JP2015519570A - ビデオ管点検車両への電子走査統合 - Google Patents

ビデオ管点検車両への電子走査統合 Download PDF

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Abstract

【解決手段】 カメラに基づいた下水管評価車両は、電子走査管欠陥検出システムが統合されている。カメラベースシステムのケーブルおよびウインチを利用して、カメラまたは電子走査プローブのいずれかを支持する。ケーブルを介して送信される信号は、例えば、共通のコンピュータ上で、最終出力および分析のためのケーブルを介して受信した信号の処理のために送られる。電子走査プローブに基づいた管欠陥検出を容易にするために、接地棒を利用する。システムは、引き寄せ索に相互接続するために、また電子走査プローブに隣接して管の液体充填状態の維持を援助するため、電子走査プローブの下流に漏斗プラグを備えることが可能である。下流バイパス漏斗プラグまたはある形態の障害物は、液体を充填した管を維持するために管に隣接して下流マンホール内で、またそれを越えて動作することが可能である。【選択図】 図16

Description

以下の発明は、管の壁面における欠陥部を通じて流れる電流の流れに相互関連する電気信号を利用した下水管路および他の管の欠陥検出システムに関する。特に、本発明は、共通の欠陥検出信号ケーブルを介してカメラおよび電気プローブの両方を利用可能な車両支持管欠陥検出システムに関する。
下水管路(および他の関連の埋設管)の欠陥検出は、管のメンテナンスにとって重要な部分となる。下水管路は、性能を最適にするために当該管路内への、または管路からの漏れを防ぐように構成されている。下水管路内に欠陥が存在し、それによって漏れが生じ得る場合、下水システムの性能が劣化し、環境ハザードの可能性が存在する。下水管路の欠陥検出のための常套的な方法としては、ビデオカメラを下水管路に通過させ、下水管路の内面を直接観察することが挙げられる。下水管路の欠陥検出の第2の方法としては、電気プローブを利用して、下水管の壁面を通過する電流の流れを測定し、下水管の壁面を通過するこの電流を相互に関係づけて、管の壁面を通過する電流の流れを評価する。これは、下水管路におけるいずれかの欠陥を示すものである。このような識別システムは"電子走査"と呼ばれる。
下水管路を介してビデオカメラを配置する常套的な方法は、スプールに取り付けられ、且つ通常ウインチに結合された電気信号伝送ケーブルを有する車両を提供することである。当該ウインチはケーブルの繰り出しを制御し、またケーブルの自由端部にはカメラが装着されている。自由端部に対向するケーブルの装着端部は、(一般に、ウインチのスプール上のスリップリングを介して)カメラから信号を受信する。このカメラ信号は、カメラ信号処理を行い、信号を観察するためのディスプレイ(一般にカメラ信号評価ステーションとも称する)に電力を供給するカメラ信号端子に送られる。カメラ信号プロセッサとして機能するステーションによって実施される他の機能は、画像データ記憶装置を備えることが可能である。一般に、ケーブルがウインチから繰り出される場所に隣接して位置エンコーダが設けられ、それによってウインチから繰り出されたケーブルの量を測定して、カメラ画像データを下水管路内のカメラの位置と相互に関連付けることが可能である。このように、カメラ画像データは、相互に関連付けられ、下水管路内の位置データは、分析および解釈のために接続することが可能である。
一般に、トラクタは、下水管路または他の管内でカメラに結合される。トラクタは、信号ケーブルがその後に続いて信号を車両に送り戻す間は、下水管路を介してカメラを引っぱるか、または前進させる。ジョイスティックは一般に、評価ステーションに設けられ、それによってスプールに関連するウインチの制御やトラクタ制御を許容し、さらに評価中の下水管路を通過する際にカメラの配向をより詳細に制御するために、カメラ上にパンおよびチルト機構等のさらなる機構を設けることも可能である。これら全部の機能を提供するために、信号伝送ケーブルは一般に、電力線と、個別信号を送信するための多数の個別導体を備える(他の実施形態では、2−導体ケーブル、例えば同軸ケーブルで十分である)。例えば、カメラ画像信号詳細が個別導体経路(または同じ導体)上を通って車両に戻る方向に送信されている間は、カメラ制御信号は車両からカメラまで通過可能となる。電力信号は、導体に沿って通過し、画像信号生成のためにカメラに電力を供給し、さらにサーボモータに電力を供給してカメラのためのパンおよびチルト動作やトラクタの動きを制御することが可能である。
このようなカメラに基づいた下水管路(欠陥)検出システムを備えた車両は、そのシステムが設けられる機構の中では、かなり精巧なものとなり得る。例えば、車両は、下水管路にアクセスするマンホール内へのカメラおよび信号送信ケーブルを配置して検索するプロセスを支持し、さらに熟練技術者が機器を作動し、機器が生成信号を評価するための質の高い作業環境を提供するように、大型で高品質のビデオモニタ、高出力計算装置、信号送信ケーブル記憶装置のための大型スプール、機器に電力供給するための電源および他の付属品を有する信号評価ステーションを備えたバンの形態となり得る。他の実施形態では、車両は、他の車両によって牽引可能なトレーラーであってもよい。
先行技術で周知の電子走査プローブ下水管(および管)欠陥識別システムは、下水管路の性能や欠陥の存在に関する有益な情報を提供する。このような電子走査プローブ欠陥検出システムは、多くの場合、下水管路内で漏れる可能性がある欠陥をより確実に識別し、カメラデータと補完するデータを提供することが可能であるが、これによって管への液体浸透を正確に予測することは出来ない。電子走査プローブに基づいた欠陥検出は、欠陥を表すことが可能な撮像信号内でオペレータが視覚的に検出する異常に基づくものではなく、欠陥の存在が電子的に識別される。このように、電子走査プローブ下水管欠陥検出システムを有するカメラに基づいた下水管欠陥評価車両の機構を利用する必要がある。
本発明では、一実施形態において、両用車両が提供され、この車両は、ビデオカメラおよび電子走査プローブの両方を用いて下水管(および他の管)の欠陥を識別するように構成されている。好ましい形態において、本発明は、個別のビデオカメラおよび電子走査プローブに基づいた欠陥検出システムに関連する機器を複製する必要性を最小限にする。特に、車両自体および信号送信ケーブル、ならびに当該ケーブルに関連するウインチおよびケーブル繰り出し距離センサ機器は、一般に両方のシステムによって共有することができる。選択的に、例えば、コンピュータモニタ、コンピュータ、車両の機器用電源、ジョイスティックまたは他のユーザ制御入力、ならびに信号送信ケーブルの自由端部の繰り出しおよび引き戻しのために使用する様々なツール等の他のシステムについても、両システムによって共有することが可能である。
ケーブルの自由端部は、ビデオカメラまたは電気プローブに取り外し自在に装着可能なカップリング部が備えられている。車両内では、ケーブルによって車両に送信されるデータ信号が、例えば統合端末に結合されたスプール上のスリップリングを介して、信号相互接続部へ送信される。このデータ信号、ならびに潜在的にカメラおよび電気プローブシステムまたはそのいずれかを動作するための電力は、信号相互接続の出力部の一形態を提供するヨークを介して相互接続するのが好ましい。このヨークは、カメラ信号評価ステーションの少なくとも一部として機能するカメラ端末または電気プローブ信号評価ステーションの少なくとも一部として機能する電気走査プローブ端末のいずれかに取り外し自在に装着することができる。適切な電子機器は、データ信号を独立して処理し、さらにケーブルの自由端部と選択された端末の1つとの間を通過する電力も潜在的に処理する各端末と関連付けられている。
ビデオカメラがケーブルの自由端部に装着される場合、ヨークはカメラ端末または他の共通信号プロセッサに装着される。システムはこのように、カメラを作動するのに適切な電力およびカメラへの入力信号を供給するように構成されており、ビデオ信号はカメラからカメラ端末に送信されて処理され、さらに、オペレータによる目視およびアーカイブのためにコンピュータモニタに送信される。カメラの位置に関連する位置データもまた、好ましい実施形態においてはこの信号と相互に関連付けられ、このような位置データは、通常は信号がカメラ端末に送信される前に信号に追加されるが、選択的にカメラ端末に直接送信され、カメラ端末自体によってビデオ信号と相互に関連付けられる。
システムは、電子走査プローブを利用して動作する際、ケーブルの自由端部において、カメラが電子走査プローブに交換されるように構成される。ヨークは、カメラ端末から取り外されるか、代わりに電子走査プローブ端末または他の電子走査プローブ信号プロセッサに装着される。このように接続されると、プローブによって送られる電流と相互に関連する電流信号、さらにケーブルを移送する距離エンコーダプーリが提供する電子走査プローブの位置データも通常、ヨークを介して電子走査プローブ端末に送られる。この電子走査プローブ端末はまた、接地棒または電気回路を完成するための他の接地素子または"接地"基準源に結合するのが好ましい。電子走査プローブ端末もまた、電流信号、データおよび位置データの分析、データ条件付け、データ較正、データ正規化、データアーカイブ、オペレータが見て理解出来るフォーマットでのデータのディスプレイへの伝送等の機能を実施する。
一旦装備されると、望ましい情報が得られるように、車両をビデオカメラと共に、または電気プローブと共に動作するように構成することも可能である。共通信号送信ケーブルや車両内の他の共通の機器を利用することによって、車両に余分の機器を運ぶ必要性が回避される。特に電子走査プローブ感知モードで動作する際に、システム性能を向上するためにシステムの一部として他の機器を設けることも可能である。特に、サイドウェッジプーリは、電子走査プローブが管にアクセスするマンホール内に取り付け可能である。このサイドウェッジプーリは、ケーブルやマンホールを傷つけることなく、下水管路等の管内へのケーブルの移送を簡便化するためのものである。サイドウェッジプーリはまた、電気プローブの中心、すなわち欠陥感知領域が、マンホールの中心に位置付けられるようにするものである。このように、正確な開始位置が確立され、マンホールと下流管との接続部が電子走査される。従来の移送用プーリは、この機能性を提供しない。
漏斗プラグは、電子走査プローブと引き寄せ索との間に設けられるのが好ましい。この漏斗プラグは、電子走査プローブを浸水した状態に維持し、管の1つのマンホールから次のマンホールまでの全体部分を浸水させる必要なく、電気プローブの領域内において下水管路が実質的に完全に満たされた状態になるように維持するように作用し、それにより、最良且つ完全な管壁欠陥検出信号が取得される。
下流バイパス漏斗プラグは、評価される管の下流に設けることも可能であり、それによって、漏斗プラグが下流マンホールの管に存在する場合は、望ましいレベルで管に液体が満たされた状態となり、電気プローブを水中に沈め、管の全周に対する望ましい信号および管と下流マンホールとの接続を得ることが可能となる。
一旦このように識別されると、カメラビデオデータを用いた当該管セグメントの点検は、欠陥の場所でどのような形態の修繕が求められるかを決定するのが有益となり得る。このように、最も有効な全下水管路欠陥検出システムは、既存のカメラによる欠陥観察機器を利用して、現地で容易に配備するためにカメラおよび電子走査プローブに基づいた欠陥検出システムを共通車両から配備し、欠陥識別および評価システム全体の有効性を最大限にするものである。
図1は、簡単な下水管または他の埋設管およびアクセスマンホールの側面図であり、管内の欠陥を識別するための動作中での本発明のシステムおよび方法を示す。 図2は、図1に示す第1の部分の側面図であり、電子走査プローブが第1のマンホールを介して下水管路内を通過する場合、信号送信ケーブルが電子走査プローブから表面上の車両まで延在する状態を示す。 図3は、図1の一部を示す側面図であり、引き寄せ索が、力を加えて下水管路を介して電子走査プローブを引っ張るために、電子走査プローブの下水管下流部にアクセスする場合を示し、さらに評価中の下水管路の位置フラッディング部における下流バイパス漏斗プラグも示す。 図4は、図2の一部の詳細を示す側面図であり、所定位置のサイドウェッジプーリがマンホールを介して下水管路内に信号送信ケーブルを移送するのが最も望ましい状態であり、さらにサイドウェッジプーリを位置決めする前に、サイドウェッジプーリのアームの初期位置を破線でさらに示しており、また、下水管路欠陥検出プロセスの初めに電気プローブを下水管路に配置することも示す。 図5は、別の実施形態の第1のマンホールの下端部の側面図であり、サイドウェッジプーリがそこに嵌合された状態を示す。 図6は、図5の上面図を示す。 図7は、電子走査プローブと引き寄せ索との間に位置決めし、電子走査プローブの場所で下水管路が充填された状態を維持するのを援助するための漏斗プラグの端面図である。 図8は、図7の漏斗プラグの側断面図を示し、電子走査プローブを漏斗プラグおよび引き寄せ索に接続するための引き寄せ索および電子走査プローブケーブルを示す。 図9は、図8の斜視図である。 図10は、図3に示す部分の詳細の形態で、第1のマンホールの下流の第2のマンホールの側面図であり、漏斗プラグおよび電子走査プローブが下流マンホールに移動中に引き寄せ索に液体が充填された状態が維持されるように、如何にして下流バイパス漏斗プラグが位置決めされ、モニタ中の引き寄せ索システムの下流部内で液面を維持できるかを示す。 図11は、図10の上面図である。 図12は、統合端末の向こう側の機器の立面図であり、車両内に取り付けられたヨーク、カメラ端末および電気プローブ端末を示し、所定位置のヨークが統合端末をカメラ端末に接続した状態を示す。 図13は、図12と同様の立面図であるが、ヨークが電気プローブ端末に結合されている状態を示す。 図14は、従来の閉回路テレビジョン(CCTV)または他のビデオカメラ車両の概略図であり、下水管欠陥識別のための電子走査プローブを用いて本発明に従って動作するようにされる状態を示す。 図15は、図14と同様の概略図であるが、本発明に従って電子走査プローブを利用して電子走査するために車両が変更された状態を示す。 図16は、下水管欠陥を視覚化するためのカメラと、下水管路欠陥を識別するための電子走査プローブとの両方を用いて動作するように構成された両用車両を示す概略図である。
図面において、同じ参照符号は様々な図を通じて同じ部品を示す。参照符号10は、電子走査プローブ20に基づいたの下水管欠陥識別法とカメラ125に基づいた下水管視覚化システム110とを統合するためのシステムを示す(図14ないし図16)。多数のカメラ125に基づいた下水管評価システムは、車両、例えば車両48内でロジスティックに支持される(図1および14)。電子走査プローブ20(図1ないし図3)に基づいた下水管欠陥検出システムをそれ自体の独立パッケージとして設けるのではなく、本発明において、電子走査プローブ20に基づいた下水管欠陥識別システム10は車両48と統合される。この車両48は、専用電子走査プローブ20に基づいた下水管欠陥識別または電子走査プローブ20に基づいた下水管欠陥識別およびカメラ125(図16)に基づいた下水管点検の組み合わせに対して、カメラ125に基づいた下水管点検機器を事前に支持している。このように、電子走査プローブ20の分析およびカメラ125の分析の両方に共通する機器は、一般に既に所定位置にあるロジスティックリソースを最も効率的に利用するために使用することが可能である。
予備的に、まず図14を参照して、本発明の統合システム10(図1および図15)が特に目的とする、既存のカメラ125(図16)に基づいた下水管点検の一形態の詳細を述べる。システム10は、システム110(図16)による両用車両の形態で配置し、電気プローブ120に基づいた下水管欠陥識別およびカメラ125に基づいた下水管点検の両方を提供するのが最も好ましい。
図14を参照すると、従来のカメラに基づいた下水管点検システムの様々な素子は、車両、例えばCCTV(閉回路テレビジョン)車両によって支持される。車両は、スプール上に信号送信ケーブルを収納する態様で信号送信ケーブルを支持する。このスプールは、システムの必要に応じて、スプールの電力を制御してケーブルの繰り出しまたは引き戻しを行うがウインチに結合されることが好ましい。距離エンコーダプーリは、ケーブルに隣接して設けられ、ウインチから繰り出されたケーブルの量、またはウインチ上に引き戻されたケーブルの量を測定するのが好ましい。ここでエンコーダは、ウインチから繰り出されたケーブルの量に基づいて、カメラが車両から離れる方向に移動した距離を測定することにより、カメラ位置センサの一形態として作用する。カメラ(一般にビデオカメラ、例えばCCTVカメラ)は入力マンホールM1(図1)を介して、点検が行われる下水管または他の管S(図1)内に移送される。一般に、トラクタがカメラに結合されて、下水管を介してカメラを移動させ、信号送信ケーブルがその後に続く。
車両は、カメラに電力を送り、さらにカメラに制御信号を送信してカメラからビデオ信号を送り返すように、スリップリングを介するウインチのスプールへの相互接続を含む。これらの様々な異なる入出力は、ウインチのスリップリングを介して電力カメラ制御装置へと送られる。この電力カメラ制御装置は、信号の条件付けや電力の条件付けを任意に提供可能であり、信号を受信して、その信号を距離エンコーダからのカメラの位置に関連するデータと相互に関連付けることが可能な信号相互接続体として作用する。この信号および他の信号、例えば制御信号および電力は、ヨークを介してカメラ(CCTV)端末に転送される。このCCTV端末は、ジョイスティックまたは他のケーブル位置入力コントローラからの制御を受け取り、ウインチ(およびトラクタ)を制御して車両から離れる方向にカメラを移動させ、さらにカメラのレンズのパンおよびチルト、また潜在的なズームおよびカメラ制御の他のアスペクト(例えば、露光および従来または開発された他の視聴最適化制御等)を制御するようにカメラを制御することが可能となる。
このCCTV端末はまた、車両に取り付けるのが好ましい電源から、電力を受け取る。最終的に、CCTV端末はコンピュータおよび関連のモニタと通信し、ケーブルに沿って送信された信号に関連する画像をオペレータが見ることが可能になる。コンピュータまたは他の機器は、画像データをアーカイブするための記憶を容易にすることも可能である。車両の形態でのモバイルプラットフォームにこの機器の全てを収容することによって、下水管路が点検され、オペレータが制御環境で気持ちよく作業し、カメラから受け取った画像データを集めて分析することが可能な場所まで駆動可能となる。車両は一般に、例えば包囲されたバンの形態の自己推進式であるが、利用場所に牽引されるトレーラの形態であってもよい。
本質的には、特に図1及び図15を参照すると、少なくとも下水管欠陥識別のための電子走査プローブ20を備えて動作するような構成である本発明のシステム10の基本的詳細は、例示の実施形態に従って述べる。システム10は、細長い円筒形状であり、下水管S等の管を通過するように構成された電子走査プローブ20を備える(図1ないし図5)。この電子走査プローブ20は、その全体がここで参照により、また本出願の添付書類における本特許の写しを含むことによって、ここで援用される米国特許第6,301,954号に詳細に述べられた型式であるのが好ましい。
プローブ20は、遠位端が漏斗プラグ30に結合されるのが好ましく、順に引き揚げケーブル46に結合するのが好ましい。(図8の矢印Aに沿った)引き揚げケーブル46における張力によって、プローブ20が下水管Sを介して、例えば下流方向に(図1ないし図3の矢印D)に牽引される。漏斗プラグ30は、プローブ20が下水管路Sに沈められたままになるよう援助し、下水管路Sは実質的にはプローブ20に隣接して充填されたままとなり、下水管路Sの壁面を介して導電経路に関連する漏出の可能性がある欠陥を検出する際のプローブ20の有効性を最大限にする。
プローブ20はまた、プローブ20から車両48まで信号を送信するように構成された主ケーブル40に結合され、この場合、システム10の他の部分は、他の機能において、信号データ収集、アーカイブ、解釈のために配置されている。マンホールM1を介してこの主ケーブル40を下水管Sに容易に送るために、サイドウェッジプーリ50は、マンホールM1内に位置決めするのが好ましい。このサイドウェッジプーリ50は、マンホールM1内に適合して固定され、少なくとも1つのプーリを所定位置に位置決めする。これにより、マンホールM1、下水管路Sまたは主ケーブル40に損傷を与えることなく、主ケーブル40を車両48からプローブ20まで効果的に移送することが可能となる。
接地棒60または他の接地機器は、車両48を介して統合することによってシステム10内に含まれるのが好ましい。接地棒60は、車両48内のシステム10部分を介して接地棒60から主ケーブル40まで、その後、主ケーブル40からプローブ20まで、最終的に下水管路S内の液体および下水管路Sの壁面におけるいずれかの欠陥部を介して接地棒60に関連する接地に戻る、という電気回路の閉鎖を許容する。この回路の電流の流れの大きさが測定され、これらの測定値の位置は距離と相互に関連付けられる。このデータを研究することによって、下水管路Sの適切に機能する部分と、液体が下水管路Sの壁面を通過可能となる欠陥部との違いが識別、定量化、特徴付け、さらに分析可能となる。
続いて図15を参照すると、主ケーブル40は、ウインチ70のスプールに一部記憶されるのが好ましい。ウインチ70または他のスプール支持部は、分析アセンブリ80にさらに相互接続され、それによって主ケーブル40からの信号がコンピュータ88または接地を参照して他のデータ分析ツールに送信可能となり、その結果、データは分析、条件付け、アーカイブ、さらに有利に使用可能となる。
本発明のいくつかの形態では、下水管路Sがプローブ20に隣接して液体Lで確実に満たされるようにするために、下流バイパス漏斗プラグ90を利用することが可能である(図1、図3、図10および図11)。下流バイパス漏斗プラグ90は、以下のように構成される。すなわち、下水管路Sの上流部に液体を充填し、プローブ20が下水管路Sの壁面の状態に関して最も信頼のおける情報を提供できるほどの十分な高さである下流の第2のマンホールM2内で液面Lが維持される。他の設備においては、特に、より大径の下水管Sまたは他の管のために下水管プラグ等の傷害物を利用することも有益となり得る。このようなプラグは、液体の流れを許容するバイパスのいくつかの形式を有し、下流マンホールM2の下流に配置される。
本発明の好ましい形態では、システム10は、両用車両を用いて機能するように変更され、それによってビデオカメラ125およびプローブ120の両方を用いて下水管欠陥識別および分析を提供可能なシステム100を設ける(図16)。特に、同じ主ケーブル40、130が利用され、カメラ125またはプローブ120のいずれをケーブル40、130のセンサ端部に装着するかをユーザが選択する。ケーブル130は、データ転送並びに電力および制御信号の両方を処理するように構成され、プローブ120またはカメラ125のいずれがケーブル130の自由端部に装着されるかに依って、ケーブル130内のこれらの異なる導電経路が使用される場合と、使用されない場合がある。
自由端部に対向するケーブル130の装着端部は、ウインチ140に関連するスプールまたは他のスプール支持部に結合される。スリップリングまたは他の相互接続部により、ウインチを介してケーブルおよび統合端末150に対する電力およびデータの送信が可能となる。この統合端末は、自由端部に対向するケーブルの端部とカメラ端末175またはプローブ端末170のいずれかとの信号相互接続の一形態を提供する。
特に、統合端末150は、距離エンコーダプーリから得たプローブ120またはカメラ125の位置と相関する距離データと相関する、ケーブル130を介してプローブ120またはカメラ125から受信されたデータを有するのが好ましい。信号の他の前条件付けもまた、統合端末150を介して提供可能であり、潜在的な電力もまた、統合端末150に別個に供給可能である。ヨークは、統合端末150から延長する。好ましい実施形態では、このヨークは、単一ヨークであるが、このヨークがカメラ端末175または電気プローブ170のいずれに装着されるかに依って、電気信号ヨーク160またはカメラヨーク165とも称することが可能である。
カメラ端末175は、コンピュータ190および関連のモニタ、またジョイスティック180または他の入力コントローラに結合される。電気プローブ端末170は、接地に埋め込まれた接地棒60に結合された接地線62を介して電気接地に結合されるか、またはそれを基準に設けられるのが好ましく、ウインチ140の動作によってケーブル130の自由端部の位置決めを制御するように、関連のモニタを有するコンピュータ190およびジョイスティック180または他の入力にも結合可能である。端末170、175は、同様に受電するのが好ましい。
コンピュータ190は、インターネット接続を介して、またはクラウドコンピューティングインタフェースへの相互接続の様々な形態を介して、個別データ記憶機器とインタフェースで接続され、システム110が受け取ったデータが車両に隣接する人々のみならず他の場所にいる人々によっても有効に記憶され利用可能となるように構成出来る。
より具体的には、図1ないし図5および図8を特に参照して、電子走査プローブ20および漏斗プラグ30の基本的詳細を例示の本実施形態に従って述べる。プローブ20は、細長い形状であるのが好ましく、各端部に装着されてケーブルを分離するように構成される。プローブ20の後端部は主ケーブル40に装着されるように構成され、当該主ケーブル40を介して電気接続が維持される。電子走査プローブ20の先端部は、電極リードケーブル42に、または漏斗プラグ上のネジ山46を介して引き寄せ索に直接に装着するように構成されている。電極リードケーブル42に結合されると、プローブ20は、漏斗プラグ30を介して引き寄せ索に結合される。プローブ20の他の詳細は、米国特許第6,301,954号等のような周知の電子走査プローブと同様であるのが好ましい。
漏斗プラグ30(図1ないし図3、図5および図7ないし図9)は、プローブ20に隣接して下水管Sに液体を充填したままの状態を維持するように援助し、一方で、システム10によって全データが収集されるように、水力ジェット洗浄トラックのホースから上流方向に漏斗プラグ30を介する液体の流れがプローブの場所で管を充満し続けることが可能になる。漏斗プラグ30は、液体が上流へ容易に流れるように内部を貫通する中央穴部34が設けられた剛体ブロック32を備える。横断棒36は、中央穴部34に横架されるのが好ましい。この横断棒36は、電極リードケーブル42を装着するのに便利な場所を提供し、これにより電気プローブ20は漏斗プラグ30に装着可能となる。漏斗プラグ30のネジ山先端部46は、引き寄せ索に装着するために利用可能である。この取り付けは、ネジ山先端部46に螺着可能である、引き寄せ索が装着されるネジ山アダプタを設けることによって生じ得る。他のオプションとしては、水力ジェット清浄トラックのホース先端部が、ネジ山先端部46に直接ねじ切りされ、プラグ30の下水管S上流の充填と、下流方向(矢印D)におけるプラグ30およびプローブ20の前進の両方を容易にすることが可能である。
延長チューブ35は、一般に円筒形が漏斗プラグ30の中央穴部34を包囲した状態でブロック32から前方へ延在するのが好ましい。強度が高いが、幾分可撓性および弾力性のあるゴムで形成するのが好ましい、スカート38は、延在チューブ35から上流に向かって延在する。このスカート38は、円錐形である。スカート38の最後部上流部分は、下水管路Sの直径よりも僅かに大きいスカート38の直径部を定め、それによって、漏斗プラグ30が下水管路Sを通過すると、スカート38が下水管路Sの壁面にブラシをかける。下水管路Sがより大きい場合、プラグ30はプローブ20に直接装着された引き寄せ索と取り換え可能であり、大型の空圧下水管プラグ等の障害物は下流マンホールM2の下流に取り付けられたバイパスと取り換え可能である。
図1ないし図6を特に参照すると、主ケーブル40および主ケーブル40を下水管Sに移送するためのサイドウェッジプーリ50の詳細を、例示の本実施形態に従って述べる。主ケーブル40は、多数の導体を備えることも可能な高耐久性の細長いケーブルである。単に電子走査プローブ20のみを有するシステム10の動作に対して、わずか2つの導体経路を主ケーブル40内に設けることが可能である。最も好ましくは、主ケーブル40は、多数の導体経路を備えているので、主ケーブル40は、本実施形態の電子走査プローブ20を用いて利用可能であり、また主ケーブル40がカメラ125(図16)、例えば1つの導体経路に沿った電力、個別導体経路に沿って移動する画像信号、ならびに潜在的には、ズーム制御、チルト制御、パン制御および他のカメラ制御等のカメラに対する制御信号を必要とするカメラを用いて利用可能である。
主ケーブル40は、自由端部にプローブ20が装着されている。特に、主ケーブル40の自由端部は、取り外し自在のカップリング部22を備えるのが好ましい。このカップリング部22は、電子走査プローブ20(図4)またはカメラ125(図16)がケーブル40(または図6のケーブル130)の自由端部に接続可能になるように構成される。このカップリング部22は、高耐久化されるのが好ましく、主ケーブル40の様々な異なる導電経路を介する電気接続を許容するのみならず、プローブ20(またはカメラ125)と主ケーブル40との間に存在する引っ張り荷重の保持が許容される。
センサ端部に対向する主ケーブル40の端部は、ウインチ140アセンブリの一部であるのが好ましいスプールに結合される。このウインチ140または他のスプール支持構造は、車両48が第1のマンホールM1の近くに駐車して、主ケーブル40がマンホールM1を介して下水管路Sに送られる際に、車両48内に取り付けられるのが好ましい(図1ないし図3)。このように、主ケーブル40は、矢印Bに沿ってマンホールM1に送られる(図1および図2)。引き寄せ索は、同様にプローブ20に結合され、(図4および図5の矢印Aに沿って)張力を加えて、(図4の矢印Bに沿って)ケーブル40部分と共に引き寄せ索Sに沿ってプローブ20を引く。引き寄せ索は、一般に個別車両に結合され、その場合、引き寄せ索は第2のマンホールM2を介して上方に移送される(図1および図3)。一実施形態では、この個別車両は、一般に下水管Sをメンテナンスして使用する噴射洗浄車両であり、引き寄せ索を配置して後退させることが可能であり、事前に要求されるねじ切り動作を行い、引き寄せ索をプローブ20に結合するように構成される。
主ケーブル40がマンホールM1を介して下水管路Sに移行するとき、主ケーブル40がマンホールM1を介して実質的に垂直方向から、引き寄せ索Sを介して実質的に水平方向に移行出来るように少なくとも1つのプーリを配置するのが有益である(図1ないし図6)。サイドウェッジプーリ50は、主ケーブル40がマンホールM1を通って引き寄せ索Sに移送される際に、上記プーリを主ケーブル40を処理する位置に位置決めするための好ましい構造を設ける。
サイドウェッジプーリは、下方アーム52と上方アーム54とを備えるのが好ましく、これらは両方とも、細長く且つ剛性であるが、マンホールM1の幅と同様の長さを有するように長さが調節可能であるのが好ましい。アーム52、54の共通端部に1対のブロックプレート56を設けるのが好ましく、このブロックプレート56は、互いに平行であり、その間にプーリ58が取り付けられている。ブロックプレート56は、プーリ58の回転支持部の好ましい形態を提供する。3つのプーリ58は、その中心軸が円弧に沿って配向しているのが好ましく、プーリ58は、主ケーブル40を、実質的垂直移動から実質的水平移動へと円滑に移送させるために同様の直径を有する。
サイドウェッジプーリ50を位置決めするために、図4に示すように、サイドウェッジプーリ50は、最初にアーム52、54の長さをマンホールM1の幅と同じように調節するが、ブロックプレート56部分を考慮に入れると、マンホールM1の幅よりも僅かに長くなる。サイドウェッジプーリ50のアセンブリ全体は、マンホールM1に挿入され、下方アーム52の遠位端は、(図4の矢印Eに沿って)マンホールM1の下流端縁上で、マンホールM1の底部近くに位置決めされる。ブロックプレート56は、下方アーム遠位端に対向するマンホールM1の壁面と係合され得る。ブロックプレート56のこのような動きは、図4の矢印Fに沿って行われる。
上方アーム54は、上記のように、下方アーム52およびブロックプレート56の挿入を許容するために保持可能である。下方アーム52の遠位端とブロックプレート56が一旦マンホールM1の対向する壁面に各々接触すると、上方アーム54は所定位置で回転し、上方アーム54の遠位端は、(図4の矢印Gに沿って)下方アーム52の遠位端のようにマンホールM1の同じ端縁に当接する。下方アーム52は、回転することなくブロック―プレート56に固定されるのが好ましいが、上方アーム54は、回動させてブロックプレート56に装着可能であることに注目されたい。上方アーム54の遠位端がマンホールM1の壁面に隣接した状態で、上方アーム54に下向きの圧力を加えると、サイドウェッジプーリ50がマンホールM1の幅に亘って、マンホールM1内に押し込まれ、プーリ58は、所望通りに主ケーブル40を移送するために位置決めされる。
電子走査プローブ20は、サイドウェッジプーリ50を設置する前に、プーリ58に隣接した所定位置に存在し得る。その代わりとして、カップリング部22は、プローブ20から取り外し可能であり、ブロックプレート56間に、しかもプーリ58を中心に嵌合するほどに充分小さい。そのため、主ケーブル40の自由端部はプーリ58に隣接してねじ切り可能であり、そのプローブ20が装着され、その結果、プローブ20は、サイドウェッジプーリ50の設置前後に配置可能となる。
別の実施形態では、4つ以上のプーリ58または2つ以下のプーリ58、また1つのプーリ58であっても、サイドウェッジプーリアセンブリ50に対して設置可能である。また、上方アーム54はブロックプレート56に固定することが可能であり、下方アーム52はブロックプレート56に回動して装着可能である。アーム52、54の各々が、ある程度までブロックプレート56に回動して装着可能であることも考えられる。
ブロックプレート56は、当接面を含む輪郭が、ある程度は"トグル"のように作用する態様でマンホールM1の壁面に接触するように構成されており、下向きの力として働く、より大きい横力が、アーム52、54のうちの少なくとも1つに加えられる。このように、サイドウェッジプーリアセンブリ50に加えられる下向きの力が大きくなればなるほど、サイドウェッジプーリ50がマンホールM1内にしっかりと固定されることになる。取り外すためには、上方アーム54を持ち上げてマンホールM1の壁面から取り外され、その後さらに上向きの力を上方アーム54に加え、アセンブリ50をマンホールM1から取り外すために、下アーム52およびブロックプレート56を除去することが可能である。
他の実施形態では、サイドウェッジプーリアセンブリ250を下水管路Sに隣接して、マンホールM1内でより低く配置するのが望ましい場合、別のサイドウェッジ250を利用することが可能である(図5および図6)。この代わりのサイドウェッジプーリ250は、下方アーム252と上方アーム254とを備え、これらは各々、その間にプーリ258を支持するブロックプレート256に装着される。一意的には、別のサイドウェッジプーリ250は、下方アーム252の遠位端から非平行に(好ましくは下方アーム252に対して垂直に)延在する横断棒253を備える。この横断棒253によって(図5および図6に示すように)、下方アーム252の遠位端がマンホールM1の下流の下水管路Sに開口部が拡がるようにする。別のサイドウェッジプーリ250のブロックプレート258は、マンホールM1のかなり低部に示しているが、この最低部よりも上方に配置することも可能であり、それによって下水管路Sの上方でマンホールM1の幅に沿った割り込みが生じる。別のサイドウェッジプーリ250に対する他の詳細および代替物は、開示した第1の実施形態のサイドウェッジプーリ50が設けられたものと同様であってもよい(図4)。
特に図15および図16を参照すると、ウインチ70または他のスプール支持構造、および一般に車両48内に支持された分析アセンブリ80の詳細を代表的な実施形態に従って述べる。ウインチ70は、ケーブル40(または図16のケーブル130)の未使用部分を収納するスプールのための支持部の好ましい形態を提供し、プローブ20は、下水管路Sを介して移動している(図1ないし図3)。このウインチ70(またはウインチ140)は車両48内に取り付けられ、ウインチ70,140に電力が供給され、ケーブル40、130と分析アセンブリ80(図15)との間でデータ/信号伝送が行われ得る。距離エンコーダ72は、ケーブル40、130(図16)を移送するプーリを備えることによってウインチ70に関連するのが好ましい。
この距離エンコーダプーリが回転すると、この回転量が測定され、ウインチ70、140のスプールからプレーオフされたケーブルの量が測定可能となる。この測定値は、ケーブル40、130のセンサ端部の位置に相互に関連付けられ、プローブ120、20またはカメラ125の位置と順に相互に関連付けられ得る。
ウインチ70は一般に、中心軸74を備えており、この中心軸74によって、スプールが回転してケーブル40、130を集め、望み通りに配置する。センサ端部に対向するケーブル40、130の装着端部は、この中心軸74に隣接するスプールのハブに結合されるのが好ましい。スリップリング76は、ウインチ140または他のスプール支持によって電力およびデータ伝送が行えるように、ケーブル40、130内の導電経路との電気通信で設けられるのが好ましい。このデータおよび電力は、統合端末150または他の信号相互接続部に順に結合される。距離エンコーダプーリ72からの測定は、この統合端末150でウインチ140からのデータと相互に関連付けられるのが好ましい。
ヨーク160、165は、この統合端末150に結合される。1つのヨーク160、165を設けるが、電気プローブヨーク160およびカメラヨーク165を備える多数のヨークが代わりに統合端子150に結合可能であることが好ましい。カメラ端末175または他のカメラ信号プロセッサ、ならびに電気プローブ端末170または他の電気プローブ信号プロセッサを両用車両システム110内に設ける(図16)。
車両48が、電子走査プローブ20を用いて独占的に動作するようにされた構成では(図15)、このようなシステム10は、統合端末150を用いて構成され、距離エンコーダプーリ72のデータを、ケーブル40、130からヨーク82を介してコントローラ84に転送するため電流/抵抗データに単に加えるのみである。コントローラはまた、例えば、接地棒60に至る接地線62を介して接地に結合される。両用車両実施システム110においては、この接地棒172が電気プローブ端末170に結合される。コンピュータ88およびジョイスティック86またはウインチ70は、コントローラ84とのインタフェース接続を順に制御する。コンピュータ88は、例えば、様々なクラウドコンピュータオフサイトデータ処理手続きのために、インターネットと順に通信することが可能である(図15)。
システム110の両用車両バージョンを採用する場合、共通のジョイスティック180およびコンピュータ190の各々が、カメラ端末175(CCTV端末とも称する)とインタフェース接続可能であり、また電子走査プローブ入力/出力コントローラ端末170とのインタフェース接続も可能である。このようにシステム10またはシステム110は、電子走査プローブ20の独占的利用または電子走査プローブ120またはカメラ125の選択的使用のいずれかのために構成可能であり、現場におけるロジスティック支持および有効な動作のために、車両48内に取り付けられた同様の機器のうちの多くを利用する。
特に図1、図3、図10および図11を参照して、下流バイパス漏斗プラグ90の詳細を述べる。この下流バイパス漏斗プラグ90は、下流マンホールM2,例えば同様のマンホールM2内に配置するのが好ましく、この場合、引き寄せ索46が下水管Sに移送される。単独で、または漏斗プラグ30と共に、下流バイパス漏斗プラグ90は、下水管Sが液体で満たされた状態を維持するのを援助するように機能するため、プローブ20は、より小さい下水管Sに対して最も有効的に動作可能となる。下水管がより大きい場合、上記に関連する空圧プラグを一般に利用する。下流バイパス漏斗プラグ90は、弾性ゴムから形成したスカート92を備え、このスカート92は、円錐形であり、最大径部分が上流方向に向いており、下水管路Sの壁面とインタフェース接続している(図10)。バイパス管94は、下流バイパス漏斗プラグ90を通過して、出力ラインとして機能し、例えば(図10および図11の矢印Dに沿って)下流方向に液体の流れを可能にする。このバイパス管および直立管98に接続する屈曲部96が提供され、直立管98は屈曲部96から上向きに延在して流入ラインを区画する。
直立管98の高さは、例えば、屈曲部96への取り外し自在装着によって任意に調整可能である。直立管98の上端部は、上端部に至るマンホールM2内へ上向きに延在する。下水管Sを通る液体の流れは下流バイパス漏斗プラグ90のスカート92によって閉じ込められ、直立管98の上部に到達するまでマンホールM2内で液体Lを逆流させる。その後、液体Lは直立管98、屈曲部96、バイパス管94、下水管路Sを通過可能となる。
直立管98の高さによってマンホールM2内の液体の液面Lのレベルならびに一般にマンホールM2の上流の下水管路Sの部分の液面のレベルが決まる。直立管98は、下水管の頂部よりも数インチ高い。最高品質の電流/抵抗測定値は、その後、下水管路Sを通過する電子走査プローブ20によって提供可能である。Uボルトまたは他のハンドルは、下流バイパス漏斗プラグ90に示されており、これは、下流バイパス漏斗プラグ90を配置し、取り外す際に援助するように利用可能である。
本発明のシステム10および本発明のシステム110では、電子走査プローブ20、120に基づいた下水管欠陥識別分析が、既存のCCTV車両内の機器を多数利用して行える(図14)。本発明のシステム10は、このようなCCTV車両(図14)を適合して電子走査車両(図15)として動作することにより配置可能である。システム110では、電気プローブ120の動作は、同じ機器のうちの多数を利用してシステム110に従って両用車両を設けるカメラ125の動作に伴って選択的に提供することが可能である(図16)。
カメラ125を用いて動作する際、カメラ信号経路が設けられる。この経路は、ケーブル130を介してカメラ125からウインチ140まで延在し、その後、コンピュータ190を用いて見るためのカメラ端末175にヨーク165を介して延在する。電気プローブ120を用いて動作する際、電気漏れ検出信号経路を設ける。この経路は、プローブ120からケーブル130を介してウインチ140へ、その後、コンピュータ190を用いて信号関連データを見るための電子走査プローブ端末170へヨーク160を介して延在する。
本開示は、発明の好ましい実施形態および発明を実施するための最良のモードを表すために提供される。このように発明について述べたが、発明の開示の範囲および精神を逸脱することなく、様々な異なる変更を好ましい実施形態に行ってもよいことがよいことが明らかとなるべきである。機能を実施するための手段として構造を識別する際、その識別には、特定された機能を実施することが可能な全ての構造を含むことが意図されている。本発明の構造が共に結合されるものとして識別される場合、このような言い回しは、直接に結合されるか、または構造を介在させて結合される構造を含むものとして広い意味で解釈するべきである。このような結合は、永久的または一時的であってもよく、さらに厳密に、または回動、摺動もしくは他の関連の動きを許容する方法でもよく、特に限定されていないのであれば、ある形態の装着方法も提供し得る。
本発明は、下水管路ビデオカメラまたは下水管路電子走査プローブのいずれかを利用して欠陥部を識別するためのカメラおよびプローブの両方の配置を支持することが可能な車両を提供するという点で、産業上の利用可能性を示す。
本発明の他の目的は、電子走査管欠陥識別プローブを用いて車両が動作することが可能である、ビデオカメラに基づいた視覚下水管欠陥検出車両の改造を提供することである。
本発明の他の目的は、下水管路を通過する電子走査プローブを利用する下水管路欠陥検出のためのシステムを提供することであり、これは、電子走査プローブを効果的に配置し、プローブの正確な位置をモニタリングし、プローブに結合した信号ケーブルを制御し、下水管路の欠陥および動作上の特徴と相互に関連付けるプローブから受け取られた情報を獲得し、処理し、表示するために、機器を装備した車両に結合される。
本発明の他の目的は、下水管路内で、下水管路内に、またはそこから液体を漏らす可能性がある欠陥部をより確実に識別するためのシステムを提供することである。
本発明の他の目的は、ビデオカメラに基づいた検出から電子走査検出または組み合わせたカメラおよび電子走査に基づいた欠陥識別から、下水管欠陥識別車両を適合させるための方法を提供することである。
本発明の他の目的は、欠陥の位置および大きさをかなり確実に検出する下水管路の条件を評価するための方法を提供することである。
本発明の他の目的は、配置し易く、信頼のおけるデータを提供し、さらに長い寿命性能を最小限のメンテナンスで実現する下水管路欠陥識別システムを提供することである。
本発明の他の目的は、地下パイプラインを通過する電子走査プローブから受信した信号に基づいて地下パイプラインの条件を評価するためのシステムを提供することである。
本発明の他の目的は、管の欠陥を識別する時、活発に漏れているかどうかに拘わらず、漏れる可能性がある欠陥を識別することが可能な管欠陥識別システムを提供することである。
産業上の利用可能性を示す本発明の他のさらなる目的は、詳細な説明を精読し、添付図面および請求の範囲を精査することによって明らかになるであろう。

Claims (22)

  1. ビデオカメラに基づいた下水管欠陥識別車両に電子走査を統合する方法であって、
    ビデオカメラと、前記カメラが結合された信号送信ケーブルと、ケーブルを収納するスプールと、ケーブル繰り出し距離センサと、前記距離センサからのデータへのアクセスを含むカメラ信号評価ステーションと、前記スプールと前記カメラ信号評価ステーションとの間の信号相互接続部と、前記カメラから前記ケーブルの少なくとも一部を通り、次に前記信号相互接続部を介して前記カメラ信号評価ステーションへ伸びるカメラ信号経路とを含むビデオカメラに基づいた下水管欠陥の視覚識別を行うために構成された車両を特定する工程と、
    電子走査下水管欠陥識別プローブを提供する工程と、
    前記ケーブルに対して前記カメラを前記プローブと交換する工程と、
    前記距離センサからのデータへのアクセスを含む電子走査プローブ信号評価ステーションを提供する工程であって、当該電子走査プローブ信号評価ステーションは前記車両に配置されるものである、前記提供する工程と、
    接地素子を提供し、当該素子を接地に結合する工程と、
    前記信号相互接続部が前記スプールと前記電子走査プローブ信号評価ステーションとの間に配置されるように移行する工程と、
    前記接地素子を基準として前記プローブから前記ケーブルの少なくとも一部を通り、次に前記信号相互接続部を介して前記プローブ信号評価ステーションへ伸びる電気漏れ検出信号経路を画定する工程と
    を含む方法。
  2. 請求項1記載の方法において、前記交換する工程は、自由端部を有する前記カメラ信号送信ケーブルを提供する工程を有し、当該自由端部部は、対向する装着端部よりも前記車両からより離れた地点まで延長するようになっており、前記カメラまたは前記プローブのいずれかに取り外し自在に装着されるように構成されたケーブルカップリング部を含むものである方法。
  3. 請求項1記載の方法において、前記移行するステップは、前記信号相互接続部の出力部と前記カメラ信号評価ステーションとの間に設けられたヨークを含み、
    前記ヨークを接続解除する工程と、
    前記ヨークを前記電子走査プローブ信号評価ステーションに装着する工程と
    を含む方法。
  4. 請求項3記載の方法において、さらに、
    前記カメラ信号評価ステーションおよび前記プローブ信号評価ステーションの双方にアクセスするようにコンピュータモニタを構成する工程を含む方法。
  5. 請求項4記載の方法において、さらに、
    前記車両内で且つ前記コンピュータモニタに隣接した位置にスプールの回転を制御するケーブル位置入力部を構成する工程を含む方法。
  6. 請求項5記載の方法において、さらに、前記ケーブル位置入力部に結合され、前記スプールの回転を制御するウインチとして前記スプールを構成する工程を含む方法。
  7. 請求項5記載の方法において、さらに、
    前記スプールの回転位置に関係なく、前記ケーブルの自由端部に対向する装着端部を前記信号相互接続部に電気接続する少なくとも2つのスリップリングを備えるように前記スプールを構成する工程を含む方法。
  8. 請求項1記載の方法において、さらに、
    欠陥について評価される下水管路に連通し、且つケーブルが挿入されるマンホール内に配置された取り外し自在なサイドウェッジプーリのプーリ上に当該ケーブルを移送する工程を含む方法。
  9. 請求項1記載の方法において、さらに、
    前記下水管路に沿って移送され、且つ前記ケーブルが挿入されたマンホールから離間された引き寄せ索に前記プローブを結合する工程を含む方法。
  10. 請求項9記載の方法において、前記プローブは、前記プローブに働く引き寄せ索の力の作用によって、前記ケーブルが挿入されたマンホールから離れる方向に下流に向かって前進するものであり、前記下水管路は前記プローブに隣接した位置において実質的に液体が充填された状態に維持され、それにより前記プローブと前記下水管の壁面との間に完全な電気信号経路が提供されるものである方法。
  11. 請求項10記載の方法において、さらに、
    前記プローブの下流の前記引き寄せ索に漏斗プラグを装着する工程を含む方法。
  12. 請求項10記載の方法において、さらに、
    欠陥について評価される前記下水管路の下流にバイパス漏斗プラグを配置する工程を含み、当該下流バイパス漏斗プラグは前記プローブが通過する際に、前記評価される下水管路の部分に実質的に液体が充填された状態を維持するのに十分な高さだけ、出力ラインよりも上昇された入力ラインを含むものである方法。
  13. 管の欠陥を識別する方法であって、
    カメラを特定する工程と、
    電子走査プローブを特定する工程と、
    カメラ信号プロセッサに結合された電気信号送信ケーブルを介してスプールに前記カメラを結合する工程と、
    漏れについて分析される管を通じて前記カメラを前進させる工程と、
    前記スプールから繰り出されたケーブルの量に少なくとも一部基づいて前記カメラの位置を追跡する工程と、
    カメラ画像信号データをカメラ位置と相関させる工程と、
    記電気信号送信ケーブル上で前記カメラを前前記電子走査プローブと取り換える工程と、
    前記プローブに引き寄せ索を結合する工程と、
    前記分析される管の内部の外側の接地に接地棒を取り付ける工程と、
    前記管を介して前記プローブを引っ張る工程と、
    前記スプールから繰り出されたケーブルの量に少なくとも一部基づいて前記プローブの位置を追跡する工程と、
    前記プローブからの電流信号データを前記プローブの位置と相関させる工程と
    を有する方法。
  14. 請求項13記載の方法において、さらに、
    マンホールを介して、前記評価される管内に前記ケーブルを移送する工程と、
    前記マンホール内に少なくとも1つのプーリを配置し、前記プーリの周囲に沿って前記ケーブルを移送させて、前記ケーブルを前記マンホールを通過するときの実質的に垂直方向の動きから、前記マンホールに結合された管を通過するときの実質的に水平方向の動きに移行させる工程と
    を含む方法。
  15. 請求項14記載の方法において、さらに、
    前記少なくとも1つのプーリをプーリ回転支持部に取り付ける工程を有し、
    前記プーリ回転支持部は、当該支持部から伸びる下方アームおよび上方アームを有し、前記アームの少なくとも1つは当該支持部に枢動自在に装着され、前記アームの各々は前記マンホールの幅を充分に横架する長さを有するものである方法。
  16. 請求項15記載の方法において、前記取り付ける工程は、前記下方アームに横断棒を備えて構成する工程を含み、前記横断棒は前記下方アームと非平行である方法。
  17. 請求項13記載の方法において、さらに、
    前記引き寄せ索と前記電子走査プローブとの間に漏斗プラグを装着する工程を含み、当該漏斗プラグは、前記プローブの隣接部において前記管に維持される液体の充填度を高めるものである方法。
  18. 請求項13記載の方法において、下流バイパスラインは、評価される管の一端部に位置し、そこから間隔を置いて、前記ケーブは前記管にアクセスし、その下方で前記ケーブルが前記管にアクセスし、前記下流バイパス漏斗プラグは流入口と出力部とを備え、当該流入口は、前記プローブが配置されている前記管部分を浸水させるのに充分な高さだけ出力部の上方に配置されているものである方法。
  19. 請求項13記載の方法において、前記カメラの位置を追跡する工程および前記プローブの位置を追跡する工程は、共通のケーブル位置センサを利用するものである方法。
  20. 請求項13記載の方法において、信号相互接続部が前記スプールに隣接して設けられ、当該信号相互接続部は、前記カメラが前記ケーブルに装着された場合および前記プローブが前記ケーブルに装着された場合の双方において信号を受信するように構成され、且つカメラ信号プロセッサまたは電子走査プローブ信号プロセッサのいずれかに選択的に装着されるようになっているものである方法。
  21. 請求項20記載の方法において、端末にコンピュータモニタが設けられ、前記コンピュータモニタは、前記カメラ信号プロセッサおよび前記電子走査プローブ信号プロセッサの双方にアクセスして、前記カメラが前記ケーブルに装着されているか、または前記電子走査プローブが前記ケーブルに装着されているかに依って、前記カメラまたは前記電子走査プローブのいずれかからの漏れ検出情報を評価するものである方法。
  22. 請求項13記載の方法において、共通の車両が前記スプール、前記カメラ信号プロセッサおよび前記電子走査プローブ信号プロセッサを支持するものである方法。
JP2015514982A 2012-06-01 2013-05-31 ビデオ管点検車両への電子走査統合 Active JP6062541B2 (ja)

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