JP2015526763A - モノクロマチックF−θレンズを備えたアクロマチックスキャン装置 - Google Patents

モノクロマチックF−θレンズを備えたアクロマチックスキャン装置 Download PDF

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Abstract

目標物表面(5)に結像される光束(1.1)に対して、プレスキャン光学系の第1の像面が、第1の光束成分(1.1.1)のためのポストスキャン光学系の第1の対象物面と一致するように、且つ前記プレスキャン光学系の第2の像面が、第2の光束成分(1.1.2)のための前記ポストスキャン光学系の第2の対象物面と一致するように、構成され且つ互いに配置されたアクロマチックスキャン装置。前記ポストスキャン光学系の前記第1の対象物面(OEpostλ1)と前記ポストスキャン光学系の前記第2の対象物面(OEpostλ2)とに、前記目標物表面(5)上にある前記ポストスキャン光学系の前記像面(BEpost)が関連付けられている。

Description

本発明は、独国特許60302183T2号明細書から知られているようなアクロマチックスキャン装置に関するものである。
特許文献1により、色補正されるF−シータレンズ(F−θレンズとも記す)を備えたアクロマチックスキャン装置(ここでは光走査装置)が公表された。
この種のスキャン装置は、前記特許文献1によればレーザープリンタで使用され、或いは、本発明によればたとえばプリント回路基板直接露光に使用できるが、平坦な目標物表面を光束を用いて走査線に沿ってスキャン方向に操作し、他方目標物表面はスキャン装置に対し移動せしめられ、或いは、スキャン装置がスキャン方向に対し垂直に延びる送り方向で目標物表面に対し移動せしめられる。
スキャン方向における光束のスキャンニングは、たとえば均一な角速度で回転するガルヴァノメータミラーまたはポリゴンミラーを備えたスキャンユニットを介して行われる。光束が目標物表面を均一な角速度でスキャンするようにするため、前記特許文献1によれば、スキャンユニットの下流側に配置される光学系(ポストスキャン光学系)としていわゆるF−θレンズが使用される。このようなF−θレンズにはひずみ特性があり、すなわち理想的なケースにおいてy=f*θ(f=焦点距離、θ=カップリング角=F−θレンズに入射する光束の軸ビームがF−θレンズの光軸と成す角度、y=像高さ)を満たす。
この種のスキャン装置は、光源と、すでに述べたスキャンユニットの上流側に配置され、光源から来る光束を整形してスキャンユニットに案内する光学系(プレスキャン光学系)と、スキャンユニットの下流側に配置され、スキャンユニットによって偏向された光束を整形して目標物表面へ案内する光学系(ポストスキャン光学系)とを含んでいる。
目標物表面の面内での像高さyでの光束の理想的な結像は、すなわちスキャン方向におけるF−シータレンズの光軸に対する間隔yを伴う結像(以下では理想的な像位置と記す)は、スキャン装置によって形成される光学システムがモノクロマチックである限りにおいては、1つの波長をもった1つの光束に対してのみ行われる。すなわち、無視できるほどの帯域内で1つの波長しか有していない波長スペクトルをもった光束に対しては、複数の像位置で波長に依存した結像が発生し、或いは、大きな帯域幅では、深さと横断面の点で拡大された結像が理想的な像位置のまわりに発生する。モノクロマチックシステムの典型的な例では、すべての屈折要素は同じ材料から成ることができる。
このことは、たとえば、1つの光束の波長が作動温度とともに変化する場合、すなわちこの光束の動作波長が2つの波長の間(たとえば前記特許文献1に記載されているように400nmと410nmとの間)にある場合に該当する。
また、たとえば光束が2つの異なる波長(たとえば375nmと405nm)の光束成分を有している場合、或いは、光源が2つの波長の間に帯域幅を有している光束を放出する場合もこれに該当する。
この種の光束により、2つの波長の光束成分を理想的な像位置へ鋭利に結像させ、よって全体的に結像クオリティを改善するには、光学システム全体がアクロマチックでなければならず、すなわちこれら2つの波長に対し光学システムが補正されている必要がある。
2つの波長に対する光学システムの補正によって結像クオリティを改善できる光束はすべて、スキャン装置の色収差の補正対象になる、波長が異なる2つの光束成分を持つ光束と理解すべきである。
すべての光学材料は材料特有の、波長に依存した屈折率(分散)を有し、それ故波長が異なる光束成分が屈折する強さは異なり、光軸方向での縦ずれ(縦方向色収差=軸上色収差)と、スキャン方向(光軸に対し垂直)での横ずれ(横方向色収差=倍率色収差)とを伴って結像が行なわれる。
前記特許文献1によるスキャン装置の場合、プレスキャン光学系は、ビーム転向のみに用いられる平面鏡を除けば、コリメータとシリンドリカルレンズとによって形成される。F−θレンズはアクロマチック構成であるので、プレスキャン光学系もアクロマチックであり、従ってコリメートされたアクロマチック光束はポリゴンミラーによって偏向されてF−θレンズへ当たる。
F−θレンズはポストスキャン光学系(ここでは結像光学系)に属し、特殊に実施されている。すなわち特定の屈折力列を備えたレンズまたはレンズグループから成り、優れた色消し性を達成するために特定の幾何学的条件を満たす。
材料としては、ここではたとえばヒラリンまたは光学用プラスチックが使用される。
上述したスキャン装置は、1W以下の小さなパワーに対してのみ適しているにすぎない。長寿命の要求を伴うUV範囲の5W以上のパワーに対しては、アクロマチックF−θレンズの構成のために考慮の対象になる材料を選択する可能性があるが、非常に限られている。このためには合成の石英ガラスまたは蛍石のみが考えられるが、後者は製造および加工の点で非常に高価である。
独国特許60302183T2号明細書
本発明の課題は、UV範囲の2つの波長の光束成分を備えた光束によって5W以上の高エネルギーチャージに対して適している、コスト上好ましいアクロマチックスキャン装置を提供することである。
この課題は、光源と、ポリゴン角を有する回転可能なポリゴンミラーで形成されるスキャンユニットと、前記ポリゴンミラーの上流側に配置されるプレスキャン光学系と、前記ポリゴンミラーの下流側に配置されるポストスキャン光学系とを備え、該ポストスキャン光学系がF−θレンズによって形成されている、アクロマチックスキャン装置によって解決される。光源は、第1の波長をもつ第1の光束成分と第2の波長をもつ第2の光束成分とを備えた光束を送出するように構成されている。F−θレンズは、ポリゴンミラーによってスキャン方向に偏向された光束を整形して、ポストスキャン光学系の像面内で両光束成分のために配置されている目標物表面へ案内する。
本発明によれば、ポストスキャン光学系はモノクロマチックである。従って、その屈折要素はすべて同じ材料から作製されていてよく、これによって波長に依存した色収差が発生する。それ故、ポストスキャン光学系はアクロマチックポストスキャン光学系よりも比較的安価に製造できる。プレスキャン光学系とポストスキャン光学系とは次のように構成され且つ互いに配置され、すなわち目標物表面に結像される光束に対して、プレスキャン光学系の第1の像面が、第1の像側頂点焦点距離で、第1の光束成分のためのポストスキャン光学系の第1の対象物面と一致するように、且つプレスキャン光学系の第2の像面が、第2の像側頂点焦点距離で、第2の光束成分のためのポストスキャン光学系の第2の対象物面と一致するように、構成され且つ互いに配置されている。この場合、ポストスキャン光学系の第1の対象物面とポストスキャン光学系の第2の対象物面とにポストスキャン光学系の像面が関連付けられていることで、両光束成分に対し縦方向色収差が補正されている。
ポストスキャン光学系が、第1の光束成分に対しては第1の像側焦点距離を有し、第2の光束成分に対しては第2の像側焦点距離を有し、第1の像側焦点距離と第2の像側焦点距離とが以下の方程式を満たし、すなわちWs1を第1の光束成分の角度成分、Ws2を第2の光束成分の角度成分としたときに、
2f’postλ1+f’postλ1s1(W;S’preλ1)=2f’postλ2+f’postλ2s2(W;S’preλ2
満たし、これによって両光束成分(1.1.1;1.1.2)に対し横方向色収差も補正されているのが特に有利である。
他の有利な実施態様は従属項に記載されている。
次に、本発明を実施形態に関して図面を用いて説明する。
ポリゴンミラーの2つの位置を備えた、スキャン方向に1つの光束をデカップリングするためのスキャン装置を1つの光束成分に対し示した光学図である。 ポリゴンミラーの1つの位置を備えた、クロススキャン方向に1つの光束をデカップリングするためのスキャン装置を2つの光束成分に対し示した光学図である。 スキャン装置の特性量を示した概略図である。 光束を回動させるための光学変調器を備えたスキャン装置の1実施形態を示す図である。 完全照射されるプレスキャン光学系を備えたスキャン装置の1実施形態を示す図である。 2つの光束成分に対する角度成分を示す概略図である。
すべての実施形態によれば、本発明によるアクロマチックスキャン装置は、図1に示したように、光源1と、その放射方向おいて下流側に配置された、プレスキャン光学系2と、回転可能なポリゴンミラー3.1を備えたスキャンユニット3と、F−θレンズによって形成されているポストスキャン光学系4とを含んでいる。
光源1から放出された光束1.1をスキャン方向Rにカップリングする場合、図1に示したように、プレスキャン光学系の光軸Apreとポストスキャン光学系の光軸Apostとはスキャン方向Rの1つ面(図面の面)内に配置されている。ポリゴンミラー3.1の回転軸線Dはこの面に垂直に位置している。
光束1.1をクロススキャン方向にカップリングする場合には、図2に示したように、プレスキャン光学系の光軸Apreとポストスキャン光学系の光軸Apostとは互いに重なっており、図面の面に対し垂直な1つの面内でポリゴンミラー3.1の回転軸線Dと共通である。
光束1.1のカップリングに関する上記2つの実施形態は技術水準から公知である。反射性ポリゴンミラー3.1の位置は、光源1を起点としてプレスキャン光学系2の軸点から来る光束1.1がポストスキャン光学系4の軸点で結像される場合、ゼロ位置と呼ばれる。反射性ポリゴンミラー3.1がこのゼロ位置から変位しているときの変位量、すなわちポリゴン角度位置は、ポリゴン角Wと記載される。ポリゴン角Wは、ゼロ位置での面法線と、ゼロ位置に対し変位した反射性ポリゴンミラー面3.1.1の面法線との間の角度を表わしている。
技術水準に対し、プレスキャン光学系2とポストスキャン光学系4とをアクロマチックに実施しても、スキャン装置の色消し性は達成されない。
光源1としては、冒頭で述べたように、第1の波長λの第1の光束成分1.1.1と、スキャン装置の光学システムをアクロマチックにさせる第2の波長λの第2の光束成分1.1.2とを備えた光束1.1を放射する光源であれば、どのような光源でも考慮の対象になる。特に光源1が5W以上の高パワーの紫外線を放出する場合には、スキャン装置は有利である。というのは、その他のアクロマチックに形成される光学系に比べて、単にモノクロマチックに実施した光学系による節減効果が特に高いからである。
光源から放出される光束1.1をアクロマチックプレスキャン光学系2を介してコリメートし、平行光束1.1としてスキャンユニット2上に結像させる技術水準とは異なり、特にモノクロマチックポストスキャン光学系に整合したプレスキャン光学系2を用いて光束1.1を容易に発散または収束する光束1.1へ整形し、すなわち両光束成分1.1.1,1.1.2の発生像面に対するプレスキャン光学系2の頂点焦点距離差が、物体平面から来る光束1.1をポストスキャン光学系4を介して結像させる際のポストスキャン光学系4の頂点焦点距離差とは逆符号でちょうど同じ大きさになるように、整形する。
図2に図示したように、第1の波長λを備えた第1の光束成分1.1.1は、第1の像側頂点焦点距離S’preλ1をもった第1の像面BEpreλ1へ仮想結像され、第2の波長λを備えた第2の光束成分1.1.2は、第2の像側頂点焦点距離S’preλ2をもった第2の像面BEpreλ2へ仮想結像される。ここでプレスキャン光学系2の像側頂点焦点距離とは、それぞれ像面BEpreλ1,像面BEpreλ2とゼロ位置にある反射性ポリゴンミラー面3.1.1との間の間隔を言う。
プレスキャン光学系2は、像側の2つの頂点焦点距離S’preλ2−S’preλ1(頂点焦点距離差)が、ポストスキャン光学系4を介してその像面BEpostに光束1.1を結像させるための対象物がを頂点焦点距離の差Spostλ2−Spostλ1に量的に逆符号で対応するように考慮されており、その結果第1の像面BEpreλ1は第1の波長λのためのポストスキャン光学系の第1の対象物面OEpostλ1と一致し、第2の像面BEpreλ2は第2の波長λのためのポストスキャン光学系の第2の対象物面OEpostλ2と一致する。この場合、ポストスキャン光学系の第1および第2の対象物面OEpostλ1、OEpostλ2には1つの共通の像面BEpostが関連づけられ、これにより軸線方向に2つの光束成分1.1.1,1.1.2を備えた光束1.1は同じ像位置で個々に配置されている目標表面5上に結像され、このことはプレスキャン光学系2およびポストスキャン光学系4の縦方向色収差の相互相殺に相当している。
ここでポストスキャン光学系4の対象物側頂点焦点距離とは、それぞれ対象物面OEpostλ1、OEpostλ2とゼロ位置にある反射性ポリゴンミラー面3.1.1との間の間隔である。
クロススキャン方向でのカップリングの際にポストスキャン光学系4が光束1.1を遮蔽しないようにするため、両光軸ApreとApostとは互いに十分大きな角度を成しており、それ故ポリゴンミラー3.1の回転軸線Dはこれら両光軸ApreとApostに対し適当に傾斜して配置されている。
同じ目的で、スキャン方向でのカップリングの際に回転軸線Dはプレスキャン光学系の光軸Apreに対し十分大きな垂直方向間隔で配置されている。
F−θレンズによって発生し、ポストスキャン光学系4への光束1.1のカップリング角θの増大とともに増大するポストスキャン光学系4の横方向色収差も、本発明によるスキャン装置においては、色とポリゴン角度に依存するプレスキャン光学系2のカップリング角を用いて解消され、このことは光束1.1の収束/発散の度合い(像側頂点焦点距離によって表わされる)によって調整される。
このため、以下でより厳密に述べるように、プレスキャン光学系の2つの像側頂点焦点距離S’preλ1,S’preλ2とポリゴン角Wを用いるとともに、両光束成分1.1.1,1.1.2は同じ像高さy=yで目標物表面5に結像されるという仮定のもとに、これに適したポストスキャン光学系4の2つの像側焦点距離f’postλ1,f’postλ2を演算した。この演算した2つの像側焦点距離f’postλ1,f’postλ2を備えたポストスキャン光学系4は、プレスキャン光学系2とスキャンユニット3とを介して光束成分1.1.1,1.1.2を結像させることによって生じる横方向色収差を解消させるような横方向色収差を有している。
図5から、それぞれ光束成分1.1.1,1.1.2の軸ビームとプレスキャン光学系の光軸Apreとによって張られる、大きさの異なる複数の角度成分Ws1とWs2の発生を導出することができる。
横方向色収差を解消後、料光束成分1.1.1,1.1.2はポストスキャン光学系の光軸Apostに対し縦方向においても横方向においても完全に結像され、すなわち縦方向に見ても横方向に見ても同じ像位置で結像される。
プレスキャン光学系2の像側開口角ω’preは次のように選定され、すなわち反射性ポリゴンミラー面3.1.1が、スキャン方向Rにおいてどのポリゴン角度位置においても、プレスキャン光学系2の開口絞りAPpreによって結像可能な光束1.1の幾何学的に制限される成分によって照射されるように、選定されている。反射性ポリゴンミラー面3.1.1とは、どのポリゴン角度位置においても目標物表面5へ反射するポリゴンミラー面3.1.1のみを指すものとする。
この場合光束1.1は、開口絞りAPpreによって制限される幅広の光束1.1であってよく、その中心ビームはプレスキャン光学系の光軸Apreと一致し、ポリゴン角Wに依存してこの光束1.1から種々の部分が反射する(図4aを参照)。或いは、光束1.1は幅狭の光束1.1として実施されていてよく、この幅狭の光束はポリゴン角度位置に整合されてその伝送方向において変調され、よって全体が反射することができる(図4bを参照)。適当な特性を備えた光束1.1を提供するため、その都度このために適した光源1が当業者によって設計または選択される。
図4aに示した実施形態によれば、放射特性を備えた光源1が選定され、すなわち放出される光束1.1は、プレスキャン光学系の開口絞りAPpreが光束1.1によって完全にくまなく照射されるように、プレスキャン光学系2によって整形され、または拡幅される。この場合、ポリゴンミラー3.1の異なるポリゴン角度位置において、反射性ポリゴンミラー面3.1.1によって幾何学的に制限される、光束1.1の他の一部分が、反射性ポリゴンミラー面3.1.1へ反射され、ポストスキャン光学系4のほうへ反射される。
図4bに示した実施形態によれば、プレスキャン光学系2の上流側に、光束1.1をその伝送方向において制御する音響光学変調器6が設けられている。光源1としては、プレスキャン光学系2を介して結像される光束1.1を発生させ、反射性ポリゴンミラー面3.1.1上に有利にはポリゴンミラー面3.1.1よりも小さいか同じ大きさの光束横断面を形成させるような放射特性を備えた光源が使用され、その結果光束は完全に反射する。
光束1.1の中心ビームがどのポリゴン角度位置でも反射性ポリゴンミラー面3.1.1の中心にぶつかるようにするため、変調器6は、その角速度(この角速度でもって変調器は光束1.1をプレスキャン光学系の光軸Apreのまわりに回動させる)がポリゴンミラー3.1の回転速度に整合しているように、よってスキャン速度に整合しているように、制御可能である。
スキャン装置の上記第1実施形態は、音響光学変調器6なしでも十分であるが、エネルギーの点で効率的でない。というのは、光束1.1の放射エネルギーの一部のみが目標物表面5へ転向され、よって一部のみが利用されるからである。さらに、第2実施形態のケースでは、光束1.1内部の強度分布がガウス状である場合、反射性ポリゴンミラー3.1に当たる光束1.1の放射エネルギーは一定であり、従ってその照射も一定である。
スキャン装置の両実施形態では、ポスト=スキャン光学系4への光束1.1の入射カップリング角θはポリゴン角W(θ=2W)だけで決定されるのではなく、焦点距離およびポリゴン角に依存する角度成分Wによっても決定される。
従ってλの光束成分に対しては、カップリング角θは、
θλ1=2W−Ws1(W;S’preλ1)であり、
λ光束成分に対しては、カップリング角θは、
θλ2=2W−Ws2(W;S’preλ2)である。
従って像高さyに対しては、すなわち目標物表面5上での光束1.1の結像部と、ポストスキャン光学系の光軸Apost(像位置は光軸Apostに対し垂直)との間隔に対しては、F−θレンズによって形成されるポストスキャン光学系4に従って、
像側焦点距離f’postλ1のとき、λの第1の光束成分1.1.1に対し、
λ1=2f’postλ1+f’postλ1s1(W;S’preλ1
が得られ、像側焦点距離f’postλ2のとき、λの第2の光束成分1.1.2に対し、
λ2=2f’postλ2+f’postλ2s2(W;S’preλ2
が得られる。ここで、
tan(Ws1)=sw/2*sin(W)/S’preλ1
tan(Ws2)=sw/2*sin(W)/S’preλ2
である。
本明細書でまだ使用していない特性量は、図5または図3から見て取れる。なお、図3ではこれらの特性量は、図1、図4aおよび図4bと同様に図面を見やすくするために波長に依存した区別をつけずに図示した。
上記の方程式から、yλ1がyλ2に等しくなるようにf’postλ1,S’preλ1,f’postλ2,S’preλ2が設定される光学システムが考慮される。
これらの特性により、プレスキャン光学系4の横方向色収差が相殺される。
プレスキャン光学系2とポストスキャン光学系4との個別の演算および相互の配置に関する演算(その結果前記条件が満たされている)は、コンピュータによって行う。このため、光学コンピュータにより前記条件のもとに適当なスタートパラメータが入力される。
多くの使用例に対してはポストスキャン光学系4のテレセントリック構成が好ましく、或いは、強制的に必要である。
このケースでは、大きなイメージフィールドに対しては、F−θレンズは、テレセントリイを生じさせるフィールドレンズの代わりに、F−θレンズによってもたらされる屈折力の大部分をもたらすフィールドミラーであって、しかし自身は色収差を生じさせず、その結果F−θレンズの色収差を小さく保つことのできる前記フィールドミラーを有するのが有利である。
通常当業者はこの種のスキャン装置に対してはアナモフィック光学系を考慮し、その結果上記条件は光軸Aとスキャン方向Rとによって張られる細長い光学系の面内でしか該当しない。この場合、スキャン方向に対して垂直な方向、すなわちクロススキャン方向においては、第1の像面と第2の像面とはスキャン方向における第1の像面BEpreλ1と第2の像面BEpreλ2と一致せず、反射性ポリゴンミラー面3.1.1上またはその付近にあるので有利であり、これによっていわゆるウォブル相殺が達成される。
本発明によるスキャン装置のアナモフィック構成は本発明の対象ではなく、スキャン方向に作用するスキャン装置の特性が対象であり、よってこれらの特性を生じさせる構成が対象である。
1 光源
1.1 光束
1.1.1 第1の光束成分
1.1.2 第2の光束成分
2 プレスキャン光学系(HH’preによっても図示され、表示される)
3 スキャンユニット
3.1 ポリゴンミラー
3.1.1 反射性ポリゴンミラー面
4 ポストスキャン光学系(HH’postによっても図示され、表示される)
5 目標物表面
6 音響光学変調器
R スキャン方向
pre プレスキャン光学系の光軸
post ポストスキャン光学系の光軸
λ 第1の波長(第1の光束成分の波長に等しい)
λ 第2の波長(第2の光束成分の波長に等しい)
BEpreλ1 プレスキャン光学系の第1の像面
S’ preλ1 プレスキャン光学系の第1の像側頂点焦点距離
BEpreλ2 プレスキャン光学系の第2の像面
S’ preλ2 プレスキャン光学系の第2の像側頂点焦点距離
postλ1 ポストスキャン光学系の第1の対象物側頂点焦点距離
postλ2 ポストスキャン光学系の第2の対象物側頂点焦点距離
OEpostλ1 ポストスキャン光学系の第1の対象物面
OEpostλ2 ポストスキャン光学系の第2の対象物面
BEpost ポストスキャン光学系の像面
APpre プレスキャン光学系の開口絞り
ω’pre プレスキャン光学系の像側開口角
ポリゴン角
s1 第1の光束成分の角度成分
s2 第2の光束成分の角度成分
Sw ポリゴンミラーの対辺距離の半分
θλ1 第1の波長のためのポストスキャン光学系へのカップリング角
θλ2 第2の波長のためのポストスキャン光学系へのカップリング角
f’ postλ1 第1の光束成分のためのポストスキャン光学系の像側焦点距離
f’ postλ2 第2の光束成分のためのポストスキャン光学系の像側焦点距離
y 像高さ
第1の光束成分のための像高さ
第2の光束成分のための像高さ
D 回転軸線
目標物表面の面内での像高さyでの光束の理想的な結像は、すなわちスキャン方向におけるF−シータレンズの光軸に対する間隔yを伴う結像(以下では理想的な像位置と記す)は、スキャン装置によって形成される光学システムがモノクロマチック(単色光学系)である限りにおいては、1つの波長をもった1つの光束に対してのみ行われる。すなわち、無視できるほどの帯域内で1つの波長しか有していない波長スペクトルをもった光束に対しては、複数の像位置で波長に依存した結像が発生し、或いは、大きな帯域幅では、深さと横断面の点で拡大された結像が理想的な像位置のまわりに発生する。モノクロマチックシステムの典型的な例では、すべての屈折要素は同じ材料から成ることができる。
上述したスキャン装置は、1W以下の小さなパワーに対してのみ適しているにすぎない。長寿命の要求を伴うUV範囲の5W以上のパワーに対しては、アクロマチックF−θレンズの構成のために考慮の対象になる材料を選択する可能性があるが、非常に限られている。このためには合成の石英ガラスまたは蛍石のみが考えられるが、後者は製造および加工の点で非常に高価である。
特許文献2から、本発明の意味でプレスキャン光学系、ポリゴンミラーおよびポストスキャン光学系を有するスキャン装置が開示されている。ポストスキャン光学系は、第1の光学システムと第2の光学システムから成り、第2の光学システムは、第1の光学システムによって引き起こされる球面収差を補償する非球面の光学面を有する。この非球面の面が、光学システム全体の色的な欠陥も修正する回折面を有することができれば有利である。縦方向色収差に加えて横方向色収差が補償されるか否かは、そして場合によってはどのように補償されるかは、プレスキャン光学系が光線を少なくともほぼ平行な光線に形成するのでなおさら、十分に明らかでない。
特許文献3はF−シータレンズを備えたスキャン装置を開示し、これはモノクロマチックな使用のため、すなわちただ1つの波長のレーザー放射での使用のために備えられている。このF−シータレンズに続いて、このスキャン装置の光学システムは色的に修正されず、色的な修正のための対策をかなえていない。
独国特許出願国内公表60302183T2号明細書 米国特許出願公開2005/185238A1号明細書 欧州特許出願公開0211803A1号明細書
ポストスキャン光学系が、第1の光束成分に対しては第1の像側焦点距離を有し、第2の光束成分に対しては第2の像側焦点距離を有し、第1の像側焦点距離と第2の像側焦点距離とが以下の方程式を満たし、すなわちWs1を第1の光束成分の角度成分、Ws2を第2の光束成分の角度成分としたときに、
2f’postλ1+f’postλ1s1(W;S’preλ1)=2f’postλ2+f’postλ2s2(W;S’preλ2
満たし、これによって両光束成分に対し横方向色収差も補正されている。
従って像高さyに対しては、すなわち目標物表面5上での光束1.1の結像部と、ポストスキャン光学系の光軸Apost(像位置は光軸Apostに対し垂直)との間隔に対しては、F−θレンズによって形成されるポストスキャン光学系4に従って、
第1の像側焦点距離f’postλ1のとき、λの第1の光束成分1.1.1に対し、
λ1=2f’postλ1+f’postλ1s1(W;S’preλ1
が得られ、第2の像側焦点距離f’postλ2のとき、λの第2の光束成分1.1.2に対し、
λ2=2f’postλ2+f’postλ2s2(W;S’preλ2
が得られる。ここで、
tan(Ws1≒Sw/2*sin(W)/S’preλ1
tan(Ws2≒Sw/2*sin(W)/S’preλ2
である。
1 光源
1.1 光束
1.1.1 第1の光束成分
1.1.2 第2の光束成分
2 プレスキャン光学系(HH’preによっても図示され、表示される)
3 スキャンユニット
3.1 ポリゴンミラー
3.1.1 反射性ポリゴンミラー面
4 ポストスキャン光学系(HH’postによっても図示され、表示される)
5 目標物表面
6 音響光学変調器
R スキャン方向
pre プレスキャン光学系の光軸
post ポストスキャン光学系の光軸
λ 第1の波長(第1の光束成分の波長に等しい)
λ 第2の波長(第2の光束成分の波長に等しい)
BEpreλ1 プレスキャン光学系の第1の像面
S’ preλ1 プレスキャン光学系の第1の像側頂点焦点距離
BEpreλ2 プレスキャン光学系の第2の像面
S’ preλ2 プレスキャン光学系の第2の像側頂点焦点距離
postλ1 ポストスキャン光学系の第1の対象物側頂点焦点距離
postλ2 ポストスキャン光学系の第2の対象物側頂点焦点距離
OEpostλ1 ポストスキャン光学系の第1の対象物面
OEpostλ2 ポストスキャン光学系の第2の対象物面
BEpost ポストスキャン光学系の像面
APpre プレスキャン光学系の開口絞り
ω’pre プレスキャン光学系の像側開口角
ポリゴン角
s1 第1の光束成分の角度成分
s2 第2の光束成分の角度成分
Sw ポリゴンミラーの対辺距
θλ1 第1の波長のためのポストスキャン光学系へのカップリング角
θλ2 第2の波長のためのポストスキャン光学系へのカップリング角
f’ postλ1 第1の光束成分のためのポストスキャン光学系の像側焦点距離
f’ postλ2 第2の光束成分のためのポストスキャン光学系の像側焦点距離
y 像高さ
第1の光束成分のための像高さ
第2の光束成分のための像高さ
D 回転軸線

Claims (7)

  1. 光源(1)と、ポリゴン角(W)を有する回転可能なポリゴンミラー(3.1)で形成されるスキャンユニット(3)と、前記ポリゴンミラー(3.1)の上流側に配置され、前記光源(1)から放出された光束(1.1)を整形して前記ポリゴンミラー(3.1)へ案内するプレスキャン光学系(2)であって、前記光束(1.1)が、第1の波長(λ)を持つ第1の光束成分(1.1.1)と、第2の波長(λ)を持つ第2の光束成分(1.1.2)とを有している前記プレスキャン光学系(2)と、前記ポリゴンミラー(3.1)の下流側に配置されるポストスキャン光学系(4)とを備え、該ポストスキャン光学系が、前記ポリゴンミラー(3.1)によってスキャン方向(R)へ偏向される前記光束(1.1)を整形して、前記両光束成分(1.1.1,1.1.2)のために前記ポストスキャン光学系の像面(BEpost)内に配置されている目標物表面(5)へ案内するF−θレンズによって形成されている、アクロマチックスキャン装置において、
    前記ポストスキャン光学系(4)が単色光学系であり、前記プレスキャン光学系(2)と前記ポストスキャン光学系(4)とは次のように構成され且つ互いに配置され、すなわち前記目標物表面(5)に結像される光束(1.1)に対して、前記プレスキャン光学系の第1の像面(BEpreλ1)が、第1の像側頂点焦点距離(S’preλ1)で、前記第1の光束成分(1.1.1)のための前記ポストスキャン光学系の第1の対象物面(OEpostλ1)と一致するように、且つ前記プレスキャン光学系の第2の像面(BEpreλ2)が、第2の像側頂点焦点距離(S’preλ2)で、前記第2の光束成分(1.1.2)のための前記ポストスキャン光学系の第2の対象物面(OEpostλ2)と一致するように、構成され且つ互いに配置され、前記ポストスキャン光学系の前記第1の対象物面(OEpostλ1)と前記ポストスキャン光学系の前記第2の対象物面(OEpostλ2)とに前記ポストスキャン光学系の前記像面(BEpost)が関連付けられていることで、前記両光束成分(1.1.1,1.1.2)に対し縦方向色収差が補正されていることを特徴とするアクロマチックスキャン装置。
  2. 前記ポストスキャン光学系(4)が、前記第1の光束成分(1.1.1)に対しては第1の像側焦点距離(f’postλ1)を有し、前記第2の光束成分(1.1.2)に対しては第2の像側焦点距離(f’postλ2)を有し、前記第1の像側焦点距離(f’postλ1)と前記第2の像側焦点距離(f’postλ2)とが以下の方程式を満たし、すなわちWs1を前記第1の光束成分(1.1.1)の角度成分、Ws2を前記第2の光束成分(1.1.2)の角度成分としたときに、
    f’postλ1+f’postλ1s1(W;S’preλ1)=2f’postλ2+f’postλ2s2(W;S’preλ2
    を満たし、これによって前記両光束成分(1.1.1;1.1.2)に対し横方向色収差も補正されていることを特徴とする、請求項1に記載のアクロマチックスキャン装置。
  3. 前記プレスキャン光学系(2)の上流側に音響光学変調器(6)が設けられ、該音響光学変調器は、前記光束(1.1)を前記ポリゴンミラー(3.1)が回転する角速度と同じ角速度で前記プレスキャン光学系の前記光軸(Apre)のまわりに回動させるように制御可能であり、その結果前記光束(1.1)の中心ビームが常に前記ポリゴンミラー(3.1)の反射性ポリゴンミラー面(3.1.1)の中心に方向づけられていることを特徴とする、請求項1または2に記載のアクロマチックスキャン装置。
  4. 前記光源(1)と前記変調器(6)とは、前記光束(1.1)が完全に反射されるように構成されていることを特徴とする、請求項3に記載のアクロマチックスキャン装置。
  5. 前記プレスキャン光学系の像側開口角(ω’pre)は、前記光束(1.1)が前記プレスキャン光学系の開口絞り(APpre)を完全に照射したときに該光束(1.1)が前記ポリゴンミラー(3.1)のどのポリゴン角度位置でも前記反射性ポリゴンミラー面(3.1.1)によって複数の部分に切り離されて反射されるように、選定されていることを特徴とする、請求項1または2に記載のアクロマチックスキャン装置。
  6. 前記F−θレンズがテレセントリックレンズであることを特徴とする、請求項1または2に記載のアクロマチックスキャン装置。
  7. 前記F−θレンズがシリンダミラーを含み、該シリンダミラーのシリンダ軸線が前記スキャン方向に対し垂直に方向づけられ、これによってF−θレンズの屈折力の一部が波長とは独立に生じることを特徴とする、請求項4に記載のアクロマチックスキャン装置。
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