JP2016004056A - 画像形成装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】交換されたトナー収容容器内のトナーの製造時期が古い場合であっても、補給かぶりによる画質低下の発生を効果的に抑制可能な画像形成装置を提供する。【解決手段】画像形成装置は、像担持体と、帯電装置と、現像装置と、帯電バイアス印加装置と、現像バイアス印加装置と、トナー収容容器と、制御部と、を備える。制御部は、交換後のトナー収容容器内に充填されたトナーの製造日である第1の製造日が、交換前のトナー収容容器内に充填されたトナーの製造日である第2の製造日よりも前である場合、トナー収容容器の交換直後における現像バイアスの交流電圧のDuty比、Vpp、周波数、及び、像担持体と現像剤担持体の電位差ΔVの少なくとも一つを、基準値から基準値に比べて現像剤担持体から像担持体へトナーが移動し難い所定値に補正し、所定期間内に所定値から段階的に基準値まで復帰させる。【選択図】図7

Description

本発明は、電子写真プロセスを用いた複写機、プリンター等の画像形成装置に関し、特に現像装置へのトナー補給を行う着脱可能なトナー収容容器を備えた画像形成装置に関するものである。
コピー機、プリンター、ファクシミリ等の電子写真方式を用いる画像形成装置においては、主に粉末の現像剤が使用され、感光体ドラム等の像担持体上に形成された静電潜像を現像装置内のトナーによって可視化し、そのトナー像を直接、或いは中間転写体を介して記録媒体上に転写した後、定着処理を行うプロセスが一般的である。現像剤は、トナー及びキャリアから成る二成分現像剤と、磁性を帯びたトナー成分のみから成る一成分現像剤(以下、単にトナーともいう)とに大別される。
また、現像装置の小型化を図るために、トナーコンテナやトナーカートリッジ等の交換可能なトナー収容容器を用いて、現像装置内のトナー残量に応じて現像装置の外部からトナーを供給する方式が提案されている。例えば、磁性一成分現像方式の現像装置には、トナーの量を検知するトナー残量センサーが取り付けられている。
図12は、磁性一成分現像方式の現像装置が搭載された従来の画像形成装置におけるトナー補給手順、及びトナーコンテナの交換手順を示すフローチャートである。図12に示すように、トナー残量センサーの出力値が第1の閾値L1を下回った場合(ステップS1でYES)、トナーコンテナからトナーが補給される(ステップS3)。トナーコンテナ内のトナーがなくなれば、補給は行われないので、センサー出力値は低下していく。
センサーの出力値が第1の閾値L1よりも低い第2の閾値L2を、一定時間t1の間継続して下回った場合(ステップS6でYES)、制御部は、トナーコンテナ内のトナーがほぼ空であると判断して、トナーが少なくなった旨の表示(Low表示)を行う(ステップS8)。この時点では、現像装置内のトナー量は通常より少なくなっている。その後、センサー出力が第2の閾値L2よりも低い状態で一定の印字率M分だけ累積して出力したところで、トナーコンテナの交換を促す表示(Replace表示)を行うとともに、印字動作を停止する(ステップS11)。
この後、新品のトナーコンテナに交換すると、図13に示すように、トナー補給が開始され、現像装置内のトナー量が一定以上増えた(第3の閾値L3を越えた)ところで(ステップS4でYES)Replace表示が消え、印字動作が許容された状態となる。しかし、このとき交換されたトナーコンテナ内のトナーの製造日が古い場合、補給かぶりが発生するという問題点があった。
そこで、特許文献1では、製造年月日が古いトナーを使用する場合、現像装置を立ち上げる際の現像剤の攪拌時間を長くすることで、かぶりトナーや飛散トナーに起因する画像品質の低下やトナー汚染を抑制する方法が提案されている。また、特許文献2では、製造年月日が古いトナーを使用する場合、現像バイアスの交流成分のピークツーピーク値を低くすることが提案されている。
特開2009−116248号公報 特開2009−265220号公報
しかしながら、特許文献1の方法では、補給かぶりを十分に抑制する効果は得られなかった。この理由は、製造日から長時間経過した補給トナーの帯電量が単に低くなって帯電不足を起こしているのではなく、既に現像装置内に存在しているトナーと補給されたトナーとの摩擦帯電によって、新たに補給されたトナーの一部が帯電異常を起こしているためである。
一成分現像方式の場合、現像装置内のトナーは、規制ブレードを通過する際に現像スリーブとの摩擦によって例えばプラス側に帯電する。ここで、現像装置内に存在するトナーは、使用を続けると、徐々に外添剤の脱離や埋没が進行し、トナーのコア(母粒子)表面が露出されて帯電され易い状態になっていく。一方、トナーコンテナ内のトナーは、ワックスの染み出しや水分の吸収等の原因により、製造日から時間とともに帯電され難い状態になっていく。
このように摩擦帯電特性が異なるトナーを混合攪拌すると、両者同士の摩擦帯電によって、トナーコンテナから新たに補給されたトナーの一部がマイナス側に帯電(逆帯電)されてしまう。この逆帯電現象は、規制ブレードを通過することにより緩和されるものの、マイナスのままのトナー、或いはプラスになっても帯電量の低い状態のトナーが現像装置内に多数存在していると考えられる。即ち、現像装置内の帯電され易いトナーにトナーコンテナ内の帯電され難いトナーが短期間で多量に補給されると、これら新旧トナー間で摩擦帯電が起こり、逆極性もしくは、帯電量の低いトナーが多く発生し、補給かぶりが発生してしまう。
このような状態では、特許文献1に提案されているように、現像剤の攪拌時間(エージング時間)を多少増やしても、トナー同士の摩擦帯電による帯電異常を完全に解消することはできず、効果が得られるには、数十分レベルの長いエージング時間を要する結果となっていた。
また、上記と同様の理由により、特許文献2のように製造年月日が古いトナーほど現像バイアスの交流成分のピークツーピーク値を低くしても、補給かぶりを十分に抑制する効果は得られなかった。これは、補給かぶりの発生が、現在使用しているトナーの製造日のみに影響されているのではなく、現在使用しているトナーの製造日と交換されたトナーコンテナ内のトナーの製造日との差が影響しているためである。
なお、ここでは一成分現像方式において、交換されたトナーコンテナ内のトナーの製造時期が古い場合の補給かぶりの発生について説明したが、トナーと磁性キャリアとを含む二成分現像剤を用いる二成分現像方式においても、補給されるトナーの製造時期が古い場合はトナーの帯電特性が若干低下するため、一成分現像方式と同様の問題点が存在していた。
本発明は、上記問題点に鑑み、交換されたトナー収容容器内のトナーの製造時期が古い場合であっても、補給かぶりによる画質低下の発生を効果的に抑制可能な画像形成装置を提供することを目的とする。
上記目的を達成するために本発明の第1の構成は、像担持体と、帯電装置と、現像装置と、帯電バイアス印加装置と、現像バイアス印加装置と、トナー収容容器と、制御部と、を備えた画像形成装置である。像担持体は、静電潜像が形成される。帯電装置は、像担持体表面を帯電させる。現像装置は、像担持体に対向配置される現像剤担持体を有し、像担持体上に形成された静電潜像をトナー像に現像する。トナー収容容器は、画像形成装置本体に対し着脱可能であり、現像装置に補給するための未使用トナーが収容される。帯電バイアス印加装置は、帯電装置に帯電バイアスを印加する。現像バイアス印加装置は、現像剤担持体に交流電圧を含む現像バイアスを印加する。制御部は、トナー収容容器から現像装置へのトナー補給、帯電装置への帯電バイアスの印加、及び現像剤担持体への現像バイアスの印加を制御する。制御部は、交換後のトナー収容容器内に充填されたトナーの製造日である第1の製造日が、交換前のトナー収容容器内に充填されたトナーの製造日である第2の製造日よりも前である場合、トナー収容容器の交換直後における現像バイアスの交流電圧のDuty比、Vpp、周波数、及び、像担持体と現像剤担持体の電位差ΔVの少なくとも一つを、基準値から基準値に比べて現像剤担持体から像担持体へトナーが移動し難い所定値に補正し、所定期間内に所定値から段階的に基準値まで復帰させる。
本発明の第1の構成によれば、交換後のトナー収容容器内のトナーの製造日である第1の製造日が、交換前のトナー収容容器内のトナーの製造日である第2の製造日よりも前である場合、トナー収容容器の交換直後における現像バイアスの交流電圧のDuty比、Vpp、周波数、及び、像担持体と現像剤担持体の電位差ΔVの少なくとも一つを、基準値から現像剤担持体から像担持体へトナーが移動し難い所定値に補正する。従って、製造日からあまり時間の経過していない帯電性の良好なトナーに製造日が古く帯電性の低いトナーを補給する場合は、トナー収容容器の交換直後における画像形成条件が現像剤担持体から像担持体へトナーが移動し難い方向に補正されるため、トナーの帯電不良による補給かぶりやトナー飛散の発生を効果的に抑制することができる。
本発明の一実施形態に係る画像形成装置100の構成を示す概略断面図 本実施形態の画像形成装置100における感光体ドラム1、現像装置4、トナーコンテナ5、及びクリーニング装置7の構成を示す概略図 トナー残量センサー29の出力波形を示すグラフ トナー残量センサー29の出力値と現像装置4内のトナー残量との関係を示すグラフ 本実施形態の画像形成装置100の制御経路を説明するためのブロック図 本実施形態の画像形成装置100におけるトナー補給手順、及びトナーコンテナ5の交換手順を示すフローチャート 本実施形態の画像形成装置100のトナーコンテナ5の交換後における画像形成条件の設定手順を示すフローチャート トナーコンテナ5の交換直後からの累積印字枚数と現像バイアスのDuty比の補正量との関係を、第1の製造日と第2の製造日との日数差毎に示したグラフ トナーコンテナ5の交換直後からの累積印字枚数と現像バイアスのVppの補正量との関係を、第1の製造日と第2の製造日との日数差毎に示したグラフ トナーコンテナ5の交換直後からの累積印字枚数と現像バイアスの周波数の補正量との関係を、第1の製造日と第2の製造日との日数差毎に示したグラフ トナーコンテナ5の交換直後からの累積印字枚数と、感光体ドラム1の表面電位Voと現像バイアスの直流成分(Vdc)との電位差ΔVの補正量との関係を、第1の製造日と第2の製造日との日数差毎に示したグラフ 従来の画像形成装置におけるトナー補給手順、及びトナーコンテナの交換手順を示すフローチャート 従来の画像形成装置におけるトナーコンテナの交換からの復帰手順を示すフローチャート
以下、図面を参照しながら本発明の実施形態について説明する。図1は、本発明の一実施形態に係る画像形成装置100の概略断面図である。画像形成装置(例えばモノクロプリンター)100では、プリント動作を行う場合、画像形成装置100本体内の画像形成部Pにおいて、不図示のパーソナルコンピューター(PC)から送信された原稿画像データに基づく静電潜像が形成され、現像装置4により静電潜像の電位が低減された箇所にトナーが付着されてトナー像が形成される。そして、このような画像形成装置100では、感光体ドラム(像担持体)1を図1において時計回り方向に回転させながら、感光体ドラム1に対する画像形成プロセスが実行される。
画像形成部Pには、感光体ドラム1の回転方向(時計回り方向)に沿って、帯電装置2、露光ユニット3、現像装置4、転写ローラー6、クリーニング装置7、及び除電装置(図示せず)が配設されている。感光体ドラム1は、例えばアルミドラムに感光層が積層されたものであり、帯電装置2により、表面を帯電させるようになっている。そして、後述する露光ユニット3からのレーザービームを受けた表面に、帯電電荷を減衰させた静電潜像を形成する。なお、上記の感光層は、特に限定するものではないが、例えば耐久性に優れるアモルファスシリコン(a−Si)や、帯電時のオゾンの発生が少なく高解像度の画像が得られる有機感光層(OPC)等が好ましい。
帯電装置2は、感光体ドラム1の表面を均一に帯電させるものである。例えば帯電装置2として、細いワイヤー等を電極として高電圧を印加することにより放電するコロナ放電装置が用いられる。なお、コロナ放電装置に代えて、帯電ローラーに代表される帯電部材を感光体表面に接触させた状態で帯電部材に電圧を印加する接触式の帯電装置を用いても良い。露光ユニット3は、画像データに基づいて光ビーム(例えばレーザービーム)を感光体ドラム1に照射し、感光体ドラム1の表面に静電潜像を形成する。
現像装置4は、感光体ドラム1に対向配置される現像ローラー4a(現像剤担持体)を有し、現像ローラー4aを用いて感光体ドラム1上に形成された静電潜像にトナーを付着させてトナー像を形成させるものである。なお、本実施形態の現像装置4は、トナー成分のみから成る磁性一成分現像剤を用いる一成分現像方式である。この現像装置4へのトナー(一成分現像剤)の供給はトナーコンテナ(トナー収容容器)5から行われる。転写ローラー6は、用紙搬送路11を搬送されてくる用紙(記録媒体)上に、感光体ドラム1表面に形成されたトナー像を乱さずに転写する。クリーニング装置7は、感光体ドラム1の長手方向(図1の紙面と垂直な方向)に線接触するクリーニングローラー16やクリーニングブレード17(図2参照)を備えており、トナー像が用紙に転写された後に、感光体ドラム1表面の残留トナーを除去する。
そして、予め入力された画像データに基づいて露光ユニット3が感光体ドラム1上にレーザービーム(光線)を発することで、その画像データに基づく静電潜像を感光体ドラム1表面に形成する。その後、現像装置4が静電潜像にトナーを付着させてトナー像を形成する。
上記のようにトナー像が形成された画像形成部Pに向けて、用紙収容部10から用紙が用紙搬送路11及びレジストローラー対13を経由して所定のタイミングで搬送され、画像形成部Pにおいて転写ローラー6により感光体ドラム1表面のトナー像が用紙上に転写される。そして、トナー像が転写された用紙は感光体ドラム1から分離され、定着部8に搬送されて加熱及び加圧されることで用紙にトナー像が定着される。定着部8を通過した用紙は、排出ローラー対14を通過して用紙排出部15に排出される。
図2は、本実施形態の画像形成装置100における感光体ドラム1、現像装置4、トナーコンテナ5、及びクリーニング装置7の構成を示す概略図である。クリーニング装置7は、クリーニングローラー16、クリーニングブレード17を有している。クリーニングローラー16は感光体ドラム1に所定の圧力で圧接されており、図示しない駆動手段により感光体ドラム1との当接面において感光体ドラム1と同一方向に回転駆動される。
感光体ドラム1表面の、クリーニングローラー16との当接面よりも回転方向下流側には、クリーニングブレード17が感光体ドラム1に当接した状態で固定されている。クリーニングブレード17の材質及び硬度、寸法、感光体ドラム1への食い込み量及び圧接力等は、感光体ドラム1の仕様に応じて適宜設定される。クリーニング装置7により感光体ドラム1上から回収された廃トナーは回収容器(図示せず)に貯留される。
トナーコンテナ5の側面には、ICチップ(ICタグ)27が装着されている。画像形成装置100側にはICチップ27に対し情報の読み取り及び書き込みを行うリーダー/ライターモジュール30が設けられており、本発明においては、リーダー/ライターモジュール30によりICチップ27に記憶された各種情報の読み取りや書き換えを行う無線自動識別(Radio Frequency Identification、以下RFIDという)を、トナーコンテナ5内のトナーの製造日やトナー残量等の個体識別情報の判別に利用している。なお、使用済みのトナーコンテナ5に新たなトナーを再充填して使用する場合は、再充填されたトナーの製造日がICチップ27に上書きされる。
また、通常はトナーが製造されてから短期間でトナーコンテナ5に充填されるため、トナーの製造日情報に代えて、トナーコンテナ5へのトナーの充填日情報をICチップ27に記憶させておいても良い。従って、以下の説明における「トナーの製造日」は、トナーの製造日とトナーの充填日の両方の場合を含むものとする。
現像装置4内にはトナー残量センサー29が配置されている。トナー残量センサー29としては、現像装置4内におけるトナー(磁性一成分現像剤)の透磁率を検出する透磁率センサーが用いられる。本実施形態においては、トナー残量センサー29によりトナーの透磁率を検出し、その検出結果に相当する電圧値を後述する制御部90(図5参照)に出力するよう構成されており、制御部90によってトナー残量センサー29の出力値からトナー残量が決定されるようになっている。
図3は、トナー残量センサー29の出力波形を示すグラフである。図3に示すように、センサー出力値はトナー残量に応じて変化し、磁性を帯びたトナー残量が多いほど出力値が高くなり、トナー残量が少ないほど出力値が低くなる。制御部90は、決定されたトナー残量に応じてトナー供給モーター33(図5参照)に制御信号を送信し、トナーコンテナ5のトナー供給ローラー5aを所定時間駆動させて現像装置4内に所定量のトナーを供給する。これにより、センサー出力値は1.2を中央値として0.1の範囲で推移する。なお、センサー出力値は1秒間の平均値を指す。
図4は、トナー残量センサー29の出力値と現像装置4内のトナー量との関係を示すグラフである。図4に示すように、センサー出力値が第1の閾値L1(図4の破線)である1.1Vを下回った場合、トナーコンテナ5からトナーが補給される。このとき、現像装置4内のトナー量(図4の太線)は約180gで推移している。そして、トナーコンテナ5内のトナーが無くなれば補給は行われないので、センサー出力値は低下し、現像装置4内のトナー量も徐々に低下していく。センサー出力値が第2の閾値L2(図4の点線)である0.9Vまで低下したとき、現像装置4内のトナー量は約160gまで減少する。
センサー出力値が第2の閾値L2を連続して一定時間下回った場合(Low表示時)や、さらには、センサー出力値が第2の閾値L2よりも低い状態で一定の印字率分だけ出力した後(Replace表示時)にトナーコンテナ5が交換される。新品のトナーコンテナ5に交換後はトナー補給が再開され、現像装置4内のトナー量が第3の閾値L3(図4の一点鎖線)である1.0Vを越えたところでReplace表示が消え、印字可能状態となる。これにより、現像装置4内のトナー量は約170gまで回復する。
なお、トナー残量センサー29としては、上記の透磁率センサーの他、検知面に圧力が加わったことを電気信号として取り出す圧電センサーや、トナーの圧力によって回動する検知フィラーと、検知フィラーの回動によって光路が開放または遮断されることを検知する検知センサー(フォトインタラプター)とを有する光学式センサー等を用いることもできる。
図5は、本実施形態の画像形成装置100の制御経路を説明するためのブロック図である。図1と共通する部分には同一の符号を付して説明を省略する。なお、画像形成装置100を使用する上で装置各部の様々な制御がなされるため、画像形成装置100全体の制御経路は複雑なものとなる。そこで、ここではトナーコンテナ5内のトナーの残量検知、及びトナーコンテナ5の交換時期の通知制御に必要となる部分を重点的に説明する。また、既に説明した部分については説明を省略あるいは簡略化する。
制御部90は、中央演算処理装置としてのCPU(CentralProcessing Unit)91、読み出し専用の記憶部であるROM(Read Only Memory)92、読み書き自在の記憶部であるRAM(Random Access Memory)93、一時的に画像データ等を記憶する一時記憶部94、画像形成装置100内の各装置に制御信号を送信したり操作部50からの入力信号を受信したりする複数(ここでは2つ)のI/F95を少なくとも備えている。
ROM32には、画像形成装置100の制御用プログラムや、制御に必要な数値等、画像形成装置100の使用中に変更されることがないようなデータ等が収められている。RAM93には、画像形成装置100の制御途中で発生した必要なデータや、画像形成装置100の制御に一時的に必要となるデータ等が記憶される。また、ROM92には、トナーコンテナ5の状態別に複数のメッセージを格納するメッセージ格納テーブルが備えられている。
メッセージ格納テーブルには装置の状態に応じた種々の文字メッセージがデータ化されて格納されている。ここでは、ユーザーによる交換作業を促すメッセージデータが格納されている。CPU91は、トナー残量センサー29、リーダー/ライターモジュール30からの検知信号に基づいてメッセージデータを選択し、操作部50内の液晶表示部51に表示する。
例えば、トナー残量センサー29の出力値が第2の閾値L2(図4参照)以下となった場合は、トナーコンテナ5内のトナーは残り少なくなったものの、しばらくは画像形成が可能である。そこで、「トナーが残り少なくなりました。トナーコンテナの交換をお勧めします。」というメッセージ(Low表示)が選択される。
また、トナー残量センサー29の出力値が所定時間連続して第2の閾値L2以下となった場合や、センサー出力値が第2の閾値L2よりも低い状態で一定の印字率分だけ出力した場合は、トナーコンテナ5内のトナーが空になった状態であると判断される。そこで、トナーコンテナ5の交換を要求する「トナーが無くなりました。トナーコンテナを交換してください。」というメッセージ(Replace表示)が選択される。
また、制御部90は、画像形成装置100における各部分、装置に対し、CPU91からI/F95を通じて制御信号を送信する。また、各部分、装置からその状態を示す信号や入力信号が、I/F95を通じてCPU91に送信される。例えば、トナー残量センサー29、及びリーダー/ライターモジュール30からの検知信号は、I/F(インターフェイス)95を介して制御部90内のCPU91に送信される。
操作部50には、液晶表示部51、各種の状態を示すLED52が設けられており、画像形成装置100の状態を示したり、画像形成状況や印字部数を表示したりするようになっている。画像形成装置100の印字条件等の各種設定はパソコンのプリンタードライバーから行われる。
その他、操作部50には、画像形成を開始するようにユーザーが指示するスタートボタン、画像形成を中止する際等に使用するストップ/クリアボタン、画像形成装置100の各種設定をデフォルト状態にする際に使用するリセットボタン等が設けられている。
リーダー/ライターモジュール30は、トナーコンテナ5が画像形成装置100内に収容された状態(図2の状態)でトナーコンテナ5のICチップ27と対峙するようになっている。ICチップ27のメモリにデータを書き込む場合には、リーダー/ライターモジュール30は書き込み命令およびデータを含んだ電磁波を発生させ、ICチップ27はこの電磁波を受信して起動され、書き込み命令に従ってメモリへのデータの書き込みが行われる。また、ICチップ27のメモリからデータを読み出す場合には、リーダー/ライターモジュール30は読み出し命令を含んだ電磁波を発生させ、ICチップ27はこの電磁波を受信して起動され、読み出し命令に従ってメモリに記憶されたデータをリーダー/ライターモジュール30に送信する。
バイアス制御回路40は、帯電バイアス電源41、現像バイアス電源43と接続され、制御部90からの出力信号によりこれらの各電源を作動させるものである。帯電バイアス電源41は、バイアス制御回路41からの制御信号によって帯電装置2に所定の帯電バイアスを印加する。また、現像バイアス電源43は、バイアス制御回路41からの制御信号によって直流成分(Vdc)に交流成分(Vac)が重畳された現像バイアスを現像装置4内の現像ローラー4aに印加する。
ところで、図12及び図13に示したような従来のトナー補給手順、及びトナーコンテナ5の交換手順を実行すると、トナーコンテナ5が交換されるのは、トナー残量センサー29の出力値が第2の閾値L2を連続して一定時間下回った場合や(Low表示時)、或いは、出力値が第2の閾値L2よりも低い状態で累積印字率がM%以上となった場合(Replace表示時)であるので、新品のトナーコンテナ5に交換後は、センサー出力値が第3の閾値L3を越えるまで、一度に多量のトナー補給が行われる。また、その後に印字を再開すると、センサー出力値が第1の閾値L1よりも高いところで推移するようになるまで、比較的短時間でトナーが補給される。
例えば、図4に示すように、第1の閾値L1を1.1V、第2の閾値L2を0.9V、第3の閾値L3を1.0Vとし、Low表示の判断時間t1=30秒、Replace表示解除の判断時間t2=120秒とするとき、現像装置4内のトナー量、トナーコンテナ5の交換時からのトナー増量分、トナー補給量は一例として表1のようになる。表1において、トナー補給量に比べてトナー増量分が少ないのは、補給されたトナーの一部が印字によって消費されていくためである。
Figure 2016004056
表1から明らかなように、従来のトナー補給手順では、トナーコンテナ5の交換後わずか500枚印字を行う間に62gものトナーが補給されることがわかる。そのため、製造日から長時間経過しているトナーが充填されたトナーコンテナ5に交換された場合、現像装置4内に残存している帯電され易いトナーに、トナーコンテナ5内の帯電され難いトナーが短期間で多量に補給されてしまい、逆極性、若しくは帯電の低いトナーが多く発生し、補給かぶりが発生してしまう。
そこで、本実施形態の画像形成装置100では、交換後のトナーコンテナ5内のトナーの製造日(以下、第1の製造日という)と、画像形成装置100に装着されていた交換前のトナーコンテナ5内のトナーの製造日(以下、第2の製造日という)との日数差に応じて、現像バイアスの交流電圧(Vac)のDuty比、ピークツーピーク値(Vpp)、周波数、及び、感光体ドラム1の表面電位Voと現像バイアスの直流成分(Vdc)との電位差ΔVの少なくとも一つを変更する。
具体的には、第1の製造日が第2の製造日よりも前である場合は、第1の製造日と第2の製造日の日数差が大きいほど、現像バイアスの交流電圧(Vac)のDuty比、Vpp、周波数、及び、電位差ΔVの少なくとも一つを補給かぶりの発生し難い条件に補正する。そして、第1の製造日と第2の製造日の日数差が小さくなるにつれて、コンテナ交換後のDuty比、Vpp、周波数、及び、電位差ΔVの補正量を小さくする。
一方、第1の製造日が第2の製造日よりも後である場合は、コンテナ交換後のDuty比、Vpp、周波数、及び、電位差ΔVを変更しない。これは、第1の製造日が第2の製造日よりも後であって、第1の製造日と第2の製造日の日数差が大きい場合は、交換前のトナーコンテナ5内のトナーの帯電性が低いため、交換前のトナーコンテナ5内のトナーとの摩擦帯電によって交換後のトナーコンテナ5から補給されたトナーがマイナス側に帯電(逆帯電)され難く、補給かぶりが発生し難いためである。
図6は、本実施形態の画像形成装置100におけるトナー補給手順、及びトナーコンテナ5の交換手順を示すフローチャートであり、図7は、トナーコンテナ5の交換後における画像形成条件の設定手順を示すフローチャートである。図1〜図5を参照しながら、図6、図7のステップに従いトナーコンテナ5の交換手順、及びトナーコンテナ5の交換後における画像形成条件の設定手順について説明する。
ユーザーにより印字が開始されると、印字中にトナー残量センサー29の出力値が第1の閾値L1よりも小さくなったか否かが判断される(ステップS1)。トナー残量センサー29の出力値がL1以上である場合(ステップS1でNO)は、現像装置4内に十分なトナーが存在しているため、トナー補給は行わずに(ステップS2)印字を継続して行う。一方、出力値がL1よりも小さくなった場合(ステップS1でYES)は、トナー残量センサー29の検知結果に基づいてトナーコンテナ5から適量のトナーを補給するトナー間欠補給を開始する(ステップS3)。
次に、トナー残量センサー29の出力値が第2の閾値L2よりも小さくなったか否かが判断される(ステップS4)。出力値がL2以上である場合(ステップS4でNO)はステップS1に戻り、出力値がL1以上に回復している場合はトナー間欠補給を停止する(ステップS2)。一方、出力値がL2よりも小さくなった場合(ステップS4でYES)は、出力値がL2を下回った時点からの経過時間をカウントする(ステップS5)。そして、経過時間がt1以上であるか否かが判断される(ステップS6)。
経過時間がt1を超えない場合(ステップS6でNO)は、再びステップS4に戻り、出力値がL2よりも小さいか否かを判断する。そして、トナー補給によって出力値がL2以上となった場合は経過時間のカウントをリセットし(ステップS7)、ステップS1に戻る。
経過時間がt1以上である場合(ステップS6でYES)は、トナーコンテナ5から現像装置4へのトナー補給が行われていないため、制御部90はトナーコンテナ5内の補給トナーが残り少なくなった状態であると判断し、液晶表示部51にLow表示を行う。また、リーダー/ライターモジュール30を用いてトナーコンテナ5に装着されているICチップ27へLow情報を書き込む(ステップS8)。なお、この状態ではトナーコンテナ5内、現像装置4内にトナーが残存しているため、継続して印字可能である。
そして、Low表示を行ってからの累積印字率を算出し(ステップS9)、累積印字率が所定の印字率M以上となったか否かが判断される(ステップS10)。なお、累積印字率がM以上となるまでは(ステップS10でNO)、ステップS1に戻ってトナー残量センサー29の出力値がL1以上に回復するかを継続して検知する。
そして、累積印字率がM以上となるまでに出力値がL1に回復した場合は(ステップS1でNO)、トナー間欠補給を停止するとともに、時間カウント、印字率算出をリセットする。また、出力値がL2を下回ったことがトナー残量センサー29の誤検知であると判断してICチップ27内のLow情報、液晶表示部51のLow表示を消去する(ステップS2)。また、トナー間欠補給によってトナー残量センサー29の出力値がL2以上に回復した場合は(ステップS4でNO)、経過時間のカウントをリセットする。また、出力値がL2を下回ったことがトナー残量センサー29の誤検知であると判断してICチップ27内のLow情報、液晶表示部51のLow表示を消去する(ステップS7)。
累積印字率がM以上となった場合(ステップS10でYES)は、制御部90はトナーコンテナ5内の補給トナーが空になり、現像装置4内のトナーも消費された状態であると判断し、液晶表示部51にReplace表示を行うとともに、印字動作を停止する(ステップS11)。また、リーダー/ライターモジュール30を用いてトナーコンテナ5に装着されているICチップ27のLow情報をEmpty情報に書き換える(ステップS12)。さらに、リーダー/ライターモジュール30を用いてICチップ27に記録されているトナーコンテナ5内の個体識別情報からトナーの製造日情報(第2の製造日)を読み出し、RAM93に記憶する(ステップS13)。
図7に示すように、Replace表示が出ている画像形成装置100の電源がオンされると(ステップS1)、トナーコンテナ5が交換されたか否かが判断される(ステップS2)。トナーコンテナ5が交換された場合は(ステップS2でYES)、リーダー/ライターモジュール30を用いてトナーコンテナ5に装着されたICチップ27の個体識別情報を読み出す(ステップS3)。
そして、ICチップ27から読み出された個体識別情報に「Low情報」または「Empty情報」が含まれているか否かが判断される(ステップS4)。「Low情報」及び「Empty情報」のいずれも含まれていない場合(ステップS4でNO)は、トナーコンテナ5に十分な量のトナーが収容されているため、Replace表示を解除して印字可能な状態とする(ステップS5)。
次に、ICチップ27から読み出されたトナーコンテナ5内のトナーの製造日情報(第1の製造日)と、RAM93に記憶された交換前のトナーコンテナ5内のトナーの製造日情報(第2の製造日)に基づいて、トナーコンテナ5の交換直後から所定期間内の現像バイアスの交流電圧(Vac)のDuty比、Vpp、周波数、及び、感光体ドラム1の表面電位Voと現像バイアスのVdcとの電位差ΔVの少なくとも一つを変更する(ステップS6)。
一方、トナーコンテナ5が交換されていない場合(ステップS2でNO)や、ICチップ27の個体識別情報に「Low情報」または「Empty情報」のいずれかが含まれている場合(ステップS4でNO)は、トナーコンテナ5の交換を促すReplace表示を液晶表示部51に継続して表示するとともに印字動作の停止を継続する(ステップS7)。
次に、図7のステップS6において現像バイアスの交流電圧(Vac)のDuty比、ピークツーピーク値Vpp、周波数、及び、感光体ドラム1の表面電位Voと現像バイアスの直流成分(Vdc)との電位差ΔVを変更する具体的な方法について説明する。例えば、コンテナ交換前のDuty比、Vpp、周波数f、電位差ΔVの値を基準値とし、交換直後のDuty比、Vpp、周波数f、電位差ΔVをそれぞれ所定値に補正する。そして、累積印字枚数の増加と共にDuty比、Vpp、周波数、電位差ΔVを基準値まで徐々に戻していく。このときのDuty比、Vpp、周波数、電位差ΔVの補正量(基準値との差)を、第1の製造日と第2の製造日との日数差に応じて変化させる。ここで(日数差)=(第1の製造日)−(第2の製造日)であり、日数差がマイナスの場合は第1の製造日が第2の製造日よりも前である場合(交換後のトナーコンテナ5内のトナーの方が交換前のトナーコンテナ5内のトナーよりも古い場合)を示している。
図8は、トナーコンテナ5の交換直後からの累積印字枚数と現像バイアスのDuty比の補正量との関係を、第1の製造日と第2の製造日との日数差毎に示したグラフである。図8においては、トナーコンテナ5の交換直後におけるDuty比を基準値(60%)よりも大きくしておき、累積印字枚数に応じてDuty比を基準値まで復帰させている。そして、トナーコンテナ5の交換直後におけるDuty比の補正量(初期補正量)を第1の製造日と第2の製造日との日数差に応じて変化させている。
例えば、第1の製造日と第2の製造日との日数差が−730日以下である場合(図8の実線で表示)は、Duty比の初期補正量を10%とし、トナーコンテナ5の交換直後におけるDuty比を70%とする。そして、交換直後の70%から交換後5000枚目にかけて1000枚当たり2%の割合で減少させていく。即ち1000枚目では68%、2000枚目で66%、3000枚目で64%、4000枚目で62%、5000枚目で60%であり、その後、次のコンテナ交換まで60%を維持する。
同様に、第1の製造日と第2の製造日との日数差が−730日〜−360日である場合(図8の二点鎖線で表示)は、Duty比の初期補正量を8%とし、トナーコンテナ5の交換直後におけるDuty比を68%とする。そして、交換直後の68%から交換後5000枚目にかけて1000枚当たり1.6%の割合で減少させていく。即ち1000枚目では66.4%、2000枚目で64.8%、3000枚目で63.2%、4000枚目で61.6%、5000枚目で60%であり、その後、次のコンテナ交換まで60%を維持する。
第1の製造日と第2の製造日との日数差が−360日〜−180日である場合(図8の一点鎖線で表示)は、Duty比の初期補正量を6%とし、トナーコンテナ5の交換直後におけるDuty比を66%とする。そして、交換直後の66%から交換後5000枚目にかけて1000枚当たり1.2%の割合で減少させていく。即ち1000枚目では64.8%、2000枚目で63.6%、3000枚目で62.4%、4000枚目で61.2%、5000枚目で60%であり、その後、次のコンテナ交換まで60%を維持する。
第1の製造日と第2の製造日との日数差が−180日〜−60日である場合(図8の破線で表示)は、Duty比の初期補正量を4%とし、トナーコンテナ5の交換直後におけるDuty比を64%とする。そして、交換直後の64%から交換後5000枚目にかけて1000枚当たり0.8%の割合で減少させていく。即ち1000枚目では63.2%、2000枚目で62.4%、3000枚目で61.6%、4000枚目で60.8%、5000枚目で60%であり、その後、次のコンテナ交換まで60%を維持する。
第1の製造日と第2の製造日との日数差が−60日〜60日である場合(図8の点線で表示)は、Duty比の初期補正量を2%とし、トナーコンテナ5の交換直後におけるDuty比を62%とする。そして、交換直後の64%から交換後5000枚目にかけて1000枚当たり0.4%の割合で減少させていく。即ち1000枚目では61.6%、2000枚目で61.2%、3000枚目で60.8%、4000枚目で60.4%、5000枚目で60%であり、その後、次のコンテナ交換まで60%を維持する。なお、第1の製造日と第2の製造日との日数差が60日以上である場合はDuty比の補正を行わない。
図9は、トナーコンテナ5の交換直後からの累積印字枚数と現像バイアスのVppの補正量との関係を、第1の製造日と第2の製造日との日数差毎に示したグラフである。図9においては、トナーコンテナ5の交換直後におけるVppを基準値(1300V)よりも低下させておき、累積印字枚数に応じてVppを基準値まで復帰させている。そして、トナーコンテナ5の交換直後におけるVppの補正量(初期補正量)を第1の製造日と第2の製造日との日数差に応じて変化させている。
例えば、第1の製造日と第2の製造日との日数差が−730日以下である場合(図9の実線で表示)は、Vppの初期補正量を−200Vとし、トナーコンテナ5の交換直後におけるVppを1100Vとする。そして、交換直後の1100Vから交換後5000枚目にかけて1000枚当たり40Vの割合で増加させていく。即ち1000枚目では1140V、2000枚目で1180V、3000枚目で1220V、4000枚目で1260V、5000枚目で1300Vであり、その後、次のコンテナ交換まで1300Vを維持する。
同様に、第1の製造日と第2の製造日との日数差が−730日〜−360日である場合(図9の二点鎖線で表示)は、Vppの初期補正量を−160Vとし、トナーコンテナ5の交換直後におけるVppを1140Vとする。そして、交換直後の1140Vから交換後5000枚目にかけて1000枚当たり32Vの割合で増加させていく。即ち1000枚目では1172V、2000枚目で1204V、3000枚目で1236V、4000枚目で1268V、5000枚目で1300Vであり、その後、次のコンテナ交換まで1300Vを維持する。
第1の製造日と第2の製造日との日数差が−360日〜−180日である場合(図9の一点鎖線で表示)は、Vppの初期補正量を−120Vとし、トナーコンテナ5の交換直後におけるVppを1180Vとする。そして、交換直後の1180Vから交換後5000枚目にかけて1000枚当たり24Vの割合で増加させていく。即ち1000枚目では1204V、2000枚目で1228V、3000枚目で1252V、4000枚目で1276V、5000枚目で1300Vであり、その後、次のコンテナ交換まで1300Vを維持する。
第1の製造日と第2の製造日との日数差が−180日〜−60日である場合(図9の破線で表示)は、Vppの初期補正量を−80Vとし、トナーコンテナ5の交換直後におけるVppを1220Vとする。そして、交換直後の1220Vから交換後5000枚目にかけて1000枚当たり16Vの割合で増加させていく。即ち1000枚目では1236V、2000枚目で1252V、3000枚目で1268V、4000枚目で1284V、5000枚目で1300Vであり、その後、次のコンテナ交換まで1300Vを維持する。
第1の製造日と第2の製造日との日数差が−60日〜60日である場合(図9の点線で表示)は、Vppの初期補正量を−40Vとし、トナーコンテナ5の交換直後におけるDuty比を1260Vとする。そして、交換直後の1260Vから交換後5000枚目にかけて1000枚当たり8Vの割合で増加させていく。即ち1000枚目では1268V、2000枚目で1276V、3000枚目で1284V、4000枚目で1292V、5000枚目で1300Vであり、その後、次のコンテナ交換まで1300Vを維持する。なお、第1の製造日と第2の製造日との日数差が60日以上である場合はVppの補正を行わない。
図10は、トナーコンテナ5の交換直後からの累積印字枚数と現像バイアスの周波数の補正量との関係を、第1の製造日と第2の製造日との日数差毎に示したグラフである。図10においては、トナーコンテナ5の交換直後における周波数を基準値(3.1kHz)よりも大きくしておき、累積印字枚数に応じて周波数を基準値まで復帰させている。そして、トナーコンテナ5の交換直後における周波数の補正量(初期補正量)を第1の製造日と第2の製造日との日数差に応じて変化させている。
例えば、第1の製造日と第2の製造日との日数差が−730日以下である場合(図10の実線で表示)は、周波数の初期補正量を0.5kHzとし、トナーコンテナ5の交換直後における周波数を2.6kHzとする。そして、交換直後の2.6kHzから交換後5000枚目にかけて1000枚当たり0.1kHzの割合で増加させていく。即ち1000枚目では2.7kHz、2000枚目で2.8kHz、3000枚目で2.9kHz、4000枚目で3.0kHz、5000枚目で3.1kHzであり、その後、次のコンテナ交換まで3.1kHzを維持する。
同様に、第1の製造日と第2の製造日との日数差が−730日〜−360日である場合(図10の二点鎖線で表示)は、周波数の初期補正量を0.4kHzとし、トナーコンテナ5の交換直後における周波数を2.7kHzとする。そして、交換直後の2.7kHzから交換後5000枚目にかけて1000枚当たり0.08kHzの割合で増加させていく。即ち1000枚目では2.78kHz、2000枚目で2.86kHz、3000枚目で2.94kHz、4000枚目で3.02kHz、5000枚目3.1kHzであり、その後、次のコンテナ交換まで3.1kHzを維持する。
第1の製造日と第2の製造日との日数差が−360日〜−180日である場合(図10の一点鎖線で表示)は、周波数の初期補正量を0.3kHzとし、トナーコンテナ5の交換直後における周波数を2.8kHzとする。そして、交換直後の2.8kHzから交換後5000枚目にかけて1000枚当たり0.06kHzの割合で増加させていく。即ち1000枚目では2.86kHz、2000枚目で2.92kHz、3000枚目で2.98kHz、4000枚目で3.04kHz、5000枚目で3.1kHzであり、その後、次のコンテナ交換まで3.1kHzを維持する。
第1の製造日と第2の製造日との日数差が−180日〜−60日である場合(図10の破線で表示)は、周波数の初期補正量を0.2kHzとし、トナーコンテナ5の交換直後における周波数を2.9kHzとする。そして、交換直後の2.9kHzから交換後5000枚目にかけて1000枚当たり0.04kHzの割合で増加させていく。即ち1000枚目では2.94kHz、2000枚目で2.98kHZ、3000枚目で3.02kHz、4000枚目で3.06kHz、5000枚目で3.1kHzであり、その後、次のコンテナ交換まで3.1kHzを維持する。
第1の製造日と第2の製造日との日数差が−60日〜60日である場合(図10の点線で表示)は、周波数の初期補正量を0.1kHzとし、トナーコンテナ5の交換直後における周波数を3.0kHzとする。そして、交換直後の3.0kHzから交換後5000枚目にかけて1000枚当たり0.02kHzの割合で減少させていく。即ち1000枚目では3.02kHz、2000枚目で3.04kHz、3000枚目で3.06kHz、4000枚目で3.08kHz、5000枚目3.1kHzであり、その後、次のコンテナ交換まで3.1kHzを維持する。なお、第1の製造日と第2の製造日との日数差が60日以上である場合は周波数の補正を行わない。
図11は、トナーコンテナ5の交換直後からの累積印字枚数と、感光体ドラム1の表面電位Voと現像バイアスの直流成分(Vdc)との電位差ΔVの補正量との関係を、第1の製造日と第2の製造日との日数差毎に示したグラフである。図11においては、トナーコンテナ5の交換直後におけるΔVを基準値(110V)よりも低下させておき、累積印字枚数に応じてΔVを基準値まで復帰させている。そして、トナーコンテナ5の交換直後におけるΔVの補正量(初期補正量)を第1の製造日と第2の製造日との日数差に応じて変化させている。ΔVの補正は、帯電バイアス電源41から帯電装置2に印加される帯電バイアスの補正により行っても良いし、現像バイアス電源43から現像ローラー4aに印加される現像バイアスの直流成分の補正により行っても良い。或いは、ΔVの補正を現像バイアスの直流成分と帯電バイアスの両方の補正により行っても良い。
例えば、第1の製造日と第2の製造日との日数差が−730日以下である場合(図11の実線で表示)は、ΔVの初期補正量を−25Vとし、トナーコンテナ5の交換直後におけるΔVを85Vとする。そして、交換直後の85Vから交換後5000枚目にかけて1000枚当たり5Vの割合で増加させていく。即ち1000枚目では90V、2000枚目で95V、3000枚目で100V、4000枚目で105V、5000枚目で110Vであり、その後、次のコンテナ交換まで110Vを維持する。
同様に、第1の製造日と第2の製造日との日数差が−730日〜−360日である場合(図11の二点鎖線で表示)は、ΔVの初期補正量を−20Vとし、トナーコンテナ5の交換直後におけるΔVを90Vとする。そして、交換直後の90Vから交換後5000枚目にかけて1000枚当たり4Vの割合で増加させていく。即ち1000枚目では94V、2000枚目で98V、3000枚目で102V、4000枚目で106V、5000枚目で110Vであり、その後、次のコンテナ交換まで110Vを維持する。
第1の製造日と第2の製造日との日数差が−360日〜−180日である場合(図11の一点鎖線で表示)は、ΔVの初期補正量を−15Vとし、トナーコンテナ5の交換直後におけるΔVを95Vとする。そして、交換直後の95Vから交換後5000枚目にかけて1000枚当たり3Vの割合で増加させていく。即ち1000枚目では98V、2000枚目で101V、3000枚目で104V、4000枚目で107V、5000枚目で110Vであり、その後、次のコンテナ交換まで110Vを維持する。
第1の製造日と第2の製造日との日数差が−180日〜−60日である場合(図11の破線で表示)は、ΔVの初期補正量を−10Vとし、トナーコンテナ5の交換直後におけるΔVを100Vとする。そして、交換直後の100Vから交換後5000枚目にかけて1000枚当たり2Vの割合で増加させていく。即ち1000枚目では102V、2000枚目で104V、3000枚目で106V、4000枚目で108V、5000枚目で110Vであり、その後、次のコンテナ交換まで110Vを維持する。
第1の製造日と第2の製造日との日数差が−60日〜60日である場合(図11の点線で表示)は、ΔVの初期補正量を−5Vとし、トナーコンテナ5の交換直後におけるΔVを105Vとする。そして、交換直後の105Vから交換後5000枚目にかけて1000枚当たり1Vの割合で増加させていく。即ち1000枚目では106V、2000枚目で107V、3000枚目で108V、4000枚目で109V、5000枚目で1100Vであり、その後、次のコンテナ交換まで110Vを維持する。なお、第1の製造日と第2の製造日との日数差が60日以上である場合はΔVの補正を行わない。
上記の制御を行うことにより、第1の製造日と第2の製造日との日数差がマイナス側に大きいほど、即ち、交換後のトナーコンテナ5内のトナーが交換前のトナーコンテナ5内のトナーに比べて古いほど、Duty比、Vpp、周波数、または電位差ΔVの初期補正量を大きくして補給かぶりの発生を抑制することができる。
これにより、製造日からあまり時間の経過していない帯電性の良好なトナーに製造日が古く帯電性の低いトナーを補給する場合は、補給直後の現像バイアスのDuty比、Vpp、周波数、または電位差ΔVが補給かぶりの発生し難い設定となり、その後、累積印字枚数に応じて基準量まで戻されるため、トナーの帯電不良による補給かぶりやトナー飛散の発生を効果的に抑制することができる。
さらに、図8〜図11では、第1製造日と第2製造日との日数差からDuty比、Vpp、周波数、ΔVの初期補正値を決定したが、これにトナーコンテナ5の交換日のパラメーターを加味して初期補正値を補正してもよい。図8〜図11に示した、Duty比、Vpp、周波数、ΔVの初期補正値をA、補正後の新たな初期補正値をBとしたときに、B=AKの関係が成り立つように係数Kを設定する。係数Kの一例を表2に示す。
Figure 2016004056
例えば、図8に示したグラフで、第1の製造日と第2の製造日との日数差が−730日以下である場合(図8の実線で表示)は、Duty比の初期補正量を10%とし、トナーコンテナ5の交換直後におけるDuty比を70%としたが、トナーコンテナ5の交換日と第2製造日との日数差が100日である場合は初期補正量を10%×0.8=8%とし、トナーコンテナ5の交換直後におけるDuty比を68%とする。
そして、交換直後の68%から交換後5000枚目にかけて1000枚当たり1.6%の割合で減少させていく。即ち1000枚目では66.4%、2000枚目で64.8%、3000枚目で63.2%、4000枚目で61.6%、5000枚目で60%であり、その後、次のコンテナ交換まで60%を維持する。
図9〜図11に示したグラフにおいても、上記と全く同様にトナーコンテナ5の交換日と第2製造日との日数差に応じてVpp、周波数、ΔVの初期補正値を補正する。
交換前のトナーコンテナ5内のトナーの製造日(第2の製造日)が古くなると、トナーコンテナ5内のトナーの帯電性が低下する。そのため、トナーコンテナ5の交換後に帯電性の低いトナーが補給されても補給かぶりへの影響は小さくなる。そこで、交換前のトナーコンテナ5内のトナーが古いほど、Duty比、Vpp、周波数、ΔVの初期補正値を小さくすることで、初期補正値をトナーコンテナ5の交換日と第2製造日との日数差に応じた最適値とすることができる。
なお、表2ではトナーコンテナ5の交換日と第2製造日との日数差に基づいて係数Kを設定したが、トナーコンテナ5の交換日と第1製造日との日数差に基づいて係数Kを設定してもよい。この場合も、表2と同様に、トナーコンテナ5の交換日と第1製造日との日数差が大きくなるほど係数Kを小さくすれば良い。
また、図7の制御では、ICチップ27内の個体識別情報を読み出すことによりトナーコンテナ5内のトナーの有無を検知しているが、図13に示した従来の制御を用いて、トナー残量センサー29の出力値と第3の閾値L3との比較でトナーコンテナ5内のトナーの有無を検知してもよい。具体的には、トナーコンテナ5からのトナー補給開始から所定時間t2以内にトナー残量センサー29の出力値がL3を超えない場合はトナーコンテナ5が空であると判断し、再度Replace表示を行いトナーコンテナ5の再交換を促す。
また、トナーコンテナ5の交換直後に、現像装置4内の攪拌搬送部材を一定時間駆動させるエージング動作を実行し、現像装置4内のトナー量を安定させてから印字動作を可能としてもよい。
その他本発明は、上記実施形態に限定されず、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で種々の変更が可能である。例えば、上記実施形態においては、現像装置4内のトナー残量センサー29により検知される現像装置4内のトナー残量レベルに基づいてトナーコンテナ5内に新たなトナーが残っているか否かを判断しているが、例えばトナーコンテナ5内のトナー残量を直接検知する構成としても良い。その場合、トナーコンテナ5から現像装置4へのトナー補給量(トナー供給モーター33の積算回転数)に基づいてトナーコンテナ5内に新たなトナーが残っているか否かを判断することもできる。
また、本発明は磁性一成分現像剤を用いる現像装置4に限らず、トナーと磁性キャリアとを含む二成分現像剤を用いる二成分現像方式の現像装置を備えた画像形成装置にも適用可能である。二成分現像方式の現像装置では、トナー残量センサーとして透磁率センサーを用いた場合、現像装置内のトナー量が少なくなるほど磁性キャリアの割合が増えるためセンサー出力値は大きくなる。そのため、センサー出力値と第1の閾値L1〜第3の閾値L3との関係は、上記実施形態の磁性一成分現像方式と逆になる。
また、本発明は図1に示したようなモノクロプリンターに限られるものではなく、タンデム式またはロータリー方式のカラー複写機及びプリンター、モノクロ複写機、デジタル複合機、ファクシミリ等の、着脱可能なトナー収容容器を有する種々の画像形成装置に適用できるのはもちろんである。
本発明は、現像装置へのトナー補給を行う着脱可能なトナー収容容器を備えた画像形成装置に利用可能である。本発明の利用により、交換されたトナー収容容器内のトナーの製造時期が古い場合であっても、補給かぶりによる画質低下の発生を効果的に抑制可能な画像形成装置を提供することができる。
1 感光体ドラム(像担持体)
2 帯電装置
4 現像装置
4a 現像ローラー(現像剤担持体)
5 トナーコンテナ(トナー収容容器)
7 クリーニング装置
27 ICチップ(記憶部)
29 トナー残量センサー
30 リーダー/ライターモジュール
33 トナー供給モーター
40 バイアス制御回路
41 帯電バイアス電源(帯電バイアス印加装置)
43 現像バイアス電源(現像バイアス印加装置)
90 制御部
100 画像形成装置
P 画像形成部

Claims (8)

  1. 静電潜像が形成される像担持体と、
    該像担持体表面を帯電させる帯電装置と、
    前記像担持体に対向配置される現像剤担持体を有し、前記像担持体上に形成された静電潜像をトナー像に現像する現像装置と、
    該現像装置に補給するための未使用トナーが収容される着脱可能なトナー収容容器と、
    前記帯電装置に帯電バイアスを印加する帯電バイアス印加装置と、
    前記現像剤担持体に交流電圧を含む現像バイアスを印加する現像バイアス印加装置と、
    該トナー収容容器から前記現像装置へのトナー補給、前記帯電装置への帯電バイアスの印加、及び前記現像剤担持体への現像バイアスの印加を制御する制御部と、
    を備え、
    前記制御部は、交換後の前記トナー収容容器内に充填されたトナーの製造日である第1の製造日が、交換前の前記トナー収容容器内に充填されたトナーの製造日である第2の製造日よりも前である場合、前記トナー収容容器の交換直後における現像バイアスの交流電圧のDuty比、Vpp、周波数、及び、前記像担持体と前記現像剤担持体の電位差ΔVの少なくとも一つを、基準値から前記基準値に比べて前記現像剤担持体から前記像担持体へトナーが移動し難い所定値に補正し、所定期間内に前記所定値から段階的に前記基準値まで復帰させることを特徴とする画像形成装置。
  2. 前記制御部は、前記第1の製造日と前記第2の製造日との日数差が大きいほど、前記基準値から前記所定値への補正量を大きくすることを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
  3. 前記制御部は、前記第1の製造日と前記第2の製造日との日数差に関係なく、一定期間で前記所定値から前記基準値まで復帰させることを特徴とする請求項2に記載の画像形成装置。
  4. 前記制御部は、前記第2の製造日から前記トナー収容容器の交換日までの経過日数、若しくは前記第1の製造日から前記トナー収容容器の交換日までの経過日数に応じて前記基準値から前記所定値への補正量を変更することを特徴とする請求項1乃至請求項3のいずれかに記載の画像形成装置。
  5. 前記制御部は、前記第2の製造日から前記トナー収容容器の交換日までの経過日数、若しくは前記第1の製造日から前記トナー収容容器の交換日までの経過日数が大きいほど前記基準値から前記所定値への補正量を小さくすることを特徴とする請求項4に記載の画像形成装置。
  6. 前記トナー収容容器に搭載される不揮発性の記憶部に対し情報の読み出し及び書き込みを行うリーダー/ライターモジュールが設けられており、前記制御部は、前記リーダー/ライターモジュールにより読み出された前記記憶手段内の製造日情報に基づいて前記第1の製造日と前記第2の製造日との日数差を算出することを特徴とする請求項1乃至請求項5のいずれかに記載の画像形成装置。
  7. 前記現像装置内のトナー残量を検知するトナー残量センサーが設けられており、前記制御部は、前記トナー残量センサーの検知結果に基づいて前記トナー収容容器内のトナー残量を推定することを特徴とする請求項1乃至請求項6のいずれかに記載の画像形成装置。
  8. 前記現像装置は、磁性トナーのみから成る一成分現像剤を用いて静電潜像をトナー像に現像する一成分現像方式であり、前記トナー残量センサーは、トナー残量が多いほど出力値が高くなる透磁率センサーであることを特徴とする請求項7に記載の画像形成装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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