JP2015536842A - 封止金型 - Google Patents

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Abstract

上型、下型、および締め付け装置を含む封止金型が提供される。締め付け装置は、上型の接合面に固定されたゴム滑り止めブロック、および下型の接合面に固定されたゴム滑り止めブロックを含み、いずれのゴム滑り止めブロックもガラスをしっかりと固定することができる。したがって、上型および下型が互いに対して押圧された後、これらのゴム滑り止めブロックは変形して、反対の方向を有する1対の力をガラスに印加する。この対の力の下で、ガラスは封止金型の中で完全に固定されることが可能であり、これは射出成形の間にガラスが動くことによって生じるガラスの破損を防止することができる。その一方で、これらのゴム滑り止めブロックは弾性なので、これらは滑り止めの役割を果たしてガラスを支承することが可能であり、これはガラス40の破損を防止する。

Description

本出願は、その開示のすべてが参照により本明細書に組み込まれる、2012年11月5日出願の、「Encapsulation Mold」と題された、中国特許出願第201220577801.0号明細書の優先権を主張する。
本発明は主に、ガラスを封止するための封止金型に関する。
封止ガラスは、フロント風防ガラス、後部風防ガラス、天窓ガラス、またはクウォータウィンドウガラスなど、自動車内で広く使用される安全ガラスの一種である。封止ガラスは、以下の利点を有する:1.封止ガラスは車体にしっかりと接合されることが可能であり、これは自動車の封止を保証する;2.ガラスは封止用プラスチックと一体に組み合わせられ、これは実装し易くし、これによって実装サイクルを短縮して生産効率を向上させる;その一方で、封止ガラスは異なるタイプの断面を有してもよく、これは自動車をより美しくするように設計されることが可能である。
封止ガラスは、以下のように製造される。第一に、1枚の通常の焼きなましガラスが、切断、エッジング、および洗浄などによって前処理される。第二に、前処理済み焼きなましガラスは、1枚の強化ガラスを得るように、強化処理用の生産ラインに搬送される。次に、上型および下型を含む封止金型が提供される。強化ガラスは下型のチャック上にインサートとして載置され、下型の位置決め装置を用いて固定される。次に上型および下型は互いに接合される。スプルーゲートを通じて、溶融プラスチックが強化ガラスの縁に向かって注入される。封止ガラスは、溶融プラスチックが凝固して強化ガラスの縁を封止した後に得られる。
上記より、任意の強化ガラスについて、封止ガラスの品質は主に封止プロセスに依存し、ここで封止金型は封止プロセスの品質を保証する重要な役割を果たす。強化ガラスに対して射出形成が行われている間、強化ガラスは非常に大きな衝撃の下で動く可能性があり、これは翻って強化ガラスを破砕し、または傷つける。したがって、強化ガラスが動かないようにするため、封止金型内に設けられた締め付け装置が必要とされる。現在、締め付け装置として通常は、可動リフタが使用されている。
図1は、可動リフタによって固定された1枚のガラスを概略的に示す。図1を参照すると、封止されるガラス1は凸面11(すなわちガラス1の上面)および凹面12(すなわちガラス1の下面)を有し、これらは互いに反対側に設けられている。可動リフタ2は、下型(図示せず)上に設けられる。ガラス1は、以下のステップにしたがって封止金型(図示せず)内に固定されてもよい。ガラス1はまず可動リフタ2上に載置され、これにより凹面12を可動リフタ2と接触させる。その後、ガラス1は予備的に位置決めされる。次に上型(図示せず)が下型に対して押圧される。可動リフタ2は凹面12に対して第一上向き力を印加し、その一方で上型は凸面11に対して第二下向き力を印加する。第一上向き力と第二下向き力との合力作用の下で、ガラス1は可動リフタ2と上型との間で締め付けられ、これは射出成形の間にガラス1が動くのを防止する。
射出成形の間にガラス1が非常に大きな衝撃に耐えられるようにするため、可動リフタ2の位置は上下に調節可能である。可動リフタ2は鉄で作られており、硬質である。可動リフタ2は、ガラス1の凹面12に対応する凸面を有する。ガラス1の凹面12の大部分は、これらが接触するときに可動リフタ2の凸面によって支承される。射出成形の間、封止金型のチャンバは、プラスチック材料にガラス1の縁をしっかりと封止させるように、圧力維持状態で保持されなければならない。圧力の作用の下で、ガラス1および可動リフタ2は互いに圧搾し合う。ガラス1および可動フィルタ2は剛性であり、ガラス1は破砕されないだろう。
加えて、異なるバッチからのガラスは異なる曲率公差を有する可能性がある。ガラス1が大きい曲率公差を有する場合、ガラス1の凹面12は可動リフタ2の凸面とうまく適合しないかも知れない。この場合、圧力の大部分はガラス1の特定の点に集中しており、このためガラス1は可動リフタ2によって破砕される可能性がある。特に、ガラス1のサイズが大きいとき、ガラス1の中心領域は非常に大きい曲率公差を有し、これがガラスの高破損率をもたらす可能性がある。
本開示の実施形態は、封止ガラスが破砕されやすいなどの問題を解決するために、封止ガラスを製造するための封止金型を提供する。
一実施形態において封止金型が提供され、これは:
上型と、
下型と、
上型の接合面に固定された第一ゴム滑り止めブロックおよび下型の接合面に固定された第二ゴム滑り止めブロックを含む締め付け装置であって、第一ゴム滑り止めブロックは第一表面を有して第二ゴム滑り止めブロックは第二表面を有し、上型が下型に対して押圧されたときに、第一ゴム滑り止めブロックおよび第二ゴム滑り止めブロックは少なくとも部分的に重なり、第一ゴム滑り止めブロックと第二ゴム滑り止めブロックとの間の最小距離は封止されるガラスの厚さよりも小さい、締め付け装置と、
を含む。
いくつかの実施形態において、封止金型は同じ数の第一および第二ゴム滑り止めブロックを有する。
いくつかの実施形態において、第一ゴム滑り止めブロックと第二ゴム滑り止めブロックとの間の最小距離は、第一ゴム滑り止めブロックの第一表面と第二ゴム滑り止めブロックの第二表面との間の距離に等しく、上型が下型に対して押圧されたとき、第一ゴム滑り止めブロックの第一表面と第二ゴム滑り止めブロックの第二表面との間の距離は、封止されるガラスの厚さよりも約0.15mmから約0.25mmだけ小さい。
いくつかの実施形態において、第一ゴム滑り止めブロックの第一表面は凹状であり、第二ゴム滑り止めブロックの第二表面は凸状である;あるいは、第一ゴム滑り止めブロックの第一表面は凸状であり、第二ゴム滑り止めブロックの第二表面は凹状である;第一および第二表面のうちの凹状の方は、封止されるガラスの凸面に適合するように構成されており、第一および第二表面のうちの凸状の方は、封止されるガラスの凹面に適合するように構成されている。
いくつかの実施形態において、締め付け装置には、3つ以上の第一ゴム滑り止めブロックおよび3つ以上の第二ゴム滑り止めブロックが設けられており、3つ以上の第一ゴム滑り止めブロックおよび3つ以上の第二ゴム滑り止めブロックはそれぞれ多角形パターンで配置されている。
いくつかの実施形態において、締め付け装置はさらに、上型の接合面に固定された第三ゴム滑り止めブロック、および下型の接合面に固定された第四ゴム滑り止めブロックを含み、第三ゴム滑り止めブロックの幅および第四ゴム滑り止めブロックの幅はそれぞれ第一ゴム滑り止めブロックの幅および第二ゴム滑り止めブロックの幅よりも小さく;第三ゴム滑り止めブロックは封止されるガラスを締め付けるようになっている第三表面を有し、第四ゴム滑り止めブロックは封止されるガラスを締め付けるようになっている第四表面を有し;第三ゴム滑り止めブロックはそこに形成された第三溝を有して第三溝は第三表面から外向きに面しており;第四ゴム滑り止めブロックはそこに形成された第四溝を有して第四溝は第四表面から外向きに面しており;上型が下型に対して押圧されているとき、第三ゴム滑り止めブロックおよび第四ゴム滑り止めブロックは少なくとも部分的に重なり、第三ゴム滑り止めブロックの第三表面と第四ゴム滑り止めブロックの第四表面との間の距離は封止されるガラスの厚さよりも小さく;第三ゴム滑り止めブロックは第一ゴム滑り止めブロックよりも上型の縁に近い位置にあり、第四ゴム滑り止めブロックは第二ゴム滑り止めブロックよりも下型の縁に近い位置にあり、封止金型は同じ数の第三および第四ゴム滑り止めブロックを有する。
いくつかの実施形態において、上型が下型に対して押圧されているとき、第三ゴム滑り止めブロックの第三表面と第四ゴム滑り止めブロックの第四表面との間の距離は、封止されるガラスの厚さよりも約0.15mmから約0.25mm小さい。
いくつかの実施形態において、締め付け装置には、3つ以上の第三ゴム滑り止めブロックおよび3つ以上の第四ゴム滑り止めブロックが設けられており、3つ以上の第三ゴム滑り止めブロックおよび3つ以上の第四ゴム滑り止めブロックは、それぞれ多角形の外周に沿って振り分けられる。
いくつかの実施形態において、第三溝および第四溝はそれぞれ、実質的にV字型、方形、またはW字型の断面を有する。
いくつかの実施形態において、第一ゴム滑り止めブロックには、第一表面上に位置してそこから延在するゴムバンプが設けられており、第二ゴム滑り止めブロックには、第二表面上に位置してそこから延在するゴムバンプが設けられており、第一ゴム滑り止めブロックと第二ゴム滑り止めブロックとの間の最小距離は、第一ゴム滑り止めブロックのゴムバンプの表面と第二ゴム滑り止めブロックのゴムバンプの表面との間の距離に等しい。上型が下型に対して押圧されているとき、第一ゴム滑り止めブロックおよび第二ゴム滑り止めブロックは完全に重なり、第一ゴム滑り止めブロックのゴムバンプおよび第二ゴム滑り止めブロックのゴムバンプは少なくとも部分的に重なり、第一ゴム滑り止めブロックの第一表面と第二ゴム滑り止めブロックの第二表面との間の距離は封止されるガラスの厚さに等しい。
いくつかの実施形態において、第一ゴム滑り止めブロックは第一表面上に形成された第一溝を有し、第二ゴム滑り止めブロックは第二表面上に形成された第二溝を有し;第一ゴム滑り止めブロックのゴムバンプは第一溝に埋め込まれて第一表面よりも高く延在し、第二滑り止めブロックのゴムバンプは第二溝に埋め込まれて第二表面よりも高く延在する。
いくつかの実施形態において、第一溝に埋め込まれたゴムバンプは第一表面よりも約0.45mmから0.55mm高く延在し、第二溝に埋め込まれたゴムバンプは第二表面よりも約0.45mmから0.55mm高く延在する。
従来技術と比較すると、本開示は以下の利点を有する:
本開示の実施形態において提供される封止金型は、上型、下型、および締め付け装置を含み、締め付け装置は、上型の接合面に固定された第一ゴム滑り止めブロックおよび下型の接合面に固定された第二ゴム滑り止めブロックを含み、第一ゴム滑り止めブロックおよび第二ゴム滑り止めブロックはいずれも、封止されるガラスを締め付けるための表面を有する。したがって、上型および下型が互いに対して押圧された後、第一ゴム滑り止めブロックおよび第二ゴム滑り止めブロックはいずれも変形して、反対の方向を有する1対の力をガラスに印加する。この対の力の下で、ガラスは封止金型の中で完全に固定されることが可能であり、これにより、射出成形の間にガラスが動くことによって生じるガラスの破損を防止する。その一方で、第一および第二ゴム滑り止めブロックは弾性なので、これらは緩衝材の役割を果たすことが可能であり、これはガラスの破損を防止する。
さらに、ゴム滑り止めブロックは封止されるガラスの曲率公差を補償することが可能であり、これによって封止金型は異なるバッチからのガラスに適合することが可能となる。
ガラスのサイズが大きいとき、締め付け装置は、上型の接合面に固定された第一ゴム滑り止めブロックおよび第三ゴム滑り止めブロック、ならびに下型の接合面に固定された第二ゴム滑り止めブロックおよび第四ゴム滑り止めブロックを含み、第三ゴム滑り止めブロックおよび第四ゴム滑り止めブロックには溝が形成されており、第三ゴム滑り止めブロックは第一ゴム滑り止めブロックよりも上型の縁に近く、第四ゴム滑り止めブロックは第二ゴム滑り止めブロックよりも下型の縁に近い。このようにして、第一ゴム滑り止めブロックおよび第二ゴム滑り止めブロックはガラスの中心領域を固定し、第三ゴム滑り止めブロックおよび第四ゴム滑り止めブロックはガラスの周辺領域を固定することができる。
ガラスのサイズが大きいとき、第一ゴム滑り止めブロックおよび第二ゴム滑り止めブロックにはゴムバンプがそれぞれ設けられてもよく、ゴムバンプは第一ゴム滑り止めブロックおよび第二ゴム滑り止めブロックの表面から延在する。このようにして、ガラスは第一ゴム滑り止めブロックのゴムバンプと第二ゴム滑り止めブロックのゴムバンプとの間で締め付けられることが可能である。ガラスのゴムバンプの間の接触面積は小さいので、ゴムバンプによってガラスに印加される力は相対的に低く、これによってガラスの破損率を低下させる。その結果、大きいサイズのガラスが大きい曲率公差を有していたとしても、ガラスは容易に破砕されなくなる。
可動リフタによって固定されたガラスを示す概略図である。 本開示の一実施形態による封止金型の概略断面図である。 本開示の一実施形態による、上型上に設けられた第一ゴム滑り止めブロックおよび第三ゴム滑り止めブロックの概略平面図である。 本開示の一実施形態による、下型上に設けられた第二ゴム滑り止めブロックおよび第四ゴム滑り止めブロックの概略平面図である。 本開示の一実施形態による、第一ゴム滑り止めブロックと第二ゴム滑り止めブロックとの間に固定されたガラスの概略部分拡大図である。 本開示の一実施形態による、第一ゴム滑り止めブロックまたは第二ゴム滑り止めブロックの概略構造図である。 本開示の一実施形態による、第三ゴム滑り止めブロックと第四ゴム滑り止めブロックとの間に固定されたガラスの概略部分拡大図である。 本開示の一実施形態による、第三ゴム滑り止めブロックまたは第四ゴム滑り止めブロックの概略構造図である。 本開示の別の実施形態による、封止金型の概略断面図である。 本開示の別の実施形態による、上型上に設けられた第一ゴム滑り止めブロックおよび第三ゴム滑り止めブロックの概略平面図である。 本開示の別の実施形態による、下型上に設けられた第二ゴム滑り止めブロックおよび第四ゴム滑り止めブロックの概略平面図である。 本開示の一実施形態による、第一ゴム滑り止めブロックのゴムバンプと第二ゴム滑り止めブロックのゴムバンプとの間に固定されたガラスの概略部分拡大図である。 本開示の一実施形態による、ゴムバンプが埋め込まれた第一ゴム滑り止めブロックまたは第二ゴム滑り止めブロックの概略構造図である。 本開示の別の実施形態による、第三ゴム滑り止めブロックと第四ゴム滑り止めブロックとの間に固定されたガラスの概略部分拡大図である。 本開示の別の実施形態による、第三ゴム滑り止めブロックまたは第四ゴム滑り止めブロックの概略構造図である。
本開示の目的、特徴、および利点を明確にするために、本開示の実施形態が、添付図面と併せて以下に詳細に記載される。本開示は、特定の実施形態を参照して記載される。本開示の精神および範囲を逸脱することなく様々な変更が成されてもよいことは、当業者によって理解されるだろう。したがって、本開示は記載される実施形態に限定されるものではない。
図2から図6を参照すると、本開示の実施形態において提供される封止金型100は、上型10、下型20、および締め付け装置を含んでもよい。締め付け装置は、上型10の接合面に固定されており封止されるガラス40を締め付けるための第一表面311を有する第一ゴム滑り止めブロック31、および下型20の接合面に固定されておりガラス40を締め付けるための第二表面321を有する第二ゴム滑り止めブロック32を含んでもよい。いくつかの実施形態において、締め付け装置は、同じ数の第一ゴム滑り止めブロック31および第二ゴム滑り止めブロック32を有する。いくつかの実施形態において、上型10が下型20に対して押圧されているとき、第一ゴム滑り止めブロック31および第二ゴム滑り止めブロック32は、少なくとも部分的に重なってもよい。そして第一ゴム滑り止めブロック31の第一表面311と第二ゴム滑り止めブロック32の第二表面321との間の距離は、ガラス40の厚さ(すなわち、ガラス40の設計厚さ)よりも小さい。ガラス40の上面の封止幅がガラス40の下面の封止幅に等しい場合、第一ゴム滑り止めブロック31および第二ゴム滑り止めブロック32は完全に重なる。ガラス40の上面の封止幅がガラス40の下面の封止幅と等しくない場合、第一ゴム滑り止めブロック31および第二ゴム滑り止めブロック32は部分的に重なる。
ガラス40は、以下のようにして封止金型100の中に固定されてもよい。まず、ガラス40は、ガラス40の凹面または凸面(すなわち、ガラス40の下面)が第二ゴム滑り止めブロック32の第二表面321によって支承されるように、下型20上に載置される。その後、ガラス40は予備的に位置決めされる。次に上型10は、第一ゴム滑り止めブロック31の第一表面311がガラス40の凸面または凹面(すなわち、ガラス40の上面)と係合するように、下型20に対して押圧される。第一ゴム滑り止めブロック31の第一表面311と第二ゴム滑り止めブロック32の第二表面321との間の距離はガラス40の厚さよりも小さいので、第一ゴム滑り止めブロック31および第二ゴム滑り止めブロック32は変形する。第一ゴム滑り止めブロック31はガラス40に第一下向き力を印加し、第二ゴム滑り止めブロック32はガラス40に第二上向き力を印加する。第一下向き力および第二上向き力の合力作用の下で、ガラス40は封止金型100の中で完全に固定され、これは射出成形の間にガラス40が動くのを防止し、これによってガラスの破損率を低下させる。
封止金型が圧力維持のプロセスにあるとき、ガラス40は第一ゴム滑り止めブロック31および第二ゴム滑り止めブロック32で圧搾されてもよい。第一ゴム滑り止めブロック31および第二ゴム滑り止めブロック32はいずれも弾性なので、それらは緩衝の機能を有し、これはガラス40の破損を防止する。
さらに、異なるバッチからのガラス40が異なる曲率公差を有するときでも、第一ゴム滑り止めブロック31および第二ゴム滑り止めブロック32の変形のおかげで、第一ゴム滑り止めブロック31および第二ゴム滑り止めブロック32はまだ広い面積で接触することが可能である。このため、第一ゴム滑り止めブロック31および第二ゴム滑り止めブロック32によってガラス40に印加された力はガラス40上で比較的均一に分散し、これはガラス40の破損を防止する。言い換えると、第一ゴム滑り止めブロック31および第二ゴム滑り止めブロック32はガラス40の曲率公差を補償することができる。
いくつかの実施形態において、第一ゴム滑り止めブロック31を上型10に実装するため、および第二ゴム滑り止めブロック32を下型20に実装するために、ネジが使用されてもよい。具体的には、図6を参照すると、第一ゴム滑り止めブロック31の第一表面311上に複数の座ぐり36が形成され、第二ゴム滑り止めブロック32の第二表面321上に複数の座ぐり36が形成されている。座ぐり36を通じて延在するネジは、第一ゴム滑り止めブロック31を上型10に固定し、第二ゴム滑り止めブロック32を下型20に固定する。いくつかの実施形態において、第一ゴム滑り止めブロック31を上型10に固定するため、および第二ゴム滑り止めブロック32を下型20に固定するために、容易に分解可能なその他の構成要素が使用されてもよい。このようにして、締め付け装置が所定時間にわたって使用された後に第一ゴム滑り止めブロック31および第二ゴム滑り止めブロック32が摩耗した場合に、これらは容易に分解されて新しいものと交換されることが可能であり、これによって封止金型100の使用寿命を延長する。
封止金型100は、少なくとも1つの第一ゴム滑り止めブロック31および少なくとも1つの第二ゴム滑り止めブロック32を有する。ガラス40を封止金型100の中で完全に固定するために、封止金型100の中に可能な限り多くの第一ゴム滑り止めブロック31および第二ゴム滑り止めブロック32があってもよい。第一ゴム滑り止めブロック31および第二ゴム滑り止めブロック32の数は、ガラス40のサイズに応じて設定されてもよい。いくつかの実施形態において、封止金型100は、少なくとも3つの第一ゴム滑り止めブロック31および少なくとも3つの第二ゴム滑り止めブロック32を有する(一例として、図3および図4にはそれぞれ3つの第一ゴム滑り止めブロックおよび3つの第二ゴム滑り止めブロックが概略的に示されている)。少なくとも3つの第一ゴム滑り止めブロック31は、異なる位置で上型10に固定されて多角形パターンで配置されており、少なくとも3つの第二ゴム滑り止めブロック32は、異なる位置で下型20に固定されて多角形パターンで配置されている。図3を参照すると、3つの第一ゴム滑り止めブロック31は三角形パターンで配置されている。図4を参照すると、3つの第二ゴム滑り止めブロック32は三角形パターンで配置されている。
第一ゴム滑り止めブロック31および第二ゴム滑り止めブロック32の幅は、ガラス40のサイズに応じて設定されてもよい。封止金型100の中でガラス40を完全に固定するために、第一ゴム滑り止めブロック31および第二ゴム滑り止めブロック32の幅は可能な限り大きく設定されてもよい。なお、大きな力によるガラス40の破損を回避するため、第一ゴム滑り止めブロック31および第二ゴム滑り止めブロック32の幅が大きすぎてはならないことに注意すべきである。
第一ゴム滑り止めブロック31および第二ゴム滑り止めブロック32は、様々なゴム材料で作られてもよい。第一ゴム滑り止めブロック31および第二ゴム滑り止めブロック32が適用される射出成形の特徴を考慮して、第一ゴム滑り止めブロック31および第二ゴム滑り止めブロック32は、エチレンプロピレンジエンモノマー(EPDM)で作られてもよい。
第一ゴム滑り止めブロック31/第二ゴム滑り止めブロック32とガラス40との間の適合性を向上させるために、第一ゴム滑り止めブロック31の第一表面311は凹状に設定されてもよく、第二ゴム滑り止めブロック32の第二表面321は凸状に設定されてもよい。あるいは、第一ゴム滑り止めブロック31の第一表面311は凸状に設定されてもよく、第二ゴム滑り止めブロック32の第二表面321は凹状に設定されてもよい。ゴム滑り止めブロックの凹面はガラス40の凸面に適合し、ゴム滑り止めブロックの凸面はガラス40の凹面に適合する。
ガラスの曲率公差を効果的に補償するために、第一ゴム滑り止めブロック31の第一表面311と第二ゴム滑り止めブロック32の第二表面321との間の距離は適切でなければならない。いくつかの実施形態において、第一ゴム滑り止めブロック31の第一表面311と第二ゴム滑り止めブロック32の第二表面321との間の距離はガラス40の厚さよりも約0.15mmから約0.25mm小さい。
比較的大きいサイズのガラス40を安定的に固定するために、図2から図4および図7から図8を参照すると、締め付け装置はさらに、上型10の接合面に固定されてガラス40を締め付けるための第三表面331を有する第三ゴム滑り止めブロック33、および下型20の接合面に固定されてガラス40を締め付けるための第四表面341を有する第四ゴム滑り止めブロック34を含んでもよい。いくつかの実施形態において、締め付け装置は、同じ数の第三ゴム滑り止めブロック33および第四ゴム滑り止めブロック34を有してもよい。いくつかの実施形態において、上型10が下型20に対して押圧されているとき、第三ゴム滑り止めブロック33および第四ゴム滑り止めブロック34は、少なくとも部分的に重なってもよい。そして第三ゴム滑り止めブロック33の第三表面331と第四ゴム滑り止めブロック34の第四表面341との間の距離は、ガラス40の厚さよりも小さい。いくつかの実施形態において、第三ゴム滑り止めブロック33の第三表面331と第四ゴム滑り止めブロック34の第四表面341との間の距離は、ガラス40の厚さよりも約0.15mmから約0.25mm小さい。ガラス40の上面の封止幅がガラス40の下面の封止幅に等しい場合、第三ゴム滑り止めブロック33および第四ゴム滑り止めブロック34は完全に重なる。ガラス40の上面の封止幅がガラス40の下面の封止幅と等しくない場合、第三ゴム滑り止めブロック33および第四ゴム滑り止めブロック34は部分的に重なる。
第三ゴム滑り止めブロック33/第四ゴム滑り止めブロック34とガラス40との間の大きい接触面積によるガラス40の破損を回避するために、第三表面331上で第三ゴム滑り止めブロック33内に第三溝3cが形成され、第四表面341上で第四ゴム滑り止めブロック34内に第四溝3dが形成されている。いくつかの実施形態において、第三溝3cおよび第四溝3dは、それぞれ実質的にV字型、方形、またはW字型の断面(断面は第三表面331および第四表面341に対して直角)、またはその他の形状を有してもよい。いくつかの実施形態において、第三ゴム滑り止めブロック33および第四ゴム滑り止めブロック34の幅は、第三ゴム滑り止めブロック33/第四ゴム滑り止めブロック34とガラス40との接触面積が縮小されることが可能なように、第一ゴム滑り止めブロック31および第二ゴム滑り止めブロック32の幅よりもそれぞれ小さく、これによってガラス40の破損を防止する。
いくつかの実施形態において、上型10に処理溝(図示せず)が形成されてもよく、下型20に処理溝(図示せず)が形成されてもよい。処理溝の幅は、第三ゴム滑り止めブロック33および第四ゴム滑り止めブロック34の幅よりも小さい。このため、上型10の処理溝内に第三ゴム滑り止めブロック33を載置し、下型20の処理溝内に第四ゴム滑り止めブロック34を載置している間、第三ゴム滑り止めブロック33および第四ゴム滑り止めブロック34は圧搾のため変形する。その結果、処理溝内に埋め込まれた第三ゴム滑り止めブロック33は上型10にしっかりと固定され、処理溝内に埋め込まれた第四ゴム滑り止めブロック34は下型20にしっかりと固定される。いくつかの実施形態において、第三ゴム滑り止めブロック33および第四ゴム滑り止めブロック34は、容易に分解できる別のやり方で、上型10および下型20に固定される。このようにして、締め付け装置が所定時間にわたって使用された後に第三ゴム滑り止めブロック33および第四ゴム滑り止めブロック34が摩耗した場合に、これらは容易に分解されて新しいものと交換されることが可能であり、これによって封止金型100の使用寿命を延長する。
封止金型100は、少なくとも1つの第三ゴム滑り止めブロック33および少なくとも1つの第四ゴム滑り止めブロック34を有する。ガラス40を封止金型100の中で完全に固定するために、封止金型100の中に可能な限り多くの第三ゴム滑り止めブロック33および第四ゴム滑り止めブロック34があってもよい。いくつかの実施形態において、封止金型100は、少なくとも3つの第三ゴム滑り止めブロック33および少なくとも3つの第四ゴム滑り止めブロック34を有する(一例として、図3および図4にはそれぞれ3つの第三ゴム滑り止めブロック33および3つの第四ゴム滑り止めブロック34が概略的に示されている)。少なくとも3つの第三ゴム滑り止めブロック33は、異なる位置で上型10に固定されて多角形パターンで配置されており、少なくとも3つの第四ゴム滑り止めブロック34は、異なる位置で下型20に固定されて多角形パターンで配置されている。図3を参照すると、3つの第三ゴム滑り止めブロック33は四辺形パターンで配置されている。図4を参照すると、3つの第四ゴム滑り止めブロック34は四辺形パターンで配置されている。
第一ゴム滑り止めブロック31および第二ゴム滑り止めブロック32と同様に、第三ゴム滑り止めブロック33および第四ゴム滑り止めブロック34は様々なゴム材料で作られてもよい。第三ゴム滑り止めブロック33および第四ゴム滑り止めブロック34が適用される射出成形の特徴を考慮して、第三ゴム滑り止めブロック33および第四ゴム滑り止めブロック34は、エチレンプロピレンジエンモノマー(EPDM)で作られてもよい。
図3および図4を参照すると、締め付け装置に第一ゴム滑り止めブロック31、第二ゴム滑り止めブロック32、第三ゴム滑り止めブロック33、および第四ゴム滑り止めブロック34のすべてが設けられているとき、第三ゴム滑り止めブロック33は第一ゴム滑り止めブロック31よりも上型10の縁に近い位置にあり、第四ゴム滑り止めブロック34は第二ゴム滑り止めブロック32よりも下型20の縁に近い位置にある。このようにして、第一ゴム滑り止めブロック31および第二ゴム滑り止めブロック32はガラス40の中心領域を固定してもよく、第三ゴム滑り止めブロック33および第四ゴム滑り止めブロック34はガラス40の周辺領域を固定してもよい。
締め付け装置に第一ゴム滑り止めブロック31、第二ゴム滑り止めブロック32、第三ゴム滑り止めブロック33、および第四ゴム滑り止めブロック34のすべてが設けられているとき、ガラスは以下のようにしてこの締め付け装置を有する封止金型100の中に固定されてもよい。まず、ガラス40は、ガラス40の凹面または凸面(すなわち、ガラス40の下面)が第二ゴム滑り止めブロック32の第二表面321および第四ゴム滑り止めブロック34の第四表面341によって支承されるように、下型20上に載置される。その後、ガラス40は予備的に位置決めされる。次に上型10は、第一ゴム滑り止めブロック31の第一表面311および第三ゴム滑り止めブロック33の第三表面331がガラス40の凸面または凹面(すなわち、ガラス40の上面)と係合するように、下型20に対して押圧される。第一ゴム滑り止めブロック31の第一表面311と第二ゴム滑り止めブロック32の第二表面321との間の距離はガラス40の厚さよりも小さく、第三ゴム滑り止めブロック33の第三表面331と第四ゴム滑り止めブロック34の第四表面341との間の距離はガラス40の厚さよりも小さいので、第一ゴム滑り止めブロック31は変形してガラス40に第一下向き力を印加し、第二ゴム滑り止めブロック32は変形してガラス40に第二上向き力を印加し、第三ゴム滑り止めブロック33は変形してガラス40に第三下向き力を印加し、第四ゴム滑り止めブロック34は変形してガラス40に第四上向き力を印加する。第一下向き力、第二上向き力、第三下向き力、および第四上向き力の合力作用の下で、ガラス40は封止金型100の中で完全に固定され、これは射出成形の間にガラス40が動くのを防止し、これによってガラスの破損率を低下させる。
ガラスのサイズが大きいとき、製造中にガラスの曲率公差を制御するのは困難であることが知られている。上述のように、ガラス40を封止金型100の中で完全に固定するために、第一ゴム滑り止めブロック31および第二ゴム滑り止めブロック32は比較的大きいサイズを有するように設定されてもよい。言い換えると、第一ゴム滑り止めブロック31/第二ゴム滑り止めブロック32とガラス40との間の接触面積は大きい。しかしながら、ガラス40の曲率公差に大きなばらつきがある場合、ガラス40は破砕されやすくなる。
図9から図13を参照すると、本開示の別の実施形態による封止金型100’が提供されており、これは上型10’、下型20’、および締め付け装置を含んでもよい。締め付け装置は、上型10’の接合面に固定されており第一表面311’を有する第一ゴム滑り止めブロック31’、および下型20’の接合面に固定されており第二表面321’を有する第二ゴム滑り止めブロック32’を含んでもよい。いくつかの実施形態において、第一ゴム滑り止めブロック31’の第一表面311’上にはゴムバンプ351が設けられており、これは第一表面311’よりも高く延在し、第二ゴム滑り止めブロック32’の第二表面321’上にはゴムバンプ352が設けられており、これは第二表面321’よりも高く延在する。いくつかの実施形態において、締め付け装置は同じ数の第一ゴム滑り止めブロック31’および第二ゴム滑り止めブロック32’を有してもよい。
いくつかの実施形態において、ゴムバンプ351は第一ゴム滑り止めブロック31’と一体であってもよく、ゴムバンプ352は第二ゴム滑り止めブロック32’と一体であってもよい。いくつかの実施形態において、第一ゴム滑り止めブロック31’は、第一ゴム滑り止めブロック31’の幅よりも小さい幅を有する第一表面311’上に形成された第一溝3aを有する。ゴムバンプ351は第一溝3aに埋め込まれており、これは第一表面311’よりも高く延在する。第二ゴム滑り止めブロック32’は第二表面321’上に形成された第二溝3bを有し、これは第二ゴム滑り止めブロック32’の幅よりも小さい幅を有する。ゴムバンプ352は第二溝3bに埋め込まれており、これは第二表面321’よりも高く延在する。
いくつかの実施形態において、第一ゴム滑り止めブロック31’に処理溝(図示せず)が形成されてもよく、第二ゴム滑り止めブロック32’に処理溝(図示せず)が形成されてもよい。処理溝の幅は、ゴムバンプ351およびゴムバンプ352の幅よりも小さい。このため、第一ゴム滑り止めブロック31’の処理溝内にゴムバンプ351を載置し、第二ゴム滑り止めブロック32’の処理溝内にゴムバンプ352を載置している間、ゴムバンプ351および352は圧搾のため変形する。その結果、処理溝内に埋め込まれたゴムバンプ351は第一ゴム滑り止めブロック31’にしっかりと固定され、処理溝内に埋め込まれたゴムバンプ352は第二ゴム滑り止めブロック32’にしっかりと固定される。
上型10’が下型20’に対して押圧されているとき、第一ゴム滑り止めブロック31’および第二ゴム滑り止めブロック32’は完全に重なり、ゴムバンプ351およびゴムバンプ352は少なくとも部分的に重なる。第一ゴム滑り止めブロック31’のゴムバンプ351と第二ゴム滑り止めブロック32’のゴムバンプ352との間の距離は、ガラス40の厚さよりも小さい。そして第一ゴム滑り止めブロック31’の第一表面311’と第二ゴム滑り止めブロック32’の第二表面321’との間の距離は、ガラス40の厚さに等しい。ガラス40の大部分が第一ゴム滑り止めブロック31’のゴムバンプ351と第二ゴム滑り止めブロック32’のゴムバンプ352との間で締め付けられている間、ガラス40は曲率公差を有するので、ガラスの一部は第一ゴム滑り止めブロック31’と第二ゴム滑り止めブロック32’との間でも締め付けられる可能性がある。しかしながら、第一ゴム滑り止めブロック31’および第二ゴム滑り止めブロック32’によってガラス40に印加される力は、上記実施形態において記載されたような第一ゴム滑り止めブロック31および第二ゴム滑り止めブロック32によって印加される力よりも小さい。
ガラス40の上面の封止幅がガラス40の下面の封止幅に等しい場合、ゴムバンプ351およびゴムバンプ352は完全に重なる。ガラス40の上面の封止幅がガラス40の下面の封止幅に等しくない場合、ゴムバンプ351およびゴムバンプ352は部分的に重なる。
ガラス40は、以下のようにして封止金型100’の中に固定されてもよい。まず、ガラス40は、ガラス40の凹面または凸面(すなわち、ガラス40の下面)が第二ゴム滑り止めブロック32’のゴムバンプ352によって支承されるように、下型20’上に載置される。その後、ガラス40は予備的に位置決めされる。次に上型10’は、第一ゴム滑り止めブロック31’のゴムバンプ351がガラス40の凸面または凹面(すなわち、ガラス40の上面)と係合するように、下型20’に対して押圧される。第一ゴム滑り止めブロック31’のゴムバンプ351と第二ゴム滑り止めブロック32’のゴムバンプ352との間の距離はガラス40の厚さよりも小さいので、第一ゴム滑り止めブロック31’のゴムバンプ351および第二ゴム滑り止めブロック32’のゴムバンプ352は変形する。その一方で、第一ゴム滑り止めブロック31’はゴムバンプ351の作用の下で変形し、第二ゴム滑り止めブロック32’はゴムバンプ352の作用の下で変形する。ゴムバンプ351はガラス40に第一下向き力を印加し、ゴムバンプ352はガラス40に第二上向き力を印加する。第一下向き力および第二上向き力の合力作用の下で、ガラス40は封止金型100’の中で完全に固定され、これは射出成形の間にガラス40が動くのを防止し、これによってガラスの破損率を低下させる。
第一ゴム滑り止めブロック31’のゴムバンプ351および第二ゴム滑り止めブロック32’のゴムバンプ352の幅はそれぞれ第一ゴム滑り止めブロック31’および第二ゴム滑り止めブロック32’の幅よりも小さい。したがって、ゴムバンプ351およびゴムバンプ352は、ガラス40との接触面積が小さい。このため、ゴムバンプ351およびゴムバンプ352によってガラス40に印加される力は比較的小さい。さらに、第一ゴム滑り止めブロック31’はゴムバンプ351の作用の下で変形し、第二ゴム滑り止めブロック32’はゴムバンプ352の作用の下で変形するので、これはゴムバンプ351およびゴムバンプ352の変形性能を強化するのに相当する。したがって、ガラス40が大きいサイズおよび曲率公差を有するとしても、破損率は低減されることが可能である。
第一ゴム滑り止めブロック31’のゴムバンプ351および第二ゴム滑り止めブロック32’のゴムバンプ352によってガラス40に印加される力が不十分であり、その結果ガラス40が封止金型100’の中で完全に固定されない可能性があることを考慮して、第一ゴム滑り止めブロック31’のゴムバンプ351と第二ゴム滑り止めブロック32’のゴムバンプ352との間の距離を短縮するように、第一ゴム滑り止めブロック31’のゴムバンプ351は第一ゴム滑り止めブロック31’の第一表面311’よりも可能な限り高く延在してもよく、第二ゴム滑り止めブロック32’のゴムバンプ352は第二ゴム滑り止めブロック32’の第二表面321’よりも可能な限り高く延在してもよい。いくつかの実施形態において、第一ゴム滑り止めブロック31’のゴムバンプ351は第一表面311’よりも約0.45mmから約0.55mm高く、第二ゴム滑り止めブロック32’のゴムバンプ352は第二表面321’よりも約0.45mmから約0.55mm高い。
第一ゴム滑り止めブロック31’および第二ゴム滑り止めブロック32’は、様々なゴム材料で作られてもよい。第一ゴム滑り止めブロック31’および第二ゴム滑り止めブロック32’が適用される射出成形の特徴を考慮して、第一ゴム滑り止めブロック31’および第二ゴム滑り止めブロック32’はエチレンプロピレンジエンモノマー(EPDM)で作られてもよい。第一ゴム滑り止めブロック31’および第二ゴム滑り止めブロック32’と同様に、ゴムバンプ351およびゴムバンプ352は様々なゴム材料で作られてもよい。ゴムバンプ351およびゴムバンプ352が適用される射出成形の特徴を考慮して、ゴムバンプ351およびゴムバンプ352はエチレンプロピレンジエンモノマー(EPDM)で作られてもよい。
いくつかの実施形態において、図9から図12および図14から図15を参照すると、締め付け装置はさらに、第一ゴム滑り止めブロック31’および第二ゴム滑り止めブロック32’に加えて第三ゴム滑り止めブロック33’および第四ゴム滑り止めブロック34’を含んでもよい。第三ゴム滑り止めブロック33’は上型10’の接合面に固定されており、ガラス40を締め付けるための第三表面331’を有する。第四ゴム滑り止めブロック34’は下型20’の接合面に固定されており、ガラス40を締め付けるための第四表面341’を有する。いくつかの実施形態において、締め付け装置は、同じ数の第三ゴム滑り止めブロック33’および第四ゴム滑り止めブロック34’を有する。いくつかの実施形態において、上型10’が下型20’に対して押圧されているとき、第三ゴム滑り止めブロック33’および第四ゴム滑り止めブロック34’は、少なくとも部分的に重なってもよい。そして第三ゴム滑り止めブロック33’の第三表面331’と第四ゴム滑り止めブロック34’の第四表面341’との間の距離は、ガラス40の厚さよりも小さい。いくつかの実施形態において、第三ゴム滑り止めブロック33’の第三表面331’と第四ゴム滑り止めブロック34’の第四表面341’との間の距離は、ガラス40の厚さよりも約0.15mmから約0.25mm小さい。
ガラス40の上面の封止幅がガラス40の下面の封止幅と等しい場合、第三ゴム滑り止めブロック33’および第四ゴム滑り止めブロック34’は完全に重なる。ガラス40の上面の封止幅がガラス40の下面の封止幅と等しくない場合、第三ゴム滑り止めブロック33’および第四ゴム滑り止めブロック34’は部分的に重なる。
第三ゴム滑り止めブロック33’/第四ゴム滑り止めブロック34’とガラス40との間の大きい接触面積によるガラス40の破損を回避するために、第三ゴム滑り止めブロック33’には第三表面331’上に第三溝3c’が設けられてもよく、第四ゴム滑り止めブロック34’には第四表面341’上に第四溝3d’が設けられてもよい。さらなる詳細については上記実施形態が参照されてもよく、本明細書において詳細には記載されない。
封止金型100’は、少なくとも1つの第三ゴム滑り止めブロック33’および少なくとも1つの第四ゴム滑り止めブロック34’を有する。ガラス40を封止金型100’の中で完全に固定するために、封止金型100’の中に可能な限り多くの第三ゴム滑り止めブロック33’および第四ゴム滑り止めブロック34’があってもよい。いくつかの実施形態において、封止金型100’は、少なくとも3つの第三ゴム滑り止めブロック33’および少なくとも3つの第四ゴム滑り止めブロック34’を有する(一例として、図10および図11にはそれぞれ3つの第三滑り止めブロックおよび3つの第四ゴム滑り止めブロックが概略的に示されている)。少なくとも3つの第三ゴム滑り止めブロック33’は、異なる位置で上型10’に固定されて多角形パターンで配置されており、少なくとも3つの第四ゴム滑り止めブロック34’は、異なる位置で下型20’に固定されて多角形パターンで配置されている。図10を参照すると、3つの第三ゴム滑り止めブロック33’は四辺形パターンで配置されている。図11を参照すると、3つの第四ゴム滑り止めブロック34’は四辺形パターンで配置されている。
締め付け装置に第一ゴム滑り止めブロック31’、第二ゴム滑り止めブロック32’、第三ゴム滑り止めブロック33’、および第四ゴム滑り止めブロック34’が設けられている場合、ガラス40は、以下のやり方でこの締め付け装置を有する封止金型100’の中に固定されてもよい。まず、ガラス40は、ガラス40の凹面または凸面(すなわち、ガラス40の下面)が第二ゴム滑り止めブロック32’の第二ゴムバンプ352および第四ゴム滑り止めブロック34’の第四表面341’によって支承されるように、下型20’上に載置される。その後、ガラス40は予備的に位置決めされる。次に上型10’は、第一ゴム滑り止めブロック31’のゴムバンプ351および第三ゴム滑り止めブロック33’の第三表面331’がガラス40の凸面または凹面(すなわち、ガラス40の上面)と係合するように、下型20’に対して押圧される。第一ゴム滑り止めブロック31’のゴムバンプ351と第二ゴム滑り止めブロック32’のゴムバンプ352との間の距離はガラス40の厚さよりも小さく、第三ゴム滑り止めブロック33’の第三表面331’と第四ゴム滑り止めブロック34’の第四表面341’との間の距離はガラス40の厚さよりも小さいので、第一ゴム滑り止めブロック31’のゴムバンプ351は変形してガラス40に第一下向き力を印加し、第二ゴム滑り止めブロック32’のゴムバンプ352は変形してガラス40に第二上向き力を印加し、第三ゴム滑り止めブロック33’は変形してガラス40に第三下向き力を印加し、第四ゴム滑り止めブロック34’は変形してガラス40に第四上向き力を印加する。第一下向き力、第二上向き力、第三下向き力、および第四上向き力の合力作用の下で、ガラス40は封止金型100’の中で完全に固定され、これは射出成形の間にガラス40が動くのを防止し、これによってガラスの破損率を低下させる。大きい曲率公差を有するガラス40が封止された場合、ガラス40はまた第一ゴム滑り止めブロック31’の第一表面311’と第二ゴム滑り止めブロック32’の第二表面321’との間でも締め付けられてよい。この場合、第一ゴム滑り止めブロック31’および第二ゴム滑り止めブロック32’もまた、ガラス40に力を印加する。
結論として、ガラスのサイズが大きいとき、締め付け装置は、上型の接合面に固定された第一ゴム滑り止めブロックおよび第三ゴム滑り止めブロック、ならびに下型の接合面に固定された第二ゴム滑り止めブロックおよび第四ゴム滑り止めブロックを含み、第三ゴム滑り止めブロックおよび第四ゴム滑り止めブロックには溝が形成され、第三ゴム滑り止めブロックは第一ゴム滑り止めブロックよりも上型の縁に近い位置にあり、第四ゴム滑り止めブロックは第二ゴム滑り止めブロックよりも下型の縁に近い位置にある。このようにして、第一ゴム滑り止めブロックおよび第二ゴム滑り止めブロックはガラスの中心領域を固定してもよく、第三ゴム滑り止めブロックおよび第四ゴム滑り止めブロックはガラスの周辺領域を固定してもよい。
ガラスのサイズが大きい場合、第一ゴム滑り止めブロックおよび第二ゴム滑り止めブロック上にゴムバンプが設けられてもよく、ゴムバンプはそれぞれ第一ゴム滑り止めブロックおよび第二ゴム滑り止めブロックの表面よりも高く延在する。このようにして、ガラスは第一ゴム滑り止めブロックのゴムバンプと第二ゴム滑り止めブロックのゴムバンプとの間で締め付けられることが可能である。ゴムバンプのガラスとの接触面積は小さいので、ゴムバンプによってガラスに印加される力は比較的小さく、これはガラスの破損率を低下させる。その結果、大きいサイズのガラスが大きい曲率公差を有していたとしても、ガラスは容易に破砕されなくなる。
本開示はその好適な実施形態を参照して上記で開示されてきたが、本開示が限定ではなく例示としてのみ提示されることは、理解されるべきである。当業者は、本開示の精神および範囲から逸脱することなく、実施形態を修正または変更することができる。

Claims (12)

  1. 上型と、
    下型と、
    上型の接合面に固定された第一ゴム滑り止めブロックおよび下型の接合面に固定された第二ゴム滑り止めブロックを含む締め付け装置であって、第一ゴム滑り止めブロックは第一表面を有して第二ゴム滑り止めブロックは第二表面を有し、上型が下型に対して押圧されたときに、第一ゴム滑り止めブロックおよび第二ゴム滑り止めブロックは少なくとも部分的に重なり、第一ゴム滑り止めブロックと第二ゴム滑り止めブロックとの間の最小距離は封止されるガラスの厚さよりも小さい、締め付け装置と、
    を含む封止金型。
  2. 封止金型が同じ数の第一および第二ゴム滑り止めブロックを有する、請求項1に記載の封止金型。
  3. 第一ゴム滑り止めブロックと第二ゴム滑り止めブロックとの間の最小距離が、第一ゴム滑り止めブロックの第一表面と第二ゴム滑り止めブロックの第二表面との間の距離に等しく、上型が下型に対して押圧されたとき、第一ゴム滑り止めブロックの第一表面と第二ゴム滑り止めブロックの第二表面との間の距離は、封止されるガラスの厚さよりも約0.15mmから約0.25mmだけ小さい、請求項1に記載の封止金型。
  4. 第一ゴム滑り止めブロックの第一表面が凹状であり、第二ゴム滑り止めブロックの第二表面は凸状である;あるいは、第一ゴム滑り止めブロックの第一表面は凸状であり、第二ゴム滑り止めブロックの第二表面は凹状であり、
    第一および第二表面のうちの凹状の方は、封止されるガラスの凸面に適合するように構成されており、第一および第二表面のうちの凸状の方は、封止されるガラスの凹面に適合するように構成されている、請求項1に記載の封止金型。
  5. 締め付け装置には、3つ以上の第一ゴム滑り止めブロックおよび3つ以上の第二ゴム滑り止めブロックが設けられており、3つ以上の第一ゴム滑り止めブロックおよび3つ以上の第二ゴム滑り止めブロックはそれぞれ多角形パターンで配置されている、請求項1に記載の封止金型。
  6. 締め付け装置がさらに、上型の接合面に固定された第三ゴム滑り止めブロック、および下型の接合面に固定された第四ゴム滑り止めブロックを含み、
    第三ゴム滑り止めブロックの幅および第四ゴム滑り止めブロックの幅はそれぞれ第一ゴム滑り止めブロックの幅および第二ゴム滑り止めブロックの幅よりも小さく、
    第三ゴム滑り止めブロックは封止されるガラスを締め付けるようになっている第三表面を有し、第四ゴム滑り止めブロックは封止されるガラスを締め付けるようになっている第四表面を有し、
    第三ゴム滑り止めブロックは第三表面に形成された第三溝を有し;第四ゴム滑り止めブロックは第四表面に形成された第四溝を有し、
    上型が下型に対して押圧されているとき、第三ゴム滑り止めブロックおよび第四ゴム滑り止めブロックは少なくとも部分的に重なり、第三ゴム滑り止めブロックの第三表面と第四ゴム滑り止めブロックの第四表面との間の距離は封止されるガラスの厚さよりも小さく;第三ゴム滑り止めブロックは第一ゴム滑り止めブロックよりも上型の縁に近い位置にあり、第四ゴム滑り止めブロックは第二ゴム滑り止めブロックよりも下型の縁に近い位置にあり、
    締め付け装置は同じ数の第三ゴム滑り止めブロックおよび第四ゴム滑り止めブロックを有する、請求項1に記載の封止金型。
  7. 上型が下型に対して押圧されているとき、第三ゴム滑り止めブロックの第三表面と第四ゴム滑り止めブロックの第四表面との間の距離は、封止されるガラスの厚さよりも約0.15mmから約0.25mm小さい、請求項6に記載の封止金型。
  8. 締め付け装置には、3つ以上の第三ゴム滑り止めブロックおよび3つ以上の第四ゴム滑り止めブロックが設けられており、3つ以上の第三ゴム滑り止めブロックおよび3つ以上の第四ゴム滑り止めブロックは、それぞれ多角形パターンで配置されている、請求項6に記載の封止金型。
  9. 第三溝および第四溝がそれぞれ、実質的にV字型、方形、またはW字型の断面を有する、請求項6に記載の封止金型。
  10. 第一ゴム滑り止めブロックには、第一表面上に位置してそこから延在するゴムバンプが設けられており、第二ゴム滑り止めブロックには、第二表面上に位置してそこから延在するゴムバンプが設けられており、
    第一ゴム滑り止めブロックと第二ゴム滑り止めブロックとの間の最小距離は、第一ゴム滑り止めブロックのゴムバンプの表面と第二ゴム滑り止めブロックのゴムバンプの表面との間の距離に等しく、
    上型が下型に対して押圧されているとき、第一ゴム滑り止めブロックおよび第二ゴム滑り止めブロックは完全に重なり、第一ゴム滑り止めブロックのゴムバンプおよび第二ゴム滑り止めブロックのゴムバンプは少なくとも部分的に重なり、第一ゴム滑り止めブロックの第一表面と第二ゴム滑り止めブロックの第二表面との間の距離は封止されるガラスの厚さに等しい、請求項1に記載の封止金型。
  11. 第一ゴム滑り止めブロックが第一表面上に形成された第一溝を有し、第二ゴム滑り止めブロックは第二表面上に形成された第二溝を有し;第一ゴム滑り止めブロックのゴムバンプは第一溝に埋め込まれて第一表面よりも高く延在し、第二滑り止めブロックのゴムバンプは第二溝に埋め込まれて第二表面よりも高く延在する、請求項10に記載の封止金型。
  12. 第一溝に埋め込まれたゴムバンプが第一表面よりも約0.45mmから0.55mm高く延在し、第二溝に埋め込まれたゴムバンプは第二表面よりも約0.45mmから0.55mm高く延在する、請求項11に記載の封止金型。
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