JP2016016506A - 可逆ラチェットレンチ - Google Patents

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Abstract

【課題】本発明は可逆ラチェットレンチを提供する。【解決手段】本発明の可逆ラチェットレンチは、本体と、駆動部材と、爪車装置とを備える。本体には収容空間と収容室が設けられ、収容室は収容空間の一側に位置する。本体には受入穴が設けられている。駆動部材は本体の収容空間に回転可能に設けられる。爪車装置は、方向制御部材と、保持部材と、弾性具と、係止具とを含む。方向制御部材は受入穴に回動自在に設けられ、保持部材は本体の収容室に設けられ、かつ駆動部材と方向制御部材との間に位置する。保持部材と駆動部材は互いに噛み合うか或いは離脱することができる。弾性具と係止具は方向制御部材に設けられ、弾性具の反対側にある係止具の一端は保持部材に当接され、保持部材に接近する方向制御部材の一端には接触部が形成されている。接触部で保持部材を押動することにより、保持部材と駆動部材が離脱できないことを避けることができる。【選択図】図2

Description

本発明はラチェットレンチに関し、特に可逆ラチェットレンチに関する。
米国特許第6629477号に記載される「Reversible ratchet wrench with high torsion(高いねじり力を備えた可逆ラチェットレンチ)(特許文献1)」というラチェットレンチは、把持部(handle)と、駆動部材(driving member)とを備える。駆動部材は、把持部に枢接され、かつ把持部に相対して回動することができる。ラチェットレンチを使用するとき、使用者が駆動部材にソケットを接続させた後、このソケットを例えばねじ、ナットなどの工作物を結合させる。かつ使用者が把持部を回すことにより、工作物を回動させることができる。このラチェットレンチは、保持部材(retainer member)と、方向制御部材(direction control member)と、押圧具(pressing member)と、弾性具(elastic member)とを備える。保持部材は揺動自在にラチェットレンチの保持凹部(retaining recess)に設けられ、かつ操作により駆動部材と互いに噛み合うことができる。方向制御部材は回転自在にラチェットレンチの収容室(receiving chamber)に設けられ、押圧具と弾性部材は方向制御部材の第1収容凹部(first receiving recess)に取り付けられる。押圧具は弾性部材の弾力によって保持部材を押動する。保持部材を回すことにより、方向制御部材が保持部材を押圧する位置を変更し、かつ駆動部材のラチェット運動方向を変更することができる。
ラチェットレンチを組み立てるとき、まずは方向制御部材を収容室内に取り付ける。つぎは、収容室を通して押圧具と弾性部材を方向制御部材の第1収容凹部に取り付ける。最後は、保持部材と駆動部材を順番にラチェットレンチに取付ける。押圧具がラチェットレンチ内部に係止されることによって、方向制御部材が収容室から離脱することを防ぐことができる。組み立てたラチェットレンチの内部において、保持部材と駆動部材とが滑らかに噛み合うか或いは滑らかに離脱することを確保するため、保持部材と駆動部材との間に潤滑油脂を注入する。また、組立てたラチェットレンチを完全に密閉させることができないので、外部からの油汚れがラチェットレンチの内部に侵入するか、或いは駆動部材と保持部材の摩擦によって形成される金属屑がラチェットレンチの内部に溜まるおそれがある。油汚れと潤滑油脂が駆動部材と保持部材との間に蓄積されることにより、駆動部材と保持部材が滑らかに噛み合うか或いは滑らかに離脱することができない。使用者の不適切な操作によって駆動部材と保持部材が切り離脱しないとき、使用者がラチェットレンチの把持部を逆方向に回し続けると、保持部材の過度な圧迫によって押圧具が変形又は破損し、ラチェットレンチがラチェット機能を失うおそれがある。すんわち、故障が発生することによりラチェットレンチを使用し続けることができなくなる。さらに、保持部材からの過度な圧迫により押圧具はが第1収容凹部に圧入されるとき、押圧具が位置制限機能を失うので、方向制御部材が収容室から離脱してしまう問題が発生する。使用者がラチェットレンチを頭の上に上げて頭部より高い工作物の締め付ける作業を行うとき、収容室から離脱した方向制御部材が使用者の頭部に衝突することにより、事故になるおそれがある。
また、ラチェットレンチが長く使用すると、水分又は汗水がラチェットレンチの内部に沁み込むと、方向制御部材と保持部材にさびが生じ、駆動部材と保持部材が滑らかに噛み合うか或いは滑らかに離脱することができない。それによっても、ラチェットレンチに故障が発生するおそれがある。
米国特許第6629477号
本発明の目的は、上述した従来技術の問題を解決することができるラチェットレンチを提供することにある。
上述した課題を解決するため、本発明は、次のようなラチェットレンチを提供する。本発明のラチェットレンチは、本体と、駆動部材と、爪車装置とを備える。本体は、操作部と該操作部から離れている駆動端とを含む。本体は、本体の駆動端に設けられる仮想枢転軸を有する。本体の駆動端には収容空間と収容室が設けられている。収容空間は、仮想枢転軸の軸方向に沿って本体の駆動端両側を貫通する。収容室は、本体の内部に形成され、かつ収容空間に連通されている。収容室は、収容空間の一側に位置し、かつ仮想枢転軸の径方向に沿って操作部の方向に延伸されている。本体には仮想枢転軸の軸方向に沿う受入穴が設けられている。仮想枢転軸と仮想枢転軸は互いに平行しており、受入穴は収容室及び外部に連通されている。駆動部材は仮想枢転軸を軸として回転するように本体の収容空間に設けられる。駆動部材の内側には駆動部が環状に設けられ、駆動部から離れている駆動部材の外側には環状歯部が設けられている。爪車装置は、方向制御部材と、保持部材と、弾性具と、係止具とを含む。方向制御部材は、仮想枢転軸を軸として回転するように本体の受入穴に設けられる。方向制御部材は、第1側と該第1側から離れている第2側とを有する。第1側は駆動部材に接近し、第2側は駆動部材の反対側に位置する。方向制御部材には、仮想枢転軸の径方向に沿う間欠回動スロットと位置決めスロットとが設けられている。間欠回動スロットと位置決めスロットはそれぞれ、方向制御部材の第1側から第2側の方向に延伸されている。保持部材は、本体の収容室に揺動自在に設けられ、かつ駆動部材と方向制御部材との間に位置する。駆動部材に接近する保持部材の一側には爪車部が設けられている。保持部材の爪車部は、操作により駆動部材の環状歯部に噛み合うか或るは駆動部材の環状歯部から離脱することができる。弾性具と係止具を順番に間欠回動スロットに取付けるとき、係止具は摺動自在に間欠回動スロットに設けられる。係止具の一端は弾性具に係止され、弾性具から離れている係止具の一端は間欠回動スロットから突出するとともに、保持部材に当接する。爪車装置は、位置決めスロットに設けられる取付具をさらに含み、取付具の一端は方向制御部材の第1側から位置決めスロットを突出し、位置決めスロットから突出した取付具の一端には接触部が形成され、接触部が駆動部材に当接することにより保持部材を圧迫する。
本発明のラチェットレンチにおいて、係止具は摺動自在に間欠回動スロットに設けられ、かつ第1位置と第2位置との間で切り換えることができる。弾性具から離れている係止具の一端と方向制御部材の第1側の外面との間には第1長さが形成され、位置決めスロットから突出している取付具の一端と方向制御部材の第1側の外面との間には第2長さが形成される。前記係止具が第1位置に位置するとき、前記係止具の前記第1長さが前記取付具の前記第2長さより長くなり、取付具は保持部材を押動しない。係止具が第2位置に位置するとき、係止具の第1長さは取付具の第2長さより小さくなるか或いは等しくなり、保持部材が取付具を押動する。
本発明のラチェットレンチにおいて、位置決めスロットは、方向制御部材の第2側を貫通せずに方向制御部材の第1側に凹設されている。接触部の反対側にある取付具の一端は位置決めスロットの底部に当接し、接触部に接近する取付具の一端は方向制御部材の第1側から位置決めスロットを突出する。
本発明のラチェットレンチにおいて、受入穴が収容空間から離れている本体の一側には係止壁が設けられている。方向制御部材の第2側は係止壁に当接し、位置決めスロットは方向制御部材の第1側と第2側を貫通している。接触部の反対側にある取付具の一端は本体の係止壁に当接し、接触部に接近する取付具の一端は方向制御部材の第1側から位置決めスロットを突出する。
本発明のラチェットレンチにおいて、取付具は中実円柱状に形成された構造体である。
本発明のラチェットレンチにおいて、取付具は中実矩形柱状に形成された構造体である。
本発明のラチェットレンチにおいて、取付具の硬さは保持部材の硬さより高く、方向制御部材の硬さが保持部材の硬さより高い。
本発明のラチェットレンチにおいて、取付具の硬さが保持部材の硬さより高い。
本発明のラチェットレンチにおいて、間欠回動スロットと位置決めスロットが仮想枢転軸の軸方向に並列されている。
本発明のラチェットレンチにおいて、間欠回動スロットは、方向制御部材の第2側を貫通せず方向制御部材の第1側に凹設されている。係止具の反対側にある弾性具の一端は間欠回動スロットの底部に当接し、駆動部材から離れている保持部材の一側には凹部が設けられ、弾性具の反対側にある係止具の一端は保持部材の凹部に係止される。
本発明のラチェットレンチにおいて、本体において、収容室と受入穴との間には対向する2つの位置固定部が形成されている。係止具を本体の2つの位置固定部のいずれかの一つに係止させることにより、本体に相対する方向制御部材の揺動角度を制限する。
本発明の他の目的、発明の効果及び本発明の新規性は、以下の詳細な説明と関連図面によって、より詳細に理解することができる。
上述した本発明のラチェットレンチにより、つぎのような発明の効果を奏することができる。
本発明の可逆ラチェットレンチは、本体と、駆動部材と、爪車装置とを備える。本体は、操作部と該操作部から離れている駆動端とを含む。本体は、本体の駆動端に設けられている仮想枢転軸を有する。本体の駆動端には収容空間と収容室とが設けられている。収容空間は仮想枢転軸の軸方向に本体の駆動端の両側を貫通し、収容室は、本体の内部に形成されるとともに収容空間に連通されている。収容室は、収容空間の一側に位置し、かつ仮想枢転軸の径方向に沿って本体の操作部側に延伸されている。本体には仮想枢転軸の軸方向に沿う受入穴が設けられている。仮想枢転軸と仮想枢転軸とは平行し、受入穴は収容室及び外部に連通されている。駆動部材は、仮想枢転軸と軸として回転するように本体の収容空間に設けられる。駆動部材の内側には駆動部が環状に設けられ、駆動部材の外側には環状歯部を設けられている。爪車装置は、方向制御部材と、保持部材と、弾性具と、係止具とを含む。方向制御部材は仮想枢転軸を軸として回転するように本体の受入穴に設けられる。方向制御部材には、仮想枢転軸の径方向に沿う間欠回動スロットが設けられている。間欠回動スロットは、駆動部材に接近する方向制御部材の一側から駆動部材から離れる一側に延伸されている。保持部材は、本体の収容室に揺動自在に設けられ、かつ駆動部材と方向制御部材との間に位置する。駆動部材に接近する保持部材の一側には爪車部が設けられている。保持部材の爪車部は、操作により駆動部材の環状歯部と噛み合うことができる。弾性具と係止具を順番に間欠回動スロットに設けるとき、係止具の一端は弾性具に当接し、弾性具の反対側にある係止具の一端は間欠回動スロットから突出するとともに、保持部材に当接する。保持部材に接近する方向制御部材の一側には接触部が形成され、接触部は操作により保持部材を押動することができる。接触部が保持部材を押動することにより、保持部材と駆動部材が滑らかに離脱できないことを避け、かつ保持部材が係止具を過度に圧迫することを避けることができる。したがって、過大な圧力によって係止具が損傷又は変形することを避け、ラチェットが故障が出るか或いは破損されることを防止することができる。
以上、これらの発明の実施例を図面により詳述してきたが、実施例はこの発明の例示にしか過ぎないものであるため、この発明は実施例の構成にのみ限定されるものではなく、この発明の要旨を逸脱しない範囲の設計の変更等があっても当然にこの発明に含まれる。また、例えば、各実施例に複数の構成が含まれている場合には、特に記載がなくとも、当然にこれらの構成の可能な組合せが含まれる。
本発明の第1実施例に係る可逆ラチェットレンチを示す外観斜視図である。 本発明の第1実施例に係る可逆ラチェットレンチを示す分解斜視図である。 本発明の第1実施例に係る可逆ラチェットレンチの縦方向の断面構造を示す図である。 本発明の第1実施例に係る可逆ラチェットレンチの横方向の断面構造を示す図である。 本発明の第1実施例に係る可逆ラチェットレンチの異なる方向の断面構造を示す図である。 本発明の第1実施例に係る可逆ラチェットレンチの正常使用状態において、保持部材と駆動部材とが離脱していることを示す図である。 本発明の第1実施例に係る可逆ラチェットレンチの正常使用状態において、係止具が方向制御部材を押動することを示す図である。 本発明の第1実施例に係る可逆ラチェットレンチにおいて、油汚れが侵入したこきに方向制御部材が係止具を押動することを示す図である。 本発明の第1実施例に係る可逆ラチェットレンチの正常使用状態において、油汚れが侵入したときに係止具が方向制御部材を押動することを示す図を示す。 本発明の第1実施例に係る可逆ラチェットレンチの正常使用状態において、油汚れが侵入したとき取付具が方向制御部材を押動することによって、方向制御部材と駆動部材とが離脱していることを示す図である。 本発明の第2実施例に係る可逆ラチェットレンチの縦方向の断面構造を示す図である。 本発明の第3実施例に係る可逆ラチェットレンチを示す分解斜視図である。
本発明による技術、手段ならびに効果について、3つの好ましい実施例と図式に基づいて、以下のとおり詳細に説明する。ただし、本発明の請求範囲は後述する実施例の構造にのみ制限されるものではない。
(実施例)
図1ないし図5を参照すると、本発明の第1実施例に係る可逆ラチェットレンチの外観斜視図、分解斜視図、断面図などが示されている。本発明の可逆ラチェットレンチ10は、本体20と、駆動部材30と、爪車装置40とを備える。
本体20は、操作部21とこの操作部21から離れている駆動端22とを有する。操作部21は、使用者がそれを把持して操作することに用いられる。本体20は仮想枢転軸Cを有し、この仮想枢転軸Cは本体20の駆動端22に設けられている。本体20の駆動端22には収容空間23と収容室24が設けられている。収容空間23は、仮想枢転軸Cの軸方向に沿って本体20の駆動端22の両側を貫通する。収容室24は、本体20の内部に形成され、かつ収容空間23と連通されている。収容室24は、仮想枢転軸Cの径方向に沿って収容空間23の一側に形成され、かつ本体20の操作部21側に延伸されている。本体20には、仮想枢転軸Sの軸方向に沿う受入穴25が設けられている。仮想枢転軸Sと仮想枢転軸Cとは平行し、受入穴25は収容室24と外部に連通されている。本体20において、収容空間23から離れている受入穴25の一側には係止壁26が形成されており、係止壁26は凹弧状に形成されている。本体20において、収容室24と受入穴25との間には対向する2つの位置固定部27が形成されている。
駆動部材30は、仮想枢転軸Cを軸として回転するように本体20の収容空間23内に取り付けられる。駆動部材30の内側には、仮想枢転軸Cの方向に沿った駆動部31が環状に形成されており、駆動部材30の外側には、仮想枢転軸Cの方向に沿い、かつ駆動部31から所定の距離離れている環状歯部32が設けられている。
爪車装置40は、方向制御部材41と、保持部材42と、弾性具43と、係止具44と、取付具45とを含む。方向制御部材41は、仮想枢転軸Sを軸として回転するように本体20の受入穴25に設けられる。方向制御部材41は、第1側4101と、第1側4101から離れている第2側4102とを有する。方向制御部材41の第1側4101は駆動部材30に接近し、方向制御部材41の第2側4102は駆動部材30の反対側にある係止壁26に当接される。方向制御部材41は、仮想枢転軸Sの径方向に設けられた間欠回動スロット411と位置決めスロット412とを含む。間欠回動スロット411と位置決めスロット412はそれぞれ、方向制御部材41の第1側4101から方向制御部材41の第2側4102側へ延伸し、間欠回動スロット411と位置決めスロット412は仮想枢転軸Sの軸方向に並列されている。間欠回動スロット411は、方向制御部材41の第2側4102を貫通せずに方向制御部材41の第1側4101に凹設されており、位置決めスロット412は、方向制御部材41の第2側4102を貫通せずに方向制御部材41の第1側4101に凹設されている。
保持部材42は、本体20の収容室24内に揺動自在に設けられ、かつ駆動部材30と方向制御部材41との間に位置する。駆動部材30に隣接する保持部材42の一側には爪車部421が設けられている。保持部材42の爪車部421は、操作により駆動部材30の環状歯部32に噛み合うか或いは環状歯部32から離脱することができる。駆動部材30の反対側にある保持部材42の一側には凹部422が設けられている。
弾性具43と係止具44を順番に間欠回動スロット411内に挿入するとき、弾性具43の一端は間欠回動スロット411の底部に当接る。弾性具43は圧縮ばねであり、係止具44は摺動自在に間欠回動スロット411に設けられ、かつ第1位置と第2位置との間で切り替えることができる。係止具44の一端は弾性具43に当接し、弾性具43の反対側にある係止具44の他端は間欠回動スロット411から突出し、かつその他端と方向制御部材41の第1側4101の外面との間には第1長さL1が形成される。弾性具43の反対側にある係止具44の他端が保持部材42の凹部422に当接するとともに、係止具44の一端が間欠回動スロット411内に摺動自在に挿入されることによって、方向制御部材41が仮想枢転軸Sの方向に受入穴25から離脱することを防止することができる。係止具44を本体20の2つの位置固定部27のうちのいずれか一つに係止させることにより、方向制御部材41が本体20に相対して揺動する角度を調節することができる。
間欠回動スロット40は取付具45をさらに含み、該取付具45及び方向制御部材41の硬さは保持部材42より硬い。取付具45を位置決めスロット412に挿入するとき、取付具45の一端は位置決めスロット412の底部に当接し、取付具45の他端は方向制御部材41の第1側4101から位置決めスロット412側へ突出し、かつ取付具45の他端と方向制御部材41の第1側4101の外面との間には第2長さL2が形成される。位置決めスロット412から突出する取付具45の一端には接触部451が形成されており、該接触部451は操作によって保持部材42の凹部422に当接することができる。取付具45は中実円柱状に形成されている。取付具45は、本体20が備える2つの位置固定部27と接触しない。
係止具44が第1位置に位置するとき、係止具44の第1長さL1は取付具45の第2側L2より長くなり、取付具45は保持部材42に接触しない。係止具44が第1位置に位置するとき、係止具44の第1長さL1は取付具45の第2側L2より小さくなるか或いは等しくなり、取付具45は保持部材42を押動する。
図6と図7は、本発明の可逆ラチェットレンチの第1実施例における正常使用状態を示す動作図である。ラチェットレンチ10を使用するとき、使用者が操作部21を回すことにより本体20を逆方向に回動させる。この場合、駆動部材30の押動によって保持部材42が駆動部材30から離れるので、保持部材42が駆動部材30を駆動することができる。また、保持部材42が係止具44を押動することにより、係止具44が弾性具43を圧縮する。このとき、取付具45は保持部材42を押動しない。
図8と図10は、本発明の第1実施例に係る可逆ラチェットレンチに油汚れが侵入したときにそのまま使用することを示す動作図である。ラチェットレンチ10の内部に油汚れを入り込むとき、この油汚れが保持部材42と駆動部材30との間に蓄積されるので、保持部材42の爪車部421が駆動部材30の環状歯部32に滑らかに噛み合うか或いは環状歯部32から滑らかに離脱することができない。すなわち、保持部材42が駆動部材30の環状歯部32に噛み合った後に、駆動部材30の環状歯部32から滑らかに離脱しないおそれがある。つまり、保持部材42が駆動部材30に噛み付いた状態になるおそれがある。図4の引き続きである図8において、使用者が本体20を逆方向に回すとき、保持部材42が駆動部材30から離れる方向に移動し、かつ取付具45の接触部451が保持部材42の凹部422を押動することにより、保持部材42の爪車部421を駆動部材30の環状歯部32から強制的に離脱させる。図9と図10に示すように、取付具45の接触部451が保持部材42を押動することによって、保持部材42の爪車部421を駆動部材30の環状歯部32から強制的に離脱させる。したがって、保持部材42が環状歯部32から離脱しない状態において、使用者がラチェットレンチ10を回し続けることにより、保持部材42が係止具44を過度に圧縮されることを防ぐことができる。すなわち、係止具44が過大な圧力によって変形し、ラチェットレンチ10が破損されることを防止することができる。
保持部材42及び駆動部材30にさびが生じることにより、保持部材42の爪車部421が駆動部材30の環状歯部32から滑らかに離脱すことができない場合も、取付具45の接触部451が保持部材42の凹部422を押動することによって、保持部材42を駆動部材30から離脱させ、ラチェットレンチ10が破損されることを防げることができる。したがって、係止具44が間欠回動スロット411に相対して摺動不能になることを防止し、かつ方向制御部材41が受入穴25から離脱することを防止することができる。
取付具45の接触部451が保持部材42の凹部422に当接することにより、保持部材42の爪車部421を駆動部材30の環状歯部32から強制的に離脱させ、ラチェットレンチ10の状態を図4と5に示された正常使用状態に戻すことができる。係止具44が弾性具43の弾力によって保持部材42を押動するので、保持部材42が環状歯部32に再び噛み合うことができる。したがって、保持部材42が駆動部材30に滑らかに噛合わないか或いは駆動部材30から滑らかに離脱することができないことにより、係止具44に破損又は変形することを有効に避けることができ、かつ方向制御部材41が受入穴25から離脱することを防ぐことができる。上述したことにより、ラチェットレンチ10の寿命を延ばすことができる。
図11を参照すると、本発明の第2実施例に係る可逆ラチェットレンチの縦方向の断面構造示す図が示されている。本発明の第2実施例は第1実施例とほぼ同じである。本実施例において、係止具44の一端は間欠回動スロット411aから突出し、かつ係止具44の一端と方向制御部材41aの第1側4101a外面との間には第1長さL1形成される。第2実施例と第1実施例の主な相違点は、位置決めスロット412aが方向制御部材41aの第1側4101aと第2側4102aを貫通し、方向制御部材41aの第2側4102aと取付具45aの一端とは本体20の係止壁26に当接し、取付具45aの他端は方向制御部材41aの第1側4101aより高くなるように置決めスロット412aから突出し、かつ取付具45aの他端と方向制御部材41aの第1側4101aの外面との間には第2長さL2が形成され、位置決めスロット412aから突出した取付具45aの一端には接触部451aが形成されることにある。
取付具45aの一端が本体20の係止壁26に当接され、取付具45aの接触部451aが保持部材42に当接されることにより、方向制御部材41aは取付具45aから作用力を受けず、本体20の係止壁26のみがその作用力を受ける。したがって、硬さの低い材質で方向制御部材41aを制作することができるので、ラチェットレンチ10全体の製造コストを低減することができる。
係止具44が第1位置に位置するとき、係止具44の第1長さL1は取付具45の第2側L2より長くなり、取付具45は保持部材42に接触しない。係止具44が第1位置に位置するとき、係止具44の第1長さL1は取付具45の第2側L2より小さくなるか或いは等しくなり、取付具45は保持部材42を押動する。取付具45aの硬さは保持部材42より硬い。第2実施例の他の構造と第1実施例の構造が同一するので、ここでは説明を省略する。
図12を参照すると、本発明の第3実施例に係る可逆ラチェットレンチを示す分解斜視図が示されている。本発明の第3実施例と第1実施例とがほぼ同じであるが、両者の主な相違点は、取付具45bが中実の矩形柱状を形成されることにある。第3実施例の他の構造と第1実施例の構造が同一するので、ここでは説明を省略する。
上述した本発明のラチェットレンチにより、つぎのような発明の効果を奏することができる。
本発明の可逆ラチェットレンチは、本体と、駆動部材と、爪車装置とを備える。本体は、操作部と該操作部から離れている駆動端とを含む。本体は、本体の駆動端に設けられている仮想枢転軸を有する。本体の駆動端には収容空間と収容室とが設けられている。収容空間は仮想枢転軸の軸方向に本体の駆動端の両側を貫通し、収容室は、本体の内部に形成されるとともに収容空間に連通されている。収容室は、収容空間の一側に位置し、かつ仮想枢転軸の径方向に沿って本体の操作部側に延伸されている。本体には仮想枢転軸の軸方向に沿う受入穴が設けられている。仮想枢転軸と仮想枢転軸とは平行し、受入穴は収容室及び外部に連通されている。駆動部材は、仮想枢転軸と軸として回転するように本体の収容空間に設けられる。駆動部材の内側には駆動部が環状に設けられ、駆動部材の外側には環状歯部を設けられている。爪車装置は、方向制御部材と、保持部材と、弾性具と、係止具とを含む。方向制御部材は仮想枢転軸を軸として回転するように本体の受入穴に設けられる。方向制御部材には、仮想枢転軸の径方向に沿う間欠回動スロットが設けられている。間欠回動スロットは、駆動部材に接近する方向制御部材の一側から駆動部材から離れる一側に延伸されている。保持部材は、本体の収容室に揺動自在に設けられ、かつ駆動部材と方向制御部材との間に位置する。駆動部材に接近する保持部材の一側には爪車部が設けられている。保持部材の爪車部は、操作により駆動部材の環状歯部と噛み合うことができる。弾性具と係止具を順番に間欠回動スロットに設けるとき、係止具の一端は弾性具に当接し、弾性具の反対側にある係止具の一端は間欠回動スロットから突出するとともに、保持部材に当接する。保持部材に接近する方向制御部材の一側には接触部が形成され、接触部は操作により保持部材を押動することができる。接触部が保持部材を押動することにより、保持部材と駆動部材が滑らかに離脱できないことを避け、かつ保持部材が係止具を過度に圧迫することを避けることができる。したがって、過大な圧力によって係止具が損傷又は変形することを避け、ラチェットが故障が出るか或いは破損されることを防止することができる。
以上、これらの発明の実施例を図面により詳述してきたが、実施例はこの発明の例示にしか過ぎないものであるため、この発明は実施例の構成にのみ限定されるものではなく、この発明の要旨を逸脱しない範囲の設計の変更等があっても当然にこの発明に含まれる。また、例えば、各実施例に複数の構成が含まれている場合には、特に記載がなくとも、当然にこれらの構成の可能な組合せが含まれる。
10 ラチェットレンチ
20 本体
21 操作部
22 駆動端
23 収容空間
24 収容室
25 受入穴
26 係止壁
27 位置固定部
30 駆動部材
31 駆動部
32 環状歯部
40 爪車装置
41 方向制御部材
4101 第1側
4102 第2側
411 間欠回動スロット
412 位置決めスロット
42 保持部材
421 爪車部
422 凹部
43 弾性具
44 係止具
45 取付具
451 接触部
L1 第1長さ
L2 第2長さ
C 仮想枢転軸
S 仮想枢転軸
41a 方向制御部材
411a 間欠回動スロット
4,101a 第1側
4,102a 第2側
412a 位置決めスロット
45a 取付具
451a 接触部
45b 取付具

Claims (11)

  1. 本体と、駆動部材と、爪車装置とを備える可逆ラチェットレンチであって、
    前記本体は、操作部と該操作部から離れている駆動端とを含み、前記本体は、該本体の駆動端に設けられる仮想枢転軸を有し、前記本体の前記駆動端には収容空間と収容室とが設けられており、該収容空間は前記仮想枢転軸の軸方向に沿って前記本体の駆動端の両側を貫通し、前記収容室は前記本体の内部に形成されかつ前記収容空間に連通されており、前記収容室は前記収容空間の一側に位置しておりかつ前記仮想枢転軸の径方向に沿って前記本体の前記操作部の方向に延伸され、前記本体には前記仮想枢転軸の軸方向に沿う受入穴が設けられ、前記仮想枢転軸と前記仮想枢転軸は互いに平行しており、前記受入穴は前記収容室及び外部に連通されており、
    前記駆動部材は、前記仮想枢転軸を軸として回転するように前記本体の前記収容空間に設けられ、前記駆動部材の内側には駆動部が環状に形成されており、前記駆動部の反対側にある前記駆動部材の外側には環状歯部を設けられており、
    前記爪車装置は、方向制御部材と保持部材と弾性具と係止具とを含み、該方向制御部材は前記仮想枢転軸を軸として回転するように前記本体の受入穴に設けられ、前記方向制御部材は第1側と該第1側から離れている第2側とを有し、前記第1側は前記駆動部材に接近し、前記第2側は該第1側の反対側に位置し、前記方向制御部材には前記仮想枢転軸の径方向に沿う間欠回動スロットと位置決めスロットとが設けられており、該間欠回動スロットと前記位置決めスロットはそれぞれ前記方向制御部材の前記第1側から前記第2側に延伸され、前記保持部材は揺動自在に前記本体の前記収容室内に設けられるとともに、前記駆動部材と前記方向制御部材との間に位置し、前記駆動部材に接近する前記保持部材の一側には爪車部が設けられており、該保持部材の前記爪車部は操作により前記駆動部材の環状歯部に噛み合うか或いは環状歯部から離脱することができ、前記弾性具と前記係止具は順番に前記間欠回動スロットに挿入され、該係止具は摺動自在に前記間欠回動スロットに設けられ、該係止具の一端は前記弾性具に係止され、該弾性具の反対側にある前記係止具の一端は前記間欠回動スロットから突出するとともに前記保持部材に当接し、前記爪車装置は取付具をさらに含み、該取付具は前記位置決めスロットに取付けられ、該取付具の一端は前記方向制御部材の前記第1側から前記位置決めスロットを突出し、前記位置決めスロットから突出した前記取付具の一端には接触部が形成され、該接触部が前記駆動部材に係合されることによって前記保持部材を圧迫することを特徴とする可逆ラチェットレンチ。
  2. 前記係止具は、摺動自在に前記間欠回動スロットに設けられ、かつ前記間欠回動スロットの第1位置と第2位置で切り換えることができ、前記弾性具から離れている前記係止具の一端と前記方向制御部材の第1側の表面との間には第1長さが形成され、前記位置決めスロットから突出している前記取付具の一端と前記方向制御部材の第1側の外面との間には第2長さが形成され、前記係止具が第1位置に位置するとき、前記係止具の前記第1長さは前記取付具の前記第2長さより長くなり、かつ前記取付具は前記保持部材を押動せず、前記係止具が第2位置を位置するとき、前記係止具の前記第1長さが前記取付具の前記第2長さより小さくなるか或いは等しくなり、かつ前記取付具は保持部材を押動することを特徴とする請求項1に記載の可逆ラチェットレンチ。
  3. 前記位置決めスロットは前記方向制御部材の第2側を貫通せずに第1側に凹設され、前記接触部の反対側にある前記取付具の一端は前記位置決めスロットの底部に当接し、前記接触部に接近する前記取付具の一端は前記方向制御部材の第1側から前記位置決めスロットを突出することを特徴とする請求項2に記載の可逆ラチェットレンチ。
  4. 前記収容空間から離れている前記本体の一側には係止壁が設けられ、前記方向制御部材の第2側は前記係止壁に当接し、前記位置決めスロットは前記方向制御部材の第1側と第2側を貫通し、前記接触部の反対側にある前記取付具の一端は前記本体の前記係止壁に当接し、前記接触部に接近する該取付具の一端は前記方向制御部材の第1側から前記位置決めスロットを突出することを特徴とする請求項2に記載の可逆ラチェットレンチ。
  5. 前記取付具は中実円柱状に形成されることを特徴とする請求項1ないし請求項4のうちいずれか一項に記載の可逆ラチェットレンチ。
  6. 前記取付具は中実矩形柱状に形成されることを特徴とする請求項1ないし請求項4のうちいずれか一項に記載の可逆ラチェットレンチ。
  7. 前記取付具の硬さは前記保持部材の硬さより硬く、前記方向制御部材の硬さは前記保持部材の硬さより硬いことを特徴とする請求項3又は請求項4に記載の可逆ラチェットレンチ
  8. 前記取付具の硬さが前記保持部材の硬さより硬いことを特徴とする請求項2に記載の可逆ラチェットレンチ。
  9. 前記間欠回動スロットと前記位置決めスロットは前記仮想枢転軸の軸方向に並列されることを特徴とする請求項1ないし請求項4のうちいずれか一項に記載の可逆ラチェットレンチ。
  10. 前記間欠回動スロットは、前記方向制御部材の第2側を貫通せずに前記方向制御部材の第1側に凹設され、前記係止具から離れている前記弾性具の一端は前記間欠回動スロットの底部に当接し、前記駆動部材から離れている前記保持部材の一端には凹部が設けられ、前記弾性具からな晴れている前記係止具の一端は前記保持部材の前記凹部に当接することを特徴とする請求項1ないし請求項4のうちいずれか一項に記載の可逆ラチェットレンチ。
  11. 前記本体において前記収容室と前記受入穴との間には対向する2つの位置固定部が形成され、前記係止具を前記本体の前記2つの位置固定部のいずれか一つに当接させることにより、前記本体に対する前記方向制御部材の揺動角度を制限することを特徴とする請求項3又は請求項4に記載の可逆ラチェットレンチ。
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