検出装置10の構成を図11に示す。
図11に示すように、この場合の電流検出装置10は、実施形態1の構成に加えて、2つのフィルタ部60を備える。以下、フィルタ部60a、60bと称す。
フィルタ部60aは、クロック生成部13aが利用する周波数と、クロック生成部13bが利用する周波数との最小公倍数の2倍以上の高周波成分の高周波電流を変換回路14aから出力された電圧信号から除去する。
フィルタ部60bは、クロック生成部13aが利用する周波数と、クロック生成部13bが利用する周波数との最小公倍数の2倍以上の高周波成分の高周波電流を変換回路14bから出力された電圧信号から除去する。
この場合の電流検出装置10の動作は、実施形態1と同様であるため、ここでの説明は省略する。
以上説明したように、本実施形態の電流検出装置10の検出部11は、 前記検出部は、前記電流の検出を行うに先立って、前記複数の周波数の最小公倍数の2倍以上の高周波成分の高周波電流を除去することが好ましい。
この構成によると、本実施形態の電流検出装置10は、エイリアシングで発生した電流が極めて高い周波数成分であっても、エイリアシングで発生した直流電流を被測定電流として誤検出する可能性を低くすることができる。
6.変形例
以上、実施形態1から実施形態5に基づいて本発明について説明したが、本発明は上述した実施形態に限られない。例えば、以下のような変形例が考えられる。
(1)上記各実施形態において、判定部12は、検出すべき電流を検出したと判定する場合には、導線40で漏電が発生していることを通知するとしてもよい。
これにより、ユーザは、導線40で漏電が発生していることを知ることができ、その後の対処、例えば導線40の交換等を早急に行うことができる。
(2)上記実施形態および変形例を組み合わせてもよい。
10 電流検出装置
11 検出部
11a,11b 検出処理部
12 判定部
19 フィルタ部
40 導線
100 磁性体コア
102 励磁コイル

Claims (9)

  1. 導線に流れる電流を検出する電流検出装置であって、
    複数の周波数のそれぞれについて、当該周波数の励磁電流を用いて前記導線に流れる電流を検出する検出部と、
    前記複数の周波数のすべてについて前記検出部が検出した検出結果に基づいて、導線に流れる前記電流が検出対象の電流であるか否かの判定を行う判定部とを備える
    ことを特徴とする電流検出装置。
  2. 前記検出部は、
    前記複数の周波数に1対1に対応する複数の検出処理部を備え、
    前記検出処理部のそれぞれは、対応する周波数の前記励磁電流を用いて前記電流の検出を行う
    ことを特徴とする請求項1に記載の電流検出装置。
  3. 前記検出部は、
    前記複数の周波数を順次切り替えながら、前記電流の検出を行う
    ことを特徴とする請求項1に記載の電流検出装置。
  4. 前記検出部は、
    前記複数の周波数のうち一の周波数に対して検出された前記電流の電流量が所定値以上である場合には、前記一の周波数とは別の周波数に切り替え、
    前記判定部は、前記複数の周波数すべてに対して前記電流の検出が行われ、かつ前記複数の周波数ごとに検出した各電流の電流量が前記所定値以上である場合に、前記判定を行う
    ことを特徴とする請求項3に記載の電流検出装置。
  5. 前記検出部は、
    前記複数の周波数ごとに検出された前記電流を電圧信号として前記判定部へ入力する際に、前記電圧信号のそれぞれに対して、前記判定部へ入力すべき周波数帯域を制限するフィルタ部を備え、
    前記判定部は、前記フィルタ部を通過した後の前記電圧信号のそれぞれの電圧レベルが同一である場合に前記判定を行う
    ことを特徴とする請求項3に記載の電流検出装置。
  6. 前記検出部は、
    前記複数の周波数のうち一の周波数に対して検出された電流の2乗の積算値が、交流の周期が経過するまでに基準値以上となった場合には、前記一の周波数とは別の周波数に切り替え、
    前記判定部は、前記複数の周波数すべてに対して前記電流の検出が行われ、かつ前記複数の周波数ごとに検出した各電流の2乗の積算値のそれぞれが前記交流の周期が経過するまでに前記基準値以上となった場合に、前記判定を行う
    ことを特徴とする請求項3に記載の電流検出装置。
  7. 前記検出部は、前記電流の検出を行うに先立って、前記複数の周波数の最小公倍数の2倍以上の高周波成分の高周波電流を除去する
    ことを特徴とする請求項1に記載の電流検出装置。
  8. 前記判定部は、
    検出すべき前記電流を検出したと判定する場合には、前記導線で漏電が発生していることを通知する
    ことを特徴とする請求項1乃至請求項7のいずれか一項に記載の電流検出装置。
  9. 導線に流れる被測定電流を検出する電流検出方法であって、
    複数の周波数のそれぞれについて、当該周波数の励磁電流を用いて前記導線に流れる電流を検出する検出処理と、
    前記複数の周波数のすべてについて前記検出処理が検出した検出結果に基づいて、導線に流れる前記電流が検出対象の電流であるか否かの判定を行う判定処理とを含む
    ことを特徴とする電流検出方法。
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