JP2015532656A5 - - Google Patents

Claims (26)

1. 治療上又は予防上有効量の胎盤接着性間質細胞を含む子癇前症又は子癇の治療又は予防剤。
2. 対象が早発型子癇前症を有する、請求項１に記載の治療又は予防剤。
3. 対象が、妊娠約20週〜約34週の期間にある、請求項２に記載の治療又は予防剤。
4. 対象が遅発型子癇前症を有する、請求項１に記載の治療又は予防剤。
5. 対象が、妊娠約34週〜約38週又はそれ以上の期間にある、請求項４に記載の治療又は予防剤。
6. 対象が、妊娠に対する炎症反応の増加を有する、請求項１に記載の治療又は予防剤。
7. 対象が、一等親血縁者における子癇前症、以前の妊娠時の子癇前症歴、胎盤成長因子（PlGF）の血清濃度の低下、可溶性fms様チロシンキナーゼ-1（sFlt-1）の血清濃度の増加、可溶性エンドグリンの血清濃度の増加、心血管疾患に対する危険因子、既存の無症状の内皮機能障害、慢性高血圧、糖尿病、脂質異常症、母体肥満、インスリン抵抗性、妊娠早期の高血圧、腎疾患、メタボリックシンドローム、凝固能亢進状態、若い母体年齢、高齢の母体年齢、不十分な胎盤形成、胎盤質量の増加、多胎妊娠、胞状奇胎、及び以前のパートナーとの以前の子癇前症の妊娠で父親であった人による出生前の父親、から選択される子癇前症に対する危険因子を１以上有する、請求項１又は６に記載の治療又は予防剤。
8. 子癇前症又は子癇が、妊娠前に接着性間質細胞を投与することにより予防される、請求項１に記載の治療又は予防剤。
9. 子癇前症又は子癇が、妊娠の間の任意の時期に接着性間質細胞を投与することにより予防される、請求項１に記載の治療又は予防剤。
10. 子癇前症又は子癇が、妊娠約16週〜約20週の期間に胎盤間質細胞を投与することにより予防される、請求項１に記載の治療又は予防剤。
11. 接着性間質細胞が全身投与される、請求項１に記載の治療又は予防剤。
12. 接着性間質細胞が局所投与される、請求項１に記載の治療又は予防剤。
13. 接着性間質細胞が筋肉内投与される、請求項１に記載の治療又は予防剤。
14. 接着性間質細胞が皮下投与される、請求項１に記載の治療又は予防剤。
15. 接着性間質細胞が、CD73、CD90、CD29及びCD105からなる群から選択されるポジティブマーカーの発現を含む、請求項１に記載の治療又は予防剤。
16. 接着性間質細胞が、CD3、CD4、CD45、CD80、HLA-DR、CD11b、CD14、CD19、CD34及びCD79からなる群から選択されるネガティブマーカーの発現を含む、請求項１に記載の治療又は予防剤。
17. 接着性間質細胞が三次元（3D）培養から得られる、請求項１に記載の治療又は予防剤。
18. 三次元（3D）培養が、3Dバイオリアクターを含む、請求項１７に記載の治療又は予防剤。
19. 3D培養における接着性細胞の培養が灌流下でなされる、請求項１７に記載の治療又は予防剤。
20. 接着性細胞の培養が少なくとも3日間なされる、請求項１７に記載の治療又は予防剤。
21. 接着性細胞の培養が、少なくとも10％の接着性細胞が増殖するまでなされる、請求項１７に記載の治療又は予防剤。
22. 接着性細胞が、2次元（2D）培養条件下で胎盤組織から培養された細胞を含む、請求項１に記載の治療又は予防剤。
23. 接着性間質細胞が、母親又は胎児に対して自家性である、請求項１に記載の治療又は予防剤。
24. 接着性間質細胞が、母親及び／又は胎児に対して同種異系である、請求項１に記載の治療又は予防剤。
25. 接着性間質細胞が、三次元（3D）培養の前に、二次元（2D）培養条件下で胎盤組織から培養された細胞を含む、請求項１７に記載の治療又は予防剤。
26. 子癇前症又は子癇の治療又は予防に使用するためのラベルを含む包装材料を含む製造品であって、該包装材料が請求項１〜２５のいずれか１項に記載の治療又は予防剤を包装する、製造品。