JP2016008141A - 設備管理システム - Google Patents

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Abstract

【課題】通過する必要がない設備を回避する経路を示す経路情報が取得される設備管理システムを提供する。
【解決手段】通路に沿って配置された製造に関連する複数の設備と、通路を移動しながら複数の設備を通過する搬送車であって、複数の設備の各々を検知する検知手段、複数の設備の各々を通過する際に検知された設備を撮像する撮像手段、及び生成された経路情報に基づいて経路を表示する表示手段を備えた搬送車と、撮像手段で撮像された複数の画像を取得する取得手段、取得された複数の画像に基づいて次回に通過する少なくとも1つの設備を特定する特定手段、及び特定された設備を通過する経路を示す経路情報を生成する生成手段を備えた制御装置と、を有する設備管理システムとする。
【選択図】図1

Description

本発明は、設備管理システムに関する。
特許文献1には、供給部品を収容した部品箱をピッキング場の部品搭載ステーションにおいて搭載し、誘導路に沿って組立ステージの部品供給ステーションに搬送して投入する搬送台車を使用する部品供給方法であり、前記部品搭載ステーションの部品箱搭載棚を誘導路に跨り且つ搬送台車の進行方向に向けて下方に傾斜させて配置すると共に、前記部品供給ステーションの部品箱供給棚を誘導路に跨り配置し、前記搬送台車の搬送棚を前記部品搭載ステーションの部品搭載棚および部品供給ステーションの部品供給棚の下側を通過可能な高さに設定すると共に、搬送棚より上面に突出して部品箱を上昇させる突上げ部材を備えて構成し、前記搬送台車の搬送棚を部品搭載ステーションの部品搭載棚の下方通過時に、突上げ部材を上昇させて、部品箱搭載棚上に供給された部品箱を上昇させて、部品搭載棚上から搬送棚へ移載させ、前記部品供給ステーションの部品供給棚の下方を通過時に、突上げ部材を上昇させて、搬送台車の搬送棚上の部品箱を上昇させて、搬送棚上から部品供給ステーションの部品供給棚上へ移載させるようにしたことを特徴とする部品供給方法が記載されている。
特開2009−227424
本発明の目的は、通過する必要がない設備を回避する経路を示す経路情報が取得される設備管理システムを提供することにある。
請求項1に記載の発明は、通路に沿って配置された製造に関連する複数の設備と、前記通路を移動しながら前記複数の設備を通過する搬送車であって、前記複数の設備の各々を検知する検知手段、前記複数の設備の各々を通過する際に検知された設備を撮像する撮像手段、及び生成された経路情報に基づいて経路を表示する表示手段を備えた搬送車と、前記撮像手段で撮像された複数の画像を取得する取得手段、取得された前記複数の画像に基づいて次回に通過する少なくとも1つの設備を特定する特定手段、及び特定された設備を通過する経路を示す経路情報を生成する生成手段を備えた制御装置と、を有する設備管理システムである。
請求項2に記載の発明は、前記制御装置の特定手段が、前記複数の設備の各々について撮像された画像と当該設備について予め定めた画像とを比較して、予め定めた要件を満たす設備を次回に通過する設備として特定する、請求項1に記載の設備管理システムである。
請求項3に記載の発明は、前記制御装置の生成手段が、特定された設備を最短の経路で通過する経路を示す経路情報を生成する、請求項1又は請求項2に記載の設備管理システムである。
請求項4に記載の発明は、前記複数の設備が、製造に使用する部品を配置する部品配置部、及び製造工程で発生した廃棄物を廃棄する廃棄部の少なくとも一方を含む、請求項1から請求項3までの何れか1項に記載の設備管理システムである。
請求項5に記載の発明は、前記前記複数の設備が部品配置部を含む場合に、前記制御装置の特定手段が、予め定めた数量の部品が配置されていない部品配置部を、次回に通過する設備として特定する、請求項4に記載の設備管理システムである。
請求項6に記載の発明は、前記前記複数の設備が廃棄部を含む場合に、前記制御装置の特定手段が、廃棄物の占める容積率が予め定めた容積率以上の廃棄部を、次回に通過する設備として特定する、請求項4又は請求項5に記載の設備管理システムである。
請求項7に記載の発明は、更に、前記複数の設備を含む範囲を連続して撮像する広角撮像装置を備え、前記制御装置が、取得された前記複数の画像に基づいて異常の発生を示す画像を検出する検出手段と、画像情報を記憶する記憶手段とを備え、前記検出手段で異常の発生を示す画像が検出された場合に、当該画像と関連する前記広角撮像装置で撮像された連続画像を前記記憶手段に記憶する、請求項1から請求項6までの何れか1項に記載の設備管理システムである。
請求項1に記載の発明によれば、通過する必要がない設備を回避する経路を示す経路情報が取得される。
請求項2に記載の発明によれば、撮像された画像と予め定めた要件とに基づいて次回に通過する設備が特定される。
請求項3に記載の発明によれば、特定された設備を最短の経路で通過する経路を示す経路情報が取得される。
請求項4に記載の発明によれば、製造に使用する部品を配置する部品配置部、及び製造工程で発生した廃棄物を廃棄する廃棄部の少なくとも一方を含む設備を管理する設備管理システムが提供される。
請求項5に記載の発明によれば、予め定めた数量の部品が配置されていない部品配置部が、次回に通過する設備として特定される。
請求項6に記載の発明によれば、廃棄物の占める容積率が予め定めた容積率以上の廃棄部が、次回に通過する設備として特定される。
請求項7に記載の発明によれば、異常の発生を示す画像が検出された場合に、当該画像と関連する連続画像が保存される。
本発明の実施の形態に係る設備管理システムの構成の一例を示す概略図である。 搬送車に搭載される端末装置の電気的構成の一例を示すブロック図である。 制御装置の電気的構成の一例を示すブロック図である。 端末装置の表示部及び操作部の構成の一例を示す概略図である 通過対象設定画面の一例を示す模式図である。 全部の設備を通過する復路の一例を示す概略図である。 (A)及び(B)は通過する必要がある設備を通過する復路の一例を示す概略図である。 「端末操作処理」の手順の一例を示すフローチャートである。 「往路撮像処理」の手順の一例を示すフローチャートである。 「復路表示処理」の手順の一例を示すフローチャートである。 「復路報知処理」の手順の一例を示すフローチャートである。 復路報知画面の一例を示す模式図である。 「復路探索処理」の手順の一例を示すフローチャートである。 (A)は廃棄部の撮像画像の一例を示す図であり、(B)は廃棄部の基準画像の一例を示す図である。 (A)は部品配置部の撮像画像の一例を示す図であり、(B)は部品配置部の 「異常検出処理」の手順の一例を示すフローチャートである。基準画像の一例を示す図である。
以下、図面を参照して本発明の実施の形態の一例を詳細に説明する。
<設備管理システムの構成>
(全体図)
本発明の実施の形態に係る設備管理システムの全体構成について説明する。
図1は本発明の実施の形態に係る設備管理システム100の構成の一例を示す概略図である。図1に示すように、本実施の形態に係る設備管理システム100は、複数の製造ライン10周囲の通路12、通路12に沿って配置された製造に関連する複数の設備14、通路12を移動しながら複数の設備14を通過する搬送車20、システム全体を制御する制御装置30、及び複数の設備14を含む範囲を連続して撮像する広角撮像装置40を備えている。広角撮像装置40は、支持部材42により複数の設備14が配置された室内の天井Sに取り付けられている。
図示した例では、設備管理システム100は、3個の製造ライン10、10、10を備えている。これらの製造ライン10、10、10の周囲には、搬送車20が通れる幅の通路12が設けられている。また、設備管理システム100には、通路12に沿って10個の設備14から1410が配置されている。通路12には、設備14から1410の各々に対応してICタグ16から1610が設置されている。
図示した例では、設備14、14、14、14、14の各々は、製造に使用する部品28を配置する部品配置部14Pを備えている。部品配置部14Pは、例えば、三段の棚である。また、設備14、14、14、14、1410の各々は、製造工程で発生した廃棄物Gを廃棄する廃棄部14Dを備えている。廃棄部14Dは、例えば、直方体状の容器である。
なお、製造ライン10、10、10の各々を区別する必要がない場合は、これらを「製造ライン10」と総称する。設備14から1410の各々を区別する必要がない場合、及び部品配置部14Pと廃棄部14Dとを区別する必要がない場合は、これらを「設備14」と総称する。ICタグ16から1610の各々を区別する必要がない場合は、これらを「ICタグ16」と総称する。
本実施の形態では、操作者Aが、部品28が積載された搬送車20を押して通路12を移動しながら、複数の設備14の各々を通過し、複数の部品配置部14Pの各々に部品28を供給する。また、搬送車20には、廃棄物Gを入れる容器29が設けられている。操作者Aは、複数の設備14の各々を通過する際に、複数の廃棄部14Dの各々から廃棄物Gを回収する。
また、搬送車20は、複数の設備14の各々を検知する検知部22、複数の設備14の各々を通過する際に検知された設備14を撮像する撮像部24、生成された経路情報に基づいて経路を表示する表示部26、及び操作者Aの操作を受け付ける操作部27を備えている。検知部22は、通路12に設置されたICタグ16により対応する設備14を検知する。撮像部24は、検知部22により設備14が検知されると、検知された設備14を撮像する。操作者Aは、操作部27を操作して表示部26に次回に通過する経路を表示する。本実施の形態では、操作者Aが搬送車20を押しながら通路12を往復移動する際に、表示部26に復路を示す経路を表示する。
なお、上記では、通路12にICタグ16を配置する例について説明したが、撮像のタイミングで設備14が検知されればよく、標識の種類や設置方法はこれに限定される訳ではない。例えば、ICタグ16を設備14に取り付けてもよいし、バーコード等のICタグ16以外の標識を用いてもよい。但し、ICチップと小型のアンテナを備えたICタグ16によれば、複数の設備14の各々の識別情報がICチップに記憶される。また、記録された識別情報は無線送信されることから、バーコード等に使用される読み取り装置も不要である。従って、ICタグ16を用いることで各設備14の識別が容易となる。
(端末装置)
次に、搬送車20に搭載される端末装置20Aについて説明する。
図2は搬送車20に搭載される端末装置20Aの電気的構成の一例を示すブロック図である。本実施の形態では、コンピュータ及び周辺機器で構成された端末装置20Aが、搬送車20に搭載されている。上記した検知部22、撮像部24、表示部26、及び操作部27の各々は、端末装置20Aの周辺機器である。また、図2に示すように、端末装置20Aは、周辺機器として通信部23と報知部25とを備えている。通信部23は、有線又は無線の通信回線を介して制御装置30と通信を行うためのインターフェースである。報知部25は、操作者Aに各種情報を画像や音声で報知するための機器である。例えば、表示部26に報知画面を表示して報知してもよく、報知音を発生させて報知してもよい。
端末装置20Aは、制御部21を備えている。制御部21は、CPU(中央処理装置; Central Processing Unit)21A、各種プログラムを記憶したROM(Read Only Memory)21B、RAM(Random Access Memory)21C、各種情報を記憶する不揮発性メモリ21D、及び入出力インターフェース(I/O)21Eを備えている。CPU21A、ROM21B、RAM21C、不揮発性メモリ21D、及びI/O21Eの各々は、バス21Fを介して接続されている。CPU21Aは、ROM21Bに記憶されたプログラムを読み出し、RAM21Cをワークエリアとしてプログラムを実行する。
搬送車20に備えられた検知部22、撮像部24、表示部26、及び操作部27の各部が、制御部21のI/O21Eに接続されている。また、通信部23及び報知部25の各部が、制御部21のI/O21Eに接続されている。制御部21は、検知部22、撮像部24、表示部26、操作部27、通信部23、及び報知部25の各部との間で情報の授受を行い、これら各部を制御する。
ここで端末装置20Aによる表示及び操作について説明する。
図4は端末装置20Aの表示部26及び操作部27の構成の一例を示す概略図である。表示部26は、各種画面を表示し、機能選択画面での接触動作により機能を選択するタッチパネルである。図示した例では、往路を示す経路50が表示されている。本実施の形態では、操作者Aが搬送車20を押しながら通路12を往復移動して、部品28の供給と廃棄物Gの回収とを行う。往路では、始点Oを出発して複数の設備14の各々を通過し終点Eに至る。即ち、往路を示す経路50は、複数の設備14の各々を通過するように予め設定されている。そして設備14を通過した際に、複数の設備14の各々を撮像する。
操作部27は、複数の機能選択部と指示部とを有する。図示した例では、機能選択部として、「設備撮像」ボタン27A、「情報送信」ボタン27B、「復路表示」ボタン27C、及び「復路報知」ボタン27Dが設けられている。また、指示部として、「開始」ボタン27Eが設けられている。ボタンを押して、設備撮像、情報送信、復路表示、及び復路報知の何れかの機能を選択して開始を指示すると、選択された機能が実行される。
なお、復路表示ボタン27Cを押した場合には、通過対象を設定する設定画面が表示される。通過対象となる設備14としては、部品配置部14Pと廃棄部14Dとが在る。往路では複数の設備14の各々を通過するが、復路では部品配置部14P及び廃棄部14Dの少なくとも一方を通過するように設定してもよい。図5は通過対象設定画面70の一例を示す模式図である。通過対象設定画面70は、複数の対象選択部72と指示部74とを有する。
図示した例では、対象選択部として、部品配置部14Pだけを復路の通過対象とする「部品配置部」選択ボタン72、廃棄部14Dだけを復路の通過対象とする「廃棄部」選択ボタン72、及び部品配置部14Pと廃棄部14Dの両方を復路の通過対象とする「両方」選択ボタン72が設けられている。また、指示部として、「戻る」ボタン74と「設定終了」ボタン74とが設けられている。部品配置部、廃棄部、及び両方の何れかを選択して「設定終了」ボタン74を押すと、通過対象の設定が完了する。設定後に開始を指示すると、選択された「復路表示」機能が実行される。一方、「戻る」ボタン74を押すと、通過対象の選択が解除される。
(制御装置)
次に、システム全体を制御する制御装置30について説明する。
図3は制御装置30の電気的構成の一例を示すブロック図である。制御装置30は、制御部32、表示部34、操作部36、及び通信部38を備えている。制御部32は、コンピュータであり、CPU32A、ROM32B、RAM32C、不揮発性メモリ32D、及びI/O32Eを備えている。CPU32A、ROM32B、RAM32C、不揮発性メモリ32D、及びI/O32Eの各々は、バス32Fを介して接続されている。CPU32Aは、ROM32Bに記憶されたプログラムを読み出し、RAM32Cをワークエリアとしてプログラムを実行する。
表示部34、操作部36、及び通信部38の各部は、制御部32のI/O32Eに接続されている。制御部32は、表示部34、操作部36、及び通信部38の各部との間で情報の授受を行い、これら各部を制御する。通信部38は、有線又は無線の通信回線を介して端末装置20A及び撮像装置40と通信を行うためのインターフェースである。後述する通り、搬送車20の撮像部24により撮像された設備14の画像の画像情報は、制御装置30に送信される。また、制御装置30で生成された復路を示す経路情報は、端末装置20Aに送信される。更に、広角撮像装置40により連続撮像された画像の画像情報は、制御装置30に送信される。
<復路の経路探索>
次に、復路の経路探索について説明する。
本実施の形態では、操作者Aが搬送車20を押しながら通路12を往復移動して、部品28の供給と廃棄物Gの回収とを行う。往路では、複数の設備14の各々を通過して、複数の設備14の各々を撮像する。後述する通り、制御装置30では、往路で撮像した複数の設備14の画像に基づいて、復路で通過する必要のある設備を特定する。例えば、部品28を供給する必要がない部品配置部14Pや、廃棄物Gを回収する必要がない廃棄部14Dは、通過する必要が無い。そして、特定された設備14を通過するように復路の経路を探索し、端末装置20Aを介して復路を示す経路を操作者Aに提示する。操作者Aは、提示された経路に従って移動することで、通過する必要がない設備14に立ち寄らなくて済む。
図6は全部の設備14を通過する復路の一例を示す概略図である。図6に示すように、往路の終点を復路の始点Oとし、往路の始点を復路の終点Eとする。全部の設備14を通過する場合は、始点Oを出発して、製造ライン10に沿って右へと進んで方向を転換する。次に、製造ライン10と製造ライン10との間の通路を左へと進んで方向を転換する。次に、製造ライン10と製造ライン10との間の通路を右へと進んで方向を転換する。次に、製造ライン10に沿って左へと進んで終点Eに至る。この場合、復路を示す経路52は、往路を示す経路を逆に辿ったものとなる。
図7(A)及び図7(B)は通過する必要がある設備14を通過する復路の一例を示す概略図である。この例では、通過する必要のある設備14を黒く塗りつぶし、他の設備14と区別して「設備14A」と表記する。図7(A)に示す例では、通過する必要のある設備14Aは、製造ライン10と製造ライン10との間の通路に沿って配置されると共に、製造ライン10と製造ライン10との間の通路に沿って配置されている。
図示した例では、始点Oを出発して、製造ライン10へと進んで方向を転換する。次に、製造ライン10と製造ライン10との間の通路を右へと進んで方向を転換する。次に、製造ライン10と製造ライン10との間の通路を左へと進んで方向を転換して終点Eに至る。この結果、復路を示す経路54Aは、図6に示す全部の設備14を通過する場合より、製造ライン間の通路2本分だけ短くなる。
図7(B)に示す例では、通過する必要のある設備14Aは、製造ライン10と製造ライン10との間の通路に沿って配置されている。図示した例では、始点Oを出発して、製造ライン10へと進んで方向を転換する。次に、製造ライン10と製造ライン10との間の通路を右へと進んで方向を転換して終点Eに至る。ここでの終点Eは、往路の始点とは異なる位置である。この場合、復路を示す経路54Bは、図6に示す全部の設備14を通過する場合より、製造ライン間の通路3本分だけ短くなる。
以上の通り、往路で撮像した複数の設備14の画像に基づいて、復路で通過する必要のある設備14Aを特定し、特定された設備14Aを通過する復路を示す経路を探索すれば、全部の設備14を通過する場合より短い経路が見出される。複数の経路が存在する場合には、最短の経路を操作者Aに提示するとよい。
<設備管理システムの動作>
次に、設備管理システム100の動作について説明する。
上記の通り、設備管理システム100の動作は、端末装置20A側と制御装置30側とで実行される。
<端末装置側の処理>
まず、端末装置20A側で実行される処理について説明する。
図8は「端末操作処理」の手順の一例を示すフローチャートである。「端末操作処理」を実行するためのプログラムは、端末装置20Aの制御部21内のROM21Bに記憶されており、CPU21Aにより読み出されて実行される。また、「端末操作処理」は、操作者Aにより端末装置20Aの表示部26及び操作部27が操作されて、機能が選択され且つ選択された機能の実行が指示されると開始される。ここでは、設備撮像、情報送信、復路表示、及び復路報知の何れかの機能が選択される。
まず、ステップ100で、設備撮像が指示されたか否かを判定する。ここで設備撮像が指示されている場合は、ステップ108に進み、当該ステップ108で、後述する「往路撮像処理」を実行して処理ルーチンを終了する。一方、他の機能の実行が指示されている場合は、ステップ102に進み、当該ステップ102で、情報送信が指示されたか否かを判定する。ここで情報送信が指示されている場合は、ステップ110に進む。
ステップ110では、往路で撮像した複数の設備14の画像を表す画像情報を、制御装置30に送信し、処理ルーチンを終了する。なお、撮像部24で撮像された設備14の画像を表す画像情報は、不揮発性メモリ21Dに一時的に記憶されている。CPU21Aは、不揮発性メモリ21Dに記憶された画像情報を読み出して、通信部23を介して制御装置30に送信する。一方、他の機能の実行が指示されている場合は、ステップ104に進む。
次に、ステップ104で、復路表示が指示されたか否かを判定する。ここで復路表示が指示されている場合は、ステップ112に進み、当該ステップ112で、後述する「復路表示処理」を実行して処理ルーチンを終了する。一方、他の機能の実行が指示されている場合は、ステップ106に進み、当該ステップ106で、復路報知が指示されたか否かを判定する。ここで復路報知が指示されている場合は、ステップ114に進む。
ステップ114では、後述する「復路報知処理」を実行して処理ルーチンを終了する。一方、復路報知が指示されていない場合は、端末装置20Aにおける復路表示が完了していないと考えられるため、復路報知が指示されるまでステップ106の判定を繰り返す。なお、復路で通過する必要のある設備14Aが無い場合もある。この場合は、復路報知は不要である。従って、予め定めた時間が経過した場合に、処理ルーチンを終了する手順としてもよい。
(往路撮像処理)
次に、「往路撮像処理」について説明する。
この「往路撮像処理」は「端末操作処理」のサブルーチンとして実行される。本実施の形態では、操作者Aは搬送車20を押しながら、往路において複数の設備14の各々を通過する。その際に、複数の設備14の各々を撮像するように、操作者Aは、端末装置20Aの表示部26及び操作部27を介して「設備撮像」を指示するのである。
図9は「往路撮像処理」の手順の一例を示すフローチャートである。図9に示すように、「往路撮像処理」が開始されると、まずステップ200で、検知部22によりICタグ16が検知されたか否かが判定される。この判定はICタグ16が検知されるまで繰り返し行われる。ICタグ16が検知されると、次のステップ202に進み、当該ステップ202で、ICタグ16から識別情報を取得する。
続いて、ステップ204で、撮像部24に設備14を撮像するように指示する。撮像部24により、検知されたICタグ16に対応する設備14が予め定めたタイミングで撮像される。次に、ステップ206で、撮像部24から撮像された設備14の画像情報を取得する。次に、ステップ208で、取得した画像情報をICタグ16から取得した識別情報と関連付けて、不揮発性メモリ21Dに記憶する。設備14の画像情報が、当該設備14の識別情報と関連付けて記憶される。
次に、ステップ210で、全部の設備14を撮像したか否かを判定し、全部の設備14の撮像が完了していれば処理ルーチンを終了する。例えば、設備14の総数を閾値として設定しておいて、撮像回数をカウントし、カウント値が閾値に達した場合に全部の設備14の撮像が完了したと判定する。一方、全部の設備14の撮像が完了していない場合は、ステップ200に戻って、ステップ200からステップ208までの手順を繰り返し、複数の設備14の各々を撮像する。
(復路表示処理)
次に、「復路表示処理」について説明する。
この「復路表示処理」は「端末操作処理」のサブルーチンとして実行される。本実施の形態では、操作者Aは、往路の移動を終えると、往路で撮像した複数の設備14の画像を表す画像情報を制御装置30に送信し、復路表示を指示する。また、後述する通り、制御装置30が、往路で撮像した複数の設備14の画像情報に基づいて、復路で通過する経路を示す経路情報を生成する。以下、復路で通過する経路を示す経路情報を「復路を示す経路情報」という。
図10は「復路表示処理」の手順の一例を示すフローチャートである。図10に示すように、まずステップ300で、復路を示す経路情報を制御装置30に要求する。端末装置20Aの制御部21は、通信部23を介して要求を制御装置30に送信する。次に、ステップ302で、復路を示す経路情報を取得したか否かを判定する。要求した経路情報を取得するまで判定を繰り返し行う。
経路情報を取得した場合は、ステップ304で、取得した経路情報に基づいて端末装置20Aの表示部26に復路で通過する経路を表示して、処理ルーチンを終了する。例えば、図7(A)及び図7(B)に示した経路が表示部26に表示される。即ち、制御装置30により探索された復路で通過する経路が、端末装置20Aにより操作者Aに提示される。なお、復路を示す経路情報は、不揮発性メモリ21Dに記憶しておく。
(復路報知処理)
次に、「復路報知処理」について説明する。
この「復路報知処理」は「端末操作処理」のサブルーチンとして実行される。本実施の形態では、操作者Aは、端末装置20Aの表示部26に表示された復路で通過する経路を見て、復路の移動を開始する。このとき、通過する必要がある設備14Aか否かを操作者Aに報知することで、通過する必要がある設備14Aが操作者Aに認識される。以下、通過する必要がある設備を「通過対象」という場合がある。この復路報知処理により、通過対象である部品配置部14Pへの部品28の供給と、通過対象である廃棄部14Dからの廃棄物Gの回収とが行い易くなる。
図11は「復路報知処理」の手順の一例を示すフローチャートである。まず、ステップ400で、検知部22によりICタグ16が検知されたか否かが判定される。この判定はICタグ16が検知されるまで繰り返し行われる。ICタグ16が検知されると、次のステップ402に進み、当該ステップ402で、ICタグ16から識別情報を取得する。
続いて、ステップ404で、検知された設備14が通過対象か否かを判定する。復路を示す経路情報は、通過する必要がある設備14A(通過対象14A)の識別番号も含む。従って、取得した識別番号を通過対象の識別番号と照合して、識別番号が一致する場合には通過対象14Aと判定する。そして通過対象14Aである場合には、次のステップ406に進み、当該ステップ406で、端末装置20Aの報知部25に報知を指示する。なお、ステップ404で、通過対象14Aではないと判定された場合は、報知部25に報知を指示せずに、ステップ408に進む。
ここでは、表示部26に報知画面を表示して報知する例について説明する。例えば、報知部25は位置センサ等を備え、搬送車20の位置情報や通過対象14Aの位置情報を生成して、復路を示す経路情報に反映させる。図12は復路報知画面の一例を示す模式図である。復路報知画面は、搬送車20の現在位置56、通過対象14A、進行方向を示す矢印58等を含む。この例では、最寄の通過対象14Aが、点滅表示されている。例えば図12に示す復路報知画面を表示部26に表示することで、通過する必要がある設備14Aが操作者Aに認識される。
次に、ステップ408で、通過対象14Aをすべて通過したか否かを判定し、全部の通過対象14Aを通過していれば処理ルーチンを終了する。例えば、通過対象14Aの識別番号の総数を閾値として設定しておいて、識別番号に一致した回数をカウントし、カウント値が閾値に達した場合に通過対象14Aをすべて通過したと判定する。一方、全部の通過対象14Aの通過が完了していない場合は、ステップ400に戻って、ステップ400からステップ408までの手順を繰り返し、復路の移動を実施する。
<制御装置側の処理>
次に、制御装置30側で実行される処理について説明する。制御装置30側では、復路で通過する経路を探索する「復路探索処理」と、複数の設備14を含む範囲での異常の発生を検出する「異常検出処理」とを実行する。「復路探索処理」及び「異常検出処理」を実行するためのプログラムは、制御装置30のROM32Bに記憶されており、CPU32Aにより読み出されて実行される。
(復路探索処理)
まず、「復路探索処理」について説明する。
図13は「復路探索処理」の手順の一例を示すフローチャートである。図13に示すように、まず、ステップ600で、通過要件を取得する。ここで「通過要件」とは、復路で通過する必要がある設備14Aと判定するための要件である。本実施の形態では、部品配置部、廃棄部、及び両方の何れかが通過対象として設定されるので、「設備の種類」が通過要件に含まれる。
また、復路で通過する必要がある設備14Aか否かを判定する「判定基準」が通過要件に含まれる。具体的には、廃棄物Gを回収する必要がある廃棄部14Dと判定する場合の判定基準と、部品28を供給する必要がある部品配置部14Pと判定する場合の判定基準とである。ここでは、各部の撮像画像と基準画像とを比較して判定を行う場合の判定基準の一例を示す。
図14(A)は廃棄部14Dの撮像画像の一例を示す図であり、図14(B)は廃棄部14Dの基準画像の一例を示す図である。この例では、廃棄部14Dは黒色の直方体状の容器であり、正面に底面から上面まで高さ方向に延びる透明窓14Wを備えている。図14(B)に示す廃棄部14Dが空の画像を基準画像とすれば、透明窓14Wを占める廃棄物Gの割合から、図14(A)に示す撮像画像について廃棄物Gの容積率が求められる。
ここで、例えば廃棄物Gの容積率が50%以上の場合に、廃棄物Gを回収する必要がある廃棄部14Dとするという判定基準を設ける。容積率が50%の到達ラインを点線で図示する。例えば、図14(A)に示す撮像画像では、廃棄物Gの容積率は40%であるから、廃棄物Gを回収する必要がある廃棄部14Dではないと判定される。
図15(A)は部品配置部14Pの撮像画像の一例を示す図であり、図15(B)は部品配置部14Pの基準画像の一例を示す図である。この例では、部品配置部14Pは三段の棚であり、各段には円筒状の部品28が3個ずつ配置され、全部で9個の部品28が配置される。部品配置部14Pは、部品28の底面が写るように撮像される。図15(B)に示す9個の部品28で満杯の画像を基準画像とすれば、部品28の底面の面積率から、図15(A)に示す撮像画像について部品28の数量が求められる。
ここで、例えば部品28の数量が7個以下の場合に、部品28を供給する必要がある部品配置部14Pとするという判定基準を設ける。図15(B)に示す部品28で満杯の画像において、部品28の数量は9個であり、部品28の底面の面積率は100%とする。図15(A)に示す撮像画像においては、部品28の底面の面積率は67%であり、部品28の数量は6個であるから、部品28を回収する必要がある部品配置部14Pであると判定される。
図13の説明に戻って、次のステップ602で、往路で撮像された複数の設備14の画像を表す画像情報を取得する。これらの画像情報は、操作者Aによる情報送信の指示により、端末装置20Aから制御装置30に送信されて、制御部32の不揮発性メモリ32Dに記憶されている。CPU32Aは、これらの画像情報を不揮発性メモリ32Dから読み出す。次に、ステップ604で、1つの設備14を選択する。続いて、ステップ606で、選択された設備の撮像画像と当該設備に対応する基準画像とを比較する。そして、ステップ608で、特徴量を算出する。本実施の形態での「特徴量」とは、上記したような「廃棄物の容積率」や「部品の数量」である。
次に、ステップ610で、通過要件を満たすか否かを判定する。例えば、「設備の種類」が部品配置部に限定されていて、その「判定基準」が部品28が7個以下の場合に部品28を供給する必要がある部品配置部14Pと判定するというものだとする。これらの通過要件を満たす場合には、ステップ612で、選択された設備を「通過対象」と判定する。一方、これらの通過要件を満たさない場合は、ステップ614で、選択された設備を「非通過対象」と判定する。
次に、ステップ616で、まだ選択されていない次の設備があるか否かを判定する。次の設備がある場合は、ステップ604に戻ってステップ604からステップ616までを繰り返す。これにより「通過対象」が特定される。一方、次の設備がない場合は、ステップ618に進み、当該ステップ618で、特定された「通過対象」に基づいて復路で通過する経路を探索し、最短の経路を示す経路情報を生成する。続くステップ620で、生成した経路情報を、制御部32の不揮発性メモリ32Dに記憶して、処理ルーチンを終了する。この復路を示す経路情報は、端末装置20Aからの要求に応じて端末装置20Aに送信される。
なお、この例では「廃棄物の容積率」や「部品の数量」を特徴量として「判定基準」を設ける例について説明したが、「廃棄物の充填率」、「部品の充填率」、「廃棄部の空隙率」、「部品の不足量」など、他の特徴量に基づいて「判定基準」を設けてもよい。
(異常検出処理)
次に、「異常検出処理」について説明する。
図16は「異常検出処理」の手順の一例を示すフローチャートである。
広角撮像装置40は、複数の設備14を含む範囲を連続して撮像している。しかしながら、広角撮像装置40により撮像された動画をすべて保存するには、大きな記憶容量が必要になる。そこで、往路で撮像された複数の設備14の画像(静止画)に異常が発見された場合にだけ、異常の発生を示す画像を含む動画の画像情報だけを不揮発性メモリ32Dに記憶しておく。異常の発生を示す画像を含む動画は、異常の発生原因の究明に役立つ。
まず、ステップ500で、往路で撮像された複数の設備の画像から1つの画像を選択し、選択した画像の特徴を抽出する。次に、ステップ502で、選択された画像に対応する基準画像の特徴を抽出する。次に、ステップ504で、選択された画像から抽出された特徴と基準画像から抽出された特徴とを比較する。次に、ステップ506で、特徴が一致したか否かを判定する。特徴が一致しない場合は、ステップ508で、異常の発生を示す画像(異常画像)と判定し、次のステップ510に進む。特徴が一致する場合は、ステップ508を飛ばして次のステップ510に進む。
ここで「画像の特徴」とは、パターン認識においてパターンの識別、分類に有効な性質であり、例えば、部品配置部14Pや廃棄部14Dの輪郭等である。具体的には、図14(A)に示す廃棄部14Dを正面から見たときの4隅の位置関係等である。4隅の位置関係が変化した場合には、廃棄部14Dの転倒、移動等の異常の発生が予測される。
次に、ステップ510で、まだ選択されていない次の画像があるか否かを判定する。次の画像がある場合は、ステップ500に戻ってステップ500からステップ510までを繰り返す。一方、次の画像がない場合は、ステップ512に進み、当該ステップ512で、異常画像が検出されたか否かを判定する。異常画像が検出された場合は、ステップ514に進み、当該ステップ514で異常画像を含む動画を不揮発性メモリ32Dに記憶して、処理ルーチンを終了する。異常画像が検出されない場合は、動画を保存するステップ514を飛ばして処理ルーチンを終了する。
<その他の変形例>
上記実施の形態で説明した設備管理システムの構成は一例であり、本発明の主旨を逸脱しない範囲内においてその構成を変更してもよいことは言うまでもない。例えば、設備管理システムの動作を、端末装置側と制御装置側とで実行する例について説明したが、制御装置側の制御部で実行される処理を、端末装置側の制御部で実行してもよい。
また、本実施の形態では、設備管理システムが1つの端末装置を備える例について説明したが、複数の端末装置を備えていてもよい。例えば、複数の搬送車の各々が端末装置を備え、複数の搬送車の各々が独立に移動してもよい。
また、本実施の形態では、各種プログラムがROMに予め記憶されており、各種データが不揮発性メモリに記憶されている例について説明したが、制御プログラムや各種データは、他の記憶装置に記憶されていてもよいし、通信部を介して外部から取得されてもよい。
また、制御装置や端末装置の各制御部には、各種ドライブが接続されていてもよい。各種ドライブは、フレキシブルディスク、光磁気ディスク、CD−ROM、DVD-ROM、USBメモリなどのコンピュータ読み取り可能な可搬性の記録媒体からデータを読み込んだり、記録媒体に対してデータを書き込んだりする装置である。各種ドライブを備える場合には、可搬性の記録媒体にプログラムを記録しておいて、記録媒体に記録されたプログラムを対応するドライブで読み込んで実行してもよい。
10 製造ライン
12 通路
14 設備
14A 通過対象の設備
14P 部品配置部
14D 廃棄部
14W 透明窓
16 ICタグ
20 搬送車
20A 端末装置
21 制御部
22 検知部
23 通信部
24 撮像部
25 報知部
26 表示部
27 操作部
28 部品
29 容器
30 制御装置
32 制御部
34 表示部
37 操作部
38 通信部
40 広角撮像装置
50 経路
52 経路
54A 経路
54B 経路
56 現在位置
58 矢印
70 通過対象設定画面
72 対象選択部
74 指示部
100 設備管理システム
O 始点
E 終点
G 廃棄物

Claims (7)

  1. 通路に沿って配置された製造に関連する複数の設備と、
    前記通路を移動しながら前記複数の設備を通過する搬送車であって、前記複数の設備の各々を検知する検知手段、前記複数の設備の各々を通過する際に検知された設備を撮像する撮像手段、及び生成された経路情報に基づいて経路を表示する表示手段を備えた搬送車と、
    前記撮像手段で撮像された複数の画像を取得する取得手段、取得された前記複数の画像に基づいて次回に通過する少なくとも1つの設備を特定する特定手段、及び特定された設備を通過する経路を示す経路情報を生成する生成手段を備えた制御装置と、
    を有する設備管理システム。
  2. 前記制御装置の特定手段が、前記複数の設備の各々について撮像された画像と当該設備について予め定めた画像とを比較して、予め定めた要件を満たす設備を次回に通過する設備として特定する、請求項1に記載の設備管理システム。
  3. 前記制御装置の生成手段が、特定された設備を最短の経路で通過する経路を示す経路情報を生成する、請求項1又は請求項2に記載の設備管理システム。
  4. 前記複数の設備が、製造に使用する部品を配置する部品配置部、及び製造工程で発生した廃棄物を廃棄する廃棄部の少なくとも一方を含む、請求項1から請求項3までの何れか1項に記載の設備管理システム。
  5. 前記前記複数の設備が部品配置部を含む場合に、
    前記制御装置の特定手段が、予め定めた数量の部品が配置されていない部品配置部を、次回に通過する設備として特定する、請求項4に記載の設備管理システム。
  6. 前記前記複数の設備が廃棄部を含む場合に、
    前記制御装置の特定手段が、廃棄物の占める容積率が予め定めた容積率以上の廃棄部を、次回に通過する設備として特定する、請求項4又は請求項5に記載の設備管理システム。
  7. 更に、前記複数の設備を含む範囲を連続して撮像する広角撮像装置を備え、
    前記制御装置が、取得された前記複数の画像に基づいて異常の発生を示す画像を検出する検出手段と、画像情報を記憶する記憶手段とを備え、前記検出手段で異常の発生を示す画像が検出された場合に、当該画像と関連する前記広角撮像装置で撮像された連続画像を前記記憶手段に記憶する、請求項1から請求項6までの何れか1項に記載の設備管理システム。
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