JP2016015061A - 画像処理装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】回路規模や使用メモリの増加を抑える。【解決手段】複数のカラーチャネルの内の1つのカラーチャネルを選択しサブピクセル化する画素サブピクセル化手段と、サブピクセル化した画像データを該複数のカラーチャネル各々に入力するサブピクセル化データ入力手段と、該複数のカラーチャネルで画像処理したサブピクセル化データをサブピクセル化する前のサイズに復元する画像データサイズ復元手段と、復元した画像データを該複数のカラーチャネルに分配して画像処理回路から画像データを出力する画像データ出力手段とを備える。【選択図】図1
Description
本発明は、画像処理装置に関する。
従来、表示画像をより高精細に表示するためには、表示するための画像自体の解像度を上げることが一般的に考えられている方法であった。しかしながら、その場合、伝送する画像データの増加と共に伝送された画像データを処理する回路規模とメモリの増加が問題としてあった。
この問題に対して、特許文献1では表示デバイスにおいて文字を表示する領域だけの解像度を上げた表示デバイスが開示されている。特許文献2ではデジタル画像の多諧調ハーフトーンを生成する際に画像データの構成に基づいて構成を変更する方法が開示されている。
しかしながら、上述の特許文献に開示された従来技術では、グレースケール画像の位置移動や回転、変形などの画像処理を高精度よく行う際に回路規模や使用メモリが増加してしまう。
そこで、本発明の目的は、複数のカラーチャネルを持つ映像信号を処理する回路において回路規模や使用メモリの増加を少なくしてグレースケール映像をサブピクセル精度で移動や回転、変形などの画像処理をすることを可能にした画像処理回路を提供することである。
本発明の構成は、1つの映像信号が複数のカラーチャネルを持つ映像信号を入力し、複数のカラーチャネルを同時に処理する画像処理手段を備える画像処理装置において、複数のカラーチャネルの内の1つのカラーチャネルを選択しサブピクセル化する画素サブピクセル化手段と、サブピクセル化した画像データを該複数のカラーチャネル各々に入力するサブピクセル化データ入力手段と、該複数のカラーチャネルで画像処理したサブピクセル化データをサブピクセル化する前のサイズに復元する画像データサイズ復元手段と、復元した画像データを該複数のカラーチャネルに分配して画像処理回路から画像データを出力する画像データ出力手段とを備えることを特徴とする。
本発明によれば、複数チャネルのカラー画像を処理する画像処理回路において、グレースケール画像をサブピクセル精度で画像処理を加える場合に回路規模とメモリの増加を防ぐことができる画像処理回路を提供することができる。
以下に、本発明の好ましい実施の形態を、添付の図面に基づいて詳細に説明する。図1は、本発明の実施形態にかかわる画像処理回路である。
以下、図1〜図6を参照して、本発明の第1の実施例による、画像処理回路について説明する。図1の画像処理回路100の映像信号入出力仕様は、1つの映像信号がRGBαの4チャネルを持ち、該映像信号を2入力受けその内から1映像信号を選択し画像処理を加え出力する。この画像処理回路を使用した例が図2である。図2で示す液晶プロジェクタではDVIとHDMI(登録商標)の2つの映像信号を入力し選択した映像信号を出力する。
次にこの画像処理回路の内部構成について説明する。図1において画像処理回路100は、画像入力部101、グレースケール検知部102、サブピクセル処理部103、画像処理部104、画像サイズ復元部105、映像データ分配部106、画像出力部107、セレクタ108を備える。以下にそれぞれのブロックについて説明する。
画像入力部101は入力映像信号の選択を行う。図2で示した液晶プロジェクタのように2入力1出力の場合は画像入力部101で入力映像信号の選択を行う。
グレースケール検知部102は、映像信号内部のRGBαの映像信号を解析し入力映像信号がグレースケールかどうかを検知する。入力映像信号がグレースケール画像を判断した場合、後段のサブピクセル処理部へはRGBαの内の1チャンネルの映像チャネルを選択し出力する。図1の例ではRチャネルの映像データを選択しているがRBαのどれでも良い。
サブピクセル処理部103は映像信号データを4倍のピクセル数にする回路である。サブピクセル化処理は図3で示すようにサブピクセル画素データImgSub(x,y)は原映像データImgIn(x,y)から補完して求める。図3において太枠で囲んだ部分はサブピクセル画素ImgSub(2,2)である。これは周辺の原映像データ(ImgIn)から例えば次の式を使って求める。
ImgSub(2,2)=ImgIn(1,1)x1/2+{ImgIn(0,0)+ImgIn(1,0)+ImgIn(0,1)}x1/6
この処理を全画素に対して行うことでサブピクセル画像を算出する。この処理を行うことで解像度は水平方向垂直方向それぞれで2倍となり、解像度は4倍となる。
この処理を全画素に対して行うことでサブピクセル画像を算出する。この処理を行うことで解像度は水平方向垂直方向それぞれで2倍となり、解像度は4倍となる。
画像処理部104は映像データの移動や回転、変形処理などを行う。例えばアフィン変換処理などである。
画像サイズ復元部105はサブピクセル処理部103で4倍の解像度となっている映像データを原画像サイズに復元する。復元方法は図4で示すように、出力画像ImgOutはサブピクセル画素(ImgSub)から次の式を使って求める。
ImgOut(1,1)={ImgSub(2,2)+ImgSub(2,3)+ImgSub(3,2)+ImgSub(3,3)}x1/4
この処理を全画素に対して行うことで原画像サイズの映像データを算出する。
この処理を全画素に対して行うことで原画像サイズの映像データを算出する。
映像データ分配部106は、映像データ復元部105で1チャネル映像データをRGBαの各チャネルに分配することを行う。
画像出力部107は、図2で示す液晶パネルドライバへ映像データと同期信号を決められたフォーマット、伝送形式に変換することを行う。例えば、LVTTLやLVDSなどの伝送フォーマットへの変換である。
セレクタ108は、グレースケール検知部102がグレースケールと判断した場合に実線のサブピクセル画像処理部からの出力をセレクトする。
次に図5のシーケンス図を用いて本実施例のシーケンスを説明する。図1では2つの映像入力があるので表示した映像信号を選択する(S101)。次にグレースケール検知部102で選択した映像信号がグレースケールかどうかを判断する(S102)。
ここで入力画像がグレースケールではないと判断した場合、図1でグレースケール検知部102から画像処理部104への映像データは破線で示す映像パスを通り、従来の画像処理を施す(図6参照)(S103)。
グレースケールであると判断した場合、映像信号は図1ではグレースケール検知部102、サブピクセル処理部103、セレクタ108、画像処理部104の実線で示す映像パスを通る。サブピクセル処理部103でRチャネルの映像データだけを受けその映像データにサブピクセル化処理を施す(S105)。サブピクセル処理化で解像度が4倍になった映像信号は画像処理部104の各入力チャネル(RBGα)に映像信号が入力される。具体的には、imgSub(0,0)→R、imgSub(1,0)→G、imgSub(0,1)→B、imgSub(1,1)→αとなる。
画像処理部104では移動、回転、変形などの画像処理を行う(S106)。画像サイズ復元部で画像処理を行った映像データは、サブピクセル処理部103で4倍になった解像度を原画像サイズに復元する(S107)。
復元した原画像サイズの映像データは映像データ分配部106で画像出力部107の各チャネルに映像データを分配する(S108)。
最後に画像出力部107で後段の液晶パネルドライバで決められた映像フォーマットで映像を出力する(S109)。
以上、説明したように本実施例では、入力映像がグレースケール画像かどうかによって処理を変更する。特にグレースケール画像の場合には入力映像の内の1チャネルの映像データをサブピクセル化処理し、高解像度化した映像データを画像処理部の各チャネル(RGBα)に各々入力して処理し、その後の画像サイズ復元回路、映像データ分配回路を通して画像出力部に映像を伝送する。これにより、画像処理部の回路規模やメモリ容量を増やすことなくサブピクセル単位での画像の移動、回転、変形処理を行うことが可能となる。
以上、本発明の好ましい実施形態について説明したが、本発明はこれらの実施形態に限定されず、その要旨の範囲内で種々の変形及び変更が可能である。
以下、図7、図8を参照して本発明の第2の実施例による複数映像信号同時画像処理回路について説明する。
本実施例で説明する画像処理回路は3入力の映像信号を同時に処理することができる。図7中の201〜208は実施例1の101〜108と同様の機能を備える回路ブロックである。以下の説明では実施例1との差異を中心に説明する。
図7の画像処理回路は図で示すように3入力の映像信号を同時に処理する映像パスを内部に持つ。画像出力部207でPinPやPbyPの処理を行い後段の液晶パネルドライバに映像を出力する。
グレースケール検知回路202では選択された入力映像がグレースケールかどうかを検知し、グレースケールでないと判断された場合は、図8で示すように3つの映像信号が平行に画像処理され207でPinPやPbyPで後段の液晶パネルドライバに出力される。グレースケールと判断したらRGBの内の1チャネルをサブピクセル処理部203に映像を伝送する。サブピクセル処理部203で1画素が9画素となり画素数が9倍となる。9倍となった映像信号は画像処理部204では図7で示すように、imgSub(0,0)→R0、imgSub(1,0)→G0、・・・、imgSub(2,2)→B2と入力される。それ以降の処理は実施例1と同様であるので省略する。
以上、説明したように本実施例では、複数の映像信号を同時に処理できる画像処理回路において入力映像がグレースケール画像かどうかによって処理を変更する。特にグレースケール画像の場合には入力映像の内の1チャネルの映像データをサブピクセル化処理し、高解像度化した映像データを画像処理部の複数の映像信号の各チャネル(RGBα)に各々入力して処理し、その後の画像サイズ復元回路、映像データ分配回路を通して画像出力部に映像を伝送する。これにより、画像処理部の回路規模やメモリ容量を増やすことなくサブピクセル単位での画像の移動、回転、変形処理を行うことが可能となる。
以上、本発明の好ましい実施形態について説明したが、本発明はこれらの実施形態に限定されず、その要旨の範囲内で種々の変形及び変更が可能である。
以下、本発明の第3の実施例による画像処理回路でのチャネル間相関演算方法について説明する。
本実施例では、映像信号の動きベクトル算出で用いる相関演算処理をより高精度に求めるためにサブピクセル化した際の処理について説明する。
構成は図1と同様なので省略する。ただし、画像処理部104は映像信号のチャネル間での相関演算値を求める機能を有する。これにより、従来であれば相関演算はピクセル間での演算だけであったものが、グレースケールの場合はチャネル間で相関値演算を求めることで、必要となるメモリも増加を抑えることができる。
以上、本発明の好ましい実施形態について説明したが、本発明はこれらの実施形態に限定されず、その要旨の範囲内で種々の変形及び変更が可能である。
100 画像処理回路、101 画像入力部、102 グレースケール検知部、
103 サブピクセル処理部、104 画像処理部、105 画像サイズ復元部、
106 映像データ分配部、107 画像出力部、108 セレクタ108
103 サブピクセル処理部、104 画像処理部、105 画像サイズ復元部、
106 映像データ分配部、107 画像出力部、108 セレクタ108
Claims (5)
- 1つの映像信号が複数のカラーチャネルを持つ映像信号を入力し、複数のカラーチャネルを同時に処理する画像処理手段を備える画像処理装置において、
複数のカラーチャネルの内の1つのカラーチャネルを選択しサブピクセル化する画素サブピクセル化手段と、
サブピクセル化した画像データを該複数のカラーチャネル各々に入力するサブピクセル化データ入力手段と、
該複数のカラーチャネルで画像処理したサブピクセル化データをサブピクセル化する前のサイズに復元する画像データサイズ復元手段と、
復元した画像データを該複数のカラーチャネルに分配して画像処理回路から画像データを出力する画像データ出力手段と、
を備えることを特徴とする画像処理装置。 - 複数のカラーチャネルを持つ映像信号を複数入力する複数映像入力手段と、
複数の映像信号の複数のカラーチャネルを同時に処理する第二の画像処理手段と、
複数の映像信号の複数のカラーチャネルの内の1つのカラーチャネルを選択しサブピクセル化する第二の画素サブピクセル化手段と、
サブピクセル化した画像データをその複数の映像信号の複数のカラーチャネルの各々に入力する第二のサブピクセル化データ入力手段と、
該複数の映像信号の複数のカラーチャネルで画像処理したサブピクセル化データをサブピクセル化する前のサイズに復元する第二の画像データサイズ復元手段と、
を備えることを特徴とする請求項1に記載の画像処理装置。 - 前記画像処理手段、及び第二の画像処理手段は、画像データの移動や回転や変形を行うことを特徴とする請求項2に記載の画像処理装置。
- 映像データがグレースケール画像かどうかを検知する手段を備えることを特徴とする請求項1に記載の画像処理装置。
- 前記画像処理手段は、各チャネル間で相関演算するチャネル間の相関演算手段と、
該相関演算手段を用いて映像信号動きベクトルを算出する手段と、
を備えることを特徴とする請求項2に記載の画像処理装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2014137304A JP2016015061A (ja) | 2014-07-03 | 2014-07-03 | 画像処理装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2014137304A JP2016015061A (ja) | 2014-07-03 | 2014-07-03 | 画像処理装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2016015061A true JP2016015061A (ja) | 2016-01-28 |
Family
ID=55231188
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2014137304A Pending JP2016015061A (ja) | 2014-07-03 | 2014-07-03 | 画像処理装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
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JP (1) | JP2016015061A (ja) |
-
2014
- 2014-07-03 JP JP2014137304A patent/JP2016015061A/ja active Pending
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