JP2015519112A5 - - Google Patents

Claims (3)

1. 患者の血圧を連続的に監視するためのシステムであって、
   測定サイクル中に患者の動脈の血圧を測定するユニットであって、前記測定サイクルが開始点及び終了点を有し、収縮期圧（ｐ_{ｓｙｓｔｏｌｉｃ}）を前記測定サイクルの前記開始点の時間（ｔ _０ ）において測定し、拡張期圧（ｐ_{ｄｉａｓｔｏｌｉｃ}）を前記測定サイクルの前記終了点において測定するユニットと、
   前記測定サイクル中に患者の心血管系における血圧パルスを検出するデバイスであって、前記測定サイクルの前記開始点近傍の第１のパルスは、振幅値（Ｖ _１ ）を有し、振幅値（Ｖ _２ ）を有する第２のパルスが前記測定サイクル内の前記終了点において検出され、前記測定サイクル中の所定の時間（ｔ _１ ）において、Ｖ _１ が前記検出デバイスによって検出されるとともに第１の圧力（ｐ _１ ）が前記測定ユニットによって測定され、初期圧力低下（Δ _１ ）が、ｐ _{ｓｙｓｔｏｌｉｃ} とｐ _１ との差（Δ _１ ＝ｐ _{ｓｙｓｔｏｌｉｃ} −ｐ _１ ）に等しい補正ファクタである、デバイスと、
   前記収縮期圧（ｐ_{ｓｙｓｔｏｌｉｃ}）を（Ｖ _２ ＋Δ _１ ）と相関付けてそれらの間の相関を設定し、その後、前記相関を使用して前記検出デバイスにより検出されたパルス振幅値（Ｖ_２）の変化を、前記測定サイクルに続く延長時間期間中の収縮期圧（ｐ_{ｓｙｓｔｏｌｉｃ}）の対応する変化の指標として特定するコンピュータと
   を備えるシステム。
2. 患者の血圧を延長時間期間の間に連続的に監視するための方法であって、
   測定サイクル中にユニットで患者の動脈の血圧を測定する工程であって、収縮期圧（ｐ_{ｓｙｓｔｏｌｉｃ}）を前記測定サイクルの開始点の時間（ｔ _０ ）において測定し、拡張期圧（ｐ_{ｄｉａｓｔｏｌｉｃ}）を前記測定サイクルの終了点の時間（ｔ _２ ）において測定する工程と、
   デバイスで患者の心血管系において、それぞれがパルス振幅を有する血圧パルスを検出する工程と、
   所定の時間（ｔ _１ ）においてパルス振幅値（Ｖ _１ ）を検出する工程と、
   コンピュータを使用して、前記所定の時間（ｔ _１ ）において、ｐ _{ｓｙｓｔｏｌｉｃ} からｐ _１ への初期圧力低下（Δ _１ ）を設定する工程と、
   前記時間（ｔ _２ ）において、パルス振幅値（Ｖ _２ ）を検出する工程と、
   前記コンピュータを使用して、パルス差分（Δ _Ｖ （Δ _Ｖ ＝Ｖ _１ −Ｖ _２ ））を圧力差分（Δ _ｐ （Δ _ｐ ＝ｐ _１ −ｐ _{ｄｉａｓｔｏｌｉｃ} ））と直接比較して、Δ _Ｖ のパルス測定基準をΔ _ｐ の圧力測定基準と相関付け、且つ、前記延長時間期間中において、ｐ _{ｓｙｓｔｏｌｉｃ} をＶ _２ ＋Δ _１ と同等とみなし且つｐ _{ｄｉａｓｔｏｌｉｃ} をＶ _１ と同等とみなす工程と
   を含む方法。
3. 延長時間期間の間に患者の血圧を連続的に監視するための触知可能なコンピュータプログラム製品であって、
   プログラム部を備え、前記プログラム部が実行されると、コンピュータが、
   測定サイクルの開始点の時間（ｔ _０ ）において収縮期圧（ｐ _{ｓｙｓｔｏｌｉｃ} ）を測定する工程と、
   所定の時間（ｔ _１ ）においてパルス振幅値（Ｖ _１ ）及び圧力（ｐ _１ ）を検出する工程と、
   前記所定の時間（ｔ _１ ）において、ｐ _{ｓｙｓｔｏｌｉｃ} からｐ _１ への初期圧力低下（Δ _１ ）を設定する工程と、
   前記測定サイクルの終了点の時間（ｔ _２ ）においてパルス振幅値（Ｖ _２ ）を検出する工程と、
   パルス差分（Δ _Ｖ （Δ _Ｖ ＝Ｖ _１ −Ｖ _２ ））を圧力差分（Δ _ｐ （Δ _ｐ ＝ｐ _１ −ｐ _{ｄｉａｓｔｏｌｉｃ} ））と直接比較して、Δ _Ｖ のパルス測定基準をΔ _ｐ の圧力測定基準と相関付ける工程と、
   前記延長時間期間中において、ｐ _{ｓｙｓｔｏｌｉｃ} をＶ _２ ＋Δ _１ と同等とみなし且つｐ _{ｄｉａｓｔｏｌｉｃ} をＶ _１ と同等とみなす工程と
   を行うコンピュータプログラム製品。