JP2016001826A - データ通信システム及び照明システム - Google Patents

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直浩 景山
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Abstract

【課題】マスター装置に、複数のスレーブ装置が直列で連続して接続された構成において、接続されるスレーブ装置の数に関わらず、マスター装置が、スレーブ装置と確実に交信できるデータ通信システム及び照明システムを提供すること。【解決手段】マスター装置20と、マスター装置20にシリアル通信可能に直列で接続され、且つ、マスター装置20からのシリアルクロック及びデータに基づいて、マスター装置20に制御される複数のスレーブ装置30とを有する。スレーブ装置30は、マスター装置20からデータ返信要求を受けた際に、クロック生成部351によりシリアルクロックを生成して出力し、且つ、このシリアルクロックに同期して、データ返信要求に対応するデータを送信する。【選択図】図3

Description

本発明は、データ通信システム及び照明システムに関する。
例えば、特許文献1に示すモータ駆動システムでは、複写機やプリンタ等のように複数のモータ装置を備え、これらモータ装置を、シリアルデータを用いたシリアル通信により駆動制御する。なお、シリアル通信を用いることにより、カラー化、多機能化や高精度化の進歩に伴い1台の機器に搭載されるモータの個数の増加と、これに伴う各モータを制御するための信号線の増加を抑制できることが知られている。
このモータ駆動システムでは、複数のモータ装置を、ホスト装置にシリアル通信バスを介して順次直列となるように接続して構成されており、ホスト装置は、シリアルデータを、ホスト装置で生成するクロック信号に同期させてモータ装置に送信している。
モータ装置は、上流側から送信されたシリアルデータを、クロック信号に従って、下流側のモータ装置へと中継しながら転送する。また、モータ装置は、下流側のモータ装置から通知されるシリアルデータを中継してホスト装置側へ転送したり、自装置で生成したシリアルデータを、ホスト装置側へ出力したりする。これらモータ装置からのシリアルデータの送出は、ホスト装置から供給されるクロック信号に従って行っている。
国際公開第2009/128216号
ところで、従来のモータ駆動システムのように、マスター装置(ホスト装置)に、制御対象のモータ装置(スレーブ装置)を、ケーブルを介して直列で連続して接続されたデータ通信システムでは、ホスト装置から送信されるクロック信号は、モータ装置を通過する度に、遅れが生じる。
このため、マスター装置にケーブルを介して直列で接続されるスレーブ装置が多くなると、マスター装置に接続される複数のスレーブ装置は、下流側に配置されるにしたがって、受信するクロック信号の遅れが大きくなる。
この遅延の主たる原因はケーブルの長さにあるが、ケーブルの長さが数十メール以上にもなると、クロック信号の遅れが顕著になり、例えば、マスター装置が、多数のスレーブ装置及びこれらスレーブ装置の中継ケーブルを介して接続された、最下流に位置するスレーブ装置に対して返信要求を行う際に、返信要求されたスレーブ装置は、遅延したクロック信号を基準に、マスター装置にデータを返信する。このため、マスター装置側では、所定のタイミングで正確にデータを受信できない虞があるという問題がある。
本発明はかかる点に鑑みてなされたものであり、マスター装置に、複数のスレーブ装置が直列で連続して接続された構成において、接続されるスレーブ装置の数に関わらず、マスター装置が、スレーブ装置と確実に交信できるデータ通信システム及び照明システムを提供することを目的とする。
本発明のデータ通信システムの一つの態様は、
マスター装置と、
前記マスター装置にシリアル通信可能に直列で接続され、且つ、前記マスター装置からのシリアルクロック及びデータに基づいて、前記マスター装置に制御される複数のスレーブ装置と、
を有するシリアルデータ通信システムにおいて、
前記スレーブ装置は、前記データとして自装置に対するデータ返信要求を受けた際に、シリアルクロックを生成して出力し、且つ、このシリアルクロックに同期して、前記データ返信要求に対応するデータを送信する制御部を有する構成を採る。
本発明の照明システムの一つの態様は、
マスター装置と、
前記マスター装置にシリアル通信可能に直列で接続され、且つ、前記マスター装置からのシリアルクロック及びデータに基づいて、前記マスター装置に制御される複数のスレーブ装置と、
前記スレーブ装置のそれぞれに接続され、前記スレーブ装置を介して前記マスター装置により制御される照明部と、
を有し、
前記スレーブ装置は、前記データとして自装置に対するデータ返信要求を受けた際に、シリアルクロックを生成して出力し、且つ、このシリアルクロックに同期して、前記データ返信要求に対応するデータを送信する制御部を有する構成を採る。
本発明によれば、マスター装置に、複数のスレーブ装置が直列で連続して接続された構成において、接続されるスレーブ装置の数に関わらず、マスター装置が、スレーブ装置と確実に交信できる。
本発明に係る一実施の形態のデータ通信システムである照明装置の全体を模式的に示す図 同データ通信システムの概略構成図 同データ通信システムのスレーブ装置の要部構成を示す図
以下、本発明の実施の形態について、図面を参照して詳細に説明する。
図1に示すデータ通信システム10は、制御装置であるマスター装置20と、マスター装置20に直列に接続することにより直線型のネットワークトポロジーを構成する複数のスレーブ装置30と、を備える。ここでは、複数のスレーブ装置30は、マスター装置20に対して、シリアル通信可能に直列に接続されている。言い換えれば、複数のスレーブ装置30は、マスター装置20にシリアル交信通信可能に、デイジーチェーン接続されている。なお、本実施の形態では、近い側のスレーブ装置30から下流側に向かって、順に第1スレーブ装置30−1、第2スレーブ装置30−2、…、第Nスレーブ装置30−Nと称する。
マスター装置20は、各スレーブ装置30とデータ交信するマイコン(マイクロコンピュータ)、デジタルシグナルプロセッサ(DSP:Digital Signal Processor)等で構成される。例えば、マスター装置20は、各スレーブ装置30に、任意のスレーブ装置を駆動制御するための制御要求を示すシリアルデータ(以下、「マスターデータ」という)を、マスター装置20で生成したシリアルクロック信号(以下、「マスタークロック」という)に同期させて送信する。特に、マスター装置20は、データを回収するためのデータ返信要求を示すマスターデータを、マスタークロックとともに、マスタークロックに同期させて、下流側に接続された第1スレーブ装置30−1に出力する。また、マスター装置20は、任意のスレーブ装置30から、当該スレーブ装置30が駆動した際のシリアルデータ(ステーブデータともいう)を下流側のスレーブ装置30を介して受信する。
本実施の形態では、第1スレーブ装置30−1、…、第Nスレーブ装置30−Nが、屋外で(ここでは道路40に沿って)一定の間隔を空けて配置される。第1スレーブ装置30−1、…、第Nスレーブ装置30−Nのそれぞれには、照明部37−1、37−2、…37−Nが接続されている。
図2に示すように、照明部37−1、37−2、…37−Nは、例えば、OLED(Organic Light Emitting Diode:有機発光ダイオード)である。照明部37−1、37−2、…37−Nのそれぞれは、各照明部37−1、37−2、…37−Nを駆動する各第1スレーブ装置30−1、30−2、…、30−Nとともに、照明装置を構成する。なお、各照明部37−1、37−2、…37−Nは、スレーブ装置30−1、30−2、…、30−Nの電源部33にそれぞれ接続されており、この電源部33を介して電力供給される。
マスター装置20は、各スレーブ装置30を駆動制御して、照明部37−1、37−2、…37−Nによる表示を制御することによって、照明装置を制御する。
具体的には、図1及び図2に示すように、マスター装置20は、各スレーブ装置30−1、30−2、…、30−Nと交信して、各スレーブ装置30−1、30−2、…、30−Nを駆動制御して、照明部37−1、37−2、…、37−Nの表示を制御する。
図3には、第1スレーブ装置30−1の要部構成を示す。なお、図3では、スレーブ装置30の備える制御部33(図2参照)は省略している。
スレーブ装置30−1は、上流及び下流の各装置に接続する通信部31と、制御部35とを有する。なお、第2スレーブ装置30−2、…、第Nスレーブ装置30−Nは、スレーブ装置30−1と同様に構成されるため、説明は省略する。
通信部31は、上流側の装置(図では、マスター装置20)と、下流側の装置(図では、スレーブ装置30−2)との間で、シリアルクロック信号及びシリアルデータの送受信を行う。
ここでは、各スレーブ装置30の通信部31同士と、マスター装置20とは、下り用の回線と、上り用の回線の2つの回線で接続され、それぞれの回線が、シリアルクロック信号を伝送するクロックラインSCKと、シリアルデータを伝送するシリアルデータラインといった2つの信号線で構成されるような一例としている。
具体的には、下りの回線は、クロックライン(「マスタークロックライン」ともいう)SCK1と、データ下りラインDOとを有する。また、上りの回線は、下りのクロックラインSCK1と異なる経路のクロックライン(「スレーブクロックライン」ともいう)SCK2と、データ上りラインDIとを有する。
データ下りラインDOには、マスター装置20からスレーブ装置30にシリアルデータが伝送される。クロックラインSCK1には、マスター装置20で生成され、且つ、データ下りラインDOを伝送するシリアルデータが同期するシリアルクロック信号が伝送される。
データ上りラインDIには、スレーブ装置30からマスター装置20にシリアルデータが伝送される。クロックラインSCK2には、スレーブ装置30で生成され、且つ、データ上りラインDIを伝送するシリアルデータが同期するシリアルクロック信号が伝送される。
通信部31は、クロックラインSCK1及びデータ下りラインDOに接続される入力バッファ311及び出力バッファ312と、クロックラインSCK2及びデータ上りラインDIに接続される出力バッファ314及び入力バッファ313とを有する。
入力バッファ311は、上流側の装置(図2、図3では、マスター装置20)の出力バッファに接続されている。この入力バッファ311には、マスター装置20で生成したシリアルクロック信号とマスターデータとが入力される。これらマスタークロックとマスターデータは、制御部35と、出力バッファ312と出力される。
出力バッファ312は、下流側の装置(図2、図3では、スレーブ装置30−2)の入力バッファに接続されている。この出力バッファ312は、入力バッファ311から入力されるマスタークロックとマスターデータとを下流側の装置(図では、第2スレーブ装置30−2)に出力する。
入力バッファ313は、下流側の装置(図2、図3では、第2スレーブ装置30−2)の出力バッファに接続されている。この入力バッファ313には、下流側の装置(図2、図3では、第2スレーブ装置30−2)からシリアルクロック信号及びシリアルデータが入力される。入力バッファ313は、入力されたシリアルクロック信号とシリアルデータを出力バッファ314に出力する。なお、入力バッファ313に入力されるシリアルクロック信号とシリアルデータは、下流側で接続されるスレーブ装置30で生成されたものである。
ここでは、入力バッファ313はスリーステートバッファとしている。これにより、自装置(詳細には制御部35)30−1からマスター装置20に、シリアルデータを出力する場合、制御部35は、入力バッファ313を制御して、下流側の装置30−2から自装置30−1への信号及びデータの入力を遮断できる。具体的には、スリーステートバッファである入力バッファ313への制御信号0にすることにより、出力をハイインピーダンスにして、入力バッファ313から出力バッファ314へ信号を出力する状態から、信号を出力しない状態に切り替える。
出力バッファ314は、入力バッファ313から入力されるシリアルクロック信号及びシリアルデータ、或いは、後述する制御部35で生成したシリアルクロック信号及びシリアルデータを上流側の装置(図2では、マスター装置20)に出力する。
なお、出力バッファ314が上流側の装置に出力するスレーブクロック及びスレーブデータは、入力バッファ313に入力されるスレーブクロック及びスレーブデータとともに、クロックラインSCK2及び上りラインDIを伝送する。
制御部35は、マイコン等により構成され、マスター装置20からの指示に対応して自装置(第1スレーブ装置30−1)を駆動制御する。具体的には、制御部35は、通信部31を介して入力されるマスターデータに基づいて、自装置(第1スレーブ装置30−1)の駆動を制御する。例えば、制御部35は、照明部37(37−1)を調光して、マスターデータに対応する輝度、表示エリア、表示色、表示領域の点灯、点滅などの照明状態を制御したりする。
特に、制御部35は、マスター装置20から、マスタークロックに同期したデータ返信要求を示すマスターデータが入力されると、これに対応したデータ(スレーブデータ)を、独自のクロック信号に同期させてマスター装置20に出力する。
このような制御部35の機能について具体的に説明する。
制御部35は、クロック生成部351と、データ処理部352と、切り替え部353とを有する。
クロック生成部351は、スレーブ装置30−1からマスター装置20にスレーブデータを送信する際に同期するための周期的なシリアルクロック信号(スレーブクロック)を、マスタークロックと異なる周波数で生成する。このようにクロック生成部351が生成するシリアルクロック信号(スレーブクロック)は、マスター装置20が生成するシリアルクロック信号であるマスタークロックに関係無く生成される。
クロック生成部351は、マスター装置20からデータ返信要求を示すマスターデータを受けた後、ステーブクロックを出力するために、シリアルクロック信号を出力するラインを切り替える。具体的には、クロック生成部351は、データ返信要求信号を受ける入力経路(データ下りラインDO)を、出力バッファ314を介して上流側に出力する出力経路(データ上りラインDI)に切り替える。
このようにクロック生成部351は、マスター装置20からデータ返信要求を受けた際に、シリアルクロック信号の入出力経路を切り替えて、独自で生成したシリアルクロック信号(スレーブクロック)を、出力バッファ314を介して上流側に出力する。
データ処理部352は、マスター装置20からデータ返信要求を受けた際に、マスター装置20の要求に対応したスレーブデータ(シリアルデータ)を生成する。例えば、マスター装置20が、スレーブ装置30における照明部37(図1参照)の動作状態を示すデータの返信を要求した場合、その要求に応じてスレーブデータを生成する。データ処理部352が生成したスレーブデータは、クロック生成部351で生成するシリアルクロック信号(スレーブクロック)に同期して、出力バッファ314を介して上流側の装置(図2、図3では、マスター装置20)に出力される。
切り替え部353は、下流側の装置(図2、図3では、第2スレーブ装置30−2)に接続される入力バッファ313をスリーステートバッファで構成した場合、入力バッファ313の状態を、出力バッファ314に信号を出力する状態、又は、しない状態に切り替える。ここでは、切り替え部353は、自装置からスレーブクロック及びスレーブデータを出力する際に、入力バッファ313を切り替え制御する。これにより、入力バッファ313は、自装置からスレーブクロック及びスレーブデータを出力しない場合は、下流側のスレーブ装置30−2から入力されるスレーブクロック及びスレーブデータを自装置に入力(自装置を通過)する状態となる。また、自装置からスレーブクロック及びスレーブデータを出力する際には、入力バッファ313の状態をハイインピーダンスとなる。なお、制御部35は、切り替え部353を有しない構成としてもよい。
このように構成されたデータ通信システム10において、マスター装置20が、所定のスレーブ装置30に、データ返信要求を行う際の動作について説明する。
マスター装置20は、所望のスレーブ装置30に対してデータ返信要求等の制御要求を示すマスターデータと、マスタークロック(シリアルクロック信号)とを生成し、これらマスターデータ及びマスタークロックを同期して、下流のスレーブ装置30に出力する。
すると、各スレーブ装置30では、通信部31において、上流側の入力バッファ311から下流側の出力バッファ312に、マスタークロック及びマスターデータを出力する。また、通信部31では、入力されるマスタークロックは、制御部35に出力される。また、通信部31に入力されるマスタークロックに同期するマスターデータが、通信部31を含む自装置30−1への返信要求を示すマスターデータである場合、マスターデータは制御部35により監視されているため、データ返信要求を示すマスターデータ(図3で示すMD)は、制御部35に入力される。
すると、制御部35では、データ処理部352が、マスター装置20からのマスターデータを処理して、当該マスターデータに対応した制御を行う。ここで、マスターデータが、返信要求を示すデータである場合、データ処理部352は、返信要求に応じたスレーブデータを生成する。また、制御部35では、クロック生成部351が、データ処理部352で生成したスレーブデータを出力するためのシリアルクロック信号を生成する。加えて、切り替え部353で入力バッファ313を制御して、下流側からの信号が入力しないようする。
この状態で、クロック生成部351は、マスタークロックを入力可能な状態から、スレーブクロックを出力バッファ314に出力可能な状態に切り替えて、生成したスレーブクロックを出力バッファ314に出力する。つまり、クロックを伝送するラインをSCK1(マスタークロックライン)からSCK2(スレーブクロックライン)に切り替える。これに同期して、データ処理部352が、生成したスレーブデータ(図3で示すSD)を、出力バッファ314に出力する。
このようにして、スレーブクロックと、スレーブクロックに同期したスレーブデータ(シリアルデータ)は、自装置(例えば、第1スレーブ装置30−1)から上流側の装置(例えば、マスター装置20)に出力される。
なお、自装置の上流側の装置が、スレーブ装置30である場合、自装置の上流側のスレーブ装置30は、下流側の自装置から入力されるスレーブクロック及びスレーブデータを中継して、そのまま上流側の装置に出力する。これにより、マスター装置20は、マスター装置20からの返信要求に応じたスレーブデータを所望のスレーブ装置30から迅速に且つ誤ること無く確実に取得できる。
本実施の形態によれば、マスター装置20が、返信要求等の制御要求を示すマスターデータを所定のスレーブ装置30を対象に出力すると、マスター装置20には、所定のスレーブ装置30から、スレーブ装置30で生成したスレーブクロックに同期して、制御要求に対応したスレーブデータが入力される。
こうして、マスター装置20は、各スレーブ装置30に、マスタークロックに同期して、制御要求を示すマスターデータを出力することにより、各スレーブ装置30の駆動を制御できる。
また、マスター装置20の返信要求を示すマスターデータに応じて、マスター装置20に出力するスレーブデータは、マスター装置20のマスタークロックに依存すること無く、迅速にマスター装置20に出力できる。
したがって、マスター装置20に対して、直列で連続して接続(所謂、数珠つなぎで接続)するスレーブ装置30の数が増加し、マスター装置20と最終端のスレーブ装置30と間の距離が長くなっても、スレーブ装置30からのスレーブデータは、マスター装置20に、迅速に且つ確実に入力される。
また、マスター装置20からスレーブ装置30に出力するマスタークロックやスレーブ装置30からマスター装置20に出力するスレーブクロックの速度を落とすことなく、スレーブ装置30でスレーブクロックを生成して、マスター装置20にスレーブデータを送信できる。
このように、マスター装置20に、複数のスレーブ装置30が直列で連続して接続された構成において、接続されるスレーブ装置30の数に関わらず、マスター装置20が、スレーブ装置30と確実に交信できる。
また、データ通信システム10では、マスター装置20に接続される各スレーブ装置30は、バッファ311〜314を介して直列に接続されているため、スター型ネットワーク等と比較して、各装置20,30間で配線されるケーブル(中継ケーブル)長を短くできる。
また、データ通信システム10を、照明部37が長距離(例えば20m)間隔で配置された照明システム等に適用する場合、ハブを必要せず、使用ケーブルも短くすることができ、ノイズが多い屋外でも、安価で、優れたデータ交信を行うことができる。
また、データ通信システム10によれば、マスター装置20は、スレーブ装置30−1、30−2、…、30−Nを制御することによって、照明部37−1、37−2、…、37−Nの照明状態を制御できる。その際、各照明部37の全てを制御したり、特定の照明部37を制御したりして、各照明部37の輝度、表示エリア、表示色、或いは、表示領域を変更し、照明システム全体として、種々の形態での表示を実現できる。
なお、本実施の形態のデータ通信システム10では、マスター装置20と複数のスレーブ装置30とをつなぐ回線は、上り、下りの全2回線(全二重通信回線)としたが、1回線を用いて、マスター装置20からのシリアルクロック信号及びシリアルデータの送信と、スレーブ装置30からマスター装置20へのシリアルクロック信号及びシリアルデータの送信を行っても良い。
また、本実施の形態では、データ通信システム10を照明システムとし、マスター装置20により駆動制御される複数のスレーブ装置30を、照明部37を備える照明装置としたが、これに限らず、所定間隔空けて配置される複数の装置間でのデータ交信を行うシステムであれば、どのようなシステムにも適用できる。
例えば、複数のカメラをスレーブ装置として備える監視カメラシステムとしてもよく、方向、位置、指示標識等の道路標識を備える装置、或いは、表示電柱等間でデータ交信を行うシステム等に用いても良い。
また、データ通信システム10におけるスレーブ装置30の接続台数Nは、シリアルクロック周波数H(KHz)、1台当たりの遅れD(uS)、ライン長さ係数Lとすると、N≧1/(H×D×L)を実現できる。
今回開示された実施の形態はすべての点で例示であって制限的なものではないと考えられるべきである。本発明の範囲は上記した説明ではなくて特許請求の範囲によって示され、特許請求の範囲と均等の意味および範囲内でのすべての変更が含まれることが意図される。つまり、上記データ通信システムの構成や各部分の形状についての説明は一例であり、本発明の範囲においてこれらの例に対する様々な変更や追加が可能であることは明らかである。
本発明に係るデータ通信システム及び照明システムは、マスター装置に、複数のスレーブ装置が直列で連続して接続された構成において、接続されるスレーブ装置の数に関わらず、マスター装置が、スレーブ装置と確実に交信できる効果を有し、間隔をあけて配置される装置を制御するシステムとして有用である。
10 データ通信システム
20 マスター装置
30 スレーブ装置
31 通信部
33 電源部
35 制御部
37 照明部
311、313 入力バッファ
312、314 出力バッファ
351 クロック生成部
352 データ処理部
353 切り替え部
SCK1、SCK2 クロックライン

Claims (6)

  1. マスター装置と、
    前記マスター装置にシリアル通信可能に直列で接続され、且つ、前記マスター装置からのシリアルクロック及びデータに基づいて、前記マスター装置に制御される複数のスレーブ装置と、
    を有するデータ通信システムにおいて、
    前記スレーブ装置は、前記データとして自装置に対するデータ返信要求を受けた際に、シリアルクロックを生成して出力し、且つ、このシリアルクロックに同期して、前記データ返信要求に対応するデータを送信する制御部を有する、
    データ通信システム。
  2. 前記スレーブ装置は、
    上流側及び下流側の装置からシリアルクロック及びデータがそれぞれ入力される上流側及び下流側の入力バッファと、
    前記上流側及び下流側の入力バッファにそれぞれ入力される前記シリアルクロック及びデータを下流側及び上流側の装置のそれぞれに出力する出力バッファと、
    を有し、
    前記下流側の入力バッファは、スリーステートバッファであり、
    前記制御部は、前記上流側の入力バッファを介して、自装置に対する前記データ返信要求を受けた際に、前記下流側の入力バッファを制御して、下流側のスレーブ装置からの信号及びデータの入力を遮断する、
    請求項1記載のデータ通信システム。
  3. 前記制御部で生成するシリアルクロックは、前記マスター装置が出力するシリアルクロックとは異なる周波数である、
    請求項1または2のいずれかに記載のデータ通信システム。
  4. 前記スレーブ装置は、それぞれに接続される照明装置を駆動する、
    請求項1から3のいずれか一項に記載のデータ通信システム。
  5. 前記スレーブ装置で生成し、前記マスター装置に伝送する前記シリアルクロックを伝送する経路は、前記マスター装置の前記シリアルクロックを伝送する経路と異なる、
    請求項1から4のいずれか一項に記載のデータ通信システム。
  6. マスター装置と、
    前記マスター装置にシリアル通信可能に直列で接続され、且つ、前記マスター装置からのシリアルクロック及びデータに基づいて、前記マスター装置に制御される複数のスレーブ装置と、
    前記スレーブ装置のそれぞれに接続され、前記スレーブ装置を介して前記マスター装置により制御される照明部と、
    を有し、
    前記スレーブ装置は、前記データとして自装置に対するデータ返信要求を受けた際に、シリアルクロックを生成して出力し、且つ、このシリアルクロックに同期して、前記データ返信要求に対応するデータを送信する制御部を有する、
    照明システム。
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