JP2015531725A - 不織繊維材料で形成された再利用可能な多目的袋 - Google Patents

不織繊維材料で形成された再利用可能な多目的袋 Download PDF

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Abstract

第1材料及び第2材料を含む可撓性で弾性的に変形可能な本体を含む再利用可能な多目的袋を本明細書において説明する。第1材料は第1分解温度及び吸収水重量と袋重量が少なくとも2:1の吸収比を有する。第1材料は前部パネル及び後部パネルを形成し、前部パネルは後部パネルに連結されて、それらの間で空洞が定義される。第2材料は第1分解温度よりも低い第2分解温度を有し、前部パネルの少なくとも一部は第2材料によって後部パネルの少なくとも一部に結合される。

Description

本開示は概して再利用可能な袋及びそれに関連する製造方法に関する。
一般に多くのスーパーマーケット及び小売店から供給されるような単回使用のビニールの買い物袋の環境への影響はよく知られている。このような袋は大量に使用され、通常、反復使用のためにはあまりにも脆い。さらに、一般的に消費者は袋の適切な処理にほとんど注意を払わない。これらの単回使用の袋から生じる汚染は多くの地域社会において重大な懸念事項となっており、多くの地域社会はこのような袋を禁止している。したがって、単回使用の買い物袋の代替品及び買い物袋の環境への影響を低減する方法が強く求められている。
当該問題に対する考えられる一解決策は、再利用可能な袋を採用することであり、それには消費者が費用を支払って小売業者から購入することができる再利用可能な袋が含まれる。このような再利用可能な買い物袋は、食料品又は他の購入した商品を運ぶ際の単回使用のビニール袋の使用に対する持続可能な代替手段と考えられる。典型的には、再利用可能な袋は耐久性のある材料で作られ、かつ所定の期間にわたって何度も再利用できる。例えば、最近、布袋は再利用可能な買い物袋としての使用において好評を博している。しかしながら、これらの袋は多くの場合、かなりの手作業(例えば、裁縫)を必要とし、製造に費用がかかり得るため、再利用可能な袋の費用はしばしば消費者にとって抑止力となっている。
再利用可能な袋を購入する消費者が再利用可能な袋に投資をしたことを考えると、このような製品は丁寧に手入れかつ維持されることが期待される。しかしながら、多くの消費者は従来の再利用可能な袋を適切に掃除又は洗濯せず、そして研究によって再利用可能な袋はわずか数回使用した後に有害な細菌の増殖を抱え得ることが示された。
また、再利用可能な袋は最終的には擦り切れ、所有者は運搬手段としてそれを使用できなくなる。典型的な再利用可能な袋は運搬手段とは別の他の実用的な用途を提供しない。したがって、従来の再利用可能な袋がしっかりと商品を運ぶその能力を失うと、袋は埋立地へと向かうであろう。袋の処分におけるより環境に優しい方法は、それをリサイクルすることである。しかしながら、地域のリサイクルプログラムは一般に、再利用可能な袋の構築に通常使用される材料のリサイクルを含まない。
したがって、より安価で、より便利であり、かつより環境に優しい再利用可能な袋に対する必要性が残存している。本明細書に開示の装置及び方法によって、従来技術の1つ以上の欠点を克服する。
例示的な一態様では、本開示は、雑巾としても機能するように十分な吸収性、柔軟性及び可撓性を有する不織繊維袋に関する。
一態様では、再利用可能な多目的袋は、第1材料及び第2材料を含む可撓性で弾性的に変形可能な本体を含む。第1材料は第1融点を有し、第2材料は第2融点を有する。一態様では、第2融点は第1融点よりも低い。一態様では、第1材料は吸収水重量と袋重量が少なくとも2:1である吸収比を有する。第1材料は前部パネル及び後部パネルを形成する。前部パネルは後部パネルに隣接して配置されて、それらの間で空洞が定義(規定)され、前部パネルの少なくとも一部は第2材料によって後部パネルの少なくとも一部に結合される。
別の例示的な態様では、本開示は、吸収水重量と袋重量が少なくとも2:1である吸収比を有する不織繊維材料から形成された可撓性で弾性的に変形可能な本体を含む、再利用可能な多目的袋に関する。一態様では、本体は前部パネル、後部パネル及び長手方向軸を含む。前部パネルは第1上縁部及び第1下縁部を含み、後部パネルは第2上縁部及び第2下縁部を含む。長手方向軸は第1上縁部から第1下縁部に伸びる。一態様では、前部パネルと後部パネルとの間に適用される結合剤によって前部パネルは後部パネルに連結されて、それらの間で空洞が定義される。一態様では、結合剤は不織繊維材料とは異なる。一態様では、袋は第1上縁部と第2上縁部との間に開口部を含み、開口部は空洞と連通する。一態様では、袋は本体に配置される取っ手を含む。一態様では、繊維材料はポリマー繊維及びパルプ繊維の不織混合物を含む。
別の例示的な実施形態では、本開示は、不織繊維材料及び結合剤から形成された可撓性で弾性的に変形可能な本体を含む、再利用可能な多目的袋に関する。一態様では、繊維材料は吸収水重量と袋重量が少なくとも2:1である吸収比を有する。前部パネルは第1上縁部及び第1下縁部を含み、後部パネルは第2上縁部及び第2下縁部を含む。長手方向軸は第1上縁部から第1下縁部に伸びる。一態様では、前部パネルと後部パネルとをシールするために前部パネルと後部パネルとの間に配置される結合剤によって前部パネルは後部パネルに連結されて、それらの間で空洞が定義される。一態様では、結合剤は不織繊維材料よりも低い融点を有し、かつ結合剤は不織繊維材料上で溶融して前部パネルと後部パネルとを結合させる。一態様では、袋は第1上縁部と第2上縁部との間に開口部を含み、開口部は空洞と連通する。一態様では、袋は取っ手を含む。
別の例示的な実施形態では、本開示は、不織繊維材料及び結合剤から形成された可撓性で弾性的に変形可能な本体を含む、再利用可能な多目的袋に関する。一態様では、前部パネルは第1上縁部及び第1下縁部を含み、後部パネルは第2上縁部及び第2下縁部を含む。一態様では、長手方向軸は第1上縁部から第1下縁部に伸びる。一態様では、前部パネルは後部パネルに連結されて、それらの間で空洞が定義される。一態様では、結合剤は前部パネルと後部パネルとの間に配置されて、前部パネルと後部パネルとをシールする。一態様では、結合剤は不織繊維材料よりも低い融点を有する。一態様では、袋は第1上縁部と第2上縁部との間に開口部を含み、開口部は空洞と連通する。一態様では、袋は、本体に配置され、かつ材料の機械方向に平行な長手方向軸に沿って第1及び第2の下縁部から離間した取っ手を含み、取っ手は第1上縁部及び第2上縁部の少なくとも一方を包含し、前部パネルが後部パネルと長手方向に連結した所に隣接して形成される側壁に配置される。
前述の概説及び以下の詳細な説明の両方は、本質的に例示かつ説明のためのものであり、かつ本開示の範囲を限定することなく本開示の理解を提供することを目的としていることが理解されるべきである。その点で、本開示の追加の態様、特徴及び利点は、以下の詳細な説明から当業者に明らかであろう。
添付の図面は本明細書に開示の装置及び方法の実施形態を示し、かつ説明と併せて本開示の原理を説明するのに役立つ。
図1は、本開示の一実施形態による再利用可能な袋の斜視図を示している。 図2は、本開示の一実施形態による図1に示される再利用可能な袋の2−2線に沿ってとった中央ガセット部分の部分斜視図を示している。 図3aは、本開示の原理に従って繊維材料のシートに機械横方向に接着剤を適用する例示的な方法を示している。 図3bは、図3aに示される繊維材料のシートの一部拡大図を示している。 図4は、本開示の原理に従って繊維材料のシートに機械方向に接着剤を適用する例示的な方法を示している。 図5aは、本開示の原理に従って繊維材料のシート内部にシールを形成する例示的な方法を示している。 図5bは、本開示の原理に従って繊維材料のシート内部にシールを形成する別の例示的な方法を示している。 図6は、本開示の一実施形態による開口上部を有する再利用可能な袋の正面図を示している。 図7は、本開示の一実施形態によるシール可能な上部を有する再利用可能な袋の正面図を示している。 図8は、本開示の一実施形態による(未完成の状態の)図1に示される再利用可能な袋の正面図を示している。 図9aは、本開示の一実施形態による再利用可能な袋の正面図を示している。 図9bは、本開示の一実施形態による(未完成の状態の)図9aに示される再利用可能な袋の正面図を示している。 図10aは、本開示の一実施形態による再利用可能な袋の正面図を示している。 図10bは、本開示の一実施形態による(未完成の状態の)図10aに示される再利用可能な袋の正面図を示している。
本開示の原理の理解を促す目的で、次に図面に示された実施形態を参照し、具体的な用語を使用してそれらの実施形態を説明する。しかし、本開示の範囲を限定することが意図されるものではないことが理解されたい。本開示が関連する当業者なら通常思いつくように、記載の装置、器具、方法に対するあらゆる変更及びさらなる修正、及び本開示の原理のさらなる応用は十分に想到される。特に、一実施形態に関連して説明される特徴、構成要素及び/又はステップは、本開示の他の実施形態に関連して説明される特徴、構成要素及び/又はステップと組み合わされ得ることが十分に想到される。しかしながら、簡潔にするために、これらの組み合わせについては、繰り返し説明しない。簡単にするために、いくつかの例では、同じ又は同様の部品を指すために図面全体を通して同じ参照番号を使用する。
本開示は、概して再利用可能な多目的袋に関する。いくつかの例では、本開示の実施形態は、比較的安価で再利用可能な多目的袋であるように構成される。一態様では、本明細書に開示の再利用可能な袋は不織繊維材料で作られる。一態様では、本明細書に開示の再利用可能な袋は、非限定的な例として、ポリエステル及び木材パルプの混合物を含む不織複合繊維材料で作られる。いくつかの例では、本開示の実施形態は再利用可能な小売店の買い物袋を含み、該買い物袋はその上が印刷可能である。一態様では、本明細書に開示の袋は、日常での使用のために適切に軽量かつ小型でありながら、重い荷物を保持できる。いくつかの例では、本開示の実施形態は、環境に優しく生分解性であるだけでなく、堆肥化可能であるように構成される。いくつかの実施形態では、本明細書に開示の再利用可能な袋は、それが袋としてのその有用性を使い果たした後、袋が運搬用具以外の目的で再利用されることを可能にする材料で作られる。例えば、いくつかの例では、本明細書に開示の再利用可能な袋は、使用の間に洗濯、すすぎ洗い及び/又は消毒され得る再利用可能な掃除用雑巾として別目的で再利用され得る。したがって、本開示は、雑巾としても機能するように十分な吸収性、柔軟性及び可撓性を有する不織繊維袋に関する。
図3bにおいて矢印MDで示されるように、かつ本明細書で使用するとき、用語「機械方向」は、繊維が不織ウェブ又は繊維材料のシートの形成中に堆積される成形面の走行方向を指す。
図3bにおいて矢印CDで示されるように、かつ本明細書で使用するとき、用語「機械横方向」又は「横方向」又は「ウェブ横方向」は、上記で定義される機械方向に略垂直な方向を指す。
図1は、本開示の一実施形態による再利用可能な袋100の斜視図を示している。図示される実施形態では、袋100は中心長手方向軸LAに関して比較的対称である。いくつかの実施形態では、袋100の長手方向軸LAは、袋100を作るために使用される材料の機械方向と平行である。図示される実施形態では、袋100は前部パネル105及び後部パネル110を含む略矩形の袋を含む。他の実施形態は任意の様々な形状を含み得て、それには非限定的な例として、楕円形又は正方形の袋がある。図示される実施形態では、前部パネル105の縁部111(図示せず)及び後部パネル110の縁部112(図示せず)は連結されて、側部継ぎ目115、上縁部120及び下縁部125が形成される。縁部111と縁部112とが重複することで側部継ぎ目115が形成され得る。側部継ぎ目115は前部パネル105と後部パネル110との長手方向の接合を形成している。
図示される実施形態では、前部パネル105及び後部パネル110は略同じ寸法を有する。袋100は上縁部120から下縁部125に伸びる長手方向の長さLを含む。いくつかの実施形態では、長さLは4〜60インチ(約10〜152センチ)の範囲であり得る。特定の一実施形態では、例えば、長さLは22インチ(約56センチ)であり得る。袋100は前縁部126aから反対側の前縁部126bに伸びる幅W1を含む。いくつかの実施形態では、幅W1は4〜42インチ(約10〜107センチ)の範囲であり得る。特定の一実施形態では、例えば、幅W1は19インチ(約48センチ)であり得る。上記の寸法は例示目的のためにのみ提供され、他の寸法も想到される。
図示される実施形態では、再利用可能な袋100は側壁130a及び反対側の側壁130b(図示せず)を含む。袋100の中央部分131の断面斜視図を示す図2により明確に示されるように、側壁130a、130bは袋100のガセット又は内側に折り畳まれた部分を含む。側壁130aは、側部継ぎ目115に沿って共に連結される前部パネル105の一部及び後部パネル110の一部によって形成される。図示される実施形態では、側壁130a、130bは初めはV字状又は凹状のパネルを含み、それらは側縁部126a、126bそれぞれで内側に折り畳まれているため、袋100が平坦なときには前部パネル105と後部パネル110との間に平らに位置するが、袋100が満たされると、それらは広がることで袋100に本質的に平坦又は凸状の側面を提供する。例えば、側壁130aはガセット谷133に沿って折り畳まれる略矩形のサブパネル132a、132bの対を含むことで、袋が平坦なときに平坦な「V」が形成されるが、袋が満たされると、サブパネル132a、132bは展開して袋100の本質的に平坦又は凸状の側面を形成する。このように、側壁130a、130bは袋100が満たされると必然的に広がり(例えば、拡張し)、明確に定義された側面を提供する。図示される実施形態では、ガセット谷133はガセット谷133から離間して配置される。他の実施形態では、側部継ぎ目115はガセット谷133内に位置する。
様々な実施形態では、前部パネル105及び後部パネル110は様々な方法で連結されて、異なる構成の袋が形成され得る。例えば、いくつかの実施形態では、前部パネル105及び後部パネル110は、側壁130a、130bを形成するガセットなしで、側部継ぎ目115で接合され得る。したがって、これらの実施形態では側壁130a、130bが欠如している。このような実施形態の例は、図9a−10bを参照しながら以下により詳細に説明する。特定の構成に関係なく、再利用可能な袋100は弾性的に変形可能な可撓性の袋として成形かつ構成される。すなわち、袋は永久変形することなく折り畳まれて丸められ得る。いくつかの実施形態では、再利用可能な袋100は水が浸透しやすい(例えば、水は袋に吸収され得、かつ水はある程度袋を通過して流れ得る)。
前部パネル105、後部パネル110及び側壁130a、130bは、袋100内の空洞140を定義する。図示される実施形態では、前部パネル105及び後部パネル110は、空洞140内に伸びる開口部又は口145を定義するように成形かつ構成される。開口部145は、非限定的な例として、不規則な多角形、多角形及び弓形曲線を含む任意の様々な形状に成形され得る。袋が平坦で拡張していない状態にあるとき、空洞140は袋100内で潜在的な空間として存在する。使用者が開口部145を介して袋100内に様々な商品を入れることで空洞140が満たされると、空洞140は拡張して商品に対応する。上述したように、空洞140が満たされると側壁130a、130bは広がるため、袋100に本質的に平坦又は凸状の側面が提供される。このように、ガセットを付与すること及び側壁130a、130bによって、効果的に空洞140の潜在的な容積が増加する。
開口部145を構成する袋100の上縁部120は、前部パネル105及び後部パネル110の各パネルの上部領域での水平連結によって形成される。同様に、袋100の下縁部125は、前部パネル105及び後部パネル110の各パネルの下部領域での水平連結によって形成される。上述したように、側部継ぎ目115は前部パネル105と後部パネル110との長手方向の連結によって形成される。このような連結は、非限定的な例として、ポリマー接着剤及び両面テープを含む接着剤、溶融結合、超音波シール手段、ヒートシール手段(例えば、ポリマー、ポリエチレン又は他のプラスチックのコーティング若しくはプライを使用)を含む任意の様々な固定連結機構によって、又は前部パネル105と後部パネル110とをしっかりとシール可能な任意の他の適切な結合配置によって、達成され得る。
例えば、図1に示される様な、いくつかの実施形態では、前部パネル105は結合剤200によって上縁部120、下縁部125及び/又は側部継ぎ目115で後部パネル110とシールされる。これは、介在する結合剤なしでビニールの一方の層を直接もう一方の層とヒートシールすることによって形成される典型的なビニールの買い物袋とは対照的である。いくつかの実施形態では、結合剤200は高濃度のエチレンビニルアセテート(EVA)を含有するポリマーを含む。代替実施形態では、結合剤200は高濃度のポリ酢酸ビニル(PVA)を含有するポリマーを含む。代替実施形態では、結合剤200は高濃度のポリ乳酸(PLA)を含有するポリマーを含む。例えば、一実施形態では、再利用可能な袋100の繊維材料はビスコースを含み、結合剤200はPLAを含む。代替実施形態では、結合剤200は高濃度のエチレンメチルアクリレート共重合樹脂(EMAC樹脂)を含有するポリマーを含む。代替実施形態では、結合剤200はEVA、PVA又はEMAC自体を含む。いくつかの実施形態では、結合剤200はバイオプラスチック又はバイオポリマーを含む。結合剤200は高温及び低温の両方の状態で安定である。
図3a−4に示されるように、結合剤200のストリップは袋100を形成する製造プロセス中に材料205のシート上に付着し得る。図3aでは、結合剤200は、シート205の長手方向軸LAに略垂直に、又は材料205のシートの横方向CDに略平行に付着する。材料205のシートの拡大部分203を示す図3bに示されるように、再利用可能な袋100の材料205の繊維204は、材料205のシートの機械方向MDに略平行に方向付けされる。図3a及び3bで示されるように、材料205のシートの横方向CDは、機械方向MDに略垂直に伸びる。図4では、結合剤200は材料205のシートの長手方向軸LAに沿って付着する。換言すれば、結合剤200は材料205のシートの機械方向MDに略平行に付着する。
いくつかの例では、図1を参照すると、前部パネル105と後部パネル110との間で結合剤200のストリップが溶融することによって、上縁部120、下縁部125及び/又は側部継ぎ目115において前部パネル105は後部パネル110とシールされる。袋100の上縁部120、下縁部125及び/又は側部継ぎ目115を連結又はシールする代替方法は、結合される前部パネル105及び後部パネル110の(例えば、結合剤200で被覆される領域によって定義される)各部分に、十分な量のEVA(又はPVA又はPLA)を用いて浸透させることを含む。別の代替方法は、ホットメルト接着剤を用いて袋100の上縁部120、下縁部125及び/又は側部継ぎ目115を結合させることを含む。これらの例示的な方法は例示のためにのみ提示しており、限定を意味するものではない。袋100の上縁部120、下縁部125及び/又は側部継ぎ目115をシールする他の方法もまた想到される。
本開示の原理による例示的な一方法では、図5aに示されるように、(図1に示される)袋100の上縁部120及び下縁部125は、材料205の「管」の形成に関与する一連のステップにおいて形成される。矢印MDで示される機械方向に繊維材料205の長手方向軸LAに沿って結合剤200のストリップ206を適用して、材料205が材料自体及び結合する重複縁部の上に折り畳まれることによって、管210が形成され得る。材料205の管210は、繊維材料205の機械方向MDに略垂直に(例えば、繊維材料205の横方向CDに略平行に)結合剤200のストリップ208を適用することによって、袋の区分又は個々の袋100に分割され得る。いくつかの例では、(例えば、結合剤200及び材料205のシートの両方が緩んでいるとき)結合剤200は繊維材料205のシートをヒートシールする。
いくつかの実施形態では、結合剤200は本物の接着剤ではなく溶融結合剤を含む。特に、結合剤200は熱で溶融し、かつ(例えば、熱源の除去後及び結合剤200が冷却するにつれて)それが硬化するとき、繊維材料205の種々の部分を共に結合する。結合剤200は、好ましくは繊維材料205中のポリマーよりも低い融点又は分解温度を有するため、結合剤200は繊維材料205が分解する前にシールプロセス中に溶融する。結合剤200は、華氏120度〜華氏160度(摂氏48.9度〜摂氏71.1度)の範囲の軟化温度(例えば、ビカット軟化温度)を有し得る。例えば、一実施形態では、結合剤は華氏140度(摂氏60度)の軟化温度を有する。結合剤200は、華氏160度〜華氏200度(摂氏71.1度〜摂氏93.3度)の範囲の融点又は分解温度を有し得る。例えば、一実施形態では、結合剤は華氏180度(摂氏82度)の融点を有する。別の実施形態では、結合剤は華氏190度(摂氏88度)の融点を有する。結合剤200は、華氏135度〜華氏175度(摂氏57.2度〜摂氏79.4度)の範囲のシール開始温度を有し得る。例えば、一実施形態では、結合剤は華氏155度(摂氏68度)のシール開始温度を有する。いくつかの実施形態では、結合剤200は高温から低温の温度範囲内で強度及び可撓性を維持する。いくつかの例では、結合剤200は接着剤又は結合剤のストリップを含む。他の例では、結合剤200は液状の接着結合剤を含む。
管又は管状構造210は、複数の前部パネル105(例えば、管状構造の1つの半円筒)及び複数の後部パネル110(例えば、管状構造の残りの半円筒)を含む。いくつかの実施形態では、所定の間隔は各袋100の所望の長さLに略等しくてもよい。管状構造210を形成した後、横方向のストリップ208に沿って、前部パネル105と後部パネル(例えば、管状構造210の2つの半円筒)とを固定(例えば、ヒートシール)することにより、プロセスは継続し得る。
いくつかの実施形態では、プロセスは側部のガセットを形成するステップを含む。図2に示されるように、結合剤200の個別のストリップ211を側壁130aの部分212に沿って適用し、かつサブパネル132aをストリップ211に沿ってサブパネル132aとシールすることによって、袋100にガセットが付与され得る。このように、結合剤200のストリップ211は袋100の外面214に適用されて、ガセットがシールされる。第2のガセットを形成するために、同様のステップが側壁130bにおいて実施され得る。
図5に示される方法で製造された袋100では、上縁部120及び下縁部125は横方向のストリップ208によってシール(例えば、ヒートシール又は溶融結合)される。特に、材料205の管状構造210は、点線Aで示されるように、横方向のストリップ208を横切って(例えば、ギロチンカッターで)切断されることで、複数の袋100が製造され得る。図示される実施形態では、各横方向のストリップ208は、1つの袋100の上縁部120及び隣接する袋100の下縁部125を含む。図示される実施形態では、各機械方向のストリップ206は、再利用可能な袋100の側部継ぎ目115を含む。他の実施形態では、各横方向のストリップ208は、最終的に袋100の側部継ぎ目115a及び/又は115bである。
例えば、別の例示的な方法では、図5bに示されるように、矢印MDで示される機械方向に繊維材料205の長手方向軸LAに沿って結合剤200のストリップ206を適用して、材料205が材料自体及び結合する縁部の上に折り畳まれることによって、管210が形成され得る。いくつかの実施形態では、長手方向のストリップ206によって結合される縁部は、最終的には再利用可能な袋213の上縁部215を形成する。再利用可能な袋213は、本明細書に記載の相違点を除いて再利用可能な袋100と略同様である。図示される実施形態では、再利用可能な袋213は折り畳まれた下縁部216を含む。材料205のシートは、繊維材料205の機械方向MDに略垂直に(例えば、繊維材料205の横方向CDに略平行に)結合剤200のストリップ208を適用することによって、袋の区分又は個々の袋213に分割され得る。いくつかの例では、(例えば、結合剤200及び材料205のシートの両方が緩んでいるとき)結合剤200は繊維材料205のシートをヒートシールする。
結合剤のストリップ206、208に沿って、前部パネルと後部パネル(例えば、材料205の2つの折り畳まれた部分)とを固定(例えば、ヒートシール又は溶融結合)することにより、プロセスは継続し得る。図5bに示される方法によって製造された袋213では、上縁部215及び側部継ぎ目217は横方向のストリップ208によってシールされる。特に、材料205は、線Aで示されるように、横方向のストリップ208を横切って(例えば、ギロチンカッターで)切断されることで、複数の袋213が製造され得る。図示される実施形態では、各横方向のストリップ208は最終的に袋213の側部継ぎ目を含み、長手方向又は機械方向のストリップ206は最終的に上縁部215を含み得る。いくつかの実施形態では、プロセスは側部のガセットを形成するステップを含む。
いくつかの例では、本開示の実施形態は、図6に示されるように開口上部を有する上部が平坦な袋であるように構成される。図6は、開口上縁部305を含む再利用可能な袋300を示している。袋300は、本明細書に記載の相違点を除いて袋100と略同様である。袋300は上縁部305で開口し、空洞310(図示せず)は通常開いており使用者にとって利用しやすい。いくつかの実施形態では、袋300はガセット底縁部315を含む。いくつかの例では、図1及び2に示される袋100のガセット側部を参照して上述したような同様の方法で、底縁部315にガセットが付与される。
他の例では、本開示の実施形態は、図7に示されるように再度シール可能な袋であるように構成される。図7は、上縁部360に隣接するシール可能な上部領域355を含む再利用可能な袋350を示している。袋350は本明細書に記載の相違点を除いて袋100と略同様である。いくつかの実施形態では、袋350は上部領域355において再度シール可能である(例えば、上部領域355は、袋100の開口部140と同じであり得る袋350の開口部に配置され得る、又は隣接し得る)。いくつかの実施形態では、袋350は、上部領域355に沿って袋350内に配置される結合剤200のストリップ370を含む。いくつかの実施形態では、これにより袋350を梱包のために使用することが可能となる。特に、商品を袋内部の空洞365(図示せず)内部に入れることができ、次に袋は非限定的な例として、標準的なヒートシール機器を用いてシールされ得る。他の実施形態では、結合剤200は、使用者が袋350を選択的に開閉(すなわち、開いて再度シール)することで空洞365にアクセスできるように構成され得る。いくつかの実施形態では、袋300はガセット底縁部375を含む。いくつかの例では、図1及び2に示される袋100のガセット側部を参照して上述したような同様の方法で、底縁部375にガセットが付与される。
限定されるものではないが、袋100のシール、袋100の材料組成、袋の形状及び設計(例えばガセット及び取っ手)、袋100の方向性(例えば、その重量−負荷軸に対して機械方向又は機械横方向)を含むいくつかの要因は、再利用可能な袋100の強度、耐久性、吸収性及び他の物理的特性に影響を与える。袋100のシール及びガセットの付与は、図1−7を参照して上述している。残りの要因は以下の記載においてより詳細に説明する。
上述したように、再利用可能な袋100は繊維材料205で作られる。いくつかの実施形態では、再利用可能な袋100は完全に繊維材料205で作られる。少なくとも一実施形態では、繊維材料205は、合成材料(例えば、ポリエステル)及びパルプの混合物から作られた不織布又はウェブで形成された複合材料を含む。本明細書で使用するとき、用語「パルプ」は、木本植物及び非木本植物などの天然源からの繊維を指す。木本植物には、例えば、落葉樹及び針葉樹がある。非木本植物としては、例えば、綿、亜麻、エスパルト草、トウワタ、わら、ジュート麻及びバガスが挙げられる。しかしながら、本開示の目的を達成するために、他の不織布が使用され得る。他の不織材料の例としては、限定されるものではないが、スパンレース材料、ポリプロピレン、ポリエチレン、ポリ乳酸、ポリエステル、Tyvek(登録商標)、ポリエチレンテレフタレート(PET)、綿及び紙が挙げられる。
いくつかの実施形態では、繊維材料205は、不織ポリマー繊維及びパルプ繊維の混合物から作られた不織布を含む。繊維を形成するために使用され得る材料の例としては、限定されるものではないが、ビスコース、ポリエチレン、ポリプロピレン、ポリアミド及びセルロースパルプが挙げられる。特に、一実施形態では、繊維材料は紙状の木材繊維パルプ及びポリマー繊維材料の混合体で作られる。ポリマー繊維材料は、非限定的な例として、ポリエステル、例えば、非限定的な例として、ポリ乳酸(PLA)を含み得る。一例では、繊維材料205は、水レース結合(water lace bonding)又は水流交絡を介してパルプをポリエステルに積層させることで形成される。代替実施形態では、繊維材料205は合成パルプ、例えば、非限定的な例として、ポリエチレンテレフタレート(PET)を含む。いくつかの実施形態では、繊維材料205は、非限定的な例として、プラスチック及び木材繊維を含むリサイクル材料からの繊維を含む。
パルプと他の材料との比率は、再利用可能な袋100の強度−負荷能力及び他の物理的特性に影響を与え得る。繊維材料205中のパルプ(例えば、木材繊維パルプ)の割合は、繊維材料205の強度(及び、それ故、再利用可能な袋100の強度)並びに吸収性に影響を与える。一般に、繊維材料205中に含有されるパルプ材料が多ければ多いほど、繊維材料205は弱くなる。いくつかの実施形態では、繊維材料中のポリマー繊維とパルプ繊維との比率は、袋の強度又は吸収性を最適化するように構成される。別の用途では、繊維材料中のポリマー繊維とパルプ繊維との比率は、袋の強度及び吸収性を最適化するように構成される。運搬用の袋及び掃除用の雑巾の分野での適用において、繊維材料205は、30gsm(1平方メートル当たりのグラム数)と100gsmとの間の重量/表面積比を有し得る。一実施形態では、再利用可能な袋100は60gsmの重量を有する繊維材料205から構成され得る。
いくつかの例では、繊維材料205の重量は、再利用可能な袋100の強度要件に応じて調整(例えば、30g重くすることが)できる。一実施形態では、中間重量の60gsmの材料において、約35gのパルプ(例えば、木材繊維パルプ)及び25gのポリエステル(又はパルプ:ポリマーが7:5の比率)を使用することが望ましいであろう。パルプとポリマーとの比率は、低荷重負荷設計における8:1から高荷重負荷設計における3:5に達するまでの範囲であり得る。製造プロセス中に、水圧を利用して(例えば、スパンレース結合及び/又は水流交絡を介して)より短いパルプ繊維をより長いポリマー繊維に結合させることで材料強度の形成を補助する。
繊維材料205中のパルプ(例えば、木材繊維パルプ)の割合は、繊維材料205の吸収性(及び、それ故、再利用可能な袋100の吸収性)に影響を与える。一般に、繊維材料205中に含有されるパルプ材料が多ければ多いほど、繊維材料205の吸収性が高くなる。いくつかの例では、材料の約5倍の重量の潜在材料吸収性を有することが望ましい。例えば、一例では、60gsmの1平方メートルの繊維材料は、少なくとも300gの水を吸収し得る。したがって、繊維材料205を形成するのに使用するパルプとポリマーとの適切な比率を決定する際、再利用可能な袋100の所望の強度及び所望の吸収性の両方が考慮され得る。
少なくともいくつかの実施形態では、繊維材料205は生分解性及び堆肥化可能の両方であることに留意することが重要である。換言すれば、少なくともいくつかの実施形態では、繊維材料205は、紙材と同じ比率で、二酸化炭素、水及びバイオマスに分解され得る。また、少なくともいくつかの実施形態では、繊維材料は如何なる毒性物質も生成することなく分解し得て、かつ植物の生命を支持し得る。
いくつかの実施形態では、再利用可能な袋100は、細菌、ウイルス及び/又は他の病原体の破壊を可能にする抗菌特性を含む。いくつかの例では、繊維材料205自体が抗菌性の不織布又はウェブを含む。例えば、いくつかの実施形態では、繊維材料205は、本質的に抗菌性(例えば、静菌性若しくは殺菌性)の、又は抗菌剤(例えば、アニオン性高分子電解質及びカチオン性抗菌剤)で処理された、繊維の少なくとも一部を含み得る。代替実施形態では、繊維材料205は再利用可能な袋100に加工される前に抗菌剤で処理され得る。例えば、一例では、抗菌剤は繊維材料205自体の製造中に繊維材料205のウェブに適用(例えば、噴霧)される。抗菌剤が適用された不織材料の一例は、BASF社製のHyGentic(登録商標)NW Antimicrobial Nonwoven材料である。代替実施形態では、再利用可能な袋100は、繊維材料205を再利用可能な袋100に変える製造プロセス中又は製造プロセス後に、抗菌剤で処理され得る。したがって、抗菌特性を有する繊維材料205から構築された再利用可能な袋100は、従来の再利用可能な袋よりも有害な微生物及びその他の病原体を保有することに耐性があり得る。
以下の表は、異なる種類の考えられる繊維材料205の様々な物理的特性を反映した実験データを示している。表1は、60Gの重量を有するテンセル及びビスコースの不織繊維(例えば、Lenzing Group製のテンセル及びビスコースの不織繊維)から成る繊維材料の試験から得られた実験データを示している。テンセル及びビスコースの不織繊維から成る繊維材料、表2は65gsmの重量を有するポリエチレンテレフタレート(PET)及び紙パルプの不織繊維から成る繊維材料の試験から得られた実験データを示している。
Figure 2015531725
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いくつかの実施形態では、再利用可能な袋100は、図1に示されるように、印刷デザイン430を含む。印刷デザイン430は、非限定的な例として、図画、絵画、写真表現、パターン、文字列、ロゴ又はこれらの組み合わせ含む、任意の様々な図形要素であり得る。いくつかの実施形態では、印刷デザイン430は、印刷の完全性を維持するために、インク付けされたデザインを適用した後にオーバープリントワニスの層を適用することで、再利用可能な袋100に加えられる。
図8は、取っ手を形成する前の製造段階中の再利用可能な袋100を示している。示されるように、再利用可能な袋100は本体450及び2つの取っ手455を含む。図示される実施形態では、本体450及び取っ手455は材料205の連続したシートの一部である。一例では、取っ手455は、前部パネル105及び後部パネル110(図8に示さず)の両方から点線465で輪郭が描かれた形状460を切り取ることによって形成される。いくつかの実施形態では、取っ手455は、前部パネル105及び後部パネル110が上縁部120、側部継ぎ目115a及び115b、並びに/又は下縁部125に沿って接合した後に形成される。他の実施形態では、取っ手455は製造プロセスの異なる段階で形成され得る。いくつかの実施形態では、再利用可能な袋100は、取っ手455の各々を形成する、側壁130a、130bを通過する隙間470(図8に示さず)を含む。図1により良く示されるように、各隙間470は取っ手455の領域内で側壁130a、130bに配置され得る。
図8を参照すると、取っ手455及び本体450の両方は、再利用可能な袋100の重量−負荷能力及び強度を最大にするように方向付けされる。換言すれば、取っ手455及び本体450の両方は、再利用可能な袋100の長手方向軸又は重量−負荷軸LAが材料205の機械方向に平行であるように形成される。この設計によって、再利用可能な袋100は、再利用可能な袋100の長手方向軸又は重量−負荷軸LAが材料205の機械方向と平行でないように形成された袋よりも、優れた強度及び高い重量−負荷能力を有することが可能となる。さらに、再利用可能な袋100の本体450の上に取っ手455を含めることにより、袋100の潜在的な空間又は運搬容積が保持される。図1に示されるように、使用者が持つ取っ手は、機械方向MDに平行に位置する長手方向軸LAに沿って、下縁部又は下部結合継ぎ目125から離間している。この形態では、袋100内の内容物の重量は、材料の強い方向に沿って結合継ぎ目又は下縁部125から使用者の取っ手に伝達され、一方で、袋を外側に引き伸ばす傾向のあるより弱い力は、機械方向MDに略垂直な方向に不織材料によって押しとどめられる。
代替実施形態では、再利用可能な袋100は、任意の様々に適した袋の形状に成形され、かつ任意の様々な異なる形状の取っ手を含み得る。例えば、図9a及び9bは、本開示の原理に一致する一実施形態による再利用可能な袋500を示している。再利用可能な袋500は、本明細書に記載の相違点を除いて再利用可能な袋100と略同様である。図9aは取っ手505を有する完成した再利用可能な袋500を示しており、図9bは取っ手505を形成する前の製造段階中の再利用可能な袋500を示している。再利用可能な袋500は本体510及び取っ手515を含む。図示される実施形態では、本体510は前部パネル520及び後部パネル525(図示せず)を含む材料の略矩形のシートを含む。前部パネル520は、前述したように、結合剤のストリップによって底縁部526及び側部継ぎ目527において後部パネル525に取り付けられる。図示される実施形態では、再利用可能な袋500は上縁部528に沿ってシールされない。むしろ、袋500は上縁部528において開口しており、かつ前部パネル520は上縁部528において後部パネル525から離間し得る。
図示される実施形態では、取っ手515は本体510を形成する材料205の切り取り部を含む。図9aは袋500の後部パネル525を示していないが、袋500は前部パネル520及び後部パネル525の両方に取っ手515を含むことを理解されたい。一例では、図9bに示されるように、取っ手515は、前部パネル520及び後部パネル525(図9a又は9bに示さず)の両方から点線535で輪郭が描かれた形状530を打抜くことによって形成される。いくつかの実施形態では、打抜き取っ手515は、前部パネル520及び後部パネル525が側部継ぎ目527及び/又は底縁部526に沿って互いに接合した後に形成される。いくつかの実施形態では、袋500は底縁部526及び/又は側部継ぎ目527においてガセットを含み得る。他の実施形態では、取っ手515は製造プロセスの異なる段階で形成され得る。
いくつかの実施形態では、取っ手515は、袋500の強度(例えば、重量−負荷能力)を向上させるために、材料の機械方向MDに沿って底縁部又は下部結合継ぎ目526から長手方向に離間し得る。代替実施形態では、再利用可能な袋500は、再利用可能な袋500の長手方向軸又は重量−負荷軸LAが材料205の機械方向に垂直である(例えば、再利用可能な袋500の長手方向軸又は重量−負荷軸LAが材料205の横方向に平行である)ように形成され得る。
図10a及び10bは、本開示の原理に一致する一実施形態による再利用可能な袋600を示している。再利用可能な袋600は、本明細書に記載の相違点を除いて再利用可能な袋100と略同様である。図10aは取っ手605を有する完成した再利用可能な袋600を示しており、図10bは取っ手605を形成する前の製造段階中の再利用可能な袋600を示している。再利用可能な袋600は本体610及び取っ手615を含む。図示される実施形態では、本体510は前部パネル620及び後部パネル625(図示せず)を含む材料の略矩形のシートを含む。前部パネル620は底縁部626及び側部継ぎ目627において後部パネル625に取り付けられる。いくつかの実施形態では、袋600は底縁部626及び/又は側部継ぎ目627においてガセットを含み得る。図示される実施形態では、再利用可能な袋600は上縁部628に沿ってシールされない。むしろ、袋600は上縁部628において開口しており、かつ前部パネル620は上縁部628において後部パネル625から離間し得る。図示される実施形態では、上縁部628は湾曲した縁部を含む。
図示される実施形態では、取っ手615は本体610を形成する材料205の切り取り部を含む。図9aは袋600の後部パネル625を示していないが、袋600は前部パネル620及び後部パネル625の両方に切り取り特徴又は取っ手615を含むことを理解されたい。一例では、図9bに示されるように、取っ手615は、前部パネル620及び後部パネル625(図10a又は10bに示さず)の両方から点線635で輪郭が描かれた形状630を打抜くことによって形成される。一例では、再利用可能な袋600の上縁部628は、本体610の前部パネル620及び後部パネル625の両方を点線635に沿って切断することによって形成され得る。いくつかの実施形態では、取っ手615及び上縁部628は、前部パネル620及び後部パネル625が側部継ぎ目627及び/又は底縁部626に沿って互いに接合した後に形成される。他の実施形態では、取っ手615及び/又は上縁部628は、製造プロセスの異なる段階で形成され得る。再利用可能な袋600は、再利用可能な袋600の長手方向軸又は重量−負荷軸LAが材料205の機械方向に垂直である(例えば、再利用可能な袋600の長手方向軸又は重量−負荷軸LAが材料205の横方向に平行である)ように形成され得ることに留意することが重要である。
任意の他の種類の取っ手が本明細書に記載の再利用可能な袋に利用され得る。例えば、代替実施形態では、取っ手は再利用可能な袋の本体に取り付けられる(繊維材料205又は別の材料のいずれかで作られる)追加の材料部分を含み得る。いくつかの実施形態では、取っ手は上述の結合剤200を用いて溶融結合法によって袋の本体に固定され得る。他の実施形態では、取っ手は、非限定的な例として、ポリマー接着剤及び両面テープを含む接着剤、溶融結合、超音波シール手段、ヒートシール手段(例えば、ポリマー、ポリエチレン又は他のプラスチックのコーティング若しくはプライを使用)を含む任意の様々な固定連結機構によって、又は取っ手と本体とをしっかりとシール可能な任意の他の適切な結合配置によって、袋の本体に取り付けられ得る。取っ手は、限定されるものではないが、(図9a−10bに示されるような)腎臓形状、卵形状及び矩形形状を含む任意の様々な形状に成形され得る。
以下の表は、異なる種類の繊維材料205を有する異なる種類の再利用可能な袋の吸収特性を反映した実験データを示している。表3及び4は、再利用可能な袋100(すなわち、「Tシャツ」袋)及び袋600(すなわち、「ウェーブトップ」袋)の試験から得られた実験データを示している。表3は、各種類の袋(すなわち、再利用可能な袋100及び再利用可能な袋600)の試験から得られた実験データを示しており、各袋は65gsmの重量を有するビスコース不織繊維から成る繊維材料から作られた。表4は、各種類の袋の試験から得られた実験データを示しており、各袋は65gsmの重量を有するポリエチレンテレフタレート(PET)及び紙パルプの不織繊維から成る繊維材料から作られた。両方の表は、プロセスA及びBを含む実験からのデータを含んでいる。プロセスAでは、袋を12オンス(340g)の水道水を入れた容器中に5分間浸漬させ、除去し、次いで同じ容器の上の水切りに10秒間置いた。プロセスBでは、袋を洗濯し、固く絞って乾燥機中に低温で15分間置き、その後、プロセスAで実施した実験と本質的に同じ実験を繰り返した。
Figure 2015531725
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本明細書に開示の装置及び方法は、再利用可能な袋の様々な実施形態を説明する。いくつかの実施形態では、本明細書に開示の例示的な再利用可能な袋は、木材パルプ及び他の材料、例えば、非限定的な例として、ポリエステル又は他のプラスチックを含む生分解性及び堆肥化可能な材料から成る。一態様では、袋が永久変形することなく折り畳まれ得るように、袋は高い柔軟性を有する材料205で形成される。本明細書に開示の再利用可能な袋が柔軟で材料変形せずに小型化され得ることを考慮すると、使用者は再利用可能な袋を折り畳み、又は平らにし、かつそれを簡単に(例えば、引き出し又は戸棚に)保管できる。その上、別の態様では、袋は吸収水重量と袋重量が少なくとも2:1の吸収性を有する雑巾(例えば、いわゆる「雑巾袋」)としての二次利用を有し得る。その上、袋材料は家具又は塗料仕上げ、例えば自動車の塗料仕上げなどを傷つけない柔らかさを有し得る。一態様では、材料205のハンドルオメータ剛性試験、カンチレバー剛性試験及び/又はガーレー剛性試験は、その柔らかさを反映する。本明細書に開示の袋のさらなる特徴において、(図1を参照して上述したように)結合剤を含めた袋を形成する材料は、袋の特性をなお保持しながら石鹸及び水を用いた洗濯に耐え得る。
いくつかの例では、本明細書に開示の再利用可能な袋は、それが運搬手段としてのその有用性を使い果たすまで、買い物袋として数回再利用され得る。袋の劣化のその時点で、又はその前の任意の時点で、本明細書に開示の再利用可能な袋のいくつかの実施形態は、家事のための再利用可能な雑巾として別目的で再利用され得る。例えば、いくつかの例では、使用者は、家庭用具の表面(例えば、カウンター、窓又は床)を拭くため、車を掃除するため及び/又はこぼしたものを拭い取るための掃除用雑巾として再利用可能な袋を使用できる。使用の間に、使用者は、本明細書に開示の再利用可能な袋をすすぎ洗い、洗濯及び/又は消毒できる。本明細書に開示の再利用可能な袋は製造に比較的費用がかからず、かつ再利用可能な袋はその有用性を使い果たす前に、無数の方法で複数回再利用され得る。したがって、消費者は、他のより高価で有用性の低い再利用可能な袋よりもこれらの再利用可能な袋の購入に投資する可能性が高い。その上、運搬手段として以外の目的のための本明細書に開示の再利用可能な袋の延長された寿命によって、環境に入る(例えば、ビニールの買い物袋及び/又はペーパータオルの形態の)ゴミの減少がもたらされる。
上述したように、本明細書に開示の再利用可能な袋は、複数回の再利用及び別目的の再利用のために構成される。例えば、少なくとも一実施形態では、本明細書に開示の再利用可能な袋(例えば、再利用可能な袋100)は、少なくとも175フィート(約53.3メートル)の距離にわたる少なくとも22ポンド(約10kg)の運搬において、125回以上の使用の最小寿命能力を有するように構成される。この耐久性及び重量−負荷強度についての試験では、使用者は繰り返し「歩行試験」を実施し得て、試験では、彼又は彼女は袋の空洞内部に少なくとも22ポンドを入れ、袋を持ち上げ、袋を175フィート運搬し、そして袋を下ろす。その後、使用者は「歩行試験」を124回繰り返し、袋が125回の試験を通してその運搬機能を保持するかどうかを評価する。いくつかの例では、25回の「歩行試験」毎に袋から荷物を出し、そして再度荷物を入れる。次のいずれかに該当する場合、袋は試験に失敗したものと考えられる:(1)穴の最長寸法において3cmの長さを超える穴が観察される;及び(2)袋の取っ手が使用不可能になり、又はもはや合理的な位置で袋を支持できないほどに、袋の取っ手が裂け、又は伸びる。その上、いくつかの実施形態では、再利用可能な袋100は、劣化することなく少なくとも100回洗濯(すなわち、洗浄及び殺菌)され得る。その上、いくつかの実施形態では、再利用可能な袋100の繊維材料205は、少なくとも2.25ミル(約0.0572mm)の厚さである。さらに、いくつかの実施形態では、再利用可能な袋100はカリフォルニア州のToxics in Packaging Prevention Actの基準(すなわち、鉛、カドミウム、水銀及び六価クロムを合わせた総重量が100ppm以下)を満たしている。さらに、いくつかの実施形態では、再利用可能な袋100は、サンフランシスコ市郡の環境局で採択された規則によって定められた最小リサイクル含有量についてのあらゆる基準を満たしている。
いくつかの実施形態では、本明細書に記載の再利用可能な袋は、乾燥及び湿った状態の両方において(少なくとも所定の重量制限まで)同等の重量−運搬能力を有する。一例では、乾燥した再利用可能な袋と湿った再利用可能な袋は同じ重量(例えば、22ポンド(約10kg))を運ぶことが可能である。表5は、2つの異なる再利用可能な袋100を用いた乾湿運搬試験から得られた実験データを示している。一方の袋は、65gsmの重量を有するビスコース(テンセル、Lenzing製)の不織繊維から成る繊維材料から作られ、もう一方の袋は、65gsmの重量を有するポリエチレンテレフタレート(PET)及び紙パルプの不織繊維から成る繊維材料から作られた。各袋を次の方法で試験した:22ポンドの重量を袋の空洞内に入れ、袋を175フィート(約53.3メートル)運び、袋を下に置き、そして袋をもう一度175フィート運んだ。この課題を125回、又は袋が試験に失敗するまで繰り返した。袋が破れたか、又はその最長寸法において3cmと大きい裂け目が生じた場合、試験は失敗とした。
Figure 2015531725
当業者は、本開示に包含される実施形態は上述の特定の例示的な実施形態に限定されないことを理解するであろう。その点で、例示的な実施形態を示し、かつ説明してきたが、広範囲の修正、変更及び置換が先の開示において想到される。このような変形は、本開示の範囲から逸脱することなく、上記の記載においてなされ得ることが理解される。したがって、添付の特許請求の範囲は、広く、かつ本開示と一致した形で解釈されることが適当である。

Claims (30)

  1. 第1分解温度、及び吸収水重量と袋重量が少なくとも2:1である吸収比を有する第1材料と、
    前記第1分解温度よりも低い第2分解温度を有する第2材料と、
    を含む可撓性で弾性的に変形可能な本体、
    を含む再利用可能な多目的袋であって、
    前記第1材料は前部パネル及び後部パネルを形成し、前記前部パネルは前記後部パネルに隣接して配置されて、それらの間で空洞が定義され、
    前記前部パネルの少なくとも一部は前記第2材料によって前記後部パネルの少なくとも一部に結合される、再利用可能な多目的袋。
  2. 請求項1に記載の再利用可能な多目的袋であって、前記第2材料は前記前部パネルの少なくとも一部と前記後部パネルの少なくとも一部との間に配置されて、前記前部パネルと前記後部パネルとをシールする、再利用可能な多目的袋。
  3. 請求項1に記載の再利用可能な多目的袋であって、さらに、上縁部から下縁部に伸びる長手方向軸を含み、該長手方向軸は前記第1材料の機械方向に略平行である、再利用可能な多目的袋。
  4. 請求項1に記載の再利用可能な多目的袋であって、前記第2材料は前記第1材料上で溶融し、かつ硬化することで、前記前部パネルの少なくとも一部と前記後部パネルの少なくとも一部とを結合させる、再利用可能な多目的袋。
  5. 請求項1に記載の再利用可能な多目的袋であって、前記第1材料は不織繊維材料を含む、再利用可能な多目的袋。
  6. 請求項5に記載の再利用可能な多目的袋であって、前記第1材料はポリマー繊維及びパルプ繊維の混合物を含む、再利用可能な多目的袋。
  7. 請求項6に記載の再利用可能な多目的袋であって、前記第1材料中の前記ポリマー繊維と前記パルプ繊維との比率は約5:7である、再利用可能な多目的袋。
  8. 請求項1に記載の再利用可能な多目的袋であって、前記第1材料は1平方メートル当たり少なくとも50グラムの重量を有する、再利用可能な多目的袋。
  9. 請求項1に記載の再利用可能な多目的袋であって、さらに取っ手を含み、該取っ手は前記前部パネル及び前記後部パネルの少なくとも一方に切り取り特徴部分として形成される、再利用可能な多目的袋。
  10. 請求項1に記載の再利用可能な多目的袋であって、長手方向に方向付けされた側部継ぎ目に沿った前記前部パネルと前記後部パネルとの連結によって形成される少なくとも1つの側壁をさらに含む、再利用可能な多目的袋。
  11. 請求項10に記載の再利用可能な多目的袋であって、さらに取っ手を含み、該取っ手は前記少なくとも1つの側壁を通過する隙間として形成される、再利用可能な多目的袋。
  12. 請求項10に記載の再利用可能な多目的袋であって、前記少なくとも1つの側壁を内側に折り畳むことによって形成されるガセットをさらに含み、前記第2材料は前記ガセット内で前記本体の外面に配置されて前記ガセットをシールする、再利用可能な多目的袋。
  13. 請求項1に記載の再利用可能な多目的袋であって、前記第1材料に適用され、かつオーバープリントワニスで被覆されるインク付けされたデザインをさらに含む、再利用可能な多目的袋。
  14. 請求項1に記載の再利用可能な多目的袋であって、さらに前記第1材料に適用される抗菌剤を含む、再利用可能な多目的袋。
  15. 吸収水重量と袋重量が少なくとも2:1である吸収比を有する不織繊維材料から形成された可撓性で弾性的に変形可能な本体であって、
    第1上縁部及び第1下縁部を含む前部パネルと、
    第2上縁部及び第2下縁部を含む後部パネルと、
    前記第1上縁部から前記第1下縁部に伸びる長手方向軸と、を含む本体と、
    前記第1上縁部と前記第2上縁部との間の開口部と、
    前記本体に配置される取っ手と、
    を含む再利用可能な多目的袋であって、
    前記前部パネルと前記後部パネルとの間に適用される結合剤によって前記前部パネルは前記後部パネルに連結されて、それらの間で空洞が定義され、前記結合剤は前記不織繊維材料とは異なり、
    前記開口部は前記空洞と連通し、
    前記繊維材料はポリマー繊維及びパルプ繊維の不織混合物を含む、再利用可能な多目的袋。
  16. 請求項15に記載の再利用可能な多目的袋であって、前記結合剤は前記不織繊維材料よりも低い分解温度を有し、かつ前記結合剤は前記不織繊維材料上で溶融し、かつ硬化することで、前記前部パネルの少なくとも一部と前記後部パネルの少なくとも一部とを結合させる、再利用可能な多目的袋。
  17. 請求項15に記載の再利用可能な多目的袋であって、前記不織繊維材料はポリマー繊維及びパルプ繊維の混合物を含む、再利用可能な多目的袋。
  18. 請求項15に記載の再利用可能な多目的袋であって、前記本体の前記長手方向軸は前記繊維材料の機械方向に略平行である、再利用可能な多目的袋。
  19. 請求項15に記載の再利用可能な多目的袋であって、前記取っ手は前記第1上縁部及び前記第2上縁部の少なくとも一方を包含し、かつ前記前部パネルが前記後部パネルと長手方向に連結した所に形成される側壁に配置される、再利用可能な多目的袋。
  20. 請求項15に記載の再利用可能な多目的袋であって、前記長手方向軸に沿った前記前部パネル及び前記後部パネルの連結及び折り畳みによって形成されるガセット側壁をさらに含む、再利用可能な多目的袋。
  21. 請求項20に記載の再利用可能な多目的袋であって、前記結合剤は前記本体の外面に適用されて、前記前部パネルの少なくとも一部と前記後部パネルの少なくとも一部とをシールし、かつ前記ガセット側壁を形成する、再利用可能な多目的袋。
  22. 吸収水重量と袋重量が少なくとも2:1である吸収比を有する不織繊維材料から形成された可撓性で弾性的に変形可能な本体であって、
    第1上縁部及び第1下縁部を含む前部パネルと、
    第2上縁部及び第2下縁部を含む後部パネルと、を含む本体と、
    前記前部パネルと前記後部パネルとの間に配置されて、前記前部パネルと前記後部パネルとをシールする結合剤と、
    前記第1上縁部と前記第2上縁部との間の開口部と、
    取っ手と、
    前記第1上縁部から前記第1下縁部に伸びる長手方向軸と、
    を含む再利用可能な多目的袋であって、
    前記前部パネルは前記後部パネルに連結されて、それらの間で空洞が定義され、
    前記結合剤は前記不織繊維材料よりも低い分解温度を有し、かつ前記結合剤は前記不織繊維材料上で溶融して前記前部パネルと前記後部パネルとを結合させ、
    前記開口部は前記空洞と連通する、再利用可能な多目的袋。
  23. 請求項22に記載の再利用可能な多目的袋であって、さらに前記本体に形成されるガセットを含み、前記結合剤は前記本体の外面に配置されて、前記前部パネルの少なくとも一部と前記後部パネルの少なくとも一部とをシールし、前記ガセットを形成する、再利用可能な多目的袋。
  24. 請求項22に記載の再利用可能な多目的袋であって、前記本体の前記長手方向軸は前記不織繊維材料の機械方向に略平行である、再利用可能な多目的袋。
  25. 請求項22に記載の再利用可能な多目的袋であって、前記袋は、前記不織繊維材料において3センチメートル以上の裂け目が生じることなく、少なくとも21,875フィート(約6667.6メートル)の距離にわたって少なくとも22ポンドの重量を運搬するのに十分な材料強度を有する、再利用可能な多目的袋。
  26. 不織繊維材料から形成された可撓性で弾性的に変形可能な本体であって、
    第1上縁部及び第1下縁部を含む前部パネルと、
    第2上縁部及び第2下縁部を含む後部パネルと、
    結合剤と、
    前記第1上縁部から前記第1下縁部に伸びる長手方向軸と、を含む本体と、
    前記第1上縁部と前記第2上縁部との間の開口部と、
    前記本体に配置され、かつ前記材料の機械方向に平行に前記長手方向軸に沿って前記第1及び第2の下縁部から離間した取っ手と、
    を含む再利用可能な多目的袋であって、
    前記前部パネルは前記後部パネルに連結されて、それらの間で空洞が定義され、
    前記結合剤は前記前部パネルと前記後部パネルとの間に適用されて、前記前部パネルと前記後部パネルとをシールし、前記結合剤は前記不織繊維材料よりも低い分解温度を有し、
    前記開口部は前記空洞と連通し、
    前記取っ手は前記第1上縁部及び前記第2上縁部の少なくとも一方を包含し、かつ前記前部パネルが前記後部パネルと長手方向に連結した所に隣接して形成される側壁に配置される、再利用可能な多目的袋。
  27. 請求項26に記載の再利用可能な多目的袋であって、前記不織繊維材料は吸収水重量と袋重量が少なくとも2:1である吸収比を有する、再利用可能な多目的袋。
  28. 請求項26に記載の再利用可能な多目的袋であって、前記結合剤は前記袋の前記長手方向軸に略平行である長手方向のストリップで前記前部パネルと前記後部パネルとの間に配置されて、側部継ぎ目を形成する、再利用可能な多目的袋。
  29. 請求項28に記載の再利用可能な多目的袋であって、前記結合剤は前記袋の前記長手方向軸に略垂直である長手方向のストリップで前記第1上縁部と前記第2上縁部との間に配置される、再利用可能な多目的袋。
  30. 請求項29に記載の再利用可能な多目的袋であって、さらに前記本体にガセットを含み、前記結合剤は前記本体の外面に配置されて、前記前部パネルの少なくとも一部と前記後部パネルの少なくとも一部とをシールし、前記ガセットを形成する、再利用可能な多目的袋。
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