JP2016010630A - 眼科撮影装置、撮影制御方法及びプログラム - Google Patents

眼科撮影装置、撮影制御方法及びプログラム Download PDF

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Abstract

【課題】撮影対象によらず、光源に対し、適切な発光量を設定することを目的とする。【解決手段】被検眼における複数の検査対象からいずれかの検査対象を選択する選択手段と、観察光源からの観察光を被検眼に照射して得られた測光値であって、選択された検査対象に対応する測光領域における測光値と、選択された検査対象に対応する目標測光値とに基づいて、観察光源の発光量の設定値を決定する第1の決定手段と、を有することを特徴とする。【選択図】図3

Description

本発明は、眼科撮影装置、撮影制御方法及びプログラムに関する。
従来の眼科撮影装置では、被検眼の撮影に際して観察時と撮影時に像の輝度値が最適になるように光源の出力を調整し最適光量を実現する必要がある。眼底観察と眼底撮影においては、最適光量を実現するために観察時の測光領域を参照し、観察時と撮影時の光源出力を自動で制御し、最適光量に調整する自動露光機能(AE)が知られている。
また、特許文献1には、眼底カメラによる眼底撮影において、装置の状態や被検眼の瞳孔径によりAEのための測光領域を変更する方法が開示されている。
特開2012−40197号公報
眼科撮影装置では、照明光を被写体へ投光し、被写体からの反射光を撮像する。しかしながら、被写体による反射率の違いに起因して像の輝度が変化してしまう場合がある。また、被写体となる対象毎に撮影対象となる領域の面積も異なる場合がある。これらに起因し、撮影光源に対し、適切な値を設定するのが困難であるという問題があった。
本発明はこのような問題点に鑑みなされたもので、撮影対象によらず、光源に対し、適切な発光量を設定することを目的とする。
そこで、本発明は、眼科撮影装置であって、被検眼における複数の検査対象からいずれかの検査対象を選択する選択手段と、観察光源からの観察光を前記被検眼に照射して得られた測光値であって、前記選択された前記検査対象に対応する測光領域における前記測光値と、前記選択された検査対象に対応する目標測光値とに基づいて、前記観察光源の発光量の設定値を決定する第1の決定手段と、を有することを特徴とする。
本発明によれば、撮影対象によらず、光源に対し、適切な発光量を設定することができる。
眼科撮影装置を示す図である。 撮影モードの説明図である。 各撮影モードの測光領域を示す図である。 光量制御処理のフローチャートである。 ガイドの表示例を示す図である。 各撮影モードにおける観察光量と撮影光量の関係を示す図である。
以下、本発明の実施形態について図面に基づいて説明する。
図1は、眼科撮影装置(眼底カメラ)を示す図である。被検眼Eに対向して、対物レンズ1が配置され、その光軸L1上には、撮影絞り2と、フォーカスレンズ3と、結像レンズ4が設けられている。光軸L1上にはさらに、可視光と赤外光に感度を有する撮像素子5から構成される撮像手段としてのセンサが設けられている。また、光軸L1上には、対物レンズ1から結像レンズ4による観察、撮影のための撮影光学系が構成されている。
撮影絞り2の付近には、穴あきミラー6が斜設されており、穴あきミラー6の反射方向の光軸L2上には、中心に遮光点を有する角膜バッフル7と、レンズ8が配置されている。光軸L2上にはさらに、フォーカス指標ユニット9と、レンズ10と、リング状のスリット開口を有するリングスリット12が配置されている。また、光軸L2上には、遮光点を有する遮光部材としての水晶体バッフル11と、赤外光を透過し可視光を反射する特性を有するダイクロイックミラー13が配置されている。
フォーカス指標ユニット9は、光軸L2に沿って移動可能かつ光軸L2上から挿脱可能に設けられている。また、対物レンズ1とレンズ8とレンズ10により、角膜バッフル7、水晶体バッフル11及びリングスリット12は、それぞれ作動距離WD0の位置において、被検眼E、角膜、水晶体後面及び瞳孔Epと光学的に略共役な位置に配置されている。
ダイクロイックミラー13の反射方向の光軸L3上には、コンデンサレンズ14と、可視のパルス光を発する白色LEDが複数個配置された撮影用光源である白色LED光源15が配置されている。ダイクロイックミラー13の透過方向の光軸L4上には、コンデンサレンズ16と、赤外の定常光を発する赤外LEDが複数個配置された観察光源である赤外LED光源17が配置されている。
これらの対物レンズ1からダイクロイックミラー13と、コンデンサレンズ14と、コンデンサレンズ16により、眼底を照明する照明光学系が構成されている。この照明光学系を介して、白色LED光源15又は赤外LED光源17の光が被検眼の眼底を照明する。作動距離WD1に位置合わせを行うことでこの照明光学系を介して、白色LED光源15又は赤外LED光源17の光が被検眼の外眼Efを照明する。
以上の光学系は、本形態では、ひとつの筐体に保持され、眼底カメラ光学部を構成している。そして、眼底カメラ光学部は図示のない摺動台に載せられており、被検眼Eとの位置合わせができるようになっている。
また、撮像手段としての撮像素子5の出力はA/D変換素子18によりデジタル信号化され、メモリ19に保存されるとともに、測光値算出部20に出力される。メモリ19及び測光値算出部20は、いずれも眼科撮影装置全体の制御を行うCPUなどの制御部21に接続されている。なお、後述する眼科撮影装置の機能や処理は、制御部21がメモリ等に格納されているプログラムを読み出し、このプログラムを実行することにより実現されるものである。
制御部21には、画像メモリ22が接続されている。画像メモリ22には、撮像素子5で撮像された静止画像がデジタル画像として保存される。筐体内にはさらに、撮像素子5で撮像された観察像や撮影像等を表示するためのモニタ23と、撮像制御部24が配置されている。
一方、白色LED光源15には撮影光源制御部25が、赤外LED光源17には観察光源制御部26が接続され、これらは共に制御部21と制御用の信号をやり取りする。また、フォーカス指標ユニット9には、光軸L2方向に移動し、また光軸L2から挿脱できるように駆動制御を行うことができるフォーカス指標の駆動制御部27が接続されている。フォーカスレンズ3には、光軸L1に沿って移動するように駆動制御を行うフォーカスレンズの駆動制御部28が接続されている。
フォーカス指標の駆動制御部27及びフォーカスレンズの駆動制御部28は、共に制御部21と制御用の信号をやり取りする。加えて、制御部21には、撮影モードの切り替えを設定する撮影モード選択部29と、撮影スイッチ30が接続されている。撮影モード選択部29及び撮影スイッチ30は、制御部21で制御される。
次に、観察光源である赤外LED光源17と撮影光源である白色LED光源15の自動光量制御の方法について説明する。赤外LED光源17から射出した光は、前述のごとく被検眼Eの外眼部Efを照明し、その反射散乱光は、撮像素子5より構成される撮像手段である二次元センサに達し撮像され、A/D変換素子18によりデジタル信号化される。
このとき、測光値算出部20は、撮影部位毎に定められた測光領域から測光値を算出する。測光値算出部20は、具体的には、測光領域の画像の明るさや画素値等に基づいて、測光値を算出する。なお、測光値算出部20が測光値を算出するための処理は、実施形態に限定されるものではない。他の例としては、測光値算出部20は、不図示の測光センサによる検出結果に基づいて、測光値を算出してもよい。制御部21は、算出された測光値を受け取り、測光値の目標値として設定された目標測光値と比較することにより、観察光源の制御値、すなわち観察光源の発光量の設定値を算出する。そして、観察光源制御部26は、制御部21の制御の下、算出された設定値で観察光源を発光させることにより、観察像が適正な明るさとなるように赤外LED光源17を制御する。
撮影スイッチ31が押されると、制御部21は、測光値算出部20で算出された測光値と観察光源に設定されていた設定値から、撮影光源としての白色LED光源15で撮影した外眼像が適正な明るさとなるように、撮影光源の発光量の設定値を算出する。そして、制御部21は、フォーカス指標の駆動制御部27を制御し、フォーカス指標ユニット9を光軸L2から退避させ、撮影光源制御部25を、算出された設定値により制御し、白色LED光源15を発光させる。なお、赤外LED光源17が撮影光源となる場合もある。
次に、眼科撮影装置の撮影モードについて説明する。眼科撮影装置は、撮影モードとして、図2に示すように、可視外眼部撮影モード、赤外マイボーム腺撮影モード、可視マイボーム腺撮影モードの3つの撮影モードを有している。各撮影モードには、測光領域と、観察光源の目標測光値、撮影光源の目標測光値が設定されている。具体的には、眼科撮影装置は、メモリ等において、各撮影モードに対応付けて、測光領域、観察光源の目標測光値及び撮影光源の目標測光値を記憶している。ここで、撮影モードは、検査対象に対応するものであり、検査対象毎に観察光源の目標測光値及び撮影光源の目標測光値が割り当てられている。
可視外眼部撮影モードは、一般的な眼底カメラで行われる外眼部撮影モードである。図3(a)に示すように、可視外眼部撮影モードは、被検眼の虹彩部から強膜部を赤外光で観察し、可視光で撮影するモードである。可視外眼部撮影モードの測光領域301は、従来通り虹彩から強膜部を含む領域ある。
赤外マイボーム腺撮影モードは、図3(b)に示すように、眼瞼裏面のマイボーム腺を赤外光で観察・撮影するモードである。赤外マイボーム腺撮影モードの測光領域302は、眼瞼裏面領域を含む領域で、測光領域301に比べて大きい範囲である。
可視マイボーム腺撮影モードは、図3(c)に示すように、眼瞼端部を赤外光で観察し、可視光で撮影するモードである。可視マイボーム腺撮影モードの測光領域303は、眼瞼裏面端部領域を含む領域で、測光領域301に比べて小さい範囲である。
図2に示すように、可視外眼部撮影モードの測光領域301の赤外光及び可視光の反射率は、従来の撮影に対応する値である。また、可視外眼部撮影モードの観察光源の目標測光値及び撮影光源の目標測光値には、それぞれ第1の目標測光値が設定されている。ここで、第1の目標測光値は、従来の観察光源及び撮影光源の目標測光値と同様の値である。これは、可視外眼部撮影モードの測光領域301における赤外光及び可視光の反射率が、従来の撮影に対応する値であることに対応している。
赤外マイボーム腺撮影モードの測光領域302の赤外光の反射率は、基準値に比べて高い値である。また、赤外マイボーム線撮影モードの観察光源の目標測光値及び撮影光源の目標測光値には、共に第2の目標測光値が設定されている。ここで、第2の目標測光値は、第1の目標測光値に比べて小さい値である。このように、第1の目標測光値に比べて小さい値が設定されているのは、赤外光の反射率が基準値に比べて大きいことに起因する。
また、可視マイボーム線撮影モードの測光領域303の赤外光の反射率は、基準値に比べて高い値であり、観察光源の目標測光値には、第2の目標測光値が設定されている。一方で、測光領域303の可視光の反射率は、基準値である。また、可視マイボーム線撮影モードの撮影光源の目標測光値には、第1の目標測光値が設定されている。これは、可視光の反射率が基準値であることに起因する。
次に、眼科撮影装置の作用について説明する。撮影モード選択部29により、例えば可視外眼部撮影モードが選択されたとする。この場合、フォーカスレンズ3が駆動制御部28により+ディオプタ―端に駆動され、作動距離WD1とすることで被検眼Eの外眼部Efと撮像素子5が略共役な関係となる。
そして、赤外LED光源17から射出した光は、コンデンサレンズ16により集光され、ダイクロイックミラー13を透過した後、リングスリット12と、水晶体バッフル11によってリング状に光束が制限される。リング状光束に制限された光は、レンズ10、レンズ8及び角膜バッフル7を介し、一度穴あきミラー6上にリングスリット12の像を作り、かつ穴あきミラー6により光軸L1方向に反射される。そして、対物レンズ1によって被検眼Eの外眼部Efを照明する。
定常光を発する赤外LED光源17からの光により照明された被検眼Eの外眼部Efからの戻り光(反射散乱した光束)は、対物レンズ1、撮影絞り2、フォーカスレンズ3及び結像レンズ4を介して、撮像素子5に達し、撮像される。そして、A/D変換素子18によりデジタル信号化された後、撮像制御部24を介してモニタ23に被検眼観察像が映出される。
検者は、モニタ23に映出された被検眼外眼部像を観察しながら、不図示の操作桿を使い、被検眼前眼部Efと眼科撮影装置の光学部との位置合わせを行う。さらに、被検眼Eの外眼部Ef像を観察し、不図示のフォーカスノブを操作することによって合焦するように調整をする。
図4は、眼科撮影装置による撮影制御処理のフローチャートである。S400において、制御部21は、撮影モード選択部29を介して撮影モードの選択指示を受け付ける(指示受付処理)。次に、S401において、制御部21は、選択された撮影モードに基づいて、赤外LED光源17による赤外光の測光値を算出するための測光領域を選択する(領域選択処理)。制御部21は、具体的には、撮影モードに対応付けられている測光領域を選択する。可視外眼部撮影モードが選択された場合には測光領域301、赤外マイボーム線撮影モードが選択された場合には測光領域302、可視マイボーム線撮影モードが選択された場合には測光領域303が設定される。
次に、S402において、制御部21は、設定した測光領域を示すガイド500をモニタ23に表示する(表示処理)。図5は、ガイドの表示例を示す図である。図5に示すガイド500は、測光領域の境界を示す枠画像である。図5に示すガイド500は、測光領域301に対応する。これにより、操作者は、被検眼をガイド500としての枠内に入るように調整することにより、被検眼を適切な位置に合わせることができる。
図4に戻り、S402の後、S403において、制御部21は、撮影モード、すなわち撮影対象に対応付けられた観察光源の目標測光値及び撮影光源の目標測光値を設定する。例えば、可視外眼部撮影モードに設定されている場合には、観察光源の目標測光値及び撮影光源の目標測光値には、それぞれ第1の目標測光値が設定される。
次に、S404において、制御部21は、観察光としての赤外光の照射を制御する(照射制御処理)。次に、S405において、制御部21は、S404の制御の下での赤外光の照射に対して測光値算出部20により算出された測光値を取得する。
次に、S406において、制御部21は、S405において得られた測光値と、S403において設定された観察光源の目標測光値とに基づいて、目標測光値を得るための観察光源の発光量の設定値を決定する(第1の決定処理)。具体的には、制御部21は、測光値と、測光値が得られた際の観察光源の発光量の設定値との関係を示す関数を算出し、算出した関数に目標測光値をセットすることにより、目標測光値を得るための発光量の設定値を決定する。
次に、S407において、制御部21は、ユーザにより、撮影スイッチ31が押されると、撮影光源の発光量の設定値を決定する(第2の決定処理)。具体的には、制御部21は、撮影対象に対する観察光の反射率と撮影光の反射率との間の関係と、撮影光源の発光量の設定値と、に基づいて、撮影光源の発光量の設定値を設定する。なお、眼科撮影装置は、撮影モード毎の撮影光の反射率と撮影光の反射率の間の関係をメモリ等に予め記憶しているものとする。
図6は、各撮影モードにおける、検査対象の反射率を考慮した観察光量(測光値)と、撮影光量(測光値)の関係を示す図である。可視外眼部撮影モードにおいては、観察光としての赤外光の反射率と撮影光としての可視光の反射率の差が比較的小さい。これに対応し、観察光としての赤外光の光量(赤外観察光量)と、撮影光としての可視光の光量(可視撮影光量)は、図6(a)に示すように、赤外観察光量と可視撮影光量がほぼ同等の値となるような関係になる。
赤外マイボーム線撮影モードにおいては、観察光及び撮影光はともに赤外光である。このため、図6(b)に示すように、赤外観察光量と、撮影光としての赤外光の光量(赤外撮影光量)は1:1の関係となる。さらに、撮影対象の赤外光反射率は、基準値に比べて高い。このため、赤外観察光量及び赤外撮影光量は、共に他のモードに比べて小さい値となる。
可視マイボーム線撮影モードにおいては、撮影光としての可視光の反射率は、観察光としての赤外光の反射率に比べて低い。このため、赤外観察光量と可視観察光量は、図6(c)に示すように、赤外観察光量に比べて可視撮影光量が大きい値となるような関係となる。
図4に戻り、S408において、制御部21は、S407において決定された発光量の設定値により撮影光の照射を制御する。すなわち、制御部21は、撮影光源制御部25(又は観察光源制御部26)を制御し、撮影光源を発光させ、撮影対象を撮影する。以上で、撮影処理が終了する。
続いて、白色LED光源15による撮影制御処理について説明する。白色LED光源15から射出した光は、コンデンサレンズ14により集光され、ダイクロイックミラー13で反射された後、水晶体バッフル11及びリングスリット12によってリング状に光束が制限される。リング状光束に制限された光は、レンズ10、レンズ8及び角膜バッフル7を介し、一度穴あきミラー6上にリングスリット12の像を作り、穴あきミラー6により光軸L1方向に反射され、対物レンズ1によって被検眼Eの外眼部Ef付近を照明する。
白色LED光源15の光に照明された外眼部Efからの反射散乱した光束は、対物レンズ1、撮影絞り2、フォーカスレンズ3及び結像レンズ4を介して、撮像素子5に達し、撮像され、A/D変換素子18によりデジタル信号化される。デジタル信号は、画像メモリ22に記憶される。
制御部21は、測光値算出部20により算出された測光値から赤外LED光源17の発光量を観察光源制御部26によって制御する。さらに、制御部21は、測光値算出部20から出力される測光値と観察光源の発光量の設定値(観察光源制御値)から、撮影光源の発光量の設定値(撮影光源制御値)を算出する。そして、制御部21は、撮影光源制御値により撮影光源制御部25を制御し、白色LED光源15を発光し、検査対象を撮影する。
以上のように、本実施形態にかかる眼科撮影装置は、撮影対象によらず、精度のよい測光値を得ることができる。さらに、眼科撮影装置は、こうして得られた測光値を用いて観察光源や撮影光源を制御することにより、良好な明るさの観察像、撮影像を得ることができる。
<その他の実施形態>
また、本発明は、以下の処理を実行することによっても実現される。即ち、上述した実施形態の機能を実現するソフトウェア(プログラム)を、ネットワーク又は各種記憶媒体を介してシステム或いは装置に供給する。そして、そのシステム或いは装置のコンピュータ(又はCPUやMPU等)がプログラムを読み出して実行する処理である。
以上、上述した各実施形態によれば、撮影対象によらず、光源に対し、適切な発光量を設定することができる。
以上、本発明の好ましい実施形態について詳述したが、本発明は係る特定の実施形態に限定されるものではなく、特許請求の範囲に記載された本発明の要旨の範囲内において、種々の変形・変更が可能である。
E 被検眼
Ef 被検眼外眼部
20 測光値算出部
21 制御部
25 可視光光源出力制御部
26 赤外光光源出力制御部
29 撮影モード選択部

Claims (14)

  1. 被検眼における複数の検査対象からいずれかの検査対象を選択する選択手段と、
    観察光源からの観察光を前記被検眼に照射して得られた測光値であって、前記選択された前記検査対象に対応する測光領域における前記測光値と、前記選択された検査対象に対応する目標測光値とに基づいて、前記観察光源の発光量の設定値を決定する第1の決定手段と、
    を有することを特徴とする眼科撮影装置。
  2. 前記第1の決定手段は、さらに前記検査対象の前記観察光の反射率に基づいて、前記観察光源の前記発光量の設定値を決定することを特徴とする請求項1に記載の眼科撮影装置。
  3. 前記第1の決定手段は、さらに前記測光値が得られた際の前記観察光源の前記発光量の設定値に基づいて、前記観察光源の前記発光量の設定値を決定することを特徴とする請求項1又は2に記載の眼科撮影装置。
  4. 前記検査対象に対して定められている、撮影光源の目標測光値と、前記測光値と、に基づいて、前記撮影光源の発光量の設定値を決定する第2の決定手段をさらに有することを特徴とする請求項1乃至3何れか1項に記載の眼科撮影装置。
  5. 前記第2の決定手段は、前記検査対象に対する観察光と撮影光の反射率の関係に基づいて、前記撮影光源の前記発光量の設定値を決定することを特徴とする請求項4に記載の眼科撮影装置。
  6. 前記第2の決定手段は、前記第1の決定手段により決定された前記観察光源の前記発光量の設定値に基づいて、前記撮影光源の前記発光量の設定値を決定することを特徴とする請求項5に記載の眼科撮影装置。
  7. 前記測光領域を示すガイドを表示する表示手段をさらに有することを特徴とする請求項1乃至6何れか1項に記載の眼科撮影装置。
  8. 複数の撮影モードかいずれかの撮影モードの選択指示を受け付ける指示受付手段をさらに有し、
    前記選択手段は、前記選択指示に従い、前記撮影モードに対応する前記検査対象を選択することを特徴とする請求項1乃至7何れか1項に記載の眼科撮影装置。
  9. 被検眼における複数の検査対象からいずれかの検査対象を選択する選択手段と、
    観察光源からの観察光を照射して得られた測光値であって、前記選択された前記検査対象に対応する測光領域における前記測光値と、前記選択された前記検査対象に対応する、撮影光源の目標測光値とに基づいて、前記撮影光源の発光量の設定値を決定する決定手段と
    を有することを特徴とする眼科撮影装置。
  10. 被検眼における複数の撮影対象からいずれかの検査対象を選択する選択手段と、
    光源からの光を照射して得られた測光値であって、前記選択された前記検査対象に対応する測光領域における前記測光値と、前記選択された前記検査対象に対応する目標測光値とに基づいて、光源の発光量の設定値を決定する決定手段と
    を有することを特徴とする眼科撮影装置。
  11. 眼科撮影装置が実行する撮影制御方法であって、
    被検眼における複数の検査対象からいずれかの検査対象を選択する選択ステップと、
    観察光源からの観察光を前記被検眼に照射して得られた測光値であって、前記選択された前記検査対象に対応する測光領域における前記測光値と、前記選択された検査対象に対応する目標測光値とに基づいて、前記観察光源の発光量の設定値を決定する第1の決定ステップと、
    を含むことを特徴とする撮影制御方法。
  12. 眼科撮影装置が実行する撮影制御方法であって、
    被検眼における複数の検査対象からいずれかの検査対象を選択する選択ステップと、
    観察光源からの観察光を照射して得られた測光値であって、前記選択された前記検査対象に対応する測光領域における前記測光値と、前記選択された前記検査対象に対応する、撮影光源の目標測光値とに基づいて、前記撮影光源の発光量の設定値を決定する決定ステップと
    を含むことを特徴とする撮影制御方法。
  13. 眼科撮影装置が実行する撮影制御方法であって、
    被検眼における複数の撮影対象からいずれかの検査対象を選択する選択ステップと、
    光源からの光を照射して得られた測光値であって、前記選択された前記検査対象に対応する測光領域における前記測光値と、前記選択された前記検査対象に対応する目標測光値とに基づいて、光源の発光量の設定値を決定する決定ステップと
    を含むことを特徴とする撮影制御方法。
  14. コンピュータに、請求項11乃至13何れか1項に記載の撮影制御方法の各ステップを実行させるためのプログラム。
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