JP2016002277A - スキンケア用器具 - Google Patents

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Abstract

【課題】使用者自身の手で、より効率的且つ確実に使用者の指先に対するスキンケアを行うことができるスキンケア用器具を提供する。【解決手段】本発明に係るスキンケア用器具は、作用電極部2と補助電極部3とを備え、美容用液が塗布された指先に作用電極部2が接触された状態で、作用電極部2と補助電極部3により指先の肌面に電流を供給することにより、指先の肌面のケアを行うことができる。これによれば、自宅等において、指先のセルフスキンケアを的確に行うことができる。【選択図】図1

Description

本発明は、手足の肌面のケアを行うスキンケア用器具に関する。
所謂「電気療法」と称される電気エネルギーを用いた療法は、美容医療の分野等において広く公知である。また、当該療法を行うための器具や装置についても種々の形態が開発されている。例えば特許文献1に記載の電子式美容装置は、エステサロン等で使用されるものであり、施術者の左右夫々の手に装着される嵌着部材と、両嵌着部材の間に施術用の電圧を印加する電圧供給部とを備える。この特許文献1に記載の電子式美容装置では、電圧供給部を作動させた状態で施術者が被施術者に対してマッサージを行うことにより、左右夫々の手に装着された嵌着部材を介して被施術者の人体肌面に微弱電流を流すことができる。
登録実用新案第3131119号公報(図1)
上記のように、特許文献1に記載の電子式美容装置によれば、施術者の手に装着された嵌着部材を介して、被施術者の人体肌面に微弱電流を流すことができるので、施術者によるマッサージ効果に加えて、イオン化された水溶液のイオン導入効果が期待できる。しかし、特許文献1の電子式美容装置は施術者の手に嵌着部材を装着した状態で使用されるものであり、換言すれば、施術者が被施術者に対してマッサージを行う際に使用されるものであるため、当該電子式美容装置は、エステサロン等で使用される美容装置としては有用ではあるが、自宅等において自分で行う美容器具(セルフスキンケア用の美容器具)として不適である。
加えて、特許文献1の美容装置では、嵌着部材は施術者の指の付け根に装着されるものとなっているため、当該装置を使って使用者が指先のスキンケアを効果的に行うことはできない。すなわち、本発明者等は、指先のスキンケア(より詳しくは、「セルフスキンケア」)を効果的に行うことができる美容器具の開発に携わっているが、特許文献1に記載の美容装置では、電極となる嵌着部材は施術者の指の付け根に装着されるものとなっているため、当該特許文献1に記載の美容装置をセルフスキンケア用の美容器具に適用した場合には、指先の肌面に電流を効率的に供給することはできず、当該装置を使って指先のスキンケアを効果的に行うことは不可能である。
本発明の目的は、以上のような従来のスキンケア用器具の抱える問題を解決するためになされたものであり、使用者自身の手で、より効率的且つ確実に使用者の指先に対するスキンケアを行うことができる美容器具(スキンケア用器具)を提供することにある。
本発明に係るスキンケア用器具は、作用電極部2と補助電極部3とを備え、美容用液が塗布された指先に前記作用電極部2が接触された状態で、該作用電極部2と前記補助電極部3により指先の肌面に電流を供給することにより、該指先の肌面のケアを行うように構成されていることを特徴とする。
本発明における「指」とは、手指、或いは足指を意味する。同様に、本発明における「指先」には、手指先のみならず、足指先も含まれる。
本発明における「美容用液」とは化粧水、或いは美容液と称されるものである。すなわち本発明における「美容用液」とは、保湿成分やビタミンC誘導体などの各種美容成分を含み、肌に塗布される導電性の液体を意味する。
また、本発明における「美容用液が塗布された」とは、美容用液が含浸された含液シートを指先に接触させることで、美容用液が指先に塗り付けられる形態のみならず、予め美容用液が塗られた作用電極部2に指先を接触させることで、美容用液が指先に塗り付けられる形態、或いは作用電極部2に美容用液が含浸された含液シートを設け、該含液シートに指先を接触させることで、美容用液が指先に塗り付けられる形態をも意味する。要は、電流供給時に指先の肌面に美容用液が塗り付けられていればよい。
前記作用電極部2は、各指先に装着可能な有底筒状に形成することができる。かかる作用電極部2の素材としては、導電性ゴム、導電性シリコーンゴム、導電性プラスチックなどを挙げることができる。綿、ウールなどの素材に銀などの金属線を縫製したものであってもよい。さらにチタンなどの金属成形品であってもよいが、この場合には、指先との接触部にコットンなどを介在させることが望ましい。
前記補助電極部3を備える本体部4は、前記作用電極部2が接触される指先と同じ側の手足に装着可能に構成することができる。
前記本体部4の裏側面に前記補助電極部3が形成されており、手足に装着した状態で該補助電極部3が肌面に接触するように構成することができる。
前記補助電極部3が前記本体部4に対して弾性的に支持されている形態を採ることができる。
前記本体部4を手足に装着するための装着部12を有し、該装着部12が前記補助電極部3を兼ねている形態を採ることができる。
前記作用電極部2が、各指先に装着可能な有底筒状に形成されており、該作用電極部2と前記本体部4との間に引張り弾性体を設けることができる。
前記作用電極部2と前記本体部4との間に給電リード15が設けられており、前記引張り弾性体が前記給電リード15を兼ねている形態を採ることができる。
前記作用電極部2は、手袋状、或いは靴下状に形成することができる。
前記作用電極部2は、通気性の無い導電性面構成体を素材として構成することができる。
前記作用電極部2は、弾性を有する導電性面構成体を素材として構成することができる。
手袋状の前記作用電極部2が、手の平側をカバーする裏面部23と、手の甲側をカバーする表面部24とを備えており、前記表面部24に、手の甲が露出する切欠部26が形成されている形態を採ることができる。
前記切欠部26に連続して、手指の付け根部分を露出する延出切欠部27を形成することができる。
前記作用電極部2と前記補助電極部3とを有する本体ケース5と、該本体ケース5内に設けられて前記作用電極部2と前記補助電極部3に電流を供給する電流供給部7とを備え、前記本体ケース5の外面に、手指先を挿入するための穴部47が設けられ、該穴部47の内面に前記作用電極部2が設けられている形態を採ることができる。
前記作用電極部2の内部に含液シートMを設けることができる。
前記作用電極部2と前記含液シートMとを分離可能に構成することができる。
前記本体ケース5の上面に、前記補助電極部3を突出状に形成し、前記補助電極部3の周囲に、前記穴部47を形成することができる。
前記補助電極部3は、前記本体ケース5の上面に対して上下動可能に構成することができる。
前記本体ケース5には、前記作用電極部2および補助電極部3への通電状態をオン・オフするスイッチ45が設けられており、前記補助電極部3の上下動により、前記スイッチ45がオン・オフ操作されるように構成することができる。
本発明に係るスキンケア用器具においては、使用者自身が、その指先を作用電極部2に接触させた状態で、該指先の肌面に電流を供給することにより、指先のスキンケアを行うことができるようにした。従って、本発明は、自宅等で使用されるセルフスキンケア用の美容器具、および指先のスキンケアに特化した美容器具として有用である。
加えて、本発明によれば、美容用液が塗布された指先に作用電極部2が接触する状態で、該作用電極部2を介して電流を供給する形態であるから、イオン化された美容用液の肌面へのイオン導入効果が期待できる。すなわち、指先の肌面に美容用液を確実にイオン導入により浸透させて、該美容用液に由来する保湿効果の向上、或いはトリートメント効果の向上が期待できる。またイオン導出効果により指先の肌面の手穴などに入り込んだ汚れの除去効果も期待できる。以上より、指先に対して、確実にイオン導入・導出を行って、セルフスキンケアを実行できる。
作用電極部2が、各指先に装着可能な有底筒状に形成されていると、作用電極部2を指先に装着した状態で、スキンケア用器具を用いたセルフスキンケアを実行できる。特にセルフスキンケア時に手指先が塞がれることが無く、手指先の自由度を確保しながら手指先に対するセルフスキンケアを実行できる。これにて、例えば、読書等をしながらセルフスキンケアを実行することが可能となり、使い勝手に優れたスキンケア用器具を得ることができる。
補助電極部3を備える本体部が、作用電極部2が接触される指先と同じ側の手に装着可能に構成されていると、作用電極部2と本体部4との間隔距離(電流路)を短くして人体の電気抵抗値を小さくすることができるので、より小さな電流で効率的にイオン導入、或いはイオン導出を進めてセルフスキンケアを実行できる。
本体部4の裏側面に補助電極部3が形成されており、手足に装着した状態で該補助電極部3が肌面に接触するように構成されていると、補助電極部3が本体部4と別体に形成されている形態に比べて、スキンケア用器具1の全体構造の簡素化、および全体形状のコンパクト化に貢献できる。
補助電極部3が本体部4に対して弾性的に支持されていると、弾性力により補助電極部3を使用者の手足に押し付けて密着できるので、使用者の手足に対する補助電極部3の導通状態を安定的に確保することができる。また、弾性力により本体部4と使用者の手足との間に空間を確保し、該空間が小さくなることで適度なクッション性を本体部4に付与することができる。以上のような補助電極部3が本体部4に対して弾性的に支持されている形態としては、補助電極部3と本体部4との間に押しばねであるフロートばね19を介在させる形態が考えられる。
本体部4を手足に装着するための装着部12を有し、該装着部12が補助電極部3を兼ねている形態を採ることができる。具体的には、装着部12であるベルトに補助電極部3を設けることが考えられる。これによれば、装着部12と補助電極部3とを別々に設ける形態に比べて、構造の簡素化を図ることができる。また、本体部4の手足に対する装着作業と、補助電極部3を手足に接触させる作業とをワンタッチで行うことができるので、より使い勝手に優れたスキンケア用器具を得ることができる。
作用電極部2が各指先に装着可能な有底筒状に形成されており、該作用電極部2と本体部4との間に引張り弾性体が設けられている形態を採ることができる。これによれば、引張り弾性体の付勢力より、作用電極部2が指先から不用意に抜け外れることを確実に防ぐことができるので、スキンケア用器具1の使い勝手の向上を図ることができる。また、手指先の自由度がより向上するため、読書等をしながらセルフスキンケアを実行することが可能となり、この点でも使い勝手に優れたスキンケア用器具を得ることができる。
引張り弾性体が、作用電極部2と本体部4との間に設けられた給電リード15を兼ねていると、引張り弾性体と給電リード15とを別々に設ける形態に比べて、スキンケア用器具の構造の簡素化を図ることができる。また、専用の給電リードを設けない分だけ、手指先の自由度が向上するため、使い勝手に優れたスキンケア用器具を得ることができる。
作用電極部2が手袋状、或いは靴下状に形成されていると、作用電極部2を手指先、或いは足指先に装着した状態で、セルフスキンケアを実行できる。特に、セルフスキンケア時に手指先が塞がれることが無く、手指先の自由度を確保しながら手指先に対するセルフスキンケアを実行できる。これにて、例えば、読書等をしながらセルフスキンケアを実行することが可能となり、使い勝手に優れたスキンケア用器具を得ることができる。また、手の平や手の甲、又は足裏や足の甲に対して、効果的にスキンケアを実行することが可能となる。
作用電極部2が、通気性の無い導電性面構成体を素材として構成されていると、先のイオン導入効果、イオン導出効果、或いはトリートメント効果に加えて、スキンケア時の手指に対する保湿効果が期待できる。
作用電極部2が、弾性を有する導電性面構成体を素材として構成されていると、手指、或いは足指に対する装着性と密着性に優れたスキンケア用器具を得ることができる。また、作用電極部が手指、或いは足指に密着するため、手指、或いは足指に対する保温効果も期待できる。
手袋状の作用電極部2が、手の平側をカバーする裏面部23と、手の甲側をカバーする表面部24とを備えており、表面部24に手の甲の部分を被覆しない切欠部26が形成されていると、切欠部26を設けた分だけ、手指先の作用電極部2への挿入が容易となるので、作用電極部2に対する手指の着脱性が向上する。また、作用電極部2の全体を反転させることも容易となるため、作用電極部2の清掃処理が容易となる。なお、作用電極部2の全体を反転させれば、裏面部23を手の甲側に位置させることができるので、手の甲側のスキンケアも可能である。
切欠部26に連続して、手指の付け根部分を被覆しない延出切欠部27が形成されていると、手指先の作用電極部2への挿入動作がより簡単となる。また、作用電極部2の全体の反転も容易となるため、作用電極部2の清掃処理等もより容易となる。
作用電極部2と補助電極部3とを有する本体ケース5と、該本体ケース5内に設けられて作用電極部2と補助電極部3に電流を供給する電流供給部7とを備え、本体ケース5の外面に、手指先を挿入するための穴部47が設けられ、該穴部47の内面に作用電極部2が設けられている形態を採ることができる。これによれば、本体ケース5に設けられた穴部47に手指先を挿入するだけで、手指先に作用電極部2を接触させて、手指先に対してスキンケアを行うことができる。
穴部47の内面と作用電極部2との間に、含液シートMが設けられた形態を採ることができる。これによれば、予め含液シートMに美容用液を含浸させておくことで、該美容用液の肌面へのイオン導入効果、美容用液に由来する保湿効果の向上、或いはトリートメント効果の向上が期待できる。従って、手指先に対して、確実にスキンケアを行うことができる。
作用電極部2と含液シートMとが分離可能に構成されていると、穴部47の内面への装着に先立って、含液シートMに美容用液を含浸させることが可能となる。従って、含液シートMへ美容用液を過不足無く、確実に含浸させることができる。また、使用後の含液シートMを取り出して、交換することが容易となり、含液シートMを常に清潔な状態に維持できる。以上より、スキンケア用器具1を衛生的でクリーンな状態に維持することができる。
本体ケース5の上面に、補助電極部3が突出状に形成されており、補助電極部3の周囲に穴部47が形成されている形態を採ることができる。これによれば、手の平を補助電極部3に押し当てながら、穴部47に手指先を入れるだけで、手指先を作用電極部2に接触させて、スキンケアを行うことができる。従って、使い勝手に優れたスキンケア用器具1を得ることができる。また、作用電極部2と補助電極部3との間隔距離(電流路)を短くして人体の電気抵抗値を小さくすることができるので、より小さな電流で効率的にイオン導入、或いはイオン導出を進めてセルフスキンケアを実行できる。
補助電極部3が、本体ケース5の上面に対して上下動可能に構成されていると、補助電極部3に対する手の平の密着性を高めることができる。従って、補助電極部3に対する手の平の導通状態をより確実に確保できる。
本体ケース5には、作用電極部2および補助電極部3への通電状態をオン・オフするスイッチ45が設けられており、補助電極部3の上下動によりスイッチがオン・オフ操作されるように構成することができる。これによれば、手の平で補助電極部3を下方に押し下げ操作するだけで、スイッチ45をオン操作してスキンケアを実行できる。また、手の平を補助電極部3から離すだけで、スイッチ45をオフ操作して、スキンケア動作をストップすることができる。以上より、穴部47に手指先を挿入しながら、補助電極部3に手の平を押し当てる手指のセット操作方向と、スイッチ45のオン操作方向とを一致させることができるので、スイッチ45のオン操作を意識することなく、スキンケア動作を容易かつ迅速に行うことができ、操作性に優れたスキンケア用器具1を得ることができる。
本発明の実施例1に係るスキンケア用器具を示す図であり、当該スキンケア用器具を手に装着した状態を示す平面図である。 スキンケア用器具の斜視図である。 スキンケア用器具を構成する本体部の構成図である。 作用電極部の構造を示す縦断側面図である。 本発明の実施例2に係るスキンケア用器具を示す図であり、当該スキンケア用器具を手指に装着した状態を示す側面図である。 本発明の実施例3に係るスキンケア用器具を示す図であり、当該スキンケア用器具を手に装着した状態を示す平面図である。 本発明の実施例4に係るスキンケア用器具を示す図であり、当該スキンケア用器具を手に装着した状態を示す平面図である。 本発明の実施例5に係るスキンケア用器具を示す図であり、当該スキンケア用器具を手に装着した状態を示す平面図である。 本発明の実施例6に係るスキンケア用器具を示す図であり、当該スキンケア用器具を手に装着した状態を示す平面図である。 本発明の実施例7に係るスキンケア用器具を示す図であり、当該スキンケア用器具を手に装着した状態を示す平面図である。 図10におけるA−A線断面図である。 本発明の実施例8に係るスキンケア用器具を示す図であり、当該スキンケア用器具の作用電極部を示す平面図である。 本発明の実施例9に係るスキンケア用器具を示す図であり、当該スキンケア用器具の作用電極部を示す平面図である。 本発明の実施例10に係るスキンケア用器具を示す平面図である。 本発明の実施例11に係るスキンケア用器具を示す平面図である。 本発明の実施例12に係るスキンケア用器具を示す平面図であり、当該スキンケア用器具に手指を挿入した状態を示している。 実施例12に係るスキンケア用器具の縦断平面図である。 実施例12に係る作用電極部の縦断平面図である。 本発明の実施例13に係るスキンケア用器具を示す図であり、当該スキンケア用器具を足に装着した状態を示す平面図である。 本発明の実施例14に係るスキンケア用器具を示す図であり、当該スキンケア用器具を足に装着した状態を示す平面図である。 実施例14の別実施例を示す図である。 実施例14の別実施例を示す図である。
(実施例1)
図1ないし図4は本発明の実施例1に係るスキンケア用器具を示す。本発明における前後、左右、上下とは、図1、図3、図16および図17の交差矢印と、交差矢印の近傍に表記した前後、左右、上下の表示に従う。図1乃至図3においてスキンケア用器具1は、人体の各手指先に装着される計5個の作用電極部2と、人体手首に接触する補助電極部3と、これら作用電極部2と補助電極部3に電流を供給する本体部4とで構成される。本体部4は、四角箱状の本体ケース5内に電源である2次電池6・6と、イオン導入・導出用のパルス電流を生成し、その電位を制御する電流調整回路7(図3参照)などが収容される。本体ケース5の上面には、電源ボタン8と、イオン導入モードとイオン導出モードとの間でモードを切り替えるためのモード切替ボタン9と、イオン導入・導出時の電位を段階的に切り替えるための強弱ボタン10とが設けられている。符号11・11は、電源のオン・オフ状態、或いは電位状態などを表示するための表示ランプを示す。
本体部4の左右の側面には、該本体部4を手首に巻き付け、固定するためのベルト(装着部)12・12が設けられている。一方のベルト12の表面と、他方のベルト12の裏面のそれぞれには、手首に対して本体部4を着脱自在に装着するための面ファスナー13・13が設けられている。以上より、手首のまわりにベルト12・12を巻き付けてから、ベルト12・12の重なる部分の面ファスナー13・13を係合させることにより、本体部4を手首のまわりに装着固定することができる。また、逆の手順で面ファスナー13・13の係合を解除することにより、本体部4を手首から取り外すことができる。
図4に示すように、手指先に装着される作用電極部2は、有底筒状(指サック状)に形成されており、開口端から使用者の手指先を挿入するだけで、簡単に手指先に作用電極部2を装着することができる。作用電極部2は、導電性シリコーンゴム、導電性ゴムなどの弾性および導電性を有する素材で構成される。作用電極部2は、弾性のある絶縁材料に、金属粒子などの導電材料を添加してなるものであってもよい。
図1および図2に示すように、各作用電極部2と本体部4との間には、電流調整回路7から送出されたパルス電流を、作用電極部2に伝えるための給電リード15が設けられている。各給電リード15は、作用電極部2に対して本体部4に近付く方向(後方向)の付勢力を発揮する捩じりコイル状のばね16と、ばね16の両端から延びる前後一対の直線状のワイヤー17a・17bとを一体に備える金属線状体であり、上述の電流の給電機能に加えて、作用電極部2の手指からの不用意な脱落を防ぐための引張り弾性体として機能する。なお、各給電リード15は、図外の樹脂製の絶縁材で皮膜されている。前側のワイヤー17aは、作用電極部2の開口端の上面側に揺動可能な状態で支持されており、後側のワイヤー17bは、本体部4の前面側に揺動可能な状態で支持されている。より詳しくは、ワイヤー17aの前端は、作用電極部2の開口端に後方に向かって突出形成された円柱状の連結片18aに支持されている(図4参照)。同様に、ワイヤー17bの後端は、本体部4の前側面に前方に向かって突出形成された円柱状の連結片18bに支持されている。なお、本実施例1においては、5本の給電リード15の長さ寸法は、同寸法に設定されている。
以上のような構成からなる給電リード15によれば、ばね16の付勢力により前側のワイヤー17aを本体部4に近付く方向(後方向)に変位移行させることができるので、常に作用電極部2の開口端を後方向に引っ張って、手指先の外表面上に作用電極部2の内面が密着された状態を維持できる。つまり、手指先の動きに応じてばね16が伸縮しながら、常に作用電極部2に後方向の付勢力を付与することができるので、不用意に作用電極部2が前方に移動して、手指先から作用電極部2が抜け外れることを防ぐことができる。また、作用電極部2を介した手指の動きに従動して、ばね16が伸縮変形し、或いはワイヤー17a・17bが揺動するため、作用電極部2の装着時において手指の自由度が大きく損なわれることは無い。
図3に示すように、本体部4の下方には補助電極部3が設けられている。この補助電極部3は金属等の導電材料を素材とするプレート体であり、作用電極部2と協同してイオン導入・導出用の微弱なパルス電流を人体に供給する。本体部4と補助電極部3との間には、一対のフロートばね19が介されており、これらフロートばね19で補助電極部3を支持することにより、補助電極部3は本体部4に対して弾性的に支持されている。つまり、補助電極部3は、本体部4に対して上下方向に昇降可能に浮動支持されている。また、これらフロートばね19の付勢力を受けて、補助電極部3が下向きに移動付勢されるため、ベルト12を使った本体部4の手首への装着時において、補助電極部3を手首に密着させることができる。従って、手首との間で良好な導通状態を確保することができる。
以上のように構成したスキンケア用器具1は、以下に説明する要領で、手指先の肌面の手入れ(スキンケア)に使用に供される。まず、ベルト12を使って手首に本体部4を固定する。このとき、フロートばね19の付勢力に抗しながら補助電極部3を手首に押し付けることにより、補助電極部3を手首に密着させて、該手首との間で電気的に導通した状態を確立することができる。次に、例えば綿マットを使ってスキンケアの対象となる各手指先に化粧水、美容液などの美容用液を塗布したのち、作用電極部2の開口端から、美容用液が塗布された各手指先を挿入させて、各手指先に作用電極部2を被せ付けて装着する。尤も、予め美容用液が内部に塗布された作用電極部2に対して各手指先を挿入させて、各手指先を被せ付けて装着することで、各手指先の肌面に美容用液を塗布するようにしてもよい。かかる装着作業において、使用者は給電リード15のばね16の付勢力に抗しながら、手指先に作用電極部2を被せ付ける。このとき給電リード15を構成するばね16が、自然長となる待機姿勢(図2参照)から、伸張姿勢(図1参照)となり、作用電極部2に対して後方向への付勢力を与えることができるので、作用電極部2が前方に移動することを抑えて、不用意に手指先から作用電極部2が抜け外れることを防ぐことができる。
上記のように、手指先に作用電極部2を被せ付けた状態では、給電リード15を構成するばね16が伸張姿勢となるため、該ばね16の付勢力により作用電極部2の内面を手指先の外面(肌面)に密着させることができる(図4参照)。つまり、作用電極部2の内面を、スキンケア対象となる手指先の肌面に密着させることができる。この状態で、電源ボタン8をオン操作して、電流調整回路7を起動し、さらに強弱ボタン10を調整して、作用電極部2および補助電極部3に印加される電圧を調整する。このとき、手指先の肌面は、作用電極部2に対して美容用液を介して電気的に導通しており、さらに手首が補助電極部3と導通しているため、手指先の肌面には微弱なパルス電流が供給される。なお、イオン導出用のパルス電流を供給して手指先の肌面の微細な汚れを落とす場合と、イオン導入用のパルス電流を供給して保湿成分を肌面に浸透させる場合とでは、作用電極部2と補助電極部3とに供給される電流の極性は逆となり、この極性の変更は、モード切替ボタン9の操作により変更できる。これにて、手指先の肌面に対してイオン導出、或いはイオン導入を行うことができるので、使用者は手指先に対してスキンケアを行うことができる。
上記のように、手指先に作用電極部2を装着した状態では、給電リード15を構成するばね16による付勢力が作用電極部2に働くため、不用意に作用電極部2が手指先から抜け外れることを防ぐことができる。また、作用電極部2を介した手指の動きに従動して、ばね16が伸縮変形し、或いはワイヤー17a・17bが揺動するため、作用電極部2の装着時においても手指の自由度が大きく損なわれることは無い。従って、本実施例に係るスキンケア用器具によれば、スキンケア時に手指先の自由度が損なわれることがなく、例えば読書等をしながらスキンケアを実行することができる。
所定の使用時間が経過して、手指先のスキンケアが終了すると、電源ボタン8をオフ操作したのち、各手指先を作用電極部2から引き抜く。これにて、給電リード15を構成するばね16は自由長となり、待機姿勢(図2参照)に復帰する。なお、以上のような、手指先に対するスキンケアは、一つのスキンケア用器具1を用いて片手ずつ行ってもよいし、二つのスキンケア用器具1を用いて両手に対して同時に行ってもよい。また、オートオフ機能を備え、所定時間が過ぎると自動的に電源がオフとなるようにしてもよい。
以上のように、このスキンケア用器具1を用いれば、使用者自身が、その手指先を作用電極部2に接触させた状態で、手指先の肌面に電流を供給することで、手指先のスキンケアを簡単且つ確実に行うことができる。従って、当該スキンケア用器具1は、自宅等で使用されるセルフスキンケア用の美容器具として有用である。
(実施例2)
図5に、本発明の実施例2に係るスキンケア用器具を示す。この実施例2に係るスキンケア用器具1は、一本の手指に対してスキンケアを行うものとした。詳しくは、有底筒状(指サック状)に形成された一つの作用電極部2と、一つの本体部4と、一つの補助電極部3とでスキンケア用器具を構成した。また、本体部4は手首ではなく、手指に装着されるようにした。さらに作用電極部2と本体部4とが、給電リード15ではなく、スナップボタン形の電極21を介して着脱自在に構成されるようにした。
より詳しくは、実施例2に係るスキンケア用器具1の本体部4は、ベルト12により各手指に装着可能に構成されている。このベルト12は、導電性を有する素材で構成されており、補助電極部3を兼ねている。すなわち、ベルト12を使って手指に本体部4を固定するだけで、手指との間で電気的な導電状態を確保することができるようになっている。
本体部4と作用電極部2とは、スナップボタン形の電極21を介して着脱自在に連結されている。具体的には、本体部4の前方下面には、スナップボタンの凹型電極21aが設けられ、作用電極部2の上面には、該凹型電極21aに係合する凸型電極21bが設けられている。以上より、作用電極部2の凸型電極21bを、本体部4の凹型電極21aに圧入して係合することにより、作用電極部2を本体部4に電気的に接続することができる。それ以外の点は、先の実施例1と同様であるので、同一の部材には同様の符号を付して、その説明を省略する。
(実施例3)
図6に本発明の実施例3に係るスキンケア用器具を示す。この実施例3に係るスキンケア用器具1では、作用電極部2を手袋状に形成した点が先の第1実施例と大きく相違する。詳しくは、作用電極部2は、手の平側をカバーする裏面部23と、手の甲側をカバーする表面部24と、手指先を挿入するための指部25とを備える手袋状に形成されている。
手指先の指部25への挿入を容易にするため、或いは作用電極部2を左右兼用とするために、表面部24には手の甲が露出する切欠部26が形成されている。このように表面部24に切欠部26が形成されていると、切欠部26を設けた分だけ指部25へのアクセス距離を短くすることができるので、手指を指部25に容易に挿入することができる。従って、手指先の指部25への挿入性、或いは人体手に対する作用電極部2の着脱性の向上を図ることができる。また、このように表面部24に切欠部26が形成されていると、作用電極部2の表裏面の反転が容易となるため、該作用電極部2を左右兼用とすることができる。すなわち、図6には作用電極部2を右手に装着した状態を示しているが、該作用電極部2の表裏面を反転させることで、これを左手に装着することも可能となる。従って、右手、左手のいずれの手にも作用電極部2を装着することが可能となる。また、作用電極部2の表裏面を簡単に反転させることができると、該作用電極部2の清掃が容易になるという利点もある。さらに、切欠部26を有する表面部24により手の平側を覆い、裏面部23で手の甲側を覆うように手袋状の作用電極部2を手に装着した場合には、手の甲に対するスキンケアを行うことができる。すなわち、乾燥等により荒れやすい手の甲に対しても効果的にスキンケアを行うことが可能となる。
さらに、作用電極部2には、切欠部26に連続して、手指の付け根部分を露出する延出切欠部27が形成されている。このように延出切欠部27が設けられていると、該延出切欠部27の分だけ、手指先の指部25に対する挿入距離を短くすることができるので、指部25に対する手指先の挿入性、或いは、人体手に対する作用電極部2の着脱性のさらなる向上を図ることができる。また、作用電極部2の表裏面の反転作業がより容易になるという利点もある。
本体部4から延びる給電リード15は、樹脂皮膜付きの電線29と、電線29の遊端部に設けられたスナップボタンの凹型電極21aとを含む。手袋型の作用電極部2の表面部24には、凹型電極21aと係合するスナップボタンの凸型電極21bが設けられている。以上より、給電リード15側の凹型電極21aを、作用電極部2の凸型電極21bと係合させることにより、作用電極部2を本体部4に電気的に接続することができる。それ以外の点は、先の実施例1と同様であるので、同一の部材には同様の符号を付して、その説明を省略する。
(実施例4)
図7に本発明の実施例4に係るスキンケア用器具を示す。この実施例4では、スキンケア用器具を右手用器具1と左手用器具1とで構成した点が、先の実施例3と異なる。このように、スキンケア用器具を右手用器具1と左手用器具1とで構成していると、表裏面を裏返すことなく、両手に対してスキンケアを実行できる。また、切欠部26を有する表面部24により手の平側を覆い、裏面部23で手の甲側を覆うように手袋状の作用電極部2を手に装着した場合には、手の甲に対するスキンケアも簡単に行うことができる。それ以外の点は、先の実施例3と同様であるので、同一の部材には同様の符号を付して、その説明を省略する。
(実施例5)
図8に本発明の実施例5に係るスキンケア用器具を示す。この実施例5では、一つの本体部4から左手用と右手用の両作用電極部2・2に対して電流を供給するようにした点が、先の実施例4と相違する。なお、図8では、右手に装着された本体部4から給電リード15を介して、左右の両電極部2・2に対して電流が供給されるようにしている。それ以外の点は、先の実施例4と同様であるので、同一の部材には同様の符号を付して、その説明を省略する。
(実施例6)
図9に本発明の実施例6に係るスキンケア用器具を示す。この実施例6では、表面部24に設けられていた切欠部26を廃した点が、先の実施例3と相違する。このスキンケア用器具1を用いれば、手指先、および手の甲を作用電極部2に接触させた状態で、手指先、および手の甲の肌面のスキンケアを簡単且つ確実に行うことができる。
(実施例7)
図10および図11に本発明の実施例7に係るスキンケア用器具を示す。この実施例7に係るスキンケア用器具1では、表面部24の手首側の近傍に、左右一対のバンド30・31が設けられており、これらバンド30・31の間に本体部4が設けられている。詳しくは、一方のバンド30に本体部4が固定されており、他方のバンド31に本体部4がスナップボタン形の電極21を介して着脱自在とされている。
スナップボタン形の電極21は、先の図6に示したものと同様であり、本体部4の下面に設けられた凹型電極21aと、バンド31の上面に設けられた凸型電極21bとで構成される。そして、本体部4側の凹型電極21aを、作用電極部2側(バンド31側)の凸型電極21bと係合させることにより、作用電極部2を本体部4に電気的に接続することができる。
本実施例に係るスキンケア用器具は、作用電極部2を上下反転させることで、左右兼用とすることができる。すなわち、図10には、作用電極部2を右手に装着した状態を示しているが、該作用電極部2の上下を反転させることで、これを左手に装着することも可能となる。従って、右手、左手のいずれの手にも作用電極部2を装着することが可能となる。尤も、作用電極部2の上下を反転させて、これを左手に装着した場合には、裏面部23が手の甲を覆い、表面部24が手の平を覆うことになる。従って、手の甲に対するスキンケアも実行できる。
それ以外の点は、先の実施例1と同様であるので、同一の部材には同様の符号を付して、その説明を省略する。
(実施例8)
図12に本発明の実施例8に係るスキンケア用器具を示す。このスキンケア用器具1では、作用電極部2の裏面部23(手の平側をカバーする裏面部23)、および指部25に、加熱用のヒーター32が設けられている点が、先の実施例7と相違する。このようにヒーター32が設けられていると、スキンケア時に手の平、および手指先を温めることによる血行促進、或いは温熱刺激などの保温ケア効果が期待できる。加えて、手指先、或いは手の平を温めるともに、美容用液を温めて、該美容用液の浸透性を高めることができるので、より効果的にスキンケアを行うことができる点でも優れている。本実施例に係るスキンケア用器具の電源としては、電池6に換えて商用電源を使用している。それ以外の点は、先の実施例7と同様であるので、同様の部材には同一の符号を付して、その説明を省略する。
(実施例9)
図13に本発明の実施例9に係るスキンケア用器具を示す。このスキンケア用器具1では、作用電極部2の裏面部23のヒーター32を廃して、カイロ33挿入用のポケット34を設けた点が、先の実施例8と相違する。それ以外の点は、先の実施例8と同様であるので、同様の部材には同一の符号を付して、その説明を省略する。
(実施例10)
図14に本発明の実施例10に係るスキンケア用器具を示す。このスキンケア用器具1では、作用電極部2に6本の指部25を設けた点が先の実施例3と相違する。それ以外の点は、先の実施例3と同様であるので、同様の部材には同一の符号を付して、その説明を省略する。このように、作用電極部2に6本の指部25が設けられていると、該作用電極部を左右兼用(左手・右手兼用)とすることができる。すなわち、表裏面を反転させることなく、該作用電極部2を右手、左手の両方の手に装着することが可能となる。反転させることなく手の甲に対するスキンケアも実行できる。
(実施例11)
図15に本発明の実施例11に係るスキンケア用器具を示す。このスキンケア用器具1では、作用電極部2を5本の手指が同時に入る袋状とした点が、先の実施例3と大きく相違する。作用電極部2の表面部24(手の甲側をカバーする表面部24)には、その後方開口縁から前方に向かって半円状の切欠き36が凹み形成されており、該切欠き36の前方縁と本体部4との間には、作用電極部2の手指からの不用意な脱落を防ぐためのバンド37が設けられている。バンド37は、伸縮性のある素材で形成されている。符号38は、バンド37の前端に設けられて、作用電極部2の表面部24に係合する面ファスナーを示す。以上のような構成からなるスキンケア用器具1によれば、作用電極部2を一つの袋状としたので、作用電極部2に対する手指の挿入が容易となり、より簡単にセルフスキンケアを実行することが可能となる。なお、作用電極部2の形状としては、親指の入る部分と、残りの4本の指が入る袋部分とを一体に備えるミトン状としてもよい。
(実施例12)
図16乃至図18に本発明の実施例12に係るスキンケア用器具を示す。本実施例では、卓上型のスキンケア用器具1とした点が、先の実施例1〜11と大きく異なる。具体的にはこのスキンケア用器具1は、机上40に載置されるブロック状の本体ケース5と、該本体ケース5の上面に突出状に設けられて手の平が載せられる補助電極部3と、補助電極部3を囲むように配された作用電極部2と、電源である2次電池6・6と、イオン導入・導出用のパルス電流を生成し、その電位を制御する電流調整回路(電流供給部)7などで構成される。2次電池6・6、および電流調整回路7などは、本体ケース5内に内蔵されている。本体ケース5の側面には、電源ボタン8、モード切替ボタン9、強弱ボタン10などが設けられている。本体ケース5の上面には表示ランプ11が設けられている。
本体ケース5は、2次電池6・6、および電流調整回路7などが内蔵される中空のハウジング41と、ハウジング41の上方後端部に設けられたヒンジ42を中心に揺動自在に構成されたシートホルダー43とで構成される。これらハウジング41とシートホルダー43は、プラスチックを素材として形成される。シートホルダー43は、ハウジング41の上面形状と略同形状に形成されており、ハウジング41の上面に沿って、該ハウジング41と協同して含液シートMを挟持する使用姿勢と、ヒンジ42を中心に上方に揺動されて、ハウジング41と分離する開放姿勢との間で変位可能に構成されている。
ハウジング41の上面の中央部に設けられた補助電極部3は、金属、或いは導電性ゴムなどの導電性材料を素材として形成された円形ドーム状の成形品であり、その上端部には緩やかな突弧面が形成されている。補助電極部3とハウジング41との間には、フロートばね19が介在されており、該フロートばね19により補助電極部3はハウジング41に対して上下方向に昇降可能に浮動支持されている。補助電極部3に対応してシートホルダー43の中央部には、該補助電極部3の上端部を露出させるための円形の開口44が設けられている。
補助電極部3の下方には、作用電極部2および補助電極部3への通電状態をオン・オフするフロートスイッチ(スイッチ)45が設けられており、補助電極部3の上下動により、フロートスイッチ45がオン・オフ操作されるように構成されている。より具体的には、補助電極部3の上端に置かれた手の平によって、フロートばね19の付勢力に抗して補助電極部3が押し下げ操作されるとフロートスイッチ45がオンとなり、作用電極部2および補助電極部3に対する通電が行われる。また、押し下げ操作が解除されて、フロートばね19の付勢力により補助電極部3が押し上げられると、スイッチ45がオフとなる。符号46は、補助電極部3の下端に設けられてスイッチ45をオン・オフ操作するための操作片を示す。
図16および図18に示すように、補助電極部3を囲むように、ハウジング41の上面には計6つの穴部47が陥没形成されており、各穴部47の内部に作用電極部2が固定されている。なお、このように計6個の作用電極部2を設けたのは、このスキンケア用器具1を左右兼用とするためである。
各作用電極部2は、導電性シリコーンゴム等の導電性材料を素材として有底筒状(指サック状)に形成されており、その上部に手指先の挿入始端となる上端開口を備える。作用電極部2の内部には、含液シートMが装着される。各穴部47に対応して、シートホルダー43には、含液シートMを押え保持する円形状の押え窓48が開口されている。
手指先のスキンケアを行う場合には、シートホルダー43を開放姿勢としたうえで、美容用液が含浸された含液シートMを、作用電極部2の内部に手指先などで押し込む。次にシートホルダー43を使用姿勢にしてハウジング41の上面に被せ付ける。これにより、含液シートMの周縁部分が、シートホルダー43の押え窓48、および穴部47の開口周縁に挟持されて遊動不能に固定される。次に、手の平を補助電極部3に押し当てて、各穴部47の作用電極部2の内部に手指先を挿入する。この状態で、補助電極部3を手の平で押し下げて、フロートスイッチ45をオン操作することにより、作用電極部2および補助電極部3を介して、作用電極部2内に挿入された手指先の肌面に微弱なパルス電流を供給して、当該肌面に対するスキンケアを実行できる。
スキンケアの終了後は、手の平による補助電極部3に対する押し下げ操作を解除して、フロートスイッチ45をオフとすることで、手指先に対するパルス電流の供給を停止することができる。また、シートホルダー43を開放姿勢とすることで、該シートホルダー43の押え窓と48と穴部47の開口周縁による含液シートMに対する挟持状態を解除することができるので、含液シートMを作用電極部2から取り外すことができる。
(実施例13)
図19に本発明の実施例13に係るスキンケア用器具を示す。このスキンケア用器具1は、作用電極部2を手指先に換えて足指先に装着するようにして、足用のスキンケア用器具1とした点が、先の実施例1と相違する。それ以外の点は、先の実施例1と同様であるので、同様の部材には同一の符号を付して、その説明を省略する。これによれば、美容用液が塗布された足指先に作用電極部2を被せ付けたうえで、該足指先に電流を流すことで、足指先の肌面に対してイオン導出、或いはイオン導入を行って、足指先に対するスキンケアを行うことができる。
(実施例14)
図20に本発明の実施例14に係るスキンケア用器具を示す。このスキンケア用器具1は、作用電極部2を手袋状に換えて靴下状として、足用のスキンケア用器具1とした点が、先の実施例3と相違する。本実施例における作用電極部2は、各足指用の計5個の指部25を有する五本指靴下状に形成されている。それ以外の点は、先の実施例3と同様であるので、同様の部材には同一の符号を付して、その説明を省略する。これによれば、美容用液が塗布された足指先に作用電極部2を被せ付けたうえで、該足指先に電流を流すことで、足指先の肌面に対してイオン導出、或いはイオン導入を行って、足指先に対するスキンケアを行うことができる。また、足指先だけでなく、足の裏や足の甲に対してもスキンケアを行うことができる。
なお、当該作用電極部2は、図21に示すように、親指用の指部25とそれ以外の足指用の指部25の計2個の指部25を有するものであってもよい。図22に示すように、作用電極部2は、各足指用の指部25を備えないものであってもよい。
上記の実施例1〜11、および実施例14には、美容用液を手指先、或いは足指先に塗り付けることで、該美容用液を手指先等に塗布する形態、或いは美容用液が塗り付けられた作用電極部2に手指先等を挿入することで、美容用液が手指先等に塗布される形態について示したが、本発明はこれに限られず、作用電極部2の内部に美容用液が含浸された含液シートを配置し、作用電極部2の内部に手指先等を挿入することで、含液シートに含浸された美容用液が手指先等に塗布されるものであってもよい。このように、作用電極部2の内部に含液シートを配置すると、より確実に手指先等に美容用液を塗布することができるので、より効果的に手指先等に対するスキンケアを実行することができる。また、より多量の美容用液を含液シートに含ませることができるので、多量の美容用液を手指先等に塗布することに由来するスキンケア効果の向上も期待できる。また、作用電極部2が弾性を有する素材で構成されている場合には、該作用電極部2の内部に配された含液シートを手指先等に確実に密着させることができる。従って、作用電極部2と手指先等との間の導電状態を確実に確保することができる。さらに、作用電極部2が剛性を有する素材(弾性に乏しい素材)で構成されている場合であっても、該作用電極部2の内部に配された含液シートを、手指先等に密着させることができるので、作用電極部2と手指先等との間の導電状態を確実に確保できる利点もある。
上記実施例では、スキンケア用器具は、イオン導出機能とイオン導入機能の両機能を備えるものについて説明したが、イオン導入機能だけ、或いはイオン導出機能だけを備える、単機能の使用であってもよく、この場合には、モード切替ボタン9は不要となる。
1 スキンケア用器具
2 作用電極部
3 補助電極部
4 本体部
5 本体ケース
12 装着部(ベルト)
15 給電リード
16 ばね
23 裏面部
24 表面部
26 切欠部
27 延出切欠部
45 スイッチ(フロートスイッチ)
M 含液シート

Claims (19)

  1. 作用電極部(2)と補助電極部(3)とを備え、
    美容用液が塗布された指先に前記作用電極部(2)が接触された状態で、該作用電極部(2)と前記補助電極部(3)により指先の肌面に電流を供給することにより、該指先の肌面のケアを行うように構成されていることを特徴とするスキンケア用器具。
  2. 前記作用電極部(2)が、各指先に装着可能な有底筒状に形成されている、請求項1記載のスキンケア用器具。
  3. 前記補助電極部(3)を備える本体部(4)が、前記作用電極部(2)が接触される指先と同じ側の手足に装着可能に構成されている、請求項1又は2記載のスキンケア用器具。
  4. 前記本体部(4)の裏側面に前記補助電極部(3)が形成されており、手足に装着した状態で該補助電極部(3)が肌面に接触するように構成されている、請求項3記載のスキンケア用器具。
  5. 前記補助電極部(3)が前記本体部(4)に対して弾性的に支持されている、請求項4記載のスキンケア用器具。
  6. 前記本体部(4)を手足に装着するための装着部(12)を有し、該装着部(12)が前記補助電極部(3)を兼ねている、請求項3記載のスキンケア用器具。
  7. 前記作用電極部(2)が、各指先に装着可能な有底筒状に形成されており、該作用電極部(2)と前記本体部(4)との間に引張り弾性体が設けられている、請求項3記載のスキンケア用器具。
  8. 前記作用電極部(2)と前記本体部(4)との間に給電リード(15)が設けられており、
    前記引張り弾性体が前記給電リード(15)を兼ねている、請求項7記載のスキンケア用器具。
  9. 前記作用電極部(2)が、手袋状、或いは靴下状に形成されている、請求項1記載のスキンケア用器具。
  10. 前記作用電極部(2)が、通気性の無い導電性面構成体を素材として構成されている、請求項2乃至9のいずれかに記載のスキンケア用器具。
  11. 前記作用電極部(2)が、弾性を有する導電性面構成体を素材として構成されている、請求項9又は10記載のスキンケア用器具。
  12. 手袋状の前記作用電極部(2)が、手の平側をカバーする裏面部(23)と、手の甲側をカバーする表面部(24)とを備えており、
    前記表面部(24)に、手の甲が露出する切欠部(26)が形成されている、請求項9記載のスキンケア用器具。
  13. 前記切欠部(26)に連続して、手指の付け根部分を露出する延出切欠部(27)が形成されている、請求項12記載のスキンケア用器具。
  14. 前記作用電極部(2)と前記補助電極部(3)とを有する本体ケース(5)と、該本体ケース(5)内に設けられて前記作用電極部(2)と前記補助電極部(3)に電流を供給する電流供給部(7)とを備え、
    前記本体ケース(5)の外面に、手指先を挿入するための穴部(47)が設けられ、該穴部(47)の内面に前記作用電極部(2)が設けられている、請求項1記載のスキンケア用器具。
  15. 前記作用電極部(2)の内部に含液シート(M)が設けられている、請求項1乃至14のいずれかに記載のスキンケア用器具。
  16. 前記作用電極部(2)と前記含液シート(M)とが分離可能に構成されている、請求項15記載のスキンケア用器具。
  17. 前記本体ケース(5)の上面に、前記補助電極部(3)が突出状に形成されており、
    前記補助電極部(3)の周囲に、前記穴部(47)が形成されている、請求項14乃至16のいずれかに記載のスキンケア用器具。
  18. 前記補助電極部(3)が、前記本体ケース(5)の上面に対して上下動可能に構成されている、請求項17記載のスキンケア用器具。
  19. 前記本体ケース(5)には、前記作用電極部(2)および補助電極部(3)への通電状態をオン・オフするスイッチ(45)が設けられており、
    前記補助電極部(3)の上下動により、前記スイッチ(45)がオン・オフ操作されるように構成されている、請求項18記載のスキンケア用器具。
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