JP2016004551A - 特定装置、特定方法及び特定プログラム - Google Patents

特定装置、特定方法及び特定プログラム Download PDF

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Abstract

【課題】利用者にとって魅力的な商品を特定すること。【解決手段】本願に係る特定装置は、受付部と、生成部と、特定部とを有する。受付部は、第1種別のオブジェクトと第2種別のオブジェクトとを含む入力データを受け付ける。生成部は、受付部によって受け付けられた入力データに基づいて第1種別のオブジェクトの特徴と第2種別のオブジェクトの特徴との共起関係を学習した学習器を生成する。特定部は、生成部によって生成された学習器に第1種別のオブジェクトを含む入力データを入力し、第1種別のオブジェクトの特徴とともに学習器が学習した共起関係に基づいて第2種別のオブジェクトの特徴を特定する。【選択図】図4

Description

本発明は、特定装置、特定方法及び特定プログラムに関する。
従来、利用者の属性情報に基づいて利用者に商品等を推薦する技術が知られている。例えば、このような技術では、商品に興味を持つと予測される利用者の属性と一致する属性の利用者に対して商品を推薦する。
特開平09−034863号公報
しかしながら、上記の従来技術では、利用者にとって魅力的な商品を特定することができるとは限らなかった。例えば、上記の従来技術では、商品に興味を持つ利用者の属性を予測し、予測された属性の利用者に対して商品を推薦する。このため、上記の従来技術では、商品に興味を持つ利用者の属性を誤って予測した場合には、商品に興味を持たない利用者に対して商品を推薦する場合がある。このようなことから、上記の従来技術では、利用者にとって魅力的な商品を特定することができるとは限らなかった。
本願は、上記に鑑みてなされたものであって、利用者にとって魅力的な商品や商品に対する関心が高い利用者を特定することができる特定装置、特定方法及び特定プログラムを提供することを目的とする。
本願に係る特定装置は、第1種別のオブジェクトと第2種別のオブジェクトとを含む入力データを受け付ける受付部と、前記受付部によって受け付けられた入力データに基づいて前記第1種別のオブジェクトの特徴と前記第2種別のオブジェクトの特徴との共起関係を学習した学習器を生成する生成部と、前記生成部によって生成された学習器に前記第1種別のオブジェクトを含む入力データを入力し、当該第1種別のオブジェクトの特徴とともに前記学習器が学習した共起関係に基づいて第2種別のオブジェクトの特徴を特定する特定部とを備えたことを特徴とする。
実施形態の一態様によれば、利用者にとって魅力的な商品を特定することができるという効果を奏する。
図1は、実施形態に係る特定装置による特定処理の一例を示す説明図である。 図2は、実施形態に係る特定装置による特定処理の一例を示す説明図である。 図3は、実施形態に係る推薦システムの構成例を示す図である。 図4は、実施形態に係る特定装置の構成例を示す図である。 図5は、特定装置による生成処理手順を示すフローチャートである。 図6は、特定装置による特定処理手順を示すフローチャートである。 図7は、変形例に係る学習器の一例を示す図である。 図8は、変形例に係る学習器の一例を示す図である。 図9は、特定装置の機能を実現するコンピュータの一例を示すハードウェア構成図である。
以下に、本願に係る特定装置、特定方法及び特定プログラムを実施するための形態(以下、「実施形態」と呼ぶ)について図面を参照しつつ詳細に説明する。なお、この実施形態により本願に係る特定装置、特定方法及び特定プログラムが限定されるものではない。また、以下の実施形態において同一の部位には同一の符号を付し、重複する説明は省略される。
〔1.特定処理〕
まず、図1を用いて、実施形態に係る特定処理の一例について説明する。図1は、実施形態に係る特定装置による特定処理の一例を示す説明図である。図1の例では、特定装置100によって製品と共起する人物の特徴を特定する特定処理が行われる例を示す。
特定装置100は、学習器Leによって画像に描出された製品と共起する人物を特定するサーバ装置である。この点について図1を用いて詳細に説明する。学習器Leは、製品の特徴と人物の特徴との間の共起関係を学習したDNNである。具体的には、学習器Leは、入力データに対する演算結果を出力する複数のノード(例えば、ニューロン)を接続したDNN(Deep Neural Network)であって製品が描出された画像を入力データとして入力した場合に製品と共起する人物に対応するノードを出力するDNNである。
図1の例では、学習器Leは、入力層と、多段のノード群によって形成される中間層と、出力層とから構成される。ここで、出力層は、製品が描出された画像が学習器Leに入力データとして入力された場合に製品と共起する人物に対応するノードを出力する。例えば、出力層は、製品と共起する人物に対応するノードとして男性に対応するノードや女性に対応するノードを有する。他の例では、出力層は、人物と共起する製品に対応するノードとしてデスクトップ型パソコンに対応するノードを有する。
特定装置100は、まず、第1種別のオブジェクト(例えば、製品)と第2種別のオブジェクト(例えば、人物)とを含む入力データを受け付ける(ステップS1)。例えば、特定装置100は、図1に示すように、入力データとして製品であるデスクトップ型パソコンと人物である男性とが描出された画像P1〜P3を受け付ける。なお、図1では、特定装置100は、説明を簡単にするため3枚の画像を受け付ける例を示すが、実際には製品と人物との間の共起関係を学習するのに十分な枚数の画像を受け付ける。
続いて、特定装置100は、受け付けられた入力データに基づいて製品と人物との間の共起関係を学習した学習器Leを生成する(ステップS2)。具体的には、特定装置100は、入力データとして製品と人物とが描出された画像P1を受け付けた場合に、人物に対応するノードを出力する学習器Leを生成する。図1の例では、特定装置100は、画像P1にはデスクトップ型パソコンと男性の人物とが描出されているので、男性に対応するノードを出力する学習器Leを生成する。すなわち、特定装置100は、デスクトップ型パソコンが男性と共起することを学習する学習器Leを生成する。なお、特定装置100は、例えば、教師なし学習を実行することで製品と人物との間の共起関係を学習した学習器Leを生成する。
その後、特定装置100は、入力データとして製品が描出された画像を受け付ける(ステップS3)。例えば、特定装置100は、図1に示すように、入力データとして製品であるデスクトップ型パソコンDP1が描出された画像TP1を受け付ける。
続いて、特定装置100は、生成された学習器Leに第1種別のオブジェクトを含む入力データを入力し、第1種別のオブジェクトの特徴とともに学習器Leが学習した共起関係に基づいて第2種別のオブジェクトの特徴を特定する(ステップS4)。具体的には、特定装置100は、生成された学習器Leに製品が描出された画像を入力データとして入力した場合に反応する出力ノードに基づいて製品と共起する人物の特徴を特定する。例えば、特定装置100は、画像TP1を入力データとして入力した場合に反応する出力ノードOD1である男性に対応するノードに基づいて製品と共起する人物の特徴を特定する。図1の例では、特定装置100は、男性に対応するノードが反応しているので、デスクトップ型パソコンと共起する人物の特徴は男性であると特定する。
なお、特定装置100は、入力データとして製品と人物とが描出された画像P1を受け付けた場合に、人物に対応するノードを出力する学習器Leに限らず、製品に対応するノードを出力する学習器Leを生成してもよい。この点について図2を用いて説明する。図2は、実施形態に係る特定装置による特定処理の一例を示す説明図である。この場合、特定装置100は、入力データとして製品と人物とが描出された画像P1を受け付けた場合に、製品に対応するノードを出力する学習器Leを生成する(ステップS2)。すなわち、特定装置100は、男性がデスクトップ型パソコンと共起することを学習する学習器Leを生成する。
その後、特定装置100は、入力データとして人物が描出された画像を受け付ける(ステップS3)。例えば、特定装置100は、図2に示すように、入力データとして人物である男性が描出された画像TP2を受け付ける。
続いて、特定装置100は、生成された学習器Leに人物が描出された画像を入力データとして入力し、人物の特徴とともに学習器Leが学習した共起関係に基づいて製品の特徴を特定する(ステップS4)。例えば、特定装置100は、画像TP2を入力データとして入力した場合に反応する出力ノードOD2であるデスクトップ型パソコンに対応するノードに基づいて男性と共起する製品を特定する。図2の例では、特定装置100は、デスクトップ型パソコンに対応するノードが反応しているので、男性と共起する製品はデスクトップ型パソコンであると特定する。
このように、実施形態に係る特定装置100は、第1種別のオブジェクトと第2種別のオブジェクトとを含む入力データを受け付ける。また、特定装置100は、受け付けられた入力データに基づいて第1種別のオブジェクトの特徴と第2種別のオブジェクトの特徴との共起関係を学習した学習器を生成する。また、特定装置100は、学習器に第1種別のオブジェクトを含む入力データを入力し、第1種別のオブジェクトの特徴とともに学習器が学習した共起関係に基づいて第2種別のオブジェクトの特徴を特定する。
これにより、特定装置100は、製品と共起する人物を特定することができるので、商品に対する関心が高い利用者を特定することができる。例えば、特定装置100は、商品に対する関心が高い利用者に対して商品を推薦することができるので、商品の売上を高めることができる。また、特定装置100は、例えば、商品に対する関心が高い利用者に対して商品の広告を配信することができるので、商品の広告効果を高めることができる。
また、特定装置100は、製品の特徴と共起する人物の特徴を特定することができるので、例えば、新製品を発売する際に新製品を推薦すべき利用者を適切に判定することができる。
また、特定装置100は、人物と共起する製品を特定することができるので、利用者にとって魅力的な商品を特定することができる。例えば、特定装置100は、利用者とって魅力的な商品を推薦することができるので、商品の売上を高めることができる。また、特定装置100は、例えば、利用者とって魅力的な商品の広告を配信することができるので、商品の広告効果を高めることができる。
〔2.推薦システムの構成〕
図3を用いて、実施形態に係る推薦システムの構成について説明する。図3は、実施形態に係る推薦システムの構成例を示す図である。図3に示すように、推薦システム1には、販売者端末10と、利用者端末20と、サーバ装置50と、特定装置100とが含まれる。販売者端末10、サーバ装置50および特定装置100は、ネットワークを介して、有線又は無線により通信可能に接続される。なお、図3に示した推薦システム1には、複数台の販売者端末10や、複数台のサーバ装置50や、複数台の特定装置100が含まれてもよい。
販売者端末10は、例えば、デスクトップ型PCや、ノート型PCや、タブレット型端末や、スマートフォンや、携帯電話機や、PDA(Personal Digital Assistant)等の情報処理装置である。例えば、販売者端末10は、ショッピングサイトやECサイト、オークションサイトで商品を販売する販売者によって利用される。販売者端末10は、販売者が販売する商品が描出された画像をサーバ装置50に送信する。一例としては、販売者端末10は、表示部に表示されるウェブページである受付画面に対して所定の操作(例えば、クリック操作)を受け付けた場合に、販売者が販売する製品が描出された画像をサーバ装置50に送信する。
サーバ装置50は、各種ウェブページを販売者端末10に提供するサーバ装置である。具体的には、サーバ装置50は、ショッピングサイトやECサイト、オークションサイトに関するウェブページを提供する。例えば、サーバ装置50は、消費者が閲覧するショッピングサイトや商品を販売する販売者が閲覧する管理画面(例えば、受付画面)を提供する。なお、サーバ装置50は、ショッピングサイトに限らず、技術解説サイト、検索エンジンサイト、ショッピングサイト、ニュースサイト、ファイナンスサイト(株価サイト)等といった各種のウェブページを提供してもよい。
特定装置100は、学習器Leを用いて、第1種別のオブジェクト(例えば、製品)と共起する第2種別のオブジェクト(例えば、人物)の特徴を特定するサーバ装置である。具体的には、特定装置100は、まず、入力データとして製品が描出された画像を学習器Leに入力する。そして、特定装置100は、入力データに対する出力に基づいて製品と共起する人物の特徴を特定する。
利用者端末20は、例えば、デスクトップ型PCや、ノート型PCや、タブレット型端末や、スマートフォンや、携帯電話機や、PDA等の情報処理装置である。例えば、利用者端末20は、ショッピングサイトやECサイト、オークションサイトを閲覧する利用者によって利用される。利用者端末20は、サーバ装置50から推薦された製品に関する情報を表示部に表示する。例えば、利用者端末20は、利用者が閲覧するウェブページに含まれる広告枠にサーバ装置50から推薦された製品に関する広告コンテンツを表示部に表示する。
次に、図3を用いて、推薦システム1による推薦処理について説明する。まず、販売者端末10は、例えば、販売者が販売する製品DP1が描出された画像TP1をサーバ装置50に送信する(ステップS21)。
続いて、サーバ装置50は、販売者端末10から送信された画像TP1を特定装置100に送信する。これにより、特定装置100は、製品DP1が描出された画像TP1を受け付ける(ステップS22)。
そして、特定装置100は、画像TP1に描出された製品DP1を推薦する推薦対象の人物を特定する(ステップS23)。具体的には、特定装置100は、学習器Leに画像TP1を入力データとして入力し、製品の特徴とともに学習器Leが学習した共起関係に基づいて人物の特徴を特定する。例えば、特定装置100は、画像TP1を入力データとして入力した場合に反応する男性に対応するノードに基づいて製品DP1と共起する人物の特徴を男性と特定する。
その後、特定装置100は、特定した推薦対象の人物をサーバ装置50に通知する(ステップS24)。例えば、特定装置100は、製品DP1の推薦対象の人物が男性である旨をサーバ装置50に通知する。
そして、サーバ装置50は、特定装置100から通知された推薦対象の人物に製品を推薦する(ステップS25)。例えば、サーバ装置50は、製品DP1の推薦対象である男性の利用者が操作する利用者端末20に製品DP1に関する広告コンテンツを配信する。一例としては、サーバ装置50は、利用者端末20の表示部に表示されるウェブページの広告枠に製品DP1に関する広告コンテンツを配信する。これにより、サーバ装置50は、製品DP1を推薦対象の人物に推薦することができる。
〔3.特定装置の構成〕
次に、図4を用いて、実施形態に係る特定装置100の構成について説明する。図4は、実施形態に係る特定装置の構成例を示す図である。図4に示すように、特定装置100は、通信部110と、記憶部120と、制御部130とを有する。なお、特定装置100は、特定装置100を管理する管理者等から各種操作を受け付ける入力部(例えば、キーボードやマウス等)や、各種情報を表示するための表示部(例えば、液晶ディスプレイ等)を有してもよい。
(通信部110について)
通信部110は、例えば、NIC等によって実現される。通信部110は、ネットワークと有線又は無線で接続され、ネットワークを介して、販売者端末10やサーバ装置50、利用者端末20との間で情報の送受信を行う。
(記憶部120について)
記憶部120は、例えば、RAM(Random Access Memory)、フラッシュメモリ(Flash Memory)等の半導体メモリ素子、または、ハードディスク、光ディスク等の記憶装置によって実現される。記憶部120は、学習器情報記憶部121を有する。
(学習器情報記憶部121について)
学習器情報記憶部121は、学習器(例えば、DNN)に関する情報を記憶する。具体的には、学習器情報記憶部121は、DNNに含まれる入力層、中間層および出力層のノードや、ノード間の結合係数に関する情報を記憶する。例えば、学習器情報記憶部121は、図1に示す学習器Leを記憶する。
(制御部130について)
制御部130は、例えば、CPU(Central Processing Unit)やMPU(Micro Processing Unit)等によって、特定装置100内部の記憶装置に記憶されている各種プログラム(生成プログラムの一例に相当)がRAMを作業領域として実行されることにより実現される。また、制御部130は、例えば、ASIC(Application Specific Integrated Circuit)やFPGA(Field Programmable Gate Array)等の集積回路により実現される。
制御部130は、図4に示すように、受付部131と、生成部132と、特定部133とを有し、以下に説明する情報処理の機能や作用を実現または実行する。なお、制御部130の内部構成は、図4に示した構成に限られず、後述する生成処理を行う構成であれば他の構成であってもよい。また、制御部130が有する各処理部の接続関係は、図4に示した接続関係に限られず、他の接続関係であってもよい。
(受付部131について)
受付部131は、入力データを受け付ける。具体的には、受付部131は、学習器の学習を行う際には、第1種別のオブジェクトと第2種別のオブジェクトとを含む入力データを受け付ける。例えば、受付部131は、入力データとして販売者が販売する製品と人物とが描出された画像を受け付ける。また、受付部131は、推薦対象の人物を特定する際には、入力データとして製品が描出された画像を受け付ける。また、受付部131は、推薦対象の製品を特定する際には、入力データとして人物が描出された画像を受け付ける。
(生成部132について)
生成部132は、学習器(例えば、DNN)を生成する。具体的には、生成部132は、受付部131によって受け付けられた入力データに基づいて第1種別のオブジェクトの特徴と第2種別のオブジェクトの特徴との共起関係を学習した学習器を生成する。一例としては、生成部132は、バックプロパゲーション法や教師あり学習によりDNNに含まれるニューロンの間の結合係数を算出することで学習器を生成する。
例えば、生成部132は、受付部131によって製品と人物とが描出された画像を受け付けた場合には、人物に対応するノードと製品に対応するノードとが所定の値を出力するようにノード間の結合係数を算出する。一例としては、生成部132は、受付部131によってデスクトップ型パソコンと男性とが描出された画像を受け付けた場合には、デスクトップ型パソコンに対応するノードと男性に対応するノードとが所定の値を出力し、他のノードが所定の値を取得しないようにノード間の結合係数を算出する。すなわち、生成部132は、デスクトップ型パソコンと男性とが共起することを学習するノード間の結合係数を算出する。
その後、生成部132は、算出した結合係数を学習器に含まれるノード間に設定することで学習器を生成する。これにより、生成部132は、製品が描出された画像が受け付けられた場合に、製品の特徴と共起する人物の特徴に対応するノードが所定の値を出力する学習器を生成することができる。また、生成部132は、人物が描出された画像が受け付けられた場合に、人物の特徴と共起する製品の特徴に対応するノードが所定の値を出力する学習器を生成することができる。そして、生成部132は、生成した学習器を学習器情報記憶部121に格納する。
(特定部133について)
特定部133は、第1種別のオブジェクトと共起する第2種別のオブジェクトを特定する。具体的には、特定部133は、生成部132によって生成された学習器に第1種別のオブジェクトを含む入力データを入力し、第1種別のオブジェクトの特徴とともに学習器が学習した共起関係に基づいて第2種別のオブジェクトの特徴を特定する。例えば、特定部133は、製品DP1が描出された画像TP1に対して、学習器情報記憶部121に記憶された学習器Leの「男性」に対応するノードが所定の値を出力した場合には、製品DP1と共起する人物の特徴を「男性」と特定する。これにより、特定部133は、製品DP1を推薦する推薦対象の人物の特徴を男性と特定する。
他の例では、特定部133は、男性が描出された画像TP2に対して生成部132によって生成された学習器Leの「デスクトップ型パソコン」に対応するノードが所定の値を出力した場合には、男性と共起する製品の特徴を「デスクトップ型パソコン」と特定する。これにより、特定部133は、男性に推薦する推薦対象の製品の特徴をデスクトップ型パソコンと特定する。そして、特定部133は、特定した推薦対象に関する情報をサーバ装置50に通知する。
なお、特定部133は、人物の特徴としてユーザ属性を用いてもよい。この場合、特定部133は、例えば、製品と共起する人物のユーザ属性を学習した学習器を生成する。そして、特定部133は、製品が描出された画像を入力し、製品の特徴とともに学習器が学習した共起関係に基づいてユーザ属性を特定する。その後、特定部133は、特定したユーザ属性を推薦対象としてサーバ装置50に通知する。そして、サーバ装置50は、特定装置100から通知されたユーザ属性の利用者に対して製品を推薦する。
〔4.生成処理手順〕
次に、図5を用いて、実施形態に係る特定装置100による生成処理の手順について説明する。図5は、実施形態に係る特定装置による生成処理手順を示すフローチャートである。
図5に示すように、特定装置100は、第1種別のオブジェクトと第2種別のオブジェクトとを含む入力データを受け付ける。例えば、特定装置100は、入力データとして製品と人物とが描出された画像を受け付ける(ステップS101)。そして、特定装置100は、入力データとして製品と人物とが描出された画像を受け付けていない場合には(ステップS101;No)、入力データとして製品と人物とが描出された画像を受け付けるまで待機する。
一方、特定装置100は、入力データとして製品と人物とが描出された画像を受け付けた場合(ステップS101;Yes)、受け付けた入力データを学習器に入力する(ステップS102)。例えば、特定装置100は、入力データとして製品と人物とが描出された画像を学習器に入力する。
その後、特定装置100は、受付部131によって受け付けられた入力データに基づいて第1種別のオブジェクトの特徴と第2種別のオブジェクトの特徴との共起関係を学習した学習器を生成する。具体的には、特定装置100は、入力データである製品と人物とが描出された画像に対して人物の特徴に対応するノードが所定の値を出力するようにノード間の結合係数を算出する。例えば、特定装置100は、バックプロパゲーション法により結合係数を算出する(ステップS103)。
そして、特定装置100は、学習器を生成する(ステップS104)。例えば、特定装置100は、算出した結合係数をノード間に設定することで、製品と人物とが描出された画像に対して人物の特徴に対応するノードが所定の値を出力する学習器を生成する。その後、特定装置100は、生成した学習器を学習器情報記憶部121に格納する(ステップS105)。
〔5.特定処理手順〕
次に、図6を用いて、実施形態に係る特定装置100による特定処理の手順について説明する。図6は、実施形態に係る特定装置による特定処理手順を示すフローチャートである。
図6に示すように、特定装置100は、入力データとして第2種別のオブジェクトが描出された画像を受け付ける。例えば、特定装置100は、入力データとして製品が描出された画像を受け付ける(ステップS201)。そして、特定装置100は、入力データとして製品が描出された画像を受け付けていない場合には(ステップS201;No)、入力データとして製品が描出された画像を受け付けるまで待機する。
一方、特定装置100は、入力データとして製品が描出された画像を受け付けた場合(ステップS201;Yes)、受け付けた入力データである製品が描出された画像を学習器に入力する(ステップS202)。
その後、特定装置100は、生成部132によって生成された学習器に第1種別のオブジェクトを含む入力データを入力し、第1種別のオブジェクトの特徴とともに学習器が学習した共起関係に基づいて第2種別のオブジェクトの特徴を特定する。例えば、特定装置100は、学習器に製品が描出された画像を入力データとして入力した場合に反応する出力ノードに対応する人物の特徴を特定する(ステップS203)。これにより、特定装置100は、製品を推薦する推薦対象の人物を特定する。
そして、特定装置100は、特定した人物を推薦対象としてサーバ装置50に通知する(ステップS204)。これにより、サーバ装置50は、例えば、製品と共起関係にある最適な人物に製品を推薦することができる。
〔6.変形例〕
上述した実施形態に係る特定装置100は、上記実施形態以外にも種々の異なる形態にて実施されてよい。そこで、以下では、上記の特定装置100の他の実施形態について説明する。
〔6−1.学習器(1)〕
上記実施形態では、特定装置100は、受付部131によって受け付けられた入力データに基づいて第1種別のオブジェクトの特徴と第2種別のオブジェクトの特徴との共起関係を学習した学習器を生成する例を示した。ここで、特定装置100は、各種の形態の学習器を生成してもよい。
具体的には、特定装置100は、中間層に複数のノード群を含む学習器を生成する。この点について、図7を用いて説明する。図7は、変形例に係る学習器の一例を示す図である。図7に示すように、特定装置100は、複数のノード群として、一般情報特徴層と、個人特化情報特徴層と、融合特徴層とを中間層に含む学習器Leを生成する。ここで、一般情報特徴層は、例えば、製品に関する製品情報の特徴を学習したノードによって形成される層である。個人特化情報特徴層は、例えば、個人の人物に関するユーザ属性の特徴を学習したノードによって形成される層である。融合特徴層は、製品と人物との共起関係の特徴を学習したノードによって形成される層である。
ここで、特定装置100は、まず、プレトレーニングとして一般情報特徴層および個人特化情報特徴層の学習をそれぞれ個別に行う。例えば、特定装置100は、一般情報特徴層に所定の入力層および出力層を追加したニューラルネットワークに対し、製品に関する製品情報を入力し、製品に関する製品情報の特徴を学習させる。また、特定装置100は、個人特化情報特徴層に所定の入力層および出力層を追加したニューラルネットワークに対し、個人の人物に関するユーザ属性を入力し、ユーザ属性の特徴を学習させる。そして、特定装置100は、一般情報特徴層および個人特化情報特徴層を含むニューラルネットワークに融合特徴層を設置し、製品と人物との共起関係の学習を行う。例えば、特定装置100は、個人の人物および製品が描出された画像を学習器Leに入力することで学習を行う。これにより、特定装置100は、新製品が描出された画像を入力した場合に新製品に対応した個人属性を出力する学習器Leを生成することができる。
このように、特定装置100は、第1の特徴と第2の特徴との共起性を学習した学習器Leを生成する場合は、第1の特徴のプレトレーニングを行った中間層と第2の特徴のプレトレーニングを行った中間層とを含む学習器を生成する。これにより、特定装置100は、新製品が描出された画像を入力した場合に新製品に対応した個人属性を高い精度で出力する学習器Leを生成することができる。
〔6−2.学習器(2)〕
上記変形例では、特定装置100は、中間層に複数のノード群を含む学習器を生成する例を示した。ここで、特定装置100は、入力データに対して商品の種別を出力する学習器を生成してもよい。
具体的には、特定装置100は、人物と製品が属する種別との共起関係を学習した学習器を生成する。そして、特定装置100は、生成された学習器に人物が描出された画像を入力データを入力し、人物の特徴とともに学習器が学習した共起関係に基づいて製品が属する種別の特徴を特定する。
この点について、図8を用いて説明する。図8は、変形例に係る学習器の一例を示す図である。図8に示すように、特定装置100は、学習器Leの学習を行う際に、個人および製品が描出された画像とともに製品のカテゴリを受け付ける。
その後、特定装置100は、人物と製品が属する種別との共起関係を学習した学習器Leを生成する。例えば、特定装置100は、個人および製品が描出された画像と製品のカテゴリとを入力データとして入力した場合に製品のカテゴリを出力する学習器Leを生成する。一例としては、特定装置100は、バックプロパゲーション法や教師あり学習により、個人および製品が描出された画像と製品のカテゴリとを入力データとして入力した場合に製品のカテゴリを出力するノード間の結合係数を算出する。そして、特定装置100は、算出した結合係数をノード間に設定することで個人および製品が描出された画像と製品のカテゴリとを入力データとして入力した場合に製品のカテゴリを出力する学習器Leを生成する。
その後、特定装置100は、生成された学習器Leに人物が描出された画像を入力データとして入力した場合に反応する出力ノードに対応する製品が属する種別を特定する。また、特定装置100は、例えば、商品の種別ごとに分類された個人の写真を出力する。これにより、特定装置100は、画像に描出された個人に推薦する推薦対象となる製品のカテゴリを特定することができる。
このように、特定装置100は、人物と製品が属する種別との共起関係を学習した学習器を生成する。そして、特定装置100は、生成された学習器に人物が描出された画像を入力データとして入力した場合に反応する出力ノードに対応する製品が属する種別を特定する。
これにより、特定装置100は、画像に描出された個人に推薦する推薦対象を製品のカテゴリごとに特定することができるので、製品ごとに特定する場合と比較して推薦対象を増やすことができる。
〔6−3.DNN〕
上記実施形態では、特定装置100は、入力層、中間層および出力層によって構成される学習器を生成する例を示した。ここで、特定装置100は、各種の層に任意の数のノード群を含む学習器を生成してもよい。例えば、特定装置100は、中間層に複数のノード群が含まれる多段の学習器を生成する。また、学習器に含まれるノード群は、任意の数のノードによって構成されてもよい。
〔6−4.適用対象〕
上記実施形態では、特定装置100は、画像に描出された製品と共起関係にある人物を特定する画像認識の適用例を示した。ここで、特定装置100は、画像認識に限らず、各種の認識に適用してもよい。具体的には、特定装置100は、音声を対象とする音声認識に適用する。例えば、特定装置100は、入力データとして音声データを入力することで話者の分類と製品のカテゴリとの間の共起関係を学習する学習器を生成する。一例としては、音声データから話者の性別と会話で発せられた製品の名称やカテゴリとの間の共起関係を学習する。これにより、特定装置100は、音声データから話者に推薦する推薦対象の製品を特定することができる。
〔6−5.共起関係〕
上記実施形態では、また、特定装置100は、製品と人物との共起関係を画像から学習する例を示した。ここで、特定装置100は、画像に限らず、各種の形態から共起関係を学習してもよい。例えば、特定装置100は、製品の販売結果などから共起関係にある製品を学習した学習器を生成する。一例としては、特定装置100は、洗濯機と洗剤とが同時に売れた販売結果から同時に販売された洗濯機と洗剤との共起関係を学習する。そして、特定装置100は、例えば、消費者が洗濯機を販売する販売ページを閲覧する際に、推薦対象としてかかる洗濯機と同時に販売された洗剤や、かかる洗濯機と同様の特徴を有する洗濯機と共起される潜在をサーバ装置50に通知する。
このように、特定装置100は、製品の販売結果から共起関係にある製品を学習する。これにより、特定装置100は、同時に購入される可能性が高い製品を推薦することができるので、製品の売り上げを向上させることができる。
〔6−6.装置構成〕
上記実施形態では、特定装置100は、サーバ装置50と一体となって構成されてもよい。この場合、特定装置100は、特定した推薦対象の人物に製品を推薦する。例えば、特定装置100は、特定した人物が操作する利用者端末20に対して製品に関する広告コンテンツを配信する。また、特定装置100は、推薦対象を特定する特定処理は行わず、生成部132による生成処理のみを行う生成装置であってもよい。この場合、特定装置100は、少なくとも特定部133を有しない。そして、特定部133を有する特定装置が、特定装置100によって生成された学習器を用いて推薦対象を特定し、特定した推薦対象をサーバ装置50等に配信する。
〔6−7.その他〕
上記実施形態において説明した各処理のうち、自動的に行われるものとして説明した処理の全部または一部を手動的に行うこともでき、あるいは、手動的に行われるものとして説明した処理の全部または一部を公知の方法で自動的に行うこともできる。この他、上記文書中や図面中で示した処理手順、具体的名称、各種のデータやパラメータを含む情報については、特記する場合を除いて任意に変更することができる。例えば、各図に示した各種情報は、図示した情報に限られない。
また、図示した各装置の各構成要素は機能概念的なものであり、必ずしも物理的に図示の如く構成されていることを要しない。すなわち、各装置の分散・統合の具体的形態は図示のものに限られず、その全部または一部を、各種の負荷や使用状況などに応じて、任意の単位で機能的または物理的に分散・統合して構成することができる。例えば、図3に示した受付部131および生成部132は統合されてもよい。
〔6−8.ハードウェア構成〕
また、上述してきた実施形態に係る特定装置100は、例えば図9に示すような構成のコンピュータ1000によって実現される。以下、特定装置100を例に挙げて説明する。図9は、特定装置の機能を実現するコンピュータの一例を示すハードウェア構成図である。コンピュータ1000は、CPU1100、RAM1200、ROM1300、HDD1400、通信インターフェイス(I/F)1500、入出力インターフェイス(I/F)1600、およびメディアインターフェイス(I/F)1700を有する。
CPU1100は、ROM1300またはHDD1400に格納されたプログラムに基づいて動作し、各部の制御を行う。ROM1300は、コンピュータ1000の起動時にCPU1100によって実行されるブートプログラムや、コンピュータ1000のハードウェアに依存するプログラム等を格納する。
HDD1400は、CPU1100によって実行されるプログラム、および、かかるプログラムによって使用されるデータ等を格納する。通信インターフェイス1500は、通信網500を介して他の機器からデータを受信してCPU1100へ送り、CPU1100が生成したデータを通信網500を介して他の機器へ送信する。
CPU1100は、入出力インターフェイス1600を介して、ディスプレイやプリンタ等の出力装置、および、キーボードやマウス等の入力装置を制御する。CPU1100は、入出力インターフェイス1600を介して、入力装置からデータを取得する。また、CPU1100は、生成したデータを入出力インターフェイス1600を介して出力装置へ出力する。
メディアインターフェイス1700は、記録媒体1800に格納されたプログラムまたはデータを読み取り、RAM1200を介してCPU1100に提供する。CPU1100は、かかるプログラムを、メディアインターフェイス1700を介して記録媒体1800からRAM1200上にロードし、ロードしたプログラムを実行する。記録媒体1800は、例えばDVD(Digital Versatile Disc)、PD(Phase change rewritable Disk)等の光学記録媒体、MO(Magneto Optical disk)等の光磁気記録媒体、テープ媒体、磁気記録媒体、または半導体メモリ等である。
例えば、コンピュータ1000が実施形態に係る特定装置100として機能する場合、コンピュータ1000のCPU1100は、RAM1200上にロードされたプログラムを実行することにより、制御部130の機能を実現する。また、HDD1400には、記憶部120内のデータが格納される。コンピュータ1000のCPU1100は、これらのプログラムを記録媒体1800から読み取って実行するが、他の例として、他の装置から通信網500を介してこれらのプログラムを取得してもよい。
〔7.効果〕
上述してきたように、実施形態に係る特定装置100は、受付部131と、生成部132と、特定部133とを有する。受付部131は、第1種別のオブジェクトと第2種別のオブジェクトとを含む入力データを受け付ける。生成部132は、受付部131によって受け付けられた入力データに基づいて第1種別のオブジェクトの特徴と第2種別のオブジェクトの特徴との共起関係を学習した学習器を生成する。特定部133は、生成部132によって生成された学習器に第1種別のオブジェクトを含む入力データを入力し、第1種別のオブジェクトの特徴とともに学習器が学習した共起関係に基づいて第2種別のオブジェクトの特徴を特定する。
また、実施形態に係る特定装置100において、受付部131は、第1種別のオブジェクトと前記第2種別のオブジェクトとを含む入力データとして人物および製品が描出された画像を受け付ける。生成部132は、人物の特徴と製品の特徴との共起関係を学習した学習器を生成する。
また、実施形態に係る特定装置100において、特定部133は、生成部132によって生成された学習器に人物が描出された画像を入力データとして入力した場合に反応する出力ノードに対応する製品の特徴を特定する。
また、実施形態に係る特定装置100において、特定部133は、生成部132によって生成された学習器に製品が描出された画像を入力データとして入力した場合に反応する出力ノードに対応する人物の特徴を特定する。
これにより、実施形態に係る特定装置100は、製品と共起する人物の特徴を特定することができるので、商品に対する関心が高い利用者を特定することができる。例えば、特定装置100は、商品に対する関心が高い利用者に対して商品を推薦することができるので、商品の売上を高めることができる。また、特定装置100は、例えば、商品に対する関心が高い利用者に対して商品の広告を配信することができるので、商品の広告効果を高めることができる。
また、特定装置100は、製品の特徴と共起する人物の特徴を特定することができるので、例えば、新製品を発売する際に新製品を推薦すべき利用者を適切に判定することができる。
また、特定装置100は、人物と共起する製品を特定することができるので、利用者にとって魅力的な商品を特定することができる。例えば、特定装置100は、利用者とって魅力的な商品を推薦することができるので、商品の売上を高めることができる。また、特定装置100は、例えば、利用者とって魅力的な商品の広告を配信することができるので、商品の広告効果を高めることができる。
また、変形例に係る特定装置100において、生成部132は、人物と製品が属する種別との共起関係を学習した学習器を生成する。特定部133は、生成部132によって生成された学習器に人物が描出された画像を入力データとして入力した場合に反応する出力ノードに対応する製品が属する種別を特定する。
これにより、変形例に係る特定装置100は、画像に描出された個人に推薦する推薦対象を製品のカテゴリごとに特定することができるので、製品ごとに特定する場合と比較して推薦対象を増やすことができる。
以上、本願の実施形態のいくつかを図面に基づいて詳細に説明したが、これらは例示であり、発明の開示の欄に記載の態様を始めとして、当業者の知識に基づいて種々の変形、改良を施した他の形態で本発明を実施することが可能である。
10 販売者端末
20 利用者端末
50 サーバ装置
100 特定装置
121 学習器情報記憶部
131 受付部
132 生成部
133 特定部

Claims (7)

  1. 第1種別のオブジェクトと第2種別のオブジェクトとを含む入力データを受け付ける受付部と、
    前記受付部によって受け付けられた入力データに基づいて前記第1種別のオブジェクトの特徴と前記第2種別のオブジェクトの特徴との共起関係を学習した学習器を生成する生成部と、
    前記生成部によって生成された学習器に前記第1種別のオブジェクトを含む入力データを入力し、当該第1種別のオブジェクトの特徴とともに前記学習器が学習した共起関係に基づいて第2種別のオブジェクトの特徴を特定する特定部と
    を備えたことを特徴とする特定装置。
  2. 前記受付部は、
    前記第1種別のオブジェクトと前記第2種別のオブジェクトとを含む入力データとして人物および製品が描出された画像を受け付け、
    前記生成部は、
    前記人物の特徴と前記製品の特徴との共起関係を学習した学習器を生成する
    ことを特徴とする請求項1に記載の特定装置。
  3. 前記特定部は、
    前記生成部によって生成された学習器に前記人物が描出された画像を入力データとして入力した場合に反応する出力ノードに対応する製品の特徴を特定する
    ことを特徴とする請求項2に記載の特定装置。
  4. 前記特定部は、
    前記生成部によって生成された学習器に前記製品が描出された画像を入力データとして入力した場合に反応する出力ノードに対応する人物の特徴を特定する
    ことを特徴とする請求項2または3に記載の特定装置。
  5. 前記生成部は、
    前記人物の特徴と前記製品が属する種別との共起関係を学習した学習器を生成し、
    前記特定部は、
    前記生成部によって生成された学習器に前記人物が描出された画像を入力データとして入力した場合に反応する出力ノードに対応する製品が属する種別を特定する
    ことを特徴とする請求項2〜4のいずれか一つに記載の特定装置。
  6. 特定装置が実行する特定方法であって、
    第1種別のオブジェクトと第2種別のオブジェクトとを含む入力データを受け付ける受付工程と、
    前記受付工程によって受け付けられた入力データに基づいて前記第1種別のオブジェクトの特徴と前記第2種別のオブジェクトの特徴との共起関係を学習した学習器を生成する生成工程と、
    前記生成工程によって生成された学習器に前記第1種別のオブジェクトを含む入力データを入力し、当該第1種別のオブジェクトの特徴とともに前記学習器が学習した共起関係に基づいて第2種別のオブジェクトの特徴を特定する特定工程と
    を含んだことを特徴とする特定方法。
  7. 第1種別のオブジェクトと第2種別のオブジェクトとを含む入力データを受け付ける受付手順と、
    前記受付手順によって受け付けられた入力データに基づいて前記第1種別のオブジェクトの特徴と前記第2種別のオブジェクトの特徴との共起関係を学習した学習器を生成する生成手順と、
    前記生成手順によって生成された学習器に前記第1種別のオブジェクトを含む入力データを入力し、当該第1種別のオブジェクトの特徴とともに前記学習器が学習した共起関係に基づいて第2種別のオブジェクトの特徴を特定する特定手順と
    をコンピュータに実行させることを特徴とする特定プログラム。
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