JP2016001931A - インバータ制御装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】圧縮機モータの出力トルクが負となる回生モードを設けることで出力トルクの変動範囲を拡大し、モータ発熱効果を最大限高めて圧縮機内部の冷媒温度や潤滑油温度を迅速に上昇させる。
【解決手段】圧縮機モータの出力トルクが所要のトルクとなるようにモータの電流値を制御するインバータ制御装置は、除霜運転モード時に、出力トルクがゼロを含む正となる力行モードと、出力トルクが負となる回生モードを周期的に切り替えるものである。
【選択図】図2

Description

本発明は、空気調和機等に用いられる圧縮機のモータを任意の回転数で駆動するインバータ制御装置に関するものである。
従来、圧縮機の潤滑油を加熱するための専用の熱源部材を別途設置することなく、熱源部材の取り付け工数を省くと共に、コストの低減を図ることができる圧縮機モータの制御装置として、圧縮機モータの出力トルクが所要のトルクになるように、圧縮機モータを駆動する電流値を制御するトルク制御手段と、圧縮機モータの電流位相を最高効率となる最適ポイントからずらす位相ずらし手段を備え、除霜時に位相ずらし手段を動作させつつ、トルク制御手段を動作させて、モータを駆動するものがある(例えば特許文献1を参照)。
特許文献1に開示された技術によれば、除霜時にモータを駆動する電流の位相を最適ポイントからずらす運転をしつつトルク制御を行うため、モータに過多な電流を負荷してモータの発熱量を増加させ、圧縮機内部の冷媒温度や潤滑油温度を迅速に上昇させることができる。
特開2012−251713号公報
しかしながら、前記従来の構成の制御装置では、トルク制御におけるモータ出力トルクの負荷変動はゼロ以上しか考慮されておらず、最大限のモータ発熱効果が得られていないという課題を有していた。
本発明は、前記従来の課題を解決するもので、モータ出力トルクが負となる回生モードを設けることでモータ出力トルクの変動範囲を拡大し、モータ発熱効果を最大限高めて圧縮機内部の冷媒温度や潤滑油温度を迅速に上昇させることができるインバータ制御装置を提供することを目的とする。
前記従来の課題を解決するために、本発明のインバータ制御装置は、冷媒を圧縮する圧縮機と、圧縮機を駆動するモータと、直流電力を交流電力に変換し、モータへ電力を供給するインバータと、モータを駆動する電流値を検出する電流検出手段を含み、モータの出力トルクが所要のトルクとなるようにモータを駆動する電流値を制御するインバータ制御装置において、除霜運転モード時に、モータの出力トルクがゼロを含む正の力行モードと、出力トルクが負となる回生モードを周期的に切り替えるものである。
これによって、圧縮機モータの出力トルクが負となる回生モードを設けることで出力トルクの変動範囲を拡大し、モータに過多な電流を負荷してモータの発熱量を増加させ、圧縮機内部の冷媒温度や潤滑油温度を迅速に上昇させることができる。特に空気調和機等の除霜時において、冷媒温度を上昇させることで除霜時間を短縮することができ、迅速に暖房運転に切り替えることができる。
本発明のインバータ制御装置は、モータ出力トルクが負となる回生モードを設けることでモータ出力トルクの変動範囲を拡大し、モータ発熱効果を最大限高めて圧縮機内部の冷媒温度や潤滑油温度を迅速に上昇させることができる。
本発明のインバータ制御装置を用いた冷凍サイクル装置の構成図 本発明のインバータ制御装置のシステム構成図 本発明の実施の形態1におけるインバータ制御装置における電流指令生成部の構成図 本発明の実施の形態2におけるインバータ制御装置における電流指令生成部の構成図 本発明の実施の形態3におけるインバータ制御装置における電流指令生成部の構成図 電流位相に対するモータトルク特性図 本発明のインバータ制御装置の第1の動作特性図 本発明のインバータ制御装置の第2の動作特性図 本発明のインバータ制御装置の第3の動作特性図 本発明のインバータ制御装置の第4の動作特性図 本発明のインバータ制御装置における力行回生切替手段の動作説明図
第1の発明は、冷媒を圧縮する圧縮機と、圧縮機を駆動するモータと、直流電力を交流電力に変換し、モータへ電力を供給するインバータと、モータを駆動する電流値を検出する電流検出手段を含み、モータの出力トルクが所要のトルクとなるようにモータを駆動する電流値を制御するインバータ制御装置において、除霜運転モード時に、モータの出力トルクがゼロを含む正となる力行モードと、出力トルクが負となる回生モードを周期的に切り替えるものであり、圧縮機モータの出力トルクが負となる回生モードを設けることで出力トルクの変動範囲を拡大し、モータに過多な電流を負荷してモータの発熱量を増加させ、圧縮機内部の冷媒温度や潤滑油温度を迅速に上昇させることができる。特に空気調和機等の除霜時において、冷媒温度を上昇させることで除霜時間を短縮することができ、迅速に暖房運転に切り替えることができる。
第2の発明は、特に第1の発明のインバータ制御装置において、モータの電流位相を調整する電流位相調整手段をさらに備え、除霜運転モード時に、電流位相調整手段は、力行モード時はモータの電流位相を出力トルクが最大となる位相から出力トルクが正の範囲内で進み方向に位相を調整し、回生モード時はモータの電流位相を出力トルクが最小となる位相に調整するものであり、力行モード時には圧縮機モータの電流位相を最適ポイントからずらす運転をしつつ、回生モード時には最大限の負トルクを発生させることで、モータ発熱効果を最大限高めて圧縮機内部の冷媒温度や潤滑油温度を一層迅速に上昇させることができる。
第3の発明は、特に第1または第2の発明のインバータ制御装置において、所定時間における力行モード時の出力トルクの累積値に対する回生モード時の出力トルクの累積値の比率の絶対値が3分の1以下となるように回生モードを設けるものであり、回生モードによる過度な負トルクを抑制することで圧縮機モータの駆動を維持することができる。
以下、本発明の実施の形態について、図面を参照しながら説明する。なお、この実施の形態によって本発明が限定されるものではない。
(実施の形態1)
本発明のインバータ制御装置の冷凍サイクル装置の適用例として、一般家庭で使用されている空気調和機で説明を行う。図1は本発明のインバータ制御装置を備えた冷凍サイクル装置(空気調和機)の構成図である。
冷凍サイクル装置は、冷媒を圧縮する圧縮機31、冷房暖房運転時の冷媒回路を切り替える四方弁32、冷房時には凝縮器となり暖房時には蒸発器となる冷媒と外気の熱を交換する室外熱交換器33、室外熱交換器33内を流れる冷媒と外気の熱交換を促進する室外ファン37、冷媒を減圧する絞り装置34、冷媒と室内空気の熱を交換し冷房時には蒸発器となり暖房時には凝縮器となる室内熱交換器35、室内熱交換器35内を流れる冷媒と室内空気の熱交換を促進する室内ファン38、圧縮機31の吸い込み側に設けられたアキュムレータ36を備えている。
室内機41は、室内熱交換器35、室内ファン38を備えている。室外機42は、圧縮機31、四方弁32、室外熱交換器33、絞り装置34、アキュムレータ36、室外ファン37を備えている。室内機41と室外機42は、液側接続管43とガス側接続管44で接続されている。
圧縮機31の内部には、圧縮機モータ5が設けられており、冷媒を圧縮する圧縮機構(図示せず)を回転駆動する。また、圧縮機モータ5は、後述するインバータ制御手段6に電気的に接続されている。
室外機42は、四方弁32、絞り装置34、室外ファン37等を制御する制御装置(図示せず)を備えている。なお、後述するインバータ制御手段6は、制御装置内に設けられていてもよい。
このように構成された、冷凍サイクル装置について動作を説明する。まず、通常運転モードである冷房運転と暖房運転について説明する。
冷房運転時には、圧縮機31によって圧縮された冷媒は高温高圧の冷媒となって四方弁32を通って室外熱交換器33に送られる。そして、室外ファン37によって外気と熱交換を促進して放熱し、高圧の液冷媒となり絞り装置34に送られる。絞り装置34では減圧されて低温低圧の二相冷媒となり、液側接続管43を通って、室内熱交換器35に送られる。
室内ファン38によって吸い込まれた室内空気は室内熱交換器35を通って冷媒と熱交換し、冷媒は室内空気の熱を吸熱し蒸発気化して低温のガス冷媒となる。このとき冷媒によって吸熱された室内空気は温度湿度が低下して室内ファン38によって室内に吹き出され室内を冷房する。
ガス冷媒は、ガス側接続管44を通過して四方弁32に入り、アキュムレータ36を経て圧縮機31に戻る。
一方、暖房運転時には、圧縮機31によって圧縮された冷媒は高温高圧の冷媒となって四方弁32を通り、ガス側接続管44に送られる。室内ファン38によって吸い込まれた室内空気は室内熱交換器35を通って冷媒と熱交換し、冷媒は室内空気へ熱を放熱し凝縮して高圧の液冷媒となる。このとき室内空気は冷媒の熱を吸熱し温度が上昇した状態で室内ファン38によって室内に吹き出され室内を暖房する。その後、冷媒は液側接続管43を通って絞り装置34に送られ、絞り装置34において減圧されて低温低圧の二相冷媒となり、室外熱交換器33に送られて、室外ファン37によって外気と熱交換を促進して蒸
発気化し、四方弁32を経てアキュムレータ36を通って圧縮機31へ戻される。
次に、除霜運転モードについて説明する。上述した暖房運転中に室外熱交換器33に霜が発生し、その霜が成長すると、室外熱交換器33の通風抵抗が増加して風量が減少し、室外熱交換器33内の蒸発温度が低下する。室外熱交換器33の配管温度を検出する温度センサ(図示せず)が、非着霜時に比べて、蒸発温度が低下したことを検出すると、制御装置(図示せず)から暖房運転から移行する除霜運転指示が出力される。
暖房運転から除霜運転に移行すると、四方弁32が切り換えられ、上述した冷房運転時の冷媒の流れとなる。なお、除霜運転時には、室外ファン37、室内ファン38は停止させる。これにより、圧縮機31によって圧縮された高温の冷媒は、四方弁32を介して室外熱交換器33に送られ、室外熱交換器33に発生した霜を融かすことができる。
除霜運転により、霜が融け、室外熱交換器33の温度センサの検知値が上昇すると、制御装置から、再び、暖房運転(通常運転モード)へ復帰する除霜運転解除指示が出力される。
図2は、本発明のインバータ制御装置のシステム構成図である。このインバータ制御装置は、商用電源等の交流電源1より電力を供給され、供給された電力を整流する整流手段2と、整流手段2からの出力電圧を平滑する平滑手段3と、平滑手段3からの平滑電圧を所望の周波数、電圧値の交流電圧に変換する直交変換手段4と、圧縮機モータ5を駆動するための情報を直交変換手段4に伝達するインバータ制御手段6を備える。
インバータ制御手段6は、マイクロコンピュータやシステムLSI等により構成可能なもので、ベースドライバ10、PWM信号生成部11、電流指令生成部12、回転子位置速度推定部13、相電流変換部14の各機能ブロックを備えている。
相電流変換部14では電流検出手段7に流れる直交変換手段4の直流側の母線電流を観察し、その母線電流を圧縮機モータ5の相電流に変換する(相電流変換部14の具体的な方法については例えば特開2003−189670号公報等の文献を参照されたい)。
なお、電流センサ等を用いて圧縮機モータ5の相電流を直接検出しても良いことは言うまでもない。
回転子位置速度推定部13では、相電流変換部14により変換された圧縮機モータ5の相電流と、PWM信号生成部11で演算される圧縮機モータ5への印加電圧の情報により、圧縮機モータ5の回転子磁極位置と回転速度を推定する(回転子位置速度推定部13の具体的な方法については例えば特開2001−37281号公報等の文献を参照されたい)。
PWM信号生成部11では、電流指令生成部12により導出される電流指令値と、相電流変換部14より変換された圧縮機モータ5の相電流と、回転子位置速度推定部13より推定される圧縮機モータ5の回転子磁極位置の情報により、圧縮機モータ5を駆動するためのPWM信号を生成する。
前述のように求められたPWM信号は最終的にベースドライバ10に出力され、直交変換手段4を構成するスイッチング素子を駆動する。
図3は、第1の実施の形態における電流指令生成部12の構成図である。この電流指令生成部12は、速度制御部12aと、トルク制御部12bと、回転座標系電流指令演算部
12cと、電流位相調整部12dと、運転モード切替部12eの各機能ブロックを備えている。
運転モード切替部12eでは、外部から与えられる除霜運転指示に応じて、通常運転モードと除霜運転モードの運転モードの切り替えを行う。
本発明のインバータ制御装置では、通常運転モード時は力行モード(圧縮機モータ5の出力トルクがゼロを含む正となる場合)のみで圧縮機モータ5を動作させ、除霜運転モード時は力行モードと回生モード(圧縮機モータ5の出力トルクが負となる場合)を周期的に切り替えて圧縮機モータ5を動作させる。
速度制御部12aでは、回転子位置速度推定部13で推定された圧縮機モータ5の速度推定値と外部から与えられる速度指令値との偏差情報に基づいて圧縮機モータ5の回転速度が速度指令値に一致するように第1の電流指令値Is1(圧縮機モータ5の出力トルク平均値に相当する電流値)をPI演算等を用いて導出する。
トルク制御部12bでは、回転子位置速度推定部13で推定された圧縮機モータ5の速度情報に基づいて、圧縮機モータ5の出力トルクと負荷要素が発生する負荷トルクとを一致させるように第2の電流指令値Is2(圧縮機モータ5の出力トルク変動値に相当する電流値)を導出し、第1の電流指令値Is1と第2の電流指令値Is2との合成値である電流指令値Isを出力する。
第2の電流指令値Is2は、例えば次式のように設定する。
Is2=K×Is1×SIN(ω1×t+δ) ・・・(1)
ここで、Kはゲイン、ω1は速度推定値、δは位相角である。
したがって、第2の電流指令値Is2が式(1)のように設定される場合には、電流指令値Isは次式で表される。
Is={1+K×SIN(ω1×t+δ)}×Is1 ・・・(2)
なお、第2の電流指令値Is2の導出には特開2001−37281号公報等の文献に記載されている方法を用いても良いことは言うまでもない。
また、トルク制御部12bでは、運転モード切替部12eから出力される運転モードが通常運転モード時の場合には、例えば式(2)のゲインKが1より大となる場合でも電流指令値Isが負とならないように電流指令値Isに第1の下限値(ゼロ)を設けることにより、力行モードでのみ圧縮機モータ5を動作させることができる。
通常運転モード時の場合の動作波形例を図7と図8に示す。各動作波形について、(a)は電流指令値Is、(b)はモータ相電流、(c)は圧縮機モータ5の出力トルクである。
ゲインKが1の場合には、図7(a)のように電流指令値Isは下限値(ゼロ)から最大値(2×Is1)の範囲で正弦波状に変化し、図7(b)のようにモータ相電流が変化することで、図7(c)のように出力トルクはゼロ以上の値で正弦波状に変動する。
ゲインKが1より大となる場合には、図8(a)のように電流指令値Isは下限値側が制限された波形形状となり、図8(b)のようにモータ相電流が変化することで、図8(c)のように出力トルクはゼロ以上の値で下限値側が制限された波形形状で変動する。
さらに、トルク制御部12bでは、運転モード切替部12eから出力される運転モードが除霜運転モード時の場合には、式(2)のゲインを1より大とした上で、電流指令値Isに第2の下限値(ゼロより小の所定値)を設けることにより、力行モードと回生モードを周期的に切り替えることができる。ただし、ゲインKを大きくし過ぎると、過度な負トルクが発生して圧縮機モータ5の駆動を維持することが困難となるため、例えば実機試験結果やシミュレーション解析結果等を踏まえて、圧縮機モータ5の駆動が維持できるようなゲインKや電流指令値Isの第2の下限値を予め設定する必要がある。
除霜運転モード時の場合の動作波形例を図9に示す。各動作波形について、(a)は電流指令値Is、(b)はモータ相電流、(c)は圧縮機モータ5の出力トルクである。
図9の動作波形例では、式(2)のゲインKを1より大とするが、電流指令値Isの第2の下限値(ゼロより小の所定値)で下限値側を制限しない場合を示しており、図9(a)のように電流指令値Isは負の値もとりながら平均値Is1に対して正弦波状に変化し、図9(b)のようにモータ相電流が変化することで、図9(c)のように出力トルクは負の値もとりながら正弦波状に変動する。
図7〜9については、所定の圧縮機モータ仕様において出力トルクの平均値が同一となるようにゲインKを変化させたものであり、図7の場合(ゲインKが1で出力トルクの変動範囲がゼロから平均値の2倍)のモータ相電流実効値を1とすると、図9の場合(ゲインKが1より大、かつ電流指令値Isに第2の下限値(ゼロより小の所定値)を設ける場合)にはモータ相電流実効値は約1.37倍となり、モータの発熱量(銅損等)は約1.87倍となる。このモータ発熱量の増加により、圧縮機内部の冷媒温度や潤滑油温度を迅速に上昇させることができる。
回転座標系電流指令演算部12cでは、運転モード切替部12eから出力される運転モードの情報と、電流位相調整部12dから出力される電流位相βm(例えば実機試験結果やシミュレーション解析結果等を踏まえて、予め電源電圧や回転数等のテーブルデータとして電流位相設定値を設けておく)により、回転座標系の電流指令値を導出する。
まず、運転モード切替部12eから出力される運転モードが通常運転モード時の場合には、力行モードでのみ圧縮機モータ5を動作させるため、次式のように回転座標系の電流指令値(Ids、Iqs)を導出する。
Ids=−|Is|×SIN(βm) ・・・(3)
Iqs=+|Is|×COS(βm) ・・・(4)
ここで、|Is|は電流指令値Isの絶対値である。
また、運転モード切替部12eから出力される運転モードが除霜運転モード時の場合には、力行モードと回生モードを周期的に切り替えて圧縮機モータ5を動作させるため、力行モードと回生モードで回転座標系の電流指令値(Ids、Iqs)の導出を切り替える。
電流指令値Isがゼロ以上となる力行モードでは、通常運転モード時と同様に式(3)および式(4)より回転座標系の電流指令値(Ids、Iqs)を導出し、電流指令値Isが負となる回生モードでは、次式のように回転座標系の電流指令値(Ids、Iqs)を導出する。
Ids=−|Is|×SIN(π−βm)=−|Is|×SIN(βm)
・・・(5)
Iqs=+|Is|×COS(π−βm)=−|Is|×COS(βm)
・・・(6)
したがって、除霜運転モード時の場合には、電流指令値Isの符号に応じて、力行モードでは式(3)および式(4)より、回生モードでは式(5)および式(6)より回転座標系の電流指令値(Ids、Iqs)を導出する。
PWM信号生成部11では、前述のように求められた回転座標系の電流指令値(Ids、Iqs)と、圧縮機モータ5の電流検出値(Id、Iq)(相電流変換部14より変換された圧縮機モータ5の相電流を3相/2相変換することで算出)とが一致するようにPI演算等を用いて回転座標系の電圧指令値(Vds、Vqs)が導出される。その回転座標系の電圧指令値(Vds、Vqs)を2相/3相変換することで相電圧指令値(Vus、Vvs、Vws)が導出され、この相電圧指令値(Vus、Vvs、Vws)より圧縮機モータ5を駆動するためのPWM信号が生成される。
このように、圧縮機モータの出力トルクが負となる回生モードを設けることで出力トルクの変動範囲を拡大し、モータに過多な電流を負荷してモータの発熱量を増加させ、圧縮機内部の冷媒温度や潤滑油温度を迅速に上昇させることができる。特に空気調和機等の除霜時において、冷媒温度を上昇させることで除霜時間を短縮することができ、迅速に暖房運転に切り替えることができる。
(実施の形態2)
以下、本発明の第2の実施の形態におけるインバータ制御装置について説明する。主要なシステム構成については、第1の実施の形態におけるインバータ制御装置と同一であり、説明が重複するため省略し、ここでは構成の異なる電流指令生成部12に関して、動作が異なる内容についてのみ説明する。
図4は、第2の実施の形態における電流指令生成部12の構成図である。この電流指令生成部12は、速度制御部12aと、トルク制御部12bと、回転座標系電流指令演算部12cと、電流位相調整部12dと、運転モード切替部12eの各機能ブロックを備えている。
回転座標系電流指令演算部12c、電流位相調整部12d以外の各機能ブロックに関しては、第1の実施の形態におけるインバータ制御装置と同一であり、説明が重複するため省略する。
電流位相調整部12dでは、運転モード切替部12eから出力される運転モードの情報により、通常運転モード時と除霜運転モード時とで電流位相を切り替える。
図6はモータ電流値が一定条件下での電流位相に対するモータトルク特性の一例を示したもので、埋め込み磁石界磁型同期モータ(IPMSM)等、リラクタンストルクを活用するモータでは、マグネットトルクとリラクタンストルクとの合成値がモータの出力トルクとなり、電流位相βm1は最大トルクとなる位相、電流位相βm3は最小トルク(負トルク)となる位相である。
電流位相調整部12dでは、運転モード切替部12eから出力される運転モードが通常運転モード時の場合には、力行モード(出力トルクがゼロ以上)のみであり、電流位相βm(例えば実機試験結果等を踏まえて、予め電源電圧や回転数等のテーブルデータとして電流位相設定値を設けておき、消費電力低減の観点から圧縮機モータ5の動作可能な範囲で電流位相βm1(最大トルクとなる位相)を設定するのが好ましい)を出力する。
また、電流位相調整部12dでは、運転モード切替部12eから出力される運転モードが除霜運転モード時の場合には、力行モードと回生モード(出力トルクが負)を周期的に切り替えつつ、モータの発熱効果を最大限高めるため、力行モードでは電流位相βm1(最大トルクとなる位相)から出力トルクが正の範囲内で進み方向に位相を調整(電流位相βm1から90deg未満の範囲内で、例えば電流位相βm2を設定)することで弱め界磁制御の効果を高め、回生モードでは電流位相βm3(最小トルクとなる位相)を設定することで最大限の負トルクを発生させ、力行モードと回生モードの両方のモードで、第1の実施の形態のインバータ制御装置に対してよりモータに過多な電流を負荷することができる。
したがって、電流位相調整部12dでは、通常運転モード時の場合は電流位相βmの1つの電流位相設定値が、除霜運転モード時の場合は電流位相βm2(力行モード)とβm3(回生モード)の2つの電流設定値が出力される。
回転座標系電流指令演算部12cでは、運転モード切替部12eから出力される運転モードの情報と、電流位相調整部12dから出力される電流位相(通常運転モード時の場合は電流位相βm、除霜運転モード時の場合は電流位相βm2とβm3)により、回転座標系の電流指令値(Ids、Iqs)を導出する。
まず、運転モード切替部12eから出力される運転モードが通常運転モード時の場合には、力行モードでのみ圧縮機モータ5を動作させるため、次式のように回転座標系の電流指令値(Ids、Iqs)を導出する。
Ids=−|Is|×SIN(βm) ・・・(7)
Iqs=+|Is|×COS(βm) ・・・(8)
ここで、|Is|は電流指令値Isの絶対値である。
また、運転モード切替部12eから出力される運転モードが除霜運転モード時の場合には、力行モードと回生モードを周期的に切り替えて圧縮機モータ5を動作させるため、力行モードと回生モードで回転座標系の電流指令値(Ids、Iqs)の導出を切り替える。
電流指令値Isがゼロ以上となる力行モードでは、電流位相βm2(力行モード)により、次式のように回転座標系の電流指令値(Ids、Iqs)を導出する。
Ids=−|Is|×SIN(βm2) ・・・(9)
Iqs=+|Is|×COS(βm2) ・・・(10)
また、電流指令値Isが負となる回生モードでは、電流位相βm3(回生モード)により、次式のように回転座標系の電流指令値(Ids、Iqs)を導出する。
Ids=−|Is|×SIN(π−βm3)=−|Is|×SIN(βm3)
・・・(11)
Iqs=+|Is|×COS(π−βm3)=−|Is|×COS(βm3)
・・・(12)
したがって、除霜運転モード時の場合には、電流指令値Isの符号に応じて、力行モードでは式(9)および式(10)より、回生モードでは式(11)および式(12)より回転座標系の電流指令値(Ids、Iqs)を導出する。
除霜運転モード時の場合の動作波形例を図10に示す。各動作波形について、(a)は電流指令値Is、(b)はモータ相電流、(c)は圧縮機モータ5の出力トルクである。
図10の動作波形例では、式(2)のゲインKを1より大とするが、電流指令値Isの第2の下限値(ゼロより小の所定値)で下限値側を制限しない場合を示しており、図10(a)のように電流指令値Isは負の値もとりながら平均値Is1に対して正弦波状に変化し、図10(b)のようにモータ相電流が変化することで、図10(c)のように出力トルクは負の値もとりながら正弦波状に変動する。ただし、図10では力行モードでは電流位相βm2を回生モードでは電流位相βm3を切り替えて設定する。
図9(第1の実施の形態におけるインバータ制御装置の動作波形例)および図10については、所定の圧縮機モータ仕様において出力トルクの平均値が同一となるようにゲインKおよび電流位相を変化させたものであり、図9の場合(力行モードと回生モードとで共通の電流位相βmを設定)のモータ相電流実効値を1とすると、図10の場合(力行モードでは電流位相βm2を回生モードでは電流位相βm3を切り替えて設定)にはモータ相電流実効値は約1.37倍となり、モータの発熱量(銅損等)は約1.87倍となる。このモータ発熱量の増加により、圧縮機内部の冷媒温度や潤滑油温度を一層迅速に上昇させることができる。
PWM信号生成部11では、前述のように求められた回転座標系の電流指令値(Ids、Iqs)と、圧縮機モータ5の電流検出値(Id、Iq)(相電流変換部14より変換された圧縮機モータ5の相電流を3相/2相変換することで算出)とが一致するようにPI演算等を用いて回転座標系の電圧指令値(Vds、Vqs)が導出される。その回転座標系の電圧指令値(Vds、Vqs)を2相/3相変換することで相電圧指令値(Vus、Vvs、Vws)が導出され、この相電圧指令値(Vus、Vvs、Vws)より圧縮機モータ5を駆動するためのPWM信号が生成される。
このように、圧縮機モータの出力トルクが負となる回生モードを設けることで出力トルクの変動範囲を拡大し、力行モード時には圧縮機モータの電流位相を最適ポイントからずらす運転をしつつ、回生モード時には最大限の負トルクを発生させることで、モータ発熱効果を最大限高めて圧縮機内部の冷媒温度や潤滑油温度を一層迅速に上昇させることができる。特に、空気調和機等の除霜時において、冷媒温度を上昇させることで除霜時間を短縮することができ、一層迅速に暖房運転に切り替えることができる。
(実施の形態3)
以下、本発明の第3の実施の形態におけるインバータ制御装置について説明する。主要なシステム構成については、第1の実施の形態におけるインバータ制御装置と同一であり、説明が重複するため省略し、ここでは構成の異なる電流指令生成部12に関して、動作が異なる内容についてのみ説明する。
図5は、第3の実施の形態における電流指令生成部12の構成図である。この電流指令生成部12は、速度制御部12aと、トルク制御部12bと、回転座標系電流指令演算部12cと、電流位相調整部12dと、運転モード切替部12e、力行回生比演算部12fの各機能ブロックを備えている。
トルク制御部12b、力行回生比演算部12f以外の各機能ブロックに関しては、第2の実施の形態におけるインバータ制御装置と同一であり、説明が重複するため省略する。
また、トルク制御部12bの基本的な動作については、第1の実施の形態におけるインバータ制御装置と同様であり、ここでは動作が異なる内容についてのみ説明する。
トルク制御部12bでは、運転モード切替部12eから出力される運転モードが除霜運転モード時の場合には、式(2)のゲインを1より大とした上で、電流指令値Isに第2
の下限値(ゼロより小の所定値)を設けることにより、力行モードと回生モードを周期的に切り替えることができるが、ゲインKを大きくし過ぎると、過度な負トルクが発生して圧縮機モータ5の駆動を維持することが困難となるため、第3の実施の形態におけるインバータ制御装置では、後述する力行回生比演算部12fから出力される力行回生比が予め設定された所定値以下となるようにゲインKを調整する機能を備えている。
除霜運転モード時における電流指令生成部12の動作概要としては、第1の処理タイミング(所定時間Ta毎)において、トルク制御部12bでは予め設定された初期ゲインK1(>1)に基づいて力行モードと回生モードを周期的に切り替えるための電流指令値Isを導出し、力行回生比演算部12fでは電流指令値Isに基づいて力行回生比を導出する。
次に第2の処理タイミングにおいて、トルク制御部12bでは第1の処理タイミングで導出された力行回生比が予め設定された所定値(例えば実機試験結果やシミュレーション解析結果等を踏まえて決定し、好ましくは3分の1)以下か否かを判定し、力行回生比が予め設定された所定値を超える場合には、ゲインKを初期ゲインK1から変化量ΔKだけ小さくしたゲインK2(=K1−ΔK)とすることで回生モードにおける負トルクが減少する方向に作用させる。逆に、力行回生比が予め設定された所定値以下の場合には、ゲインKは初期ゲインK1から変化量ΔKだけ大きくしたゲインK2(=K1+ΔK)とすることで回生モードにおける負トルクが増大する方向に作用させる。このゲインK2に基づいて電流指令値Isを導出し、力行回生比演算部12fで力行回生比を導出する。
以降の処理タイミングでは、第2の処理タイミングと同様の動作を行うことで、回生モードによる過度な負トルクを抑制することで圧縮機モータの駆動を維持することができる
力行回生比演算部12fでは、運転モード切替部12eから出力される運転モードの情報とトルク制御部12bから出力される電流指令値Isにより、力行モードでの圧縮機モータ5の駆動制御量に対する回生モードでの圧縮機モータ5の駆動制御量の比率(以下、力行回生比と呼称)を導出する。ここでは間接的に出力トルクの情報を得るため、駆動制御量は電流指令値Isの累積値の絶対値とする。
まず、運転モード切替部12eから出力される運転モードが除霜運転モード時の場合には、力行モードと回生モードを周期的に切り替えて圧縮機モータ5を動作させるため、所定時間Ta(例えば圧縮機モータ5の回転周期の整数倍で設定)における力行モード(電流指令値Isがゼロ以上)の電流指令値Isの累積値(ΣIsm)と、回生モード(電流指令値isが負)の電流指令値Isの累積値(ΣIsg)を導出する。
図11に力行回生比演算部12fの動作説明図を示す。図11(a)は電流指令値Is、図11(b)は電流指令値Isの累積値であり、所定時間Ta(この例では圧縮機モータ5の回転周期の3周期分)において電流指令値Isがゼロ以上となる場合にIsを逐次累積した値がΣIsmであり、電流指令値Isが負となる場合にIsを逐次累積した値がΣIsgである。
このように導出した力行モードのIs累積値(ΣIsm)と回生モードのIs累積値(ΣIsg)より、次式のように力行回生比を導出する。
力行回生比=|ΣIsg/ΣIsm| ・・・(13)
また、運転モード切替部12eから出力される運転モードが通常運転の場合には、力行モードのみで圧縮機モータ5を動作させるため、力行回生比はゼロとする(マイクロコンピュータやシステムLSI等の演算装置における処理の負担を軽減させるため、Is累積値や力行回生比の導出処理は割愛する)。
このように、圧縮機モータの出力トルクが負となる回生モードを設けることで出力トルクの変動範囲を拡大し、力行モード時には圧縮機モータの電流位相を最適ポイントからずらす運転をしつつ、回生モード時には最大限の負トルクを発生させることで、モータ発熱効果を最大限高めて圧縮機内部の冷媒温度や潤滑油温度を一層迅速に上昇させることができる。特に、空気調和機等の除霜時において、冷媒温度を上昇させることで除霜時間を短縮することができ、一層迅速に暖房運転に切り替えることができる。
さらに、所定時間における力行回生比(力行モードのIs累積値に対する回生モードのIs累積値の比率の絶対値)が3分の1以下となるようにトルク制御部12bでゲインKを調整する機能を備えることで、回生モードによる過度な負トルクを抑制し圧縮機モータの駆動を維持することができる。
以上のように、本発明にかかるインバータ制御装置は、モータ発熱効果を最大限高めて圧縮機内部の冷媒温度や潤滑油温度を迅速に上昇させることが可能となるため、空気調和機、冷蔵庫、冷凍機、ヒートポンプ給湯機等の圧縮機モータを駆動する用途に適用できる。
1 交流電源
2 整流手段
3 平滑手段
3a リアクタ
3b コンデンサ
4 直交変換手段
5 圧縮機モータ
6 インバータ制御手段
7 電流検出手段
10 ベースドライバ
11 PWM信号生成部
12 電流指令生成部
12a 速度制御部
12b トルク制御部
12c 回転座標系電流指令演算部
12d 電流位相調整部
12e 運転モード切替部
12f 力行回生比演算部
31 圧縮機
32 四方弁
33 室外熱交換器
34 絞り装置
35 室内熱交換器
36 アキュムレータ
37 室外ファン
38 室内ファン
41 室内機
42 室外機
43 液側接続管
44 ガス側接続管

Claims (3)

  1. 冷媒を圧縮する圧縮機と、前記圧縮機を駆動するモータと、直流電力を交流電力に変換し、前記モータへ電力を供給するインバータと、前記モータを駆動する電流値を検出する電流検出手段を含み、前記モータの出力トルクが所要のトルクとなるように前記モータを駆動する電流値を制御するインバータ制御装置において、
    除霜運転モード時に、前記モータの出力トルクがゼロを含む正となる力行モードと、出力トルクが負となる回生モードを周期的に切り替えることを特徴とするインバータ制御装置。
  2. 前記モータの電流位相を調整する電流位相調整手段をさらに備え、
    除霜運転モード時に、前記電流位相調整手段は、力行モード時は前記モータの電流位相を出力トルクが最大となる位相から出力トルクが正の範囲内で進み方向に位相を調整し、回生モード時は前記モータの電流位相を出力トルクが最小となる位相に調整することを特徴とする請求項1に記載のインバータ制御装置。
  3. 所定時間における力行モード時の出力トルクの累積値に対する回生モード時の出力トルクの累積値の比率の絶対値が3分の1以下となるように回生モードを設けることを特徴とする請求項1または2に記載のインバータ制御装置。
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