JP2016010848A - 電動工具 - Google Patents

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Abstract

【課題】 刃物などの先端工具の突出量が変化した場合に、変化した突出量に適したモータの駆動を実現可能な電動工具を提供する。【解決手段】 複数のコイルを有するモータと、前記モータを収容するハウジングと、被加工材に当接可能なベースと、前記ベースから突出し、前記モータの回転力によって前記被加工材を加工可能な先端工具と、前記ベースからの前記先端工具の突出量を調整可能な調整機構と、前記突出量に基づいて前記複数のコイルの結線方法を変更可能な変更手段とを有する。【選択図】図1(A)

Description

本発明は電動工具に関する。特に本発明は、先端工具の突出量に応じてコイルの結線方法を変更する電動工具に関する。
刃物による被切削材への切込み深さを調整可能な電動かんなが知られている(例えば、特許文献1参照)。この電動かんなはフロントベースを有している。切削作業を行う際には、フロントベースが被切削材に当接する。刃物に対するフロントベースの上下方向の位置を変更すると、刃物のフロントベースからの突出量を変化させることができる。これにより、刃物の被切削材への切込み深さを変更することができる。
特開2009−113393号
上述のように刃物の突出量が増加すると、被切削材を切削する深さが増加する。そのため、モータは大きなトルクを出力する必要がある。一方、刃物の突出量が少ないときには、モータは大きなトルクを出力する必要はない。また、刃物の突出量が少ないときには、電動かんなは切削の仕上げに用いられることが多い。このため、モータの回転数を上げることができれば、加工の仕上がり具合が向上すると共に作業効率も向上することが期待される。
しかしながら、従来の電動かんなでは、刃物の突出量が変わっても、モータの電気的構成が変わることがないため、モータが出力可能な最大トルク、最大回転数は変わらない。そのため、刃物の突出量を増大させても、モータのトルクが十分でないためにモータが停止してしまい、被切削材を切削することが不可能になる場合があった。また、たとえモータが停止しなくても、トルクが不十分なために効率的な切削作業を行えないという問題もあった。また、突出量が少ないときに、モータの最大回転数を変更することもできない。
本発明は、斯かる実情に鑑み、刃物などの先端工具の突出量が変化した場合に、変化した突出量に適したモータの駆動を実現可能な電動工具を提供しようとするものである。
上記目的を達成するために、本発明は、複数のコイルを有するモータと、前記モータを収容するハウジングと、被加工材に当接可能なベースと、前記ベースから突出し、前記モータの回転力によって前記被加工材を加工可能な先端工具と、前記ベースからの前記先端工具の突出量を調整可能な調整機構と、前記突出量に基づいて前記複数のコイルの結線方法を変更可能な変更手段とを有することを特徴とする電動工具を提供している。
このような構成によれば、突出量に応じてコイルの結線方法が変更可能であるため、突出量に応じて最適なコイルの結線を行いモータを回転させることができる。
また、前記調整機構は、前記先端工具の突出量調整時に前記ハウジングに対する相対位置が変位し、前記調整機構の前記変位を検出する検出手段を有し、前記変更手段は、前記検出手段の信号に基づいて前記突出量を判別することことが好ましい。このような構成によれば、容易に突出量を判別することができる。
前記検出手段は、磁気センサと磁石を有し、前記磁気センサが検出した前記磁石の磁力に基づいて前記調整機構の位置を検出することが好ましい。
また、前記突出量が所定量以上になったと判断した時に、前記結線方法を変更することが好ましい。
前記ベースは、第1のベースと、第2のベースとを有し、前記調整機構は、前記第1のベースと第2のベースとの相対的な位置関係を変化させることにより、前記先端工具の前記突出量を変化させることが好ましい。
前記モータは、第1の相と、第2の相と、第3の相とを有し、前記変更手段は、前記突出量に基づいて、前記結線方法をスター結線と、デルタ結線との何れか一方から選択することが好ましい。これにより、スター結線とデルタ結線によるモータの特性の違いを利用することができる。
前記モータは、第1の相と、第2の相と、第3の相とを有し、前記第1の相と、前記第2の相と、前記第3の相とは、それぞれ複数のコイルを有し、前記変更手段は、前記突出量に基づいて、前記各相の前記複数のコイルを並列に結線するか、または、直列に結線するかを選択することが好ましい。
前記変更手段は、前記モータが回転している間は前記結線方法を変更しないことが好ましい。これにより、作業中にモータの回転速度が急激に変化することを避けることができる。
本発明の電動工具によれば、突出量に応じてコイルの結線方法が変更可能であるため、突出量に応じて最適なコイルの結線を行いモータを回転させることができる。
本発明の実施の形態における電動かんなの側面視部分断面図。 図1(A)に示す電動かんなにおいて、フロントベースが上方に移動した状態を示す側面視部分断面図。 図1(A)の電動かんなの上面視部分断面図。 図1(A)の電動かんなの切込調整機構の側面視部分断面図。 本実施の形態のダイヤル部を示す底面図。 図1(A)に示す電動かんなの側面視部分断面図。 本実施の形態の制御基板を示す底面図。 本実施の形態のステータ基板の平面図。 本実施の形態のモータを駆動するための電気的構成を示す回路図。 本実施の形態のステータの結線方法を決定する処理を示すフローチャート。 変形例の電動丸鋸の側面視部分断面図。 変形例のセンサおよび磁石の構成を示す電動丸鋸の部分断面図。 変形例の電動丸鋸の上面視部分断面図。 変形例のモータを駆動するための電気的構成を示す回路図。 変形例におけるコイルの結線方法を説明するための回路図。
本発明の実施の形態である、電動工具の一例としての電動かんなについて図1乃至図9に基づき説明する。
図1(A)に示すように、電動かんな1は、ハウジング2と、リアベース3と、モータ6(図2)と、刃物8Aが取付けられたカッタブロック8と、電源コード4とを有する。
以下の説明において、図1(A)に示す前を前方向、後を後方向、上を上方向、下を下方向と定義する。また、図1(A)電動かんな1を後ろ側から見たときの右側を右方向、左側を左方向を定義する。
モータ6は、電源コード4を介して商用交流電源500(図8)から供給された電力によって駆動する。モータ6の駆動力によりカッタブロック8が回転する。これにより、被切削材の切削加工が可能となる。カッタブロック8は、本発明における先端工具に相当する。
図1(A)に示すように、ハウジング2は、電動かんな1の外殻をなしており、本体ハウジング21と、ギヤハウジング22と、フロントハウジング23と、リアハウジング24と、ハンドルハウジング25とを有している。リアベース3は、ハウジング2の下端面に設けられ、底面視において略矩形状をなし、電動かんな1を用いて作業を行う際に、被切削材に当接される。
本体ハウジング21は、電動かんな1の本体をなす部分であり、カッタブロック8を備えている。図2に示すように、ギヤハウジング22は、本体ハウジング21の左側に設けられている。
モータ6は、3相ブラシレスDCモータである。図2に示すように、モータ6は、ロータ61と、ステータ62と、回転軸6Aとを有している。ロータ61は、後述のステータ62によって発生される磁力により、左右方向に延びる軸を中心に回転可能である。回転軸6Aは、ロータ61と同軸に固定されており、本体ハウジング21に回転可能に支承されている。また、回転軸6Aの左端部には、プーリ6Bが設けられている。ロータ61の回転に伴って、回転軸6A及びプーリ6Bは回転駆動される。
カッタブロック8は、左右方向に延びる略円筒形状をなす部材であって、電動モータ6の前方且つ下方に本体ハウジング21及びギヤハウジング22に対して回転可能に設けられている。また、カッタブロック8の軸心は、カッタブロック軸8Bを備えている。カッタブロック軸8Bは、電動モータ6の回転軸6Aの軸心と略平行である。さらに、カッタブロック8の外周部には左右方向に延びる板状の刃物8A(図1(A))が取付けられている。
カッタブロック軸8Bは、本体ハウジング21とギヤハウジング22とに跨って左右方向に延び、本体ハウジング21に回転可能に支承されている。また、カッタブロック軸8Bの左端部には、プーリ8Cが設けられている。プーリ8Cとプーリ6Bとはベルト6Cによって巻回されている。回転軸6Aの回転力はプーリ6B、ベルト6C及びプーリ8Cを介してカッタブロック軸8Bに伝達される。図1(A)に示すように、刃物8Aは、側面視においてカッタブロック8の軸心に対して対称な2箇所に着脱可能に取付けられている。
図1(A)、1(B)に示すように、フロントハウジング23は、本体ハウジング21の前方に本体ハウジング21と一体に設けられており、切削加工の際の切込み深さを調整するための切込調整機構26を備えている。切込調整機構26は、フロントベース23Aと、ノブ23Bと、弾性部材23Cと、ボルト23Dと、スプリング23Eとを有している。フロントベース23Aは本発明における第1のベースに相当し、リアベース3は本発明の第2のベースに相当する。
フロントベース23Aは、底面視において略矩形状をなしており、フロントハウジング23の下端面に弾性部材23Cを介して設けられている。また、フロントハウジング23の内部において、フロントベース23Aから上方に延びるボルト23Dが設けられている。ボルト23Dに嵌装されたスプリング23Eによってフロントベース23Aは下方に付勢されている。ノブ23Bは、フロントハウジング23の上部に設けられており、ボルト23Dと螺合している。即ち、ノブ23Bは、フロントハウジング23に対して回転可能である。
切込み深さを調整する場合は、ノブ23Bを回すことによって行う。ノブ23Bとボルト23Dとの螺合を解除する方向にノブ23Bを回すと、スプリング23Eに下方に付勢されているフロントベース23Aは下方に移動する。ノブ23Bをボルト23Dに螺合する方向に回すと、フロントベース23Aは、スプリング23Eの付勢力に抗して且つ弾性部材23Cを圧縮しながら上方に移動する。図1(B)は、フロントベース23Aが、図1(A)の状態から上方に移動した状態を示しており、刃物8Aがフロントベース23Aから長さL突出している。このように、フロントベース23Aを上下方向に移動させ、リアベース3に対するフロントベース23Aの高さを変化させることで、切削加工の際の切込み深さを調整することができる。フロントベース23Aに対するカッタブロック8に設けられた刃物8Aの突出量(図1(B)に示すL)が、電動かんな1の切込み深さとなる。
図4に示すようにノブ23Bには、ダイヤル部23Fと、磁石32とが設けられている。ダイヤル部23Fは、ノブ23Bの下方に配置されている。ダイヤル部23Fには、ボルト23Dの外周に沿って目盛が刻印されている。目盛は、ノブ23Bの回転に伴う刃物8Aの突出量を表すものである。本実施の形態では、目盛には、突出量を示す値として0mm、0.5mm、1.0mm、1.5mm、2.0mmが表示されている。尚、図4はノブ23Bを下側からみた図面であるため、実際には突出量の値を見ることができない。また、下側(裏側)から数値を見た場合には、その数値は反転して見える。しかしながら、図4では、説明のため目盛および突出量の数値を示している。この際、突出量の数値を反転しない状態(即ち、数値を上からみた状態)で示している。
フロントハウジング23には、不図示の基準位置が刻印されている。作業者は、基準位置と、目盛とを比較することにより、刃物8Aの突出量を特定することができる。例えば、作業者がノブ23Bをさせて、基準位置が0.5mmを示していれば、作業者は突出量が0.5mmであることがわかる。
磁石32は、円弧形状であり、ボルト23Dとダイヤル部23Fとの間に設けられている。本実施の形態では、磁石32は、周方向において、目盛0mmから1.0mmの間に渡って設けられている。尚、目盛の値や、磁石32が設けられている範囲は一例であり、ここに示した値以外のものが用いられていても良い。
図3は、切込調整機構26の部分拡大図である。フロントハウジング23は、その内部に磁気センサ31を備えている。本実施の形態では、磁気センサ31は磁石32の磁気を検出可能なホール素子を有している。ノブ23B(ダイヤル部23F)が回転し、磁石32が磁気センサ31の直上に位置すると、磁気センサ31は磁石32の磁気を検出する。また、ノブ23B(ダイヤル部23F)が回転し、磁気センサ31が磁石32の直上以外の位置にいる場合には、磁気センサ31は磁石32の磁気を検出しない。言い換えれば、磁気センサ31は、ダイヤル部23F(ノブ23B)の位置を検出している。即ち、磁気センサ31は、ノブ23B(ダイヤル部23F)のフロントハウジング23に対する相対位置(回転に関する位置)の変位に基づいて突出量を検出している。磁気センサ31は本発明の検出手段に相当する。
図1(A)に示すように、リアハウジング24は、本体ハウジング21の後方に本体ハウジング21と一体に設けられている。
ハンドルハウジング25は、本体ハウジング21の上方に設けられており、把持部25Aと、前部接続部25Bと、後部接続部25Cとにより構成されている。
把持部25Aは、前後方向に延びる略円筒形状をなしている。作業者は電動かんな1を使用する際に把持部25Aを把持する。また、把持部25Aは、トリガ25Eを備えている。
トリガ25Eは、把持部25Aの前部下側に設けられており、ユーザが上方に押し込むことで商用交流電源500からの電力がモータ6に供給される構成となっている。図5は電動かんな1の部分断面図である。トリガ25Eは、スイッチ7と接続されている。トリガ25Eが上方に押し込まれると、スイッチ7がオンになる。
前部接続部25Bは、把持部25Aの前部から下方に延び、把持部25Aの前部と本体ハウジング21の前部上側とを接続している部分である。
後部接続部25Cは、把持部25Aの後部から下方に延び、把持部25Aの後部とリアハウジング24の上部と接続している部分である。
図6に示すように、リアハウジング24内にはステータ基板50、制御基板70が設けられている。図7に示すように、ステータ基板50は、FETA1〜A6を有している。
図8は、モータ6を駆動させるための回路構成を示している。制御基板70、ステータ62、ステータ基板50が相互に接続されている。制御基板70は、ステータ62に電力を供給する。ステータ基板50は、ステータ62のコイルU、V、Wの結線方法をスター結線とデルタ結線の一方から他方へと変更する。
制御基板70は、整流・平滑回路71と、スイッチング回路72と、制御信号出力回路64Dと、演算部64Eと、回転子位置検出回路64Bと、切込み深さ検出回路64Fとを備えている。ステータ62は、3相のコイルU、V、Wを備えている。以下の説明では、コイルUの一端を点P4、他端を点P5とし、コイルVの一端を点P6、他端を点P7とし、コイルWの一端を点P8、他端を点P9とする。
ステータ基板50は、FETA1〜A6を備えている。FETA1において、ドレインは点P5と接続され、ソースは点P6と接続されている。FETA2において、ドレインは点P7と接続され、ソースは点P8と接続されている。FETA3において、ドレインは点P9と接続され、ソースは点P4と接続されている。
一方、FETA4〜A6のソースは中性点P10で互いに接続されている。また、FETA4、A5、A6のドレインは、それぞれP5、P7、P9に接続されている。FETA1〜A6の各ゲートは、制御信号出力回路64Dと接続されている。FETA1〜A6は、制御信号出力回路64Dから入力された制御信号によってオン/オフを切替えることにより、コイルU、V、Wをスター結線とデルタ結線との一方から他方へ変更する。
即ち、FETA1〜A3がオンであり、FETA4〜A6がオフのときには、コイルU、V、Wは、デルタ結線される。FETA1〜A3がオフであり、FETA4〜A6がオンのときには、コイルU、V、Wは、スター結線される。制御信号出力回路64DおよびFETA1〜A6は本発明の変更手段に相当する。
ロータ61(図2)はN極、S極を1組とした永久磁石を2組含んで構成され、永久磁石に対向する位置にはホール素子42A(図8)が配置されている。ホール素子42Aは、ロータ61の位置信号を制御基板70に出力している。
整流・平滑回路71は、商用交流電源500及びスイッチング回路72のそれぞれに接続されている。整流・平滑回路71は、商用交流電源500から入力される交流電圧を全波整流および平滑化してスイッチング回路72に出力している。
スイッチング回路72は、6個のFETQ1〜Q6を有している。FETQ1〜Q6は、3相ブリッジ形式に接続されている。即ち、FETQ1のソースはFETQ4のドレインと接続点P1で接続され、FETQ2のソースはFETQ5のドレインと接続点P2で接続され、FETQ3のソースはFETQ6のドレインと接続点P3で接続されている。接続点P1、P2、P3は、それぞれ、ステータ62の点P4、P6、P8と接続されている。6個のFETQ1〜Q6の各ゲートは制御信号出力回路64Dに接続されている。
6個のFETQ1〜Q6は、制御信号出力回路64Dから入力されたスイッチ信号によってオン/オフを繰り返すスイッチング動作を行い、整流・平滑回路71によって全波整流された直流電圧を3相電圧としてコイルU、V、Wに供給する。
演算部64Eは、回転子位置検出回路64Bと、制御信号出力回路64Dと、切込み深さ検出回路64Fと、スイッチ7と接続されている。回転子位置検出回路64Bは、モータ6のホール素子42Aから入力されたロータ61の位置信号を演算部64Eに出力している。制御信号出力回路64Dは、演算部64Eから入力される駆動信号に基づいて6個のFETQ1〜Q6の各ゲートにスイッチ信号を出力する。6個のFETQ1〜Q6のうち、ゲートに電圧が印加されたFETはオン状態となりモータ6への通電を許容し、ゲートに電圧が印加されていないFETはオフ状態となりモータ6への通電を遮断する。
演算部64Eは、処理プログラムとデータに基づいて駆動信号を出力するための図示せぬ中央処理装置(CPU)と、処理プログラム、制御データ、各種閾値等を記憶するための図示せぬROMと、データを一時記憶するための図示せぬRAMと、を含んで構成されている。また演算部64Eは、回転子位置検出回路64Bから入力されたロータ61の位置信号に基づいて、所定のFETQ1〜Q6を交互にスイッチングするための駆動信号を生成し、その駆動信号を制御信号出力回路64Dに出力する。制御信号出力回路64Dは、駆動信号に基づいて、FETQ1〜Q6をスイッチングするスイッチ信号をFETQ1〜Q6に送出する。これによってコイルU、V、Wのうちの所定のコイルに交互に通電し、ロータ61を所定の回転方向に回転させる。この場合、負電源側に接続されているFETQ4〜Q6に出力するスイッチ信号は、パルス幅変調信号(PWM信号)として出力される。
演算部64Eは、目標回転数を設定し、当該目標回転数に基づいてPWM信号のデューティ比を変化させ、FETQ4〜Q6を高速でオン/オフさせることによってモータ6への電力供給量を調整し、モータ6の回転数(回転速度)を制御する。PWM信号は、FETをオン/オフさせるスイッチング周期(所定時間)における信号出力時間(パルス幅)を変更することができる信号である。デューティ比は、スイッチング周期(所定時間)における信号出力時間の占める割合である。演算部64Eは、デューティ比を変化させ、FETQ4〜Q6のスイッチング周期におけるオン時間を変化させることで、モータ6への電力供給量を変化させる。また、演算部64Eは、スイッチ7のオン/オフ状態に基づいて、モータ6の起動/停止を制御している。
演算部64Eはモータ6の回転数が目標回転数となる定回転数制御を行っている。即ち、演算部64Eは、回転子位置検出回路64Bから入力された位置信号に基づいてモータ6の回転数を算出する。演算部64Eは、目標回転数と、算出した回転数とを比較して、モータ6の回転数が目標回転数となるようにモータ6に供給する電力を調整する。
切込み深さ検出回路64Fは磁気センサ31と接続されており、磁気センサ31の検出結果を示す信号を演算部64Eに出力している。
図9は、ステータ62の結線方法を刃物8Aの突出量に応じて切替える処理を説明するフローチャートである。刃物8Aの突出量が大きくなると、切削材を深く切削することになるため、モータ6のトルクを大きくする必要がある。一方、刃物8Aの突出量が小さいときには、モータ6の回転数を大きくしたほうが、切り肌がきれいになり、仕上げ具合が向上する。デルタ結線によるモータ6の出力は、スター結線の場合と比較して、最大トルクが大きくなり、最大回転力が減少するため、本実施の形態では、刃物8Aの突出量が大きいときにステータ62をデルタ結線し、突出量が小さいときにスター結線して回転数を上昇させる制御を行っている。
S1において演算部64Eは、トリガ25Eがオンされたか、即ち、スイッチ7がオンされたか否かを判断する。演算部64Eは、トリガ25Eがオフ(S1:NO)の間は待機する。トリガ25Eがオンされたときには(S1:YES)、演算部64Eは、磁気センサ31がオンであるかを判断する。上述のように磁気センサ31がオンのとき(S3:YES)、即ち、磁気センサ31が磁石32の磁場を検出しているときは、刃物8Aの突出量は、0〜1mmの範囲にある。この場合には、刃物8Aの突出量は比較的小さいため、S5において、演算部64EはコイルU、V、Wをスター結線させる。具体的には、演算部64Eは、制御信号出力回路64DにFETA1〜A3をオフさせる制御信号を出力させ、FETA4〜A6をオンさせる制御信号を出力させる。
一方、磁気センサ31がオフのとき(S3:NO)、即ち、磁気センサ31が磁石32の磁場を検出していないときは、刃物8Aの突出量は1mmより大きい範囲にある。この場合には、刃物8Aの突出量は比較的大きいため、S7において、演算部64EはコイルU、V、Wをデルタ結線させる。具体的には、演算部64Eは、制御信号出力回路64DにFETA1〜A3をオンさせる制御信号を出力させ、FETA4〜A6をオフさせる制御信号を出力させる。
尚、本実施の形態では、S5またはS7が行われた後、トリガ25Eがオフされて(後述のS11)、モータ6が停止する(S13)まで、FETA1〜A6の状態が維持される。言い換えれば、トリガ25Eがオンされてからオフになるまでの間(スイッチ7がオンされてからオフになるまでの間)は、コイルの結線方法が変化することはない。
S5またはS7においてコイルU、V、Wの結線が行われた後に、S9において、演算部64Eはモータ6の回転を開始させる。具体的には、演算部64Eは、制御信号出力回路64Dにスイッチ信号を出力させる。これにより、FETQ1〜Q6は、スイッチングを行いステータ62へ電力が供給される。
S11において、演算部64Eは、トリガ25Eがオンされたか、即ち、スイッチ7がオンされたか否かを判断する。演算部64Eは、トリガ25Eがオンされている間(S11:YES)は待機する。トリガ25Eがオフされたら(S11:NO)、演算部64Eは、モータ6を停止させる。即ち、演算部64Eは、制御信号出力回路64Dがスイッチ信号を出力するのを停止させる。
尚、再びトリガ25Eがオンされれば、上記の処理がS1から実行される。このため、トリガ25Eがオフからオンに切り替わるたびに、コイルの結線方法が選択され、切替わることになる。
刃物8Aの突出量が変化すると、切削材を切削するのに要求されるモータ6のトルク、および、切削作業を行うのに適したモータ6の回転数も変化する。即ち、刃物8Aの突出量は、切削作業に適したモータ6のトルク、回転数を示す指標である。一方、コイルU、V、Wの結線方法が変化すれば、モータ6のトルクなどの出力特性が変化する。本実施の形態では、コイルU、V、Wの結線方法を、刃物8Aの突出量に応じて変化させている。そのため、コイルU、V、Wの結線方法を切削作業に適したものに設定することが可能になる。
本実施の形態では、結線方法は、スター結線か、デルタ結線かに設定される。コイルがデルタ結線されると、スター結線された場合に比べてモータ6のトルクは大きくなり、回転数は低下する。従って刃物8Aの突出量が1mmよりも大きくなったときに結線方法をスター結線からデルタ結線にすることで、モータ6が十分なトルクを出力できる。また、突出量が1mm以下のときには、結線方法をスター結線にすることで、モータ6の回転数を増加させ、切り肌がきれいで仕上げ具合の良好な作業を行うことができる。
また、S5以降の処理において、FETA1〜A6の状態(オン状態、または、オフ状態)は、トリガ25Eがオンされている間(スイッチ7がオンされている間)は、トリガ25Eがオフになるまで(スイッチ7がオフになるまで)変更されない。即ち、コイルU、V、Wの結線方法が、モータ6が駆動中に変化することはない。これにより、作業中にモータ6の回転数やトルクが急激に変化することを避けることができる。作業中にモータ6の回転速度が急激に変化しないため、切り肌、削り肌の仕上がりが急激な速度変化によって悪化することを避けることができる。
本発明による電動工具は上述した実施の形態に限定されず、特許請求の範囲に記載した範囲で種々の変形や改良が可能である。
(1)上記の実施の形態では、電動かんな1において、先端工具として刃物8Aの突出量に応じてコイルU、V、Wの結線方法を変更する処理を行っていた。しかしながら、当該処理は、先端工具の突出量が変化する他の電動工具に対して適用可能である。例えば、当該処理は、図10に示す電動丸鋸101にも適用可能である。尚、以下の電動丸鋸101の説明において、電動かんな1と同じ構成については同じ参照番号を付し説明を省略する。
電動丸鋸101は、鋸刃108を回転可能に支持するハウジング102と、ベース103とを備えており、ベース103を被加工材に摺動させて鋸刃108の回転により被加工材を切断する工具である。尚、図10に示す前を前方向、後を後方向、上を上方向、下を下方向と定義する。
図10〜12に示すように、ハウジング102は、本体ハウジング121と、ハンドル部122と、ソーカバー123とを有している。またベース103は、例えばアルミ等の金属製の板形状の部材であり、ベース103には上下方向に貫通し前後方向に延びる図示せぬ孔が形成されており、図示せぬ孔は鋸刃108の進入を許容している。ベース103の長手方向(前後方向)は切断方向と一致する。
ベース103は、ハウジング102に対して、ピン162を支点として回動可能に構成されている。
ベース103には、レバー131と、ガイド132が設けられている。ガイド132は円弧形状をなしており、鋸刃108の外周に沿って伸びている。ガイド132にはガイド孔130Aが設けられている。ガイド孔130Aも円弧形状を有しており、鋸刃108の外周に沿って伸びている。
図10に示すように、レバー131がベース103と略平行なロック状態にあるときには、ベース103はハウジング102に対して回動不能に固定されている。尚、図10の状態では鋸刃108の突出量が最大である。
ロック状態からベース103を図10における反時計方向に回動させると、ベース103とハウジング102との固定が解除される。これにより、ベース103は、ピン162を支点として回動可能になる。ベース103が回動することで、鋸刃108のベース103からの突出量を変化させることができる。このように突出量を変化させた状態で、レバー131をロック状態に戻すと、再び、ベース103はハウジング102に対して回動不能に固定される。
ハウジング102に固定されたネジ161は、ガイド孔130Aに挿入されている。従って、ベース103がピン162を支点として回動する際には、ネジ161はガイド孔130Aに沿って移動する。
ハウジング102は磁気センサ151を備えている。図11は、磁気センサ151周辺のハウジング102の部分拡大図である。図10、11に示すように、磁石152が、ガイド孔130Aに沿ってベース103に設けられている。磁石152の下端は、図10の状態において、磁気センサ151の位置より下側に設けられている。磁石152の上端は、ガイド孔130Aの長手方向の略中間点に位置している。従って、図10の状態(鋸刃108の突出量が最大の状態)では、ベース103は磁気センサ151は磁石152の磁場を検出する。一方、ベース103が下方に回動すると、磁石152の上端が磁気センサ151の位置より下方になるため、磁気センサ151は磁石152の磁場を検出しない。即ち、磁気センサ151が磁石152の磁場を検出している間は、鋸刃108の突出量は、磁気センサ151が磁石152の磁場を検出していないときよりも大きい。
本体ハウジング121は例えば樹脂製である。図12に示すように、本体ハウジング121は、その内部にモータ104と、制御基板170と、ステータ基板150とを有している。本体ハウジング121は、鋸刃108を回転可能に支承している。
図12、13に示すように、電池パック600が制御基板170に接続されている。本変形例では、電池パック600からの直流電流によってモータ104が回転する。
図10に示すように鋸刃108は、円板形状をなし、本体ハウジング121に回転可能に設けられており、モータ104の回転により回転駆動される。
ハンドル部122は、本体ハウジング121の上方において前後方向に延びている。ハンドル部122は、モータ104の駆動を制御するためのトリガ122Aを備えている。トリガ122Aは、スイッチ107を介して制御基板170と電気的に接続されている。
ソーカバー123は、例えば金属製であり、鋸刃108の外縁に沿う側面視において円弧形状をなしており、鋸刃108の上側の略半分を覆っている。またソーカバー123は、保護カバー123Aを備えている。保護カバー123Aは、例えば樹脂製であり、ソーカバー123の後方側に鋸刃108の外縁に沿って回動可能に設けられている。ソーカバー123と保護カバー123Aとの間には図示せぬ付勢部材が設けられている。切断作業を行っていない状態では、保護カバー123Aは鋸刃108の前方の一部を除いて下側半分を覆っている。
モータ104は、ステータ141と、ロータ142と、回転軸143とを備える3相ブラシレスDCモータである。回転軸143は図示せぬ減速機構を介して鋸刃108に接続されており、回転軸143の回転駆動によって鋸刃108は回転する。
図13に示すように、電池パック600は制御基板170と直接接続されている。即ち、制御基板170は、整流・平滑回路71を有さない点を除いて、制御基板70と同じである。また、ステータ基板150、ステータ141の電気的構成も、実施の形態のステータ基板50、ステータ62とそれぞれ同じである。また、本変形例では、スイッチ7の代わりに、スイッチ107が制御基板170に接続されている。さらに切込み深さ検出回路64Fには磁気センサ151が接続されている。
本変形例においても、図9の処理と以下の点を除いて同じ処理が行われる。即ち、S1、S11ではトリガ122Aがオンになったか(スイッチ107がオンになったか)の判定を行う。また、本変形例では、鋸刃108の突出量が所定量以上であると、磁気センサ151がオンし、突出量が当該所定量未満であると磁気センサ151がオフする。一方、第1の実施の形態では、刃物8Aの突出量が所定量以下であるときに磁気センサ31がオンし、突出量が当該所定量より大きいときに磁気センサ31がオフしていた。従って、本変形例ではS3において磁気センサ151がオンかを判断し、肯定判定されればS7に移行し、否定判定されればS5に移行する処理を行う。また、S11において、トリガ122Aがオンされたか、即ち、スイッチ107がオンされたかを判定する。
(2)上記の実施の形態では、突出量が少ないときに、磁気センサ31が磁石32の磁場を検出するように磁気センサ31、磁石32を構成したが、突出量が大きいときに磁気センサ31が磁石32の磁場を検出するように磁気センサ31、磁石32を構成してもよい。例えば、磁石32がボルト23Dとダイヤル部23Fとの間であって、周方向において、目盛1.0から2.0の間に渡って設けられていれば、突出量が大きいときに磁気センサ31が磁石32の磁場を検出する。この場合には、図9のS3の判定において、肯定判定されたときにS7に移行し、否定判定されたときにS5に移行するようにすればよい。
(3)上記の実施の形態では、フロントハウジング23に磁気センサ31を設け、ノブ23Bに磁石32を設けたが、フロントハウジング23に磁石32を設け、ノブ23Bに磁気センサ31を設けるようにしてもよい。また、磁気センサ以外の、例えば距離センサや光センサ等を用いて、ノブ23Bの回転量(突出量)を特定するようにしてもよい。
(4)上記の実施の形態では、コイルU、V、Wの変更可能な結線方法として、スター結線と、デルタ結線とが用いられた。しかしながら、結線方法は、これらに限定されない。例えば、各コイルU、V、Wが複数のコイルを有し、当該複数のコイルを直列に結線するか、並列に結線するかを選択可能にしてもよい。例えば、図14に示すように、コイルUは、2つのコイルL1、L2と、FETB1〜B3を有する。コイルL1の一端を点P11とし、他端をP12とする。コイルL2の一端を点P13とし、他端をP14とする。尚、点P11は点P4(図8)に接続され、点P14は点P5(図8)に接続されている。
FETB1において、ソースはP11と接続され、ドレインはP13と接続されている。FETB2において、ソースはP13と接続され、ドレインはP12と接続されている。FETB3において、ソースはP14と接続され、ドレインはP12と接続されている。FETB1〜B3のゲートG1〜G3は、制御信号出力回路64Dに接続されている。
制御信号出力回路64Dが、FETB1、B2をオフし、FETB3をオンすれば、コイルUはコイルL1のみに電流が流れる。以下、この結線を単独結線と呼ぶ。制御信号出力回路64Dが、FETB1、B3をオフし、FETB2をオンすれば、コイルUはコイルL1とL2とが直列に接続される。以下、この結線を直列結線と呼ぶ。制御信号出力回路64Dが、FETB2をオフし、FETB1、B3をオンすれば、コイルUはコイルL1とL2とが並列に接続される。以下、この結線を並列結線と呼ぶ。
コイルV、WもコイルUと同様の構成を有しているため、詳細な説明は省略する。
以上の構成により、FETB1〜B2のオンオフ状態を変更することにより、コイルUにおけるコイルL1、L2の結線方法を変更することができる。これにより、モータに必要な出力特性に応じた結線方法を選択することが可能になる。尚、以上の結線方法において、直列結線、並列結線、単独結線の順で最大トルクが大きく、最大回転数が小さい。
尚、上記の例では、コイルの結線方法として、単独結線、並列結線、直列結線を示した。突出量に応じて、このうちの2つの結線方法を選択的に切替えるようにしてもよいし、3つの結線方法を選択的に切替えるようにしてもよい。3つの結線方法を切替える場合には、磁気センサ31が突出量を3段階に分けて検出できるようにすればよい。この場合には、例えば、磁気センサ31は、ホール素子を用いているため、磁石のN極と、S極とを区別可能であることを利用する。具体的には、磁石32を2つ用意する。磁石の1つを第1の実施例と同じ範囲に配置する。その際に磁気センサ31が磁石のN極を検知可能なように配置する。磁石の残りの1つを1.0mmから1.5mmの範囲に配置する。この場合には磁気センサ31が磁石のS極を検知可能なように配置する。これにより、磁気センサ31が、N極を検出したときには、突出量は少ないと判断し、S極を検出したときには突出量は中間であると判断し、磁場を検出しなかったときには、突出量が最大であると判断する。
(5)本実施の形態ではモータ6は3相モータであったが、モータ6は、3相以外のモータ、例えば、6相モータであってもよい。この場合にも6相モータのコイルの結線方法を突出量によって変化させればよい。
2 ハウジング
3 リアベース
6 モータ
6 電動モータ
23A フロントベース
23B ノブ
26 切込調整機構
31 磁気センサ
32 磁石
50 ステータ基板
62 ステータ
64D 制御信号出力回路
64E 演算部
70 制御基板
101 電動丸鋸
103 ベース
104 モータ
108 鋸刃
131 レバー
132 ガイド
141 ステータ
142 ロータ
150 ステータ基板
151 磁気センサ
152 磁石
170 制御基板

Claims (8)

  1. 複数のコイルを有するモータと、
    前記モータを収容するハウジングと、
    被加工材に当接可能なベースと、
    前記ベースから突出し、前記モータの回転力によって前記被加工材を加工可能な先端工具と、
    前記ベースからの前記先端工具の突出量を調整可能な調整機構と、
    前記突出量に基づいて前記複数のコイルの結線方法を変更可能な変更手段とを有することを特徴とする電動工具。
  2. 前記調整機構は、前記先端工具の突出量調整時に前記ハウジングに対する相対位置が変位し、
    前記調整機構の前記変位を検出する検出手段を有し、
    前記変更手段は、前記検出手段の信号に基づいて前記突出量を判別することを特徴とする請求項1に記載の電動工具。
  3. 前記検出手段は、磁気センサと磁石を有し、前記磁気センサが検出した前記磁石の磁力に基づいて前記調整機構の位置を検出することを特徴とする請求項2に記載の電動工具。
  4. 前記変更手段は、前記突出量が所定量以上になったと判断した時に、前記結線方法を変更することを特徴とする請求項1乃至3の何れか1項に記載の電動工具。
  5. 前記ベースは、第1のベースと、第2のベースとを有し、
    前記調整機構は、前記第1のベースと第2のベースとの相対的な位置関係を変化させることにより、前記先端工具の前記突出量を変化させることを特徴とする請求項2に記載の電動工具。
  6. 前記モータは、第1の相と、第2の相と、第3の相とを有し、
    前記変更手段は、前記突出量に基づいて、前記結線方法をスター結線と、デルタ結線との何れか一方から選択することを特徴とする請求項1乃至5の何れか1項に記載の電動工具。
  7. 前記モータは、第1の相と、第2の相と、第3の相とを有し、
    前記第1の相と、前記第2の相と、前記第3の相とは、それぞれ複数のコイルを有し、
    前記変更手段は、前記突出量に基づいて、前記各相の前記複数のコイルを並列に結線するか、または、直列に結線するかを選択することを特徴とする請求項1乃至6の何れか1項に記載の電動工具。
  8. 前記変更手段は、前記モータが回転している間は前記結線方法を変更しないことを特徴とする請求項1乃至7の何れか1項に記載の電動工具。
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