JP2016009286A - 画像表示入力装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】検出部における誤検出の発生を抑制することが可能な画像表示入力装置を提供する。
【解決手段】この画像表示入力装置100は、入力操作に用いられる光学像Aを空中に表示する反射素子集合基板2および画像源表示部3と、1つの光源部41aを有し、1つの光源部41aからの光を互いに異なる3つの光路方向に切り替えることにより、3つ検出光として出力する光路切替部41と、検出対象により反射された検出光を受光する受光部42とを含み、3つの光路方向に出力される3つの検出光に基づいて、互いに異なるユーザ情報を検出する検出部4とを備える。
【選択図】図1

Description

この発明は、画像表示入力装置に関し、特に、ユーザからの入力操作を受け付ける画像を表示する画像表示部を備えた画像表示入力装置に関する。
従来、ユーザからの入力操作を受け付ける画像を表示する画像表示部を備えた画像表示入力装置が知られている(たとえば、特許文献1参照)。
上記特許文献1には、入力操作に用いられる光学像を表示する画像表示部と、指示体により光学像に仮想的なタッチ操作がされたことを示すタッチ操作情報を検出する検出部とを備えた画像表示入力装置が開示されている。検出部は、光源部および受光部を含み、光源部から光学像に向けて出力される検出光を受光部において受光することにより、タッチ操作情報を検出するように構成されている。なお、仮に、画像表示入力装置により、タッチ操作情報以外の他の情報を検出する場合には、他の情報を検出するための光源部を新たに設けるのが一般的である。たとえば、画像表示入力装置にユーザが近接したことを示す接近情報を検出する場合には、ユーザが通る経路に向かう光路方向に検出光を出力する光源部を新たに設けることになる。
国際公開2012/032851号
しかしながら、上記の特許文献1の画像表示入力装置では、仮に、タッチ操作情報およびタッチ操作情報以外の情報を検出するための光源部をそれぞれ画像表示入力装置に設けたとしても、複数の検出光が同時に出力されることにより検出光同士が互いに干渉することに起因して、誤検出が発生するという問題が生じると考えられる。
この発明は、上記のような課題を解決するためになされたものであり、この発明の1つの目的は、検出部における誤検出の発生を抑制することが可能な画像表示入力装置を提供することである。
上記目的を達成するために、この発明の一の局面による画像表示入力装置は、入力操作に用いられる第1画像を表示する画像表示部と、1つの光源部を有し、1つの光源部からの光を互いに異なる複数の光路方向に切り替えることにより、複数の検出光として出力する光路切替部と、検出対象により反射された検出光を受光する受光部とを含み、複数の光路方向に出力される複数の検出光に基づいて、互いに異なるユーザ情報を検出する検出部とを備える。
この発明の一の局面による画像表示入力装置では、上記のように、1つの光源部からの光を互いに異なる複数の光路方向に切り替えて、検出光として出力する光路切替部と、検出対象により反射された検出光を受光する受光部とを含み、複数の光路方向に出力される複数の検出光に基づいて、互いに異なるユーザ情報を検出する検出部を設ける。これにより、光路切替部により、1つの光源部からの光を複数の光路方向に切り替えることができるので、異なるユーザ情報を検出するための複数の検出光が、同時に、光源部から出力されることを回避することができる。そのため、異なるユーザ情報を検出するための検出光同士で干渉することがなくなり、検出部における誤検出の発生を抑制することができる。また、1つの光源部で異なるユーザ情報を検出することができるので、従来のように、複数の光源部を設ける必要がない。したがって、装置構成を簡略化することができる。
上記一の局面による画像表示入力装置において、好ましくは、ユーザ情報は、画像表示部にユーザが接近したことを示す接近情報と、第1画像に対して入力操作がされたことを示す入力操作情報と、ユーザ固有の身体的特徴を示す生体情報とのうちの少なくとも2つを含み、検出部は、1つの光源部からの光を光路切替部において切り替えることにより出力される複数の光路方向に出力される複数の検出光に基づいて、接近情報と、入力操作情報と、生体情報とのうちの少なくとも2つを検出するように構成されている。このように構成すれば、1つの光源部を有する検出部により、接近情報と、入力操作情報と、生体情報とのうちの少なくとも2つを検出することができる。
この場合、好ましくは、検出光は、接近情報を検出するために、画像表示部に接近する検出対象であるユーザが通る経路に向かう光路方向に出力される第1の検出光と、入力操作情報を検出するために、第1画像に向かう光路方向に出力される第2の検出光と、生体情報を検出するために、ユーザの検出対象である身体に向かう光路方向に出力される第3の検出光とを含み、検出部は、1つの光源部からの光を光路切替部において切り替えることにより出力される第1の検出光と、第2の検出光と、第3の検出光とによって、接近情報と、入力操作情報と、生体情報とを検出するように構成されている。このように構成すれば、1つの光源部を有する検出部により、接近情報と、入力操作情報と、生体情報との3つを検出することができる。その結果、一般的に、一連の入力操作に必要とされる接近情報と入力操作情報と生体情報とを、1つの光源部を備える検出部によりまとめて検出することができる。
上記検出部が、入力操作情報と、接近情報と、生体情報とのうちの少なくとも2つを検出する構成において、好ましくは、第1画像は、空中に結像される光学像を含み、画像表示部は、光学像の元となる第2画像を表示する画像源表示部と、画像源表示部により表示された第2画像の光が一方の面側から入射されるとともに、入射された第2画像の光により、他方の面側の空中に第2画像に対応する光学像を結像させる結像部とを含み、入力操作情報は、検出対象である指示体により光学像に仮想的なタッチ操作がされたことを示すタッチ操作情報を含む。このように構成すれば、空中に結像される光学像に対する仮想的なタッチ操作を検出することができる。
上記検出部が、入力操作情報と、接近情報と、生体情報とのうちの少なくとも2つを検出する構成において、好ましくは、検出部は、接近情報を検出する際に、光路切替部から間欠的に検出光を出力するように構成されている。このように構成すれば、光源部から連続的に光を出力する場合と比べて、消費電力を削減しながら、ユーザの接近を検出することができる。また、光源部の寿命を延長することができる。
上記検出部が、入力操作情報と、接近情報と、生体情報とのうちの少なくとも2つを検出する構成において、好ましくは、検出部は、接近情報を検出する際に、ユーザの身体の下部側に検出光が照射されるような光路方向に、検出光を出力するように構成されている。このように構成すれば、すべてのユーザに共通して存在する地面から所定高さ位置までの範囲であるユーザの下部側に検出光が照射されるので、ユーザの身長に拘らず確実にユーザの近接を検出することができる。
上記一の局面による画像表示入力装置において、好ましくは、光路切替部は、光源部からの光の反射方向を走査することにより、検出光を所定の光路方向に向ける振動ミラー部を含む。このように構成すれば、振動ミラー部により、検出光の光路方向を容易に切り替えることができる。
この場合、好ましくは、ユーザ情報に基づいて、振動ミラー部の駆動タイミングおよび光源部の光の出力タイミングを変化させることにより、出力されている検出光を他の検出光に切り替える切替制御を行う制御部をさらに備える。このように構成すれば、光源部自体を動かして検出光を切り替えるような機械的構造によらずに、出力されている検出光を、他の検出光に容易に切り替えることができる。
上記光路切替部が振動ミラー部を含む構成において、好ましくは、ユーザ情報に基づいて、振動ミラー部の走査範囲を変化させることにより、出力されている検出光を他の検出光に切り替える切替制御を行う制御部をさらに備える。このように構成すれば、出力される検出光の光路方向が、所定の検出対象のみに向くように振動ミラー部が走査されるので、検出対象ではない対象に向けて検出光が出力されることを防止することができる。その結果、検出を望まない検出対象が検知されるなどの検出部における誤検出の発生を抑制することができる。たとえば、指示体による入力操作を検出しようとしている場合において、生体情報検出のための検出光が出力されると、生体情報検出のための検出光の反射光を、受光部が受光することにより、入力操作がなされたと誤って検出される場合がある。本発明は、このような誤検出の発生を抑制することができる。
上記光路切替部が振動ミラー部を含む構成において、好ましくは、振動ミラー部からの検出光の光路方向を変化させる反射ミラー部をさらに備える。このように構成すれば、反射ミラー部により、振動ミラー部からの検出光の光路方向を変化させることができるので、検出対象に対して、検出部の配置を柔軟に決定することができる。
上記反射ミラー部を備える構成において、好ましくは、反射ミラー部は、振動ミラー部からの光を走査するように構成されている。このように構成すれば、振動ミラー部のみで走査する場合よりも、検出光の出力範囲(角度範囲)を拡大することができるので、検出部を検出対象に近接して配置することができる。その結果、検出対象に対して、検出部の配置をより柔軟に決定することができる。
本発明によれば、上記のように、検出部における誤検出の発生を抑制することが可能な画像表示入力装置を提供することができる。
本発明の第1および第2実施形態による画像表示入力装置の全体構成を示した断面図である。 本発明の第1および第2実施形態による画像表示入力装置の全体構成を示したブロック図である。 本発明の第1および第2実施形態による画像表示入力装置の反射ミラー部を拡大した図である。 本発明の第1実施形態による画像表示入力装置の受光部を拡大した図である。 本発明の第1実施形態による検出光の切替制御処理を説明するためのフローチャートである。 本発明の第3実施形態による画像表示入力装置の全体構成を示したブロック図である。 本発明の第3実施形態による画像表示入力装置の反射ミラー部を拡大した図である。
以下、本発明の実施形態を図面に基づいて説明する。
(第1実施形態)
図1〜図6を参照して、本発明の第1実施形態による画像表示入力装置100の構成について説明する。
本発明の第1実施形態による画像表示入力装置100には、画像表示入力装置本体1が設けられている。画像表示入力装置本体1は、図1に示すように、地面(床など)に設置されている。
また、画像表示入力装置100には、反射素子集合基板2が設けられている。反射素子集合基板2は、平板形状に形成されている。また、反射素子集合基板2は、画像表示入力装置本体1の上部側(矢印Z1方向側)に配置されている。また、反射素子集合基板2は、画像表示入力装置本体1に取付けられている。なお、反射素子集合基板2は、本発明の「結像部」の一例である。
また、画像表示入力装置100には、画像源表示部3が設けられている。画像源表示部3には、液晶パネル31と液晶パネル固定部32とが設けられている。液晶パネル31は、反射素子集合基板2の下側(矢印Z2方向側)に配置されており、反射素子集合基板2に対して、所定の傾斜角を有するように配置されている。そして、液晶パネル31は、後述するタッチ入力操作に用いられる光学像Aの元となる画像Pを表示するように構成されている。また、液晶パネル31は、反射素子集合基板2の下面21に向かって、画像Pの光を照射するように配置されている。また、液晶パネル固定部32は、液晶パネル31を支持するとともに、画像表示入力装置本体1に取り付けられている。なお、画像Pは、本発明の「第2画像」の一例である。また、下面21は、本発明の「一方の面」の一例である。
また、画像表示入力装置100には、制御部5が設けられている。制御部5は、画像表示入力装置本体1の内部に配置されている。
ここで、第1実施形態では、図2に示すように、画像表示入力装置100には、光路切替部41と受光部42とを含む検出部4が設けられている。
光路切替部41は、1つの光源部41aを有し、1つの光源部41aからの光を互いに異なる3つの光路方向に切り替えることにより、3つの検出光として出力するように構成されている。受光部42は、検出対象により反射された検出光を受光するように構成されている。検出部4は、3つの光路方向に出力される3つの検出光に基づいて、互いに異なるユーザ情報を検出するように構成されている。詳細については後述する。
なお、ユーザ情報は、接近情報と、タッチ操作情報と、生体情報とを含んでいる。接近情報とは、画像表示入力装置100にユーザが接近したことを示す情報である。また、タッチ操作情報とは、指示体(ユーザの指など)により光学像Aに仮想的なタッチ操作がされたことを示す情報である。また、生体情報とは、指の静脈パターンなどのユーザ固有の身体的特徴を示す情報である。
なお、3つの検出光は、図1に示すように、第1の検出光Bと、第2の検出光Cと、第3の検出光Dとからなる。第1の検出光Bは、接近情報を検出するために、画像表示入力装置100に接近する検出対象であるユーザが通る経路に向かう光路方向に出力される光である。第2の検出光Cは、タッチ操作情報を検出するために、検出対象であるユーザの指により仮想的なタッチ操作がされる光学像Aに向かう光路方向に出力される光である。第3の検出光Dは、生体情報を検出するために、検出対象である身体(所定の位置に配置された指など)に向かう光路方向に出力される光である。また、第1の検出光Bと、第2の検出光Cと、第3の検出光Dとは、同時に出力されることはないが、説明の便宜上、図1および図3では、各検出光が同時に出力されているように図示している。
図1に示すように、反射素子集合基板2は、液晶パネル31により表示された画像Pの光が下面21から入射されるとともに、入射された画像Pの光を上面22側(矢印Z1方向側)の空中に、入射された画像Pに対応する光学像Aとして結像させるように構成されている。なお、上面22は、本発明の「他方の面」の一例である。
具体的には、反射素子集合基板2には、上面22から下面21に向かって貫くように設けられた複数の貫通孔(図示せず)が形成されている。反射素子集合基板2の複数の貫通孔の内壁面は、鏡面として形成されている。そして、反射素子集合基板2では、液晶パネル31から複数の貫通孔に入射した光が各々の鏡面により反射されることによって、光が進行方向を変えながら反射素子集合基板2の下面21側から上面22側に通過するように構成されている。そして、反射素子集合基板2は、上面22側から出射した光を、反射素子集合基板2に対して液晶パネル31の面対称となる位置に、液晶パネル31の画像Pに対応する光学像Aとして結像させるように構成されている。
検出部4は、上記の通り、光路切替部41と、受光部42とを含んでいる。
図2に示すように、光路切替部41は、レーザーダイオードドライバ41bを含んでいる。
レーザーダイオードドライバ41bは、制御部5からの指令に基づいて、光源部41aに電力を供給するように構成されている。そして、光源部41aは、レーザダイオードなどを有し、レーザーダイオードドライバ41bから電力がレーザダイオードに供給されることによって、赤外領域の波長を有するレーザ光を出力するように構成されている。
また、光路切替部41は、ミラー制御部41cと、ミラードライバ41dと、振動ミラー部41eとを含んでいる。
振動ミラー部41eは、光源部41aからのレーザ光を反射しながら振動することによって、レーザ光を走査するように構成されている。そして、振動ミラー部41eは、走査されたレーザ光を、検出光として所定の光路方向に向けて出力するように構成されている。また、ミラー制御部41cは、制御部5の指令に基づいて、ミラードライバ41dを動作させるように構成されている。そして、ミラードライバ41dは、ミラー制御部41cからの指令に基づいて、振動ミラー部41eに電力を供給するとともに、振動ミラー部41eの駆動を制御するように構成されている。
このように、光路切替部41は、光源部41aからのレーザ光を、振動ミラー部41eにおいて走査することによって、互いに異なる3つ光路方向に、それぞれ、レーザ光を第1の検出光B、第2の検出光Cおよび第3の検出光Dとして出力するように構成されている。また、光路切替部41は、制御部5の指令に基づいて、振動ミラー部41eの駆動タイミングと光源部41aのレーザ光の出力タイミングとを調整することにより、第1の検出光B、第2の検出光Cおよび第3の検出光Dを、それぞれ、光学像Aに向かう光路方向、画像表示入力装置本体1に接近する検出対象であるユーザが通る経路に向かう光路方向、および、検出対象である身体に向かう光路方向に出力するように構成されている。
詳細には、図1に示すように、光路切替部41は、光源部41aからのレーザ光を、振動ミラー部41eにおいて水平方向および垂直(鉛直)方向に、それぞれ走査するように構成されている。そして、光路切替部41は、振動ミラー部41eの垂直走査範囲において、下方側から上方側に並ぶ3つの光路方向に、それぞれ、第1の検出光B、第2の検出光Cおよび第3の検出光Dを出力するように構成されている。なお、振動ミラー部41eは、垂直(鉛直)方向において、角度範囲α度(図3参照)で検出光が出力可能なように振動するように構成されている。なお、検出光の出力は、複数の検出対象に対して、それぞれ決められた角度範囲α度のなかの所定の角度範囲のみで行われる。
検出部4は、ユーザの接近情報を検出する際に、光路切替部41から間欠的に第1の検出光Bを出力するように構成されている。たとえば、検出部4は、振動ミラー部41eにおいて1秒間に100フレーム分振動駆動する場合に、そのうちの1フレームのみについて第1の検出光Bを出力して第1の検出光Bを走査させるように構成されている。
また、検出部4は、接近情報を検出する際に、ユーザの身体の下部側に第1の検出光Bが照射されるような光路方向に、第1の検出光Bを出力するように構成されている。なお、下部側とは、ユーザにより個人差はあるが、画像表示入力装置100を操作するすべてのユーザに共通する所定の高さ範囲である。
ここで、第1実施形態では、画像表示入力装置100には、振動ミラー部41eからの検出光の光路方向を変化させる反射ミラー部6が設けられている。
反射ミラー部6には、第1の検出光Bよりも上方側(矢印Z1方向側)に出力される第2の検出光Cおよび第3の検出光Dが、光路切替部41から照射される。そして、反射ミラー部6は、第2の検出光Cおよび第3の検出光Dを、それぞれ、光学像Aおよび後述する生体認証部7に向かう光路方向に反射するように構成されている。なお、反射ミラー部6は、反射ミラー取付部61により、画像表示入力装置本体1に対して固定的に取り付けられている。
また、検出部4は、タッチ操作情報を検出する際に、第1の検出光Bよりも上方側(矢印Z1方向側)であり、反射ミラー部6の下部側に、第2の検出光Cが照射されるように、所定の光路方向に第2の検出光Cを出力するように構成されている。
また、検出部4には、第3の検出光Dによる生体認証に用いられる生体認証部7が設けられている。
生体認証部7は、平板形状に形成されている。また、生体認証部7は、赤外光を透過する樹脂により形成されている。また、生体認証部7は、反射ミラー部6の上方側(矢印Z1方向側)であり、光学像Aよりもユーザ側(矢印Y1方向側)に配置されている。また、生体認証部7は、検出対象であるユーザの指(手)が上方側(矢印Z1方向側)にかざされる(配置される)ように構成されている。そして、検出部4は、生体情報を検出する際に、第2の検出光Cよりも上方側(矢印Z1方向側)であり、反射ミラー部6の上部側に、第3の検出光Dが照射されるように、所定の光路方向に第3の検出光Dを出力するように構成されている。そして、検出部4は、生体認証部7を透過した第3の検出光Dをユーザの指に照射するように構成されている。
図4に示すように、受光部42には、3つのフォトディテクタ42a〜42cと、3つの開口部42d〜42fとが設けられている。
フォトディテクタ42aは、開口部42dを介して、画像表示入力装置本体1に接近するユーザにより反射された第1の検出光Bの反射光B1を受光可能に構成されている。また、フォトディテクタ42bは、開口部42eを介して、光学像Aに仮想的なタッチ操作を行うユーザの指により反射された第2の検出光Cの反射光C1を受光可能に構成されている。また、フォトディテクタ42cは、開口部42fを介して、生体認証を行うために生体認証部7の上方側(矢印Z1方向側)にかざされたユーザの指により反射された第3の検出光Dの反射光D1を受光可能に構成されている。
そして、検出部4は、第1の検出光Bの反射光B1、第2の検出光Cの反射光C1、および、第3検出光Dの反射光D1を受光部42において受光することにより、それぞれ、接近情報、タッチ操作情報および生体情報を検出するように構成されている。
制御部5は、検出部4において検出された接近情報、タッチ操作情報および生体情報に基づいて、振動ミラー部41eの駆動タイミングおよび光源部41aの光の出力タイミングを変化させることにより、出力されている検出光を、他の検出光に切り替える切替制御を行うように構成されている。また、制御部5は、検出部4において検出された接近情報、タッチ操作情報および生体情報を取得するように構成されている。
たとえば、切替制御とは、画像表示入力装置本体1の近くにユーザがいない状態(ユーザの接近情報が検出されない状態)では、光路切替部41から第1の検出光Bの出力(間欠的な出力)を継続して、接近情報が検出された場合には、第1の検出光Bの出力を停止するとともに、第3の検出光Dを出力するように切り替える制御のことである。
次に、図2および図5を参照して、第1実施形態における画像表示入力装置100の制御部5における。検出光の切替制御処理フローについて説明する。
まず、ステップS1において、制御部5により、光路切替部41から第1の検出光Bが出力されるように制御が行われる。なお、画像表示入力装置100の電源がオンになった初期状態では、制御部5により、光路切替部41から第1の検出光Bが出力されるように制御が行われる。その後、ステップS2に進む。
そして、ステップS2において、制御部5により、検出部4からの接近情報が取得されたか否かが判断される。すなわち、画像表示入力装置100を操作しようとするユーザの存在の有無が判断される。このステップS2は、制御部5により、ユーザ情報が取得されるまで(ユーザの接近を検出するまで)繰り返され、ユーザ情報が取得された場合には、ステップS3に進む。
そして、ステップS3において、制御部5により、光路切替部41からの第1の検出光Bの出力が停止されるとともに、光路切替部41から第3の検出光Dが出力されるように制御が行われる。その後、ステップS4に進む。
そして、ステップS4おいて、制御部5により、検出部4からの生体情報が取得されたか否かが判断される。すなわち、制御部5により、画像表示入力装置100を操作することが認められる正当なユーザであるか否かが判断される。このステップS4は、制御部5により、生体情報が取得されるまで繰り返され、生体情報が取得された場合には、ステップS5に進む。
そして、ステップS5において、制御部5により、光路切替部41からの第3の検出光Dの出力が停止されるとともに、光路切替部41から第2の検出光Cが出力されるように制御が行われる。その後、ステップS6に進む。
そして、ステップS6おいて、制御部5により、検出部4からのタッチ操作情報が取得されたか否かが判断される。そして、制御部5は、タッチ操作情報を取得することにより、ユーザからの入力操作に応じた所定の制御(処理)を行う。このステップS6は、制御部5により、タッチ操作情報が取得されるまで繰り返され、タッチ操作情報が取得された場合には、ステップS7に進む。
そして、ステップS7おいて、制御部5により、タッチ操作の終了を示すタッチ操作情報が取得されたか否かが判断される。タッチ操作の終了を示すタッチ操作情報が取得された場合には、ステップS8に進む。タッチ操作の終了を示すタッチ操作情報が取得されない場合には、ステップS6に戻る。そして、ステップS8において、制御部5により、光路切替部41からの第2の検出光Cの出力が停止される。そして、ステップS1に戻り、制御部5により、次の画像表示入力装置100を操作するユーザの接近情報を検出するために、光路切替部41から第1の検出光Bが出力されるように制御が行われる。
第1実施形態では、以下のような効果を得ることができる。
第1実施形態では、上記のように、1つの光源部41aからの光を互いに異なる3つの光路方向に切り替えて、検出光として出力する光路切替部41と、検出対象により反射された検出光を受光する受光部42とを含み、3つの光路方向に出力される3つの検出光に基づいて、互いに異なるユーザ情報を検出する検出部4を設ける。これにより、光路切替部41により、1つの光源部41aからの光を3つの光路方向に切り替えることができるので、異なるユーザ情報を検出するための3つの検出光が、同時に、光源部41aから出力されることを回避することができる。そのため、異なるユーザ情報を検出するための検出光同士で干渉することがなくなり、検出部4における誤検出の発生を抑制することができる。また、1つの光源部41aで異なるユーザ情報を検出することができるので、従来のように、複数の光源部41aを設ける必要がない。したがって、装置構成を簡略化することができる。
また、第1実施形態では、上記のように、検出光は、接近情報を検出するために、画像表示入力装置100に接近する検出対象であるユーザが通る経路に向かう光路方向に出力される第1の検出光Bと、入力操作情報を検出するために、光学像Aに向かう光路方向に出力される第2の検出光Cと、生体情報を検出するために、ユーザの検出対象である身体に向かう光路方向に出力される第3の検出光Dとを含み、検出部4を、1つの光源部41aからの光を光路切替部41において切り替えることにより出力される第1の検出光Bと、第2の検出光Cと、第3の検出光Dとによって、入力操作情報と、接近情報と、生体情報とを検出するように構成する。これにより、1つの光源部41aを有する検出部4により、接近情報と、入力操作情報と、生体情報との3つを検出することができる。その結果、一般的に、一連の入力操作に必要とされる接近情報と入力操作情報と生体情報とを、1つの光源部41aを備える検出部4によりまとめて検出することができる。
また、第1実施形態では、上記のように、画像源表示部3により表示された画像Pの光が下面21側から入射されるとともに、入射された画像Pの光により、上面22側の空中に画像Pに対応する光学像Aを結像させる反射素子集合基板2とを含み、検出部4により、指示体により光学像Aに仮想的なタッチ操作がされたことを示すタッチ操作情報を検出する。このように構成すれば、空中に結像される光学像Aに対する仮想的なタッチ操作を検出することができる。
また、第1実施形態では、上記のように、接近情報を検出する際に、検出部4を、光路切替部41から間欠的に検出光を出力するように構成する。これにより、光源部41aから連続的に光を出力する場合と比べて、消費電力を削減しながら、ユーザの接近を検出することができる。また、光源部41aの寿命を延長することができる。
また、第1実施形態では、上記のように、接近情報を検出する際に、検出部4を、ユーザの身体の下部側に検出光が照射されるような光路方向に、検出光を出力するように構成する。これにより、すべてのユーザに共通して存在する地面から所定高さ位置までの範囲であるユーザの下部側に検出光が照射されるので、ユーザの身長に拘らず確実にユーザの近接を検出することができる。
また、第1実施形態では、上記のように、光路切替部41に、光源部41aからの光の反射方向を走査することにより、検出光を所定の光路方向に向ける振動ミラー部41eを設ける。これにより、振動ミラー部41eにより、検出光の光路方向を容易に切り替えることができる。
また、第1実施形態では、上記のように、ユーザ情報に基づいて、振動ミラー部41eの駆動タイミングおよび光源部41aの光の出力タイミングを変化させることにより、出力されている検出光を他の検出光に切り替える切替制御を行う制御部5を設ける。これにより、光源部41a自体を動かして検出光を切り替えるような機械的構造によらずに、出力されている検出光を他の検出光に容易に切り替えることができる。
また、第1実施形態では、上記のように、振動ミラー部41eからの検出光の光路方向を変化させる反射ミラー部6を設ける。これにより、反射ミラー部6により、振動ミラー部41eからの検出光の光路方向を変化させることができるので、検出対象に対して、検出部4の配置を柔軟に決定することができる。
(第2実施形態)
次に、図1〜図3を参照して、第2実施形態について説明する。この第2実施形態では、制御部5により振動ミラー部41eの駆動タイミングおよび光源部41aの光の出力タイミングを変化させることにより切替制御を行った上記第1実施形態と異なり、制御部205により振動ミラー部41eの走査範囲を変化させることにより切替制御を行った例について説明する。なお、上記第1実施形態と同様の構成は、第1実施形態と同じ符号を付して図示するとともに説明を省略する。
図1に示すように、第2実施形態による画像表示入力装置200では、制御部205は、振動ミラー部41eの走査範囲を変化させることにより、出力されている検出光を、他の検出光に切り替える切替制御を行うように構成されている。
たとえば、図3に示すように、検出部4は、ユーザの接近情報が検出されていない状態では、ユーザが通る経路に向かう光路方向にのみ第1の検出光Bが出力されるように、振動ミラー部41e(図1参照)を角度範囲β度で繰り返し振動させるように構成されている。
また、接近情報が検出された場合には、検出部4は、生体認証のために生体認証部7にかざされるユーザの指に向かう光路方向にのみ第3の検出光Dが出力されるように、振動ミラー部41eを角度範囲γ度で繰り返し振動させるように構成されている。
また、生体情報が検出された場合には、検出部4は、タッチ入力操作を行うユーザの指に向かう光路方向にのみ第2の検出光Cが出力されるように、振動ミラー部41eを角度範囲δ度で繰り返し振動させるように構成されている。
第2実施形態では、以下のような効果を得ることができる。
第2実施形態では、上記第1実施形態と同様に、1つの光源部41aからの光を互いに異なる3つの光路方向に切り替えて、検出光として出力する光路切替部41と、検出対象により反射された検出光を受光する受光部42とを含み、3つの光路方向に出力される3つの検出光に基づいて、互いに異なるユーザ情報を検出する検出部4を設ける。これにより、検出部4における誤検出の発生を抑制することができる。
また、第2実施形態では、上記のように、ユーザ情報に基づいて、振動ミラー部41eの走査範囲を変化させることにより、出力されている検出光を他の検出光に切り替える切替制御を行う制御部205を設ける。これにより、出力される検出光の光路方向が、所定の検出対象のみに出力される検出光の光路方向が向くように振動ミラー部41eが走査されるので、検出対象ではない対象に向けて検出光が出力されることを防止することができる。その結果、検出を望まない検出対象が検知されるなどの検出部4における誤検出の発生を抑制することができる。たとえば、指によるタッチ操作を検出しようとしている場合(第2の検出光Cを出力している場合)において、生体情報検出のための第3の検出光Dが出力されると、生体情報検出のための第3の検出光Dの反射光D1を、受光部42が受光することにより、入力操作がなされたと誤って検出される場合がある。本発明は、このような誤検出の発生を抑制することができる。
(第3実施形態)
次に、図6および図7を参照して、第3実施形態について説明する。この第3実施形態では、反射ミラー部6が反射ミラー取付部61により画像表示入力装置本体1に対して固定的に取り付けられた上記第1実施形態と異なり、反射ミラー部306が反射ミラー取付部61により画像表示入力装置本体1に対して振動可能に取り付けられた例について説明する。なお、上記第1実施形態と同様の構成は、第1実施形態と同じ符号を付して図示するとともに説明を省略する。
図6に示すように、第3実施形態による画像表示入力装置300では、反射ミラー部306は、画像表示入力装置本体1に対して振動可能に取り付けられている。
反射ミラー部306は、制御部305からの指令に基づいて、振動するように構成されている。また、反射ミラー部306は、振動ミラー部41eからの第2検出光Cおよび第3の検出光Dをさらに走査するように構成されている。これにより、図7に示すように、反射ミラー部306は、反射ミラー部6が固定される第1実施形態と比べて、第2の検出光Cおよび第3の検出光Dを、それぞれ、光学像Aおよび生体認証部7(図1参照)に向けて、より広角で出力するように構成されている。
第3実施形態では、以下のような効果を得ることができる。
第3実施形態では、上記第1実施形態と同様に、1つの光源部41aからの光を互いに異なる3つの光路方向に切り替えて、検出光として出力する光路切替部41と、検出対象により反射された検出光を受光する受光部42とを含み、3つの光路方向に出力される3つの検出光に基づいて、互いに異なるユーザ情報を検出する検出部4を設ける。これにより、検出部4における誤検出の発生を抑制することができる。
また、第3実施形態では、上記のように、反射ミラー部306は、振動ミラー部42eからの光を走査するように構成されている。これにより、振動ミラー部42eからの検出光を反射ミラー部306でさらに走査することにより、検出光を広角に拡散させた状態で検出対象に照射することができる。これにより、振動ミラー部42eのみで走査する場合よりも、検出光の出力範囲(角度範囲)を拡大することができるので、検出部4を検出対象に近接して配置することができる。その結果、検出対象に対して、検出部4の配置をより柔軟に決定することができる。
なお、今回開示された実施形態は、すべての点で例示であって制限的なものではないと考えられるべきである。本発明の範囲は、上記した実施形態の説明ではなく特許請求の範囲によって示され、さらに特許請求の範囲と均等の意味および範囲内でのすべての変更(変形例)が含まれる。
また、上記第1〜第3実施形態では、本発明の画像源表示部として、液晶パネルを用いる例を示したが、本発明はこれに限られない。本発明では、画像源表示部として液晶パネル以外の画像源表示部を用いてもよい。たとえば、プロジェクタからの投影光をスクリーンに照射して、投影光が照射されたスクリーンを本発明の画像源表示部として用いてもよい。
また、上記第1〜第3実施形態では、1つの光源部からのレーザ光を3つの検出光に切り替えた例を示したが、本発明はこれに限られない。本発明では、1つの光源部からのレーザ光を2つまたは4つ以上の検出光に切り替えてもよい。
また、上記第1〜第3実施形態では、1つの検出光を継続して繰り返し出力した例を示したが、本発明はこれに限られない。本発明では、異なる2つの検出光を交互に出力してもよい。たとえば、生体認証のための第3の検出光と、タッチ操作を検出のための第2の検出光を、交互に出力することにより、生体認証とタッチ操作とを同時に行えるようにしてもよい。
また、上記第1〜第3実施形態では、反射ミラー部を平板形状に形成した例を示したが、本発明はこれに限られない。本発明では、反射ミラー部を平板形状以外の形状に形成してもよい。たとえば、反射ミラー部を湾曲させて形成してもよい。
また、上記第1〜第3実施形態では、生体認証をユーザの指により行った例を示したが、本発明はこれに限られない。本発明では、生体認証をユーザの指以外の部分で行ってもよい。たとえば、生体認証をユーザの目で行ってもよい。
また、上記第1〜第3実施形態では、説明の便宜上、本発明の制御部の処理を処理フローに沿って順番に処理を行うフロー駆動型のフローチャートを用いて説明したが、本発明はこれに限られない。本発明では、制御部の処理動作を、イベントごとに処理を実行するイベント駆動型(イベントドリブン型)の処理により行ってもよい。この場合、完全なイベント駆動型で行ってもよいし、イベント駆動およびフロー駆動を組み合わせて行ってもよい。
2 反射素子集合基板(結像部)
3 画像源表示部
4 検出部
5、205、305 制御部
6、306 反射ミラー部
21 下面(一方の面)
22 上面(他方の面)
41 光路切替部
41a 光源部
41e 振動ミラー部
42 受光部
100、200、300 画像表示入力装置
A 光学像
B 第1の検出光
C 第2の検出光
D 第3の検出光
P 画像(第2の画像)

Claims (11)

  1. 入力操作に用いられる第1画像を表示する画像表示部と、
    1つの光源部を有し、前記1つの光源部からの光を互いに異なる複数の光路方向に切り替えることにより、複数の検出光として出力する光路切替部と、検出対象により反射された前記検出光を受光する受光部とを含み、複数の光路方向に出力される前記複数の検出光に基づいて、互いに異なるユーザ情報を検出する検出部とを備える、画像表示入力装置。
  2. 前記ユーザ情報は、前記画像表示部にユーザが接近したことを示す接近情報と、前記第1画像に対して入力操作がされたことを示す入力操作情報と、ユーザ固有の身体的特徴を示す生体情報とのうちの少なくとも2つを含み、
    前記検出部は、前記1つの光源部からの光を前記光路切替部において切り替えることにより出力される複数の光路方向に出力される前記複数の検出光に基づいて、前記接近情報と、前記入力操作情報と、前記生体情報とのうちの少なくとも2つを検出するように構成されている、請求項1に記載の画像表示入力装置。
  3. 前記検出光は、前記接近情報を検出するために、前記画像表示部に接近する前記検出対象であるユーザが通る経路に向かう光路方向に出力される第1の検出光と、前記入力操作情報を検出するために、前記第1画像に向かう光路方向に出力される第2の検出光と、前記生体情報を検出するために、ユーザの前記検出対象である身体に向かう光路方向に出力される第3の検出光とを含み、
    前記検出部は、前記1つの光源部からの光を前記光路切替部において切り替えることにより出力される前記第1の検出光と、前記第2の検出光と、前記第3の検出光とによって、前記接近情報と、前記入力操作情報と、前記生体情報とを検出するように構成されている、請求項2に記載の画像表示入力装置。
  4. 前記第1画像は、空中に結像される光学像を含み、
    前記画像表示部は、前記光学像の元となる第2画像を表示する画像源表示部と、前記画像源表示部により表示された前記第2画像の光が一方の面側から入射されるとともに、入射された前記第2画像の光により、他方の面側の空中に前記第2画像に対応する前記光学像を結像させる結像部とを含み、
    前記入力操作情報は、前記検出対象である指示体により前記光学像に仮想的なタッチ操作がされたことを示すタッチ操作情報を含む、請求項2または3に記載の画像表示入力装置。
  5. 前記検出部は、前記接近情報を検出する際に、前記光路切替部から間欠的に前記検出光を出力するように構成されている、請求項2〜4のいずれか1項に記載の画像表示入力装置。
  6. 前記検出部は、前記接近情報を検出する際に、ユーザの身体の下部側に前記検出光が照射されるような光路方向に、前記検出光を出力するように構成されている、請求項2〜4のいずれか1項に記載の画像表示入力装置。
  7. 前記光路切替部は、前記光源部からの光の反射方向を走査することにより、前記検出光を所定の光路方向に向ける振動ミラー部を含む、請求項1〜6のいずれか1項に記載の画像表示入力装置。
  8. 前記ユーザ情報に基づいて、前記振動ミラー部の駆動タイミングおよび前記光源部の光の出力タイミングを変化させることにより、出力されている前記検出光を、他の前記検出光に切り替える切替制御を行う制御部をさらに備える、請求項7に記載の画像表示入力装置。
  9. 前記ユーザ情報に基づいて、前記振動ミラー部の走査範囲を変化させることにより、出力されている前記検出光を、他の前記検出光に切り替える切替制御を行う制御部をさらに備える、請求項7に記載の画像表示入力装置。
  10. 前記振動ミラー部からの前記検出光の光路方向を変化させる反射ミラー部をさらに備える、請求項7〜9のいずれか1項に記載の画像表示入力装置。
  11. 前記反射ミラー部は、前記振動ミラー部からの光をさらに走査するように構成されている、請求項10項に記載の画像表示入力装置。
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