JP2016009103A - 光学機器 - Google Patents

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健治 種橋
Kenji Tanehashi
健治 種橋
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Abstract

【課題】光学部材の位置ずれを抑制することが可能な光学機器を提供する。【解決手段】HUD装置(光学機器)100は、第1方向(X方向)に間隔を隔てて配置され、第1方向に直交する第2方向(Y方向)に延びる第1上端面5dおよび第2上端面6dをそれぞれ有する第1ハーフミラー5および第2ハーフミラー6と、第1ハーフミラー5および第2ハーフミラー6の間に設けられ、第1ハーフミラー5および第2ハーフミラー6を、それぞれ、内側から外側に押圧して固定する押圧部材7とを備える。押圧部材7は、弾性変形した状態で第1ハーフミラー5の内側に接触する第1押圧部71と、弾性変形した状態で第2ハーフミラー6の内側に接触する第2押圧部72と、第1押圧部71および第2押圧部72を接続する接続部70とを含む。【選択図】図2

Description

この発明は、光学機器に関し、特に、光学部材を備える光学機器に関する。
従来、光学部材を備える光学機器が知られている(たとえば、特許文献1参照)。
上記特許文献1には、間隔を隔てて配置される第1光学部材および第2光学部材と、第1光学部材および第2光学部材の同一方向側の押圧面をそれぞれ押圧することにより、第1光学部材および第2光学部材を所定箇所に固定する押圧部材とを備えた光学機器が開示されている。押圧部材は、弾性変形した状態で第1光学部材の押圧面に接触する第1押圧部と、弾性変形した状態で第2光学部材における第1光学部材の押圧面と同一方向側の面に接触する第2押圧部とを含んでいる。
特開2005−18872号公報
しかしながら、上記特許文献1では、第1光学部材および第2光学部材の厚みの違いや、押圧部材の所定取付位置からのずれなどの影響により、第1光学部材および第2光学部材の同一方向側の押圧面に加わる圧力(弾性変形の程度)のバランスが悪くなる場合があるという不都合がある。その結果、相対的に小さな圧力により押圧される第1光学部材または第2光学部材が所定箇所から位置ずれする場合があるという問題点がある。
この発明は、上記のような課題を解決するためになされたものであり、この発明の1つの目的は、光学部材の位置ずれを抑制することが可能な光学機器を提供することである。
この発明の一の局面による光学機器は、第1方向に間隔を隔てて配置され、第1方向に直交する第2方向に延びる第1上端面および第2上端面をそれぞれ有する第1光学部材および第2光学部材と、第1光学部材および第2光学部材の間に設けられ、第1光学部材および第2光学部材を、それぞれ、内側から外側に押圧して固定する押圧部材とを備え、押圧部材は、弾性変形した状態で第1光学部材の内側に接触する第1押圧部と、弾性変形した状態で第2光学部材の内側に接触する第2押圧部と、第1押圧部および第2押圧部を接続する接続部とを含む。
この発明の一の局面による光学機器では、上記のように、弾性変形した状態で第1光学部材の内側に接触する第1押圧部と、弾性変形した状態で第2光学部材の内側に接触する第2押圧部と、第1押圧部および第2押圧部を接続する接続部とを押圧部材に設ける。これにより、第1押圧部が第1光学部材の内側を押圧する押圧力と、第2押圧部が第2光学部材の内側を押圧する押圧力とが略等しくなるように、第1押圧部および第2押圧部の間に位置する接続部の第1方向(第1押圧部および第2押圧部の対向方向)における位置(すなわち、第1押圧部および第2押圧部のそれぞれの弾性変形量)が決定されることになる。その結果、第1光学部材および第2光学部材に対してバランスよく押圧力を付与することができる。したがって、第1光学部材および第2光学部材が共に所定以上の大きさの押圧力で押圧することができる。その結果、第1光学部材および第2光学部材の位置ずれを抑制することができる。
上記一の局面による光学機器において、好ましくは、押圧部材は、接続部の第1方向の両端部にそれぞれ設けられるとともに、第1光学部材の第1上端面および第2光学部材の第2上端面に接触することにより、第1方向および第2方向に直交する第3方向への第1光学部材および第2光学部材の移動を規制する光学部材規制部を含み、押圧部材が取り付けられることにより、第3方向への押圧部材の移動を規制する押圧部材規制部をさらに含み、第1光学部材および第2光学部材を支持する筺体部をさらに備え、押圧部材は、押圧部材規制部により筺体部に対する第3方向への移動が規制された状態で、光学部材規制部により第1光学部材および第2光学部材の第3方向への移動を規制するように構成されている。このように構成すれば、第1光学部材および第2光学部材の第3方向(上方向)への移動が抑制されることにより、第1光学部材および第2光学部材を第3方向(上方向)に固定しながら、押圧部材の筺体部に対する第3方向(上方向)への移動が規制されることにより、押圧部材からの押圧力を第1光学部材および第2光学部材に確実に伝えることができるので、第1光学部材および第2光学部材の位置ずれをより抑制することができる。
この場合、好ましくは、筺体部の押圧部材規制部は、第2方向に係合するように設けられた第1係合部を含み、押圧部材の接続部は、第1係合部に対して第2方向に係合するように設けられた第2係合部を含み、押圧部材の第2係合部は、第1方向における第2係合部の両端側では、それぞれ、第1係合部との間に隙間が設けられ、第3方向における第2係合部の一方端側では、第2係合部が第1係合部に当接して第3方向への押圧部材の移動を規制するように構成されている。このように構成すれば、第1係合部および第2係合部により、第3方向(上方向)への接続部の移動を規制しながら、第1方向(第1押圧部および第2押圧部の対向方向)への接続部の移動を行うことができるので、第1光学部材および第2光学部材に対してバランスよく押圧力を付与する構成を実現することができる。
上記筺体部をさらに備えた構成において、好ましくは、押圧部材は、筺体部に支持される第1光学部材および第2光学部材を、互いに第3方向に対して異なる傾斜角度で傾斜した状態で固定するように構成されている。このように構成すれば、第1光学部材および第2光学部材を傾斜して配置することにより、光の光路方向を柔軟に設定することができる。また、このように、第1光学部材および第2光学部材を異なる傾斜角度で傾斜させて固定した場合にも、各々の傾斜角度に応じて接続部の第1方向における位置を各々の押圧力が略等しくなるように移動させることができるので、第1光学部材および第2光学部材に対してバランスよく押圧力を付与することができる。
上記筺体部をさらに備えた構成において、好ましくは、第1光学部材および第2光学部材は、平板形状に形成され、それぞれ、押圧部材側の内面とは反対側の外面で筺体部に接触し、押圧部材は、第1押圧部および第2押圧部により、第1光学部材および第2光学部材のそれぞれの内面を、外面に向く押圧力で押圧するように構成されている。このように構成すれば、内面から外面に向く押圧力で第1光学部材および第2光学部材が押圧されるので、第1光学部材および第2光学部材に対して、筺体部と接触する面方向に作用する力を小さくすることができる。したがって、第1光学部材および第2光学部材の位置ずれをより抑制することができる。
上記筺体部をさらに備えた構成において、好ましくは、第1上端面と交差する方向に延びる第1光学部材の第1側面および第2上端面と交差する方向に延びる第2光学部材の第2側面は、筺体部の第1光学部材および第2光学部材に接触する面との間に塗布される接着剤により、それぞれ、筺体部に対して接着されるように構成されている。このように構成すれば、接着剤により、筺体部に対して第1光学部材および第2光学部材が接着されるので、第1光学部材および第2光学部材の位置ずれをより抑制することができる。また、接着剤が、第1光学部材および第2光学部材と筺体部との接触面ではなく、第1光学部材および第2光学部材の側面と筺体部の面との間(第1光学部材および第2光学部材の側面と筺体部の面とにより構成される角部)に塗布されるので、接着剤による第1光学部材および第2光学部材の浮き上がりを抑制することができる。
本発明によれば、上記のように、光学部材の位置ずれを抑制することが可能な光学機器を提供することができる。
本発明の第1および第2実施形態によるHUD装置の使用状態を示した模式図である。 本発明の第1および第2実施形態によるHUD装置または第3実施形態によるプロジェクタの全体構成を示したブロック図である。 本発明の第1実施形態によるHUD装置の本体部の斜視図である。 本発明の第1実施形態によるHUD装置の本体部を図3とは異なる方向から見た斜視図である。 本発明の第1実施形態によるHUD装置の筺体部に取り付けられた押圧部材を示した部分拡大図である。 本発明の第1実施形態によるHUD装置の押圧部材を示した斜視図である。 本発明の第1実施形態によるHUD装置の押圧部材を示した側面図である。 図5の500−500線に沿った模式的な断面図である。 本発明の第2実施形態によるHUD装置の筺体部に取り付けられた押圧部材を示した部分拡大図である。
以下、本発明を具体化した実施形態を図面に基づいて説明する。
(第1実施形態)
まず、図1〜図8を参照して、本発明の第1実施形態によるヘッドアップディスプレイ(HUD)装置100の構成について説明する。なお、HUD装置100は、本発明の「光学機器」の一例である。
本発明の第1実施形態によるHUD装置100は、図1に示すように、自動車102などの車両に搭載されている。
詳細には、HUD装置100は、画像を形成するレーザ光を、フロントガラス103に投影(照射)するように構成されている。これにより、HUD装置100は、フロントガラス103で反射されたレーザ光によりフロントガラス103の前方に画像を形成し、ユーザ(運転者)に虚像を視認させるように構成されている。HUD装置100により投影する画像としては、たとえば、カーナビゲーション情報や自動車102の速度情報などの各種情報が含まれる。
図2に示すように、HUD装置100は、光出射部1と、光走査部2と、制御部101とを備えている。また、HUD装置100は、光出射部1からレーザ光を出力するとともに、光走査部2で走査されたレーザ光によりフロントガラス103に画像を投影するように構成されている。
次に、HUD装置100の各部の構成について詳細に説明する。
光出射部1は、3つ(赤(R)、緑(G)、青(B))の光源部10a〜10cと、3つのプリズム11a〜11cと、光源ドライバ12とを含んでいる。
光源部10a〜10cは、レーザ光を出力するように構成されている。また、光源部10aは、赤色のレーザ光を3つのプリズム11a〜11cを通過させて光走査部2に照射するように構成されている。また、光源部10bは、緑色のレーザ光をプリズム11bおよび11cを通過させて光走査部2に照射するように構成されている。また、光源部10cは、青色のレーザ光をプリズム11cを通過させて光走査部2に照射するように構成されている。
3つのプリズム11a〜11cは、それぞれ、3つのレーザ光(赤(R)、緑(G)、青(B))を合成して、3つのレーザ光の光軸を揃えるように構成されている。
また、光源ドライバ12は、制御部101から投影画像に関する信号を受信して、光源部10a〜10cを駆動させるように構成されている。
光走査部2は、本体部3と、PSD(Position Sensing Detector)90と、OEIC(Optical Electrical Integrated Circuit)91と、ミラードライバ92とを含んでいる。
図3に示すように、本体部3は、光出射部1からレーザ光が照射されて、照射されたレーザ光を3つに分けるように構成されている。また、本体部3は、3つに分けたレーザ光を、それぞれ、フロントガラス103、PSD90およびOEIC91に向けて、出射するように構成されている。なお、本体部3の詳細な構成については後述する。
PSD90は、本体部3において分けられた1つのレーザ光の光軸の位置を検出するように構成されている。詳細には、PSD90は、フォトダイオードを有しており、フォトダイオードにおいてレーザ光を受光することにより、レーザ光の光路方向に直交する方向における光軸位置を検出することが可能なように構成されている。また、PSD90は、光軸位置の検出結果を、制御部101(図2参照)にフィードバックするように構成されている。
OEIC91は、本体部3において分けられた1つのレーザ光の輝度を検出するように構成されている。また、OEIC91は、輝度の検出結果を、制御部101にフィードバックするように構成されている。
また、ミラードライバ92(図2参照)は、制御部101から投影画像に関する信号を受信して、本体部3の後述する水平光走査部80および垂直光走査部81を駆動させるように構成されている。
次に、本体部3の詳細な構成について説明する。
本体部3は、図3および図4に示すように、筺体部4と、第1ハーフミラー5(図3参照)と、第2ハーフミラー6と、押圧部材7と、水平光走査部80と、垂直光走査部81とを含んでいる。なお、第1ハーフミラー5は、本発明の「第1光学部材」の一例である。また、第2ハーフミラー6は、本発明の「第2光学部材」の一例である。
筺体部4には、第1ハーフミラー5と、第2ハーフミラー6と、押圧部材7と、水平光走査部80と、垂直光走査部81とが取り付けられている。本体部3は、光出射部1(図3参照)からのレーザ光を、初めに、第1ハーフミラー5で受光するように構成されている。そして、本体部3は、第1ハーフミラー5で受光したレーザ光を、検出光および投影光の2つに分けるように構成されている。また、本体部3は、第1ハーフミラー5からの検出光を、第2ハーフミラー6において、さらに2つに分けて、それぞれ、PSD90およびOEIC91に向けて出射するように構成されている。また、本体部3は、第1ハーフミラー5からの投影光を、順に、水平光走査部80および垂直光走査部81を介してフロントガラス103に向けて出射するように構成されている。なお、水平光走査部80および垂直光走査部81は、それぞれ、補強板80aおよび81aと、振動ミラー素子80bおよび81b(図4参照)とから構成されている。また、第1ハーフミラー5および第2ハーフミラー6は、押圧部材7により、固定されるように構成されている。ここで、第1ハーフミラー5に向かうレーザ光の光路方向を第1方向(X方向)とする。また、第1方向のうちの光出射部1から第1ハーフミラー5に向かうレーザ光の進行方向をX1方向とし、反対方向をX2方向とする。また、第1方向に直交するとともに、第1ハーフミラー5および第2ハーフミラー6の延びる方向を第2方向(Y方向)とする。また、第1方向(X方向)および第2方向(Y方向)に直交する方向を第3方向(Z方向)とする。
図4に示すように、筐体部4は、板部40と、箱部41とを有している。
板部40は、HUD装置100の本体筐体部(図示せず)に対して取り付けられるように構成されている。また、箱部41は、第3方向(Z方向)の一方側(Z1方向)が開放される箱形状に形成されている。また、箱部41は、第1ハーフミラー5および第2ハーフミラー6が取り付けられるように構成されている。また、箱部41には、OEIC91に検出光を導くための導光孔41aと、水平光走査部80に投影光を導くための導光孔41bとが設けられている。以下では、第3方向(Z方向)の一方側が開放された側を向く方向を上方(Z1方向)とし、その反対方向を下方(Z2方向)とする。
また、図5に示すように、筺体部4は、押圧部材7を取り付けるための一対の係合凸部4a(図5では一方のみを示す)と、押圧部材7を取り付ける際に使用する一対の目印部4bとをさらに有している。なお、係合凸部4aは、本発明の「第1係合部」および「押圧部材規制部」の一例である。
筺体部4は、係合凸部4aに押圧部材7が取り付けられることにより、第3方向(Z方向)への押圧部材7の移動を規制するように構成されている。
詳細には、係合凸部4aは、筺体部4において、第1ハーフミラー5(第2ハーフミラー6)の第2方向(Y方向)の両端部側の位置に一対に設けられている。また、Y1方向側の係合凸部4aは、Y1方向に突出し、Y2方向側の係合凸部4aは、Y2方向に突出している。また、係合凸部4aは、第2方向(Y方向)から見て、矩形形状に形成されている。また、筺体部4は、係合凸部4aが押圧部材7の後述する係合孔部70dに係合することにより、第3方向(Z方向)への押圧部材7の移動を規制するように構成されている。なお、係合孔部70dは、本発明の「第2係合部」の一例である。
目印部4bは、円柱状に形成されている。また、押圧部材7には、筺体部4の目印部4bに対応する位置に、目印部4bが挿通される孔部70cが設けられている。なお、目印部4bは、作業者が筺体部4に対して押圧部材7の取り付けを容易に行えるように、押圧部材7の筺体部4への取り付け位置を示す目印となるものである。したがって、目印部4bは、押圧部材7の移動を規制することがないように、筺体部4に押圧部材7が取り付けられた状態で、押圧部材7の孔部70cに当接しないように構成されている。
第1ハーフミラー5と第2ハーフミラー6とは、第1方向(X方向)に間隔を隔てて配置されている。また、第1ハーフミラー5と第2ハーフミラー6とは、第1方向(X方向)に直交する第2方向(Y方向)に延びる矩形形状かつ平板形状に形成されている。また、第1ハーフミラー5と第2ハーフミラー6とは、第2方向(Y方向)から見て、V字形状(図8参照)を形成するように配置されている。
図8に示すように、第1ハーフミラー5は、X1方向側に内面5aと、X2方向側に外面(内面5aとは反対側の面)5bと、第2方向(Y方向)側の両端に第1側面5c(図5参照)と、上方側(Z1方向側)に第1上端面5dと、下方側(Z2方向側)に第1下端面5eとを有している。また、第1上端面5dは、第2方向(Y方向)に延びるように形成されている。また、第1側面5c(図5参照)は、第1上端面5dと交差する方向に延びるように形成されている。また、第1ハーフミラー5は、外面5bと第1下端面5eとにおいて、筺体部4に支持されている。
第2ハーフミラー6は、X2方向側に内面6aと、X1方向側に外面(内面6aとは反対側の面)6bと、第2方向(Y方向)側の両端に第2側面6c(図5参照)と、上方側(Z1方向側)に第2上端面6dと、下方側(Z2方向側)に第2下端面6eとを有している。また、第2上端面6dは、第2方向(Y方向)に延びるように形成されている。また、第2側面6c(図5参照)は、第2上端面6dと交差する方向に延びるように形成されている。また、第2ハーフミラー6は、外面6bと第2下端面6eとにおいて、筺体部4に支持されている。
図5に示すように、第1ハーフミラー5は、第1側面5cと、第1ハーフミラー5の外面5bに接触する筺体部4の面との間に塗布される接着剤104により、筺体部4に対して接着されるように構成されている。また、第2ハーフミラー6は、第2側面6cと、第2ハーフミラー6の外面6bに接触する筺体部4の面との間に塗布される接着剤(図示せず)により、筺体部4に対して接着されるように構成されている。
ここで、第1実施形態では、押圧部材7は、第1ハーフミラー5および第2ハーフミラー6の間に設けられている。また、押圧部材7は、第1ハーフミラー5および第2ハーフミラー6を、それぞれ、内側から外側に押圧して固定するように構成されている。すなわち、押圧部材7は、X1方向側から第1ハーフミラー5を押圧するように構成されている。また、押圧部材7は、X2方向側から第2ハーフミラー6を押圧するように構成されている。詳細については後述する。
図6に示すように、押圧部材7は、接続部70と、第1押圧部71と、第2押圧部72と、第1ハーフミラー規制部73と、第2ハーフミラー規制部74とを一体的に有する。なお、第1ハーフミラー規制部73および第2ハーフミラー規制部74は、本発明の「光学部材規制部」の一例である。
接続部70は、第1方向(X方向)および第2方向(Y方向)に延びる平板形状の接続板70aと、接続板70aの第2方向(Y方向)における両端部からそれぞれ下方(Z2方向)に延びる一対の取付板70bとから構成されている。また、接続部70の第1方向(X方向)における両端部には、それぞれ、第1ハーフミラー規制部73および第2ハーフミラー規制部74が設けられている。また、接続部70の第1方向(X方向)における両端部には、それぞれ、第1押圧部71(X2方向側)および第2押圧部72(X1方向側)が設けられている。
第1押圧部71は、平板形状かつL字形状に形成されている。また、第1押圧部71は、第2方向(Y方向)に離間して2つ設けられている。また、第1押圧部71は、弾性変形可能なように構成されている。また、図8に示すように、第1押圧部71は、接続部70のX2方向側の端部から第1ハーフミラー5の内面5aに概ね沿って、下方(Z2方向)に延びるように構成されている。また、第1押圧部71は、先端部(Z2方向側の端部)近傍において、弾性変形した状態で、第1ハーフミラー5の内面5aに接触するように構成されている。
図6に示すように、第2押圧部72は、平板形状かつL字形状に形成されている。また、第2押圧部72は、第2方向(Y方向)に離間して2つ設けられている。また、第2押圧部72は、弾性変形可能なように構成されている。また、図8に示すように、第2押圧部72は、接続部70のX1方向側の端部から第2ハーフミラー6の内面6aに概ね沿って、下方(Z2方向)に延びるように構成されている。また、第2押圧部72は、先端部(Z2方向側の端部)近傍において、弾性変形した状態で、第2ハーフミラー6の内面6aに接触するように構成されている。
したがって、押圧部材7は、第1押圧部71および第2押圧部72により、第1ハーフミラー5および第2ハーフミラー6のそれぞれの内面5aおよび6aを、外面5bおよび6bに向く押圧力F1およびF2で押圧するように構成されている。また、第1ハーフミラー5および第2ハーフミラー6は、押圧部材7により、互いに第3方向(Z方向)に対して異なる傾斜角度αおよびβ(図8参照)により傾斜した状態で固定されるように構成されている。
図6に示すように、第1ハーフミラー規制部73は、平板形状かつL字形状に形成されている。また、第1ハーフミラー規制部73は、接続部70のX2方向における端部から第1ハーフミラー5の内面5aに概ね沿って、上方(Z1方向)に延びるように構成されている。また、第1ハーフミラー規制部73は、2つの第1押圧部71の間に設けられている。また、図8に示すように、第1ハーフミラー規制部73は、先端部において、第1ハーフミラー5の第1上端面5dに接触するように構成されている。したがって、第1ハーフミラー規制部73は、上方(Z1方向)への第1ハーフミラー5の移動を規制するように構成されている。
図6に示すように、第2ハーフミラー規制部74は、平板形状かつL字形状に形成されている。また、第2ハーフミラー規制部74は、接続部70のX1方向における端部から第2ハーフミラー6の内面6aに概ね沿って、上方(Z1方向)に延びるように構成されている。また、第2ハーフミラー規制部74は、2つの第2押圧部72の間に設けられている。また、図8に示すように、第2ハーフミラー規制部74は、先端部において、第2ハーフミラー6の第2上端面6dに接触するように構成されている。したがって、第2ハーフミラー規制部74は、上方(Z1方向)への第2ハーフミラー6の移動を規制するように構成されている。
図6に示すように、一対の取付板70bには、それぞれ、筺体部4の係合凸部4aに係合する係合孔部70dが設けられている。また、係合孔部70dは、一対の取付板70bを、それぞれ、第2方向(Y方向)に貫通している。また、図7に示すように、係合孔部70dは、第2方向(Y方向)から見て矩形形状に形成されている。また、係合孔部70dは、係合凸部4aに対して第2方向(Y方向)に係合する(図5参照)ように構成されている。また、取付板70bは、弾性変形可能に構成されており、押圧部材7の筺体部4への取り付けの際に、弾性変形されることにより、筺体部4の係合凸部4aに係合されるように構成されている。
ここで、図7では、押圧部材7を筺体部4に取り付けた状態における係合孔部70dに対する係合凸部4aの位置を、2点鎖線で仮想的に示している。第1方向における係合孔部70dの両端側における、係合孔部70dと係合凸部4aとの間には、隙間Lが、それぞれ設けられている。また、係合孔部70dは、下方側(Z2方向)では、係合凸部4aに当接している。これにより、係合孔部70dは、上方(Z1方向)への押圧部材7の移動を規制するように構成されている。同時に、係合孔部70dは、隙間Lにより、第1方向(X方向)への押圧部材7の移動を許容するように構成されている。
図2に示すように、制御部101は、光源ドライバ12を介して光源部10a〜10cからレーザ光から出射させる制御を行うとともに、ミラードライバ92を介して水平光走査部80および垂直光走査部81を駆動させる制御を行うように構成されている。また、制御部101は、PSD90およびOEIC91からのフィードバック信号に基づいて所定の制御を行うように構成されている。
次に、図8を参照して、筺体部4への押圧部材7の取り付けについて説明する。
筺体部4には、第1ハーフミラー5および第2ハーフミラー6が配置されているとする。そこへ、上方側(Z1方向側)から押圧部材7を筺体部4に取り付ける。すなわち、押圧部材7の係合孔部70dを筺体部4の係合凸部4aに係合(図5参照)させる。これにより、押圧部材7の第1方向(X方向)への移動が可能な状態で、押圧部材7の第3方向(Z方向)への移動が規制される。
ここで、押圧部材7が筺体部4に取り付けられた瞬間において、第1押圧部71および第2押圧部72がそれぞれ第1ハーフミラー5および第2ハーフミラー6を押圧する押圧力F1およびF2が、互いに相違すると仮定する。
このような場合には、第1押圧部71および第2押圧部72の、第1方向(X方向)における押圧力のバランスが取れる位置まで接続部70が第1方向(X方向)に移動される。すなわち、第1押圧部71が第1ハーフミラー5を押圧する押圧力F1の第1方向成分F11と、第2押圧部72が第2ハーフミラー6を押圧する押圧力F2の第1方向成分F22との釣り合いが取れる(合力が0となる)位置まで接続部70が移動される。
第1実施形態では、以下のような効果を得ることができる。
第1実施形態では、上記のように、弾性変形した状態で第1ハーフミラー5の内側に接触する第1押圧部71と、弾性変形した状態で第2ハーフミラー6の内側に接触する第2押圧部72と、第1押圧部71および第2押圧部72を接続する接続部70とを押圧部材7に設ける。これにより、第1押圧部71が第1ハーフミラー5の内側(内面5a)を押圧する押圧力F11と、第2押圧部72が第2ハーフミラー6の内側(内面6a)を押圧する押圧力F22とが略等しくなるように、第1押圧部71および第2押圧部72の間に位置する接続部70の第1方向(X方向(第1押圧部71および第2押圧部72の対向方向))における位置(すなわち、第1押圧部71および第2押圧部72のそれぞれの弾性変形量)が決定されることになる。その結果、第1ハーフミラー5および第2ハーフミラー6に対してバランスよく押圧力を付与することができる。したがって、第1ハーフミラー5および第2ハーフミラー6が共に所定以上の大きさの押圧力で押圧することができる。その結果、第1ハーフミラー5および第2ハーフミラー6の位置ずれを抑制することができる。
第1実施形態では、上記のように、接続部70の第1方向の両端部にそれぞれ設けられるとともに、第1ハーフミラー5の第1上端面5dおよび第2ハーフミラー6の第2上端面6dに接触することにより、第1方向および第2方向(Y方向)に直交する上方向(Z1方向)への第1ハーフミラー5および第2ハーフミラー6の移動を規制するハーフミラー規制部73および74を設け、押圧部材7が取り付けられることにより、上方向(Z1方向)への押圧部材7の移動を規制する係合凸部4aを含み、第1ハーフミラー5および第2ハーフミラー6を支持する筺体部4をさらに設け、押圧部材7を、係合凸部4aにより筺体部4に対する上方向(Z1方向)への移動が規制された状態で、ハーフミラー規制部73および74により第1ハーフミラー5および第2ハーフミラー6の上方向(Z1方向)への移動を規制するように構成する。これにより、第1ハーフミラー5および第2ハーフミラー6の上方向(Z1方向)への移動が抑制されることにより、第1ハーフミラー5および第2ハーフミラー6を上方向(Z1方向)に固定しながら、押圧部材7の筺体部4に対する上方向(Z1方向)への移動が規制されることにより、押圧部材7からの押圧力を第1ハーフミラー5および第2ハーフミラー6に確実に伝えることができるので、第1ハーフミラー5および第2ハーフミラー6の位置ずれをより抑制することができる。
第1実施形態では、上記のように、第1方向における係合孔部70dの両端側では、それぞれ、係合凸部4aとの間に隙間が設けられ、上方向(Z1方向)における係合孔部70dの一方端側では、係合孔部70dが係合凸部4aに当接して上方向(Z1方向)への押圧部材7の移動を規制するように構成する。これにより、第1ハーフミラー5および第2ハーフミラー6により、上方向(Z1方向)への接続部70の移動を規制しながら、第1方向(第1押圧部71および第2押圧部72の対向方向)への接続部70の移動を行うことができるので、第1ハーフミラー5および第2ハーフミラー6に対してバランスよく押圧力を付与する構成を実現することができる。
第1実施形態では、上記のように、押圧部材7を、筺体部4に支持される第1ハーフミラー5および第2ハーフミラー6を、互いに第3方向に対して異なる傾斜角度αおよびβで傾斜した状態で固定するように構成する。これにより、第1ハーフミラー5および第2ハーフミラー6を傾斜して配置することにより、光の光路方向を柔軟に設定することができる。また、このように、第1ハーフミラー5および第2ハーフミラー6を異なる傾斜角度αおよびβで傾斜させて固定した場合にも、各々の傾斜角度αおよびβに応じて接続部70の第1方向(X方向)における位置を各々の押圧力が略等しくなるように移動させることができるので、第1ハーフミラー5および第2ハーフミラー6に対してバランスよく押圧力を付与することができる。
第1実施形態では、上記のように、第1ハーフミラー5および第2ハーフミラー6を、平板形状に形成し、それぞれ、押圧部材7側の内面5aおよび6aとは反対側の外面5bおよび6bで筺体部4に接触させ、押圧部材7を、第1押圧部71および第2押圧部72により、第1ハーフミラー5および第2ハーフミラー6のそれぞれの内面5aおよび6aを、外面5bおよび6bに向く押圧力F1およびF2で押圧するように構成する。これにより、内面5aおよび6aから外面5bおよび6bに向く押圧力で第1ハーフミラー5および第2ハーフミラー6が押圧されるので、第1ハーフミラー5および第2ハーフミラー6に対して、筺体部4と接触する面方向に作用する力を小さくすることができる。したがって、第1ハーフミラー5および第2ハーフミラー6の位置ずれをより抑制することができる。
第1実施形態では、上記のように、第1上端面5dと直交する方向に延びる第1ハーフミラー5の第1側面5cおよび第2上端面6dと直交する方向に延びる第2ハーフミラー6の第2側面6cを、筺体部4の第1ハーフミラー5および第2ハーフミラー6に接触する面との間に塗布される接着剤104により、それぞれ、筺体部4に対して接着されるように構成する。これにより、接着剤104により、筺体部4に対して第1ハーフミラー5および第2ハーフミラー6が接着されるので、第1ハーフミラー5および第2ハーフミラー6の位置ずれをより抑制することができる。また、接着剤104が、第1ハーフミラー5および第2ハーフミラー6と筺体部4との接触面ではなく、第1ハーフミラー5および第2ハーフミラー6の第1側面5cおよび6cと筺体部4の面との間(第1ハーフミラー5および第2ハーフミラー6の第1側面5cおよび6cと筺体部4の面とにより構成される角部)に塗布されるので、接着剤104による第1ハーフミラー5および第2ハーフミラー6の浮き上がりを抑制することができる。
(第2実施形態)
次に、図2および図9を参照して、第2実施形態について説明する。この第2実施形態では、筺体部4が目印部4bを有する上記第1実施形態と異なり、筺体部204が目印部を有さない例について説明する。なお、上記第1実施形態と同様の構成は、第1実施形態と同じ符号を付して図示するとともに説明を省略する。
図9に示すように、第2実施形態によるHUD装置200(図2参照)では、筺体部204は、第1実施形態のように目印部が設けられてはいない。また、押圧部材207には、第1実施形態のように目印部に対応する孔部が設けられてはいない。なお、ユーザは、筺体部204の係合凸部4aと、押圧部材207の係合孔部70dとを目印として、押圧部材207の取り付けを行う。なお、HUD装置200は、本発明の「光学機器」の一例である。
第2実施形態のその他の構成は、上記第1実施形態と同様である。
第2実施形態では、以下のような効果を得ることができる。
第2実施形態では、上記第1実施形態と同様に、弾性変形した状態で第1ハーフミラー5の内側(内面5a)に接触する第1押圧部71と、弾性変形した状態で第2ハーフミラー6の内側(内面6a)に接触する第2押圧部72と、第1押圧部71および第2押圧部72を接続する接続部70とを押圧部材207に設ける。これにより、第1ハーフミラー5および第2ハーフミラー6の位置ずれを抑制することができる。また、第1実施形態のように、目印部を設けないため、押圧部材207の構造を簡素化することができる。
(第3実施形態)
次に、図2を参照して、第3実施形態について説明する。この第3実施形態では、HUD装置100に本発明を適用した上記第1実施形態と異なり、プロジェクタ300に本発明を適用した例について説明する。なお、上記第1実施形態と同様の構成は、第1実施形態と同じ符号を付して図示するとともに説明を省略する。なお、プロジェクタ300は、本発明の「光学機器」の一例である。
図2に示すように、第3実施形態によるプロジェクタ300では、レーザ光がスクリーン303に投影されるように構成されている。また、押圧部材7は、第1実施形態のように筺体部4に対して接着剤により接着されてはいない。すなわち、第1ハーフミラー5および第2ハーフミラー6は、押圧部材7のみにより筺体部4の所定位置に固定されている。
第3実施形態のその他の構成は、上記第1実施形態と同様である。
第3実施形態では、以下のような効果を得ることができる。
第3実施形態では、上記第1実施形態と同様に、弾性変形した状態で第1ハーフミラー5の内側(内面5d)に接触する第1押圧部71と、弾性変形した状態で第2ハーフミラー6の内側(内面6a)に接触する第2押圧部72と、第1押圧部71および第2押圧部72を接続する接続部70とを押圧部材7に設ける。これにより、第1ハーフミラー5および第2ハーフミラー6の位置ずれを抑制することができる。また、第1実施形態のように、接着剤を塗布する必要がないので、作業性を向上させることができる。
なお、今回開示された実施形態は、すべての点で例示であって制限的なものではないと考えられるべきである。本発明の範囲は、上記した実施形態の説明ではなく特許請求の範囲によって示され、さらに特許請求の範囲と均等の意味および範囲内でのすべての変更(変形例)が含まれる。
たとえば、上記第1〜第3実施形態では、光学機器の一例としてのHUD装置またはプロジェクタに本発明を適用した例を示したが、本発明はこれに限られない。本発明では、HUD装置またはプロジェクタ以外の光学機器に本発明を適用してもよい。たとえば、ディスク装置に本発明を適用してもよい。
また、上記第1〜第3実施形態では、第1係合部の一例として係合凸部4aを設け、第2係合部の一例として係合孔部70dを設けた例について示したが、本発明はこれに限られない。本発明では、たとえば、第1係合部として係合孔部を設け、第2係合部として係合凸部を設けてもよい。
また、上記第1〜第3実施形態では、第1光学部材および第2光学部材の一例としてハーフミラーを設けた例について示したが、本発明はこれに限られない。本発明では、第1光学部材および第2光学部材をハーフミラー以外の光学部材としてもよい。たとえば、第1光学部材および第2光学部材を全反射ミラーとしてもよい。
また、上記第1〜第3実施形態では、第1ハーフミラーおよび第2ハーフミラーを、第3方向に対して傾斜した状態で押圧部材により固定した例について示したが、本発明はこれに限られない。本発明では、第1ハーフミラーおよび第2ハーフミラーは、第3方向に対して傾斜していない状態で押圧部材により固定されていてもよい。
また、上記第1〜第3実施形態では、第1ハーフミラーおよび第2ハーフミラーの第3方向への移動を規制する第1ハーフミラー規制部および第2ハーフミラー規制部を設けた例について示したが、本発明はこれに限られない。本発明では、第1ハーフミラー規制部および第2ハーフミラー規制部を設けなくてもよい。
また、上記第1〜第3実施形態では、第1ハーフミラーおよび第2ハーフミラーが共に筺体部に支持されるように構成した例を示したが、本発明はこれに限られない。本発明では、たとえば、第1ハーフミラーおよび第2ハーフミラーが別々の支持部により支持されるように構成してもよい。
4、204 筺体部
4a 係合凸部(第1係合部、押圧部材規制部)
5 第1ハーフミラー(第1光学部材)
5a 内面
5b 外面
5c 第1側面
5d 第1上端面
6 第2ハーフミラー(第2光学部材)
6a 内面
6b 外面
6c 第2側面
6d 第2上端面
7、207 押圧部材
70 接続部
70d 係合孔部(第2係合部)
71 第1押圧部
72 第2押圧部
73 第1ハーフミラー規制部(光学部材規制部)
74 第2ハーフミラー規制部(光学部材規制部)
100、200 HUD装置(光学機器)
300 プロジェクタ(光学機器)
L 隙間

Claims (6)

  1. 第1方向に間隔を隔てて配置され、前記第1方向に直交する第2方向に延びる第1上端面および第2上端面をそれぞれ有する第1光学部材および第2光学部材と、
    前記第1光学部材および前記第2光学部材の間に設けられ、前記第1光学部材および前記第2光学部材を、それぞれ、内側から外側に押圧して固定する押圧部材とを備え、
    前記押圧部材は、弾性変形した状態で前記第1光学部材の内側に接触する第1押圧部と、弾性変形した状態で前記第2光学部材の内側に接触する第2押圧部と、前記第1押圧部および前記第2押圧部を接続する接続部とを含む、光学機器。
  2. 前記押圧部材は、前記接続部の前記第1方向の両端部にそれぞれ設けられるとともに、前記第1光学部材の前記第1上端面および前記第2光学部材の前記第2上端面に接触することにより、前記第1方向および前記第2方向に直交する第3方向への前記第1光学部材および前記第2光学部材の移動を規制する光学部材規制部をさらに含み、
    前記押圧部材が取り付けられることにより、前記第3方向への前記押圧部材の移動を規制する押圧部材規制部を含み、前記第1光学部材および前記第2光学部材を支持する筺体部をさらに備え、
    前記押圧部材は、前記押圧部材規制部により前記筺体部に対する前記第3方向への移動が規制された状態で、前記光学部材規制部により前記第1光学部材および前記第2光学部材の前記第3方向への移動を規制するように構成されている、請求項1に記載の光学機器。
  3. 前記筺体部の前記押圧部材規制部は、前記第2方向に係合するように設けられた第1係合部を含み、
    前記押圧部材の前記接続部は、前記第1係合部に対して前記第2方向に係合するように設けられた第2係合部を含み、
    前記押圧部材の前記第2係合部は、前記第1方向における前記第2係合部の両端側では、それぞれ、前記第1係合部との間に隙間が設けられ、前記第3方向における前記第2係合部の一方端側では、前記第2係合部が前記第1係合部に当接して前記第3方向への前記押圧部材の移動を規制するように構成されている、請求項2に記載の光学機器。
  4. 前記押圧部材は、前記筺体部に支持される前記第1光学部材および前記第2光学部材を、互いに前記第3方向に対して異なる傾斜角度で傾斜した状態で固定するように構成されている、請求項2または3に記載の光学機器。
  5. 前記第1光学部材および前記第2光学部材は、平板形状に形成され、それぞれ、前記押圧部材側の内面とは反対側の外面で前記筺体部に接触し、
    前記押圧部材は、前記第1押圧部および前記第2押圧部により、前記第1光学部材および前記第2光学部材のそれぞれの前記内面を、前記外面に向く押圧力で押圧するように構成されている、請求項2〜4のいずれか1項に記載の光学機器。
  6. 前記第1上端面と交差する方向に延びる前記第1光学部材の第1側面および前記第2上端面と交差する方向に延びる前記第2光学部材の第2側面は、前記筺体部の前記第1光学部材および前記第2光学部材に接触する面との間に塗布される接着剤により、それぞれ、前記筺体部に対して接着されるように構成されている、請求項2〜5のいずれか1項に記載の光学機器。
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