JP2015525693A5 - - Google Patents

Claims (16)

1. 伝熱面と、
   該伝熱面に対向する温度制御面と、
   該温度制御面から延びて、該温度制御面に隣接する複数の流体室を形成する複数の側壁とを有する金型部品と、
   複数の前記流体室のうち少なくとも一部と関連付けられ、かつ前記温度制御面上の各衝突領域に向けて流体の噴流を生成するように構成された、流体による温度制御装置とを備える金型であって、
   前記金型部品の複数の前記流体室のうち少なくとも一部は、前記温度制御面から各前記流体室へと延び、かつ前記温度制御面上の前記衝突領域から複数の前記側壁のうち少なくとも１つに向かって延びる少なくとも１つのリブを形成し、
   各前記リブは、前記温度制御面に対して垂直に延びる断面が凹形状である、金型。
2. 前記衝突領域から前記流体室を形成する各前記側壁に向かって異なる角度で放射状に延びる３つ以上の前記リブが複数の前記流体室のうち少なくとも一部に設けられている請求項１に記載の金型。
3. 前記リブは、断面がアーチ形状である請求項１または２に記載の金型。
4. 前記リブは、断面が湾曲したアーチ形状である請求項３に記載の金型。
5. 前記アーチ形状は、前記衝突領域から前記側壁に至る少なくとも９０度のアーチを含む請求項４に記載の金型。
6. 前記アーチ形状は、前記衝突領域から前記側壁に至る１８０度のアーチを含む請求項４に記載の金型。
7. 複数の前記リブは、前記温度制御面に対して垂直であって前記衝突領域に交差する少なくとも１つの平面を中心として対称に配置されている請求項２に記載の金型。
8. 複数の前記側壁は、前記温度制御面から離間した平面形状の封止面で終端し、少なくとも１つの前記リブは、前記温度制御面、前記側壁、および前記平面形状の封止面の平面によって形成される前記流体室内に配置されている請求項１から請求項７のいずれかに記載の金型。
9. 少なくとも１つの前記リブは、前記平面形状の封止面の平面で終端している請求項８に記載の金型。
10. 成形時に前記金型部品を支持するように構成された金型支持部を備え、前記伝熱面から前記金型支持部に至る荷重経路が少なくとも１つの前記リブを通過する請求項１から請求項９のいずれかに記載の金型。
11. 少なくとも１つの前記リブは、前記金型支持部と接触している請求項１０に記載の金型。
12. 前記流体による温度制御装置は、前記リブと接触している流体流出口を備えている請求項１から請求項１１のいずれかに記載の金型。
13. 前記リブは、前記流体流出口の周囲に等間隔で配置されている請求項１２に記載の金型。
14. 前記リブは、前記温度制御面とは異なる材料から構成されている請求項１から請求項１３のいずれかに記載の金型。
15. 前記リブは、前記温度制御面の構成材料よりも熱伝達率が高い材料から構成されている請求項１４に記載の金型。
16. 請求項１から１５のいずれかに記載の金型を用意する工程と、
    前記流体室に流体を供給して前記温度制御面を加熱または冷却することにより前記伝熱面を加熱または冷却する工程と、
    前記金型を用いて部品を成形する工程と
    を備える成型部品の製造方法。