JP2016008760A - ガスコンロ - Google Patents

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Abstract

【課題】使用者に戸惑いや驚きを感じさせたり、自動調理の制御特性を低下させたりすることなく、使用者に小火力から大火力への火力の変更が行われることを確実に伝えて安全性を確保することが可能なガスコンロを提供する。
【解決手段】自動温度調節制御の実行中において温度検出手段72が検出した温度の低下に伴いバーナの火力を所定の中間火力より大きい設定大火力に変更する場合に、バーナの火力を設定大火力に変更する前に火力増加報知を行うように構成し、燃焼制御手段が、自動温度調節制御の実行中において温度検出手段72が温度の低下を検出した場合に、バーナの火力を所定の中間火力に維持し、火力増加報知を行った後に、バーナの火力を設定大火力に変更するようにする。火力増加報知を電子音によって行う。電子音による火力増加報知が行われた後に、バーナの火力が設定大火力に変更されることを説明する音声による電子音説明用報知を行う。
【選択図】図1

Description

本発明は、ガスコンロに関し、詳しくは、火力変更操作を行う場合に、それを使用者に報知して、安全に火力の変更を行うことができるように構成されたガスコンロに関する。
ガスコンロは、通常、燃料ガスの供給量を制御することにより、火力の調整が行われるように構成されている。
そのようなガスコンロとして、特許文献1には、調理容器の下面の温度を検知する温度センサを備え、調理容器の下面の温度を一定に保つように制御部による火力調節を行うことで自動調理を行うガスコンロにおいて、自動調理の実行中に温度検出手段が検出した温度の低下に伴いバーナの火力を大火力側に変更する場合に、バーナの火力を大火力側に変更する前に自動温度調節火力増加報知を行うように構成されたガスコンロが提案されている。
この特許文献1のガスコンロによれば、自動温度調節制御の実行中において温度検出手段が検出した温度の低下に伴ってバーナの火力を大火力側に変更する場合において、バーナの火力が小火力から大火力に変更される前に自動温度調節火力増加報知により、使用者は火力が大火力に変更されることを知らされるので、使用者が戸惑いを感じたり驚いたりすることがなく、自動調理による利便性を損なわないようにしながら、快適性を向上させることが可能になる。
なお、特許文献1のガスコンロでは、例えば、「大火力に変更します。」などの音声による報知を行うことで、火力が大火力に変更されることを使用者が確実に認識できるように構成されている。
しかしながら、特許文献1の場合、自動調理の実行中、温度検出手段が検出した温度の低下に伴いバーナの火力を大火力側に変更する場合に、「大火力に変更します。」などの音声報知が繰り返し行われたときには、繰り返される音声報知に対して、使用者が煩わしさを感じる場合がある。
また、「大火力に変更します。」などの音声による報知を行った後、バーナの火力を大火力側に変更するようにしていることから、温度検出手段による検出温度の低下に伴って、バーナの火力を大火力側に変更する必要が生じた時点から、「大火力に変更します。」などの音声報知に要する時間が経過した後に、バーナの火力を大火力側に変更することになる。そのため、火力を大火力側に変更するタイミングの遅れに起因して、自動調理に関する制御特性が悪くなり、アンダーシュートの発生するおそれがある。また、該アンダーシュートを回復するためにバーナによる加熱時間を長くすることが必要になったり、調理容器や内容物の熱容量によって熱伝達特性が遅れたりすることに起因して、オーバーシュートが発生するおそれもある。
そこで、上述の火力を大火力側に変更するタイミングの遅れによる不都合を解消するために、音声報知に代えて、例えば、「ピピピッ」などの電子音による報知を行うことによって報知に要する時間を短縮することが考えられる。しかし、電子音による報知の後にバーナの火力が大火力側に変更されることを使用者が失念している場合には、上記自動温度調節火力増加報知による効果が発揮されないという問題点がある。
一方、上述の火力を大火力側に変更するタイミングの遅れによる不都合を解消するため、温度検出手段による測定温度の下降変化から温度下降勾配を算出し、この温度下降勾配に基づいて、火力増加温度に到達するまでの予測時間を求め、この予測時間に基づいて、火力変更を、音声による報知手段によって報知するようにした調理装置が提案されている(例えば、特許文献2)。
しかしながら、温度検出手段による測定温度の下降変化は、使用者による調理に関する行動の影響を受けやすいものであり、例えば、自動調理によって天婦羅調理を行っている場合など、調理容器に具材が投入されたときには、温度検出手段による測定温度が急激に低下するため、調理容器に具材が投入される前の温度下降勾配から求めた予測時間と調理容器に具材が投入された後の温度下降勾配から求めた予測時間とは異なることになる。したがって、温度検出手段による温度下降勾配に基づいて、火力増加温度に到達するまでの予測時間を求めることは困難であり、この信頼度の低い予測時間に基づいて、報知手段に火力変更を音声によって報知させたとしても、信頼性が低いという問題点がある。
特開2013−024475号公報 特開2013−164194号公報
本発明は、上記課題を解決するものであり、燃焼制御手段により小火力から大火力への火力の変更が自動的に行われようとしているバーナに、使用者が不用意に接近した場合にも、使用者に戸惑いや驚きを感じさせることなく、小火力から大火力への火力の変更が行われることを確実に伝えることが可能で、かつ、自動調理の制御特性の低下を招くことのないガスコンロを提供することを目的とする。
上記の目的を達成するために、本発明(請求項1)のガスコンロは、
加熱用位置に位置する被加熱物を加熱するバーナと、
前記被加熱物の温度を検出する温度検出手段と、
前記温度検出手段の検出情報に基づいて前記バーナの作動を制御する燃焼制御手段とを備え、
前記燃焼制御手段は、前記バーナの燃焼中において前記温度検出手段が検出する温度を設定温度に維持するように前記バーナの火力を制御する自動温度調節制御を実行し、かつ、前記自動温度調節制御の実行中に、前記温度検出手段が前記被加熱物の温度の低下を検出した場合において、前記バーナの火力を所定の中間火力より大きい設定大火力に変更するにあたり、前記バーナの火力を前記設定大火力に変更する前に火力増加報知を行うように構成されたガスコンロであって、
前記燃焼制御手段による前記自動温度調節制御の実行中に前記温度検出手段が前記被加熱物の温度の低下を検出すると、前記燃焼制御手段が前記バーナの火力を前記所定の中間火力に維持し、前記火力増加報知を行った後、前記バーナの火力を前記設定大火力に変更するように構成されていること
を特徴としている。
なお、本発明における中間火力とは、使用者が不用意にガスコンロに接近しても火傷したりする危険性の大きくない程度の火力をいう。
また、本発明のガスコンロにおいては、前記火力増加報知を電子音によって行うことが好ましい。
また、前記自動温度調節制御の実行開始後に、前記電子音による前記火力増加報知が行われるとその後に前記バーナの火力が設定大火力に変更されることを説明するための、音声による電子音説明用報知を行うように構成されていることが好ましい。
また、前記燃焼制御手段が、前記自動温度調節制御の実行中に、前記電子音説明用報知を所定の時間間隔で繰り返すことが好ましい。
本発明(請求項1)のガスコンロは、上述のように、自動温度調節制御の実行中に温度検出手段が被加熱物の温度の低下を検出した場合に、燃焼制御手段がバーナの火力を所定の中間火力に維持し、火力増加報知を行った後、バーナの火力を設定大火力に変更するようにしているので、燃焼制御手段により小火力から大火力への火力の切り替えが自動的に行われようとしているガスコンロに、使用者が不用意に接近した場合にも、大火力への火力の切り替えが行われることを使用者に的確に伝えることが可能になり、使用者に戸惑いを与えたり、驚かせたりすることなく、安全性を確保することが可能になる。
また、自動温度調節制御の実行中において温度検出手段が被加熱物の温度の低下を検出した場合に、バーナの火力を所定の中間火力に維持する(すなわち、危険のない中間火力までは直ちに火力を増加させる)ので、バーナの火力を特に変更しない状態で火力増加報知のみを行う場合と比較して、自動調理の制御特性の低下を抑制することが可能になる。
また、本願請求項2のガスコンロのように、火力増加報知を電子音によって行うようにした場合、電子音による火力増加報知に要する時間は短時間であることから、火力増加報知開始後、短時間で設定大火力(大火力側)に変更することが可能になり、自動調理の制御特性の低下を抑制することができるようになる。
また、本願請求項3のガスコンロのように、前記自動温度調節制御の実行開始後に、電子音による火力増加報知が行われるとその後にバーナの火力が設定大火力(大火力側)に変更されることを説明するための、音声による電子音説明用報知を行うようにした場合、電子音による火力増加報知の後にバーナの火力が設定大火力に変更されることを使用者が失念することを防止して、信頼性の高い報知を行うことができる。
また、本願請求項4のガスコンロのように、燃焼制御手段が、自動温度調節制御の実行中に、音声による電子音説明用報知を所定の時間間隔で繰り返すようにした場合、電子音による火力増加報知の後にバーナの火力が設定大火力(大火力側)に変更されることを使用者が失念することをさらに確実に防止することが可能になり、本発明をより実効あらしめることができる。
本発明の一実施形態にかかるガスコンロの構成を示す平面図である。 本発明の一実施形態にかかるガスコンロを構成するバーナ周辺の側面図である。 本発明の一実施形態にかかるガスコンロにおける燃料供給路の説明図である。 本発明の一実施形態にかかるガスコンロを構成するバーナ周辺の、火力を設定大火力に変更する前の状態の側面図である。 本発明の一実施形態にかかるガスコンロを構成するバーナ周辺の、火力を設定大火力に変更した状態の側面図である。
以下、本発明の実施形態を示して、その特徴とするところを詳しく説明する。
[実施形態1]
図1は、本発明の一実施形態(実施形態1)にかかるガスコンロ(ガステーブルコンロ)の構成を示す平面図、図2は、実施形態1のガスコンロを構成するバーナ周辺の側面図、図3は燃料供給路の説明図である。
図1,2に示すように、本発明の実施形態にかかるガスコンロ(ガステーブルコンロ)Aは、ガスコンロ本体1の上面がトッププレート2で覆われている。また、ガスコンロAは、円筒状の外形(本実施形態では外径66mm)を有する左バーナ(コンロバーナ)31および右バーナ(コンロバーナ)32の2口のバーナ(ガスバーナ)を備えており、トッププレート2に形成したバーナ用開口(図示せず)を介して、夫々のバーナの外周に形成された炎孔部33をトッププレート2の上方に突出させている。
図1に示すように、ガスコンロAにおいて左バーナ31および右バーナ32より前方側に位置しているその前面には、使用者が手動にて左バーナ31の点消火操作を行うための左点消火操作部41および使用者が手動にて右バーナ32の点消火操作を行うための右点消火操作部42が設けられている。
また、ガスコンロA内には、左点消火操作部41および右点消火操作部42の操作に基づいて、図3に示すように、ガス供給路8に備えるガスバルブ9の開閉および図示しないイグナイタの発停により左バーナ31および右バーナ32の点消火の制御を行い、また、ガス供給路8からの分岐路8aに備える図示しないステッピングモータ駆動による流量制御弁10の開度調節を行って左バーナ31および右バーナ32に供給されるガス量を調節して左バーナ31および右バーナ32の火力の制御を行う制御部(燃焼制御手段)11を備えている。
また、ガスコンロAはガスグリル部(図示せず)を備えており、ガスコンロAの前面には、ガスグリル部の前面に備える扉(図示せず)を開閉するためのグリル取っ手44およびガスグリル部の点消火操作を行うためのグリル点消火操作部43を備えおり、ガスグリル部における調理に伴う排気はトッププレート2の後方に設けたグリル排気口45から排出されるように構成されている。
トッププレート2上における左バーナ31および右バーナ32夫々の炎孔部33の周囲には、コンロバーナ(左バーナ31、右バーナ32)によって加熱される調理容器60を載置する五徳50が配置してある。五徳50は、調理容器60を載置するための五徳爪51を炎孔部33の周囲に複数放射状に配置してあり、夫々の五徳爪51の下端が円環状の五徳リング52で結合されて、トッププレート2上に載置されている。
また、左バーナ31および右バーナ32は、調理容器60の底面と接して、調理容器(被加熱物)60の温度を検出する調理容器温度検出手段(温度検出手段)72を備えている。
なお、ガスコンロAは左バーナ31および右バーナ32の2つのコンロバーナを備えるものであるが、左バーナ31および右バーナ32ともに本発明の実施形態としては同様の形態を有するものであるので、以下、左バーナ31の実施形態について詳しく説明し、右バーナ32についての詳細な説明は省略する。
ガスコンロAが備える左バーナ31について詳細に説明すると、図3に示すように、左バーナ(コンロバーナ)31と、手動にて操作される左点消火操作部41と、使用者による左点消火操作部41の操作によって左点消火操作部41から出力される指令に基づいて左バーナ31の点消火および火力の制御を行う制御部(燃焼制御手段)11を備えている。
<本発明のガスコンロの特徴構成>
上述の制御部(燃焼制御手段)11は、温度検出手段72の検出情報に基づいて左バーナ31の作動を制御するように構成されている。
制御部11は、温度検出手段72の検出情報に基づいて左バーナ31の作動を制御する。
制御部11は、左バーナ31の燃焼中において温度検出手段72が検出する温度を温度設定部(図示せず)にて設定された設定温度(例えば、180℃)に維持するように左バーナ31の火力を制御する自動温度調節制御を実行する。
そして、制御部11は、自動温度調節制御の実行中において温度検出手段72が検出した被加熱物(調理容器)の温度の低下(例えば、175℃まで低下)に伴い、左バーナ31の火力を大火力側の所定の中間火力(この実施形態では、例えば1.72kw)より大きい設定大火力に変更する場合に、左バーナ31の火力を所定の中間火力(この実施形態では、例えば1.72kw)に維持するとともに、火力増加報知を行った後に、左バーナ31の火力を設定大火力に変更するように構成されている。
上記構成とすることにより、制御部11により小火力から大火力への火力の切り替えが自動的に行われようとしているコンロAに、使用者が不用意に接近した場合にも、制御部11により、小火力から大火力への火力の変更が行われることを使用者に的確に伝えることができるため、使用者に戸惑いや驚きを感じさせることを回避しつつ、安全性を確保することが可能になる。
また、自動温度調節制御の実行中において温度検出手段72が検出した温度の低下に伴い左バーナ31の火力を所定の中間火力(この実施形態では、例えば1.72kw)に維持するので、左バーナ31の火力を大火力側に変更しない状態で火力増加報知のみを行う場合と比較して、自動調理の制御特性を高く保つことができる。
また、この実施形態では、火力増加報知を「ピッピッピッ」という電子音によって行う。
これは、電子音による火力増加報知に要する時間は、例えば音声による方法などに比べて短時間であることから、左バーナ31の火力が所定の中間火力(この実施形態では、例えば1.72kw)に維持される時間を短くして、自動調理の制御特性を高く保つことが可能になることによる。
また、自動温度調節制御の実行開始後、電子音が発報された後に、左バーナ31の火力が設定大火力(大火力側)に変更される旨の、音声による電子音説明用報知、例えば「ピッピッピッという電子音の後にバーナの炎が大きくなります。」などの音声による報知を行う。
また、この実施形態では、制御部11は、自動温度調節制御の実行中に、電子音説明用報知を所定の時間間隔(例えば3分間隔)で繰り返すように構成されている。
このように、自動温度調節制御の実行開始後に、「電子音による火力増加報知が行われるとその後にバーナの火力が設定大火力(大火力側)に変更される」旨の、音声による電子音説明用報知を行うようにしているので、「ピッピッピッ」という電子音による火力増加報知の後に、左バーナ31の火力が設定大火力(大火力側)に変更されることを使用者が失念することが抑制され、制御部11により小火力から大火力への火力の切り替えが自動的に行われようとしているガスコンロAに、使用者が不用意に接近した場合にも、制御部11により小火力から設定大火力(大火力側)大火力への火力の切り替えが行われることを使用者に的確に伝えることができる。
なお、この実施形態では、上述のように、制御部11が、自動温度調節制御の実行中に、電子音説明用報知を所定の時間間隔(例えば3分間隔)で繰り返すように構成されているので、電子音による火力増加報知の後に左バーナ31の火力が設定大火力(大火力側)に変更されることを使用者が失念することがより確実に抑制される。
図4および5は、本発明の効果を説明するための図である。この実施形態のガスコンロAは、上述のように構成されていることから、例えば、図4に示すように、設定大火力(大火力側)に火力が変更される前の段階の、左バーナ31に形成される火炎81の先端が調理容器60の底面の外周からはみ出さないような状態から、図5に示すように、火力が設定大火力に変更され、火炎81の先端が調理容器60の底面の外周からはみ出すような状態になるような場合(図4および5では、火力が設定大火力になると火炎81の先端が調理容器60の底面の外周からはみ出しやすい、比較的小さい調理容器60が用いられている場合を示している)にも、バーナの火力を危険性のない所定の中間火力に維持し、その状態で火力増加報知を行い、使用者に設定大火力への火力の変更が行われることを確実に認識させた後、火力の設定大火力への変更を行うようにしているため、使用者が不用意に調理容器60の底面の外周からはみ出した火炎81に近づきすぎることを防止して、高い安全性を確保することができる。
<変形例>
上記実施形態では、本発明をガステーブルコンロAに適用した場合について説明したが、本発明はビルトインコンロにも適用可能である。また、ガスコンロAに備えるガスバーナの数は2つに限定されず、1口のガスコンロ、3口以上のガスコンロに適用可能である。
上記実施形態では、電子音説明用報知を繰り返す所定の時間間隔を3分としたが、所定の時間間隔を3分以外の時間とすることも可能である。
また、上記実施形態では、火力増加報知を「ピッピッピッ」という電子音により行うように構成されているが、火力増加報知を、「バーナの炎が大きくなります。」などの音声によって行うように構成することも可能である。
上記実施形態では、所定の中間火力を1.72kwとしたが、所定の中間火力を1.72kw以外の火力としてもよい。
また、所定の中間火力は、上記実施形態のように時間経過とともに変化しない一定の火力としてもよいが、所定の中間火力が、時間の経過とともに漸次増加するような構成とすることも可能である。
本発明はさらにその他の点においても上記実施形態に限定されるものではなく、本発明の範囲内において種々の変形を加えることが可能である。
A ガスコンロ(ガステーブルコンロ)
1 ガスコンロ本体
2 トッププレート
8 ガス供給路
9 ガスバルブ
10 流量制御弁
11 制御部(燃焼制御手段)
31 左バーナ(コンロバーナ)
32 右バーナ(コンロバーナ)
33 炎孔部
41 左点消火操作部
42 右点消火操作部
43 グリル点消火操作部
44 グリル取っ手
45 グリル排気口
50 五徳
51 五徳爪
52 五徳リング
60 調理容器
72 調理容器温度検出手段(温度検出手段)
81 火炎

Claims (4)

  1. 加熱用位置に位置する被加熱物を加熱するバーナと、
    前記被加熱物の温度を検出する温度検出手段と、
    前記温度検出手段の検出情報に基づいて前記バーナの作動を制御する燃焼制御手段とを備え、
    前記燃焼制御手段は、前記バーナの燃焼中において前記温度検出手段が検出する温度を設定温度に維持するように前記バーナの火力を制御する自動温度調節制御を実行し、かつ、前記自動温度調節制御の実行中に、前記温度検出手段が前記被加熱物の温度の低下を検出した場合において、前記バーナの火力を所定の中間火力より大きい設定大火力に変更するにあたり、前記バーナの火力を前記設定大火力に変更する前に火力増加報知を行うように構成されたガスコンロであって、
    前記燃焼制御手段による前記自動温度調節制御の実行中に前記温度検出手段が前記被加熱物の温度の低下を検出すると、前記燃焼制御手段が前記バーナの火力を前記所定の中間火力に維持し、前記火力増加報知を行った後、前記バーナの火力を前記設定大火力に変更するように構成されていること
    を特徴とするガスコンロ。
  2. 前記火力増加報知を電子音によって行うことを特徴とする請求項1記載のガスコンロ。
  3. 前記自動温度調節制御の実行開始後に、前記電子音による前記火力増加報知が行われるとその後に前記バーナの火力が設定大火力に変更されることを説明するための、音声による電子音説明用報知を行うように構成されていることを特徴とする請求項2記載のガスコンロ。
  4. 前記燃焼制御手段が、前記自動温度調節制御の実行中に、前記電子音説明用報知を所定の時間間隔で繰り返すことを特徴とする請求項3記載のガスコンロ。
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