JP2015536706A - 食品調製のための淹出ユニット - Google Patents

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Abstract

本発明は、食品調製原材料の封入に適した淹出ユニット(3)に向けられ、この淹出ユニットは、接続手段(6、7、8)を通して加圧流体源(2)に解放可能にかつ密閉方式で接続可能であり、流体注入手段(19)と、少なくとも2つのキャビティ部品(10、11)とをさらに含み、キャビティ部品は、淹出ユニット(3)が流体を圧力下で原材料を通して注入し、原材料と混合することができるように、原材料を機能的に封入するための閉じたキャビティを形成するように組み付けることができ、前述の淹出ユニット(3)は、加圧流体源(2)から完全に取り外し可能であり、淹出ユニット(3)が流体源(2)から取り外されるとき、キャビティ部品(10、11)が分解するのを防止するためのロック手段(22、23、24)を含む。【選択図】図6

Description

本発明は、取り外し可能な可搬式淹出ユニットを含む、食品調製マシン、好ましくは飲料調製マシンに関する。
食品調製システムは、食品科学及び消費者向け製品の分野において周知である。こうしたシステムは、消費者が家庭で所与のタイプの飲料、例えばコーヒーベースの飲料、例えばエスプレッソ又は淹出式コーヒーカップ(brew−like coffee cup)を調製することを可能にする。
以下の説明において、本発明は、飲料調製システムへの特定の応用との関連で説明される。しかしながら、本発明は、例えば、アイスクリーム、粒子(ハーブ、クルトン等)を含むスープ、ゼリー、乳製品(例えば、ヨーグルト、クリームデザート等)、又はいずれかの種類の類似した非液体流動性食用製品などの非飲料品の調製のためのシステムを全体的に含む。
現在、家庭における食品及び飲料調製のための大部分の調製システムは、食品又は飲料の調製のために小分けされた原材料を収容することができる、いわゆる「淹出チャンバ」又は「淹出ユニット」を有するマシンを含む。いわゆる「淹出ユニット」は、組み付けて、食品又は飲料原材料を入れることができる閉じたキャビティ(closed cavity)を形成するように設計された幾つかの部分を含む。淹出ユニットは、通常は水である流体などの調製媒体を、圧力下で原材料を通して注入して対応する食品又は飲料を調製し、次にそれを淹出ユニットから消費者に注出するための手段を含む。調製流体は、淹出ユニットが接続されているマシンの流体案内システムから供給される。調製は、淹出ユニット内で、典型的には1バールから20バールまでの間、好ましくは2バールから15バールまでの間の(相対圧力)大気圧を上回る圧力で行われる。この調製は、調製流体を、ばら物の形態(loose form)の原材料、又はカプセル若しくはポッド内に収容された原材料に通すことによって、行うことができる。このため、キャビティ内の圧力(一般的には、例えば水圧などの流体圧力)の上昇時に自動的に開くことなく、キャビティ内部と周囲圧力(大気圧に概ね等しい又はほぼ相当する)との間の圧力差に耐え得ることが、淹出ユニットの重要な特性である。
原材料のポーションは、これらが淹出ユニットのキャビティ内に入れられる前に予め配量する(pre−dose)ことができ、軟質のポッド若しくはパッド又はサシェ(sachet)の形態をとることができる。ますます多くのシステムが、剛性ポッド又はカプセルなどの半剛性又は剛性のポーションを使用している。以下では、本発明の飲料マシンが、剛性又は半剛性カプセルを使用して又はマシンの淹出ユニット内に直接入れられた焙煎して挽いたコーヒー粒子などのばら物の形態の原材料を使用して動作する飲料調製マシンであると考えられる。
上述のように、マシンのいわゆる「淹出ユニット」は、例えばカプセル内に入れられた原材料を収容するためのレセプタクル(receptacle)又はキャビティと、例えば、原材料を収容するカプセルの壁を貫通することによって、流体、好ましくは水を圧力下で原材料を通して注入するための流体注入システムとを含む。本発明による、コーヒー飲料の調製のために圧力下で原材料を通して注入される水は、高温、即ち70℃を上回る温度であることが好ましい。しかしながら、幾つかの特定の例では、これは、周囲温度であっても、さらには冷却されていてもよい。原材料の抽出及び/又は溶解時の淹出ユニット内の圧力は、典型的には、溶解生成物に対しては約1バールから約8バールまでであり、焙煎して挽いたコーヒーの抽出に対しては約2バールから約12バールまでである。
定義によれば、淹出ユニットは、流体を、原材料を通して案内するための手段(例えば、ニードルなどの流体注入手段)と、「閉じたキャビティ」、即ち、食品又は飲料調製サイクル全体の間、淹出ユニットの注出用開口部を通して消費者に供給される最終食品又は飲料として原材料が抽出又は溶解されるまで、原材料がそこを通過する流体の影響下でキャビティから外に出ないようにする、原材料を淹出ユニット内に保持するキャビティとを含む。また、好ましくは、淹出ユニットのいわゆる「閉じた」キャビティは、もちろん消費者に供給される最終食品又は飲料を除き、内部に注入された流体が淹出ユニットから漏出しないことを確実にする必要がある。
換言すれば、「淹出ユニット」は、ばら物であっても又はカプセル若しくはポッド内に収容されていても、原材料を保持し、調製プロセスの間、最終製品が消費者に供給されるまで、調製流体を、原材料を通してこれと混合するように導くのに必要な全ての機能要素を含む。全てのステップにおいて、淹出ユニットは、キャビティの内部と外部との間の圧力差に耐え、その結果、
流体は、その入口点からキャビティ内に、原材料を通して、キャビティの飲料注出用開口部に向かってのみ流れることができ、
また、原材料がカプセル若しくはポッド内に収容されている場合、淹出ユニットはカプセル若しくはポッドを密閉し、内部の流体圧力上昇によりカプセル若しくはポッドの壁が損傷しないことを確実にする。
現在周知の食品及び飲料調製システムにおいては、淹出ユニットはマシンに組み込まれている。場合によっては、例えば、カプセルを用いて機能する幾つかの飲料調製システムにおいて、淹出ユニット全体の一部分が取り外し可能であり、これを「カプセル・ホルダ」と呼ぶことが多い。しかしながら、そうしたカプセル・ホルダは、原材料を完全には収容しない。主マシン基部から取り外し可能な淹出ユニットのそうした要素により、原材料を容易に淹出ユニットに入れることが可能になるので、消費者にとって便利である。
最後に、幾つかの周知の飲料調製マシンでは、淹出ユニットの一部分が、例えば、水を、圧力下で内部に原材料を封入する閉じたカプセル内に注入することによって、流体を圧力下で原材料を通して注入するための流体注入手段も含む。そうしたシステムは、例えば、欧州特許第1 688 072 B1号に記載されるが、厳密に言えば、これは、原材料(カプセル内に収容された)を封入し、また、調製流体を、原材料を通して注入するための注入手段も含むが、カプセルが圧力上昇に耐え得ることを確実にするのに十分なほど原材料カプセルが密閉されていないため、完全な淹出ユニットと考えることはできない。カプセルを完全に密閉するために、欧州特許第1 688 072 B1号に開示されるシステムは、マシンの一部分であり、かつ、取り外し可能カプセル・ホルダと協働して、流体が圧力下で原材料を通して注入されるときにカプセルを完全に密閉するプレートをさらに含む。
この特許に開示される取り外し可能カプセル・ホルダは、これが主マシン基部から切り離されたとき、原材料内の(即ち、原材料を収容するカプセル内の)残留圧力が2つの部分を押して開構成(open cofiguration)にし、残留流体が逆流してカプセルの外に漏出することがあるという点で不利である。内部圧力の影響下での淹出ユニットの望ましくない開放は、逆流及び漏出をもたらし、言うまでもなく、安全上の理由(特に、流体が熱水である場合)及び明白な清浄度の理由から、望ましくない。
国際出願第97/43937号は、予めパッケージ化されたコーヒー用量のためのアダプタを開示する。このアダプタは、互いにヒンジ結合された2つの部分、即ち、コーヒー用量ホルダと、ヒンジの周りでピボット運動して用量ホルダを閉じることができる蓋とを含む。このアダプタは、該アダプタをコーヒーマシンの上に配置するためのハンドルをさらに含む。ひとたびアダプタがコーヒーマシンの上に固定されると、アダプタをコーヒーマシンの上に取り付けるための固定手段がアダプタの下部にあるため、蓋及び用量ホルダは、分離することができず、かつ、互いにロックされ、その結果、アダプタがコーヒーマシンに取り付けられると、蓋は、用量ホルダとマシンとの間に配置される。
米国特許出願第2011/0162533号は、手装着式電気コーヒーマシンのコーヒー保持アームを開示する。これは、レバーと、カプセルを保持するための容器と、容器にピボット運動可能に取り付けられ、容器の上に閉じられると、カプセルを穿孔してコーヒー調製を可能にするカプセル穿孔装置とを含む。コーヒー保持アームをコーヒーマシンに取り付けるための取り付け手段は、コーヒー保持アームがマシンに機能的に固定されると、穿孔装置がマシンと容器との間に配置され、その結果、容器と穿孔装置を分解することができなくなる。
従って、本発明の目的は、周知のシステムの不利な点を取り除くことができ、接続されるように意図されている流体源から完全に分離して洗浄することができる、完全に取り外し可能な淹出ユニットを提供することである。さらに、本発明の別の目的は、安全であると同時に種々の使用構成をもたらす、取り外し可能な淹出ユニットを提供することである。
上述した主要な目的は、食品調製原材料の封入に適した淹出ユニットによって対処され、この淹出ユニットは、接続手段を通して加圧流体源に解放可能にかつ密閉方式で接続可能であり、流体注入手段と、少なくとも2つのキャビティ部品とをさらに含み、キャビティ部品は、淹出ユニットが流体を圧力下で原材料を通して注入し、原材料と混合することができるように、前記原材料を機能的に封入するための閉じたキャビティを形成するように組み付けることができ、この淹出ユニットは、加圧流体源から完全に取り外し可能であり、かつ、キャビティ部品の分解を防止するロック手段を含み、ロック手段は、淹出ユニットが流体源から取り外されるとき、大気圧を上回るキャビティ内の内圧に対抗してキャビティを閉じたままにするように内圧に耐えることができることを特徴とする。
ほとんどの場合、「周囲圧力」は、大気圧に対応する。
本発明の一実施形態において、接続手段は、キャビティ部品の一方のみの部分であるので、淹出ユニットの一方のキャビティ部品が流体源に機能的に接続されると、他方のキャビティ部品は、流体源とは独立して移動可能であり、そこから取り外すことができる。そうした構成において、他方のキャビティ部品は流体源に対して自由に動くことができ、例えば、これは、淹出ユニットの一方のキャビティ部品に対して開放するように動くことができる。さらに、他方のキャビティ部品を、依然として流体源に機能的に結合されている一方のキャビティ部品から完全に取り外すことができる。この可能性は、例えば、ユーザが、流体源に流体接続されたキャビティ部品から熱水を注出するといった、標準外の操作を行いたい場合に使用することができる。その場合、接続手段を含む淹出ユニットのキャビティ部品は、流体源に接続されたままであり、他方のキャビティ部品(例えば、接続された部品の下方に配置された)は取り外されるので、流体源は流体を供給することができ、この流体は、淹出ユニットの閉じたキャビティ内ではなく、接続されたキャビティ部品の真下に注出される。そのような標準外のモードは、例えば、淹出ユニットの流体注入手段(例えば、ニードル)の保守又はスケール除去サイクルといった特別な場合の使用に便利であり得る。
本発明の好ましい実施形態において、原材料は閉じたカプセル内、開いたカプセル内、又はポッド内に収容される。
有利なことに、キャビティ部品は、ヒンジの周りでピボット運動させることによって組み付け/分解するように互いにヒンジ結合されることができる。「分解される(disassembled)」とは、淹出ユニットのキャビティが開くように、2つのキャビティ部品を互いに少なくとも部分的に分離することができることを意味し、必ずしも、2つのキャビティ部品が互いに完全に分離されることを意味するものではない。
有利なことに、加圧流体源は、流体リザーバと、流体を、流体案内管を通して引き出すことができるポンプとを含む食品調製マシン基部とすることができ、この基部は、流体の加熱及び/又は冷却に適した要素を随意的に含む。
本発明の第1の実施形態において、ロック手段は、他方のキャビティ部品の対応するバヨネットピンと協働する、一方のキャビティ部品のフック及び/又は溝を備えるバヨネット機構を含む。その場合、バヨネット機構は、一方のキャビティ部品を他方のキャビティ部品に対して回転させることによってロック可能であることが好ましい。
第2の実施形態において、ロック手段は、一方のキャビティ部品内の少なくとも1つの磁石と、他方のキャビティ部品内の少なくとも1つの対応する金属要素とを有する磁気ロックを含むことができる。
第3の代替的な実施形態において、ロック手段は、偏心した回転軸によって接続された上部及び下部ロッドを含む膝レバー閉鎖機構を含む。
第4の実施形態において、ロック手段は、キャビティ部品が組み付けられて淹出ユニットが閉構成になると、リングが摺動可能に取り付けられた回転軸を形成するように嵌合し、キャビティ部品の突出部を含み、突出部の一方は他方より短く、リングは、
i.淹出ユニットをロックして閉構成にするように両方の突出部を集結する第1の位置と、
ii.淹出ユニットをロック解除するようにリングが突出部の一方を解放する、第2の位置と、
の間で移動可能である。
いずれの場合にも、ロック手段は接続手段から分離することができ、又はこれに少なくとも部分的に組み込むことができる。
本発明の最も好ましい実施形態において、淹出ユニットは、キャビティ部品が組み付けられて互いにロックされるとき、ユニットの外部への流体漏出を防止するための封止手段を含む。
前述の封止手段は、淹出ユニットのキャビティ部品の間の界面に配置されたOリングを含むことが好ましい。
本発明の特定の実施形態において、接続手段は、淹出ユニットの円錐形孔と、流体源の可撓性ホースとを含み、可撓性ホースの外径は、外径が円錐形孔の大きい方の内径と小さい方の内径との間に含まれ、ホースの先端部は密閉方式で(leaktight manner)孔に嵌合し、押し込むことができる。
淹出ユニットは、耐水性及び耐洗剤性があり、15℃から85℃までの間、好ましくは18℃から70℃までの間に含まれる温度で、食器洗浄器内で洗うことができ、かつ、ポリエチレン(PE)、ポリプロピレン(PP)、ポリスチレン(PS)、ポリカーボネート(PC)、金属、合金、天然若しくは合成ゴム、又はこれらの組み合わせで作製されることが最も好ましい。
本発明のさらなる特徴及び利点は、図面を参照して以下で述べられる現時点の例示的な実施形態の説明に記載されており、また、そこから明らかであろう。
本発明による飲料システムの概略的な斜視図である。 取り外された淹出ユニット及びマシン基部の接続部分の概略的な斜視部分切り取り図である。 淹出ユニットがマシン基部に接続された、図2と類似した図である。 原材料カプセルを内部に挿入する際の、開構成における本発明による取り外し可能淹出ユニットの概略的な斜視図である。 淹出ユニットの閉鎖時に、カプセルが淹出ユニット・キャビティ内に挿入される、図4と類似した図である。 下部キャビティ部品に対する上部キャビティ部品の回転を用いることによって、淹出ユニットをロックする際の、図5と類似した図である。 閉じられ、ロックされた構成の同じ取り外し可能淹出ユニットを示す、図6と類似した図である。
以下に、淹出ユニットが飲料調製マシン基部である流体源に接続するように意図されている、本発明の例示的な実施形態が説明される。マシン基部への本発明による淹出ユニットの接続は、機能的飲料調製マシンを構成する。
図1に示されるように、飲料調製マシン1は、主マシン基部2と、取り外し可能淹出ユニット3と、原材料カプセル(図1には図示されない)とを含む。このカプセルは、例えば、熱可塑性物質、金属、紙、又はこれらの組み合わせで作製された、閉じたカプセルである。
閉じたカプセルの内容物を圧力下で抽出及び/又は溶解する一般的な原理は周知であり、典型的には、カプセルをマシンの淹出キャビティ内に挿入することと、通常マシンの淹出ユニットと関連付けられた流体注入ニードルなどの穿孔注入要素によりカプセルの面を穿孔した後に、一定量の加圧水をカプセル内に注入し、カプセル内に加圧環境を生成して物質を抽出又溶解し、次に抽出された物質又は溶解された物質をカプセルから放出することとから成る。流体がカプセル・コンパートメント内に注入されると、圧力が上昇し、これが、カプセル内に収容された原材料を抽出及び/又は溶解するための抽出手段として働く。こうした原材料は、例えば、焙煎して挽いたコーヒーのベッドとすることができる。焙煎して挽いたコーヒーの代わりに又はこれと組み合わせて、原材料は、例えば飲料プレミックスなどの可溶性原材料を含むことができる。この原理の適用を可能にするカプセルは、例えば、欧州特許第1472156 B1号及び欧州特許第1784344 B1号に記載されている。「加圧」水とは、マシンのリザーバから送り込まれた水(又は、同等の抽出流体)、即ち、一般に大気圧に等しい周囲圧力を上回る圧力状態にある水を意味する。例えば、焙煎して挽いたコーヒーの抽出、可溶性原材料(コーヒー、茶、チョコレートなど)の溶解、又は茶葉などの不溶性材料の浸出などの飲料調製においては、機能圧は一般に、1バールから20バールまで(大気圧に対する相対圧力)の間、好ましくは2バールから15バールまでの間である。
マシン基部2は、カプセル内に収容された原材料を圧力下で溶解及び/又は浸出及び/又は抽出するのに使用される流体を貯蔵するための流体リザーバ4(ほとんどの場合、この流体は水である)を含む。マシンは、内部で使用される水を作業温度(典型的には80〜90℃までの温度)に温めることができる、ボイラー又は熱交換器などの加熱要素を含む。最後に、マシンは、水をタンクからカプセルまで、随意的に加熱要素を通って、流通させるためのポンプ要素を含む。水がマシン内を流通する経路は、例えば、欧州特許第2162653 B1号に記載されるタイプの蠕動バルブなどのバルブ手段を選択することにより選択される。
マシン基部2は、流体をリザーバから淹出ユニット及び内部に収容される原材料へ案内するための流体案内管を含む。流体案内管は、接続手段を含み、これは、淹出ユニット3の対応する接続手段を通じて、該淹出ユニットを基部2に取り外し可能に組み付ける働きをする。基部2と淹出ユニット3との間の接続は、密閉された流体接続である。この接続はまた、データ接続を含むこともできる。基部2と淹出ユニット3との間のデータ接続は、2つの間の接触により(例えば、電気的接触により)行うことができ、又は代替的に、非接触式(例えば、WIFI、RFID、GSM(登録商標)、Bluetooth(登録商標)、又は同等の非接触データ伝送規格)のものとすることができる。マシン基部2と淹出ユニット3との間の非接触接続の利点は、2つの間のデータ転送がシステムの物理的要素の清浄度に影響を受けず、飲料システムの要素の幾つかのうちの1つが汚れている(例えば、液体、水、原材料又は製品のマシン基部又は淹出ユニットの幾つかの部分の上への漏出)場合に、2つの間のデータ伝送の品質が低下しない又は停止しないことである。
マシン基部2は、該基部2と取り外し可能淹出ユニット3との間の接続手段が、好ましくはマシンの前面において、消費者に容易にアクセス可能であるように構築される。マシンは、様々なカップサイズに高さを適合させ得るように移動可能であるカップホルダ5を含むことが好ましい。カップホルダ5は、淹出ユニット3の下方に配置される。
図2に示される実施形態において、淹出ユニットは、組み付けて原材料を封入するための閉じたキャビティを形成することができる2つの部品を含むので、淹出ユニットは、流体を圧力下で原材料を通して注入し、原材料と混合することができる。より正確に言えば、図2に示される実施形態において、淹出ユニット3は、上部キャビティ部品と、下部キャビティ部品とを含む。両方のキャビティ部品は、ピボットヒンジを介して互いにヒンジ結合される。下部キャビティ部品は、淹出ユニットを扱うための、特にマシン基部への挿入/マシン基部からの取り外しを容易にするためのハンドルを含む。淹出ユニットの接続手段は、マシン基部の対応する接続凹部に嵌合する突出部を含む。この接続部分は、上部キャビティ部品の部分であり、より具体的には、突出部は、上部キャビティ部品から水平方向に延びる。淹出ユニットが基部に機能的に接続されると、下部キャビティ部品を上部キャビティ部品からロック解除し、次に上部キャビティ部品が依然として基部に機能的に取り付けられている間に2つのキャビティ部品を分解することによって、下部キャビティ部品を上部キャビティ部品から分解すること、即ち上部キャビティ部品から部分的に分離してキャビティを開けること、又は上部キャビティ部品から完全に分離することができる。この構成は、例えばマシンの保守又はスケール除去サイクルの実行といった、幾つかの特別な場合に必要になることがある。その特別な場合には、淹出ユニットを完全に開いてヒンジの周りで最大の開構成にし、下部キャビティ部品を随意的に引き出して淹出ユニットの残りの部品から完全に分離することによって、下部キャビティ部品を上部キャビティ部品から分解することができる。淹出ユニットの残り部品に対する下部キャビティ部品の完全な分離は、ヒンジのピボットを引き出すことができる経路を備えた、ピボットヒンジがピボット運動する溝を設けることによって可能になる。
いずれの場合でも、2つのキャビティ部品を互いに対してロック解除してこれら2つの分解を可能にすることは、淹出ユニットに用いられるロック手段のタイプに応じて行われる。例えば、ロック手段がバヨネット型のものである場合、下部キャビティ部品を上部キャビティ部品に対して回転させて、一方のキャビティ部品が支持するバヨネットピンを、他方のキャビティ部品が支持する対応するバヨネット溝から分離することによって、ロック解除を行うことができる。代替的に、他方のキャビティ部品のバヨネット溝から係合され、それぞれ分離され、2つのキャビティ部品を互いにロックする、それぞれロック解除することを可能にするバヨネットピンを含むキャビティ部品のロックリングを、時計回り又は反時計回りに回転させることによって、バヨネット式の動きを行わせることもできる。
図2に示される実施形態において、淹出ユニット3の接続手段は、好ましくは淹出ユニットの上面から垂直方向に延びる突出部6であって、この突出部6の頂部から外向きに、好ましくは水平方向に延びる遠位縁7を有する、突出部6を含む。突出部は、遠位縁7の上面から淹出ユニット3のキャビティ内に延びる中央チャネル8を含み、従って、淹出ユニット3が基部2に機能的に接続されると、飲料調製流体をマシン基部2から淹出ユニットの内部に向かって案内することができる。外側において、流体案内チャネル8の形状は、円錐形であり、図2に示されるように、その最大直径が外方へ向いている。淹出ユニットの円錐形孔は、マシン基部の可撓性ホースと嵌合するように意図され、このホースは、リザーバ4内に収容される流体を、基部2を通して淹出ユニットに向けて案内する流体案内チャネルシステムの一部分である。可撓性ホースの外径は円錐形孔の大きい方の内径と小さい方の内径との間に含まれるので、淹出ユニットがマシン基部に機能的に接続されると、ホースの先端は、密閉方式で前述の孔に嵌合し、押し込まれる(図には提示されない)。同じく図2に示されるように、マシン基部2の接続手段は、マシン基部2の前壁から概ね水平方向に、基部の内部に内方に延びるT型溝9を含む。T型溝9の形状及び寸法は、淹出ユニットの縁7が該溝9の中に摺動するのを可能にするようなものである。
図2に示されるように、淹出ユニットは、組み付けて原材料を封入するための閉じたキャビティを形成することができる2つの部品を含むので、淹出ユニットは、流体を圧力下で原材料を通して注入し、原材料と混合することができる。より正確に言えば、図2又は図3に示される実施形態において、淹出ユニット3は、上部キャビティ部品10と、下部キャビティ部品11とを含む。両方のキャビティ部品10、11は、ピボットヒンジ12を介して互いにヒンジ結合される。下部キャビティ部品11は、淹出ユニットを扱うための、特にマシン基部2への挿入/マシン基部2からの取り外しを容易にするためのハンドル13を含む。淹出ユニットの接続手段、即ち、突出部6及び遠位端7は、上部キャビティ部品10の部分であり、より具体的には、突出部6は、前述の上部部品10の上面から上向きに延びる。
取り外し可能かつロック可能な淹出ユニット3は、遠位端7を基部のT形状溝9内に摺動させることによって、図3に示されるように、マシン基部2内に機能的に挿入される。その構成において、上部キャビティ部品10はマシン基部2と組み付けられており、これと一体であるが、下部キャビティ部品11は基部2から独立している。その結果、淹出ユニットが基部に機能的に接続された構成において、下部キャビティ部品11は、上部キャビティ部品10及び基部2に対して自由に動くことができる。この可能性は、下部キャビティ部品11を完全に分離することにより、淹出ユニットを取り外すことができる一方で、上部キャビティ部品10は依然として基部に機能的に取り付けられているため、興味深い。この構成は、例えばマシンの保守又はスケール除去サイクルの実行といった、幾つかの特別な場合に必要になることがある。その特別な場合には、淹出ユニットを完全に開いてヒンジの周りで最大の開構成にし、下部キャビティ部品を淹出ユニットの残り部品から引き出すことによって、下部キャビティ部品を上部キャビティ部品から分離することができる。この分離は、ヒンジのピボットを引き出すことができる経路を備えた、ピボットヒンジがピボット運動する溝を設けることによって可能になる。
図4に示されるように、淹出ユニット3は、カプセルのレセプタクル又はキャビティと、遠位領域内に少なくとも1つの液体注入オリフィスを含む、中空ニードルの形態で作製された穿孔及び注入要素とを含む。このニードルは、一方でカプセルの上部を開口し、他方で、カプセル内への水注入チャネルを形成するという点で二重の機能を有する。より正確に言えば、図4は、開構成における、即ち、その下部キャビティ部品11及び上部キャビティ部品10が、ピボットヒンジ12の周りでピボット運動することによって互いに分離されたときの、淹出ユニットを示す。「分解される」とは、図4に示されるように、下部及び上部キャビティ部品が、互いに部分的に分離されることを意味する。こうした淹出ユニット3の開構成において、図4に示されるような原材料又は原材料カプセル14を淹出ユニットのキャビティ内に挿入することができ、又は使用後にそこから取り外すことができる。カプセルは、下部淹出部品11の相補的な中空のカップ形状キャビティ15内に挿入され、カプセル14の上縁16がキャビティ15を囲むフランジ17の上に載る。上部キャビティ部品10は、ゴム材料のディスク18で作製された下面を含み、前述の流体案内チャネル8がこのディスクを貫通する。より正確に言えば、ディスクの下面上には、チャネルが中実ニードル19で作製され、このニードル19は、閉じたカプセルの上部膜20などの薄膜材料を貫通して、その内部に流体を注入することができる。淹出ユニット3が閉じられると、カプセルの縁16がフランジ17とゴム製ディスク18との間に挟まれ、その結果、この領域内に封止が形成され、ニードル19からカプセルに向かって流通する水は、カプセルの上部膜20と淹出ユニットの外側との間の空間から漏出することはない、即ち、水流は、ニードル19から、飲料を生成するカプセル14の内部を通り、次いでカプセルの注出側に向かい、そして淹出ユニットの注出開口部21を通るように強制される。
本発明によれば、淹出ユニットは、キャビティ及び/又は原材料内の流体圧力が大気圧を超えたときに、キャビティ部品が予期せず分解し、キャビティが偶発的に開くのを防止するためのロック手段を含む。ここで、図5〜図7を参照して、ロック手段の例示的な実施形態を説明する。
図5に示されるように、ロック手段は、一方のキャビティ部品内に配置されたフック22及び溝23を備え、他方のキャビティ部品の対応するバヨネットピン24と協働する、バヨネット機構を含む。従って、バヨネット機構は、一方のキャビティ部品を他方に対して回転させることにより、ロック可能である。より正確に言えば、図5に示されるように、フック22及び溝23は、ヒンジ12に結合され、接続手段(即ち、突出部6及び遠位縁7)及び流体案内チャネル8を含む上部キャビティ部品の主要部分に取り付けられるものの、主要部分に対して回転可能に移動することができる、上部キャビティの一部の部分である。バヨネットピン24は下部キャビティ部品11の部分である。
図5に示される淹出ユニットのロック解除位置において、バヨネットピン24は、フック及び溝から抜けて、ヒンジ12の周りでピボット運動することより、上部及び下部キャビティ部品を分解することができる。
図6に示されるように、淹出ユニット3は、上部キャビティ部品10を下部キャビティ部品11に対して回転させて、バヨネットピン24がフック22及び溝23内に係合するようにすることによって、閉位置にロックされる。回転運動は、図中の矢印で示される。そのロック位置において、淹出ユニットは、両方のキャビティ部品を分離してこのユニットを開かせようとする内圧、つまり、ユニットの外部の圧力より高い圧力に耐えることができる。そうした圧力は、普通、食品又は飲料調製に対しては1バールから20バールまでの間である。しかしながら、ある特定の原材料の調製に対しては20バールより高くすることもできる。図7は、閉じられ、ロックされた位置にあり、マシン基部に機能的に接続される準備が整った、本発明による淹出ユニットを示す。
本明細書で開示される現在の好ましい実施形態に対する種々の変更及び修正が、当業者には明らかとなることを理解されたい。そうした変更及び修正は、本発明の趣旨及び範囲から逸脱することなく、また、その付随する利点を損なうことなく、行うことができる。従って、そうした変更及び修正は、添付の特許請求の範囲にカバーされることが意図される。

Claims (15)

  1. 食品調製原材料の封入に適した淹出ユニット(3)であって、接続手段(6、7、8)を通して加圧流体源(2)に解放可能にかつ密閉方式で接続可能であり、流体注入手段(19)と、少なくとも2つのキャビティ部品(10、11)とをさらに含み、前記キャビティ部品は、前記淹出ユニット(3)が流体を圧力下で前記原材料を通して注入し、前記原材料と混合することができるように、前記原材料を機能的に封入するための閉じたキャビティを形成するように組み付けることができる、淹出ユニット(3)において、
    前記淹出ユニット(3)は、前記加圧流体源(2)から完全に取り外し可能であり、かつ、前記キャビティ部品の分解を防止するロック手段(22、23、24)を含み、前記ロック手段は、前記淹出ユニット(3)が前記加圧流体源(2)から取り外されるとき、大気圧を上回る前記キャビティ内の内圧に対抗して前記キャビティを閉じたままにするように前記内圧に耐えることができることを特徴とする淹出ユニット(3)。
  2. 前記接続手段(6、7、8)は一方のキャビティ部品(10)のみの部分であり、前記淹出ユニット(3)の前記一方のキャビティ部品(10)が前記加圧流体源(2)に機能的に接続されると、他方のキャビティ部品(11)は、前記加圧流体源(2)とは独立して移動可能であり、前記加圧流体源から取り外し可能である、請求項1に記載の淹出ユニット(3)。
  3. 前記加圧流体源(2)は、流体リザーバ(4)と、前記流体を流体案内管を通して引き出すことができるポンプとを含む食品調製マシン基部であり、前記食品調製マシン基部は、前記流体の加熱及び/又は冷却に適した要素を随意的に含む、請求項1又は2に記載の淹出ユニット(3)。
  4. 前記原材料は、閉じたカプセル(14)内、開いたカプセル内、又はポッド内に収容される、請求項1〜3のいずれか一項に記載の淹出ユニット(3)。
  5. 前記キャビティ部品(10、11)は、ヒンジ(12)の周りでピボット運動させることによって組み付けられる/分解されるように互いにヒンジ結合される、請求項1〜4のいずれか一項に記載の淹出ユニット(3)。
  6. 前記ロック手段は、他方のキャビティ部品(11)の対応するバヨネットピン(24)と協働する、一方のキャビティ部品(10)のフック(22)及び/又は溝(23)を備えるバヨネット機構を含む、請求項1〜5のいずれか一項に記載の淹出ユニット(3)。
  7. 前記バヨネット機構は、前記一方のキャビティ部品を前記他方のキャビティ部品に対して回転させることによってロック可能である、請求項6に記載の淹出ユニット(3)。
  8. 前記ロック手段は、一方のキャビティ部品内の少なくとも1つの磁石と、他方のキャビティ部品内の少なくとも1つの対応する金属要素とを備えた磁気ロックを含む、請求項1〜5のいずれか一項に記載の淹出ユニット(3)。
  9. 前記ロック手段は、偏心した回転軸によって接続された上部及び下部ロッドを含む膝レバー閉鎖機構を含む、請求項1〜5のいずれか一項に記載の淹出ユニット(3)。
  10. 前記ロック手段は、前記キャビティ部品の突出部を含み、前記突出部は、前記キャビティ部品が組み付けられて前記淹出ユニットが閉構成になると、リングが摺動可能に取り付けられた回転軸を形成するように嵌合し、前記突出部の一方は他方より短く、前記リングは、
    i.前記淹出ユニットをロックして閉構成にするように両方の突出部を集結する第1の位置と、
    ii.前記淹出ユニットをロック解除するように前記リングが前記突出部の一方を解放する、第2の位置と、
    の間で移動可能である、請求項1〜5のいずれか一項に記載の淹出ユニット(3)。
  11. 前記ロック手段は、前記接続手段に少なくとも部分的に組み込まれる、請求項1〜10のいずれか一項に記載の淹出ユニット(3)。
  12. 前記淹出ユニット(3)は、前記キャビティ部品が組み付けられ、互いにロックされるときに、前記淹出ユニットの外部への流体漏出を防止するための封止手段を含む、請求項1〜11のいずれか一項に記載の淹出ユニット(3)。
  13. 前記封止手段は、前記淹出ユニットの前記キャビティ部品(10、11)の間の界面に配置されたOリングを含む、請求項12に記載の淹出ユニット(3)。
  14. 前記接続手段は、前記加圧流体源の可撓性ホースを受けるように構成された円錐形孔を含む、請求項1〜13のいずれか一項に記載の淹出ユニット(3)。
  15. 前記淹出ユニットは、耐水性及び耐洗剤性があり、15℃から85℃までの間、好ましくは18℃から70℃までの間に含まれる温度で、食器洗浄器内で洗うことができ、かつ、ポリエチレン(PE)、ポリプロピレン(PP)、ポリスチレン(PS)、ポリカーボネート(PC)、金属、合金、天然若しくは合成ゴム、又はこれらの組み合わせで作製される、請求項1〜14のいずれか一項に記載の淹出ユニット(3)。
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