JP2015528679A - LTEeIMTA干渉緩和のためにセルクラスタを分離するための方法および装置 - Google Patents

LTEeIMTA干渉緩和のためにセルクラスタを分離するための方法および装置 Download PDF

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Abstract

セルクラスタを2つ以上のセルクラスタに分離するための方法、コンピュータプログラム製品、および装置が提供される。セルクラスタは、TDDサブフレーム構成フレキシビリティを可能にしながらセル間の干渉を緩和するために、2つ以上のセルクラスタに分離され得る。本方法は、セルクラスタ中の少なくとも1つの分離セルを識別し、セルクラスタは、共通のTDDサブフレーム構成を有する少なくとも2つのセルを含み、ここで、セルクラスタ中の1つのセルとセルクラスタ中の少なくとも別のセルとの間の結合損失が、あらかじめ定義されたしきい値よりも低い。本方法は、少なくとも1つの分離セルに基づいてセルクラスタを少なくとも第1のセルクラスタと第2のセルクラスタとに分離し、第1のセルクラスタのための第1のTDDサブフレーム構成と第2のセルクラスタのための第2のTDDサブフレーム構成とを設定する。

Description

関連出願の相互参照
[0001] 本出願は、その全体が参照により本明細書に明確に組み込まれる、2012年9月19日に出願された「Method and Apparatus for Separating a Cell Cluster for LTE EIMTA Interference Mitigation」と題する国際出願第PCT/CN2012/081595号の利益を主張する。
[0002] 本開示は、一般に通信システムに関し、より詳細には、LTE eIMTA干渉緩和のためにセルクラスタ(cell cluster)を分離するための方法および装置に関する。
[0003] ワイヤレス通信システムは、電話、ビデオ、データ、メッセージング、およびブロードキャストなど、様々な電気通信サービスを提供するために広く展開されている。典型的なワイヤレス通信システムは、利用可能なシステムリソース(たとえば、帯域幅、送信電力)を共有することによって複数のユーザとの通信をサポートすることが可能な多元接続技術を採用し得る。そのような多元接続技術の例としては、符号分割多元接続(CDMA)システム、時分割多元接続(TDMA)システム、周波数分割多元接続(FDMA)システム、直交周波数分割多元接続(OFDMA)システム、シングルキャリア周波数分割多元接続(SC−FDMA)システム、および時分割同期符号分割多元接続(TD−SCDMA)システムがある。
[0004] これらの多元接続技術は、異なるワイヤレスデバイスが都市、国家、地域、さらには地球規模で通信することを可能にする共通プロトコルを与えるために様々な電気通信規格において採用されている。新生の電気通信規格の一例はロングタームエボリューション(LTE:Long Term Evolution)である。LTEは、第3世代パートナーシッププロジェクト(3GPP:Third Generation Partnership Project)によって公表されたユニバーサルモバイルテレコミュニケーションズシステム(UMTS:Universal Mobile Telecommunications System)モバイル規格の拡張のセットである。LTEは、スペクトル効率を改善することによってモバイルブロードバンドインターネットアクセスをより良くサポートし、コストを下げ、サービスを改善し、新しいスペクトルを利用し、また、ダウンリンク(DL)上ではOFDMAを使用し、アップリンク(UL)上ではSC−FDMAを使用し、多入力多出力(MIMO)アンテナ技術を使用して他のオープン規格とより良く統合するように設計されている。しかしながら、モバイルブロードバンドアクセスに対する需要が増大し続けるにつれて、LTE技術のさらなる改善が必要である。好ましくは、これらの改善は、他の多元接続技術と、これらの技術を採用する電気通信規格とに適用可能であるべきである。
[0005] 本開示の一態様では、セルクラスタを2つ以上のセルクラスタに分離するための方法、コンピュータプログラム製品、および装置が提供される。セルクラスタは、時分割複信(TDD)サブフレーム構成フレキシビリティを可能にしながらセル間の干渉を緩和するために、2つ以上のセルクラスタに分離され得る。本方法は、セルクラスタ中の少なくとも1つの分離セル(separating cell)を識別し得、セルクラスタは、共通のTDDサブフレーム構成を有する少なくとも2つのセルを備え、ここで、セルクラスタ中の1つのセルとセルクラスタ中の少なくとも別のセルとの間の結合損失(coupling loss)が、あらかじめ定義されたしきい値よりも低い。本方法は、少なくとも第1のセルクラスタと第2のセルクラスタとを形成するために、少なくとも1つの分離セルに基づいてセルクラスタを分離し得、第1のセルクラスタのための第1のTDDサブフレーム構成と第2のセルクラスタのための第2のTDDサブフレーム構成とを設定し得る。
[0006] ネットワークアーキテクチャの一例を示す図。 [0007] アクセスネットワークの一例を示す図。 [0008] LTEにおけるDLフレーム構造の一例を示す図。 [0009] LTEにおけるULフレーム構造の一例を示す図。 [0010] ユーザプレーンおよび制御プレーンのための無線プロトコルアーキテクチャの一例を示す図。 [0011] アクセスネットワーク中の発展型ノードBおよびユーザ機器の一例を示す図。 [0012] セルのためのフレキシブルなTDD DL/UL構成の適用を示す図。 [0013] 動的TDD DL/UL構成の適用により生じ得る干渉を示す図。 [0014] ネットワークにおける干渉の緩和を示す図。 [0015] セルクラスタを含む図。 [0016] 分離セルに基づく、セルクラスタの例示的な分離を示す図。 [0017] 第1のセルクラスタと第2のセルクラスタとのTDDサブフレーム構成を示す図。 [0018] 第1のセルクラスタと第2のセルクラスタとのTDDサブフレーム構成を示す図。 [0019] 分離セルに基づく、セルクラスタの例示的な分離を示す図。 [0020] セルクラスタの分離を示す図。 [0021] セルクラスタの分離を示す図。 [0022] ワイヤレス通信の方法のフローチャート。 [0023] ワイヤレス通信の方法のフローチャート。 [0024] ワイヤレス通信の方法のフローチャート。 [0025] ワイヤレス通信の方法のフローチャート。 [0026] 例示的な装置中の異なるモジュール/手段/構成要素間のデータフローを示す概念データフロー図。 [0027] 処理システムを採用する装置のためのハードウェア実装形態の一例を示す図。
[0028] 添付の図面に関して以下に示す発明を実施するための形態は、様々な構成を説明するものであり、本明細書で説明する概念が実施され得る唯一の構成を表すものではない。発明を実施するための形態は、様々な概念の完全な理解を与えるための具体的な詳細を含む。ただし、これらの概念はこれらの具体的な詳細なしに実施され得ることが当業者には明らかであろう。いくつかの例では、そのような概念を不明瞭にしないように、よく知られている構造および構成要素をブロック図の形式で示す。
[0029] 次に、様々な装置および方法に関して電気通信システムのいくつかの態様を提示する。これらの装置および方法について、以下の詳細な説明において説明し、(「要素」と総称される)様々なブロック、モジュール、構成要素、回路、ステップ、プロセス、アルゴリズムなどによって添付の図面に示す。これらの要素は、電子ハードウェア、コンピュータソフトウェア、またはそれらの任意の組合せを使用して実装され得る。そのような要素がハードウェアとして実装されるか、ソフトウェアとして実装されるかは、特定の適用例および全体的なシステムに課された設計制約に依存する。
[0030] 例として、要素、または要素の任意の部分、または要素の任意の組合せは、1つまたは複数のプロセッサを含む「処理システム」を用いて実装され得る。プロセッサの例としては、マイクロプロセッサ、マイクロコントローラ、デジタル信号プロセッサ(DSP)、フィールドプログラマブルゲートアレイ(FPGA)、プログラマブル論理デバイス(PLD)、状態機械、ゲート論理、個別ハードウェア回路、および本開示全体にわたって説明する様々な機能を実行するように構成された他の好適なハードウェアがある。処理システム中の1つまたは複数のプロセッサはソフトウェアを実行し得る。ソフトウェアは、ソフトウェア、ファームウェア、ミドルウェア、マイクロコード、ハードウェア記述言語などの名称にかかわらず、命令、命令セット、コード、コードセグメント、プログラムコード、プログラム、サブプログラム、ソフトウェアモジュール、アプリケーション、ソフトウェアアプリケーション、ソフトウェアパッケージ、ルーチン、サブルーチン、オブジェクト、実行ファイル、実行スレッド、プロシージャ、関数などを意味すると広く解釈されたい。
[0031] したがって、1つまたは複数の例示的な実施形態では、説明する機能は、ハードウェア、ソフトウェア、ファームウェア、またはそれらの任意の組合せで実装され得る。ソフトウェアで実装される場合、機能は、コンピュータ可読媒体上に記憶されるか、あるいはコンピュータ可読媒体上に1つまたは複数の命令またはコードとして符号化され得る。コンピュータ可読媒体はコンピュータ記憶媒体を含む。記憶媒体は、コンピュータによってアクセスされ得る任意の利用可能な媒体であり得る。限定ではなく例として、そのようなコンピュータ可読媒体は、RAM、ROM、EEPROM(登録商標)、CD−ROMまたは他の光ディスクストレージ、磁気ディスクストレージまたは他の磁気ストレージデバイス、あるいは命令またはデータ構造の形態の所望のプログラムコードを搬送または記憶するために使用され得、コンピュータによってアクセスされ得る、任意の他の媒体を備えることができる。本明細書で使用するディスク(disk)およびディスク(disc)は、コンパクトディスク(disc)(CD)、レーザーディスク(登録商標)(disc)、光ディスク(disc)、デジタル多用途ディスク(disc)(DVD)、およびフロッピー(登録商標)ディスク(disk)を含み、ディスク(disk)は、通常、データを磁気的に再生し、ディスク(disc)は、データをレーザで光学的に再生する。上記の組合せもコンピュータ可読媒体の範囲内に含まれるべきである。
[0032] 図1は、LTEネットワークアーキテクチャ100を示す図である。LTEネットワークアーキテクチャ100は発展型パケットシステム(EPS:Evolved Packet System)100と呼ばれることがある。EPS100は、1つまたは複数のユーザ機器(UE)102と、発展型UMTS地上波無線アクセスネットワーク(E−UTRAN:Evolved UMTS Terrestrial Radio Access Network)104と、発展型パケットコア(EPC:Evolved Packet Core)110と、ホーム加入者サーバ(HSS:Home Subscriber Server)120と、事業者のIPサービス122とを含み得る。EPSは他のアクセスネットワークと相互接続することができるが、簡単のために、それらのエンティティ/インターフェースは図示していない。図示のように、EPSはパケット交換サービスを提供するが、当業者なら容易に諒解するように、本開示全体にわたって提示する様々な概念は、回線交換サービスを提供するネットワークに拡張され得る。
[0033] E−UTRANは、発展型ノードB(eNB)106と他のeNB108とを含む。eNB106は、UE102に対してユーザプレーンプロトコル終端と制御プレーンプロトコル終端とを与える。eNB106は、バックホール(たとえば、X2インターフェース)を介して他のeNB108に接続され得る。eNB106は、基地局、トランシーバ基地局、無線基地局、無線トランシーバ、トランシーバ機能、基本サービスセット(BSS:basic service set)、拡張サービスセット(ESS:extended service set)、または何らかの他の好適な用語で呼ばれることもある。eNB106は、UE102にEPC110へのアクセスポイントを与える。UE102の例としては、セルラーフォン、スマートフォン、セッション開始プロトコル(SIP:session initiation protocol)電話、ラップトップ、携帯情報端末(PDA)、衛星無線、全地球測位システム、マルチメディアデバイス、ビデオデバイス、デジタルオーディオプレーヤ(たとえば、MP3プレーヤ)、カメラ、ゲーム機、または任意の他の同様の機能デバイスがある。UE102は、当業者によって、移動局、加入者局、モバイルユニット、加入者ユニット、ワイヤレスユニット、リモートユニット、モバイルデバイス、ワイヤレスデバイス、ワイヤレス通信デバイス、リモートデバイス、モバイル加入者局、アクセス端末、モバイル端末、ワイヤレス端末、リモート端末、ハンドセット、ユーザエージェント、モバイルクライアント、クライアント、または何らかの他の好適な用語で呼ばれることもある。
[0034] eNB106はS1インターフェースによってEPC110に接続される。EPC110は、モビリティ管理エンティティ(MME:Mobility Management Entity)112と、他のMME114と、サービングゲートウェイ116と、パケットデータネットワーク(PDN:Packet Data Network)ゲートウェイ118とを含む。MME112は、UE102とEPC110との間のシグナリングを処理する制御ノードである。概して、MME112はベアラおよび接続管理を行う。すべてのユーザIPパケットはサービングゲートウェイ116を通して転送され、サービングゲートウェイ116自体はPDNゲートウェイ118に接続される。PDNゲートウェイ118はUEのIPアドレス割振りならびに他の機能を与える。PDNゲートウェイ118は事業者のIPサービス122に接続される。事業者のIPサービス122は、インターネットと、イントラネットと、IPマルチメディアサブシステム(IMS:IP Multimedia Subsystem)と、PSストリーミングサービス(PSS:PS Streaming Service)とを含み得る。
[0035] 図2は、LTEネットワークアーキテクチャにおけるアクセスネットワーク200の一例を示す図である。この例では、アクセスネットワーク200は、いくつかのセルラー領域(セル)202に分割される。1つまたは複数のより低い電力クラスのeNB208は、セル202のうちの1つまたは複数と重複するセルラー領域210を有し得る。より低い電力クラスのeNB208は、フェムトセル(たとえば、ホームeNB(HeNB:home eNB))、ピコセル、マイクロセル、またはリモートラジオヘッド(RRH:remote radio head)であり得る。マクロeNB204は各々、それぞれのセル202に割り当てられ、セル202中のすべてのUE206にEPC110へのアクセスポイントを与えるように構成される。アクセスネットワーク200のこの例には集中コントローラはないが、代替構成では集中コントローラが使用され得る。eNB204は、無線ベアラ制御、承認制御、モビリティ制御、スケジューリング、セキュリティ、およびサービングゲートウェイ116への接続性を含む、すべての無線関係機能を担当する。
[0036] アクセスネットワーク200によって採用される変調および多元接続方式は、展開されている特定の電気通信規格に応じて異なり得る。LTE適用例では、周波数分割複信(FDD:frequency division duplexing)と時分割複信(TDD:time division duplexing)の両方をサポートするために、OFDMがDL上で使用され、SC−FDMAがUL上で使用される。当業者なら以下の詳細な説明から容易に諒解するように、本明細書で提示する様々な概念はLTE適用例に好適である。ただし、これらの概念は、他の変調および多元接続技法を採用する他の電気通信規格に容易に拡張され得る。例として、これらの概念は、エボリューションデータオプティマイズド(EV−DO:Evolution-Data Optimized)またはウルトラモバイルブロードバンド(UMB:Ultra Mobile Broadband)に拡張され得る。EV−DOおよびUMBは、CDMA2000規格ファミリーの一部として第3世代パートナーシッププロジェクト2(3GPP2:3rd Generation Partnership Project 2)によって公表されたエアインターフェース規格であり、CDMAを採用して移動局にブロードバンドインターネットアクセスを提供する。これらの概念はまた、広帯域CDMA(W−CDMA(登録商標))とTD−SCDMAなどのCDMAの他の変形態とを採用するユニバーサル地上波無線アクセス(UTRA:Universal Terrestrial Radio Access)、TDMAを採用するモバイル通信用グローバルシステム(GSM(登録商標):Global System for Mobile Communications)、ならびに、OFDMAを採用する、発展型UTRA(E−UTRA:Evolved UTRA)、IEEE802.11(Wi−Fi(登録商標))、IEEE802.16(WiMAX(登録商標))、IEEE802.20、およびFlash−OFDMに拡張され得る。UTRA、E−UTRA、UMTS、LTEおよびGSMは、3GPP団体からの文書に記載されている。CDMA2000およびUMBは、3GPP2団体からの文書に記載されている。採用される実際のワイヤレス通信規格および多元接続技術は、特定の適用例およびシステムに課された全体的な設計制約に依存することになる。
[0037] eNB204は、MIMO技術をサポートする複数のアンテナを有し得る。MIMO技術の使用により、eNB204は、空間多重化、ビームフォーミング、および送信ダイバーシティをサポートするために空間領域を活用することが可能になる。空間多重化は、データの異なるストリームを同じ周波数上で同時に送信するために使用され得る。データストリームは、データレートを増加させるために単一のUE206に送信されるか、または全体的なシステム容量を増加させるために複数のUE206に送信され得る。これは、各データストリームを空間的にプリコーディングし(すなわち、振幅および位相のスケーリングを適用し)、次いでDL上で複数の送信アンテナを通して空間的にプリコーディングされた各ストリームを送信することによって達成される。空間的にプリコーディングされたデータストリームは、異なる空間シグネチャとともに(1つまたは複数の)UE206に到着し、これにより、(1つまたは複数の)UE206の各々がそのUE206に宛てられた1つまたは複数のデータストリームを復元することが可能になる。UL上で、各UE206は、空間的にプリコードされたデータストリームを送信し、これにより、eNB204は、空間的にプリコードされた各データストリームのソースを識別することが可能になる。
[0038] 空間多重化は、概して、チャネル状態が良好であるときに使用される。チャネル状態があまり良好でないときは、送信エネルギーを1つまたは複数の方向に集中させるためにビームフォーミングが使用され得る。これは、複数のアンテナを通して送信するためのデータを空間的にプリコーディングすることによって達成され得る。セルのエッジにおいて良好なカバレージを達成するために、送信ダイバーシティと組み合わせてシングルストリームビームフォーミング送信が使用され得る。
[0039] 以下の詳細な説明では、DL上でOFDMをサポートするMIMOシステムを参照しながらアクセスネットワークの様々な態様について説明する。OFDMは、OFDMシンボル内のいくつかのサブキャリアを介してデータを変調するスペクトル拡散技法である。サブキャリアは正確な周波数で離間される。離間は、受信機がサブキャリアからデータを復元することを可能にする「直交性(orthogonality)」を与える。時間領域では、OFDMシンボル間干渉をなくすために、ガードインターバル(たとえば、サイクリックプレフィックス)が各OFDMシンボルに追加され得る。ULは、高いピーク対平均電力比(PAPR:peak-to-average power ratio)を補償するために、SC−FDMAをDFT拡散OFDM信号の形態で使用し得る。
[0040] 図3は、LTEにおけるDLフレーム構造の一例を示す図300である。フレーム(10ms)は、等しいサイズの10個のサブフレームに分割され得る。各サブフレームは、2つの連続するタイムスロットを含み得る。2つのタイムスロットを表すためにリソースグリッドが使用され得、各タイムスロットはリソースブロックを含む。リソースグリッドは複数のリソース要素に分割される。LTEでは、リソースブロックは、周波数領域中に12個の連続するサブキャリアを含んでおり、各OFDMシンボル中のノーマルサイクリックプレフィックスについて、時間領域中に7個の連続するOFDMシンボル、または84個のリソース要素を含んでいる。拡張サイクリックプレフィックスについて、リソースブロックは、時間領域中に6個の連続するOFDMシンボルを含んでおり、72個のリソース要素を有する。R302、304として示されるリソース要素のいくつかはDL基準信号(DL−RS:DL reference signal)を含む。DL−RSは、(共通RSと呼ばれることもある)セル固有RS(CRS:Cell-specific RS)302と、UE固有RS(UE−RS:UE-specific RS)304とを含む。UE−RS304は、対応する物理DL共有チャネル(PDSCH:physical DL shared channel)がマッピングされるリソースブロック上のみで送信される。各リソース要素によって搬送されるビット数は変調方式に依存する。したがって、UEが受信するリソースブロックが多いほど、また変調方式が高いほど、UEのデータレートは高くなる。
[0041] 図4は、LTEにおけるULフレーム構造の一例を示す図400である。ULのための利用可能なリソースブロックは、データセクションと制御セクションとに区分され得る。制御セクションは、システム帯域幅の2つのエッジにおいて形成され得、構成可能なサイズを有し得る。制御セクション中のリソースブロックは、制御情報を送信するためにUEに割り当てられ得る。データセクションは、制御セクション中に含まれないすべてのリソースブロックを含み得る。ULフレーム構造は、データセクション中の連続するサブキャリアのすべてを単一のUEに割り当てることを可能にし得る連続サブキャリアを含むデータセクションを生じる。
[0042] UEには、eNBに制御情報を送信するために、制御セクション中のリソースブロック410a、410bが割り当てられ得る。UEには、eNBにデータを送信するために、データセクション中のリソースブロック420a、420bも割り当てられ得る。UEは、制御セクション中の割り当てられたリソースブロック上の物理UL制御チャネル(PUCCH:physical UL control channel)中で制御情報を送信し得る。UEは、データセクション中の割り当てられたリソースブロック上の物理UL共有チャネル(PUSCH:physical UL shared channel)中でデータのみまたはデータと制御情報の両方を送信し得る。UL送信は、サブフレームの両方のスロットにわたり得、周波数上でホッピングし得る。
[0043] 初期システムアクセスを実行し、物理ランダムアクセスチャネル(PRACH:physical random access channel)430中でUL同期を達成するために、リソースブロックのセットが使用され得る。PRACH430は、ランダムシーケンスを搬送し、いかなるULデータ/シグナリングも搬送することができない。各ランダムアクセスプリアンブルは、6つの連続するリソースブロックに対応する帯域幅を占有する。開始周波数はネットワークによって指定される。すなわち、ランダムアクセスプリアンブルの送信は、ある時間リソースおよび周波数リソースに制限される。周波数ホッピングはPRACHにはない。PRACH試みは単一のサブフレーム(1ms)中でまたは少数の連続サブフレームのシーケンス中で搬送され、UEは、フレーム(10ms)ごとに単一のPRACH試みだけを行うことができる。
[0044] 図5は、LTEにおけるユーザプレーンおよび制御プレーンのための無線プロトコルアーキテクチャの一例を示す図500である。UEおよびeNBのための無線プロトコルアーキテクチャは、レイヤ1と、レイヤ2と、レイヤ3との3つのレイヤとともに示されている。レイヤ1(L1レイヤ)は最下位レイヤであり、様々な物理レイヤ信号処理機能を実装する。L1レイヤを本明細書では物理レイヤ506と呼ぶ。レイヤ2(L2レイヤ)508は、物理レイヤ506の上にあり、物理レイヤ506を介したUEとeNBとの間のリンクを担当する。
[0045] ユーザプレーンでは、L2レイヤ508は、ネットワーク側のeNBにおいて終端される、媒体アクセス制御(MAC:media access control)サブレイヤ510と、無線リンク制御(RLC:radio link control)サブレイヤ512と、パケットデータコンバージェンスプロトコル(PDCP:packet data convergence protocol)514サブレイヤとを含む。図示されていないが、UEは、ネットワーク側のPDNゲートウェイ118において終端されるネットワークレイヤ(たとえば、IPレイヤ)と、接続の他端(たとえば、ファーエンドUE、サーバなど)において終端されるアプリケーションレイヤとを含めてL2レイヤ508の上にいくつかの上位レイヤを有し得る。
[0046] PDCPサブレイヤ514は、異なる無線ベアラと論理チャネルとの間で多重化を行う。PDCPサブレイヤ514はまた、無線送信オーバーヘッドを低減するために上位レイヤデータパケットのヘッダ圧縮と、データパケットを暗号化することによるセキュリティと、UEに対するeNB間のハンドオーバサポートとを与える。RLCサブレイヤ512は、上位レイヤデータパケットのセグメンテーションおよび再統合と、紛失データパケットの再送信と、ハイブリッド自動再送要求(HARQ:hybrid automatic repeat request)による、順が狂った受信を補正するデータパケットの並べ替えとを行う。MACサブレイヤ510は、論理チャネルとトランスポートチャネルとの間の多重化を行う。MACサブレイヤ510はまた、UEの間で1つのセル内の様々な無線リソース(たとえば、リソースブロック)を割り振ることを担当する。MACサブレイヤ510はまたHARQ動作を担当する。
[0047] 制御プレーンでは、UEおよびeNBのための無線プロトコルアーキテクチャは、制御プレーンのためのヘッダ圧縮機能がないことを除いて、物理レイヤ506およびL2レイヤ508について実質的に同じである。制御プレーンはまた、レイヤ3(L3レイヤ)中に無線リソース制御(RRC:radio resource control)サブレイヤ516を含む。RRCサブレイヤ516は、無線リソース(すなわち、無線ベアラ)を取得することと、eNBとUEとの間のRRCシグナリングを使用して下位レイヤを構成することとを担当する。
[0048] 図6は、アクセスネットワーク中でUE650と通信しているeNB610のブロック図である。DLでは、コアネットワークからの上位レイヤパケットが、コントローラ/プロセッサ675に与えられる。コントローラ/プロセッサ675はL2レイヤの機能を実装する。DLでは、コントローラ/プロセッサ675は、様々な優先度メトリックに基づいて、ヘッダ圧縮と、暗号化と、パケットのセグメント化および並べ替えと、論理チャネルとトランスポートチャネルとの間の多重化と、UE650への無線リソース割振りとを行う。コントローラ/プロセッサ675はまた、HARQ動作と、紛失パケットの再送信と、UE650へのシグナリングとを担当する。
[0049] 送信(TX)プロセッサ616は、L1レイヤ(すなわち、物理レイヤ)のための様々な信号処理機能を実装する。信号処理機能は、UE650における前方誤り訂正(FEC:forward error correction)と、様々な変調方式(たとえば、2位相シフトキーイング(BPSK:binary phase-shift keying)、4位相シフトキーイング(QPSK:quadrature phase-shift keying)、M位相シフトキーイング(M−PSK:M-phase-shift keying)、多値直交振幅変調(M−QAM:M-quadrature amplitude modulation))に基づいた信号コンスタレーションへのマッピングとを可能にするために、コーディングとインターリービングとを含む。コーディングされ変調されたシンボルは、次いで並列ストリームに分割される。各ストリームは、次いでOFDMサブキャリアにマッピングされ、時間領域および/または周波数領域中で基準信号(たとえば、パイロット)と多重化され、次いで逆高速フーリエ変換(IFFT:Inverse Fast Fourier Transform)を使用して互いに合成されて、時間領域OFDMシンボルストリームを搬送する物理チャネルを生成する。OFDMストリームは、複数の空間ストリームを生成するために空間的にプリコーディングされる。チャネル推定器674からのチャネル推定値は、コーディングおよび変調方式を判断するために、ならびに空間処理のために使用され得る。チャネル推定値は、UE650によって送信される基準信号および/またはチャネル状態フィードバックから導出され得る。各空間ストリームは、次いで、別個の送信機618TXを介して異なるアンテナ620に与えられる。各送信機618TXは、送信のためにそれぞれの空間ストリームでRFキャリアを変調する。
[0050] UE650において、各受信機654RXは、それのそれぞれのアンテナ652を通して信号を受信する。各受信機654RXは、RFキャリア上に変調された情報を復元し、受信機(RX)プロセッサ656に情報を与える。RXプロセッサ656は、L1レイヤの様々な信号処理機能を実装する。RXプロセッサ656は、UE650に宛てられた任意の空間ストリームを復元するために、情報に対して空間処理を実行する。複数の空間ストリームがUE650に宛てられた場合、それらはRXプロセッサ656によって単一のOFDMシンボルストリームに合成され得る。RXプロセッサ656は、次いで高速フーリエ変換(FFT:Fast Fourier Transform)を使用してOFDMシンボルストリームを時間領域から周波数領域に変換する。周波数領域信号は、OFDM信号のサブキャリアごとに別々のOFDMシンボルストリームを備える。各サブキャリア上のシンボルと基準信号とは、eNB610によって送信される、可能性が最も高い信号のコンスタレーションポイントを判断することによって復元され、復調される。これらの軟判定は、チャネル推定器658によって計算されるチャネル推定値に基づき得る。軟判定は、次いで、物理チャネル上でeNB610によって最初に送信されたデータおよび制御信号を復元するために復号され、デインターリーブされる。データおよび制御信号は、次いでコントローラ/プロセッサ659に与えられる。
[0051] コントローラ/プロセッサ659はL2レイヤを実装する。コントローラ/プロセッサは、プログラムコードとデータとを記憶するメモリ660に関連し得る。メモリ660はコンピュータ可読媒体と呼ばれることがある。ULでは、コントローラ/プロセッサ659は、コアネットワークからの上位レイヤパケットを復元するために、トランスポートチャネルと論理チャネルとの間の多重分離と、パケットリアセンブリと、復号(decipher)と、ヘッダ復元(decompression)と、制御信号処理とを行う。上位レイヤパケットは、次いで、L2レイヤの上のすべてのプロトコルレイヤを表すデータシンク662に与えられる。また、様々な制御信号がL3処理のためにデータシンク662に与えられ得る。コントローラ/プロセッサ659はまた、HARQ動作をサポートするために肯定応答(ACK)および/または否定応答(NACK)プロトコルを使用した誤り検出を担当する。
[0052] ULでは、データソース667は、コントローラ/プロセッサ659に上位レイヤパケットを与えるために使用される。データソース667は、L2レイヤの上のすべてのプロトコルレイヤを表す。eNB610によるDL送信に関して説明した機能と同様に、コントローラ/プロセッサ659は、ヘッダ圧縮と、暗号化と、パケットのセグメント化および並べ替えと、eNB610による無線リソース割振りに基づいた論理チャネルとトランスポートチャネルとの間の多重化とを行うことによって、ユーザプレーンおよび制御プレーンのためのL2レイヤを実装する。コントローラ/プロセッサ659はまた、HARQ動作、紛失パケットの再送信、およびeNB610へのシグナリングを担当する。
[0053] eNB610によって送信される基準信号またはフィードバックからの、チャネル推定器658によって導出されるチャネル推定値は、適切なコーディングおよび変調方式を選択することと、空間処理を可能にすることとを行うために、TXプロセッサ668によって使用され得る。TXプロセッサ668によって生成される空間ストリームは、別個の送信機654TXを介して異なるアンテナ652に与えられる。各送信機654TXは、送信のためにそれぞれの空間ストリームでRFキャリアを変調する。
[0054] UL送信は、UE650における受信機機能に関して説明した方法と同様の方法でeNB610において処理される。各受信機618RXは、それのそれぞれのアンテナ620を通して信号を受信する。各受信機618RXは、RFキャリア上で変調された情報を復元し、RXプロセッサ670に情報を与える。RXプロセッサ670はL1レイヤを実装し得る。
[0055] コントローラ/プロセッサ675はL2レイヤを実装する。コントローラ/プロセッサ675は、プログラムコードとデータとを記憶するメモリ676に関連し得る。メモリ676はコンピュータ可読媒体と呼ばれることがある。ULでは、コントローラ/プロセッサ675は、UE650からの上位レイヤパケットを復元するために、トランスポートチャネルと論理チャネルとの間の多重分離と、パケットリアセンブリと、復号と、ヘッダ復元と、制御信号処理とを行う。コントローラ/プロセッサ675からの上位レイヤパケットはコアネットワークに与えられ得る。コントローラ/プロセッサ675はまた、HARQ動作をサポートするためにACKおよび/またはNACKプロトコルを使用した誤り検出を担当する。
[0056] LTE通信規格は、FDDフレーム構造とTDDフレーム構造の両方をサポートする。ダウンリンクおよびアップリンクの送信タイムラインは無線フレームの単位に区分され得、各無線フレームは、0〜9のインデックスをもつ10個のサブフレームに区分され得る。LTEは、TDDのためのいくつかのアップリンクダウンリンク構成をサポートする。すべてのアップリンクダウンリンク構成について、サブフレーム0および5はダウンリンクのために使用され、サブフレーム2はアップリンクのために使用される。サブフレーム3、4、7、8および9は、それぞれアップリンクダウンリンク構成に応じてダウンリンクまたはアップリンクのために使用され得る。サブフレーム1は、ダウンリンク制御チャネルならびにデータ送信のために使用されるダウンリンクパイロットタイムスロット(DwPTS:Downlink Pilot Time Slot)と、無送信のガード期間(GP:Guard Period)と、ランダムアクセスチャネル(RACH:random access channel)またはサウンディング基準信号(SRS:sounding reference signal)のいずれかのために使用されるアップリンクパイロットタイムスロット(UpPTS:Uplink Pilot Time Slot)とから構成される3つの特殊フィールドを含む。サブフレーム6は、アップリンクダウンリンク構成に応じて、DwPTSのみ、またはすべての3つの特殊フィールド、またはダウンリンクサブフレームを含み得る。DwPTS、GPおよびUpPTSは、様々なサブフレーム構成について様々な持続時間を有し得る。TDDの場合、ダウンリンクのために使用される各サブフレームはダウンリンクサブフレームと呼ばれることがあり、アップリンクのために使用される各サブフレームはアップリンクサブフレームと呼ばれることがある。
[0057] 規格の実装に対する変更は、実際のトラフィックの必要に基づいてTDD DL/ULサブフレーム構成を動的に適応させる可能性を含む。短い持続時間中に、ダウンリンク上の大きいデータバーストが必要とされる場合、ワイヤレス装置は、それの構成を、たとえば、構成#1(6DL:4UL)から構成#5(9DL:1UL)に変更し得る。TDD構成の適応は640msよりも遅くならないことが予想される。極端な場合、適応は10ms程度に高速になり得る。2つ以上のセルが、異なる重複するダウンリンクサブフレームおよびアップリンクサブフレームを有するとき、隣接するセルを異なるサブフレームアップリンクダウンリンク構成間で動的に切り替えさせると、ダウンリンクとアップリンクの両方に干渉を生じ得る。
[0058] 図7は、セル(たとえば、ピコセルまたはマクロセル)のためのフレキシブルなTDD DL/UL構成の適用を示す図700である。図7において、垂直軸はDL/ULトラフィック負荷を表し、水平軸は時間を表す。図7に示されているように、セルに適用されたTDD DL/UL構成は様々な時間において変更され得る。たとえば、図7を参照すると、初めに、低いDLトラフィック負荷に適応するために構成1が適用され得、その後、高いDLトラフィック負荷に適応するために構成2が適用され得る。たとえば、構成2はDLヘビーTDD構成であり得る。
[0059] 図8は、動的TDD DL/UL構成の適用により生じ得る干渉を示す図800である。図8に示されているように、マクロUE(MUE)808はマクロeNB(MeNB)802と通信しており、ピコUE(PUE)810はピコeNB(PeNB)804と通信しており、PUE812はPeNB806と通信している。図8において、実線は所望の信号を示し、破線は干渉信号を示す。たとえば、PeNB804がPUE810に信号を送ったとき、PUE810に送られた信号はMeNB802とPeNB806とへの干渉を引き起こし得る。別の例として、MUE808がMeNB802に信号を送ったとき、MeNB802に送られた信号はPUE810への干渉を引き起こし得る。
[0060] ノード(たとえば、マクロセルおよび/またはピコセル)のTDD UL/DL構成は、ノードの異なるUL/DLトラフィック負荷により良く一致するように再構成され得る。しかしながら、そのような再構成はUL−DL干渉管理を必要とし得る。UL−DL干渉を緩和するための1つの手法は、たとえば、しきい値を下回る結合損失を有するeNBが、同じTDD構成を使用して送信することを強制される、セルクラスタリング方法である。屋外ピコセル対屋外ピコセルシナリオでは、2つのピコセル間の結合損失が、あらかじめ定義されたしきい値「X」よりも小さい場合、ピコセルはセルクラスタとしてグループ化される。そのようなセルクラスタ内のピコセルは、サブフレーム内で同じ送信方向を有するように構成される。屋外ピコセル対マクロセルシナリオでは、2つのピコセル間の結合損失が、あらかじめ定義されたしきい値「X」よりも小さい場合、ピコセルはセルクラスタとしてグループ化される。そのようなセルクラスタ内のピコセルは、サブフレーム内で同じ送信方向を有するように構成される。セルクラスタの任意のピコセルと任意のマクロセルとの間の結合損失が、あらかじめ定義されたしきい値「Y」よりも小さい場合、セルクラスタのすべてのピコセルはマクロセルの送信方向に関連する。
[0061] 図9は、TDD UL/DL構成フレキシビリティを犠牲にしての、ネットワークにおける干渉の緩和を示す図900である。図9は、マクロセル1のマクロセルカバレージエリア902と、マクロセル2のマクロセルカバレージエリア904と、それぞれのピコセル1、2、3、4、5、6、および7のピコセルカバレージエリア906、908、910、916、912、914、および918とを含む。図9の構成では、ピコセル1、2、3、5、および6(すなわち、破線の境界をもつセル)は同じセルクラスタ中にある。図9に示されているように、マクロセル1および2ならびにピコセル4および7は「DSUUD」TDD構成で構成され、ピコセル1、2、3、5、および6は「DSUDD」TDD構成で構成される。
[0062] 図9の構成では、干渉は、UL/DL構成フレキシビリティを犠牲にして緩和され得る。すなわち、同じセルクラスタ中のセルが同じUL/DL送信方向を有するように構成されるとき、干渉は緩和される。しかしながら、セル間のサブフレームのUL/DL方向を整合させることにより、その個々のセル内の変化するUL/DL要求に適応する個々のセルの能力が低減する。たとえば、ピコセル間のしきい値が90dBであり、ピコセルとマクロセルとの間のしきい値が70dBである場合、同じセルクラスタ中にあるべきピコセル1、2、3、5、および6について、ピコセル1、2、3、5、および6間の結合損失は90dbを下回らなければならないであろう。同様に、同じクラスタ中にあるべきマクロセル1およびピコセル4について、それらの間の結合損失は70dbよりも小さくなければならないであろう。分離しきい値を調整することによって、それぞれ、セル間の干渉の増加または減少と引き換えにセル間の構成フレキシビリティを増加または減少させることが可能である。
[0063] (「IoT」とも呼ばれる)分離しきい値は、許容分離しきい値に基づいて判断され得る。たとえば、eNB−eNB干渉によって与えられる分離しきい値は、以下の式によって判断され得る。
Figure 2015528679
上式で、Ptxは干渉eNBの送信電力を表し、coupling_lossは、経路損失、アンテナ利得、および/または被干渉eNBと干渉eNBとの間のシャドーイング損失(shadowing loss)に基づく値を表し、thermal_noiseは被干渉eNBにおける熱雑音を表す。したがって、許容分離しきい値がIoT_aとして表される場合、分離しきい値は、以下の式によって判断される値に設定され得る。
Figure 2015528679
[0064] 図10は、セルクラスタ1002および1004を含む図1000である。図10に示されているように、セルクラスタ1002は、セルP1、P2、P3、およびP4を含む。たとえば、セルP1、P2、P3、およびP4は、それらのセルの各々が、近隣セルに関する結合損失しきい値など、分離しきい値を下回る場合、同じセルクラスタ中に含まれ得る。図10にさらに示されているように、セルクラスタ1004は、セルP5、P6、P7、およびP8を含む。たとえば、セルP5、P6、P7、およびP8は、それらのセルの各々が、近隣セルに関する結合損失しきい値など、分離しきい値を下回る場合、同じセルクラスタ中に含まれ得る。
[0065] セルクラスタ1002において、セルP1、P2、P3、およびP4の各々は共通のTDDサブフレーム構成を有し得る。さらに、セルクラスタ1002中の1つのセルとセルクラスタ1002中の少なくとも別のセルとの間の結合損失は、あらかじめ定義されたしきい値よりも低くなり得る。セルクラスタ1004において、セルP5、P6、P7、およびP8の各々は共通のTDDサブフレーム構成を有し得る。さらに、セルクラスタ1004中の1つのセルとセルクラスタ1004中の少なくとも別のセルとの間の結合損失は、あらかじめ定義されたしきい値よりも低くなり得る。セル間の結合損失は、セルからのフィードバックを介してネットワーク(たとえば、eNB)によって測定および/または受信され得る。
[0066] セルクラスタ1002および1004の各々において、少なくとも1つの分離セルが識別され得る。一構成では、(1つまたは複数の)分離セルは、少なくとも、対応するセルクラスタ中のセル間の結合損失に基づいて識別され得る。たとえば、(1つまたは複数の)分離セルは、しきい値よりも低い他のセルに関する結合損失を有し得る。たとえば、セルクラスタ1002において、セルP1は分離セルとして識別され得る。セルクラスタ1004において、セルP5およびP7は分離セルとして識別され得る。次いで、セルクラスタ(たとえば、セルクラスタ1002またはセルクラスタ1004)は、図11に示すように2つ以上のセルクラスタを形成するために、(1つまたは複数の)分離セルに基づいて分離され得る。
[0067] 図11は、分離セルP1に基づく、セルクラスタ1002の例示的な分離を示す図1100である。図11に示されているように、分離セルP1は、セルクラスタ1104、1106、および1108を形成するためにセルクラスタ1002から分離され得る。たとえば、セルクラスタ1104はセルP2を含み得、セルクラスタ1106はセルP4を含み得、セルクラスタ1108は分離セルP1とセルP3とを含み得る。一態様では、第1のTDDサブフレーム構成がセルクラスタ1104のために設定され得、第2のTDDサブフレーム構成がセルクラスタ1106のために設定され得、第3のTDDサブフレーム構成がセルクラスタ1108のために設定され得る。一構成では、第1、第2および第3のサブフレーム構成のうちの少なくとも1つは、それらのそれぞれのセルクラスタ(たとえば、セルクラスタ1104、1106、および1108)中のセルのためのより大きいUL/DLフレキシビリティを可能にするために異なり得る。
[0068] 図12は、第1のセルクラスタ1202と第2のセルクラスタ1204とのTDDサブフレーム構成を示す図1200である。図12の構成では、第1のセルクラスタ1202および第2のセルクラスタ1204は、セル1、2、および3を含むセルクラスタ中の分離セルとしてセル2を識別することによって、およびそのセルクラスタからセル3とともにセル2を分離することによって形成され得る。したがって、第1のセルクラスタ1202はセル1を含み得、第2のセルクラスタ1204はセル2および3を含み得る。図12に示されているように、第1のセルクラスタ1202は「DSUUD」TDDサブフレーム構成で構成され得、分離セルを含む第2のセルクラスタ1204は、「DSUDD」TDDサブフレーム構成など、アップリンクサブフレームよりも多いダウンリンクサブフレームを含むダウンリンクヘビーTDDサブフレーム構成で構成され得る。
[0069] ダウンリンクサブフレームとアップリンクサブフレームとが共存する、セル1、2、および3のサブフレームは、非アンカーサブフレームに指定され得、ダウンリンクサブフレームとアップリンクサブフレームとが共存しない、セル1、2、および3のサブフレームは、アンカーサブフレームに指定され得る。たとえば、図12を参照すると、サブフレーム(SF)「SF0」、「SF1」、「SF2」、および「SF4」はアンカーサブフレームに指定され得、サブフレーム「SF3」は非アンカーサブフレームに指定され得る。
[0070] 一構成では、近隣セルへの干渉の影響を最小限に抑えるために、分離セル(たとえば、セル2)の非アンカーサブフレーム(たとえば、SF3)のダウンリンクサブフレームはオールモストブランクサブフレーム(ABS:almost blank subframe)として構成され得る。この手法は、異なる送信方向をもつサブフレーム上の隣接する近隣セルへの分離セルからの干渉を低減する。
[0071] 図13は、第1のセルクラスタ1302と第2のセルクラスタ1304とのTDDサブフレーム構成を示す図1300である。図13の構成では、第1のセルクラスタ1302および第2のセルクラスタ1304は、セル1、2、および3を含むセルクラスタ中の分離セルとしてセル2を識別することによって、およびそのセルクラスタからセル3とともにセル2を分離することによって形成され得る。したがって、第1のセルクラスタ1302はセル1を含み得、第2のセルクラスタ1304はセル2および3を含み得る。図13に示されているように、第1のセルクラスタ1302は「DSUDD」TDDサブフレーム構成で構成され得、分離セルを含む第2のセルクラスタ1304は、「DSUUD」TDDサブフレーム構成など、ダウンリンクサブフレームよりも多いアップリンクサブフレームを含むアップリンクヘビーTDDサブフレーム構成で構成され得る。
[0072] ダウンリンクサブフレームとアップリンクサブフレームとが共存する、セル1、2、および3のサブフレームは、非アンカーサブフレームに指定され得、ダウンリンクサブフレームとアップリンクサブフレームとが共存しない、セル1、2、および3のサブフレームは、アンカーサブフレームに指定され得る。一構成では、図13を参照すると、近隣セルへの干渉の影響を最小限に抑えるために、アップリンク肯定応答が、分離セル(たとえば、セル2)の非アンカーサブフレーム(たとえば、SF3)中のアップリンクサブフレームから分離セルのアンカーサブフレーム中のアップリンクサブフレームにシフトされ得る。別の構成では、分離セル(たとえば、セル2)のアンカーサブフレーム中のアップリンクサブフレーム中でのみアップリンク送信がスケジュールされ得る。たとえば、アップリンク肯定応答はアップリンク制御情報(UCI:uplink control information)を介してシフトおよび/またはスケジュールされ得る。前に説明したアップリンク肯定応答信号以外の制御信号が分離セルのアンカーサブフレームにシフトされ得ることを理解されたい。他の構成では、ダウンリンク制御信号が分離セルのアンカーサブフレームのダウンリンクサブフレームにシフトされ得る。
[0073] 図14は、分離セルに基づく、セルクラスタの例示的な分離を示す図1400である。図14は、マクロセル1のマクロセルカバレージエリア1402と、マクロセル2のマクロセルカバレージエリア1404と、それぞれのピコセル1、2、3、4、5、6、および7のピコセルカバレージエリア1406、1408、1410、1403、1412、1414、および1416とを含む。図14の構成では、ピコセル1、2、3、5、および6は同じセルクラスタに属する。図14に示されているように、マクロセル1および2は、キャリア「F1」上で通信し得、「DSUUD」TDDサブフレーム構成で構成され得、ピコセル1、2、3、5、および6は、キャリア「F2」上で通信し得、「DSUDD」TDDサブフレーム構成で構成され得る。
[0074] 図14の構成では、ピコセル3は、ピコセル1、2、3、5、および6を含むセルクラスタ中の分離セルとして識別され得る。分離セル(たとえば、ピコセル3)とマクロセル(たとえば、マクロセル1)との間の結合損失がしきい値よりも高い場合、分離セルのキャリアは、分離セルが、セルクラスタ中の残りのセル(たとえば、ピコセル1、2、5、および6)によって使用されるチャネルに隣接するチャネル上で通信し得るように、切り替えられ得る。たとえば、分離セル(たとえば、ピコセル3)のキャリアは、図14に示されているように「F2」から「F1」に切り替えられ得る。図14にさらに示されているように、分離セルのTDDサブフレーム構成は、より大きいTDDサブフレーム構成フレキシビリティのために変更され得る。たとえば、分離セルのTDDサブフレーム構成は「DSUDD」から「DSUUD」に変更され得る。
[0075] 一構成では、分離セルは、少なくとも、対応するセルクラスタ中のセル間の結合損失に基づいてセルクラスタにおいて識別され得る。たとえば、(1つまたは複数の)分離セルは、しきい値よりも高い他のセルに関する結合損失を有し得る。たとえば、分離セルは、第1のセルクラスタと第2のセルクラスタとを形成するためにセルクラスタから分離され得る。第1のTDDサブフレーム構成が第1のセルクラスタ中の(1つまたは複数の)セルのために設定され得、第2のTDDサブフレーム構成が第2のセルクラスタ中の(1つまたは複数の)セルのために設定され得る。一構成では、分離セルは、より大きいUL/DLフレキシビリティを可能にするためにミュートされ得る。たとえば、分離セルの1つまたは複数のアップリンクサブフレーム中で1つまたは複数のアップリンク送信がスケジュールされないことがあり、および/または分離セルの1つまたは複数のダウンリンクサブフレーム中で送信が実行されないことがある。
[0076] 図15は、セルクラスタの分離を示す図1500である。図15に示されているように、セルクラスタ1502は、セルP1、P2、P3、およびP4を含む。たとえば、セルP1、P2、P3、およびP4は、同じキャリアを使用して通信するように構成されたピコセルであり得る。図15の構成では、セルP1は分離セルとして識別され得る。図15に示されているように、分離セル(たとえば、セルP1)は、分離セルP1とセルP3とを含むセルクラスタ1508と、セルP2を含むセルクラスタ1504と、セルP4を含むセルクラスタ1506とを形成するためにセルクラスタ1502から分離され得る。図15に示されているように、分離セルP2を含むセルクラスタ1508は、「DSUUD」TDD構成など、アップリンクヘビーTDD構成を有するように構成され得、セルクラスタ1504および1506は、「DSUDD」TDD構成を有するように構成され得る。図15の構成では、セルクラスタ1504、1506、および1508は、同じキャリアを使用して通信し得る。一構成では、近隣セルへの干渉の影響を最小限に抑えるために、アップリンク肯定応答が、上記で説明したように分離セルを含むセルクラスタ1508のアンカーサブフレーム中のアップリンクサブフレームにシフトされ得る。別の構成では、上記で説明したように分離セルを含むセルクラスタ1508のアンカーサブフレーム中のアップリンクサブフレーム中でのみアップリンク送信がスケジュールされ得る。たとえば、アップリンク肯定応答はUCIを介してシフトおよび/またはスケジュールされ得る。
[0077] 図16は、セルクラスタの分離を示す図1600である。図16に示されているように、セルクラスタ1602は、セルP1、P2、P3、およびP4を含む。たとえば、セルP1はマクロセルであり得、セルP2、P3、およびP4はピコセルであり得る。セルクラスタ1602において、セルP1は、第1のキャリアを使用して通信するように構成され得、セルP2、P3、およびP4は、第2のキャリアを使用して通信するように構成され得る。図16の構成では、セルP1は、少なくとも、対応するセルクラスタ中のセル間の結合損失に基づいて分離セルとして識別され得る。たとえば、分離セルP1は、しきい値よりも低い他のセルに関する結合損失を有し得る。
[0078] 図16に示されているように、分離セル(たとえば、セルP1)は、セルP2を含むセルクラスタ1604と、分離セルP1とセルP3およびP4とを含むセルクラスタ1606とを形成するためにセルクラスタ1602から分離され得る。図16に示されているように、分離セルP1とセルP3およびP4とを含むセルクラスタ1606は、「DSUUD」TDDサブフレーム構成など、同じTDDサブフレーム構成を有するように構成され得、セルP2を含むセルクラスタ1604は、「DSUDD」TDDサブフレーム構成を有するように構成され得る。セルP1、P3、およびP4は1つのセルとして扱われ得る。一構成では、セルP3および/またはP4のキャリアは、セルP3および/またはP4が、分離セルP1と同じキャリア(たとえば、第1のキャリア)を使用して通信するように、切り替えられ得る。一構成では、P4は、分離セルP1およびセルP3とは異なる構成を有するように構成され得る。
[0079] 図17は、ワイヤレス通信の方法のフローチャート1700である。本方法はeNBによって実行され得る。ステップ1702において、eNBは、セルクラスタ中の少なくとも1つの分離セルを識別する。セルクラスタは、共通のTDDサブフレーム構成を有する少なくとも2つのセルであり得、ここで、セルクラスタ中の1つのセルとセルクラスタ中の少なくとも別のセルとの間の結合損失が、あらかじめ定義されたしきい値よりも低い。一構成では、少なくとも1つの分離セルは、セルのクラスタ中のセル間の結合損失に基づいて識別され得、ここで、セルクラスタからの分離セルの分離がセルクラスタを少なくとも第1のセルクラスタと第2のセルクラスタとに分割する。たとえば、(1つまたは複数の)分離セルは、しきい値よりも低い他のセルに関する結合損失を有し得る。
[0080] たとえば、図11を参照すると、セルクラスタ1002は、セルP1、P2、P3、およびP4を含む。セルクラスタ1002において、セルP1、P2、P3、およびP4の各々は共通のTDDサブフレーム構成を有し得る。さらに、セルクラスタ1002中の1つのセルとセルクラスタ1002中の少なくとも別のセルとの間の結合損失は、あらかじめ定義されたしきい値よりも低くなり得る。たとえば、セルクラスタ1002において、少なくとも1つの分離セルが識別され得る。一構成では、(1つまたは複数の)分離セルは、少なくとも、対応するセルクラスタ中のセル間の結合損失に基づいて識別され得る。たとえば、セルクラスタ1002において、他のセルに関するセルP1の結合損失がしきい値よりも低いとき、セルP1は分離セルとして識別され得る。
[0081] ステップ1704において、eNBは、少なくとも第1のセルクラスタと第2のセルクラスタとを形成するために、少なくとも1つの分離セルに基づいてセルクラスタを分離する。たとえば、図11を参照すると、分離セルP1は、セルクラスタ1104、1106、および1108を形成するためにセルクラスタ1002から分離され得る。たとえば、セルクラスタ1104はセルP2を含み得、セルクラスタ1106はセルP4を含み得、セルクラスタ1108は分離セルP1とセルP3とを含み得る。
[0082] ステップ1706において、eNBは、第1のセルクラスタのための第1のTDDサブフレーム構成と第2のセルクラスタのための第2のTDDサブフレーム構成とを設定する。たとえば、図11を参照すると、第1のTDDサブフレーム構成がセルクラスタ1104のために設定され得、第2のTDDサブフレーム構成がセルクラスタ1106のために設定され得、第3のTDDサブフレーム構成がセルクラスタ1108のために設定され得る。一構成では、第1、第2および第3のTDDサブフレーム構成のうちの少なくとも1つは、それらのそれぞれのセルクラスタ(たとえば、セルクラスタ1104、1106、および1108)中のセルのためのより大きいUL/DLフレキシビリティを可能にするために異なり得る。たとえば、第1および第2のTDDサブフレーム構成は「DSUDD」TDDサブフレーム構成であり得、第3のTDDサブフレーム構成は「DSUUD」TDDサブフレーム構成であり得る。
[0083] 図18は、ワイヤレス通信の方法のフローチャート1800である。本方法はeNBによって実行され得る。ステップ1802において、eNBは、セルクラスタ中の少なくとも1つの分離セルを識別する。セルクラスタは、共通のTDDサブフレーム構成を有する少なくとも2つのセルであり得、ここで、セルクラスタ中の1つのセルとセルクラスタ中の少なくとも別のセルとの間の結合損失が、あらかじめ定義されたしきい値よりも低い。一構成では、少なくとも1つの分離セルは、セルのクラスタ中のセル間の結合損失に基づいて識別され得、ここで、セルクラスタからの分離セルの分離がセルクラスタを少なくとも第1のセルクラスタと第2のセルクラスタとに分割する。たとえば、(1つまたは複数の)分離セルは、しきい値よりも低い他のセルに関する結合損失を有し得る。たとえば、図12を参照すると、セル2は、セル1、2、および3を含むセルクラスタ中の分離セルとして識別され得、ここで、セル1および3に関するセル2の結合損失はしきい値を下回る。
[0084] ステップ1804において、eNBは、少なくとも第1のセルクラスタと第2のセルクラスタとを形成するために、少なくとも1つの分離セルに基づいてセルクラスタを分離する。たとえば、セル2は、セル1を含む第1のセルクラスタ1202と、セル2および3を含む第2のセルクラスタ1204とを形成するために、セル1、2、および3を含むセルクラスタから分離され得る。
[0085] ステップ1806において、eNBは、第1のセルクラスタのための第1のTDDサブフレーム構成と第2のセルクラスタのための第2のTDDサブフレーム構成とを設定する。一構成では、分離セルのTDDサブフレーム構成は、アップリンクサブフレームよりも多いダウンリンクサブフレームを含み得る。たとえば、図12を参照すると、第1のセルクラスタ1202は「DSUUD」TDDサブフレーム構成で構成され得、分離セル(たとえば、セル2)を含む第2のセルクラスタ1204は、「DSUDD」TDDサブフレーム構成など、ダウンリンクヘビーTDDサブフレーム構成で構成され得る。
[0086] ステップ1808において、eNBは、第2のTDDサブフレーム構成の1つまたは複数のアップリンクサブフレームと共存する、第1のTDDサブフレーム構成の1つまたは複数のダウンリンクサブフレームを非アンカーサブフレームに指定する。たとえば、図12を参照すると、ダウンリンクサブフレームとアップリンクサブフレームとが共存する、セル1〜3のサブフレームは、非アンカーサブフレームに指定され得、ダウンリンクサブフレームとアップリンクサブフレームとが共存しない、セル1〜3のサブフレームは、アンカーサブフレームに指定され得る。たとえば、サブフレーム(SF)「SF0」、「SF1」、「SF2」、および「SF4」はアンカーサブフレームに指定され得、サブフレーム「SF3」は非アンカーサブフレームに指定され得る。
[0087] ステップ1810において、eNBは、分離セルの非アンカーサブフレームの1つまたは複数のダウンリンクサブフレームをABSとして構成する。たとえば、図12を参照すると、分離セル(たとえば、セル2)の非アンカーサブフレーム(たとえば、SF3)のダウンリンクサブフレームはABSとして構成され得る。
[0088] ステップ1812において、eNBは、分離セルの1つまたは複数のアップリンクサブフレーム中で1つまたは複数のアップリンク送信をスケジュールすることを控える。ステップ1814において、eNBは、分離セルの1つまたは複数のダウンリンクサブフレーム中で送信することを控える。
[0089] 図19は、ワイヤレス通信の方法のフローチャート1900である。本方法はeNBによって実行され得る。ステップ1902において、eNBは、セルクラスタ中の少なくとも1つの分離セルを識別する。セルクラスタは、共通のTDDサブフレーム構成を有する少なくとも2つのセルであり得、ここで、セルクラスタ中の1つのセルとセルクラスタ中の少なくとも別のセルとの間の結合損失が、あらかじめ定義されたしきい値よりも低い。一構成では、少なくとも1つの分離セルは、セルのクラスタ中のセル間の結合損失に基づいて識別され得、ここで、セルクラスタからの分離セルの分離がセルクラスタを少なくとも第1のセルクラスタと第2のセルクラスタとに分割する。たとえば、(1つまたは複数の)分離セルは、しきい値よりも低い他のセルに関する結合損失を有し得る。
[0090] たとえば、図13を参照すると、セル2は、セル1、2、および3を含むセルクラスタ中の分離セルとして識別され得、ここで、セル1および3に関するセル2の結合損失はしきい値を下回る。
[0091] ステップ1904において、eNBは、少なくとも第1のセルクラスタと第2のセルクラスタとを形成するために、少なくとも1つの分離セルに基づいてセルクラスタを分離する。たとえば、セル2は、セル1を含む第1のセルクラスタ1302と、セル2および3を含む第2のセルクラスタ1304とを形成するために、セル1、2、および3を含むセルクラスタから分離され得る。
[0092] ステップ1906において、eNBは、第1のセルクラスタのための第1のTDDサブフレーム構成と第2のセルクラスタのための第2のTDDサブフレーム構成とを設定する。一構成では、分離セルのTDDサブフレーム構成は、ダウンリンクサブフレームよりも多いアップリンクサブフレームを含み得る。たとえば、図13を参照すると、第1のセルクラスタ1302は「DSUDD」TDD構成で構成され得、分離セルを含む第2のセルクラスタ1304は、「DSUUD」TDDサブフレーム構成など、アップリンクヘビーTDDサブフレーム構成で構成され得る。
[0093] ステップ1908において、eNBは、第2のTDDサブフレーム構成の1つまたは複数のアップリンクサブフレームと共存する、第1のTDDサブフレーム構成の1つまたは複数のアップリンクサブフレームをアンカーサブフレームに指定する。たとえば、図13を参照すると、アップリンクサブフレームが共存する、セル1〜3のサブフレームは、アンカーサブフレームに指定され得、ダウンリンクサブフレームとアップリンクサブフレームとが共存する、セル1〜3のサブフレームは、非アンカーサブフレームに指定され得る。たとえば、サブフレーム(SF)「SF0」、「SF1」、「SF2」、および「SF4」はアンカーサブフレームに指定され得、サブフレーム「SF3」は非アンカーサブフレームに指定され得る。
[0094] ステップ1910において、eNBは、分離セルのアンカーサブフレーム中の1つまたは複数のアップリンクサブフレーム中でのみ1つまたは複数のアップリンク送信をスケジュールする。たとえば、アップリンク肯定応答はUCIを介してスケジュールされ得る。
[0095] ステップ1912において、eNBは、分離セルのアンカーサブフレーム中の1つまたは複数のアップリンクサブフレームに1つまたは複数のアップリンク制御信号(たとえば、肯定応答)をシフトする。たとえば、アップリンク肯定応答はUCIを介してシフトされ得る。
[0096] 図20は、ワイヤレス通信の方法のフローチャート2000である。本方法はeNBによって実行され得る。ステップ2002において、eNBは、セルクラスタ中の少なくとも1つの分離セルを識別する。セルクラスタは、共通のTDDサブフレーム構成を有する少なくとも2つのセルであり得、ここで、セルクラスタ中の1つのセルとセルクラスタ中の少なくとも別のセルとの間の結合損失が、あらかじめ定義されたしきい値よりも低い。一構成では、少なくとも1つの分離セルは、セルのクラスタ中のセル間の結合損失に基づいて識別され得、ここで、セルクラスタからの分離セルの分離がセルクラスタを少なくとも第1のセルクラスタと第2のセルクラスタとに分割する。たとえば、図14を参照すると、ピコセル3は、ピコセル1、2、3、5、および6を含むセルクラスタ中の分離セルとして識別され得る。
[0097] ステップ2004において、eNBは、少なくとも第1のセルクラスタと第2のセルクラスタとを形成するために、少なくとも1つの分離セルに基づいてセルクラスタを分離する。たとえば、図14を参照すると、分離セル(たとえば、ピコセル3)は第1のセルクラスタ中にあり得、ピコセル1、2、5、および6は第2のセルクラスタ中にあり得る。
[0098] ステップ2006において、eNBは、少なくとも1つの分離セルとマクロセルとの間の結合損失がしきい値よりも大きいかどうかを判断する。少なくとも1つの分離セルとマクロセルとの間の結合損失は、セルからのフィードバックを介してネットワーク(たとえば、eNB)によって測定および/または受信され得る。
[0099] ステップ2008において、eNBは、少なくとも1つの分離セルとマクロセルとの間の結合損失がしきい値よりも大きいとき、少なくとも1つの分離セルによって使用されるキャリア周波数を変更する。たとえば、図14を参照すると、分離セル(たとえば、ピコセル3)のキャリアは「F2」から「F1」に変更され得る。
[00100] ステップ2010において、eNBは、第1のセルクラスタのための第1のTDDサブフレーム構成と第2のセルクラスタのための第2のTDDサブフレーム構成とを設定する。たとえば、図14を参照すると、ピコセル1、2、5、および6は「DSUDD」TDDサブフレーム構成で構成され得、分離セル(たとえば、ピコセル3)は「DSUUD」TDDサブフレーム構成で構成され得る。
[00101] ステップ2012において、eNBは、少なくとも1つの分離セルとマクロセルとの間の結合損失がしきい値よりも大きい場合、少なくとも1つの分離セルによって使用されるキャリア周波数を維持する。
[00102] 図21は、例示的な装置2102中の異なるモジュール/手段/構成要素間のデータフローを示す概念データフロー図2100である。本装置はeNBであり得る。本装置は、セルクラスタ中の少なくとも1つの分離セル(たとえば、セル2124)を識別する識別モジュール2104を含み得、セルクラスタは、共通のTDDサブフレーム構成を有する少なくとも2つのセルを含み、ここで、セルクラスタ中の1つのセルとセルクラスタ中の少なくとも別のセルとの間の結合損失が、あらかじめ定義されたしきい値よりも低い。本装置は、少なくとも第1のセルクラスタと第2のセルクラスタとを形成するために、少なくとも1つの分離セルに基づいてセルクラスタを分離する、分離モジュール2106を含み得る。
[00103] 本装置は、第1のセルクラスタのための第1のTDDサブフレーム構成と第2のセルクラスタのための第2のTDDサブフレーム構成とを設定する構成設定モジュール2114を含み得る。一構成では、結合損失がしきい値よりも小さいとき、第1のTDDサブフレーム構成は第1のセルクラスタのために設定され得、第2のTDDサブフレーム構成は第2のセルクラスタのために設定され得る。
[00104] 本装置は、少なくとも1つの分離セルとマクロセルとの間の結合損失がしきい値よりも大きいかどうかを判断する判断モジュール2108を含み得る。本装置は、結合損失がしきい値よりも大きいとき、少なくとも1つの分離セルによって使用されるキャリア周波数を変更する、変更モジュール2110を含み得る。
[00105] 本装置は、分離セルの1つまたは複数のアップリンクサブフレーム中で1つまたは複数のアップリンク送信をスケジュールすることを控え、分離セルの1つまたは複数のダウンリンクサブフレーム中で送信することを控える、抑制(refraining)モジュール2112を含み得る。
[00106] 本装置は、第2のTDDサブフレーム構成の1つまたは複数のアップリンクサブフレームと共存する、第1のTDDサブフレーム構成の1つまたは複数のダウンリンクサブフレームを非アンカーサブフレームに指定する、指定モジュール2116を含み得る。指定モジュール2116はまた、第2のTDDサブフレーム構成の1つまたは複数のアップリンクサブフレームと共存する、第1のTDDサブフレーム構成の1つまたは複数のアップリンクサブフレームをアンカーサブフレームに指定する。指定モジュール2116はまた、第2のTDDサブフレーム構成の1つまたは複数のダウンリンクサブフレームと共存する、第1のTDDサブフレーム構成の1つまたは複数のダウンリンクサブフレームをアンカーサブフレームに指定する。
[00107] 本装置は、分離セルの非アンカーサブフレームの1つまたは複数のダウンリンクサブフレームをABSとして構成する構成モジュール2118を含み得る。
[00108] 本装置は、分離セルのアンカーサブフレーム中の1つまたは複数のアップリンクサブフレーム中でのみ1つまたは複数のアップリンク送信をスケジュールするスケジューリングモジュール2120を含み得る。本装置は、分離セルのアンカーサブフレーム中の1つまたは複数のアップリンクサブフレームに1つまたは複数のアップリンク制御信号(たとえば、肯定応答)をシフトするシフトモジュール2122を含み得る。シフトモジュール2122はまた、分離セルのアンカーサブフレーム中の1つまたは複数のダウンリンクサブフレームに1つまたは複数のダウンリンク制御信号をシフトする。
[00109] 本装置は、図17〜図20の上述のフローチャート中のアルゴリズムのステップの各々を実行する追加のモジュールを含み得る。したがって、図17〜図20の上述のフローチャート中の各ステップは1つのモジュールによって実行され得、本装置は、それらのモジュールのうちの1つまたは複数を含み得る。それらのモジュールは、述べられたプロセス/アルゴリズムを行うように特に構成された1つまたは複数のハードウェア構成要素であるか、述べられたプロセス/アルゴリズムを実行するように構成されたプロセッサによって実装されるか、プロセッサによる実装のためにコンピュータ可読媒体内に記憶されるか、またはそれらの何らかの組合せであり得る。
[00110] 図22は、処理システム2214を採用する装置2102’のためのハードウェア実装形態の一例を示す図2200である。処理システム2214は、バス2224によって概略的に表されるバスアーキテクチャを用いて実装され得る。バス2224は、処理システム2214の特定の適用例および全体的な設計制約に応じて、任意の数の相互接続バスおよびブリッジを含み得る。バス2224は、プロセッサ2204と、モジュール2104、2106、2108、2110、2112、2114、2116、2118、2120、および2122と、コンピュータ可読媒体2206とによって表される、1つまたは複数のプロセッサおよび/またはハードウェアモジュールを含む様々な回路を互いにリンクする。バス2224はまた、タイミングソース、周辺機器、電圧調整器、および電力管理回路など、様々な他の回路をリンクし得るが、これらの回路は当技術分野においてよく知られており、したがって、これ以上説明しない。
[00111] 処理システム2214はトランシーバ2210に結合され得る。トランシーバ2210は1つまたは複数のアンテナ2220に結合される。トランシーバ2210は、伝送媒体を介して様々な他の装置と通信するための手段を与える。処理システム2214は、コンピュータ可読媒体2206に結合されたプロセッサ2204を含む。プロセッサ2204は、コンピュータ可読媒体2206に記憶されたソフトウェアの実行を含む一般的な処理を担当する。ソフトウェアは、プロセッサ2204によって実行されたとき、処理システム2214に、特定の装置のための上記で説明した様々な機能を実行させる。コンピュータ可読媒体2206はまた、ソフトウェアを実行するときにプロセッサ2204によって操作されるデータを記憶するために使用され得る。処理システムは、モジュール2104、2106、2108、2110、2112、2114、2116、2118、2120、および2122のうちの少なくとも1つをさらに含む。それらのモジュールは、プロセッサ2204中で動作するか、コンピュータ可読媒体2206中に常駐する/記憶されたソフトウェアモジュールであるか、プロセッサ2204に結合された1つまたは複数のハードウェアモジュールであるか、またはそれらの何らかの組合せであり得る。処理システム2214は、eNB610の構成要素であり得、メモリ676、および/またはTXプロセッサ616と、RXプロセッサ670と、コントローラ/プロセッサ675とのうちの少なくとも1つを含み得る。
[00112] 一構成では、ワイヤレス通信のための装置2102/2102’は、セルクラスタ中の少なくとも1つの分離セルを識別するための手段のための手段と、セルクラスタが、共通の時分割複信(TDD)サブフレーム構成を有する少なくとも2つのセルを備え、ここにおいて、セルクラスタ中の1つのセルとセルクラスタ中の少なくとも別のセルとの間の結合損失が、あらかじめ定義されたしきい値よりも低い、少なくとも第1のセルクラスタと第2のセルクラスタとを形成するために、少なくとも1つの分離セルに基づいてセルクラスタを分離するための手段と、第1のセルクラスタのための第1のTDDサブフレーム構成と第2のセルクラスタのための第2のTDDサブフレーム構成とを設定するための手段と、第2のTDDサブフレーム構成の1つまたは複数のアップリンクサブフレームと共存する、第1のTDDサブフレーム構成の1つまたは複数のダウンリンクサブフレームを非アンカーサブフレームに指定するための手段と、分離セルの非アンカーサブフレームの1つまたは複数のダウンリンクサブフレームをABSとして構成するための手段と、第2のTDDサブフレーム構成の1つまたは複数のアップリンクサブフレームと共存する、第1のTDDサブフレーム構成の1つまたは複数のアップリンクサブフレームをアンカーサブフレームに指定するための手段と、第2のTDDサブフレーム構成の1つまたは複数のダウンリンクサブフレームと共存する、第1のTDDサブフレーム構成の1つまたは複数のダウンリンクサブフレームをアンカーサブフレームに指定するための手段と、分離セルのアンカーサブフレーム中の1つまたは複数のアップリンクサブフレームに1つまたは複数のアップリンク肯定応答をシフトするための手段と、分離セルのアンカーサブフレーム中の1つまたは複数のダウンリンクサブフレームに1つまたは複数のダウンリンク制御信号をシフトするための手段と、分離セルのアンカーサブフレーム中の1つまたは複数のアップリンクサブフレーム中でのみ1つまたは複数のアップリンク送信をスケジュールするための手段と、少なくとも1つの分離セルとマクロセルとの間の結合損失がしきい値よりも大きいかどうかを判断するための手段と、結合損失がしきい値よりも大きいとき、少なくとも1つの分離セルによって使用されるキャリア周波数を変更するための手段と、分離セルの1つまたは複数のアップリンクサブフレーム中で1つまたは複数のアップリンク送信をスケジュールすることを控えるための手段と、分離セルの1つまたは複数のダウンリンクサブフレーム中で送信することを控えるための手段とを含む。
[00113] 上述の手段は、上述の手段によって具陳された機能を実行するように構成された、装置2102、および/または装置2102’の処理システム2214の上述のモジュールのうちの1つまたは複数であり得る。上記で説明したように、処理システム2214は、TXプロセッサ616と、RXプロセッサ670と、コントローラ/プロセッサ675とを含み得る。したがって、一構成では、上述の手段は、上述の手段によって具陳された機能を実行するように構成された、TXプロセッサ616と、RXプロセッサ670と、コントローラ/プロセッサ675とであり得る。
[00114] 開示したプロセスにおけるステップの特定の順序または階層は、例示的な手法の一例であることを理解されたい。設計上の選好に基づいて、プロセスにおけるステップの特定の順序または階層は再構成され得ることを理解されたい。さらに、いくつかのステップは組み合わせられるかまたは省略され得る。
[00115] 添付の方法クレームは、様々なステップの要素を例示的な順序で提示したものであり、提示された特定の順序または階層に限定されるものではない。以上の説明は、本明細書で説明した様々な態様を当業者が実施できるようにするために与えたものである。これらの態様に対する様々な変更は当業者には容易に明らかであり、本明細書で定義した一般的原理は他の態様に適用され得る。したがって、特許請求の範囲は、本明細書に示された態様に限定されるものではなく、特許請求の言い回しに矛盾しない全範囲を与えられるべきであり、単数形の要素への言及は、そのように明記されていない限り、「唯一無二の」を意味するものではなく、「1つまたは複数の」を意味するものである。別段に明記されていない限り、「いくつかの」という語は「1つまたは複数の」を表す。当業者に知られている、または後に知られることになる、本開示全体にわたって説明した様々な態様の要素のすべての構造的および機能的均等物は、参照により本明細書に明白に組み込まれ、特許請求の範囲に包含されるものである。さらに、本明細書に開示するいかなることも、そのような開示が特許請求の範囲に明示的に具陳されているかどうかにかかわらず、公に供するものではない。いかなるクレーム要素も、その要素が「のための手段」という語句を使用して明確に具陳されていない限り、ミーンズプラスファンクションとして解釈されるべきではない。

Claims (40)

  1. セルクラスタ中の少なくとも1つの分離セルを識別することと、前記セルクラスタが、共通の時分割複信(TDD)サブフレーム構成を有する少なくとも2つのセルを備え、ここにおいて、前記セルクラスタ中の1つのセルと前記セルクラスタ中の少なくとも別のセルとの間の結合損失が、あらかじめ定義されたしきい値よりも低い、
    少なくとも第1のセルクラスタと第2のセルクラスタとを形成するために、前記少なくとも1つの分離セルに基づいて前記セルクラスタを分離することと、
    前記第1のセルクラスタのための第1のTDDサブフレーム構成と前記第2のセルクラスタのための第2のTDDサブフレーム構成とを設定することと
    を備える、ワイヤレス通信の方法。
  2. 前記少なくとも1つの分離セルを前記識別することが、セルの前記クラスタ中のセル間の結合損失に基づき、ここで、前記セルクラスタからの前記分離セルの分離が前記セルクラスタを少なくとも第1のセルクラスタと第2のセルクラスタとに分割する、請求項1に記載の方法。
  3. 前記第2のTDDサブフレーム構成の1つまたは複数のアップリンクサブフレームと共存する、前記第1のTDDサブフレーム構成の1つまたは複数のダウンリンクサブフレームを非アンカーサブフレームに指定することと、
    前記分離セルの前記非アンカーサブフレームの前記1つまたは複数のダウンリンクサブフレームをオールモストブランクサブフレーム(ABS)として構成することと
    をさらに備える、請求項1に記載の方法。
  4. 前記分離セルの前記TDDサブフレーム構成が、アップリンクサブフレームよりも多いダウンリンクサブフレームを備える、請求項3に記載の方法。
  5. 前記第2のTDDサブフレーム構成の1つまたは複数のアップリンクサブフレームと共存する、前記第1のTDDサブフレーム構成の1つまたは複数のアップリンクサブフレームをアンカーサブフレームに指定することと、
    前記第2のTDDサブフレーム構成の1つまたは複数のダウンリンクサブフレームと共存する、前記第1のTDDサブフレーム構成の1つまたは複数のダウンリンクサブフレームを前記アンカーサブフレームに指定することと、
    少なくとも、前記分離セルの前記アンカーサブフレーム中の前記1つまたは複数のアップリンクサブフレームのうちの1つにアップリンク制御信号をシフトするか、または前記分離セルの前記アンカーサブフレーム中の前記1つまたは複数のダウンリンクサブフレームのうちの1つにダウンリンク制御信号をシフトすることと
    をさらに備える、請求項1に記載の方法。
  6. 前記分離セルの前記TDDサブフレーム構成が、ダウンリンクサブフレームよりも多いアップリンクサブフレームを備える、請求項5に記載の方法。
  7. 前記第2のTDDサブフレーム構成の1つまたは複数のアップリンクサブフレームと共存する、前記第1のTDDサブフレーム構成の1つまたは複数のアップリンクサブフレームをアンカーサブフレームに指定することと、
    前記分離セルへの1つまたは複数のアップリンク送信をスケジュールすることと、前記1つまたは複数のアップリンク送信が前記アンカーサブフレームの前記1つまたは複数のアップリンクサブフレームに限定される
    をさらに備える、請求項1に記載の方法。
  8. 前記少なくとも1つの分離セルとマクロセルとの間の結合損失がしきい値よりも大きいかどうかを判断することと、
    前記結合損失が前記しきい値よりも大きいとき、前記少なくとも1つの分離セルによって使用されるキャリア周波数を変更することと
    をさらに備える、請求項1に記載の方法。
  9. 前記結合損失が前記しきい値よりも大きいとき、前記第1のTDDサブフレーム構成が前記第1のセルクラスタのために設定され、前記第2のTDDサブフレーム構成が前記第2のセルクラスタのために設定される、請求項8に記載の方法。
  10. 前記分離セルの1つまたは複数のアップリンクサブフレーム中で1つまたは複数のアップリンク送信をスケジュールすることを控えることと、
    前記分離セルの1つまたは複数のダウンリンクサブフレーム中で送信することを控えることと
    をさらに備える、請求項1に記載の方法。
  11. セルクラスタ中の少なくとも1つの分離セルを識別するための手段と、前記セルクラスタが、共通の時分割複信(TDD)サブフレーム構成を有する少なくとも2つのセルを備え、ここにおいて、前記セルクラスタ中の1つのセルと前記セルクラスタ中の少なくとも別のセルとの間の結合損失が、あらかじめ定義されたしきい値よりも低い、
    少なくとも第1のセルクラスタと第2のセルクラスタとを形成するために、前記少なくとも1つの分離セルに基づいて前記セルクラスタを分離するための手段と、
    前記第1のセルクラスタのための第1のTDDサブフレーム構成と前記第2のセルクラスタのための第2のTDDサブフレーム構成とを設定するための手段と
    を備える、ワイヤレス通信のための装置。
  12. 前記少なくとも1つの分離セルを識別するための前記手段が、セルの前記クラスタ中のセル間の結合損失に基づき、ここで、前記セルクラスタからの前記分離セルの分離が前記セルクラスタを少なくとも第1のセルクラスタと第2のセルクラスタとに分割する、請求項11に記載の装置。
  13. 前記第2のTDDサブフレーム構成の1つまたは複数のアップリンクサブフレームと共存する、前記第1のTDDサブフレーム構成の1つまたは複数のダウンリンクサブフレームを非アンカーサブフレームに指定するための手段と、
    前記分離セルの前記非アンカーサブフレームの前記1つまたは複数のダウンリンクサブフレームをオールモストブランクサブフレーム(ABS)として構成するための手段と
    をさらに備える、請求項11に記載の装置。
  14. 前記分離セルの前記TDDサブフレーム構成が、アップリンクサブフレームよりも多いダウンリンクサブフレームを備える、請求項13に記載の装置。
  15. 前記第2のTDDサブフレーム構成の1つまたは複数のアップリンクサブフレームと共存する、前記第1のTDDサブフレーム構成の1つまたは複数のアップリンクサブフレームをアンカーサブフレームに指定するための手段と、
    前記第2のTDDサブフレーム構成の1つまたは複数のダウンリンクサブフレームと共存する、前記第1のTDDサブフレーム構成の1つまたは複数のダウンリンクサブフレームを前記アンカーサブフレームに指定するための手段と、
    少なくとも、前記分離セルの前記アンカーサブフレーム中の前記1つまたは複数のアップリンクサブフレームのうちの1つにアップリンク制御信号をシフトするか、または前記分離セルの前記アンカーサブフレーム中の前記1つまたは複数のダウンリンクサブフレームのうちの1つにダウンリンク制御信号をシフトするための手段と
    をさらに備える、請求項11に記載の装置。
  16. 前記第2のTDDサブフレーム構成の1つまたは複数のアップリンクサブフレームと共存する、前記第1のTDDサブフレーム構成の1つまたは複数のアップリンクサブフレームをアンカーサブフレームに指定するための手段と、
    前記分離セルへの1つまたは複数のアップリンク送信をスケジュールするための手段と、前記1つまたは複数のアップリンク送信が前記アンカーサブフレームの前記1つまたは複数のアップリンクサブフレームに限定される
    をさらに備える、請求項11に記載の装置。
  17. 前記分離セルの前記TDDサブフレーム構成が、ダウンリンクサブフレームよりも多いアップリンクサブフレームを備える、請求項16に記載の装置。
  18. 前記少なくとも1つの分離セルとマクロセルとの間の結合損失がしきい値よりも大きいかどうかを判断するための手段と、
    前記結合損失が前記しきい値よりも大きいとき、前記少なくとも1つの分離セルによって使用されるキャリア周波数を変更するための手段と
    をさらに備える、請求項11に記載の装置。
  19. 前記結合損失が前記しきい値よりも大きいとき、前記第1のTDDサブフレーム構成が前記第1のセルクラスタのために設定され、前記第2のTDDサブフレーム構成が前記第2のセルクラスタのために設定される、請求項18に記載の装置。
  20. 前記分離セルの1つまたは複数のアップリンクサブフレーム中で1つまたは複数のアップリンク送信をスケジュールすることを控えるための手段と、
    前記分離セルの1つまたは複数のダウンリンクサブフレーム中で送信することを控えるための手段と
    をさらに備える、請求項11に記載の装置。
  21. セルクラスタ中の少なくとも1つの分離セルを識別することと、前記セルクラスタが、共通の時分割複信(TDD)サブフレーム構成を有する少なくとも2つのセルを備え、ここにおいて、前記セルクラスタ中の1つのセルと前記セルクラスタ中の少なくとも別のセルとの間の結合損失が、あらかじめ定義されたしきい値よりも低い、
    少なくとも第1のセルクラスタと第2のセルクラスタとを形成するために、前記少なくとも1つの分離セルに基づいて前記セルクラスタを分離することと、
    前記第1のセルクラスタのための第1のTDDサブフレーム構成と前記第2のセルクラスタのための第2のTDDサブフレーム構成とを設定することと
    を行うように構成された処理システム
    を備える、ワイヤレス通信のための装置。
  22. 前記少なくとも1つの分離セルを前記識別することが、セルの前記クラスタ中のセル間の結合損失に基づき、ここで、前記セルクラスタからの前記分離セルの分離が前記セルクラスタを少なくとも第1のセルクラスタと第2のセルクラスタとに分割する、請求項21に記載の装置。
  23. 前記処理システムが、
    前記第2のTDDサブフレーム構成の1つまたは複数のアップリンクサブフレームと共存する、前記第1のTDDサブフレーム構成の1つまたは複数のダウンリンクサブフレームを非アンカーサブフレームに指定することと、
    前記分離セルの前記非アンカーサブフレームの前記1つまたは複数のダウンリンクサブフレームをオールモストブランクサブフレーム(ABS)として構成することと
    を行うようにさらに構成された、請求項21に記載の装置。
  24. 前記分離セルの前記TDDサブフレーム構成が、アップリンクサブフレームよりも多いダウンリンクサブフレームを備える、請求項23に記載の装置。
  25. 前記処理システムが、
    前記第2のTDDサブフレーム構成の1つまたは複数のアップリンクサブフレームと共存する、前記第1のTDDサブフレーム構成の1つまたは複数のアップリンクサブフレームをアンカーサブフレームに指定することと、
    前記第2のTDDサブフレーム構成の1つまたは複数のダウンリンクサブフレームと共存する、前記第1のTDDサブフレーム構成の1つまたは複数のダウンリンクサブフレームを前記アンカーサブフレームに指定することと、
    少なくとも、前記分離セルの前記アンカーサブフレーム中の前記1つまたは複数のアップリンクサブフレームのうちの1つにアップリンク制御信号をシフトするか、または前記分離セルの前記アンカーサブフレーム中の前記1つまたは複数のダウンリンクサブフレームのうちの1つにダウンリンク制御信号をシフトすることと
    を行うようにさらに構成された、請求項21に記載の装置。
  26. 前記処理システムは、
    前記第2のTDDサブフレーム構成の1つまたは複数のアップリンクサブフレームと共存する、前記第1のTDDサブフレーム構成の1つまたは複数のアップリンクサブフレームをアンカーサブフレームに指定することと、
    前記分離セルへの1つまたは複数のアップリンク送信をスケジュールすることと、前記1つまたは複数のアップリンク送信が前記アンカーサブフレームの前記1つまたは複数のアップリンクサブフレームに限定される
    を行うようにさらに構成された、請求項21に記載の装置。
  27. 前記分離セルの前記TDDサブフレーム構成が、ダウンリンクサブフレームよりも多いアップリンクサブフレームを備える、請求項26に記載の装置。
  28. 前記処理システムは、
    前記少なくとも1つの分離セルとマクロセルとの間の結合損失がしきい値よりも大きいかどうかを判断することと、
    前記結合損失が前記しきい値よりも大きいとき、前記少なくとも1つの分離セルによって使用されるキャリア周波数を変更することと
    を行うようにさらに構成された、請求項21に記載の装置。
  29. 前記結合損失が前記しきい値よりも大きいとき、前記第1のTDDサブフレーム構成が前記第1のセルクラスタのために設定され、前記第2のTDDサブフレーム構成が前記第2のセルクラスタのために設定される、請求項28に記載の装置。
  30. 前記処理システムが、
    前記分離セルの1つまたは複数のアップリンクサブフレーム中で1つまたは複数のアップリンク送信をスケジュールすることを控えることと、
    前記分離セルの1つまたは複数のダウンリンクサブフレーム中で送信することを控えることと
    を行うようにさらに構成された、請求項21に記載の装置。
  31. セルクラスタ中の少なくとも1つの分離セルを識別することと、前記セルクラスタが、共通の時分割複信(TDD)サブフレーム構成を有する少なくとも2つのセルを備え、ここにおいて、前記セルクラスタ中の1つのセルと前記セルクラスタ中の少なくとも別のセルとの間の結合損失が、あらかじめ定義されたしきい値よりも低い、
    少なくとも第1のセルクラスタと第2のセルクラスタとを形成するために、前記少なくとも1つの分離セルに基づいて前記セルクラスタを分離することと、
    前記第1のセルクラスタのための第1のTDDサブフレーム構成と前記第2のセルクラスタのための第2のTDDサブフレーム構成とを設定することと
    を行うためのコードを備えるコンピュータ可読媒体
    を備える、コンピュータプログラム製品。
  32. 前記少なくとも1つの分離セルを前記識別することが、セルの前記クラスタ中のセル間の結合損失に基づき、ここで、前記セルクラスタからの前記分離セルの分離が前記セルクラスタを少なくとも第1のセルクラスタと第2のセルクラスタとに分割する、請求項31に記載のコンピュータプログラム製品。
  33. 前記コンピュータ可読媒体が、
    前記第2のTDDサブフレーム構成の1つまたは複数のアップリンクサブフレームと共存する、前記第1のTDDサブフレーム構成の1つまたは複数のダウンリンクサブフレームを非アンカーサブフレームに指定することと、
    前記分離セルの前記非アンカーサブフレームの前記1つまたは複数のダウンリンクサブフレームをオールモストブランクサブフレーム(ABS)として構成することと
    を行うためのコードをさらに備える、請求項31に記載のコンピュータプログラム製品。
  34. 前記分離セルの前記TDDサブフレーム構成が、アップリンクサブフレームよりも多いダウンリンクサブフレームを備える、請求項33に記載のコンピュータプログラム製品。
  35. 前記コンピュータ可読媒体が、
    前記第2のTDDサブフレーム構成の1つまたは複数のアップリンクサブフレームと共存する、前記第1のTDDサブフレーム構成の1つまたは複数のアップリンクサブフレームをアンカーサブフレームに指定することと、
    前記第2のTDDサブフレーム構成の1つまたは複数のダウンリンクサブフレームと共存する、前記第1のTDDサブフレーム構成の1つまたは複数のダウンリンクサブフレームを前記アンカーサブフレームに指定することと、
    少なくとも、前記分離セルの前記アンカーサブフレーム中の前記1つまたは複数のアップリンクサブフレームのうちの1つにアップリンク制御信号をシフトするか、または前記分離セルの前記アンカーサブフレーム中の前記1つまたは複数のダウンリンクサブフレームのうちの1つにダウンリンク制御信号をシフトすることと
    を行うためのコードをさらに備える、請求項31に記載のコンピュータプログラム製品。
  36. 前記コンピュータ可読媒体は、
    前記第2のTDDサブフレーム構成の1つまたは複数のアップリンクサブフレームと共存する、前記第1のTDDサブフレーム構成の1つまたは複数のアップリンクサブフレームをアンカーサブフレームに指定することと、
    前記分離セルへの1つまたは複数のアップリンク送信をスケジュールすることと、前記1つまたは複数のアップリンク送信が前記アンカーサブフレームの前記1つまたは複数のアップリンクサブフレームに限定される
    を行うためのコードをさらに備える、請求項31に記載のコンピュータプログラム製品。
  37. 前記分離セルの前記TDDサブフレーム構成が、ダウンリンクサブフレームよりも多いアップリンクサブフレームを備える、請求項31に記載のコンピュータプログラム製品。
  38. 前記コンピュータ可読媒体は、
    前記少なくとも1つの分離セルとマクロセルとの間の結合損失がしきい値よりも大きいかどうかを判断することと、
    前記結合損失が前記しきい値よりも大きいとき、前記少なくとも1つの分離セルによって使用されるキャリア周波数を変更することと
    を行うためのコードをさらに備える、請求項31に記載のコンピュータプログラム製品。
  39. 前記結合損失が前記しきい値よりも低いとき、前記第1のTDDサブフレーム構成が前記第1のセルクラスタのために設定され、前記第2のTDDサブフレーム構成が前記第2のセルクラスタのために設定される、請求項38に記載のコンピュータプログラム製品。
  40. 前記コンピュータ可読媒体が、
    前記分離セルの1つまたは複数のアップリンクサブフレーム中で1つまたは複数のアップリンク送信をスケジュールすることを控えることと、
    前記分離セルの1つまたは複数のダウンリンクサブフレーム中で送信することを控えることと
    を行うためのコードをさらに備える、請求項31に記載のコンピュータプログラム製品。
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