JP2015537275A - コミュニケーションおよびcrmアプリケーションの双方向同期化 - Google Patents

コミュニケーションおよびcrmアプリケーションの双方向同期化 Download PDF

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Abstract

コミュニケーションおよびスケジューリング(CS)サービスと顧客関係管理(CRM)アプリケーションとの間の同期化は、同期化状態を追跡するために、拡張マークアップ言語(XML)フォーマット対応ストレージを使用して、CSサービス側での同期化モジュールを介して容易にされる。アイテムのCRMサーババージョンは、CSサービスアイテムに対して実行された変更および同一を検出するために、XMLフォーマット対応ストレージと比較される。更新は、CSサービスアイテム内に記憶されるか、または対応するCRMアイテムへの適用のためにCRMアプリケーションに送信される。矛盾する場合は、最後に更新されたアイテムが選択される。

Description

[0001] 顧客関係管理(CRM)ソリューションは、最初のコンタクトから購買およびポストセールスまで、顧客の明確な実態を作成および維持するために必要なツールおよび機能を提供する。複雑な組織のために、CRMシステムは、販売、マーケティング、および/または顧客サービスの組織が新しい顧客をターゲットにし、マーケティングキャンペーンを管理し、販売活動を推進する方法を向上させるのに役立つ特徴および機能を提供することができる。CRMシステムは、ユーザが組織の内外で個別にまたは共有して使用する、多くの構成要素、ハードウェア、およびソフトウェアを含むことができる。
[0002] CRMシステムは、人物、組織、アカウント、および同様の物などのエンティティに関連付けられたデータが様々な目的のために維持される、コンピューティングシステムの例である。CRMアプリケーションによって収集および維持される情報のいくつかは、コミュニケーションおよび/またはスケジューリングサービス(たとえば、ワシントン州レドモンドのMicrosoft CorporationによるExchange Server(登録商標)またはExchange Online(登録商標))などの、他の一般的なアプリケーションによっても収集可能である。ユーザが、2つまたはそれ以上のアプリケーションによって維持されている同様の情報を有する場合、論理的なアクションは、効率および精度を向上させるために情報を同期することである。いくつかのアプリケーションは、維持されている情報を同期する機能を有するが、従来の同期化手法は比較的信頼性に乏しく、リソースを多用するものであって、代行(権限委任)または検索などの拡張機能を十分に活用することができない。
[0003] 現在のソリューションも、複数のプラットフォームに渡って同期化を維持する際の、ユーザ特権の適応に欠けている。あるプラットフォームにおいてユーザのコンテンツにアクセスできるようにすることは、同じかまたは同様のコンテンツを維持している他方のプラットフォームに及ぶものではない。最新のプラットフォームでは、代替ユーザアクセスのシナリオは、複数のプラットフォームにおける認証およびユーザのコンテンツを更新するプロセスの重複によって、代替ユーザが作業を重複して行う必要がある。
[0004] 本概要は、以下の発明を実施するための形態で詳細に説明される概念の選択を、簡略化された形で紹介するためのものである。本概要は、請求される対象の主要な特徴または必須の特徴を排他的に識別することは意図しておらず、また、請求される対象の範囲を決定する際の補助としても意図されていない。
[0005] 各実施形態は、同期化モジュールを介して、CRMアプリケーションとコミュニケーション(通信)およびスケジューリング(CS: Communications and Scheduling)サービスとの間で情報の同期化を可能としている。いくつかの実施形態によれば、CSサービスは、キャッシュを採用している単一または複数スレッドのプロセスを介して、電子メール、連絡先、スケジューリングイベント、およびタスクに関連付けられたデータを、CRMアプリケーションによって維持されているデータと同期することが可能である。効率的な同期化を確実にすることに加えて、CSサービスのウェブサービスを介して、CSおよびCRMアプリケーション内の関連データにアップデートを提供するために、代行者を認証および認可することができる。
[0006] これらおよび他の特徴および利点は、以下の詳細な説明を読み、関連付けられた図面を検討することから明らかとなろう。前述の一般的な説明および以下の詳細な説明はいずれも説明のためのものであり、請求される態様を制限するものではないことを理解されよう。
[0007]いくつかの実施形態に従った、CSサービスがCSとCRMアプリケーション間で同期化を管理することが可能な、ネットワーク化環境を示す図である。 [0008]CSサービスでの変更に基づく、CRMアプリケーションの同期化におけるアクションおよび構成要素の例を示す図である。 [0009]CRMアプリケーションでの変更に基づく、CSサービスの同期化におけるアクションおよび構成要素の例を示す図である。 [0010]いくつかの実施形態に従った、システム内での同期化前および同期化後のキャッシュ記録の更新を示す図である。 [0011]実施形態に従ったシステムが実装可能な、ネットワーク化環境を示す図である。 [0012]実施形態が実装可能な、コンピューティング動作環境の例を示すブロック図である。 [0013]実施形態に従った、CSとCRMアプリケーションデータとを同期するプロセスに関する論理フロー図である。
[0014] 上記で簡単に説明したように、CSとCRMアプリケーションとの間の双方向同期化は、同期化状態を追跡するために、拡張マークアップ言語(XML)フォーマット対応ストレージを使用して、CSサービス側での同期化モジュールを介して容易にすることができる。以下の詳細な説明では、本明細書の一部を形成する添付の図面を参照し、図面内では特定の実施形態または実施例が、例証として示されている。本開示の趣旨または範囲を逸脱することなく、これらの態様が組み合わせ可能であり、他の態様が使用可能であり、構造上の変更が可能である。したがって、以下の詳細な説明は限定的な意味と捉えるものではなく、本発明の範囲は添付の特許請求の範囲およびそれらの等価物によって定義される。
[0015] 実施形態は、コンピューティングデバイス上のオペレーティングシステムで実行するアプリケーションプログラムとともに実行するプログラムモジュールとの関連において説明されるが、当業者であれば、態様が他のプログラムモジュールと組み合わせても実装可能であることを理解されよう。
[0016] 一般に、プログラムモジュールは、ルーチン、プログラム、構成要素、データ構造、および、特定のタスクを実行するかまたは特定の抽象データ型を実装する他のタイプの構造を含む。さらに当業者であれば、実施形態が、ハンドヘルドデバイス、マルチプロセッサシステム、マイクロプロセッサベースまたはプログラマブル家庭用電化製品、ミニコンピュータ、メインフレームコンピュータ、および同等のコンピューティングデバイスを含む、他のコンピュータシステム構成とともに実施可能であることを理解されよう。実施形態は、通信ネットワークを介してリンクされるリモート処理デバイスによってタスクが実行される、分散型コンピューティング環境においても実施可能である。分散型コンピューティング環境において、プログラムモジュールはローカルおよびリモートの両方のメモリ記憶デバイス内に配置することができる。
[0017] 実施形態は、コンピュータ実装プロセス(方法)、コンピューティングシステム、あるいは、コンピュータプログラム製品またはコンピュータ読み取り可能媒体などの製品として、実装可能である。コンピュータプログラム製品は、コンピュータシステムによる読み取りが可能であり、コンピュータまたはコンピューティングシステムに例示のプロセスを実行させるための命令を備えるコンピュータプログラムを符号化する、コンピュータ記憶媒体とすることができる。コンピュータ読み取り可能記憶媒体は、コンピュータ読み取り可能メモリデバイスである。コンピュータ読み取り可能記憶媒体は、たとえば、揮発性コンピュータメモリ、不揮発性メモリ、ハードドライブ、フラッシュドライブ、フロッピィディスク、またはコンパクトディスク、および同等の媒体のうちの、1つまたは複数を介して実装可能である。
[0018] 本明細書全体を通じて、「プラットフォーム」という用語は、CRMおよび/または電子メール、連絡先、スケジューリングベースのサービスを提供するための、ソフトウェアおよびハードウェアの構成要素の組み合わせとすることができる。プラットフォームの例は、複数のサーバを介して実行されるホストサービス、単一のコンピューティングデバイス上で実行されるアプリケーション、および同等のシステムを含むが、これらに限定されることはない。「サーバ」という用語は、一般に、典型的にはネットワーク化環境内で1つまたは複数のソフトウェアプログラムを実行するコンピューティングデバイスを指す。しかしながらサーバは、ネットワーク上のサーバと見なされる1つまたは複数のコンピューティングデバイス上で実行される、仮想サーバ(ソフトウェアプログラム)としても実装可能である。さらに、これらの技術および例示の動作に関する詳細を以下に示す。
[0019] 電子メール、スケジューリング、連絡先管理、カレンダリング、および、サーバベースアーキテクチャを伴う同様のサービスを提供する、ホスト、ローカル、および/または分散型のアプリケーションを集合的に記述するために、本明細書では、CSサービスという組み合わせられた用語が使用される。こうしたアプリケーションの例は、ワシントン州レドモンドのMicrosoft CorpによるExchange Server(登録商標)およびExchange Online(登録商標)を含む。こうしたアプリケーションは、ウェブサービスなどのいくつかのアプリケーションプログラミングインターフェース(API)を介して、上記で列挙した機能のうちの1つまたは複数へのアクセスを提供することができる。アプリケーションは、ホストサービスとしてサーバ上で実行すること、および、ブラウザまたはローカルに実行されるクライアントアプリケーションなどのシンクライアントを介してユーザがアクセスすることが可能である。いくつかのサービスはリモートに提供可能であり、その他はローカルに提供可能である。簡単にするために、こうしたアプリケーションは集合的にCSサービスと呼ばれる。
[0020] 図1を参照すると、略図100は、いくつかの実施形態に従い、CSサービスがCSとCRMアプリケーションとの間の同期化を管理し得るネットワーク化環境を示す。略図100に示されたコンピューティングデバイスおよびコンピューティング環境は、例示のためのものである。実施形態は、多様なコンピューティングデバイスおよびシステムを採用する、様々なローカル、ネットワーク化、および同様のコンピューティング環境で実装可能である。
[0021] 略図100に示された例示の環境では、CSサービス104は、CRMサーバ106上で実行されるCRMアプリケーション108にネットワーク110を介してアクセスすることができる。ユーザは、ネットワーク120を介し、コンピューティングデバイス112、116上で実行されるブラウザまたはクライアントアプリケーション(114、118)を介して、サーバ102上で実行されるCSサービス104によって管理される電子メール、連絡先管理、および/またはスケジューリングサービスにアクセスすることができる。ネットワーク110および120は同じネットワークであってもよい。代替として、ネットワーク110および120は別々のネットワークであってもよい。加えて、ネットワーク110および120は、より大きなネットワークの構成要素であってもよい。
[0022] CSサービス104およびCRMアプリケーション108は、どちらも、連絡先情報、アポイントメント/会合情報、電子メールデータ、および同等の情報などの情報を、収集および維持することができる。CSサービスおよびCRM側での情報の重複を避けるため、ならびに矛盾するデータが使用されるのを避けるために、CSサービスに関連して実行される同期化モジュールを採用する双方向同期化が実行可能である。
[0023] 従来の同期化手法は、変更イベントにおけるメッセージングアプリケーションプログラミングインターフェース(MAPI)/RPCなどの、メッセージングアーキテクチャおよびコンポーネントオブジェクトモデルに依拠しているが、これらは本質的に信頼できないかもしれない。さらに、サーバとクライアントとの間で列レベルの矛盾を一致させられない可能性があるため、常に、一方が他方のすべてのデータを上書きすることになる。従来のCSサービスは、代行(権限委譲)または共有されたメールボックスを同期することができず、拡張検索機能を利用しない。
[0024] コミュニケーションおよびスケジューリング(CS)サービスと顧客関係管理(CRM)アプリケーションとの間の同期化は、同期化状態を追跡するために、拡張マークアップ言語(XML)フォーマット対応ストレージを使用して、CSサービス側での同期化モジュールを介して容易にされる。XML形式フォーマット対応ストレージは、CSサービスメモリ内に記憶される、XMLファイルまたはXMLフォーマット対応小規模データベースとすることができる。アイテムのCRMサーババージョンは、CSサービスアイテムに対して実行された変更および同一を検出するために、XMLフォーマット対応ストレージと比較される。その後、変更された列に関して、対応するアイテムに変更がプッシュされる。矛盾する場合は、最後に更新されたアイテムが選択される。
[0025] ウェブサービスなどのアプリケーションプログラミングインターフェース(API)を介して実行されるCSサービス側での変更によって、クライアントアプリケーションがCSサービスアイテムを更新することが可能である。ウェブサービスは、第三者クライアントアプリケーションへの互換性アクセスを提供するために、CSサービスによって使用される標準化ウェブサービスとすることができる。代替として、CSサービスは、各クライアントに対してカスタムウェブサービスを使用することができる。カスタムウェブサービスは、他のクライアントとの互換性を犠牲にして、あるクライアントに広範なインタラクションおよび追加の機能を提供することができる。
[0026] コンピューティングデバイス112および116は、デスクトップコンピュータ、ラップトップコンピュータ、サーバ、ハンドヘルドコンピュータ、車両搭載コンピュータ、スマートフォン、および同等のデバイスを含む、任意のコンピューティングデバイスとすることができるが、これらに限定されない。
[0027] 図2は、略図200において、CSサービスでの変更に基づくCRMアプリケーションの同期化の際の、例示のアクションおよび構成要素を示す。個々のアイテム(たとえば連絡先、タスク、アポイントメント、および電子メール)は、いくつかの方法で同期化用にマーク付けすることができる。アイテムを同期化用にマーク付けした後、そのアイテムのコピーは、CSサービス220内に常駐する一方のコピーと、CRMアプリケーション236内に常駐する他方のコピーの、2つが存在する。加えて、CRMモジュール226によって管理される同期化プロセス232を介して、アイテムのいずれかのコピーに対して実行された修正は、他方のシステム内で複製され得る。いくつかの実施形態によれば、クライアントアプリケーションは、CRMアプリケーションに関連付けられた追跡制御を使用することによって、いずれのCSサービスアイテムをCRMアプリケーションと同期させるかを制御することが可能となる。
[0028] CSサービス220内で修正されたアイテムに関して、それらの変更をCRMアプリケーション236内のアイテムと同期させるためのプロセスは、アイテムが変更されると必ずCSサービス220が生成し得るウェブサービス変更通知224をモニタリングすることによって変更(222)を検出する、CSサービス同期化プロセス232を含むことができる。同期化用にマーク付けされたアイテムに関するウェブサービス通知がCRMモジュール226で検出された場合、これを記録するエントリを、CSサービスキャッシュ内のCSサービス同期化テーブル228に追加することができる。これによって、CSサービス側のCRM追跡アイテムへの変更は、たとえこれらの変更がCRMモジュール226なしで発生した場合であっても、CRMアプリケーション236によって取り出されることが保証される。
[0029] CRMモジュール226によって作成されるCSサービスキャッシュは、サーバ上に配置され、同期化プロセスが使用するための同期化アイテムに関する情報を記憶するために使用される、小規模データベースとすることができる。キャッシュは、同期化に失敗した変更について同期化を再試行するために、CSおよびCRMアプリケーション内のアイテム、ならびにいずれかのシステムによって実行されたそれらのアイテムに対する変更を、識別および位置付けするために必要な情報を含むことができる。IDマッピングテーブルは、主に、CSまたはCRMシステムをスキャンする代わりに、識別子によってアイテムを取得するために使用可能な、CRMとCSとの間でのアイテムのマッピングを記憶するために使用することができる。これによって、CRMモジュールは、CSサービス上でリソースを多用するスキャンを実行せずに、新しい記録が追加される必要があることまたは既存の記録を修正する必要があることを、変更が示すかどうかを確立するための、即時参照を有することが保証される。結果として、CSサービス性能に大きな影響を与えることなく、より高速な同期化を達成することができる。CSサービスキャッシュは、前述のようなXMLフォーマット対応ストレージとすることができる。XMLフォーマット対応ストレージはXMLファイルとすることができる。
[0030] ある環境の下で、たとえばCRMモジュール226が完全にロードされる前に変更が行われた場合、CRMモジュール226はウェブサービス通知を見逃す可能性がある。こうしたシナリオを軽減するために、CRMモジュール226のインストールによって、同期化用にマーク付けされ、修正日に基づいて逆順でソートされる、すべてのアイテムを記憶するウェブサービスコンテンツテーブルを作成することができる。結果として、最後に同期化が実行されて以来変更されてきたすべてのアイテムに関する同期化フォルダに対して、次にシステムがウェブサービスコンテンツテーブルをスキャンする際に、見逃されたいずれの変更通知(削除通知を除く)も取り出すことができる。ウェブサービスコンテンツテーブル内のアイテムは、最後の同期化に達するまで1つずつ処理することができる。
[0031] したがって、CSサービスキャッシュは、IDマッピングテーブル230およびCSサービス同期化テーブル228の、少なくとも2つのテーブルを含むことができる。削除されたアイテムについて、CSサービスキャッシュ内のアイテムを検査し、CSサービスデータストア内のアイテムの存在を検証するために、定期的な調整を実行することができる。アイテムが見つからない場合、CSサービス同期化テーブル228に削除エントリを追加することができる。例示のデータおよび値タイプが入力された2つの例示テーブルを以下に示す。
Figure 2015537275
Figure 2015537275
[0032] 同期化プロセス232は、処理のためにテーブルからアイテムを取り出し、CRMアプリケーション内の変更されたフィールドを更新することができる(234)。たとえば、CSサービス220内の連絡先に対する変更は、同期化プロセス232後に、CRMアプリケーション236内の連絡先238に反映させることができる。
[0033] いくつかの実施形態において、CSサービスは、ウェブサービスで代行ユーザ(権限委譲されたユーザ)をCSサービスアイテムに関する更新の提供者として認証することができる。CSサービスは、更新を適用するために、CSサービスアイテムの所有者に関連付けられたアクセス特権を提供することができる。更新は、所有者の共有メールボックスで適用可能である。ある例は、共有メールボックス内のユーザの電子メールアカウントで、代行者によって提供された変更済みの連絡先情報を更新することを含み得る。共有メールボックスは、CSサービスによって管理することができる。しかしながら、あるシナリオでは、CRMアプリケーションが、共有メールボックスを管理することおよび/またはそれを記憶することが可能である。加えて、CSサービスは、代行者の特権レベルに従った更新のために、更新アクションを制限することができる。ある例では、CSサービスまたはCRMアイテムの所有者と比べて特権の少ない代行者を有する。こうしたシナリオでは、CSサービスは代行特権の領域内のアクションのみをアクティベート(活動化)することができる。ある例では、CSサービスは、連絡先のアドレスまたは電話番号などの個人情報の更新はブロックしながら、連絡先の場所などの一般情報のみを代行者が更新できるようにすることが可能である。
[0034] 他の実施形態によれば、CSサービスは、認証された代行者から更新を受信した後に、同期化用のタグを用いてCSサービスアイテムにラベル付けすることができる。CSサービスは、IDマッピングテーブル230内のタグのスケジュール検索または手動検索を介して、タグの検出の結果として、プロセスの活動化の後に、更新のためのプロセスを開始することができる。
[0035] 図3は、略図300における、CRMアプリケーションでの変更に基づくCSサービスの同期化におけるアクションおよび構成要素の例を示す。CRMアプリケーション(336)側での変更は、同期化プロセス332が、特定のサーバに対して変更されたCRMサーバ上のいくつかのアイテムを識別し(356)、こうした変更の正常な同期化が最後に実行されて以来のその要約情報を戻す(348)、CRMサーバ上のアプリケーションプログラミングインターフェース(API)350の同期化準備を呼び出すこと(352)によって、取り出すことができる。この情報を用いて、CRMIDおよび変更済みアイテムのタイムスタンプを含む列セット354を備えたサーバに対して、同期化データを取り出すための呼び出し(346)を実行することができる。
[0036] このように取り出されたアイテムについて、各アイテムについて変更が処理されたことをCRMサーバに識別させるために、同期化後APIを呼び出すことができる。次にアイテムを、後で処理するために、CSサービス同期化テーブル328内のCSサービスキャッシュに追加することができる(342)。CSサービス320は、IDマッピングテーブル230を含み、必要であれば両方のテーブルからの変更をマージすること(344)も可能であり、結果として更新済みアイテム358(たとえば更新済み連絡先カード)が生じる。
[0037] 幾つかの実施形態に従ったシステムにおいて、同期化は双方向である。したがって、CSサービス320がCRMアプリケーション336と同期し、またその逆も起こる。同期化プロセスが実行された後、アイテムの最新の同期化済みバージョンがXMLフォーマットで保存され、アイテムのプロパティ内に記憶される。更新は、CSサービスアイテムのプロパティとしてのXMLファイル内に、CSサービスアイテムの以前の状態として記憶することができる。
[0038] CSサービスまたはCRMのいずれかでアイテムが変更された場合、CSサービスからのアイテムのXML記録および変更のタイムスタンプを使用して列の相違を比較することによって、両方のシステムにおいて変更が見られるように、アイテムを同期することができる。アイテムがCSおよびCRMアプリケーションの両方で変更された場合、変更のタイムスタンプに従って双方向同期化が実行可能であるため、最新の変更が優先され、以前の変更を無効にする。
[0039] たとえば、CRM内の同期されたアイテムが、CSサービス内の対応するアイテムに関する変更の後に変更された場合、CRM内のアイテムに対して実行された最新の変更をCSサービス内の対応するアイテムに対して同期するために、CSサービスに対するCRMの同期化を実行することが可能であり、CSサービスアイテムに関連付けられたXML記録を更新することが可能である。その後システムは、CSサービスアイテムに対する最新の変更がCRM内の対応するアイテムと同期されるのを保証するために、CRMに対するCSサービスの同期化を実行することができる。
[0040] いくつかの実施形態によれば、CSサービスは、CSサービスキャッシュ内のCSサービスのウェブサービスから受信したCSサービスアイテムに対する更新を記憶することができる。CSサービスは、CSサービスキャッシュ内の対応するCRMアイテムから取り出したCSサービスアイテムに対する更新も記憶することができる。CRMアプリケーションは、事前に定義された期間の満了、システムイベント、およびクライアントアプリケーションによる手動活動化のうちの1つまたは複数に応答して、更新されたCRMアイテムについて照会することができる。代替として、CRMアプリケーションは、CSサービスアイテム内での変更の検出、および同期化に関するCSサービスアイテムのマーク付けの通知に応答して、対応するCRMアイテムからの更新について照会することができる。加えてCSサービスは、CSサービスのウェブサービスを介して同期化用のクライアントアプリケーションから受信した要求に対処することができる。
[0041] 他の実施形態によれば、CSサービスまたはCRMモジュールは、CSサービスアイテムに対する更新を管理するために、シングルスレッドプロセスまたは並列コンピューティングを使用するマルチスレッドプロセスを実行することができる。加えてCSサービスは、XMLストレージを、CSサービスおよび対応するCRMアイテムに関連付けられた情報を記憶するためのCSサービスでの小規模データベースとして維持することができる。CSサービスおよび対応するCRMアイテムに関連付けられた情報は、CSおよびCRMアプリケーション上のアイテムに関する識別データおよび位置データ、ならびに、変更済みアイテムに関するCSおよびCRMアプリケーションからの変更情報を、含むことができる。
[0042] 図4は、いくつかの実施形態に従った、システム内の同期化前および同期化後の記録の更新を示す。略図400は、CRMとCSアプリケーションとの間で重複している変更をマージすることに関連付けられたプロセスの例を提供する。
[0043] 例示のシナリオによれば、同期化前(466)に、CSサービスのウェブサービスでの更新イベントは、CSサービス460内のアイテムにおける3つのフィールド(A1、B1、およびC1)472に対して変更を施す。XMLファイル462はアイテムのオリジナル記録(A、B、およびC)474を維持する。後に、同じイベントまたは別のイベントがCRM 464内の対応するアイテムに対して変更を実行し、CSウェブサービスによって以前に修正された2つの同じフィールド(A2およびB2)476を修正する。結果として、CRMのタイムスタンプは、対応するCSサービスのタイムスタンプよりも新しいものとなる。
[0044] 同期化の第1段階468の間、CRMシステム内のより新しいフィールド値(A2およびB2)476をXMLファイル462にコピーし、その後CSサービス460内のアイテムにコピーして、CSサービス460内のアイテムに実行された以前の変更(A1およびB1)を上書きすることができる。CSサービスに対するCRMの同期化(468)が完了すると、CRMに対するCSサービスの同期化470が実行可能であり、CSサービス460内のより新しいフィールド値(C1)をXMLファイル462にコピーし、その後CRM 464内のアイテムにコピーして、オリジナル値(C)を上書きすることができる。
[0045] 実施形態に従ったシステムにおいて、CSサービスのCRMとの同期化は、ウェブサービスが同期化用のアイテムにマーク付けするか、またはCSサービスアイテム(連絡先など)を変更した場合にトリガすることができる。同期化は、クライアントアプリケーションがCSサービスのCRMとの同期化を手動で開始すること、またはサーバの同期化動作を定期的に開始することに応答して、トリガすることも可能である。手動ならびにサーバの同期化は、結果として、CSサービスとCRMとの間の変更の即時複製を生じさせることができる。ウェブサービスが同期化用のアイテムにマーク付けするか、またはCSサービスアイテムを変更した場合、同期化プロセスは必ずしも即時に発生するわけではない(たとえば、一連の変更を完了するための時間をウェブサービスに与えるため)。
[0046] 図2から図4の例は、特定の構成および構成要素を用いて説明してきた。実施形態は、これらの例示の構成および構成要素に従ったシステムに限定されない。CRMとCSサービスとの間の双方向同期化は、他のタイプの構成要素、プロセス、および構成を使用する構成において、本明細書で説明される原理を使用する同様の様式で実装可能である。
[0047] 図5は、実施形態が実装可能な例示のネットワーク化環境である。CRMアプリケーションとCSサービスとの間の双方向同期化のためのシステムは、ホストサービスなどの1つまたは複数のサーバ514を介して実行されるソフトウェアを介して実装可能である。プラットフォームは、スマートフォン513、ラップトップコンピュータ512、またはデスクトップコンピュータ511(「クライアントデバイス」)などの個々のコンピューティングデバイス上のクライアントアプリケーションと、ネットワーク510を介して通信可能である。
[0048] クライアントデバイス511〜513のいずれかで実行されるクライアントアプリケーションは、1つまたは複数のサーバ514で実行されるCSサービスと通信することができる。サーバ516上で実行されるCSサービスおよびCRMアプリケーションに関連して実行される同期化モジュールは、前述のようにCSサービスおよびCRMアプリケーションによって維持される様々な形のデータの双方向同期化を容易にすることができる。CRMおよび/またはCSサービスは、データストア519から直接またはデータベースサーバ518を介して関連データを取り出し、要求されたサービス(たとえば文書の編集)をクライアントデバイス511〜513を介してユーザに提供することができる。
[0049] ネットワーク510は、サーバ、クライアント、インターネットサービスプロバイダ、および通信媒体の、任意のトポロジを備えることができる。実施形態に従ったシステムは、静的または動的なトポロジを有することができる。ネットワーク510は、企業ネットワークなどのセキュアネットワーク、ワイヤレスオープンネットワークまたはインターネットなどの非セキュアネットワークを含むことができる。ネットワーク510は、公衆交換電話網(PSTN)またはセルラネットワークなどの、他のネットワークを介して通信を調整することも可能である。さらにネットワーク510は、Bluetoothまたは同様のものなどの、短距離ワイヤレスネットワークを含むことができる。ネットワーク510は、本明細書で説明されるノード間の通信を提供する。例を挙げると、ネットワーク510は、音響、RF、赤外線、および他のワイヤレス媒体などの、ワイヤレス媒体を含むことができるが、限定ではない。
[0050] コンピューティングデバイス、アプリケーション、データソース、およびデータ分散システムの多くの他の構成を採用して、CSとCRMアプリケーションとの間の双方向同期化を提供するプラットフォームを実装することができる。さらに図5で考察されるネットワーク化環境は、単なる例示目的のものである。実施形態は、例示のアプリケーション、モジュール、またはプロセスに限定されない。
[0051] 図6および関連する考察は、実施形態が実装可能な好適なコンピューティング環境の簡単な一般的説明を提供することが意図されている。図6を参照すると、コンピューティングデバイス600などの、実施形態に従ったアプリケーションに関する例示のコンピューティング動作環境のブロック図が示されている。基本構成において、コンピューティングデバイス600は、実施形態に従った電子メール、連絡先管理、スケジューリング、および同様のサービスを提供可能なアプリケーション、ならびに、CRMアプリケーションへのアクセスを実行する、任意のコンピューティングデバイスとすることが可能であり、少なくとも1つの処理ユニット602およびシステムメモリ604を含むことができる。コンピューティングデバイス600は、プログラムの実行の際に協力する複数の処理ユニットを含むこともできる。コンピューティングデバイスの実際の構成およびタイプに応じて、システムメモリ604は揮発性(RAMなど)、不揮発性(ROM、フラッシュメモリなど)、またはこの2つの何らかの組み合わせとすることができる。システムメモリ604は、典型的には、ワシントン州レドモンドのMicrosoft CorporationからのWINDOWS(登録商標)オペレーティングシステムなどの、プラットフォームの動作を制御するのに好適なオペレーティングシステム605を含む。システムメモリ604は、プログラムモジュール606、CSサービス622、および同期化モジュール624などの、1つまたは複数のソフトウェアアプリケーションを含むこともできる。
[0052] CSサービス622は、ホストサービスに関連する通信・コミュニケーション、スケジューリング、および同等のサービスを提供することができる。同期化モジュール624は、シングルまたはマルチスレッドのプロセスを使用して、CSサービス622とCRMアプリケーションとの間での、連絡先情報、電子メールデータ、スケジューリング情報、タスクなどのデータの双方向同期化を実行可能にし、代行適応、検索機能などの拡張機能を実行可能にすることができる。CSサービス622および同期化モジュール624は、別々のアプリケーションとするか、またはホストサービスの統合モジュールとすることができる。この基本構成は、図6において破線608内の構成要素によって示される。
[0053] コンピューティングデバイス600は、追加の特徴または機能を有することができる。たとえばコンピューティングデバイス600は、たとえば磁気ディスク、光ディスク、またはテープなどの、追加のデータ記憶デバイス(取り外し可能および/または取り外し不可)も含むことができる。こうした追加のストレージは、図6内で、取り外し可能ストレージ609および取り外し不可ストレージ610によって示されている。コンピュータ読み取り可能記憶媒体は、コンピュータ読み取り可能命令、データ構造、プログラムモジュール、または他のデータなどの情報を記憶するための、任意の方法または技術で実装された、揮発性および不揮発性、取り外し可能および取り外し不可の媒体を含むことができる。システムメモリ604、取り外し可能ストレージ609、および取り外し不可ストレージ610は、すべてのコンピュータ読み取り可能記憶媒体の例である。コンピュータ読み取り可能記憶媒体は、RAM、ROM、EEPROM、フラッシュメモリまたは他のメモリ技術、CD−ROM、デジタル多用途ディスク(DVD)または他の光ストレージ、磁気テープ、磁気ディスクストレージまたは他の磁気ストレージデバイス、あるいは、所望の情報を記憶するために使用可能でありコンピューティングデバイス600によってアクセス可能な任意の他の媒体を含むが、これらに限定されない。任意のこうしたコンピュータ読み取り可能記憶媒体は、コンピューティングデバイス600の一部とすることができる。コンピューティングデバイス600は、キーボード、マウス、ペン、音声入力デバイス、タッチ入力デバイス、および同等の入力デバイスなどの、入力デバイス612を有することもできる。ディスプレイ、スピーカ、プリンタ、および他のタイプの出力デバイスなどの出力デバイス614も、含めることができる。これらのデバイスは当分野で良く知られているため、ここで詳細に論じる必要はない。
[0054] コンピューティングデバイス600は、分散型コンピューティング環境におけるワイヤードまたはワイヤレスネットワーク、衛星リンク、セルラリンク、短距離ネットワーク、および同等の機構などを介して、デバイスが他のデバイス618と通信できるようにする、通信接続616を含むこともできる。他のデバイス618は、通信アプリケーション、ウェブサーバ、および同等のデバイスを実行する、コンピュータデバイスを含むことができる。通信接続616は通信媒体の一例である。通信媒体は、コンピュータ読み取り可能命令、データ構造、プログラムモジュール、または他のデータを、内部に含むことができる。例を挙げると、通信媒体は、ワイヤードネットワークまたはダイレクトワイヤード接続などのワイヤード媒体、および、音響、RF、赤外線、および他のワイヤレス媒体などのワイヤレス媒体を含むが、これらに限定されない。
[0055] 例示の実施形態は方法も含む。これらの方法は、本書で説明される構造を含む、任意数の方法で実装可能である。こうした方法の1つが、本書で説明されるタイプのデバイスの機械動作によるものである。
[0056] 別の任意選択方法は、何らかを実行する1人または複数の人間オペレータに関連して実行されることになる方法の、個々の動作のうちの1つまたは複数に対するものである。これらの人間オペレータは互いに共同配置される必要はないが、それぞれがプログラムの一部を実行する機械とのみ共同配置されることができる。
[0057] 図7は、実施形態に従った、CSとCRMアプリケーションとのデータを同期するプロセス700に関する論理フロー図を示す。プロセス700は、サーバデバイス上で実行可能である。
[0058] プロセス700は、CSサービスがウェブサービスを介してCSサービスアイテムへの更新を受信することが可能な、動作710で開始される。更新は、ウェブサービスと対話するクライアントアプリケーションによって提供可能である。動作720で、CSサービスは、更新をCSサービスアイテムに適用し、更新をCSサービスキャッシュに記憶することができる。アプリケーションは、連絡先などのアイテムを新しい電話番号などの更新情報で更新すること、および、更新を、小規模データベースなどのメモリ内で保持可能なCSサービスキャッシュに記憶することが可能である。次に動作730で、アプリケーションは、対応するCRMアイテムを更新するために、更新をCRMアプリケーションに送信することができる。
[0059] CRM側での変更の場合、CSサービスは、動作740でのCSサービスアイテムに対応する更新されたCRMアイテムについて、CRMアプリケーションに照会することができる。CSサービスは、動作750で、更新されたCRMアイテムをCSサービスアイテムに関する他の更新として取り出すことができる。次に動作760で、CSサービスは他の更新を適用し、他の更新をCSサービスキャッシュに記憶することができる。
[0060] プロセス700に含まれる動作は、単に例示のためのものである。CSとCRMアプリケーションとの間の双方向同期化は、より少ない工程または追加の工程を伴う同様のプロセスによって、ならびに本明細書で説明される原理を使用する異なる順序の動作で、実装可能である。
[0061] 上記の詳述、例、およびデータは、実施形態の構成の製造および使用について完全な説明を提供している。対象について構造上の機能および/または方法行為に特有の言い回しで説明してきたが、添付の特許請求の範囲で定義される対象は、必ずしも前述の特定の機能または行為に限定されるものでないことを理解されよう。むしろ、前述の特定の機能または行為は、特許請求の範囲および実施形態を実装する例示の形として開示されている。

Claims (10)

  1. コミュニケーションおよびスケジューリング(CS)サービスと顧客関係管理(CRM)アプリケーションとの間でアイテムを双方向に同期するための、コンピューティングデバイス上で実行される方法であって、
    前記CSサービスのウェブサービスを介して、CSサービスアイテムに対する更新を受信すること、
    前記更新を前記CSサービスアイテムに適用し、前記更新をCSサービスキャッシュに記憶すること、
    前記更新を前記CRMアプリケーションに送信すること、
    前記CSサービスアイテムに関連付けられた、更新されたCRMアイテムについて、前記CRMアプリケーションに照会すること、
    前記更新されたCRMアイテムを、前記CSサービスアイテムに関する他の更新として取り出すこと、および、
    前記他の更新を前記CSサービスアイテムに適用すること、
    を含む、方法。
  2. 前記CSサービスアイテムに対する前記他の更新を、前記CSサービスキャッシュに記憶すること、
    をさらに含む、請求項1に記載の方法。
  3. 拡張マークアップ言語(XML)フォーマット対応ストレージを前記CSサービスキャッシュとして採用すること、
    をさらに含む、請求項1に記載の方法。
  4. 前記更新および前記他の更新を、前記CSサービスアイテムの以前の状態としてXMLファイル内に記憶すること、
    をさらに含む、請求項1に記載の方法。
  5. 前記CRMアプリケーションを照会するため、および、前記他の更新を受信するために、前記ウェブサービスを使用すること、
    をさらに含む、請求項1に記載の方法。
  6. カスタムアプリケーションプログラミングインターフェース(API)および標準APIのうちの少なくとも1つを、前記ウェブサービスとして提供すること、
    をさらに含む、請求項1に記載の方法。
  7. コミュニケーションおよびスケジューリング(CS)サービスと顧客関係管理(CRM)アプリケーションとの間でアイテムを双方向に同期するための、コンピューティングデバイスであって、
    メモリと、
    前記メモリに結合されたプロセッサと、を備え、
    前記プロセッサは、前記CSサービスおよび前記CSサービスに統合されたCRMモジュールを実行し、
    前記CRMモジュールは、
    前記CSサービスのウェブサービスを介して、CSサービスアイテムに対する更新を受信すること、
    拡張マークアップ言語(XML)フォーマット対応ストレージをCSサービスキャッシュとして採用すること、
    前記更新を前記CSサービスアイテムに適用し、前記更新を前記CSサービスキャッシュに記憶すること、
    前記更新を前記CRMアプリケーションに送信すること、
    前記CSサービスアイテムに関連付けられた、更新されたCRMアイテムについて、前記CRMアプリケーションに照会すること、
    前記更新されたCRMアイテムを、前記CSサービスアイテムに関する他の更新として取り出すこと、
    前記他の更新をCSサービスアイテムに適用し、前記他の更新を前記CSサービスキャッシュに記憶すること、ならびに、
    前記更新および前記他の更新を、前記CSサービスアイテムの以前の状態として構造化ファイル内に記憶すること、
    を実行するように構成される、コンピューティングデバイス。
  8. 前記CRMモジュールは、
    前記CSサービスアイテムにおける変更、および同期化に関してマーク付けされた前記CSサービスアイテムに関する通知のうちの、1つを検出すること、および、
    同期化についてクライアントアプリケーションから要求を受信すること、
    のうちの1つに応答して、前記CRMアプリケーションに照会するようにさらに構成される、
    請求項7に記載のコンピューティングデバイス。
  9. 前記CRMモジュールは、
    前記CSサービスアイテムに対する前記更新および前記他の更新を管理するために、並列コンピューティングを使用してマルチスレッドプロセスを実行するようにさらに構成される、
    請求項7に記載のコンピューティングデバイス。
  10. コミュニケーションおよびスケジューリング(CS)サービスと顧客関係管理(CRM)アプリケーションとの間でアイテムを双方向に同期するための命令が記憶された、コンピュータ読み取り可能メモリデバイスであって、
    前記命令は、
    前記CSサービスのウェブサービスを介して、代行者からCSサービスアイテムに対する更新を受信すること、
    前記代行者を認証した後に、前記CSサービスアイテムを同期化のためのタグでラベル付けすること、
    前記タグを検出した後に、
    前記更新を前記CSサービスアイテムに適用し、前記更新をCSサービスキャッシュに記憶すること、
    前記更新を前記CRMアプリケーションに送信すること、
    を含む、前記CSサービスアイテムを更新するためのプロセスを開始すること、
    前記CSサービスアイテムに関連付けられた更新されたCRMアイテムについて、前記CRMアプリケーションに照会すること、
    前記更新されたCRMアイテムを、前記CSサービスアイテムに関する他の更新として取り出すこと、
    前記他の更新をCSサービスアイテムに適用すること、
    を含む、コンピュータ読み取り可能メモリデバイス。
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