JP2016017201A - 液体ポンプ、および、液体ポンプの維持管理方法 - Google Patents

液体ポンプ、および、液体ポンプの維持管理方法 Download PDF

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Abstract

【課題】液体ポンプに設置された犠牲陽極の消耗状況を正確に確認でき、経済性にも優れる技術を提供する。【解決手段】犠牲陽極40と、犠牲陽極40に係止された係止部材50とを備える。係止部材50の一端は、水中外まで延在するように構成され、係止部材50の一端の側には、係止部材50にテンションをかけるための伸縮性部材71が接続され、また、係止部材50と連結され、犠牲陽極40に支持される錘部材を備え、更に、係止部材50に関する物理量を検出する検出部70を備える液体ポンプ。【選択図】図2

Description

本発明は、液体ポンプの腐食を防止する技術に関する。
高潮対策などに用いられる立軸ポンプでは、海水を含んだ水をポンプアップするために、ポンプ羽根車(主にステンレス鋼)とポンプケーシング(主に鋳鉄または鋼鉄)との間に電位差を生じ、電位がマイナスとなる方のポンプケーシングが腐食してしまう。これは、海水を含む水が導電性であることと、イオン化傾向がステンレス<鉄となることが原因である(ステンレスのイオン化傾向は銅とほぼ同じ)。このため、鉄よりイオン化傾向が大きい金属を犠牲陽極としてポンプに設置することによりポンプケーシングの腐食を防ぐ犠牲陽極法が用いられている。この犠牲陽極法では、吊り下げケーシングの内部や、ポンプ羽根車より下のベルマウス内部に犠牲陽極が設置され、犠牲陽極が消耗して無くなった時点で新たな犠牲陽極に交換される。
かかる犠牲陽極法を採用した立軸ポンプでは、犠牲陽極の取り付け位置がポンプの内部にあるので、クレーン等で吊り上げてポンプを分解しなければ犠牲陽極の消耗状況を確認することはできなかった。特に、立軸ポンプは、ポンプ機場の床下の水槽内に設置されているために、ハンドホールからの目視観察や簡易的な分解では犠牲陽極の消耗状況を正確に把握することはできなかった。すなわち、犠牲陽極の消耗具合を頻繁に調べることは現実的には不可能だった。このため、一般的には、犠牲陽極の設計寿命(3〜5年程度)を目安にポンプの引き上げ・分解を行い、犠牲陽極の消耗状況に依らず、犠牲陽極を交換することが一律に行われてきた。
かかる手法は、犠牲陽極の交換を犠牲陽極の消耗具合に応じて行うわけではないので、信頼性や経済性の面で問題があった。すなわち、犠牲陽極の消耗具合は周囲の環境(例えば、水質変化、水位、ポンプの運転状況、塗装の劣化状態など)によって大きく左右される。このため、設計寿命に基づく犠牲陽極の交換は、犠牲陽極の消耗の進行が想定よりも速く、犠牲陽極が完全に消耗されてから相当程度時間が経過した後に行われる場合には、ポンプケーシングの腐食が進行してしまうことになる。逆に、犠牲陽極の消耗の進行が想定よりも遅く、交換が必要でないにもかかわらず、交換が行われる場合には、保守費用の増加が経済性を低下させることになる。このようなことから、光源を有する小型カメラをポンプの内部に挿入して、犠牲陽極の状況を撮像画像によって確認し、犠牲陽極の消耗具合が適切な時期に犠牲陽極の交換を行う技術が試みられている(例えば、下記の特許文献1)。
特開2009−150262号公報
しかしながら、水中で撮像された画像は、明瞭なものではないことが多い。例えば、透明度が低い、濁っている水の場合には、撮像された画像によって犠牲陽極の消耗具合を確認することは困難になり得る。また、ポンプ内部のスペースの制約から、ポンプ内部に挿入できるカメラや光源の大きさには限りがあるので、光源不足のため犠牲陽極の消耗具合を十分に確認できない状況が生じ得る。このようなことから、犠牲陽極の消耗状況を正確に確認でき、経済性にも優れる技術が求められていた。消耗状況の確認は、容易に行える
ことが望ましい。こうした問題は、立軸ポンプに限らず、種々の液体ポンプに共通する。
本発明は、上述の課題の少なくとも一部を解決するためになされたものであり、例えば、以下の形態として実現することが可能である。
本発明の第1の形態によれば、液体ポンプが提供され、この液体ポンプは、犠牲陽極と、犠牲陽極に係止された係止部材と、を備える。係止部材の一端は、水中外まで延在するように構成される。
かかる液体ポンプによれば、犠牲陽極が消耗すると、犠牲陽極と係止部材との係止関係の変化(例えば、係止解除)が生じ、その結果、係止部材に関する物理量(例えば、テンション(張力)、長さなど)に変化が生じる。したがって、この物理量の変化を検出することによって、犠牲陽極の消耗状況を正確に把握することができる。その際、液体ポンプの分解等は必要ないので、メンテナンス費を抑えることができ経済的である。また、係止部材の一端が水中外まで延在するように構成されているので、ユーザは水中外から物理量の変化を容易に知ることができる。
本発明の第2の形態によれば、第1の形態において、係止部材の一端の側には、係止部材にテンションをかけるための伸縮性部材が接続される。かかる形態によれば、犠牲陽極が消耗していない初期時には、係止部材にテンションがかかるが、犠牲陽極が消耗して係止関係に変化が生じた場合には、係止部材のテンションが緩むので、そのテンションの変化に基づいて、犠牲陽極の消耗状況を正確に把握することができる。
本発明の第3の形態によれば、第1の形態において、液体ポンプは、さらに、係止部材と連結され、犠牲陽極に支持される錘部材を備える。かかる形態によれば、犠牲陽極が消耗していない初期時には、錘部材が犠牲陽極に支持されているので、錘部材によって係止部材が引っ張られることがない。一方、犠牲陽極が消耗して、錘部材が犠牲陽極に支持されなくなると、錘部材によって係止部材が引っ張られ、係止部材にテンションがかかる。そのテンションの変化に基づいて、犠牲陽極の消耗状況を正確に把握することができる。
本発明の第4の形態によれば、第1ないし第3のいずれかの形態において、液体ポンプは、さらに、係止部材に関する物理量を検出する検出部を備える。かかる形態によれば、検出部によって、物理量の変化、すなわち、犠牲陽極が所定の量消耗したことを検知することができる。
本発明の第5の形態によれば、第1ないし第4のいずれかの形態において、液体ポンプは、さらに、犠牲陽極から水中外まで延在し、係止部材を内部に収容するための収容管を備える。かかる形態によれば、異物が係止部材に絡みついて、係止部材に関する物理量に影響を与えることを抑制できる。
本発明の第6の形態によれば、第1ないし第5のいずれかの形態において、係止部材は、複数である。複数の係止部材は、犠牲陽極が消耗する方向において、それぞれ異なる位置で犠牲陽極に係止されている。かかる形態によれば、犠牲陽極の消耗量を複数段階で把握することができる。したがって、点検・交換を的確に行うことができる。
本発明の第7の形態によれば、第1ないし第6のいずれかの形態において、犠牲陽極および係止部材はいずれも複数である。複数の犠牲陽極は、犠牲陽極が消耗する方向における消耗前の厚みが異なっている。複数の犠牲陽極の各々には、少なくとも1つずつ係止部材が係止されている。かかる形態によれば、厚みの薄い犠牲陽極から順次消耗が把握され
るので、全体としての犠牲陽極の消耗の進行具合を的確に把握することができる。その結果、液体ポンプの状態管理と、犠牲陽極の交換時期の予測と、が可能になり、点検・交換を的確に行うことができる。
本発明の第8の形態によれば、液体ポンプの維持管理方法が提供される。この方法は、液体ポンプに設置される犠牲陽極に係止部材を、係止部材の一端が水中外まで延在するように係止させる工程と、犠牲陽極の消耗に応じて変化する係止部材に関する物理量に基づいて、犠牲陽極の消耗の程度を確認する工程と、を備える。かかる方法によれば、第1の形態と同様の効果を奏する。
本発明の一実施例としての立軸ポンプの概略構成を示す断面図である。 犠牲陽極の消耗状況を確認するための構成を示す説明図である。 係止部材としてのワイヤを犠牲陽極に係止させる一態様を示す説明図である。 係止部材としてのワイヤを犠牲陽極に係止させる他の態様を示す説明図である。 係止部材としての帯バンドを犠牲陽極に係止させる一態様を示す説明図である。 係止部材としてのワイヤを犠牲陽極に係止させる他の態様を示す説明図である。 犠牲陽極の消耗状況を確認するための他の構成を示す説明図である。 図7の代替態様を示す説明図である。 犠牲陽極の消耗状況を確認するための他の構成を示す説明図である。
A.実施例:
図1(a)は、本発明の液体ポンプの一実施例としての立軸ポンプ30の概略構成を示している。立軸ポンプ30は、吊下管31と、ポンプボウル32と、吸込ベルマウス33と、シャフト34と、外軸受35と、水中軸受36と、インペラ37とを備えている。鉛直方向に延在するシャフト34は、外軸受35と水中軸受36とによって支承されている。このシャフト34下端のポンプボウル32内部にはインペラ37が設けられている。シャフト34の上端には、原動機39が連結され、原動機39は原動機台39a上に据え付けられている。
ポンプ据付床90には、ポンプ据付床90を貫通するポンプ据付孔91が開口されており、その下方には、水槽92が配置されている。ポンプ据付孔91の上方には、ベース93が形成されている。立軸ポンプ30は、吊下管31がポンプ据付孔91を貫通して水槽92内に吊り下げられるように、ベース93上に据え付けられる。かかる立軸ポンプ30では、原動機39が運転されることによってシャフト34が回転すると、同時にインペラ37が回転し吸込ベルマウス33から水が汲み上げられる。図1では、水槽92の水位は、ポンプボウル32の付近に位置しているが、この水位は、状況によっては、ポンプ据付孔91の下方直下まで上昇することがある。
かかる立軸ポンプ30において、吸込ベルマウス33の内部には、犠牲陽極40が取り付けられている。かかる犠牲陽極40は、ケーシング(吊下管31、ポンプボウル32および吸込ベルマウス33)を構成する鉄よりもイオン化傾向が大きい金属(代表的には亜鉛)で形成されており、ケーシングよりも先に腐食することによって、ケーシングの腐食を防止する。この犠牲陽極40は消耗部品であり、腐食によって消耗した犠牲陽極40は、新たな犠牲陽極に交換される。なお、犠牲陽極40の設置箇所は、吸込ベルマウス33の内部に限らず、立軸ポンプ30のケーシングの任意の箇所とすることができる。例えば、犠牲陽極40は、吊下管31の内部に取り付けられてもよい。あるいは、図1(b)に示すように、ケーシングの外部に設けられてもよい。
立軸ポンプ30は、さらに、犠牲陽極40の消耗具合が把握できるように、係止部材50と収容管60と検出部70とを備えている。係止部材50は、犠牲陽極40に係止されており、この係止部材50の一端(犠牲陽極40と反対の側)は、犠牲陽極40から水中外、すなわち、水槽92の外部(ポンプ据付床上部)まで延在している。係止部材50は、任意の材料で形成することができ、例えば、ワイヤ、テグス、帯バンドなどとすることができる。収容管60は、犠牲陽極40から水槽92の外部まで延在しており、その内部に係止部材50が収容されている。検出部70は、係止部材50に関する物理量の変化を検出する。ここでの物理量とは、犠牲陽極40の消耗具合に応じて変化する量をいい、例えば、係止部材50のテンション、長さなどである。消耗具合に応じて物理量が変化する仕組みについては、後述する。
図2は、犠牲陽極40の消耗状況を検出するための構成を示している。図2(a)に示すように、吸込ベルマウス33の内面には、凹部33aが形成されており、この凹部33aに犠牲陽極40が設置されている。凹部33aの底面には、厚み方向に貫通する貫通穴33bが形成されている。係止部材50は、本実施例ではワイヤであり、図3に示すように、犠牲陽極40の周囲に巻き付けることによって、犠牲陽極40に係止されている。係止部材50は、犠牲陽極40の厚み方向、すなわち、消耗する方向に巻き付けられている。犠牲陽極40に巻き付けられた係止部材50は、貫通穴33bを介して、ポンプ30の外部に延出し、検出部70まで延在している。
検出部70は、伸縮性部材71とリミットスイッチ72とを備えている。伸縮性部材71(本実施例では、ばね)は、係止部材50にテンションをかけるために設けられている。犠牲陽極40が全く消耗されていない初期状態においては、伸縮性部材71は、自然長よりも伸びた状態で係止部材50に接続されており、係止部材50を犠牲陽極40と反対の側へ常時引っ張っている。このため、図2(a)に示すように、係止部材50は、テンションをかけられ、緩みのない状態で維持される。一方、図2(b)に示すように、犠牲陽極40が厚み方向に消耗すると、犠牲陽極40の厚みが低減した分だけ、犠牲陽極40に巻き付けられていた係止部材50に緩みが生じる。この緩みが増すことによって、伸縮性部材71は、自然長に戻っていく。かかる伸縮性部材71の縮みを、リミットスイッチ72で検出することによって、犠牲陽極40が所定量消耗したことを知ることができる。検知すべき消耗量は、伸縮性部材71のテンションを調節することによって、調整可能である。例えば、犠牲陽極40が完全に消耗して、係止部材50と犠牲陽極40との係合関係が解除された時点で、犠牲陽極40の消耗が検知されてもよい。
以上説明した立軸ポンプ30によれば、犠牲陽極40が消耗すると、犠牲陽極40と係止部材50との係止関係が変化し、例えば、係止解除や緩みが生じ、その結果、係止部材50に関する物理量、例えば、テンション、長さなどに変化が生じる。したがって、この係止部材50に関する物理量を検出することによって、犠牲陽極40の消耗状況を正確に把握できる。その際、クレーン等を用いた立軸ポンプ30の分解作業は必要ないので、コスト的に有利である。また、係止部材50の一端が、ポンプ据付床90よりも上方まで延在するように構成されているので、ユーザは、物理量の変化を容易に把握することができる。
また、係止部材50は、収容管60に収容されているので、異物が係止部材50に絡みついて、係止部材50に関する物理量に影響を与えることを抑制できる。
犠牲陽極40の表面には、係止部材50を配置するための溝が形成されていてもよい。かかる構成とすれば、犠牲陽極40と係止部材50とを係止させやすく、また、係止部材50が犠牲陽極40から外れにくくなる。あるいは、図4に示すように、犠牲陽極40をケーシング33に固定するための2本のボルト41,42の間で、係止部材50を犠牲陽
極40に巻き付けるようにしてもよい。かかる構成とすれば、係止部材50がずれた時に、ボルト41,42がストッパとして作用するので、係止部材50が犠牲陽極40から外れることを防止できる。この構成では、一般に流通している既製品の犠牲陽極を加工して使用することも可能である。
図5は、係止部材を犠牲陽極に係止させる別の態様を示している。この例では、図5(a)に示すように、係止部材150は、帯バンドとして構成されている。この係止部材150は、2つの犠牲陽極140a,140bによって、これらの間に挟持されることによって、犠牲陽極140a,140bに係止されている。そして、図5(b)に示すように、犠牲陽極140bが消耗すると、係止部材150は挟持された状態から解放される。これによって、係止部材150に緩みが生じるので、図2と同様にして、犠牲陽極140bの消耗を検知することができる。この構成では、一般に流通している既製品の犠牲陽極を加工して使用することも可能である。
図6は、係止部材を犠牲陽極に係止させる別の態様を示している。この例では、図6(a),(b)に示すように、犠牲陽極240に孔部241が形成されている。孔部241には係止部材250(ここでは、ワイヤ)が挿入され、さらに、孔部241中には充填剤245が充填されている。充填剤245は、例えば、樹脂材からなり、充填剤を充填することで孔部から水が流入し、犠牲陽極が内部から消耗することを防止する。かかる構成において、図6(c)に示すように、犠牲陽極240の一部240aが消耗し、充填剤245が露出すると、犠牲陽極240と係止部材250との係合関係が解除され、係止部材250に緩みが生じるので、図2と同様にして、犠牲陽極240aの消耗を検知することができる。この構成では、一般に流通している既製品の犠牲陽極を加工して使用することも可能である。
図7は、犠牲陽極の消耗状況を確認するための他の構成を示している。この例では、図7(a)に示すように、複層(ここでは3層)構造の犠牲陽極340a〜340cに、それぞれ係止部材350a〜350c(ここでは、ワイヤ)が係止されている。ここでは、図2と同様に、係止部材350a〜350cは、犠牲陽極340a〜340cの周りに巻き付けられている。係止部材350a〜350cには、図2と同様に、伸縮性部材371a〜371cが接続されている。かかる構成において、図7(b)に示すように、犠牲陽極340cが消耗すると、係止部材350cに緩みが生じる。一方、係止部材350a,350bは、テンションがかかったまま維持されている。この結果から、犠牲陽極340cのみが消耗し、犠牲陽極340a,340bは消耗していないことを確認することができる。このように、複数の係止部材を、犠牲陽極が消耗する方向において、それぞれ異なる位置で犠牲陽極に係止させることによって、犠牲陽極の消耗量を複数段階で把握することができる。したがって、点検・交換を的確に行うことができる。
図8は、図7の代替態様を示しており、この例では、係止部材350a〜350cは、帯バンドである。係止部材350a〜350cは、複層(ここでは4層)構造の犠牲陽極340a〜340dのそれぞれの間で、これらに挟持されている。かかる構成によっても、図7に示す構成と同様の効果を奏する。
図9は、犠牲陽極の消耗状況を確認するための他の構成を示している。この例では、複数(ここでは4つ)の犠牲陽極440a〜440dがケーシング33に取り付けられている。4つの犠牲陽極440a〜440dには、それぞれ、係止部材450a〜450dが係止されており、犠牲陽極440a〜440dの厚みはそれぞれに異なっている。かかる構成によれば、厚みの薄い犠牲陽極から順次、対応する係止部材に緩みが生じて犠牲陽極の消耗が把握されるので、全体としての犠牲陽極の消耗の進行具合を的確に把握できる。その結果、液体ポンプの状態管理と、犠牲陽極の交換時期の予測と、が可能になり、点検
・交換を的確に行うことができる。
上述の例では、犠牲陽極40が消耗するまで係止部材50にテンションがかかり続け、犠牲陽極40が所定量消耗した後に係止部材50が緩む構成を例示したが、その逆の構成とすることもできる。すなわち、犠牲陽極40が消耗するまで係止部材50には緩みがあり、犠牲陽極40が所定量消耗した後に係止部材50にテンションがかかる構成としてもよい。例えば、立軸ポンプ30は、係止部材50と連結された錘部材を備えていてもよい。錘部材は、犠牲陽極40によって支持される。錘部材は、例えば、犠牲陽極40に接着剤などによって接合されていてもよいし、犠牲陽極40の内部に埋め込まれていてもよい。例えば、図6に示した充填剤245が錘部材として機能してもよい。かかる構成によれば、犠牲陽極40が消耗していない初期時には、錘部材が犠牲陽極40に支持されているので、錘部材によって係止部材50が引っ張られることはない。一方、犠牲陽極40が消耗して、錘部材が犠牲陽極40に支持されなくなると、錘部材によって係止部材50が引っ張られ、係止部材50にテンションがかかる。このテンションの変化に基づいて、犠牲陽極40の消耗状況を正確に把握できる。
以上、いくつかの実施例に基づいて本発明の実施の形態について説明してきたが、上記した発明の実施の形態は、本発明の理解を容易にするためのものであり、本発明を限定するものではない。本発明は、その趣旨を逸脱することなく、変更、改良され得るとともに、本発明にはその等価物が含まれることはもちろんである。また、上述した課題の少なくとも一部を解決できる範囲、または、効果の少なくとも一部を奏する範囲において、特許請求の範囲および明細書に記載された各構成要素の任意の組み合わせ、または、省略が可能である。例えば、係止部材50は、犠牲陽極40の消耗する方向と交差する面に沿って所定の長さ配置されてもよい。こうすれば、犠牲陽極40が消耗し、当該面が露出した際に、上記所定の長さ分だけ係止部材50の長さが変わることになるので、当該長さの違いに基づいて犠牲陽極40の消耗を検知することができる。あるいは、係止部材50の物理量は、検出部70によらず、人が目視等によって確認してもよい。係止部材50には、そのための目印(例えば、一定距離ごとに付されたマーキング)が付されていてもよい。また、上述した種々の構成は、立軸ポンプ30に限らず、任意の液体ポンプ、例えば、水中ポンプにも適用可能である。
30…立軸ポンプ
31…吊下管
32…ポンプボウル
33…吸込ベルマウス
33a…凹部
33b…貫通穴
34…シャフト
35…外軸受
36…水中軸受
37…インペラ
39…原動機
39a…原動機台
40,40a,140a,140b,240,240a,340a〜340c,440a〜440d…犠牲陽極
41,42…ボルト
50,150,250,350a〜350c,450a〜450d…係止部材
60…収容管
70…検出部
71,371a〜371c…伸縮性部材
72…リミットスイッチ
90…ポンプ据付床
91…ポンプ据付孔
92…水槽
93…ベース
241…孔部
245…充填剤

Claims (8)

  1. 液体ポンプであって、
    犠牲陽極と、
    前記犠牲陽極に係止された係止部材と
    を備え、
    前記係止部材の一端は、水中外まで延在するように構成される
    液体ポンプ。
  2. 請求項1に記載の液体ポンプであって、
    前記係止部材の前記一端の側には、該係止部材にテンションをかけるための伸縮性部材が接続された
    液体ポンプ。
  3. 請求項1に記載の液体ポンプであって、
    さらに、前記係止部材と連結され、前記犠牲陽極に支持される錘部材を備える
    液体ポンプ。
  4. 請求項1ないし請求項3のいずれか一項に記載の液体ポンプであって、
    さらに、前記係止部材に関する物理量を検出する検出部を備える
    液体ポンプ。
  5. 請求項1ないし請求項4のいずれか一項に記載の液体ポンプであって、
    さらに、前記犠牲陽極から前記水中外まで延在し、前記係止部材を内部に収容するための収容管を備える
    液体ポンプ。
  6. 請求項1ないし請求項5のいずれか一項に記載の液体ポンプであって、
    前記係止部材は、複数であり、
    前記複数の係止部材は、前記犠牲陽極が消耗する方向において、それぞれ異なる位置で前記犠牲陽極に係止されている
    液体ポンプ。
  7. 請求項1ないし請求項6のいずれか一項に記載に記載の液体ポンプであって、
    前記犠牲陽極および前記係止部材は、いずれも複数であり、
    前記複数の犠牲陽極は、該犠牲陽極が消耗する方向における消耗前の厚みが異なっており、
    前記複数の犠牲陽極の各々には、少なくとも1つずつ前記係止部材が係止されている
    液体ポンプ。
  8. 液体ポンプの維持管理方法であって、
    前記液体ポンプに設置される犠牲陽極に係止部材を、該係止部材の一端が水中外まで延在するように係止させる工程と、
    前記犠牲陽極の消耗に応じて変化する前記係止部材に関する物理量に基づいて、前記犠牲陽極の消耗の程度を確認する工程と
    を備える液体ポンプの維持管理方法。
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