JP2015524681A - 根管に穿孔するための歯内治療器具 - Google Patents

根管に穿孔するための歯内治療器具 Download PDF

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Abstract

本発明は、歯根管に穿孔するための歯内治療器具(20)に関する。本器具は、根管の内壁を形成および/または細工および/または切削するように配置された動作領域(21)を有する。このようにするために、本発明は、本器具の一方の端部(23)からもう一方の端部(26)に向かって断面が縮小する円錐エンベロープ(25)の内部に、中心軸の周りを螺旋状に包囲している複数の溝が設けられる。この動作領域(21)は、隣接するセグメント(S)に再分割され、このセグメントで溝は、直線部分と螺旋状のねじれ部分とが交互になっていて、直線部分およびねじれ部分でエッジが円錐エンベロープ(25)の上かこのエンベロープの内部に位置するように配置される。
【選択図】図3A

Description

本発明は、患者の歯に穿孔するための歯内治療器具、とりわけ根管の穿孔器具に関し、前記器具は、長手軸を備え、器具の自由端と称する第1の端部に相当する動作領域を有し、この動作領域は、前記根管の内壁を形成および/または細工および/または切削するように配置され、前記動作領域は、支持体に固定されるように配置された保持先端部であって、器具の第2の端部に相当する端部に接続している。
封止物質を受容するために歯の根管を洗浄、形成する行為は、いわゆる動作部分である能動部分を有する穿孔器具を使用することで実現され、この部分は、治療材料および封止材料を受容する準備をするために根管の内壁を細工、洗浄して、歯の中で細菌の繁殖を許す可能性のあるあらゆる酸素供給を回避することを目的とする。
ほとんどの歯管穿孔器具は、いわゆる切削片である能動部分を備え、この部分は、円錐エンベロープ、および前記能動部分に沿って螺旋状に包囲している1つまたは複数の切削エッジを有する。
器具をこのような螺旋状に仕上げるのは、象牙質のくずを根管の外部に排出するために不可欠なことである。使用中に、器具の動作領域である円錐部分は、螺旋に沿って管内で削り取られた物質を包み込んで覆いを形成し、器具を完全に役に立たなくするという覆い形成現象の影響を受ける。このほか、この器具が管に挿入され、電気モータを装備したハンドピースで回転式に駆動されると、この器具が管でねじ締めされる恐れがある。これは器具を停止させる作用があり、この停止によって器具が破損する恐れがある。
このような理由から、このような器具は、往復運動をさせて、場合によっては一方向とその逆方向とに交互に軽く回転させる動きと合わせた状態のみで使用し、器具が破損する明らかなリスクを伴うねじ締めを回避することが推奨される。器具が破損すると、破損後に器具の破片を取り出すのは困難であるため、大惨事になりかねない。
このような難題を回避するため、様々な器具が開発されている。例えば、スイス国特許第692484号明細書に記載されている特徴的な歯内治療器具を引用できる。この器具は、能動部分、すなわち器具の動作領域のエッジの螺旋角度を変化させることによって、ねじ締め作用を少なくとも部分的に回避するように特別に設計されている。
仏国特許第0102452号明細書に記載されている別の器具でも、器具の能動部分のエッジの蛇行によって、このねじ締め作用を少なくとも部分的に回避できる。
日本国特許第59019120号明細書には、ねじれ部分と交互になって隣接する直線セグメントを含む動作領域を有する器具が記載されている。しかし、これらのセグメントは、その全長に沿って均一な区分を有し、溝は円錐エンベロープの内側に内接していない。さらに、動作領域での器具の横断面は、「歯管壁の物質を切削する」機能と、「この壁に沿って切削された物質を排出する」機能とを同時に有効にする変形箇所を備えていない。
この2つの器具には、求められているねじ締めしないという作用に関して一定の効果がみられる。しかしながら、これらの公知の器具のいずれも、施術者が使用している最中にねじ締めが絶対に起こらないようにすることはできない。
良好な歯内治療器具に備わっていなければならないもう1つの品質は、切削の有効性である。この特性により、過度の加熱を引き起こさずに象牙質に対して作業でき、歯管壁が滑らかにならずに済み、このようにして歯根の細管を汚染されたくずでふさぐことができる。このほか、切削効果が高いと、器具はより小さいねじれ応力で動作でき、これによって使用中に器具が壊れるリスクが軽減される。さらに、切削効果が高いと、オペレータはより低いトルクで作業でき、それによってねじれて壊れた場合の患者の安全性が高まる。最後に、切削効果が高いと、歯根の治療をより迅速にでき、それによって、器具が動作中にたどるはずである歯根管の湾曲部で周期的に疲労しすぎるのを回避する。
逆に、切削能力が高すぎると、ねじ締めのリスクが大きくなる恐れがある。これは、当然ながら望ましくない作用であり、破裂のリスクがあるため絶対に避けなければならない。そのため、能動部分、すなわち動作領域を、効果的な切削機能と効果的なねじ締め防止機能との間で折り合いをつけた形態にすることが不可欠である。
スイス国特許第692484号明細書 仏国特許第0102452号明細書 日本国特許第59019120号明細書
本発明は、必要な仕事を実行でき、患者の安全を保障できる確かな工具を専門家が難なく使用できるようにするために、切削機能および効果的なねじ締め防止機能を維持した状態で、少々矛盾するこの2つの要求に応えるこのような器具を実現することを提案するものである。
この目的は、冒頭に定義したような本発明による根管に穿孔するための歯内治療器具であって、前記溝が、器具の前記第2の端部から前記第1の端部に向かって断面が徐々に縮小する円錐エンベロープの上および内部に全体的に位置することを特徴とするとともに、前記動作領域は、隣接するセグメントに再分割され、このセグメントで溝は、直線部分と螺旋状のねじれ部分とが交互になっていて、直線部分およびねじれ部分でエッジが前記円錐エンベロープ上か前記円錐エンベロープの内部に位置するように配置されることを特徴とする、歯内治療器具によって達成される。
本器具の第1の実施形態によれば、直線部分に相当する各溝のエッジは、円錐エンベロープ上に位置し、ねじれ部分に相当する各溝のエッジは、前記円錐エンベロープの内部に位置する。
第2の実施形態によれば、直線部分に相当する各溝のエッジは、円錐エンベロープの内部に位置し、ねじれ部分に相当する各溝のエッジは、前記円錐エンベロープ上に位置する。
どの実施形態においても、本器具の前記動作領域は、少なくとも2つの溝を有する。
本器具の第1の実施形態では、各々のセグメントに対して、直線部分での動作領域の横断面は、隣接するねじれ部分での動作領域の横断面よりも面積が大きい。
本器具の第2の実施形態では、各々のセグメントに対して、直線部分での動作領域の横断面は、隣接するねじれ部分での動作領域の横断面よりも面積が小さい。
この2つの実施形態では、各々のセグメントに対して、直線部分およびねじれ部分での動作領域の前記横断面は、前記中心軸を中心とする正三角形または前記中心軸を中心とする正方形であってよい。
本器具のセグメントの数は、有利には、1から5の間である。
本器具の横断面は、エッジが前記円錐エンベロープ上に位置している部分と、エッジが前記円錐エンベロープの内部に位置している部分とでは、面積に5から50%の差が出る。
本発明およびその利点は、参考として非限定的に挙げた添付の図面を参照して、本装置の好適な実施形態についての詳細な説明文を読むことでさらによく理解されるであろう。
スイス国特許第692484号に規定されているような先行技術による器具を示す図である。 スイス国特許第692484号に規定されているような先行技術による器具を示す図である。 スイス国特許第692484号に規定されているような先行技術による器具を示す図である。 スイス国特許第692484号に規定されているような先行技術による器具を示す図である。 仏国特許第0102452号に規定されているような先行技術による器具を示す図である。 仏国特許第0102452号に規定されているような先行技術による器具を示す図である。 仏国特許第0102452号に規定されているような先行技術による器具を示す図である。 仏国特許第0102452号に規定されているような先行技術による器具を示す図である。 いわゆる動作領域およびその保持先端部を備える本発明による器具を示す平面図である。 図3Aの器具の動作領域の部分拡大図である。 本器具の第1の実施形態において、図3Aおよび図3Bに示した線A−Aに沿った断面図である。 本器具の第1の実施形態において、図3Aおよび図3Bに示した線B−Bに沿った断面図である。 図3Aの本器具の実施変形例において、図3Aおよび図3Bに示した線A−Aに沿った断面図である。 図3Aの本器具の実施変形例において、図3Aおよび図3Bに示した線B−Bに沿った断面図である。 本発明による器具の第2の実施形態を示す平面図である。 図4Aの器具の動作領域の部分拡大図である。 図4Aおよび図4Bに示した線A−Aに沿った断面図である。 図4Aおよび図4Bに示した線B−Bに沿った断面図である。
図1A、1B、1Cおよび1Dを参照する。図示したような患者の歯根管への穿孔器具1は、スイス国特許第692484号に規定されている先行技術に相当するものであり、根管の内壁を形成および/または細工および/または切削するように配置された動作領域2を備え、この動作領域は、支持体(図示せず)に固定されるように配置された保持先端部3を具備している。この実施例では、動作領域は、中心軸の周りを包囲している3つの溝2a、2bおよび2cで構成され、この溝のエッジ4a、4bおよび4cは、保持先端部3の近位端から器具1の先端6に向かって断面が縮小している円錐エンベロープ5上に位置している。溝2a、2bおよび2cはいずれも直線区分Sを有し、この区分は例えば図1Aおよび図1Bの横断線A−AからB−Bまでを範囲とする。
図1Cおよび図1Dはそれぞれ、切断線A−AおよびB−Bで切断した本器具の断面に相当する。溝2a、2bおよび2cのエッジ4a、4bおよび4cは、常に器具1の動作領域2の円錐エンベロープ5上に位置していることに注意されたい。本器具を特徴付けているのはこの特性である。
図2A、2B、2Cおよび2Dを参照する。図示したような患者の歯根管への穿孔器具101は、仏国特許第0102452号に規定されている先行技術に相当するものであり、前記根管の内壁を形成および/または細工および/または切削するように配置された動作領域102を備え、この動作領域は、支持体(図示せず)に固定されるように配置された保持先端部103を具備している。この実施例では、動作領域は、中心軸の周りを包囲している3つの溝102a、102bおよび102cで構成され、この溝のエッジ104a、104bおよび104cは、保持先端部103の近位端から器具101の先端106に向かって断面が縮小している円錐エンベロープ105上か、このエンベロープの内部に位置している。溝102a、102bおよび102cはいずれも、図2Bの拡大図に示している連続的に湾曲した区分を有する。
図2Cおよび図2Dはそれぞれ、切断線A−AおよびB−Bで切断した本器具の断面に相当する。溝102a、102bおよび102cのエッジ104a、104bおよび104cは、断面A−Aに対しては器具101の動作領域102の円錐エンベロープ105上に位置し、断面B−Bに対してはこの円錐エンベロープ105の内部に位置していることに注意されたい。本器具を特徴付けているのはこの特性である。
図3A、3B、3C、3D、3Eおよび3Fは、本発明による器具20を示しており、この器具は、前述した器具と同じく、前記根管の内壁を形成および/または細工および/または切削するように配置された動作領域21を備え、この動作領域は、支持体(図示せず)に固定されるように配置された保持先端部23を具備している。この器具は、機械的なハンドピースで駆動して回転に動くか、軸沿いの往復運動に沿って動いて使用できるものである。動作領域21は、中心軸の周りを包囲している3つの溝22a、22bおよび22cまたは4つの溝22’a、22’b、22’cおよび22’dで構成されていてよく、この溝のエッジ24a、24bおよび24cまたは24’a、24’b、24’cおよび24’dは、保持先端部23の近位端から器具20の先端26に向かって断面が縮小している円錐エンベロープ25上に位置しているか、このエンベロープ25の内部に位置している。
図3C、3Eおよび3D、3Fの線A−AおよびB−Bに沿った断面図で示しているように、数が3つまたは4つである溝は、器具20の中心軸の周りでねじれていて、この溝のエッジは、円錐エンベロープ25上か、この円錐エンベロープ25の内部に位置している。実際、根管を切削し加工する活動部分では、エッジは円錐エンベロープ25上に位置しているが、活動部分によって切削された物質を排出する部分では、エッジはこの円錐エンベロープ25の内部に位置している。
図3Bは、動作領域21の一部の拡大図である。図3Cおよび図3Eは、器具20の2つの変形例の横断線A−Aに沿った断面図に相当する。一方の事例では、器具は3つの溝を備え、もう一方の事例では4つの溝を備えている。図3Dおよび図3Fは、器具20のこの2つの変形例の横断線B−Bに沿った断面図に相当する。
動作領域21は、実際にセグメントSに再分割され、このセグメントで溝は、直線部分S1と螺旋状のねじれ部分S2とが交互になっていて、直線部分S1またはねじれ部分S2でエッジが前記円錐エンベロープ上か前記円錐エンベロープの内部のいずれかに位置するように配置される。
図3Aおよび図3Bでさらに具体的に示しているように、3つの溝22a、22bおよび22cまたは4つの溝22’a、22’b、22’cおよび22’dの各セグメントSは、直線部分S1および螺旋状のねじれ部分S2を有し、両部分は1つ1つが交互になって延びている。各セグメントは、1つの直線部分および1つのねじれ部分を有する。直線部分の切断線B−Bにある溝22a、22bおよび22cのエッジ24a、24bおよび24cは、図3Dに示すように円錐エンベロープ25の内部に位置しているため、この直線部分の横断面の面積はねじれ部分の面積よりも小さい。このねじれ部分を活動部分と称し、そのエッジは、図3Cに示すように円錐エンベロープ25上に位置している。図3Cは、切断線A−Aでの動作領域21の断面図を示している。直線部分の断面が小さいことにより、ねじれ部分によって根管の壁が形成されている間にその根管の壁から剥がされた物質をうまく排出でき、この場合はねじれ部分がいわゆる活動部分である。この立体形状は、本発明の器具の第1の実施形態に相当する。
本発明の器具の実施変形例を図3Eおよび図3Fに示している。両図はそれぞれ、4つの溝22’a、22’b、22’cおよび22’dを有する動作領域21を線A−AおよびB−Bで切断した断面図である。この状況は、3つの溝を有するセグメントに対して実行した状況と同じである。
図4A、4B、4Cおよび4Dは本発明による器具30を示し、この器具は、前述した器具と同じく、前記根管の内壁を形成および/または細工および/または切削するように配置された動作領域31を備え、この動作領域は、支持体(図示せず)に固定されるように配置された保持先端部33を具備している。この器具は、機械的なハンドピースで駆動して回転式に動くか、軸沿いの往復運動に沿って動いて使用できるものである。動作領域は、中心軸の周りを包囲している3つの溝32a、32bおよび32cで構成されていてよく、この溝のエッジ34a、34bおよび34cは、保持先端部32の近位端から器具30の先端36に向かって断面が縮小している円錐エンベロープ35上に位置しているか、このエンベロープの内部に位置している。図4Cおよび図4Dの線A−AおよびB−Bに沿った断面図に示しているように、数が3つ(または場合によっては4つ)の溝はねじれていて、そのエッジは、円錐エンベロープ35上かこの円錐エンベロープ35の内部に位置している。動作領域31は(図4Bに拡大部分を図示)、実際にセグメントSに再分割され、このセグメントの溝32a、32b、32cは、直線部分S1と螺旋状のねじれ部分S2とが交互になっている。溝は、そのエッジ34a、34b、34cが直線部分S1で前記円錐エンベロープ35の内部に位置するか、ねじれ部分S2で前記円錐エンベロープ35上に位置するように配置される。
一般的に、歯内治療器具は、セグメント(S)の数が1から5の間になるように作製される。このほか、器具の横断面は、エッジ(24a、24b、24c;34a、34b、34c)が前記円錐エンベロープ(25;35)上に位置する部分と、エッジ(24a、24b、24c;34a、34b、34c)が前記円錐エンベロープの内部に位置する部分とでは、面積に5から50%の差が出る。エッジがエンベロープの内部にある領域でみられるこの面積の縮小は、器具が脆化する限度を下回っていなければならないが、物質を排出しやすいように十分でなければならない。
実際に、各セグメントでは、根管を切断し加工する活動部分は、円錐エンベロープ35上に位置している直線セグメントSを有するが、活動部分によって切削される物質を排出する部分では、エッジは前記エンベロープ35の内部に位置している。
本発明は、記載した実施形態に限定されるものではなく、当業者に自明の様々な修正または変形を加えられてよい。

Claims (10)

  1. 患者の歯に穿孔するための歯内治療器具(20;30)、とりわけ歯根管の穿孔器具であって、前記器具は、長手軸を備え、動作領域(21;31)を有し、該動作領域は、前記根管の内壁を形成および/または細工および/または切削するように配置され、前記動作領域は、自由端と称する第1の端部(26;36)、および支持体に固定されるように配置された保持先端部(23;33)に装着された第2の端部を有し、前記動作領域(21;31)は、中心軸の周りを螺旋状に包囲している複数の溝(22a、22b、22c;32a、32b、32c)を有する、歯内治療器具において、前記溝(22a、22b、22c;32a、32b、32c)は、器具の前記第2の端部から前記第1の端部に向かって断面が徐々に縮小する円錐エンベロープ(25;35)の上および内部に全体的に位置することを特徴とするとともに、前記動作領域(21;31)は、隣接するセグメント(S)に再分割され、該セグメントで溝は、直線部分(S1)と螺旋状のねじれ部分(S2)とが交互になっていて、直線部分およびねじれ部分でエッジ(24a、24b、24c;34a、34b、34c)が前記円錐エンベロープ(25;35)上か前記円錐エンベロープの内部に位置するように配置されることを特徴とする、歯内治療器具。
  2. 直線部分(S1)に相当する各溝(22a、22b、22c;22’a、22’b、22’c、22’d)のエッジ(24a、24b、24c;24’a、24’b、24’c、24’d)は、円錐エンベロープ(25)上に位置し、ねじれ部分(S2)に相当する各溝(22a、22b、22c;22’a、22’b、22’c、22’d)のエッジ(24a、24b、24c;24’a、24’b、24’c、24’d)は、前記円錐エンベロープ(25)の内部に位置することを特徴とする、請求項1に記載の歯内治療器具。
  3. 直線部分(S1)に相当する各溝(32a、32b、32c)のエッジ(34a、34b、34c)は、円錐エンベロープ(35)の内部に位置し、ねじれ部分(S2)に相当する各溝(32a、32b、32c)のエッジ(34a、34b、34c)は、前記円錐エンベロープ(35)上に位置することを特徴とする、請求項1に記載の歯内治療器具。
  4. 前記動作領域(21;31)は、少なくとも2つの溝を有することを特徴とする、請求項1に記載の歯内治療器具。
  5. 各々のセグメントに対して(S)、直線部分(S1)での動作領域(21)の横断面は、隣接するねじれ部分(S2)での前記動作領域の横断面よりも面積が大きいことを特徴とする、請求項2に記載の歯内治療器具。
  6. 各々のセグメント(S)に対して、直線部分(S1)での動作領域(31)の横断面は、隣接するねじれ部分(S2)での前記動作領域の横断面よりも面積が小さいことを特徴とする、請求項3に記載の歯内治療器具。
  7. 各々のセグメント(S)に対して、直線部分(S1)およびねじれ部分(S2)での動作領域(21;31)の前記横断面は、前記中心軸を中心とする正三角形であることを特徴とする、請求項2または3に記載の歯内治療器具。
  8. 各々のセグメント(S)に対して、直線部分(S1)およびねじれ部分(S2)での動作領域(21)の前記横断面は、前記中心軸を中心とする正方形であることを特徴とする、請求項2に記載の歯内治療器具。
  9. セグメント(S)の数は、1から5の間であることを特徴とする、請求項1〜8のうちいずれか一項に記載の歯内治療器具。
  10. 器具の横断面は、エッジ(24a、24b、24c;34a、34b、34c)が前記円錐エンベロープ(25;35)上に位置している部分と、エッジ(24a、24b、24c;34a、34b、34c)が前記円錐エンベロープの内部に位置している部分とでは、面積に5から50%の差が出ることを特徴とする、請求項1〜9のうちいずれか一項に記載の歯内治療器具。
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