JP2015523780A - 差動光信号送信システム - Google Patents

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Abstract

一実施形態によれば、差動光信号送信システムは、光変調デバイス、マルチコア光導波路、及び平衡光受信器を含むことができる。光変調デバイスは、少なくとも1つの光入力ポートと複数の光出力ポートを含むことができる。光変調デバイスは、光入力信号を複数の光出力ポートから送信される複数の相補変調光信号に変換できる。マルチコア光導波路は、被覆材内に配置された複数のコアを含むことができる。複数のコア、被覆材、又は両者は、複数のコア間で光エネルギーの交換を軽減するように構成することができる。平衡光受信器は、複数の光検出器を含むことができる。平衡光受信器は、マルチコア光導波路の複数のコアに通信可能に結合することができる。複数の光検出器の各々は、複数の相補変調光信号の少なくとも1つを電気信号に変換できる。

Description

関連技術の相互参照
本願は、2012年5月12日に出願された米国仮特許出願第61/651599号の優先権に利益を享受し、その内容に基づいており、その全体の参照によってここに組み込まれる。
本願は、差動光信号送信システムに関し、より具体的には、多進変調フォーマットの差動光信号送信システムに関する。
短距離高速光相互接続は、種々の高性能コンピュータ及びデータセンターアプリケーションのために利用することができる。オンオフキーイングで動作するレーザ/外部変調器リンクのような多くの光相互接続において、レーザによって発生される光出力の約半分は、使用されない。具体的には、外部変調器リンクは、一般的にオフ状態中レーザパワーを抑制する。更に、オンオフキーイング変調が受信されると、最適決定閾値は、受信された光電力に対して浮動できる、即ち、光出力が高くなればなる程、閾値が高くなる。従って、最適決定閾値は、1及び0の状態において、光信号パワーやノイズ変動に順応する。
光差動信号送信は、一般的に複数の別々の送信チャネル上の2つ以上の相補信号の送信を含む。相補信号は、受信されると組み合わされてそれらの信号中に符号化されたデータを抽出する。光差動信号送信は、整合群遅延と再生の損失のために光ファイバ送信システムで実施するのが困難である。単一のファイバにおける波長分割多重化は、2つの離散ファイバを使用する時に、整合光ファイバ遅延に関連する困難を克服するために使用することができる。しかしながら、単一の変調器でそのような変調信号を発生することは困難である。更に、リンクの波長分散は、波長分割多重化において整合されなければならない。
従って、差動光信号送信のための他のシステムの必要性がある。
一実施形態によれば、光信号を送信するためのシステムは、光変調デバイス、マルチコア光導波路、及び平衡光受信器を含むことができる。光変調デバイスは、少なくとも1つの光入力ポートと複数の光出力ポートを含むことができる。入力パワーを有する光入力信号は、前記少なくとも1つの光入力ポートで受信することができる。光変調デバイスは、光入力信号を複数の光出力ポートから送信され、各々が出力パワーを有する複数の相補変調光信号へ変換できる。複数の相補変調光信号の出力パワーの合計は、前記光変調デバイスの前記少なくとも1つの光入力ポートによって受信された光入力信号の入力パワーに実質的に等しい。マルチコア光導波路は、前記光変調デバイスの前記複数の光出力ポートへ光結合することができる。マルチコア光導波路は、被覆材内に配置される複数のコアを含むことができる。複数のコア、被覆材、又は両者は、複数のコア同士間で光エネルギーの交換を軽減するように構成することができる。前記平衡光受信器は、複数の光検出器を含むことができる。前記平衡光受信器は、マルチコア光導波路の複数のコアへ通信可能に結合することができる。前記複数の光検出器の各々は、前記複数の相補変調光信号の少なくとも1つを電気信号へ変換できる。前記平衡光受信器の前記複数の光検出器の電気信号は、組み合わされてパルス幅変調信号を形成する。
本発明の更なる特徴と利点は、以下の詳細な説明に述べられ、且つ部分的にその記述から当業者には容易に明らかになり又は以下の詳細な記述、特許請求の範囲並びに添付の図面を含む以下に記述の実施形態を実施することによって認識される。
前述の一般的な記述と以下の詳細な記述の両方は、種々の実施形態を記述しており、請求項の主題の特質及び特徴を理解するための概略や構成を提供することを意図していることに留意すべきである。添付の図面は、種々の実施形態の更なる理解を提供するために含まれ、本明細書の一部に組み込まれると共にそれを構成する。図面は、ここで記述される種々の実施形態を描いており、この記述と共に、請求項の手段の原理と動作を説明する。
ここに示され且つ記述される一つ以上の実施形態に係る差動信号送信システムを概略的に示す。 ここに示され且つ記述される一つ以上の実施形態に係る差動信号送信システムを概略的に示す。 ここに示され且つ記述される一つ以上の実施形態に係るマルチコア光導波路を概略的に示す。 ここに示され且つ記述される一つ以上の実施形態に係るマルチコア光導波路を概略的に示す。 ここに示され且つ記述される一つ以上の実施形態に係る屈折率コントラスト対コア直径を概略的に示す。 ここに示され且つ記述される一つ以上の実施形態に係るマルチコア光導波路を概略的に示す。 ここに示され且つ記述される一つ以上の実施形態に係るマルチコア光導波路を概略的に示す。 ここに示され且つ記述される一つ以上の実施形態に係るマルチコア光導波路を概略的に示す。 ここに示され且つ記述される一つ以上の実施形態に係るマルチコア光導波路を概略的に示す。 ここに示され且つ記述される一つ以上の実施形態に係るゼロ状態回りに対称的に変調されるQPAM信号を概略的に示す。 ここに示され且つ記述される一つ以上の実施形態に係る差動信号送信システムを概略的に示す。 ここに示され且つ記述される一つ以上の実施形態に係る差動信号送信システムを概略的に示す。 ここに示され且つ記述される一つ以上の実施形態に係る差動信号送信システムを概略的に示す。 ここに示され且つ記述される一つ以上の実施形態に係る光エネルギー/bペナルティ対振幅レベルを図形的に描く。
本開示の実施形態、添付の図面に概略的に描かれている本開示の実施例が詳細に参照される。可能な限り、同じ参照番号は、同じ又は同様な部品を参照するために図面全体を通して使用される。差動光信号送信システムの一実施形態が、図1に示され、全体を通して概略的に参照番号10によって指定される。
本開示全体を通して、用語“光(light)”が参照される。ここで使用される用語“光(light)”と“光又は光学(optical)”は、紫外線(UV)、赤外線(IR)、及び電磁スペクトルの可視部分における波長を含むがこれらに制限されない、電磁スペクトルに関連する種々の波長を含む放射を指す。
ここで図1を参照すると、差動信号送信システム10は、光入力信号100を複数の相補変調光信号102へ変換する光変調デバイス20を含む。光変調デバイス20は、光変調デバイス20の一つ以上の出力信号が同時に一つ以上の相補出力信号を有するように構成することができる。幾つかの実施形態では、光変調デバイス20は、相補変調光信号102のパワーの合計が光変調デバイス20によって受信された光入力信号100のパワーに実質的に等しい(入出力結合損失、伝搬損失等を無視する)ように光入力信号100の振幅を変調できる。具体的には、時間経過に従って光変調デバイス20によって受信される入射光信号(単数又は複数)の実質的に全ては、引き続いて、光変調デバイス20によって送信される一つ以上の出力光信号へ変換される。時間周期の各々は、略実質的に瞬時から複数の入力又は出力周期までの任意の時間周期である。用語“信号(signal)”は、DC、AC、正弦波、三角波、矩形波、振動等の媒体を通して移動できる任意の波形を意味する。
幾つかの実施形態では、光変調デバイス20は、光入力信号100の複数の相補変調光信号102への変換を制御するために利用することができる変調信号104を受信するように構成することができる。例えば、光変調デバイス20が電気光学変調器である場合、変調信号は、電気データ信号であり、且つ光入力信号は、電気データ信号に従って変調することができる。
ここで図2を参照すると、一実施形態において、差動信号送信システム110は、マッハ・ツェンダー変調器(MZM)から形成された光変調デバイス120を備えることができる。この光変調デバイス120は、光信号を受信するための光入力ポート122を備えることができる。この光入力ポート122は、光入力ポート122を第1の光出力ポート128へ光結合する第1の光パス124と、光入力ポート122を第2の光出力ポート130へ光結合する第2の光パス126へ分割することができる。光変調デバイス120は、更に、第1の光パス124と第2の光パス126を横切る光信号同士間の位相差を制御するために利用することができる第1の電極132、第2の電極134及び第3の電極136を含むことができる。
加えて又はそれとは別に、ここで記述される光変調デバイスは、変調器に入射する光電力の実質的に全てが送信されるように電力を有する光信号を出力する、例えば、リチウムニオブ電気光学又はシリコン無添加キャリアマイクロリング共振器(MRR)又はマッハ・ツェンダー干渉計(MZI)、又は任意の他の電気光学増幅変調器のような任意の光変調器を含むことができる。具体的な例は、一方のポートに存在しない場合、光信号が自動的に他方のポートに存在するようにデュアル出力ポートを有する従来の光変調器を含む。幾つかの実施形態は、しばしば局所的に変調器をバイアスすること専用である第2のポートが代わりに光出力として利用されるように二つの出力ポートを有するMZI又はMRR変調器を利用することができる。ここで記述される実施形態は、電気光学増幅変調器を含み、ここで記述される実施形態は、光信号のパラメータを変調して相補光信号を出力する、振幅変調器、位相変調器、偏光変調器、周波数変調器等のような任意のタイプの変調器を利用できることに留意すべきである。更に、適切な光変調器は、電気光学変調器、音響光学変調器、磁気光学変調器、機械光学変調器、熱光学変調器、又はそれらの組合せを含むが、これらに制限されない。
再び、図1を参照すると、差動信号送信システム10は、複数の相補変調光信号102を送信するために光変調デバイス20に光結合されたマルチコア光導波路40を含むことができる。マルチコア光導波路40の各コアは、単一モード光導波路、2乃至3モード光導波路、又はマルチモード光導波路と類似の方法で機能するように構成することができる。ここで使用される用語“光結合された(optically coupled)”は、コンポーネント(複数)が、例えば、空気を介する電磁信号、光導波路を介する光信号、光結合器を介する光信号のように一つ以上の中間媒体を介して互いに光同士を交換することができることを意味することに留意すべきである。更に、ここで記述される実施形態は、光導波路に限定される必要はないことに留意すべきである。具体的には、光変調デバイス20は、一つ以上の自由空間リンクを介して平衡光受信器へ結合することができる。
マルチコア光導波路40は、例えば、シリカファイバのような、光を透過する任意の材料から成ることができる。マルチコア光導波路40は、各コアが同じ群遅延を有するように構成することができる。具体的には、光変調デバイス20へ光結合されるマルチコア光導波路40の各コアは、複数の相補変調光信号102が実質的の同時に目標に達する(例えば、一ビット又はシンボル周期よりかなり短い相対遅延で)ように複数の相補変調光信号102をその目標に送信できる。幾つかの実施形態では、マルチコア光導波路40の各コアは、相対遅延を減少するために同じ被覆材に同時に製作することができる。
ここで図3を参照すると、一実施形態において、マルチコア光導波路140は、シリカ系ガラスから形成され、且つシリカ系ガラスから形成される被覆材152によって囲まれる第1のコア142、第2のコア144、第3のコア146、第4のコア148及び第5のコア150を備えることができる。第1のコア142、第2のコア144、第3のコア146、第4のコア148及び第5のコア150は、単一平面に互いに平行に配向され、共に隣接するコア同士間でのクロストークが比較的に低いように離間される。被覆材152は、横断面が実質的に矩形である。また、横断面が実質的に矩形である光ファイバリボンは、マルチコア光導波路140から形成することができる。
複数のコア142、144、146、148、150、被覆材152、又は両者は、複数のコア142、144、146、148、150間の光エネルギーの交換を軽減するように構成することができる。例えば、一実施形態では、複数のコア142、144、146、148、150及び被覆材152の各々の有効屈折率は、群遅延に整合し、同時にクロストークを減少するように調整することができる。例えば、複数のコア142、144、146、148、150及び被覆材152は、各々、制限しないが、B、F、GeO、SiO、TiO、ZrO、Nb及び/又はTaを含むシリカ系ガラスドーパントを含むことができる。このようなドーパントは、望ましい屈折率を得るために、複数のコア142、144、146、148、150に個別に或いは組合せで結合される。
複数のコア142、144、146、148、150の各々は、外側コア部156によって囲まれる中央コア部154を含むことができる。一実施形態では、中央コア部154は、屈折率ncenterを有することができ、また、外側コア部156は、屈折率nouterを有することができる。外側コア部156の屈折率nouterは、中央コア154の屈折率ncenter以下であることができる、即ち、複数のコア142、144、146、148、150の各々は、ステップ屈折率コアである。複数のコア142、144、146、148、150の各々の屈折率コントラストは、
Figure 2015523780
によって決定することができる。
クロストークを減少するために、屈折率コントラストは、例えば、一実施形態では、約150%まで、他の実施形態では約200%まで、更なる実施形態では260%までのような約100%を超える値に設定することができる。
ここで図4を参照すると、マルチコア光導波路240は、様々なコア直径を有する第1のコア242、第2のコア244、第3のコア246、第4のコア248及び第5のコア250を備えることができる。例えば、コア直径は、隣接するコア同士間で異なることができる。一実施形態では、第1のコア242、第3のコア246、及び第5のコア250は、各々第1のコア直径D1を有することができ、第2のコア244及び第4のコア248は、各々第2のコア直径を有することができる。クロストークは、第1のコア直径D1が第2のコア直径D2よりも小さい時に軽減することができる。相対的に大きな直径を有するコアに沿って伝搬する光信号は、相対的に小さな直径を有するコアに沿って伝搬する光信号に比較して、相対遅延が増加し得る。遅延における不整合を補償し且つ減少するために、図4に描かれた実施形態に対しては、第2のコア244と第4のコア248の屈折率コントラストは、第1のコア242、第3のコア246、及び第5のコア250の屈折率コントラストに対して減少することができる。例えば、屈折率増加ドーパントレベルと屈折率減少ドーパントレベルは、複数のコア142、144、146、148、150の何れかに対して中央コア部154及び/又は外側コア部156において調整することができる。
図4に描かれる実施形態は、第1のコア242、第2のコア244、第3のコア246、第4のコア248及び第5のコア250を備えるが、ここで記述される実施形態は、任意の数のコアを含むことができることは、留意されるべきである。従って、ここで記述される実施形態は、実質的に等しい遅延を達成するように構成される任意の数の種々の直径のステップ屈折率コアを含むことができる。具体的には、各コアは、整合有効屈折率を有するように構成される。有効屈折率は、以下の式(2)で与えられるコアにおける基本モード(LP01)の正規化伝搬定数に対する弱導波モード近似を使用して決定することができる。
Figure 2015523780
ここで、Vは、以下の式(3)で与えられる正規化周波数である。
Figure 2015523780
ここで、ncentralとnouterは、コアの内側部分及びコアの外側部分の屈折率であり、kは真空中で測定された波数であり、aはコア半径である。
ここで、図5を参照すると、単一モードファイバプロファイル設計の複数の集合は、屈折率コントラスト(中央コア部と外側コア部との間の屈折率の差の二乗平均平方根によって表される)及び弱導波近似におけるコア直径によって特徴付けられる。曲線62は、約2.35の正規化周波数Vと約1.44の屈折率nouterを有する整合遅延に対する一組の解を表す。曲線64は、約2.30の正規化周波数Vと約1.46の屈折率nouterを有する整合遅延に対する一解集合を表す。曲線66は、約2.25の正規化周波数Vと約1.45の屈折率nouterを有する整合遅延に対する一解集合を表す。曲線62、曲線64及び曲線66の各々は、固定V数を有する一解集合であるので、曲線62、曲線64及び曲線66の各々は、実質的に同じ伝搬定数、そのモードに対する実質的に同じ有効屈折率、従って、相対遅延を最小にできる経過遅延の実質的整合時を示す解を表す。2.405未満のV数は、一般的に単一モード動作に対応するが、ここで記述された実施形態は、より高い次数のモードで動作するコアを利用することができることに留意すべきである。更により高い次数のモードに対する伝搬遅延は、ここで先に述べられた基本モードと整合する幾つかのモード結合群であることができる。
図6A乃至図6Cを集合的に参照すると、ここで述べられる実施形態は、例えば、実質的に一定の屈折率を有する又はステップ屈折率コア(例えば、複数のコア142、144、146、148、150(図3))に比較して相対的に徐々に変化する屈折率を有するような実質的に等方性のコア342を含む。例えば、クロストーク障壁は、実質的に等方性のコア342の各々から出る光を吸収する、散乱する又は隔離するために実質的に等方性のコア342の二つ以上の近接離間されたコア間に配置することができる。
図6Aを参照すると、一実施形態では、マルチコア光導波路340内の実質的に等方性のコアの各々は、クロストーク障壁リング158によって少なくとも部分的に囲まれることができる。具体的に、クロストーク障壁リンク158は、実質的に円形横断面を有することができる。更なる実施形態では、クロストーク障壁リンク158は、例えば、実質的に多角形状の、又は包囲された不定形の境界のような、隣接するコア間の光エネルギーの交換を軽減するのに適する任意の横断面を有することができる。クロストーク障壁リンク158は、被覆材152の屈折率に不連続性を引き起こす任意の材料から形成することができる。不連続性を引き起こす適切な材料は、散乱体(例えば、空気孔、ガス孔、ナノ泡、又はマイクロ泡等)、吸収材料(例えば、ドーパント、顔料、色中心、半導体マイクロ結晶、半導体ナノ結晶、アセチレンガス、又はエルビウムガス等)、光反射面(例えば、共振防止光導波路(ARROW)、導波路、屈折率変化のためのドープ領域モート、フッ素ドープエリア、実質的全内反射のためのエアポケット、又は全内反射のためのエアチャネル等)、光バンドギャップ、及びそれらの組合せを含む。図6Bに描かれる他の実施形態において、マルチコア光導波路440は、複数の実質的の等方性のコア342を囲むように構成されるクロストーク障壁リング258を備えることができる。クロストーク障壁リング158とクロストーク障壁リング258は、図6A、図6B及び図7に鎖線で概略的に描かれているが、クロストーク障壁リング158とクロストーク障壁リング258は、一般的には有限の厚みを有するように形成されることに留意すべきである。理論に束縛されるものではないが、クロストーク障壁リング158やクロストーク障壁リング258の厚みが増加すると、クロストーク軽減の効果が向上するが、導波路密度が損なわれ得ると考えられる。従って、適切な厚みは、好ましくは、約1ナノメートルから約2マイクロメートルまでの範囲である。更に、図6Aに描かれているクロストーク障壁リング158の構造は、それが対称性に起因する追加の利益を提供するので、クロストーク軽減のために好適である。
図6Cを参照すると、マルチコア光導波路540は、一つ以上の光隔離領域358を備えることができる。光隔離領域358は、被覆材152の屈折率に不連続性を引き起こす被覆材152内の任意の離散的領域であることができる。一実施形態では、光隔離領域358は、実質的に矩形状であり、隣接するコアの直径以上である長さD3を有することができる。隣接するコアの直径と実質的に等しい長さD3を有することは、隣接するコアの直径よりも実質的に大きな又は実質的に小さな長さD3を有する実施形態よりも、製造することにおいて改善をもたらすと考えられる。コアがより高い屈折率コントラストを有するように設計される実施形態において、長さD3は、クロストーク軽減にほんの僅かな悪影響を及ぼす隣接するコアの直径よりも小さくてもよい。光隔離領域358は、上述の吸収材料又は光反射面の任意のものから形成することができる。例えば、図6Cに描かれている実施形態において、光隔離領域358は、例えば、屈折率トレンチ、エアギャップ、又はガスギャップのような光反射面から形成されてもよい。
ここで図7を参照すると、被覆材152の屈折率における不連続性を介して形成されるクロストーク障壁のいずれもがコア材料の何れかのタイプと共に利用することができることに留意すべきである。一実施形態では、マルチコア光導波路640は、図4を参照して上述されたように、第1のコア242、第2のコア244、第3のコア246、第4のコア248及び第5のコア250を含むことができる。第1のコア242、第2のコア244、第3のコア246、第4のコア248及び第5のコア250の各々は、クロストーク障壁リング158によって実質的に囲まれることができる。マルチコア光導波路640は、更に、第1のコア242、第2のコア244、第3のコア246、第4のコア248及び第5のコア250の各々間に配される光隔離領域358を備えることができる。
図1を再び参照すると、差動光信号送信システム10は、マルチコア光導波路40に光結合される平衡光受信器60を備えることができる。平衡光受信器60は、二つ以上の名目上等しい光検出器で二つ以上の光信号を受信するように構成される。整合光検出器は、一般的に、結合損失、コンプレックスインピーダンス(即ち、容量及びインダクタンス)、信号利得、RF振幅、位相周波数応答、応答速度、感度、応答度、暗電流、又はそれらの組合せのような実質的に類似の検出パラメータのための設計を有する。理論に束縛されることなく、整合光検出器は、向上された検知感度を提供すると考えられる。整合光検出器の各々は、光を検出し、その検出された光を検出された光の特性(例えば、光電力)を示す信号へ変換するように構成される任意のデバイスを備えることができる。
従って、平衡光受信器60は、例えば、光ダイオード、光抵抗器、又は光トランジスタ等のような一つ以上の光検出器を含むことができる。平衡光受信器60は、振幅変調信号と共に使用されるためにここでは記述されているが、平衡光受信器60は、位相変調相補信号、周波数又は波長変調相補信号を検出するように、又は異なる空間モードでの検出のために構成することができる。例えば、平衡光受信器60は、位相変調相補信号を検出するために光検出器とマルチコア光導波路40との間に配置される複数の位相感知弁別器(例えば、MZI)を含むことができる。加えて、平衡光受信器60は、周波数又は波長変調相補信号を検出するためにマルチポートバンドエッジフィルタを含むことができる。更に、空間変調に対しては、平衡光受信器60は、ファイバ導波路が光源の円形対称及びモード特性を有する否かよって、同軸環状領域又は他の空間的プロファイルのような光検出領域に配置される光検出器を含むことができる。
図2を再び参照すると、差動光信号送信システム110の実施形態が概略的に描かれている。このシステム110は、光変調デバイス120の光入力ポート122に光結合される連続波光源112(例えば、連続波半導体レーザ等)を任意ではあるが備えることができる。システム110は、更に、光変調デバイス120の第1の電極132に通信可能に結合される光信号発生器114を備え、光変調デバイスの第2の電極134と第3の電極136は、電気接地に通信可能に結合される。第1の光出力ポート128、第2の光出力ポート130、又は両者は、電気信号発生器114によって送信される電気信号によって起動することができる。第1の光出力ポート128と第2の光出力ポート130は、マルチコア光導波路40を介して平衡光受信器160に光結合することができる。或いは、第1の光出力ポート128と第2の光出力ポート130は、実質的に同じ長さを有する二つの個別のファイバ(例えば、単一モードファイバ、マルチモードファイバ、又は2乃至3モードファイバ)を介して平衡光受信器160へ光結合することができ、これら二つのファイバ間の差動群遅延は、光信号の約一周期未満である。
図2に描かれる実施形態において、平衡光受信器160は、二つの整合光受信器162を備えることができる。整合光受信器162の電気出力は、例えば、差動増幅器のような電気信号結合器164に通信可能に結合することができる。電気信号結合器164は、ローパスフィルタ等のようなフィルタデバイス166に通信可能に結合することができる。フィルタデバイス166は、クリップ回路168や受信記号に対する決定を行うために受信信号をゼロ電流閾値に対して比較する比較器回路に通信可能に結合することができる。クリップ回路や比較器回路は、例えば、スライサ、振幅セレクタ又はリミッターのような、受信信号から望ましい部分の幾つかの部分を除去するように構成される任意の電気デバイスであり得る。受信器決定の性能は、入力差動信号の振幅、位相及びノイズ特性が実質的に整合される時に最大化される。入力差動信号の振幅、位相及びノイズ特性が不整合である場合、次に、最適振幅決定閾値と決定位相点は、ゼロ電流状態から離れるように動くことができ、また、時間的に僅かに動くことができる。従って、閾値(振幅又は位相のいずれか)に対する調整は、物理的ハードウエア実施における欠陥を補うために実施することができる。
システム110は、多進(M−ary)(即ち、二進、四進、又は任意の他の2レベル信号)差動光信号送信のために構成することができる。一実施形態では、システム110は、パルス振幅変調(PAM)のために構成することができる。PAMは、線形変調スキームであり、それによって、情報は、キャリア信号の振幅の離散的変化へ符号化することができる。多進PAM信号波形の時間ドメイン表示は、以下の式(4)で与えることができる。
Figure 2015523780
ここで、
Figure 2015523780
は、実数部を指し、ωはキャリア角周波数、Tはシンボル周期であり、g(t)はシンボル位相形状であり、Amは、以下の集合(5)から離散値を取る信号振幅である。
Figure 2015523780
ここで、2dは隣接する信号振幅同士間の距離である。
ここで、図8を参照すると、矩形非ゼロ復帰パルスに対するベースバンド(ω=0)四進PAM(QPAM)が図形的に描かれている。QPAM信号68は、連続するシンボル周期で値{−3,−3,1,−3,−1,1,−1,−1,3,1,1,3,3,―1,−3,3}を取る振幅を有する。
幾つかの実施形態において、ベースバンドQPAM信号は、以下の式(6)で与えられるように、ビット周期Tと係数比2:1を有する二つの同期二進波形ν(t)とν(t)の線形重畳によって発生させることができる。
Figure 2015523780
ここで、二進波形振幅αとβは、集合{±1}から離散的値を取ることによって定義される。上記例は、明瞭化のために特定の係数比を記述しているが、ここで記述される実施形態は、いずれかの特定の係数比に制限されない。
図2に戻って、上記からわかるように、光変調デバイス120は、電気光学材料に形成されるMZMである。典型的なMZMにおいて、入力ポートは、異なる有効長の光パスへ光結合することができる。入力信号は、分割されて光パスの各々へ送信される。分割された信号は、出力で再び組み合わせることができる。光信号の二つの位相シフトされたバージョンの重畳によって、デバイス出力ポートの各々に干渉が生成される。この干渉は、二つの隣接するビットが建設的に互いに干渉する場合、出力ポートでパワーの存在に繋がり得る。反対に、干渉は、二つの隣接するビットが破壊的に互いに干渉する場合、出力ポートでパワーの不在に繋がり得る。MZMは、相補出力信号を送信するための二つの出力ポートを有することができる、即ち、エネルギー保存に起因して、出力ポートの一方において破壊的干渉がある場合、他方の出力ポートには建設的な干渉がある。
明瞭化のため及びここで記述される実施形態を数学理論に制限することなく、LiNbОに形成される電気光学MZMに対する数学モデルが以下に提供される。連続波光源112は、光信号を光変調デバイスの光入力ポート122へ送信することができる。光入力ポート122での光信号の電界は、以下の式(7)によって与えることができる。
Figure 2015523780
ここで、Eは、電界振幅であり、ωは、キャリア角周波数である。
次に、光信号は、第1の光パス124と第2の光パス126を横切る二つの等しい部分へ分割することができる。二つの信号部分は、差動位相遅延φ(t)を受け得る。この差動位相遅延は、伝搬ψに起因する位相シフトとバイアス電圧V(t)の印加(第1の電極132へ印加される)に起因する電圧依存屈折率(ポッケルス効果)に依存する位相シフトの合計として表することができる。この差動位相遅延は、以下の式(8)によって与えられる。
Figure 2015523780
ここで、伝搬に起因する位相シフトは、以下の式(9)によって与えられる。
Figure 2015523780
電圧依存屈折率に起因する位相シフトは、電圧比V(t)/Vπによって特徴付けられ、ここで、Vπは、以下の式(10)によって与えられる。
Figure 2015523780
ここで、λは、入力光ビームの自由空間波長であり、Lは、デバイスの長さ、dは、電極同士間の距離、nは、電圧が無い場合の有効屈折率、及びγは、ポッケルス電気光学係数である。定数Vπは、半波電圧と一般的に呼ばれる。
MZMにおける伝搬損失を無視すると、第1の光出力ポート128と第2の光出力ポート130での電界は、以下の式(11)によって与えられる。
Figure 2015523780
平衡光受信器160の整合光検出器162が理想的な四進検出器であると仮定する。平衡光検出器160によって検出される瞬時の光電力は、以下の式(12)によって与えられる。
Figure 2015523780
ここで、Pinは、光変調デバイスの光入力ポート122での光信号の平均パワーである。
整合光検出器162は、同等の応答度Rを有すると仮定することができる。光ダイオードが背中合わせに接続されているので、平衡光検出器160の出力での全光電流は、以下の式(13)によって与えることができる。
Figure 2015523780
差動光信号送信システム110は、二進PAM(BPAM)光信号を発生するために利用することができる。伝搬に起因する位相シフトが
Figure 2015523780
であると仮定することができる。
光変調デバイス120を制御するバイアス電圧V(t)は、以下の式(15)によって与えられる二進波形であり得る。
Figure 2015523780
ここで、二進波形振幅ακは、集合{±1}から離散値を取る。式(15)の右手側の定数項は、DCバイアスと呼ばれ、式(15)の右手側の経時変化項は、RFバイアスと呼ばれる。
差動光信号送信システム110は、QPAM光信号を発生するために利用することができる。伝搬に起因する位相シフトに関して、式(14)において上で表現されたのと同じ仮定が行われ得る。QPAMに対して、バイアス電圧V(t)は、式(16)によって与えられるビット周期Tと係数比A:Bを有する同期二進波形の線形重畳として表現される四進波形であることができる。
Figure 2015523780
幾つかの実施形態で、MZM変換機能の非線形化を補償するために、二進電圧波形の重畳に対する係数比A:Bは、平衡光受信器160の出力で4つの等距離電流レベルを発生することが望ましい場合、2:1であってならない。従って、電気信号発生器114による出力される電気信号におけるプリエンファシスは、4つの非等距離電圧レベルを有する電気ドライバベースバンドQPAM信号を発生するのに使用することができる。光変調デバイスがMZMから形成されると、四進波形の最大ピークピーク値電圧振幅は、MZMの半波電圧の約二倍であるべきである。
電圧波形の重畳に対する係数比A:Bを計算するために、平衡光受信器160の出力で全光電流が次の式(17)の集合からの離散的値を取る。
Figure 2015523780
従って、式(13)から
Figure 2015523780
が得られる。
この三角法による式の逆数を求めると
Figure 2015523780
となる。
置換により、係数AとBは、以下の式を満たさなければならない。
Figure 2015523780
式の組(20)の最初の二つの式又は最後の二つの式の何れかのシステムの解は、A=0.608173とB=0.391827となる。従って、係数AとBは、QPAM信号送信のための導出値と略等しく設定することができる。
ここで図9を参照すると、差動光信号送信システム210は、M−PAM光信号、即ち、2レベルを有する信号を発生するために利用することができる。システム210は、送信器でのマルチレベル電子波長の発生を回避するためにm個の光変調デバイス120とm個の平衡光受信器160のアレイを含むことができる。光変調デバイス120と平衡光受信器160の各々が図9にm個の異なるマルチコア光導波路40によって光結合されるように描かれているが、光変調デバイス120と平衡光受信器160は、一つ以上のマルチコア光導波路40を介して結合することができることに留意すべきである。
一実施形態では、システム210は、並列のm個の同一ブランチを含むことができる。ブランチの各々は、図2を参照して上記したように、独立のBPAM光信号を発生するように構成することができる。具体的には、各ブランチ212において、連続波光源112は、光変調デバイス120に光結合することができる。一つの時間間隔で、
Figure 2015523780
のビットに対応する独立のビットシーケンスが各ブランチ212の平衡光検出器160で検出することができる。これらのビットは、多進シンボルcκ=(b...bの基数2表示として考えられる。マッハ・ツェンダー変調器を駆動する対応バイアス電圧V(t),=1,...,mは、式(15)と同じ形を有する。
ここで図10を参照すると、差動光信号送信システム310の他の実施形態は、2レベルM−PAM光信号を発生するための光変調デバイスとしてLiNbOから形成される1×m超高速スイッチファブリックを利用することができる。例えば、図10に描かれる実施形態において、光変調デバイス320は、QPAM信号を発生するための1×4超高速スイッチファブリックであることができる。光変調デバイス320は、縦列配置された1×2のYブランチスイッチの第1のステージ322と第2のステージ324を備えることができ、即ち、これらのスイッチの各々のアームは次のステージの入力であることができる。
第1のステージ322は、連続波光源112に光結合される第1のYブランチスイッチ312を備えることができる。第1のYブランチスイッチ312は、第1のYブランチスイッチ312を制御する電気信号発生器114に通信可能に結合することができる。第1のYブランチスイッチ312は、電気信号発生器114の出力に依存して上アームb又は下アーム
Figure 2015523780
のいずれかでビットとして光信号を引き起こす。例えば、出力が電気二進信号である場合、1は、上アームbに対応でき、0は、Yブランチスイッチ312の下アーム
Figure 2015523780
に対応できる。
第2のステージ324は、第1のYブランチスイッチ312の上アームbに光結合される第2のYブランチスイッチ314及び第1のYブランチスイッチ312の下アーム
Figure 2015523780
に光結合される第3のYブランチスイッチ316を備えることができる。第2のYブランチスイッチ314と第3のYブランチスイッチ316は、制御のために電気信号発生器214に通信可能に結合することができる。第2のYブランチスイッチ314と第3のYブランチスイッチ316は、電気信号発生器214の出力に依存して上アームb又は下アーム
Figure 2015523780
のいずれかで第1のYブランチスイッチ312からの入力を引き起こすことができる。例えば、出力が電気二進信号である場合、1は、上アームbに対応でき、0は、第2のYブランチスイッチ314と第3のYブランチスイッチ316の各々の下アーム
Figure 2015523780
に対応できる。
従って、第1のステージ322の第1のYブランチスイッチ312は、第1の二進シーケンスによって制御することができ、第2のステージ324の第2のYブランチスイッチ314と第3のYブランチスイッチ316は、第2の二進シーケンスによって並列に制御することができる。3つのYブランチスイッチ312、314及び316の全ての状態は、各ビット周期Tで一旦リセットすることができる。特定の時間間隔で、2つの二進シーケンスは、ビットb,b∈{0,1}よりなると仮定する。相補ビットは、
Figure 2015523780
によって示すことができる。整合光検出器162によって検出される瞬間の光電力は、式(22)の組によって与えることができる。
Figure 2015523780
ここで、Pinは、光変調デバイス320の第1のステージ322の第1のYブランチスイッチ312によって受信される光信号の平均パワーである。
整合光検出器162の各々は、各々が構成可能利得G、G、G、Gを有する利得デバイス326のアレイに通信可能に結合することができる。平衡受信器360での全光電流は、以下の式(23)によって与えることができる。
Figure 2015523780
利得デバイス326の各々に対して適切な利得G、G、G、Gを選択することによって、平衡受信器360の出力は、多進信号を生じることができる。具体的には、G=G=1及びG=G=1/3を設定することによって、平衡受信器360から出力される最終光電流は、QPAM信号であることができる。図10に描かれるシステム310の実施形態は、QPAM信号に対して構成される1×4スイッチファブリックよりなるが、ここで記述される実施形態は、より高次のM−PAM信号に対する追加のステージを含むことによって1×mスイッチファブリックに一般化することができる。
ここで図11を参照すると、差動光信号送信システム410の更なる実施形態が概略的に描かれている。光変調デバイス420は、入れ子にされた光変調デバイス120を有するMZIから形成することができる。幾つかの実施形態では、上記のように、光変調デバイス120の各々がMZMから形成することができる。従って、光変調デバイスは、対称的出力結合器を有するMZI内に配置される2つのデュアル出力MZMから形成することができる。
一実施形態では、連続波光源112は、光変調デバイス420の光入力ポート422へ光結合することができる。光入力ポート422は、第1の光パス424と第2の光パス426に分割することができる。第1の光パス424と第2の光パス426の各々は、光変調デバイス120に光結合することができる。上述のように、光変調デバイス120の各々は、第1の光出力ポート128と第2の光出力ポート130を有することができる。光変調デバイス120の第1の光出力ポート128の各々は、光変調デバイス420の第1の光出力ポート428に組み合わされて光結合することができる。同様に、光変調デバイス120の第2の光出力ポート130の各々は、光変調デバイス420の第2の光出力ポート430に組み合わされて光結合することができる。
第1の電気信号発生器114は、一方の光変調デバイス120に通信可能に結合することができ、第2の電気信号発生器214は、他方の光変調デバイス120に通信可能に結合することができる。電気信号発生器114と214は、光変調デバイス120を独立して制御するために二進波形を発生するように構成することができる。二進波形は、式(24)として表することができる。
Figure 2015523780
ここで、二進波形振幅ακとβκは、集合{0,1}からの離散値を取る。
光変調デバイス420における伝搬損失を無視し、出力結合器の振幅結合比がA:Bに等しいと仮定すると、κ番目の時間間隔での相補変調光信号102の電界は、式(25)によって与えることができる。
Figure 2015523780
相補変調光信号102は、平衡光受信器160に送信されてそれによって受信される。平衡光受信器160が理想的な四進検出器である光ダイオードよりなると仮定することができる。従って、平衡光受信器160によって検出される瞬間光電力は、式(26)によって与えることができる。
Figure 2015523780
ここで、Pinは、光変調デバイス420の光入力ポート422での光信号の平均パワーである。
平衡光受信器160は、2つの平衡光ダイオードを含むことができ、これらの平衡光ダイオードの各々は、実質的に等しい応答度Rを有すると仮定することができる。更に、光ダイオードは、背中合わせで接続することができる。従って、平衡光受信器160の出力での全光電流は、式(27)によって与えることができる。
Figure 2015523780
A=√3/2とB=1を選択することによって、全光電流は、QPAM信号を生じるように構成することができる。
多進PAM差動信号送信の性能は、ビット当たりの必要な受信平均エネルギーに関して、従来の多進強度変調(IM)/直接検出(DD)と比較することができる。光受信器フロントエンドからの出力での電気光電流は、式(28)によって与えられるパルストレインとして書かれることができると仮定することができる。
Figure 2015523780
ここで、Iは、m番目の受信シンボルに対応する光電流(即ち、I=RPであり、R
は光ダイオード応答度を指し、Pはm番目の記号に対する受信光電力を指す)であり、Tsは、シンボル周期であり、n(t)は、受信器ショットノイズと熱ノイズであり、g(t)は、パルス形状である。
更に、ショットノイズと熱ノイズの両方は、加算性白色ガウスノイズであると仮定することができる。加えて、パルス形状は、式(29)によって与えられる同期パルス形状の理想化された場合であってもよい。
Figure 2015523780
同期パルスは、ゼロ符号間干渉(ISI)に対するナイキスト基準を満たすレイズドコサインスペクトルパルスの群に属する。式(30)で示されるこれらのスペクトルG(f)は、実質的に矩形である。
Figure 2015523780
更に、DD受信器フロントエンドは、式(31)で示されるユニット伝達関数を有する整合ローパスフィルタが続くと仮定することができる。
Figure 2015523780
整合フィルタの出力で、受信器決定回路は、式(32)のシンボル当り一回光電流をサンプリングすることができる。
Figure 2015523780
ここで、n=n(kT)は、受信器ショットノイズと熱ノイズのフィルタ処理されたサンプルである。後者は、式(33)のゼロ平均と分散を有するガウス分布に従う。
Figure 2015523780
ここでσ sh,kとσ thは、k番目のシンボルに対するショットと熱光電流ノイズの分散である。光相互接続に対するIM/DD受信器は、熱ノイズ制限内に深く動作し、ショットノイズ分散は、熱ノイズ分散に比較して一桁小さい。従って、式(34)の以下の簡略化が行われる。
Figure 2015523780
ここで、ithは、pA/√Hzで表される等価入力電気ノイズ電流パワースペクトル密度のrms値であり、Bは、式(35)に等しい整合フィルタバンド幅である。
Figure 2015523780
式(34)におけるフィルタ処理された受信器ショットノイズと熱ノイズの連続サンプルは、整合フィルタの形状に起因して相関していないことは注目すべきである。
多進PAMに対して、熱ノイズが無い場合、受信器出力での光電流のサンプルは、M個の個別の等距離レベルI乃至IM−1に対応できる。k=logMビットのワードは、グレイ符号化を使用して異なる光電流レベルに割り当てることができる、即ち、隣接する信号レベルに対応するワードは、1ビットだけ異なることができる。熱ノイズの存在下において、受信器出力での光電流のサンプルは、それらの名目位置から異なっている。決定閾値は、連続するレベル同士間の中間点に配置することができる。
従って、式(36)に従って、多進PAM差動信号送信と従来の多進IM/DDの両方のビット誤差確率Pe|bを計算することができる。
Figure 2015523780
ここで、2dは、隣接する電流レベル間の距離であり、相補誤差関数は、式(37)によって与えられる。
Figure 2015523780
多進PAM差動信号送信に対して、電流レベルは、式(38)の集合から離散値を取る。
Figure 2015523780
他方、従来の多進IM/DDに対して、電流レベルは、式(39)の集合から離散値を取る。
Figure 2015523780
両方の場合対応する受信平均パワーは、式(40)によって表することができる。
Figure 2015523780
多進PAM差動信号送信と従来のIM/DDの両方は、同じ受信器感度を有することができる。しかしながら、多進PAM差動通信の場合、連続波光源の平均伝送パワーは、相補変調光通信のために、従来のIM/DDに比較して3dB低い。例えば、MZM出力結合器の両ブランチからの光電力が使用される。
同じ変調系内の二進の場合からのレベルの数の増加は、式(41)によって与えられる非常に低い誤差確率で漸近的光エネルギー/bペナルティを引き起こし得る。
Figure 2015523780
ここで、図12を参照すると、光エネルギー/bペナルティは、レベルの数の関数としてプロットすることができる。例えば、二進からQPAMへ遷移する二進のケースに比較して、光エネルギー/bペナルティは、約3.26dBである。
前述に基づいて、BPAM差動光信号送信の使用は、従来のIM/DDリンクに比較して3dBだけ減少し得ると考えられる。更に、QPAM差動信号送信の場合は、従来の二進IM/DDに比較して、シンボルレートを半分にするために3dBの光エネルギー利点を交換できる。ラインレートにおける減少は、コンポーネントコストの減少となり、波長分散特性に対してリンクの頑健性を4倍にし、送受信器電子装置のエネルギー浪費を減少する。
ここで記述された実施形態は、異なる光信号送信のために利用することができることが理解されるべきである。ここで記述されたシステムは、多進PAM信号を発生するために平衡光受信器に光結合される光変調デバイス(例えば、MZM又はMZI)を含むことができる。幾つかの実施形態では、電子多進シンボルシーケンスは、シンボルレートに等しいビットレートと不等電圧比を有する複数の二進ビット同期ビットシーケンスを追加することによって同期化することができる。更なる実施形態では、多進PAM光信号は、同位相の複数の二進PAM信号に不等電界増幅比を追加することによって同期化することができる。更に、光多進PAM信号は、入れ子MZIを使用して非同期ブランチと各ブランチの外部変調器(MZM)で発生させることができる。多進PAM光信号は、高性能演算光相互接続部とデータセンターの全体の電力消費を減少するために利用することができる。具体的には、相補多進PAM光波長は、従来の多進IM/DDに比較して3dBだけ送信された光電力を減少することができる。更に、相補多進PAM光波長は、直接検出受信器の決定閾値をゼロに設定することができ、従来のIM/DDに対して顕著に単純化できる。具体的には、決定閾値は、ゼロクロッシングに固定することができ、多進PAMは、そのゼロ状態回りに対称的に配することができる。
用語“実質的に(substantially)”と“略又は約(about)”は、任意の量的比較、値、測定、又は他の表現に帰せられる固有の不確定度を表すためにここでは利用することができることに留意すべきである。これらの用語は、量的表現が問題の主題の基本的機能における変化となることなく記述された状態から変化し得る度合いを表すためにここでは利用される。
請求項の主題の精神と範囲から逸脱することなく種々の変更及び変形がここで記述された実施形態に対して行われ得ることは当業者には明白である。このように、本明細書は、ここで記述された種々の実施形態の変更及び変形が添付の特許請求の範囲及びその等価物から生じる限り、それらの変更及び変形に及ぶことが意図されている。

Claims (5)

  1. 差動光信号送信システムにおいて、
    少なくとも1つの光入力ポートと複数の光出力ポートを有する光変調デバイスであって、入力パワーを有する光入力信号は、前記少なくとも1つの光入力ポートで受信され、前記光変調デバイスは、前記光入力信号を前記複数の光出力ポートから送信され且つ各々が出力パワーを有する複数の相補変調光信号に変換し、前記複数の相補変調光信号の各々の出力パワーの合計が前記光変調デバイスの前記少なくとも1つの光入力ポートによって受信された前記光入力信号の前記入力パワーと実質的に等しいものである光変調デバイス、
    前記光変調デバイスの前記複数の光出力ポートに光結合されたマルチコア光導波路であって、前記マルチコア光導波路は、被覆材内に配置された複数のコアを備え、前記複数のコア、前記被覆材、又は前記複数のコアと前記被覆材の両者は、前記複数のコア間での光エネルギーの交換を軽減するように構成されるものであるマルチコア光導波路、および
    複数の光検出器を備える平衡光受信器であって、前記平衡光受信器は、前記マルチコア光導波路の前記複数のコアに通信可能に結合され、前記複数の光検出器の各々は、前記複数の相補変調光信号の少なくとも1つを電気信号に変換し、前記平衡光受信器の前記複数の光検出器の前記電気信号は、組み合わされてパルス振幅変調信号を形成するものである平衡光受信器、
    を備えたシステム。
  2. 前記光変調デバイスは、(i)マッハ・ツェンダー変調器である;又は(ii)並列に配置される複数のマッハ・ツェンダー変調器を備え、前記複数のマッハ・ツェンダー変調器の各々が一対の前記複数の相補変調光信号を送信する;又は(iii)入れ子の光変調器を有する複数のマッハ・ツェンダー変調器から形成される;又は(iv)スイッチファブリックから形成される、及び、好ましくは、前記スイッチファブリックは、(a)縦列配置の複数のY−ブランチスイッチを備える;及び/又は(c)LiNbOよりなる材料に形成される請求項1に記載のシステム。
  3. (i)前記マルチコア光導波路の前記複数のコアの各々は、整合有効屈折率を有する;及び/又は(ii)前記複数のコアは、ドーパントでドープされたシリカ系ガラスよりなり、且つ前記ドーパントは、好ましくは、B、F、GeO、SiO、TiO、ZrO、Nb、Ta又はそれらの組合せであり;及び/又は(iii)前記マルチコア光導波路の前記複数のコアは、相対的に小さな直径を有する第1のコアと相対的に大きな直径を有する第2のコアを備え、前記第1のコアは、前記第2のコアに隣接するコアである;及び/又は(iv)前記マルチコア光導波路の前記複数のコアの各々は、ステップ屈折率コアである;及び/又は(v)前記マルチコア光導波路の前記複数のコアの各々は、クロストーク障壁リングによって実質的に囲まれる請求項1に記載のシステム。
  4. 前記マルチコア光導波路の前記複数のコアの各々は、クロストーク障壁リングによって実質的に囲まれ、前記クロストーク障壁リングは、前記被覆材に屈折率不連続を引き起こす材料から形成され、好ましくは、前記クロストーク障壁リングは、散乱材、吸収材、又はそれらの組合せから形成される請求項3に記載のシステム。
  5. (i)前記マルチコア光導波路の前記複数のコアの内の二つ以上のコアは、一つのクロストーク障壁リングによって実質的に囲まれる;及び/又は(ii)光隔離領域は、前記マルチコア光導波路の前記複数のコアの内の二つのコア間に配置される;又は(iii)前記マルチコア光導波路の前記複数のコアは、相対的に小さな直径を有する第1のコアと相対的に大きな直径を有する第2のコアを備え;前記第1のコアは、前記第2のコアに隣接するコアであり;前記マルチコア光導波路の前記第1のコアと前記第2のコアは、クロストーク障壁リングによって実質的に囲まれる;及び
    光隔離領域が、前記マルチコア光導波路の前記第1のコアと前記第2のコアとの間に配置される請求項1に記載のシステム。
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