JP2016011545A - 便器装置 - Google Patents

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祐子 嶋澤
Yuko Shimazawa
祐子 嶋澤
慶輔 植田
Keisuke Ueda
慶輔 植田
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Abstract

【課題】ごみが視界に入らないようにできる便器装置を提供する。
【解決手段】便器装置は、便器と、便器の外面に内側に凹没して設けられごみ25aを収集する収集部2と、を備える。収集部2は、ごみ25aを投入する投入口22と、投入口22を開閉自在に覆う投入用扉22aと、を有する。便器装置は、投入口22を通して収集部2内を見る視界26に収集部2内のごみ25aが入らないようにするための隠蔽手段3を備え、隠蔽手段3は、遮蔽部31または配管の内壁である。
【選択図】図3

Description

本発明は、便器装置に関する。
従来、便器に出入自在に設置されごみを収集する収集部と、ごみを投入するため収集部に形成される投入口と、を備えた便器装置が知られている(例えば特許文献1参照)。
実開昭63−14680号公報
ところで、特許文献1に記載されている発明では、ごみを収集部に投入する際、投入口から収集部に溜められたごみが視界に入ってしまっていた。
本発明は上記従来の問題点に鑑みて発明したものであって、その目的とするところは、ごみが視界に入らないようにすることができる、便器装置を提供することを課題とするものである。
上記課題を解決するために、本発明は、以下のような構成とする。
便器と、前記便器の外面に内側に凹没して設けられごみを収集する収集部と、を備え、前記収集部は、ごみを投入する投入口と、前記投入口を開閉自在に覆う投入用扉と、を有し、前記投入口を通して前記収集部内を見る視界に前記収集部内のごみが入らないようにするための隠蔽手段を備えることを特徴とする。
便器と、前記便器の外面に内側に凹没して設けられごみを収集する収集部と、を備え、収集部は、ごみを投入する投入口と、前記投入口を開閉自在に覆う投入用扉と、前記投入口の下方に配置されごみを蓄積する蓄積部と、を有し、前記投入口と前記蓄積部は、前記投入口から前記蓄積部に溜められたごみに届く光が所定量以下になるように、所定距離をあけて配置されることを特徴とする。
本発明の便器装置では、投入用扉が開状態のときに、蓄積部内のごみが投入口を通して視界に入らないようにすることができる。
また、投入口と蓄積部を所定距離あけて配置し、蓄積部内のごみに所定量以下の光しか届かないようにすることにより、目でごみを認識できなくすることができる。
図1は便器装置の分解斜視図である。 図2は収集部における視界を示す参考例としての断面図である。 図3Aは隠蔽手段として遮蔽部を備えた投入用扉の開状態を示した断面図であり、図3Bは閉状態を示した断面図である。 図4は隠蔽手段の変形例として、投入口と蓄積部の間に配管を配置した断面図である。 図5は投入口と蓄積部が所定距離をあけて配置された断面図である。 図6Aは収集部にパック装置が設置された拡大斜視図であり、図6Bはパック装置のカートリッジの拡大断面図である。 図7Aはパック装置にごみを投入したときの説明図であり、図7Bは投入用扉を閉状態にしたときの説明図であり、図7Cはカートリッジに取付けられたヒーターカッターによりビニールが切断・溶着されたときの説明図である。 図8は収集部に静電霧化装置が設置された透過図である。 図9は静電霧化装置の断面図である。
以下、本発明の実施形態について図1乃至図9に基づいて説明する。
便器1は、本実施形態では、合成樹脂製の便器1であるが、陶器製の便器1でもよく特に限定されない。本実施形態の便器1はタンクレス方式であり、洗浄水の搬送圧として水道圧をそのまま利用したり、圧送ポンプを設けて圧送したりすることができる。なお、便器1はこれ以外の構造であってもよく、例えば水源としてのロータンクの貯留水が開閉弁を介して流されるタンク式のものであってもよい。
便器1は、図1に示すように、便器本体5と、便器本体5の側方を覆うスカート部6と、を備える。
便器本体5は、ボウル部51と、ボウル部51の後部にボウル部51内の水を排水するために内装されるトラップ装置52と、便器本体5に装着され支持・補強する金属製の支持フレーム53と、を備える。
トラップ装置52は、トラップケース52aと、トラップケース52a内に設けられたフレキシブルなトラップ筒(図示せず)と、を備える。
トラップ筒の一端はボウル部51の排水口に接続され、他端は自由端となる。トラップ筒は、操作部を操作して図示しないモーターを駆動することで屈曲する。そしてトラップ筒では、自由端側の開口を上向きとした状態と、自由端側の開口を下向きとし、排水がなされる状態と、に切換えることができる。トラップケース52aは、床等に設けられた外部排水路に連通する。従って、トラップ筒の自由端側の開口を下向きとすることで、ボウル部51内の溜め水がトラップ筒とトラップケース52aを介して外部排水路に排出される。
支持フレーム53は、床に設置される下フレーム材53aと、下フレーム材53aの後部に立設された後フレーム材53bを備える。後フレーム材53bには、便器本体5に内装される内装機器として、局部洗浄装置、脱臭装置、制御回路等を一群に収納する機器ケース54が設けられる。機器ケース54には、ケースカバー55が着脱自在に取付けられる。なお、局部洗浄装置、脱臭装置は任意の構成であり、また既存のものが適宜利用可能であるので、詳細な説明は省略する。
スカート部6は、便器本体5の前半部を覆うフロントスカート61と、便器本体5の後半部の両側端部を覆う一対のサイドスカート62と、便器本体5の後半部の後端部を覆うリアスカート63と、で設けられる。
フロントスカート61は、平面視で後方に向かって開口した略U字状となる。フロントスカート61は、ボウル部51とボウル部51上に位置するリム部51aと溶着又は接着により一体に形成される。ボウル部51とリム部51aとフロントスカート61は、下フレーム材53aと後フレーム材53bに着脱自在に支持される。
一対のサイドスカート62の一方は平面視で略L字状となり、他方のサイドスカート62は平面視で略逆L字状となる。夫々のサイドスカート62は、上サイドスカート62aと、下サイドスカート62bと、を有する。上サイドスカート62aは、フロントスカート61とリアスカート63とケースカバー55に着脱自在に取付けられる。下サイドスカート62bは、上サイドスカート62aとフロントスカート61とリアスカート63と下フレーム材53aに着脱自在に取付けられる。
リアスカート63は、ケースカバー55と下フレーム材53aに着脱自在に取付けられる。
便器本体5とスカート部6の間には、機能空間11が形成される。リアスカート63と左右のサイドスカート62で囲まれる、機能空間11の後半部には、トラップ装置52と機器ケース54が配置される。フロントスカート61で囲まれる、機能空間11の前半部には、ボウル部51が配置される。
便器1の外面には、内側に凹没しごみ25aを収集する収集部2が設けられる。収集部2は、本実施形態では、図1に示すように、フロントスカート61の側面部に設けられるが、その設けられる場所は限定されない。収集部2は、上方と外方に向かって開口した箱型の形状をしている。収集部2は、フロントスカート61と一体に形成されるが、別体に形成しフロントスカート61に取付けてもよい。収集部2は、フロントスカート61と同じ材質で形成されるのが好ましいが、特に限定されない。
収集部2は、本実施形態では、便器1の外部空間と収集部2の内部空間とを連通し、ごみ25aを投入する投入口22と、投入口22より下方に位置しごみ25aを回収するための回収口23と、を備える。投入口22と回収口23との間には、仕切り部24が設けられる。
投入口22は、本実施形態では、側面視矩形状となっているが、その形状は限定されない。投入口22は、投入用扉22aにより開閉自在に覆われる。投入用扉22aには、投入用扉22aを開閉自在に動かすための引手が設けられる。投入用扉22aは、投入口22の縁の側端部の下側に軸支される。投入用扉22aは、投入口22を閉塞する閉状態から外側斜め下方向に回転し、開状態となる。投入用扉22aは、開状態から内側斜め上方向に回転し、閉状態となる。
回収口23は、本実施形態では、側面視矩形状となっているが、その形状は限定されない。回収口23は、回収用扉23aにより開閉自在に覆われる。回収用扉23aには、回収用扉23aを開閉自在に動かすための引手が設けられる。回収用扉23aは、回収口23の縁の側端部の下側に軸支される。回収用扉23aは、回収口23を閉塞する閉状態から外側斜め下方向に回転し、開状態となる。回収用扉23aは、開状態から内側斜め上方向に回転し、閉状態となる。
また、回収用扉23aには、例えば鍵と錠を用いた施錠手段が取付けられることが好ましい。なお、施錠手段は、鍵と錠を用いた手段に限定されない。これにより、回収用扉23aのセキュリティが向上し、ごみ25aが他人に見られることを抑制できる。
収集部2の内部には、投入口22の下方にごみ25aを蓄積する蓄積部25が配置される。蓄積部25は、本実施形態では、図1に示すように、上方に向かって開口したケースとなる。蓄積部25には、収集部2の内部から引出すための引手が蓄積部25の外側の面の上端部に設けられる。蓄積部25に溜められたごみ25aは、回収用扉23aを開け、回収口23から蓄積部25を取出すことにより回収される。従って、蓄積部25は、収集部2内に回収口23を介して出し入れ自在に収納される。蓄積部25の大きさは、回収口23を通過できる程度となる。
本実施形態の便器1では、投入用扉22aを開状態にすると投入口22が現れ、その投入口22を通して見える収集部2の内部が視界26に入る。視界26は、図2に示すように、投入口22を臨む目と投入口22との角度によってその範囲が決まる。
投入用扉22aを開状態にし、外側斜め上方から見たとき、収集部2の内部の上端部から中間部にかけての範囲が視界26に入る。このような視界26において、蓄積部25に溜められたごみ25aが視界26に入ってしまうことがある。そのため、本実施形態の収集部2は、蓄積部25内のごみ25aが視界26に入らないようにするための隠蔽手段3を備える。
隠蔽手段3は、図3A,Bに示すように、投入用扉22aに設けられ、蓄積部25内のごみ25aが視界26内に入らないように遮る遮蔽部31であることが好ましい。
遮蔽部31は、投入用扉22aの回転基端から所定角度傾けて突出して設けられる。投入用扉22aが閉状態のとき、収集部2の投入用扉22aと対向する壁(以下、奥壁21と記載する)と遮蔽部31の先端との間には、図3Bに示すように、ごみ25aが通過できる通過隙間28が形成される。投入用扉22aが開状態のとき、収集部2の奥壁21と遮蔽部31の先端との間には、図3Aに示すように、通過隙間28が形成されず、蓄積部25の上方の空間が閉塞される。これにより、視界26が遮蔽され、投入口22から蓄積部25に溜められたごみ25aが見えなくなる。ここで、遮蔽部31と投入用扉22aとの所定角度は、投入用扉22aが閉状態のとき通過隙間28が形成され、投入用扉22aが開状態のとき通過隙間28が形成されないようになる角度である。
また、隠蔽手段3の変形例として、投入口22と連通する配管32の内壁であってもよい。配管32は、図4に示すように、投入口22と蓄積部25を繋ぐ。そして、配管32の内壁により、蓄積部25内のごみ25aが視界26に入らないように遮られる。
配管32の内壁により視界26を遮る構成として、投入口22と蓄積部25の間で配管32を屈曲させることが考えられる。配管32は、例えば図4に示すように、投入口22と蓄積部25の間で、投入口22から奥壁21側に行く程下方に位置するように傾斜し、その傾斜の終端部から投入口22側に行く程下方に位置するように傾斜する、という形状が考えられる。なお、配管32の形状は、上記したものに限定されない。
また、図5に示すように、投入口22と蓄積部25は、蓄積部25に溜められたごみ25aに届く光が所定量以下になるように、所定距離をあけて配置されるものであってもよい。
便器1を備えたトイレルームに取付けられた照明からの光が投入口22から入射することにより、収集部2の内部には、明部29と暗部27が形成される。ここで、明部29と暗部27は、投入口22から入射する照明の光の角度と、投入用扉22aや仕切り部24や回収用扉23aやスカート部6によって変化してしまう。例えば、投入口22と蓄積部25の距離が離れると、仕切り部24の上下方向の大きさが大きくなるので、それに伴い明部29は狭くなり、暗部27は広くなる。
しかし、明部の光の量は光源によって決まる。そして、図2に示す投入口22と蓄積部25の距離D1よりも、図5に示す投入口22と蓄積部25の距離D2の方が大きい。従って、投入口22と蓄積部25が距離D1離れたときのごみ25aに届く光の量よりも、投入口22と蓄積部25が距離D2離れたときのごみ25aに届く光の量は少なくなる。
所定量以下の光とは、ごみ25aに届く光の量が、ごみ25aを目で認識できなくなる程度の光の量のことをいう。そして、所定距離とは、ごみ25aに届く光の量が所定量以下になる距離のことをいう。
なお、機能空間11の後半部に設置される機器ケース54の内装機器の一部を機能空間11の前半部に移設し、機能空間11の後半部に収集部2を設けてもよい。このとき、ケースカバー55には、ごみを投入する投入口22が形成される。そして、機能空間11の後半部には、投入口22と連通し上下方向に長い収集部2が設けられる。収集部2内には、投入口22から下方向に所定距離離して蓄積部25が設置される。このような構成であっても、蓄積部25内のごみ25aに届く光の量が所定量以下になるように、投入口22と蓄積部25を所定距離離して配置することができる。
隠蔽手段3を備えた便器装置では、使用者が投入用扉22aを開いたとき、蓄積部25内に溜められたごみ25aが、隠蔽手段3により使用者の視界26に入らないようにできる。また、投入口22と蓄積部25を所定距離あけて配置することにより、所定量以下の光しかごみ25aに届かなくなるので、目でごみ25aを認識できなくすることができる。
更に、便器装置は、以下に示す構成を備えることにより、付加的な効果を奏し得る。
収集部2には、本実施形態では、図6A,Bに示すように、投入用扉22aを開状態にし、投入口22から投入されたごみ25aを、ビニール41でパッキングするパック装置4が設置されることが好ましい。
パック装置4は、長尺であり且つ筒状のビニール41を縮めたものを収納するカートリッジ42と、カートリッジ42を保持するカートリッジホルダー43と、投入用扉22aが閉状態になったことを検知する検知部(図示せず)を有する。
カートリッジホルダー43は、図6Bに示すように、投入口22の上縁部の内面に取付けられる固定側ホルダー43aと、投入用扉22aの上端部の内面に取付けられる可動側ホルダー43bと、で設けられる。固定側ホルダー43aのスカート部6の内面と対向する垂下片43cの下端部には、固定側ヒーターカッター44が装着される。可動側ホルダー43bの投入用扉22aの内面と対向する立上り片43dの上端部には、可動側ヒーターカッター45が装着される。固定側ヒーターカッター44と可動側ヒーターカッター45により、ビニール41は溶着・切断される。
カートリッジ42は、固定側ホルダー43aに装着される固定側カートリッジ42aと、可動側ホルダー43bに装着される可動側カートリッジ42bと、で設けられる。固定側カートリッジ42aと可動側カートリッジ42bには筒状のビニール41を縮めたものが収納される。可動側カートリッジ42bの投入用扉22aの開方向への移動に伴って、そのビニール41は、固定側カートリッジ42aと可動側カートリッジ42bから引き出され、固定側カートリッジ42aと可動側カートリッジ42bの間に広げられる。
パック装置4の使用方法について以下に示す。
図7Aに示すように、使用者が投入用扉22aを開方向に引くと、可動側カートリッジ42bと固定側カートリッジ42aからビニール41が引き出され、固定側カートリッジ42aと可動側カートリッジ42bの間に広げられる。使用者は、この広げられたビニール41にごみ25aを投入し、ビニール41が引き出されるようにごみ25aを押し込む。使用者は、図7Bに示すように、投入用扉22aを閉方向に押し、投入用扉22aを閉状態にする。投入用扉22aが閉状態になったことを検知部が検知すると、固定側ヒーターカッター44と可動側ヒーターカッター45が加熱される。そして、図7Cに示すように、固定側ヒーターカッター44と可動側ヒーターカッター45の間にあるビニール41が溶着・切断されることにより、ごみ25aがビニール41でパッキングされる。パッキングされたごみ25aは、そのまま蓄積部25に落ちていく。
上記したパック装置4が収集部2に設置されることにより、蓄積部25に溜まるごみ25aから発生する悪臭が漏れることを抑制できる。
また、収集部2には、図8に示すように、上記したパック装置4ではなく、収集部2の内部空間に帯電微粒子水71を散布するための、静電霧化装置7が設置されることが好ましい。静電霧化装置7は、収集部2の一方側の側壁に設けられる装置設置部12に設置される。装置設置部12の内部空間と収集部2の内部空間は連通する。装置設置部12には、静電霧化装置7で発生した帯電微粒子水71を収集部2の内部空間に送るための送風ファン12aが設置される。
静電霧化装置7は、図9に示すように、高電圧印加部72と、高電圧印加部72で発生させた高電圧が印加される霧化電極73と、霧化電極73と対向する対向電極74と、霧化電極73に霧化させるべき水を供給する水供給手段75と、を備える。
霧化電極73と対向電極74は、ケーシングとなる略筒状体をした筐体に取付けられる。筐体の一方の端縁には中央の孔部を介して筐体の内外が連通される対向電極74が取付けられ、他方の端縁には水供給手段75が取付けられる。本実施形態では、水供給手段75は冷却手段76によって空気中の水蒸気を結露させるもので、冷却手段76には半導体熱交換素子であるペルチェモジュールが用いられる。ペルチェモジュールは、冷却のために筒状をした筐体の他方の端縁に取付けられる冷却部に接続される。冷却部の筐体内に位置する部分である基台部には、霧化電極73が立設される。
対向電極74と霧化電極73とは、平面視において対向電極74の中央の孔部の中心部に霧化電極73が配置され、側面視において対向電極74と霧化電極73の先端部とが一定間隔をおいて配置される。そして、高電圧印加部72によって対向電極74と霧化電極73との間に高電圧が印加される。なお、対向電極74は任意の構成要素である。
上記したような静電霧化装置7では、静電霧化装置7から発生した帯電微粒子水71に含まれるスーパーオキサイドラジカルやヒドロキシラジカルが、脱臭効果や除菌効果、アレルゲン不活性化等の効果を付加する。
このような静電霧化装置7から発生した帯電微粒子水71が、送風ファン12aにより収集部2の内部空間に送られることで、蓄積部25に溜められたごみ25aの悪臭を抑制することができる。
また、収集部2の側壁の下端部と蓄積部25の側壁の下端部には、蓄積部25に溜められたごみ25aの悪臭を換気するための通気孔(図示せず)が形成されてもよい。これにより、ごみ25aの悪臭が収集部2に溜まり難くなるので、投入用扉22aが開状態になったとき、ごみ25aの悪臭を使用者が嗅いでしまうことを抑制できる。
本実施形態の便器装置は、以下のような構成となる。
便器装置は、便器1と、便器1の外面に内側に凹没して設けられごみ25aを収集する収集部2と、を備える。収集部2は、ごみ25aを投入する投入口22と、投入口22を開閉自在に覆う投入用扉22aと、を有する。便器装置は、投入口22を通して収集部2内を見る視界26に収集部2内のごみ25aが入らないようにするための隠蔽手段3を備えることを特徴とする。
これにより、使用者が投入用扉22aを開いたとき、蓄積部25内に溜められたごみ25aが使用者の視界26に入らないようにできる。
また、隠蔽手段3は、投入用扉22aに設けられ、収集部2内のごみ25aが視界26に入らないように遮る遮蔽部31であることが好ましい。
これにより、使用者が投入用扉22aを開いたとき、使用者の視界26を遮蔽部31が遮ることができる。
また、隠蔽手段3は、投入口22と連通する配管32に設けられ、収集部2内のごみ25aが視界26に入らないように遮る配管32の内壁であることが好ましい。
これにより、使用者が投入用扉22aを開いたとき、使用者の視界26を配管32の内壁が遮ることができる。
便器装置は、便器1と、便器1の外面に内側に凹没して設けられごみ25aを収集する収集部2と、を備える。収集部2は、ごみ25aを投入する投入口22と、投入口22を開閉自在に覆う投入用扉22aと、投入口22の下方に配置されごみ25aを蓄積する蓄積部25と、を有する。投入口22と蓄積部25は、投入口22から蓄積部25に溜められたごみ25aに届く光が所定量以下になるように、所定距離をあけて配置されることを特徴とする。
これにより、所定量以下の光しかごみ25aに当たらなくなるので、目では認識できなくすることができる。
また、収集部2は、投入口22より下方に位置しごみ25aを回収するための回収口23を備え、回収口23は、回収用扉23aにより開閉自在に覆われることが好ましい。
これにより、収集部2内に溜まったごみ25aが回収し易くなる。
また、回収用扉23aには、施錠手段が取付けられることが好ましい。
これにより、回収用扉23aのセキュリティが向上し、ごみ25aが他人に見られることを抑制できる。
また、収集部2には、投入口22から投入されたごみ22aをパッキングするパック装置4が設置されることが好ましい。
これにより、蓄積部25に溜まるごみ25aから発生する悪臭が漏れることを抑制できる。
また、収集部2には、内部空間に帯電微粒子水71を散布するための静電霧化装置7が設置されることが好ましい。
これにより、帯電微粒子水71が蓄積部25に溜められたごみ25aの悪臭を抑制することができる。
1 便器
2 収集部
22 投入口
22a 投入用扉
23 回収口
23a 回収用扉
25 蓄積部
25a ごみ
26 視界
28 通過隙間
3 隠蔽手段
31 遮蔽部
32 配管
4 パック装置
5 便器本体
6 スカート部
7 静電霧化装置

Claims (8)

  1. 便器と、前記便器の外面に内側に凹没して設けられごみを収集する収集部と、を備え、
    前記収集部は、ごみを投入する投入口と、前記投入口を開閉自在に覆う投入用扉と、を有し、
    前記投入口を通して前記収集部内を見る視界に前記収集部内のごみが入らないようにするための隠蔽手段を備えることを特徴とする便器装置。
  2. 前記隠蔽手段は、前記投入用扉に設けられ、前記収集部内のごみが前記視界に入らないように遮る遮蔽部であることを特徴とする請求項1に記載の便器装置。
  3. 前記隠蔽手段は、前記投入口と連通する配管に設けられ、前記収集部内のごみが前記視界に入らないように遮る前記配管の内壁であることを特徴とする請求項1に記載の便器装置。
  4. 便器と、前記便器の外面に内側に凹没して設けられごみを収集する収集部と、を備え、
    収集部は、ごみを投入する投入口と、前記投入口を開閉自在に覆う投入用扉と、前記投入口の下方に配置されごみを蓄積する蓄積部と、を有し、
    前記投入口と前記蓄積部は、前記投入口から前記蓄積部に溜められたごみに届く光が所定量以下になるように、所定距離をあけて配置されることを特徴とする便器装置。
  5. 前記収集部は、前記投入口より下方に位置しごみを回収するための回収口を備え、
    前記回収口は、回収用扉により開閉自在に覆われることを特徴とする請求項1乃至請求項4のいずれか一項に記載の便器装置。
  6. 前記回収用扉には、施錠手段が取付けられることを特徴とする請求項5に記載の便器装置。
  7. 前記収集部には、前記投入口から投入されたごみをパッキングするパック装置が設置されることを特徴とする請求項1乃至請求項6のいずれか一項に記載の便器装置。
  8. 前記収集部には、内部空間に帯電微粒子水を散布するための静電霧化装置が設置されることを特徴とする請求項1乃至請求項6のいずれか一項に記載の便器装置。
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