JP2015523031A - 無線通信システムにおけるシグナリング方法及びこれをサポートする装置 - Google Patents

無線通信システムにおけるシグナリング方法及びこれをサポートする装置 Download PDF

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Abstract

【課題】無線通信システムにおいて、端末により実行されるシグナリング方法を提供する。【解決手段】前記方法は、第1の端末発の指示子の送信と関連して禁止タイマを開始し、及びネットワークからハンドオーバ指示メッセージを受信すると、前記禁止タイマを再開始することを含む。一態様において、無線通信システムにおける端末により実行されるシグナリング方法が提供される。前記方法は、第1の端末発の指示子の送信と関連して禁止タイマを開始し、及びネットワークからハンドオーバ指示メッセージを受信すると、前記禁止タイマを再開始することを含む。【選択図】図13

Description

本発明は、無線通信に関し、より詳しくは、無線通信システムにおいて、端末により実行されるシグナリング方法及びこれをサポートする装置に関する。
UMTS(Universal Mobile Telecommunications System)の向上である3GPP(3rd Generation Partnership Project)LTE(long term evolution)は、3GPPリリース(release)8で紹介されている。3GPP LTEは、ダウンリンクでOFDMA(orthogonal frequency division multiple access)を使用し、アップリンクでSC−FDMA(Single Carrier−frequency division multiple access)を使用する。最大4個のアンテナを有するMIMO(multiple input multiple output)を採用する。最近、3GPP LTEの進化である3GPP LTE−A(LTE−Advanced)に対する議論が進行中である。
ネットワークは、端末の運営環境、提供を受けることを希望するサービスと関連した情報など、端末関連情報を含む端末発の指示子(UE−originated indication)の送信を可能にする。端末発の指示子を介して端末関連情報を取得すると、ネットワークは、端末関連情報で提供された周波数及び/またはセル情報に基づいて端末の移動や、端末が特定サービスの提供を受けるように運営することができる。
端末により提供される端末発の指示子は、前記のような効用性を有するが、頻繁に送信される場合、無線リソース活用の非効率性を引き起こすおそれもある。これを防止するために、禁止タイマ(prohibit timer)を適用することで、タイマが駆動中には、端末が端末発の指示子を送信することができないように設定することができる。一方、端末がセル間移動中に端末発の指示子の送信を制約する禁止タイマをどのような方式にハンドリングするかどうかに対する考慮が必要である。
本発明が解決しようとする技術的課題は、無線通信システムにおけるシグナリング方法とこれをサポートする装置を提供することである。
一態様において、無線通信システムにおける端末により実行されるシグナリング方法が提供される。前記方法は、第1の端末発の指示子の送信と関連して禁止タイマを開始し、及びネットワークからハンドオーバ指示メッセージを受信すると、前記禁止タイマを再開始することを含む。
前記禁止タイマが動作中には、端末発の指示子の送信が制限される。
前記方法は、前記ハンドオーバ指示メッセージを受信することでハンドオーバを実行することをさらに含む。前記禁止タイマを再開始することは、前記ハンドオーバが完了した後に実行される。
前記方法は、前記ハンドオーバが完了した後、第2の端末発の指示子を送信することをさらに含む。前記禁止タイマを再開始することは、前記第2の端末発の指示子によって実行される。
前記第2の端末発の指示子を送信することは、前記第1の端末発の指示子が前記ハンドオーバ指示メッセージの受信時点以前の1秒区間内に送信されると実行される。
前記第2の端末発の指示子が一般運営を指示すると、前記禁止タイマが再開始される。
前記方法は、端末発の指示子設定を受信することをさらに含む。前記端末発の指示子設定は、前記端末が端末発の指示子を提供するように設定される。前記端末発の指示子設定は、禁止タイマ設定値をさらに含む。前記開始される禁止タイマは、前記端末発の指示子設定の前記禁止タイマ設定値に設定される。
前記方法は、RRC接続再確立手順を開始し、及び前記RRC接続再確立手順の開始によって前記禁止タイマを中断することをさらに含む。
他の態様において、無線通信システムで動作する端末が提供される。前記端末は、無線信号を送信及び受信するRF(Radio Frequency)部、及び前記RF部と機能的に結合して動作するプロセッサを含む。前記プロセッサは、第1の端末発の指示子の送信と関連して禁止タイマを開始し、及びネットワークからハンドオーバ指示メッセージを受信すると、前記禁止タイマを再開始するように設定される。
本発明の実施例によると、禁止タイマを駆動させることによって端末発の指示子の送信が効率的に制御されることができる。これは無分別な端末発の指示子の送信を防ぐことで、無線リソースが浪費されることを防止することができ、端末発の指示子は、ネットワークに提供されることで、端末の動作のための最適化された設定情報が提供されることができる。
本発明の実施例により端末発の指示子のシグナリングを制御する制御タイマは、端末とネットワークとの間の相互手順中に適切に制御されることができる。それによって、端末発の指示子の送信がより流動的に実行されることで、ネットワークは、端末に最適化された設定情報を効率的に提供することができる。
本発明が適用される無線通信システムを示す。 ユーザ平面(user plane)に対する無線プロトコル構造(radio protocol architecture)を示すブロック図である。 制御平面(control plane)に対する無線プロトコル構造を示すブロック図である。 RRCアイドル状態の端末の動作を示す流れ図である。 RRC接続を確立する過程を示す流れ図である。 RRC接続再設定過程を示す流れ図である。 RRC接続再確立手順を示す。 既存の測定実行方法を示す流れ図である。 端末に設定された測定設定の一例を示す。 測定識別子を削除する例を示す。 測定対象を削除する例を示す。 LTE、GPS、BT/WiFiが一つの端末内で共存するIDC環境で相互間に干渉が発生できる状況を示す。 本発明の実施例に係る端末発の指示子のシグナリング方法を示す流れ図である。 本発明の実施例に係る端末発の指示子のシグナリング方法の一例を示す。 本発明の実施例に係る端末発の指示子のシグナリング方法の他の一例を示す。 本発明の実施例に係る端末発の指示子のシグナリング方法の他の例示を示す流れ図である。 本発明の実施例が具現される無線装置を示すブロック図である。
図1は、本発明が適用される無線通信システムを示す。これはE−UTRAN(Evolved−UMTS Terrestrial Radio Access Network)、またはLTE(Long Term Evolution)/LTE−Aシステムとも呼ばれる。
E−UTRANは、端末(User Equipment、UE)10に制御平面(control plane)とユーザ平面(user plane)を提供する基地局(Base Station、BS)20を含む。端末10は、固定されてもよいし、移動性を有してもよく、MS(Mobile station)、UT(User Terminal)、SS(Subscriber Station)、MT(mobile terminal)、無線機器(Wireless Device)等、他の用語で呼ばれることもある。基地局20は、端末10と通信する固定局(fixed station)を意味し、eNB(evolved−NodeB)、BTS(Base Transceiver System)、アクセスポイント(Access Point)等、他の用語で呼ばれることもある。
基地局20は、X2インターフェースを介して互いに連結されることができる。基地局20は、S1インターフェースを介してEPC(Evolved Packet Core)30、より詳しくは、S1−MMEを介してMME(Mobility Management Entity)と連結され、S1−Uを介してS−GW(Serving Gateway)と連結される。
EPC30は、MME、S−GW及びP−GW(Packet Data Network−Gateway)で構成される。MMEは、端末の接続情報や端末の能力に対する情報を有しており、このような情報は、端末の移動性管理に主に使われる。S−GWは、E−UTRANを終端点として有するゲートウェイであり、P−GWは、PDNを終端点として有するゲートウェイである。
端末とネットワークとの間の無線インターフェースプロトコル(Radio Interface Protocol)の階層は、通信システムで広く知られた開放型システム間相互接続(Open System Interconnection;OSI)基準モデルの下位3個階層に基づき、L1(第1の階層)、L2(第2の階層)、L3(第3の階層)に区分されることができ、このうち、第1の階層に属する物理階層は、物理チャネル(Physical Channel)を利用した情報転送サービス(Information Transfer Service)を提供し、第3の階層に位置するRRC(Radio Resource Control)階層は、端末とネットワークとの間に無線リソースを制御する役割を遂行する。このために、RRC階層は、端末と基地局との間のRRCメッセージを交換する。
図2は、ユーザ平面(user plane)に対する無線プロトコル構造(radio protocol architecture)を示すブロック図である。図3は、制御平面(control plane)に対する無線プロトコル構造を示すブロック図である。ユーザ平面は、ユーザデータ送信のためのプロトコルスタック(protocol stack)であり、制御平面は、制御信号送信のためのプロトコルスタックである。
図2及び図3を参照すると、物理階層(PHY(physical) layer)は、物理チャネル(physical channel)を利用して上位階層に情報転送サービス(information transfer service)を提供する。物理階層は、上位階層であるMAC(Medium Access Control)階層とはトランスポートチャネル(transport channel)を介して連結されている。トランスポートチャネルを介してMAC階層と物理階層との間にデータが移動する。トランスポートチャネルは、無線インターフェースを介して、データが、どのように、どのような特徴に送信されるかによって分類される。
互いに異なる物理階層間、即ち、送信機と受信機の物理階層間は、物理チャネルを介してデータが移動する。前記物理チャネルは、OFDM(Orthogonal Frequency Division Multiplexing)方式に変調されることができ、時間と周波数を無線リソースとして活用する。
MAC階層の機能は、論理チャネルとトランスポートチャネルとの間のマッピング及び論理チャネルに属するMAC SDU(service data unit)のトランスポートチャネル上に物理チャネルに提供されるトランスポートブロック(transport block)への多重化/逆多重化を含む。MAC階層は、論理チャネルを介してRLC(Radio Link Control)階層にサービスを提供する。
RLC階層の機能は、RLC SDUの連結(concatenation)、分割(segmentation)及び再結合(reassembly)を含む。無線ベアラ(Radio Bearer;RB)が要求する多様なQoS(Quality of Service)を保障するために、RLC階層は、透明モード(Transparent Mode、TM)、非確認モード(Unacknowledged Mode、UM)及び確認モード(Acknowledged Mode、AM)の三つの動作モードを提供する。AM RLCは、ARQ(automatic repeat request)を介してエラー訂正を提供する。
RRC(Radio Resource Control)階層は、制御平面でのみ定義される。RRC階層は、無線ベアラの設定(configuration)、再設定(re−configuration)及び解除(release)と関連して論理チャネル、トランスポートチャネル及び物理チャネルの制御を担当する。RBは、端末とネットワークとの間のデータ伝達のために、第1の階層(PHY階層)及び第2の階層(MAC階層、RLC階層、PDCP階層)により提供される論理的経路を意味する。
ユーザ平面でのPDCP(Packet Data Convergence Protocol)階層の機能は、ユーザデータの伝達、ヘッダ圧縮(header compression)及び暗号化(ciphering)を含む。制御平面でのPDCP(Packet Data Convergence Protocol)階層の機能は、制御平面データの伝達及び暗号化/完全性保護(integrity protection)を含む。
RBが設定されるということは、特定サービスを提供するために、無線プロトコル階層及びチャネルの特性を規定し、それぞれの具体的なパラメータ及び動作方法を設定する過程を意味する。また、RBは、SRB(Signaling RB)とDRB(Data RB)の二つに分けられることができる。SRBは、制御平面でRRCメッセージを送信する通路として使われ、DRBは、ユーザ平面でユーザデータを送信する通路として使われる。
端末のRRC階層とE−UTRANのRRC階層との間にRRC接続(RRC Connection)が確立される場合、端末は、RRC接続(RRC connected)状態になり、そうでない場合、RRCアイドル(RRC idle)状態になる。
ネットワークから端末にデータを送信するダウンリンクトランスポートチャネルには、システム情報を送信するBCH(Broadcast Channel)と、ユーザトラフィックや制御メッセージを送信するダウンリンクSCH(Shared Channel)とがある。ダウンリンクマルチキャストまたはブロードキャストサービスのトラフィックまたは制御メッセージの場合、ダウンリンクSCHを介して送信されることもでき、または別のダウンリンクMCH(Multicast Channel)を介して送信されることもできる。一方、端末からネットワークにデータを送信するアップリンクトランスポートチャネルには、初期制御メッセージを送信するRACH(Random Access Channel)と、ユーザトラフィックや制御メッセージを送信するアップリンクSCH(Shared Channel)がある。
トランスポートチャネルの上位にあり、トランスポートチャネルにマッピングされる論理チャネル(Logical Channel)には、BCCH(Broadcast Control Channel)、PCCH(Paging Control Channel)、CCCH(Common Control Channel)、MCCH(Multicast Control Channel)、MTCH(Multicast Traffic Channel)などがある。
物理チャネル(Physical Channel)は、時間領域で複数個のOFDMシンボルと、周波数領域で複数個の副搬送波(Sub−carrier)と、で構成される。一つのサブフレーム(Sub−frame)は、時間領域で複数のOFDMシンボル(Symbol)で構成される。リソースブロックは、リソース割当単位であり、複数のOFDMシンボルと複数の副搬送波(sub−carrier)とで構成される。また、各サブフレームは、PDCCH(Physical Downlink Control Channel)、即ち、L1/L2制御チャネルのために、該当サブフレームの特定OFDMシンボル(例えば、1番目のOFDMシンボル)の特定副搬送波を利用することができる。TTI(Transmission Time Interval)は、サブフレーム送信の単位時間である。
以下、端末のRRC状態(RRC state)とRRC接続方法に対して詳述する。
RRC状態とは、端末のRRC階層がE−UTRANのRRC階層と論理的接続(logical connection)されているかどうかを意味し、接続されている場合はRRC接続状態といい、接続されていない場合はRRCアイドル状態という。RRC接続状態の端末は、RRC接続が存在するため、E−UTRANは、該当端末の存在をセル単位で把握することができ、したがって、端末を効果的に制御することができる。それに対し、RRCアイドル状態の端末は、E−UTRANが把握することはできず、セルより大きい地域単位であるトラッキング区域(Tracking Area)単位にCN(core network)が管理する。即ち、RRCアイドル状態の端末は、大きい地域単位に存在可否のみが把握され、音声やデータのような通常の移動通信サービスを受けるためにはRRC接続状態に移動しなければならない。
ユーザが端末の電源を最初にオンした時、端末は、まず、適切なセルを探索した後、該当セルでRRCアイドル状態にどとまる。RRCアイドル状態の端末は、RRC接続を確立する必要がある時になってはじめてRRC接続過程(RRC connection procedure)を介してE−UTRANとRRC接続を確立し、RRC接続状態に移動する。RRCアイドル状態にあった端末がRRC接続を確立する必要がある場合は多様であり、例えば、ユーザの通話試みなどの理由でアップリンクデータ送信が必要な場合、またはE−UTRANからページング(paging)メッセージを受信した場合、これに対する応答メッセージ送信などを挙げることができる。
RRC階層の上位に位置するNAS(Non−Access Stratum)階層は、セッション管理(Session Management)とモビリティ管理(Mobility Management)などの機能を遂行する。
NAS階層で端末のモビリティを管理するために、EMM−REGISTERED(EPS Mobility Management−REGISTERED)及びEMM−DEREGISTEREDの二つの状態が定義されており、この二つの状態は、端末とMMEに適用される。初期端末は、EMM−DEREGISTERED状態であり、この端末がネットワークに接続するために初期連結(Initial Attach)手順を介して該当ネットワークに登録する過程を実行する。前記連結(Attach)手順が成功的に実行されると、端末及びMMEは、EMM−REGISTERED状態になる。
端末とEPCとの間のシグナリング接続(signaling connection)を管理するために、ECM(EPS Connection Management)−IDLE状態及びECM−CONNECTED状態の二つの状態が定義されており、この二つの状態は、端末及びMMEに適用される。ECM−IDLE状態の端末がE−UTRANとRRC接続を確立すると、該当端末は、ECM−CONNECTED状態となる。ECM−IDLE状態にあるMMEは、E−UTRANとS1接続(S1 connection)を確立すると、ECM−CONNECTED状態となる。端末がECM−IDLE状態にある時、E−UTRANは、端末のコンテキスト(context)情報を有していない。したがって、ECM−IDLE状態の端末は、ネットワークの命令を受ける必要無しにセル選択(cell selection)またはセル再選択(reselection)のような端末ベースのモビリティ関連手順を実行する。それに対し、端末がECM−CONNECTED状態にある時、端末のモビリティは、ネットワークの命令により管理される。ECM−IDLE状態で端末の位置がネットワークが知っている位置と異なる場合、端末は、トラッキング区域更新(Tracking Area Update)手順を介してネットワークに端末の該当位置を知らせる。
以下、システム情報(System Information)に対する説明である。
システム情報は、端末が基地局に接続するために知らなければならない必須情報を含む。したがって、端末は、基地局に接続する前にシステム情報を全部受信しなければならず、また、常に最新のシステム情報を有していなければならない。また、前記システム情報は、一セル内の全ての端末が知らなければならない情報であるため、基地局は、周期的に前記システム情報を送信する。
3GPP TS 36.331 V8.7.0(2009−09)“Radio Resource Control(RRC);Protocol specification(Release8)”の5.2.2節によると、前記システム情報は、MIB(Master Information Block)、SB(Scheduling Block)、SIB(System Information Block)に分けられる。MIBは、端末が該当セルの物理的構成、例えば、帯域幅(Bandwidth)などを知ることができるようにする。SBは、SIBの送信情報、例えば、送信周期などを知らせる。SIBは、互いに関連のあるシステム情報の集合体である。例えば、あるSIBは、周辺のセルの情報のみを含み、あるSIBは、端末が使用するアップリンク無線チャネルの情報のみを含む。
一般的に、ネットワークが端末に提供するサービスは、下記のように三つのタイプに区分することができる。また、どのようなサービスの提供を受けることができるかによって、端末は、セルのタイプも異なると認識する。以下、サービスタイプを叙述した後、セルのタイプを叙述する。
1)制限的サービス(Limited service):このサービスは、緊急呼び出し(Emergency call)及び災害警報システム(Earthquake and Tsunami Warning System;ETWS)を提供し、受容可能セル(acceptable cell)で提供することができる。
2)正規サービス(Normal service):このサービスは、一般的用途の汎用サービス(public use)を意味し、正規セル(suitable or normal cell)で提供することができる。
3)事業者サービス(Operator service):このサービスは、通信ネットワーク事業者のためのサービスを意味し、このセルは、通信ネットワーク事業者のみが使用することができ、一般ユーザは使用することができない。
セルが提供するサービスタイプと関連し、セルのタイプは、下記のように区分されることができる。
1)受容可能セル(Acceptable cell):端末が制限された(Limited)サービスの提供を受けることができるセル。このセルは、該当端末立場で、禁止(barred)されておらず、端末のセル選択基準を満たすセルである。
2)正規セル(Suitable cell):端末が正規サービスの提供を受けることができるセル。このセルは、受容可能セルの条件を満たし、同時に追加条件を満たす。追加的な条件として、このセルは、該当端末が接続できるPLMN(Public Land Mobile Network)所属でなければならず、端末のトラッキング区域(Tracking Area)更新手順の実行が禁止されないセルでなければならない。該当セルがCSGセルである場合、端末がこのセルにCSGメンバーとして接続が可能なセルでなければならない。
3)禁止されたセル(Barred cell):セルがシステム情報を介して禁止されたセルであるという情報をブロードキャストするセルである。
4)予約されたセル(Reserved cell):セルがシステム情報を介して予約されたセルであるという情報をブロードキャストするセルである。
図4は、RRCアイドル状態の端末の動作を示す流れ図である。図4は、初期電源がオンされた端末がセル選択過程を経てネットワークに登録し、その後、必要な場合、セル再選択をする手順を示す。
図4を参照すると、端末は、自分がサービスを受けようとするネットワークであるPLMN(public land mobile network)と通信するためのラジオ接続技術(radio access technology;RAT)を選択する(S410)。PLMN及びRATに対する情報は、端末のユーザが選択することもでき、USIM(universal subscriber identity module)に格納されているものを使用することもできる。
端末は、測定した基地局と信号強度や品質が特定値より大きいセルのうち、最も大きい値を有するセルを選択する(Cell Selection)(S420)。これは電源がオンされた端末がセル選択を実行することであって、初期セル選択(initial cell selection)という。セル選択手順に対して以後に詳述する。セル選択以後の端末は、基地局が周期的に送るシステム情報を受信する。前記特定値は、データ送/受信での物理的信号に対する品質の保証を受けるために、システムで定義された値をいう。したがって、適用されるRATによって、その値は異なる。
端末は、ネットワーク登録が必要な場合、ネットワーク登録手順を実行する(S430)。端末は、ネットワークからサービス(例:Paging)を受けるために自分の情報(例:IMSI)を登録する。端末は、セルを選択するたびに接続するネットワークに登録するものではなく、システム情報から受けたネットワークの情報(例:Tracking Area Identity;TAI)と自分が知っているネットワークの情報が異なる場合にネットワークに登録する。
端末は、セルで提供されるサービス環境または端末の環境などに基づいてセル再選択を実行する(S440)。端末は、サービスを受けている基地局から測定した信号の強度や品質の値が隣接したセルの基地局から測定した値より低い場合、端末が接続した基地局のセルより良い信号特性を提供する他のセルの中から一つを選択する。この過程を2番目の過程である初期セル選択(Initial Cell Selection)と区分してセル再選択(Cell Re−Selection)という。このとき、信号特性の変化によって頻繁にセルが再選択されることを防止するために時間的な制約条件をおく。セル再選択手順に対して以後に詳述する。
図5は、RRC接続を確立する過程を示す流れ図である。
端末は、RRC接続を要求するRRC接続要求(RRC Connection Request)メッセージをネットワークに送る(S510)。ネットワークは、RRC接続要求に対する応答としてRRC接続設定(RRC Connection Setup)メッセージを送る(S520)。RRC接続設定メッセージを受信した後、端末は、RRC接続モードに進入する。
端末は、RRC接続確立の成功的な完了を確認するために使われるRRC接続設定完了(RRC Connection Setup Complete)メッセージをネットワークに送る(S530)。
図6は、RRC接続再設定過程を示す流れ図である。RRC接続再設定(reconfiguration)は、RRC接続の修正に使われる。これはRB確立/修正(modify)/解除(release)、ハンドオーバ実行、測定セットアップ/修正/解除するために使われる。
ネットワークは、端末にRRC接続を修正するためのRRC接続再設定(RRC Connection Reconfiguration)メッセージを送る(S610)。端末は、RRC接続再設定に対する応答として、RRC接続再設定の成功的な完了を確認するために使われるRRC接続再設定完了(RRC Connection Reconfiguration Complete)メッセージをネットワークに送る(S620)。
以下、PLMN(public land mobile network)に対して説明する。
PLMNは、モバイルネットワーク運営者により配置及び運用されるネットワークである。各モバイルネットワーク運営者は、一つまたはそれ以上のPLMNを運用する。各PLMNは、MCC(Mobile Country Code)及びMNC(Mobile Network Code)により識別されることができる。セルのPLMN情報は、システム情報に含まれてブロードキャストされる。
PLMN選択、セル選択及びセル再選択において、多様なタイプのPLMNが端末により考慮されることができる。
HPLMN(Home PLMN):端末IMSIのMCC及びMNCとマッチングされるMCC及びMNCを有するPLMN
EHPLMN(Equivalent HPLMN):HPLMNと等価として取り扱われるPLMN
RPLMN(Registered PLMN):位置登録が成功的に終了されたPLMN
EPLMN(Equivalent PLMN):RPLMNと等価として取り扱われるPLMN
各モバイルサービス需要者は、HPLMNに加入する。HPLMNまたはEHPLMNによって端末に一般サービスが提供される時、端末は、ローミング状態(roaming state)ではない。それに対し、HPLMN/EHPLMN以外のPLMNによって端末にサービスが提供される時、端末は、ローミング状態であり、そのPLMNは、VPLMN(Visited PLMN)と呼ばれる。
端末は、初期に電源がオンされると、使用可能なPLMN(public land mobile network)を検索し、サービスを受けることができる適切なPLMNを選択する。PLMNは、モバイルネットワーク運営者(mobile network operator)により配置され(deploy)または運営されるネットワークである。各モバイルネットワーク運営者は、一つまたはそれ以上のPLMNを運営する。それぞれのPLMNは、MCC(mobile country code)及びMNC(mobile network code)によって識別されることができる。セルのPLMN情報は、システム情報に含まれてブロードキャストされる。端末は、選択したPLMNを登録しようと試みる。登録が成功した場合、選択されたPLMNは、RPLMN(registered PLMN)になる。ネットワークは、端末にPLMNリストをシグナリングすることができ、これはPLMNリストに含まれているPLMNをRPLMNと同じPLMNであると考慮することができる。ネットワークに登録された端末は、常時ネットワークによって接近可能(reachable)でなければならない。もし、端末がECM−CONNECTED状態(同じくは、RRC接続状態)にある場合、ネットワークは、端末がサービスを受けていることを認知する。しかし、端末がECM−IDLE状態(同じくは、RRCアイドル状態)にある場合、端末の状況がeNBでは有効でないが、MMEには格納されている。この場合、ECM−IDLE状態の端末の位置は、TA(tracking Area)のリストの粒度(granularity)を介してMMEにのみ知らされる。単一TAは、TAが所属されたPLMN識別子で構成されたTAI(tracking area identity)及びPLMN内のTAを唯一に表現するTAC(tracking area code)により識別される。
次に、選択したPLMNが提供するセルの中から、前記端末が適切なサービスの提供を受けることができる信号品質と特性を有するセルを選択する。
以下、端末がセルを選択する手順に対して詳細に説明する。
電源がオンされ、またはセルにとどまっている時、端末は、適切な品質のセルを選択/再選択してサービスを受けるための手順を実行する。
RRCアイドル状態の端末は、常に適切な品質のセルを選択し、このセルを介してサービスの提供を受けるために準備していなければならない。例えば、電源がオンされた端末は、ネットワークに登録をするために適切な品質のセルを選択しなければならない。RRC接続状態にあった前記端末がRRCアイドル状態に進入すると、前記端末は、RRCアイドル状態にとどまるセルを選択しなければならない。このように、前記端末がRRCアイドル状態のようなサービス待機状態にとどまるために、一定条件を満たすセルを選択する過程をセル選択(Cell Selection)という。重要な点は、前記セル選択は、前記端末が前記RRCアイドル状態にとどまるセルを現在決定できない状態で実行するため、可能な速かにセルを選択することが重要である。したがって、一定基準以上の無線信号品質を提供するセルの場合、たとえ、このセルが端末に最も良い無線信号品質を提供するセルでないとしても、端末のセル選択過程で選択されることができる。
以下、3GPP TS 36.304 V8.5.0(2009−03)“User Equipment(UE) procedures in idle mode(Release8)”を参照し、3GPP LTEにおいて、端末がセルを選択する方法及び手順に対して詳述する。
セル選択過程は、大きく、二つに分けられる。
まず、初期セル選択過程では、前記端末が無線チャネルに対する事前情報がない。したがって、前記端末は、適切なセルを探すために全ての無線チャネルを検索する。各チャネルにおいて、前記端末は、最も強いセルを探す。以後、前記端末がセル選択基準を満たす適切な(suitable)セルを探す場合は、該当セルを選択する。
次に、端末は、格納された情報を活用し、またはセルで放送している情報を活用してセルを選択することができる。したがって、初期セル選択過程に比べてセル選択が迅速である。端末がセル選択基準を満たすセルを探す場合は、該当セルを選択する。もし、この過程を介してセル選択基準を満たす適切なセルを探すことができない場合は、端末は初期セル選択過程を実行する。
前記端末がセル選択過程を介してあるセルを選択した以後、端末のモビリティまたは無線環境の変化などにより端末と基地局との間の信号の強度や品質が変わることができる。したがって、もし、選択したセルの品質が低下される場合、端末は、より良い品質を提供する他のセルを選択することができる。このようにセルを再選択する場合、一般的に現在選択されたセルより良い信号品質を提供するセルを選択する。このような過程をセル再選択(Cell Reselection)という。前記セル再選択過程は、無線信号の品質観点で、一般的に端末に最も良い品質を提供するセルを選択することに基本的な目的がある。
無線信号の品質観点以外に、ネットワークは、周波数別に優先順位を決定して端末に知らせることができる。このような優先順位を受信した端末は、セル再選択過程で、この優先順位を無線信号品質基準より優先的に考慮するようになる。
前記のように無線環境の信号特性によってセルを選択または再選択する方法があり、セル再選択において、再選択のためのセルを選択するとき、セルのRATと周波数(frequency)特性によって下記のようなセル再選択方法がある。
−イントラ周波数(Intra−frequency)セル再選択:端末がキャンプ(camp)中であるセルと同じRATと同じ中心周波数(center−frequency)を有するセルを再選択
−インター周波数(Inter−frequency)セル再選択:端末がキャンプ中であるセルと同じRATと異なる中心周波数を有するセルを再選択
−インターRAT(Inter−RAT)セル再選択:端末がキャンプ中であるRATと異なるRATを使用するセルを再選択
セル再選択過程の原則は、下記の通りである。
第一に、端末は、セル再選択のためにサービングセル(serving cell)及び隣接セル(neighboring cell)の品質を測定する。
第二に、セル再選択は、セル再選択基準に基づいて実行される。セル再選択基準は、サービングセル及び隣接セル測定に関連して下記のような特性を有している。
イントラ周波数セル再選択は、基本的にランキング(ranking)に基づく。ランキングとは、セル再選択評価のための指標値を定義し、この指標値を利用してセルを指標値の大きさ順に順序を定める作業である。最も良い指標を有するセルを一般的にbest ranked cellという。セル指標値は、端末が該当セルに対して測定した値を基本にして、必要によって、周波数オフセットまたはセルオフセットを適用した値である。
インター周波数セル再選択は、ネットワークにより提供された周波数優先順位に基づく。端末は、最も高い周波数優先順位を有する周波数にキャンプオンする(camp on)ように試みる。ネットワークは、ブロードキャストシグナリング(broadcast signaling)を介してセル内の端末が共通的に適用する周波数優先順位を提供し、または端末別シグナリング(dedicated signaling)を介して端末別に各々周波数別優先順位を提供することができる。ブロードキャストシグナリングを介して提供されるセル再選択優先順位を共用優先順位(common priority)ということができ、端末別にネットワークが設定するセル再選択優先順位を専用優先順位(dedicated priority)という。端末は、専用優先順位を受信すると、専用優先順位と関連した有効時間(validity time)を共に受信することができる。端末は、専用優先順位を受信すると、共に受信した有効時間に設定された有効性タイマ(validity timer)を開始する。端末は、有効性タイマが動作する中、RRCアイドルモードで専用優先順位を適用する。有効性タイマが満了されると、端末は、専用優先順位を廃棄し、再び共用優先順位を適用する。
インター周波数セル再選択のために、ネットワークは、端末にセル再選択に使われるパラメータ(例えば、周波数別オフセット(frequency−specific offset))を周波数別に提供することができる。
イントラ周波数セル再選択またはインター周波数セル再選択のために、ネットワークは、端末にセル再選択に使われる隣接セルリスト(Neighboring Cell List、NCL)を端末に提供することができる。このNCLは、セル再選択に使われるセル別パラメータ(例えば、セル別オフセット(cell−specific offset))を含む。
イントラ周波数またはインター周波数セル再選択のために。ネットワークは、セル再選択に使われるセル再選択禁止リスト(black list)を端末に提供することができる。禁止リストに含まれているセルに対し、端末は、セル再選択を実行しない。
以下、セル再選択評価過程で実行するランキングに対して説明する。
セルの優先順位を定める時に使われるランキング指標(ranking criterion)は、数式1のように定義される。
Figure 2015523031
ここで、Rはサービングセルのランキング指標であり、Rは隣接セルのランキング指標であり、Qmeas,sは端末がサービングセルに対して測定した品質値であり、Qmeas,nは端末が隣接セルに対して測定した品質値であり、Qhystはランキングのためのヒステリシス(hysteresis)値であり、Qoffsetは二つのセル間のオフセットである。
イントラ周波数で、端末がサービングセルと隣接セルとの間のオフセット(Qoffsets,n)を受信した場合は、Qoffset=Qoffsets,nであり、端末がQoffsets,nを受信しない場合は、Qoffset=0である。
インター周波数で、端末が該当セルに対するオフセット(Qoffsets,n)を受信した場合は、Qoffset=Qoffsets,n+Qfrequencyであり、端末がQoffsets,nを受信しない場合は、Qoffset=Qfrequencyである。
サービングセルのランキング指標(R)と隣接セルのランキング指標(R)が互いに類似する状態で変動すると、変動結果、ランキング順位が頻繁に変わって端末が二つのセルを交互に再選択することができる。Qhystは、セル再選択でヒステリシスを与え、端末が二つのセルを交互に再選択することを防止するためのパラメータである。
端末は、前記数式によってサービングセルのR及び隣接セルのRを測定し、ランキング指標値が最も大きい値を有するセルをベストランク(best ranked)セルと見なし、このセルを再選択する。
前記基準によると、セルの品質がセル再選択において、最も主要な基準として作用することを確認することができる。もし、再選択したセルが正規セル(suitable cell)でない場合、端末は、該当周波数または該当セルをセル再選択対象から除外する。
以下、RLM(Radio Link Monitoring)に対して説明する。
端末は、PCellのダウンリンク無線リンク品質を検知するために、セル特定参照信号(cell−specific reference signal)に基づいてダウンリンク品質をモニタリングする。端末は、PCellのダウンリンク無線リンク品質のモニタリングを目的としてダウンリンク無線リンク品質を推定し、それを閾値Qout及びQinと比較する。閾値Qoutは、ダウンリンク無線リンクが安定的に受信されることができない水準に定義され、これはPDFICHエラーを考慮して仮想のPDCCH送信(hypothetical PDCCH transmission)の10%ブロックエラー率に相応する。閾値Qinは、Qoutのレベルより安定的に受信されることができるダウンリンク無線リンク品質レベルに定義され、これはPCFICHエラーを考慮して仮想のPDCCH送信の2%ブロックエラー率に相応する。
以下、無線リンク失敗(Radio Link Failure;RLF)に対して説明する。
端末は、サービスを受信するサービングセルとの無線リンクの品質維持のために持続的に測定を実行する。端末は、サービングセルとの無線リンクの品質悪化(deterioration)により現在状況で通信が不可能かどうかを決定する。もし、サービングセルの品質があまり低くて通信がほぼ不可能な場合、端末は、現在状況を無線連結失敗であると決定する。
もし、無線リンク失敗が決定されると、端末は、現在のサービングセルとの通信維持をあきらめ、セル選択(または、セル再選択)手順を介して新たなセルを選択し、新たなセルへのRRC接続再確立(RRC connection re−establishment)を試みる。
3GPP LTEのスペックにおいて、正常な通信をできない場合として下記のような例示を挙げている。
−端末の物理階層の無線品質測定結果に基づいて端末がダウンリンク無線リンク品質に深刻な問題があると判断した場合(RLM実行中、PCellの品質が低いと判断した場合)
−MAC副階層でランダムアクセス(random access)手順が持続的に失敗してアップリンク送信に問題があると判断した場合
−RLC副階層でアップリンクデータ送信が持続的に失敗してアップリンク送信に問題があると判断した場合
−ハンドオーバを失敗したと判断した場合
−端末が受信したメッセージが完全性検査(integrity check)を通過することができない場合
以下、RRC接続再確立(RRC connection re−establishment)手順に対し、より詳細に説明する。
図7は、RRC接続再確立手順を示す。
図7を参照すると、端末は、SRB0(Signaling Radio Bearer #0)を除外した設定されていた全ての無線ベアラ(radio bearer)使用を中断し、AS(Access Stratum)の各種副階層を初期化する(S710)。また、各副階層及び物理階層を基本構成(default configuration)に設定する。このような過程中、端末は、RRC接続状態を維持する。
端末は、RRC接続再設定手順を実行するためのセル選択手順を実行する(S720)。RRC接続再確立手順のうち、セル選択手順は、端末がRRC接続状態を維持しているにもかかわらず、端末がRRCアイドル状態で実行するセル選択手順と同様に実行されることができる。
端末は、セル選択手順を実行した後、該当セルのシステム情報を確認して該当セルが適したセルかどうかを判断する(S730)。もし、選択されたセルが適切なE−UTRANセルと判断された場合、端末は、該当セルにRRC接続再確立要求メッセージ(RRC connection reestablishment request message)を送信する(S740)。
一方、RRC接続再確立手順を実行するためのセル選択手順を介して選択されたセルがE−UTRAN以外の他のRATを使用するセルであると判断された場合、RRC接続再確立手順が中断され、端末は、RRCアイドル状態に進入する(S750)。
端末は、セル選択手順及び選択したセルのシステム情報の受信を介して、制限された時間内にセルの適切性確認を終えるように具現されることができる。そのために、端末は、RRC接続再確立手順を開始することでタイマを駆動させることができる。タイマは、端末が適したセルを選択したと判断された場合、中断されることができる。タイマが満了された場合、端末は、RRC接続再確立手順が失敗したと見なし、RRCアイドル状態に進入することができる。以下、このタイマを無線リンク失敗タイマという。LTEスペックTS 36.331では、T311という名称のタイマが無線リンク失敗タイマとして活用されることができる。端末は、このタイマの設定値をサービングセルのシステム情報から取得することができる。
端末からRRC接続再確立要求メッセージを受信し、要求を受諾した場合、セルは、端末にRRC接続再確立メッセージ(RRC connection reestablishment message)を送信する。
セルからRRC接続再確立メッセージを受信した端末は、SRB1に対するPDCP副階層とRLC副階層を再構成する。また、保安設定と関連した各種キー値を再計算し、保安を担当するPDCP副階層を新たに計算した保安する値で再構成する。それによって、端末とセルとの間のSRB1が開放され、RRC制御メッセージを送受信することができるようになる。端末は、SRB1の再開を完了し、セルにRRC接続再確立手順が完了したというRRC接続再確立完了メッセージ(RRC connection reestablishment complete message)を送信する(S760)。
それに対し、端末からRRC接続再確立要求メッセージを受信し、要求を受諾しない場合、セルは、端末にRRC接続再確立拒絶メッセージ(RRC connection reestablishment reject message)を送信する。
RRC接続再確立手順が成功的に実行されると、セルと端末は、RRC接続再設定手順を実行する。それによって、端末は、RRC接続再確立手順を実行する前の状態を回復し、サービスの連続性を最大限保障する。
以下、RLFの報告と関連して説明する。
端末は、ネットワークのMRO(Mobility Robustness Optimisation)をサポートするために、RLFが発生し、またはハンドオーバ失敗(handover failure)が発生すると、このような失敗イベントをネットワークに報告する。
RRC接続再確立後、端末は、RLF報告をeNBに提供することができる。RLF報告に含まれている無線測定は、カバレッジ問題を識別するために、失敗の潜在的理由として使われることができる。この情報は、intra−LTEモビリティ連結失敗に対するMRO評価において、このようなイベントを排除させ、そのイベントを他のアルゴリズムに対する入力に向けるために使われることができる。
RRC接続再確立が失敗し、または端末がRRC接続再確立を実行することができない場合、端末は、アイドルモードで再連結した後、eNBに対する有効なRLF報告を生成することができる。このような目的のために、端末は、最近、RLFまたはハンドオーバ失敗関連情報を格納し、ネットワークによりRLF報告が受信されるまでまたは前記RLFまたはハンドオーバ失敗が検知された後48時間の間、以後RRC接続(再)確立及びハンドオーバ毎にRLF報告が有効であることをLTEセルに指示することができる。
端末は、状態遷移及びRAT変更中、前記情報を維持し、前記LTE RATに戻ってきた後、再びRLF報告が有効であることを指示する。
RRC接続設定手順でRLF報告の有効であるとは、端末が連結失敗のような妨害を受け、この失敗によるRLF報告がまだネットワークに伝達されなかったことを指示するものである。端末からのRLF報告は、下記の情報を含む。
−端末にサービスを提供した最後のセル(RLFの場合)またはハンドオーバのターゲットのE−CGI。E−CGIが知られていない場合、PCI及び周波数情報がその代わりに使われる。
−再確立試みがあったセルのE−CGI
−最後のハンドオーバ初期化時、一例として、メッセージ7(RRC接続再設定)が端末により受信された時、端末にサービスを提供したセルのE−CGI
−最後のハンドオーバ初期化から連結失敗まで経過した時間
−連結失敗がRLFによることかまたはハンドオーバ失敗によることかを指示する情報
−無線測定
−失敗の位置
端末からRLF失敗を受信したeNBは、報告された連結失敗以前に端末にサービスを提供したeNBに前記報告をフォワーディングすることができる。RLF報告に含まれている無線測定は、無線リンク失敗の潜在的な原因としてのカバレッジ問題を識別するために使われることができる。この情報は、intra−LTEモビリティ連結失敗のMRO評価からこのようなイベントを排除させ、これらを他のアルゴリズムに対する入力に向けるために使われることができる
以下、測定及び測定報告に対して説明する。
移動通信システムにおいて、端末のモビリティ(mobility)サポートは必須である。したがって、端末は、現在サービスを提供するサービングセル(serving cell)に対する品質及び隣接セルに対する品質を持続的に測定する。端末は、測定結果を適切な時間にネットワークに報告し、ネットワークは、ハンドオーバなどを介して端末に最適のモビリティを提供する。このような目的の測定を無線リソース管理測定(RRM(radio resource management)measurement)という。
端末は、モビリティサポートの目的以外に事業者がネットワークの運営に助けになることができる情報を提供するために、ネットワークが設定する特定目的の測定を実行し、その測定結果をネットワークに報告することができる。例えば、端末がネットワークが定めた特定セルのブロードキャスト情報を受信する。端末は、前記特定セルのセル識別子(Cell Identity)(これを広域(Global)セル識別子ともいう)、前記特定セルが属する位置識別情報(例えば、Tracking Area Code)及び/またはその他のセル情報(例えば、CSG(Closed Subscriber Group)セルのメンバー可否)をサービングセルに報告することができる。
移動中の端末は、特定地域の品質が非常に悪いということを測定を介して確認した場合、品質が悪いセルに対する位置情報及び測定結果をネットワークに報告することができる。ネットワークは、ネックワークの運営を助ける端末の測定結果の報告に基づき、ネットワークの最適化を試みることができる。
周波数再使用(Frequency reuse factor)は、1人移動通信システムにおいて、モビリティがほとんど同じ周波数バンドにある互いに異なるセル間に行われる。したがって、端末のモビリティをよく保障するためには、端末は、サービングセルの中心周波数と同じ中心周波数を有する周辺セルの品質及びセル情報を測定可能でなければならない。このようにサービングセルの中心周波数と同じ中心周波数を有するセルに対する測定をイントラ周波数測定(intra−frequency measurement)という。端末は、イントラ周波数測定を実行し、測定結果をネットワークに適切な時間に報告することで、該当する測定結果の目的が達成されるようにする。
移動通信事業者は、複数の周波数バンドを使用してネットワークを運用することもできる。複数の周波数バンドを介して通信システムのサービスが提供される場合、端末に最適のモビリティを保障するためには、端末は、サービングセルの中心周波数と異なる中心周波数を有する周辺セルの品質及びセル情報を測定可能でなければならない。このように、サービングセルの中心周波数と異なる中心周波数を有するセルに対する測定をインター周波数測定(inter−frequency measurement)という。端末は、インター周波数測定を実行し、測定結果をネットワークに適切な時間に報告可能でなければならない。
端末が他のRATに基づくネットワークに対する測定をサポートする場合、基地局設定により該当ネックワークのセルに対する測定をすることもできる。このような測定をインターラジオ接近方式(inter−RAT(Radio Access Technology))測定という。例えば、RATは、3GPP標準規格に従うUTRAN(UMTS Terrestrial Radio Access Network)及びGERAN(GSM(登録商標) EDGE Radio Access Network)を含むことができ、3GPP2標準規格に従うCDMA2000システムも含むことができる。
図8は、既存の測定実行方法を示す流れ図である。
端末は、基地局から測定設定(measurement configuration)情報を受信する(S810)。測定設定情報を含むメッセージを測定設定メッセージという。端末は、測定設定情報に基づいて測定を実行する(S820)。端末は、測定結果が測定設定情報内の報告条件を満たすと、測定結果を基地局に報告する(S830)。測定結果を含むメッセージを測定報告メッセージという。
測定設定情報は、下記のような情報を含むことができる。
(1)測定対象(Measurement object)情報:端末が測定を実行する対象に対する情報である。測定対象は、セル内測定の対象であるイントラ周波数測定対象、セル間測定の対象であるインター周波数測定対象、及びインターRAT測定の対象であるインターRAT測定対象のうち、少なくともいずれか一つを含む。例えば、イントラ周波数測定対象は、サービングセルと同じ周波数バンドを有する周辺セルを指示し、インター周波数測定対象は、サービングセルと異なる周波数バンドを有する周辺セルを指示し、インターRAT測定対象は、サービングセルのRATと異なるRATの周辺セルを指示することができる。
(2)報告設定(Reporting configuration)情報:端末が測定結果をいつ報告するかに対する報告条件及び報告タイプ(type)に対する情報である。報告条件は、測定結果の報告が誘発(trigger)されるイベントや周期に対する情報を含むことができる。報告タイプは、測定結果をどのようなタイプに構成するかに対する情報である。
(3)測定識別子(Measurement identity)情報:測定対象と報告設定を関連させ、端末がどのような測定対象に対し、いつ、どのようなタイプに報告するかを決定するようにする測定識別子に対する情報である。測定識別子情報は、測定報告メッセージに含まれ、測定結果がどのような測定対象に対するものであり、測定報告がどのような報告条件に発生したかを示すことができる。
(4)量的設定(Quantity configuration)情報:測定単位、報告単位及び/または測定結果値のフィルタリングを設定するためのパラメータに対する情報である。
(5)測定ギャップ(Measurement gap)情報:ダウンリンク送信またはアップリンク送信がスケジューリングされなくて、端末がサービングセルとのデータ送信に対する考慮無しで、測定に使われることができる区間である測定ギャップに対する情報である。
端末は、測定手順を実行するために、測定対象リスト、測定報告設定リスト及び測定識別子リストを有している。
3GPP LTEにおいて、基地局は、端末に一つの周波数バンドに対して一つの測定対象のみを設定することができる。3GPP TS 36.331 V8.5.0(2009−03)“Evolved Universal Terrestrial Radio Access(E−UTRA) Radio Resource Control(RRC);Protocol specification(Release8)”の5.5.4節によると、以下の表のような測定報告が誘発されるイベントが定義されている。
Figure 2015523031
端末の測定結果が設定されたイベントを満たすと、端末は、測定報告メッセージを基地局に送信する。
図9は、端末に設定された測定設定の一例を示す。
まず、測定識別子1(901)は、イントラ周波数測定対象と報告設定1を連結している。端末は、セル内測定(intra frequency measurement)を実行し、報告設定1は、測定結果報告の基準及び報告タイプの決定に使われる。
測定識別子2(902)は、測定識別子1(901)と同様に、イントラ周波数測定対象と連結されているが、イントラ周波数測定対象を報告設定2に連結している。端末は、測定を実行し、報告設定2は、測定結果報告の基準及び報告タイプの決定に使われる。
測定識別子1(901)と測定識別子2(902)により、端末は、イントラ周波数測定対象に対する測定結果が報告設定1及び報告設定2のうちいずれか一つを満たしても、測定結果を送信する。
測定識別子3(903)は、インター周波数測定対象1と報告設定3を連結している。端末は、インター周波数測定対象1に対する測定結果が報告設定1に含まれている報告条件を満たすと、測定結果を報告する。
測定識別子4(904)は、インター周波数測定対象2と報告設定2を連結している。端末は、インター周波数測定対象2に対する測定結果が報告設定2に含まれている報告条件を満たすと、測定結果を報告する。
一方、測定対象、報告設定及び/または測定識別子は、追加、変更及び/または削除が可能である。これは基地局が端末に新たな測定設定メッセージを送り、または測定設定変更メッセージを送ることによって指示することができる。
図10は、測定識別子を削除する例を示す。測定識別子2(902)が削除されると、測定識別子2(902)と関連された測定対象に対する測定が中断され、測定報告も送信されない。削除された測定識別子と関連された測定対象や報告設定は変更されない。
図11は、測定対象を削除する例を示す。インター周波数測定対象1が削除されると、端末は、関連された測定識別子3(903)も削除する。インター周波数測定対象1に対する測定が中断され、測定報告も送信されない。しかし、削除されたインター周波数測定対象1に関連された報告設定は、変更または削除されない。
報告設定が除去されると、端末は、関連された測定識別子も除去する。端末は、関連された測定識別子により関連された測定対象に対する測定を中断する。しかし、削除された報告設定に関連された測定対象は、変更または削除されない。
測定報告は、測定識別子、サービングセルの測定された品質及び周辺セル(neighboring cell)の測定結果を含むことができる。測定識別子は、測定報告がトリガされた測定対象を識別する。周辺セルの測定結果は、周辺セルのセル識別子及び測定された品質を含むことができる。測定された品質は、RSRP(Reference Signal Received Power)及びRSRQ(Reference Signal Received Quality)のうち少なくとも一つを含むことができる。
以下、MBMS(Multimedia Broadcast and Multicast service)に対して詳細に説明する。
MBMSのためのトランスポートチャネルMCHチャネルは、論理チャネルMCCHチャネルまたはMTCHチャネルがマッピングされることができる。MCCHチャネルは、MBMS関連RRCメッセージを送信し、MTCHチャネルは、特定MBMSサービスのトラフィックを送信する。同じMBMS情報/トラフィックを送信する一つのMBSFN(MBMS Single Frequency Network)地域毎に一つのMCCHチャネルがあり、複数のMBSFN地域が一つのセルで提供される場合、端末は、複数のMCCHチャネルを受信することもできる。特定MCCHチャネルでMBMS関連RRCメッセージが変更される場合、PDCCHチャネルは、M−RNTI(MBMS Radio Network Temporary Identity)と特定MCCHチャネルを指示する指示子を送信する。MBMSをサポートする端末は、前記PDCCHチャネルを介してM−RNTIとMCCH指示子を受信することで、特定MCCHチャネルでMBMS関連RRCメッセージが変更されたことを把握し、前記特定MCCHチャネルを受信することができる。MCCHチャネルのRRCメッセージは、変更周期毎に変更されることができ、反復周期毎に反復的に放送される。
端末は、MBMSサービスの提供を受ける間、専用サービス(Dedicated Service)を受けることができる。例えば、あるユーザは、自分が有しているスマートフォンを介して、MBMSサービスを介してTVを視聴すると同時に、前記スマートフォンを利用してMSNまたはSkypeのようなIM(instant messaging)サービスを利用してチャットすることができる。この場合、MBMSサービスは、複数の端末が共に受信するMTCHを介して提供され、IMサービスのようにそれぞれの端末に個別的に提供されるサービスは、DCCHまたはDTCHのような専用ベアラ(dedicated bearer)を介して提供する。
一地域で、ある基地局は、同時に複数の周波数を使用することができる。この場合、ネットワークは、無線リソースを効率的に使用するために、複数の周波数の中から一つを選択し、その周波数でのみMBMSサービスを提供し、そして、全ての周波数で各端末に専用ベアラを提供することができる。
この場合、MBMSサービスが提供されない周波数で専用ベアラを利用してサービスの提供を受けた端末が、MBMSサービスの提供を受けたい場合、前記端末は、MBMSが提供される周波数にハンドオーバされなければならない。そのために、端末は、MBMS関心指示子(interest Indication)を基地局に送信する。即ち、端末は、MBMSサービスを受信したい場合、MBMS関心指示子(interest indication)を基地局に送信し、基地局は、前記指示を受けると、端末がMBMSサービスを受信したいと認識し、前記端末をMBMSが提供される周波数に移動させる。ここで、MBMS関心指示子は、端末がMBMSサービスを受信したいという情報を意味し、追加的にどの周波数に移動したいかに対する情報を含む。
特定MBMSサービスを受信しようとする端末は、まず、前記特定サービスが提供される周波数情報と放送時間情報を把握する。前記MBMSサービスが既に放送中または放送を開始すると、端末は、前記MBMSサービスが提供される周波数の優先順位を最も高く設定する。端末は、再設定された周波数優先順位情報を利用してセル再選択手順を実行することによって、MBMSサービスを提供するセルに移動してMBMSサービスを受信する。
端末がMBMSサービスを受信中であり、または受信に関心がある場合、及びMBMSサービスが提供される周波数にキャンプオンされる間、MBMSサービスを受信することができる場合、再選択されたセルがSIB13をブロードキャストしている状況で下記のような状況が持続する限り、MBMSセッション間に該当周波数に最優先順位が適用されたと考慮することができる。
−一つまたはそれ以上のMBMS SAIs(Service Area Identities)が該当サービスのUSD(User Service Description)に含まれていることがサービングセルのSIB15により指示される場合
−SIB15がサービングセル内で放送されず、該当周波数は、該当サービスのUSD内に含まれる場合
以下、IDC(in−device coexistence)に対して説明する。
ユーザが多様なネットワークに、いつ、どこでも接続するためには、一つの端末にLTE、WiFi、ブルートゥース(Bluetooth(登録商標);BT)等の無線通信システムのための送受信機をはじめとしてGNSS(global navigation satellite system)受信機を具備することができる。例えば、BT装備を利用してVoIPサービス、マルチメディアサービスを受けるためにLTEとBTモジュールを装着した端末、トラフィック分散のためにLTEとWiFiモジュールを装着した端末、位置情報を追加的に取得するために、GNSSとLTEモジュールを装着した端末などがある。
前記の場合、一つの端末機内で複数の送受信機が近接していることで、一つの送信機で送信されるパワーの強度が異なる受信機の受信パワーより大きい場合が発生できる。フィルタ技術や使用周波数に間隔をおくことによって、二つの送受信機間の干渉(IDC interference)が発生することを防止することができる。しかし、複数の無線通信モジュールが一つの端末内で隣接周波数で動作するようになる場合、現在のフィルタ技術としては十分の干渉除去をできない。今後、端末内の複数個の無線通信モジュールのための送受信機の共存のためには前記問題を解決する必要がある。
図12は、LTE、GPS、BT/WiFiが一つの端末内で共存するIDC環境で相互間に干渉が発生できる状況を示す。
LTEモジュールと共存している他の通信モジュールとの協力(coordination)があるかどうか、IDC干渉解決のために、LTEモジュールと基地局との協力があるかどうかによって、IDC干渉回避(avoidance)は、大きく、三つのモードに分けられる。第一のモードは、共存通信モジュール間、そして、LTEとネットワークとの間にIDC干渉回避のために何らの協力がないモードである。この場合、LTEモジュールは、共存している他の通信モジュールに対する情報を知らないため、IDC干渉によるサービス品質の低下を正しく処理することができない。第二のモードは、端末の内部で共存通信モジュール間の協力がある場合である。このモードでは共存するモジュール同士は相手方モジュールのon/off状態、トラフィック送信状態などを知ることができる。しかし、端末とネットワークとの間には何らの協力がないモードである。第三のモードは、端末の内部で共存モジュール間協力だけでなく、端末とネットワークとの間にも協力が存在するモードである。このモードでは共存するモジュールが相手方モジュールのon/off状態、トラフィック送信状態などを知ることができるだけでなく、端末がネットワークにIDC干渉状態を知らせることによって、ネットワークがIDC干渉を避けるための決定をして措置を行う。
LTEモジュールは、前記のように端末の内部で他のモジュールとの協力だけでなく、インター/イントラ周波数測定を介してIDC干渉を測定することができる。
干渉は、互いに異なる通信モジュールが一つの端末内で共存して動作することによって発生するIDC干渉であり、IDC干渉は、下記のような共存状況で発生できる。
−干渉は、LTEとWiFiが共存する状況で発生する。
−干渉は、LTEとBTが共存する状況で発生する。
−干渉は、LTEとGNSSが共存する状況で発生する。
通信モジュールは、周波数側面で、下記のように隣接周波数で動作することによって相互干渉を与えることができる。
LTE TDDがBand40(2300MHz〜2400MHz)で動作し、WiFi、BTが無認可帯域(unlicensed band)(2400MHz〜2483.5MHz)で動作することができる。この場合、LTEの送信がWiFi、BTに干渉を与えることができ、WiFiまたはBTの送信がLTEの受信に干渉を与えることができる。
LTE FDDがBand7(2500MHz〜2700MHz)でアップリンク送信をし、WiFi、Bluetooth(登録商標)は、unlicensed band(2400MHz〜2483.5MHz)で動作することができる。この場合、LTEのアップリンク送信がWiFiまたはBluetooth(登録商標)の受信に干渉を与えることができる。
LTE FDDがBand13(UL:777−787MHz、DL:746−756MHz)またはBand14(UL:788−798MHz、DL:758−768MHz)でアップリンク送信をし、GPS radioが1575.42MHzで受信することができる。この場合、LTEのアップリンク送信のGPSの受信に干渉を与えることができる。
現在、3GPPでは、IDC干渉を解決するために、大きく、二つの方向を考慮している。第一は、干渉をあたえる通信モジュールがまたは干渉を受ける通信モジュールが周波数を変更する方法(Frequency Division Multiplexing(FDM))である。第二は、一つの周波数を共存する通信モジュールが時間を分割して使用する方法(Time Division Multiplexing(TDM))である。
端末は、端末内のLTE装置と端末内の他のISM帯域装置との間の内部干渉、即ち、IDC干渉が検知されると、IDC指示子をネットワークに送信することができる。IDC指示子は、端末がIDC干渉を経験したことを指示することができる。IDC指示子は、特定周波数及び/または時間区間パターンに対する情報を含むことができる。ここで、特定周波数情報は、IDC干渉問題を解決するためにFDMの実行に基盤になることができ、特定時間区間パターンに対する情報は、TDMの実行に基盤になることができる。特定周波数情報は、IDC干渉が発生した周波数を指示することができ、特定時間区間パターン情報は、他のISMバンド装置の動作によってIDC干渉が発生する時間区間を指示することができる。
以下、EDDA(Enhancement Diversity of Data Application)及びパワー選好指示子(power preference indication)に対して説明する。
端末側で駆動中であるデータアプリケーションのダイバーシティ(diversity)によって、端末パワー(UE power)及び端末性能(UE performance)側面で最適化された設定が難しい。その理由は、ネットワークが端末上で駆動中であるアプリケーションに対する状態を完全に把握することができないためである。これを補完するために、無線通信システムでは、端末が‘デフォルト’(パワーセーブ側面で)DRX(Discontinuous Reception)設定または“低いパワー消耗”DRX設定に対する選好度を示す指示子をネットワークに送信することができるようにする。このような指示子を‘パワー選好指示子’という。パワー選好指示子は、端末がパワーセーブのために、優先的に最適化された設定を選好するかどうかに対して指示することができるように設定されることができる。
ネットワークは、パワー選好指示子を受信し、それによって、端末の運営と関連したパラメータを設定し、端末に提供できる。パワーセーブのために、優先的に最適化された設定を選好することを指示するパワー選好指示子を受信した場合、ネットワークは、端末に長いDRXを設定し、または端末をIDLE状態に進入させることができる。パワーセーブのために、優先的に最適化された設定を選好することを明示的に指示するパワー選好指示子を受信する前までは、ネットワークは、端末がパワーセーブ運営を選好しないと考慮して運営できる。
前述したIDC指示子、MBMS関心指示子及びパワー選好指示子のような端末発の指示子が頻繁に送信される場合、ネットワーク運営の効率性が低下され、端末に提供されるサービス劣化が発生されることができる。頻繁な端末発の指示子の送信を制限するために、禁止タイマ(prohibit timer)が提案された。禁止タイマは、端末が端末発の指示子を送信した時点から端末発の指示子を再び送信することができない時間を特定することができる。以下、端末発の指示子と関連したシグナリング方法に対して説明する。
図13は、本発明の実施例に係る端末発の指示子のシグナリング方法を示す流れ図である。
図13を参照すると、ネットワークは、端末に端末発の指示子設定を送信する(S1310)。端末発の指示子設定は、端末の端末発の指示子の送信を可能にし、または端末発の指示子の送信をトリガすることができる。
端末発の指示子設定は、端末にとってIDC指示子及び/またはパワー選好指示子の送信を可能にする。この場合、端末発の指示子設定は、RRC接続設定メッセージ、RRC接続再設定メッセージ及び/またはハンドオーバ指示メッセージに含まれて送信されることができる。
端末発の指示子設定は、MBMSサービスが提供されを知らせることであり、端末がMBMS関心指示子を送信するようにトリガさせることである。この場合、端末発の指示子設定は、システム情報に含まれて送信されることができる。
端末発の指示子設定は、端末発の指示子を送信する時に駆動させる禁止タイマの設定値を指示する情報を含むことができる。
端末発の指示子設定は、複数の種類の端末発の指示子に対して独立的に送信されることができる。例えば、IDC指示子に対するIDC指示子設定、パワー選好指示子に対するパワー選好指示子設定及びMBMS関心指示子に対するMBMS関心指示子設定が個別的に生成されて送信されることができる。この場合、禁止タイマ設定値は、各類型の端末発の指示子に対して個別的に設定されることができる。
端末発の指示子設定は、複数の種類の端末発の指示子に対して共通的に送信されることができる。この場合、端末発の指示子設定には、各端末発の指示子による個別的な禁止タイマ値が含まれ、または複数の種類の端末発の指示子に対して共通に適用される禁止タイマ設定値が含まれることもできる。
端末は、端末発の指示子をネットワークに送信し(S1321)、禁止タイマを開始及び/または再開始する(S1322)。
端末発の指示子がIDC指示子の場合、端末は、IDC指示子をIDC指示メッセージに含ませて送信することができる。
端末発の指示子がMBMS関心指示子の場合、端末は、MBMS関心指示子をMBMS関心指示メッセージに含ませて送信することができる。
端末発の指示子がパワー選好指示子の場合、端末は、パワー選好指示子を端末支援情報メッセージ(UE assistance information message)に含ませて送信することができる。端末関心指示子は、端末がパワーセーブ運営に対して関心があるか、または一般運営に関心があるかを指示することができる。
パワー選好指示子の送信と関連した禁止タイマの動作において、パワー選好指示子が一般運営を選好することを指示する場合に限り、パワー選好指示子送信により禁止タイマを開始及び/または再開始するように設定されることができる。パワー選好指示子がパワーセーブ運営を選好することを指示すると、端末は、パワー選好指示子を送信しても、禁止タイマを開始及び/または再開始しない。
端末が駆動させる禁止タイマは、端末発の指示子設定に含まれている禁止タイマ設定値に設定されて駆動されることができる。本例示では、単一端末発の指示子に対する例示として一つの禁止タイマが駆動されるが、本発明の実施例は、ここに限定されるものではない。各種類の端末発の指示子に対して個別禁止タイマがサポートされる場合、端末発の指示子に対応される個別禁止タイマが駆動されることができる。
例えば、端末がIDC指示子を送信した場合、端末は、IDC指示子のための禁止タイマを開始及び/または再開始することができる。個別的な禁止タイマは、各々、異なる値に設定されることができる。
他の例示として、複数の種類の端末発の指示子に対する共通の禁止タイマが設定される場合、どのような種類の端末発の指示子を送信しても、端末は、同じ値に設定された禁止タイマを開始及び/または再開始する。
禁止タイマを開始/再開始する時点は、端末発の指示子の送信直後に実行され、または端末発の指示子の送信時、または端末発の指示子を送信前の端末発の指示子を送信するための設定中にも実行されることができる。以下、禁止タイマは、端末発の指示子の送信と関連して開始/再開始されると叙述されるが、この場合、禁止タイマの開始/再開始時点は、前述したように、多様な時点で解釈されることができる。禁止タイマの開始/再開始時点は、端末の具現に従う。
端末は、禁止タイマが動作する持続時間内には端末発の指示子を送信しない(S1331)。端末は、禁止タイマが満了された後、端末発の指示子を送信することができる(S1332)。
禁止タイマの駆動と関連したパワー選好指示子の送信方法において、端末は、パワー選好指示子を送信するように設定されたにもかかわらず、パワー選好指示子を含む端末支援情報メッセージを送信しない場合、パワー選好指示子を送信することができる。また、禁止タイマが満了された以後でも、パワー選好指示子が最近送信された端末支援情報メッセージに含まれているパワー選好指示子が指示するものと異なる場合、端末は、パワー選好指示子を端末支援情報メッセージに含ませて送信することができる。
各種類の端末発の指示子による禁止タイマが定義される場合、端末は、該当する禁止タイマが駆動中である場合に限り、関連した端末発の指示子を送信しない。それに対し、複数の種類の端末発の指示子に共通に適用されることができる禁止タイマが定義される場合、該当禁止タイマの駆動時、端末は、どのような端末発の指示子も送信しない。
端末が端末発の指示子を送信し、禁止タイマが駆動中である状況で、RRC接続と関連した手順及び/またはハンドオーバ手順中、端末は、端末発の指示子設定を新たに取得することができる。この場合、既に駆動中である禁止タイマに対する処理方法が問題になる。
また、ネットワークが端末の運営方法を再設定し、または端末がハンドオーバを介してターゲットセルに移動し、または端末がネットワークとRRC接続再確立を実行することができる。前記のような手順を実行中及び前記のような手順が完了した後、禁止タイマの運営及び端末発の指示子の送信と関連した端末の具体的な動作方法が提案される必要がある。
以下、本発明の実施例に係る端末発の指示子関連シグナリング方法に対して詳細に説明する。
1.端末発の指示子設定を含むRRC接続再設定メッセージを受信した場合:端末は、端末発の指示子を送信し、それによって、禁止タイマを駆動することができる。端末は、RRC接続再設定メッセージを受信し、新たな端末発の指示子設定がRRC接続再設定メッセージに含まれることができる。この場合、端末は、下記のように動作できる。
a)RRC接続再設定メッセージを受信して端末発の指示子設定を取得した場合、端末は、駆動中である禁止タイマを直ちに再開始することができる。新たに取得された端末発の指示子設定が禁止タイマ値を含む場合、端末は、禁止タイマの値を指示された新たな値に設定して再開始することができる。新たに取得された端末発の指示子設定が禁止タイマ値を含まない場合、端末は、禁止タイマの値を既存値に設定して再開始することができる。
b)RRC接続再設定メッセージを受信して端末発の指示子設定を取得した場合、端末は、駆動中である禁止タイマを持続的に動作させることができる。既存動作中である禁止タイマが満了されると、端末は、満了の際直ちに新たに禁止タイマを再開始することができる。新たに取得された端末発の指示子設定が禁止タイマ値を含む場合、端末は、再開始される禁止タイマの値を指示された新たな値に設定して再開始することができる。新たに取得された端末発の指示子設定が禁止タイマ値を含まない場合、端末は、再開始される禁止タイマの値を既存値に設定して再開始することができる。
c)RRC接続再設定メッセージを受信して端末発の指示子設定を取得した場合、端末は、駆動中である禁止タイマを中断させることができる。
前記のような端末の動作によると、端末は、禁止タイマが満了/中断された時、端末発の指示子を送信することができる。
2.端末がハンドオーバを実行する場合:禁止タイマの駆動中に端末がハンドオーバを実行する場合、端末は、下記のように動作できる。
(1)ハンドオーバ指示メッセージが端末発の指示子設定を含まない場合
a)端末は、ハンドオーバ実行中及びハンドオーバ終了後にも、既存駆動中である禁止タイマを持続的に動作させることができる。端末は、ハンドオーバ実行中またはハンドオーバ終了後に禁止タイマが満了されると、端末発の指示子を送信することができる。
b)端末は、ハンドオーバ指示メッセージを受信すると、直ちに禁止タイマを再開始することができる。再開始される禁止タイマの値は、既存禁止タイマの値に設定されることができる。
c)端末は、ハンドオーバ指示メッセージを受信すると、直ちに禁止タイマを中断することができる。そして、端末は、ハンドオーバが完了した後、禁止タイマを再開始することができる。端末は、ハンドオーバ中に禁止タイマが中断されていても、禁止タイマが駆動中であると仮定する。即ち、端末は、ハンドオーバ中には端末発の指示子を送信しない。
(2)ハンドオーバ指示メッセージが端末発の指示子設定を含む場合
a)ハンドオーバ指示メッセージを受信して端末発の指示子設定を取得した場合、端末は、駆動中である禁止タイマを直ちに再開始することができる。新たに取得された端末発の指示子設定が禁止タイマ値を含む場合、端末は、禁止タイマの値を指示された新たな値に設定して再開始することができる。新たに取得された端末発の指示子設定が禁止タイマ値を含まない場合、端末は、禁止タイマの値を既存値に設定して再開始することができる。
b)ハンドオーバ指示メッセージを受信して端末発の指示子設定を取得した場合、端末は、駆動中である禁止タイマを持続的に動作させることができる。既存動作中である禁止タイマが満了されると、端末は、満了の際直ちに新たに禁止タイマを再開始することができる。新たに取得された端末発の指示子設定が禁止タイマ値を含む場合、端末は、再開始される禁止タイマの値を指示された新たな値に設定して駆動させることができる。新たに取得された端末発の指示子設定が禁止タイマ値を含まない場合、端末は、再開始される禁止タイマの値を既存値に設定して駆動させることができる。
c)ハンドオーバ指示メッセージを受信して端末発の指示子設定を取得した場合、端末は、駆動中である禁止タイマを中断することができる。
3.RRC接続再確立の場合:端末が無線リンク失敗のような理由で、ネットワークとRRC接続を再確立するようになる場合、禁止タイマ及び端末発の指示子の送信と関連した端末の動作に対する議論が必要である。
(1)既存禁止タイマが駆動中である場合
a)端末は、RRC接続再確立手順を開始すると、直ちに禁止タイマを中断する。禁止タイマを中断する時点は、端末がRRC接続再確立要求メッセージをネットワークに送信時、またはネットワークからRRC接続再確立メッセージを受信した時点である。禁止タイマが動作中でない場合も、端末は、端末発の指示子の送信をしない。
b)端末は、RRC接続再確立手順中及びRRC接続再確立手順完了以後も持続的に既存禁止タイマを駆動させる。端末は、禁止タイマが駆動中には端末発の指示子を送信しない。
c)端末は、RRC接続再確立手順を開始する時、直ちに禁止タイマを再開始することができる。再開始される禁止タイマの設定値は、既存禁止タイマの値と同じである。RRC接続再確立メッセージを受信し、禁止タイマを再開始する場合、RRC接続再確立メッセージに禁止タイマ設定値が含まれている場合、含まれている値に禁止タイマを設定して再開始することができる。
d)RRC接続再確立手順を開始すると、端末は、駆動中である禁止タイマを中断することができる。既存動作中の禁止タイマが満了されると、端末は、満了の際直ちに禁止タイマを再開始することができる。端末は、RRC接続再確立手順中に禁止タイマが中断されていても、禁止タイマが駆動中であると仮定する。即ち、端末は、ハンドオーバ中には端末発の指示子を送信しない。
(2)禁止タイマが駆動中でない場合
端末は、RRC接続再確立手順を開始すると、端末発の指示子の送信をしない。
以下、本発明の実施例に対して図面を参照してより詳細に説明する。
図14は、本発明の実施例に係る端末発の指示子のシグナリング方法の一例を示す。
図14の例示は、端末のIDC指示子送信と関連したシグナリング方法の例示である。
図14を参照すると、端末は、ネットワークからIDC指示子設定を受信する(S1410)。IDC指示子設定は、端末のIDC指示子送信が許容されることを指示することができる。IDC指示子設定は、IDC干渉検知に対応して端末の低干渉運営のための自律排除パターン情報を含むことができる。IDC指示子設定は、端末がIDC指示子を送信することによって開始/再開始されることができる禁止タイマの設定値を指示する情報を含むことができる。
端末は、IDC干渉が発生したことを検知し(S1421)、IDC指示子をネットワークに送信する(S1422)。IDC指示子を送信した端末は、禁止タイマを開始する(S1423)。禁止タイマは、IDC指示子設定に含まれている情報により指示された値に設定されることができる。
禁止タイマが駆動中、端末は、IDC指示子設定を含むRRC接続再設定メッセージを受信する(S1430)。RRC接続再設定メッセージは、IDC指示子設定を含むことができる。
端末は、新たなIDC指示子設定を受信しても、既存駆動中である禁止タイマを持続的に動作させる。既存禁止タイマが満了されると、端末は、禁止タイマを再開始する(S1441)。新たに開始された禁止タイマの値は、既存禁止タイマと同じ値に設定されることができる。S1430ステップを介して新たに取得されたIDC設定が禁止タイマ設定値を指示する情報を含む場合、新たに開始された禁止タイマの値は、指示された値に設定されることができる。再開始された禁止タイマは、設定された値による時間が経過すると、満了される。(S1441)。
禁止タイマが満了されると、端末は、IDC干渉検知時、IDC指示子をネットワークに送信することができる(S1451)。端末は、IDC指示子の送信によって禁止タイマを開始することができる(S1452)。
図15は、本発明の実施例に係る端末発の指示子のシグナリング方法の他の一例を示す。
図15の例示は、端末のパワー選好指示子送信と関連したシグナリング方法の例示である。
図15を参照すると、端末は、ネットワークからパワー選好指示子設定を受信する(S1510)。パワー指示子設定は、端末のパワー指示子送信が許容されることを指示することができる。パワー選好指示子設定は、端末がパワー選好指示子を送信することによって開始/再開始されることができる禁止タイマの設定値を指示する情報を含むことができる。
端末は、パワー選好指示子を含む端末支援情報メッセージを送信し(S1521)、禁止タイマを開始する(S1522)。端末は、パワー選好指示子設定を取得し、パワー選好指示子を含む端末支援情報メッセージを送信したことがないため、端末支援情報メッセージを送信することができる。端末は、パワー選好指示子が一般運営を選好することを指示するように設定して送信し、それによって、禁止タイマを開始することができる。
禁止タイマが駆動中、端末は、ハンドオーバを実行することができる(S1530)。端末は、ハンドオーバ指示メッセージをネットワークから受信する(S1531)。ハンドオーバ指示メッセージは、移動制御情報を含むRRC接続再設定メッセージである。ハンドオーバ指示メッセージは、パワー選好指示子設定を含むことができる。
ハンドオーバ手順が完了した後、端末は、パワー選好指示子を含む端末支援情報メッセージをネットワークに送信し(S1541)、禁止タイマを再開始する(S1542)。ハンドオーバ手順後、端末支援情報メッセージを送信することは、以前端末支援情報メッセージ送信時点と関連がある。即ち、S1521ステップで、端末が端末支援情報メッセージを送信した時点がハンドオーバ指示メッセージを受信した時点以前の特定時間区間内に該当すると、端末は、ハンドオーバ終了後にパワー選好指示子を含む端末支援情報メッセージを送信することができる。特定時間区間は、ハンドオーバ指示メッセージを受信した時点から以前1秒間である。
端末が送信する端末支援情報メッセージのパワー選好指示子は、一般運営を選好することを指示することができる。それによって、禁止タイマが再開始されることができる。端末が送信する端末支援情報メッセージのパワー選好指示子がパワーセーブ運営を選好することを指示すると、端末は、禁止タイマを再開始しない。
再開始された禁止タイマの値は、既存禁止タイマと同じ値に設定されることができる。S1531ステップを介して新たに取得されたパワー選好指示子設定が禁止タイマ設定値を指示する情報を含む場合、再開始された禁止タイマの値は、指示された値に設定されることができる。
再開始された禁止タイマは、設定された値による時間が経過すると、満了される(S1550)。
禁止タイマが満了されると、端末は、パワー選好指示子を含む端末支援情報メッセージを送信することができる(S1560)。パワー選好指示子は、S1541ステップで送信されたパワー選好指示子が指示するものと異なる運営技法を選好することを指示することができる。例えば、S1541ステップで送信されたパワー選好指示子が一般運営を選好することを指示すると、S1560ステップで送信されるパワー選好指示子は、パワーセーブ運営を選好することを指示することができる。この場合、端末は、S1560ステップでの端末支援情報メッセージの送信にもかかわらず、禁止タイマを開始/再開始しない。
図16は、本発明の実施例に係る端末発の指示子のシグナリング方法の他の例示を示す流れ図である。
図16の例示は、端末のパワー選好指示子送信と関連したシグナリング方法の例示である。
図16を参照すると、端末は、ネットワークからパワー選好指示子設定を受信する(S1610)。パワー指示子設定は、端末のパワー指示子送信が許容されることを指示することができる。パワー指示子設定は、端末がパワー選好指示子を送信することによって開始/再開始されることができる禁止タイマの値を指示する情報を含むことができる。
端末は、パワー選好指示子を含む端末支援情報メッセージを送信し(S1621)、禁止タイマを開始する(S1622)。端末は、パワー選好指示子設定を取得し、パワー選好指示子を含む端末支援情報メッセージを送信したことがないため、端末支援情報メッセージを送信することができる。端末は、パワー選好指示子が一般運営を選好することを指示するように設定し、それによって、禁止タイマを開始することができる。
禁止タイマが駆動中、無線リンク失敗のような理由で、RRC接続再確立が必要である。この場合、端末は、ネットワークとリンク回復のためのRRC接続再確立手順を実行することができる。
端末は、RRC接続再確立要求メッセージをネットワークに送信することによってRRC接続再確立手順を開始する(S1631)。RRC接続再確立手順の開始時、端末は、駆動中である禁止タイマを中断する(S1632)。また、端末は、自分に設定されたパワー選好指示子設定を解除することができる。それによって、RRC接続再確立手順の開始時に端末のパワー選好指示子送信が不可となる。
以後、RRC接続再確立手順は、ネットワークからRRC接続再確立メッセージを受信し(S1633)、RRC接続再確立完了メッセージをネットワークに送信することによって(S1634)完了することができる。
リンク回復以後、端末がパワー選好指示子を送信するようにするために、ネットワークは、パワー選好指示子設定を送信することができる。リンク回復の際直ちに指示子送信が可能に、ネットワークは、RRC接続再確立メッセージにパワー選好指示子を含ませて送信することができる。端末は、RRC接続再確立手順が完了すると、中断された禁止タイマを開始及び/または再開始することができ、禁止タイマが満了されると、パワー選好指示子を含む端末支援情報メッセージをネットワークに送信することができる。
本発明の実施例によると、禁止タイマを駆動させることによって、端末発の指示子の送信が効率的に制御されることができる。これは無分別な端末発の指示子の送信を防ぐことで、無線リソースが浪費されることを防止することができ、端末発の指示子は、ネットワークに提供されることで、端末の動作のための最適化された設定情報が提供されることができる。
本発明の実施例により端末発の指示子のシグナリングを制御する制御タイマは、端末とネットワークとの間の相互手順中に適切に制御されることができる。それによって、端末発の指示子の送信がより流動的に実行され、ネットワークは、端末に最適化された設定情報を効率的に提供することができる。
図17は、本発明の実施例が具現される無線装置を示すブロック図である。この装置は、図13ないし図16を参照して前述した本発明の実施例に係るシグナリング方法を具現するように設定されることができる。
図17を参照すると、無線装置1700は、プロセッサ1710、メモリ1720及びRF部(radio frequency unit)1730を含む。プロセッサ1710は、提案された機能、過程及び/または方法を具現する。プロセッサ1710は、ネットワークとの相互作用によって禁止タイマを制御するように設定されることができる。プロセッサ1710は、禁止タイマの動作可否によって、端末発の指示子をネットワークに送信するように設定されることができる。プロセッサ1710は、図面を参照して詳述した本発明の実施例に係る端末発の指示子のシグナリング方法を実行するように設定されることができる。
RF部1730は、プロセッサ1710と連結されて無線信号を送信及び受信する。
プロセッサは、ASIC(application−specific integrated circuit)、他のチップセット、論理回路及び/またはデータ処理装置を含むことができる。メモリは、ROM(read−only memory)、RAM(random access memory)、フラッシュメモリ、メモリカード、格納媒体及び/または他の格納装置を含むことができる。RF部は、無線信号を処理するためのベースバンド回路を含むことができる。実施例がソフトウェアで具現される時、前述した技法は、前述した機能を遂行するモジュール(過程、機能など)で具現されることができる。モジュールは、メモリに格納され、プロセッサにより実行されることができる。メモリは、プロセッサの内部または外部にあり、よく知られた多様な手段でプロセッサと連結されることができる。
前述した例示的なシステムにおいて、方法は、一連のステップまたはブロックで流れ図に基づいて説明されているが、本発明は、ステップの順序に限定されるものではなく、あるステップは、前述と異なるステップと、異なる順序にまたは同時に発生できる。また、当業者であれば、流れ図に示すステップが排他的でなく、他のステップが含まれ、または流れ図の一つまたはそれ以上のステップが本発明の範囲に影響を及ぼさずに削除可能であることを理解することができる。

Claims (16)

  1. 無線通信システムにおける端末により実行されるシグナリング方法において、
    第1の端末発の指示子の送信と関連して禁止タイマを開始し;及び、
    ネットワークからハンドオーバ指示メッセージを受信すると、前記禁止タイマを再開始すること;を含むことを含むシグナリング方法。
  2. 前記禁止タイマが動作中には、端末発の指示子の送信が制限されることを特徴とする請求項1に記載のシグナリング方法。
  3. 前記方法は、前記ハンドオーバ指示メッセージを受信することでハンドオーバを実行することをさらに含み、前記禁止タイマを再開始することは、前記ハンドオーバが完了した後に実行されることを特徴とする請求項1に記載のシグナリング方法。
  4. 前記方法は、前記ハンドオーバが完了した後、第2の端末発の指示子を送信することをさらに含み、前記禁止タイマを再開始することは、前記第2の端末発の指示子によって実行されることを特徴とする請求項3に記載のシグナリング方法。
  5. 前記第2の端末発の指示子を送信することは、前記第1の端末発の指示子が前記ハンドオーバ指示メッセージの受信時点以前の1秒区間内に送信されると実行されることを特徴とする請求項4に記載のシグナリング方法。
  6. 前記第2の端末発の指示子が一般運営を指示すると、前記禁止タイマが再開始されることを特徴とする請求項5に記載のシグナリング方法。
  7. 前記方法は、端末発の指示子設定を受信することをさらに含み、前記端末発の指示子設定は、前記端末が端末発の指示子を提供するように設定されることを指示し、前記端末発の指示子設定は、禁止タイマ設定値をさらに含み、前記開始される禁止タイマは、前記端末発の指示子設定の前記禁止タイマ設定値に設定されることを特徴とする請求項1に記載のシグナリング方法。
  8. 前記方法は、RRC接続再確立手順を開始し;及び、前記RRC接続再確立手順の開始によって前記禁止タイマを中断すること;をさらに含むことを特徴とする請求項1に記載のシグナリング方法。
  9. 無線通信システムで動作する端末において、前記端末は、
    無線信号を送信及び受信するRF(Radio Frequency)部;及び、
    前記RF部と機能的に結合して動作するプロセッサ;を含み、前記プロセッサは、
    第1の端末発の指示子の送信と関連して禁止タイマを開始し、及び
    ネットワークからハンドオーバ指示メッセージを受信すると、前記禁止タイマを再開始するように設定されることを特徴とする端末。
  10. 前記禁止タイマが動作中には、端末発の指示子の送信が制限されることを特徴とする請求項9に記載の端末。
  11. 前記プロセッサは、前記ハンドオーバ指示メッセージを受信することでハンドオーバを実行するように設定され、前記禁止タイマは、前記ハンドオーバが完了した後に再開始されることを特徴とする請求項9に記載の端末。
  12. 前記プロセッサは、前記ハンドオーバが完了した後、第2の端末発の指示子を送信するように設定され、前記禁止タイマを再開始することは、前記第2の端末発の指示子によって実行されることを特徴とする請求項11に記載の端末。
  13. 前記第2の端末発の指示子を送信することは、前記第1の端末発の指示子が前記ハンドオーバ指示メッセージの受信時点以前の1秒区間内に送信されると実行されることを特徴とする請求項12に記載の端末。
  14. 前記第2の端末発の指示子が一般運営を指示すると、前記禁止タイマが再開始されることを特徴とする請求項13に記載の端末。
  15. 前記プロセッサは、端末発の指示子設定を受信するように設定され、前記端末発の指示子設定は、前記端末が端末発の指示子を提供するように設定されることを指示し、前記端末発の指示子設定は、禁止タイマ設定値をさらに含み、前記開始される禁止タイマは、前記端末発の指示子設定の前記禁止タイマ設定値に設定されることを特徴とする請求項9に記載の端末。
  16. 前記プロセッサは、ネットワークからRRC接続再確立手順を開始し、及び前記RRC接続再確立手順の開始によって前記禁止タイマを中断するように設定されることを特徴とする請求項9に記載の端末。
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