JP2015523774A - メディア品質を評価するための方法および装置 - Google Patents

メディア品質を評価するための方法および装置 Download PDF

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Abstract

本発明は、通信分野に適用可能であり、メディア品質評価方法及びその装置を提供する。前記方法は、メディア基準品質及び再バッファリングイベント歪み品質を取得し、取得されたメディア基準品質及び再バッファリングイベント歪み品質に従って最終メディア品質を判断する。前記再バッファリングイベント歪み品質のパラメータは、再バッファリングイベントの数、再バッファリングイベントの持続時間、多重再バッファリングイベントインタラクション衝突パラメータ、初期メディア品質、及び要素記述メディアコンテンツ複雑度、の内の1つを含む。メディア品質が計算されるとき、メディア品質について多重再バッファリングイベントインタラクション衝突パラメータ、初期メディア品質、及び要素記述メディアコンテンツ複雑度の影響が考慮され、その結果、メディア品質の評価結果が、より正確になり、人々の主観的な感覚とより一致する。

Description

本発明は、通信技術の分野に関し、特に、メディア品質を評価するための方法および装置に関するものである。
ビデオ品質評価は、ビデオアプリケーションに不可欠な重要な技術である。ビデオ品質は、伝送チャネルのサービス品質(例えば、バンド幅、パケット損失、待ち時間、およびジッタ)、およびビデオ符号化/復号端におけるパラメータと伝送チャネルの間の適応条件(例えば、符号化方法、ビデオ解像度、ビデオフレームレート、エラーレジリエンスの強さ、またはビデオ符号化/復号端におけるバッファ制御ポリシーが適当か)を含む、多くの複雑な要因によって影響される。ビデオデータ損失をもたらすチャネルパケット損失および符号化方法は、画質を劣化させ、ビデオ再バッファリングまたはフリージングまたはチャネルレイテンシによって生じた断続的な停止およびジッタは、画質に重大な影響を与える。
符号化品質、ビデオ再バッファリング、およびネットワークパケット損失の影響は、既存の画質評価モデルにおいて、下記数式のように考慮される。
TOT_MOSpred=func(Qualencoding, Qualbuff, Qualpl)
符号化品質におけるビットストリームxおよび符号化フォーマットの影響が、以下のとおり考慮される。
Qualencoding=c0-c1・e-λ・x
ここで、c0、c1、およびλは、定数であり、さらに異なる符号化フォーマットの下で異なる値を有し得る。
ネットワークパケットロス品質は、パケットロス率を使用することによって計算され、さらにスライディングウインドウ内の平均パケットロス率がまず、以下のとおり計算される。
Figure 2015523774
最大パケットロス率PLRuおよびPLRlが事前設定され、以下のとおり、スライディングウインドウ内のパケットロス率がPLRuより大きい場合、ビデオ品質が最悪であると考えられ、さらにパケットロス率がPLRlより小さい場合、この時点におけるパケットロスは、ビデオ品質に全く影響を与えないと考えられる。
PLRi=min(PLRj, PLRu)であり、さらにPLRi=max(PLRj, PLRl)である。
或る期間内のパケットロスの品質は、以下のとおりである。
Figure 2015523774
ビデオ再バッファリングの品質影響における或る期間内のビデオ再バッファリングの回数、再バッファリング持続時間、および初期バッファリング持続時間の影響が考慮され、さらにモデルは、以下のとおりである。
Qualbuff=C0+C1・INIT_PERC+C2・BUF_PERC+C3・BUF_FRQ
最終的なビデオ品質は、以下のとおりである。
TOT_MOSpred=Qualpl-Qualbuff
先行技術において、ビデオ品質評価をしている間、多重再バッファリングイベントインタラクション衝突パラメータ、ビデオコンテンツの影響、および期間内の初期ビデオ品質の影響は、考慮されない。その結果、既存のビデオ品質の評価結果は、十分正確でなく、ビデオ品質の評価結果と人々の主観的な感覚との間にギャップがある。
本発明の実施形態の目的は、従来技術では、多重再バッファリングイベントインタラクション衝突パラメータ、メディアコンテンツの影響、および期間内の初期メディア品質の影響が、ビデオ品質評価において考慮されないために、既存のビデオ品質評価の結果が人々の主観的な感覚に反しているという従来技術の問題を解決するために、メディア品質の評価方法を提供することである。
本発明の或る実施形態によれば、メディア品質を評価するための方法が、
メディア基準品質および再バッファリングイベント歪み品質を得るステップと、
得られたメディア基準品質および再バッファリングイベント歪み品質にしたがって最終メディア品質を判断するステップと
を含み、
前記再バッファリングイベント歪み品質のパラメータは、再バッファリングイベントの数、再バッファリングイベントの持続時間、多重再バッファリングイベントインタラクション衝突パラメータ、初期メディア品質、および要素記述メディアコンテンツ複雑度、のうちの少なくとも1つを含む。
メディア品質を評価するための方法が、
評価されたメディアを複数の評価セグメントに分割するステップと、
前記複数の評価セグメントそれぞれの再バッファリングイベント歪み品質およびメディア基準品質を得るステップであって、前記複数の評価セグメントの再バッファリングイベント歪み品質のパラメータは、再バッファリングイベントの数、再バッファリングイベントの持続時間、多重再バッファリングイベントインタラクション衝突パラメータ、初期メディア品質、および要素記述メディアコンテンツ複雑度、のうちの少なくとも1つを含む、ステップと、
前記複数の評価セグメントそれぞれの再バッファリングイベント歪み品質および得られたメディア基準品質にしたがって前記複数の評価セグメントそれぞれのメディア品質を計算するステップと、
計算によって取得された前記複数の評価セグメントそれぞれの前記メディア品質にしたがって前記メディアの最終品質を判断するステップと
を含む。
本発明の実施形態は、メディア品質を評価するための装置をさらに提供し、前記装置は、
メディア基準品質および再バッファリングイベント歪み品質を得るように構成された取得ユニットと、
前記取得ユニットによって得られたメディア基準品質および再バッファリングイベント歪み品質にしたがって最終メディア品質を判断すうように構成された判断ユニットであって、再バッファリングイベント歪み品質のパラメータが、再バッファリングイベントの数、再バッファリングイベントの持続時間、多重再バッファリングイベントインタラクション衝突パラメータ、初期メディア品質、および要素記述メディアコンテンツ複雑度、のうちの少なくとも1つを含む、判断ユニットと
を備える。
本発明の実施形態は、メディア品質を評価するための装置をさらに提供し、前記装置は、
評価されたメディアファイルを複数の評価セグメントに分割するように構成されている評価セグメント分割ユニットと、
前記評価セグメント分割ユニットによって分割することで得られた前記複数の評価セグメントそれぞれの再バッファリングイベント歪み品質およびメディア基準品質を取得するように構成されている取得ユニットであって、前記複数の評価セグメントの再バッファリングイベント歪み品質のパラメータが、再バッファリングイベントの数、再バッファリングイベントの持続時間、多重再バッファリングイベントインタラクション衝突パラメータ、初期メディア品質、および要素記述メディアコンテンツ複雑度、のうちの少なくとも1つを含む、取得ユニットと、
前記取得ユニットによって取得された前記複数の評価セグメントそれぞれの再バッファリングイベント歪み品質および得られたメディア基準品質にしたがって、前記評価セグメント分割ユニットによって分割することで得られた前記複数の評価セグメントそれぞれのメディア品質を計算するように構成されている計算ユニットと、
前記計算ユニットによる計算によって取得された前記複数の評価セグメントそれぞれの前記メディア品質にしたがって前記メディアの最終品質を判断するように構成されている判断ユニットと
を備える。
上記の課題を解決するための手段によれば、本発明の実施形態においてメディア品質が計算されるとき、メディア品質における、多重再バッファリングイベントインタラクション衝突パラメータ、初期メディア品質、および要素記述メディアコンテンツ複雑度の影響が考慮され、その結果、メディア品質の評価結果が、より正確になるとともに、人々の主観的な感覚とより一致するようになる、ことを習得することができる。
本発明の実施形態における技術的ソリューションをより明瞭に説明するために、以下に、それらの実施形態または従来技術を説明するのに必要な添付の図面を簡素に説明する。以下の説明における添付の図面は、本発明のいくつかの実施形態を示すに過ぎず、当業者は、創造的な取り組みなしに、添付の図面に従って他の図面をさらに得ることができる。
本発明の第1の実施形態に係るメディア品質評価のための方法の実施形態を示すフローチャートである。 本発明の第1の実施形態に係る再バッファリング間隔を示す棒グラフである。 本発明の第2の実施形態に係るメディア品質評価のための方法の実施形態を示すフローチャートである。 本発明の第3の実施形態に係るメディア品質評価のための方法の実施形態を示すフローチャートである。 本発明の第4の実施形態に係るメディア品質評価のための方法の実施形態を示すフローチャートである。 本発明の第5の実施形態に係るメディア品質評価のための方法の実施形態を示すフローチャートである。 本発明の第6の実施形態に係るメディア品質評価のための装置の構成を示す構成図である。 本発明の第7の実施形態に係るメディア品質評価のための装置の構成を示す構成図である。
本発明の目的、技術的解決手段および利点をより明確に且つより理解し易くするために、添付の図面および実施形態を参照して、本発明を以下でより詳細に説明する。本明細書に記載された特定の実施形態は、単に、本発明を説明するために使用されたものであり、本発明の範囲を限定することを意図したものではない、と理解されるべきである。
本発明の実施形態をより良く理解するために、本発明の実施形態に示されたいくつかの概念について、以下で説明する。
メディア基準品質は、メディア符号化圧縮によって引き起こされた歪みであるとともに、異なるメディアストリームが異なる符号化タイプの態様で異なるビットレートに符号化されたときの基本的な品質である。
パケット損失歪みは、遅延パケット損失から生じるメディアフレーム(例えば、ビデオフレームおよび/またはオーディオフレーム)損傷である。前記遅延パケット損失は、ネットワークチャネル内で伝送されるメディアストリームのデータパケットの損失またはジッタによって引き起こされる。ビットエラー歪みおよびビットエラー伝送歪みはフレーム損傷によって引き起こされ、歪みの程度および歪み値は符号化基本品質に依存する。
要素記述メディアコンテンツ複雑度は、時間、空間または時間および空間の両方の観点からメディアコンテンツの複雑さの内容を表す。例えば、ビデオシーケンス:より速い移動、またはビデオシーケンス:より詳細なコンテンツまたは濃い色は、より大きな要素記述メディアコンテンツ複雑度を持っている。
再バッファリングイベント:ビデオシーケンスについて、再バッファリングイベントの効果は、前回表示された画像または連続した静止画像が繰り返し表示されるように明確に提示されることである。オーディオシーケンスについて、再バッファリングイベントの効果は、前回フレーム/期間のオーディオを繰り返し演奏する、または無音であり続ける、ように明確に提示されることである。オーディオ−ビデオシーケンスについて、再バッファリングイベントの効果は、上記2つの状態の組み合わせである。
本発明の実施形態は、ビデオ再バッファリング、オーディオ再バッファリング、およびオーディオ−ビデオ再バッファリングの品質評価に適用可能である。本発明の実施形態に係るメディアは、ビデオ、オーディオまたはオーディオ−ビデオを含む。
現実的な適用では、再バッファリングイベントおよびパケット損失歪みは、同時に、または別々に、メディアで生じ得る。
本発明の技術的解決手段を説明するために、詳細な説明が特定の実施形態を使用して下記で提供される。
第1の実施形態
図1は、本発明の第1の実施形態に係るメディア品質評価のための方法の実施手順を示しており、前記方法のプロセスは、以下で詳細に説明される。
ステップS101では、メディア基準品質および再バッファリングイベント歪み品質を得る。この実施形態では、メディア基準品質は、従来技術を使用することによって得ることができ、前記従来技術について本明細書において再度に詳細に記載することはしない。再バッファリングイベント歪み品質のパラメータは、下記の少なくとも1つを含むが、これに限定されない。再バッファリングイベントの数、再バッファリングイベントの持続時間、多重再バッファリングイベントインタラクション衝突パラメータ、初期メディア品質、および要素記述メディアコンテンツ複雑度。あるいはまた、再バッファリングイベント歪み品質のパラメータは、下記の少なくとも1つを含むが、これに限定されない。多重再バッファリングイベントインタラクション衝突パラメータ、初期メディア品質、および要素記述メディアコンテンツ複雑度。
特に、再バッファリングイベント歪み品質のパラメータは、初期メディア品質、再バッファリングイベントの数、および再バッファリングイベントの持続時間を含む。ここで、下記数式が成立する。
Qrebuf=func(Video_Quality,Rebuf_Num,Rebuf_Len)
あるいはまた、再バッファリングイベント歪み品質のパラメータは、初期メディア品質、再バッファリングイベントの数、再バッファリングイベントの持続時間、および多重再バッファリングイベントインタラクション衝突パラメータを含む。ここで、下記数式が成立する。
Qrebuf=func(Video_Quality,Rebuf_Num,Rebuf_Len, MultiRebuf_Factor)
Qrebufは、再バッファリングイベント歪み品質を示し、Video_Qualityは、初期メディア品質を示し、Rebuf_Numは、再バッファリングイベントの数を示し、Rebuf_Lenは、再バッファリングイベントの持続時間を示し、MultiRebuf_Factorは、多重再バッファリングイベントインタラクション衝突パラメータを示す。
Rebuf_Num=n、
ここで、nは、プリセット時間において発生した再バッファリングイベントの総回数を示す。
再バッファリングイベントの持続時間がプリセット時間における再バッファリングイベントの加重平均持続時間であるとき、前記プリセット時間における再バッファリングイベントの加重平均持続時間は、プリセット時間内の最後の再バッファリングイベント持続時間と前記再バッファリングイベントの加重係数とにしたがって取得される。加重平均持続時間の特定の計算式は以下の通りである。
Figure 2015523774
ここで、nは、プリセット時間において発生した再バッファリングイベントの総回数を示し、Leniは、プリセット時間内のi番目の再バッファリングイベントの持続時間を示し、Wiは、i番目の再バッファリングイベントの加重係数を示し(ここで、加重係数は、定数と同様のものであってもよく、また、再バッファリング持続時間にしたがって設定される加重であってもよい。より長い再バッファリング時間がより大きな加重を示し、逆もまた同様である。)、Rebuf_Lenは、プリセット時間における再バッファリングイベントの加重平均持続時間を示す。
あるいはまた、再バッファリングイベントの前記持続時間は、プリセット時間に対する前記プリセット時間内の最後の再バッファリングイベントについての総持続時間の比率に等しく、前記比率についての具体的な計算式は下記数式とすることができる。
Figure 2015523774
ここで、nは、プリセット時間において発生した再バッファリングイベントの総回数を示し、Leniは、プリセット時間内のi番目の再バッファリングイベントの持続時間を示し、Timeは、プリセット時間を示し、Rebuf_Lenは、プリセット時間に対する前記プリセット時間内の最後の再バッファリングイベントについての総持続時間の比率を示す。
あるいはまた、再バッファリングイベントの前記持続時間は、前記プリセット時間内の最後の再バッファリングイベントについての総持続時間に等しく、前記総持続時間についての具体的な計算式は下記数式とすることができる。
Figure 2015523774
ここで、nは、プリセット時間において発生した再バッファリングイベントの総回数を示し、Leniは、プリセット時間内のi番目の再バッファリングイベントの持続時間を示し、Rebuf_Lenは、前記プリセット時間内の最後の再バッファリングイベントについての総持続時間を示す。
多重再バッファリングイベントインタラクション衝突パラメータがプリセット時間における複数の再バッファリングイベント間の時間間隔の加重平均持続時間であるとき、前記プリセット時間における複数の再バッファリングイベント間の加重平均持続時間は、プリセット時間における再バッファリングイベントと前回の再バッファリングイベントとの間の時間間隔と、前記再バッファリングイベントの加重係数とにしたがって取得され、前記加重平均持続時間についての具体的な計算式は下記数式とすることができる。
Figure 2015523774
ここで、nは、プリセット時間において発生した再バッファリングイベントの総回数を示し、Intervaliは、前記プリセット時間におけるi番目の再バッファリングイベントと前記i番目の再バッファリングイベントの前回の再バッファリングイベントとの間の時間間隔を示し、例えば、現在の再バッファリングイベントの開始時刻と前回の再バッファリングイベントの終了時刻との間の間隔であり、Miは、i番目の再バッファリングイベントの加重係数を示し(ここで、加重係数は、定数と同様のものであってもよく、また、再バッファリング持続時間間隔にしたがって設定される加重であってもよい。より長い持続時間がより大きな加重を示し、逆もまた同様である。)、MultiRebuf_Factorは、プリセット時間における複数の再バッファリングイベント間の時間間隔の加重平均持続時間を示す。
本実施形態において、加重係数は、予め設定された規則にしたがって設定されることとしてもよく、前記予め設定された規則は、複数の再バッファリングイベント間の時間間隔の長さにしたがって加重係数を設定すること、または、同一の再バッファリング時間間隔において生ずる再バッファリングの回数にしたがって加重係数を設定すること、を含む。
図2は、再バッファリング時間間隔の数の棒グラフである。ここで、横軸tは、再バッファリング間隔の長さを示し、すなわち、現在の再バッファリングイベントの開始時刻と前回の再バッファリングイベントの終了時刻との間の間隔を示し、縦軸Numは、同一の再バッファリング時間間隔において生ずる再バッファリングの回数を示し、Miは、Numにしたがって設定されることとしてもよく、よりおおきなNumは、より大きな加重を示す。
本実施形態において、Video_Qualityは、メディア基準品質であるとすることができ、また、パケット損失歪みの後のメディア品質であるとすることができる。同一の再バッファリングイベントにおいて、Video_Qualityが比較的高い場合、品質を劣化させる度合いが比較的大きい。Video_Qualityが同一であるとき、Rebuf_Num、Rebuf_Len、または、MultiRebuf_Factorが比較的大きい場合、メディア品質に関する影響は比較的大きく、メディア品質を劣化させる度合いが比較的大きくなる。
本実施形態において、再バッファリングイベント歪み品質は、初期メディア品質、再バッファリングイベントの数、および再バッファリングイベントの持続時間にしたがって取得されることとしてもよく、再バッファリングイベント歪み品質は、Rebuf_Num、Rebuf_Len、およびMultiRebuf_Factorについて、線形、非線形、または線形と非線形の組み合わせである。再バッファリングイベント歪み品質についての具体的な計算式は下記数式とすることができる。
Figure 2015523774
再バッファリングイベント歪み品質は、初期メディア品質、再バッファリングイベントの数、再バッファリングイベントの持続時間、および多重再バッファリングイベントインタラクション衝突パラメータにしたがって取得され、再バッファリングイベント歪み品質についての具体的な計算式は下記数式とすることができる。
Figure 2015523774
ここで、Video_Qualityは、初期メディア品質であり、MOSminは、比較的低いメディア品質(0より大きな一定値)を示し、Rebuf_Numは、評価セグメント(プリセット期間中のメディアシーケンス)における再バッファリングイベントの数を示し、Rebuf_Lenは、前記評価セグメントの中の最後の再バッファリングイベントについての持続時間を示し、MultiRebuf_Factorは、プリセット時間における複数の再バッファリングイベント間の時間間隔の加重平均持続時間を示し、a1,a2,a3,b1,b2は定数である。
ステップS102において、得られたメディア基準品質および再バッファリングイベント歪み品質にしたがって最終メディア品質Qv=func(Qcoding,Qrebuf)を判断する。
本実施形態では、得られたメディア基準品質および再バッファリングイベント歪み品質にしたがって最終メディア品質を判断することについての具体的な計算式は下記数式とすることができる。
Qv=func(Qcoding - Qrebuf)
ここで、Qvは、最終メディア品質を示し、Qcodingは、メディア基準品質を示し、Qrebufは、再バッファリングイベント歪み品質を示す。
第2の実施形態
図3は、本発明の第2の実施形態に係るメディア品質評価のための方法の実施手順を示す。前記方法の手順は、下記で詳細に示されている。
ステップS301では、メディア基準品質を得るとともに、パケット損失歪み品質および再バッファリングイベント歪み品質を得る。
本実施形態において、メディア基準品質およびパケット損失歪み品質は、従来技術を使用して取得されることとしてもよく、前記従来技術について本明細書において再度に詳細に記載することはしない。
再バッファリングイベント歪み品質は、第1の実施形態の方法を使用して取得される。再バッファリングイベント歪み品質のパラメータは、下記の少なくとも1つを含む。再バッファリングイベントの数、再バッファリングイベントの持続時間、多重再バッファリングイベントインタラクション衝突パラメータ、初期メディア品質、および要素記述メディアコンテンツ複雑度。
ステップS302において、得られたメディア基準品質、パケット損失歪み品質、および再バッファリングイベント歪み品質にしたがって
最終メディア品質Qv=func(Qencoding,Qpkt_lost,Qrebuf)を判断する。
本実施形態では、得られたメディア基準品質、パケット損失歪み品質、および再バッファリングイベント歪み品質にしたがって最終メディア品質を判断することについての具体的な計算式は下記数式とすることができる。
Qv=Qencoding-Qpkt_lost-Qrebuf
ここで、Qrebuf=(Qcoding-MOSmin)・func(Rebuf_Num,Rebuf_Len,MultiRebuf_Factor)であり、Qvは、最終メディア品質を示し、Qcodingはメディア基準品質を示し、Qpkt_lostはパケット損失歪み品質を示し、Qrebufは再バッファリングイベント歪み品質を示す。
望ましくは、初期メディア品質は、得られたメディア基準品質およびパケット損失歪み品質にしたがってさらに計算されることとしてもよく、最終メディア品質は、得られた再バッファリングイベント歪み品質
Qrebuf=(Video_Quality-MOSmin)・func(Rebuf_Num,Rebuf_Len,MultiRebuf_Factor)および計算によって得られた初期メディア品質にしたがって判断される。得られた再バッファリングイベント歪み品質および計算によって得られた初期メディア品質にしたがって最終メディア品質を判断することについての具体的な計算式は下記数式とすることができる。
Qv=Video_Quality-Qrebuf
ここで、Qvは最終メディア品質を示し、Video_Qualityは初期メディア品質を示し、Qrebufは再バッファリングイベント歪み品質を示す。
第3に実施形態
図4は、本発明の第3の実施形態に係るメディア品質評価のための方法の実施手順を示す。前記方法の手順は、下記で詳細に示されている。
ステップS401では、メディア基準品質および再バッファリングイベント歪み品質を得る。
同一の再バッファリングイベントについて、メディア基準品質が同一であるとき、異なるコンテンツ形態のメディアは、異なる主観的品質がある。例えば、小さな動きを持つメディアと比較して、再バッファリングは大きな動きを持つメディアにおいてより大きなインパクトを持つ。したがって、本実施形態では、再バッファリングイベント歪み品質のパラメータは、初期メディア品質、再バッファリングイベントの数、再バッファリングイベントの持続時間、および要素記述メディアコンテンツ複雑度を含み、下記数式が成立する。
Qrebuf=func(Video_Quality,Rebuf_Num,Rebuf_Len,Complexity_Factor)または
Qrebuf=(Video_Quality-MOSmin)・func(Rebuf_Len,Rebuf_Num)・func2(Complexity_Factor)
あるいはまた、再バッファリングイベント歪み品質のパラメータは、初期メディア品質、再バッファリングイベントの数、再バッファリングイベントの持続時間、多重再バッファリングイベントインタラクション衝突パラメータ、および要素記述メディアコンテンツ複雑度を含み、下記数式が成立する。
Qrebuf=(Video_Quality-MOSmin)・func(Rebuf_Len,Rebuf_Num)・func2(Complexity_Factor)
またはQrebuf=(Video_Quality-MOSmin)・func(Rebuf_Len,Rebuf_Num,MultiRebuf_Factor)
・func2(Complexity_Factor)
あるいはまた、再バッファリングイベント歪み品質のパラメータは、再バッファリングイベントの数、再バッファリングイベントの持続時間、および要素記述メディアコンテンツ複雑度を含み、下記数式が成立する。
Qrebuf=func(Rebuf_Num,Rebuf_Len,Complexity_Factor)
あるいはまた、再バッファリングイベント歪み品質のパラメータは、再バッファリングイベントの数、再バッファリングイベントの持続時間、多重再バッファリングイベントインタラクション衝突パラメータ、および要素記述メディアコンテンツ複雑度を含み、下記数式が成立する。
Qrebuf=func(Rebuf_Num,Rebuf_Len,MultiRebuf_Factor,Complexity_Factor)
本実施形態において、再バッファリング情報(Rebuf_Num,Rebuf_LenおよびMultiRebuf_Factorを含む)および/または第1の実施形態の初期メディア品質を使用することに加えて、要素記述メディアコンテンツ複雑度が再バッファリングイベント歪み品質を計算するために組み合わせて使用される。比較的大きい要素記述メディアコンテンツ複雑度は、比較的大きい再バッファリングイベント歪み品質を示す。
本実施形態において、再バッファリングイベント歪み品質は、初期メディア品質、再バッファリングイベントの数、再バッファリングイベントの持続時間、および要素記述メディアコンテンツ複雑度にしたがって得られ、再バッファリングイベント歪み品質についての具体的な計算式は下記数式とすることができる。
Figure 2015523774
あるいはまた、再バッファリングイベント歪み品質は、初期メディア品質、再バッファリングイベントの数、再バッファリングイベントの持続時間、多重再バッファリングイベントインタラクション衝突パラメータ、および要素記述メディアコンテンツ複雑度にしたがって得られ、再バッファリングイベント歪み品質についての具体的な計算式は下記数式とすることができる。
Figure 2015523774
ここで、Video_Qualityは初期メディア品質であり、MOSminは比較的低いメディア品質(0より大きな一定値)を示し、Rebuf_Numはプリセット時間中の再バッファリングイベントの数を示し、Rebuf_Lenは前記プリセット時間中の最後の再バッファリングイベントについての持続時間を示し、MultiRebuf_Factorは、プリセット時間中の複数の再バッファリングイベント間の時間間隔の加重平均持続時間を示し、Complexity_Factorは、各プリセット期間中のメディアコンテンツ複雑度を示し、a1,a2,a3,b1,b2は定数である。
ステップS402において、得られたメディア基準品質および再バッファリングイベント歪み品質にしたがって最終メディア品質Qv=func(Qcoding,Qrebuf)を判断する。
第4の実施形態
図5は、本発明の第4の実施形態に係るメディア品質評価のための方法の実施手順を示す。前記方法の手順は、下記で詳細に示されている。
ステップS501では、メディア基準品質を得るとともに、パケット損失歪み品質および再バッファリングイベント歪み品質を得る。
本実施形態において、メディア基準品質およびパケット損失歪み品質は、従来技術を使用して取得されることとしてもよく、前記従来技術について本明細書において再度に詳細に記載することはしない。再バッファリングイベント歪み品質は、第3の実施形態の方法を使用することによって得られる。
再バッファリングイベント歪み品質のパラメータは、初期メディア品質、再バッファリングイベントの数、再バッファリングイベントの持続時間、および要素記述メディアコンテンツ複雑度を含み、下記数式が成立する。
Figure 2015523774
あるいはまた、再バッファリングイベント歪み品質のパラメータは、初期メディア品質、再バッファリングイベントの数、再バッファリングイベントの持続時間、多重再バッファリングイベントインタラクション衝突パラメータ、および要素記述メディアコンテンツ複雑度を含み、下記数式が成立する。
Figure 2015523774
あるいはまた、再バッファリングイベント歪み品質のパラメータは、再バッファリングイベントの数、再バッファリングイベントの持続時間、および要素記述メディアコンテンツ複雑度を含み、下記数式が成立する。
Qrebuf=func(Rebuf_Num,Rebuf_Len,Complexity_Factor)
あるいはまた、再バッファリングイベント歪み品質のパラメータは、再バッファリングイベントの数、再バッファリングイベントの持続時間、多重再バッファリングイベントインタラクション衝突パラメータ、および要素記述メディアコンテンツ複雑度を含み、下記数式が成立する。
Qrebuf=func(Rebuf_Num,Rebuf_Len, MultiRebuf_Factor,Complexity_Factor)
換言すれば、再バッファリングイベント歪み品質は、初期メディア品質、再バッファリングイベントの数、再バッファリングイベントの持続時間、および要素記述メディアコンテンツ複雑度にしたがって取得されることとしてもよい。
あるいはまた、再バッファリングイベント歪み品質は、初期メディア品質、再バッファリングイベントの数、再バッファリングイベントの持続時間、多重再バッファリングイベントインタラクション衝突パラメータ、および要素記述メディアコンテンツ複雑度にしたがって得られる。
あるいはまた、再バッファリングイベント歪み品質は、再バッファリングイベントの数、再バッファリングイベントの持続時間、および要素記述メディアコンテンツ複雑度にしたがって得られる。
あるいはまた、再バッファリングイベント歪み品質は、再バッファリングイベントの数、再バッファリングイベントの持続時間、多重再バッファリングイベントインタラクション衝突パラメータ、および要素記述メディアコンテンツ複雑度にしたがって得られる。
ステップS502において、得られたメディア基準品質、パケット損失歪み品質、および再バッファリングイベント歪み品質にしたがって最終メディア品質
Qv=func(Qencoding,Qpkt_lost,Qrebuf)
を判断する。
第5の実施形態
図6は、本発明の第5の実施形態に係るメディア品質評価のための方法の実施手順を示す。前記方法の手順は、下記で詳細に示されている。
ステップS601では、評価されたメディアファイルを複数の評価セグメントに分割する。望ましくは、評価されたメディアファイルは、再バッファリングイベントまたは再バッファリング持続時間にしたがって複数の評価セグメントに分割される。
ステップS602では、前記複数の評価セグメントそれぞれの再バッファリングイベント歪み品質およびメディア基準品質を得る。前記複数の評価セグメントの再バッファリングイベント歪み品質のパラメータは、下記の少なくとも1つを含む。再バッファリングイベントの数、再バッファリングイベントの持続時間、多重再バッファリングイベントインタラクション衝突パラメータ、初期メディア品質、および要素記述メディアコンテンツ複雑度。
ステップS603では、前記複数の評価セグメントそれぞれの再バッファリングイベント歪み品質および得られたメディア基準品質にしたがって前記複数の評価セグメントそれぞれのメディア品質を計算する。
本実施形態では、各評価セグメントのメディア品質は、第1から第4の実施形態に係るメディア品質計算方法を使用することによって得られることとしてもよく、下記数式が成立する。
Figure 2015523774
ステップS604では、計算によって取得された前記複数の評価セグメントそれぞれの前記メディア品質にしたがって前記メディアの最終品質Q=func(Qi)を判断する。ここで、Qは前記メディアの最終品質を示し、Qiは各評価セグメント(プリセット期間中のメディアシーケンス)の前記メディア品質を示す。
特に、各評価セグメントの加重は、各評価セグメントにおける再バッファリングイベントの再バッファリング持続時間にしたがって設定され、または、各評価セグメントの加重は、各評価セグメントまたは再バッファリングモデル効果要素の再バッファリング品質スコアにしたがって設定される。
加重オペレーションは、加重オペレーションが前記メディアの最終品質として使用されたの後に得られた加重平均値と前記設定された加重にしたがってメディアの各評価セグメントのメディア品質に実行される(例えば、Q=Q1×a1+Q2×a2+…+Qn×an、ここでaiはi番目の評価セグメントの加重を示す)。
あるいはまた、N評価セグメントのメディア品質が予め設定されたメディア品質よりも低いとき、N評価セグメントにおける最低のメディア品質またはN評価セグメントの平均メディア品質が前記メディアの最終品質として使用され、ここでNは、1以上の整数である。
第6の実施形態
図7は、本発明の第6の実施形態に係るメディア品質を評価するための装置の構成を示し、説明を容易にするために、本発明の本実施形態に関係する部分のみを示している。
メディア品質を評価するための前記装置は、様々な情報端末(テレビ、携帯電話、コンピュータ、携帯情報端末など)に適用され得る。また、メディア品質を評価するための前記装置は、ソフトウェアユニット、ハードウェアユニット、またはソフトウェアとハードウェアを結合したユニットで構成され得る。また、メディア品質を評価するための前記装置は、独立して追加されるように、またはこれらの端末のアプリケーションシステムで動作するように、これらの端末に集積されることとしてもよい。
メディア品質を評価するための装置7は、取得ユニット71と、判断ユニット72とを含む。前記ユニットの具体的な機能は、以下の通りである。
取得ユニット71は、メディア基準品質および再バッファリングイベント歪み品質を得るように構成されている。
判断ユニット72は、取得ユニット71によって得られたメディア基準品質および再バッファリングイベント歪み品質にしたがって最終メディア品質を判断すうように構成されている。再バッファリングイベント歪み品質のパラメータは、下記の少なくとも1つを含む:再バッファリングイベントの数、再バッファリングイベントの持続時間、多重再バッファリングイベントインタラクション衝突パラメータ、初期メディア品質、および要素記述メディアコンテンツ複雑度。
さらに、取得ユニット71は、パケット損失歪み品質を得るようにさらに構成されている。
判断ユニット72は、取得ユニット71によって得られたメディア基準品質、パケット損失歪み品質、および再バッファリングイベント歪み品質にしたがって最終メディア品質を判断するようにさらに構成されている。
さらに、判断ユニット72は、得られたメディア基準品質およびパケット損失歪み品質にしたがって初期メディア品質を計算し、次いで、前記得られた再バッファリングイベント歪み品質および計算によって得られた初期メディア品質にしたがって最終メディア品質を判断するように、特に構成されている。
本実施形態では、再バッファリングイベント歪み品質は、初期メディア品質、再バッファリングイベントの数、および再バッファリングイベントの持続時間にしたがって得られ、または、再バッファリングイベント歪み品質は、初期メディア品質、再バッファリングイベントの数、再バッファリングイベントの持続時間、および多重再バッファリングイベントインタラクション衝突パラメータにしたがって得られる。
あるいはまた、再バッファリングイベント歪み品質は、初期メディア品質、再バッファリングイベントの数、再バッファリングイベントの持続時間、および要素記述メディアコンテンツ複雑度にしたがって得られる。あるいはまた、再バッファリングイベント歪み品質は、初期メディア品質、再バッファリングイベントの数、再バッファリングイベントの持続時間、多重再バッファリングイベントインタラクション衝突パラメータ、および要素記述メディアコンテンツ複雑度にしたがって得られる。あるいはまた、再バッファリングイベント歪み品質は、再バッファリングイベントの数、再バッファリングイベントの持続時間、および要素記述メディアコンテンツ複雑度にしたがって得られる。あるいはまた、再バッファリングイベント歪み品質は、再バッファリングイベントの数、再バッファリングイベントの持続時間、多重再バッファリングイベントインタラクション衝突パラメータ、および要素記述メディアコンテンツ複雑度にしたがって得られる。
再バッファリングイベントの持続時間は、プリセット時間中の再バッファリングイベントの加重平均持続時間であり、ここで、プリセット時間中の再バッファリングイベントの加重平均持続時間は、プリセット時間中の最後の再バッファリングイベントについての持続時間にしたがって得られる。あるいはまた、再バッファリングイベントの前記持続時間は、プリセット時間に対する前記プリセット時間中の最後の再バッファリングイベントについての総持続時間の比率に等しい。あるいはまた、再バッファリングイベントの前記持続時間は、前記プリセット時間内の最後の再バッファリングイベントについての総持続時間である。
多重再バッファリングイベントインタラクション衝突パラメータは、プリセット時間における複数の再バッファリングイベント間の時間間隔の加重平均持続時間である。プリセット時間における複数の再バッファリングイベント間の時間間隔の加重平均持続時間は、プリセット時間における再バッファリングイベントと前回の再バッファリングイベントとの間の時間間隔と、前記再バッファリングイベントの加重係数とにしたがって得られる。
前記加重係数は、複数の再バッファリングイベント間の時間間隔の長さにしたがって、または、同一の再バッファリング時間間隔の回数にしたがって、設定される。本実施形態で提供されるメディア品質を評価するための前記装置は、メディア品質を評価するための上記対応方法を使用することができ、詳細は、上記の第1から第4の実施形態のメディア品質を評価するため方法の記載を参照し、ここでは詳細な記載はしない。
第7の実施形態
図8は、本発明の第7の実施形態に係るメディア品質評価のための装置の構成を示し、説明を容易にするために、本発明の本実施形態に関係する部分のみを示している。
メディア品質を評価するための前記装置は、様々な情報端末(テレビ、携帯電話、コンピュータ、携帯情報端末など)に適用され得る。また、メディア品質を評価するための前記装置は、これらの端末で動作する、ソフトウェアユニット、ハードウェアユニット、またはソフトウェアとハードウェアを結合したユニットで構成され得る。また、メディア品質を評価するための前記装置は、独立して追加されるように、またはこれらの端末のアプリケーションシステムで動作するように、これらの端末に集積されることとしてもよい。
メディア品質を評価するための装置8は、評価セグメント分割ユニット81、取得ユニット82、計算ユニット83、および判断ユニット84を備える。前記ユニットの具体的な機能は、以下の通りである。
評価セグメント分割ユニット81は、評価されたメディアファイルを複数の評価セグメントに分割するように構成されている。
取得ユニット82は、評価セグメント分割ユニット81によって分割することで得られた前記複数の評価セグメントそれぞれの再バッファリングイベント歪み品質およびメディア基準品質を取得するように構成されている。ここで、前記複数の評価セグメントの再バッファリングイベント歪み品質のパラメータは、下記の少なくとも1つを含む。再バッファリングイベントの数、再バッファリングイベントの持続時間、多重再バッファリングイベントインタラクション衝突パラメータ、初期メディア品質、および要素記述メディアコンテンツ複雑度。
計算ユニット83は、取得ユニット82によって取得された前記複数の評価セグメントそれぞれの再バッファリングイベント歪み品質および得られたメディア基準品質にしたがって、評価セグメント分割ユニット81によって分割することで得られた前記複数の評価セグメントそれぞれのメディア品質を計算するように構成されている。
判断ユニット84は、計算ユニット83による計算によって取得された前記複数の評価セグメントそれぞれの前記メディア品質にしたがって前記メディアの最終品質を判断するように構成されている。
さらに、評価セグメント分割ユニット81は、評価されたメディアファイルを、再バッファリングイベントまたは再バッファリング持続時間にしたがって、複数の評価セグメントに分割するように、特に構成されている。
判断ユニット84は、重み設定モジュール841と判断モジュール842とを備える。重み設定モジュール841は、各評価セグメントの加重を、各評価セグメントにおける再バッファリングイベントの再バッファリング持続時間にしたがって設定する、または、各評価セグメントの加重を、各評価セグメントまたは再バッファリングモデル効果要素の再バッファリング品質スコアにしたがって設定する、ように構成されている。
判断モジュール842は、前記メディアの最終品質としての加重オペレーションの後に得られた加重平均値を使用して、および、重み設定モジュール841によって設定された加重にしたがって、メディアの各評価セグメントのメディア品質について、加重オペレーションを実行する、ように構成されている。
望ましくは、N評価セグメントのメディア品質が予め設定されたメディア品質よりも低いとき、判断ユニット84は、前記メディアの最終品質として、N評価セグメントにおける最低のメディア品質またはN評価セグメントの平均メディア品質を使用する、ように構成されている。ここでNは、1以上の整数である。
本実施形態で提供されるメディア品質を評価するための前記装置は、メディア品質を評価するための上記対応方法を使用することができ、詳細は、上記の第5の実施形態のメディア品質を評価するため方法の記載を参照し、ここでは詳細な記載はしない。
第6の実施形態および第7の実施形態に含まれているユニットおよびモジュールの区別が単なる論理的機能の区別であり、対応する機能が実施できる限り、本発明は、上記区別に限定されない、ことを当業者は理解することができる。さらに、全ての機能ユニットおよびモジュールの特定の名称は、単に、相互間の識別を容易にするためのものであり、本発明の範囲を限定する意図ではない。
結論として、本発明の実施形態において、メディア品質が計算されるとき、前記メディア品質について多重再バッファリングイベントインタラクション衝突パラメータ、初期メディア品質、および要素記述メディアコンテンツ複雑度が考慮され、その結果、メディア品質の評価結果が、より正確になるとともに、人々の主観的な感覚とより一致するようになる。
前記実施形態における前記方法のステップの全部または一部が、関連ハードウェアに指示を出すプログラムによって実施し得る、ことを当業者は理解することができる。前記プログラムは、ROM、RAM、磁気ディスク、または光ディスクを含む、コンピュータ読み取り可能記憶媒体に保存され得る。
以上の説明は、単に本発明のいくつかの実施形態に過ぎず、本発明の範囲を限定する意図ではない。本発明の趣旨および範囲を逸脱しない、様々な変形および変更、または改良は、本発明の範囲に入るべきである。
7 メディア品質を評価するための装置
71 取得ユニット
72 判断ユニット
8 メディア品質を評価するための装置
81 評価セグメント分割ユニット
82 取得ユニット
83 計算ユニット
84 判断ユニット
841 重み設定モジュール
842 判断モジュール

Claims (24)

  1. メディア品質を評価するための方法であって、
    メディア基準品質および再バッファリングイベント歪み品質を得るステップと、
    得られたメディア基準品質および再バッファリングイベント歪み品質にしたがって最終メディア品質を判断するステップと
    を含み、
    前記再バッファリングイベント歪み品質のパラメータは、再バッファリングイベントの数、再バッファリングイベントの持続時間、多重再バッファリングイベントインタラクション衝突パラメータ、初期メディア品質、および要素記述メディアコンテンツ複雑度、のうちの少なくとも1つを含む、ことを特徴とするメディア品質を評価するための方法。
  2. 前記得られたメディア基準品質および再バッファリングイベント歪み品質にしたがって最終メディア品質を判断する前記ステップの前に、前記方法は、さらに、
    パケット損失歪み品質を得るステップ
    を含む、ことを特徴とする請求項1に記載の方法。
  3. 前記得られたメディア基準品質および再バッファリングイベント歪み品質にしたがって最終メディア品質を判断する前記ステップは、
    前記得られたメディア基準品質、パケット損失歪み品質、および再バッファリングイベント歪み品質にしたがって最終メディア品質を判断するステップを含む、
    ことを特徴とする請求項2に記載の方法。
  4. 前記再バッファリングイベント歪み品質は、初期メディア品質、再バッファリングイベントの数、および再バッファリングイベントの持続時間にしたがって得られ、または、
    前記再バッファリングイベント歪み品質は、初期メディア品質、再バッファリングイベントの数、再バッファリングイベントの持続時間、および多重再バッファリングイベントインタラクション衝突パラメータにしたがって得られ、または、
    前記再バッファリングイベント歪み品質は、初期メディア品質、再バッファリングイベントの数、再バッファリングイベントの持続時間、および要素記述メディアコンテンツ複雑度にしたがって得られ、または、
    前記再バッファリングイベント歪み品質は、初期メディア品質、再バッファリングイベントの数、再バッファリングイベントの持続時間、多重再バッファリングイベントインタラクション衝突パラメータ、および要素記述メディアコンテンツ複雑度にしたがって得られ、または、
    前記再バッファリングイベント歪み品質は、再バッファリングイベントの数、再バッファリングイベントの持続時間、および要素記述メディアコンテンツ複雑度にしたがって得られ、または、
    前記再バッファリングイベント歪み品質は、再バッファリングイベントの数、再バッファリングイベントの持続時間、多重再バッファリングイベントインタラクション衝突パラメータ、および要素記述メディアコンテンツ複雑度にしたがって得られる、
    ことを特徴とする請求項1から3のいずれか一項に記載の方法。
  5. 前記再バッファリングイベントの持続時間は、プリセット時間中の再バッファリングイベントの加重平均持続時間であり、前記プリセット時間中の再バッファリングイベントの前記加重平均持続時間は、プリセット時間中の最後の再バッファリングイベントについての持続時間と、前記再バッファリングイベントの加重係数と、にしたがって得られる、または、
    前記再バッファリングイベントの前記持続時間は、プリセット時間に対する前記プリセット時間中の最後の再バッファリングイベントについての総持続時間の比率に等しい、または、
    前記再バッファリングイベントの前記持続時間は、前記プリセット時間内の最後の再バッファリングイベントについての総持続時間である、
    ことを特徴とする請求項4に記載の方法。
  6. 前記多重再バッファリングイベントインタラクション衝突パラメータは、プリセット時間における複数の再バッファリングイベント間の時間間隔の加重平均持続時間であり、前記プリセット時間における複数の再バッファリングイベント間の時間間隔の前記加重平均持続時間は、プリセット時間における再バッファリングイベントと前回の再バッファリングイベントとの間の時間間隔と、前記再バッファリングイベントの加重係数とにしたがって得られる、
    ことを特徴とする請求項4に記載の方法。
  7. 前記加重係数は、複数の再バッファリングイベント間の時間間隔の長さにしたがって、または、同一の再バッファリング時間間隔の回数にしたがって、設定される、
    ことを特徴とする請求項5または6に記載の方法。
  8. 前記得られたメディア基準品質、パケット損失歪み品質、および再バッファリングイベント歪み品質にしたがって最終メディア品質を判断する前記ステップは、
    前記得られたメディア基準品質およびパケット損失歪み品質にしたがって前記初期メディア品質を計算し、次いで、前記得られた再バッファリングイベント歪み品質および計算によって得られた前記初期メディア品質にしたがって最終メディア品質を判断するステップを含む、
    ことを特徴とする請求項3から7のいずれか一項に記載の方法。
  9. メディア品質を評価するための方法であって、
    評価されたメディアファイルを複数の評価セグメントに分割するステップと、
    前記複数の評価セグメントそれぞれの再バッファリングイベント歪み品質およびメディア基準品質を得るステップであって、前記複数の評価セグメントの再バッファリングイベント歪み品質のパラメータは、再バッファリングイベントの数、再バッファリングイベントの持続時間、多重再バッファリングイベントインタラクション衝突パラメータ、初期メディア品質、および要素記述メディアコンテンツ複雑度、のうちの少なくとも1つを含む、ステップと、
    前記複数の評価セグメントそれぞれの再バッファリングイベント歪み品質および得られたメディア基準品質にしたがって前記複数の評価セグメントそれぞれのメディア品質を計算するステップと、
    計算によって取得された前記複数の評価セグメントそれぞれの前記メディア品質にしたがって前記メディアの最終品質を判断するステップと
    を含む、ことを特徴とするメディア品質を評価するための方法。
  10. 評価されたメディアファイルを複数の評価セグメントに分割する前記ステップは、
    前記評価されたメディアファイルを、再バッファリングイベントまたは再バッファリング持続時間にしたがって、複数の評価セグメントに分割するステップ、を含む、
    ことを特徴とする請求項9に記載の方法。
  11. 計算によって取得された前記複数の評価セグメントそれぞれの前記メディア品質にしたがって前記メディアの最終品質を判断するステップは、
    各評価セグメントの加重を、各評価セグメントにおける再バッファリングイベントの再バッファリング持続時間にしたがって設定する、または、各評価セグメントの加重を、各評価セグメントまたは再バッファリングモデル効果要素の再バッファリング品質スコアにしたがって設定する、ステップと、
    前記メディアの最終品質としての加重オペレーションの後に得られた加重平均値を使用して、および、前記設定された加重にしたがって、メディアの各評価セグメントのメディア品質について、加重オペレーションを実行するステップと、を含む、
    ことを特徴とする請求項9または10に記載の方法。
  12. 計算によって取得された前記複数の評価セグメントそれぞれの前記メディア品質にしたがって前記メディアの最終品質を判断するステップは、
    N評価セグメントのメディア品質が予め設定されたメディア品質よりも低いとき、前記メディアの最終品質として、N評価セグメントにおける最低のメディア品質またはN評価セグメントの平均メディア品質を使用し、Nは、1以上の整数である、ステップを有する、
    ことを特徴とする請求項9または10に記載の方法。
  13. メディア品質を評価するための装置であって、
    メディア基準品質および再バッファリングイベント歪み品質を得るように構成されている取得ユニットと、
    前記取得ユニットによって得られたメディア基準品質および再バッファリングイベント歪み品質にしたがって最終メディア品質を判断するように構成されている判断ユニットと
    を備え、
    前記再バッファリングイベント歪み品質のパラメータは、再バッファリングイベントの数、再バッファリングイベントの持続時間、多重再バッファリングイベントインタラクション衝突パラメータ、初期メディア品質、および要素記述メディアコンテンツ複雑度、のうちの少なくとも1つを含む、ことを特徴とするメディア品質を評価するための装置。
  14. 前記取得ユニットは、パケット損失歪み品質を得るように、さらに構成されている、
    ことを特徴とする請求項13に記載の装置。
  15. 前記判断ユニットは、前記得られたメディア基準品質、パケット損失歪み品質、および再バッファリングイベント歪み品質にしたがって最終メディア品質を判断するようにさらに構成されている、ことを特徴とする請求項14に記載の装置。
  16. 前記再バッファリングイベント歪み品質は、初期メディア品質、再バッファリングイベントの数、および再バッファリングイベントの持続時間にしたがって得られ、または、
    前記再バッファリングイベント歪み品質は、初期メディア品質、再バッファリングイベントの数、再バッファリングイベントの持続時間、および多重再バッファリングイベントインタラクション衝突パラメータにしたがって得られ、または、
    前記再バッファリングイベント歪み品質は、初期メディア品質、再バッファリングイベントの数、再バッファリングイベントの持続時間、および要素記述メディアコンテンツ複雑度にしたがって得られ、または、
    前記再バッファリングイベント歪み品質は、初期メディア品質、再バッファリングイベントの数、再バッファリングイベントの持続時間、多重再バッファリングイベントインタラクション衝突パラメータ、および要素記述メディアコンテンツ複雑度にしたがって得られ、または、
    前記再バッファリングイベント歪み品質は、再バッファリングイベントの数、再バッファリングイベントの持続時間、および要素記述メディアコンテンツ複雑度にしたがって得られ、または、
    前記再バッファリングイベント歪み品質は、再バッファリングイベントの数、再バッファリングイベントの持続時間、多重再バッファリングイベントインタラクション衝突パラメータ、および要素記述メディアコンテンツ複雑度にしたがって得られる、
    ことを特徴とする請求項13から15のいずれか一項に記載の装置。
  17. 前記再バッファリングイベントの持続時間は、プリセット時間中の再バッファリングイベントの加重平均持続時間であり、前記プリセット時間中の再バッファリングイベントの前記加重平均持続時間は、プリセット時間中の最後の再バッファリングイベントについての持続時間、前記再バッファリングイベントの加重係数と、にしたがって得られる、または、
    前記再バッファリングイベントの前記持続時間は、プリセット時間に対する前記プリセット時間中の最後の再バッファリングイベントについての総持続時間の比率に等しい、または、
    前記再バッファリングイベントの前記持続時間は、前記プリセット時間内の最後の再バッファリングイベントについての総持続時間である、
    ことを特徴とする請求項16に記載の装置。
  18. 前記多重再バッファリングイベントインタラクション衝突パラメータは、プリセット時間における複数の再バッファリングイベント間の時間間隔の加重平均持続時間であり、前記プリセット時間における複数の再バッファリングイベント間の時間間隔の前記加重平均持続時間は、プリセット時間における再バッファリングイベントと前回の再バッファリングイベントとの間の時間間隔と、前記再バッファリングイベントの加重係数とにしたがって得られる、ことを特徴とする請求項16に記載の装置。
  19. 前記加重係数は、複数の再バッファリングイベント間の時間間隔の長さにしたがって、または、同一の再バッファリング時間間隔の回数にしたがって、設定される、ことを特徴とする請求項17または18に記載の装置。
  20. 前記判断ユニットは、前記得られたメディア基準品質およびパケット損失歪み品質にしたがって前記初期メディア品質を計算し、次いで、前記得られた再バッファリングイベント歪み品質および計算によって得られた前記初期メディア品質にしたがって最終メディア品質を判断する、ようにさらに構成されている、ことを特徴とする請求項15から19のいずれか一項に記載の装置。
  21. メディア品質を評価するための装置であって、
    評価されたメディアファイルを複数の評価セグメントに分割するように構成されている評価セグメント分割ユニットと、
    前記評価セグメント分割ユニットによって分割することで得られた前記複数の評価セグメントそれぞれの再バッファリングイベント歪み品質およびメディア基準品質を取得するように構成されている取得ユニットであって、前記複数の評価セグメントの再バッファリングイベント歪み品質のパラメータは、再バッファリングイベントの数、再バッファリングイベントの持続時間、多重再バッファリングイベントインタラクション衝突パラメータ、初期メディア品質、および要素記述メディアコンテンツ複雑度、のうちの少なくとも1つを含む、取得ユニットと、
    取得ユニットによって取得された前記複数の評価セグメントそれぞれの再バッファリングイベント歪み品質および前記メディア基準品質にしたがって、前記複数の評価セグメントそれぞれのメディア品質を計算するように構成されている計算ユニットと、
    計算ユニットによる計算によって取得された前記複数の評価セグメントそれぞれの前記メディア品質にしたがって前記メディアの最終品質を判断するように構成されている判断ユニットと
    を備える、ことを特徴とするメディア品質を評価するための装置。
  22. 前記評価セグメント分割ユニットは、評価されたメディアファイルを、再バッファリングイベントまたは再バッファリング持続時間にしたがって、複数の評価セグメントに分割するように、さらに構成されている、ことを特徴とする請求項21に記載の装置。
  23. 前記判断ユニットは、各評価セグメントの加重を、各評価セグメントにおける再バッファリングイベントの再バッファリング持続時間にしたがって設定する、または、各評価セグメントの加重を、各評価セグメントまたは再バッファリングモデル効果要素の再バッファリング品質スコアにしたがって設定する、ように構成されている重み設定モジュールと、
    前記メディアの最終品質としての加重オペレーションの後に得られた加重平均値を使用して、および、重み設定モジュールによって設定された加重にしたがって、メディアの各評価セグメントのメディア品質について、加重オペレーションを実行する、ように構成されている判断モジュールと
    を備える、ことを特徴とする請求項21または22に記載の装置。
  24. N評価セグメントのメディア品質が予め設定されたメディア品質よりも低いとき、前記判断ユニットは、前記メディアの最終品質として、N評価セグメントにおける最低のメディア品質またはN評価セグメントの平均メディア品質を使用する、ように構成されており、Nは、1以上の整数である、ことを特徴とする請求項21または22に記載の装置。
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