JP2016004092A - 保護フィルム貼付装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】表示装置8と保護フィルム72とを互いに間隔をおいて位置決めして支持し、押圧部材(52)の移動操作により保護フィルム72を表示装置8の表示面81に押し付けて貼り付けるために用いられる保護フィルム貼付装置100において、表示装置8の表示面81に保護フィルム72を貼り付けるときの作業を比較的簡単に行えるようにする。
【解決手段】保護フィルム貼付装置100は、押圧部材(52)の押し付け状態を検出する検出手段(6)と、この検出手段(6)で検出した結果を報知する報知手段(6)とを備えている。
【選択図】図8
【解決手段】保護フィルム貼付装置100は、押圧部材(52)の押し付け状態を検出する検出手段(6)と、この検出手段(6)で検出した結果を報知する報知手段(6)とを備えている。
【選択図】図8
Description
本発明は、表示装置の表示面に保護フィルムを容易に貼り付けるために用いられる保護フィルム貼付装置に関する。前記表示装置としては、例えば携帯端末や情報表示機器などが挙げられる。
特許文献1には、長方体形状の携帯端末のタッチパネルに保護フィルムを貼り付けるための貼付装置が開示されている。
前記貼付装置は、前記携帯端末が上から搭載される載置台と、載置台上に対して揺動可能に取り付けられる矩形枠からなるフレームと、このフレームの前側で剥離テープを支持するための前側挟持機構と、前記フレームの後側で前記剥離テープを支持するための後側挟持機構と、前記剥離テープに前記保護フィルムを付着させるとともに前記剥離テープと共に前記保護フィルムを前記携帯端末のタッチパネルへ貼り付けるときに移動操作されるローラとを備えている。
前記保護フィルムの粘着面にはセパレータが貼り付けられており、このセパレータは前記剥離テープに前記保護フィルムを付着させた後で剥離される。
上記特許文献1の貼付装置においては、前記ローラの移動操作時に前記保護フィルムを前記携帯端末に対して押し付けた状態を確認することができないので、操作者が適当な力加減で押し付けるようにしている。そのため、操作者があまり熟練していない場合には、前記携帯端末のタッチパネルに前記保護フィルムを貼り付けることが難しいと言える。
このような事情に鑑み、本発明は、表示装置の表示面に保護フィルムを貼り付けるときの作業を比較的簡単に行えるようにする保護フィルム貼付装置の提供を目的としている。
本発明は、表示装置と保護フィルムとを互いに間隔をおいて位置決めして支持し、押圧部材の移動操作により前記保護フィルムを前記表示装置の表示面に押し付けて貼り付けるために用いられる保護フィルム貼付装置であって、前記押圧部材の押し付け状態を検出する検出手段と、この検出手段で検出した結果を報知する報知手段とを備えている、ことを特徴としている。
この構成では、前記表示装置の表示面に前記保護フィルムを前記押圧部材で押し付けた状態で当該押圧部材を移動操作することにより貼り付けるようになっている。
ここで、前記押圧部材の移動操作時に、前記押し付け状態を操作者が前記報知手段により確認することができるので、前記押圧部材を適正な押し付け状態にして移動操作することが可能になるなど、作業が比較的簡単に行えるようになる。そのため、前記表示装置の表示面に対して保護フィルムを適正な押し付け状態にして貼り付けることが可能になる。
好ましくは、前記保護フィルム貼付装置は、前記押圧部材の押し付け状態を調整する調整手段を備える、構成とすることができる。
この場合には、前記押し付け状態を適正に調整することが可能になるから、前記適正に調整した押し付け状態を維持しながら保護フィルムを貼り付ける作業を行うことが可能になる。
好ましくは、前記保護フィルム貼付装置は、前記押圧部材を前記表示面に沿って移動操作する際、前記押圧部材を前記表示面との対向間隔を一定に保ちつつ移動させるための案内部材を備え、前記調整手段は、前記押圧部材と前記表示面との対向間隔を調整する構成とされる。
この場合には、前記押圧部材を移動操作する際に前記案内部材で前記押圧部材を前記表示装置の表示面との対向間隔を一定に保ちながら移動させることが可能になるから、適正に調整した押し付け状態を維持しながら前記押圧部材を移動操作することによって前記保護フィルムを前記表示装置の前記表示面に綺麗に貼り付けることが可能になる。
好ましくは、保護フィルム貼付装置は、前記表示装置が位置決め支持されるベースを備え、前記調整手段は、前記ベースに支持される前記表示装置を前記押圧部材に対して接近または離隔させる構成とされる。
この場合には、前記調整手段によって前記押圧部材に対して前記表示装置を接近または離隔させるようになっていて、この調整手段によって前記押圧部材の押し付け状態を調整することが可能になる。
好ましくは、前記押圧部材はローラとされ、前記押圧部材を回転自在に支持し、該押圧部材を前記表示装置の表示面に対して平行移動させるためのホルダをさらに備える。
好ましくは、前記ホルダには、前記押圧部材を前記表示装置の表示面側へ付勢するためのダンパが設けられる。
好ましくは、前記報知手段は、前記押し付け状態が押し不足状態、押し過ぎ状態あるいは適正状態であることを表す情報を操作者に目視可能に報知するものであって、前記ホルダに設けられる。
この場合には、前記報知手段による報知の形態を特定しており、この特定により操作者に押し付け状態を認識させやすくなる。
本発明に係る保護フィルム貼付装置によれば、表示装置の表示面に保護フィルムを貼り付けるときの作業を、操作者が押圧部材の押し付け状態を確認しながら行うことが可能になるので、前記作業を比較的簡単に行うことが可能になる。ひいては、表示装置の表示面に保護フィルムを綺麗に貼り付けることが可能になる。
以下、本発明を実施するための最良の実施形態について添付図面を参照して詳細に説明する。
図1から図18に、本発明の一実施形態を示している。本発明に係る保護フィルム貼付装置100は、図1に示すように、ベース1、高さ調整機構2、位置決め機構3、フィルムホルダ4、押圧機構5、報知装置6などを含んだ構成である。
図中、7はフィルムアッシー、8は表示装置(例えば長方体形状の携帯電話、または情報表示機器など)である。
フィルムアッシー7は、長方形の透明なベースシート71の下面にそれよりも外形が小さい長方形の透明な保護フィルム72を重合接着していて、この保護フィルム72の粘着面(下面)にラミネートフィルム73を重合接着した構成になっている。
フィルムアッシー7は、表示装置8の機種毎に準備されるものであるが、そのベースシート71は、各機種に関係なく同じ大きさ、形状であって、保護フィルム72およびラミネートフィルム73が各機種に応じた大きさ、形状となっている。
なお、長方形の保護フィルム72において貼付後に露呈する面は、ベースシート71に接着される面であり、上面と言うことがある。ラミネートフィルム73は、透明、不透明に拘らず、一般的な剥離シートである。
ベース1は、例えば長方形の板状部11の長手方向両端に厚肉部12,13を設けた構成である。
板状部11には、上面に表示装置8が搭載されるステージ14が配置されている。一端側厚肉部12および他端側厚肉部13には、それぞれ支持凸部12a,13aが設けられている。この支持凸部12a,13aには、下記フィルムホルダ4が傾動可能に支持される。
ステージ14の上面には、図1に示すように、表示装置8の位置ずれを防止するための位置ずれ防止シート15が設けられている。
位置ずれ防止シート15は、弾性に富むとともに表面が粘性を有する材料(例えばポリウレタン樹脂、シリコンゴムなど)で形成されており、その厚みは任意であるが、例えば0.3〜0.5mm程度に設定される。
この位置ずれ防止シート15の上面に表示装置8を搭載すると、位置ずれ防止シート15が表示装置8の裏面形状に倣うように弾性変形しながら沈むようになる。これにより、位置ずれシート15に表示装置8が包まれるように保持されることになるので、位置ずれシート15上において表示装置8がずれ動きにくくなるとともに、揺れ動きにくくなる。
この位置ずれ防止シート15の上面には、表示装置8を搭載する際の目安となる目盛り16を付してある。目盛り16は、例えば、X軸方向における中心点に「0」を表示し、この中心点からX軸方向に等間隔で寸法表示するものであり、これを目安とすることによって表示装置8を概ねX軸方向の中心部に搭載することができる。なお、目盛り16は、ステージ14の上面に付し、位置ずれ防止シート15として透明なものを用いてもよい。
ステージ14とベース1の板状部11との間には、図3に示すように、高さ調整機構2と、位置決め機構3とが設けられている。
高さ調整機構2は、板状部11上でステージ14を高さ方向(Z軸方向)に昇降させるものであって、高さ調整スライダ21、可動ベースプレート22などを備えている。
高さ調整スライダ21は、平面視でほぼ正方形状とされ、その四隅には階段状凸部21aが設けられている。
可動ベースプレート22は、平面視でほぼ正方形状とされ、その下面の四隅には前記階段状凸部21aに当接するピン22aが設けられている。この可動ベースプレート22の上に所定間隔介してステージ14が支持されている。
高さ調整スライダ21の1辺には、高さ(Z軸)調整つまみ23が設けられている。この高さ調整つまみ23をベース1の長手方向一端側(前方向)へ押し操作または長手方向他端側(後方向)へ引き操作すると、可動ベースプレート22およびステージ14が高さ方向(Z軸方向)に上昇または下降されるようになる。この高さ調整機構2が特許請求の範囲の調整手段に相当する。
位置決め機構3は、第1、第2位置決め部材31,32をそれぞれベース1の短手方向(左右方向またはY軸方向)に変位させるものであって、第1、第2位置決め部材31,32、固定用スライダ33、第1、第2位置決めスライダ34,35などを備えている。
第1、第2位置決め部材31,32は、ステージ14の上面に搭載される表示装置8を短手方向両側から挟むものであって、ステージ14の上面に設けられている。
なお、ステージ14には、前記第1、第2位置決め部材31,32の他に、それよりも厚みが大きい第3、第4位置決め部材37,38が取り付けられている。ちなみに、貼付対象となる表示装置8は、厚み寸法が小さいものと大きいものとがある。このことを考慮し、第1、第2位置決め部材31,32の厚み寸法を前記厚み寸法が小さい表示装置8と同じに設定し、また、第3、第4位置決め部材37,38の厚み寸法を前記厚み寸法が大きい表示装置8と同じに設定する。
そして、前記厚み寸法が小さい表示装置8を貼付対象とする場合には第1、第2位置決め部材31,32を用いるようにする一方、前記厚み寸法が大きい表示装置8を貼付対象とする場合には第3、第4位置決め部材37,38を用いるようにする。このように、貼付対象となる表示装置8の厚み寸法の大小に応じて第1、第2位置決め部材31,32または第3、第4位置決め部材37,38を選択して使い分けることができるようになっている。
第1、第2位置決め部材31,32は、断面が矩形の棒体からなり、その長手方向中間には短手方向一方に張り出す張り出し部31a,32aが設けられている。第1、第2位置決め部材31,32において、長手方向一端側には単一の長孔31b,32bが設けられており、長手方向他端側には2つの丸孔31c,31d,32c,32dが設けられている。
この第1、第2位置決め部材31,32は、ステージ14に取り付けられる。具体的に、第1、第2位置決め部材31,32の長孔31b,32bと、第1、第2位置決め部材31,32の各2つの丸孔31c,31d,32c,32dのうちのいずれか一方と、ステージ14のガイド用長孔14aとを、下記する第1、第2位置決めスライダ34,35のピン34a,35aに嵌めることにより、第1、第2位置決め部材31,32がステージ14の長手方向(X軸方向)に位置決めされた状態で取り付けられる。
固定用スライダ33は、可動ベースプレート22の上面に変位可能に搭載されている。この固定用スライダ33の上方には、第1、第2位置決めスライダ34,35が変位可能に搭載されている。
固定用スライダ33の上面の両側辺には、内向きに突出する連係用突起33aが設けられている。第1、第2位置決めスライダ34,35には、前記連係用突起33aが係合される斜溝34b,35bが設けられている。
固定用スライダ33には、左右(Y軸)調整つまみ36が設けられている。この左右調整つまみ36をベース1の長手方向一端側(前方向)へ押し操作または長手方向他端側(後方向)へ引き操作すると、固定用スライダ33がベース1の長手方向(X軸方向)の一定範囲内で移動されることになり、それに伴い第1、第2位置決めスライダ34,35がベース1の短手方向(左右方向またはY軸方向)に互いに接近または離隔させられることにより、第1、第2位置決め部材31,32がそれぞれベース1の短手方向(左右方向またはY軸方向)に位置調整されるようになっている。
なお、固定用スライダ33とステージ14との間には、固定用スライダ33をステージ14側に引っ張り付勢するためのコイルスプリングなどの弾性体(図示省略)が取り付けられている。この図示しない弾性体の付勢力によって、固定用スライダ33が常にベース1の長手方向一端側へ押し操作されるようになって、第1、第2位置決めスライダ34,35がベース1の短手方向に互いに接近されるようになっている。
フィルムホルダ4は、図4に示すように、第1、第2ガイド軸41,42、第1、第2台座43,44などを備えている。
第1ガイド軸41は、第2ガイド軸42よりも寸法的に長く、第2ガイド軸42よりも突出した両端部がベース1の一端側厚肉部12および他端側厚肉部13の各支持凸部12a,13aに軸受(図示省略)を介して回転自在に支持されている。
第1、第2台座43,44には、第1、第2ガイド軸41,42がそれらを平行に離隔配置するように取り付けられ、これら第1、第2ガイド軸41,42および第1、第2台座43,44によりフィルムアッシー7を配置するためのフレームを形成し、このフレームの大きさは不変である。
この第1、第2台座43,44の上面には、第1、第2クランププレート45,46が配置されており、これら第1、第2台座43,44と第1、第2クランププレート45,46とが協働してフィルムアッシー7のベースシート71の長手方向一端側と他端側とを掴んで支持することが可能になっている。
第1、第2クランププレート45,46は、平面視で長方形状に形成されており、第1、第2台座43,44上に傾動可能に支持されている。第1、第2クランププレート45,46は、それぞれ第1、第2台座43,44との間に永久磁石(図示省略)を互いに同極が対向するように配設し、双方の永久磁石の反発力により第1、第2台座43,44の上面から離間した開姿勢に保持され、前記反発力に抗して第1、第2台座43,44の上面に対面する閉姿勢と、前記反発力による開姿勢から閉姿勢と反対方向に手動操作され第1、第2台座43,44の上面上を大きく開放する退避姿勢との間に傾動可能となっている。
第1クランププレート45の長手方向一端側には、ロックピン45aが設けられており、また、第2クランププレート46の長手方向他端側には、ロックピン46aが設けられている。なお、第2クランププレート46のロックピン46aは、図16にのみ記載されている。
第1、第2クランププレート45,46は、常に開姿勢にあり、閉姿勢にすると、ロックピン45a,46aが第1、第2クランプ解除ボタン47,48のフック47a,48aに引っ掛けられることによって倒れた姿勢が維持される。
なお、第1クランプ解除ボタン47およびフック47aは、図5に拡大して示されている。第2クランプ解除ボタン48のフック48aは、図16にのみ記載されている。
第1、第2クランプ解除ボタン47,48は、第1、第2ガイド軸41,42に軸方向変位可能に取り付けられている。
第1、第2クランプ解除ボタン47,48と第1、第2台座43,44との間には、コイルスプリング47b,48bが介装されている。コイルスプリング47b,48bは、第1、第2クランプ解除ボタン47,48を第1、第2台座43,44から遠ざけるように付勢保持している。つまり、フック47a,48aにロックピン45a,46aを引っ掛けている場合には、その状態が維持される。
動作としては、第1、第2クランプ解除ボタン47,48を図17の矢印(210,220)の方向に押圧操作すると、これに伴って移動するフック47a,48aから第1、第2クランププレート45,46の各ロックピン45a,46aが外れて永久磁石の反発力により第1、第2クランププレート45,46が開姿勢になる。
なお、第1、第2クランププレート45,46を閉姿勢から開姿勢に変位させる付勢手段は、永久磁石の反発力を利用するものに限らず、例えば、スプリングでもよく、その場合にはその付勢力により前記退避姿勢まで一気に移動させ、退避姿勢を開姿勢としてもよい。
図4および図13を参照して、フィルムホルダ4にフィルムアッシー7を支持させるための構成を説明する。
フィルムホルダ4の第1、第2台座43,44の上面には、その長手方向所定間隔おきに係止ピン43a,44aが設けられている。また、第1、第2クランププレート45,46の下面には、前記係止ピン43a,44aが余裕をもって嵌まる凹部45b,46bが設けられている。さらに、フィルムアッシー7のベースシート71の長手方向一端側および他端側において短手方向数ヶ所には、前記係止ピン43a,44aが嵌る位置決め孔71aが設けられている。
そして、ベースシート71の長手方向一端側および他端側を第1、第2台座43,44の上面に載せるとともに、ベースシート71の位置決め孔71aを第1、第2台座43,44の係止ピン43a,44aに嵌め合わせておいて、第1、第2クランププレート45,46を閉姿勢に倒すことにより第1、第2クランププレート45,46と第1、第2台座43,44とでベースシート71の長手方向一端側および他端側を挟むと、ベースシート71がフィルムホルダ4に支持されることになる。
このようなフィルムホルダ4は、その全体が前後(X軸)調整つまみ49の正逆方向の回転操作によりX軸方向(ベース1の長手方向)の一定範囲内で移動されるようになっている。このフィルタホルダ4の移動によって保護フィルム72と表示装置8の表示面81とを位置合わせするときに微調整できるようになっている。
ところで、前後(X軸)調整つまみ49は、他端側厚肉部13の支持凸部13a内に挿入されるねじ軸(図示省略)の軸方向一端側に一体に取り付けられている。このねじ軸の軸方向中間から他端側は、第1ガイド軸41の中心ねじ孔(図示省略)内に螺合されているので、前記ねじ軸と前記中心ねじ孔とによる送りねじ作用でもってフィルムホルダ4の全体がベース1の長手方向(X軸方向)の一定範囲内で移動されるようになっている。
押圧機構5は、前記高さ調整機構2と協働することにより表示装置8の表示面81に保護フィルム72を押し付ける力を調整するものであって、ローラホルダ51、ローラ52、ダンパ53などを備えている。
ローラホルダ51は、長尺板部51aの長手方向両端に下向きに突出する第1、第2垂下部51b,51cを一体に設けた構成である。ローラ52は、その両端に設けられている回転中心軸52a(図16参照)がローラホルダ51の第1、第2垂下部51b,51cに回転自在に支持されている。
ローラホルダ51の第1垂下部51bがフィルムホルダ4の第1ガイド軸41に回転可能かつ軸方向変位可能に取り付けられており、ローラホルダ51の第2垂下部51cがフィルムホルダ4の第2ガイド軸42の上にあてがわれるようになっている。
第2垂下部51cの内側面には、内向きと下向きとに開放する縦溝54が設けられている。この縦溝54内に、円筒形のコイルスプリングからなるダンパ53を収納するとともにローラ52の両端の回転中心軸52aを収納することにより、ダンパ53を圧縮させるようにしている。尚、第1垂下部51bにも、第2垂下部52cと同様に、図示していないが、縦溝およびダンパを備える。このダンパ53の弾性復元力によってローラ52が常にベース1側(下向き)に付勢されるようになっている。
このような構成の押圧機構5は、フィルムホルダ4の第1、第2ガイド軸41,42によって案内されるので、安定的に移動操作されるようになっている。このフィルムホルダ4が特許請求の範囲の案内部材に相当する。
なお、ローラホルダ51は、第1ガイド軸41を中心とした回転により、ローラ52が表示装置8の表示面に対向する貼付姿勢と該貼付姿勢から後退した待機姿勢との間に移動可能であるが、貼付姿勢と待機姿勢間の移動をX軸方向の中央位置においてのみ可能とし、かつ、貼付姿勢においてのみX軸方向に変位可能とする、規制手段を付加することが好ましい。これは、ローラホルダ51を待機姿勢から貼付姿勢に移動してローラ52が保護フィルム72を表示装置8の表示面に押し付けて最初に貼付する位置を、保護フィルム72の長手方向中央位置に規制することにより、保護フィルム72に働く張力が中央位置を境に略拮抗し、保護フィルム72に歪み等を生じることなく貼り付けるためである。
この押圧機構5には、表示装置8に対するローラ52の押し付け状態を検出して報知するための報知装置6が設けられている。
報知装置6は、表示装置8に対するローラ52の押し付け状態を機械的に検出して機械的に報知する構成であり、図7から図11に示すように、可動体61、リバーススプリング62などを備えている。
可動体61は、図9に示すように、長尺な縦棒部61aの長手方向一端側(上端側)に縦棒部61aより短い上側横棒部61bを一体に設け、前記縦棒部61aの長手方向他端側(下端側)に上側横棒部61bより短い下側横棒部61cを一体に設けた構成になっている。
縦棒部61aと下側横棒部61cとの連接部には支軸61dが設けられており、この支軸61dは、ローラホルダ51の第2垂下部51cに回転自在に取り付けられている。これにより、可動体61が第2垂下部51cの傾動可能に取り付けられるようになっている。下側横棒部61cの先端側にはローラ52の一方の回転中心軸52aが押し付けられるようになっている。
リバーススプリング62は、ローラホルダ51の第2垂下部51cの上側に設けられる横穴51d内に圧縮状態で収納されている。このリターンスプリング62において横穴51dの開口から外側に突出する突出端は、可動体61の縦棒部61aの内側に押し付けられている。
そして、高さ調整機構2でステージ14を下げることによりステージ14あるいはステージ14上に搭載される表示装置8をローラ52に非接触にしている場合には、可動体61を図7に示す直立姿勢のまま不動とするように、リバーススプリング62の弾力(圧縮状態からの弾性復元力)と押圧機構5のダンパ53の弾力(圧縮状態からの弾性復元力)とが釣り合うように設定されている。
この状態から高さ調整機構2でステージ14を上げることによりステージ14あるいはステージ14上の表示装置8をローラ52に押し付けると、ローラ52の一方の回転中心軸52aが縦溝54内の奥(図7、図8では上側)にダンパ53を圧縮させながら入り込むようになるので、リバーススプリング62の弾性復元力によって可動体61が図8の二点鎖線または実線で示す傾斜姿勢となるように倒される。
ここで、前記したローラ52の押し付け状態については、押し不足状態、押し過ぎ状態、適正状態のいずれであるかを操作者に報知できるようにしているので、この報知に関する構成について説明する。
可動体61の上側横棒部61bは、ローラホルダ51の第2垂下部51cの上側の壁部51eで覆い隠されている。この第2垂下部51cの上側の壁部51eには、例えば長方形状の覗き窓55が設けられている。この覗き窓55の下側には、可動体61の上側横棒部61bが配置されるようになっている。
上側横棒部61bの上面には、第1情報部63と、第2情報部64とが設けられている。第1情報部63は、押し不足状態を表す情報であり、例えば青色に着色されたテープまたは塗装とされている。また、第2情報部64は、押し過ぎ状態を表す情報であり、例えば赤色に着色されたテープまたは塗装とされている。
そして、可動体61は、前記したローラ52の押し付け状態によって支軸61dを支点として傾き角が変化するようになっている。
ここで、押し不足状態である場合には、可動体61が図7に示す直立姿勢から傾く角度が小さくなるので、例えば図10に示すように第1情報部63のみが覗き窓55内に配置されて外側に露呈されるようになる。
また、押し過ぎ状態である場合には、可動体61が図7の直立姿勢から傾く角度が図8の実線で示すように大きくなるので、例えば図11に示すように第2情報部64のみが覗き窓55内に配置されて外側に露呈されるようになる。
さらに、適正な押し付け状態である場合には、可動体61が図7の直立姿勢から傾く角度が図8の二点鎖線で示すように小さ過ぎず大き過ぎずという状態になるので、例えば第1情報部63と第2情報部64との両方が覗き窓55内に配置されて外側に露呈されるようになる。ちなみに、図12に示すように覗き窓55内に第1情報部63と第2情報部64とが半分ずつ配置されて外側に露呈するようになると、最適な状態であることを示している。
このように、第1、第2情報部64,65が覗き窓55内に配置される状態を操作者が目視確認することにより、前記したローラ52の押し付け状態を操作者が比較的容易に把握できるようになる。
次に、図13から図18を参照して、保護フィルム72を表示装置8の表示面81に貼り付ける手順を説明する。
(a)ベース1の位置ずれ防止シート15上に表示装置8を搭載する。具体的に、順を追って説明する。
まず、長方体形状の表示装置8の2つの長尺側面においてボタン群に干渉しない領域の側方に、第1、第2位置決め部材31,32を配置する。
次いで、左右(Y軸)調整つまみ36を引き操作することにより第1、第2位置決めスライダ34,35を互いに離隔させるとともに、第1、第2位置決め部材31,32を互いに離隔させておいて、表示装置8をベース1の位置ずれ防止シート15上に目盛り16を目安として利用しX軸方向の中心位置に載せる。この際、表示装置8は、仮にずれたとしても、そのずれは、前後(X軸)調整つまみ49による微調整範囲内に留まる。このとき、表示装置4の表示面41を上に向ける状態にする。
この後、左右(Y軸)調整つまみ36を押し操作することにより第1、第2位置決めスライダ34,35を互いに接近させるとともに、第1、第2位置決め部材31,32を互いに接近させることにより表示装置8を挟む。
(b)ステージ14上の表示装置8の表示面81の上方に押圧機構5を配置させる。このとき、フィルムホルダ4をベース1の上方に配置させるように倒すとともに、押圧機構5をステージ14上の表示装置8の表示面81の上方に配置させ、ローラホルダ51を第2垂下部51cが第2ガイド軸42にあてがわれるまで操作する。
そして、この状態で、高さ(Z軸)調整つまみ23を押し操作することにより高さ調整機構2でステージ14を上げることによりステージ14上の表示装置8の表示面81をローラ52に押し付ける。
これにより、報知装置6の可動体61が倒れることになって、当該可動体61の上側横棒部61bに設けている第1情報部63および第2情報部64が選択的に露呈されることになる。
そこで、操作者は覗き窓55を目視することにより第1情報部63、第2情報部64が覗き窓55から露呈する割合が前記した最適状態(図12参照)になるように、Z軸調整つまみ23を操作することにより、表示面81に対するローラ52の押し付け状態を最適にするように調整する。
(c)フィルムホルダ4にフィルムアッシー7を取り付ける。このとき、図13に示すように、押圧機構5をベース1上から外側へ出しておいて、フィルムホルダ4の第1、第2クランププレート45,46を退避姿勢まで移動させ、第1、第2台座43,44の上面を大きく開放する。
その後、フィルムアッシー7のベースシート71の長手方向両端の位置決め孔71aを第1、第2台座43,44の係止ピン43a,44aに嵌めてから、第1、第2クランププレート45,46をそれぞれ閉姿勢に倒す。
これにより、フィルムホルダ4に支持されたフィルムアッシー7のラミネートフィルム73が下向きになってステージ14上の表示装置8の表示面81に適宜の隙間を介して平行に対向配置されるようになる。
(d)図14に示すように、前記倒しているフィルムホルダ4を起こしてから、ステージ14上の表示装置8の表示面81をクリーニングクロス9で拭くことにより、埃などを除去する。
その後、図15に示すように、フィルムアッシー7のラミネートフィルム73を剥離する。なお、前記埃除去処理と前記剥離処理とについては、処理順を逆にすることが可能である。
(e)図16に示すように、フィルムホルダ4を再度倒す。この状態において、フィルムアッシー7の保護フィルム72がステージ14上の表示装置8の表示面81にその長手方向(X軸方向)に合致しているか否かを調べる。
合致していない場合には、前後(X軸)調整つまみ49を正逆方向に回転操作することによりフィルムホルダ4の全体をベース1の長手方向いずれか一方に移動させることにより位置合わせする。
(f)フィルムホルダ4に取り付けているフィルムアッシー7の保護フィルム72を表示装置8の表示面81に貼り付ける。
このとき、図17に示すように、押圧機構5をステージ14上に配置させるように倒すことにより、ローラ52をベースシート71および保護フィルム72の長手方向中間(例えば長手方向中央)に押し付ける。
すると、既に上記(b)工程によりステージ14の高さを調整しているから、前記したように押圧機構5を倒してローラホルダ51の第2垂下部51cを第2ガイド軸42にあてがうだけで、ベースシート71および保護フィルム72の長手方向中間のみが表示装置8の表示面81に最適な状態で押し付けられるようになる。このとき、ローラ52によりベースシート71および保護フィルム72の長手方向中間のみが表示装置8の表示面81に押し付けられ、貼付状態になる。
この後、ローラホルダ51をベース1の長手方向一端側へ移動操作させることにより、保護フィルム72を表示装置8の表示面81に対して線接触させたまま徐々に接触範囲を拡げる。
さらに、ローラホルダ51を長手方向一端側から長手方向他端側へ移動操作させることにより、保護フィルム72を表示装置8の表示面81に対して徐々に押し付けて行き貼付範囲を拡げる。
これらの操作により、保護フィルム72がベースシート71から剥離されつつ表示装置8の表示面81に貼り付けられるようになる。
このような貼り付け形態であれば、幅広なローラ52でもって保護フィルム72の粘着面と表示装置8の表示面81との間から空気を押し出すようにして貼り付けることができるので、保護フィルム72の粘着面と表示装置8の表示面81との間に気泡が残留(混入)しにくくなり、好ましい。
そして、ローラホルダ51を長手方向中央から長手方向一端側まで移動操作すると、このローラホルダ51の第1垂下部51bが第1クランプ解除ボタン47を押圧操作(図17の矢印方向210参照)するようになる。
これにより、第1クランプ解除ボタン47のフック47aから第1クランププレート45のロックピン45aが外れることになって、第1クランププレート45が前記付勢手段(図示省略)の付勢力によって開姿勢になる。
その結果、ベースシート71の長手方向一端側が露呈されることになるので、当該ベースシート71の長手方向一端側を第1台座43から取り外すことが可能な状態になる。
さらに、ローラホルダ51を長手方向一端側から長手方向他端側へ移動操作させることにより、保護フィルム72を表示装置8の表示面81に対して押し付けたままの状態で貼付範囲を拡げる。
一方、ローラホルダ51を長手方向一端側から長手方向他端側まで移動操作すると、このローラホルダ51の第2垂下部51cが第2クランプ解除ボタン48を押圧操作(図17の矢印方向220参照)するようになる。
これにより、第2クランプ解除ボタン48のフック48a(図16のみ記載)から第2クランププレート46のロックピン46a(図16のみ記載)が外れることになって、第2クランププレート46が前記付勢手段(図示省略)の付勢力によって起立姿勢になる。
その結果、ベースシート71の長手方向他端側が露呈されることになるので、当該ベースシート71の長手方向他端側を第2台座44から取り外すことが可能な状態になる。このことにより、ベースシート71の長手方向両端を第1、第2台座43,44から取り外すことが可能な状態になる。
このような貼り付け形態であれば、幅広なローラ52でもって保護フィルム72の粘着面と表示装置8の表示面81との間から空気を押し出すようにして貼り付けることができるので、保護フィルム72の粘着面と表示装置8の表示面81との間に気泡が残留(混入)しにくくなり、好ましい。
また、ベースシート71の長手方向両端は、第1、第2クランププレート45,46が開姿勢にあるとき、第1、第2台座43,44上に着脱可能であるが、第1、第2クランププレート45,46を退避姿勢まで移動すれば、その着脱作業を容易に行うことができる。
(g)最後に、ベースシート71の長手方向両端を第1、第2台座43,44から外した後、フィルムホルダ4を図18に示すように起こし、ベースシート71の長手方向一端側を掴んで、図18に示すように斜め上向きに引っ張ることによりベースシート71を保護フィルム72から剥がす。
これにより、保護フィルム72のみが表示装置8の表示面81に貼り付けられた状態になる。これで保護フィルム72の貼り付け作業が終了する。
以上説明したように、本発明を適用した実施形態では、上記(f)工程で説明したようにローラ52でフィルムアッシー7を表示装置8の表示面81に押し付けてローラ52を移動操作するときに、前記ローラ52の押し付け状態を操作者が報知装置6により目視確認することができる。
つまり、この実施形態では、操作者が前記押し付け状態を報知装置6で目視確認しながら高さ調整機構2で比較的簡単かつ適正に調整できるようになっている。
しかも、押圧機構5のローラ52を移動操作する際に当該押圧機構5をフィルムホルダ4の第1、第2ガイド軸41,42に沿わせながら移動させることができるようになっている。
これらのことから、操作者は押圧機構5の移動操作時に力加減を考えずにただ単に移動操作するだけでもって、保護フィルム72を表示装置8の表示面81に対して適正な押し付け状態にするとともに、当該適正な押し付け状態を維持しながら貼り付けることが可能になる。
したがって、操作者の熟練度に関係なく比較的簡単に、保護フィルム72を表示装置8の表示面81に気泡混入を防止しながら綺麗に貼り付けることが可能になる。
この他、上記実施形態では、弾性に富む材料からなる位置ずれ防止シート15の上に表示装置8を搭載しているので、上記(f)工程で説明したようにローラ52でフィルムアッシー7を表示装置8の表示面81に押し付けた状態でローラ52を移動操作するときに、表示装置8が位置ずれ防止シート15を圧縮することにより当該位置ずれ防止シート15が表示装置8の裏面の形状に倣うように弾性変形して沈むようになって、表示装置8が位置ずれ防止シート15に包まれるように保持される。
これにより、ローラ52を移動操作するときに、表示装置8がステージ14上でずれ動くことが防止されるようになる。また、仮に表示装置8の裏面形状が湾曲しているような場合であっても当該表示装置8が揺れ動くことが防止されるようになる。
このことからも、表示装置8の表示面81に保護フィルム72を位置ずれすることなく綺麗に貼り付けることが可能になる。
なお、本発明は、上記実施形態のみに限定されるものではなく、特許請求の範囲内および当該範囲と均等の範囲内で適宜に変更することが可能である。
(1)上記実施形態で例示したベース1、高さ調整機構2、位置決め機構3、フィルムホルダ4ならびに押圧機構5の詳細な構成については、特に限定されるものではなく、図示していないが、公知の範囲内でいろいろな変形が可能である。
(2)上記実施形態で例示した位置ずれ防止シート15の外形形状については特に限定されるものではない。
(3)上記実施形態で例示した報知装置6については、表示装置8に対するローラ52の押し付け状態の検出および報知処理を機械的に行うように構成したものを挙げているが、本発明はこれのみに限定されるものではなく、例えば前記検出および報知を電気的に行うように構成したものも本発明に含まれる。
例えば表示装置8に対するローラ52の押し付け状態を圧力センサなどで検出し、この圧力センサの検出結果(押し付け状態を表す情報に対応する信号)に基づいて例えば発光ダイオードやモニタなどの表示装置に文字、記号あるいは絵文字などの情報を電気的に表示する構成とすることが可能である。
(4)上記実施形態で例示した押圧機構5は、ローラホルダ51の第1垂下部51bを第1ガイド軸41に支持しているが、ローラホルダ51を第1ガイド軸41に支持せず、使用する際に第1、第2垂下部51b,51cをそれぞれ第1、第2ガイド軸41,42にあてがって移動操作するようにしてもよく、また、第1、第2垂下部51b,51cの双方を第1、第2ガイド軸41,42に軸方向に変位可能に支持することも可能である。
(5)上記実施形態で例示した調整手段は、表示装置8の高さ調整機構2よりなるが、このような高さ調整機構によらず、例えばフィルムホルダ4をベース1に対して、またローラホルダ51をフィルムホルダ4に対してそれぞれZ軸方向に変位可能に支持し、この変位によりローラ52と表示面81との対向間隔を調整できるようにしてもよい。
本発明は、表示装置の表示面に保護フィルムを貼り付けるために用いられる保護フィルム貼付装置に好適に利用することが可能である。
100 保護フィルム貼付装置
1 ベース
11 板状部
14 ステージ
2 高さ調整機構
21 高さ調整スライダ
22 可動ベースプレート
23 高さ(Z軸)調整つまみ
3 位置決め機構
31 第1位置決め部材
32 第2位置決め部材
36 左右(Y軸)調整つまみ
4 フィルムホルダ
41 第1ガイド軸
42 第2ガイド軸
43 第1台座
44 第2台座
45 第1クランププレート
46 第2クランププレート
47 第1クランプ解除ボタン
48 第2クランプ解除ボタン
49 前後(X軸)調整つまみ
5 押圧機構
51 ローラホルダ
51a 長尺板部
51b 第1垂下部
51c 第2垂下部
51d 横穴
51e 上側の壁部
52 ローラ
52a 回転中心軸
53 ダンパ
54 縦溝
55 覗き窓
6 報知装置
61 可動体
61a 縦棒部
61b 上側横棒部
61c 下側横棒部
61d 支軸
62 リバーススプリング
63 第1情報部
64 第2情報部
7 フィルムアッシー
71 ベースシート
72 保護フィルム
73 ラミネートフィルム
8 表示装置
81 表示面
1 ベース
11 板状部
14 ステージ
2 高さ調整機構
21 高さ調整スライダ
22 可動ベースプレート
23 高さ(Z軸)調整つまみ
3 位置決め機構
31 第1位置決め部材
32 第2位置決め部材
36 左右(Y軸)調整つまみ
4 フィルムホルダ
41 第1ガイド軸
42 第2ガイド軸
43 第1台座
44 第2台座
45 第1クランププレート
46 第2クランププレート
47 第1クランプ解除ボタン
48 第2クランプ解除ボタン
49 前後(X軸)調整つまみ
5 押圧機構
51 ローラホルダ
51a 長尺板部
51b 第1垂下部
51c 第2垂下部
51d 横穴
51e 上側の壁部
52 ローラ
52a 回転中心軸
53 ダンパ
54 縦溝
55 覗き窓
6 報知装置
61 可動体
61a 縦棒部
61b 上側横棒部
61c 下側横棒部
61d 支軸
62 リバーススプリング
63 第1情報部
64 第2情報部
7 フィルムアッシー
71 ベースシート
72 保護フィルム
73 ラミネートフィルム
8 表示装置
81 表示面
第1、第2クランププレート45,46は、常に開姿勢にあり、閉姿勢にすると、ロックピン45a,46aが第1、第2クランプ解除ボタン47,48のフック47a,48aに引っ掛けられることによって閉姿勢が維持される。
この後、ローラホルダ51をベース1の長手方向一端側へ移動操作させることにより、保護フィルム72を表示装置8の表示面81に対して徐々に押し付けて行き貼付範囲を拡げる。
これにより、第2クランプ解除ボタン48のフック48a(図16のみ記載)から第2クランププレート46のロックピン46a(図16のみ記載)が外れることになって、第2クランププレート46が前記付勢手段(図示省略)の付勢力によって開姿勢になる。
Claims (7)
- 表示装置と保護フィルムとを互いに間隔をおいて位置決めして支持し、押圧部材の移動操作により前記保護フィルムを前記表示装置の表示面に押し付けて貼り付けるために用いられる保護フィルム貼付装置であって、
前記押圧部材の押し付け状態を検出する検出手段と、この検出手段で検出した結果を報知する報知手段とを備えている、ことを特徴とする保護フィルム貼付装置。 - 請求項1に記載の保護フィルム貼付装置において、
前記押圧部材の押し付け状態を調整する調整手段を備える、ことを特徴とする保護フィルム貼付装置。 - 請求項2に記載の保護フィルム貼付装置において、
前記押圧部材を前記表示面に沿って移動操作する際、前記押圧部材を前記表示面との対向間隔を一定に保ちつつ移動させるための案内部材を備え、
前記調整手段は、前記押圧部材と前記表示面との対向間隔を調整する構成とされる、ことを特徴とする保護フィルム貼付装置。 - 請求項2または3に記載の保護フィルム貼付装置において、
前記表示装置が位置決め支持されるベースを備え、
前記調整手段は、前記ベースに支持される前記表示装置を前記押圧部材に対して接近または離隔させる構成とされる、ことを特徴とする保護フィルム貼付装置。 - 請求項1から4のいずれか1項に記載の保護フィルム貼付装置において、
前記押圧部材はローラとされ、
前記押圧部材を回転自在に支持し、該押圧部材を前記表示装置の表示面に対して平行移動させるためのホルダをさらに備えた、ことを特徴とする保護フィルム貼付装置。 - 請求項5に記載の保護フィルム貼付装置において、
前記ホルダには、前記押圧部材を前記表示装置の表示面側へ付勢するためのダンパが設けられる、ことを特徴とする保護フィルム貼付装置。 - 請求項5または6に記載の保護フィルム貼付装置において、
前記報知手段は、前記押し付け状態が押し不足状態、押し過ぎ状態あるいは適正状態であることを表す情報を操作者に目視可能に報知するものであって、前記ホルダに設けられる、ことを特徴とする保護フィルム貼付装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2014122994A JP2016004092A (ja) | 2014-06-16 | 2014-06-16 | 保護フィルム貼付装置 |
Applications Claiming Priority (1)
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JP2014122994A JP2016004092A (ja) | 2014-06-16 | 2014-06-16 | 保護フィルム貼付装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
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JP2016004092A true JP2016004092A (ja) | 2016-01-12 |
Family
ID=55223417
Family Applications (1)
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JP2014122994A Pending JP2016004092A (ja) | 2014-06-16 | 2014-06-16 | 保護フィルム貼付装置 |
Country Status (1)
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JP (1) | JP2016004092A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP6159451B1 (ja) * | 2016-01-21 | 2017-07-05 | エレコム株式会社 | 保護フィルム貼着用器具及びこれを利用した保護フィルムの貼着方法 |
CN113226768A (zh) * | 2018-12-24 | 2021-08-06 | Dmt解决方案株式会社 | 保护膜贴附装置 |
-
2014
- 2014-06-16 JP JP2014122994A patent/JP2016004092A/ja active Pending
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JP6159451B1 (ja) * | 2016-01-21 | 2017-07-05 | エレコム株式会社 | 保護フィルム貼着用器具及びこれを利用した保護フィルムの貼着方法 |
JP2017130907A (ja) * | 2016-01-21 | 2017-07-27 | エレコム株式会社 | 保護フィルム貼着用器具及びこれを利用した保護フィルムの貼着方法 |
CN113226768A (zh) * | 2018-12-24 | 2021-08-06 | Dmt解决方案株式会社 | 保护膜贴附装置 |
CN113226768B (zh) * | 2018-12-24 | 2024-02-09 | Dmt解决方案株式会社 | 保护膜贴附装置及使用该装置的保护膜贴附方法 |
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