JP2016015201A - 回転移動検出装置 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】レバースイッチ装置1は、第3の回転軸L3の周りに回転し、周囲に磁界を発生させるマグネット50と、マグネット50の回転角を検出するターン検出センサ80と、マグネット50の第3の回転軸L3に沿った移動を検出するディマ検出センサ90と、マグネット50の回転を案内すると共にマグネット50を保持するマグネット支持軸72、及びマグネット50の側面に対向してディマ検出センサ90が配置された取付部74が一体とされたマグネットホルダ70と、を備えて概略構成されている。
【選択図】図3
Description
実施の形態に係る回転移動検出装置は、回転軸の周りに回転し、周囲に磁場を発生させる回転部材と、回転部材の回転角を検出する回転角検出部と、回転部材の回転軸に沿った移動を検出する移動検出部と、回転部材の回転を案内すると共に回転部材を保持する案内部、及び回転部材の側面に対向して移動検出部が配置された配置部が一体とされた保持部と、を備えて概略構成されている。
(レバースイッチ装置1の全体構成)
図1は、本発明の第1の実施の形態に係るレバースイッチ装置が搭載された車両内部の概略図である。図2は、レバースイッチ装置の外観を示す斜視図である。図3は、レバースイッチ装置の分解斜視図である。また、図4は、図2のA−A断面図である。
操作レバー10は、ブラケット30に収容され、第1の回転操作(ターン操作)によりブラケット30と一体となって第1の回転軸L1の回りに回転移動可能で、第1の回転軸L1と交差する第2の回転軸L2の回りの第2の回転操作(ディマ操作)の方向にブラケット30と独立に回転移動可能に構成、配置されている。
筐体20は、図2、3に示すように、上部筐体21と下部筐体22とから構成されている。上部筐体21には、節度ブロック25が節度ピース16に対応して装着される。また、下部筐体22には、マグネットホルダ70、基板100が下側から固定される。上部筐体21と下部筐体22は、係止部21aと係止突起部22aとが係合することにより互いに係止されて固定される。
ブラケット30は、第1の回転軸L1に、回転軸部31が突出して形成され、また、図4に示すように、環状壁部32が形成されている。これにより、ブラケット30は、第1の回転軸L1の回りに所定角度(ターン操作に必要な角度)だけ回転移動可能な状態で筐体20の中に収容される。
ホルダ40は、操作レバー10の第1の回転操作(ターン操作)によりブラケット30と一体となって第1の回転軸L1の回りに回転移動可能で、操作レバー10の第2の回転操作(ディマ操作)によりブラケット30に対してスライド移動可能な状態で、ブラケット30の中に収容されている。
図5(a)は、マグネットの着磁方向、磁束の状態、ターン検出センサの位置関係を示す斜視図、(b)は、図5(a)のE−E断面図、(c)は、図5(a)のF方向から見た磁束の状態とターン検出センサ80の位置関係を示す平面図である。図6(a)は、マグネットの着磁方向、磁束の状態、ディマ検出センサの位置関係を示す斜視図、(b)は、図6(a)のE−E断面図、(c)は、図6(a)のF方向から見た磁束の状態とディマ検出センサ90の位置関係を示す平面図である。
図7は、本発明の第1の実施の形態に係るマグネットホルダの図5(a)のG−G断面図である。図7は、マグネット50をマグネットホルダ70に取り付けた状態での断面図である。
検出部としての磁気センサは、ターン検出センサ80、ディマ検出センサ90である。ターン検出センサ80、ディマ検出センサ90は、共に、磁気抵抗素子を用いたMR(Magneto Resistive)センサが使用される。なお、他の磁気センサとして、ホール素子を用いたホールセンサ等も使用可能である。
以下では、本実施の形態に係るレバースイッチ装置1の動作と、第1の回転操作(ターン操作)及び第2の回転操作(ディマ操作)における回転検出動作について説明する。
図8(a)は、図2のB方向から見た右折操作(矢印TR方向の操作)時のレバー、マグネットの移動状態を示す平面図、(b)は、図2のB方向から見た中立時のレバー、マグネットの移動状態を示す平面図、(c)は、図2のB方向から見た左折操作(矢印TL方向の操作)時のレバー、マグネットの移動状態を示す平面図である。なお、図8は、上部筐体21を取り除いて見た上平面図である。
図9(a)は、磁気センサの回路図例であり、(b)は、第1MRブリッジと第2MRブリッジにより検出される検出信号S1、S2を示す信号波形図である。
図10(a)は、図2のA−A断面で、ディマ操作時のレバー、マグネットの移動状態を示す部分断面図、(b)は、図2のA−A断面で、中立時のレバー、マグネットの移動状態を示す部分断面図、(c)は、図2のA−A断面で、パッシング操作時のレバー、マグネットの移動状態を示す部分断面図である。
ディマ検出センサ90は、ターン検出センサ80と同様に、図9(a)で示したように2つのフルブリッジが45°の回転角度を有して配置された構成のMRセンサ部900を備えている。したがって、ターン検出センサ80と同様に、算出された磁界の方向位置は、操作レバー10の回転操作位置に対応する。したがって、操作レバー10が第2の回転軸L2の回りにどのような操作(ディマ操作すなわち矢印D方向の操作、または、パッシング操作すなわち矢印P方向の操作)が行われたかを検出することができる。
図11は、本発明の第1の実施の形態に係るマグネットホルダの製造方法を示す工程図である。
本実施の形態に係るレバースイッチ装置1によれば、次のような効果を有する。
(1)本実施の形態では、マグネット50を回転、及び第3の回転軸L3に沿った移動可能に支持するマグネット支持軸72と、ディマ検出センサ90が取り付けられた取付部74とが、モールド成形により一体に成形される。このモールド成形により、マグネット50とディマ検出センサ90との位置決めは、マグネット支持軸と取付部とが別々に成形されて組み付けられる場合と比べて、高い精度で行われる。従って、ディマ検出センサ90は、高い精度でマグネット50の第3の回転軸L3に沿った移動を検出することができる。また、
(2)マグネット支持軸72と、ディマ検出センサ90が取り付けられた取付部74とが、モールド成形されるので、別々に取り付ける場合と比べて、部品点数が削減され、製造コストを抑制することができる。
(3)本実施の形態では、マグネット50に貫通孔57を形成してドーナツ形状とし、マグネットホルダ70のマグネット支持軸72を挿入して回転、及び第3の回転軸L3に沿った移動可能に支持している。従って、レバースイッチ装置1は、ドーナツ形状を有していない場合と比べて、マグネット50の回転のがたが抑制され、マグネット50の回転及び移動の検出精度を向上させることができる。
(4)本実施の形態では、操作レバー10のターン操作、ディマ操作の交差する2つの方向の操作により、マグネット50が回転とスライド移動の2方向への動きをとる。本実施の形態は、このマグネット50の異なる方向への動きを可能とする構成とされているので、1つのマグネットで2方向の検出が可能となる。
(5)本実施の形態では、マグネット50の異なる方向への動きを、ターン検出センサ80とディマ検出センサ90の2つの磁気センサで検出する。ターン検出センサ80は、マグネット50の回転移動に伴う磁界の方向変化を検出でき、かつ、マグネット50のスライド移動に伴う磁界の方向が変化しない位置に配置される。一方、ディマ検出センサ90は、マグネット50のスライド移動に伴う磁界の方向変化を検出でき、かつ、マグネット50の回転移動に伴う磁界の方向が変化しない位置に配置される。これにより、1つのマグネットの動きに対して、クロストークが無い、あるいは大きく低減可能な2方向の検出が可能となる。
(6)1つのマグネットに対して2つの磁気センサで検出する構成により、従来のように2つのマグネットを使用する構成に比較して、製造コストが抑制される。また、マグネット数を削減することで、ターン検出、ディマ検出の必要とする範囲が低減し、レバースイッチ装置の小型化が可能となる。
第2の実施の形態は、ターン検出センサ80がマグネットホルダに取り付けられている点で第1の実施の形態と異なっている。
Claims (4)
- 回転軸の周りに回転し、周囲に磁場を発生させる回転部材と、
前記回転部材の回転角を検出する回転角検出部と、
前記回転部材の前記回転軸に沿った移動を検出する移動検出部と、
前記回転部材の回転を案内すると共に前記回転部材を保持する案内部、及び前記回転部材の側面に対向して前記移動検出部が配置された配置部が一体とされた保持部と、
を備えた回転移動検出装置。 - 前記回転検出部は、前記保持部が取り付けられた基材、又は前記保持部に配置される、
請求項1に記載の回転移動検出装置。 - 前記移動検出部は、端子が前記基材に設けられた配線と電気的に接続される、
請求項1又は2に記載の回転移動検出装置。 - 第1の回転軸を軸とする第1の回転操作、及び前記第1の回転軸と交差する第2の回転軸を軸とする第2の回転操作が可能な操作部と、
前記操作部になされた前記第1の回転操作を前記回転部材の前記回転軸の周りの回転に変換する第1の変換部と、
前記操作部になされた前記第2の回転操作を前記回転部材と前記配置面との相対移動に変換する第2の変換部と、
を備えた請求項1乃至3のいずれか1項に記載の回転移動検出装置。
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Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2018044768A (ja) * | 2016-09-12 | 2018-03-22 | 日立オートモティブシステムズ株式会社 | 回転角検出装置 |
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JP2003086065A (ja) * | 2001-06-25 | 2003-03-20 | Yazaki Corp | コンビネーションスイッチ |
JP2008218199A (ja) * | 2007-03-05 | 2008-09-18 | Hamamatsu Koden Kk | 複合操作検出装置 |
JP2009140785A (ja) * | 2007-12-07 | 2009-06-25 | Tokai Rika Co Ltd | ポジションセンサ |
JP2013182491A (ja) * | 2012-03-02 | 2013-09-12 | Fukoku Co Ltd | 入力装置 |
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