JP2016013975A - 皮膚洗浄剤組成物 - Google Patents

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Abstract

【課題】メイク化粧料等の汚れとなじませても、伸びが重くならず、十分になじませることができ、しっかりとメイク化粧料を取り除くことができる皮膚洗浄剤組成物の提供。
【解決手段】(A)下記式(1)又は(2)で示されるグリセリン誘導体、
Figure 2016013975

(R:−[CH2CH(CH3)O]−、p+q+r+s:4〜20)
Figure 2016013975

(Gly:グリセリンからOHを除いた残基、PO:オキシプロピレン基、EO:オキシエチレン基、a及びb:1〜50の値、c:1〜5の値)、(B)30℃で液状の油剤、(C)(c1)、(c2)及び(c3)から選ばれ、少なくとも(c1)及び(c2)を含む非イオン性界面活性剤、(c1)糖類基等を有するHLB10以上の非イオン性界面活性剤、(c2)HLB8以下の非イオン性界面活性剤、(c3)ポリオキシエチレン鎖を有するHLB10以上の非イオン性界面活性剤、(D)水を含有する皮膚洗浄剤組成物。
【選択図】なし

Description

本発明は、皮膚洗浄剤組成物に関する。
近年、化粧をする女性の間では、化粧持続に対するニーズが高まり、汗、皮脂などでは崩れにくいファンデーションやウォータープルーフタイプのマスカラなどの使用率が増加している。これらのメイク化粧料は、その性能上、メイク落としでも落とし難く、メイク落としを使う場合、メイク落としをよく伸ばし、十分になじませる必要があった。しかしながら、メイク化粧料にメイク落としをなじませていると、伸ばし始めは軽く伸ばせるものの、徐々に伸びが重くなる場合があった。
その結果、伸ばすのに過剰に力が必要となったり、力を入れるため顔に負担がかかるなど、メイク化粧料と十分になじませることができないことがある。
そのため、伸びを改善したメイク落としが検討され、例えば、特許文献1には、マイクロエマルション構造をとる液状のメイク落とし、特許文献2には、特定のジグリセリン誘導体を用いたメイク落とし、特許文献3には、特定のグリセリン誘導体を用いたメイク落としなどが開示されている。
特開2004−217640号公報 特開平7−285843号公報 特開2006−232717号公報
しかしながら、先行文献に記載されている発明を含む従来のメイク落としを使用した場合でも、メイク化粧料となじませている間に徐々に伸びが重くなり、伸びを改善することができなった。
従って、メイク落としをメイク化粧料になじませても伸びが重くならず、メイク化粧料と十分になじませることができ、肌からしっかりとメイク化粧料を取り除くことができるメイク落としが求められている。
本発明者らは、特定のグリセリン誘導体、液状の油剤、特定の非イオン性界面活性剤及び水を特定の割合で組み合わせて用いることにより、メイク化粧料等の汚れとなじませても、伸びが重くならず、メイク化粧料と十分になじませることができ、肌からしっかりとメイク化粧料を取り除くことができる皮膚洗浄剤組成物が得られることを見出した。
本発明は、次の成分(A)、(B)、(C)及び(D):
(A)(a1)及び(a2)から選ばれる1種又は2種以上のグリセリン誘導体 0.05〜10質量%、
(a1)一般式(1)
Figure 2016013975
(式中、Rは、−[CH2CH(CH3)O]−を示し、p、q、r、sはそれぞれ0〜20の整数を示し、p+q+r+sは、4〜20の整数を示す。)
(a2)一般式(2)
Figure 2016013975
(式中、Glyはグリセリンから水酸基を除いた残基を示し、POはオキシプロピレン基を示し、EOはオキシエチレン基を示し、a及びbは、それぞれPO及びEOの平均付加モル数で、1〜50の値を示し、POとEOとの質量比(PO/EO)は1/5〜5/1であり、BOは炭素数4のオキシアルキレン基を示し、cはBOの平均付加モル数で、1〜5の値を示す)
(B)30℃で液状の油剤 3〜35質量%、
(C)(c1)、(c2)及び(c3)から選ばれ、かつ少なくとも(c1)及び(c2)を含む非イオン性界面活性剤 5〜50質量%、
(c1)親水基として、糖、還元糖又はポリグリセリンにおける少なくとも1個の水酸基の水素原子を除いた残基を有するHLB10以上の非イオン性界面活性剤、
(c2)HLB8以下の非イオン性界面活性剤、
(c3)親水基として、ポリオキシエチレン鎖を有するHLB10以上の非イオン性界面活性剤、
(D)水 10〜50質量%
を含有し、(C)に対する成分(A)の質量比〔(A)/(C)〕が、0.001〜0.5である皮膚洗浄剤組成物に関する。
本発明の皮膚洗浄剤組成物は、メイク化粧料等の汚れとなじませても、伸びが重くならず、メイク化粧料と十分になじませることができ、肌からしっかりとメイク化粧料を取り除くことができるものである。また、洗浄性に優れ、すすぎ性も良好である。
本発明で用いる成分(A)のグリセリン誘導体は、前記(a1)及び(a2)から選ばれるものである。
成分(A)のうち、(a1)一般式(1)で表されるグリセリン誘導体は、常法によりジグリセリンにプロピレンオキサイドを付加重合することにより得られる。ここでプロピレンオキサイドの付加モル数は、べたつき感を低減し、保湿感を向上させる点から、ジグリセリン1分子に4〜20モルが好ましく、5〜15モルがより好ましく、8〜15モルがさらに好ましく、8〜10がよりさらに好ましい。
(a1)としては、ポリオキシプロピレン(9)ジグリセリルエーテル、ポリオキシプロピレン(14)ジグリセリルエーテルが好ましく、ポリオキシプロピレン(9)ジグリセリルエーテルがより好ましい。また、市販品としては、SY−DP9、SY−DP14(以上、阪本薬品工業社製)等を使用することができる。
成分(A)のうち、(a2)一般式(2)で表されるグリセリン誘導体は、グリセリンにプロピレンオキシド及びエチレンオキシドを、それぞれグリセリンに対して3〜150モル当量の割合で付加させた後に、炭素数4のアルキレンオキシドをグリセリンに対して3〜15モル当量の割合で付加させて得られる。すなわち、一般式(2)のグリセリン誘導体は、いったん、POとEOとの付加物を合成した後、炭素数4のアルキレンオキシドをブロック状で付加することにより得られる。
プロピレンオキシド(PO)及びエチレンオキシド(EO)の質量比(PO/EO)は、洗浄力、保湿感を向上させる点から、1/5〜5/1であり、プロピレンオキシド及びエチレンオキシドの付加形態は、ランダム状でもブロック状でもよい。洗浄力、保湿感を向上させる点から、ランダム状で付加することが好ましい。
プロピレンオキシド(PO)及びエチレンオキシド(EO)の平均付加モル数は、洗浄力、保湿感を向上させる点から、それぞれ1以上50以下であり、それぞれ1〜50の範囲にあることが好ましい。
炭素数4のアルキレンオキシド(BO)の平均付加モル数は、洗浄力、保湿感を向上させる点から、1以上5以下であり、1〜5の範囲にあることが好ましい。
炭素数4のアルキレンオキシドとしては、1,2−ブチレンオキシド、2,3−ブチレンオキシド、テトラメチレンオキシド(テトラヒドロフラン)などが挙げられる。これらの中で、入手の容易さ、反応制御の容易さなどの点から、1,2−ブチレンオキシドが好ましい。
通常、グリセリンにこれらのアルキレンオキシドを付加させる場合、アルカリ触媒、相関移動触媒、ルイス酸触媒などを用いて付加反応を行う。一般的には、水酸化カリウムなどのアルカリ触媒を用いることが好ましい。
成分(a2)としては、具体的には、(EO)の平均付加モル数が8、(PO)の平均付加モル数が5、(BO)の平均付加モル数が3であるものが挙げられ、ポリオキシブチレンポリオキシエチレンポリオキシプロピレングリセリルエーテル(3BO)(8EO)(5PO)が、洗浄力、保湿感を向上させる点から好ましい。市販品としては、ウィルブライドS−753(日油社製)を使用することができる。
成分(A)は、(a1)及び(a2)から選ばれる1種又は2種以上を用いることができ、安定性を向上させる点から、含有量は、全組成中に0.05質量%以上であり、0.08質量%以上が好ましく、0.15質量%以上がより好ましく、0.2質量%以上がよりさらに好ましく、10質量%以下であり、8質量%以下が好ましく、3質量%以下がより好ましく、2質量%以下がさらに好ましい。また、成分(A)の含有量は、全組成中に0.05〜10質量%であり、0.08〜8質量%が好ましく、0.15〜3質量%がより好ましく、0.2〜2質量%がさらに好ましい。
本発明で用いる成分(B)の油剤は、30℃で液状のものである。ここで、液状とは、流動性を有することをいい、ペースト状も含まれる。
成分(B)の油剤としては、洗浄力、安定性を向上させる点から、30℃における粘度が1〜1000mPa・s以下であるのが好ましく、2〜100mPa・sがより好ましく、3〜70mPa・sがさらに好ましく、5〜50mPa・sがよりさらに好ましい。
成分(B)の粘度は、2種以上の油剤を混合する場合は、混合油剤の粘度を示す。
なお、本発明において、油剤の粘度は、B型粘度計(TV-B型、東京計器)を用いて、粘度100mPa・s未満は、ローターNo.1、回転数60rpmで、粘度100mPa・s以上500mPa・s未満は、ローターNo.1、回転数12rpmで、粘度500mPa・s以上1000mPa・s未満は、ローターNo.1、回転数6rpmで、粘度1000mPa・s以上10000mPa・s未満は、ローターNo.3、回転数12rpmで、粘度10000mPa・s以上は、ローターNo.4、12rpmで測定するものである。
成分(B)の油剤としては、例えば、流動パラフィン、軽質流動イソパラフィン、水添ポリブテン、スクワラン等の炭化水素油;パルミチン酸イソプロピル、ミリスチン酸イソプロピル、ミリスチン酸オクチルドデシル、2−エチルヘキサン酸セチル、イソノナン酸イソノニル、イソノナン酸イソトリデシル等のモノエステル油;ジカプリン酸ネオペンチルグリコール等のジエステル油;トリ(2−エチルヘキサン酸)グリセリン、トリ(カプリル酸・カプリン酸)グリセリン等のトリエステル油;アルキル−1,3−ジメチルブチルエーテル、ジカプリリルエーテル等のエーテル油;デカメチルシクロペンタシロキサン、オクタメチルシクロテトラシロキサン等のメチルシクロポリシロキサン;ジメチルポリシロキサン等のメチルポリシロキサンなどが挙げられる。
成分(B)としては、洗浄力、安定性を向上させる点から、30℃における粘度が30mPa・s以下の油剤を含むことが好ましく、30℃における粘度が3〜20mPa・s以下の油剤がより好ましく、30℃における粘度が4〜15mPa・s以下の油剤を含むのがさらに好ましい。
30℃における粘度が30mPa・s以下の油剤は、成分(B)中、10〜90質量%含有するのが好ましく、15〜60質量%がより好ましく、25〜50質量%がさらに好ましい。
また、成分(B)としては、すすぎ性、しっとり感の持続、安定性を向上させる点から、30℃における粘度が30mPa・s以下の油剤と30mPa・sを超える油剤を組合わせて用いるのが好ましい。
30℃における粘度が30mPa・s以下の油剤と30mPa・sを超える油剤を組合わせて用いる場合、30℃における粘度が30mPa・sを超える油剤としては、すすぎ性、洗浄力、安定性を向上させる点から、30℃における粘度が35〜20000mPa・sであるのが好ましく、40〜10000mPa・sがより好ましく、50〜1000mPa・sがさらに好ましく、80〜200mPa・sがよりさらに好ましい。
また、成分(B)としては、洗浄力、安定性を向上させる点から、モノエステル油と炭化水素油を組み合わせるのが好ましく、モノエステル油としては、30℃における粘度が30mPa・s以下のものが好ましく、3〜20mPa・s以下がより好ましく、4〜15mPa・s以下がさらに好ましく、炭化水素油としては、30℃における粘度が30mPa・sを超えるものが好ましく、50〜200mPa・sがより好ましく、80〜150mPa・sがさらに好ましい。
成分(B)としては、30℃における粘度が4〜15mPa・sのモノエステル油と、30℃における粘度が80〜150mPa・sの炭化水素油を組み合わせて用いるのが好ましい。
成分(B)の油剤としては、例えば、流動パラフィンとして、ハイコールK−350(115mPa・s、カネダ社製)、水添ポリブテンとして、パールリーム18(18160mPa・s、日油社製)、パールリーム6(33mPa・s、日油社製)、パールリーム4(5mPa・s、日油社製)、パールリームEX(17mPa・s、日油社製)等;軽質流動イソパラフィンとして、マルカゾールR(5mPa・s、丸善石油化学社製)、IPソルベント1620、2028(以上、出光石油化学社製)、アイソパーL、アイソパーH(以上、エクソン化学社製)、アイソゾール300、400(以上、新日本石油化学社製)等;ジカプリリルエーテルとして、セチオールOE(5mPa・s、BASF社製);1,3−ジメチルブチルエーテルとして、ASE166K(8mPa・s、花王社製);イソノナン酸イソノニルとして、サラコス 99、(7.4mPa・s日清製油社製);ミリスチン酸イソプロピルとして、エキセパールIPM(10mPa・s、花王社製);パルミチン酸イソプロピルとしては、エキセパールIPP(10mPa・s、花王社製)トリ(カプリル酸/カプリン酸)グリセリルとして、ココナードMT(27mPa・s、花王社製);デカメチルシクロテトラシロキサンとして、シリコーンSH245(3mPa・s、東レ・ダウコーニング社製)等の市販品を使用することができる。
成分(B)は、1種又は2種以上を用いることができ、その含有量は、すすぎ性、しっとり感の持続、安定性を向上させる点から、全組成中に3質量%以上であり、4質量%以上が好ましく、5質量%以上がより好ましく、6質量%以上がよりさらに好ましく、35質量%以下であり、25質量%以下が好ましく、18質量%以下がより好ましく、15質量%以下がよりさらに好ましい。また、成分(B)の含有量は、全組成中に3〜35質量%であり、4〜25質量%が好ましく、5〜18質量%がより好ましく、6〜15質量%がよりさらに好ましい。
本発明において、成分(B)に対する成分(A)の質量比〔(A)/(B)〕は、塗布後1分後の伸ばしやすさ、すすぎ性、洗浄力、しっとり感の持続を向上させ、残留感を低減する点から、0.001以上が好ましく、0.009以上がより好ましく、0.02以上がさらに好ましく、1以下が好ましく、0.8以下がより好ましく、0.3以下がより好ましい。また、成分(B)に対する成分(A)の質量比〔(A)/(B)〕は、0.001〜1が好ましく、0.009〜0.8がより好ましく、0.02〜0.3がさらに好ましい。
本発明で用いる成分(C)の非イオン性界面活性剤は、(c1)、(c2)及び(c3)から選ばれるものである。
成分(C)のうち、成分(c1)の非イオン性界面活性剤は、親水基として、糖、還元糖又はポリグリセリンにおける少なくとも1個の水酸基の水素原子を除いた残基を有するものであり、例えば、ポリグリセリン脂肪酸エステル、ポリグリセリンアルキルエーテル、ショ糖脂肪酸エステル、アルキルポリグルコシド等が挙げられる。
ポリグリセリン脂肪酸エステルとしては、すすぎ性、洗浄力、安定性を向上させる点から、ポリグリセリンと、炭素数8〜22の脂肪酸とのエステルが好ましく、例えば、ポリグリセリンオクタン酸エステル、ポリグリセリン2−エチルヘキサン酸エステル、ポリグリセリンデカン酸エステル、ポリグリセリンラウリン酸エステル、ポリグリセリンミリスチン酸エステル、ポリグリセリンパルミチン酸エステル、ポリグリセリンイソステアリン酸エステル、ポリグリセリンステアリン酸エステル、ポリグリセリンオレイン酸エステル、ポリグリセリンベヘニン酸エステル等が挙げられる。これらのうち、重合度3〜15のポリグリセリンと、炭素数12〜18の脂肪酸とのモノエステルがより好ましく、重合度8〜12のポリグリセリンと、炭素数12〜18の脂肪酸とのモノエステルがさらに好ましく、重合度8〜12のポリグリセリンと、炭素数12〜14の脂肪酸とのモノエステルがよりさらに好ましい。
ポリグリセリンアルキルエーテルとしては、すすぎ性、洗浄力、安定性を向上させる点から、ポリグリセリンと、炭素数8〜22のアルキル基とのエーテルが好ましく、例えば、ポリグリセリンオクチルエーテル、ポリグリセリンデシルエーテル、ポリグリセリンラウリルエーテル、ポリグリセリンミリスチルエーテル、ポリグリセリンパルミチルエーテル、ポリグリセリンイソステアリルエーテル、ポリグリセリンステアリルエーテル、ポリグリセリンオレイルエーテル、ポリグリセリンベヘニルエーテル等が挙げられる。これらのうち、重合度3〜15のポリグリセリンと、炭素数12〜18のアルキル基とのモノエーテルがより好ましく、重合度8〜12のポリグリセリンと、炭素数12〜18の脂肪酸とのモノエーテルがさらに好ましく、重合度8〜12のポリグリセリンと、炭素数12〜14の脂肪酸とのモノエーテルがよりさらに好ましい。
ショ糖脂肪酸エステルとしては、すすぎ性、洗浄力、安定性を向上させる点から、炭素数8〜22の脂肪酸とショ糖とのエステルが好ましく、例えば、ショ糖オクタン酸エステル、ショ糖2−エチルヘキサン酸エステル、ショ糖デカン酸エステル、ショ糖ラウリン酸エステル、ショ糖ミリスチン酸エステル、ショ糖パルミチン酸エステル、ショ糖イソステアリン酸エステル、ショ糖ステアリン酸エステル、ショ糖オレイン酸エステル、ショ糖ベヘニン酸エステル等が挙げられる。これらのうち、炭素数12〜18の脂肪酸とショ糖とのモノエステルがより好ましく、ショ糖ラウリン酸エステル、ショ糖ステアリン酸エステルがさらに好ましい。
アルキルポリグルコシドとしては、すすぎ性、洗浄力、安定性を向上させる点から、炭素数8〜22のアルキル基を有し、グルコシド単位の縮合度が1〜7のものが好ましく、例えば、オクチルポリグルコシド、2−エチルヘキシルポリグルコシド、デシルポリグルコシド、ラウリルポリグルコシド、ミリスチルポリグルコシド、パルミチルポリグルコシド、イソステアリルポリグルコシド、ステアリルラウリルポリグルコシド、オレイルポリグルコシド、ベヘニルポリグルコシド等が挙げられる。これらのうち、アルキルポリグルコシドとしては、炭素数8〜11のアルキル基を有し、グルコシド単位の縮合度が1〜1.4のもの、及び炭素数12〜14のアルキル基を有し、グルコシド単位の縮合度が1.5〜4.0のものがより好ましく、デシルポリグルコシドがさらに好ましい。
成分(c1)としては、ポリグリセリン(10)モノラウリン酸エステルとして、サンソフトQ−12S(HLB:15.5、太陽化学社製)、サンソフトM−12J(HLB:15.5、太陽化学社製);ポリグリセリン(10)モノミリスチン酸エステルとして、サンソフトQ−14S(HLB:14.5、太陽化学社製);デシルポリグルコシドとして、マイドール10(HLB:17、有効分40質量%、花王社製)等の市販品を使用することができる。
成分(c1)の非イオン性界面活性剤としては、すすぎ性、洗浄力、安定性を向上させ、さらに皮膚洗浄剤組成物が後述するバイコンティニュアス構造である等方性一液相をとる点から、糖における少なくとも1個の水酸基の水素原子を除いた残基を有するものが好ましく、アルキルポリグルコシドがより好ましく、デシルポリグルコシドがさらに好ましい。
また、成分(c1)の非イオン性界面活性剤は、HLB10以上のものであり、すすぎ性、洗浄力、安定性を向上する点から、HLB10〜20が好ましく、12〜19がより好ましく、14〜18がさらに好ましい。
ここで、HLB(親水性親油性バランス)は、界面活性剤の全分子量に占める親水基部分の分子量を示すものであり、ポリオキシエチレン系非イオン界面活性剤については、次に示すグリフィン(Griffin)の式により求められるものである。
HLB価 = E/5
E:界面活性剤分子中に含まれるポリオキシエチレン部分の質量%
成分(c1)は、1種又は2種以上を用いることができ、その含有量は、すすぎ性、洗浄力、安定性を向上させ、さらに皮膚洗浄剤組成物が後述するバイコンティニュアス構造である等方性一液相をとる点から、全組成中に1質量%以上が好ましく、1.25質量%以上がより好ましく、1.5質量%以上がさらに好ましく、20質量%以下が好ましく、8質量%以下がより好ましく、6質量%以下がさらに好ましく、4.5質量%以下がよりさらに好ましい。また、成分(c1)の含有量は、全組成中に1〜20質量%が好ましく、1〜8質量%がより好ましく、1.25〜6質量%がさらに好ましく、1.5〜4.5質量%がよりさらに好ましい。
成分(C)のうち、成分(c2)の非イオン性界面活性剤は、HLB8以下のものであり、すすぎ性、洗浄力、安定性を向上させ、さらに皮膚洗浄剤組成物が後述するバイコンティニュアス構造である等方性一液相をとる点から、HLB3〜8が好ましく、4〜8がより好ましく、5〜8がさらに好ましい。
具体的には、モノイソステアリン酸モノグリセリル等のモノグリセリンモノ脂肪酸エステル;モノオレイン酸ジグリセリル、モノイソステアリン酸ジグリセリル等のポリグリセリンモノ脂肪酸エステル;2−エチルへキシルジグリセリルエーテル等のポリグリセリンモノアルキルエーテル;モノイソステアリルグリセリルエーテル等のモノグリセリンモノアルキルエーテル;ポリオキシエチレン(5)モノステアリン酸エステル等のポリオキシエチレンモノ脂肪酸エステルなどが挙げられる。
成分(c2)としては、すすぎ性、洗浄力、安定性を向上させ、さらに皮膚洗浄剤組成物が後述するバイコンティニュアス構造である等方性一液相をとる点から、グリセリン構造を有するものが好ましく、モノグリセリンモノ脂肪酸エステル、ポリグリセリンモノ脂肪酸エステル、モノグリセリンモノアルキルエーテルが好ましく、ポリグリセリンモノ脂肪酸エステル、モノグリセリンモノアルキルエーテルがより好ましく、ポリグリセリンモノ脂肪酸エステルがさらに好ましい。
また、モノオレイン酸ジグリセリル、モノイソステアリン酸ジグリセリル、モノイソステアリルグリセリルエーテルが好ましく、モノイソステアリン酸ジグリセリルがより好ましい。
また、成分(c2)としては、モノイソステアリルグリセリルエーテルとして、ペネトールGE−IS(HLB:5、花王社製)、モノオレイン酸ジグリセリルとして、ポエムDO−100V(HLB:7、理研ビタミン社製)、モノイソステアリン酸ジグリセリルとして、コスモール41V(HLB:8、日清オイリオグループ社製)等の市販品を使用することができる。
成分(c2)は、1種又は2種以上を用いることができ、その含有量は、すすぎ性、洗浄力、安定性を向上させる点から、全組成中に1質量%以上が好ましく、2質量%以上がより好ましく、2.8質量%以上がさらに好ましく、3質量以上がよりさらに好ましく、15質量%以下が好ましく、12質量%以下がより好ましく、9質量%以下がさらに好ましく、6質量%以下がよりさらに好ましい。また、成分(c2)の含有量は、全組成中に1〜15質量%が好ましく、2〜12質量%がより好ましく、2.8〜9質量%がさらに好ましく、3〜6質量%がよりさらに好ましい。
成分(C)のうち、成分(c3)の非イオン性界面活性剤は、親水基として、ポリオキシエチレン鎖を有するHLB10以上の非イオン性界面活性剤(成分(c1)を除く)であり、すすぎ性、洗浄力、安定性を向上させることができる。成分(c3)は、すすぎ性、洗浄力、安定性を向上させ、さらに皮膚洗浄剤組成物が後述するバイコンティニュアス構造である等方性一液相をとる点から、HLB10〜20が好ましく、10〜17がより好ましく、10.5〜15がさらに好ましい。
具体的には、ポリオキシエチレン(12)モノラウリン酸エステル等のポリオキシエチレンモノ脂肪酸エステル、テトラオレイン酸ポリオキシエチレン(30)ソルビット等のテトラ脂肪酸ポリオキシエチレンソルビット、ポリオキシエチレン(7)ヤシ油脂肪酸グリセリン等のポリオキシエチレングリセリン脂肪酸エステル、ポリオキシエチレン(20)オクチルドデシルエーテル等のポリオキシエチレンアルキルエーテル、ポリオキシエチレン(20)ノニルフェニルエーテル等のポリオキシエチレンアルキルフェニルエーテル、ポリオキシエチレン(50)ヒマシ油等のポリオキシエチレンヒマシ油誘導体、ポリオキシエチレン(60)硬化ヒマシ油モノイソラウレート等のポリオキシエチレン硬化ヒマシ油誘導体、ポリオキシエチレン(20)ソルビタンモノステアリン酸エステル、ポリオキシエチレン(30)ソルビタントリステアリン酸エステル等のポリオキシエチレンソルビタン脂肪酸エステルなどが挙げられる。更に、これらのうち、すすぎ性を向上させる点から、疎水基の炭素数が8以上のものが好ましく、12以上のものがより好ましい。
成分(c3)としては、安定性、すすぎ性、洗浄力を向上させる点、さらに皮膚洗浄剤組成物が後述するバイコンティニュアス構造である等方性一液相をとる点から、ポリオキシエチレンモノ脂肪酸エステル、ポリオキシエチレングリセリン脂肪酸エステル、テトラ脂肪酸ポリオキシエチレンソルビット、ポリオキシエチレンソルビタン脂肪酸エステルが好ましく、ポリオキシエチレンモノ脂肪酸エステル、ポリオキシエチレングリセリン脂肪酸エステル、テトラ脂肪酸ポリオキシエチレンソルビットがより好ましく、ポリオキシエチレン(12)モノラウリン酸エステル、ポリオキシエチレン(7)ヤシ油脂肪酸グリセリン、テトラオレイン酸ポリオキシエチレン(30)ソルビットがさらに好ましく、ポリオキシエチレン(12)モノラウリン酸エステル、テトラオレイン酸ポリオキシエチレン(30)ソルビットがよりさらに好ましい。
また、成分(c3)としては、ポリオキシエチレン(12)モノラウリン酸エステルとして、エマノーン1112(HLB:13.7、花王社製);テトラオレイン酸ポリオキシエチレン(30)ソルビットとして、レオドール430V(HLB:10.5、花王社製);ポリオキシエチレンヤシ油脂肪酸グリセリンとして、レベノールC301(HLB:13、花王社製)、ポリオキシエチレン(20)ソルビタントリステアレートとして、レオドールTW−O320V(HLB11、花王社製)等の市販品を使用することができる
成分(c3)は、1種又は2種以上を用いることができ、すすぎ性、洗浄力、安定性を向上させる点から、含有量は、全組成中に、3質量%以上が好ましく、5質量%以上がより好ましく、9質量%以上がさらに好ましく、45質量%以下が好ましく、28質量%以下がより好ましく、25質量%以下がさらに好ましい。また、成分(c3)の含有量は、全組成中に3〜45質量%が好ましく、5〜28質量%がより好ましく、9〜25質量%がさらに好ましい。
本発明において、成分(C)は、成分(c1)、(c2)及び(c3)から選ばれ、少なくとも成分(c1)及び(c2)を含むものである。成分(C)の含有量、すなわち、成分(c1)、(c2)及び(c3)の合計の質量は、塗布後1分後の伸ばしやすさ、すすぎ性、洗浄力を向上させ、残留感を低減させる点、さらに皮膚洗浄剤組成物が後述するバイコンティニュアス構造である等方性一液相をとる点から、全組成中に、5質量%以上であり、9質量%以上が好ましく、15質量%以上がより好ましく、50質量%以下であり、40質量%以下が好ましく、30質量%以下がより好ましい。また、成分(c1)、(c2)及び(c3)の合計の質量は、全組成中に5〜50質量%であり、9〜40質量%が好ましく、15〜30質量%がより好ましい。
本発明の皮膚洗浄剤組成物は、後述するバイコンティニュアス構造である等方性一液相をとる点から、非イオン性界面活性剤として、成分(c1)、(c2)及び(c3)を組合わせて含有することが好ましい。成分(c1)、(c2)及び(c3)の組合わせとしては、すすぎ性、洗浄力、安定性を向上させる点から、成分(c1):アルキルポリグルコシド、成分(c2):モノグリセリンモノ脂肪酸エステル、ポリグリセリンモノ脂肪酸エステル、モノグリセリンモノアルキルエーテル、成分(c3):ポリオキシエチレンモノ脂肪酸エステル、テトラ脂肪酸ポリオキシエチレンソルビットの組み合わせが好ましく、
成分(c1):アルキルポリグルコシド、成分(c2):ポリグリセリンモノ脂肪酸エステル成分(c3):ポリオキシエチレンモノ脂肪酸エステル、テトラ脂肪酸ポリオキシエチレンソルビットの組み合わせがより好ましく、
成分(c1):デシルポリグルコシド、成分(c2):モノイソステアリン酸ジグリセリル、成分(c3):ポリオキシエチレン(12)ラウリン酸エステル、テトラオレイン酸ポリオキシエチレン(30)ソルビットの組み合わせがよりさらに好ましい。
本発明において、成分(C)(成分(c1)、(c2)及び(c3)の合計の質量)に対する成分(A)の質量比〔(A)/(C)〕は、塗布後1分後の伸ばしやすさ、すすぎ性、洗浄力を向上させし、残留感を低減させる点、さらに皮膚洗浄剤組成物が後述するバイコンティニュアス構造である等方性一液相をとる点から、0.001以上であり、0.004以上が好ましく、0.005以上がより好ましく、0.011以上がさらに好ましく、0.5以下であり、0.35以下が好ましく、0.15以下がより好ましく、0.08以下がさらに好ましい。また、成分(C)に対する成分(A)の質量比〔(A)/(C)〕は、0.001〜0.5であり、0.004〜0.35が好ましく、0.005〜0.15がより好ましく、0.011〜0.08がさらに好ましい。
また、成分(C)(成分(c1)、(c2)及び(c3)の合計の質量)に対する成分(B)の質量比〔(B)/(C)〕は、塗布後1分後の伸ばしやすさ、すすぎ性、洗浄力を向上させ、残留感を低減させる点、さらに皮膚洗浄剤組成物が後述するバイコンティニュアス構造である等方性一液相をとる点から、0.1以上が好ましく、0.21以上がより好ましく、0.25以上がさらに好ましく、1.5以下が好ましく、1.2以下がより好ましく、0.8以下がさらに好ましい。また、成分(C)に対する成分(B)の質量比〔(B)/(C)〕は、0.1〜1.5であるのが好ましく、0.21〜1.2がより好ましく、0.25〜0.8がさらに好ましい。
成分(D)の水の含有量は、すすぎ、洗浄力、安定性、使用感が向上させる点から、全組成中に10〜50質量%であり、17〜45質量%が好ましく、18〜35質量%がより好ましい。
本発明の皮膚洗浄剤組成物は、さらに、(E)成分(A)以外の多価アルコールを含有することができ、すすぎ性、洗浄力、安定性、しっとり感の持続を向上させることができる。
成分(E)の多価アルコールとしては、通常の皮膚洗浄剤組成物に用いられるもので、例えば、1,3−ブチレングリコール、プロピレングリコール、グリセリン、ソルビトール、ジグリセリン、ジプロピレングリコール、1,3−プロパンジオール、ポリオキシエチレンメチルグルコシド、数平均分子量2000以下のポリエチレングリコール等が挙げられる。
これらのうち、すすぎ性、洗浄力、安定性、しっとり感の持続を向上させる点から、1,3−ブチレングリコール、グリセリン、ソルビトールが好ましく、1,3−ブチレングリコール、グリセリンがより好ましい。
成分(E)は、1種又は2種以上を用いることができ、すすぎ性、洗浄力、安定性、しっとり感の持続を向上させる点から、含有量は、全組成中に10質量%以上が好ましく、16質量%以上がより好ましく、20質量%以上がさらに好ましく、25質量%以上がよりさらに好ましく、60質量%以下が好ましく、55質量%以下がより好ましく、50質量%以下がさらに好ましく、45質量%以下がよりさらに好ましい。また、成分(E)の含有量は、全組成中に10〜60質量%が好ましく、16〜55質量%がより好ましく、20〜50質量%がさらに好ましく、25〜45質量%がよりさらに好ましい。
本発明の皮膚洗浄剤組成物は、更に洗浄剤に通常用いられる成分、例えば、成分(c1)、(c2)及び(c3)以外の非イオン性界面活性剤、30℃でペースト又はワックスの油脂、水溶性増粘剤、アニオン界面活性剤、カチオン界面活性剤、両性界面活性剤、エタノール、殺菌剤、成分(A)及び(F)以外の保湿剤、着色剤、防腐剤、感触向上剤、香料、抗炎症剤、美白剤、制汗剤、紫外線吸収剤等を含有することができる。
成分(c1)、(c2)及び(c3)以外の非イオン性界面活性剤は、1種又は2種以上を組み合わせて用いることができ、その含有量は、すすぎ性、洗浄力、安定性を向上させる点から、全組成中に5質量%以下が好ましく、3質量%以下がより好ましく、1質量%以下がさらに好ましく、0.5質量%以下がよりさらに好ましく、実質0質量%であることがよりさらに好ましい。
30℃でペースト又はワックスの油脂は、1種又は2種以上を組み合わせて用いることができ、含有量は、すすぎ性、洗浄力及び安定性を向上させる点から、全組成中に1質量%以下が好ましく、0.5質量%以下がより好ましく、0.1質量%以下がさらに好ましく、実質0質量%であることがよりさらに好ましい。
水溶性増粘剤は、1種又は2種以上を組み合わせて用いることができ、その含有量は、すすぎ性。洗浄力、使用感を向上させる点から、全組成中に0.5質量%以下であるのが好ましく、0.1質量%以下がより好ましく、0.05質量%未満がさらに好ましく、0.01質量%以下がよりさらに好ましく、実質0質量%であることがよりさらに好ましい。
アニオン界面活性剤、カチオン界面活性剤、両性界面活性剤は、1種又は2種以上を組み合わせて用いることができ、その含有量は、すすぎ性、洗浄力及び安定性を向上させる点から、全組成中に1質量%以下が好ましく、0.5質量%以下がより好ましく、0.1質量%以下がさらに好ましく、実質0質量%であることがよりさらに好ましい。
エタノールの含有量は、皮膚洗浄剤組成物を均一にのび広げるため、全組成中に5質量%以下であるのが好ましく、3質量%以下がより好ましく、1質量%以下がさらに好ましく、0.5質量%以下がよりさらに好ましく、実質0質量%であることがよりさらに好ましい。
防腐剤は、1種又は2種以上を組み合わせて用いることができる。油性の防腐剤としては、メチルパラベン、エチルパラベン、プロピルパラベン、ブチルパラベンなどが挙げられ、含有量は、皮膚洗浄剤組成物に対する防腐性の効果及び安定性を向上させる点から、全組成中に、0.01質量%以上が好ましく、1質量%以下であるので好ましく、0.7質量%以下がより好ましく、0.3質量%以下がさらに好ましい。
香料は、1種又は2種以上を組み合わせて用いることができ、その含有量は、使用時の香りを良くし、安定性を向上させる点から、全組成中に0.01質量%以上が好ましく、1質量%以下であるのが好ましく、0.5質量%以下がより好ましく、0.3質量%以下がさらに好ましい。
紫外線吸収剤は、1種又は2種以上を組み合わせて用いることができ、その含有量は、洗浄力及び安定性を向上させる点から、全組成中に5質量%以下であるのが好ましく、1質量%以下がより好ましく、0.5質量%以下がさらに好ましく、実質0質量%であることがよりさらに好ましい。
本発明の皮膚洗浄剤組成物は、通常の方法により、全成分を均一に混合することにより製造することができる。また、25℃で固体の原料又は常温で他の成分との混合によりゲルを生成する原料については、加熱融解し、或いは、ゲルを生成しない他の成分に溶解する。次に25℃まで冷却して、他の成分をさらに混合して、均一にすることで皮膚洗浄剤組成物を得ることができる。
本発明の皮膚洗浄剤組成物は、クレンジング剤、洗顔料等として適用するのが好ましい。また、本発明の皮膚洗浄剤組成物を不織布等の基材に含浸させたシート状物品とし、メイクアップ汚れや皮脂汚れをふき取って使用することができる。
本発明の皮膚洗浄剤組成物は、透明液状であるのが好ましい。
透明とは、濁度計(Eutech Instruments社製 TN−100)において、25℃で、濁度が500NTU以下のものをいい、安定性向上の点から、300NTU以下が好ましく、100NTU以下がより好ましい。
また、液状とは、25℃における粘度が20000mPa・s以下の状態をいう。なお、粘度は、B型粘度計(ローターNo.2、30rpm)により測定される。25℃において該組成物の粘度は、洗浄力を向上する点から、10000mPa・s以下であるのが好ましく、1000mPa・s以下であるのがより好ましく、500mPa・s以下であるのがさらに好ましい。
本発明の皮膚洗浄剤組成物は、すすぎ性、洗浄力、安定性を向上する点から、バイコンティニュアス構造である等方性一液相であることが好ましい。バイコンティニュアス構造である等方性一液相は、水及び油の両方が連続相をなしているため、ウォータープルーフタイプのマスカラなどの落としにくいメイク化粧料もしっかり落とすことができ、さらに、洗い流して使用することができる。また、バイコンティニュアス構造である等方性一液相は、光学的に等方性の透明又は半透明の低粘度の溶液であり、具体的にはミドル相(あるいはD相)、スポンジ相(あるいはL3相)を指す。
本発明において、皮膚洗浄剤組成物がバイコンティニュアス構造である等方性一液相を有することは、外観の観察、光学偏光顕微鏡による観察、相図の作成、NMRによる自己拡散係数の測定、電気伝導度測定、蛍光色素を用いた蛍光プローブ法、凍結割断レプリカ法による電子顕微鏡(TEM、SEMなど)の観察等によって確認できる。
バイコンティニュアス構造を有する洗浄剤組成物は、その外観が透明又は半透明の液状であるので、外観の判定により、バイコンティニュアス構造である等方性一液相とその他の溶液を区別することが可能である。なお、本発明でいう透明とは、濁度計(Eutech Instruments社製 TN−100)において、25℃で、濁度が500NTU以下のものをいう。また、液状とは、30℃における粘度が20000mPa・s以下の状態をいう。
また、2枚の偏光板の偏光方向を直交に設置し、その間に透明な容器に入れたサンプルを置いたときに、光の透過がないことにより等方性であることを確認することもできる。さらに、光学偏光顕微鏡を用いて観察すると、偏光板の角度を90度にしたときに光の透過がないことにより、等方性であることを確認することができる。
水相(水及び水溶性溶媒)、油相(油性成分)、及び界面活性剤相(親水性非イオン界面活性剤及び親油性非イオン界面活性剤)からなる擬3成分相平衡図を用いる場合は、その相図上で等方性一液状態であり、かつ水相あるいは油相の頂点から連続している領域でない等の特徴から確認することができる。ただし、用いる物質、水相の組成、界面活性剤相の組成によって適応できない場合もある。
NMRによる自己拡散係数の測定は、B. Lindmanらにより、J. Colloid Interface Sci. 1981, 83, 569に詳しく記載されている方法である。電気伝導度の測定は、M. Clausseらにより、"Microemulsion Systems" Marcel Dekker, New York, 1987, 387に詳しく記載されている方法である。蛍光色素を用いた蛍光プローブ法による測定は、B. K. Mishraらにより、Colloid Surface 1991, 56, 229に詳しく記載されている方法である。
凍結割断レプリカ法による電子顕微鏡の観察により、水相及び油相が連続相を形成しているイメージを得ることができる。具体的には、全体にわたり丸みを帯びた部分と、やや平面的な部分が網目状に絡み合う構造体、あるいは無秩序に連なった層状構造体が見られる。この観察により、水相、あるいは油相のみが連続相を形成しているマイクロエマルションでないことを確認することができる。
また、洗浄剤組成物がバイコンティニュアス構造を有することの最も簡便な確認方法としては、水相と油相が連続相をなしていることを利用し、水溶性染料を水に溶解した液、及び油溶性染料を油に溶解した液を静置した試験液に加え、1昼夜静置後、試験液の呈する着色状態から確認できる。水相が連続相を成している場合は水溶性染料の色を呈する。油相が連続相を成している場合は油溶性染料の色を呈する。バイコンティニュアス構造を有する組成物では、水溶性染料と油溶性染料の両方の色を呈する。
実施例1〜25及び比較例1〜5
表1〜表4に示す組成の皮膚洗浄剤組成物を製造し、外観、塗布後1分後の伸ばしやすさ、すすぎ時に肌上で指が止まる感じ、残留感のなさ、メイク落とし後の洗顔時の泡持ち、洗浄率、洗浄20分後までのしっとり感を評価した。結果を表1〜表4に併せて示す。
(製造方法)
全ての成分を容器に入れ、攪拌して全成分を均一に混合することにより、皮膚洗浄剤組成物を得た。25℃で固体の成分のある場合、あるいは室温での混合によってゲル状成分を生成する場合には、溶解させるために、攪拌しながら70〜75℃で加熱した。十分に溶解させた後に、25℃まで冷却し、皮膚洗浄剤組成物を得た。
得られた皮膚洗浄剤組成物はいずれも、透明液状であった。
(評価方法)
(1)外観:
各皮膚洗浄剤組成物について、製造後、25℃で1時間保存した後の外観を、目視により観察した。
I:1層。
II:2層。
(2)塗布後1分後の伸ばしやすさ:
専門パネラー5人により、前腕部内側の皮膚に3cm×10cmの大きさにファンデーション(ソフィーナ プリマヴィスタ リキッドファンデーションオークル05(花王社製)。以下の試験でも同じファンデーションを使用して評価)を0.65mg/cm2塗布し、その上に、各皮膚洗浄剤組成物を2g塗布し、肘から手首方向に向けて、人差し指で1秒間に1往復の速さで1分間マッサージし、1分後の伸ばしやすさを、以下の5段階で評価した。結果を、5名の合計点数で示した。
5:とても伸ばしやすい。
4:伸ばしやすい。
3:やや伸ばしやすい。
2:伸ばしにくい。
1:明らかに伸ばしにくい。
(3)すすぎ時に肌上で指が止まる感じ:
専門パネラー5名により、前腕部内側の皮膚に3cm×10cmの大きさにファンデーションを0.65mg/cm2塗布し、その上に、各皮膚洗浄剤組成物約2gを前腕部に塗布し、水で洗い流してすすいだ時の洗い流しやすさを、以下の5段階で評価した。結果を、5名の合計点で示した。
5:明らかに指が止まる感じがする。
4:指が止まる感じがする。
3:やや指が止まる感じがする。
2:あまり指が止まる感じがしない。
1:指が止まる感じがしない。
(4)残留感のなさ:
専門パネラー5名により、前腕部内側の皮膚に3cm×10cmの大きさにファンデーションを0.65mg/cm2塗布し、その上に、各皮膚洗浄剤組成物約2gを前腕部に塗布し、20秒間水で洗い流してすすいだ後、剤が肌に残留していない感じを、以下の5段階で評価した。結果を、5名の合計点で示した。
5:明らかに残留感がない。
4:残留感がない。
3:あまり残留感がない。
2:残留感がある。
1:明らかに残留感がある。
(5)メイク落とし後の洗顔時の泡持ち:
各皮膚洗浄剤組成物をスポイトに取り、1mLをテフロン(登録商標)プレート(5cm×8cm)に垂らし、直径3cmに広がるように塗布した。2秒後にテフロン(登録商標)プレート全体をゆっくりと水につけ、2秒後にとりだす操作を3回行った。その後、テフロン(登録商標)プレートを広い面が地面に対し垂直になるように3秒間傾けて水気をきった。次に、ビオレ マシュマロホイップ リッチモイスチャー(花王社製)を1プッシュ量(1g)、前述のプレートの皮膚洗浄剤組成物を塗布した部位に乗せ、指で1秒間に1回の速さでなじませ、泡が少なくなり、プレート表面の50%が露出するまでのなじませ回数を測定した。
(6)洗浄率:
油性マスカラ(ウォータープルーフマスカラ)として、コーセー スポーツ ビューティ ファシオ ウルトラカールロック マスカラ(ロング)BK001(商品名)0.002gを、スライドガラス上で直径1.2cmの円状に均一塗布し、2時間放置して乾燥させた。各皮膚洗浄剤組成物約0.05gをのせ、油性マスカラを指で1秒間に3回の速さで50回マッサージし、その後、水道水で軽くすすぎ、30分乾燥後、重量を測定し、重量変化より、下記式により、洗浄率を求めた。
A:スライドガラスの重さ(g)
B:油性マスカラ塗布後のスライドガラスの重さ(g)
C:洗浄後のスライドガラスの重さ(g)
Figure 2016013975
(7)洗浄20分後のしっとり感:
専門パネラー5名により、全顔に、1.5gのファンデーションを塗布し、その上に、各皮膚洗浄剤組成物約3gを顔に塗布し、水で洗い流してすすぎ、タオルで水気をふき取ってから20分経過後のしっとり感を、以下の5段階で評価した。結果を、5名の合計点で示した。
5:とてもしっとりする。
4:しっとりする。
3:ややしっとりする。
2:あまりしっとりしない。
1:明らかにしっとりしない。
Figure 2016013975
Figure 2016013975
Figure 2016013975
Figure 2016013975
試験例
実施例4及び17の皮膚洗浄剤組成物について、製造後、25℃に1時間保存後の粘度を、B型粘度計(ローターNo.2、30rpm)により測定した。
その結果、実施例4は90mPa・s、実施例17は130mPa・sであった。

Claims (3)

  1. 次の成分(A)、(B)、(C)及び(D):
    (A)(a1)及び(a2)から選ばれる1種又は2種以上のグリセリン誘導体 0.05〜10質量%、
    (a1)一般式(1)
    Figure 2016013975
    (式中、Rは、−[CH2CH(CH3)O]−を示し、p、q、r、sはそれぞれ0〜20の整数を示し、p+q+r+sは、4〜20の整数を示す。)
    (a2)一般式(2)
    Figure 2016013975
    (式中、Glyはグリセリンから水酸基を除いた残基を示し、POはオキシプロピレン基を示し、EOはオキシエチレン基を示し、a及びbは、それぞれPO及びEOの平均付加モル数で、1〜50の値を示し、POとEOとの質量比(PO/EO)は1/5〜5/1であり、BOは炭素数4のオキシアルキレン基を示し、cはBOの平均付加モル数で、1〜5の値を示す)
    (B)30℃で液状の油剤 3〜35質量%、
    (C)(c1)、(c2)及び(c3)から選ばれ、かつ少なくとも(c1)及び(c2)を含む非イオン性界面活性剤 5〜50質量%、
    (c1)親水基として、糖、還元糖又はポリグリセリンにおける少なくとも1個の水酸基の水素原子を除いた残基を有するHLB10以上の非イオン性界面活性剤、
    (c2)HLB8以下の非イオン性界面活性剤、
    (c3)親水基として、ポリオキシエチレン鎖を有するHLB10以上の非イオン性界面活性剤、
    (D)水 10〜50質量%
    を含有し、(C)に対する成分(A)の質量比〔(A)/(C)〕が、0.001〜0.5である皮膚洗浄剤組成物。
  2. 成分(B)に対する成分(A)の質量比〔(A)/(B)〕が、0.001〜1である請求項1記載の皮膚洗浄剤組成物。
  3. さらに、(E)成分(A)以外の多価アルコールを10〜60質量%含有する請求項1又は2記載の皮膚洗浄剤組成物。
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