JP2016011009A - 車両用空調装置 - Google Patents

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公章 高見
Kimiaki Takami
公章 高見
中島 隆志
Takashi Nakajima
隆志 中島
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Abstract

【課題】コストの上昇を招くことなく、選択モードに応じて風量,風量配分を調整できる車両用空調装置を提供する。
【解決手段】空気導入口8a,8b、フット吹出口8d,フェイス吹出口8cを有する車両用空調装置を構成する場合に、前記フット吹出口8dに、該フット吹出口8dを開閉するフット開閉ドア22を配設し、該フット開閉ドア22を、前記フット吹出口8dを開閉する第1ドア板部26と、該第1ドア板部26が前記フット吹出口8dを閉じたときに、前記フェイス吹出口8cの上流側を大略覆うように位置し、該フェイス吹出口8cへの風量及び風量配分の少なくとも一方を調整可能とした第2ドア板部27とで構成する。
【選択図】図2

Description

本発明は、車室内温度を予め設定された快適な温度に調整するようにした車両用空調装置に関する。
この種の空調装置では、選択された吹出モードに応じてフェイス吹出口,フット吹出口及びデフロスタ吹出口への風量,風量配分を調整できようにしたものがある。例えば、特許文献1には、フェイス吹出口とデフロスタ吹出口との間に第1ドアを配設するとともに、サイドフェイス吹出口とフット吹出口との間に第2ドアを配設し、この第1,第2ドアを操作することによって選択モードに切り替えるようにした構造のもの、またロータリドアの円周部に各吹出口に対応した連通口を形成し、該ロータリドアを回転させることにより選択モードに切り替えるようにした構造のものが開示されている。
特開2003−182339号公報
ところで、前記従来装置では、選択モードの切り替え操作を2つのドアで行うので、部品点数が増える分コストが上昇するという問題がある。また前記従来のロータリドアを回転させて切り替える場合には、回転させたロータリドアの連通口を吹出口に精度よく合わせる必要があり、それだけ構造が複雑となり、この点でもコストが上昇するという問題がある。
本発明は、前記従来の状況に鑑みてなされたもので、コストの上昇を招くことなく、選択モードに応じて風量,風量配分を調整できる車両用空調装置を提供することを課題としている。
本発明は、空気導入口を有する空調ケースの、該空気導入口より下流側に、該空気導入口から導入された空気を、乗員の足元部分に向けて吹き出すフット吹出口と、乗員の上半身に向けて吹き出すフェイス吹出口とが形成された車両用空調装置において、
前記フット吹出口に、該フット吹出口を開閉するフット開閉ドアを配設し、該フット開閉ドアは、前記フット吹出口を開閉する第1ドア板部と、該第1ドア板部が前記フット吹出口を閉じたときに、前記フェイス吹出口の上流側に位置し、該フェイス吹出口への風量及び風量配分の少なくとも一方を調整可能とした第2ドア板部とを有することを特徴としている。
請求項2の発明は、請求項1に記載の車両用空調装置において、前記第2ドア板部には、前記フット開閉ドアの回転中心軸が設定されていることを特徴としている。
請求項1の発明に係る空調装置によれば、フット吹出口を開閉するフット開閉ドアを、前記フット吹出口を開閉する第1ドア板部と、該第1ドア板部が前記フット吹出口を閉じたときに、フェイス吹出口の上流側に位置し、該フェイス吹出口への風量及び風量配分の少なくとも一方を調整可能とした第2ドア板部とを有するものとしたので、1つのフット開閉ドアでフェイス吹出口への風量,風量配分の少なくとも一方を調整することができ、従来の2つのドアで調整したり、ロータリドアで調整したりする場合に比べて部品点数の低減及び構造の複雑化を回避でき、それだけコストの低減が可能となる。
また1つのフット開閉ドアで風量,風量配分を調整できるので、例えば空調ユニットに分配用リブ等の設定する必要がなく、この点からもコストの低減が可能となる。
請求項2の発明では、第2ドア板部に回転中心軸を設定したので、該第2ドア板部の風量配分等を考慮した位置に回転中心軸を設定することが可能となる。
また第2ドア板部の長さ等を任意に設定できるので、回転中心軸の設定位置に対する自由度を向上でき、風量のより最適な配分が可能となる。
本発明の実施例1による車両用空調装置の車室内から見た斜視図である。 前記空調装置の断面概略図である。 前記空調装置のフット開閉ドアの斜視図である。 前記実施例1の第1変形例によるフット開閉ドアの斜視図である。 前記実施例1の第2変形例によるフット開閉ドアの斜視図である。
以下、本発明の実施の形態を添付図面に基づいて説明する。
図1ないし図3は、本発明の実施例1による車両用空調装置を説明するための図である。本実施例において、前,後,左,右とは、シートに着座して車両の前進方向に見た状態での前,後,左,右を意味する。
図において、1は自動車の車室内のインストルメントパネル2に配設された空調装置を示している。なお、3はフロントドア,4はステアリングホイール,5はフロントシートである。
前記空調装置1は、空調ケース8と、該空調ケース8内に配設されたブロア9,エバポレータ10及びヒーター11とを備えている。
前記空調ケース8は、該空調ケース8の上流側端部に形成され、車室内空気を導入する内気導入口8a及び車外空気を導入する外気導入口8bを有する。
また前記空調ケース8は、前記内,外気導入口8a,8bの下流側端部に形成され、前記導入した空気を車室内の乗員の上半身に向けて吹き出すフェイス吹出口8cと、乗員の足元部分に向けて吹き出すフット吹出口8dと、フロントガラス及び左,右のサイドガラスに向けて吹き出すデフロスタ吹出口8eとを有する。
前記フェイス吹出口8cには、図1に示すように、フェイスダクト12が接続され、該フェイスダクト12の下流端は、前記インストルメントパネル2に形成された左,右のセンタ開口2a,2a及び左,右のサイド開口2b,2bに接続されている。
また前記デフロスタ吹出口8eには、デフダクト13が接続されており、該デフダクト13は、空気をフロントガラスに吹き付けるフロントデフロスタ13aと、左,右のサイドガラスに吹き付けるサイドデフロスタ13b,13bとを有する。
さらに前記フット吹出口8dには、下方に延びてドライバー及び助手席の乗員の足元に空気を吹き付けるフットダクト14が接続されている。なお、15は、後部乗員の足元に空気を送風するリヤフットダクトである。
前記ブロア9は、モータ9aにより回転駆動され、前記内,外気導入口8a,8bから空調ケース8内に空気を取り込むように構成されている。
前記エバポレータ10は、空調ケース8内を上流部Aと下流部Bとに区分けするように配置され、上流部Aから導入された空気を冷却して下流部Bに送風するように構成されている。
前記ヒーター11は、前記エバポレータ10の下流側に配置され、該エバポレータ10を通過した空気を昇温して送風するように構成されている。
前記空調ケース8内の内気導入口8a及び外気導入口8bには、それぞれ該導入口8a,8bを開閉するバタフライ型の内気導入ドア19及び外気導入ドア20が配設されている。
また前記空調ケース8内のフェイス吹出口8cには、該フェイス吹出口8cを開閉するバタフライ型のフェイス開閉ドア21が配設され、前記デフロスタ吹出口8eには、該吹出口8eを開閉するバタフライ型のデフ開閉ドア23が配設されている。
前記フット吹出口8dには、該フット吹出口8dを開閉するフット開閉ドア22が配設されている。このフット開閉ドア22は、前記フット吹出口8dを開閉する矩形板状の第1ドア板部26と、該第1ドア板部26に略直角をなすように一体形成された矩形板状の第2ドア板部27とを備えた構造を有し、詳細には以下の構成となっている。
前記フット吹出口8dは、略矩形状をなしており、前記第1ドア板部26はフット吹出口8dの上流端を覆うように配置されている。
前記第2ドア板部27は、前記第1ドア板部26がフット吹出口8dを閉じているときには、前記フェイス吹出口8cの上流側に位置するよう配置されている。本実施例の場合、前記第2ドア板部27の長さは前記フェイス吹出口8cへの流路幅と略同じ寸法に設定されている。
前記第2ドア板部27には、前記フット吹出口8d内に突出する突出部27aが形成されている。この突出部27aは、第1ドア板部26が閉位置のときに前記フット吹出口8dの上縁部8d′に当接するように形成されている。このようにして前記突出部27aは、フット開閉ドア22のストッパ機能及びシール機能を有する。
また前記第1ドア板部26の下端延長部26aは、該第1ドア板部26が閉位置のときに前記フット吹出口8dの内側縁部8d′′に当接するように延長形成されている。これによりフット開閉ドア22のストッパ機能及びシール機能が確保されている。なお、前記下端延長部26a又は突出部27aの一方のみ設けてもよい。
そして前記第2ドア板部27の突出部27aの反対側端面に、回転中心軸29が形成されている。この回転中心軸29は、上下二分割型の前記空調ケース8の接続合面(不図示)に軸支されており、該回転中心軸29によりフット開閉ドア22は開閉可能に支持されている。
前記第2ドア板部27には、前記回転中心軸29寄りに複数の調整孔27bが形成されている。これにより前記フェイス吹出口8cへの風量,風量配分を調整することが可能となっている。
即ち、フット吹出口にバタフライ型又はフラップ型の開閉ドアを配置した場合、該開閉ドアが開状態のときにはこの開閉ドアがフェイス吹出口の下方を覆う位置となることから、該フェイス吹出口への空気の流れを遮ることとなり、フェイス吹出口への風量や風速分布が変化してしまうおそれがあった。
これに対して本実施例では、フット開閉ドア22を,第1,第2ドア板部26,27を有するものとし、該第2ドア板部27に調整孔27bを形成したので、第1ドア板部26の閉時にも、調整孔27bを介してフェイス吹出口8cに空気を流すことができ、この調整孔27bの大きさ,個数を適宜調整することにより前記フェイス吹出口8cへの風量及び風量配分を調整できる。
このように本実施例によれば、フット吹出口8dを開閉するフット開閉ドア22を、前記フット吹出口8dを開閉する第1ドア板部26と、該第1ドア板部26が前記フット吹出口8dを閉じたときに、フェイス吹出口8cの上流側に位置する第2ドア板部27とを有するものとし、該第2ドア板部27に前記フェイス吹出口8cへの風量,風量配分を調整する複数の調整孔27bを形成したので、1つのフット開閉ドア22でフェイス吹出口8cへの風量,風量配分を容易に調整することができ、従来の2つのドアで調整し、又はロータリドアで調整する場合に比べて部品点数の低減及び構造の複雑化を回避でき、それだけコストを低減できる。
また前記第2ドア板部27に調整孔27bを形成して風量,風量配分を調整するようにしたので、調整孔27bの大きさや形状を変化させることにより、フェイス吹出口8cを遮ることなく、必要な空気量を送風することができ、ひいては乗員への風量,風量配分を最適化でき、室内空間の快適性を向上できる。
本実施例では、1つのフット開閉ドア22でフェイス吹出口8cへの風量,風量配分を調整できるので、例えば空調ユニットに分配用リブ等の設定する必要がなく、この点からもコストの低減が可能となる。
本実施例では、前記第2ドア板部27の先端に回転中心軸29を設けたので、該第2ドア板部27の風量配分等を考慮した位置,例えば調整孔27bを塞ぐことなく回転中心軸29を設定することができる。
また前記第2ドア板部27の長さ等を任意に設定できるので、回転中心軸29の設定位置に対する自由度を向上でき、風量のより最適な分配適合が可能となる。さらに製造面においても自由度を高めることができる。
さらに本実施例では、前記第2ドア板部27を第1ドア板部26に直角をなすよう形成し、該第2ドア板部27にフット吹出口8d内に突出する突出部27aを形成し、該突出部27aをフット吹出口8dの上縁部8d′に当接させたので、新たな部品を追加することなく、ストッパ機能及びシール機能を確保することができ、コストの低減が可能となる。
図4は、前記実施例の第1変形例を説明するための図であり、図3と同一符号は同一又は相当部分を示している。
本変形例では、第2ドア板部27に延長部27cを形成し、該延長部27cの先端面に回転中心中軸29′を設け、該回転中心軸29′の位置に合せて調整孔27b′を大きくした例である。
本変形例によれば、第2ドア板部27を延長したので、前記フェイス吹出口8cの上流側流路をより確実に覆うこととなり、この状態で調整孔27b′の大きさ,個数を調整することにより、前記フェイス吹出口8cへの空気流量及び流量配分をより一層確実に調整することができる。
図5は、前記実施例の第2変形例を説明するための図であり、図3と同一符号は同一又は相当部分を示している。
本変形例では、第2ドア板部27にデフロスタ吹出口8e側に延びる延長部27dを形成し、該延長部27dにデフロスタ吹出口8eへの風量,風量配分を調整する調整孔27eを形成した例である。
本変形例によれば、フェイス吹出口8c及びデフロスタ吹出口8eの両方への風量,風量配分を調整でき、前記実施例と略同様の効果が得られる。
なお、前記実施例では、第2ドア板部27に調整孔27bを形成した場合を説明したが、本発明では、この調整孔27bは必ずしも必要ではなく、該第2ドア板部自体の面積や形状により風量や風量配分を調整するようにしても良い。
1 空調装置
8 空調ケース
8a 内気導入口(空気導入口)
8b 外気導入口(空気導入口)
8c フェイス吹出口
8d フット吹出口
22 フット開閉ドア
26 第1ドア板部
27 第2ドア板部
27b,27b′,27e 調整孔
29,29′ 回転中心軸

Claims (2)

  1. 空気導入口を有する空調ケースの、該空気導入口より下流側に、該空気導入口から導入された空気を、乗員の足元部分に向けて吹き出すフット吹出口と、乗員の上半身に向けて吹き出すフェイス吹出口とが形成された車両用空調装置において、
    前記フット吹出口に、該フット吹出口を開閉するフット開閉ドアを配設し、該フット開閉ドアは、前記フット吹出口を開閉する第1ドア板部と、該第1ドア板部が前記フット吹出口を閉じたときに、前記フェイス吹出口の上流側に位置し、該フェイス吹出口への風量及び風量配分の少なくとも一方を調整可能とした第2ドア板部とを有する
    ことを特徴とする車両用空調装置。
  2. 請求項1に記載の車両用空調装置において、
    前記第2ドア板部には、前記フット開閉ドアの回転中心軸が設定されている
    ことを特徴とする車両用空調装置。
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