JP2016004665A - 電子装置 - Google Patents

電子装置 Download PDF

Info

Publication number
JP2016004665A
JP2016004665A JP2014123688A JP2014123688A JP2016004665A JP 2016004665 A JP2016004665 A JP 2016004665A JP 2014123688 A JP2014123688 A JP 2014123688A JP 2014123688 A JP2014123688 A JP 2014123688A JP 2016004665 A JP2016004665 A JP 2016004665A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
circuit board
base portion
electrode pad
electronic device
connector
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2014123688A
Other languages
English (en)
Inventor
良明 相磯
Yoshiaki Aiiso
良明 相磯
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Koito Manufacturing Co Ltd
Original Assignee
Koito Manufacturing Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Koito Manufacturing Co Ltd filed Critical Koito Manufacturing Co Ltd
Priority to JP2014123688A priority Critical patent/JP2016004665A/ja
Publication of JP2016004665A publication Critical patent/JP2016004665A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Images

Classifications

    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F21LIGHTING
    • F21VFUNCTIONAL FEATURES OR DETAILS OF LIGHTING DEVICES OR SYSTEMS THEREOF; STRUCTURAL COMBINATIONS OF LIGHTING DEVICES WITH OTHER ARTICLES, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • F21V23/00Arrangement of electric circuit elements in or on lighting devices
    • F21V23/06Arrangement of electric circuit elements in or on lighting devices the elements being coupling devices, e.g. connectors
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F21LIGHTING
    • F21YINDEXING SCHEME ASSOCIATED WITH SUBCLASSES F21K, F21L, F21S and F21V, RELATING TO THE FORM OR THE KIND OF THE LIGHT SOURCES OR OF THE COLOUR OF THE LIGHT EMITTED
    • F21Y2107/00Light sources with three-dimensionally disposed light-generating elements
    • F21Y2107/50Light sources with three-dimensionally disposed light-generating elements on planar substrates or supports, but arranged in different planes or with differing orientation, e.g. on plate-shaped supports with steps on which light-generating elements are mounted

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • General Engineering & Computer Science (AREA)
  • Structure Of Printed Boards (AREA)
  • Combinations Of Printed Boards (AREA)
  • Fastening Of Light Sources Or Lamp Holders (AREA)
  • Arrangement Of Elements, Cooling, Sealing, Or The Like Of Lighting Devices (AREA)
  • Non-Portable Lighting Devices Or Systems Thereof (AREA)
  • Coupling Device And Connection With Printed Circuit (AREA)

Abstract

【課題】製造工程が簡素化されたコネクタ構造を有する電子装置を提供する。
【解決手段】電子装置1は、ベース部3と、ベース部3上に形成された回路パターン5と、回路パターン5と電気的に接続され、ベース部3上に配置された電子装置6と、端子電極2a〜2dを有する回路基板15と、ベース部3と一体的に形成されたガイド部8a〜8cと、ベース部3上に配置され回路パターン5と一体的に形成された電極パッド9a〜9dとを有し、回路基板15と電気的に接続されるコネクタ部12と、を備える。ベース部3と、回路パターン5と、電極パッド9a〜9dと、ガイド部8a〜8cは一体形成されており、電極パッド9a〜9dはガイド部8a〜8cの間に配置されており、ガイド部8a〜8cは、回路基板15が挿入される挿入部Gを有しており、回路基板15が挿入部Gに挿入された状態で、端子電極2a〜2dが電極パッド9a〜9dと電気的に接続される。
【選択図】図1

Description

本発明は、コネクタ構造を有する電子装置に関する。
近年、従来から使用されていたフレキシブルプリント基板や、平板形状の金属部材を立体加工したバスバー回路に代わって、樹脂成形された立体形状の基板上に直接回路パターンが形成された電子装置を車両用灯具等の照明装置に適用する技術が提案されている(例えば、特許文献1参照)。
特開2013−149412号公報
しかしながら、特許文献1に記載の技術では、発光回路基板が挿入される基板コネクタの構造を形成するために、発光回路基板に形成された端子電極と電気的に接続されるコンタクト電極を別途ベース部上に形成する必要がある。このため、基板コネクタの製造には多くの工程を要する。
特に、特許文献1の図6(b)に図示されるように、ベース部の裏面側に形成された通電路とコンタクト電極を電気的に接続するために、ベース部を貫通する貫通電極を設ける必要があり、基板コネクタをベース部に形成するには多くの製造工程が必要であった。
本発明は、製造工程が簡素化されたコネクタ構造を有する電子装置を提供することを目的とする。
本発明の一態様の電子装置は、
樹脂材料により形成されたベース部と、
前記ベース部上に形成された回路パターンと、
前記回路パターンと電気的に接続されるように、前記ベース部上に配置された電子部品と、
端子電極を有する回路基板と、
互いに離間して配置され前記ベース部と一体的に形成された第1及び第2のガイド部と、前記ベース部上に配置され前記回路パターンと一体的に形成された電極パッドとを有し、前記回路基板と電気的に接続されるように構成されたコネクタ部と、
を備える電子装置であって、
前記ベース部と、前記回路パターンと、前記電極パッドと、前記第1及び第2のガイド部は一体形成されており、
前記電極パッドは前記第1及び第2のガイド部の間に配置されており、
前記第1及び第2のガイド部は、前記回路基板が挿入される挿入部を有しており、
前記回路基板が前記挿入部に挿入された状態で、前記端子電極が前記電極パッドと電気的に接続される電子装置。
上記構成によれば、ベース部と、回路パターンと、電極パッドと、第1及び第2のガイド部が一体形成されており、ベース部と一体的に形成された第1及び第2のガイド部と、回路パターンと一体的に形成された電極パッドとを備えるコネクタ部が設けられている。このように、製造工程が簡素化されたコネクタ構造を有する電子装置を提供することが可能である。
また、前記ベース部上には突起部が形成されており、前記電極パッドは、前記突起部を覆うように前記ベース部上に配置されていてもよい。
上記構成によれば、回路基板が挿入部に挿入された場合、回路基板が突起部によって押圧され、回路基板の端子電極とコネクタ部の電極パッドは確実に電気的に接続される。
また、前記電子部品は光源部を有し、前記回路基板は、前記光源部の点灯を制御するように構成された点灯制御回路をさらに有していてもよい。
上記構成によれば、点灯制御回路を有する回路基板が電極パッド及び回路パターンを介して光源部に電気的に接続されるため、光源部の点灯は点灯制御回路によって制御される。従って、点灯制御回路がベース部に予め設けられた構造に比べて、挿入される回路基板の種類を変更することで様々な光源部の点灯制御を実現することが可能である。
また、前記端子電極が前記電極パッドと電気的に接続されるように前記コネクタ部に対する前記回路基板の位置を決めるように構成された位置決め部をさらに備えていてもよい。
上記構成によれば、回路基板をガイド部の挿入部に挿入したときに、位置決め部によってコネクタ部に対する回路基板の位置を決められることで、前記端子電極が電極パッドに確実に電気的に接続することが可能となる。
また、前記ベース部は、片持ち梁状に形成された弾性片を有しており、前記電極パッドは、前記弾性片上に配置されていてもよい。
上記構成によれば、電極パッドが配置される弾性片が片持ち梁状に形成されているため、回路基板を挿入部に挿入したときに、垂直方向におけるガイド部と弾性片間の距離が広がるように弾性片が撓む。従って、回路基板を挿入部に挿入し易くすると共に、回路基板の端子電極とコネクタ部の電極パッドとの摩擦を軽減することが可能である。
このように、回路基板の挿入部への挿入を容易にすると共に、回路基板の端子電極及びコネクタ部の電極パッドの摩耗を防ぐことが可能である。
本発明によれば、製造工程が簡素化されたコネクタ構造を有する電子装置を提供することが可能である。
本発明の実施形態に係る電子装置を示す全体斜視図である。 図1に示したコネクタ部付近を示す拡大斜視図である。 回路基板がコネクタ部に挿入される直前の様子を示す上面図である。 図3に示したコネクタ部と回路基板をA−A線に沿って切断した断面図である。 コネクタ部の変形例を示す上面図である。 図5に示したコネクタ部の断面図であって、(a)図5に示したコネクタ部をA−A線に沿って切断した断面図、(b)図5に示したコネクタ部をB−B線に沿って切断した断面図、(c)図5に示したコネクタ部をC−C線に沿って切断された断面図である。 本発明の実施形態に係る電子装置を備えた車両用灯具を示す断面図である。
以下、本発明の実施形態について図面を参照しながら説明する。尚、本実施形態の説明において既に説明された部材と同一の参照番号を有する部材については、説明の便宜上、その説明は省略する。また、本図面に示された各部材の寸法は、説明の便宜上、実際の各部材の寸法とは異なる場合がある。
また、本実施形態の説明では、適宜、X軸方向、Y軸方向、Z軸方向について言及するが、これらの各軸の方向は、図1に示された電子装置1について設定された相対的な方向である。従って、図1に示された電子装置1が所定方向に回転した場合には、それに従ってX軸方向、Y軸方向、Z軸方向も回転する。尚、本実施形態で説明するX、Y、Z軸方向とは±X、Y、Z方向を含む方向であり、特定のベクトル(方向)を指す場合には、+X方向、−Y方向等として明示する。
図1は、本発明の実施形態に係る電子装置1を示す全体斜視図である。図1に示されるように、電子装置1は、ベース部3と、回路パターン5と、電子部品としてのLED(発光ダイオード)6と、回路基板15と、コネクタ部12と、位置決め部23とを有する。
ベース部3は樹脂材料により形成されている。また、ベース部3は、例えば金型を用いた射出成形によって3次元立体形状に形成されている。図1に示されるように、ベース部3は階段状に形成されている。尚、図1では図示されていないが、ベース部3には格子状に規則的に配置された複数の突起が形成されていてもよい。複数の突起をベース部3に設けることで、回路パターン5が電気ケーブル等の他の部材と接触することで損傷することを防ぐことができる。
回路パターン5は、例えば金属めっき等の材料からなり、MID(Molded Interconnect Device)技術によりベース部3上に直接形成されている。
MIDとは、樹脂成型品表面にめっき等の金属膜で回路パターンを形成したモールド部品である。このMID技術を適用することで、三次元立体形状のベース部3上に回路パターン5を直接形成することが可能となる。このMID技術には様々な手法が存在しており、1回成形法や2回成形法等が知られている。また、回路パターンは電解めっき法によっても形成できるし、無電解めっき法によっても形成することができる。
例えば、回路パターンの形成方法としては以下の一例が考えられる。
最初に、樹脂表面に金属核が埋没されたベース部3を用意する。次に、所望の回路パターンデータに従ってベース部3の表面に3次元レーザ照射を行うことでレーザ照射がされたベース部3の表面から金属核を露出させる。その後、金属核が露出したベース部3の表面に無電解めっき法により金属めっきを形成することで、ベース部3上に回路パターンが形成される。
電子部品であるLED6は、ベース部3上に配置されており、回路パターン5と電気的に接続されている。図1では、ベース部3のステップ部のそれぞれに1つ又は2つのLED6が搭載されており、回路パターン5を介して直列接続されている。尚、本実施形態では、電子部品として光源部であるLED6が使用されているが、電子装置1の用途に応じて、例えば、半導体レーザ(LD)や有機EL(O−LED)等の光源部が使用されてもよい。尚、光源部以外の電子部品が電子装置1に使用されてもよい。
回路基板15は、その端部の端子電極2と、LED6の点灯を制御するように構成された点灯制御回路20とを備えている。端子電極2は、回路基板15の点灯制御回路が搭載された面とは反対側の面に形成されている。
また、図3に示すように、回路基板15は電力を供給する電源61と電気的に接続される電源ケーブル7を有している。図1及び図3に示されるように、回路基板15を位置決め部23に挿入し、X軸方向にスライドさせることで、コネクタ部12と回路基板15は電気的に接続される。
位置決め部23は、ベース部3上に一体形成されており、コネクタ部12に対する回路基板15の位置を決めるように構成されている。つまり、位置決め部23によって、回路基板15のY軸方向における位置が規制されるので、回路基板15をコネクタ部12に確実に電気的に接続することができる。この点については、後の説明で詳しく述べる。
コネクタ部12について図2を参照して詳しく説明する。図2は、図1に示したコネクタ部12付近を示す拡大斜視図である。コネクタ部12は、ガイド部8a〜8c(例えば、ガイド部8aが第1ガイド部であり、ガイド部8bが第2ガイド部である。また、ガイド部8a、8cをそれぞれ第1ガイド部及び第2ガイド部としてもよい。)と、電極パッド9a〜9dとを含む。ガイド部8a〜8cは、例えば、金型を用いた射出成型によってベース部3と一体的に形成されている。ガイド部8a〜8cは、互いに離間して配置されており、Y軸方向から見るとL字状に形成されている。また、各ガイド部8a〜8cには、回路基板15が挿入される挿入部Gが設けられている。
電極パッド9a〜9dは、回路パターン5の一部である回路パターン5a〜5dに電気的に接続されている。また、MID技術によって電極パッド9a〜9dは回路パターン5a〜5dと一体的に形成されている。図2に示されるように、回路パターン5aは電極パッド9aと電気的に接続されるとともに、一体的に形成されている。回路パターン5bは電極パッド9bと電気的に接続されるとともに、一体的に形成されている。回路パターン5cは電極パッド9cと電気的に接続されるとともに、一体的に形成されている。回路パターン5dは電極パッド9dと電気的に接続されるとともに、一体的に形成されている。
また、図2に示されるように、ベース部3には開口部Sが形成されている。ベース部3は、開口部Sによって囲まれるように片持ち梁状に形成された弾性片31a〜31dを備えている。ベース部3の各弾性片31a〜31d上には突起部Pが形成されている。
また、弾性片31a上には突起部Pを覆うように電極パッド9aが形成されている。弾性片31b上には突起部Pを覆うように電極パッド9bが形成されている。弾性片31c上には突起部Pを覆うように電極パッド9cが形成されている。弾性片31d上には突起部Pを覆うように電極パッド9dが形成されている。
また、Y軸方向において、ガイド部8aは弾性片31aと弾性片31bとの間に設けられている。ガイド部8bは弾性片31bと弾性片31cとの間に設けられている。ガイド部8cは弾性片31cと弾性片31dとの間に設けられている。
また、Y軸方向において、電極パッド9bはガイド部8aとガイド部8bとの間に配置されており、電極パッド9cはガイド部8bとガイド部8cとの間に配置されている。
従って、電極パッド9a〜9dがY軸方向においてガイド部8a〜8cと重ならない位置に配置されているため、MID技術により回路パターン5a〜5dと電極パッド9a〜9dを一体的に形成することができる。
本実施形態によるコネクタ部12では、金型による射出成型等によりガイド部8a〜8cはベース部3と一体的に形成されており、電極パッド9a〜9dは回路パターン5a〜5dとMID技術により一体的に形成されている。つまり、ベース部3と、回路パターン5a〜5dと、電極パッド9a〜9dと、ガイド部8a〜8cはMIDとして一体形成されているため、製造工程が簡略化されたコネクタ部12を備えた電子装置1を提供することができる。
次に、図3及び図4を参照して回路基板15がコネクタ部12に挿入される様子を説明する。図3は回路基板15がコネクタ部12に挿入される直前の様子を示す上面図である。
図3に示すように、回路基板15が位置決め部23に挿入されると、位置決め部23によってY軸方向における回路基板15の位置が固定される。このように、Y軸方向の位置が固定された状態で、回路基板15はX軸方向に位置決め部23に沿ってスライドし、コネクタ部12に挿入される。
これにより、回路基板15がコネクタ部12に挿入された状態で、回路基板15の端子電極2を構成する端子電極2a〜2dの各々と対応するコネクタ部12の電極パッド9a〜9dとが互いにY軸方向において位置ずれせずに接触し、端子電極2a〜2dは確実に電極パッド9a〜9dと電気的に接続される。
回路基板15とコネクタ部12が電気的に接続されると、回路基板15の電源ケーブル7に接続された電源61からコネクタ部12を通じてLED6に電力が供給される。
さらに、各LED6の点灯は点灯制御回路20によって制御される。本実施形態では、点灯制御回路20がベース部3に予め設けられた構造に比べて、回路基板15の種類を変更することで様々なLED6の点灯制御を実現することが可能となる。
図4は、図3に示したA−A線に沿って切断したコネクタ部12と回路基板15の断面図である。図4に示されるように、回路基板15がガイド部8bの挿入部Gに挿入されるときに、弾性片31bは片持ち梁状に形成されているために、Z軸方向におけるガイド部8bと弾性片31bとの間の距離が広がるように弾性片31bが撓む。これにより、回路基板15を挿入部Gに挿入しやすくするとともに、回路基板15の端子電極2bとコネクタ部12の電極パッド9bとの摩擦が軽減される。これは、弾性片31bだけでなく、全ての弾性片31a〜31dにも当てはまる。従って、弾性片31a〜31dを設けることで、回路基板15のガイド部8a〜8cの挿入部Gへの挿入を容易にするとともに、回路基板15の端子電極2a〜2dとコネクタ部12の電極パッド9a〜9dの摩耗を防ぐことができる。
また、図4に示されるように、ベース部3の一部である弾性片31上には突起部Pが形成されており、電極パッド9bは突起部Pを覆うように弾性片31b上に配置されている。従って、回路基板15が挿入部Gに挿入されるとき、弾性片31bが−Z方向に撓むとともに回路基板15の端子電極2bが突起部Pによって押圧される。このため、端子電極2bと突起部P上に位置する電極パッド9bは確実に接触するため、端子電極2bと電極パッド9bとの電気的接続の信頼性が確保される。突起部Pは各弾性片31a〜31dに設けられているため、端子電極2bと電極パッド9bとの間との電気的接続だけではなく、各端子電極2a〜2dと対応する電極パッド9a〜9dとの間との電気的接続の信頼性が確保され、回路基板15はコネクタ部12に確実に電気的に接続される。
尚、回路基板15が挿入部Gに挿入されると、弾性片31a〜31dは−Z方向に撓むため、弾性片31a〜31dには大きな応力が作用する。従って、弾性片31a〜31dの強度を確保するために、弾性片31a〜31dは、弾性片31a〜31d以外のベース部3の部分の肉厚よりも大きい肉厚を有することが好ましい。例えば、弾性片31a〜31d以外のベース部の基本肉厚が約2〜3mmとなっている場合、弾性片31a〜31dの肉厚が約1.6mmとなる。また、この場合の突起部Pの弾性片31a〜31dの表面からの高さは約0.2mmとなる。
尚、本実施形態では、位置決め部23が回路基板15の挿入方向の全体を保持するようにX軸方向に延びるように形成されているが、回路基板15を保持できるならば位置決め部23のX軸方向の長さは回路基板15の長辺よりも短くてもかまわない。
また、位置決め部23のY軸方向の寸法は、回路基板15のY軸方向の寸法に応じて適宜決定される。電極パッド9a〜9dのY軸方向の形成位置は、回路基板15のY軸方向の端子電極2a〜2dの形成位置に応じて適宜決定される。
また、図1では図示されていないが、コネクタ部12に保持される回路基板15の一端側とは反対側の回路基板15の他端側はランス等の固定部材によって保持されていてもよい。
次に、本実施形態に係るコネクタ部の変形例について図5及び図6を参照して説明する。図5は変形例に係るコネクタ部13を示す上面図である。図6はコネクタ部13の断面図である。ここで、図6(a)は、図5に示したコネクタ部13をA−A線に沿って切断した断面図である。図6(b)は、図5に示したコネクタ部13をB−B線に沿って切断した断面図である。図6(c)は、図5に示されたコネクタ部13をC−C線に沿って切断した断面図である。
図1〜図4に示されたコネクタ部12は、電子装置1の全体のサイズをコンパクトにするために、回路基板15の全体がベース部3の面上に配置されている。このために、ベース部3に開口部Sを設けることでコネクタ部12をベース部3の略中央部分に配置している。一方で、図5に示されたコネクタ部13は、図1に示されたベース部3の端部にコネクタ部13が形成されている。
図5に示されるように、ベース部3の端部に形成されたコネクタ部13は回路基板115と電気的に接続されるように構成されており、弾性片131a〜131dと、電極パッド120a〜120dと、上ガイド部18a〜18d(例えば、上ガイド部18aが第1ガイド部であり、上ガイド部18bが第2ガイド部である。また、上ガイド部18c、18dをそれぞれ第1ガイド部、第2ガイド部としてもよい。)と、下ガイド部25a〜25cとを備えている。
弾性片131a〜131dは、片持ち梁構造を有しており、その上面には突起部P1が形成されている。各電極パッド120a〜120dが対応する弾性片131a〜131d上に突起部P1を覆うように形成されている。
各電極パッド120a〜120dは、対応する回路パターン19a〜19dとMID技術により一体的に形成されている。電極パッド120a〜120d及び回路パターン19a〜19dは同一の金属めっき等から形成されている。
ここで、回路パターン19a〜19dは図1に示した回路パターン5の一部として形成されており、図1の各LED6と電気的に接続されている。尚、ここでは説明を簡略化するためにLED6の図示は省略している。
また、回路基板115がコネクタ部13に挿入されるとき、各電極パッド120a〜120dの各々が対応する回路基板115に形成された端子電極22a〜22dと接触することで、回路基板115はコネクタ部13と電気的に接続される。
上ガイド部18a〜18dは、例えば、金型を用いた射出成型によりベース部3と一体的に形成されている。上ガイド部18a〜18dは、Y軸方向において互いに離間して配置されており、Y軸方向から見るとL字状に形成されている。また、各上ガイド部18a〜18cは、回路基板115が挿入される挿入部G1が設けられている。さらに、回路基板115を挿入部G1に挿入しやすくするために、図6に示すように各上ガイド部18a〜18cの端部が面取りされており、平坦部C1が形成されている。
下ガイド部25a〜25cは、例えば、金型を用いた射出成型によりベース部3と一体的に形成されている。下ガイド部25a及び下ガイド部25cはそれぞれコネクタ部13の両端部に配置されており、下ガイド部25bはコネクタ部13の中心部に配置されている。尚、各下ガイド部25a〜25cはY軸方向から見ると平板状に形成されている。さらに、回路基板115を挿入部G1に挿入しやすくするために、図6に示すように各下ガイド部25a〜25cの端部が面取りされており、平坦部C2が形成されている。
図5に示されるように、電極パッド120aは、下ガイド部25aと上ガイド部18aとの間に配置されており、電極パッド120bは、上ガイド部18aと上ガイド部18bとの間に配置されている。また、電極パッド120cは上ガイド部18cと上ガイド部18dとの間に配置されており、電極パッド120dは上ガイド部18dと下ガイド部25cとの間に配置されている。
また、図5に示されるコネクタ部13の両端には、ベース部3と一体的に形成された位置決め部123が設けられている。位置決め部123によって、コネクタ部13に対する回路基板115のY軸方向における位置が規制されるので、Y軸方向における回路基板115の端子電極22a〜22dの位置とY軸方向におけるコネクタ部13の電極パッド120a〜120dの位置とを一致させることができる。これにより、端子電極22a〜22dは確実に電極パッド120a〜120dと電気的に接続される。
図6(b)に示されるように、回路基板115が上ガイド部18aの挿入部G1に挿入されるときに、弾性片131aは片持ち梁状に形成されているために、Z軸方向における上ガイド部18aと弾性片131aとの間の距離が広がるように弾性片131aが撓む。これにより、回路基板115を挿入部G1に挿入しやすくするとともに、回路基板115の端子電極22aとコネクタ部13の電極パッド120aとの摩擦が軽減される。これは、弾性片131aだけでなく、全ての弾性片131a〜131dにも当てはまる。従って、片持ち梁構造の弾性片131a〜131dによって、回路基板115の挿入部G1への挿入を容易にするとともに、回路基板115の端子電極22a〜22dとコネクタ部13の電極パッド120a〜120dとの摩耗を防ぐことができる。
尚、本実施形態のコネクタ部の変形例によれば、コネクタ部13には、上ガイド部18a〜18d及び下ガイド部25a〜25cからなる2つの種類のガイド部が設けられているため、回路基板115をコネクタ部13によって確実に保持することができる。
また、変形例によるコネクタ部13では、金型による射出成型等により、上ガイド部18a〜18dと下ガイド部25a〜25cがベース部3と一体的に形成されており、電極パッド120a〜120dは回路パターン19a〜19dとMID技術により一体的に形成されている。つまり、ベース部3と、回路パターン19a〜19dと、電極パッド120a〜120dと、上ガイド部18a〜18dと、下ガイド部25a〜25cとはMIDとして一体形成されているため、製造工程が簡略化されたコネクタ部13を提供することができる。
次に、図1に示した電子装置1を車両用灯具に適用した一例について図7を参照して説明する。図7は、図1に示した電子装置1を備えた車両用灯具100を示す断面図である。
図7に示されるように、車両用灯具100は、電子装置1と、リフレクタ60と、透光性カバー50と、ランプボディ40とを備えている。透光性カバー50とランプボディ40は、電子装置1とリフレクタ6を収容するための灯室70を形成している。LED6から出射された光は、リフレクタ60によって+Z方向に向かうように反射され、当該反射された光は透光性カバー50を通過することで車両用灯具100の前方領域に照射される。
このように、MID技術によって製造された電子装置1を車両用灯具に用いることができ、従来のフレキシブルプリント基板やバスバー回路を用いた車両用灯具の構造に比べて、製造工程が簡略化した車両用灯具を提供することが可能である。
尚、本実施形態による電子装置1を車両用灯具に適用する一例を示したが、本実施形態による電子装置は車両用灯具だけでなく様々な用途に適用できるのは言うまでもない。
以上、本発明の実施形態について説明をしたが、本発明の技術的範囲が本実施形態の説明によって限定的に解釈されるべきではないのは言うまでもない。本実施形態は一例であって、特許請求の範囲に記載された発明の範囲内において、様々な実施形態の変更が可能であることが当業者によって理解されるところである。本発明の技術的範囲は特許請求の範囲に記載された発明の範囲及びその均等の範囲に基づいて定められるべきである。
1・・・電子装置
2、2a〜2d・・・端子電極
5、5a〜5d・・・回路パターン
6・・・LED(電子部品)
7・・・電源ケーブル
8a〜8c・・・ガイド部(第1、第2ガイド部)
9a〜9d、120a〜120d・・・電極パッド
12、13 ・・・コネクタ部
15、115・・・回路基板
18a〜18c・・・上ガイド部
18a〜18d・・・上ガイド部
19a〜19d・・・回路パターン
20・・・点灯制御回路
22a〜22d・・・端子電極
23、123・・・位置決め部
25a〜25c・・・下ガイド部
31a〜31d、131a〜131d・・・弾性片
40・・・ランプボディ
50・・・透光性カバー
61・・・電源
60・・・リフレクタ
70・・・灯室
100・・・車両用灯具
C1、C2・・・平坦部
G、G1・・・挿入部
P、P1・・・突起部
S・・・開口部

Claims (5)

  1. 樹脂材料により形成されたベース部と、
    前記ベース部上に形成された回路パターンと、
    前記回路パターンと電気的に接続されるように、前記ベース部上に配置された電子部品と、
    端子電極を有する回路基板と、
    互いに離間して配置され前記ベース部と一体的に形成された第1及び第2のガイド部と、
    前記ベース部上に配置され前記回路パターンと一体的に形成された電極パッドとを有し、
    前記回路基板と電気的に接続されるように構成されたコネクタ部と、
    を備える電子装置であって、
    前記ベース部と、前記回路パターンと、前記電極パッドと、前記第1及び第2のガイド部は一体形成されており、
    前記電極パッドは前記第1及び第2のガイド部の間に配置されており、
    前記第1及び第2のガイド部は、前記回路基板が挿入される挿入部を有しており、
    前記回路基板が前記挿入部に挿入された状態で、前記端子電極が前記電極パッドと電気的に接続される電子装置。
  2. 前記ベース部上には突起部が形成されており、
    前記電極パッドは、前記突起部を覆うように前記ベース部上に配置された請求項1に記載の電子装置。
  3. 前記電子部品は光源部を有し、
    前記回路基板は、前記光源部の点灯を制御するように構成された点灯制御回路をさらに有する請求項1又は2に記載の電子装置。
  4. 前記端子電極が前記電極パッドと電気的に接続されるように前記コネクタ部に対する前記回路基板の位置を決めるように構成された位置決め部をさらに備えた請求項1〜3のいずれか一項に記載の電子装置。
  5. 前記ベース部は、片持ち梁状に形成された弾性片を有しており、
    前記電極パッドは、前記弾性片上に配置されている請求項1〜4のいずれか一項に記載の電子装置。
JP2014123688A 2014-06-16 2014-06-16 電子装置 Pending JP2016004665A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2014123688A JP2016004665A (ja) 2014-06-16 2014-06-16 電子装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2014123688A JP2016004665A (ja) 2014-06-16 2014-06-16 電子装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2016004665A true JP2016004665A (ja) 2016-01-12

Family

ID=55223820

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2014123688A Pending JP2016004665A (ja) 2014-06-16 2014-06-16 電子装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2016004665A (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2017162575A (ja) * 2016-03-07 2017-09-14 株式会社小糸製作所 光源ユニットの放熱構造
WO2021166533A1 (ja) * 2020-02-18 2021-08-26 株式会社小糸製作所 灯具ユニット及び車両用灯具
WO2022122978A1 (en) * 2020-12-11 2022-06-16 Valeo Vision Bridging connector, connection assembly, vehicle lamp, and vehicle

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2017162575A (ja) * 2016-03-07 2017-09-14 株式会社小糸製作所 光源ユニットの放熱構造
WO2021166533A1 (ja) * 2020-02-18 2021-08-26 株式会社小糸製作所 灯具ユニット及び車両用灯具
CN114651151A (zh) * 2020-02-18 2022-06-21 株式会社小糸制作所 灯具单元及车辆用灯具
WO2022122978A1 (en) * 2020-12-11 2022-06-16 Valeo Vision Bridging connector, connection assembly, vehicle lamp, and vehicle

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US9373922B2 (en) LED illumination device with edge connector
KR101323014B1 (ko) 조명 장치
US8851903B2 (en) Connector assemblies for connector systems
US8366305B2 (en) Vehicle lamp
JP5701682B2 (ja) Led基板用電気的接続装置
US10811795B2 (en) Connection module for an automotive vehicle
JP2005310584A (ja) 車輌用灯具
CN111372815B (zh) 照明模块和车辆头灯
JP2016004665A (ja) 電子装置
JP2011233445A (ja) モジュール基板と回路基板の接続構造及びそれに用いるソケット
US11255518B2 (en) Light source unit
JP6597674B2 (ja) 発光装置
JP6126836B2 (ja) 電気接続構造および車両用灯具
US10041657B2 (en) Clip unit and edge mounted light emitting diode (LED) assembly comprising a clip unit
US7561442B2 (en) Electronic component holder
JP2018206534A (ja) 多灯多段式の光源装置および車両用灯具
CN209991397U (zh) 光源单元
JP2017228460A (ja) 電気接続用端子構造
JP2015230834A (ja) 車両用灯具
EP3434968A1 (en) Automotive electronic assembly and method
TWI627798B (zh) 具有照明發光二極體之電路
US8721141B2 (en) Door lamp unit
JP6769430B2 (ja) 回路体、車両用発光装置及び回路体の製造方法
JP2016004871A (ja) 電子装置
US20150372197A1 (en) Light-emitting diode illumination apparatus