JP2015524687A5 - - Google Patents

Claims (15)

1. 歩道付きのバーナーブーム上に散水システムを設置するための方法であって、
   前記散水システムが、ベースユニットと、支柱チューブと、ノズル装置と、を具備しているものとされ、さらに、前記支柱チューブが、格納位置と動作位置との間にわたって移行可能なものとされ、
   この方法においては、
   前記散水システムの取付後における前記歩道付きの前記バーナーブームの歩道幅に対して少なくとも３０ｃｍという幅を解放状態に残した状態で、前記散水システムを、前記歩道に隣接させて前記バーナーブームに対して取り付けることを特徴とする方法。
2. 請求項１記載の方法において、
   前記散水システムの取付後における前記バーナーブームの前記歩道幅に対して少なくとも５０ｃｍという幅を解放状態に残すことを特徴とする方法。
3. 請求項２記載の方法において、
   前記散水システムの取付後における前記バーナーブームの前記歩道幅に対して少なくとも６５ｃｍという幅を解放状態に残すことを特徴とする方法。
4. 請求項１〜３のいずれか１項に記載の方法において、
   前記散水システムを、前記バーナーブームの配管系の上方に配置することを特徴とする方法。
5. 請求項１〜４のいずれか１項に記載の方法において、
   前記散水システムを、前記バーナーブームの前記歩道の手すり支持体の外側において、前記バーナーブームに対して取り付けることを特徴とする方法。
6. バーナーブームであって、
   歩道と、散水システムと、を具備してなり、
   前記散水システムが、ベースユニットと、このベースユニットに対して取り付けられた支柱チューブと、この支柱チューブに対して取り付けられたノズル装置と、を具備しているものとされ、さらに、前記支柱チューブが、格納位置と動作位置との間にわたって移行可能なものとされ、
   前記散水システムが、前記歩道に隣接させて前記バーナーブームに対して連結されているとともに、前記歩道が、少なくとも３０ｃｍというクリアランス幅を有していることを特徴とするバーナーブーム。
7. 請求項６記載のバーナーブームにおいて、
   前記支柱チューブが前記格納位置とされたときには、前記支柱チューブが、前記歩道に対して平行に延在することを特徴とするバーナーブーム。
8. 請求項６または７記載のバーナーブームにおいて、
   前記支柱チューブが、前記ノズル装置が上向きとなる状況と前記ノズル装置が下向きとなる状況との間にわたって移動可能とされていることを特徴とするバーナーブーム。
9. 請求項６〜８のいずれか１項に記載のバーナーブームにおいて、
   前記支柱チューブが、互いに直交した複数の軸線まわりに回転可能とされていることを特徴とするバーナーブーム。
10. 請求項６〜９のいずれか１項に記載のバーナーブームにおいて、
    移動可能部材が、前記支柱チューブを備え、
    前記支柱チューブが、内部流通チャネルを有しているとともに、この支柱チューブに対して前記ノズル装置を取り付け得るものとされ、
    前記ベースユニットが、連結機構を備え、
    前記移動可能部材が、前記移動可能部材の端部から離間した連結ポイントのところにおいて前記連結機構に対して回転可能に取り付けられていることを特徴とするバーナーブーム。
11. 請求項１０記載のバーナーブームにおいて、
    前記移動可能部材が、前記連結ポイントと前記移動可能部材の前記端部との間に、ノズル装置を取り付けるためのノズル端部を有し、
    前記移動可能部材が、さらに、前記連結ポイントと前記移動可能部材の反対側端部との間に、釣り合い錘を有し、
    前記釣り合い錘の重量が、５０〜３００ｋｇとされ、または、１００〜２００ｋｇとされることを特徴とするバーナーブーム。
12. 請求項１０または１１記載のバーナーブームにおいて、
    前記移動可能部材が、前記連結ポイントと前記移動可能部材の前記端部との間に、ノズル装置を取り付けるためのノズル端部を有し、
    前記移動可能部材が、さらに、前記連結ポイントと前記移動可能部材の反対側端部との間に、釣り合い錘を有し、
    前記移動可能部材と前記ノズル装置との合計重量の２０〜４０％が、前記移動可能部材のうちの、前記釣り合い錘が設けられている方の端部上に位置していることを特徴とするバーナーブーム。
13. 請求項６〜１２のいずれか１項に記載のバーナーブームにおいて、
    前記バーナーブームの前記歩道には、手すりが設けられ、
    前記散水システムが、前記手すりよりも外側において、前記バーナーブームに対して取り付けられていることを特徴とするバーナーブーム。
14. 請求項６〜１３のいずれか１項に記載のバーナーブームにおいて、
    前記歩道には、少なくとも５０ｃｍというあるいは少なくとも６５ｃｍというクリアランス幅が設けられていることを特徴とするバーナーブーム。
15. 散水システムの使用であって、
    請求項６〜１４のいずれか１項に記載されたバーナーブーム上において散水システムが使用され、
    ウォータスクリーンを形成することにより、熱源からの熱伝達を低減させることを特徴とする使用。