JP2015526986A - 無線アクセス・ポイントを選択する方法および装置 - Google Patents

無線アクセス・ポイントを選択する方法および装置 Download PDF

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Abstract

さまざまな実施形態は、性能メトリックおよび信号強度に基づいて無線アクセス・ポイント選択を提供する方法および装置を提供する。具体的には、複数の無線アクセス・ポイントのうちの1つを選択するクライアントは、選択判断を、性能メトリックならびに信号強度に基づかせる。

Description

本発明は、全般的には無線アクセス・ポイント(AP)選択を提供する方法および装置に関する。
このセクションでは、本発明のよりよい理解を容易にするのに役立つ可能性がある態様を紹介する。したがって、このセクションの言明は、この観点から読まれなければならず、何が従来技術に含まれ、何が従来技術に含まれないのかに関する承認と理解してはならない。
いくつかの既知の無線システムでは、クライアント・デバイスは、利用可能な無線APのリストから、最良の信号強度を提供する無線APを選択する。
さまざまな実施形態は、性能メトリックおよび信号強度に基づく無線アクセス・ポイント選択を提供する方法および装置を提供する。有利なことに、無線アクセス・ポイント選択を、信号強度に加えて性能メトリックに基づかせることによって、改善されたトラフィック・スループットおよび改善されたエンドツーエンド性能を得ることができる。
一実施形態では、無線アクセス・ポイントを選択する装置が提供される。この装置は、データ・ストレージと、データ・ストレージに通信的に接続されたプロセッサとを含む。プロセッサは、装置から利用可能な複数の無線アクセス・ポイントを判定し、装置と複数の利用可能な無線アクセス・ポイントのそれぞれとの間の信号強度を含む複数の信号強度を判定し、複数の利用可能な無線アクセス・ポイントのうちの少なくとも2つに関連する複数のヒストリカル性能メトリックを判定し、複数のヒストリカル性能メトリックおよび複数の信号強度に基づいて、無線アクセス・ポイントを複数の無線アクセス・ポイントから選択するようにプログラムされる。
上記実施形態のいくつかでは、複数のヒストリカル性能メトリックは、現在時刻範囲または曜日に基づく。
上記実施形態のいくつかでは、複数のヒストリカル性能メトリックの判定は、複数のヒストリカル性能メトリックを性能データベースから取り出すようにプロセッサをプログラムすることを含む。
上記実施形態のいくつかでは、複数のヒストリカル性能メトリックは、1ホップ性能測定値、バックホール性能測定値、またはエンドツーエンド性能測定値を含む。
上記実施形態のいくつかでは、複数のヒストリカル性能メトリックは、ヒストリカル・ユーザ経験レーティングを含む。
上記実施形態のいくつかでは、複数のヒストリカル性能メトリックは、複数の(信号強度、無線AP)対に基づく。(信号強度、無線AP)対は、装置と複数の無線アクセス・ポイントのそれぞれとの間の複数の現在の信号強度に対応する。
上記実施形態のいくつかでは、複数のヒストリカル性能メトリックは、複数の(信号強度、無線AP、測定サーバ)タプルに基づく。(信号強度、無線AP、測定サーバ)タプルは、装置と複数の無線アクセス・ポイントのそれぞれとの間の複数の現在の信号強度に対応する。
上記実施形態のいくつかでは、無線アクセス・ポイントの選択は、複数のヒストリカル性能メトリックにおいて関連する最大の性能メトリックを有する無線アクセス・ポイントに基づいて無線アクセス・ポイントを選択するようにプロセッサをプログラムすることを含む。
上記実施形態のいくつかでは、プロセッサは、装置を選択された無線アクセス・ポイントに関連付け、装置と選択された無線アクセス・ポイントとの間で1ホップ性能メトリックを測定し、1ホップ性能メトリックを性能データベースに報告するようにさらにプログラムされる。
上記実施形態のいくつかでは、プロセッサは、装置と測定サーバとの間でエンドツーエンド性能メトリックを測定し、エンドツーエンド性能メトリックを性能データベースに報告するようにさらにプログラムされる。
第2の実施形態では、複数の性能メトリックを測定する装置が提供される。この装置は、データ・ストレージと、データ・ストレージに通信的に接続されたプロセッサとを含む。プロセッサは、性能測定トリガの発生を判定し、性能測定トリガの発生は、クライアントと無線APとの間の関連付けの判定を含み、性能測定トリガの発生に基づいて、クライアントと無線APとの間またはクライアントと測定サーバとの間で性能メトリックを測定し、測定された性能メトリックを性能データベースに報告するようにプログラムされる。
上記実施形態のいくつかでは、性能メトリックは、小パケットのラウンド・トリップ時間、大パケットのラウンド・トリップ時間、アップリンク・スループット、またはダウンリンク・スループットである。
上記実施形態のいくつかでは、性能メトリックの測定は、受動的測定を含む。
上記実施形態のいくつかでは、性能メトリックの測定は、能動的測定を含む。
第3の実施形態では、無線アクセス・ポイントを選択する方法が提供される。この方法は、装置から利用可能な複数の無線アクセス・ポイントを判定するステップと、装置と複数の無線アクセス・ポイントのそれぞれとの間の信号強度を含む複数の信号強度を判定するステップと、複数の利用可能な無線アクセス・ポイントのうちの少なくとも2つに関連する複数のヒストリカル性能メトリックを判定するステップと、複数のヒストリカル性能メトリックおよび複数の信号強度に基づいて、無線アクセス・ポイントを複数の無線アクセス・ポイントから選択するステップとを含む。
上記実施形態のいくつかでは、複数のヒストリカル性能メトリックの判定は、データ・ストレージと協働するプロセッサによって、複数のヒストリカル性能メトリックを性能データベースから取り出すことを含む。
上記実施形態のいくつかでは、複数のヒストリカル性能メトリックは、1ホップ性能測定値、バックホール性能測定値、またはエンドツーエンド性能測定値を含む。
上記実施形態のいくつかでは、複数のヒストリカル性能メトリックは、ヒストリカル・ユーザ経験レーティングを含む。
上記実施形態のいくつかでは、複数のヒストリカル性能メトリックは、複数の(信号強度、無線AP)対に基づく。(信号強度、無線AP)対は、装置と複数の無線アクセス・ポイントのそれぞれとの間の複数の現在の信号強度に対応する。
上記実施形態のいくつかでは、複数のヒストリカル性能メトリックは、複数の(信号強度、無線AP、測定サーバ)タプルに基づく。(信号強度、無線AP、測定サーバ)タプルは、装置と複数の無線アクセス・ポイントのそれぞれとの間の複数の現在の信号強度に対応する。
さまざまな実施形態が、添付図面に示されている。
無線AP選択システム100の実施形態を示す図である。 図1のクライアント110(すなわち、クライアント210)、無線AP 120のうちの1つ(すなわち、無線AP 220)、測定サーバ140(すなわち、測定サーバ240)、および性能データベース150(すなわち、性能データベース250)の実施形態を示す機能ブロック図である。 装置(たとえば、図2のクライアント210、無線AP 220、または測定サーバ240)が図2の適当な性能プログラムP1に示されているように性能を測定する方法300の実施形態を示す流れ図である。 クライアント(たとえば、図1のクライアント110または図2のクライアント210)が図2のユーザ経験入力プログラム212−P2に示されているようにユーザ経験レーティングを報告する方法400の実施形態を示す流れ図である。 クライアント(たとえば、図1のクライアント110または図2のクライアント210)が図2のAP選択プログラム212−P3に示されているように無線APを選択する方法500の実施形態を示す流れ図である。 図1のクライアント110、無線AP 120のうちの1つ、もしくは測定サーバ140、または図2のクライアント210、無線AP 220、もしくは測定サーバ240など、さまざまな装置600の実施形態を概略的に示す図である。
理解を容易にするために、実質的に同一のもしくは類似する構造または実質的に同一のもしくは類似する機能を有する要素を指定するのに、同一の符号を使用した。
この説明および図面は、単に、本発明の原理を説明するものである。したがって、当業者が、本明細書で明示的には説明されず、図示されないが、本発明の原理を実施し、その範囲に含まれるさまざまな配置を考案できることを了解されたい。さらに、本明細書で列挙されるすべての例は、特に、本発明の原理および本発明人が当技術を促進するために貢献する概念を読者が理解するのを助ける教育的目的であることを主に意図されたものであり、そのような具体的に列挙される例および条件への限定を伴わないものと解釈されなければならない。さらに、用語「or(または)」は、本明細書で使用される時に、そうではないと示される(たとえば、「or else(または、さもなければ)」または「or in the alternative(または、代替案では)」)場合を除いて、非排他的なorを指す。また、本明細書で説明されるさまざまな実施形態は、新しい実施形態を形成するためにいくつかの実施形態を1つまたは複数の他の実施形態と組み合わせることができるので、必ずしも相互に排他的ではない。
さまざまな実施形態は、性能メトリックおよび信号強度に基づいて無線アクセス・ポイント選択を提供する方法および装置を提供する。有利なことに、無線アクセス・ポイント選択を、信号強度に加えて性能メトリックに基づかせることによって、システムは、トラフィック・スループットまたはエンドツーエンド性能を改善することができる。さらに、より高いスループットを有する無線APに切り替えることによって、ネットワークを介するクライアントとターゲット・サーバとの間の通信の持続時間を短縮することができ、これによって、クライアントでのバッテリ消耗を減らすことができることを了解されたい。
図1に、無線AP選択システム100の実施形態を示す。無線AP選択システム100は、通信パスを介してネットワーク130にアクセスする1つまたは複数のクライアント110(明瞭さのために、1つのクライアントだけを図示)を含む。通信パスは、クライアント通信チャネル115−1〜115−n(集合的に、クライアント通信チャネル115)のうちの適当な1つ、無線AP 120−1〜120−n(集合的に、無線AP 120)のうちの適当な1つ、および無線AP通信チャネル125−1〜125−n(集合的に、無線AP通信チャネル125)のうちの適当な1つを含む。通信チャネル115、無線AP 120、無線AP通信チャネル125のうちの適当な1つが、性能データベース150に格納されたヒストリック性能メトリックに基づいて選択される。性能データベース150は、ネットワーク130上で性能データベース通信チャネル155を介してデバイス(たとえば、クライアント110)によってアクセスされる。性能メトリックは、クライアント110、無線AP 120のうちの1つ、および測定サーバ140のうちの少なくとも2つの間で測定されたネットワーク性能を含む。測定サーバ140は、ネットワーク130上で測定サーバ通信チャネル145を介してデバイス(たとえば、クライアント110または無線AP 120のうちの1つ)によってアクセスされる。
クライアント110は、無線AP 120のうちの1つまたは複数との関連付けと、ネットワーク130上でクライアント通信チャネル115のうちの1つまたは複数を介する情報の送信または受信とが可能な任意のタイプの通信デバイスを含むことができる。たとえば、通信デバイスは、シン・クライアント、スマート・フォン、パーソナル・コンピュータもしくはラップトップ・コンピュータ、サーバ、ネットワーク・デバイス、タブレット、eリーダー、または類似物とすることができる。通信デバイスは、処理または格納など、タスクの一部を実行するために例示的なシステム内の他のリソースに頼ることができ、あるいは、タスクを独立に実行できるものとすることができる。1つのクライアントが本明細書で示されるが、システム100がより多くのクライアントを含むことができることを了解されたい。さらに、任意の時のクライアントの個数は、動作中のさまざまな時にクライアントをシステムに追加しまたは減ずることができるので、動的とすることができる。
無線AP 120は、無線デバイス(たとえば、クライアント110)がネットワーク130に接続することを可能にする任意のタイプのデバイスを含むことができる。
通信チャネル115は、無線通信(たとえば、LTE、GSM、CDMA、Bluetooth)、WLAN通信(たとえば、WiFi)、および類似物など、1つまたは複数の通信チャネルを介する通信をサポートする。単一の接続として図示されているが、通信チャネル115を、任意の個数の通信チャネルまたは通信チャネルの任意の組合せとすることができることを了解されたい。
通信チャネル125、145、および155は、無線通信(たとえば、LTE、GSM、CDMA、Bluetooth)、WLAN通信(たとえば、WiFi)、パケット・ネットワーク通信(たとえば、IP)、ブロードバンド通信(たとえば、DOCSIS、FiOS、およびDSL)、ストレージ通信(たとえば、ファイバ・チャネル、iSCSI)、および類似物など、1つまたは複数の通信チャネルを介する通信をサポートする。単一の接続として図示されているが、通信チャネル125、145、および155を、任意の個数の通信チャネルまたは通信チャネルの任意の組合せとすることができることを了解されたい。
ネットワーク130は、任意の個数のアクセス・ノード、エッジ・ノード、およびネットワーク・デバイスと、任意の個数および構成のリンクとを含む。さらに、ネットワーク130は、LTE、GSM、CDMA、ローカル・エリア・ネットワーク(LAN)、無線ローカル・エリア・ネットワーク(WLAN)、広域ネットワーク(WAN)、メトロポリタン・エリア・ネットワーク(MAN)、または類似物を含む、任意の組合せおよび任意の個数の無線または有線のネットワークを含むことができることを了解されたい。
測定サーバ140は、クライアント110とネットワーク130に接続する別のサーバとの間の性能メトリックを推定する代表的なサーバとして働く。具体的には、測定サーバ140は、ネットワーク130上で測定サーバ通信チャネル145を介して情報を送信しまたは受信することができる任意のサーバとすることができる。クライアント110と測定サーバ140との間の通信の性能は、ネットワーク130上のクライアント110と別のサーバ(明瞭さのために図示せず)との間のエンドツーエンド性能の推定値として働く。同様に、無線AP 120のうちの1つと測定サーバ140との間の通信の性能は、ネットワーク130上の無線AP 120のうちの1つと別のサーバとの間のバックホール性能の推定値として働く。本明細書では1つの測定サーバだけが図示されているが、システム100がより多くの測定サーバを含むことができることを了解されたい。
性能データベース150は、無線AP選択システム100によって要求されるヒストリック性能メトリックの永続的な蓄積である。性能データベース150は、任意の適切なストレージ・デバイスまたはメモリ・デバイスとすることができ、任意の個数のストレージ・デバイスを含むことができる。含まれるストレージ・デバイスは、(1)分散され、(2)同様のまたは異なるものであり、あるいは(3)お互いにローカルまたは地理的に分散されるものとすることができる。本明細書では1つの性能データベースが図示されるが、システム100がより多くのストレージ・ノードを含むことができることを了解されたい。
いくつかの実施形態では、無線AP 120のうちの1つまたは複数は、WiFiアクセス・ポイントである。
いくつかの実施形態では、通信チャネル115に加えて、クライアント110は、クライアント110と無線AP 120以外のデバイスとの間で情報を送信し、受信する通信チャネル(図示せず)をサポートする。たとえば、無線AP 120がWiFiアクセス・ポイントであり、通信チャネル115がWLAN通信チャネルである実施形態でセルラ・データ・オフロードをサポートするために、クライアント110は、クライアント110が無線(たとえば、LTE)ネットワークを介して通信するために、追加の無線通信(たとえば、LTE、GSM、CDMA、Bluetooth)チャネルを含むことができる。
いくつかの実施形態では、無線AP 120のうちの1つまたは複数は、小セル基地局である。
いくつかの実施形態では、ネットワーク130は、インターネットである。
いくつかの実施形態では、性能データベース150は、測定サーバ140と同一の装置に含まれる。
いくつかの実施形態では、性能データベース150またはその一部は、クライアント110内に分散される。これらの実施形態のいくつかでは、性能データベース150のうちでクライアント110内に含まれる部分は、クライアント110の地理的位置に基づく。たとえば、クライアント110は、性能データベース150のうちでクライアント110に近接する地理的領域内の無線APの性能メトリックを含む部分をダウンロードすることができる。有利なことに、クライアント110は、近接する無線APの性能メトリックを格納することによって、無線AP選択プログラムをより効率的に実行できるものとすることができる。任意の適切なしきい値を使用して、近接する無線AP(たとえば、しきい距離以内または都市内の無線AP)を判定することができる。さらに、いくつかの実施形態では、性能データベース150のうちでクライアント110内に格納される部分を、さらに、無線APを制御するサービス・プロバイダ、ダウンロードすべき無線APのしきい個数、およびダウンロードすべき性能メトリック・データのしきいサイズに基づくものとすることができる。たとえば、クライアント110は、性能データベース150のうちでクライアント110から5マイル以内の無線APに関する部分をダウンロードすることができ、これらの無線APは、あるサービス・プロバイダ(たとえば、AT&T)に関連し、クライアント110は、最も近接する1000個の無線APをダウンロードするというしきい値をセットする。
いくつかの実施形態では、無線AP選択システム100は、異種ネットワーク(HetNet:Heterogeneous Network)の一部である。これらの実施形態のいくつかでは、無線AP選択システム100は、3GPP Long−Term Evolution(LTE)Advancedネットワークの一部である。これらの実施形態のいくつかでは、クライアント110は、LTE基地局(明瞭さのために図示せず)のデータ・オフロード・サービスを実施するために無線AP 120のうちの1つに切り替える。
図2に、図1のクライアント110(すなわち、クライアント210)、無線AP 120のうちの1つ(すなわち、無線AP 220)、測定サーバ140(すなわち、測定サーバ240)、および性能データベース150(すなわち、性能データベース250)の実施形態の機能ブロック図を示す。クライアント210、無線AP 220、および測定サーバ240は、それぞれ測定プログラム212−P1、222−P1、および242−P1(集合的に、測定プログラムP1)を含む。測定プログラムP1は、実線のコンポーネント相互作用の線266−1、266−2、および266−3(集合的に、コンポーネント相互作用266)によって示されるように、クライアント210、無線AP 220、および測定サーバ240の間の性能メトリックを測定する。オプションで、クライアント210は、ユーザの知覚する性能メトリックを収集するためにユーザ経験入力プログラム212−P2をも含む。性能メトリックは、破線の測定値報告の線264−1、264−2、264−3、および264−4(集合的に、測定値報告264)のうちの適当な1つを介して性能データベース250に報告される。性能データベース250は、オプションで、受信された性能メトリックを格納するバックエンド性能データベース252−BEおよびフロントエンド性能データベース252−FEを含む。クライアント210は、さらに、AP選択プログラム212−P3を含む。AP選択プログラム212−P3は、点線の測定値取出の線262を介して性能データベース250から受信したヒストリカル性能メトリックに基づいて、無線AP(たとえば、図1の無線AP 120のうちの1つ)を選択する。
測定プログラムP1は、クライアント210、無線AP 220、および測定サーバ240の間の性能メトリックを測定する。測定は、(1)1ホップ性能(266−1によって示される、クライアントと無線APとの間)、(2)バックホール性能(266−2によって示される、無線APと測定サーバとの間)、または(3)エンドツーエンド性能(266−3によって示される、クライアントと測定サーバとの間)を含むことができる。
クライアント210は、オプションでユーザ経験入力プログラム212−P2を含む。ユーザ経験入力プログラム212−P2は、ユーザに提供されるインターフェースを介してエンド・ユーザ経験レーティングを受け取る。具体的には、ユーザ経験入力プログラム212−P2は、クライアント210のユーザが、主観的なエンド・ユーザ経験に基づいて無線APのレーティングを入力することを可能にする。ユーザ経験入力プログラム212−P2は、入力されたレーティングを、クライアント210が現在関連付けられている又は直近に関連付けられた無線AP(たとえば、図1の無線AP 120のうちの1つ)にマッピングし、この情報を、測定値報告264−1を介して性能データベース250に送信する。いくつかの実施形態では、クライアント210がマッピングされた無線APに関連付けられた時間期間などのさらなる情報が、入力されたレーティングおよびマッピングされた無線APと共に送信される。
AP選択プログラム212−P3は、測定値取出262を介して性能データベース250からヒストリカル性能メトリックを受信し、本明細書で説明するように、取り出されたヒストリカル性能メトリックに基づいて、利用可能な無線AP(たとえば、図1の無線AP 120)のリストのうちの1つを選択する。
性能データベース250は、任意の適切なストレージ・フォーマットと、任意の個数または組合せのストレージ・デバイスまたはメモリ・デバイスとを含むことができる。具体的には、性能データベース250は、(1)測定プログラムP1から受信された性能メトリック、(2)受信された性能メトリックに関連する時刻もしくは曜日、または(3)受信された性能メトリックに関連するクライアントと無線APとの間の信号強度などの付随情報など、無線AP選択判断を判定する際に使用される任意の適切なヒストリカル情報を収集し、格納する。性能メトリックは、(1)大パケットのラウンド・トリップ時間(1ホップ、バックホール、エンドツーエンド)、(2)小パケットのラウンド・トリップ時間(1ホップ、バックホール、エンドツーエンド)、(3)アップリンク・スループット(1ホップ、バックホール、エンドツーエンド)、(4)ダウンリンク・スループット(1ホップ、バックホール、エンドツーエンド)、または(5)エンド・ユーザ経験レーティング(エンドツーエンド性能)など、任意の適切な性能メトリックを含むことができる。時刻または曜日を、時刻と曜日との両方を表す1つのタイムスタンプまたは別々の時刻フォーマットおよび曜日フォーマットとしてなど、任意の適切な形で表すことができることを了解されたい。
オプションで、性能データベース250は、バックエンド性能データベース252−BEおよびフロントエンド性能データベース252−FEを含むことができる。経時的に、性能データベース250のサイズが極端に大きくなり、したがって非効率的になる可能性があることを了解されたい。AP選択プログラム212−P3は、時間期間の移動するウィンドウにわたる時刻および曜日の所与の範囲の平均値およびピーク/最良値などの集約情報だけを必要とする場合があるので、コンパクトなデータベース(たとえば、フロントエンド性能データベース252−FE)を、無線APごとの集約情報を格納するように構成することができる。バックエンド性能データベース252−BEは、測定プログラムP1およびユーザ経験入力プログラム212−P2によって報告された生の性能メトリックを格納することができる。有利なことに、生の受信された性能メトリックのより大きい部分をバックエンド性能データベース252−BEに格納することによって、フロントエンド性能データベース252−FEのエントリを作るために、生の受信された性能メトリックに対して、変更された集約アルゴリズムを適用することができる。さらに、集約アルゴリズムを経時的に調整して、推定される性能期待値を改善することができる。
いくつかの実施形態では、測定プログラムP1は、短い時間期間(たとえば、2〜3秒)にわたってスループットを測定し、それぞれアップリンク方向およびダウンリンク方向のトラフィックの、ピーク・スループットおよび平均スループットならびに最良/最短ラウンド・トリップ時間(RTT)および平均RTTの両方を報告する。
いくつかの実施形態では、性能データベース250は、平均値およびピーク/最良値など、集約情報を格納することができる。
いくつかの実施形態では、コンポーネント相互作用266または測定値報告264は、アプリケーション・レベル・プロトコルを介する。これらの実施形態のいくつかでは、アプリケーション・レベル・プロトコルは、TCP接続またはUDP接続のいずれかを使用する。
いくつかの実施形態では、測定値報告264は、一方向通信である。
いくつかの実施形態では、測定プログラムP1は、測定された性能メトリックを性能データベースに周期的に送信する。
いくつかの実施形態では、パケットが、性能データベースへ向かう途中(たとえば、測定値報告264)で失われる場合に、その情報は、単純に性能データベースで記録されず、再送信プロトコルは使用されない。
測定サーバ240が、性能データベース250を含む場合に、測定値報告264−4を、単純に、性能データベース250に性能メトリックを格納する測定サーバ240とすることができることを了解されたい。
いくつかの実施形態では、性能データベース250は、クライアント210、無線AP 220、または測定サーバ240のうちの1つと同一の位置に配置される。性能データベース250が同一の位置に配置される時に、測定値報告264が、ネットワーク(たとえば、図1のネットワーク130)を通過することを必要としない可能性があることを了解されたい。
いくつかの実施形態では、信号強度および1ホップ性能は、(クライアント、無線AP)対に適用され、バックホール性能は、(無線AP、測定サーバ)対に適用され、エンドツーエンド性能とエンド・ユーザ経験レーティングとの両方は、(クライアント、無線AP、測定サーバ)タプルに適用される。
有利なことに、過去の無線APに関連するクライアントの性能統計が必要な性能データを提供するので、クライアントのIPアドレスは、無線AP選択プロセスで使用される必要がない。
第1の実施形態では、性能データベース250は、クライアント関連性能メトリック(たとえば、1ホップ性能、エンドツーエンド性能、およびエンド・ユーザ経験レーティング)を記録する時に、クライアントのIPアドレスを格納する。これらの実施形態のいくつかでは、クライアントが測定値取出262を実行する時に、性能データベース250エントリは、次のように変更される。
a.所与の無線APおよび信号強度を有する(クライアント、無線AP)対の1ホップ性能統計エントリは、(信号強度、無線AP)対の1ホップ性能エントリに変換される。
b.所与の無線APおよび測定サーバを有する(クライアント、無線AP、測定サーバ)タプルのエンドツーエンド性能統計エントリは、(信号強度、無線AP、測定サーバ)タプルの1エントリに変換される。
c.所与の無線APおよび測定サーバを有する(クライアント、無線AP、測定サーバ)タプルのエンド・ユーザ経験レーティング統計エントリは、(信号強度、無線AP、測定サーバ)タプルの1エントリに変換される。
第2の実施形態では、性能データベース250は、クライアントのアイデンティティとして、IPアドレスまたはデバイスIDではなくクライアントによって観察された無線APの信号強度を格納する。
有利なことに、本明細書で説明される対およびタプルを使用し、クライアント識別子の表現として現在の信号強度を使用する、性能データベース250での性能メトリックの格納は、所与の無線APによるヒストリカル性能メトリックの単純化された取出を可能にする。
たとえば、クライアント210は、無線AP 220の識別子と、それ自体と無線AP 220との間の無線接続の信号強度とを判定し、その後、無線AP 220の識別子および現在の信号強度に関連するヒストリカル性能メトリックについて測定値取出262を介して性能データベース250に照会することができる。その後、性能データベース250は、データベースに照会し、(信号強度、無線AP)対に基づいてヒストリカル性能メトリック・レコードを取り出し、測定値取出262を介してクライアント210にその結果、又は未加工の結果、又は、集約された結果を返すことができる。
いくつかの実施形態では、性能データベース250は、データベース・クエリに時刻範囲または曜日を含めることができる。有利なことに、リンク品質は、時刻または曜日に基づいて異なる可能性があるので、これらの要因によって制約された照会は、現在のネットワーク条件をよりよく近似する可能性がある。これらの実施形態のいくつかでは、クライアント210は、性能データベース250への照会に時刻範囲または曜日を含めることができる。これらの実施形態の他の実施形態では、性能データベース250は、照会を、照会の時の現在の一時的条件に基づくものにすることができる。
これらの実施形態のいくつかでは、取り出されるヒストリカル性能メトリックは、絶対信号強度ではなく、現在の信号強度に基づく信号強度範囲に関係するものとすることができる。信号強度範囲は、任意の適切な範囲とすることができ、性能データベース250またはクライアント210のいずれかによって決定されるものとすることができる。これらの実施形態のいくつかでは、信号強度範囲を、クライアント210によって性能データベース250への照会に含めることができる。
いくつかの実施形態では、クライアント210が、エンドツーエンド性能メトリックについて性能データベース250に照会する時に、クライアント210は、性能データベース250への照会に測定サーバの識別子を含めることができる。エンドツーエンド性能メトリックの取出に関するいくつかの他の実施形態では、クライアント210は、性能データベースへの照会に測定サーバの識別子を含めることを要求されない。エンドツーエンド測定の実行に関して所与の無線APに関連する1つの測定サーバだけがある場合に、その測定サーバが、所与の無線APに基づいて判定されることを了解されたい。これらの実施形態では、性能データベース250は、その後、(信号強度、無線AP、測定サーバ)タプルに基づいて、ヒストリカル・エンドツーエンド性能メトリック・レコードを取り出すことができる。
いくつかの実施形態では、性能データベース250は、集中設計として構成される。たとえば、1つの性能データベースが、セルラ・ネットワークからネットワーク(たとえば、図1のネットワーク130)へのデータ・オフロードを実現するために無線サービス・プロバイダの加入者が接続を許可される無線オペレータのネットワーク内の無線APのすべての情報を格納することができる。これらの実施形態のいくつかでは、利用可能な無線APのリストを、認証プロセスに基づくものとすることができる。
いくつかの実施形態では、性能データベース250は、分散設計として構成される。たとえば、複数のより小さいデータベースを使用して、1つの性能データベースが、ある地理的領域内の無線APの情報を格納することができる。
いくつかの実施形態では、AP選択プログラム212−P3は、無線AP選択トリガによって開始される。無線AP選択トリガは、しきい値を満足する信号強度を有する1つまたは複数の無線APが存在することの判定または現在の無線接続の信号強度がしきい値未満に低下したことの判定などの任意の適切なイベントとすることができる。たとえば、LTE実施態様では、1つまたは複数の無線APが存在することの判定は、LTE基地局のデータ・オフロード・サービスを実施するためにAP選択プログラム212−P3をトリガすることができる。
AP選択プログラム212−P3のいくつかの実施形態では、測定値取出262は、無線AP選択トリガに応答して、クライアント210の性能メトリックを取り出す。
AP選択プログラム212−P3のいくつかの実施形態では、測定値取出262は、無線AP選択トリガの前にクライアント210の性能メトリックを取り出す。これらの実施形態のいくつかでは、AP選択プログラム212−P3は、クライアントの移動パターンを包含する地理的領域内のすべての無線APに関する性能メトリックを取り出し、格納する。領域内の利用可能なAPのリストが変化し、ユーザの移動パターンが変化し、APの性能が経時的に変化する時に、クライアント210は、性能データベース250から更新された性能メトリックを周期的に取り出すことができる。
これらの実施形態のいくつかでは、性能メトリックは、フロントエンド性能データベースから取り出される。
AP選択プログラム212−P3のいくつかの実施形態では、性能データベース250からクライアント(たとえば、クライアント210)への性能メトリックの分配は、プル手法またはプッシュ手法のいずれかに従うことができる。プル手法では、クライアントは、性能データベース250に性能メトリックを周期的に要求する。プッシュ手法では、性能データベース250は、周期的にまたは性能メトリックの変化の際に、クライアント210に性能情報を送信する。
図3は、装置(たとえば、図2のクライアント210、無線AP 220、または測定サーバ240)が図2の適当な性能プログラムP1に示されているように性能を測定する方法300の実施形態を示す流れ図を示す。この方法は、性能測定トリガが発生したことの判定時に(ステップ320)、性能メトリックを測定すること(ステップ340)と、測定された性能メトリックを性能データベース(たとえば、図2の性能データベース250)に報告することとを含む。
方法300では、ステップ320は、性能測定トリガが発生したかどうかを判定することを含む。トリガ判定に基づいて、この方法は、トリガ・イベントが判定される場合にステップ340に進むか、リターンする(ステップ395)かのいずれかである。トリガは、性能メトリックを測定しなければならないことをシグナリングする任意の適切なイベントとすることができる。たとえば、トリガ・イベントを、(a)しきいインターバルで周期的にトリガされる、(b)クライアント(たとえば、図1のクライアント110または図2の210)が無線AP(たとえば、図1の無線AP 120のうちの1つまたは図2の220)に関連する時にしきいインターバルで周期的にトリガされる、(c)測定要求(たとえば、クライアント、無線AP、または測定サーバの任意の対の間でのメッセージの交換)、(d)アプリケーション・セッションの始めまたは終りに、(e)または類似物とすることができる。複数のトリガ・イベントが同時に発生し得ることを了解されたい。
方法300では、ステップ340は、クライアント、無線AP、または測定サーバの任意の対の間の通信の性能メトリックを測定することを含む。具体的には、測定する装置(たとえば、図2のクライアント210、無線AP 220、または測定サーバ240のうちの1つ)が、適当な測定プログラム(たとえば、図2の性能プログラムP1のうちの適当な1つ)を実行する。
方法300では、ステップ360は、性能メトリックを性能データベース(たとえば、図2の性能データベース250)に報告することを含む。具体的には、測定プログラムは、測定された性能メトリックを性能データベース(たとえば、図2の性能データベース250)に周期的に報告することができる。
ステップ320のいくつかの実施形態では、クライアントが無線APに関連することの判定を、メッセージを介するものとすることができる。たとえば、測定サーバは、関連を示す明示的なメッセージをクライアントまたは無線APのいずれかから受信することができ、あるいは、有線ネットワーク(たとえば、図1のネットワーク130)を介するクライアントからのメッセージの受信に基づいて、クライアントが関連することを暗黙のうちに暗示することができる。
いくつかの実施形態では、ステップ340は、変更された時刻および曜日の間の性能メトリックを収集することを含む。無線APの性能が、トラフィック負荷に基づいて変化する可能性があることと、トラフィック負荷が、時刻パターンおよび曜日パターンに基づいて変化する可能性があることとを了解されたい。
ステップ340の第1の実施形態では、性能メトリック(たとえば、リンク品質)の測定は、受動的である(すなわち、測定プログラムは、通常のデータ動作中に測定を実行する)。具体的には、測定を、クライアント(たとえば、図2のクライアント210)が無線AP(たとえば、図2の無線AP 220)に関連する時に行うことができる。
ステップ340の第2の実施形態では、性能メトリックの測定は、能動的である(すなわち、測定プログラムは、1つまたは複数のテストを実行する)。
ステップ360のいくつかの実施形態では、無線APまたはクライアント上の測定プログラム(たとえば、それぞれ図2の測定プログラム222−P1、212−P1)は、性能メトリック以外のデータを報告することができる。これらの実施形態のいくつかでは、本明細書で説明されるように無線AP信号強度をリンク品質と相関させるために、無線AP信号強度が、性能メトリックと一緒に報告される。
ステップ360の実施形態のいくつかでは、性能メトリックを、ある時間の期間の間に装置(たとえば、図2のクライアント210、無線AP 220、または測定サーバ240)に格納し、性能データベース(たとえば、図2の性能データベース250)に周期的に報告することができる。たとえば、ある時間の期間にわたって測定され、格納された複数の性能メトリックを、まとめて送信することができる。
ステップ340のいくつかの実施形態では、測定プログラム(たとえば、図2の測定プログラムP1のうちの適当な1つ)が、装置の対(たとえば、図2のクライアント210、無線AP 220、または測定サーバ240のうちの2つ)に基づいて、性能メトリックを測定する。
いくつかの実施形態では、クライアント(たとえば、図2のクライアント210)と無線AP(たとえば、図2の無線AP 220)との間の通信に関係する1ホップ性能メトリックが、測定される。これらの実施形態のいくつかでは、無線APまたは測定サーバによって収集される1ホップ性能に関する測定される性能メトリックは、小パケットのラウンド・トリップ時間(RTT)、大パケットのRTT、アップリンク・スループット、またはダウンリンク・スループットを含む。1ホップ性能測定は、受動的測定または能動的測定を含むことができる。
ステップ320のいくつかの実施形態では、クライアントが無線APに関連する時に、性能測定トリガを周期的に呼び出すことができる。1ホップ通信が無線ネットワークを介するので、性能メトリックが測定される時に、クライアントが無線APに関連しなければならないことを了解されたい。
受動的実施形態のいくつかの実施形態では、無線AP上の測定プログラム(たとえば、図2の測定プログラム222−P1)は、アップリンク方向で受信器スループットを測定するが、クライアント上の測定プログラム(たとえば、図2の測定プログラム212−P1)は、ダウンリンク方向で受信器スループットを測定する。
能動的実施形態のいくつかの実施形態では、測定プログラム(たとえば、図2の測定プログラム222−P1)は、以下のような、1つまたは複数のテストを行う。
a.クライアント上の測定プログラムから無線AP上の測定プログラムに送信される大パケット・サイズおよび小パケット・サイズを用いるpingテスト。
b.無線AP上の測定プログラムからクライアント上の測定プログラムに送信される大パケット・サイズおよび小パケット・サイズを用いるpingテスト。
c.クライアント上の測定プログラムから無線AP上の測定プログラムへの、UDPを使用してテスト・ファイルをアップロードするアップリンク・スループット・テスト。
d.無線AP上の測定プログラムからクライアント上の測定プログラムへの、UDPを使用してテスト・ファイルをダウンロードするダウンリンク・スループット・テスト。
いくつかの実施形態では、無線AP(たとえば、図2の無線AP 220)と測定サーバ(たとえば、図2の測定サーバ240)との間の通信に関係するバックホール性能メトリックが測定される。これらの実施形態のいくつかでは、無線APまたは測定サーバによって収集されるバックホール性能に関する測定される性能メトリックは、小パケットのラウンド・トリップ時間(RTT)、大パケットのRTT、アップリンク・スループット、またはダウンリンク・スループットを含む。無線バックホール性能測定は、受動的測定または能動的測定を含むことができる。
ステップ320のいくつかの実施形態では、クライアントが無線APに関連するか否かにかかわらず、性能測定トリガを周期的に呼び出すことができる。バックホール性能測定が有線ネットワークを介するので、性能メトリックが測定される時に、クライアントが無線APに関連するという要件がないことを了解されたい。
受動的実施形態のいくつかの実施形態では、無線AP上の測定プログラム(たとえば、図2の測定プログラム222−P1)は、ダウンリンク方向で受信器スループットを測定し、測定サーバ上の測定プログラム(たとえば、図2の測定プログラム242−P1)は、アップリンク方向で受信器スループットを測定する。
能動的実施形態のいくつかの実施形態では、測定プログラム(たとえば、図2の測定プログラムP1)は、以下のような、1つまたは複数のテストを行う。
a.無線AP上の測定プログラムから測定サーバ上の測定プログラムに送信される大パケット・サイズおよび小パケット・サイズを用いるpingテスト。
b.測定サーバ上の測定プログラムから無線AP上の測定プログラムに送信される大パケット・サイズおよび小パケット・サイズを用いるpingテスト。
c.無線AP上の測定プログラムから測定サーバ上の測定プログラムへの、UDPを使用してテスト・ファイルをアップロードするアップリンク・スループット・テスト。
d.測定サーバ上の測定プログラムから無線AP上の測定プログラムへの、UDPを使用してテスト・ファイルをダウンロードするダウンリンク・スループット・テスト。
いくつかの実施形態では、クライアント(たとえば、図2のクライアント210)と測定サーバ(たとえば、図2の測定サーバ240)との間の通信に関係するエンドツーエンド性能メトリックが測定される。これらの実施形態のいくつかでは、クライアントまたは測定サーバによって収集されるエンドツーエンド性能測定に関する測定される性能メトリックは、小パケットのラウンド・トリップ時間(RTT)、大パケットのRTT、アップリンク・スループット、またはダウンリンク・スループットを含む。エンドツーエンド性能測定は、受動的測定または能動的測定を含むことができる。
ステップ320のいくつかの実施形態では、クライアントが無線APに関連する時に、性能測定トリガを周期的に呼び出すことができる。エンドツーエンド通信が、無線ネットワークと有線ネットワークとの両方を介するので、性能メトリックが測定される時に、クライアントが無線APに関連しなければならないことを了解されたい。
受動的実施形態のいくつかの実施形態では、クライアント上の測定プログラム(たとえば、図2の測定プログラム212−P1)は、ダウンリンク方向で受信器スループットを測定し、測定サーバ上の測定プログラム(たとえば、図2の測定プログラム242−P1)は、アップリンク方向で受信器スループットを測定する。
能動的実施形態のいくつかの実施形態では、測定プログラム(たとえば、図2の測定プログラムP1)は、以下のような、1つまたは複数のテストを行う。
a.クライアント上の測定プログラムから測定サーバ上の測定プログラムに送信される大パケット・サイズおよび小パケット・サイズを用いるpingテスト。
b.測定サーバ上の測定プログラムからクライアント上の測定プログラムに送信される大パケット・サイズおよび小パケット・サイズを用いるpingテスト。
c.クライアント上の測定プログラムから測定サーバ上の測定プログラムへの、UDPを使用してテスト・ファイルをアップロードするアップリンク・スループット・テスト。
d.測定サーバ上の測定プログラムからクライアント上の測定プログラムへの、UDPを使用してテスト・ファイルをダウンロードするダウンリンク・スループット・テスト。
測定プログラムが、任意の適切なテストを行うことができ、上記の実施形態が、例示的であって限定的ではないことを了解されたい。たとえば、測定プログラム(たとえば、図2の測定プログラムP1)は、TCPを使用するスループット・テストまたはジッタ・テストなど、他のテストを行うことができる。
図4に、クライアント(たとえば、図1のクライアント110または図2のクライアント210)が図2のユーザ経験入力プログラム212−P2に示されているようにユーザ経験レーティングを報告する方法400の実施形態を示す流れ図を示す。この方法は、ユーザ経験入力プログラムを呼び出すべきであるか否かを判定すること(ステップ420)と、ユーザ経験エントリ選択を表示すること(ステップ440)と、ユーザ経験レーティング・エントリを選択する入力を受け取ること(ステップ460)と、ユーザ経験エントリ選択に基づいて性能データベースに報告すること(ステップ480)とを含む。
方法400では、ステップ420は、ユーザ経験入力プログラムを呼び出すべきであるか否かを判定することを含む。ユーザ経験入力プログラムは、(a)通信セッションの終りに自動的に呼び出される、(b)ユーザ選択の検出によって、(c)または類似物など、任意の適切なイベントによって呼び出され得る。複数のイベントが同時に発生する可能性があることを了解されたい。
方法400では、ステップ440は、この無線APに関するユーザの経験を記述するユーザの選択を要求するために、ユーザ経験レーティング選択のリストを表示することを含む。これらの実施形態のいくつかでは、ユーザ経験レーティング選択は、数(たとえば、1から5まで)である。これらの実施形態のいくつかでは、ユーザ経験レーティング選択は、テキスト(たとえば、優、良、並、可、または不可)である。
方法400では、ステップ460は、ユーザ経験レーティング・エントリを選択する入力を受け取ることを含む。具体的には、クライアントは、そのクライアント(たとえば、図1のクライアント110)の入力されたユーザ経験レーティングを、現在クライアントに関連するか直近にクライアントに関連した無線AP(たとえば、図1の無線AP 120のうちの1つ)にマッピングする。
方法400では、ステップ480は、本明細書で説明されるように、ユーザ経験エントリ選択に基づいて性能データベースに報告することを含む。
ステップ420、440、または460のいくつかの実施形態では、ユーザは、クライアントが無線APに関連している間または選択しきい値が満足されている間に、ユーザ経験入力APIを呼び出すことができる。選択しきい値は、クライアントの無線APとの関連が打ち切られた後のしきい時間期間など、任意の適切なしきい値とすることができる。たとえば、ユーザが、クライアント(たとえば、図2のクライアント210)の無線AP(たとえば、図2の無線AP 220)との関連が打ち切られた後のしきい時間以内にユーザ経験レーティングを入力しなかった場合に、クライアントは、ユーザがAPIを呼び出すことまたはユーザ経験レーティングを入力することを許さない。これらの実施形態のいくつかでは、クライアントは、ユーザがAPIを呼び出すことまたはユーザ経験レーティングを入力することをクライアントが許さない時に、「グレー表示にされた」アイコンまたは非アクティブ・アイコンを表示することができる。
いくつかの実施形態では、グラフィカル・ユーザ・インターフェースは、ユーザによる選択のためにユーザ経験入力アイコン(たとえば、アイコンをクリックするかタップすることによって呼び出されるアイコン)を表示する。これらの実施形態のいくつかでは、ステップ420は、クライアントが無線APに関連している間または選択しきい値が満足されている間に、ユーザ経験入力アイコンを選択可能(すなわち、呼び出されることが可能)にすることを含む。
ステップ480のいくつかの実施形態では、ユーザ経験レーティングを、ある時間の期間の間に装置(たとえば、図2のクライアント210)に格納し、性能データベース(たとえば、図2の性能データベース250)に周期的に報告することができる。たとえば、ある時間の期間にわたって受け取られ、格納された複数のユーザ経験レーティングを、まとめて送信することができる。
ステップ480のいくつかの実施形態では、クライアントがマッピングされた無線APに関連した時間期間などのさらなる情報が、入力されたユーザ経験レーティングおよびマッピングされた無線APと共に送信される。
図5に、クライアント(たとえば、図1のクライアント110または図2のクライアント210)が図2のユーザ経験入力プログラム212−P3に示されているように無線APを選択する方法500の実施形態を示す流れ図を示す。この方法は、利用可能な無線アクセス・ポイントのリストを判定すること(ステップ520)と、利用可能な無線アクセス・ポイントのそれぞれの信号強度を判定すること(ステップ540)と、利用可能な無線アクセス・ポイントのうちの少なくとも2つに関連するヒストリカル性能メトリックを判定すること(ステップ560)と、判定された性能情報および信号強度に基づいて利用可能なアクセス・ポイントのうちの少なくとも1つを選択すること(ステップ580)とを含む。
方法500では、ステップ520は、利用可能な無線APのリストを判定することを含む。具体的には、クライアントによる使用に利用可能な無線APのリストが判定される。信号強度が、ステップ540で無線APについて判定されない場合には、その無線APは、利用可能な無線APのリストのメンバではない。
方法500では、ステップ540は、利用可能な無線アクセス・ポイントのそれぞれの信号強度を判定することを含む。
方法500では、ステップ560は、利用可能な無線アクセス・ポイントのうちの少なくとも2つに関連するヒストリカル性能メトリックを判定することを含む。具体的には、この方法を実行する装置は、本明細書で説明されるように、性能データベース(たとえば、性能データベース250)から、利用可能な無線アクセス・ポイントのうちの少なくとも2つに関連するヒストリカル性能メトリックを取り出す。
方法500では、ステップ580は、判定されたヒストリカル性能メトリックおよび現在の信号強度に基づいて利用可能なアクセス・ポイントのうちの少なくとも1つを選択することを含む。
いくつかの実施形態では、ステップ520および540は、同時に判定される。たとえば、利用可能な無線APのリストを、しきい信号強度以上の信号強度を有する無線APを判定することによって判定することができる。これらの実施形態のいくつかでは、しきい信号強度を、0を超える信号強度とすることができる。
ステップ560のいくつかの実施形態では、ヒストリカル性能情報は、特定の時刻範囲または曜日に基づく。
これらの実施形態のいくつかでは、特定の時刻範囲は、現在時刻からしきい時間の範囲である。たとえば、しきい時間以内(たとえば、最後の15分以内)に測定された最近のヒストリカル性能メトリックを使用することができる。ステップ580のAP選択を、ターゲット利用可能無線APに関連する他のクライアントによってしきい時間以内に報告された性能メトリックに基づくものとすることができることを了解されたい。というのは、これらの最近の過去の性能メトリックが、ターゲット利用可能無線APの現在の性能メトリックを示す可能性があるからである。
ステップ560のいくつかの実施形態では、ヒストリカル性能情報は、性能メトリックを含む。これらの実施形態のいくつかでは、性能メトリックは、1ホップ性能メトリック、バックホール性能メトリック、またはエンドツーエンド性能メトリックを含む。
ステップ560のいくつかの実施形態では、ヒストリカル性能情報は、ヒストリカル・ユーザ経験レーティングを含む。
いくつかの実施形態では、ステップ560または580は、判定を現在の時刻範囲および曜日に基づくものにすることを含む。これらの実施形態のいくつかでは、選択は、現在の時刻範囲または曜日中のヒストリカル性能情報に基づく。
ステップ560または580のいくつかの実施形態では、異なる選択アルゴリズムまたはヒストリカル性能メトリックの異なるサブセットを使用することができる。
利用可能な無線アクセス・ポイントのすべてが、性能データベースに格納された完全な関連するヒストリカル性能メトリックを有するとは限らないことを了解されたい。たとえば、新たに設置された無線APが、性能データベースに格納された性能レコードを全く有しない場合があり、1つまたは複数の無線APに関連する最近に格納された性能メトリックがない場合があり、測定プログラム(たとえば、図2の測定プログラム222−P1)を有しない無線APが、性能データベースに格納されたすべての利用可能なヒストリカル性能メトリック(たとえば、バックホール性能メトリック)を有しない場合がある。
異なる選択アルゴリズムを使用するステップ580のいくつかの実施形態では、選択アルゴリズムを、ステップ560で返されるヒストリカル性能情報のサブセットに基づくものとすることができる。たとえば、無線APのいくつかまたはすべてがバックホール性能メトリックを有しない場合には、バックホール性能メトリックを使用しないアルゴリズムを選択することができる。第2の例で、性能メトリックが、ある時刻範囲について利用可能ではない場合には、時刻範囲を増やすか、別の時刻の性能メトリックを使用することができる。この第2の例に対して、最近のヒストリカル性能メトリック(たとえば、ある時間しきい値以内の)が利用可能である場合には、これらの最近に報告された測定値を使用することができるが、最近のヒストリカル性能メトリックが利用可能ではない場合には、ヒストリカル性能メトリックを、より大きい時間しきい値または、以前の日の時刻範囲中に報告された性能測定値に基づくものとすることができる。
ステップ580のいくつかの実施形態では、選択アルゴリズムは、欠けている性能メトリックを推定することができる。たとえば、判定されたヒストリカル性能メトリックが、第1の無線APのバックホール性能メトリックを含むが、第2の無線APのバックホール性能メトリックを含まない場合には、ステップ580は、第1の無線APと同一であるものとして第2の無線APのバックホール性能メトリックを推定し、環境条件に基づいて第2の無線APのバックホール性能メトリックを推定し、あるいは、第2の無線APのバックホール性能メトリックをデフォルト値にセットすることができる。
いくつかの実施形態では、ステップ580は、性能メトリックを最大にする選択アルゴリズムを使用することを含む。たとえば、最大の平均スループットを選択するアルゴリズムである。
いくつかの実施形態では、ステップ580は、性能メトリックがしきい値を満足することを要求する選択アルゴリズムを使用することを含む。たとえば、しきい値以上の平均スループットまたはしきい値以下のラウンド・トリップ遅延を要求するアルゴリズムである。
第1の実施形態では、ステップ580は、(現在の信号強度、ヒストリカル・ユーザ経験レーティング)対を含む選択アルゴリズムを使用することを含む。これらの実施形態のいくつかでは、選択は、あるしきい値Tsを超える現在の信号強度と、無線APの最大のヒストリカル・ユーザ経験レーティングとを有する無線APに基づく。これらの実施形態のいくつかでは、選択は、最大の現在の信号強度としきい値Trを超えるヒストリカル・ユーザ経験レーティングとを有する無線APに基づく。
第2の実施形態では、ステップ580は、(現在の信号強度、ヒストリカル・エンドツーエンド性能)対を含む選択アルゴリズムを使用することを含む。これらの実施形態のいくつかでは、選択は、あるしきい値Tsを超える現在の信号強度と、測定値が報告される無線APの最大のヒストリカル・エンドツーエンド性能とを有する無線APとに基づく。これらの実施形態のいくつかでは、選択は、最大の信号強度とあるしきい値Teを超えるヒストリカル・エンドツーエンド性能とを有する無線APに基づく。
第3の実施形態では、ステップ580は、(現在の信号強度、ヒストリカル・バックホール性能)対を含む選択アルゴリズムを使用することを含む。これらの実施形態のいくつかでは、選択は、あるしきい値Tsを超える現在の信号強度と、無線APの最大のヒストリカル・バックホール性能とを有する無線APに基づく。これらの実施形態のいくつかでは、選択は、最大の信号強度とあるしきい値Tbを超えるヒストリカル・バックホール性能とを有する無線APに基づく。
第4の実施形態では、ステップ580は、(現在の信号強度、ヒストリカル1ホップ性能)対を含む選択アルゴリズムを使用することを含む。これらの実施形態のいくつかでは、選択は、あるしきい値Tsを超える現在の信号強度と、APの最大のヒストリカル1ホップ性能とを有する無線APに基づき、測定値は、クライアントの信号強度がTsを超える時に報告される。これらの実施形態のいくつかでは、選択は、最大の信号強度としきい値Toを超えるヒストリカル1ホップ性能とを有する無線APに基づく。
第5の実施形態では、ステップ580は、(現在の信号強度、ヒストリカル1ホップ性能、ヒストリカル・バックホール性能)タプルを含む選択アルゴリズムを使用することを含む。これらの実施形態のいくつかでは、選択は、あるしきい値Tsを超える現在の信号強度と、(Po+Pb)の最大値とを有する無線APに基づき、Poは、無線APのヒストリカル1ホップ性能であり、測定値は、クライアントの信号強度がTsを超える時に報告され、Pbは、APのヒストリカル・バックホール性能である。これらの実施形態のいくつかでは、選択は、最大の信号強度としきい値Tobを超える和(Po+Pb)とを有する無線APに基づき、Poは、無線APのヒストリカル1ホップ性能であり、測定値は、クライアントの信号強度がTsを超える時に報告され、Pbは、無線APのヒストリカル・バックホール性能である。
第6の実施形態では、ステップ580は、さらに、第2〜第5の実施形態の選択アルゴリズムをユーザ経験レーティングに基づくものにすることを含む。これらの実施形態のいくつかでは、アルゴリズムを、次のようにユーザ経験レーティングしきい値Trを追加することによって変更することができる。考慮される無線APのセットは、あるしきい値Trを超えるヒストリカル・ユーザ経験レーティングを有しなければならない。
図1および3を参照して、無線APの選択の例を与える。ステップ520では、クライアント110は、無線AP 120−1、120−2、および120−4が利用可能であると判定することができる。ステップ540では、クライアント110は、信号強度がそれぞれSignalStrength(1)、SignalStrength(2)、およびSignalStrength(3)であると判定することができる。ステップ560では、クライアント110は、(信号強度、無線AP)対の1ホップ性能メトリックについて性能データベース150に照会し、それぞれAvgThroughput(1)、AvgThroughput(2)、およびAvgThroughput(3)のヒストリカル性能メトリックを取り出すことができる。ステップ580では、クライアント110は、AvgThroughput(2)が無線APの最高のヒストリカル平均スループットであることと、SignalStrength(2)が最小しきい信号強度を超えることとの判定に基づいて、無線AP 120−2を選択することができる。
主に特定のシーケンスで図示され、説明されるが、方法300、400、および500に示されたステップを、任意の適切なシーケンスで実行できることを了解されたい。さらに、1つのステップによって識別されるステップを、そのシーケンス内の1つまたは複数の他のステップ内で実行することもでき、あるいは、複数のステップの共通のアクションを1回だけ実行することができる。
さまざまな上で説明された方法のステップを、プログラムされたコンピュータによって実行することができることを了解されたい。本明細書では、いくつかの実施形態は、プログラム・ストレージ・デバイス、たとえば、機械可読またはコンピュータ可読であり、命令の機械実行可能プログラムまたはコンピュータ実行可能プログラムを符号化するデータ記憶媒体を包含することも意図され、前記命令は、前記上で説明された方法のステップの一部またはすべてを実行する。プログラム・ストレージ・デバイスは、たとえば、ディジタル・メモリ、磁気ディスクおよび磁気テープなどの磁気記憶媒体、ハード・ドライブ、または光学的に可読のデータ記憶媒体とすることができる。実施形態は、上で説明された方法の前記ステップを実行するようにプログラムされたコンピュータを包含することも意図されている。
図6に、図1のクライアント110、無線AP 120のうちの1つ、もしくは測定サーバ140、または図2のクライアント210、無線AP 220、もしくは測定サーバ240など、さまざまな装置600の実施形態を概略的に示す。装置600は、プロセッサ610、データ・ストレージ611、およびI/Oインターフェース630を含む。
プロセッサ610は、装置600の動作を制御する。プロセッサ610は、データ・ストレージ611と協働する。
データ・ストレージ611は、プログラム・データを格納することができる。データ・ストレージ611は、プロセッサ610によって実行可能なプログラム620をも格納する。
プロセッサ実行可能なプログラム620は、I/Oインターフェース・プログラム621、測定プログラム623、ユーザ経験入力プログラム625、またはAP選択プログラム627を含むことができる。プロセッサ610は、プロセッサ実行可能なプログラム620と協働する。
I/Oインターフェース630は、上で説明したように、図1の通信チャネル115、125、または145のうちの適当な1つまたは複数を介する通信をサポートするために、プロセッサ610およびI/Oインターフェース・プログラム621と協働する。
測定プログラム623は、上で説明したように、図3の方法300のステップを実行する。
ユーザ経験入力プログラム625は、上で説明したように、図4の方法400のステップを実行する。
AP選択プログラム627は、上で説明したように、図5の方法500のステップを実行する。
いくつかの実施形態では、プロセッサ610は、プロセッサ/CPUコアなどのリソースを含むことができ、I/Oインターフェース630は、任意の適切なネットワーク・インターフェースを含むことができ、あるいは、データ・ストレージ611は、メモリまたはストレージ・デバイスを含むことができる。さらに、装置600は、1つまたは複数のサーバ、プロセッサ、メモリ、ネットワーク・インターフェースもしくはストレージ・デバイスなどのコンポーネントからなるブレードなど、任意の適切な物理ハードウェア構成とすることができる。これらの実施形態のいくつかでは、装置600は、お互いにリモートであるクラウド・ネットワーク・リソースを含むことができる。
いくつかの実施形態では、装置600を、仮想計算機とすることができる。これらの実施形態のいくつかでは、仮想計算機は、異なる計算機からのまたは地理的に分散されたコンポーネントを含むことができる。たとえば、データ・ストレージ611およびプロセッサ610は、2つの異なる物理計算機内にあるものとすることができる。
プロセッサ実行可能なプログラム620が、プロセッサ610上で実施される時に、プログラム・コード・セグメントは、特定の論理回路に類似して動作する独自のデバイスを提供するために、プロセッサと組み合わさる。
本明細書では、たとえばプログラムおよび論理がデータ・ストレージ内に格納され、メモリがプロセッサに通信的に接続される実施形態に関して図示され、説明されるが、そのような情報を、任意の他の適切な形で(たとえば、任意の適切な個数のメモリ、ストレージ、またはデータベースを使用して)、デバイスの任意の適切な配置に通信的に接続されたメモリ、ストレージ、またはデータベースの任意の適切な配置を使用して、メモリ、ストレージ、内部データベース、または外部データベースの任意の適切な組合せで情報を格納して、あるいは任意の適切な個数のアクセス可能な外部のメモリ、ストレージ、またはデータベースを使用して、格納することができることを了解されたい。したがって、本明細書で言及される用語データ・ストレージは、メモリ、ストレージ、およびデータベースのすべての適切な組合せを包含することが意図されている。
説明および図面は、単に、本発明の原理を示すものである。したがって、当業者が、本明細書で明示的に説明されず、図示されないが、本発明の原理を実施し、その趣旨および範囲に含まれるさまざまな配置を考案できることを了解されたい。さらに、本明細書で列挙されるすべての例は、主に、特に読者が本発明の原理と当技術を促進するために本発明人が寄与する概念とを理解するのを助けるための教育的目的のみのためのものであり、そのような具体的に列挙される例および条件への限定なしに解釈されなければならない。さらに、本発明の原理、態様、および実施形態ならびにその特定の例を列挙する本明細書のすべての言明は、その均等物を包含することが意図されている。
「プロセッサ」としてラベルを付けられた任意の機能ブロックを含む、図面に示されたさまざまな要素の機能を、専用ハードウェアならびに適当なソフトウェアに関連してソフトウェアを実行できるハードウェアの使用を介して提供することができる。プロセッサによって提供される時に、機能を、単一の専用プロセッサによって、単一の共有されるプロセッサによって、またはその一部を共有できる複数の個々のプロセッサによって提供することができる。さらに、用語「プロセッサ」または「コントローラ」の明示的な使用は、ソフトウェアを実行できるハードウェアを排他的に指すと解釈されてはならず、暗黙のうちに、限定なしに、ディジタル信号プロセッサ(DSP)ハードウェア、ネットワーク・プロセッサ、特定用途向け集積回路(ASIC)、フィールド・プログラマブル・ゲート・アレイ(FPGA)、ソフトウェアを格納する読取り専用メモリ(ROM)、ランダム・アクセス・メモリ(RAM)、および不揮発性ストレージを含むことができる。従来のまたはカスタムの、他のハードウェアを含めることもできる。同様に、図面に示された任意のスイッチは、概念的であるのみである。その機能を、プログラム論理の動作を介して、専用論理を介して、プログラム制御および専用論理の相互作用を介して、または手動でさえ実行することができ、特定の技法は、文脈からより具体的に理解されるように、実装者によって選択可能である。
本明細書の任意のブロック図が、本発明の原理を実施する例示的な回路網の概念図を表すことを了解されたい。同様に、任意のフロー・チャート、流れ図、状態遷移図、擬似コード、および類似物が、コンピュータ可読媒体内で実質的に表され、したがって、コンピュータまたはプロセッサが明示的に図示されるか否かに関わりなく、そのようなコンピュータまたはプロセッサによって実行され得るさまざまなプロセスを表すことを了解されたい。

Claims (10)

  1. 無線アクセス・ポイントを選択する装置であって、
    データ・ストレージと、
    前記データ・ストレージに通信的に接続されたプロセッサであって、
    前記装置にとって利用可能な複数の無線アクセス・ポイントを判定し、
    前記装置と、利用可能な前記複数の無線アクセス・ポイントのそれぞれと、の間の信号強度を含む複数の信号強度を判定し、
    利用可能な前記複数の無線アクセス・ポイントのうちの少なくとも2つに関連する複数のヒストリカル性能メトリックを判定し、
    前記複数のヒストリカル性能メトリックおよび前記複数の信号強度に基づいて、前記無線アクセス・ポイントを前記複数の無線アクセス・ポイントから選択する
    ように構成されたプロセッサと、
    を含む、装置。
  2. 前記複数のヒストリカル性能メトリックは、1ホップ性能測定値、バックホール性能測定値、およびエンドツーエンド性能測定値のうちの少なくとも1つを含む、請求項1に記載の装置。
  3. 前記複数のヒストリカル性能メトリックは、複数の(信号強度、無線AP)対に基づき、前記(信号強度、無線AP)対は、前記装置と前記複数の無線アクセス・ポイントのそれぞれとの間の前記複数の現在の信号強度に対応する、請求項2に記載の装置。
  4. 前記複数のヒストリカル性能メトリックは、複数の(信号強度、無線AP、測定サーバ)タプルに基づき、前記(信号強度、無線AP、測定サーバ)タプルは、前記装置と前記複数の無線アクセス・ポイントのそれぞれとの間の前記複数の現在の信号強度に対応する、請求項2に記載の装置。
  5. 前記プロセッサは、
    前記装置を前記選択された無線アクセス・ポイントに関連付け、
    前記装置と前記選択された無線アクセス・ポイントとの間で1ホップ性能メトリックを測定し、
    前記1ホップ性能メトリックを性能データベースに報告する
    ようにさらに構成される、請求項1に記載の装置。
  6. 前記プロセッサは、
    前記装置と測定サーバとの間でエンドツーエンド性能メトリックを測定し、
    前記エンドツーエンド性能メトリックを前記性能データベースに報告する
    ようにさらに構成される、請求項5に記載の装置。
  7. 無線アクセス・ポイントを選択する方法であって、
    データ・ストレージに通信的に接続されたプロセッサで、装置にとって利用可能な複数の無線アクセス・ポイントを判定するステップと、
    前記データ・ストレージと協働する前記プロセッサによって、前記装置と前記複数の無線アクセス・ポイントのそれぞれとの間の信号強度を含む複数の信号強度を判定するステップと、
    前記データ・ストレージと協働する前記プロセッサによって、利用可能な前記複数の無線アクセス・ポイントのうちの少なくとも2つに関連する複数のヒストリカル性能メトリックを判定するステップと、
    前記データ・ストレージと協働する前記プロセッサによって、前記複数のヒストリカル性能メトリックおよび前記複数の信号強度に基づいて、前記無線アクセス・ポイントを前記複数の無線アクセス・ポイントから選択するステップと、
    を含む、方法。
  8. 前記複数のヒストリカル性能メトリックは、1ホップ性能測定値、バックホール性能測定値、およびエンドツーエンド性能測定値のうちの少なくとも1つを含む、請求項7に記載の方法。
  9. 前記複数のヒストリカル性能メトリックは、複数の(信号強度、無線AP)対に基づき、前記(信号強度、無線AP)対は、前記装置と前記複数の無線アクセス・ポイントのそれぞれとの間の前記複数の現在の信号強度に対応する、請求項7に記載の方法。
  10. 前記複数のヒストリカル性能メトリックは、複数の(信号強度、無線AP、測定サーバ)タプルに基づき、前記(信号強度、無線AP、測定サーバ)タプルは、前記装置と前記複数の無線アクセス・ポイントのそれぞれとの間の前記複数の現在の信号強度に対応する、請求項7に記載の方法。
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