JP2015530332A - 二方向性スタックローラを有するコンベヤベルト - Google Patents

二方向性スタックローラを有するコンベヤベルト Download PDF

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Abstract

複数のローラセットを有し、各ローラセットが、軸方向に細長い上側ローラと接触する下側ローラを含むコンベヤベルトおよびベルトモジュール。下側ローラを第1の方向に駆動することにより反対の角度方向における上側ローラの回転が引き起こされる。第1長手レーンの下側ローラは、ベルトの一方の側に向かって斜めに回転するように配置され、第2レーンの下側ローラは、ベルトの他方側に向かって回転するように配置される。ローラセットの第1レーンまたは第2レーンのどちらかを選択的に作動して、上側ローラ上を搬送される物品を、後方およびベルトの一方の側または他方側に向けて方向付けるか、両側からベルトに送り込まれる物品を受け取ることができる。【選択図】図41

Description

本発明は、概して動力駆動式コンベヤに関し、詳細には、ローラ上の搬送される物品を異なる方向に向けるために異なる方向に回転するように配置されたローラスタックの組を有するコンベヤベルトに関する。
コンベヤベルトは、物品をコンベヤベルトに沿って後方へ推進するために能動的に回転されるスタックされたローラの対を含むこともある。スタックの下側のローラは、ベルトがコンベヤ運搬経路に沿って前進するとき、コンベヤベルトの下に横たわる支持面上で回転する。スタックの上側ローラと接触する下側ローラの前方への回転により上側ローラは反対方向に回転され、上側ローラ上で搬送される物品がコンベヤベルト上で後方へ押されるように推進する。スタックされたローラ対はまた、物品を側部からコンベヤベルト上に誘導するのを補助するために受動的に使用可能である。受動的な運転において、ローラは作動されずに自由に回転し、それにより、物品の運動量が、自由に回転可能なローラを、物品をコンベヤベルト上にゆっくり進める方向に回転させることを可能にするようにする。
スタックされたローラを有するモジュール式プラスチックコンベヤベルトは、物品をシャープな軌道でコンベヤを横切って方向転換するのに特に有用である。Intralox,L.L.C.(Harahan、ルイジアナ州、米国)によって製造・販売される、INTRALOX(登録商標)シリーズ400 デュアル・アクチベーテッド・ローラベルト(Dual−Activated Roller belt)などのモジュール式プラスチックベルトにおいて、ローラのスタックは、各モジュール式プラスチックベルト列に横たわるキャビティ内に取り付けられる。全てのローラの回転軸は平行なので、全ての物品は同じ方向に推進される。そのように、物品はベルトの片側のみから方向転換可能であり、また、片側のみからベルトに送り込むことができる。さらに、各上側ローラは比較的短く、またそのベルト列の境界を越えて延在しないので、連続ベルト列間のヒンジジョイントで上側ローラ間に隙間が形成される。小さい底面積または底付属物を有する物品は、それら隙間に引っ掛かり、転倒する恐れがある。
これら欠点および他の欠点は、本発明の特徴を具体化するコンベヤベルトによって対処される。そのようなコンベヤベルトの1つの形態は、第1および第2のローラベルトを含む。ローラセットが、コンベヤベルトの長手方向に延びるレーンに配置される。各ローラセットは、ローラの一方を1つの角度方向に駆動することにより他方のローラが反対方向に回転されるように互いに接触する2つのローラを含む。第1ローラセットのローラは、コンベヤベルトの長手方向に対して第1の角度で配置された回転軸を有する。第2ローラセットのローラは、第1の角度と異なる、長手方向に対する第2の角度で配置された回転軸を有する。
本発明の特徴を具体化するコンベヤベルトの別の形態は、コンベヤベルト内に回動可能に保持される複数のホルダを含む。ホルダのそれぞれに回転可能に取り付けられるのは、上側ローラおよび下側ローラを有するスタックされたローラセットである。上側ローラおよび下側ローラは、下側ローラをベルト移動方向に対してある角度方向に駆動することにより反対の角度方向への上側ローラの回転が生じるように互いに接触する。ホルダは、第1角度方向と、異なる第2角度方向との間で、スタックされたローラセットを回動するための力を受け取るために、それらの周囲に回動要素を含む。
別の態様において、本発明の特徴を具体化するコンベヤの1つの形態は、コンベヤベルト内に回動可能に保持される複数のホルダと、複数のスタックされたローラセットとを含むコンベヤベルトを含み、ローラセットのそれぞれは、ホルダの1つに回転可能に取り付けられた上側ローラおよび下側ローラを有する。上側ローラおよび下側ローラは、下側ローラをベルト移動方向に対してある角度方向に駆動することにより反対の角度方向への上側ローラの回転が生じるように互いに接触する。ホルダは、第1角度方向と、異なる第2角度方向との間で、スタックされたローラセットを回動するための力を受け取るために回動要素を含む。コンベヤベルトの外側にありかつ回動要素に結合される回動部材が、スタックされたローラセットを回動するための力を加える。
コンベヤの別の形態は、コンベヤベルトの長手方向に延在する第1レーンに配置された第1のローラセットと、第1レーンと平行な第2レーンに配置された第2のローラセットとを含むコンベヤベルトを含む。第1および第2のローラセットのそれぞれは、下側ローラおよび上側ローラを含む。下側ローラおよび上側ローラは、第1セットの下側ローラを第1の角度方向に駆動することにより反対の第2の角度方向への上側ローラの回転が生じるように互いに接触する。第1セットの下側ローラおよび上側ローラは、コンベヤベルトの長手方向に対して第1の角度で配置された回転軸を有する。第2セットの下側ローラおよび上側ローラは、第2セットの下側ローラを第3の角度方向に駆動することにより反対の第4の角度方向への上側ローラの回転が生じるように互いに接触する。第2セットの下側ローラおよび上側ローラは、第1の角度と異なる、コンベヤベルトの長手方向に対する第2の角度で配置された回転軸を有する。第1および第2のローラセットを支持する複数のホルダは、上昇および下降されるようにコンベヤベルト内に摺動可能に取り付けられる。第1および第2レーンの下でコンベヤベルトの下に横たわる支持面が、ホルダとの接触によって第1および第2のローラセットを上昇させる。
コンベヤの別の形態は、長手ベルト移動方向に一緒に前進するために横並びに配置された複数のコンベヤベルトストランドを含む。コンベヤベルトストランドのそれぞれは、ローラセットの1つまたは複数の長手レーンを含み、ローラセットのそれぞれは、上側ローラと、下側ローラと接触する下側ローラとを含む。各セットの下側ローラは、コンベヤベルトストランドの底部の下に延在する。下側ローラがある回転方向に回転することにより上側ローラは反対の回転方向に回転される。コンベヤベルトストランドの第1セットの回転方向は、第1の方向にあり、コンベヤベルトストランドの第2セットの回転方向は、異なる第2方向にある。複数の長手支持面が、ローラセットの長手レーンの下に横たわる。コンベヤベルトストランドを選択的に上昇または下降させるために、および下側ローラを、上昇された支持面上で回転させ、支持面が下降されているときは自由に回転できるようにするために、支持面に結合されるアクチュエータが、支持面を、下側ローラと接触するようにまたは接触から外れるように選択的に上昇または下降させる。
開示されるコンベヤベルトおよびコンベヤは、以下の図面を参照して理解することができる。図面中の構成要素は、必ずしも一定の縮尺で描かれていない。
図1は、コンベヤの一部の第1の実施形態の上からの斜視図である。 図2は、図1のコンベヤで使用されるコンベヤベルトモジュールの実施形態の上面図である。 図3は、図2のコンベヤベルトモジュールの側面図である。 図4は、図1のコンベヤの概略的な端面図であり、コンベヤによって搬送される物品の方向転換を示す。 図5は、図1のコンベヤの上からの斜視図であり、コンベヤによる物品の方向転換をさらに示す。 図6Aは、図1のコンベヤを使用した物品の方向転換を連続的に示す概略図の1つである。 図6Bは、図1のコンベヤを使用した物品の方向転換を連続的に示す概略図の1つである。 図6Cは、図1のコンベヤを使用した物品の方向転換を連続的に示す概略図の1つである。 図6Dは、図1のコンベヤを使用した物品の方向転換を連続的に示す概略図の1つである。 図7は、コンベヤの一部の第2の実施形態の上からの斜視図である。 図8は、図7のコンベヤで使用されるコンベヤベルトモジュールの実施形態の上面図である。 図9は、図8のコンベヤベルトモジュールの側面図である。 図10は、図7のコンベヤの側面図であり、コンベヤによって搬送される物品の変位を示す。 図11は、図7のコンベヤの上からの斜視図であり、コンベヤによる物品の変位をさらに示す。 図12は、二方向性上側ローラを含む、本発明の特徴を具体化するコンベヤベルトの一部の上面図である。 図13は、線13−13に沿って取られた図12のコンベヤベルトの拡大断面図である。 図14は、図12のようなコンベヤベルトで有用なローラセットの等角図である。 図15は、図12のようなコンベヤベルトで有用なベルトモジュールの1つの形の概略的な拡大プランである。 図16は、図12のようなコンベヤベルトで有用なベルトモジュールの別の形の概略的な拡大プランである。 図17は、図12のコンベヤベルトの上側ローラを構成する他の方法を示す。 図18は、図12のコンベヤベルトの上側ローラを構成する他の方法を示す。 図19は、図12のコンベヤベルトの上側ローラを構成する他の方法を示す。 図20は、図12のコンベヤベルトの上側ローラを構成する他の方法を示す。 図21は、図12のコンベヤベルトの上側ローラを構成する他の方法を示す。 図22は、図12のコンベヤベルトの上側ローラを構成する他の方法を示す。 図23は、浮上式ローラセットを含む、本発明の特徴を具体化するベルトモジュールの前面図である。 図24は、ベルトローラを回転させる選択的に持上げ可能な長手作動ローラを有する、図23のようなベルトモジュールの前面図である。 図25は、選択的に持上げ可能かつ並進移動可能な長手作動ローラを有する、図23のようなベルトモジュールの前面図である。 図26は、図23のようなベルトモジュールから構成され、側面の送込みコンベヤによって供給されるコンベヤベルトを有するコンベヤの一部の上面図である。 図27は、製品を側部から送り出すように傾けられた、図24のようなコンベヤの前面図である。 図28は、作動ローラへの傾斜した入口を有する、図26のようなコンベヤベルトを使用するコンベヤの側面図である。 図29は、図23のようなコンベヤベルトモジュールであるが、ベルト面に対して垂直な軸の周りで回動可能なローラセットを有するコンベヤベルトモジュールの一部の上面図である。 図30は、図23のようなベルトモジュールに組み込まれる回動可能なローラの1つの形態の分解側面図および非分解側面図を示す。 図31は、図23のようなベルトモジュールに組み込まれるスナップ嵌め式回動可能ローラの分解図である。 図32は、図31のベルトモジュールの前面図である。 図33は、ラックピニオンギヤによって下から回動する回動可能ローラセットを有するコンベヤベルトを使用するコンベヤの一部の上面図である。 図34は、ラックピニオンギヤトレーンによってベルトの側部から回動される回動可能ローラセットを有するコンベヤベルトを使用するコンベヤの一部の上面図である。 図35は、回動角度制限装置によって設定される2つの制限位置で示される回動可能ローラセットを有するベルトモジュールの上面図である。 図36は、カムアームによって制御される回動可能ローラセットを有するコンベヤベルトを使用するコンベヤの前面図である。 図37は、カムアームを制御する、ベルトの下の案内レールを有する図36のコンベヤの上面図である。 図38は、ベルトのカムフォロワと係合する、ベルトの側部のカムレールによって回動される回動可能ローラセットを有するコンベヤベルトを使用するコンベヤの上面図である。 図39は、図38のコンベヤの上面図である。 図40は、選択されたストランドが選択的に上昇および下降される、ローラセットの1つのレーンをそれぞれ有する平行なベルトストランドから構成されたコンベヤの一部の前面図および上面図である。 図41は、各ストランドが3つのローラセットのレーンを有する、図40のような別のマルチストランドコンベヤの上面図である。 図42は、上側ローラがローラボールである、スタックされたローラセットを有するコンベヤベルトを使用するコンベヤの前面図である。 図43は、図42のコンベヤの上面図である。
以下に記載するのは、ベルトによって搬送される物体を変位するために使用可能なローラを有するコンベヤベルトである。いくつかの実施形態では、コンベヤベルトは、上側ローラおよび下側ローラを含むローラの組を含み、下側ローラはベルトの底面の下に延在し、上側ローラはベルトの上面の上に延在している。上側および下側ローラは、下側ローラが第1角度方向に駆動されるとき上側ローラが第2の反対の角度方向に回転されるように、互いに接触する。ローラがベルトの長手方向と角度を形成する方向に回転する場合、上側ローラは、物体を比較的大きい方向転換角度で方向転換できるように、物体を横および後方向に変位させるために使用することができる。ローラがベルトの長手方向と平行な方向に回転する場合、物体をベルト上でベルト移動方向と反対の方向に変位させることができる。
以下において、コンベヤベルトの様々な実施形態が開示される。特定の実施形態が提示されるが、これら実施形態は、開示されるベルトの単なる例としての実践であり、他の実施形態が可能であることに留意されたい。そのような実施形態の全ては、本開示の範囲内に含まれることが意図される。
図を参照すると、いくつかの図面を通して同様の番号は対応する部分を示し、図1は、物品を方向転換するために使用可能なコンベヤ10の実施形態を示す。図1に示されるように、コンベヤ10はコンベヤベルト12、およびベルトと相互作用可能な駆動機構14を含む。図1の実施形態では、コンベヤベルト12は、ベルトを形成するように相互に連結される複数のコンベヤベルトモジュール16を含む。モジュール16は、ベルト12の幅にわたって延在する横列18において、および矢印22によって示されるベルト移動方向と一致するベルトの長手方向に沿って延在する縦列20において整列される。例として、モジュール16は、横シャフト24によって、ベルト12の長手方向に沿って、隣接モジュールに回動可能に接続される。モジュール16はローラセットを含み、ローラセットは第1または下側ローラ26と第2または上側ローラ28とを含み、これらローラはモジュールの内側空間30内に垂直方向にスタックされた向きに配置される。
駆動機構14はコンベヤベルトモジュール16の下側および上側ローラ26、28を駆動するために使用される。図1に示されるように、駆動機構14は、回転軸を有する複数の長手ローラ32を含むことができ、回転軸は、コンベヤベルト12の長手方向と平行であり、および1つの長手ローラが各ベルト縦列に提供されるようにコンベヤベルトモジュール16の縦列20と整列される。以下でより詳細に記載するように、ベルト12が移動する間長手ローラ32が下側ローラ26と接触するように配置されるとき、長手ローラと下側ローラの間の摩擦力により下側ローラが回転され、その結果、上側ローラ28の反対回転がもたらされる。少なくともいくつかの実施形態では、長手ローラ32は、長手ローラ32と下側ローラ26の間の空転を低減する高摩擦外面を有する。代替実施形態では、駆動機構は、下側ローラ26を回転させるために使用される摩擦プレートを含むことができる。そのような摩擦プレートの一例は、図7に示されている。
図2および3は、コンベヤベルトモジュール16の例示的実施形態を示す。それらの図に示されるように、モジュール16は、前端42、後端44および両側の側面46を有する本体40を含む。さらに、本体40は上面48および底面50を含む。「前」および「後」などの特定の空間的用語が使用されているが、それら用語は本明細書において図1に示される向きのモジュール16を記載するために使用される。従って空間的用語は絶対的ではなく、絶対的なものとして理解すべきでない。
特定の実施形態では、モジュール本体40は、高分子材料などの材料の単一ピースから一体に構成されている。他の実施形態では、本体40は、別個の部品、例えば相互に接続されて一体化した本体を形成する別個の半部を含む。そのような実施形態では、本体40を高分子および/または金属材料から形成可能である。
図2に最も明瞭に示されるように、コンベヤベルトモジュール16は、さらに、本体40から延びる接続部を含む。図2および図3の実施形態では、モジュール16は、本体40の前端42から延びる1つの接続部52と、隙間56によって隔てられた、本体の後端44から延びる2つの接続部54とを含む。このような構成により、モジュール16は、ベルトの長手方向に沿って互いに連結するよう適合されている。具体的には、図1に示されるように、1つのモジュール16の接続部52は、隣接するモジュールの隙間56に受け入れ可能であり、この隣接するモジュール16の接続部52は、次の隣接モジュール16の隙間56によって受け入れ可能であるなどである。図3に最も明瞭に示されるように、各接続部52、54は、丸い外面58と、図1に示されるシャフト24など、横シャフトを受け入れるように適合された横方向の開口60とを含む。横シャフトの直径が開口60よりも小さいとき、モジュール16はシャフトに対して回動自在に回転可能であり、逆もまた同様である。
モジュール本体40はさらに、図1に関連して最初に識別される内側空間30を画定する。図2に示されるように、内側空間30は、いくつかの実施形態では、上または底から見たとき、対向する側壁62および対向する端壁64によって画定される全体的に矩形の断面を含むことができる。さらに図2に示されるように、側壁62は、モジュール本体40の側面46に対して、従ってモジュール16の長手軸に対して、ある角度で配置される。
図2および図3から明らかなように、下側および上側ローラ26、28は、モジュール本体40によって画定される内側空間30内に少なくとも部分的に包含される。図3に示されるように、ローラ26、28の外面66は、第1の方向へ一方のローラが回転することにより他方のローラが反対方向に回転するように、互いに接触する。下側ローラ26の一部は本体40の底面50の下に延び、上側ローラ28の一部は本体の上面48の上に延びる。このような構成により、図1に関連して記載された駆動機構は、下側ローラを回転させるよう下側ローラ26と接触可能であり、モジュール16が使用されるコンベヤベルトによって支持される物体は、上側ローラ28によって変位されることができる。
各ローラは、ローラに構造を提供する高分子または金属材料から構成されたローラ本体70と、ローラ本体の外面の周りに設けられ、外面66を形成する外側層72とを含むことができる。いくつかの実施形態では、各ローラ26、28の外側層72は、それが接触する機構および/または物体との空転を低減する高摩擦材料から構成される。他の実施形態では、上側ローラ28とそれが支持する物体との間の所望の空転を可能にするように、下側ローラ26の外側層72だけが高摩擦材料である。図2および図3の両方に示されるように、各ローラ26、28は、内側空間30内で、モジュール本体40によって支持されるローラシャフト74に取り付けられる。いくつかの実施形態では、シャフト74は本体40に形成された開口(不図示)によって支持される。他の実施形態では、シャフト74は、内側空間30内に設けられたブラケット(不図示)によって支持される。いずれにしてもシャフト74は、それらの関連するローラ26、28が互いにしっかりと接触した状態に配置され、一方のローラ(例えば下側ローラ)の回転により他方のローラ(例えば上側ローラ)が確実に反対方向に回転されるように支持される。
さらに、図2および図3に示されるように、シャフト74、したがってそれらの関連ローラ26、28は、モジュール16およびそれが使用されるコンベヤベルトの長手軸に対して角度θで支持される。いくつかの実施形態では、角度θは、シャフト74がモジュール16の長手軸に対して略垂直である約1度から、シャフトがモジュールの長手軸と略平行である約89度までのいずれの角度であってもよい。以下に詳細に記載されるように、選択された角度は、物体がコンベヤベルトから方向転換される速度に影響を及ぼす。
図4および図5は、コンベヤ10を用いて物体Oを方向転換することを示している。図5に示されるように、コンベヤベルト12は、矢印22の方向に長手ローラ32に沿って移動する。図4に示されるように、下側ローラ26と長手ローラ32との間の接触が、下側ローラを下流方向に矢印76で示される方向に回転させる。さらに、この接触は、長手ローラ32を(下流位置から見たときに)矢印78で示されるように反時計回り方向に回転させる。下側ローラ26の回転は、上側ローラ28を矢印80で示される反対の上流方向に回転させる。図5で最も明瞭に示されるように、上側ローラ28の回転により、物体Oは矢印82で示される横方向および後方向に変位される。前の文で使用されるように、用語「後方向」は、物体Oがコンベヤベルト12に対して後方向に変位されることを示す相対的な用語である。しかしながら、ベルト12は矢印22の方向に移動するので、物体Oは実際には絶対的な意味において後方に移動しない可能性がある。代わりに、下側ローラ26と長手ローラ32の間で空転がないと仮定すると、さらに上側ローラ28と物体Oの間で空転がないと仮定すると、下流方向の移動が上流方向の移動によって相殺されるので、物体の長手方向の位置は実質的に変化しない。このような場合、物体Oは、コンベヤ10によって単に横方向に変位される。
図4および図5に関連して上に記載した横への方向転換を、図6A〜6Dに示す。これらの図では、コンベヤベルト12が矢印22で示されるように上から下に移動する。コンベヤベルト12の片側に位置づけられているのは送出しコンベヤ84である。いくつかの実施形態では、送出しコンベヤ84は、コンベヤベルト12が移動する方向以外の方向に、方向転換された物体を搬送すべく構成されるように、それ自身の従動コンベヤベルトを含む。他の実施形態では、送出しコンベヤ84は、例えば、それに沿って物体が例えば重力の下で移動できる複数の自由に回転するホイールを含む非従動コンベヤを含む。いずれにせよ送出しコンベヤ84は、コンベヤベルト12によって方向転換された物体を受け取るよう構成されている。
図6Aに示されるように、物体Oは、矢印86によって示される方向にコンベヤベルト12に沿って移動し、方向転換領域88に近づく。図6Bを参照すると、物体Oがいったん方向転換領域88に入ると、物体は上側ローラ28によって作用される。いくつかの実施形態では、上側ローラ28は、方向転換領域でのみベルトの下側ローラ26と接触する駆動機構(不図示)によって方向転換領域88で起動される。このような場合、下側ローラ26、および上側ローラ28は、方向転換領域88に入ると回転を開始する。図6Bに示されるように、上側ローラ28の回転により、物体Oは矢印90で示す横方向且つ後方向に変位される。上に記載したように、ベルト12に対する物体Oの後方移動は、ベルトの移動のせいで物体の前方移動と実質的に等しい。このような場合、物体Oは、絶対的な意味において前にも後にも顕著に移動しない。したがって、図6Cに示されるように、物体Oはコンベヤ84の方へ横方向に主に移動される。換言すると、物体Oは、約90度の方向転換角度でコンベヤベルト12から方向転換される。特に、このような方向転換角度は、スタック構造中に提供されない単一ローラを含む他のコンベヤベルトで実現可能な方向転換角度よりもかなり大きい。図6Dを続けて参照すると、コンベヤベルト12から完全に方向転換された物体Oが示され、この地点で物体を矢印92で示される方向にコンベヤ84によって運び去ることができる。
上に記載される実質的に90度の方向転換動作は、1度〜89度まで選択されるいかなる角度θ(図2参照)に対しても起きる。従って、(以下に記載されるように)空転およびギヤ効果がないと仮定すると、物体は、選択された上側ローラ28の角度に拘わらず、約90度の角度でコンベヤベルト12から方向転換される。しかしながら、選択された角度は、物体が方向転換される速度に影響を及ぼす。具体的には、角度θが大きくなるほど物体はより速く方向転換される。特に、上側ローラ28がベルトの長手方向に対して45度の角度で位置付けられるとき、空転およびギヤ効果がないと再び仮定すると、物体はベルト移動速度にほぼ等しい速度でベルトから方向転換される。
図7は、搬送される物体の位置決めを制御するために使用可能なコンベヤ100の実施形態を示す。図7に示されるように、コンベヤ100は、コンベヤベルト102と、ベルトが相互作用できる駆動機構104とを含む。図7の実施形態では、コンベヤベルト102は、ベルトを形成するように相互に連結される複数のコンベヤベルトモジュール106を含む。モジュール106は、ベルト102の幅にわたって延在する横列108に整列され、および矢印112で示されるベルト移動方向に一致するベルトの長手方向に沿って延在する縦列110に整列される。例として、モジュール106は、横シャフト114によって、ベルト102の長手方向に沿って隣接モジュールに回動可能に接続される。図1に示されるモジュール16と同様、モジュール106は、モジュールの内側空間120内に垂直にスタックされた構成で配置された、第1または下側ローラ116および第2または上側ローラ118を含むローラセットを含む。
駆動機構104は、コンベヤベルトモジュール106の下側および上側ローラ116、118を駆動するために使用される。図7に示されるように、駆動機構104は、下側ローラ116を回転させるために使用される摩擦プレートを含むことができる。少なくともいくつかの実施形態では、摩擦プレートは、プレートと下側ローラ116との間の空転を低減する高摩擦上面を有する。
図8および図9は、コンベヤベルトモジュール106の例示的実施形態を示す。モジュール106は、図2および図3に示されるモジュール16と多くの点で類似している。このため、図8および図9に示されるように、モジュール106は、前端124、後端126、および両側の側面128を有する本体122を含む。さらに、本体122は、上面130および底面132を含む。ここでも、図7に示されるモジュール106の向きを反映するために空間的な用語が使用されるが、絶対的であることを意図しない。
図8に最も明瞭に示されるように、コンベヤベルトモジュール106はさらに、本体122から延びる接続部を含む。図8および図9の実施形態では、モジュール106は、本体122の前端124から延びる1つの接続部134と、隙間135によって隔てられた、本体の後端126から延びる2つの接続部136とを含む。図3に最も明瞭に示されるように、各接続部134、136は、丸い外面138と、図7に示されるシャフト114などの横シャフトを受け入れるように構成された横方向の開口140とを含む。横シャフトの直径が開口140よりも小さいとき、モジュール106はシャフトに対して回動自在に回転し、逆もまた同様である。
モジュール本体122はさらに、図7との関連において最初に識別される内側空間120を画定する。図8に示されるように、内側空間120は、いくつかの実施形態では、上または底から見たとき、対向する側壁142および対向する端壁144によって画定された全体的に矩形の断面を含む。さらに図8に示されるように、モジュール106の側壁142は、モジュール本体122の側面128と略平行であり、したがってモジュールの長手軸と略平行である。
図8および図9から明らかなように、下側および上側ローラ116、118は、モジュール本体122によって画定される内側空間120内に少なくとも部分的に含まれる。図9に示されるように、ローラ116、118の外面146は、第1の方向に一方のローラが回転することにより他方のローラが反対方向に回転されるように、互いに接触する。下側ローラ116の一部は本体122の底面132の下に延び、上側ローラ118の一部は本体の上面130の上に延びている。このような構成により、図7に関連して記載される駆動機構は、下側ローラ116を回転させるように下側ローラ116と接触することができ、モジュール116が使用されるコンベヤベルトによって支持される物体は、上側ローラ118によって変位されることができる。
各ローラ116、118は、ローラに構造を提供する高分子または金属材料から構成されるローラ本体148と、ローラ本体の外面の周りに設けられ、外面146を形成する外側層150とを含むことができる。いくつかの実施形態では、各ローラ116、118の外側層150は、それが接触する機構および/または物体との空転を低減する高摩擦材料から構成される。
図8および図9の両方に示されるように、各ローラ116、118は、内側空間120内で、モジュール本体122によって支持されるローラシャフト152に取り付けられる。いくつかの実施形態では、シャフト152は本体122に形成された開口(不図示)によって支持される。他の実施形態では、シャフト152は、内側空間120内に設けられたブラケット(不図示)によって支持される。いずれにせよシャフト152は、それらの関連ローラ116、118が互いにしっかり接続した状態で配置され、一方のローラ(例えば下側ローラ)の回転により他方のローラ(例えば上側ローラ)が確実に反対方向に回転されるように支持される。図8および図9の両方にさらに示されるように、シャフト152は、モジュール106およびモジュールが使用されるコンベヤベルトの長手軸に対して実質的に垂直になるよう向けられる。
図10および図11は、コンベヤ100上の物体Oの変位を示す。図11に示されるように、コンベヤベルト102は、矢印112の方向に駆動機構104に沿って移動する。図10に示されるように、下側ローラ116と駆動機構104との間の接触は、下側ローラを矢印154で示される下流方向に回転させる。下側ローラ116の回転は、上側ローラ118を矢印156で示される反対の上流方向に回転させる。図10および図11の両方に示されるように、上側ローラ118の回転は、矢印158で示されるベルト102に対して後方向に物体Oを変位する。下側ローラ116と駆動機構114との間に空転がないと仮定し、さらに、上側ローラ118と物体Oとの間に空転がないと仮定すると、物体の絶対的な位置は、その上流方向の移動によりその下流方向の移動が相殺されるので、実質的に変化しない。このような場合、物体Oは、絶対的な意味で適所に保持される。このような機能により、物体を停止すべき位置で駆動機構104をベルトの下側ローラ116と係合させることによって、ベルト102上に提供された物体の移動を選択的に止めることができる。
図12は、上側ローラ202、202’および下側ローラ204をそれぞれ含むローラセット201、201’を有する、モジュールコンベヤベルト200のベルトモジュール199の5つの列198、198’を示す。ローラセットの一部201は長い上側ローラ202を有し、他のローラセット201’は短い上側ローラ202’を有する。しかし、長いおよび短い上側ローラの両方は細長く、下側ローラ204より軸方向に長い。下側ローラ204はモジュール199のキャビティ206に配置される。下側ローラ204は、図13に示されるように、コンベヤベルト200の底側208および反対の上側209を越えて突出する。細長い上側ローラ202は車軸210上で回転するように取り付けられ、車軸210の端部はコンベヤベルト200の上側209から直立する支持部212にしっかり支持される。このようにして、上側ローラはベルトの上面の上に完全に横たわる。車軸210は、コンベヤベルト200の移動方向215に対して傾斜された、すなわち斜めの回転軸214、214’を定める。下側ローラはキャビティ206内で車軸上に取り付けられ、車軸の回転軸は、上側ローラ202、202’の回転軸と平行である。上側ローラの中央周囲面216は、下側ローラの外側と摩擦的に係合する。下にある支持面217、例えば作動ローラの外周または運搬経路パンまたは摩耗ストリップなどの駆動機構と接触されると、下側ローラ204は、コンベヤベルトが前進するとき、支持面に沿って回転しながら移動する。コンベヤベルト200がベルト移動方向215に前進するとき、下側ローラ204は、その回転軸に対し垂直な第1の方向に回転する。下側ローラと上側ローラの接触により上側ローラ202、202’は下側ローラの回転と反対の方向218に回転される。
図14に示されるように、長い上側ローラ202および下側ローラ204は、溝穴222を備えた2つのローラ支持部212を有する基部220に取り付けられ、溝穴222の中に、上側ローラの低減された直径の車軸部分224が回転可能に配置され、ローラセット225を形成する。長い上側ローラ202は3つの物品支持ローラ部分、すなわち、一対の端部部分228が側面に位置付けられた中央部分226を備えて示されている。中央部分226は下側ローラ204に乗る。低減された直径の車軸部分224はその部分と結合する。ローラセット225の基部220は、キャビティ206内の適所に接着、溶接または他の方法で保持される。短い上側ローラ202’を有するローラセット201’は、ベルト内に同様に取り付けられる。
図12のベルト200の奇数ベルト列198において、コンベヤベルトの長手方向、すなわちベルト移動方向215に対して+45度の角度で回転軸214を有する長い上側ローラセット225は、回転軸214’が−45度、すなわち長い上側ローラの角度に対して垂直な角度である短い上側ローラセット225’と交互に存在する。換言すると、この例において、ベルト列198を横切る連続した上側ローラの角度は、長手方向215の周りで互いに鏡像である。偶数ベルト列198’において、長い上側ローラ202は、長手方向に対して横方向に垂直に、短い上側ローラ202’と交互に存在するが、短い上側ローラは+45度の角度であり、長い上側ローラは−45度の角度である。長いおよび短いローラベルト225、225’の両方は、各ベルト列198、198’において、隣接列間のヒンジジョイント230間の中間で中心に置かれる。短いローラ202’と違い、長いローラ202はヒンジジョイントを越え、隣接ベルト列の上に延在する。各ベルト列において、長いローラ202は、長手方向において隣接する短いローラ202’と重なる。ローラセット225、225’はまた、ベルトの長さに沿って延在する長手レーン232、232’に配置される。奇数レーン232の全ての下側ローラ204は同じ方向に回転し、偶数レーン232’の全ての下側ローラは、他の方向に回転する。このようにして、奇数レーン232のローラセットは、奇数レーンの下にある支持面217(図13)と接触することによって作動させて、物品を後方および矢印218の方向にベルトを横切って押すことができ、その一方、偶数レーン232’の下の支持面217’(図13)は下げられて、偶数レーンのローラセットの下側ローラとの接触から外れる。物品を後方およびベルトを横切って他の方向に方向転換するために、奇数レーン232の下にある支持面217は下げられ、すなわち下側ローラとの接触から外れるように移動され、ローラセット225’の、偶数レーン232’の下にある支持面217’が移動されて接触する。従って、コンベヤは、搬送される物品を両側に方向転換することができる。支持面は、空気圧式、液圧式、および電気機械式作動装置などの従来式アクチュエータによって選択的に作動することができる。
図12に示される部分的なローラパターンは、ベルト200の表面領域のほとんどで繰り返される。このように、ローラ密度は、ことによるとベルトの側縁部を除きどこでも図12の中心のローラ密度に似ている。図15および16に示されるモジュール234、235など、より多くのベルトモジュールを相互に接続することによって、列に沿っておよび列を横切ってローラパターンを伸ばすことによって、示されるものより幅広いベルトを作ることができる。例えば、ベルトの内側部分は、横並びに配置された多数のベルトモジュール234の奇数列から、および横並びに配置されるが従来式レンガ積みパターンでモジュール234から横方向にオフセットされた多数のベルトモジュール235の偶数列から構成可能である。
浮上式ローラセットを有するコンベヤベルトモジュールが図23に示されている。各ローラセット240は、ベルトモジュール244を貫いて延びるキャビティ242内に取り付けられる。ローラセット240はキャビティの中でそれに対してゆったりと配置され、それらは上昇位置と下降位置の間で垂直にスライドできる。各ローラセットはホルダ246の中に配置され、ホルダ246は下側ローラ248を収容し、ベルトモジュールを通して垂直にスライド可能な浮上式ローラアセンブリ249を形成する。長い上側ローラ252の支持部250が、モジュールの上面253の上に、ホルダ246から上方に延在する。ホルダの下側基部の脚部254が、下側ローラ248の底部の下に、およびモジュールの底側255の下に延在する。これにより、脚部と接触する支持面として機能する摩耗ストリップ256が、ローラを回転させることなく、図23の真中のローラセットなど、摩耗ストリップによって上昇されないローラのレベルより高いレベルまでローラアセンブリ249を上昇させることが可能になる。脚部254はまた、ローラアセンブリ249をキャビティ242内に保持する。上昇されたローラセットは自由に回転可能であり、搬送される物品を支持する。第1の平行な回転軸を有するローラセットのレーンの下で、または異なる第2の平行な回転軸を有するローラのレーンの下で搬送経路に沿って摩耗ストリップを位置付けることによって、ベルトの一方の側から、または他方の側から物品を受け取るようにベルトをプログラムすることができる。
図17〜22は、長い上側ローラセットの異なる構成を示す。全てのこれら例において、長い上側ローラは、中央ローラ部分260の側面に位置する2つの外側ローラ部分258を含む。長い上側ローラ262は、モジュール244のホルダ246から直立する支持部250に支持される。しかし、全ての上側ローラ構成は、本出願に記載される長い上側ローラのいずれとも使用可能である。
図17において、中央ローラ部分260は、狭いボア264を有する。2つの外側ローラ部分258は、外側の多角形凹部268で終端する貫通穴ボア266を有する。ボルト270は、中央ローラ部分260の狭いボアの中に圧力嵌めされる刻み付き部分272を有する。ボルトは、ナット278を受け止めるために、多角形ヘッド276から遠位の端部274でねじ切りされる。ナットおよび多角形ヘッドは、外側ローラ部分の座ぐりされた多角形凹部268に受け入れられ、それらがボルト上で回転することを防止する。ボルト270は支持部250によって回転可能に支持される。
図18において、全てのローラ部分は狭いボア264を有する。ピン270が3つの部分272で刻みを付けられ、各ローラ部分の狭いボアの中に圧力嵌めされる。図19において、滑らかなピン274が、3つ全てのローラ部分の狭いボア264の中に圧力嵌めされる。図20において、ねじ付きボア276を有するローラ部分が、ねじ付きボルトまたはスクリュー278に通される。図21において、ねじ付きスクリュー280は、支持部250の位置に対応する2つの位置282においてねじ切りされず、それにより、図20の完全にねじ切りされたスクリューの回転摩擦から回転摩擦を低減するようにする。図22において、各外側ローラ部分284は、一体型シャフトほぞ286を有する。シャフトほぞは、スナップ保持構造290を有し、この構造により、ほぞが中央ローラ部分288内の位置にスナップ嵌めされることが可能になり、このとき支持部250のためにローラ部分の間にシャフト上に間隔がある。これらは様々な上側ローラ保持技法の数例である。
下側ベルトローラ248と接触しない摩耗ストリップとともに使用される図23のコンベヤベルトモジュール244を使用して、ベルトに送り込まれる物品を両側から受動的に受け取ることができる。ベルトモジュール244が図24のように長手ローラ290とともに使用されるとき、ベルトローラ248、252は、ベルトが長手ローラに沿って前進するとき、長手ローラによって能動的に回転されることができる。ホルダ246の下側基部292は、脚部254の間で凹部294によって扇形にくり抜かれ(scalloped)、その結果、下側ローラ248と接触するために、長手ローラ290の周囲に形成された、自由に回転可能な円筒支持面のための進入路を提供する。長手ローラ290は、2つの別個のラック291、293にグループ分けされる。各ラックは選択的に上昇および下降される。長手ローラによって上昇されると、ベルトローラも回転するように作動される。下降されると、ベルトローラは作動停止される。図24の例に示されるように、ベルトローラの1つおきのレーンが、上昇された長手ローラ290によって上昇され、作動される。上昇されかつ作動されるローラの全てが、平行な軸上で同じ方向296に回転する。物品を他の方向に方向転換するために、第1ラック291の上昇された長手ローラ290は下降され、第2ラック293の下降されたローラが上昇される。下降されると、長手ローラは、好ましくは下側ベルトローラ248との接触から外れる。
図25は、長手ローラの作動の異なる形態を示す。この形態において、1つのシフト用ラック298が、ローラを作動および停止するために上下に移動可能であり、およびベルトローラの左方向転換レーンまたは右方向転換レーンの作動を選択するために左右に並進移動可能である。矢印300、301によって示されるような長手ローラの垂直上下移動および左右並進移動は、リニアアクチュエータ、ラックギヤ、電気機械的アクチュエータ等などのアクチュエータによって実行可能である。
図26は、端部同士をヒンジ式に連結されたベルトモジュール244の列から構成されたコンベヤベルト302の一部を示す。ベルトは、浮上ローラアセンブリ249の長手レーンL〜Lを有する。全ての奇数レーンL、L、Lのローラセット240は第1の平行軸上で回転するように配置され、偶数レーンL、L、Lのローラセットは異なる第2の平行軸上で回転するように配置される。矢印308の方向に前進する送込みコンベヤ306からコンベヤベルト302に物品304を受動的に移すために、(図23のように)下側ベルトローラと接触することなく偶数レーンの偶数ベルトローラアセンブリ249’を持ち上げるために、偶数レーンL、L、Lの下の摩耗ストリップ256が上昇される。ベルト244がベルト移動方向310に前進するとき、偶数レーンの上昇されたローラセットは、物品304の運動量により矢印312によって示されるように後方に回転し、物品のベルト302への移動を容易にする。いったん物品がベルト上に完全に移動すると、ローラの奇数レーンL、L、Lの下にある摩耗ストリップ256’が上昇され、矢印312の方向への物品の移動にブレーキをかける。奇数レーンのローラの軸は矢印312と平行、すなわち偶数レーンのローラの軸に対して垂直なので、長い上側ローラとのそれらの軸方向における摩擦接触により、移動にブレーキがかけられ、物品の初期運動量が物品をベルトを横切って遠くまで前進することが防止される。
図27において、長手ローラ290は、ベルト302を傾けるために水平面から角度αで持ち上げられる。ローラセットの上昇されたレーンは、上昇された長手ローラとの接触によって矢印314によって示されるように回転するように作動され、物品をベルトの傾斜部分から矢印316の方向へ重力の追加補助を用いて移動する。
図28に示されるように、下降されたホルダ246の基部を長手ローラ290のレベルまで上に案内することを補助するために傾斜部318を使用可能であり、それによりベルト302がベルト移動方向320に前進するとき、脚部254がローラの前縁部とぶつからないようにする。
図23〜28に示されるコンベヤベルトおよびモジュールは、浮上式ローラアセンブリ249を有するが、そのローラの長手レーンは、固定軸上でベルトの幅にわたって回転方向が交互になっている。図29および30において、ベルトモジュール323のローラアセンブリ322はベルトの面、すなわち図29の紙の面に対して直角の垂直軸342の周りで回動可能である。上の方の図において、ローラアセンブリは第1軸324上で回転し、下の方の図では、ローラアセンブリは、例えば第1軸に対し垂直な異なる第2軸326上で回転するように矢印325の方向に回動される。回動可能ローラアセンブリ322の長い上側ローラ321は、円形周囲を有する基部を有するホルダ330から上方へ延在する支持部328に支持される。下側ローラ332は、車軸(不図示)に取り付けられ、車軸の端部は直径方向に反対の位置で基部に保持される。円形基部はモジュール323の丸い穴334に回動可能に受け入れられ、下側ローラの底部はモジュールの底側336の下に突出している。ローラアセンブリ322に固定されない溶接キャップリング338が、穴334の上端部で円形座部340に接着剤で接合、超音波で溶接、または他の方法で結合される。溶接キャップリング338は、ホルダ330を、垂直軸342の周りで自由に回動するように、モジュール内に保持する。従って、ローラアセンブリの回動角度を調整することによって、これらモジュール323から構成されたベルトは、左または右に能動的に仕分けるか、両側から物品を受動的に受け取ることができる。
図31および32は、回動可能ローラアセンブリ352のホルダの円形基部のスナップ嵌め形態を示す。ホルダ353は、より幅広い上側部分344と、より小さい下側部分345と、最も小さい中間部分346とを有する。ベルトモジュール350を貫くキャビティ348は、ローラアセンブリ352の基部と形状が相補的であり、中間リム354がキャビティを囲む保持構造を形成している。基部の下側部分345が保持構造を越えてスナップ嵌めされ、アセンブリが垂直軸356の周りで回動できるように適所に保持される。
回動可能ホルダ360に取り付けられたスタック式ローラセットのローラアセンブリを有するベルトモジュール358の一部が、図33において、回動の前後で示されている。ホルダ360の周囲の外側ギヤの歯362の形態の回動要素が、水平軸上で回転しかつモジュールの底部を越えて突出するピニオンギヤ364と係合する。モジュールがベルト移動方向366にベルトとともに前進するとき、回動要素は、ホルダを回動させる力を受け取る。ピニオンギヤ364が、運搬経路中ベルトの下にありかつピニオンギヤと横方向に整列されるラックギヤ368の形態の回動部材と係合する。ギヤの係合が、ローラアセンブリを矢印370の方向に回動させ、その結果、ローラアセンブリは回動軸上を異なる方向に、例えばベルトの他方側に向かって回転できる。モジュールから直立する垂直ポスト372が、ローラ支持部374に対するストッパを形成することによって、ローラアセンブリの回動範囲を制限する。運搬経路のラックギヤ368は、ピニオンギヤ364と係合したり離れたりするように、上下または横方向に選択的に移動可能である。
回動可能ローラアセンブリの別の形態が図34に示されている。この形態では、ホルダ360の周囲のギヤの歯362は、垂直軸の周りを回転するピニオンギヤ376と係合する。連続するローラアセンブリ360の間のピニオンギヤ376は、それぞれのギヤの歯362と係合する。このように、ベルトモジュール358の幅にわたってギヤトレーンが形成される。ベルトの側部のラックギヤ378の形態の回動部材は、ベルトがベルト移動方向366に前進するとき、ローラアセンブリを回動するために、ベルトの側部のピニオンギヤ376’と係合する。ラックギヤ378は、アクチュエータによって、外側ピニオンギヤと接触したり離れたりするように移動可能である。
回動可能ローラアセンブリの別の形態が図35に示されている。このアセンブリのホルダ380はローラキャップ382を有し、その周囲のある部分、例えば90°に沿ってチャネル384が形成されている。チャネル384内にモジュール358から直立する、ポストなどの差込部材386が、チャネルの端部388との接触によってローラアセンブリの回動範囲を制限する位置制限器としての役割を果たす。図36および37に示される回動可能ホルダ390を有するローラアセンブリはそれぞれ基部391を有し、それからカムアーム392の形態の回動要素が、ベルトモジュールの底面の下および長手ローラ290の下に下方に延びる。カムアームは、ベルトおよび長手ローラの下に配置される案内トラック394の形態の回動部材を辿る。カムアームに辿られる案内トラックの横方向ジョグが、ローラアセンブリを異なる向きに回動させる。
図38および39において、ローラアセンブリの回動可能ホルダ396のそれぞれは、横方向に延びるカムアーム402上に形成されたラックギヤ400と噛み合うピニオンギヤとしての役割を果たす外側のギヤの歯398を有する。カムアーム上のラックギヤがモジュールの全てのローラアセンブリのギヤの歯と係合する。カムアーム402はモジュールの側部を越えて外側に延び、ローラなどのカムフォロワ404で終端する。コンベヤの横のカム案内部406の形態の外側回動部材は、フォロワ404が回転するカム面408を有する。ベルトが案内部のジョグ409を越えて前進するとき図39の右側へカムアーム402を移動すると、ローラアセンブリは矢印410で示されるように反時計回りに回動される。
スタック式ローラベルトの平行なストランドの使用により二方向仕分けを達成可能である。図40では、3つのベルトストランド412、413、414が、搬送方向415に平行に一緒に前進する。3つのストランドは、インラインコンベヤの幅の一部だけを表す。各ストランドのローラアセンブリ416はキャビティ内で浮上しない。それらはまた、回動不能として示されている。しかし、各ストランドは、持上げ可能な長手ローラ290によって、他に対して個々に上昇または下降させることができる。例えば、一方向に回転可能なベルトローラ418を有する外側ストランド412、414は、ストランドが搬送方向415に前進するとき、矢印420の方向に左および後に回転するために、長手ローラによって上昇されかつ作動される。図40に示される中間ストランド413は下降され、搬送される物品を支持しない。コンベヤの仕分け方向は、外側ストランド412、414を下降させ、および中間長手ローラによって中間ストランド413を上昇かつ作動させることによって、他方側に切換可能である。図41に示されるように、各ストランド422、423、424は、同じ向きのローラアセンブリ416の多数のレーン425を含むことができる。多数レーンストランドのそれぞれは、個々に持ち上げおよび下降させることができ、そのローラアセンブリは選択的に作動される。
二方向仕分けコンベヤで使用可能なローラアセンブリの別の形態が、図42および43に示されている。各ローラアセンブリは、斜めの車軸(図示されないが図43の矢印428、429に対して垂直)上で回転可能な下側ローラ426、427を有する。従って、外側の下側ローラ426の車軸は互いに平行であるが、中間ローラ427の車軸とは平行でない。各ローラアセンブリの上側ローラ430は、球体ローラ、すなわちローラボールであり、その関連する下側ローラの上に位置している。長手ローラ290との回転接触により下側ローラが作動されると、上側ボールローラは、これらモジュール432から構成されたベルトが矢印尾部434によって示されるように図42の頁の中へと移動するとき、矢印428、429によって示された方向に回転する。
例として前述の記載および図面において特定の実施形態を開示してきたが、当業者であれば、開示範囲から逸脱することなく変化および修正を施してもよいことを理解するであろう。

Claims (35)

  1. コンベヤベルトであって、
    前記コンベヤベルトの長手方向に延在する第1レーンに配置された複数の第1のローラセットであって、前記第1のローラセットのそれぞれが、第1ローラおよび第2ローラを含み、前記第1および第2ローラは、前記第1ローラを第1角度方向に駆動することにより反対の第2角度方向における前記第2ローラの回転が引き起こされるように互いに接触し、前記第1および第2ローラが、前記コンベヤベルトの前記長手方向に対して第1の角度で配置された回転軸を有する、複数の第1のローラセットと、
    前記第1レーンと平行な第2レーンに配置された複数の第2のローラセットであって、前記第2のローラセットのそれぞれが、第3ローラおよび第4ローラを含み、前記第3および第4ローラは、前記第3ローラを第3角度方向に駆動することにより反対の第4角度方向における前記第4ローラの回転が引き起こされるように互いに接触し、前記第3および第4ローラが、前記第1角度と異なる、前記コンベヤベルトの前記長手方向に対する第2の角度で配置された回転軸を有する、複数の第2のローラセットと
    を含むことを特徴とするコンベヤベルト。
  2. 請求項1に記載のコンベヤベルトにおいて、前記第1角度が、前記長手方向の周りの前記第2角度の反射であることを特徴とするコンベヤベルト。
  3. 請求項1に記載のコンベヤベルトにおいて、前記第2角度方向が前記第4角度方向に対して垂直であることを特徴とするコンベヤベルト。
  4. 請求項1に記載のコンベヤベルトにおいて、前記第1ローラおよび前記第2ローラがスタック状に配置され、前記第1ローラが下側ローラであり、前記第2ローラが、前記下側ローラの上に位置付けられた上側ローラであり、前記第3ローラおよび前記第4ローラがスタック状に配置され、前記第3ローラが下側ローラであり、前記第4ローラが、前記下側ローラの上に位置付けられた上側ローラであることを特徴とするコンベヤベルト。
  5. 請求項4に記載のコンベヤベルトにおいて、一部の前記上側ローラが長いローラであり、他の前記上側ローラが、前記長いローラよりも軸方向に短い長さを有する短いローラであることを特徴とするコンベヤベルト。
  6. 請求項4に記載のコンベヤベルトにおいて、前記第1レーンのそれぞれの前記上側ローラが、交互に長いローラおよび短いローラであり、前記第2レーンのそれぞれの前記上側ローラが、交互に短いローラおよび長いローラであることを特徴とするコンベヤベルト。
  7. 請求項4に記載のコンベヤベルトにおいて、前記コンベヤベルト内に摺動可能に取り付けられた複数のホルダをさらに含み、前記第1および第2ローラセットのそれぞれが、上昇位置と下降位置の間で摺動するために前記ホルダの1つに保持されることを特徴とするコンベヤベルト。
  8. 請求項7に記載のコンベヤベルトにおいて、前記ホルダが、前記下側ローラの突出部がその下に延在する凹部と、前記下側ローラの前記突出部の下に延在する脚部とを形成する扇形にくり抜かれた底部を有することを特徴とするコンベヤベルト。
  9. 請求項4に記載のコンベヤベルトにおいて、前記コンベヤベルト内に回動可能に取り付けられた複数のホルダをさらに含み、前記第1および第2ローラセットのそれぞれが、垂直軸の周りで回動し、かつ前記ローラセットの前記回転軸の前記第1および第2角度を変えるために前記ホルダの1つに保持されることを特徴とするコンベヤベルト。
  10. 請求項9に記載のコンベヤベルトにおいて、前記ホルダが、外側のギヤの歯を含むことを特徴とするコンベヤベルト。
  11. 請求項1に記載のコンベヤベルトにおいて、隣接列間のヒンジジョイントで相互に連結された一連のコンベヤベルトモジュールの列をさらに含み、列の前記第1および第2のローラセットが前記ヒンジジョイント間の中間で中心に置かれ、前記上側ローラが前記列にわたって交互に長いローラおよび短いローラであり、前記長いローラが前記ヒンジジョイントを越えて延在し、前記短いローラが、隣接する長いローラの間に延在することを特徴とするコンベヤベルト。
  12. 請求項1に記載のコンベヤベルトにおいて、前記第1および第2のローラセットが、前記長手方向に対して垂直な横方向の列に配置され、奇数列において前記第2のローラが前記第4ローラより長く、偶数列において前記第4ローラが前記第2ローラより長いことを特徴とするコンベヤベルト。
  13. 請求項1に記載のコンベヤベルトにおいて、前記第1および第2のローラセットが、前記長手方向に対して垂直な横方向の列に配置され、前記第1および第2のローラセットが、各列の大部分にわたって交互に配置されることを特徴とするコンベヤベルト。
  14. 請求項13に記載のコンベヤベルトにおいて、奇数列において前記第2ローラが前記長手方向において隣接する第4ローラと重なり、偶数列において前記第4ローラが前記長手方向において隣接する第2ローラと重なることを特徴とするコンベヤベルト。
  15. 請求項1に記載のコンベヤベルトにおいて、一部の前記第2ローラは、隣接するセグメント間の間隙を横切る車軸部分によって接続された周辺セグメントに分けられた分割ローラであり、前記コンベヤベルトがさらに、前記分割ローラの前記車軸部分に回転可能に接続された、前記コンベヤベルトの上面から直立する支持部を含むことを特徴とするコンベヤベルト。
  16. 請求項15に記載のコンベヤベルトにおいて、前記車軸部分が、前記周辺セグメントを軸方向に整列した状態で結合する車軸の露出部分であることを特徴とするコンベヤベルト。
  17. コンベヤベルトであって、
    前記コンベヤベルト内に回動可能に保持される複数のホルダと、
    複数のスタックされたローラセットであって、それぞれが、前記ホルダの1つに回転可能に取り付けられた上側ローラおよび下側ローラを有し、前記上側および下側ローラは、前記下側ローラをベルト移動方向に対してある角度方向に駆動することにより反対の角度方向における前記上側ローラの回転が引き起こされるように互いに接触する、複数のスタックされたローラセットとを含み、
    前記ホルダが、第1角度方向と、異なる第2角度方向との間で前記スタックされたローラセットを回動するための力を受け取るために前記ホルダの周囲に回動要素を含むことを特徴とするコンベヤベルト。
  18. 請求項17に記載のコンベヤベルトにおいて、前記コンベヤベルトが、前記コンベヤベルトの厚さを貫いて延在する複数のキャビティと、前記キャビティを囲む保持構造とを有し、前記ホルダが、前記キャビティ内で前記ホルダを回動可能に保持するために前記保持構造と係合するスナップ嵌め構造を有することを特徴とするコンベヤベルト。
  19. 請求項17に記載のコンベヤベルトにおいて、前記回動要素が、前記ホルダの周囲の歯であることを特徴とするコンベヤベルト。
  20. 請求項19に記載のコンベヤベルトにおいて、前記歯と係合されるラックまたはピニオンギヤをさらに含むことを特徴とするコンベヤベルト。
  21. 請求項17に記載のコンベヤベルトにおいて、前記回動要素が、前記ベルトの外側に延在するカムアームであることを特徴とするコンベヤベルト。
  22. 請求項17に記載のコンベヤベルトにおいて、前記ローラセットの回動の角度範囲を制限するために、前記コンベヤベルト上で位置決めされるホルダごとに一対のストッパをさらに含むことを特徴とするコンベヤベルト。
  23. コンベヤであって、
    前記コンベヤベルト内に回動可能に保持される複数のホルダと、
    複数のスタックされたローラセットであって、それぞれが、前記ホルダの1つに回転可能に取り付けられた上側ローラおよび下側ローラを有し、前記上側および下側ローラは、前記下側ローラをベルト移動方向に対してある角度方向に駆動することにより反対の角度方向における前記上側ローラの回転が引き起こされるように互いに接触する、複数のスタックされたローラセットとを含み、
    前記ホルダが、第1角度方向と、異なる第2角度方向との間で前記スタックされたローラセットを回動するための力を受け取るための回動要素を含む、コンベヤベルトと、
    前記スタックされたローラセットを回動するための力を加えるために前記回動要素に結合される、前記コンベヤベルトの外側の回動部材と
    を含むことを特徴とするコンベヤ。
  24. 請求項23に記載のコンベヤにおいて、前記コンベヤベルトが複数のピニオンギヤをさらに含み、前記回動要素が、前記ピニオンギヤの少なくとも1つと係合される、前記ホルダの周囲の歯であり、前記回動部材が、前記コンベヤベルトに近接するラックギヤを含み、前記ラックギヤは、前記ホルダを回動させるために、前記コンベヤベルトがベルト移動方向に前進するとき前記ピニオンギヤと係合するように位置付けられることを特徴とするコンベヤ。
  25. 請求項23に記載のコンベヤにおいて、前記コンベヤベルトがさらに、前記ホルダの少なくとも1つの歯と係合し、前記コンベヤベルトの側部を越えて外側に延在する一端にカムフォロワを有するラックギヤを含み、前記回動部材が、前記コンベヤベルトの前記側部の外側に配置され、前記カムフォロワによって辿られるカム面を有する案内部を含むことを特徴とするコンベヤ。
  26. 請求項23に記載のコンベヤにおいて、前記回動要素が、前記コンベヤベルトの下に延在するカムアームであり、前記回動部材が、前記コンベヤベルトがベルト移動方向に前進するとき前記ホルダを回動するために前記カムアームによって係合される、前記ベルトの下の案内面を含むことを特徴とするコンベヤ。
  27. 請求項23に記載のコンベヤにおいて、前記コンベヤベルトの下に横たわる支持面をさらに含み、前記支持面は、前記コンベヤベルトがベルト移動方向に前進するとき前記下側および上側ローラを回転させるために前記下側ローラと接触するように移動可能であることを特徴とするコンベヤ。
  28. コンベヤであって、
    前記コンベヤベルトの長手方向に延在する第1レーンに配置された複数の第1のローラセットであって、前記第1のローラセットのそれぞれが、下側ローラおよび上側ローラを含み、前記下側および上側ローラは、前記下側ローラを第1角度方向に駆動することにより反対の第2角度方向における前記上側ローラの回転が引き起こされるように互いに接触し、前記下側および上側ローラが、前記コンベヤベルトの前記長手方向に対して第1の角度で配置された回転軸を有する、複数の第1のローラセットと、
    前記第1レーンと平行な第2レーンに配置された複数の第2のローラセットであって、前記第2のローラセットのそれぞれが、下側ローラおよび上側ローラを含み、前記下側および上側ローラは、前記下側ローラを第3角度方向に駆動することにより反対の第4角度方向における前記上側ローラの回転が引き起こされるように互いに接触し、前記下側および上側ローラが、前記第1角度と異なる、前記コンベヤベルトの前記長手方向に対する第2の角度で配置された回転軸を有する、複数の第2のローラセットと、
    前記第1および第2のローラセットを支持し、上昇および下降されるように前記コンベヤベルト内に摺動可能に取り付けられた複数のホルダと
    を含むコンベヤベルトと、
    前記ホルダとの接触によって前記第1および第2のローラセットを上昇させるために前記第1および第2レーンの下で前記コンベヤベルトの下に横たわる支持面と
    含むことを特徴とするコンベヤ。
  29. 請求項28に記載のコンベヤにおいて、同じ方向に回転可能なローラの上に物品が乗るように、前記第1レーンの前記上側ローラまたは前記第2レーンの前記上側ローラを選択的に上昇させるために、前記第1または第2のローラセットの前記ホルダと接触するように前記支持面を選択的に移動するために前記支持面に結合されたアクチュエータをさらに含むことを特徴とするコンベヤ。
  30. 請求項28に記載のコンベヤにおいて、前記支持面が、長手ローラの自由に回転可能な円筒周囲面に形成され、前記ホルダが前記コンベヤベルトの底部から下に延在し、前記ホルダが、前記長手ローラの前記円筒周囲面による前記下側ローラへの進入路を提供するために前記底部で扇形にくり抜かれることを特徴とするコンベヤ。
  31. 請求項28に記載のコンベヤにおいて、前記支持面の上流端部に配置された傾斜部分をさらに含み、前記傾斜部分が、前記支持面と接触する前に前記ホルダと接触し、前記ホルダを徐々に上昇させる前記支持面の延長部を形成することを特徴とするコンベヤ。
  32. 請求項28に記載のコンベヤにおいて、前記ホルダが前記コンベヤベルトの底部の下に延在し、前記ホルダが、持上げ面を提供するために前記下側ローラの下に前記底部に脚部を有し、前記支持面が、前記下側ローラと接触することなく前記ホルダを上昇させるために前記持上げ面を押すことを特徴とするコンベヤ。
  33. 請求項28に記載のコンベヤにおいて、前記コンベヤベルトおよび前記支持面が、前記コンベヤベルトの前記長手方向と平行な軸に沿って水平面から傾けられることを特徴とするコンベヤ。
  34. コンベヤであって、
    長手ベルト移動方向に一緒に前進するために横並びに配置された複数のコンベヤベルトストランドであって、
    前記コンベヤベルトストランドのそれぞれが、上側ローラと、前記下側ローラと接触する下側ローラとをそれぞれ含むローラセットの1つまたは複数の長手レーンを含み、前記セットのそれぞれの前記下側ローラが、前記コンベヤベルトストランドの底部の下に延在し、前記下側ローラのある回転方向の回転により前記上側ローラが反対の回転方向に回転され、
    前記コンベヤベルトストランドの第1セットの回転方向が第1の方向であり、前記コンベヤベルトストランドの第2セットの回転方向が、異なる第2の方向である、複数のコンベヤベルトストランドと、
    ローラセットの前記長手レーンの下に横たわる複数の長手支持面と、
    前記支持面に結合されたアクチュエータであって、前記コンベヤベルトストランドを選択的に上昇または下降させるために、および前記下側ローラを、上昇された前記支持面上で回転させ、前記支持面が下降されているときは自由に回転できるようにするために、前記支持面を、前記下側ローラと接触するようにまたは接触から外れるように選択的に上昇または下降させるアクチュエータと
    を含むことを特徴とするコンベヤ。
  35. 請求項34に記載のコンベヤにおいて、前記アクチュエータが、コンベヤベルトストランドの前記第1セットの下に横たわる全ての前記支持面を上昇させる一方、同時に前記第2のコンベヤベルトストランドの下に横たわる全ての支持面を下降させることを特徴とするコンベヤ。
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