JP2016001282A - カラオケシステム、携帯型情報処理装置及びプログラム - Google Patents

カラオケシステム、携帯型情報処理装置及びプログラム Download PDF

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Abstract

【課題】ユーザが所持する携帯型情報処理装置に、カラオケ装置のリモコン機能を付加するプログラムを提供する。
【解決手段】カラオケ装置に対応する認証情報を含んだ音響信号をスピーカから出力させる音響信号出力処理を実行可能とするカラオケシステムと、カラオケ装置の識別情報に対応付けた認証情報を生成し、カラオケ装置に送信する認証情報生成処理と、携帯型情報処理装置から受信した認証情報に基づいてカラオケ装置を特定し、携帯型情報処理装置から受信したコマンドを、特定したカラオケ装置に転送する転送処理を実行可能とするホスト装置を備える。
【選択図】図11

Description

本発明は、歌唱を楽しむためのカラオケ装置、及び、カラオケ装置とネットワークで接続されたホスト装置を含むカラオケシステム、及び、携帯型情報処理装置にて実行可能なプログラムに関する。
伴奏に合わせて歌唱を楽しむカラオケは、カラオケボックスやスナック等のナイト店において広く楽しまれている。従来、カラオケを行うためのカラオケ装置は、専用のリモコン装置を操作することで、楽曲の予約等、各種操作を行うことが可能であった。近年、スマートフォン等、個人が所有する携帯型情報処理装置の高機能化に伴い、携帯型情報処理装置をカラオケ装置のリモコンとして使用することが行われている。携帯型情報処理装置をカラオケ装置のリモコンとして使用するには、携帯型情報処理装置から発信されたコマンドを、操作対象となるカラオケ装置に送信する必要があり、事前に携帯型情報処理装置と操作対象となるカラオケ装置を対応付けなければならない。
特許文献1には、カラオケ装置の利用権限があることを示す権限情報であり、予め定められた時間間隔で変化する権限情報を、カラオケ装置または選曲装置のディスプレイに、文字や、バーコード、2次元コード、ウォーターマーク等の画像として表示することが開示されている。携帯情報処理装置は、ディスプレイに表示された権限情報を文字入力、あるいは、画像認識操作により取得し、サーバ装置に権限情報とカラオケ装置の識別情報を送信する。サーバ装置は、識別情報に対応するカラオケ装置の利用権限があると判定した場合、権限情報を送信した携帯型情報処理装置とカラオケ装置を対応付けることで、携帯型情報処理装置をリモコンとして使用可能としている。
また、特許文献2には、サーバ装置で期限データ及びカラオケ装置の識別情報を管理し、カラオケリモコン装置の表示部に2次元バーコード等で表示し、携帯型情報処理装置から携帯電話網及びインターネットを介してサーバ装置に選曲管理情報(期限データと識別情報)及び楽曲IDを送信し、選曲管理情報に含まれる期限データを確認し、期限が終了していない場合のみに、受信した楽曲IDをカラオケ装置に転送するという技術が開示されている。
特開2013−037148号公報 特開2012−212016号公報
特許文献1、特許文献2に開示される従来技術では、ディスプレイに表示された権限情報をユーザが目視して、携帯型情報処理装置から文字や数字を入力したり、わざわざカメラアプリを起動してバーコードを読み込んだりと、ユーザが権限情報を取得する際の手間がかかり、携帯型情報処理装置を利用したカラオケ装置への予約サービスの利用者が伸び悩むという課題があった。
本発明はこのような課題に基づくものであり、簡単な操作でユーザが所持する携帯型情報処理装置をカラオケ装置のリモコン装置として使用可能とすることを目的としている。
そのため、本発明に係るカラオケ管理システムは以下の構成を採用するものである。
カラオケ装置を少なくとも含むカラオケシステムと、携帯型情報処理装置及び複数のカラオケ装置と通信回線を介して通信可能なホスト装置と、を有するカラオケ管理システムであって、
カラオケシステムは、
カラオケ装置に対応する認証情報を含んだ音響信号をスピーカから出力させる音響信号出力処理を実行可能とし、
携帯型情報処理装置は、
カラオケシステムから出力された音響信号をマイクロホンで受信し、受信した音響信号に含まれる認証情報を取得する取得処理と、
取得処理で取得した認証情報と、入力部から入力されたコマンドをホスト装置に送信可能とし、
ホスト装置は、
カラオケ装置の識別情報に対応付けた認証情報を生成し、カラオケ装置に送信する認証情報生成処理と、
携帯型情報処理装置から受信した認証情報に基づいてカラオケ装置を特定し、携帯型情報処理装置から受信したコマンドを、特定したカラオケ装置に転送する転送処理を実行可能とする。
さらに本発明に係るカラオケ管理システムにおいて、
ホスト装置は、
携帯型情報処理装置から認証情報を受信した場合、受信した認証情報に基づいてカラオケ装置の識別情報を特定し、特定したカラオケ装置の識別情報とユーザ識別情報を対応付け、携帯型情報処理装置に対応付けたユーザ識別情報を送信し、
携帯情報処理装置からユーザ識別情報とコマンドを含んだ送信コマンド情報を受信した場合、ユーザ識別情報に対応するカラオケ装置にコマンドを転送する転送処理を実行し、
携帯型情報処理装置は、
入力部から入力されたコマンドと、受信したユーザ識別情報を含んだ送信コマンド情報をホスト装置に送信する。
さらに本発明に係るカラオケ管理システムにおいて、
携帯型情報処理装置は、
入力部から入力されたコマンドと、取得処理で取得した認証情報を含んだ送信コマンド情報をホスト装置に送信する。
さらに本発明に係るカラオケ管理システムにおいて、
カラオケシステムは、カラオケ装置に対応付けられたリモコン装置を含み、
音響信号出力処理は、カラオケ装置もしくはリモコン装置において実行される。
さらに本発明に係るカラオケ管理システムにおいて、
ホスト装置は、
携帯型情報処理装置から受信した認証情報に基づいてカラオケ装置を特定できない場合、携帯型情報処理装置に転送エラー情報を送信する。
さらに本発明に係るカラオケ管理システムにおいて、
ホスト装置は、カラオケ装置から初期化要求を受信した場合、カラオケ装置に対応する認証情報を削除、もしくは、更新する。
さらに本発明に係るカラオケ管理システムにおいて、
音響信号出力処理は、カラオケシステムにおいてユーザをログインさせるログイン処理の実行を契機として、音響信号をスピーカから出力させる。
また本発明に係る携帯型情報処理装置は、
携帯型情報処理装置から受信した認証情報に基づいてカラオケ装置を特定し、携帯型情報処理装置とカラオケ装置を対応付けるホスト装置と通信回線を介して通信可能な携帯型情報処理装置であって、
ホスト装置においてカラオケ装置に対応付けて生成された認証情報を含んだ音響信号をマイクロホンで受信し、受信した音響信号に含まれる認証情報を取得する取得処理と、
取得処理で取得した認証情報と、入力部から入力されたコマンドをホスト装置に送信する送信処理と、を実行可能とする。
さらに本発明に係る携帯型情報処理装置は、
取得処理で取得した認証情報を含む音響信号をスピーカから出力させる従音響信号出力処理を実行可能とする。
また本発明に係るプログラムは、
携帯型情報処理装置から受信した認証情報に基づいてカラオケ装置を特定し、携帯型情報処理装置とカラオケ装置を対応付けるホスト装置と通信回線を介して通信可能な携帯型情報処理装置において実行可能なプログラムであって、
カラオケシステムから出力された音響信号をマイクロホンで受信し、受信した音響信号に含まれる認証情報を取得する取得処理と、
取得処理で取得した認証情報と、入力部から入力されたコマンドをホスト装置に送信する送信処理と、を携帯型情報処理装置に実行させることを特徴とする。
さらに本発明に係るプログラムは、
取得処理で取得した認証情報を含む音響信号をスピーカから出力させる従音響信号出力処理を実行可能とする。
本発明に係るカラオケ管理システムによれば、ユーザの所持する携帯型情報処理装置にカラオケシステムから放音出力される音響信号を受波させることで、携帯型情報処理装置とカラオケ装置の対応付けを行い、ユーザの所持する携帯型情報処理装置をカラオケ装置のリモコンとして機能させることが可能となる。したがって、ユーザは簡単な操作、あるいは、携帯型情報処理装置でプログラムを実行するだけで、自己の所持する携帯型情報処理装置をカラオケ装置のリモコンとして使用することが可能となる。
カラオケシステムの構成を示す図 携帯端末の構成を示す図 リモコン装置のトップ画面を示す図 携帯端末に表示された楽曲確認画面を示す図 カラオケ管理システムにおける認証テーブル更新処理を示すフロー図 カラオケ管理システムにおける端末登録処理、転送処理等を示すフロー図 カラオケ管理システムにおけるリセット処理を示すフロー図 カラオケ管理システムにおける認証テーブル更新処理を示す模式図 カラオケ管理システムにおける端末登録処理を示す模式図(1) カラオケ管理システムにおける端末登録処理を示す模式図(2) カラオケ管理システムにおける転送処理を示す模式図 カラオケ管理システムにおけるリセット処理を示す模式図 カラオケ管理システムにおけるリセット処理後の様子を示す図 他の実施形態のカラオケ管理システムの端末登録処理を示す模式図 他の実施形態のカラオケ管理システムの端末登録処理を示す模式図
図1は、本発明の実施形態に係るカラオケシステムの構成を示す図である。本実施形態におけるカラオケシステムは、カラオケ装置2(コマンダ)と、リモコン装置1を含んで構成されている。カラオケ装置2とリモコン装置1は、LAN100及びアクセスポイント110を利用してネットワークを形成するように接続されている。
カラオケボックスなどの店舗に設置されるカラオケ装置2は、楽曲を演奏するための演奏手段として音響制御部25を備えている。また、カラオケ装置2は、ユーザからの各種入力を受け付けるスイッチなどで構成されるカラオケ装置2側の入力手段としての操作部21を備える。カラオケ装置2は、操作部21からの入力を解釈して制御部30に伝達する操作処理部22を備える。また、カラオケ装置2は、各種情報を記憶するカラオケ装置側記憶手段としてのHDD32(ハードディスク)を備える。カラオケ装置2は、LAN100に接続してネットワークに加入するためのカラオケ装置側通信手段としてのLAN通信部24を備えている。
また、カラオケ装置2は、モニタ41に対して歌詞映像、背景映像を表示させる映像再生手段を備える。この映像再生手段は、映像情報に基づいて映像を再生する映像再生部29、再生する映像を一時的に蓄積するビデオRAM28、再生された映像に対して歌詞テロップを重畳したり、映像効果を付与する映像制御部31を備えている。
さらに、このカラオケ装置2では、外部に接続されたモニタ41以外に、タッチパネルモニタ33に対しても各種情報を表示することを可能としている。タッチパネルモニタ33は映像制御部31から入力された映像情報を表示する表示部33aと、タッチ入力された位置を操作処理部22に出力するタッチパネル33bが重畳されて構成されている。また、カラオケ装置2に対する各種操作は、カラオケ装置2のフロントパネル等に設けられた操作部21を介して行うことも可能となっている。
本実施形態のタッチパネルモニタ33は、リモコン装置1の操作手段であるタッチパネルモニタ11と同様の操作手段として機能することも可能としている。ユーザはタッチパネルモニタ33から楽曲を選択して、直接カラオケ装置2に予約をさせるなど、リモコン装置1と同等の操作手段として機能することが可能である。
さらに、カラオケ装置2は、各構成を統括して制御するための制御手段として、CPUにて構成される制御部30、各種プログラムを実行するにあたって必要となる情報を一時記憶するためのメモリ27を備えている。
このような構成にてカラオケ装置2は、各種処理を実行することとなるが、カラオケ装置2の主な機能として、指定処理、再生処理などを実行可能としている。指定処理は、ユーザからの指定に基づいて楽曲を指定、予約するための処理であってリモコン装置1と連携して実行される。リモコン装置1から送信された予約情報をメモリ27に記憶する予約テーブルに登録する。再生処理は、予約された楽曲を再生させる処理であって、演奏処理と歌詞再生処理とが同期して実行される処理である。
演奏処理は、楽曲データに含まれる演奏データを音響制御部25にて演奏させる処理である。音響制御部25にて演奏された楽曲は、歌唱用マイク44a、44bから入力される歌唱音声と一緒にスピーカ42から放音される。歌詞再生処理は、楽曲データに含まれる歌詞データをモニタ41に表示させることで歌唱補助を行う処理である。この歌詞再生処理で表示される歌詞に、背景映像を重畳させて表示させる背景映像表示処理を実行することとしてもよい。
一方、リモコン装置1は、予約情報などカラオケ装置2に対して各種指示を送信するとともに、カラオケ装置2あるいはインターネット上に接続されたホスト装置5から各種情報を受信する。本実施形態では、ユーザインターフェイスとしてボタンなどの操作部17と、タッチパネルモニタ11を備えている。タッチパネルモニタ11は、表示部11aとタッチパネル11bを有して構成され、表示部11aに各種インターフェイスを表示するとともに、ユーザからのタッチ入力を受付可能としている。
さらにリモコン装置1は、楽曲検索に必要とされるデータベース、各種プログラム、並びに、プログラム実行に伴って発生する各種情報を記憶するリモコン側記憶手段としてメモリ14、そして、これら構成を統括して制御するためのリモコン側制御手段を備えて構成される。リモコン側制御手段には、CPUにて構成される制御部15、表示部11aに対して表示する映像を形成する映像制御部13、表示する映像情報を一時的に蓄えるビデオRAM12、操作部17からの入力を解釈して制御部15に伝達する操作処理部18が含まれている。
リモコン装置1は、無線LAN通信部16によって、アクセスポイント110と無線接続されることで、LAN100によって構成されるネットワークに接続される。なお、各リモコン装置1は、特定のカラオケ装置2に対して事前に対応付けされている。リモコン装置1から出力される各種命令は、対応付けされたカラオケ装置2にて受信されることとなる。
本実施形態のリモコン装置は、ユーザが所持するスマートフォン等の携帯端末6とカラオケ装置2を対応付けるための、音響制御部81とスピーカ82を有する音響出力系を備えている。音響制御部81は、CPU15の制御に基づき、カラオケ装置2がホスト装置5から受信した認証情報を含んだ音響信号をスピーカ82から出力する音響信号出力処理を実行可能としている。
次に、本発明においてユーザが所持する携帯端末6(本発明における「携帯型情報処理装置」)について説明する。図2は、本発明の実施形態に係る携帯端末6の構成を示す図である。この携帯端末6としては、スマートフォン、タブレット端末、携帯電話等を使用することが可能である。この携帯端末6に、本発明に係るプログラム(アプリ)をインストールし、プログラム上において対応付け処理を実行することで、携帯端末6をカラオケ装置2のリモコンとして使用することが可能となる。
本実施形態の携帯端末6は、制御部61、RAM62、記憶部63、画像処理部64、音響処理部66を含んで構成された制御手段を有している。記憶部63には、ハードディスク、SSD等の不揮発性の記憶手段を採用することが可能である。この記憶部63には、本実施形態における投稿処理を実行可能なプログラム、そして、当該プログラムで使用する各種データが記憶される。
制御部61は、CPU等、携帯端末6全体を統括して制御する手段であり、記憶部63に記憶されたプログラム、データに基づいて各種制御を実行する。RAM62には、制御部61の制御によって生成されたデータを一時的に格納する。
音響処理部66は、携帯端末6の音響関係の入出力を行う手段である。制御部61の制御によりスピーカ67aに放音させる手段である。また、音響処理部66は、マイクロホン67bと接続され、マイクロホン67bから周囲の音声を取り込み可能としている。
タッチパネル表示部68は、画像を表示する表示部68bとその表面あるいは裏面に配設されるタッチパネル68aを有して構成されている。タッチパネル68aには、静電容量方式などユーザのタッチ位置を認識可能とする各種タイプを採用することが可能である。制御部61は、表示部68bに表示を行うとともに、タッチパネル68aからのタッチ入力にて、表示させている画像中のどの部分にタッチ入力されたかを判定することが可能である。
画像処理部64は、携帯端末6の画像関係の入出力を行う手段である。画像処理部64は、制御部61で形成された画像情報を表示部68bに表示出力する。また画像処理部64は、携帯端末6の前面(タッチパネル表示部68側)に配置されたフロントカメラ65F、もしくは、携帯端末6の背面に配置されたリアカメラ65Rから画像を取り込む機能を有する。
通信部69は、携帯無線網を介した無線通信を行うことが可能であり、無線基地局と無線通信することで、通話、あるいは、インターネットを使用した通信を行うことが可能である。携帯端末6はインターネット上のサーバから投稿処理を実行可能なプログラムを含む各種プログラム(「アプリ」とも呼ばれる)をダウンロードすることが可能である。なお、プログラムは、通信回線を利用した形態以外に、外部メモリ接続端子72に接続された外部メモリEXからインストールすることとしてもよい。通信部69には、無線LAN通信手段、あるいは、近距離通信手段(赤外線通信、Bluetooth(商標)など)の近距離通信手段をさらに設けることとしてもよい。
本実施形態の携帯端末6は、入力手段としてタッチパネル68a以外に入力スイッチ70を備えて構成されている。この入力スイッチ70には、電源スイッチ、音量調整スイッチ、実行するプログラムによって入力用途が変更されるスイッチ等、各種スイッチを設けることが可能である。
本実施形態の携帯端末6は、カラオケ業者が提供するプログラムをインストール、実行することで、携帯端末6と操作対象となるカラオケ装置2とを対応付け、携帯端末6からカラオケ装置2に対して楽曲の予約コマンド等、各種コマンドを送信することを可能としている。
図1で説明したカラオケ店舗に設置されるカラオケシステムにおいて、カラオケ店舗に来店したユーザは、自己の所持する携帯端末6を使用対象となるカラオケ装置2のリモコンとして機能させることとしている。そのため、カラオケシステムは、カラオケシステム音響信号出力処理を実行することとしている。音響信号出力処理は、カラオケシステムに割り当てられた認証情報を含んだ音響信号をカラオケシステムのスピーカから放音出力する処理であり、ユーザが所持する携帯端末6とカラオケ装置2を対応付けるために実行する処理である。本実施形態では、カラオケシステム中、リモコン装置1のスピーカ82から放音出力することとしている。リモコン装置1は、比較的ユーザに近い場所で使用されることが多いため、ユーザは自己の所持する携帯端末6を容易にリモコン装置1に近づけることで、携帯端末6に音響信号を聴取させることが可能である。また、リモコン装置1と携帯端末6との間の距離も近接させることが可能であるため、音響信号の出力音を小音量に抑えることが可能である。音響信号出力処理は、このようにリモコン装置1で行う形態のみならず、カラオケ装置2で実行し、カラオケ装置2に接続されたスピーカ42から放音出力する形態を採用することも可能である。
携帯端末6をカラオケ装置2のリモコンとして機能させるための各種処理について説明を行う。図5には、カラオケ管理システムにおける認証テーブル更新処理を示すフロー図が示されている。なお、本発明でいうカラオケ管理システムは、カラオケシステム(カラオケ装置2を少なくとも含む)とホスト装置5を含んで構成されており、ユーザが所持する携帯端末6はカラオケ管理システムに含まれない。また、図8には、認証テーブル更新処理を示す模式図が示されている。本実施形態では、ホスト装置5で生成した認証情報を使用することとしている。カラオケ装置2は、認証情報要求のタイミングであると判定した場合(S101:Yes)、ホスト装置5に対してカラオケ装置2に個別に割り当てられているカラオケ装置IDを含む認証情報要求をホスト装置5に送信する認証情報要求処理(S102)を実行する。
認証情報要求のタイミングは、カラオケシステム(リモコン装置1あるいはカラオケ装置2)に対する操作に基づいて実行することが考えられる。例えば、カラオケボックスでは、顧客の退店後、従業員がカラオケシステムに対する認証情報要求操作を行うことが考えられる。このような形態では、顧客の使用後、認証情報が変更されるため、従前に使用していた顧客の携帯端末6は、そのリモコン機能が使用できない状態となる。したがって、退店した顧客によるリモコン操作を無効とし、カラオケ装置2に対する不適切な遠隔操作を無効とすることが可能となる。認証情報要求のタイミングは、このようにユーザの操作による形態のみならず、所定時間毎に自動で行う等、適宜形態を採用することが可能である。
ホスト装置5は、認証情報要求を受信した後、認証情報要求に含まれているカラオケ装置ID(カラオケ装置A)に対応する認証情報を生成する(S201)。そして、ホスト装置5は、新たに生成した認証情報に基づいて、記憶部51に記憶している認証テーブルを更新する(S202)。図8の場合、従前、カラオケ装置Aに対応して認証情報A1を記憶していたが、ホスト装置5は、今回の認証情報要求によって認証情報A2を新たに生成し、カラオケ装置Aに対応付けて記憶する。
ホスト装置5は、認証情報要求を送信してきたカラオケ装置2に対して、新たに生成した認証情報(認証情報A2)を受信する(S103)。カラオケシステムは、受信した認証情報に基づいて音響信号出力処理(S104)を実行する。図9には、認証テーブル更新処理の一部が模式図にて示されている。ホスト装置5は、認証情報要求のあったカラオケ装置2に対して認証情報(認証情報A2)を送信する。認証情報を受信したカラオケ装置2は、当該カラオケ装置2に対応付けられているリモコン装置1に認証情報を転送する。リモコン装置1は、受信した認証情報に基づいて音響信号出力処理(S104)を実行する。図9の場合、リモコン装置1にて放音する音響信号には、カラオケ装置2にて受信した認証情報(認証情報A2)が含まれている。
音響信号出力処理(S104)で放音する音響信号は、カラオケ装置2に割り当てられている認証情報を音波に変調した信号であって、超音波等、人間の聞こえない、もしくは聞き取りにくい周波数帯域に設定することが好ましい。このような周波数帯域に設定することで、歌唱を楽しむことを目的としたカラオケ装置2の使用において雑音源となることがなく、また、携帯端末6側において周囲の雑音から音響信号を取得しやすくすることが可能となる。
音響信号出力処理(S104)は、適宜タイミングで実行することが可能である。音響信号出力処理(S104)は、常時、リモコン装置1にて実行することとしてもよいが、上述したように、音響信号を使用する周波数帯域によっては雑音現になる場合がある。したがって、各種条件を契機として、所定期間の間、音響信号出力処理(S104)を実行することが考えられる。音響信号出力処理(S104)を実行する条件例を下記に記載する。
(1)会員ユーザをログインさせるログイン処理の実行を契機とする場合。
本実施形態では、ユーザに、カラオケ装置や、携帯端末アプリへのログインを行わせることなく、すなわち、カラオケサービスへの会員登録を必要とすることなく、携帯端末6にアプリをダウンロードさえすれば、非会員ユーザ(以下、ゲストユーザ)でも、個人の携帯端末6とカラオケ装置2を対応付けることを可能としているが、カラオケ店舗の部屋に同席するユーザの中には、既にカラオケサービスに会員登録しているユーザ(以下、会員ユーザ)も存在する。会員ユーザは通常、各種会員サービス(例えば、十八番登録曲の利用)を利用するためにログインするのが通常である。そこで、リモコン装置1が会員ユーザのログイン要求を受付け、該会員ユーザをログインさせるログイン処理の実行を契機として、音響信号出力処理(S104)を実行することとする。この場合、会員ユーザがログインしたタイミングでの所定時間内での音響信号出力となるため、出力期間を抑制することが可能となる。
(2)音響信号出力処理を指定した操作を契機とする場合。
本実施形態では、ユーザは予めカラオケ装置2に対応付いているリモコン装置1を使用して各種操作を実行することが可能としているが、リモコン装置1に対する操作を契機として音響信号出力処理(S104)を実行してもよい。例えば、該リモコン装置1には、図3に示すように「携帯端末リモコン 携帯端末を近づけてください」と表記されている。この表記のある部分を操作可能なアイコンとし、本アイコンを指定する操作の受付けを契機として音響信号出力処理(S104)を実行することとする。この場合は、ゲストユーザの所望するタイミングのみでの音響信号出力となるため、出力期間を抑制することが可能となる。(3)リモコン装置1を操作中であることの判定を契機とする場合。
本実施形態では、リモコン装置1を使用して各種操作を実行することが可能であるが、常時音響信号を出力しているのではなく、リモコン装置1が、選曲操作等の何らかの操作を受付けたことを契機として音響信号出力処理(S104)を開始してもよい。したがって、リモコン装置1を使用していない期間には、音響信号出力処理(S104)は停止することとなり、音響信号の出力期間を抑制することが可能となる。
(4)リモコン装置1の最初の操作を受付けたことを契機とする場合。
本実施形態では、リモコン装置1を使用して各種操作を実行することが可能であり、カラオケ店舗の部屋内に入ったユーザは、まず、リモコン装置1を手に取り、楽曲の選曲や、各種キャンペーン情報を閲覧することになる。そこで、リモコン装置1が、最初の操作を受付けたタイミングを契機として音響信号出力処理(S104)を実行することとする。ここで、「最初の操作」とは、通常、一のグループがカラオケ利用を終了してカラオケ店舗を退店した場合に、図7のようなリセット操作(S111)をカラオケ店舗の従業員が行うため、そのリセット操作を受付けてから、次に受付けた操作が「最初の操作」となる。通常、この最初の操作の受付けは、次のグループが部屋に入ってきたときの操作にあたるため、部屋に入ってきてから所定期間、音響信号出力を行うため、出力期間を抑制することが可能となる。
(5)近接センサにて携帯端末6の近接を判定した場合。
本実施形態では、リモコン装置1のスピーカ82から音響信号出力することとしているため、携帯端末6に音響信号を聴取させるためには、スピーカ82と携帯端末6は近接させることが好ましい。したがって、リモコン装置1と携帯端末6が近接したと判定した場合に音響信号を出力することとしてもよい。このような形態では、スピーカ82と携帯端末6間の距離を近接させた状態で音響信号を出力するとともに、音響信号の出力期間を抑制することが可能となる。ここで、携帯端末6は、金属の部品を使用することが一般的であるため、近接センサとしては、金属センサを使用して、リモコン装置1に対する携帯端末6の近接を判定することが考えられる。近接センサとしては、他に、リモコン装置1にカメラを設け、カメラで撮像した画像を認識することで、携帯端末6の近接を判定することとしてもよい。
(1)から(5)の何れの場合においても、音響信号出力処理(S104)は、所定期間の間、実行されることになるため、常時、音響信号を放音出力する場合と比較して、音響信号の出力期間を抑制することが可能となる。したがって、バッテリーで駆動するリモコン装置1の消費電力を抑えることも可能となる。
図3は、アクティブユーザトップ画面であって、ユーザがログインした直後の状態が示されている。この画面に示されるように、複数人がログインした状態ではログインユーザ欄103にログインしたユーザの分身像103a〜103e(本実施形態では顔部分)が表示される。またログインユーザ欄103中、右端に背景がハイライト(白色)で示されるユーザは、アクティブユーザ103e(Aさん)であって、図に示す状態では、このアクティブユーザ103eに対するサービス、すなわち、アクティブユーザ103eのユーザ情報を利用したサービスが実行されている状態となっている。このアクティブユーザトップ画面では、「曲を探す」を選択することで、歌手名、楽曲名に基づく検索を行うことができる。
本実施形態のアクティブユーザトップ画面の右上には、携帯端末6をカラオケ装置2のリモコンとして使用するためのメッセージが表示されている。カラオケサービスの会員ではない、ゲストユーザは、携帯端末6において、プログラム(アプリ)を起動し、携帯端末6をリモコン装置1に近づけることで、リモコン装置1のスピーカ82から放音される音響信号を、携帯端末6のマイクロホン67bにて受信し、音響信号に含まれる認証情報を取得する。本実施形態では、会員ユーザがログインしたことを契機として所定期間、音響信号出力処理(S104)を実行することとしている(上述する(1)の形態)。音響信号出力処理(S104)の実行タイミングは、上述する(2)〜(5)の形態に代える、あるいは、併用することも可能である。あるいは、カラオケシステムが起動している期間、常時実行することとしてもよい。
図6には、音響出力信号を受信した携帯端末6の処理が記載されている。また、図9には、音響信号出力処理(S104)の一部が模式図にて示されている。リモコン装置1のスピーカ82から放音された音響信号は、携帯端末6のマイクロホン67bに入力される。音響信号には認証情報(認証情報A2)が含まれており、携帯端末6は、音響信号を受信した場合(S301:Yes)、音響信号を解析して抽出した認証情報(認証情報A2)をRAM62等の記憶手段に記憶する(S302)。携帯端末6は、記憶した認証情報をホスト装置5に送信する(S303)。
ホスト装置5は、携帯端末6から認証情報を受信する(S211)と、ゲストユーザID(ゲストユーザA)を生成する(S212)。ゲストユーザIDは、携帯端末6毎に割り当てられた識別情報である。そして、ホスト装置5は、認証テーブルを参照し、携帯端末6から受信した認証情報(認証情報A2)に対応するカラオケ装置ID(カラオケ装置A)を判定する。次に、ホスト装置5は、ゲストユーザID(ゲストユーザA)とカラオケ装置ID(カラオケ装置A)とを対応付けて、記憶部51に記憶する対応付けテーブルに登録する(S213)。ホスト装置5は、生成したゲストユーザID(ゲストユーザA)を、認証情報を送信した携帯端末6に送信する(S213)。なお、ゲストユーザIDは、携帯端末6毎ではなく、携帯端末6にインストールされたアプリ毎にユニークに割り当てられても良い。この場合、携帯端末6から、アプリがアンインストールされ、再び、インストールした場合には、別のゲストユーザIDが割り当てられることとなる。
図10には、ホスト装置5からゲストユーザIDを受信する携帯端末6の様子が模式的に示されている。ホスト装置5は、認証情報を送信してきた携帯端末6に対し、携帯電話網を介してゲストユーザID(ゲストユーザA)を送信する(S213)。携帯端末6は、ホスト装置5の送信したゲストユーザID(ゲストユーザA)を受信し(S304)、RAM62等の記憶手段に記憶する(S305)。以上の処理によって、携帯端末6とカラオケ装置2の対応付けが完了する。ホスト装置5は、対応付けテーブルを参照することで、ゲストユーザIDの割り当てられている携帯端末6に対して対応付けられているカラオケ装置Aを判定することが可能であり、携帯端末6から送信された各種コマンドを、それに対応付けられているカラオケ装置2に転送することが可能となる。
ホスト装置5は、この対応付けテーブルに基づき、ゲストユーザIDに対応するカラオケ装置2を識別することが可能となる。対応付け処理の完了後、携帯端末5は、リモコン装置1と同様、対応付けられたカラオケ装置2のリモコンとして機能することが可能となる。図4には、携帯端末6のタッチパネル表示部68に表示される楽曲確認画面が示されている。楽曲確認画面は、ユーザにより指定された楽曲名、歌手名等に基づいて指定された楽曲の詳細を示す画面であり、ユーザは楽曲確認画面にて楽曲を予約することが可能である。楽曲確認画面には、歌手名、曲名、歌い出し、楽曲に関するサムネイル画像といった楽曲関連情報601の他、キー設定、曲タイプ設定、投稿機能設定等、楽曲設定情報602が表示される。ユーザは、予約ボタン603を操作することで、表示されている楽曲を対応付けられたカラオケ装置2に予約することが可能となる。
図11は、携帯端末6、ホスト装置5、カラオケ装置2間における転送処理を示す模式図である。携帯端末6を所持するユーザは、楽曲確認画面上、予約ボタン603をタッチ操作する等の行為によりコマンドを入力する。携帯端末6は、コマンド入力があったことを判定した場合(S306:Yes)、ホスト装置5に対して送信コマンド情報を送信する(S307)。送信コマンド情報には、コマンド入力に対応するコマンド(コマンドA)と、携帯端末6に記憶しているゲストユーザID(ゲストユーザA)が含まれている。
ホスト装置5は、対応付けテーブルに基づいて認証処理を実行する(S215)。認証処理は、対応付けテーブル上に、携帯端末6から送られてきた送信コマンド情報内のゲストユーザID(ゲストユーザA)が存在するか否かを判定することで行われる。対応付けテーブル上に、送信コマンド情報内のゲストユーザIDがある場合は、認証できた場合(S216:Yes)であって、その場合、ホスト装置5は、転送対象となるカラオケ装置2に対して転送コマンド情報を送信する(S217)。転送コマンド情報には、送信コマンド情報内のコマンド(コマンドA)と、宛先としてのカラオケ装置ID(カラオケ装置A)が含まれている。転送コマンド情報を受信したカラオケ装置2(カラオケ装置A)は、転送情報に含まれるコマンドに従って処理を実行する。
一方、対応付けテーブル上に、送信コマンド情報内のゲストユーザIDがない場合は、認証に失敗した場合(S216:No)であって、その場合、送信コマンド情報を送信してきた携帯端末6に対して、コマンドが転送できないことを示す転送エラー情報を送信する(S217)。携帯端末6は、転送エラー情報を受信した場合(S308:Yes)、タッチパネル表示部68にエラーメッセージを表示し、ユーザに対してコマンドを転送できない旨を通知する(S309)。
携帯端末6における転送処理(S306〜S309)は、携帯端末6で実行しているプログラムを終了する(S310:Yes)まで、繰り返し実行され、ホスト装置5の対応付けテーブル上に登録されている場合、携帯端末6をカラオケ装置2のリモコンとして機能させることが可能である。
このように本実施形態では、ユーザの所持する携帯端末6をカラオケ店舗内に設置されているカラオケ装置2のリモコンとして機能させることが可能であるが、携帯端末6は、携帯電話網を介してホスト装置5と通信接続しているため、ユーザがカラオケ店舗を退店した後も、ホスト装置5を介してカラオケ装置2に送信コマンド情報を送信することが可能である。このような場合、ホスト装置5が受信した送信コマンド情報に基づいて、転送コマンド情報をカラオケ装置2に転送した場合、カラオケ店舗の外からカラオケ装置2を遠隔制御できることとなる。
本実施形態では、このような不都合を解消するため、ユーザが退店した後、使用後のカラオケシステムについてリセット処理を行うこととしている。図7には、カラオケ管理システムにおけるリセット処理を示すフロー図が示されている。また、図12には、カラオケ管理システムにおけるリセット処理を示す模式図が示されている。カラオケボックス等のカラオケ店舗では、ユーザが退店した後、カラオケ装置2に対してリセット操作を行う。このリセット操作は、カラオケ装置2のタッチパネルモニタ33、あるいは、リモコン装置1のタッチパネルモニタ11等を使用して行うことが可能であるが、パスワードを必要とするメニュー内からの操作とする等、顧客が操作できないようにしておくことが好ましい。
カラオケ装置2においてリセット操作が行われた場合(S111:Yes)、カラオケ装置2は、自己のカラオケ装置ID(カラオケ装置A)を含んだリセット要求をホスト装置5に送信する。ホスト装置5は、リセット要求を受信(S221)した後、認証テーブル上、リセット要求に含まれるカラオケ装置IDに対応する認証情報を解除(削除)する(S112)。そして、対応付けテーブル上、リセット要求に含まれるカラオケ装置IDに対応するカラオケ装置IDを解除(削除)する(S222)。また、カラオケ装置2では、記憶していた認証情報を削除する(S113)とともに、音響情報出力処理を中止する(S114)。
図13は、リセット処理を行った後の、携帯端末6とホスト装置5間の通信の様子を模式的に示したものである。携帯端末6にてコマンドを入力し、転送コマンド情報を送信した場合(S307)、ホスト装置5は、送信コマンド情報に基づく認証処理を実行する(S215)。リセット処理を行った後、対応付けテーブルでは、カラオケ装置IDが解除(削除)された状態であるため、ホスト装置5は認証失敗と判断し(S216:No)、携帯端末6に転送エラー情報を送信する。このように本実施形態では、リセット処理を実行することで、退店したユーザによるカラオケ装置2の遠隔操作を防止している。
なお、このリセット処理を行うことに代え、図5で説明した認証テーブル更新処理を行うこととしてもよい。その際、認証テーブル更新処理では、認証テーブル上、新たな認証情報に更新するとともに、対応付けテーブル上のカラオケ装置IDを解除する。退店後に、認証テーブル更新処理を実行することで、カラオケシステムでは音響信号出力処理を開始することが可能となり、次にカラオケシステムを使用する顧客に迅速に対応することが可能となる。リセット処理のリセット要求と、図5で説明した認証テーブル更新処理の認証情報要求は、認証情報を初期化する(従前の認証情報を削除、もしくは、更新する)ものであるため、どちらも初期化要求ということができる。
以上、本実施形態のカラオケ管理システムによれば、ユーザが所持する携帯端末6で、カラオケシステムから放音された音響信号を受波させるという簡単な操作で、認証情報を携帯端末6に記憶させ、当該カラオケ装置2を遠隔操作することが可能となる。本実施形態では、カラオケシステム内のリモコン装置1において音響信号出力処理を実行することとしているが、音響信号出力処理は、他の機器によって実行することも可能である。
図14、図15は、他の実施形態に係る他の実施形態のカラオケ管理システムにおける対応付け処理を示した図であって、前述した実施形態の図9の処理に対応する図である。図14に示す実施形態では、カラオケシステム中、カラオケ装置2において音響信号出力処理を実行する。カラオケ装置2は、認証情報(認証情報A2)を含んだ音響信号をスピーカ42から放音出力する。音響信号出力処理のタイミングは、前述の実施形態と同様、(1)〜(4)の形態、あるいは、カラオケ装置2が認証情報を記憶している期間、常時実行する等、適宜形態を採用することが可能である。スピーカ42から放音出力された音響信号を受波した携帯端末6は、認証情報(認証情報A2)を含んだ認証情報要求をホスト装置5に送信する。その後に実行される転送処理、リセット処理等は、前述した実施形態と同様である。
図15に示す実施形態は、カラオケ装置2と既に対応付けが完了している携帯端末6aにて従音響信号出力処理を実行する形態である。従音響信号出力処理は、リモコン装置1等、カラオケシステム側で実行する音響信号出力処理と同じ音響信号を放音する処理であるが、カラオケシステム側での音響信号出力処理と分けるため、頭に「従」の文字を付している。携帯端末6aは、カラオケ業者が提供したプログラム(アプリ)を起動した状態であって、図9あるいは図14等で説明した各種対応付け処理でカラオケ装置2と対応付けられ、カラオケ装置2にコマンドを送信可能な状態となっている。よって、携帯端末6aは、認証情報(認証情報A2)を受信、記憶しており、携帯端末6aは、従音響信号出力処理を実行することで、認証情報(認証情報A2)を含んだ音響信号をスピーカ67aから放音出力する。新たにカラオケ装置2と対応付けられる携帯端末6bは、携帯端末6aが放音出力した音響信号を受波し、認証情報(認証情報A2)を含んだ認証情報要求をホスト装置5に送信する。
以下に、携帯端末6aが、従音響信号出力処理を実行する条件例を記載する。
(1)携帯端末6aが音響信号を受信して認証情報を抽出したことを契機とする場合。
携帯端末6aが、図6の認証情報を抽出(S302)した場合に、認証情報を送信(S303)する処理と並行して、または、認証情報の送信処理が完了してから、所定時間、従音響信号出力処理にて認証情報を含んだ音響信号を出力することとする。これにより、カラオケ店舗の部屋内の座る位置などによって、カラオケシステムからの音響信号をマイクロホンから取得しにくいゲストユーザでも、容易に認証情報を取得することができる。
(2)携帯端末6aが従音響信号処理の実行を受付けたことを契機とする場合。
携帯端末6aが、認証情報を抽出(S302)した場合に、図4の携帯端末6aのタッチパネル表示部に、新たに「認証情報送信」アイコンが表示されることとしても良い。携帯端末6aのユーザによるアイコンへの接触を受付けると、携帯端末6aが従音響信号出力処理を実行することで、携帯端末6aのユーザの意思に応じて、任意のユーザに認証情報を送信することができる。
(3)携帯端末6aが近接センサにて携帯端末6bの近接を判断した場合。
携帯端末6aが、認証情報を抽出(S302)後、携帯端末6bが所定の範囲内に近接した場合に従音響信号出力処理を実行することとしても良い。携帯端末6は、金属の部品を使用することが一般的であるため、近接センサとしては、金属センサを使用して、携帯端末6aに対する携帯端末6bの近接を判定することが考えられる。近接センサとしては、他に、リモコン装置1にカメラを設け、カメラで撮像した画像を認識することで、携帯端末6bの近接を判定することとする。これにより、ゲストユーザとしてカラオケシステムを利用したい携帯端末6bのユーザの意思により、認識情報を取得することができる。
(4)携帯端末6aの加速度センサが所定の加速度値を判断した場合。
携帯端末6aが、認証情報を抽出(S302)したのち、携帯端末6aに予め搭載されている加速度センサが、携帯端末自身の加速度値を検出し、加速度値が所定の閾値を超えた場合、すなわち、携帯端末6aがユーザの意思によって振られたと判断した場合に、従音響信号出力処理を実行することとする。これにより、携帯端末6aのユーザの意思に応じて、任意のユーザに認証情報を送信することができる。
このような実施形態では、既に対応付け処理を終えた携帯端末6aを使用して、他のユーザの所持する携帯端末6bに、カラオケシステムに登録されている認証情報を伝達することが可能となる。したがって、リモコン装置1やカラオケ装置2等のカラオケシステムを使用することなく、例えば、隣に座っているユーザの携帯端末6aを使用して容易にカラオケ装置2と自己の所持する携帯端末6bとの対応付けを行うことが可能となる。また、今回、音響信号を受波した携帯端末6bでも同じプログラムを使用して、同じ状況下における別の携帯端末(例えば、6c)に、認証情報を伝達することが可能である。したがって、本実施形態によれば、複数の携帯端末6間において、認証情報を連鎖的に伝達することが可能となる。
また、上述した各種実施形態では、ホスト装置5にて記憶管理する対応付けテーブルを使用することとしているが、対応付けテーブルを使用しない形態も考えられる。その場合、ホスト装置5では、ゲストIDを生成する必要はない。携帯端末6は、音響信号に含まれる認証情報を受信し、RAM62等の記憶手段に記憶する。その後、携帯端末6にコマンド入力が行われた場合、携帯端末6は、送信コマンド情報として、記憶する認証情報にコマンドを対応付けてホスト装置5に送信する。ホスト装置5は、認証テーブルを参照し、受信した送信コマンド情報に含まれる認証情報に対応づけられているカラオケ装置IDを判定し、当該カラオケ装置IDに対応するカラオケ装置2に転送コマンド情報を転送する。
このような実施形態では、各送信コマンド情報に認証情報が含まれることになる。認証情報は、認証精度の向上を図る場合、容量が大きくなることが考えられる。したがって、各送信コマンド情報に認証情報を含ませた場合、通信容量が増大するとともに、ホスト装置5では、送信コマンド情報を受信する度に認証情報を使用した認証処理を実行する必要がある。したがって、通信容量の削減、並びに、ホスト装置5における負荷の削減を図るためには、対応付けテーブルを使用する形態が好ましい。
1a、1b…リモコン装置 5…ホスト装置
11…タッチパネルモニタ 51…記憶装置
11a…表示部 6…携帯端末(携帯型情報処理装置)
11b…タッチパネル 61…制御部
12…ビデオRAM 62…RAM
13…映像制御部 63…記憶部
14…メモリ 64…画像制御部
15…CPU 65F…フロントカメラ
16…無線LAN通信部 65R…リアカメラ
17…操作部 66…音響処理部
18…操作処理部 67a…スピーカ
19…赤外線通信部 67b…マイクロホン
2…カラオケ装置(コマンダ) 68…タッチパネル表示部
21…操作部 68a…タッチパネル
22…操作処理部 68b…表示部
23…赤外線通信部 69…通信部
24…LAN通信部 70…入力スイッチ
25…音響制御部 71…外部入力端子
27…メモリ 41…モニタ
28…ビデオRAM 72…外部メモリ接続端子
29…映像再生部 81…音響制御部
30…制御部 82…スピーカ
31…映像制御部 100…LAN
32…HDD(ハードディスク) 110…アクセスポイント
42…スピーカ 120…ルータ
44a、44b…歌唱用マイク(マイクロホン)

Claims (11)

  1. カラオケ装置を少なくとも含むカラオケシステムと、携帯型情報処理装置及び複数のカラオケ装置と通信回線を介して通信可能なホスト装置と、を有するカラオケ管理システムであって、
    カラオケシステムは、
    カラオケ装置に対応する認証情報を含んだ音響信号をスピーカから出力させる音響信号出力処理を実行可能とし、
    携帯型情報処理装置は、
    カラオケシステムから出力された音響信号をマイクロホンで受信し、受信した音響信号に含まれる認証情報を取得する取得処理と、
    取得処理で取得した認証情報と、入力部から入力されたコマンドをホスト装置に送信可能とし、
    ホスト装置は、
    カラオケ装置の識別情報に対応付けた認証情報を生成し、カラオケ装置に送信する認証情報生成処理と、
    携帯型情報処理装置から受信した認証情報に基づいてカラオケ装置を特定し、携帯型情報処理装置から受信したコマンドを、特定したカラオケ装置に転送する転送処理を実行可能とする
    カラオケ管理システム。
  2. ホスト装置は、
    携帯型情報処理装置から認証情報を受信した場合、受信した認証情報に基づいてカラオケ装置の識別情報を特定し、特定したカラオケ装置の識別情報とユーザ識別情報を対応付け、携帯型情報処理装置に対応付けたユーザ識別情報を送信し、
    携帯情報処理装置からユーザ識別情報とコマンドを含んだ送信コマンド情報を受信した場合、ユーザ識別情報に対応するカラオケ装置にコマンドを転送する転送処理を実行し、
    携帯型情報処理装置は、
    入力部から入力されたコマンドと、受信したユーザ識別情報を含んだ送信コマンド情報をホスト装置に送信する
    請求項1に記載のカラオケ管理システム。
  3. 携帯型情報処理装置は、
    入力部から入力されたコマンドと、取得処理で取得した認証情報を含んだ送信コマンド情報をホスト装置に送信する
    請求項1に記載のカラオケ管理システム。
  4. カラオケシステムは、カラオケ装置に対応付けられたリモコン装置を含み、
    音響信号出力処理は、カラオケ装置もしくはリモコン装置において実行される
    請求項1から請求項3の何れか1項に記載のカラオケ管理システム。
  5. ホスト装置は、
    携帯型情報処理装置から受信した認証情報に基づいてカラオケ装置を特定できない場合、携帯型情報処理装置に転送エラー情報を送信する
    請求項1から請求項4の何れか1項に記載のカラオケ管理システム。
  6. ホスト装置は、カラオケ装置から初期化要求を受信した場合、カラオケ装置に対応する認証情報を削除、もしくは、更新する
    請求項1から請求項5の何れか1項に記載のカラオケ管理システム。
  7. 音響信号出力処理は、カラオケシステムにおいてユーザをログインさせるログイン処理の実行を契機として、音響信号をスピーカから出力させる
    請求項1から請求項6の何れか1項に記載のカラオケ管理システム。
  8. 携帯型情報処理装置から受信した認証情報に基づいてカラオケ装置を特定し、携帯型情報処理装置とカラオケ装置を対応付けるホスト装置と通信回線を介して通信可能な携帯型情報処理装置であって、
    ホスト装置においてカラオケ装置に対応付けて生成された認証情報を含んだ音響信号をマイクロホンで受信し、受信した音響信号に含まれる認証情報を取得する取得処理と、
    取得処理で取得した認証情報と、入力部から入力されたコマンドをホスト装置に送信する送信処理と、を実行可能とする
    携帯型情報処理装置。
  9. 取得処理で取得した認証情報を含む音響信号をスピーカから出力させる従音響信号出力処理を実行可能とする
    請求項8に記載の携帯型情報処理装置。
  10. 携帯型情報処理装置から受信した認証情報に基づいてカラオケ装置を特定し、携帯型情報処理装置とカラオケ装置を対応付けるホスト装置と通信回線を介して通信可能な携帯型情報処理装置において実行可能なプログラムであって、
    カラオケシステムから出力された音響信号をマイクロホンで受信し、受信した音響信号に含まれる認証情報を取得する取得処理と、
    取得処理で取得した認証情報と、入力部から入力されたコマンドをホスト装置に送信する送信処理と、を携帯型情報処理装置に実行させることを特徴とする
    プログラム。
  11. 取得処理で取得した認証情報を含む音響信号をスピーカから出力させる従音響信号出力処理を実行可能とする
    請求項10に記載のプログラム。
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