JP2015530560A - Elisa法におけるゲルを含むedtaチューブ及び該チューブを使用する分析器 - Google Patents

Elisa法におけるゲルを含むedtaチューブ及び該チューブを使用する分析器 Download PDF

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Abstract

本発明はマイクロ及びマクロElisa法を用いて行う血液試験に関する。本発明は特に、マイクロ及びマクロElisa法を用いて行う上記血液試験においてゲルを含むEDTAチューブを使用することで、サンプルを血漿として得ることに関する。本発明に従ってゲルを含むEDTAチューブを使用することで、サンプルを血漿として得ることにより、自動分析器における試験誤差に繋がる不十分なサンプリングにより引き起こされる誤った結果及び/又はサンプルを全く採取することができないことによって引き起こされる材料及びキットの損失が排除される。【選択図】 なし

Description

本発明は、EDTAゲルチューブから得られた血漿を使用することによる、全自動又は半自動分析器において血清学的方法の1つである酵素結合免疫吸着測定(ELISA:Enzyme Linked Immune Sorbent Assay)法を用いた抗HIV、抗HCV、梅毒抗体及びHBSAg抗原の決定に際して、現在血清から実施される研究において全自動又は半自動Elisa法を用いて稼働される分析器での試験サンプリングプローブによるサンプル採取が不十分であるか又は行われないことの結果として起こっている偽陰性結果又は欠陥結果の排除に関する。
ELISAは、「酵素結合免疫吸着測定(Enzyme Linked Immune Sorbent Assay)」試験の英語略である。ELISAは抗原−抗体関係性及び抗体に結合する酵素の活性の研究に基づく定量的測定法である。
上述の方法において、抗体に対する抗原又は抗原に対する抗体を調べることが可能であり、この方法はウイルス感染及び寄生虫感染に用いられる診断法でもある。ELISAでは、非競合的間接染色法を用いるのに固定化抗原が使用されている。
ELISA法は1960年代に「ラジオイムノアッセイ」法の代替法として開発され、それ以降世界中で一般的に利用されている。
ELISA法に使用される試薬は耐久性があり、廃棄物に関連する放射線障害がないことから、この方法はRIA(ラジオイムノアッセイ)よりも望ましいものとされている。
ELISA法の最も重要な利点の1つは、ELISA法によって診断試験室内において短時間でいくつかのサンプルを同時に取り扱う機会が与えられることである。これらの試験のアベイラビリティが増大し、その並行製品が広く普及するにつれて、そのコストは低下してきた。そのため、ELISA法が信頼性のある経済的な結果をもたらすことから、多くの病院及び試験所でこの方法が頻繁に利用されている。
過去から現在に至るまでトルコ及び世界の様々な国々で実施されているマクロ及びマイクロELISA研究は、血液流体から得られる「血清」を研究するものである。
血清とは、血液が凝固することで均質構造を失うにつれて、フィブリノゲンと血小板とが混ぜ合わされ、暗色の凝血塊が形成される際に保持される淡黄色の流体に与えられる名称である(実際は、ELISA研究中、この凝固部及び形成される血液成分がチューブの底部に保持されるが、血清内にフィブリン塊が保持される)。
血液は、身体から取り出し、ガラス容器内に入れてしばらくすると凝固する。凝固は、血液中に溶解した形で存在する血漿タンパク質、いわゆるフィブリノゲンが非溶解型のフィブリンへと変換することで起こる。血液中の細胞はフィブリン内に保持される。フィブリンの収縮(shrinking)により淡黄色の流体が現れ、これが血清と呼ばれる。
他方で、非凝固血液から細胞成分を分離することによって得られる流体は血漿と呼ばれる。血清はフィブリノゲン及びいくつかの他の凝固因子を欠いているが、血漿はその構造内にかかる物質を有している。
ELISA法では、抗体調査が下記に挙げられるいくつかの方法によって行われる。
既知の抗原をプラスチック表面に付着させる。マイクロELISAシステムでは、かかる抗原を、各患者に合わせて調製したピットの表面上に被覆する。抗体を調べる患者の血清をこれらのピット内に入れ、しばらくした後、ピットを洗浄する。血清が適合した抗体を有している場合、この抗体は存在する場合に抗原と融合する。
次いで、酵素で標識されたヒトグロブリン抗血清を添加してしばらくした後、洗浄を行う。研究中の血清が抗原に適合した抗体を有する場合、抗体自体が抗原に結合するとともに、最後に添加した酵素で標識されたヒト抗グロブリンも結合して、洗浄によって取り除かれなくなる。
酵素に適合した発色基質を添加する。このシステムに結合した酵素がかかる基質を溶解する際に現れる色を、比色法を利用することで測定して、それにより結合した酵素、ひいては結合した抗体に関する見解を得る。
現在、トルコ及び世界の様々な国々において全自動及び半自動分析器でELISA法によって実施されている抗HIV、抗HCV、HBSAg及び梅毒の研究では、中にフィブリン塊も含まれている血液流体、すなわち「血清」が使用されており、そのためかかる使用には多くの欠点がある。
換言すると、血清中に存在するフィブリンは、遠心分離プロセスの後、人によっては適切に沈殿しないか、又は患者/ドナーの生化学的特性に起因してフィブリン塊が血液サンプル中に発生する。この比率は健常個体において10%〜15%の頻度で観察される。
かかる塊は研究中に自動分析器、並びに全自動及び半自動ELISA分析器のプローブの閉塞を引き起こすか、又は試薬の使用説明書に記載される量の血清を吸い込む(ピペッティングする)ことができなくする。
血清のピペッティングプロセスを下記のように行う。
患者及びドナーから採取された血液サンプルを抗凝固物質の入っていない試験管に入れた後、血清を4000rpmで、およそ15分間の遠心分離によって得る。
研究対象の試験サンプルと試験中に使用される試薬及び消耗品とをPCユニットに接続された全自動及び半自動ELISA分析器に入れる。
試験研究のために、血清を自動分析器に入れ、システムを起動する。
ピペッティングプロセスのために、プローブは水平方向及び垂直方向の動きによって試験管上を移動し(comes)、試験管内に入り、試験管から特定量の血清を吸い込む。
その後プローブは、適量の血清を内面に抗原を被覆させた試験作業環境へと移す。
プローブが血清と同じ色のフィブリンブロックに遭遇し、PCにインストールされたソフトウェアにより、ピペッティング(所望の量の血清の吸い込み)プロセスが完了したことが認められている場合は、プローブは作業環境に不足量に相当する分だけ血清を滴下する。
PCにインストールされたソフトウェアがピペッティングプロセスを行うことができなかったと判断した場合(試験サンプリングプローブが不十分なサンプルを採取するか、又はサンプルを全く採取しない場合)、プローブは作業環境に血清を放出しない。この場合、ユーザーから警告を受けない限り、分析器は試験プロセスを継続する。
分析器が特定量の血清をピペッティングすることができないこと(試験サンプリングプローブが不十分なサンプルを採取するか、又はサンプルを全く採取しないこと)が、試験結果に影響を与えるだけでなく、試薬、材料及び時間の損失も引き起こす。
分析器の制御メカニズムが、試験サンプルをピペッティングする自動分析器のプローブが試薬の使用説明書に記載される必要試験量よりも少ない量の血清をピペッティングしていることを検出するのに十分な感度にない場合、自動分析器は操作を継続する。
分析器が試薬の使用説明書に記載される必要試験量よりも少ない血清サンプルを受ける場合、分析器は欠陥試験結果を引き起こす可能性がある。分析器が陽性サンプルを陰性と見なす可能性があり、これは特に血液センターでは受け入れ難く、取り返しの付かない状況である。
現在この問題を解決するのに一般的に用いられている方法は、技術者(人)に完全に依存した目視観察に基づく解決法である。
これまで、上述の問題は全自動及び半自動ELISA分析器の欠点であると考えられており、分析器のオペレーティングシステム、安全性ソフトウェア及び機械部品が上記問題を取り除くために開発され続けている。しかしながら、このようなあらゆる投資にも関わらずこの問題を回避することはできていない。
本発明は、上述の不利点及びそれに伴い生じる欠陥測定を排除し、必要量のサンプルのピペッティング(試験サンプルプローブによる適量の血清サンプリング)及び欠陥のない測定/試験を可能にする手法であり、その目的はマイクロ及びマクロELISA法を用いて全自動及び半自動分析器で実施される抗HIV、抗HCV、HBSAg及び梅毒の血液分析において、これまで使用されてきた試験材料である血清が得られる乾燥ゲルチューブの代わりにこれまではELISA法を用いて実施されるスキャン試験に使用されてこなかったEDTAゲルチューブを使用することによって、サンプルを血漿として得ることである。
EDTA化合物はエチレンジアミン四酢酸の略語である。EDTAはポリアミノカルボン酸化合物である。EDTAはFerdinand Munzによって初めて同定された。Munzはエチレンジアミンとクロロ酢酸との溶液からEDTAを発見した。
EDTAゲルチューブには抗凝固物質が含まれているため、このプロセス中、チューブ内容物のフィブリノゲンからフィブリン塊は形成されない。また本発明は、フィブリン塊を含む血清での欠陥測定及び定量を防ぎ、欠陥のない定量及び測定を可能にする。EDTAしか含まれていないチューブはゲル障壁を有しないため、形成される血液成分は時間とともに溶解し、溶血を引き起こして、血漿の質を低下させる。
その上、EDTAゲルチューブから血漿を得るのに必要な遠心分離期間及び回転数は血清チューブと比べて低くなる。血漿を得るには3000rpmで5分間〜10分間、遠心分離プロセスにかければ十分であるのに対して、血清は4000rpm〜5000rpmで最低15分間の遠心分離プロセスが必要である。このことが、遠心分離期間及び回転速度に応じた血液の溶血の危険性を増大させ、研究材料の質に影響を及ぼす。
上述のように、本発明はELISA試験における欠陥又は誤ったサンプリングを排除するものである。
本発明の別の特徴は使用材料の損失を排除することである。材料の損失がないことが時間及び労力の節約に繋がる。全自動及び半自動分析器でELISA法を用いて実施される抗HIV、抗HCV、HBSAg及び梅毒の研究の効率はEDTAゲルチューブで99.99%に達する。
本発明は、研究がキチン感度に応じてピペッティングプロセスによって得られた使用説明書に記載される量のサンプルで実施されることから、正確な試験結果を可能にする。
本発明の別の特徴は、研究中に(テフロンプローブ等を備える自動分析器において)使い捨てピペットを使用しない場合に、異物混入の危険性が回避されることである。血清を用いて実施される研究中にテフロンコートピペットがフィブリン塊に接触すると、フィブリン混入物(正:contaminant)を完全に取り除くことができず、次のサンプルが汚染されることにより、異物混入に起因して効率に悪影響を及ぼす可能性がある。
本発明は、マイクロ及びマクロELISA法を用いて全自動及び半自動分析器で行われる抗HIV、抗HCV、HBSAg及び梅毒の血液分析において、ELISA法を用いて実施されるスキャン試験でEDTAゲルチューブを使用することで自動分析器のピペッティング操作を行うプローブによる血清からの欠陥サンプルピペッティングを回避することにより、欠陥のない試験結果を得ることを目的とする。
本発明は全自動及び半自動分析器において該分析器でEDTAゲルチューブを使用するマイクロ及びマクロELISA法を用いて行われる抗HIV、抗HCV、HBSAg及び梅毒の血液試験の実行に関する。
本発明では、ELISA法を用いてマイクロ及びマクロ自動分析器において行われる上記抗HIV、抗HCV、HBSAg及び梅毒の血液試験が、ELISA法を用いて実施されるスキャン試験中にEDTAゲルチューブを用いて行われることから、血漿から分析結果を得る。
EDTA(エチレンジアミン四酢酸)は抗凝固物質である。EDTAゲルチューブ内容物の作業サンプルが血漿として得られることから、作業サンプルはその構造に起因するフィブリン塊を含まない。このことが、ETDAゲルチューブを使用する全自動及び半自動分析器でのプローブ操作中にフィブリンブロックに遭遇する危険性を排除することにより、欠陥測定が取り除かれる。
本発明において全自動及び半自動分析器での使用のために開発されたチューブにはゲルが含まれていることから、分析器に適用される遠心分離(循環回転運動、遠心力の適用、遠心分離モーメント)プロセス後、形成される成分がゲル下に保持され、血漿とは混合されない。このようにして、フィブリンの形成、形成される成分と血漿との混合、及び作業サンプルでの溶血に起因する血漿の質の低下が回避されることから、自動分析器のプローブをブロックする因子、及び試験結果に影響を及ぼす因子が作業サンプルにおいて最小限に抑えられる。このことが、信頼性のある試験結果を得ることに繋がり、材料及びキットの損失がなくなることから、より経済的なものとなる。
本発明では、マイクロ及びマクロELISA法を用いて全自動及び半自動分析器で実施される抗HIV、抗HCV、HBSAg及び梅毒の血液分析が、ELISA法を用いるスキャン試験では使用されてこなかったEDTAゲルチューブを用いて行われることから、チューブが位置する、ELISA法を用いて稼働される全自動及び半自動分析器におけるピペッティング(所望の速度での血清サンプリング)プロセスを実行するプローブの技術機器における欠陥の研究の信頼性に対する影響が最小限に抑えられる。
本発明では、マイクロ及びマクロELISA法を用いて全自動及び半自動分析器で実施される抗HIV、抗HCV、HBSAg及び梅毒の血液分析が、ELISA法を用いるスキャン試験では使用されてこなかったEDTAゲルチューブを用いて行われることから、材料及びキットの損失が完全に排除されることにより、経済的節約が国及び企業単位で達成される。
本発明は、EDTAゲルチューブから得られた血漿を使用することによる、全自動又は半自動分析器において血清学的方法の1つである酵素結合免疫吸着測定(ELISA:Enzyme Linked Immune Sorbent Assay)法を用いた抗HIV、抗HCV、梅毒抗体及びHBSAg抗原の決定に際して、現在血清から実施される研究において全自動又は半自動Elisa法を用いて稼働される分析器での試験サンプリングプローブによるサンプル採取が不十分であるか又は行われないことの結果として起こっている偽陰性結果又は欠陥結果の排除に関する。
ELISAは、「酵素結合免疫吸着測定(Enzyme Linked Immune Sorbent Assay)」試験の英語略である。ELISAは抗原−抗体関係性及び抗体に結合する酵素の活性の研究に基づく定量的測定法である。
上述の方法において、抗体に対する抗原又は抗原に対する抗体を調べることが可能であり、この方法はウイルス感染及び寄生虫感染に用いられる診断法でもある。ELISAでは、非競合的間接染色法を用いるのに固定化抗原が使用されている。
ELISA法は1960年代に「ラジオイムノアッセイ」法の代替法として開発され、それ以降世界中で一般的に利用されている。
ELISA法に使用される試薬は耐久性があり、廃棄物に関連する放射線障害がないことから、この方法はRIA(ラジオイムノアッセイ)よりも望ましいものとされている。
ELISA法の最も重要な利点の1つは、ELISA法によって診断試験室内において短時間でいくつかのサンプルを同時に取り扱う機会が与えられることである。これらの試験のアベイラビリティが増大し、その並行製品が広く普及するにつれて、そのコストは低下してきた。そのため、ELISA法が信頼性のある経済的な結果をもたらすことから、多くの病院及び試験所でこの方法が頻繁に利用されている。
過去から現在に至るまでトルコ及び世界の様々な国々で実施されているマクロ及びマイクロELISA研究は、血液流体から得られる「血清」を研究するものである。
血清とは、血液が凝固することで均質構造を失うにつれて、フィブリノゲンと血小板とが混ぜ合わされ、暗色の凝血塊が形成される際に保持される淡黄色の流体に与えられる名称である(実際は、ELISA研究中、この凝固部及び形成される血液成分がチューブの底部に保持されるが、血清内にフィブリン塊が保持される)。
血液は、身体から取り出し、ガラス容器内に入れてしばらくすると凝固する。凝固は、血液中に溶解した形で存在する血漿タンパク質、いわゆるフィブリノゲンが非溶解型のフィブリンへと変換することで起こる。血液中の細胞はフィブリン内に保持される。フィブリンの収縮(shrinking)により淡黄色の流体が現れ、これが血清と呼ばれる。
他方で、非凝固血液から細胞成分を分離することによって得られる流体は血漿と呼ばれる。血清はフィブリノゲン及びいくつかの他の凝固因子を欠いているが、血漿はその構造内にかかる物質を有している。
ELISA法では、抗体調査が下記に挙げられるいくつかの方法によって行われる。
既知の抗原をプラスチック表面に付着させる。マイクロELISAシステムでは、かかる抗原を、各患者に合わせて調製したピットの表面上に被覆する。抗体を調べる患者の血清をこれらのピット内に入れ、しばらくした後、ピットを洗浄する。血清が適合した抗体を有している場合、この抗体は存在する場合に抗原と融合する。
次いで、酵素で標識されたヒトグロブリン抗血清を添加してしばらくした後、洗浄を行う。研究中の血清が抗原に適合した抗体を有する場合、抗体自体が抗原に結合するとともに、最後に添加した酵素で標識されたヒト抗グロブリンも結合して、洗浄によって取り除かれなくなる。
酵素に適合した発色基質を添加する。このシステムに結合した酵素がかかる基質を溶解する際に現れる色を、比色法を利用することで測定して、それにより結合した酵素、ひいては結合した抗体に関する見解を得る。
現在、トルコ及び世界の様々な国々において全自動及び半自動分析器でELISA法によって実施されている抗HIV、抗HCV、HBSAg及び梅毒の研究では、中にフィブリン塊も含まれている血液流体、すなわち「血清」が使用されており、そのためかかる使用には多くの欠点がある。
換言すると、血清中に存在するフィブリンは、遠心分離プロセスの後、人によっては適切に沈殿しないか、又は患者/ドナーの生化学的特性に起因してフィブリン塊が血液サンプル中に発生する。この比率は健常個体において10%〜15%の頻度で観察される。
かかる塊は研究中に自動分析器、並びに全自動及び半自動ELISA分析器のプローブの閉塞を引き起こすか、又は試薬の使用説明書に記載される量の血清を吸い込む(ピペッティングする)ことができなくする。
血清のピペッティングプロセスを下記のように行う。
患者及びドナーから採取された血液サンプルを抗凝固物質の入っていない試験管に入れた後、血清を4000rpmで、およそ15分間の遠心分離によって得る。
研究対象の試験サンプルと試験中に使用される試薬及び消耗品とをPCユニットに接続された全自動及び半自動ELISA分析器に入れる。
試験研究のために、血清を自動分析器に入れ、システムを起動する。
ピペッティングプロセスのために、プローブは水平方向及び垂直方向の動きによって試験管上を移動し(comes)、試験管内に入り、試験管から特定量の血清を吸い込む。
その後プローブは、適量の血清を内面に抗原を被覆させた試験作業環境へと移す。
プローブが血清と同じ色のフィブリンブロックに遭遇し、PCにインストールされたソフトウェアにより、ピペッティング(所望の量の血清の吸い込み)プロセスが完了したことが認められている場合は、プローブは作業環境に不足量に相当する分だけ血清を滴下する。
PCにインストールされたソフトウェアがピペッティングプロセスを行うことができなかったと判断した場合(試験サンプリングプローブが不十分なサンプルを採取するか、又はサンプルを全く採取しない場合)、プローブは作業環境に血清を放出しない。この場合、ユーザーから警告を受けない限り、分析器は試験プロセスを継続する。
分析器が特定量の血清をピペッティングすることができないこと(試験サンプリングプローブが不十分なサンプルを採取するか、又はサンプルを全く採取しないこと)が、試験結果に影響を与えるだけでなく、試薬、材料及び時間の損失も引き起こす。
分析器の制御メカニズムが、試験サンプルをピペッティングする自動分析器のプローブが試薬の使用説明書に記載される必要試験量よりも少ない量の血清をピペッティングしていることを検出するのに十分な感度にない場合、自動分析器は操作を継続する。
分析器が試薬の使用説明書に記載される必要試験量よりも少ない血清サンプルを受ける場合、分析器は欠陥試験結果を引き起こす可能性がある。分析器が陽性サンプルを陰性と見なす可能性があり、これは特に血液センターでは受け入れ難く、取り返しの付かない状況である。
現在この問題を解決するのに一般的に用いられている方法は、技術者(人)に完全に依存した目視観察に基づく解決法である。
これまで、上述の問題は全自動及び半自動ELISA分析器の欠点であると考えられており、分析器のオペレーティングシステム、安全性ソフトウェア及び機械部品が上記問題を取り除くために開発され続けている。しかしながら、このようなあらゆる投資にも関わらずこの問題を回避することはできていない。
本発明は、上述の不利点及びそれに伴い生じる欠陥測定を排除し、必要量のサンプルのピペッティング(試験サンプルプローブによる適量の血清サンプリング)及び欠陥のない測定/試験を可能にする手法であり、その目的はマイクロ及びマクロELISA法を用いて全自動及び半自動分析器で実施される抗HIV、抗HCV、HBSAg及び梅毒の血液分析において、これまで使用されてきた試験材料である血清が得られる乾燥ゲルチューブの代わりにこれまではELISA法を用いて実施されるスキャン試験に使用されてこなかったEDTAゲルチューブを使用することによって、サンプルを血漿として得ることである。
EDTA化合物はエチレンジアミン四酢酸の略語である。EDTAはポリアミノカルボン酸化合物である。EDTAはFerdinand Munzによって初めて同定された。Munzはエチレンジアミンとクロロ酢酸との溶液からEDTAを発見した。
EDTAゲルチューブには抗凝固物質が含まれているため、このプロセス中、チューブ内容物のフィブリノゲンからフィブリン塊は形成されない。また本発明は、フィブリン塊を含む血清での欠陥測定及び定量を防ぎ、欠陥のない定量及び測定を可能にする。EDTAしか含まれていないチューブはゲル障壁を有しないため、形成される血液成分は時間とともに溶解し、溶血を引き起こして、血漿の質を低下させる。
その上、EDTAゲルチューブから血漿を得るのに必要な遠心分離期間及び回転数は血清チューブと比べて低くなる。血漿を得るには3000rpmで5分間〜10分間、遠心分離プロセスにかければ十分であるのに対して、血清は4000rpm〜5000rpmで最低15分間の遠心分離プロセスが必要である。このことが、遠心分離期間及び回転速度に応じた血液の溶血の危険性を増大させ、研究材料の質に影響を及ぼす。
上述のように、本発明はELISA試験における欠陥又は誤ったサンプリングを排除するものである。
本発明の請求項1にかかるチューブは、マイクロ及びマクロELISA法を用いて抗HIV、抗HCV、HBSAg及び梅毒の血液試験を実施するのに全自動及び半自動分析器(自動分析器)で使用される血液が入れられるチューブであって、マイクロ及びマクロELISA法を用いた抗HIV、抗HCV、HBSAg及び梅毒の血液分析を、EDTA(エチレンジアミン四酢酸)ゲルチューブを使用することによって全自動及び半自動分析器(自動分析器)において行い、それにより分析器(自動分析器)のチューブに起因する欠陥試験結果を回避することを特徴とする。
また、本発明の請求項2にかかる分析器は、マイクロ及びマクロELISA法を用いて抗HIV、抗HCV、HBSAg及び梅毒の血液試験を実施するのに全自動及び半自動分析器(自動分析器)で使用される血液が入れられるチューブを使用する分析器(自動分析器)であって、マイクロ及びマクロELISA法を用いた抗HIV、抗HCV、HBSAg及び梅毒の血液分析を、EDTA(エチレンジアミン四酢酸)ゲルチューブを使用することによって全自動及び半自動分析器(自動分析器)において行い、それにより分析器(自動分析器)のチューブに起因する欠陥試験結果を回避することを特徴とする。
また、本発明の請求項3にかかるチューブは、マイクロ及びマクロELISA法を用いて抗HIV、抗HCV、HBSAg及び梅毒の血液試験を実施するのに全自動及び半自動分析器(自動分析器)で使用される血液が入れられるチューブであって、抗HIV、抗HCV、HBSAg及び梅毒の血液試験を実施するのに全自動及び半自動分析器(自動分析器)で使用される該チューブが、EDTA(エチレンジアミン四酢酸)ゲルチューブであることを特徴とする。
また、本発明の請求項4にかかる分析器は、マイクロ及びマクロELISA法を用いて抗HIV、抗HCV、HBSAg及び梅毒の血液試験を実施するのに血液が入れられるチューブを含み、該チューブを試験する分析器(自動分析器)であって、抗HIV、抗HCV、HBSAg及び梅毒の血液試験を実施するのに全自動及び半自動分析器(自動分析器)で使用される前記チューブが、EDTA(エチレンジアミン四酢酸)ゲルを含むことを特徴とする。
さらに、本発明の請求項5にかかる分析器は、マイクロ及びマクロELISA法を用いて抗HIV、抗HCV、HBSAg及び梅毒の血液試験を実施する、テフロン(登録商標)等のプローブを備えた分析器(自動分析器)であって、テフロン(登録商標)等のプローブが固定された全自動及び半自動分析器(自動分析器)で実施される抗HIV、抗HCV、HBSAg及び梅毒の血液試験において欠陥サンプリング及び異物混入を回避するのに使用されるチューブが、EDTA(エチレンジアミン四酢酸)ゲルを含むことを特徴とする。
本発明の別の特徴は使用材料の損失を排除することである。材料の損失がないことが時間及び労力の節約に繋がる。全自動及び半自動分析器でELISA法を用いて実施される抗HIV、抗HCV、HBSAg及び梅毒の研究の効率はEDTAゲルチューブで99.99%に達する。
本発明は、研究がキチン感度に応じてピペッティングプロセスによって得られた使用説明書に記載される量のサンプルで実施されることから、正確な試験結果を可能にする。
本発明の別の特徴は、研究中に(テフロンプローブ等を備える自動分析器において)使い捨てピペットを使用しない場合に、異物混入の危険性が回避されることである。血清を用いて実施される研究中にテフロンコートピペットがフィブリン塊に接触すると、フィブリン混入物(正:contaminant)を完全に取り除くことができず、次のサンプルが汚染されることにより、異物混入に起因して効率に悪影響を及ぼす可能性がある。
本発明は、マイクロ及びマクロELISA法を用いて全自動及び半自動分析器で行われる抗HIV、抗HCV、HBSAg及び梅毒の血液分析において、ELISA法を用いて実施されるスキャン試験でEDTAゲルチューブを使用することで自動分析器のピペッティング操作を行うプローブによる血清からの欠陥サンプルピペッティングを回避することにより、欠陥のない試験結果を得ることを目的とする。
本発明は全自動及び半自動分析器において該分析器でEDTAゲルチューブを使用するマイクロ及びマクロELISA法を用いて行われる抗HIV、抗HCV、HBSAg及び梅毒の血液試験の実行に関する。
本発明では、ELISA法を用いてマイクロ及びマクロ自動分析器において行われる上記抗HIV、抗HCV、HBSAg及び梅毒の血液試験が、ELISA法を用いて実施されるスキャン試験中にEDTAゲルチューブを用いて行われることから、血漿から分析結果を得る。
EDTA(エチレンジアミン四酢酸)は抗凝固物質である。EDTAゲルチューブ内容物の作業サンプルが血漿として得られることから、作業サンプルはその構造に起因するフィブリン塊を含まない。このことが、ETDAゲルチューブを使用する全自動及び半自動分析器でのプローブ操作中にフィブリンブロックに遭遇する危険性を排除することにより、欠陥測定が取り除かれる。
本発明において全自動及び半自動分析器での使用のために開発されたチューブにはゲルが含まれていることから、分析器に適用される遠心分離(循環回転運動、遠心力の適用、遠心分離モーメント)プロセス後、形成される成分がゲル下に保持され、血漿とは混合されない。このようにして、フィブリンの形成、形成される成分と血漿との混合、及び作業サンプルでの溶血に起因する血漿の質の低下が回避されることから、自動分析器のプローブをブロックする因子、及び試験結果に影響を及ぼす因子が作業サンプルにおいて最小限に抑えられる。このことが、信頼性のある試験結果を得ることに繋がり、材料及びキットの損失がなくなることから、より経済的なものとなる。
本発明では、マイクロ及びマクロELISA法を用いて全自動及び半自動分析器で実施される抗HIV、抗HCV、HBSAg及び梅毒の血液分析が、ELISA法を用いるスキャン試験では使用されてこなかったEDTAゲルチューブを用いて行われることから、チューブが位置する、ELISA法を用いて稼働される全自動及び半自動分析器におけるピペッティング(所望の速度での血清サンプリング)プロセスを実行するプローブの技術機器における欠陥の研究の信頼性に対する影響が最小限に抑えられる。
本発明では、マイクロ及びマクロELISA法を用いて全自動及び半自動分析器で実施される抗HIV、抗HCV、HBSAg及び梅毒の血液分析が、ELISA法を用いるスキャン試験では使用されてこなかったEDTAゲルチューブを用いて行われることから、材料及びキットの損失が完全に排除されることにより、経済的節約が国及び企業単位で達成される。

Claims (4)

  1. マイクロ及びマクロELISA法を用いて抗HIV、抗HCV、HBSAg及び梅毒の血液試験を実施するのに全自動及び半自動分析器(自動分析器)で使用される血液が入れられるチューブ、並びに該チューブを使用する分析器(自動分析器)であって、マイクロ及びマクロELISA法を用いた抗HIV、抗HCV、HBSAg及び梅毒の血液分析を、EDTA(エチレンジアミン四酢酸)ゲルチューブを使用することによって全自動及び半自動分析器(自動分析器)において行い、それにより分析器(自動分析器)のチューブに起因する欠陥試験結果を回避することを特徴とする、チューブ及び分析器。
  2. マイクロ及びマクロELISA法を用いて抗HIV、抗HCV、HBSAg及び梅毒の血液試験を実施するのに全自動及び半自動分析器(自動分析器)で使用される血液が入れられるチューブであって、抗HIV、抗HCV、HBSAg及び梅毒の血液試験を実施するのに全自動及び半自動分析器(自動分析器)で使用される該チューブが、EDTA(エチレンジアミン四酢酸)ゲルチューブであることを特徴とする、チューブ。
  3. マイクロ及びマクロELISA法を用いて抗HIV、抗HCV、HBSAg及び梅毒の血液試験を実施するのに血液が入れられるチューブを含み、該チューブを試験する分析器(自動分析器)であって、抗HIV、抗HCV、HBSAg及び梅毒の血液試験を実施するのに全自動及び半自動分析器(自動分析器)で使用される前記チューブが、EDTA(エチレンジアミン四酢酸)ゲルを含むことを特徴とする、分析器。
  4. マイクロ及びマクロELISA法を用いて抗HIV、抗HCV、HBSAg及び梅毒の血液試験を実施する、テフロン等のプローブを備えた分析器(自動分析器)であって、テフロン等のプローブが固定された全自動及び半自動分析器(自動分析器)で実施される抗HIV、抗HCV、HBSAg及び梅毒の血液試験において欠陥サンプリング及び異物混入を回避するのに使用されるチューブが、EDTA(エチレンジアミン四酢酸)ゲルを含むことを特徴とする、分析器。
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