JP2016000562A - 車両用照明装置 - Google Patents

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和文 熊崎
貴至 井川
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貴至 井川
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Abstract

【課題】コスト低減を図るとともに、マニューバリングランプ及び充電インジケータの機能を両立できる車両用照明装置を提供する。【解決手段】発光部40には、マニューバリングランプと、バッテリの蓄電状態を知らせる充電インジケータとを備える。発光部40には、発光部40による照明光の遮蔽及び照明光の車両外部への照明の許容を行うシャッタ部70を備える。コントローラはマニューバリングランプを発光制御する際には、シャッタ部70を制御して車両の側面側の路面への照明を許容し、かつ路面以外の車両側面外部への照明光を遮蔽する。コントローラは、充電制御部の充電制御に応じて、発光部40の充電インジケータを発光制御する。コントローラはシャッタ部70を制御して車両の側面側の路面への照明光を遮蔽し、かつ車両の側面側への充電インジケータの照明光の路面以外の車両側面外部への照明を許容する。【選択図】図4

Description

本発明は、車両用照明装置に関する。
マニューバリングランプは、夜間の車両の前進低速時、或いは後退時に、車両の側面側の路面を照らすことができるように、車両の側面側に設けられている。前記車両の側面側の路面が照らし出されると、運転者は、車両の側面側の路面に注意すべき障害物等がある場合、その路面をよりよく注視できるため、便利である。
一方、プラグインハイブリッド車、或いは電気自動車では、外部電源から車載バッテリを充電するために、外部ケーブルを車両の充電インレットに接続して充電を行うようにしている。この場合、充電している際の前記車載バッテリの蓄電状態が分かるように充電インジケータが設けられている。
なお、特許文献1は、車両後退時に車体側方側及び後方側への照明と、ドア開放時におけるドア開放状態視認用の点灯とを、1つのランプで選択的に行えるようにした車両側部照明装置が提案されている。また、特許文献2では、車両の乗降口路面及びタイヤの双方を照らすことが可能な車両用照明装置が提案されている。
特開平8−26026号公報 特開2004−216921号公報
ところで、プラグインハイブリッド車や電気自動車に前記マニューバリングランプを設ける場合、充電インジケータと前記マニューバリングランプとを別々に設ける必要があり、コスト高の原因となる。
特許文献1は、車両の後退時にドアの自由端部に設けられたランプを有する部位を車両外方へ突出させて後方を照らすようにしている。また、特許文献1は停車状態でドアを開けた場合は、前記ランプをドア内に収納した状態で発光させて、前記ドアの自由端面から発光状態が見えるようにしたものである。また、特許文献2は、フロントタイヤハウス及びリヤハウスの各側部には、照明具が取付けられ、車両の乗降口路面及びタイヤの双方のいずれかを選択的に前記照明具で照射可能に設けられている。
特許文献1のランプ及びその周辺構成及び特許文献2の照明具の構成は、充電インジケータとしては、採用しがたい構成である。
本発明の目的は、コスト低減を図るとともに、マニューバリングランプ及び充電インジケータの機能を両立できる車両用照明装置を提供することにある。
上記問題点を解決するために、本発明の車両用照明装置は、車載バッテリと、前記車載バッテリに対する外部電源からの電力による充電を制御する充電制御部とを備える車両に設けられていて、発光部と、前記発光部を発光制御するコントローラとを有する車両用照明装置において、前記発光部には、マニューバリングランプと、前記車載バッテリの蓄電状態を知らせる充電インジケータとを備え、前記発光部には、前記発光部による照明光の遮蔽及び前記照明光の車両外部への照明の許容を行うシャッタ部を備え、前記コントローラは、前記マニューバリングランプを発光制御する際には、前記シャッタ部を制御して、前記マニューバリングランプの照明光による前記車両の側面側の路面への照明を許容する一方で、車両の側面側の路面に向かっていない車両側面外部への前記マニューバリングランプの照明光を遮蔽し、また、前記コントローラは、前記充電制御部の充電制御に応じて、前記充電インジケータを発光制御するとともに、前記シャッタ部を制御して、前記車両の側面側の路面への前記充電インジケータの照明光を遮蔽する一方で、前記充電インジケータの照明光による前記車両の側面側の路面に向かっていない車両側面外部への照明を許容するものである。
また、前記発光部は、前記車両に設けられたハウジング内に設けられており、前記ハウジングは、前記車両とは反対側に位置する側壁と前記側壁に連結された底壁とを含み、前記側壁と前記底壁は、透明または半透明の材質で形成されており、前記シャッタ部は、前記発光部と前記側壁との間に設けられて、前記発光部の照明光による前記車両側面外部への照明光を遮蔽する閉状態及び前記照明光の前記車両外部への照明を許容する開状態を取り得る第1シャッタ部と、記発光部と前記底壁との間に設けられて、前記発光部の照明光による前記車両の側面側の路面への照明光を遮蔽する閉状態及び前記車両の側面側の路面への前記発光部の照明光の照明を許容する開状態を取り得る第2シャッタ部と、前記第1シャッタ部と前記第2シャッタ部を駆動する駆動部とを含み、前記コントローラは、前記マニューバリングランプを発光制御する際は、前記第1シャッタ部を閉状態に、かつ第2シャッタ部を開状態にすべく前記駆動部を制御し、また、前記コントローラは、前記充電インジケータを発光制御する際は、前記第1シャッタ部を開状態に、かつ第2シャッタ部を閉状態にすべく前記駆動部を制御することが好ましい。
また、前記第1シャッタ部及び第2シャッタ部は、それぞれ複数のシャッタ片の回転軸が平行に配置されたものであって、前記開状態では、各シャッタ片が相互に離間して、前記発光部の照明光が通過する通過領域が形成され、前記閉状態では、各シャッタ片が相互に重なることで、前記発光部の照明光の通過を不能にすることが好ましい。
また、前記シャッタ片は、前記発光部の照明光を反射する反射板で形成されていることが好ましい。
また、前記車両の操舵を行う操舵手段の操舵量を検出する操舵量検出部を備え、前記コントローラは、前記マニューバリングランプの点灯時には前記操舵量検出部からの操舵量に応じて、前記駆動部の駆動量を変化させて、第2シャッタ部のシャッタ片の開度を変更することが好ましい。
また、前記マニューバリングランプは、白色発光するものであり、前記充電インジケータは、非白色発光するものであることが好ましい。
また、前記コントローラは、前記車載バッテリが満充電のときには、前記充電インジケータを満充電を示す色で発光させ、前記車載バッテリが非満充電のときには、前記満充電を示す色とは異なる色で前記充電インジケータを発光させることが好ましい。
本発明によれば、コスト低減を図るとともに、マニューバリングランプ及び充電インジケータの機能を両立できる効果を奏する。
第1実施形態の車両用照明装置が設けられた車両の側面図。 同じく車両用照明装置が設けられた車両の要部斜視図。 車両用照明装置のランプ部の要部断面図。 車両用照明装置のランプ部の要部断面図。 電池システム及び車両用照明装置の電気ブロック図。 第2実施形態の車両用照明装置のランプ部の要部断面図。 第2実施形態の車両用照明装置のランプ部の要部断面図。 第2実施形態の車両用照明装置のランプ部の要部断面図。 第2実施形態の電池システム及び車両用照明装置の電気ブロック図。
(第1実施形態)
以下、本発明の車両用照明装置を具体化した第1実施形態について図1〜図5を参照して説明する。
まず、車両用照明装置80を備える車両10について説明する。
図1に示す車両10はプラグインハイブリッド車であって、車体20には図示しないエンジン、フロントモータ、リアモータ及び図5に示す電池システム100が搭載されている。図1に示すように、車体20の一側面のリアタイヤハウス21の上部には、図示しない外部電源からの電力を受けるための接続部180が設けられている。
図1、図2に示すように、車体20の両側面下部にはロッカーモール22が設けられている。ロッカーモール22のリアタイヤハウス21側には、ランプ部30が設けられている。また、ロッカーモール22本体には、ランプ部30に隣接して配置されるとともにフロントタイヤハウス側に向かって延出されたサイドプロテクションモール24が設けられている。
図3に示すように、ランプ部30は、ロッカーモール22本体に対して取付けられたハウジング32を有する。
ハウジング32は、ロッカーモール22本体に取付けられた取付壁34と、取付壁34から略水平方向に車体20外方へ延びる底壁36と、底壁36の先端部に対して一体に形成されるとともに、前記取付壁34の上端に連結された側壁38とを有する。側壁38は、路面に向かっていない外面を有する。また、底壁36は、路面に向かう外面を有する。また、ハウジング32の前端は図示しない端壁で閉塞されている。また、ハウジング32の後部は、前記底壁36及び側壁38がそれぞれ細くなるように形成されている。
本実施形態では前記底壁36は平板状に形成されているが限定するものではない。また、本実施形態では図3に示すように側壁38は、外方へ湾曲するように形成されているが、平板状であってもよい。底壁36及び側壁38は、合成樹脂等の透明または半透明の材質からなる。
ハウジング32内において、前記取付壁34には発光部40を備えた基板42が取付けられている。図5に示すように発光部40は、複数の発光源からなる。本実施形態では、前記発光源を、例えば白色LED(Light Emitting Diode)40a、橙色LED40b及び緑色LED40cとしている。
白色LED40aは、マニューバリングランプの一例である。また、橙色LED40b及び緑色LED40cは、非白色発光させることができる充電インジケータの一例である。
図3、図4に示すように発光部40と側壁38との間には、第1シャッタ部50が設けられ、発光部40と底壁36との間には、第2シャッタ部60が設けられている。
第1シャッタ部50は、上下に並設された複数個のシャッタ片52を有する。各シャッタ片52の回転軸(図示しない)は、相互に平行に配置されて、前後方向に延出されるとともに回動自在にハウジング32に対して支持されている。
各シャッタ片52は、図4に示す開状態では、相互に離間した空間に、発光部40の照明光が通過する通過領域が形成される。また、各シャッタ片52は、図3に示す閉状態では、各シャッタ片の端部が相互に重なることで発光部40の照明光の通過を阻止、すなわち、遮蔽する。また、シャッタ片52は、開状態では照明光を反射する反射板として形成され、開状態の際に照明方向への配光性能が高められている。また、シャッタ片52が閉状態にあっては、発光部40からの照明光の少なくとも一部を開状態の各シャッタ片62に反射するようにしている。
図4に示すように、各シャッタ片52において、その一端の回動中心を挟む部位には一対の平行リンク54が回動自在に連結されている。なお、図4では、平行リンク54は円弧状に描かれているが、直線状に形成されていてもよい。一対の平行リンク54のうち、一つのリンクが、取付壁34の車体側に設けられたモータMに対して図示しない連係機構及び第1の伝達機構を介して作動連結されている。
前記連係機構は、例えば、入力側にモータMの出力軸に設けられた平歯車と、出力側に設けられた平歯車とを含む歯車列で構成されている。
また、第1の伝達機構は、前記出力側の平歯車と噛合して直線運動に変換するリードスクリューと、中央部が回転自在に支持されたレバーとにより構成し、前記レバーの両端に前記平行リンク54の一方のリンクと、前記リードスクリューとをそれぞれ接続することにより、構成すればよい。
前記モータMは、種類は限定しないが、例えばステップモータ、DCモータ等により構成されている。モータMは駆動部に相当する。
前記モータMが正転することにより、前記連係機構、第1の伝達機構及び平行リンク54を介して各シャッタ片52は図3の閉状態から図4に示す開状態となるように一斉に開動作する。また、前記モータMが逆転することにより、前記連係機構及び平行リンク54を介して各シャッタ片52は図4の開状態から図3の状態になるように一斉に閉動作して閉状態になる。
前記第1シャッタ部50、第2シャッタ部60及びモータMとにより、車両用照明装置80のシャッタ部70が構成されている。
図3に示すように第1シャッタ部50が閉状態のときには、第1シャッタ部50は発光部40の照明光を遮蔽して、側壁38から外部に照明光が漏れないようにされている。また、図4に示すように第1シャッタ部50が開状態のときには、第1シャッタ部50は前記照明光の通過を許容して、側壁38から前記照明光が出るようにされている。
図3、図4に示すように発光部40と底壁36との間には、第2シャッタ部60が設けられている。第2シャッタ部60は、車体幅方向に並設された複数個のシャッタ片62を有する。各シャッタ片62の回転軸(図示しない)は、相互に平行に配置されて、前後方向に延出されるとともに回動自在にハウジング32に対して支持されている。
各シャッタ片62は、図3に示す開状態では、相互に離間した空間に、発光部40の照明光が通過する通過領域が形成される。また、各シャッタ片62は、図4に示す閉状態では、各シャッタ片の端部が相互に重なることで発光部40の照明光の通過を阻止、すなわち、遮蔽する。また、シャッタ片62は、開状態では照明光を反射する反射板として形成され、開状態の際に照明方向への配光性能が高められている。また、シャッタ片62が閉状態にあっては、発光部40からの照明光の少なくとも一部を開状態の各シャッタ片52に反射するようにしている。
図3に示すように、各シャッタ片62において、その一端の回動中心を挟む部位には一対の平行リンク64が回動自在に連結されている。一対の平行リンク64のうち、一つのリンクには、前記モータMに対して図示しない第2の伝達機構を介して作動連結されている。第2の伝達機構は、例えば、モータMの出力軸に設けられたギヤの回転を直線運動に変換するリードスクリューと、前記平行リンク64の一方のリンクとを、中央部が回転自在に支持されたレバーの両端にそれぞれ接続することで構成されている。
前記モータMが正転することにより、前記第2の伝達機構及び平行リンク64を介して各シャッタ片62は図3の開状態から一斉に閉動作して図4に示すように閉状態になる。また、前記モータMが逆転することにより、前記第2の伝達機構及び平行リンク64を介して各シャッタ片62は図4の閉状態から一斉に開動作して図3の開状態になる。
図4に示す第2シャッタ部60が閉状態のときには、第2シャッタ部60は発光部40の照明光を遮蔽して、底壁36から外部に照明光が漏れないようにされている。また、図3に示すように第2シャッタ部60が開状態のときには、第2シャッタ部60は前記照明光の通過を許容して、底壁36から前記照明光が出るようにされている。
次に、図5を参照してプラグインハイブリッド車の電池システム100及び車両用照明装置の電気的構成を、図5を参照して説明する。
(電池システム100の電気的構成)
図5に示すように電池システム100は、バッテリ110と、リレー120と、パワーコントロールユニット130と、モータジェネレータ140と、ECU(Electronic Control Unit)150等を含む。前記バッテリ110は、充放電可能な電池であって、例えば、リチウムイオン電池、ニッケル水素電池または鉛蓄電池などの二次電池、あるいは電気二重層キャパシタなどの蓄電素子のセルを含んで構成されている。
バッテリ110は、前記リレー120を介して、モータジェネレータ140を駆動するためのパワーコントロールユニット130に接続される。そして、バッテリ110は、車両10の駆動力を発生させるための電力をパワーコントロールユニット130に供給する。また、バッテリ110は、モータジェネレータ140で発電された電力を蓄電する。バッテリ110の出力は、たとえば200Vである。バッテリ110は、車載バッテリに相当する。
ECU150は、前記バッテリ110とパワーコントロールユニット130間に接続されたリレー120をオンオフすることにより、バッテリ110とパワーコントロールユニット130との間での電力の供給と遮断とを切換える。ECU150は、充電制御部に相当する。
前記パワーコントロールユニット130は、図示しないコンバータと、インバータと、コンデンサ等との公知の構成からなる。前記コンバータは、ECU150からの制御信号に基づいて、電圧変換を行なう。また、インバータは、ECU150からの制御信号に基づいて、前記コンバータから供給される直流電力を交流電力に変換し、モータジェネレータ140を駆動する。
前記モータジェネレータ140は交流回転電機であり、たとえば、永久磁石が埋設されたロータを備える永久磁石型同期電動機である。
モータジェネレータ140の出力トルクは、減速機や動力分割機構によって構成される図示しない動力伝達ギアを介して駆動輪(例えば前輪)に伝達されて、車両10を走行させる。モータジェネレータ140は、車両10の回生制動動作時には、前記駆動輪の回転力によって発電が可能である。そして、その発電電力は、パワーコントロールユニット130によってバッテリ110の充電電力に変換される。また、本実施形態の車両10は、プラグインハイブリッド車であり、エンジンの出力トルクが図示しない動力伝達手段を介して前記駆動輪に伝達されることにより駆動可能である。
ECU150は、バッテリ110に含まれるセンサ(図示せず)が検出した電圧及び電流の検出に基づいて、バッテリ110の蓄電状態を演算し、算出した蓄電状態を、コントローラ82に蓄電状態信号として出力する。
車両10は、図示しない外部電源からの電力を用いてバッテリ110を充電するための構成を有する。具体的には、車両10は、充電装置170と、リレー160と、前記接続部180とを備えている。
接続部180には、充電ケーブル200の充電コネクタ210が着脱自在に接続される。そして、充電ケーブル200の充電コネクタ210が接続部180に接続されることにより、前記外部電源からの電力が、充電ケーブル200を介して車両10に供給される。
充電装置170はその入力部が前記接続部180に接続されるとともに、その出力部がリレー160を介してバッテリ110と接続されている。
そして、充電装置170は、ECU150からの制御信号に基づいて、前記外部電源から供給される交流電力を、バッテリ110が充電可能な直流電力に変換する。リレー160は、ECU150からの制御信号に基づいて、充電装置170からバッテリ110への電力の供給と遮断とを切換え可能である。
(車両用照明装置80の電気的構成)
本実施形態の車両用照明装置80は、前記発光部40、前記シャッタ部70、及びコントローラ82を備えている。
前記コントローラ82は、CPU(中央処理装置)からなる。前記コントローラ82には、車速センサ84、及びシフトセンサ86、前照灯スイッチ88がそれぞれ接続されている。車速センサ84は、車両走行中の車速を検出し、前記車速をコントローラ82に出力する。シフトセンサ86は、車両10の図示しない変速装置のシフトレバーの位置であるシフトポジションを検出し、その検出信号をコントローラ82に出力する。コントローラ82は、この検出信号に基づいて、車両10が前進走行か後進走行のいずれであるかを判定する。
前照灯スイッチ88は、図示しない前照灯を手動操作するためのスイッチであり、図示しない前照灯を点灯する際に操作され、オン操作された際に、そのオン信号をコントローラ82に出力する。また、前照灯スイッチ88が操作されると、前照灯用の図示しないコントローラが制御信号を前照灯に送信することにより、前記前照灯の点灯と消灯とを切り替えたり、ハイビームとロービームとを切り替えたり、或いは、前照灯の照射角度、照射方向、光量等を調節したりする。
前記コントローラ82は、モータMを正転制御または逆転制御する。また、コントローラ82は、前記車速センサ84、シフトセンサ86、前照灯スイッチ88から出力された各種信号に基づいて、発光部40の各LEDを点灯制御する。
(実施形態の作用)
次に、上記のように構成された車両用照明装置80の作用を説明する。
(1.初期状態)
なお、本実施形態では、車両10が走行を停止して、かつ、図示しないパワースイッチ(すなわち、イグッニションスイッチ)がオフとされている場合、コントローラ82が起動していない。この場合は、図4に示すように第1シャッタ部50を開状態とし、第2シャッタ部60を閉状態としていることを初期状態としている。
(2.走行モード)
コントローラ82は、図示しないブレーキペダルスイッチがオン、かつパワースイッチ(すなわち、イグニッションスイッチ)がオン操作された場合、起動する。そして、起動したコントローラ82は、下記の(a)または(b)が成立した場合、走行モードに移行して、発光部40及びシャッタ部70を制御する。
(a)前照灯スイッチ88からオン信号が入力され、かつ、車速センサ84による車速が所定速度未満であって、シフトセンサ86による入力信号が前進走行を意味する信号がコントローラ82に入力された場合。
ここで、オートマチック車の場合は、シフトセンサ86の入力信号が前進走行を意味する信号とは、ドライブ信号である。
なお、シフトセンサ86による入力信号には、オートマチック車の場合は他に、パーキングシフトのときのパーキング信号、ニュートラルシフトのときのニュートラル信号、及びリバースシフトのときのリバース信号がある。ここで、前記パーキング信号、ニュートラル信号が入力される場合は、コントローラ82は、白色LED40aを点灯させないようにしている。なお、リバース信号が入力された場合は、後述する。
また、マニュアル車の場合は、シフトセンサ86の入力信号が前進走行を意味する信号とは、例えば、1st、2nd等の前進走行のシフト位置にシフトレバーが位置したときに出力されるシフト信号である。
なお、本実施形態では、前記所定速度は、10km/hとしているが、この値に限定するものではない。
(b)前照灯スイッチ88からオン信号が入力され、かつ、シフトセンサ86から後進走行を意味する信号の入力がコントローラ82に入力された場合。
ここで、シフトセンサ86の入力信号が後進走行を意味する信号とは、シフトレバーがリバース位置にシフトされた場合のリバース信号である。
なお、上記(a)、(b)は、車両10の走行を前提としているため、バッテリ110への充電が行われていない状態である。
コントローラ82は、上記(a)または(b)の条件が成立している場合は、走行モードの制御として、発光部40の白色LED40aを発光するとともに、モータMを制御して図4の状態から図3に示す状態へ変更する。
すなわち、コントローラ82は、第1シャッタ部50を閉状態に、かつ第2シャッタ部60を開状態にすべく、モータMを回転制御する。
この結果、車両10が上記(a)の所定速度未満の前進走行の場合、及び上記(b)の後進走行の場合、車両10の側面側の路面が白色LED40aにより照らされる。
上記(a)、又は(b)の条件を満足した後、これらの条件を満足しなくなった場合は、コントローラ82は、第1シャッタ部50及び第2シャッタ部60を初期状態に戻すとともに、白色LED40aを消灯する。
(3.充電モード)
コントローラ82は、図示しないパワースイッチ(すなわち、イグニッションスイッチ)が2回オン操作されると、起動する。なお、オン操作の回数は、2回に限定するものでなく、1回、または3回以上であってもよい。コントローラ82は、前記パワースイッチの所定回数(例えば2回が)のオン信号の入力により、図4に示す第1シャッタ部50を開状態に、また、第2シャッタ部60を閉状態に保持制御する。
この後、車両10のバッテリ110の充電は下記のように行われる。
図5に示す接続部180に充電ケーブル200の充電コネクタ210が接続された後、充電コネクタ210に設けられた図示しない操作スイッチがオン操作されると、この操作スイッチのオン信号が、ECU150に入力される。
ECU150は、前記操作スイッチのオン信号により、リレー160を閉成するとともにリレー120を開成する。
また、あわせて、ECU150は、制御信号を出力して充電装置170を制御して外部電源から供給される交流電力をバッテリ110が充電可能な直流電力に変換し、バッテリ110へ前記直流電力を充電する。
また、ECU150は、バッテリ110に含まれるセンサ(図示せず)が検出した電圧及び電流の検出に基づいて、バッテリ110の蓄電状態を演算する。そして、ECU150は算出した蓄電状態を、コントローラ82に蓄電状態信号として出力する。
前記蓄電状態信号が予め定められた閾値未満である場合には、コントローラ82は、橙色LED40bを点灯させる。このとき、図4に示すように、第1シャッタ部50が開状態であり、また、第2シャッタ部60が閉状態であるため、第1シャッタ部50を介して車体20の側面側が発光して、充電途中、すなわち、非満充電であることが報知される。
また、前記蓄電状態信号が予め定められた閾値に達した場合、ECU150は、バッテリ110の充電が完了したとして、例えばリレー160の開成及びリレー120の閉成を行う。また、ECU150は、リレー120、160の操作と同時に、充電装置170における外部電源から供給される交流電力の直流電力への変換を停止させる。
また、ECU150は、コントローラ82に充電完了信号を出力する。コントローラ82は、充電完了信号を入力すると、橙色LED40bを消灯するとともに、緑色LED40cを点灯させる。このとき、図4に示すように、第1シャッタ部50が開状態であり、また、第2シャッタ部60が閉状態であるため、第1シャッタ部50を介して車体20の側面側が緑色に発光して、充電完了(すなわち、満充電)であることが報知される。
この後、充電コネクタ210が接続部180から取り外しされる際に、例えば、前記充電コネクタ210に設けられた図示しない操作スイッチがオン操作されると、この操作スイッチのオン信号がECU150に入力される。ECU150は、この操作スイッチの信号の入力があった旨を知らせる信号をコントローラ82に入力する。コントローラ82は、この信号に基づいて、緑色LED40cを消灯する。
本実施形態によれば、以下のような効果を得ることができる。
(1)本実施形態の車両用照明装置80は、発光部40には、白色LED40a(マニューバリングランプ)と、バッテリ110(車載バッテリ)の蓄電状態を知らせる橙色LED40b、緑色LED40c(充電インジケータ)とを備えている。また、発光部40には、発光部40による照明光の遮蔽及び照明光の車両外部への照明の許容を行うシャッタ部70を備えている。また、コントローラ82は、白色LED40a(マニューバリングランプ)を発光制御する際には、シャッタ部70を制御して車両10の側面側の路面への照明を許容する一方で、かつ車両側面外部への照明光を遮蔽する。また、コントローラ82は、ECU150(充電制御部)の充電制御に応じて、橙色LED40b、緑色LED40c(充電インジケータ)を発光制御する。あわせて、コントローラ82は、シャッタ部70を制御して車両10の側面側の路面への照明光を遮蔽する一方で、かつ車両10の側面側への橙色LED40b、緑色LED40c(充電インジケータ)の照明光の前記車両側面外部、すなわち、路面に向かっていない方向への照明を許容する。この結果、本実施形態によれば、コスト低減を図るとともに、マニューバリングランプ及び充電インジケータの機能を発光部で両立できる。また、コスト低減と少スペース化を実現できる。
(2)本実施形態の発光部40は、車両10に設けられたハウジング32内に設けられている。また、ハウジング32は車両10とは反対側に位置する側壁38と側壁38に連結された底壁36とを含む。また、側壁38と底壁36は、透明または半透明の材質で形成されている。側壁38は、路面に向かっていない外面を有する。一方、底壁36は、路面に向かう外面を有する。また、シャッタ部70は、第1シャッタ部50と、第2シャッタ部60と、第1シャッタ部50及び第2シャッタ部60を駆動する(駆動部)とを含む。
また、第1シャッタ部50は、シャッタ部70は、発光部40と側壁38との間に設けられ、発光部40の照明光による車両側面外部への照明光を遮蔽する閉状態及び照明光の車両外部への照明を許容する開状態を取り得る。
第2シャッタ部60は、発光部40と底壁36との間に設けられ、発光部40の照明光による車両の側面側の路面への照明光を遮蔽する閉状態及び車両の側面側の路面への発光部の照明光の照明を許容する開状態を取り得る。そして、コントローラ82は、白色LED40a(マニューバリングランプ)を発光制御する際は、第1シャッタ部50を閉状態に、かつ第2シャッタ部60を開状態にすべくモータM(駆動部)を制御する。また、コントローラ82は、橙色LED40b、緑色LED40c(充電インジケータ)を発光制御する際は、第1シャッタ部50を開状態に、かつ第2シャッタ部60を閉状態にすべくモータM(駆動部)を制御する。
この結果、本実施形態によれば、第1シャッタ部50と第2シャッタ部60とにより、同じハウジング内に配置したマニューバリングランプと充電インジケータの照明光の照明方向を、その発光する目的に応じて選択できる。
(3)本実施形態の第1シャッタ部50及び第2シャッタ部60は、それぞれ複数のシャッタ片52、62の回転軸が平行に配置されている。また、前記各シャッタ片52、62は、開状態では、相互に離間して、発光部40の照明光が通過する通過領域が形成され、閉状態では、各シャッタ片が相互に重なることで、発光部40の照明光の通過を不能にする。この結果、本実施形態によれば、簡単な構成で、第1シャッタ部50及び第2シャッタ部60を、開状態及び閉状態にすることができる。
(4)本実施形態のシャッタ片52、62は、発光部40の照明光を反射する反射板で形成されている。この結果、本実施形態によれば、シャッタ片52、62が開状態の際に発光部40の照明光の照明方向への配光性能を高めることができる。
(5)本実施形態のマニューバリングランプである白色LED40aは、白色発光するものである。また、充電インジケータである橙色LED40b及び緑色LED40cは、非白色発光するものである。この結果、本実施形態によれば、マニューバリングランプとして白色LED40aを法定で定められている白色で発光させることができる一方、充電モードの際は、発光部40を非白色の照明光で発光させることができる。
(6)本実施形態のコントローラ82は、バッテリ110(車載バッテリ)が満充電のときには、充電インジケータを満充電を示す色(緑色)を発光させる。また、バッテリ110(車載バッテリ)が非満充電のときには、満充電を示す色(緑)とは異なる色(橙色)で充電インジケータを発光させる。この結果、本実施形態によれば、満充電と非満充電(充電中)のそれぞれ状態を、充電インジケータで知らせることができる。
(第2実施形態)
次に、第2実施形態を図6〜図9を参照して説明する。なお、本実施形態では、第1実施形態と異なる構成を中心に説明し、第1実施形態と同じ構成、または相当する構成については同一符号を付して、その詳細な説明を省略する。
本実施形態では、第1実施形態の構成に加えて、さらに図9に示すように、コントローラ82には、操舵角度センサ90が接続されている。操舵角度センサ90は、図示しないステアリングホイールの操舵角度を検出し、コントローラ82に出力する。操舵角度センサ90は、操舵量検出部に相当する。また、操舵角度は、操舵量に相当する。
また、第1実施形態では、モータMの正転、及び逆転により、第1シャッタ部50及び第2シャッタ部60を開状態又は閉状態にするようにしたが、本実施形態では、図6、図7に示すようにモータM1が第2シャッタ部60を開状態又は閉状態にするようにしている。また、モータM2が第1シャッタ部50を開状態又は閉状態にするようにしている。モータM1は、例えば、ステップモータにより構成され、そのステップ量の増減により、各シャッタ片62の開度が変更可能である。
なお、モータM1と平行リンク64との連係は、第1実施形態のモータMと平行リンク64との連係と同様に、図示しない第2の伝達機構で行われている。また、モータM2と平行リンク54との連係は、前記第2の伝達機構の構成と同様の構成を有した第3の伝達機構で行われるようにされている。
また、これらモータM1、M2は、図9に示すコントローラ82により制御可能に接続されている。
(第2実施形態の作用)
(1.初期状態)
本実施形態では、車両10が走行を停止して、かつ、図示しないパワースイッチ(すなわち、イグッニションスイッチ)がオフとされている場合、コントローラ82が起動していない。この場合、第1実施形態と同様の初期状態であって、図7に示すように、第1シャッタ部50は、開状態であり、第2シャッタ部60は閉状態としている。
(2.走行モード)
コントローラ82は、図示しないブレーキペダルスイッチがオン、かつパワースイッチ(すなわち、イグニッションスイッチ)がオン操作された場合、起動する。そして、起動したコントローラ82は、第1実施形態と同様に上記(a)または(b)の条件が成立した場合、走行モードに移行して、発光部40及びシャッタ部70を制御する。
ただし、第2実施形態においては、(a)又は(b)の条件が成立した場合において、車両10が走行中に、操舵角度センサ90が検出した操舵角がコントローラ82に入力される。コントローラ82は、この操舵角に応じて、モータM1の回転量(ステップ量)が可変とされている。ステップ量は、駆動量に相当する。
例えば、特定の操舵方向への操舵角が大きければ大きいほど、その操舵方向側への路面に対して車両から離間する方向へ向かって照明光が当たるように(図8参照)、各シャッタ片62の開度を変える。このようにすれば、操舵方向へ操舵角度が大きいほど、操舵方向側の車両側面側の路面が良く見えることになる。
また、逆に特定の操舵方向への操舵角が大きければ大きいほど、その操舵方向側への路面に対して車両から近接する方向より照明光が当たるように、各シャッタ片62の開度を変えてもよい。このようにすれば、操舵方向へ操舵角度が大きいほど、車両の側面に、より近い路面が良く見えることになる。この場合は、路肩等に障害物がある場合、車両に近接する障害物の視認がし易くなる。
なお、(a)又は(b)の条件が成立している場合、モータM2は、第1シャッタ部50を閉状態に保持するようにコントローラ82により制御される。また、発光部40の白色LED40aにおける点灯制御は第1実施形態と同様である。
(3.充電モード)
コントローラ82は、図示しないパワースイッチ(すなわち、イグニッションスイッチ)が2回オン操作されると、起動する。なお、オン操作の回数は、2回に限定するものでなく、1回、または3回以上であってもよい。
コントローラ82は、前記パワースイッチの所定回数(例えば2回が)のオン信号の入力により、図7に示す第1シャッタ部50を開状態にするように、モータM2を保持制御するとともに、第2シャッタ部60を閉状態にするようにモータM1を保持制御するところが、第1実施形態と異なっている。
ECU150による充電制御、並びに、非満充電並びに満充電におけるコントローラ82の発光部40に対する制御は、第1実施形態と同様であるため、説明を省略する。
なお、実施形態は以下のように変更してもよい。
・前記各実施形態は、プラグインハイブリッド車の車両用照明装置に具体化したが、電気自動車の車両用照明装置に具体化してもよい。
・発光源は、LEDに限定するものではなく、他の光源、例えば、有機EL(Electro−Luminescence)等を採用してもよい。
・前記実施形態では、LEDの発光色は、白色、橙色、緑色としたが、これらの色に限定するものではなく、相互に異なる色が発光できればよい。
・第1実施形態において、初期状態は、図4の状態に限定するものではなく、図3に示すように第1シャッタ部50を閉状態とし、第2シャッタ部60を開状態としてもよい。この場合は、走行モードの場合は、図3の状態、すなわち、コントローラ82は、第1シャッタ部50の閉状態及び第2シャッタ部60の開状態を保持する。
・第2実施形態のモータM1は、ステップモータで構成したが、ステップモータ以外のモータ、例えば、サーボモータでもよい。
10…車両、20…車体、21…リアタイヤハウス、22…ロッカーモール、
24…サイドプロテクションモール、
30…ランプ部、32…ハウジング、34…取付壁、36…底壁、
38…側壁、40…発光部、
40a…白色LED(マニューバリングランプ)、
40b…橙色LED(充電インジケータ)、
40c…緑色LED(充電インジケータ)、
42…基板、50…第1シャッタ部、52…シャッタ片、
54…平行リンク、60…第2シャッタ部、62…シャッタ片、
64…平行リンク、70…シャッタ部、
80…車両用照明装置、82…コントローラ、84…車速センサ、
86…シフトセンサ、88…前照灯スイッチ、
90…操舵角度センサ(操舵量検出部)、
100…電池システム、110…バッテリ(車載バッテリ)、
120…リレー、130…パワーコントロールユニット、
140…モータジェネレータ、150…ECU(充電制御部)、
160…リレー、170…充電装置、180…接続部、
200…充電ケーブル、210…充電コネクタ、M…モータ(駆動部)。

Claims (7)

  1. 車載バッテリと、前記車載バッテリに対する外部電源からの電力による充電を制御する充電制御部とを備える車両に設けられていて、発光部と、前記発光部を発光制御するコントローラとを有する車両用照明装置において、
    前記発光部には、マニューバリングランプと、前記車載バッテリの蓄電状態を知らせる充電インジケータとを備え、前記発光部には、前記発光部による照明光の遮蔽及び前記照明光の車両外部への照明の許容を行うシャッタ部を備え、前記コントローラは、前記マニューバリングランプを発光制御する際には、前記シャッタ部を制御して、前記マニューバリングランプの照明光による前記車両の側面側の路面への照明を許容する一方で、前記路面に向かっていない車両側面外部への前記マニューバリングランプの照明光を遮蔽し、また、前記コントローラは、前記充電制御部の充電制御に応じて、前記充電インジケータを発光制御するとともに、前記シャッタ部を制御して、前記車両の側面側の路面への前記充電インジケータの照明光を遮蔽する一方で、前記充電インジケータの照明光による前記車両の側面側の路面に向かっていない車両側面外部への照明を許容する車両用照明装置。
  2. 前記発光部は、前記車両に設けられたハウジング内に設けられており、前記ハウジングは、前記車両とは反対側に位置する側壁と前記側壁に連結された底壁とを含み、前記側壁と前記底壁は、透明または半透明の材質で形成されており、
    前記シャッタ部は、前記発光部と前記側壁との間に設けられて、前記発光部の照明光による前記車両側面外部への照明光を遮蔽する閉状態及び前記照明光の前記車両外部への照明を許容する開状態を取り得る第1シャッタ部と、前記発光部と前記底壁との間に設けられて、前記発光部の照明光による前記車両の側面側の路面への照明光を遮蔽する閉状態及び前記車両の側面側の路面への前記発光部の照明光の照明を許容する開状態を取り得る第2シャッタ部と、前記第1シャッタ部と前記第2シャッタ部を駆動する駆動部とを含み、前記コントローラは、前記マニューバリングランプを発光制御する際は、前記第1シャッタ部を閉状態に、かつ第2シャッタ部を開状態にすべく前記駆動部を制御し、また、前記コントローラは、前記充電インジケータを発光制御する際は、前記第1シャッタ部を開状態に、かつ第2シャッタ部を閉状態にすべく前記駆動部を制御する請求項1に記載の車両用照明装置。
  3. 前記第1シャッタ部及び第2シャッタ部は、それぞれ複数のシャッタ片の回転軸が平行に配置されたものであって、前記開状態では、各シャッタ片が相互に離間して、前記発光部の照明光が通過する通過領域が形成され、前記閉状態では、各シャッタ片が相互に重なることで、前記発光部の照明光の通過を不能にする請求項2に記載の車両用照明装置。
  4. 前記シャッタ片は、前記発光部の照明光を反射する反射板で形成されている請求項3に記載の車両用照明装置。
  5. 前記車両の操舵を行う操舵手段の操舵量を検出する操舵量検出部を備え、
    前記コントローラは、前記マニューバリングランプの点灯時には前記操舵量検出部からの操舵量に応じて、前記駆動部の駆動量を変化させて、第2シャッタ部のシャッタ片の開度を変更する請求項4に記載の車両用照明装置。
  6. 前記マニューバリングランプは、白色発光するものであり、
    前記充電インジケータは、非白色発光するものである請求項1乃至請求項5のいずれか1項に記載の車両用照明装置。
  7. 前記コントローラは、前記車載バッテリが満充電のときには、前記充電インジケータを満充電を示す色で発光させ、前記車載バッテリが非満充電のときには、前記満充電を示す色とは異なる色で前記充電インジケータを発光させる請求項6に記載の車両用照明装置。
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